[go: up one dir, main page]

JPH07501572A - 酸化防止されたアリールシクロブテンポリマー - Google Patents

酸化防止されたアリールシクロブテンポリマー

Info

Publication number
JPH07501572A
JPH07501572A JP5510234A JP51023493A JPH07501572A JP H07501572 A JPH07501572 A JP H07501572A JP 5510234 A JP5510234 A JP 5510234A JP 51023493 A JP51023493 A JP 51023493A JP H07501572 A JPH07501572 A JP H07501572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electron
tables
formulas
hydrogen
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5510234A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3213000B2 (ja
Inventor
ストキッチ,セオドア エム.,ジュニア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dow Chemical Co
Original Assignee
Dow Chemical Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dow Chemical Co filed Critical Dow Chemical Co
Publication of JPH07501572A publication Critical patent/JPH07501572A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3213000B2 publication Critical patent/JP3213000B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/34Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
    • C08K5/3412Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having one nitrogen atom in the ring
    • C08K5/3432Six-membered rings
    • C08K5/3435Piperidines
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/13Phenols; Phenolates
    • C08K5/134Phenols containing ester groups
    • C08K5/1345Carboxylic esters of phenolcarboxylic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/17Amines; Quaternary ammonium compounds
    • C08K5/18Amines; Quaternary ammonium compounds with aromatically bound amino groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/34Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
    • C08K5/3412Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having one nitrogen atom in the ring
    • C08K5/3432Six-membered rings
    • C08K5/3437Six-membered rings condensed with carbocyclic rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/36Sulfur-, selenium-, or tellurium-containing compounds
    • C08K5/37Thiols
    • C08K5/375Thiols containing six-membered aromatic rings

