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JPH0735827U - 弾性軸継手 - Google Patents

弾性軸継手

Info

Publication number
JPH0735827U
JPH0735827U JP6607493U JP6607493U JPH0735827U JP H0735827 U JPH0735827 U JP H0735827U JP 6607493 U JP6607493 U JP 6607493U JP 6607493 U JP6607493 U JP 6607493U JP H0735827 U JPH0735827 U JP H0735827U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber reinforced
reinforced plastic
flange
fixed
cylindrical member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6607493U
Other languages
English (en)
Inventor
明 及川
広信 平
稔 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAKAMURA JICO CO., LTD.
Original Assignee
NAKAMURA JICO CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NAKAMURA JICO CO., LTD. filed Critical NAKAMURA JICO CO., LTD.
Priority to JP6607493U priority Critical patent/JPH0735827U/ja
Publication of JPH0735827U publication Critical patent/JPH0735827U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 長寿命で軽量かつ小型の弾性軸継手を提供す
る。 【構成】 円筒部材30は、炭素繊維強化プラスチック又
はガラス繊維強化プラスチック又は炭素繊維強化プラス
チック及びガラス繊維強化プラスチックの複合材料によ
って形成され、捩れ方向において弾性を有する。第1の
クロスジョイント21に固定されたスプラインシャフト23
は、スプラインチューブ27に嵌挿し、このスプラインチ
ューブ27は、円筒部材30によって第2のクロスジョイン
ト24の第1の固定部26と連結される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、駆動軸と従動軸とを連結して回転力を伝達し、かつ捩り方向及び曲 げ方向において自由度を備えた弾性軸継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
駆動軸と従動軸とを連結する弾性軸継手は、軸間において捩り方向で弾性変形 可能に構成されており、このことにより、軸間の振動を遮断する制振性,捩りモ ーメントの変動による衝撃を吸収する衝撃吸収性を備え、また、その用途に応じ て駆動軸と従動軸との傾きを許容できるように2点で揺動可能に構成されたもの がある。
【0003】 図7は従来の弾性軸継手の一例を示す側面断面図、図8は図7に示す弾性部材 の斜視図である。
【0004】 1はクロスジョイント、2は第1のフランジ、3はスプライン孔3aが穿設さ れたスプラインチューブである。クロスジョイント1は、一方の揺動端に前記第 1のフランジ2が固定され、他方の揺動端にスプラインチューブ3の一端面が固 定されている。
【0005】 4は第1の弾性部材固定フランジ、5はこの第1の弾性部材固定フランジ4の 一端面に垂設されたスプラインシャフトである。このスプラインシャフト5は、 スプラインチューブ3のスプライン孔3aに嵌挿して回動方向でスプラインチュ ーブ3と固定される。また、6はスプラインシャフト5とスプライン孔3aとの 間に塵埃等が侵入することを防止するシールリングである。
