JPH0742761A - 油圧クラッチ - Google Patents
油圧クラッチInfo
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- JPH0742761A JPH0742761A JP5194566A JP19456693A JPH0742761A JP H0742761 A JPH0742761 A JP H0742761A JP 5194566 A JP5194566 A JP 5194566A JP 19456693 A JP19456693 A JP 19456693A JP H0742761 A JPH0742761 A JP H0742761A
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- clutch
- piston
- hydraulic
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- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 油圧クラッチの制御油圧室内の油に作用する
遠心力によって発生する油圧でクラッチピストンが付勢
されるのを防止する。 【構成】 油圧クラッチCは、クラッチアウタ2にスプ
ライン係合するクラッチ板5と、クラッチインナ4にス
プライン係合するクラッチ板6と、制御油圧室12に供
給される油圧で前記両クラッチ板5,6を相互に当接さ
せるクラッチピストン8とを備える。クラッチピストン
8を挟んで制御油圧室12の反対側に、潤滑油が供給さ
れる潤滑油溜り室13が形成されており、制御油圧室1
2内の油に作用する遠心力により発生してクラッチピス
トン8を右向きに付勢する油圧は、潤滑油溜り室13内
の油に作用する遠心力により発生してクラッチピストン
8を左向きに付勢する油圧によって相殺される。
遠心力によって発生する油圧でクラッチピストンが付勢
されるのを防止する。 【構成】 油圧クラッチCは、クラッチアウタ2にスプ
ライン係合するクラッチ板5と、クラッチインナ4にス
プライン係合するクラッチ板6と、制御油圧室12に供
給される油圧で前記両クラッチ板5,6を相互に当接さ
せるクラッチピストン8とを備える。クラッチピストン
8を挟んで制御油圧室12の反対側に、潤滑油が供給さ
れる潤滑油溜り室13が形成されており、制御油圧室1
2内の油に作用する遠心力により発生してクラッチピス
トン8を右向きに付勢する油圧は、潤滑油溜り室13内
の油に作用する遠心力により発生してクラッチピストン
8を左向きに付勢する油圧によって相殺される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の無段変速機等
に用いられる油圧クラッチに関し、特に、制御油圧室に
供給される油圧によってクラッチピストンを軸方向に移
動させ、このクラッチピストンで複数のクラッチ板を押
圧して相互に接触させる形式の油圧クラッチに関する。
に用いられる油圧クラッチに関し、特に、制御油圧室に
供給される油圧によってクラッチピストンを軸方向に移
動させ、このクラッチピストンで複数のクラッチ板を押
圧して相互に接触させる形式の油圧クラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】ところで、かかる油圧クラッチの制御油
圧室はクラッチピストンとともに回転軸回りに回転する
ため、制御油圧室内の油に作用する遠心力により油圧が
発生し、その油圧でクラッチピストンが軸方向に付勢さ
れる問題がある。
圧室はクラッチピストンとともに回転軸回りに回転する
ため、制御油圧室内の油に作用する遠心力により油圧が
発生し、その油圧でクラッチピストンが軸方向に付勢さ
れる問題がある。
【0003】かかる不具合を解消するために従来から採
用されている構造は、クラッチピストンに制御油圧室の
内外を連通させる通孔を形成するとともに、自由端にウ
エイトを設けたリード弁で前記通孔の制御油圧室側の開
口部を塞いだものであり、油圧クラッチを係合させるべ
く制御油圧室に油圧が供給されると、その供給された油
圧によって前記リード弁が閉じて通孔を閉塞し、また油
圧クラッチの係合を解除すべく制御油圧室の油圧が抜か
れると、ウエイトに作用する遠心力でリード弁が開いて
通孔を開放し、遠心力によって発生した油圧を制御油圧
室から逃がすようになっている。
用されている構造は、クラッチピストンに制御油圧室の
内外を連通させる通孔を形成するとともに、自由端にウ
エイトを設けたリード弁で前記通孔の制御油圧室側の開
口部を塞いだものであり、油圧クラッチを係合させるべ
く制御油圧室に油圧が供給されると、その供給された油
圧によって前記リード弁が閉じて通孔を閉塞し、また油
圧クラッチの係合を解除すべく制御油圧室の油圧が抜か
れると、ウエイトに作用する遠心力でリード弁が開いて
通孔を開放し、遠心力によって発生した油圧を制御油圧
室から逃がすようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のリード弁を用いた構造では、前記油孔をクラッチピス
トンの外周端よりも半径方向内側に形成せざるを得ない
ため、その油孔よりも半径方向外側に残った油に作用す
る遠心力の影響を除去することができなかった。油圧ク
ラッチには前記遠心力による油圧に対抗するクラッチス
プリングが設けられているが、クラッチスプリングの弾
発力が一定の大きさに設定されているにも関わらず遠心
力による油圧が回転数に応じて変化するため、油圧クラ
ッチに所望の係合力を発揮させるべく油圧を供給して
も、その係合力が回転数に応じて変化してしまう問題が
ある。
のリード弁を用いた構造では、前記油孔をクラッチピス
トンの外周端よりも半径方向内側に形成せざるを得ない
ため、その油孔よりも半径方向外側に残った油に作用す
る遠心力の影響を除去することができなかった。油圧ク
ラッチには前記遠心力による油圧に対抗するクラッチス
プリングが設けられているが、クラッチスプリングの弾
発力が一定の大きさに設定されているにも関わらず遠心
力による油圧が回転数に応じて変化するため、油圧クラ
ッチに所望の係合力を発揮させるべく油圧を供給して
も、その係合力が回転数に応じて変化してしまう問題が
ある。