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 酸化防止されたアリールシクロブテンポリマー本発明はアリールシクロブテン含 有モノマーから製造されるポリマー組成物および前記のポリマーの自動酸化を防 止する方法に関する。
アリールシクロブテンモノマー組成物は熱硬化性および熱可塑性ポリマー組成物 を製造するのに有用である。このようなポリマー組成物は、それらが疎水性、優 れた熱安定性、耐薬品性、および電気絶縁性を示すために高く望まれる。このよ うなポリマー組成物は300℃より高い熱劣化温度を示すことができ、多くの有 機溶剤および水に不溶性であり、IMHzにおいて3.0より低い誘電率を有す る。それ故、それらは、フィルム、コーティング、およびマルチチップモジュー ルおよび他の多層電子回路において中間層の誘電体としての用途を見いだす。
Johnson らはIEEE Transactions On Compo nents、 )lybrids、 andManufacturing Te chnology、 Vol、 13. No、2.1990年6月において、 Cyclotene 3022 (商標)としてメシチレン中で部分重合した溶 液(以下、部分熱重合したDVSまたはDVSプレポリマーとする。)としてD ow Chemical Companyから入手可能な1.3−ビス(2−ビ シクロ[4,2,0]オクタ−1,3,5−トリエン−3−イルエチニル)−1 ,1,3,3−テトラメチルジシロキサン(以下、DVSとする。)のポリマー は、中間層の誘電体として用いられ、薄膜マルチチップモジュールを形成しうる ことを開示している。部分熱重合したDVSはプレポリマー溶液を基材上にスピ ンコーティングし、溶剤を蒸発させ、それから、窒素中において1時間、250 ℃に加熱して重合することにより適用されうる。重合には触媒および/または開 始剤は必要ない。
アリールシクロブテンポリマーは空気にさらされると酸化する。
高い温度において、酸化は促進される。ポリマーが酸化するとき、その電気絶縁 性は劣化する。酸化はポリマーを黄色に変色させ、酷い場合には薄膜中において でさえ琥珀色に変色させる。
アリールシクロブテンポリマーはその周りに酸素バリアーを形成させて封入させ られうる。しかし、このことは高価な二次加工工程を加える。バリアーコーティ ングは、特に熱サイクルの下で破断および/または亀裂を受けやすく、これによ りバリアー保護を損失する。
光学透明性および重要な電気特性、例えば、低誘電率および気密封止包装または バリアーコーティングの使用なしで低い水吸収性を保持するために、空気にさら されたときに酸化を受けにくいアリールシクロブテンポリマー組成物を有するこ とは有利であろう。
本発明は、アリールシクロブテン部分を含む化合物、および、下式の酸化防止剤 化合物、 (ここで、Rは水素、電子求引性または電子供与性基である。)およびそのオリ ゴマー、 5)下式のヒンダードアミン、 (ここで、Rは独立に、水素、電子求引性または電子供与性基であり、 各R+は独立に、水素、電子求引性または電子供与性基であり、但し、同一の炭 素に結合する2つのR+は二重結合によって前記炭素に結合した単一部分を表し てよく、 各R2は独立に、メチル、エチル、n−プロピルまたはイソプロピルである。) を含む組成物であり、前記の酸化防止剤はアリールの側塊の開環により形成され るポリマーの酸化を防止するために有効である。
別の態様において、本発明は、アリールシクロブテン部分の側塊の開環により形 成されるポリマーおよびポリマーの酸化を防止するために充分な量の前記の酸化 防止剤を含む組成物である。
別の態様において、本発明は、モノマー化合物、化合物のプレポリマーもしくは ポリマーにポリマーの酸化を防止するために充分な量の前記の酸化防止剤を加え ることによって1個以上のアリールシクロブテン部分を含む化合物の側塊の開環 により形成されるポリマーの酸化を防止する方法である。
別の態様において、本発明は、アリール/クロブテン部分の側塊の開環により形 成されるポリマーである成分およびポリマーの酸化を防止するために充分な量の 前記の酸化防止剤を含む製品である。
本発明の特徴は、アリールシクロブテン部分の開環の開環により形成されるポリ マーは、前記のポリマーの酸化を防止するために有効な量で前記の酸化防止剤を 含むことである。
本発明の利点は、前記の酸化防止剤はアリールシクロブテン部分の開環の開環に より形成されるポリマーの酸化を防止することである。酸化の抑制は誘電率の増 加およびポリマー中での色の形成および暗色化を遅らせる。更なる利点は、前記 の酸化防止剤は、それらが組成物から沈殿し、分離することなく、結果として有 効でなくなることがないという点で組成物と相溶性であることである。更なる利 点は硬化したフィルムは酸化防止されていない硬化したフィルムと実質的に同一 の誘電率を有しうろことである。更なる利点は硬化したフィルムは酸化防止され ていない硬化したフィルムと実質的に同一の疎水性を有しうろことである。
1つの態様において、本発明の組成物はアリールシクロブテン部分を有する化合 物を含む。1個のアリールシクロブテン部分を有する化合物を、以下にモノアリ ールシクロブテン化合物と呼ぶ。2個以上のアリールシクロブテン部分を有する 化合物を、以下にポリアリールシクロブテン化合物と呼ぶ。アリールシクロブテ ン部分を含む化合物は米国特許第4.724.260号;第4.783.514 号;4.826.997号;4、965.329号;第4.661.193号; 4.642.329号;第4.999.449号;第4、540.763号;第 4.812.588号に記載されている。好ましいモノアリールシクロブテン化 合物は米国特許第4.783.514号に記載されるような1.2−ジ芳香族置 換エチレン系不飽和部分を含み、米国特許第4.826.997号に記載される ようなマレイミド部分を含み、またはアリールシクロブテン部分と反応性の他の 部分を含む。代表的なボリアリールシクロブテンは、米国特許第4.999.4 49号に記載されるようなモノアリールシクロブテン、上記のDVSモノマーお よび前記のモノマーの部分熱重合した組成物の部分重合によって形成される。
本発明の組成物は組成物の有用性を阻害しない他の材料、例えば、アリールシク ロブテン部分、エチレン系不飽和部分、アセチレン系部分を含む他のモノマーの ようなアリールシクロブテン化合物と共重合性のモノマー、および付加重合を経 験しうる他の組成物;発泡剤および難燃剤のような混和性組成物;ガラスおよび 炭素繊維またはアラミド繊維のような有機繊π℃ような補強充填剤;水晶および 粉末シリカのような充填剤;導電および絶縁性用の金属およびセラミック粉末を 含んでよい。
本発明の組成物は部分重合されていてよい。部分重合させるためには、アリール シクロブテン化合物の開環の少なくとも幾つかは開環され、反応して二量体、三 量体および高級オリゴマー並びにポリマーを形成する。しかし、アリールシクロ ブテン化合物の開環の幾つかは部分重合した組成物中で未反応のままである。部 分重合した形を含む混合物は未反応モノマー、オリゴマー、種々の枝分かれコン フィグレーションのポリマーおよびゲル化ポリマー並びに本発明の組成物の任意 成分として上記に記載した材料を含んでよい。好ましくは、部分重合した組成物 はゲル化点までは重合していない。DVSの場合、1500cm−’でテトラリ ン構造の出現、1472cm’て開環または985 cm−’でビニル基の消失 を測定するためにFT−IRを使用しつる。重合および硬化過程を通して一定で ある1254cm−’でのSi−メチルの横ゆれモードのピークに対するこれら のピークの比を測定することにより試験での濃度およびパス長さの相違を打ち消 すことができる。所定の重合方法を用いて、望ましくないゲルを提供する重合度 を実験的に決定し、それがら、続いて行う重合をモニターするためにその数を用 いることができる。
通常にはDVSの場合、35〜40%重合は好ましい。
アリール部分はMorrison and Boyd、Organic Che mistry、3rd ed。
1973に記載されるように(4n+2)πの電子を含む芳香族化合物を意味す る。適切なアリール部分の例はベンゼン、ナフタレン、フェナントレン、アント ラセン、ピリジン、ビアリール部分またはアルキレンもしくはシクロアルキレン 部分によって橋架けされた2個以上の芳香族部分を含む。好ましいアリール部分 はベンゼン、ナフタレン、ビフェニルまたはピリジン部分である。最も好ましい アリール部分はベンゼン部分である。
アリールシクロブテン部分は、ベンゼン環の部分でなくシクロブテン環の2個の 炭素が同一アリール環上で隣接する2個の炭素に直接結合するように1個以上の シクロブテン環が縮合したアリール部分である。代表的な構造は、 アリールシクロブテンの開環は同一アリール環上で隣接する炭素原子に結合した 芳香環中てない2個の炭素、前記の炭素原子間の結合および炭素原子とアリール 環との2個の結合を含む。
アリールシクロブテンは、反応中間体としてオルトキシレン部分を製造しうる2 個の炭素原子間でのこの環の開環によって反応すると考えられる。オルトキシレ ン部分はラジカル反応にも参加しうる。
側環開環反応の特徴は2個の側環炭素とそれらの他の原子との結合の破断である 。
アリールシクロブテンの開環は充分な熱を受けることによって開環しうる。通常 、150°C〜300℃の温度は開環するのに充分でる。重合溶剤、触媒または 開始剤は必要ない。好ましくは、開環の開環は1oop’pmより低い酸素を含 む窒素のような不活性雰囲気中で行われる。
窒素のような不活性雰囲気の赤外線加熱炉にアリールシクロブテンの薄膜フィル ムを通すことによってそれを硬化することもできる。
これは、300℃、20秒および室温より高い温度で3分間の給熱サイクル時間 で92%変換率を可能にするであろう。