【0006】 7は第2のフランジ、8は第2の弾性部材固定フランジ、9は第2のフランジ 7と第2の弾性部材固定フランジ8とを固定する中間軸である。
【0007】 10はゴムによって形成された弾性部材、11は第1の弾性部材固定フランジ4の 端面に突設した摺動凸部、12は第2の弾性部材固定フランジ8の端面に突設した 摺動凹部であり、摺動凸部11は、外面の一部が凸の球面に形成され、内面の一部 が凹の球面に形成された摺動凹部12に摺動可能に嵌合している。
【0008】 弾性部材10は、図8に示すようにリング状のものであり、周方向において等間 隔で6つボルト孔10a,10bが穿設されている。第2の弾性部材固定フランジ8に は、弾性部材10のボルト孔10aに対向する位置に、それぞれ3つのボルト孔8aが 穿設されている。弾性部材10は、ボルト孔10aに挿通するとともに、ボルト孔8a に挿通するボルト13およびこのボルト13に螺着するナット14によって第2の弾性 部材固定フランジ8に固定される。また、第1の弾性部材固定フランジ4には、 弾性部材10のボルト孔10bに対向する位置に、それぞれ3つのボルト孔4aが穿設 されており、第2の弾性部材固定フランジ8に固定された弾性部材10は、さらに ボルト孔10bに挿通するとともに、ボルト孔4aに挿通するボルト13およびこのボ ルト13に螺着するナット14によって第1の弾性部材固定フランジ4に固定される 。
【0009】 図7に示す弾性軸継手は、第1の回転軸51と第2の回転軸52とを連結するもの であり、回転軸51,52のいずれか一方は、軸継手に回転力を伝達する駆動軸であ り、かつ他方は、軸継手から回転力が伝達される従動軸である。第1の回転軸51 の端面にはフランジ53が固定され、このフランジ53は、ボルト15およびナット16 によって第1のフランジ2に固定されている。また、第2の回転軸52の端面には フランジ54が固定され、このフランジ54は、ボルト15およびナット16によって第 2のフランジ7に固定されている。
【0010】 クロスジョイント1は、軸心に対して直交する2方向で揺動可能に構成されて おり、第1の回転軸51がスプラインシャフト5に対して傾いている状態で回転力 を伝達できる。また、第1の弾性部材固定フランジ4および第2の弾性部材固定 フランジ8にそれぞれ固定される弾性部材10が弾性を有し、かつ摺動凸部11が摺 動凹部12に摺動可能に嵌合していることにより、弾性部材10は、スプラインシャ フト5に対する第2の回転軸52の傾きに対応して弾性変形する。第2の回転軸52 の傾きに対応して弾性部材10が弾性変形することにより、スプラインシャフト5 に対して第2の回転軸52が傾いた状態でも、弾性部材固定フランジ4,8間で回 転力を伝達することができる。さらに、弾性部材10によって弾性部材固定フラン ジ4,8間で振動が伝達することを抑制でき、かつ捩りモーメントの変動に対応 して弾性部材10が捩り方向で弾性変形するので、捩りモーメントの変動により発 生する衝撃を減衰することができる。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した弾性軸継手においては、弾性部材10がゴムによって形 成されているので使用条件によって弾性部材10の寿命が短くなるという問題が発 生する。例えば、弾性部材10での曲げ角度が大きい場合や、回転軸51,52の起動 停止の頻度が高い場合には、弾性部材10の寿命が特に短くなる。また、このよう な弾性軸継手には、弾性部材10がリング状に形成されているので外径が大きくな るという問題や、弾性部材10が重いために回転時の動力損失が大きくなるという 問題もある。
【0012】 本考案の目的は、長寿命で軽量かつ小型の弾性軸継手を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため本考案の第1の手段は、一方の揺動端に第1のフラ ンジが固定された第1のクロスジョイントと、一方の揺動端に第2のフランジが 固定された第2のクロスジョイントと、ガラス繊維強化プラスチック又は炭素繊 維強化プラスチック又はガラス繊維強化プラスチック及び炭素繊維強化プラスチ ックの複合材料によって形成され、一端部付近が前記第1のクロスジョイントに 、他端部付近が前記第2のクロスジョイントにそれぞれ回転方向で固定された円 筒部材とを備えたことを特徴とする。