【0005】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、油圧クラッチの制御油圧室内の油に作用する遠心力
の影響を除去し、油圧クラッチの係合力を精密に制御で
きるようにすることを目的とする。
で、油圧クラッチの制御油圧室内の油に作用する遠心力
の影響を除去し、油圧クラッチの係合力を精密に制御で
きるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された油圧クラッチは、第1回転部
材に相対回転不能かつ軸方向移動可能に支持された第1
クラッチ板と、第2回転部材に相対回転不能かつ軸方向
移動可能に支持された第2クラッチ板と、第1クラッチ
板及び第2クラッチ板を押圧して相互に当接させるべ
く、第1回転部材に軸方向移動可能に支持されたクラッ
チピストンと、クラッチピストンの一側面に形成され、
クラッチピストンを軸方向一方に移動させる制御油圧室
と、クラッチピストンの他側面に形成された油溜り室と
を備えたことを特徴とする。
に、請求項1に記載された油圧クラッチは、第1回転部
材に相対回転不能かつ軸方向移動可能に支持された第1
クラッチ板と、第2回転部材に相対回転不能かつ軸方向
移動可能に支持された第2クラッチ板と、第1クラッチ
板及び第2クラッチ板を押圧して相互に当接させるべ
く、第1回転部材に軸方向移動可能に支持されたクラッ
チピストンと、クラッチピストンの一側面に形成され、
クラッチピストンを軸方向一方に移動させる制御油圧室
と、クラッチピストンの他側面に形成された油溜り室と
を備えたことを特徴とする。
【0007】また請求項2に記載された油圧クラッチ
は、請求項1の構成に加えて、前記油溜り室が、第1ク
ラッチ板及び第2クラッチ板を潤滑する潤滑油が供給さ
れる潤滑油溜り室であることを特徴とする。
は、請求項1の構成に加えて、前記油溜り室が、第1ク
ラッチ板及び第2クラッチ板を潤滑する潤滑油が供給さ
れる潤滑油溜り室であることを特徴とする。
【0008】また請求項3に記載された油圧クラッチ
は、第1回転部材に相対回転不能かつ軸方向移動可能に
支持された第1クラッチ板及び第2クラッチ板と、第2
回転部材に相対回転不能かつ軸方向移動可能に支持され
た第3クラッチ板と、第3回転部材に相対回転不能かつ
軸方向移動可能に支持された第4クラッチ板と、第1ク
ラッチ板及び第3クラッチ板を押圧して相互に当接させ
るべく、第1回転部材に軸方向移動可能に支持された第
1クラッチピストンと、第2クラッチ板及び第4クラッ
チ板を押圧して相互に当接させるべく、第1回転部材に
軸方向移動可能に支持された第2クラッチピストンと、
第1クラッチピストンを軸方向一方に移動させるべく第
1クラッチピストンの一側面に形成された第1制御油圧
室と、第2クラッチピストンを軸方向他方に移動させる
べく第2クラッチピストンの一側面に形成された第2制
御油圧室と、第1クラッチピストン及び第2クラッチピ
ストンを軸方向相対移動不能に連結する連結手段とを備
えたことを特徴とする。
は、第1回転部材に相対回転不能かつ軸方向移動可能に
支持された第1クラッチ板及び第2クラッチ板と、第2
回転部材に相対回転不能かつ軸方向移動可能に支持され
た第3クラッチ板と、第3回転部材に相対回転不能かつ
軸方向移動可能に支持された第4クラッチ板と、第1ク
ラッチ板及び第3クラッチ板を押圧して相互に当接させ
るべく、第1回転部材に軸方向移動可能に支持された第
1クラッチピストンと、第2クラッチ板及び第4クラッ
チ板を押圧して相互に当接させるべく、第1回転部材に
軸方向移動可能に支持された第2クラッチピストンと、
第1クラッチピストンを軸方向一方に移動させるべく第
1クラッチピストンの一側面に形成された第1制御油圧
室と、第2クラッチピストンを軸方向他方に移動させる
べく第2クラッチピストンの一側面に形成された第2制
御油圧室と、第1クラッチピストン及び第2クラッチピ
ストンを軸方向相対移動不能に連結する連結手段とを備
えたことを特徴とする。
【0009】また請求項4に記載された油圧クラッチ
は、第1回転部材に相対回転不能かつ軸方向移動可能に
支持された第1クラッチ板及び第2クラッチ板と、第2
回転部材に相対回転不能かつ軸方向移動可能に支持され
た第3クラッチ板と、第3回転部材に相対回転不能かつ
軸方向移動可能に支持された第4クラッチ板と、第1回
転部材に軸方向移動可能に支持され、軸方向一方に移動
して第1クラッチ板及び第3クラッチ板を押圧して相互
に当接させるとともに軸方向他方に移動して第2クラッ
チ板及び第4クラッチ板を押圧して相互に当接させるク
ラッチピストンと、クラッチピストンを軸方向一方に移
動させるべくクラッチピストンの一側面に形成された第
1制御油圧室と、クラッチピストンを軸方向他方に移動
させるべくクラッチピストンの他側面に形成された第2
制御油圧室とを備えたことを特徴とする。
は、第1回転部材に相対回転不能かつ軸方向移動可能に
支持された第1クラッチ板及び第2クラッチ板と、第2
回転部材に相対回転不能かつ軸方向移動可能に支持され
た第3クラッチ板と、第3回転部材に相対回転不能かつ
軸方向移動可能に支持された第4クラッチ板と、第1回
転部材に軸方向移動可能に支持され、軸方向一方に移動
して第1クラッチ板及び第3クラッチ板を押圧して相互
に当接させるとともに軸方向他方に移動して第2クラッ
チ板及び第4クラッチ板を押圧して相互に当接させるク
ラッチピストンと、クラッチピストンを軸方向一方に移
動させるべくクラッチピストンの一側面に形成された第
1制御油圧室と、クラッチピストンを軸方向他方に移動
させるべくクラッチピストンの他側面に形成された第2
制御油圧室とを備えたことを特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明を自動車用自動
変速機の油圧クラッチに適用した実施例を説明する。
変速機の油圧クラッチに適用した実施例を説明する。
【0011】図1は、請求項1及び請求項2に記載され
た発明に対応する第1実施例を示すものである。油圧ク
ラッチCは回転軸1にスプライン結合された第1回転部
材としてのクラッチアウタ2と、前記回転軸1にニード
ルベアリング3を介して相対回転自在に支持された第2
回転部材としてのクラッチインナ4とを備える。クラッ
チアウタ2の内周に形成されたスプライン21 に軸方向
摺動自在に係合する複数枚の第1クラッチ板5…と、ク
ラッチインナ4の外周に形成されたスプライン41 に軸
