JPH0733017A - 編成車両 - Google Patents
編成車両Info
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- JPH0733017A JPH0733017A JP18367193A JP18367193A JPH0733017A JP H0733017 A JPH0733017 A JP H0733017A JP 18367193 A JP18367193 A JP 18367193A JP 18367193 A JP18367193 A JP 18367193A JP H0733017 A JPH0733017 A JP H0733017A
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- JP
- Japan
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- vehicle body
- vehicle
- tunnel
- leading
- cross
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Abstract
(57)【要約】
【目的】鉄道車両の高速化により問題となるトンネル出
口空気圧音を低減する。 【構成】編成車両における両端の先頭車1の車体断面等
価半径を連結部から先頭部へ向って直線状に減少させる
とともに、前位・後位台車間において車体幅が先頭部に
向けて減少するように構成することにより、突入時のト
ンネル入口における圧縮波の波面の圧力勾配は、緩やか
になる。 【効果】突入時のトンネル入口における圧縮波の波面の
最大圧力勾配に依存して発生するトンネル出口からの空
気圧音が低減される。
口空気圧音を低減する。 【構成】編成車両における両端の先頭車1の車体断面等
価半径を連結部から先頭部へ向って直線状に減少させる
とともに、前位・後位台車間において車体幅が先頭部に
向けて減少するように構成することにより、突入時のト
ンネル入口における圧縮波の波面の圧力勾配は、緩やか
になる。 【効果】突入時のトンネル入口における圧縮波の波面の
最大圧力勾配に依存して発生するトンネル出口からの空
気圧音が低減される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、編成車両に係り、特に
高速でトンネル内を走行するにものに好適な編成車両に
関するものである。
高速でトンネル内を走行するにものに好適な編成車両に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】高速車両のトンネル突入時に生じる圧縮
波がトンネル内を伝播し、その一部がトンネル出口から
放射されて生じる空気圧音(微気圧波)の低減方法とし
ては、特公昭55−31274号公報に記載のように、
トンネル入口に開口断面の大きさがトンネルよりも大き
く、長さがトンネルの直径より大なるフ−ドをその側面
に開口部を設けて設置するものが知られている。このフ
ードによって列車のトンネル突入により発生する圧縮波
の圧力勾配を緩やかにすることにより、該圧縮波がトン
ネル内を伝播後トンネル出口から放射されて生じる空気
圧音を低減するものである。
波がトンネル内を伝播し、その一部がトンネル出口から
放射されて生じる空気圧音(微気圧波)の低減方法とし
ては、特公昭55−31274号公報に記載のように、
トンネル入口に開口断面の大きさがトンネルよりも大き
く、長さがトンネルの直径より大なるフ−ドをその側面
に開口部を設けて設置するものが知られている。このフ
ードによって列車のトンネル突入により発生する圧縮波
の圧力勾配を緩やかにすることにより、該圧縮波がトン
ネル内を伝播後トンネル出口から放射されて生じる空気
圧音を低減するものである。
【0003】この空気圧音の大きさは、トンネル出口に
到達した圧縮波の波面の圧力勾配に比例し、かつ、突入
時のトンネル入口における圧縮波の波面の圧力勾配は、
車両のトンネル突入速度Vの3乗に比例するという性質
を有している。
到達した圧縮波の波面の圧力勾配に比例し、かつ、突入
時のトンネル入口における圧縮波の波面の圧力勾配は、
車両のトンネル突入速度Vの3乗に比例するという性質
を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、車両断面積とトンネル断面積の比率Rが0.21程