電子供与性部分は同一サイトにあるならば水素よりも電子供与性である分子また は核基(nuclear groups)である。電子求引性部分は水素原子に 比較して電子をより容易に引き抜く基である。
適切な電子求引性基の例は=Not 、−CN、−Br、L CJ、F、−Co 2H,−Cot R。
およびアリールである。
適切な電子供与性基の例はアルキル、アリール、アルコキシ、アリーロキシ、ヒ ドロカルビル、ヒドロカルビロキシ、ヒドロカルビルチオ、−0H1−OR,− NH2、−NHRl−NH,を含む。
ヒドロカルビルは炭素および水素原子のみを含むあらゆる有機部分を意味し、ヒ ドロカルビロキシは更にヒドロキシル部分を含む有機部分を意味し、そしてヒド ロカルビルチオは更にチオール部分を含む有機部分を意味する。
本発明の第二の態様において、ポリマーはアリールシクロブテン化合物の開環の 開環によって形成される。このポリマーは自動酸化を受けやすい構造を含む。代 表的な構造はベンジル水素を含む。代表的な構造は、 または (これらは、2つの開環が開環し、互いに反応するときに2つの可能な構造であ る。) および、 (ここで、1個の開環は開環してジェノフィルと反応するオルトキシレンを形成 し、第一の例はオルトキシレンとビニル基の反応により形成された生成物の例で あり、第二の例はオルトキシレンとマチイミドの反応により形成された生成物の 例である。
これらの構造において、ベンジル水素の幾つかは例示の目的で記載される。
記載されるアリールシクロブテンポリマーのフィルムは、不活性雰囲気、例えば 、窒素中で高温、例えば、100℃または200℃に長時間、例えば、200時 間さらされるときに、誘電率またはFT−IRスペクトルの変化はないであろう 。記載のアリールシクロブテンポリマーの薄膜は、酸素含有雰囲気、例えば、空 気中にさらされるときに、それらは黄色になり、誘電率が増加し、FT−I R スペクトルが変化する。酸化したアリールシクロブテンポリマーは酸化していな いアリールツクロブチンポリマーよりも容易に水を吸収する。水含有率のいかな る増加も更なる誘電率の増加を招く。誘電率の変化およびFT−I Rスペクト ルの変化は直接的に相関があり、FT−IRスペクトルの変化を測定することに より誘電率の変化をモニターすることができる。
FT−IRの研究はベンジル水素のサイトは一般に、ポリマーまたはプレポリマ ーの他のサイトよりも酸化を受けやすい。このような研究のために、アリールシ クロブテンポリマーの薄膜は酸化珪素被膜のない裸シリコン基村上に置かれ、酸 化珪素の強い吸収がFT−IRスペクトルの大切な領域を覆わないようにする。
2952.1700.1500.1254またはlosocm−’においてFT −IRバンドをモニターするであろう。1500cm−’での)くンドは、それ がポリマーのテトラヒドロナフタレン構造のための環の変角モードを示すので、 特に有用である。このノくンドのスペクトル吸収は酸化が起こるときにテトラヒ ドロナフタレン構造の濃度の減少とともに減少する。1800〜1600cm− ’、特に1700cm−1での広いバンドはアリールカルボニル部分のための吸 収である。
このバンドの吸収はベンジルカルボニルの濃度とともに増加する。
ポリマー薄膜の酸化の間に、1500cm−’での吸収の減少および1700c m−’での吸収の増加の間の強い相関がある。
アリールシクロブテン部分を含む化合物から製造された薄膜ポリマーコーティン グの「誘電」寿命、即ち、以下で呼ばれる「寿命」は、所定の温度で空気中にお いてポリマーの誘電率が10%増加するためにかかる時間である。これは150 0cm−’でのFT−IR吸収バンドが初期値の80%に減少するためにかかる 時間とおおよその相関がある。それは、また、フィルム厚さで割った1700c m”での吸収が0.02μm−’に達するためにかかる時間にも良好な相関があ る。FT−IRスペクトルの変化は誘電率の変化よりも容易に測定することがで きるので、FT−I Rの変化を寿命の測定に用いられうる。
本発明の好ましいアリールシクロブテン化合物は構造(ここで、各R3は独立に 、C1−6アルキル、シクロアルキル、アラルキル、またはフェニルであり、 各R4は独立に、エチニル、プロペニル、または2−メチルプロペニルであり、 各R5は独立に、C4−6アルキル、メトキシまたはクロロであり、各R6は独 立に、C1−、アルキル、クロロ、またはシアノであり、nは1以上の整数であ り、そして 各qおよびrは独立に0またはlの整数である。)の化合物を含む。
最も好ましい化合物(DVS)は式、 によって表される。
ここで、本化合物の記載はエチレン二重結合についていがなる特定の幾何異性体 または空間配列を決めるものと解釈されるべきでない。ここに開示される方法に より製造される化合物はこれらの二重結合についての位置異性体を含む。
これらのオルガノポリシロキサン橋架はビスベンゾシクロブテンモノマーは、米 国特許第4.812.588号および欧州特許出願公開第0506314号に開 示された方法によって製造されうる。
これらのオルガノポリシロキサン橋架はビスベンゾシクロブテンモノマーは、過 剰の3−または4−ハロベンゾシクロブテン、好ましくは4−ブロモベンゾシク ロブテンと、二末端ビニル、アリル、またはメタリルオルガノポリシロキサン化 合物とを反応させることにより製造されうる。通常、ブロモベンゾシクロブテン のオルガノポリシロキサン橋架は基に対するモル比は少なくとも!、5:1であ ることが望ましく、好ましくは少なくとも2:1である。
好ましくは、ブロモベンゾシクロブテンは式、(ここで、R1はC1−、アルキ ル、メトキシまたはクロロであり、R@はC+−Sアルキル、クロロまたはシア ノであり、各qおよびrは独立に0またはlの整数である。)によって表される 4−ブロモシクロブテンである。好ましいオルガノポリシロキサン化合物は式 (ここで、各R1は独立に、tC+−Sアルキル、シクロアルキル、アラルキル またはフェニルであり、 各R4は独立に、ビニ/l、(−CH=CHt )、7リル(CHt−〇!(= CH2)またはメタリル nは1以上の整数である。)によって表される。
オルガノポリシロキサン化合物のハロベンゾシクロブテンとのカップリング反応 は可能であり、それはオルガノポリシロキサン化合物がビスビニルまたはビスア リル橋架は基であるからである。ビニル位上に少なくとも1個以上の水素を有す るオレフィン系化合物の有機ハロゲン化物による置換反応は知られ、米国特許第 3.922.299号(Heck)に開示されている。
Heckは、第VIII族金属、三価のヒ素もしくは燐化合物および可溶性トリ アルキルアミンの存在下で、アリールハリドとオレフィン系化合物との置換反応 を開示している。この反応はビニルもしくはアリル位上の水素を有機化合物で置 換する。例えば、最も好ましいビスベンゾシクロブテンモノマーは、酸スカベン ジヤーとして作用するトリエチルアミンに加えて、触媒量のパラジウムアセテー トおよびトリ(オルト−トルイル)ホスフィンの存在下で約2モルのブロモベン ゾシクロブテンと約1モルの1.3−ジビニル−1,1゜3.3−テトラメチル ジシロキサンとを反応させることにより製造されうる。
オルガノポリシロキサンおよびそれらを製造する方法は知られ、米国特許第3. 584.027号;第3.701.195号;第3.770.768号;オヨび 第3.803.196号に開示されている。ベンゾシクロブテンの製造法は米国 特許第4.822.930号および第4.891.455号およびLoydらの Tetrahedron、 Vol、 21. pp、 245〜254(19 65)の253頁に開示されている。
好ましい七ツマ−の製造手順に次いで、主成分としてジビニルテトラメチルジシ ロキサン−ビス−ベンゾシクロブテンモノマーを含む混合物を得るであろう。こ のモノマー混合物は低い粘度を有する。
アリールシクロブテンの部分熱重合は、融点および硬化温度の間のより広い温度 範囲およびより望ましい粘度のような使用により望ましい特性を有しうるプレポ リマーを形成する。プレポリマーはその密度を保持し、硬化時にモノマーよりも 収縮しない。プレポリマーは硬化したポリマー組成物を製造するために用いられ つる。
もしアリールシクロブテンが既に液体でないならば、それはしばしば重合前に加 熱時に液体に溶融するであろう。溶融したアリールシクロブテン化合物は、通常 、低い粘度を有する。重合が進行するに連れて、アリールシクロブテン化合物の 反応混合物はより粘性になる。
プレポリマーは反応した、および反応していない重合サイトの両方を含むであろ う。それは完全に未反応のアリールシクロブテン化合物、オリゴマーおよび硬化 したポリマー並びにアリールシクロブテン化合物中に含まれる他の未反応材料を 含みつる。
部分熱重合によってプレポリマーを形成する1つの方法において、ある量のアリ ールシクロブテン化合物は重合を開始し、持続するのに充分な温度に加熱される 。アリールシクロブテン化合物はあらゆる種類の放射線、例えば、X−線または 電子線によって、または重合を導きうるあらゆる方法によって部分重合されうる 。電子線またはX−線による重合は、AgeRite (商標) MAのような グループ4)に示した酸化防止剤を既に含む組成物には推薦されない。
部分熱重合は広い範囲の温度で行われうる。より低い温度では、過程はより長い 時間がかかるであろう。部分熱重合はアリールシクロブテンを重合するために有 効な温度において行われる。このような温度は好ましくは1500Cより高く、 220 ℃より低い。反応混合物は、溶融したアリールシクロブテン化合物の初 期粘度より高く、且つ、部分重合した組成物の使用をより有効にする適切な粘度 に達した後に熱から除去される。
粘性の部分熱重合した組成物はフィルムとして用いられることができ、ここで、 有効量の熱重合した組成物は表面に適用され、次いて更に重合される。または、 部分重合した組成物は適切な溶剤と混合されうる。それから溶液は表面に適用さ れ、溶剤を蒸発させ、部分重合した組成物を更に重合してポリマーフィルムを提 供することができる。