方向摺動自在に係合する複数枚の第2クラッチ板6…と
が相互に当接可能に重ね合わされる。右端に位置する第
1クラッチ板5はクラッチアウタ2のスプライン21 に
係合するクリップ7によって軸方向の移動を規制されて
おり、また左端に位置する第1クラッチ板5はクラッチ
アウタ2の内部に軸方向摺動自在に嵌合するクラッチピ
ストン8に設けたプレッシャプレート9に当接する。
た発明に対応する第1実施例を示すものである。油圧ク
ラッチCは回転軸1にスプライン結合された第1回転部
材としてのクラッチアウタ2と、前記回転軸1にニード
ルベアリング3を介して相対回転自在に支持された第2
回転部材としてのクラッチインナ4とを備える。クラッ
チアウタ2の内周に形成されたスプライン21 に軸方向
摺動自在に係合する複数枚の第1クラッチ板5…と、ク
ラッチインナ4の外周に形成されたスプライン41 に軸
方向摺動自在に係合する複数枚の第2クラッチ板6…と
が相互に当接可能に重ね合わされる。右端に位置する第
1クラッチ板5はクラッチアウタ2のスプライン21 に
係合するクリップ7によって軸方向の移動を規制されて
おり、また左端に位置する第1クラッチ板5はクラッチ
アウタ2の内部に軸方向摺動自在に嵌合するクラッチピ
ストン8に設けたプレッシャプレート9に当接する。
【0012】クラッチピストン8の内部には隔壁部材1
0が嵌合しており、その隔壁部材10の内周端はクラッ
チアウタ2のボス部に係合するクリップ11に係止され
て軸方向の移動が規制される。クラッチピストン8の左
側面、即ちクラッチピストン8とクラッチアウタ2との
間には制御油圧室12が画成されるとともに、クラッチ
ピストン8の右側面、即ちクラッチピストン8と隔壁部
材10との間に潤滑油溜り室13が画成される。制御油
圧室12及び潤滑油溜り室13は、クラッチピストン8
の左右両側面に略等しい投影面積を持って対向する。潤
滑油溜り室13には、両端をクラッチピストン8及び隔
壁部材10に当接させたクラッチスプリング14が縮設
される。
0が嵌合しており、その隔壁部材10の内周端はクラッ
チアウタ2のボス部に係合するクリップ11に係止され
て軸方向の移動が規制される。クラッチピストン8の左
側面、即ちクラッチピストン8とクラッチアウタ2との
間には制御油圧室12が画成されるとともに、クラッチ
ピストン8の右側面、即ちクラッチピストン8と隔壁部
材10との間に潤滑油溜り室13が画成される。制御油
圧室12及び潤滑油溜り室13は、クラッチピストン8
の左右両側面に略等しい投影面積を持って対向する。潤
滑油溜り室13には、両端をクラッチピストン8及び隔
壁部材10に当接させたクラッチスプリング14が縮設
される。
【0013】回転軸1に軸方向に穿設された作動油路1
5は、半径方向に延びる作動油路16を介して前記制御
油圧室12に連通する。また回転軸1に軸方向に穿設さ
れた潤滑油路17は、半径方向に延びる一対の潤滑油路
18,19を介して前記潤滑油溜り室13及びクラッチ
インナ4の内周面に連通する。潤滑油路18から潤滑油
溜り室13に流入した潤滑油の一部を第1クラッチ板5
…及び第2クラッチ板6…に導くべく、隔壁部材10の
内周に複数の切欠き101 …が形成され、更にクラッチ
インナ4及びクラッチアウタ2を半径方向に貫通する油
孔42 …,22…が形成される。
5は、半径方向に延びる作動油路16を介して前記制御
油圧室12に連通する。また回転軸1に軸方向に穿設さ
れた潤滑油路17は、半径方向に延びる一対の潤滑油路
18,19を介して前記潤滑油溜り室13及びクラッチ
インナ4の内周面に連通する。潤滑油路18から潤滑油
溜り室13に流入した潤滑油の一部を第1クラッチ板5
…及び第2クラッチ板6…に導くべく、隔壁部材10の
内周に複数の切欠き101 …が形成され、更にクラッチ
インナ4及びクラッチアウタ2を半径方向に貫通する油
孔42 …,22…が形成される。
【0014】尚、符号20及び21はクラッチアウタ2
とクラッチインナ4間に配設されたワッシャ及びスラス
トベアリングである。
とクラッチインナ4間に配設されたワッシャ及びスラス
トベアリングである。
【0015】次に、前述の構成を備えた第1実施例の作
用を説明する。
用を説明する。
【0016】制御油圧室12に油圧が供給されていない
とき、クラッチピストン8はクラッチスプリング14の
弾発力で図中左方向に付勢されており、第1クラッチ板
5…及び第2クラッチ板6…は相互に離間している。従
って、回転軸1からクラッチアウタ2に入力されたトル
クはクラッチインナ4に伝達されず、油圧クラッチCは
非係合状態となる。この状態から作動油路15,16を
介して制御油圧室12に油圧を供給すると、クラッチピ
ストン8及びプレッシャプレート9が図中右方向に移動
し、第1クラッチ板5…及び第2クラッチ板6…を押圧
して相互に当接させる。これにより、回転軸1からクラ
ッチアウタ2に入力されたトルクは第1クラッチ板5…
及び第2クラッチ板6…を介してクラッチインナ4に伝
達され、油圧クラッチCは係合状態となる。
とき、クラッチピストン8はクラッチスプリング14の
弾発力で図中左方向に付勢されており、第1クラッチ板
5…及び第2クラッチ板6…は相互に離間している。従
って、回転軸1からクラッチアウタ2に入力されたトル
クはクラッチインナ4に伝達されず、油圧クラッチCは
非係合状態となる。この状態から作動油路15,16を
介して制御油圧室12に油圧を供給すると、クラッチピ
ストン8及びプレッシャプレート9が図中右方向に移動
し、第1クラッチ板5…及び第2クラッチ板6…を押圧
して相互に当接させる。これにより、回転軸1からクラ
ッチアウタ2に入力されたトルクは第1クラッチ板5…
及び第2クラッチ板6…を介してクラッチインナ4に伝
達され、油圧クラッチCは係合状態となる。
【0017】潤滑油路17,18を介して供給された潤
滑油の一部は潤滑油溜り室13に供給され、その残部は
隔壁部材10の切欠き10…を通過して半径方向外側に
移動し、第1クラッチ板5…及び第2クラッチ板6…を
潤滑する。また、潤滑油路17,19を介して供給され
た潤滑油はニードルベアリング3及びスラストベアリン
グ21を潤滑する。
滑油の一部は潤滑油溜り室13に供給され、その残部は
隔壁部材10の切欠き10…を通過して半径方向外側に
移動し、第1クラッチ板5…及び第2クラッチ板6…を
