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JPH075060A - 半導体圧力センサ - Google Patents

半導体圧力センサ

Info

Publication number
JPH075060A
JPH075060A JP14378393A JP14378393A JPH075060A JP H075060 A JPH075060 A JP H075060A JP 14378393 A JP14378393 A JP 14378393A JP 14378393 A JP14378393 A JP 14378393A JP H075060 A JPH075060 A JP H075060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
semiconductor
pressure sensor
protrusion
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14378393A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Hashimoto
廣和 橋本
Mikio Hashimoto
橋本  幹夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP14378393A priority Critical patent/JPH075060A/ja
Publication of JPH075060A publication Critical patent/JPH075060A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動等の生じる条件下で精度良く圧力を検出
でき、かつ、コストがかからない。 【構成】 半導体基板20の下面(一方面側に相当)を
凹ませてダイアフラム21が構成され、かつ、該ダイア
フラム21の上面側(他方面側に相当)にゲージ抵抗2
2が設けられたものであって、前記ダイアフラム21の
前記下面側は平坦であり、前記ダイアフラム21の上面
側には連続する突状部23を残して凹み24が形成さ
れ、前記突状部23には、ゲージ抵抗22が半導体基板
20の結晶方位に応じた方向に形成されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車、工業計測など
に使用される半導体圧力センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来半導体圧力センサの圧力検出感度を
向上させるため、種々の提案がされている。一般に、半
導体圧力センサの圧力検出感度を上げるためには、ダイ
アフラムの厚さを薄くすればよいとされる。しかしなが
ら、このダイアフラム厚さを単に薄くしたのでは、図1
1に示すように、圧力に対するセンサ出力の直線性が悪
化してしまう。これは、ダイアフラムを薄くするとバル
ーン効果の影響が大きくなり、図11のように、圧力の
増加に共なうセンサ出力の飽和が生じて非直線性が顕著
になるためである。
【0003】このような非直線性を改善するために、従
来、ダイアフラムの一部の肉厚を厚くする構造(ボス構
造と称される)が採用されている。通常の構造の半導体
圧力センサは、例えば図12(a)に示すように、半導
体からなるセンサチップ10下面から凹み11を形成し
て薄くした部分がダイアフラム12となるが、前記のボ
ス構造のセンサチップでは、図12(b)に示すよう
に、そのダイアフラム12の下面側の一部に肉厚を厚く
したボス部13を設け、また、該ダイアフラム12上面
に圧力検出用のゲージ抵抗(圧力による歪み変化を検出
する)を設けている。この種の半導体圧力センサによれ
ば、ボス構造によりダイアフラム12の圧力による伸び
が抑制されるため、バルーン効果が減少し、非直線性が
改善できると言われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記種
類の半導体圧力センサにおいては、ボス部13の重量が
ある程度あるため、センサに振動や加速度が加わる状況
下ではボス部13が重りとなり加速度センサとして動作
してしまい、その振動等を圧力測定の雑音(ノイズ)と
して検出する場合が生じるという問題点があった。
【0005】また、前記従来の半導体圧力センサは、図
13に示すように、センサチップ10をガラスなどから
なる台座14上に固着して使用される。その場合、ボス
部13の移動(主にダイアフラム厚さ方向の移動)に対
してボス部13と台座14が干渉し合わないようにする
余裕(マージン)15を設けるために、台座14上面を
エッチング加工して凹みを形成する必要があり、加工工
程が多くなりコストが高いという問題点があった。な