部分熱重合したDVSを形成するためのDVSの部分熱重合は、DVSを窒素下 で195℃で2時間加熱するが、または窒素下で170℃で22時間加熱するこ とによって行われうる。最も好ましくは、DVSは2’O〜24時間160−1 80’Cで加熱され、攪拌され、ポリスチレン標準に対してゲルパーミェーショ ンクロマトグラフィーで測定して30〜35,000の重量平均分子量に達する 。
部分熱重合したDVSおよび完全に硬化したDVSは式、(ここで、テトラリン 構造は、1個のビニル基および1個の開環が開環したベンゾシクロブテン部分の ディールスアルダー反応とによって形成される。)の即位を含みうる。
ベンゾシクロブテンによって基材をコーティングするときに、定着剤を用いるこ とは望ましいてあろう。適切な定着剤はトリエトキシビニルシラン(CAS#7 8−08−0)および、例えば、米国特許第4.831.172号に教示される ような他のオルガノシロキサン定着剤を含む。
定着剤は、ポリマーを無機表面に結合するときに最も有利に用いられる。定着剤 はアリールシクロブテン官能価を含む化合物の適用の前に表面にコートされるか 、または、アリールシクロブテン官能価を含む化合物と混合され、そして適用さ れ′Cもよい。好ましくは、トリエトキシビニルシロキサン定着剤は薄膜コーテ ィングとし、て表面に適用され、溶液中の部分熱重合したDVSはその上にコー トされる。それから、溶剤除去後、定着剤および部分熱重合したDVSは少なく ともゲル化点を越えてDVSを重合するために充分な条件を受ける。
いる。ゲル化点はモノマーから完全に硬化したポリマーへの重合に重要な点であ ると記載されている。ゲル化点前に、ポリマーは良好な溶剤に可溶性である。そ れはゾルと呼ばれ、たとえ高度に粘性であっても液体である。ゲル化点を越えて 、ポリマーは良好な溶剤中でさえ完全には可溶性でない。しかし、低分子量フラ クション(ゾルフラクション)は抽出されうる。
好ましくは、ゲル化点は、1部のポリマーが100部の膚、好な溶剤中にその沸 点で完全に溶解(7ない点とj7て定義されうる。良好な溶剤はトルエン、キシ レン、メシチレンのような芳香族炭化水素、:ペンタン、ヘキサンのような脂肪 族炭化水素、:N−メチルピロリドンおよびメチルエチルケトンのようなへテし 1原子含有炭化水素を含む。より好ましくは、ゲル化点は1部のポリマーが10 0部のキシレン中にその沸点で完全に溶解しない点と(7て定義されうる。
酸化防止剤および安定剤は、0xdation Inhibition In  OrganicMatertals、 Ed、 Po5pisilおよびKle mchuk、 CRCPress、toe、、 BoeaRaton、 Flo rida、1990に開示されているような種々の公知材料から選択されつる。
それをここに引用により取り入れる。
本発明に有用な酸化防止剤はアリールシクロブテンの開環の開環により製造され るポリマーの自動酸化を防止するために有効である。
代表的な酸化防止剤は、 1)下式の化合物、 (こねは公称4.4′−ビス(α−メチルベンジル)シフ2ニルアミンであり、 GoodyearからWingstay (商標)29として市販である。)2 )下式の化合物、 (これは公称テトラキス[メチレン(3,5−ジーt・・−ブチル−4−ヒドロ キシ)ヒドロシンナメー トコメタン(CAS No、6683−19−6)で あり、C1ba GetgyからIrganox (商標> 1oioとして市 販である。) 3)下式の化合物、 (これは公称チオジエチレンビス−(3,5−ジー1−ブチル・−4−ヒドロキ シ)ヒドロシンナメート(CAS No、41.484−35−9)であり、C 1ba Geigyからlrganox (商標) 1035として市販である 。) 4)下式の化合物、 (ここで、Rは水素、電子求引性または電子供与性基である。)およびそのオリ ゴマー、 を含む。好ましくはRは水素であるが、化合物の酸化防止剤活性を阻害しないあ らゆる置換基であってもよい。好ましいR置換基はフェニル、C+−t。アルキ ルおよびアルコキシである。
この群は式 (ここで、Rは上記に記載の通りであり、nは0〜6である。)のオリゴマーを 含む。
Rが水素である2、2. 4−)リンチル−1,2−ジヒドロキノリンは約3〜 約4 (nは1または2である)の重合度のオリゴマーとしてR,T、 v31 derbiHからAgeRite (商標) MAとして入手可能である。
式 %式% リン(ここで、Rはエトキシである。)はVulnaxからPermanax  (商標) ETMQとして入手可能である。
式 %式% リン(ここで、Rはドデシルである。)はMon5antoから5antori ex(商標) DDとして入手可能である。 上記に引用したオリゴマーはB、 F、GoodrichからGoodrite (商標) 3140またはAge Rrte (商標)MAX9タイプとして入手可能であり、ここで、製造者は末 端ビニル基を除去すると言い、nはO〜6である。
代表的な酸化防止剤は 5)式 のヒンダードアミン(ここで、Rは水素、電子求引性基または電子供与性基であ り、但し、同一炭素に結合する2個のR’は二重結合によって前記の炭素原子に 結合された単一の部分を表してよく、各R2は独立に、メチル、エチル、n−プ ロピルまたはイソプロピルである。)をも含む。
これらの化合物は、0xidation Inhibition In Org anic Materials。
Ed、Po5pisil、 J、およびKlemchuk、 P、P、、 CR CPublishing、 Boca1’1aton、 Florida、19 90. Vol、II、 pp、1〜28に記載されるようにヒンダードアミン 光安定剤と呼ばれる公知の分類に属する。これをここに引用により取り入れる。
構造は1または2個の窒素原子および4または5個の炭素原子を有し、およびヒ ンダード窒素原子に隣接する炭素原子上には水素を有しない6員環を含む。
これらの化合物の製造のために、公知の条件下でアセトンまたは他の適切なケト ンをアンモニアと反応させてトリアセトンアミンまたはその誘導体を形成させる ことができる。それからこれを下式、のアルコールを製造するために還元する。
官能基に変換しうる。
代表的な構造は、 H3 (これはCiba−GeigyからTinuvin (商標)144として入手 可能である。) (これはCiba−GeigyからTinuvin (商標)292もしくはT inovin(商標)765として、または5ankyo Co、 Ltd、か ら5anol (商標)LS−292として入手可能である。)(これはCib a−GeigYからTinuvtn (商標)770として、または3anky 。
Co、 Ltd、から5anol (商標)LS−770として入手可能である 。)(これはCiba−Geig)’からTinuvin(商標)622として 入手可能である。)(これはAmerican Cyanamid Co、から Cyabsorb (商標) UV−3346として入手可能である。) (これはMontefluos(米国およびカナダではBorg−Warner )から5pinuvex (商標)A−36として入手可能である。)(これは B、 F、 GoodrichからGoodrite (商標) 3034とし て入手可能で(これはCiba−GeigyからChimassorb (商標 )944として入手可能である。) (これはCiba−GeigyからTinuvin (商標)622としてポリ マーとして入手可能である。)、および、 であり、Ci ba−Ge i gyからChimassorb (商標’)  119FLとして入手可能酸化防止剤は、アリールシクロブテンの開環の開環に より形成されるポリマーの酸化を防止するのに有効な方法でアリールシクロブテ ン部分を含む化合物に加えられる。酸化防止剤は液体または固体の形でアリール シクロブテンモノマーと組み合わされてよい。アリールシクロブテンモノマーお よび酸化防止剤は両方とも相互溶剤中に溶解されうる。酸化防止剤は液体のアリ ールシクロブテンモノマー中に溶解されうる。アリールシクロブテンモノマーが 加熱されて重合するときに、酸化防止剤はそれと均一に混合上ポリマーとの親密 な接触を維持しうる。
酸化防止剤はアリールシクロブテン部分を含む部分重合した化合物に加えられう る。アリールンクロブテンブレポリマーおよび酸化防止剤の両方は相互溶剤中に 溶解されつる。酸化防止剤は液体の部分重合したアリールシクロブテンモノマー 中に溶解しうる。部分重合したアリールシクロブテンモノマーが加熱されて重合 するときに、酸化防止剤はそれと均一に混合し、ポリマーと親密な接触を維持す る。
好ましくは、アリールシクロブテン部分の開環の開環により形成されたポリマー に有効な酸化防止剤は、分解、ブルーミング、蒸発またはアリールシクロブテン 部分を含むモノマーとの不利な反応なしにポリマー硬化の後まで残存するであろ う。AgeRite(商標> MAは、それを含むモノマーまたはプレポリマー が電子線照射を用いて重合されるならば、実質的に劣化を受けうる。
酸化防止剤は、アリールシクロブテンの開環の開環により形成されたポリマーの 酸化を防止するために有効な量でアリールシクロブテン部分を含む化合物中に加 えられる。下限は酸化寿命の測定可能な延長を得るために必要な量によって決め られる。上限は許容されないレベルにポリマー特性を低減する、または更なる酸 化防止剤が有用な寿命を延長しない酸化防止剤の量によって決まる。好ましい量 はアリールシクロブテンを含む化合物を基準に0.1〜10重量%の酸化防止剤 の範囲である。より好ましい量はアリールシクロブテンを含む化合物を基準に0 .5〜6重量%の酸化防止剤の範囲である。最も好ましいDVSの量はDVSを 基準に1〜4重量%のAgeRite(商標)MA酸化防止剤の範囲である。