【0014】 また、第2の手段は、一方の揺動端に第1のフランジが固定された第1のクロ スジョイントと、第2のフランジと、ガラス繊維強化プラスチック又は炭素繊維 強化プラスチック又はガラス繊維強化プラスチック及び炭素繊維強化プラスチッ クの複合材料によって形成され、一端部付近が前記クロスジョイントに、他端部 付近が前記第2のフランジにそれぞれ回転方向で固定された円筒部材とを備えた ことを特徴とする。
【0015】 また、第3の手段は、第1のフランジと、第2のフランジと、ガラス繊維強化 プラスチック又は炭素繊維強化プラスチック又はガラス繊維強化プラスチック及 び炭素繊維強化プラスチックの複合材料によって形成され、一端部付近が前記第 1のフランジに、他端部付近が前記第2のフランジにそれぞれ固定された円筒部 材とを備えたことを特徴とする。
【0016】 さらに、第4の手段は、前記第1のクロスジョイントの他方の揺動端から突出 したスプラインシャフトと、このスプラインシャフトが嵌挿し、外周面に前記円 筒部材が外嵌固定する固定部が形成されたスプラインチューブとを備えたことを 特徴とする。
【0017】 さらに、第5の手段は、前記円筒部材を、長さ方向において一定ピッチで交互 に異なる方向に折曲して蛇腹状にしたことを特徴とする。
【0018】 また、第6の手段は、一方の揺動端に第1のフランジが固定され、他方の揺動 端にスプラインシャフトが固定された第1のクロスジョイントと、一方の揺動端 に第2のフランジが固定され、他方の揺動端から第1の固定部が突出した第2の クロスジョイントと、前記スプラインシャフトが嵌挿し、かつ外周面に第2の固 定部が形成されたスプラインチューブと、ガラス繊維強化プラスチック又は炭素 繊維強化プラスチック又はガラス繊維強化プラスチック及び炭素繊維強化プラス チックの複合材料によって形成され、一端部付近が前記第1の固定部に外嵌して 固定される外側円筒部材と、ガラス繊維強化プラスチック又は炭素繊維強化プラ スチック又はガラス繊維強化プラスチック及び炭素繊維強化プラスチックの複合 材料によって形成され、スプラインシャフトが内部に挿入し、前記外側円筒部材 内で一端部付近が前記第2の固定部に外嵌して固定される内側円筒部材とを備え 、この内側円筒部材の他端部と外側円筒部材の他端部とを連結固定したことを特 徴とする。
【0019】
【作用】
上記の第1の手段によれば、一方の揺動端に第1のフランジが固定された第1 のクロスジョイントと、一方の揺動端に第2のフランジが固定された第2のクロ スジョイントと、ガラス繊維強化プラスチック又は炭素繊維強化プラスチック又 はガラス繊維強化プラスチック及び炭素繊維強化プラスチックの複合材料によっ て形成され、一端部付近が前記第1のクロスジョイントに、他端部付近が前記第 2のクロスジョイントにそれぞれ回転方向で固定された円筒部材とによって、伝 達トルクに対応して捩り方向で弾性変形する円筒部材が軽量小型化され、かつ第 1のクロスジョイント及び第2のクロスジョイントがそれぞれ円筒部材に対する 第1のフランジ及び第2のフランジの傾きを許容する。
【0020】 また、第2の手段によれば、一方の揺動端に第1のフランジが固定された第1 のクロスジョイントと、第2のフランジと、ガラス繊維強化プラスチック又は炭 素繊維強化プラスチック又はガラス繊維強化プラスチック及び炭素繊維強化プラ スチックの複合材料によって形成され、一端部付近が前記クロスジョイントに、 他端部付近が前記第2のフランジにそれぞれ回転方向で固定された円筒部材とに よって、伝達トルクに対応して捩り方向で弾性変形する円筒部材が軽量小型化さ れ、かつ第1のクロスジョイントが円筒部材に対する第1のフランジの傾きを許 容する。