潤滑する。また、潤滑油路17,19を介して供給され
た潤滑油はニードルベアリング3及びスラストベアリン
グ21を潤滑する。
【0018】さて、回転軸1と一体に回転するクラッチ
アウタ2及びクラッチピストン8間に画成された制御油
圧室12内の作動油には遠心力が作用し、その遠心力に
より発生した油圧はクラッチピストン8を右方向(係合
方向)に付勢する。しかしながら、回転軸1と一体に回
転するクラッチピストン8及び隔壁部材10間に画成さ
れた潤滑油溜り室13内の潤滑油にも遠心力が作用し、
その遠心力により発生した油圧はクラッチピストン8を
左方向(非係合方向)に付勢する。従って、遠心力によ
り制御油圧室12に発生した油圧と遠心力により潤滑油
溜り室13に発生した油圧とを相殺させ、遠心力の影響
を除去することが可能となる。
アウタ2及びクラッチピストン8間に画成された制御油
圧室12内の作動油には遠心力が作用し、その遠心力に
より発生した油圧はクラッチピストン8を右方向(係合
方向)に付勢する。しかしながら、回転軸1と一体に回
転するクラッチピストン8及び隔壁部材10間に画成さ
れた潤滑油溜り室13内の潤滑油にも遠心力が作用し、
その遠心力により発生した油圧はクラッチピストン8を
左方向(非係合方向)に付勢する。従って、遠心力によ
り制御油圧室12に発生した油圧と遠心力により潤滑油
溜り室13に発生した油圧とを相殺させ、遠心力の影響
を除去することが可能となる。
【0019】その結果、遠心力により制御油圧室12に
発生した油圧に対抗すべくクラッチスプリング14のセ
ット荷重を増大させる必要がなくなり、これによりクラ
ッチスプリング14の小型軽量化が可能になるばかり
か、制御油圧室12に供給する最大油圧の低減を図るこ
とが可能となる。しかも、遠心力による影響が除去され
ることにより、制御油圧室12に供給する油圧とクラッ
チスプリング14の弾発力とに基づいて油圧クラッチC
の係合力の大きさを精密に制御することが可能となる。
発生した油圧に対抗すべくクラッチスプリング14のセ
ット荷重を増大させる必要がなくなり、これによりクラ
ッチスプリング14の小型軽量化が可能になるばかり
か、制御油圧室12に供給する最大油圧の低減を図るこ
とが可能となる。しかも、遠心力による影響が除去され
ることにより、制御油圧室12に供給する油圧とクラッ
チスプリング14の弾発力とに基づいて油圧クラッチC
の係合力の大きさを精密に制御することが可能となる。
【0020】次に、図2に基づいて請求項3に記載され
た発明に対応する第2実施例を説明する。
た発明に対応する第2実施例を説明する。
【0021】第2実施例は背中合せに配設された左側の
第1油圧クラッチCL 及び右側の第2油圧クラッチCR
を備えており、第1油圧クラッチCL 及び第2油圧クラ
ッチCR の構造は実質的に左右対称である。以下、前述
の第1実施例の油圧クラッチCの構成部材に対応する構
成部材には同一の符号を付し、その符号に第1油圧クラ
ッチCL の構成部材を表す添字「L 」と第2油圧クラッ
チCR の構成部材を表す添字「R 」とを付加する。
第1油圧クラッチCL 及び右側の第2油圧クラッチCR
を備えており、第1油圧クラッチCL 及び第2油圧クラ
ッチCR の構造は実質的に左右対称である。以下、前述
の第1実施例の油圧クラッチCの構成部材に対応する構
成部材には同一の符号を付し、その符号に第1油圧クラ
ッチCL の構成部材を表す添字「L 」と第2油圧クラッ
チCR の構成部材を表す添字「R 」とを付加する。
【0022】回転軸1には第1油圧クラッチCL のクラ
ッチアウタ2L と第2油圧クラッチCR のクラッチアウ
タ2R とが背中合せにスプライン結合されており、両ク
ラッチアウタ2L ,2R は実質的に一部材として本発明
の第1回転部材を構成する。回転軸1にはクラッチアウ
タ2L と協働するクラッチインナ4L がニードルベアリ
ング3L を介して相対回転自在に支持されるとともに、
クラッチアウタ2R と協働するクラッチインナ4R がニ
ードルベアリング3R を介して相対回転自在に支持され
る。クラッチインナ4L は本発明の第2回転部材を構成
し、クラッチインナ4R は本発明の第3回転部材を構成
する。
ッチアウタ2L と第2油圧クラッチCR のクラッチアウ
タ2R とが背中合せにスプライン結合されており、両ク
ラッチアウタ2L ,2R は実質的に一部材として本発明
の第1回転部材を構成する。回転軸1にはクラッチアウ
タ2L と協働するクラッチインナ4L がニードルベアリ
ング3L を介して相対回転自在に支持されるとともに、
クラッチアウタ2R と協働するクラッチインナ4R がニ
ードルベアリング3R を介して相対回転自在に支持され
る。クラッチインナ4L は本発明の第2回転部材を構成
し、クラッチインナ4R は本発明の第3回転部材を構成
する。
【0023】クラッチアウタ2L のスプライン2L1には
複数枚の第1クラッチ板5L …が軸方向摺動自在に支持
され、これら第1クラッチ板5L …と重ね合わされるよ
うに、クラッチインナ4L のスプライン4L1に複数枚の
第3クラッチ板6L …が軸方向摺動自在に支持される。
同様に、クラッチアウタ2R のスプライン2R1には複数
枚の第2クラッチ板5R …が軸方向摺動自在に支持さ
れ、これら第2クラッチ板5R …と重ね合わされるよう
に、クラッチインナ4R のスプライン4R1に複数枚の第
4クラッチ板6R …が軸方向摺動自在に支持される。
複数枚の第1クラッチ板5L …が軸方向摺動自在に支持
され、これら第1クラッチ板5L …と重ね合わされるよ
うに、クラッチインナ4L のスプライン4L1に複数枚の
第3クラッチ板6L …が軸方向摺動自在に支持される。
同様に、クラッチアウタ2R のスプライン2R1には複数
枚の第2クラッチ板5R …が軸方向摺動自在に支持さ
れ、これら第2クラッチ板5R …と重ね合わされるよう
に、クラッチインナ4R のスプライン4R1に複数枚の第
4クラッチ板6R …が軸方向摺動自在に支持される。
【0024】クラッチアウタ2L の内部には第1制御油
圧室12L に供給される油圧によって左方向に移動し、
第1クラッチ板5L …及び第3クラッチ板6L を相互に
当接させるクラッチピストン8L が軸方向摺動自在に配
設されるとともに、クラッチアウタ2R の内部には第2
制御油圧室12R に供給される油圧によって右方向に移
動し、第2クラッチ板5R …及び第4クラッチ板6R を