お、図13において、符号16は、前記台座14の上面
及びチップ10下面により包まれる空間にセンサ外部を
連通する孔である。この孔16を介して前記空間に測定
媒体を導入したり、前記空間を大気に開放したりする。
【0006】ところで、半導体圧力センサには、その使
用目的に応じた圧力レンジ等の検出特性がある。従来の
圧力センサは、ダイアフラムの厚さの設定を変えて、各
種圧力レンジに対応しており、当然のことながら、測定
したい圧力レンジが小さくなるにつれてダイアフラムの
厚さを薄くすることになる。すなわち、従来の半導体圧
力センサは、圧力レンジに対応してコントロールすべき
パラメータがダイアフラム厚のみである。
【0007】しかしながら、ある種(第1種)の半導体
(例えばp型シリコンあるいはn型シリコン)板上に他
の種(第2種)の半導体(n型シリコンあるいはp型シ
リコン)層をエピタキシャル成長等により積層したウェ
ハを使用してケミカルエッチングによりダイアフラムを
構成する場合、第1種の半導体板を除去して凹みを設
け、第2種の半導体層がダイアフラムになるため、測定
レンジに応じて種々の厚さの第2種(n型シリコンある
いはp型シリコン)層を持つ半導体基板(材料ウェハ)
を用意する必要があり、コスト上にも(コストが増え
る)工程管理上(各種ウェハにラインが対応しなければ
ならない)にも問題点がある。
【0008】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたものであって、その目的は、振動等の生じる
条件下で精度良く圧力を検出でき、かつ、コストがかか
らない半導体圧力センサを提供することである。また、
圧力検出特性例えば圧力レンジごとに種々の層厚の半導
体基板を用意する必要がない半導体圧力センサを提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、次の構成を有する。本発明は、半導体基板
の一方面側を凹ませてダイアフラムが構成され、かつ、
該ダイアフラムの他方面側にゲージ抵抗が設けられた半
導体圧力センサにおいて、前記ダイアフラムの前記一方
面側は平坦であり、前記ダイアフラムの他方面側には半
導体基板の結晶方位に応じた方向に連続する突状部を残
して凹みが形成され、前記突状部には、ゲージ抵抗が形
成されたことを特徴とする半導体圧力センサである。
【0010】また、本発明は、半導体基板の一方面側を
凹ませてダイアフラムが構成され、かつ、該ダイアフラ
ムの他方面側にゲージ抵抗が設けられた半導体圧力セン
サにおいて、前記ダイアフラムの前記一方面側は平坦で
あり、前記ダイアフラムの他方面側には半導体基板の結
晶方位に応じた方向に連続する突状部を残して凹みが形
成され、かつ、圧力検出特性に応じた、前記突状部の幅
0と前記凹みの幅W1の比W0/W1、あるいは、前記突
状部の厚さt0と前記凹みの部分の厚さt1の比t0/t1
でダイアフラムが形成され、前記突状部には、ゲージ抵
抗が形成されたことを特徴とする半導体圧力センサであ
る。
【0011】
【作用】本発明の半導体圧力センサにおいては、ダイア
フラムの一方面側は平坦であるので前記従来のようにボ
ス部を設けていない。したがって、振動の加わるような
状況下で、加速度センサとして動作しないため、その振
動がノイズとならない。
【0012】また、前記ダイアフラムの他方面側には半
導体基板の結晶方位に応じた方向に連続する突状部を残
して凹みが形成され、前記突状部には、ゲージ抵抗が形
成されているので、凹みを形成してもゲージ抵抗のある
部分は薄くならないため、バルーン効果が減少し圧力に
対するセンサ出力の非直線性が劣化することを防げる。
【0013】また、圧力検出特性例えば圧力レンジに応
じて、前記突状部の幅W0と前記凹みの幅W1の比W0
1、あるいは、前記突状部の厚さt0と前記凹みの部分
の厚さt1の比t0/t1でダイアフラムが形成する。こ
のため、ある種(第1種)の導電型半導体(例えばp型
シリコン)板上に他の種(第2種)の導電型半導体(例
えばn型シリコン)層をエピタキシャル成長等により積
層した半導体基板(材料ウェハ)を使用する場合におい
て、ケミカルエッチングにより第1種導電型半導体板を
除去して、第2種導電型層でダイアフラムを形成すると
き、材料になる半導体基板には測定レンジに応じて種々
の厚さの第2導電型層を持つ半導体基板を用意する必要
がない。したがって、種々の層厚の半導体基板(材料ウ
ェハ)を用意しなくても種々の圧力検出特性に対応した
半導体圧力センサを製造することができる。また、単一
の導電型の半導体からなる半導体基板を使用した場合
に、一方面から所定深さ凹ませてダイアフラムを構成す
る場合に、その凹みの深さが種々の半導体基板を用意す
る必要がない。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。本発明の実施例は、図1に示すチップ形状