【0021】 また、第3の手段によれば、第1のフランジと、第2のフランジと、ガラス繊 維強化プラスチック又は炭素繊維強化プラスチック又はガラス繊維強化プラスチ ック及び炭素繊維強化プラスチックの複合材料によって形成され、一端部付近が 前記第1のフランジに、他端部付近が前記第2のフランジにそれぞれ固定された 円筒部材とによって、伝達トルクに対応して捩り方向で弾性変形する円筒部材が 軽量小型化される。
【0022】 さらに、第4の手段によれば、第1のクロスジョイントの他方の揺動端から突 出したスプラインシャフトと、このスプラインシャフトが嵌挿し、外周面に前記 円筒部材が外嵌固定する固定部が形成されたスプラインチューブとによって、ス プラインチューブがスプラインシャフトに対して摺動して第1のフランジから第 2のフランジまでの距離が調整可能になる。
【0023】 さらに、第5の手段によれば、円筒部材を長さ方向において一定ピッチで交互 に異なる方向に折曲して蛇腹状にしたことによって、円筒部材がフランジの傾き に対応して曲げ方向で弾性変形する。
【0024】 また、第6の手段によれば、一方の揺動端に第1のフランジが固定され、他方 の揺動端にスプラインシャフトが固定された第1のクロスジョイントと、一方の 揺動端に第2のフランジが固定され、他方の揺動端から第1の固定部が突出した 第2のクロスジョイントと、前記スプラインシャフトが嵌挿し、かつ外周面に第 2の固定部が形成されたスプラインチューブと、ガラス繊維強化プラスチック又 は炭素繊維強化プラスチック又はガラス繊維強化プラスチック及び炭素繊維強化 プラスチックの複合材料によって形成され、一端部付近が前記第1の固定部に外 嵌して固定される外側円筒部材と、ガラス繊維強化プラスチック又は炭素繊維強 化プラスチック又はガラス繊維強化プラスチック及び炭素繊維強化プラスチック の複合材料によって形成され、スプラインシャフトが内部に挿入し、前記外側円 筒部材内で一端部付近が前記第2の固定部に外嵌して固定される内側円筒部材と を備え、この内側円筒部材の他端部と外側円筒部材の他端部とを連結固定したこ とによって、伝達トルクに対応して捩り方向で弾性変形する円筒部材が軽量小型 化され、かつフランジ間の距離を長くすることなく、捩り方向でのバネ定数を低 下させることが可能になる。
【0025】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0026】 図1は本考案の弾性軸継手の第1実施例を示す側面断面図である。
【0027】 21は第1のクロスジョイント、22は第1のクロスジョイント21の一方の揺動端 に固定された第1のフランジ、23は第1のクロスジョイント21の他方の揺動端に 固定されたスプラインシャフト、24は第2のクロスジョイント、25は第2のクロ スジョイント24の一方の揺動端に固定された第2のフランジ、26は第2のクロス ジョイント24の他方の揺動端から突出して円筒状に形成された第1の固定部、27 は前記スプラインシャフト23が嵌挿して回転方向でスプラインシャフト23と固定 されたスプラインチューブ、28はスプラインチューブ27の端部で前記第1の固定 部26と同一の外径を有する第2の固定部、29はスプラインチューブ27とスプライ ンシャフト23との間に配置されたラジアルベアリング、30は、一端部付近が前記 第1の固定部26に外嵌し接着剤やリベット等によって固定され、他端部付近が前 記第2の固定部28に外嵌し接着剤やリベット等によって固定された円筒部材であ る。
【0028】 図6は本考案における円筒部材の一例を軸直交方向で破断した斜視図である。
【0029】 円筒部材30は半径方向において3つの層を備えており、内側の第1層31がGF RP(炭素繊維強化プラスチック)によって、中間の第2層32がCFRP(ガラス 繊維強化プラスチック)によって、外側の第3層33がGFRPによってそれぞれ 形成されている。