DVSポリマーは薄膜誘電体として主要な用途を見いだすので、イオン汚染は好 ましくは避けられる。AgeRite (商標)MA酸化防止剤は塩化ナトリウ ムを含み、これはアリールシクロブテン部分を含む化合物への添加の前に除去さ れることを推薦する。それは酸化防止剤を水と接触させて塩化ナトリウムを抽出 することにより除去されうる。好ましくは、それは抽出を促進するためにメシチ レンのような有機溶剤中に溶解される。それから、酸化防止剤はデカンテーショ ン、真空蒸留、および/または凍結乾燥により溶剤および水から単離されうる。
次の実施例は本発明を例示するために与えられ、いかなる方法でもそれを制限す ると解釈されるべきでない。特に指示がないかぎり、全ての部およびパーセント は重態基準で与えられる。
で表されるビスベンゾシクロブテンモノマーの製造還流冷却器および磁気撹拌棒 を装備した50cm”の20丸底フラスコ中の3.0g (1,64xlO−” m)の4−ブロモベンゾシクロブテン、1.52g (8,2xlO”’m)の 1. 3−ジビニル−1,I、3.3−テトラメチルジシロキサン、1.66g (1゜64xlO−2)のトリエチルアミン、0.152g (5,0xlO− ”m)のトリーo−トリルホスフィン、72mg (3,21xlO−’m)の パラジウム(11)アセテート、および10cm3のアセトニトリルの溶液を2 4時間加熱還流する。24時間後、反応混合物を室温に冷却し、それから60C m’の10%塩酸水溶液中に注ぐ。得られた混合物を2つの部分の50cm3の メチレンクロリドで抽出し、混合したメチレンクロリド溶液を3つの部分の10 0 cm3の水で洗浄する。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、 真空中で蒸発させて黄色の油を生じる。油をヘプタン中20%のトルエンで溶出 してシリカゲル上でクロマトグラフィーにかける。製品をカラムから取り出し、 溶剤を除去して無色の油を生じる。逆相高性能クロマトゲラフィーバ1つの主要 成分を有する混合物を示す。
H’ NMR(CDCIs )7.3〜6. 1 (m、l OH)、3. 2 (s、8H) 、0.2 (s、l 2H)I)pm。
に対応するビスベンゾシクロブテンモノマーの製造(a)q=3、 還流冷却器、窒素インレットおよび磁気撹拌棒を装備した25cm″フラスコ中 に、m−ジブロモベンゼン(1,Og、4.2xlO−’m) 、m−ジビニル ベンゼン(2,75g、 2. I x 10−’m)、トリーn−ブチルアミ ン(8,4x 10−”m)、トリーo−トリルホスフィン(64mg、2.  1 x l O−’m) 、パラジウム(11)アセテート、(20mg、8.  4 x 10−’m)およびアセトニトリル(10cm”)をチャージする。
この混合物を窒素下で攪拌し、2時間加熱還流する。このグレーのスラリーを室 温に冷却し、10%塩酸水溶液60cm’中で攪拌する。得られた沈殿物を濾過 により回収し、水で洗浄し、空気乾燥する。この生成物をエチルアセテート中に 溶解し、濾過し、溶剤を蒸発させて黄色の残留物を生じる。
残留物のへブタンからの再結晶化により、0.6g(42%収率)の式 の化合物を得る。以下でこれを二末端オレフィンと呼び、それは105℃の融点 を有する。
還流冷却器、窒素インレットおよび磁気攪拌棒を装備した25cm′フラスコ中 に、4−ブロモベンゾシクロブテン(1,5g、8XIO−”モル)、バートA からの二末端オレフィン(1,34g。
4xlO−2モル)、トリーn−ブチルアミン(1,8g、9.7x10−”モ ル)、トリー〇−トリルホスフィン(62mg、4.0x10−’モル)、パラ ジウム(11)アセテート、(18mg、8.0x10−”モル)およびアセト ニトリル(5cm’)をチャージする。
この反応混合物を窒素下で4時間加熱還流する。この混合物を室温に冷却し、1 0%塩酸水溶液60cm”中で攪拌する。この沈殿物を濾過により回収し、水で 洗浄し、空気乾燥する。それから、乾燥した沈殿物を150 Cm”の沸騰トル エンに溶解し、高温で濾過し、冷却して310mgのq=3の生成物を生じる。
モノマーは180〜215℃の融点を有する。
(b)q=1、 還流冷却器、窒素インレットおよび磁気攪拌棒を装備した25cm3フラスコ中 に、4−ブロモベンゾシクロブテン(1,50g。
8.0xlO−’モル)、m−ジビニルベンゼン(4,0xlO−3モル)、ト リーローブチルアミン(1,8g、9.7xlO−3モル)、トリー〇−トリル ホスフィン(62mg、4.0xlO−’モル)、パラジウム(11)アセテー ト、(18mg、8.0xlO−’″モルおよびアセトニトリル(50mりをチ ャージする。この反応混合物を窒素下で4時間加熱還流する。この固化した混合 物を室温に冷却し、10%塩酸水溶液60 cm’中で攪拌する。得られた沈殿 物を濾過により回収し、水で洗浄し、空気乾燥する。
この沈殿物を75cm1の沸騰エチルアセテートに溶解し、高温++aC:手順 B (b)のメタ−ジビニルベンゼンから誘導されるビスベンゾシクロブテン化 合物からの部分重合した組成物手順B (b)のモノマー試料1gを毎分1 ’ Cの速度で189℃〜222℃に加熱する。部分重合した組成物は220’Cに おいて24あり、180℃〜190’cにおいてゲル状になった。部分重合した 記載の酸化防止剤を、The Dow Chemical Companyがら Cyclotene3022 (商標)としてメシチレン中の溶液として入手可 能な部分重合した1、3−ビス(2−ビシクロC4,2,0]オクタ−1,3゜ 酸化防止剤を含まない対照試料は比較の目的で用いらる。これらの溶液を酸化物 を含まないシリコンウェハー上に約10ミクロンのポリマーコーティングを生じ るような厚さでスピンコードする。
コーティング厚さは溶液の粘度、スピン速度、およびスピン時間を選択すること によって制御されうる。粘度は溶液中のプレポリマーの濃度を調整することによ って制御されうる。好ましくは、メシチレン中に55%DVSプレポリマーおよ びプレポリマーの重量基準で1%の酸化防止剤を含む溶液はシリコンウェハー上 に塗られる。
それからウェハーを500rpmで3秒間スピンし、それから5000rpmで 30秒間スピンしてプレポリマーを均一に広げる。
フィルムをスピンコーティングした後、溶液を蒸発させ、フィルムを窒素雰囲気 下(好ましくは1100ppより低い酸素を含む)で250℃において1時間、 熱硬化させる。それから、硬化したポリマーコートされたウェハーを記載の温度 でエアーパージされた炉中に入れ、周期的に取りだしてFT−IRスペクトル吸 収測定を得る。
フィルムの寿命は1500 cm−’での吸収が初期値の80%に達するのにか かる時間を基礎とする。このバンドはベンジル水素を含むテトラリンの存在を示 す。比較は、これが薄膜フィルム誘電体において関心事の実際の指標である誘電 率の10%増加に対応することを示している。
シリコンウェハーの使用は透明なウェハーおよびポリマーフィルムを通してフィ ルムの劣化なしに吸収スペクトル測定を取ることを可能にする。
この内容での吸収測定は、 A= I o gT により与えられる定義を意味し、ここで、Tは透過率であり、Aは吸収率である 。
透過率は、 T=1./I。
により定義され、ここでI、は硬化したポリマーてコートされたシリコンウェハ ーを透過する光の強度であり、■、は単独のシリコンウェハーを透過する光の強 度である。
1500cm’での吸収バンドは、通常、0吸収での局所ベースラインを有しな い。それ故、1500cm−’での吸収バンドは、局所スペクトルベースライン としての2点を引いた線と比較して測定される。1520cm−’および147 0cm−’は局所ベースラインを決めるために用いられうる。
100℃における対照試料の寿命は3500時間を上回る。125℃および15 0℃の炉の温度において、記載の酸化防止剤を1重量%含む硬化したDVSの寿 命を表■に示す。
表! ポリマー/酸化防止剤の寿命 ■、*対照 97 450 2、*AgeRite 94 447 Sjalite (商標) (Vanderb i I t) 3、*ビス(ジフェニル 95 440ホスフイノ)メタン 4 、* Irganox (商標)107695 456(Ciba−Gei gy) 5、*AgeRite DPPD I O0482(Vanderbilt) 6 、* Irganox (商標) 8215 108 528(Ciba− Geigy) 7、 Wingstay (商標)29 121 669(Goodyear) 8、 !rganox (商標’J 1035 127 631(Ciba−G eigy) 9、 lrganox (商標) 1010 131 678(Ciba−Ge igy) 10、AgeRite MA 431 2790(Vanderbilt) *は本発明の実施例でない。
同様に、種々の他の酸化防止剤はスクリーンされる。空気への暴露は170℃に おいて炉中で行われ、従って、時間は表1よりも短い。DVSプレポリマー溶液 にプレポリマーの重量基準で1重量%で各酸化防止剤を加える。酸化防止剤を含 まない4種の対照試料を比較のために用いる。溶液を約10ミクロンの厚さのポ リマーコーティングを生じるような厚さで酸化物を含まないシリコンウェハー上 にスピンコーティングする。
フィルムをスピンコーティングした後、溶剤を蒸発させ、窒素雰囲気下で(好ま しくはlooppmより低い酸素を含む)250℃において1時間、フィルムを 熱硬化させる。それから、硬化したポリマーでコートされたウェハーを170℃ で空気パージした炉に入れ、周期的に取りだしてF’l−I Rスペクトル吸収 測定を得る。
フィルムの寿命は1700cm−’での吸収がフィルム厚さに対する比として表 して0.02ミクロン−Iに達するのにかかる時間を基礎とする。この比は誘電 率の10%増加に対応することが示されている。試験温度がより高いから、寿命 は表■に示した寿命よりも低い。結果を表IIに示す。