の半導体圧力センサである。図1の(a)は該チップの
平面構成図、(b)は(a)のI−I線に沿う該チップ
の側断面構成図である。
【0015】図1に示すように、実施例の半導体圧力セ
ンサは、半導体基板20の下面側(一方面側に相当)を
凹ませてダイアフラム21が構成され、かつ、該ダイア
フラム21の上面側(他方面側に相当)にゲージ抵抗2
2が設けられたものであって、前記ダイアフラム21の
前記下面側は平坦であり、前記ダイアフラム21の上面
側には連続する突状部23を残して凹み24が形成さ
れ、前記突状部23には、ゲージ抵抗22が半導体基板
20の結晶方位に応じた方向に形成されたものである。
【0016】実施例の半導体基板20は、図1の(b)
に示すように、p型シリコン層の基部25上にn型シリ
コン層からなるダイアフラム形成部26が積層されてお
り、このp型シリコン基板を下方からダイアフラム形成
部26の下限までエッチングして形成するものである。
また、前記ダイアフラム21の下面側はこのエッチング
により平坦に形成されており、従来の半導体圧力センサ
のボス部のような厚肉部は形成されない。
【0017】また、実施例の半導体基板20は、その結
晶方位が(110)のウェハから構成されるものであ
る。この半導体基板20の場合、その上面には、該基板
20の周辺部20aを残して四角形形状の凹み24(図
1中斜線で示す)がエッチングにより2箇所形成され、
かつ、この2箇所の凹み24間に<110>方向に沿っ
てほぼ直線的に連続する突状部23が形成されている。
【0018】また、前記突状部23の上面側にはゲージ
抵抗22が前記<110>方向に沿って配列されてお
り、突状部23の両端部の前記基板周辺部20aに近い
箇所に各1つのゲージ抵抗22が、また、突状部23の
中央部には並列に2つのゲージ抵抗22が配列されてい
る。
【0019】以上のように、この実施例では突状部23
の形成方向とゲージ抵抗22の配設方向が同じである。
しかしながら、本発明はこれに限定されず、ゲージ抵抗
がウェハの結晶方位に対して検出可能な方向に配設され
ていれば他の状態(他の箇所、他の個数)で配設するこ
とができる。ゲージ抵抗22と結晶方位に関して、例え
ば藤倉電線技報第66号(昭和58年9月発行)があ
る。また、半導体基板はn型基板上にp型層が積層され
たもの、または、n型あるいはp型のみからなる基板も
本発明の範囲内である。
【0020】また、実施例のような本発明による構成
で、非直線性が劣化せずに圧力感度が上昇する。これは
次の理由による。図2は、ゲージ抵抗22の周辺の、突
状部23長手方向横断面を拡大して示すものである。
【0021】図2のように、基板の上面(ゲージ抵抗2
2形成側)のエッチングにより突状部23以外の箇所に
凹み24を形成して薄膜部21aを形成している。圧力
が印加されるとダイアフラム21が湾曲し、このさい、
ダイアフラム21の湾曲の中立面(湾曲時に伸び・縮み
しない面)は、図2中、ほぼ符号eで示すようになる。
この場合の中立面eは、薄膜部21aの形成されていな
い元の状態のダイアフラム21の中立面fよりも下方に
移動しゲージ抵抗22から遠くなる。これは、ちょうど
梃子の支点が移動したことと同様であるから、当然、ダ
イアフラム21湾曲時のゲージ抵抗22への応力は増大
する。
【0022】つまり、ゲージ抵抗22の存在する部分の
ダイアフラム21の厚さを薄くせずにセンサの感度を上
げることができる。また、ゲージ抵抗22のある突状部
23のダイアフラム21の厚さは厚く、薄くないため、
その部分の伸びは小さく、バルーン効果等が生じ難く、
非直線性は劣化しない。また、この実施例のセンサチッ
プをガラスからなる台座上に載置固定する場合に、例え
ば前記図13に示したセンサチップ10のように、台座
14をエッチング加工する必要がなく、製造コストが低
減する。
【0023】次に実施例のセンサチップの製造工程の一
例を説明する。図3の(a)〜(e)に製造工程の各段
階のチップを示し、図4にその説明図を示す。まず、図
3の(a)のように、出発ウェハはp型半導体のウェハ
28である。この場合、結晶方位は(110)である。
その後、このウェハ28は上層にn型半導体層28aが
エピタキシャル成長等により形成される。
【0024】次いで、前記ウェハ28を熱酸化し、上下
表面にSiO2膜29を成膜する。その後、フォトマス
ク、フォトレジストを使用したエッチングによりゲージ
抵抗22を形成しようとする箇所のSiO2膜29を選
択的に除去し、窓明を行う。この窓明後に拡散させ、窓
開け箇所のシリコンをn型からp+ に変化させる。この
+ に変化した拡散層がゲージ抵抗22になる。このよ
うにゲージ抵抗22を形成した状態ウェハ断面構成は図
3の(b)(図4(a)のIII−III線断面図)に示すよ
うになり、平面構成は図4の(a)に示すようになる。
【0025】次いで、図3の(c)に示すように、ウェ