相互に当接させるクラッチピストン8R が軸方向摺動自
在に配設される。両クラッチピストン8L ,8 R はクラ
ッチアウタ2L ,2R にクリップ31L ,31R で固定
したばね座32 L ,32R に係止したクラッチスプリン
グ14L ,14R により、相互に接近するようにそれぞ
れ右方向及び左方向に付勢される。
圧室12L に供給される油圧によって左方向に移動し、
第1クラッチ板5L …及び第3クラッチ板6L を相互に
当接させるクラッチピストン8L が軸方向摺動自在に配
設されるとともに、クラッチアウタ2R の内部には第2
制御油圧室12R に供給される油圧によって右方向に移
動し、第2クラッチ板5R …及び第4クラッチ板6R を
相互に当接させるクラッチピストン8R が軸方向摺動自
在に配設される。両クラッチピストン8L ,8 R はクラ
ッチアウタ2L ,2R にクリップ31L ,31R で固定
したばね座32 L ,32R に係止したクラッチスプリン
グ14L ,14R により、相互に接近するようにそれぞ
れ右方向及び左方向に付勢される。
【0025】左右のクラッチピストン8L ,8R は、左
右のクラッチアウタ2L ,2R に嵌合するカラー33…
を貫通してクリップ34…で固定された連結手段として
の連結ピン35…で一体化される。
右のクラッチアウタ2L ,2R に嵌合するカラー33…
を貫通してクリップ34…で固定された連結手段として
の連結ピン35…で一体化される。
【0026】回転軸1に軸方向に穿設された一対の作動
油路15L ,15R は、それぞれ半径方向に延びる作動
油路16L ,16R を介して前記第1、第2制御油圧室
12 L ,12R に連通する。また回転軸1に軸方向に穿
設された潤滑油路17は、半径方向に延びる一対の潤滑
油路18L ,18R を介してクラッチアウタ2L ,2 R
とクラッチインナ4L ,4R 間に空間に連通し、また一
対の潤滑油路19L ,19R を介してクラッチインナ4
L ,4R の内周に連通する。
油路15L ,15R は、それぞれ半径方向に延びる作動
油路16L ,16R を介して前記第1、第2制御油圧室
12 L ,12R に連通する。また回転軸1に軸方向に穿
設された潤滑油路17は、半径方向に延びる一対の潤滑
油路18L ,18R を介してクラッチアウタ2L ,2 R
とクラッチインナ4L ,4R 間に空間に連通し、また一
対の潤滑油路19L ,19R を介してクラッチインナ4
L ,4R の内周に連通する。
【0027】次に、前述の構成を備えた第2実施例の作
用を説明する。
用を説明する。
【0028】第1油圧クラッチCL を係合させるべく作
動油路15L ,16L を介して第1制御油圧室12L に
油圧を供給すると、クラッチピストン8L が図中左方向
に移動し、第1クラッチ板5L …及び第3クラッチ板6
L …を押圧して相互に当接させる。これにより、回転軸
1からクラッチアウタ2L に入力されたトルクはクラッ
チインナ4L に伝達され、第1油圧クラッチCL は係合
状態となる。また、作動油路15R ,16R を介して第
2制御油圧室12R に油圧を供給すると、前述と同様に
して第2油圧クラッチC2 が係合状態となる。上述のよ
うに第1油圧クラッチCL のクラッチピストン8L が左
動すると、連結ピン35…を介して第2油圧クラッチC
R のクラッチピストン8R も一体に左動し、また第2油
圧クラッチCR のクラッチピストン8R が右動すると、
連結ピン35…を介して第1油圧クラッチCL のクラッ
チピストン8L も一体に右動するが、自動変速機におい
て第1、第2油圧クラッチCL ,CR が同時に係合状態
となることはないため、何の支障も生じない。
動油路15L ,16L を介して第1制御油圧室12L に
油圧を供給すると、クラッチピストン8L が図中左方向
に移動し、第1クラッチ板5L …及び第3クラッチ板6
L …を押圧して相互に当接させる。これにより、回転軸
1からクラッチアウタ2L に入力されたトルクはクラッ
チインナ4L に伝達され、第1油圧クラッチCL は係合
状態となる。また、作動油路15R ,16R を介して第
2制御油圧室12R に油圧を供給すると、前述と同様に
して第2油圧クラッチC2 が係合状態となる。上述のよ
うに第1油圧クラッチCL のクラッチピストン8L が左
動すると、連結ピン35…を介して第2油圧クラッチC
R のクラッチピストン8R も一体に左動し、また第2油
圧クラッチCR のクラッチピストン8R が右動すると、
連結ピン35…を介して第1油圧クラッチCL のクラッ
チピストン8L も一体に右動するが、自動変速機におい
て第1、第2油圧クラッチCL ,CR が同時に係合状態
となることはないため、何の支障も生じない。
【0029】さて、第1油圧クラッチCL の第1制御油
圧室12L 内の作動油に作用する遠心力により発生した
油圧はクラッチピストン8L を左方向に付勢し、また第
2油圧クラッチCR の第2制御油圧室12R 内の作動油
に作用する遠心力により発生した油圧はクラッチピスト
ン8R を右方向に付勢するが、両クラッチピストン
8 L ,8R は連結ピン35…によって一体化されている
ため、前記遠心力による油圧が相互に打ち消しあって第
1、第2油圧クラッチCL ,CR の係合力に影響を及ぼ
すことが防止される。
圧室12L 内の作動油に作用する遠心力により発生した
油圧はクラッチピストン8L を左方向に付勢し、また第
2油圧クラッチCR の第2制御油圧室12R 内の作動油
に作用する遠心力により発生した油圧はクラッチピスト
ン8R を右方向に付勢するが、両クラッチピストン
8 L ,8R は連結ピン35…によって一体化されている
ため、前記遠心力による油圧が相互に打ち消しあって第
1、第2油圧クラッチCL ,CR の係合力に影響を及ぼ
すことが防止される。
【0030】而して、この第2実施例によっても前記第
1実施例と同様の作用効果を得ることが可能であり、し
かも第1実施例の潤滑油溜り室13を画成するための隔
壁部材10が不要になって構造が簡略化される。
1実施例と同様の作用効果を得ることが可能であり、し
かも第1実施例の潤滑油溜り室13を画成するための隔
壁部材10が不要になって構造が簡略化される。
【0031】次に、図3に基づいて請求項4に記載され
た発明に対応する第3実施例を説明する。