【0030】 第1層31及び第3層33は、炭素繊維が円周方向に巻かれるように織られており 、このことにより、捩り方向において高強度に構成されている。第2層32は、ガ ラス繊維が軸方向に対して傾斜する2方向に延在するように織られており、一方 向の繊維が他方向の繊維に交差し、このことにより、曲げ方向及び引っ張り方向 において高強度に構成されている。また、第1層31,第2層32及び第3層33にお けるGFRP又はCFRPには、エポキシ樹脂を含浸させてある。このようにし て構成された円筒部材30は、高強度かつ軽量であり、長さを調整することにより 容易に捩れ方向におけるバネ定数を所望の値に設定することができる。
【0031】 図1に示す弾性軸継手は、円筒部材30によって回転力を伝達するように構成し たことにより小型かつ軽量となり、さらに使用条件に対応させて繊維方向を適宜 に設定することにより、十分な強度を付与できるので長寿命となる。
【0032】 図2は本考案の弾性軸継手の第2実施例を示す側面断面図であり、図1に基づ いて説明した部材に対応する部材について同一符号を付して説明を省略する。
【0033】 34は第2のフランジ25の端面から突出して円筒状に形成された第1の固定部、 40は、一端部付近が前記第1の固定部34に外嵌し接着剤やリベット等によって固 定され、他端部付近が第2の固定部28に外嵌し接着剤やリベット等によって固定 された円筒部材である。
【0034】 円筒部材40は、図6に基づいて説明した円筒部材30と同様な3層構造を備えて おり、加工時に軸方向において一定ピッチで交互に異なる方向に折曲されて蛇腹 状に形成されている。このようにして構成された円筒部材40は、高強度かつ軽量 であり、長さを調整することにより容易に捩れ方向おけるバネ定数を所望の値に 設定することができ、さらに曲げ方向においても十分な弾性変形量が確保される ので、スプラインシャフト23に対して第2のフランジ25が傾いた状態でも回転力 を伝達できる。
【0035】 図2に示す弾性軸継手は、円筒部材40によって回転力を伝達するように構成し たことにより、第1実施例と比較して第2のクロスジョイント24を省略できるの で、さらに小型かつ軽量となる。
【0036】 図3は本考案の弾性軸継手の第3実施例を示す側面断面図であり、図1及び図 2に基づいて説明した部材に対応する部材について同一符号を付して説明を省略 する。
【0037】 35は第1のフランジ22の端面から突出して円筒状に形成された第2の固定部で ある。円筒部材40は、曲げ方向において弾性変形可能であるので、第1のフラン ジ22に対して第2のフランジ25が傾いた状態でも回転力を伝達でき、かつ伸縮可 能であるので、回転軸51,52の位置に対応させてフランジ22,25間の距離を簡単 に調整できる。
【0038】 図3に示す弾性軸継手は、第2実施例と比較して第1のクロスジョイント21を 省略できるので、構造が簡単になって軽量かつ低コストとなる。
【0039】 図4は本考案の弾性軸継手の第4実施例を示す側面断面図であり、図1乃至図 3に基づいて説明した部材に対応する部材について同一符号を付して説明を省略 する。
【0040】 36はスプラインシャフト23が嵌挿するスプラインチューブ、37はスプラインチ ューブ36の外周面に形成され、第1の固定部26より小径の第2の固定部、50はス プラインシャフト23にラジアルベアリング29を介して回動可能に外嵌したリング 状の連結部材、51及び52は連結部材50の外周面に形成された第3の固定部及び第 4の固定部、53は、一端部付近が前記第1の固定部26に外嵌して固定され、かつ 他端部付近が前記第3の固定部51に外嵌して固定される外側円筒部材、54は、前 記外側円筒部材53内で一端部付近が第2の固定部37に外嵌して固定され、かつ他 端部付近が第4の固定部52に外嵌して固定される内側円筒部材である。
【0041】 外側円筒部材53及び内側円筒部材54は、図6に基づいて説明した円筒部材30と 同様な3層構造を備え、回転力伝達時に外側円筒部材53及び内側円筒部材54がそ れぞれ捩れ方向で弾性変形することにより、フランジ22,25間の距離を長くする ことなく、捩り方向でのバネ定数を低下させることが可能になる。
【0042】 図4に示す弾性軸継手は、2つの円筒部材53,54によって回転力を伝達するよ うに構成したことにより、フランジ22,25間の距離を長くすることなく第1実施 例と比較して広い範囲でバネ定数を設定することが可能となる。