度の場合の組合せにおいて、長さ22mのフ−ドの設置
により240km/h程度までの対策が可能であり、さ
らに、250km/hを超える速度向上に対しても、フ
−ドの長さの延長により、ある程度の対応が可能であ
る。しかし、車両突入時のトンネル入口における圧縮波
の波面の圧力勾配は、該車両のトンネル突入速度Vの3
乗に比例して増大するため、240km/hでの突入時
のトンネル入口における圧縮波の波面の圧力勾配を基準
とすると、300km/hで約2倍、350km/hで
は約3倍の圧力勾配となり、フ−ドの長さの延長による
対策だけでは十分な対策が困難であるという課題があっ
た。また、トンネル坑口周辺の立地条件によってはフ−
ドの建設あるいは、延長が困難な場合が生じるという課
題があった。
ば、車両断面積とトンネル断面積の比率Rが0.21程
度の場合の組合せにおいて、長さ22mのフ−ドの設置
により240km/h程度までの対策が可能であり、さ
らに、250km/hを超える速度向上に対しても、フ
−ドの長さの延長により、ある程度の対応が可能であ
る。しかし、車両突入時のトンネル入口における圧縮波
の波面の圧力勾配は、該車両のトンネル突入速度Vの3
乗に比例して増大するため、240km/hでの突入時
のトンネル入口における圧縮波の波面の圧力勾配を基準
とすると、300km/hで約2倍、350km/hで
は約3倍の圧力勾配となり、フ−ドの長さの延長による
対策だけでは十分な対策が困難であるという課題があっ
た。また、トンネル坑口周辺の立地条件によってはフ−
ドの建設あるいは、延長が困難な場合が生じるという課
題があった。
【0005】本発明の目的は、トンネル突入により発生
した圧縮波がトンネル出口から放射されて生じる空気圧
音を低減し得る編成車両を提供することにある。
した圧縮波がトンネル出口から放射されて生じる空気圧
音を低減し得る編成車両を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、編成における両端の先頭車の車体断面等価半径を連
結部から先頭部へ向けて直線状に減少させるとともに、
前位・後位台車間において車体幅寸法が先頭部に向けて
減少するように構成した編成車両としたものである。
に、編成における両端の先頭車の車体断面等価半径を連
結部から先頭部へ向けて直線状に減少させるとともに、
前位・後位台車間において車体幅寸法が先頭部に向けて
減少するように構成した編成車両としたものである。
【0007】また、上記目的を達成するために、両端の
先頭車の車体高さ寸法及び車体幅寸法を連結部から先頭
部へ向けて直線状に減少させて構成して編成車両とした
ものである。
先頭車の車体高さ寸法及び車体幅寸法を連結部から先頭
部へ向けて直線状に減少させて構成して編成車両とした
ものである。
【0008】さらに、上記目的を達成するために、複数
の車両を連結してなる編成車両において、車体幅方向の
車体寸法が異なる車両を連結しており、車体幅寸法を車
体長手方向について変化させて車体断面等価半径を車体
幅寸法の大きな車両側へ向かって直線的に増大させた車
両を、前記車体幅寸法の異なる車両間に配置したことを
特徴とするものである。
の車両を連結してなる編成車両において、車体幅方向の
車体寸法が異なる車両を連結しており、車体幅寸法を車
体長手方向について変化させて車体断面等価半径を車体
幅寸法の大きな車両側へ向かって直線的に増大させた車
両を、前記車体幅寸法の異なる車両間に配置したことを
特徴とするものである。
【0009】
【作用】上記いずれの構成においても、編成車両におけ
る先頭車の車体断面等価半径を連結部から先頭部に向け
て直線状に減少させるとともに、前位・後位台車間にお
いて車体幅寸法が先頭部に向けて減少するように構成す
ることにより、先端部近傍における車体断面積の変化率
を小さく抑えられるため、列車がトンネルに突入した場
合のトンネル入口における圧縮波の圧力上昇を緩やかに
形成できる。また、車体断面寸法が異なる車両間に、車
体幅寸法を変化させ車体断面等価半径を車体断面寸法の
大きな車両側へ向かって直線的に増大させた車両を配置
して、編成車両を構成したものである。それにより突入
時のトンネル入口における圧縮波の波面の最大圧力勾配
が小さくなり、その結果、突入時のトンネル入口におけ
る圧縮波の波面の最大圧力勾配に依存して発生するトン