た発明に対応する第3実施例を説明する。
【0032】第3実施例は非対称に配設された左側の第
1油圧クラッチCL 及び右側の第2油圧クラッチCR を
備えるものであり、前述の第2実施例の第1油圧クラッ
チC L 及び第2油圧クラッチCR の構成部材に対応する
構成部材には同一の符号が付してある。
1油圧クラッチCL 及び右側の第2油圧クラッチCR を
備えるものであり、前述の第2実施例の第1油圧クラッ
チC L 及び第2油圧クラッチCR の構成部材に対応する
構成部材には同一の符号が付してある。
【0033】回転軸1の右端には回転軸41がニードル
ベアリング42を介して同軸に支持されており、回転軸
41の左端に第2回転部材としてのクラッチインナ2L
がスプライン結合されるとともに、このクラッチインナ
4L の右側に隣接して第3回転部材としてのクラッチイ
ンナ4R が回転軸41にニードルベアリング43を介し
て相対回転自在に支持される。
ベアリング42を介して同軸に支持されており、回転軸
41の左端に第2回転部材としてのクラッチインナ2L
がスプライン結合されるとともに、このクラッチインナ
4L の右側に隣接して第3回転部材としてのクラッチイ
ンナ4R が回転軸41にニードルベアリング43を介し
て相対回転自在に支持される。
【0034】回転軸1の右端にフランジ状に一体成形さ
れた制御油圧室隔壁44の半径方向外端には、軸方向に
延びるクラッチアウタ2が一体成形される。クラッチア
ウタ2のスプライン21 には複数枚の第1クラッチ板5
L …が軸方向摺動自在に支持され、これら第1クラッチ
板5L …と重ね合わされるように、クラッチインナ4 L
のスプライン4L1に複数枚の第3クラッチ板6L …が軸
方向摺動自在に支持される。同様に、クラッチアウタ2
のスプライン21 には複数枚の第2クラッチ板5R …が
軸方向摺動自在に支持され、これら第2クラッチ板5R
…と重ね合わされるように、クラッチインナ4R のスプ
ライン4R1に複数枚の第4クラッチ板6 R …が軸方向摺
動自在に支持される。尚、この第3実施例では、回転軸
1及びクラッチアウタ2が第1回転部材を構成する。
れた制御油圧室隔壁44の半径方向外端には、軸方向に
延びるクラッチアウタ2が一体成形される。クラッチア
ウタ2のスプライン21 には複数枚の第1クラッチ板5
L …が軸方向摺動自在に支持され、これら第1クラッチ
板5L …と重ね合わされるように、クラッチインナ4 L
のスプライン4L1に複数枚の第3クラッチ板6L …が軸
方向摺動自在に支持される。同様に、クラッチアウタ2
のスプライン21 には複数枚の第2クラッチ板5R …が
軸方向摺動自在に支持され、これら第2クラッチ板5R
…と重ね合わされるように、クラッチインナ4R のスプ
ライン4R1に複数枚の第4クラッチ板6 R …が軸方向摺
動自在に支持される。尚、この第3実施例では、回転軸
1及びクラッチアウタ2が第1回転部材を構成する。
【0035】左端に位置する第1クラッチ板5L は制御
油圧室隔壁44に右側面に対向しており、右端に位置す
る第2クラッチ板5R はクラッチアウタ2の右端に係止
したクリップ7の左側面に対向する。クラッチアウタ2
の内部にはプレッシャプレート9が摺動自在に支持され
ており、その左側面は右端に位置する第3クラッチ板6
L の右側面に対向するとともに、その右側面は左端に位
置する第4クラッチ板6R の左側面に対向する。
油圧室隔壁44に右側面に対向しており、右端に位置す
る第2クラッチ板5R はクラッチアウタ2の右端に係止
したクリップ7の左側面に対向する。クラッチアウタ2
の内部にはプレッシャプレート9が摺動自在に支持され
ており、その左側面は右端に位置する第3クラッチ板6
L の右側面に対向するとともに、その右側面は左端に位
置する第4クラッチ板6R の左側面に対向する。
【0036】回転軸1には制御油圧室隔壁45がスプラ
イン結合されており、回転軸1に摺動自在に支持された
クラッチピストン8と両制御油圧室隔壁44,45との
間に、第1制御油圧室12L 及び第2制御油圧室12R
が画成される。クラッチピストン8と制御油圧室隔壁4
5との間にはクラッチスプリング14L が縮設され、ク
ラッチピストン8と制御油圧室隔壁44との間にはクラ
ッチスプリング14Rが縮設される。
イン結合されており、回転軸1に摺動自在に支持された
クラッチピストン8と両制御油圧室隔壁44,45との
間に、第1制御油圧室12L 及び第2制御油圧室12R
が画成される。クラッチピストン8と制御油圧室隔壁4
5との間にはクラッチスプリング14L が縮設され、ク
ラッチピストン8と制御油圧室隔壁44との間にはクラ
ッチスプリング14Rが縮設される。
【0037】クラッチピストン8の半径方向外端に形成
した複数の突起81 …には、クラッチアウタ2の外周に
嵌合するように配設された筒状の連結部材46の左端が
クリップ47で固定される。またクラッチアウタ2に形
成した複数切欠き23 …から半径方向外側に突出するプ
レッシャプレート9の突起91 …は、前記連結部材46
の右端にクリップ48で固定される。
した複数の突起81 …には、クラッチアウタ2の外周に
嵌合するように配設された筒状の連結部材46の左端が
クリップ47で固定される。またクラッチアウタ2に形
成した複数切欠き23 …から半径方向外側に突出するプ
レッシャプレート9の突起91 …は、前記連結部材46
の右端にクリップ48で固定される。
【0038】回転軸1に軸方向に穿設された一対の作動
油路15L ,15R は、それぞれ半径方向に延びる作動
油路16L ,16R を介して前記第1、第2制御油圧室
12 L ,12R に連通する。また回転軸41に穿設した
潤滑油路17,18L を介して供給された潤滑油は、前
記ニードルベアリング42、回転軸1とクラッチインナ
4L との間に配設したニードルベアリング49及び制御
油圧室隔壁44とクラッチインナ4L との間に配設した
スラストベアリング50を潤滑するとともに、潤滑油路
17,18R を介して供給された潤滑油は、前記ニード
ルベアリング43及びクラッチインナ4L とクラッチイ
ンナ4R 間に配設したスラストベアリング51を潤滑す
る。
油路15L ,15R は、それぞれ半径方向に延びる作動
油路16L ,16R を介して前記第1、第2制御油圧室
12 L ,12R に連通する。また回転軸41に穿設した