ハ28を下面から上面に向けてエッチングを行い、ダイ
アフラム21を形成する。この場合、エッチストップに
よりp型半導体をエッチングしn型半導体層28aを残
す手法、あるいは、p型半導体のエッチング時間により
ダイアフラム21の厚さを決定する手法のいずれを用い
てもよい。
【0026】次いで、ウェハ28のアルミニウム等から
なる電極30を形成する。電極30を形成した状態のウ
ェハ28の断面構成は図3の(d)(図4(b)のIV−
IV線断面図)に示すように、平面構成は図4の(b)に
示すようになる。
【0027】次いで、ウェハ28を上面からエッチング
して突状部23を残してダイアフラム21の薄膜部21
aを形成する。以上のようにして、実施例の半導体チッ
プが製造される。
【0028】次に実施例の半導体圧力センサにおいて、
突状部23の端W0、2つの凹みの幅W1や突状部23の
厚さt0凹み24の厚さt1の寸法決定について説明す
る。図5に示すチップ形状の半導体圧力センサのように
各幅W0、W1、各厚さt0、t1が定義される。図5の
(a)は該チップの(b)のV−V線断面構成図、
(b)は該チップの平面構成図である。
【0029】この場合の半導体圧力センサにおいては、
ダイアフラム21は、この半導体センサに要請される圧
力レンジに応じた、前記突状部23の幅W0と前記2つ
の凹み24の幅(2つの凹みの内側面間の幅)W1の比
0/W1、あるいは、前記突状部23の厚さt0と前記
凹み24の部分の厚さt1の比t0/t1に形成され、前
記突状部23には、ゲージ抵抗22が形成されている。
なお、この場合の半導体圧力センサチップの製造工程は
前記図3と同様に行い、凹み24の形成の設定を変える
だけが異なるので、その説明は略する。
【0030】このように、前記幅W0とW1の比W0
1、あるいは、前記厚さt0とt1の比t0/t1を変え
ることによって、圧力に対する感度を変えることができ
る。これにより、要請される圧力レンジに応じた圧力セ
ンサを構成することができる(通常の半導体圧力センサ
は、前記幅W0とW1の比W0/W1=1、前記厚さt0
1の比t0/t1=1である)。つまり、材料であるウ
ェハの仕様を変えず、製造条件をほとんどに変えずに各
種の圧力レンジに対応する圧力センサを構成することが
できる。
【0031】ここで、上記のような寸法設定の原理を説
明するため、チップ上面に凹みを設けたものと、前記幅
0とW1の比W0/W1あるいは前記厚さt0とt1の比t
0/t1を変えて種々に構成した半導体チップの調査例を
説明する。まず、前記幅W0とW1の比W0/W1を変化さ
せた場合について説明する。
【0032】この場合、図6(a)〜(c)に示すよう
な(この図では<110>方向の1/2で横断した構成
を示す)(110)方位の半導体チップのモデル:モデ
ル1、モデル2、モデル3を用いた。モデル1は、ダイ
アフラムに上部からの凹みを設けないもの、モデル2は
凹み24を設けダイアフラム21の中央部に細長く連続
する突状部23を設けたもの、モデル3は、ダイアフラ
ム21の中央部に比較的幅広い突状部23を設けたもの
である。
【0033】また、図7の(a)、(b)ではこの半導
体チップをさらに幅方向中央から分割した1/4モデル
の平面図、側面図を示し、また、(c)では前記1/2
モデルのダイアフラムを示しており、この図7に示すよ
うに、前記中央の線からの突状部の1/2幅をA、ダイ
アフラムの1/2幅をB、凹みの深さをC、突状部の厚
さをD、ダイアフラムの薄膜部の厚さをD−Cとした場
合の、各モデル1〜3の各サイズA〜D、及び、各厚さ
D−Cのデータ例は、チップエッジからチップ中心まで
の距離を1とした比で表せば図8に示すようになる。
【0034】これら、モデル1〜3について、有限要素
法を用いて圧力を加えた場合の曲げ応力に関してシュミ
ュレーションを行なった。その結果を図9に示す。図9
は、チップ中心から突状部の長手方向つまり図7のチッ
プでは<110>方向の歪み分布をチップエッジからチ
ップ中心にかけて検出したものである。
【0035】図9から、いずれのモデル1〜3もチップ
周囲からダイアフラムに変わる点(ダイアフラムエッ
ジ、チップエッジから1/2の点)の付近で最大引っ張
り歪みが生じており、その中で、前記凹みを形成しない
モデル1より前記凹みを形成したモデル2及びモデル3
のほうが歪みが大きい。このことは、ダイアフラムの上
部に凹みを設ければ歪みが大きくなり、圧力検出感度が
上がり、低いレンジの圧力を検出可能になることを示し
ているものである。また、モデル2とモデル3を比較す
ればモデル2の歪が大きい。このことは、ダイアフラム
の上部の凹みの幅W1をより大きくし、あるいは突状部
の幅W0をより小さくするよう設定すれば、より歪みが
大きくなり、圧力検出感度がより上がり、圧力検出レン
ジをより下げることができることを示している。
【0036】さらに、前記厚さt0とt1の比t0/t1