ネル出口からの空気圧音が低減される。
る先頭車の車体断面等価半径を連結部から先頭部に向け
て直線状に減少させるとともに、前位・後位台車間にお
いて車体幅寸法が先頭部に向けて減少するように構成す
ることにより、先端部近傍における車体断面積の変化率
を小さく抑えられるため、列車がトンネルに突入した場
合のトンネル入口における圧縮波の圧力上昇を緩やかに
形成できる。また、車体断面寸法が異なる車両間に、車
体幅寸法を変化させ車体断面等価半径を車体断面寸法の
大きな車両側へ向かって直線的に増大させた車両を配置
して、編成車両を構成したものである。それにより突入
時のトンネル入口における圧縮波の波面の最大圧力勾配
が小さくなり、その結果、突入時のトンネル入口におけ
る圧縮波の波面の最大圧力勾配に依存して発生するトン
ネル出口からの空気圧音が低減される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の第1実施例を示す正面図、図2は
本発明の第1実施例を示す平面図である。図1及び図2
において、1は編成車両における両端の先頭車、2aは
編成車両における先頭車1に続く中間車、3aは先頭車
1と中間車2aの連結部、6は先頭車1の先端部、4は
先頭側の前位台車中心位置、5は連結部3a寄りの後位
台車中心位置である。ここで、先頭車1の車体高さ寸法
及び車体幅寸法はともに、連結部3aから先頭車1の先
端部6に向かって直線状に減少するとともに、前位台車
中心位置4と後位台車中心位置5の間において車体幅が
先端部6に向けて減少するように形成しており、車体高
さ寸法については、先端部6の近傍A点を基点として、
勾配が(1/KH1)と(1/KH2)の2つの直線で
近似し、さらに、車体幅寸法については、先端部6近傍
A点を基点とし、勾配が(1/KW1)と(1/KW
2)の2つの直線で近似することにより、車体等価半径
Rを連結部3aかに先端部6に向けて直線状に減少させ
ている。
する。図1は本発明の第1実施例を示す正面図、図2は
本発明の第1実施例を示す平面図である。図1及び図2
において、1は編成車両における両端の先頭車、2aは
編成車両における先頭車1に続く中間車、3aは先頭車
1と中間車2aの連結部、6は先頭車1の先端部、4は
先頭側の前位台車中心位置、5は連結部3a寄りの後位
台車中心位置である。ここで、先頭車1の車体高さ寸法
及び車体幅寸法はともに、連結部3aから先頭車1の先
端部6に向かって直線状に減少するとともに、前位台車
中心位置4と後位台車中心位置5の間において車体幅が
先端部6に向けて減少するように形成しており、車体高
さ寸法については、先端部6の近傍A点を基点として、
勾配が(1/KH1)と(1/KH2)の2つの直線で
近似し、さらに、車体幅寸法については、先端部6近傍
A点を基点とし、勾配が(1/KW1)と(1/KW
2)の2つの直線で近似することにより、車体等価半径
Rを連結部3aかに先端部6に向けて直線状に減少させ
ている。
【0011】図3は横軸に先端部6からの長さxと最大
車体断面積Amaxより求めた最大等価半径Rmaxの
比をとり、縦軸に先端部6からの任意の長さxにおける
車体断面積Aより求めた等価半径Rと最大等価半径Rm
axの比をとり、等価半径Rの先端部6から一様断面に
至るまでの変化を無次元化表示したものである。同図に
おいて、カ−ブ7は楕円の短軸に対する長軸の比率(ア
スペクト比:K)を7とした回転楕円体形状、カ−ブ8
はアスペクト比10相当の円錐の先端を球面に加工しア
スペクト比4相当まで短くした形状、カ−ブ9はアスペ
クト比10相当の円錐の先端を球面に加工しアスペクト
比6相当まで短くした形状の等価半径Rの変化を表して
いる。さらに、同図においてカ−ブ10は本実施例にお
ける等価半径Rの変化を表している。
車体断面積Amaxより求めた最大等価半径Rmaxの
比をとり、縦軸に先端部6からの任意の長さxにおける
車体断面積Aより求めた等価半径Rと最大等価半径Rm
axの比をとり、等価半径Rの先端部6から一様断面に
至るまでの変化を無次元化表示したものである。同図に
おいて、カ−ブ7は楕円の短軸に対する長軸の比率(ア
スペクト比:K)を7とした回転楕円体形状、カ−ブ8
はアスペクト比10相当の円錐の先端を球面に加工しア
スペクト比4相当まで短くした形状、カ−ブ9はアスペ
クト比10相当の円錐の先端を球面に加工しアスペクト