潤滑油路17,18L を介して供給された潤滑油は、前
記ニードルベアリング42、回転軸1とクラッチインナ
4L との間に配設したニードルベアリング49及び制御
油圧室隔壁44とクラッチインナ4L との間に配設した
スラストベアリング50を潤滑するとともに、潤滑油路
17,18R を介して供給された潤滑油は、前記ニード
ルベアリング43及びクラッチインナ4L とクラッチイ
ンナ4R 間に配設したスラストベアリング51を潤滑す
る。
【0039】次に、前述の構成を備えた第3実施例の作
用を説明する。
用を説明する。
【0040】第1油圧クラッチCL を係合させるべく作
動油路15L ,16L を介して第1制御油圧室12L に
油圧を供給すると、クラッチピストン8が連結部材46
及びプレッシャプレート9と共に図中左方向に移動し、
プレッシャプレート9が第1クラッチ板5L …及び第3
クラッチ板6L …を押圧して相互に当接させる。これに
より、回転軸1から制御油圧室隔壁44を介してクラッ
チアウタ2に入力されたトルクはクラッチインナ4L に
伝達され、第1油圧クラッチCL は係合状態となる。ま
た、作動油路15R ,16R を介して第2制御油圧室1
2R に油圧を供給すると、前述と同様にして第2油圧ク
ラッチC2 が係合状態となる。自動変速機において第
1、第2油圧クラッチCL ,CR が同時に係合状態とな
ることはないため、両油圧クラッチCL ,CR がクラッ
チピストン8及びプレッシャプレート9を共有していて
も、何の支障も生じない。
動油路15L ,16L を介して第1制御油圧室12L に
油圧を供給すると、クラッチピストン8が連結部材46
及びプレッシャプレート9と共に図中左方向に移動し、
プレッシャプレート9が第1クラッチ板5L …及び第3
クラッチ板6L …を押圧して相互に当接させる。これに
より、回転軸1から制御油圧室隔壁44を介してクラッ
チアウタ2に入力されたトルクはクラッチインナ4L に
伝達され、第1油圧クラッチCL は係合状態となる。ま
た、作動油路15R ,16R を介して第2制御油圧室1
2R に油圧を供給すると、前述と同様にして第2油圧ク
ラッチC2 が係合状態となる。自動変速機において第
1、第2油圧クラッチCL ,CR が同時に係合状態とな
ることはないため、両油圧クラッチCL ,CR がクラッ
チピストン8及びプレッシャプレート9を共有していて
も、何の支障も生じない。
【0041】而して、この第3実施例によれば、第1油
圧クラッチCL の第1制御油圧室12L 内の作動油に作
用する遠心力により発生した油圧と、第2油圧クラッチ
CRの第2制御油圧室12R 内の作動油に作用する遠心
力により発生した油圧とを相互に打ち消すことが可能と
なり、しかも第1、第2油圧クラッチCL ,CR のクラ
ッチピストン8を共有化して部品点数を削減することが
できる。
圧クラッチCL の第1制御油圧室12L 内の作動油に作
用する遠心力により発生した油圧と、第2油圧クラッチ
CRの第2制御油圧室12R 内の作動油に作用する遠心
力により発生した油圧とを相互に打ち消すことが可能と
なり、しかも第1、第2油圧クラッチCL ,CR のクラ
ッチピストン8を共有化して部品点数を削減することが
できる。
【0042】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものではなく、種々の設計
変更を行うことができる。
明は前記実施例に限定されるものではなく、種々の設計
変更を行うことができる。
【0043】例えば、実施例では自動車の自動変速機用
の油圧クラッチを例示したが、本発明は他の任意の油圧
クラッチに対して適用することができる。また第2実施
例において左右のクラッチアウタ2L ,2R を別部材で
構成しているが、それらを一部材で構成しても良い。
の油圧クラッチを例示したが、本発明は他の任意の油圧
クラッチに対して適用することができる。また第2実施
例において左右のクラッチアウタ2L ,2R を別部材で
構成しているが、それらを一部材で構成しても良い。
【0044】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載された発
明によれば、クラッチピストンの一側面及び他側面にそ
れぞれ制御油圧室と油溜り室とを形成したことにより、
両室内の油に作用する遠心力によって発生する油圧を相
互に相殺し、遠心力によるクラッチピストンの移動を防
止して油圧クラッチの係合力を精密に制御することがで
きる。
明によれば、クラッチピストンの一側面及び他側面にそ
れぞれ制御油圧室と油溜り室とを形成したことにより、
両室内の油に作用する遠心力によって発生する油圧を相
互に相殺し、遠心力によるクラッチピストンの移動を防
止して油圧クラッチの係合力を精密に制御することがで
きる。
【0045】また請求項2に記載された発明によれば、
第1クラッチ板及び第2クラッチ板を潤滑する潤滑油が
供給される潤滑油溜り室を利用して前記油溜り室を形成
したことにより、特別の油溜り室を形成する必要がなく
なって部品点数の削減に寄与することができる。
第1クラッチ板及び第2クラッチ板を潤滑する潤滑油が
供給される潤滑油溜り室を利用して前記油溜り室を形成
したことにより、特別の油溜り室を形成する必要がなく
なって部品点数の削減に寄与することができる。
【0046】また請求項3に記載された発明によれば、
第1クラッチピストンの一側面及び第2クラッチピスト
ンの一側面にそれぞれ第1制御油圧室及び第2制御油圧
室を形成するとともに、第1クラッチピストン及び第2
クラッチピストンを連結手段で軸方向相対移動不能に連
結したことにより、両制御油圧室内の油に作用する遠心
力によって発生する油圧を相互に相殺し、遠心力による
クラッチピストンの移動を防止して油圧クラッチの係合
力を精密に制御することができる。
第1クラッチピストンの一側面及び第2クラッチピスト
ンの一側面にそれぞれ第1制御油圧室及び第2制御油圧
室を形成するとともに、第1クラッチピストン及び第2
クラッチピストンを連結手段で軸方向相対移動不能に連
結したことにより、両制御油圧室内の油に作用する遠心
力によって発生する油圧を相互に相殺し、遠心力による
クラッチピストンの移動を防止して油圧クラッチの係合
力を精密に制御することができる。
【0047】また請求項4に記載された発明によれば、
クラッチピストンの両側面にそれぞれ第1制御油圧室及