【0043】 図5は第4実施例における要部の他の例を示す側面断面図である。
【0044】 外側円筒部材61及び内側円筒部材62は、それぞれの他端部が連結部63によって 連結固定されいる。連結部63は、外側円筒部材61及び内側円筒部材62とともに一 体に成形加工され、あるいは外側円筒部材61及び内側円筒部材62に接着されるこ とにより、外側円筒部材61及び内側円筒部材62のそれぞれの他端部を連結固定す る。このことにより、図4に示す連結部材50を不要にできるので、継手を軽量化 できる。
【0045】 また、第1実施例乃至第4実施例において円筒部材30,40,53,54,61,62は 、CFRP及びGFRPの複合材料によって形成したが、むろん3層すべてをC FRPによって形成することも、もしくは3層すべてをGFRPによって形成す ることも可能である。
【0046】
【考案の効果】
以上説明した本考案の第1の手段によれば、伝達トルクに対応して捩り方向で 弾性変形する円筒部材が軽量小型化され、かつ第1のクロスジョイント及び第2 のクロスジョイントがそれぞれ円筒部材に対する第1のフランジ及び第2のフラ ンジの傾きを許容することにより、弾性軸継手を小型軽量にすることができると ともに、円筒部材が長寿命であるので部品交換の頻度を低減でき、かつ第1のフ ランジ及び第2のフランジにそれぞれ連結される回転軸の傾きが許容される。
【0047】 また、第2の手段によれば、伝達トルクに対応して捩り方向で弾性変形する円 筒部材が軽量小型化され、かつ第1のクロスジョイントが円筒部材に対する第1 のフランジの傾きを許容することにより、弾性軸継手を小型軽量にすることがで きるとともに、円筒部材が長寿命であるので部品交換の頻度を低減でき、かつ第 1のフランジに連結される回転軸の傾きが許容される。
【0048】 また、第3の手段によれば、伝達トルクに対応して捩り方向で弾性変形する円 筒部材が軽量小型化されることにより、弾性軸継手を小型軽量にすることができ るとともに、円筒部材が長寿命であるので部品交換の頻度を低減できる。
【0049】 さらに、第4の手段によれば、スプラインチューブがスプラインシャフトに対 して摺動してフランジ間の距離が調整可能になることにより、回転軸の位置に対 応させてフランジ間の距離を簡単に調整できる。
【0050】 さらに、第5の手段によれば、円筒部材が第2のフランジの傾きに対応して曲 げ方向で弾性変形することにより、回転軸の傾きを許容する軸継手において少な くとも1つのクロスジョイントを不要にできるので、部品点数を減少させること ができ、かつ弾性軸継手を軽量化できる。
【0051】 また、第6の手段によれば、伝達トルクに対応して捩り方向で弾性変形する円 筒部材が軽量小型化され、かつフランジ間の距離を長くすることなく、捩り方向 でのバネ定数を低下させることが可能になることにより、弾性軸継手を小型軽量 にすることができるとともに、円筒部材が長寿命であるので部品交換の頻度を低 減でき、かつ軸方向における弾性軸継手を軸方向で延長することなく、捩り方向 におけるバネ定数の設定範囲を広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の弾性軸継手の第1実施例を示す側面断
面図である。
【図2】本考案の弾性軸継手の第2実施例を示す側面断
面図である。
【図3】本考案の弾性軸継手の第3実施例を示す側面断
面図である。
【図4】本考案の弾性軸継手の第4実施例を示す側面断
面図である。
【図5】本考案の第4実施例における要部の他の例を側
面断面図である。
【図6】本考案における円筒部材の一例を軸直交方向で
破断した斜視図である。
【図7】従来の弾性軸継手の一例を示す側面断面図であ
る。
【図8】図7に示す弾性部材の斜視図である。
【符号の説明】
21…第1のクロスジョイント、 22…第1のフランジ、
23…スプラインシャフト、 24…第2のクロスジョイ
ント、 25…第2のフランジ、 26,34…第1の固定部
、27,36…スプラインチューブ、 28,35,37…第2
の固定部、 30,40…円筒部材、 50…連結部材、 51