変化させた場合について説明する。この場合、図7に示
す薄膜部の厚さD−Cを変えたもので、図8に示す前記
モデル2と厚さD−Cの異なるモデル4、5である。図
10に全モデルの歪みの検出結果を示す。
【0037】図10から、前記モデル2よりもモデル
4、5の方が歪みは大きく、したがって、ダイヤフラム
上部の凹みを深くし、ダイヤフラムの薄膜部の厚さをよ
り薄くすれば、検出感度が高く検出レンジが低くなるこ
とを示している。なお、前記実施例では平面形状が角形
のダイヤフラムを例にしたが、丸形、その他形状のダイ
ヤフラムでも本発明の範囲で、効果を得られる。
【0038】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、振動
等の生じる条件下で精度良く圧力を検出でき、かつ、台
座に対する加工が不要のためコストダウンを図ることが
できる。また、測定レンジごとに種々の層厚の半導体基
板を用意する必要がない。また、材料ウェハが一種類で
も製造条件をほとんど変えずに種々の圧力検出特性の圧
力センサを構成することができる。これにより、工程管
理がしやすく、歩留りが良好である。また、一種類の材
料を購入すればよいためコストダウンを図れる。また、
必要があれば、同一ウェハ内に同一製造条件で圧力レン
ジの異なるチップを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)は、本発明の実施例の半導体圧
力センサチップの平面図、側断面図である。
【図2】図1のセンサチップの要部側断面図である。
【図3】(a)〜(e)は、半導体圧力センサの製造工
程を示す断面図である。
【図4】(a)、(b)は製造工程を説明する平面図で
ある。
【図5】(a)、(b)は、本発明の実施例の半導体圧
力センサチップの寸法設定を説明するための側断面図、
平面図である。
【図6】(a)〜(c)は本発明の原理を説明するため
の半導体圧力センサチップの各モデル説明図である。
【図7】(a)〜(c)は本発明の原理を説明するため
の半導体圧力センサチップの各モデルの、各部サイズ説
明図である。
【図8】本発明の原理を説明するための半導体圧力セン
サチップの各モデルの、各部サイズ説明図である。
【図9】各モデル歪み測定結果例の説明図である。
【図10】各モデル歪み測定結果例の説明図である。
【図11】従来のセンサの圧力検出結果例である。
【図12】(a)、(b)は従来の通常構造の圧力セン
サチップ、ボス部を有する圧力センサのチップの各例で
ある。
【図13】従来の台座に載置した圧力センサのチップ例
である。
【符号の説明】
20 半導体基板 21 ダイアフラム 22 ゲージ抵抗 23 突状部 24 凹み

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の一方面側を凹ませてダイア
    フラムが構成され、かつ、該ダイアフラムの他方面側に
    ゲージ抵抗が設けられた半導体圧力センサにおいて、 前記ダイアフラムの前記一方面側は平坦であり、 前記ダイアフラムの他方面側には半導体基板の結晶方位
    に応じた方向に連続する突状部を残して凹みが形成さ
    れ、 前記突状部には、ゲージ抵抗が形成されたことを特徴と
    する半導体圧力センサ。
  2. 【請求項2】 半導体基板の一方面側を凹ませてダイア
    フラムが構成され、かつ、該ダイアフラムの他方面側に
    ゲージ抵抗が設けられた半導体圧力センサにおいて、 前記ダイアフラムの前記一方面側は平坦であり、 前記ダイアフラムの他方面側には半導体基板の結晶方位
    に応じた方向に連続する突状部を残して凹みが形成さ
    れ、かつ、圧力検出特性に応じた、前記突状部の幅W0
    と前記凹みの幅W1の比W0/W1、あるいは、前記突状
    部の厚さt0と前記凹みの部分の厚さt1の比t0/t1
    ダイアフラムが形成され、 前記突状部には、ゲージ抵抗が形成されたことを特徴と
    する半導体圧力センサ。
JP14378393A 1993-06-15 1993-06-15 半導体圧力センサ Pending JPH075060A (ja)

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JP14378393A JPH075060A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 半導体圧力センサ

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JP (1) JPH075060A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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