び第2制御油圧室を形成したことにより、両制御油圧室
内の油に作用する遠心力によって発生する油圧を相互に
相殺し、遠心力によるクラッチピストンの移動を防止し
て油圧クラッチの係合力を精密に制御することができ
る。
クラッチピストンの両側面にそれぞれ第1制御油圧室及
び第2制御油圧室を形成したことにより、両制御油圧室
内の油に作用する遠心力によって発生する油圧を相互に
相殺し、遠心力によるクラッチピストンの移動を防止し
て油圧クラッチの係合力を精密に制御することができ
る。
【図1】第1実施例による油圧クラッチの断面図
【図2】第2実施例による油圧クラッチの断面図
【図3】第3実施例による油圧クラッチの断面図
1 回転軸(第1回転部材) 2 クラッチアウタ(第1回転部材) 2L クラッチアウタ(第1回転部材) 2R クラッチアウタ(第1回転部材) 4 クラッチインナ(第2回転部材) 4L 第2回転部材 4R 第3回転部材 5 第1クラッチ板 5L 第1クラッチ板 5R 第2クラッチ板 6 第2クラッチ板 6L 第3クラッチ板 6R 第4クラッチ板 8 クラッチピストン 8L 第1クラッチピストン 8R 第2クラッチピストン 12 制御油圧室 12L 第1制御油圧室 12R 第2制御油圧室 13 潤滑油溜り室(油溜り室) 35 連結ピン(連結手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 第1回転部材(2)に相対回転不能かつ
軸方向移動可能に支持された第1クラッチ板(5)と、
第2回転部材(4)に相対回転不能かつ軸方向移動可能
に支持された第2クラッチ板(6)と、第1クラッチ板
(5)及び第2クラッチ板(6)を押圧して相互に当接
させるべく、第1回転部材(2)に軸方向移動可能に支
持されたクラッチピストン(8)と、クラッチピストン
(8)の一側面に形成され、クラッチピストン(8)を
軸方向一方に移動させる制御油圧室(12)と、クラッ
チピストン(8)の他側面に形成された油溜り室(1
3)とを備えたことを特徴とする油圧クラッチ。 - 【請求項2】 前記油溜り室(13)が、第1クラッチ
板(5)及び第2クラッチ板(6)を潤滑する潤滑油が
供給される潤滑油溜り室であることを特徴とする、請求
項1記載の油圧クラッチ。 - 【請求項3】 第1回転部材(2L ,2R )に相対回転
不能かつ軸方向移動可能に支持された第1クラッチ板
(5L )及び第2クラッチ板(5R )と、第2回転部材
(4L )に相対回転不能かつ軸方向移動可能に支持され
た第3クラッチ板(6L )と、第3回転部材(4R )に
相対回転不能かつ軸方向移動可能に支持された第4クラ
ッチ板(6R )と、第1クラッチ板(5L )及び第3ク
ラッチ板(6L )を押圧して相互に当接させるべく、第
1回転部材(2L ,2R )に軸方向移動可能に支持され
た第1クラッチピストン(8L )と、第2クラッチ板
(5 R )及び第4クラッチ板(6R )を押圧して相互に
当接させるべく、第1回転部材(2L ,2R )に軸方向
移動可能に支持された第2クラッチピストン(8R )
と、第1クラッチピストン(8L )を軸方向一方に移動
させるべく第1クラッチピストン(8L )の一側面に形
成された第1制御油圧室(12L )と、第2クラッチピ
ストン(8R )を軸方向他方に移動させるべく第2クラ
ッチピストン(8 R )の一側面に形成された第2制御油
圧室(12R )と、第1クラッチピストン(8L )及び
第2クラッチピストン(8R )を軸方向相対移動不能に
連結する連結手段(35)とを備えたことを特徴とする
油圧クラッチ。 - 【請求項4】 第1回転部材(2)に相対回転不能かつ
軸方向移動可能に支持された第1クラッチ板(5L )及
び第2クラッチ板(5R )と、第2回転部材(4L )に
相対回転不能かつ軸方向移動可能に支持された第3クラ
ッチ板(6L)と、第3回転部材(4R )に相対回転不
能かつ軸方向移動可能に支持された第4クラッチ板(6
R )と、第1回転部材(1)に軸方向移動可能に支持さ
れ、軸方向一方に移動して第1クラッチ板(5L )及び
第3クラッチ板(6L )を押圧して相互に当接させると
ともに軸方向他方に移動して第2クラッチ板(5R )及
び第4クラッチ板(6R )を押圧して相互に当接させる
クラッチピストン(8)と、クラッチピストン(8)を
軸方向一方に移動させるべくクラッチピストン(8)の
一側面に形成された第1制御油圧室(12L )と、クラ
ッチピストン(8)を軸方向他方に移動させるべくクラ
ッチピストン(8)の他側面に形成された第2制御油圧
室(12R )とを備えたことを特徴とする油圧クラッ
チ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5194566A JPH0742761A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 油圧クラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5194566A JPH0742761A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 油圧クラッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0742761A true JPH0742761A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16326667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5194566A Pending JPH0742761A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 油圧クラッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0742761A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-08-05 JP JP5194566A patent/JPH0742761A/ja active Pending
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