比6相当まで短くした形状の等価半径Rの変化を表して
いる。さらに、同図においてカ−ブ10は本実施例にお
ける等価半径Rの変化を表している。
【0012】図4は図3の等価半径Rの変化率の先頭部
を有する回転体を用いた模型試験により、列車のトンネ
ル突入時のトンネル入口における圧縮波の波面の圧力勾
配の違いを求めたものであり、回転楕円体のアスペクト
比K=2の圧力勾配を基準とした比率で表している。ア
スペクト比K=10相当の円錐の先端を球面に加工した
形状では、アスペクト比6相当まで短くした場合及び4
相当まで短くした場合のいずれも、より先頭部長さの長
い回転楕円体形状のアスペクト比K=7の結果と比べて
圧力勾配比が低減されている。これは、回転楕円体の断
面積変化率は先端部6近傍では大きく、その後徐々に小
さくなる性質であるのに対して、円錐の先端を球面に加
工した形状では、先端部6近傍の点A近くの断面積変化
率を小さく構成でき、その後徐々に大きくなる性質とな
っているためである。
を有する回転体を用いた模型試験により、列車のトンネ
ル突入時のトンネル入口における圧縮波の波面の圧力勾
配の違いを求めたものであり、回転楕円体のアスペクト
比K=2の圧力勾配を基準とした比率で表している。ア
スペクト比K=10相当の円錐の先端を球面に加工した
形状では、アスペクト比6相当まで短くした場合及び4
相当まで短くした場合のいずれも、より先頭部長さの長
い回転楕円体形状のアスペクト比K=7の結果と比べて
圧力勾配比が低減されている。これは、回転楕円体の断
面積変化率は先端部6近傍では大きく、その後徐々に小
さくなる性質であるのに対して、円錐の先端を球面に加
工した形状では、先端部6近傍の点A近くの断面積変化
率を小さく構成でき、その後徐々に大きくなる性質とな
っているためである。
【0013】本実施例において、等価半径Rの変化は図
3のカ−ブ10と一致するように車体高さ寸法及び車体
幅寸法の勾配を形成している。即ち、まず点Aを基点と
して等価半径Rの勾配を(1/K1)と一致させるた
め、次式(数1)の関係を満たすように車体高さの勾配
(1/KH1)と、車体幅の勾配(1/KW1)の関係
を構成している。
3のカ−ブ10と一致するように車体高さ寸法及び車体
幅寸法の勾配を形成している。即ち、まず点Aを基点と
して等価半径Rの勾配を(1/K1)と一致させるた
め、次式(数1)の関係を満たすように車体高さの勾配
(1/KH1)と、車体幅の勾配(1/KW1)の関係
を構成している。
【0014】
【数1】 A=π・(x/K1)2≒(2x/KW1)・(x/KH1)…(数1) さらに、点B以降における車体断面積変化がより緩やか
になるように、等価半径Rの勾配を(1/K2)と一致
させるため、次式(数2)の関係を満たすように車体高
さの勾配(1/KH2)と、車体幅の勾配(1/KW
2)の関係を構成している。
になるように、等価半径Rの勾配を(1/K2)と一致
させるため、次式(数2)の関係を満たすように車体高
さの勾配(1/KH2)と、車体幅の勾配(1/KW
2)の関係を構成している。
【0015】
【数2】 A=π・(x/K2)2≒(2x/KW2)・(x/KH2)…(数2) 上記実施例においては、先端部6近傍点Aからの第1領
域における車体断面積変化を図3のカ−ブ8及び9の勾
配とあわせてあり、さらに、点Bからの第2領域におけ
る車体断面積変化をより緩やかな勾配(1/K2)で構
成しており、図4におけるカ−ブ9の圧力勾配低減効果
と同等以上の効果が得られる。これにより、圧力勾配に
ほぼ比例して発生するトンネル出口からの空気圧音を低
減することができる。また、本実施例においては、先頭
車1は先端部6へ向けて車体幅を減少させているので先
頭車1の幅方向の座席数が図2のように中間車2aの幅
方向の座席数より少なくなるものの、編成車両の全ての
幅方向の座席数を減じて小断面化を図り同様な圧力勾配
低減効果を意図する場合に比べて、乗車定員の減少を最
小限に留めた状態での高速化が可能となる。
域における車体断面積変化を図3のカ−ブ8及び9の勾
配とあわせてあり、さらに、点Bからの第2領域におけ
る車体断面積変化をより緩やかな勾配(1/K2)で構
成しており、図4におけるカ−ブ9の圧力勾配低減効果
と同等以上の効果が得られる。これにより、圧力勾配に
ほぼ比例して発生するトンネル出口からの空気圧音を低
減することができる。また、本実施例においては、先頭