表II ポリマー/酸化防止剤 試料 170℃での寿命(時間) 11a *対照 30 11b *対照 28 11c *対照 28 1id *対照 31 12 AgeRite (商標> MA l 3613 Chimaasorb  (商標) 944 10214 Cyasorb (商標) UV−3346 9515Tinuvin (商標)144 6516 Tinuvin (商標 ) 292 4717 *6−ドデシル−1,2−ジヒドロ 35−2.2.4 −トリメチルキノリン 18 *Tinuvin (商標’) 770 3219 *Tinuvin  (商標) 622 2920 *6−エトキシー1.2−ジヒドロ−282,2 ,4−トリメチルキノリン *本発明の実施例でない。
これらの酸化防止剤の幾つかがこの系においてそれ自体で機能し損なう理由は、 酸化防止剤がプレポリマー溶液中に可溶性でない、または酸化防止剤が硬化過程 の高い温度下で揮発する、もしくは分解するためであると期待される。試験され たのと同様な系において酸化を防止する能力と関係ないこれらの特性のために、 本発明の範囲の酸化防止剤はこの使用において機能を試験されなければならない 。
同様に、Agerite (商標) MAは手順Cにおいて製造されたプレポリ マーのための酸化防止剤として試験される。空気への暴露は170℃において炉 中で行われる。酸化防止剤をプレポリマー溶液(こ、プレポリマーの重量基準で 1重量%で加える。溶液を、約10ミクロンポリマーコーティングを生じるよう な厚さで酸化物を含まな(1シリコンウエハー上にコーティングする。
フィルムをスピンコードした後、溶剤を蒸発させ、窒素雰囲気下(好ましくは1 100ppより低い酸素を含む)で250℃におI、箋て1時間、フィルムを熱 硬化させる。硬化したポリマーでコートされたウェハーを170℃において空気 パージした炉に入れ、周期的に取りだしてFT−IRスペクトル吸収測定を得る 。
フィルムの寿命はフィルム厚さに対する比として表される1700cm−’での 吸収が0.02ミクロン−1に達するのに必要な時間を基礎とする。結果を表I IIに報告する。
表III ポリマー/酸化防止剤寿命 試料 170℃における寿命(時間) 21 *対照 6 22 AgeRite MA (商標)15*は本発明の実施例でない。
この試験において安定化したポリマーは、ビニル基が完全(こ反応していないと いう点て他の試験において試験したポリマーと異なる。
従って、これらのビニル基は酸化を受けるので、得られた時間(よ他のポリマー に比較してかなり短い。
同様に、AgeRite (商標) MAは、プレポリマーの重量基準で表I■ に示される重量%でCyclotene 3022 (商標)プレポリマー用の 酸化防止剤として試験された。
溶液を、約10ミクロンポリマーコーティングを生しるような厚さで酸化物を含 まないシリコンウェハー上にコーティングする。フィルムをスピンコードした後 、溶剤を蒸発させ、表IVに示す照射量の電子線を用いてフィルムを部分硬化さ せる。
示した電子線照射量をフィルムに照射した後、窒素雰囲気下(好ましくは110 0ppより低い酸素を含む)で250℃において1時間、フィルムを熱硬化させ る。硬化したポリマーでコートされたウェハーを150℃において空気パージし た炉に入れ、周期的に取りだしてFT−IRスペクトル吸収測定を得る。
フィルムの寿命はフィルム厚さに対する比として表される1700cm−’での 吸収が0.02ミクロン−1に達するのに必要な時間を基礎とする。結果を表I Vに報告する。
表IV ポリマー/酸化防止剤寿命 酸化防止剤濃度 電子線照射量 150℃での寿命(wt%) (マイクロクロ ーン) (時間)23 $0 0 102 26 *0 200 96 29 *0 1200 96 本本発明の実施例でない。
これらの結果は、電子線硬化がAgeRite(商標) +11Aの酸化防止効 果に悪影響を有することを示す。しかし、全ての場合において、AgeRite (商標) MAを含むポリマーはそれを含まないポリマーよりも熱的に安定であ る。
完全に水素化DVSポリマーおよび他の完全に飽和のビスベンゾシクロブテンポ リマーでの試験は、ポリマー寿命の同様な延長が得られることを示す。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.アリールシクロブテン部分を含む化合物および下式の酸化防止剤化合物、 1)▲数式、化学式、表等があります▼2)▲数式、化学式、表等があります▼ 3)▲数式、化学式、表等があります▼4)▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素、電子求引性基または電子供与性基である。)おおよびそのオ リゴマー、; 5)下式のヒンダードアミン、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素、電子求引性基または電子供与性基であり、各R1は独立に、 水素、電子求引性基または電子供与性基であり、但し、同一炭素に結合する2個 のR1は二重結合によって前記の炭素に結合する単一部分を表してもよく、各R 2は独立に、メチル、エチル、n−プロピルまたはイソプロピルである。)を含 む組成物であって、前記の酸化防止剤はアリールシクロブテンの側環の開環によ り形成されるポリマーの酸化を防止するのに有効である組成物。
  2. 2.酸化防止剤が下式の化合物、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素、電子求引性基または電子供与性基である。)またはそのオリ ゴマーである請求項1に記載の組成物。
  3. 3.酸化防止剤が、2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン、その オリゴマー、または末端ビニル基が除去されたそのオリゴマーからなる群より選 ばれる請求項2に記載の組成物。
  4. 4.酸化防止剤が、約重合度3または4の2,2,4−トリメチルー1,2−ジ ヒドロキノリンのオリゴマーである請求項3に記載の組成物。
  5. 5.アリールシクロブテン部分を含む化合物が、下式、▲数式、化学式、表等が あります▼ の化合物であるDVS、またはそのプレポリマーもしくはそのポリマーである請 求項4に記載の組成物。
  6. 6.アリールシクロブテン部分を含む化合物が部分熱重合したDVSプレポリマ ーである請求項5に記載の組成物。
  7. 7.アリールシクロブテン化合物の側環の開環により形成されるポリマーおよび 下式の酸化防止剤化合物、3)▲数式、化学式、表等があります▼4)▲数式、 化学式、表等があります▼(式中、Rは水素、電子求引性基または電子供与性基 である。)およびそのオリゴマー、 5)下式のヒンダードアミン ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素、電子求引性基または電子供与性基であり、各R1は独立に、 水素、電子求引性基または電子供与性基であり、但し、同一炭素に結合する2個 のR1は二重結合によって前記の炭素に結合した単一部分を表してよく、 各R2は独立に、メチル、エチル、n−プロピルまたはイソプロピルである。) を含む組成物であって、前記の酸化防止剤は酸化を防止するのに有効である組成 物。
  8. 8.1個以上のアリールシクロブテン部分を含む化合物の側環の開環によって形 成されるポリマーの酸化を防止する方法であって、前記化合物、前記化合物の部 分重合したプレポリマーまたは前記化合物のポリマーに、前記ポリマーの酸化を 防止するのに充分な量の酸化防止剤を加えることによる方法であって、前記の酸 化防止剤は、1)▲数式、化学式、表等があります▼2)▲数式、化学式、表等 があります▼3)▲数式、化学式、表等があります▼4)▲数式、化学式、表等 があります▼(式中、Rは水素、電子求引性基または電子供与性基である。)お よびそのオリゴマー、 5)下式のヒンダードアミン、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素、電子求引性基または電子供与性基であり、各R1は独立に、 水素、電子求引性基または電子供与性基であり、但し、同一炭素に結合する2個 のR1は二重結合によって前記の炭素に結合した単一部分を表してよく、 各R2は独立に、メチル、エチル、n−プロピル、またはイソプロピルである。 )からなる群より選ばれる方法。
  9. 9.アリールシクロブテン部分の側環の開環により形成されるポリマーである成 分およびポリマーの酸化を防止するのに充分な量の酸化防止剤を含む製品であっ て、前記の酸化防止剤は、1)▲数式、化学式、表等があります▼2)▲数式、 化学式、表等があります▼3)▲数式、化学式、表等があります▼4)▲数式、 化学式、表等があります▼(式中、Rは水素、電子求引性基または電子供与性基 である。)およびそのオリゴマー、 5)下式のヒンダードアミン、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素、電子求引性基または電子供与性基であり、各R1は独立に、 水素、電子求引性基または電子供与性基であり、但し、同一炭素に結合する2個 のR1は二重結合によって前記の炭素に結合した単一部分を表してよく、 各R2は独立に、メチル、エチル、n−プロピル、またはイソプロピルである。 )からなる群より選ばれる製品。
JP51023493A 1991-11-27 1992-11-23 酸化防止されたアリールシクロブテンポリマー Expired - Lifetime JP3213000B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US800,787 1977-05-26
US07/800,787 US5185391A (en) 1991-11-27 1991-11-27 Oxidation inhibited arylcyclobutene polymers
PCT/US1992/010173 WO1993011189A1 (en) 1991-11-27 1992-11-23 Oxidation inhibited arylcyclobutene polymers