…第3の固定部、 52…第4の固定部、53,61…外側円
筒部材、 54,62…内側円筒部材、 63…連結部。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の揺動端に第1のフランジが固定さ
    れた第1のクロスジョイントと、一方の揺動端に第2の
    フランジが固定された第2のクロスジョイントと、ガラ
    ス繊維強化プラスチック又は炭素繊維強化プラスチック
    又はガラス繊維強化プラスチック及び炭素繊維強化プラ
    スチックの複合材料によって形成され、一端部付近が前
    記第1のクロスジョイントに、他端部付近が前記第2の
    クロスジョイントにそれぞれ回転方向で固定された円筒
    部材とを備えたことを特徴とする弾性軸継手。
  2. 【請求項2】 一方の揺動端に第1のフランジが固定さ
    れた第1のクロスジョイントと、第2のフランジと、ガ
    ラス繊維強化プラスチック又は炭素繊維強化プラスチッ
    ク又はガラス繊維強化プラスチック及び炭素繊維強化プ
    ラスチックの複合材料によって形成され、一端部付近が
    前記クロスジョイントに、他端部付近が前記第2のフラ
    ンジにそれぞれ回転方向で固定された円筒部材とを備え
    たことを特徴とする弾性軸継手。
  3. 【請求項3】 第1のフランジと、第2のフランジと、
    ガラス繊維強化プラスチック又は炭素繊維強化プラスチ
    ック又はガラス繊維強化プラスチック及び炭素繊維強化
    プラスチックの複合材料によって形成され、一端部付近
    が前記第1のフランジに、他端部付近が前記第2のフラ
    ンジにそれぞれ固定された円筒部材とを備えたことを特
    徴とする弾性軸継手。
  4. 【請求項4】 前記第1のクロスジョイントの他方の揺
    動端から突出したスプラインシャフトと、このスプライ
    ンシャフトが嵌挿し、外周面に前記円筒部材が外嵌固定
    する固定部が形成されたスプラインチューブとを備えた
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の弾性軸継手。
  5. 【請求項5】 前記円筒部材を、長さ方向において一定
    ピッチで交互に異なる方向に折曲して蛇腹状にしたこと
    を特徴とする請求項2,3又は4記載の弾性軸継手。
  6. 【請求項6】 一方の揺動端に第1のフランジが固定さ
    れ、他方の揺動端にスプラインシャフトが固定された第
    1のクロスジョイントと、一方の揺動端に第2のフラン
    ジが固定され、他方の揺動端から第1の固定部が突出し
    た第2のクロスジョイントと、前記スプラインシャフト
    が嵌挿し、かつ外周面に第2の固定部が形成されたスプ
    ラインチューブと、ガラス繊維強化プラスチック又は炭
    素繊維強化プラスチック又はガラス繊維強化プラスチッ
    ク及び炭素繊維強化プラスチックの複合材料によって形
    成され、一端部付近が前記第1の固定部に外嵌して固定
    される外側円筒部材と、ガラス繊維強化プラスチック又
    は炭素繊維強化プラスチック又はガラス繊維強化プラス
    チック及び炭素繊維強化プラスチックの複合材料によっ
    て形成され、スプラインシャフトが内部に挿入し、前記
    外側円筒部材内で一端部付近が前記第2の固定部に外嵌
    して固定される内側円筒部材とを備え、この内側円筒部
    材の他端部と外側円筒部材の他端部とを連結固定したこ
    とを特徴とする弾性軸継手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN116181808A (zh) * 2023-02-20 2023-05-30 重庆长安汽车股份有限公司 一种驱动轴结构及汽车
CN116181808B (zh) * 2023-02-20 2024-05-14 重庆长安汽车股份有限公司 一种驱动轴结构及汽车

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