車1は先端部6へ向けて車体幅を減少させているので先
頭車1の幅方向の座席数が図2のように中間車2aの幅
方向の座席数より少なくなるものの、編成車両の全ての
幅方向の座席数を減じて小断面化を図り同様な圧力勾配
低減効果を意図する場合に比べて、乗車定員の減少を最
小限に留めた状態での高速化が可能となる。
【0016】なお、上記実施例においては、先頭車1の
車体断面等価半径を中間車2aとの連結部3aに向けて
直線状に増大させるいるが、先頭車1を基準として2両
目以降の中間車2a〜2nのいずれかに同様な車体断面
等価半径の変化を形成することによっても同様な効果が
もたらされる。図5に示す平面図によって説明する。同
図において第1実施例と同一符号は同一部材を示すもの
である。同図において、先頭車1に続く中間車2aにお
いて、先頭車1を基準として3両目の中間車2bとの連
結部3bに向けて車体幅寸法を(1/KW3)の勾配で
増大させており車体高さ寸法についても図示しない(1
/KH3)の勾配で増大させることにより中間車2aか
ら中間車2bにかけての圧力上昇を緩やかにでき、圧力
勾配の低減効果を得ることができる。本実施例において
も編成車両の全ての幅方向の座席数を減じて小断面化を
図ることにより圧力勾配低減効果を意図する場合に比べ
て、乗車定員の減少を最小限に留めた状態での高速化が
可能となる。なお、本実施例においては、車体幅寸法及
び車体高さ寸法をそれぞれ車体断面寸法が大きな車両に
向かって直線的に増大させるものについて説明したが、
車体幅寸法のみを直線的に車体幅寸法の大きな車両側へ
向けて増大させる構造としても、同等の効果を達成する
ことができる。また、車体幅寸法が変化する車両におい
ては、輪軸寸法については同様とし、台車の台車枠及び
車体支持機構の寸法を車体幅寸法に対応して車体断面寸
法の大きな部分の台車或いは車体断面寸法の大きな車両
の台車よりもそれぞれの仕様を小さく構成する配慮が必
要である。
車体断面等価半径を中間車2aとの連結部3aに向けて
直線状に増大させるいるが、先頭車1を基準として2両
目以降の中間車2a〜2nのいずれかに同様な車体断面
等価半径の変化を形成することによっても同様な効果が
もたらされる。図5に示す平面図によって説明する。同
図において第1実施例と同一符号は同一部材を示すもの
である。同図において、先頭車1に続く中間車2aにお
いて、先頭車1を基準として3両目の中間車2bとの連
結部3bに向けて車体幅寸法を(1/KW3)の勾配で
増大させており車体高さ寸法についても図示しない(1
/KH3)の勾配で増大させることにより中間車2aか
ら中間車2bにかけての圧力上昇を緩やかにでき、圧力
勾配の低減効果を得ることができる。本実施例において
も編成車両の全ての幅方向の座席数を減じて小断面化を
図ることにより圧力勾配低減効果を意図する場合に比べ
て、乗車定員の減少を最小限に留めた状態での高速化が
可能となる。なお、本実施例においては、車体幅寸法及
び車体高さ寸法をそれぞれ車体断面寸法が大きな車両に
向かって直線的に増大させるものについて説明したが、
車体幅寸法のみを直線的に車体幅寸法の大きな車両側へ
向けて増大させる構造としても、同等の効果を達成する
ことができる。また、車体幅寸法が変化する車両におい
ては、輪軸寸法については同様とし、台車の台車枠及び
車体支持機構の寸法を車体幅寸法に対応して車体断面寸
法の大きな部分の台車或いは車体断面寸法の大きな車両
の台車よりもそれぞれの仕様を小さく構成する配慮が必
要である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、編
成車両における両端の先頭車の車体断面等価半径を連結
部に向けて直線状に増大させるとともに、前位・後位台
車間において車体幅が先頭部に向けて減少するように構
成することにより、突入時のトンネル入口における圧縮
波の波面の最大圧力勾配が緩やかになる。その結果、突
入時のトンネル入口における圧縮波の波面の最大圧力勾
配に依存して発生するトンネル出口からの空気圧音を低
減することができる。
成車両における両端の先頭車の車体断面等価半径を連結
部に向けて直線状に増大させるとともに、前位・後位台
車間において車体幅が先頭部に向けて減少するように構
成することにより、突入時のトンネル入口における圧縮
波の波面の最大圧力勾配が緩やかになる。その結果、突
入時のトンネル入口における圧縮波の波面の最大圧力勾