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07501572A true JPH07501572A (ja) 1995-02-16
JP3213000B2 JP3213000B2 (ja) 2001-09-25

Family

ID=25179359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51023493A Expired - Lifetime JP3213000B2 (ja) 1991-11-27 1992-11-23 酸化防止されたアリールシクロブテンポリマー

Country Status (10)

Country Link
US (1) US5185391A (ja)
EP (1) EP0614474B1 (ja)
JP (1) JP3213000B2 (ja)
KR (1) KR100249583B1 (ja)
CA (1) CA2121051A1 (ja)
DE (1) DE69229558T2 (ja)
MY (1) MY110821A (ja)
SG (1) SG44646A1 (ja)
TW (1) TW221702B (ja)
WO (1) WO1993011189A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008516072A (ja) * 2004-10-13 2008-05-15 ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド ベンゾシクロブテン系ポリマー配合物、及び酸化環境内での該配合物の製造方法
JP2015095659A (ja) * 2013-11-14 2015-05-18 ローム アンド ハース エレクトロニック マテリアルズ エルエルシーRohm and Haas Electronic Materials LLC ギャップ充填方法
JP2016196633A (ja) * 2015-04-06 2016-11-24 ローム アンド ハース エレクトロニック マテリアルズ エルエルシーRohm and Haas Electronic Materials LLC ポリアリーレンポリマー

Families Citing this family (42)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5411969A (en) * 1993-04-16 1995-05-02 Bristol-Myers Squibb Company Antihyperlipidemic/antioxidant dihydroquinolines
US5532817A (en) * 1994-10-03 1996-07-02 The Dow Chemical Company Method of optical inspection
US5994489A (en) * 1994-10-24 1999-11-30 The Dow Chemical Company Adhesion promoter and self-priming arylcyclobutene resin compositions
US5668210A (en) * 1994-10-24 1997-09-16 The Dow Chemical Company Adhesion promoter and self-priming arylcyclobutene resin compositions
US6184284B1 (en) 1998-08-24 2001-02-06 The Dow Chemical Company Adhesion promoter and self-priming resin compositions and articles made therefrom
US6361926B1 (en) 1998-10-23 2002-03-26 The Dow Chemical Company Acid functional polymers based on benzocyclobutene
US6420093B1 (en) 2000-02-02 2002-07-16 The Dow Chemical Company Toughened benzocyclobutene based polymers and their use in building-up printed wiring boards
US6903505B2 (en) 2001-12-17 2005-06-07 General Electric Company Light-emitting device with organic electroluminescent material and photoluminescent materials
US6891330B2 (en) * 2002-03-29 2005-05-10 General Electric Company Mechanically flexible organic electroluminescent device with directional light emission
US20050181212A1 (en) * 2004-02-17 2005-08-18 General Electric Company Composite articles having diffusion barriers and devices incorporating the same
US20060208634A1 (en) * 2002-09-11 2006-09-21 General Electric Company Diffusion barrier coatings having graded compositions and devices incorporating the same
US7015640B2 (en) * 2002-09-11 2006-03-21 General Electric Company Diffusion barrier coatings having graded compositions and devices incorporating the same
US7449246B2 (en) * 2004-06-30 2008-11-11 General Electric Company Barrier coatings
US6809781B2 (en) * 2002-09-24 2004-10-26 General Electric Company Phosphor blends and backlight sources for liquid crystal displays
US7019093B2 (en) * 2002-10-18 2006-03-28 Dow Global Technologies Inc. Aqueous developable, photosensitive benzocyclobutene-based oligomers and polymers with high moisture resistance
US7585785B2 (en) * 2003-02-05 2009-09-08 Dow Global Technologies Sacrificial benzocyclobutene copolymers for making air gap semiconductor devices
US8034419B2 (en) * 2004-06-30 2011-10-11 General Electric Company Method for making a graded barrier coating
US20090110892A1 (en) * 2004-06-30 2009-04-30 General Electric Company System and method for making a graded barrier coating
JP2008507276A (ja) * 2004-07-23 2008-03-13 ポルノクス コーポレーション 抗酸化マクロモノマーおよび抗酸化ポリマー、ならびにその製造方法および使用方法
US8143360B2 (en) * 2004-10-13 2012-03-27 Dow Global Technologies Llc Aqueous developable benzocyclobutene-based polymer composition and method of use of such compositions
EP1828104A1 (en) 2004-12-03 2007-09-05 Polnox Corporation Synthesis of aniline and phenol-based antioxidant macromonomers and corresponding polymers
EP1861484A2 (en) 2005-02-22 2007-12-05 Polnox Corporation Nitrogen and hindered phenol containing dual functional macromolecular antioxidants: synthesis , performances and applications
US7705185B2 (en) * 2005-03-25 2010-04-27 Polnox Corporation Alkylated and polymeric macromolecular antioxidants and methods of making and using the same
TWI391436B (zh) * 2005-10-13 2013-04-01 Dow Global Technologies Llc 以苯環丁烯為基底的聚合物配方及在氧化環境中加工該等配方的方法
EP1966293A1 (en) * 2005-10-27 2008-09-10 Polnox Corporation Stabilized polyolefin compositions
US20070106059A1 (en) * 2005-10-27 2007-05-10 Cholli Ashok L Macromolecular antioxidants and polymeric macromolecular antioxidants
US7705176B2 (en) * 2005-10-27 2010-04-27 Polnox Corporation Macromolecular antioxidants based on sterically hindered phenols and phosphites
WO2007064843A1 (en) 2005-12-02 2007-06-07 Polnox Corporation Lubricant oil compositions
CN100374448C (zh) * 2005-12-30 2008-03-12 四川大学 双烯基硅氧烷桥联双苯并环丁烯单体及预聚体的制备方法
WO2008005358A2 (en) * 2006-07-06 2008-01-10 Polnox Corporation Novel macromolecular antioxidants comprising differing antioxidant moieties: structures, methods of making and using the same
US7767853B2 (en) 2006-10-20 2010-08-03 Polnox Corporation Antioxidants and methods of making and using the same
US20080138624A1 (en) * 2006-12-06 2008-06-12 General Electric Company Barrier layer, composite article comprising the same, electroactive device, and method
US20080138538A1 (en) * 2006-12-06 2008-06-12 General Electric Company Barrier layer, composite article comprising the same, electroactive device, and method
US7781031B2 (en) 2006-12-06 2010-08-24 General Electric Company Barrier layer, composite article comprising the same, electroactive device, and method
JP5628474B2 (ja) 2008-03-31 2014-11-19 東レ・ダウコーニング株式会社 オルガノポリシロキサン、その製造方法、硬化性シリコーン組成物、およびその硬化物
US8033885B2 (en) * 2008-09-30 2011-10-11 General Electric Company System and method for applying a conformal barrier coating with pretreating
US20100080929A1 (en) * 2008-09-30 2010-04-01 General Electric Company System and method for applying a conformal barrier coating
US9472783B2 (en) * 2009-10-12 2016-10-18 General Electric Company Barrier coating with reduced process time
EP3071544B1 (en) 2013-11-22 2022-07-06 Polnox Corporation Macromolecular antioxidants based on dual type moiety per molecule: structures methods of making and using the same
US10113024B2 (en) * 2015-12-21 2018-10-30 Dow Global Technologies Llc Arylcyclobutenes
US20180251695A1 (en) 2017-03-01 2018-09-06 Polnox Corporation Macromolecular Corrosion (McIn) Inhibitors: Structures, Methods Of Making And Using The Same
US20220002474A1 (en) 2020-07-02 2022-01-06 Rohm And Haas Electronic Materials Llc Bisbenzocyclobutene formulations