配に依存して発生するトンネル出口からの空気圧音を低
減することができる。
【図1】本発明による編成車両の第1実施例を示す側面
図である。
図である。
【図2】本発明による編成車両の第1実施例を示す平面
図である。
図である。
【図3】車体断面積等価半径の長さ方向の変化を表した
図である。
図である。
【図4】本発明による鉄道車両のトンネル突入時の圧力
勾配低減効果を示すグラフである。
勾配低減効果を示すグラフである。
【図5】本発明による編成車両の第2実施例を示す平面
図である。
図である。
1…先頭車、2a〜2n…中間車。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平川 治生 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】編成における両端の先頭車の車体断面等価
半径を連結部から先頭部へ向けて直線状に減少させると
ともに、前位・後位台車間において車体幅寸法が先頭部
に向けて減少するように構成したことを特徴とする編成
車両。 - 【請求項2】請求項1に記載の編成車両において、両端
の先頭車の車体高さ寸法及び車体幅寸法を連結部から先
頭部へ向けて直線状に減少させたことを特徴とする編成
車両。 - 【請求項3】複数の車両を連結してなる編成車両におい
て、車体幅方向の車体寸法が異なる車両を連結してお
り、車体幅寸法を車体長手方向について変化させて車体
断面等価半径を車体幅寸法の大きな車両側へ向かって直
線的に増大させた車両を、前記車体幅寸法の異なる車両
間に配置したことを特徴とする編成車両。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18367193A JPH0733017A (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 編成車両 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18367193A JPH0733017A (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 編成車両 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0733017A true JPH0733017A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=16139896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18367193A Pending JPH0733017A (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 編成車両 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733017A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004155292A (ja) * | 2002-11-06 | 2004-06-03 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 高速走行用の鉄道先頭車両 |
| DE112008003600T5 (de) | 2007-12-12 | 2010-10-28 | Nok Corp. | Abdichtvorrichtung |
-
1993
- 1993-07-26 JP JP18367193A patent/JPH0733017A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004155292A (ja) * | 2002-11-06 | 2004-06-03 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 高速走行用の鉄道先頭車両 |
| DE112008003600T5 (de) | 2007-12-12 | 2010-10-28 | Nok Corp. | Abdichtvorrichtung |
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