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63258055A (ja) * 1987-04-15 1988-10-25 Toshiba Corp 電子回路装置およびその製造方法
JPH02165662A (ja) * 1988-12-20 1990-06-26 Dainippon Printing Co Ltd 半導体集積回路の実装方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50138050A (ja) * 1974-04-23 1975-11-04
US4642329A (en) * 1984-08-27 1987-02-10 The Dow Chemical Company Prepolymer processing of arylcyclobutene monomeric compositions
US4540763A (en) * 1984-09-14 1985-09-10 The Dow Chemical Company Polymers derived from poly(arylcyclobutenes)
US4960593A (en) * 1985-01-30 1990-10-02 Hilmont Incorporated Process for preparing thermally stable olefinic polymers
US4622375A (en) * 1986-03-28 1986-11-11 Shell Oil Company Amorphous ethylene/propylene polymers
US4783514A (en) * 1986-02-28 1988-11-08 The Dow Chemical Company Polymeric monoarylcyclobutane compositions
US4822839A (en) * 1987-11-25 1989-04-18 Hercules Incorporated Polyunsaturated hydrocarbon polymer-compatible antioxidant compositions
US4812588A (en) * 1987-12-14 1989-03-14 The Dow Chemical Company Polyorganosiloxane-bridged bisbenzocyclobutene monomers

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63258055A (ja) * 1987-04-15 1988-10-25 Toshiba Corp 電子回路装置およびその製造方法
JPH02165662A (ja) * 1988-12-20 1990-06-26 Dainippon Printing Co Ltd 半導体集積回路の実装方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008516072A (ja) * 2004-10-13 2008-05-15 ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド ベンゾシクロブテン系ポリマー配合物、及び酸化環境内での該配合物の製造方法
JP2015095659A (ja) * 2013-11-14 2015-05-18 ローム アンド ハース エレクトロニック マテリアルズ エルエルシーRohm and Haas Electronic Materials LLC ギャップ充填方法
JP2016196633A (ja) * 2015-04-06 2016-11-24 ローム アンド ハース エレクトロニック マテリアルズ エルエルシーRohm and Haas Electronic Materials LLC ポリアリーレンポリマー

Also Published As

Publication number Publication date
KR100249583B1 (ko) 2000-03-15
US5185391A (en) 1993-02-09
SG44646A1 (en) 1997-12-19
DE69229558D1 (en) 1999-08-12
WO1993011189A1 (en) 1993-06-10
CA2121051A1 (en) 1993-06-10
EP0614474A1 (en) 1994-09-14
EP0614474A4 (en) 1995-06-28
DE69229558T2 (de) 2000-03-30
JP3213000B2 (ja) 2001-09-25
TW221702B (ja) 1994-03-11
MY110821A (en) 1999-05-31
EP0614474B1 (en) 1999-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07501572A (ja) 酸化防止されたアリールシクロブテンポリマー
KR100797384B1 (ko) 모듈러스 프로필이 개선된 폴리아릴렌 조성물
US6184284B1 (en) Adhesion promoter and self-priming resin compositions and articles made therefrom
KR0179350B1 (ko) 잠재 uv발색체를 함유한 경화성 조성물 및 그것의 경화도 측정 방법
EP2386591B1 (en) Silphenylene skeleton-containing silicone type polymer and method for manufacturing the same
US5786071A (en) Method of preparation of polyquinolines
US3986981A (en) Antioxidants of bisphenolic polymers
KR20040086381A (ko) 다관능성 단량체 및, 가교결합된 중합체 및 다공성 필름제조시의 이의 용도
KR20150060588A (ko) 유전 물질
KR20040068857A (ko) 유기 조성물
TWI646145B (zh) 聚伸芳基聚合物
JP2005529983A (ja) 有機組成物
US5247050A (en) Fluorinated quinoline polymers and the corresponding fluorinated monomers
JPH01256518A (ja) 開環メタセシス重合するアミン含有抗酸化剤化合物
KR102014740B1 (ko) 폴리아릴렌 수지
US5344981A (en) Fluorinated monomers useful for preparing fluorinated polyquinoline polymers
US5134214A (en) 1,1-substituted arylethylenes/polymaleimide copolymers
JPH0354401B2 (ja)
Frost et al. Polyimidazopyrrolones and related polymers. I. Dianhydrides and o‐acetamidodiamines
EP0752440B1 (en) Monomers suitable for use in preparing fluorinated polyquinolines
Crivello Novel Photocurable Materials For Spinon Dielectric Films
JP4345601B2 (ja) アミノヒドロキシ樹脂、熱硬化性樹脂およびその製造法
WO2024095078A1 (en) Compositions including a mixture of isomers of itaconimide norbornene and citraconimide norbornene
Kimura et al. Synthesis of Thermally Cross-Linkable Fluorine-containing Poly (aryl ether ketone) s I. Phenylethynyl Terminated Poly (aryl ether ketone) s

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070719

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080719

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080719

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100719

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110719

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110719

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120719

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120719

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130719

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130719

Year of fee payment: 12