JPH0733618A - 線虫製剤及びその使用方法 - Google Patents
線虫製剤及びその使用方法Info
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- JPH0733618A JPH0733618A JP5181061A JP18106193A JPH0733618A JP H0733618 A JPH0733618 A JP H0733618A JP 5181061 A JP5181061 A JP 5181061A JP 18106193 A JP18106193 A JP 18106193A JP H0733618 A JPH0733618 A JP H0733618A
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- nematodes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な条件下で線虫類の保存性を高く維持し
ながら、施用の際に容易に利用出来る線虫製剤、及び、
そのような線虫製剤を用いて、植物を害虫による被害か
ら守る場合に高い殺虫性を発揮することのできる使用方
法を提供すること。 【構成】 線虫及び粒径300μm以下で水に不溶の固
形物を、水中に分散させて水分量85wt%以上のスラ
リー状にして、苗の土中埋込部分に、その線虫製剤を付
着させた後、その苗を土中に植え付ける。
ながら、施用の際に容易に利用出来る線虫製剤、及び、
そのような線虫製剤を用いて、植物を害虫による被害か
ら守る場合に高い殺虫性を発揮することのできる使用方
法を提供すること。 【構成】 線虫及び粒径300μm以下で水に不溶の固
形物を、水中に分散させて水分量85wt%以上のスラ
リー状にして、苗の土中埋込部分に、その線虫製剤を付
着させた後、その苗を土中に植え付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】線虫類の中には昆虫と夾雑する状
態で、昆虫の口器、肛門、足関節等から昆虫の血体腔中
に侵入して、その昆虫を宿主とし、線虫体内に生息して
いる共生細菌を放出し、その宿主昆虫の免疫機構を破壊
するとともに、前記宿主昆虫の体内で増殖して、その宿
主昆虫を死に至らしめるような昆虫寄生性線虫が知られ
ている。また、このような昆虫寄生性線虫を用いて、農
作物等の植物に被害を与える害虫を殺虫して、前記植物
の被害を防ぐために、このような線虫類を大量に培養す
ることが考えられている。
態で、昆虫の口器、肛門、足関節等から昆虫の血体腔中
に侵入して、その昆虫を宿主とし、線虫体内に生息して
いる共生細菌を放出し、その宿主昆虫の免疫機構を破壊
するとともに、前記宿主昆虫の体内で増殖して、その宿
主昆虫を死に至らしめるような昆虫寄生性線虫が知られ
ている。また、このような昆虫寄生性線虫を用いて、農
作物等の植物に被害を与える害虫を殺虫して、前記植物
の被害を防ぐために、このような線虫類を大量に培養す
ることが考えられている。
【0002】そこで本発明は、例えば、上述のような大
量培養した線虫類を圃場に施用する場合に、その線虫類
を施用可能な状態で保存する技術に関し、詳しくは、線
虫製剤及びその使用方法に関する。
量培養した線虫類を圃場に施用する場合に、その線虫類
を施用可能な状態で保存する技術に関し、詳しくは、線
虫製剤及びその使用方法に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、線虫を保存する技術としては、
(1)蒸留水中に線虫を分散させた線虫懸濁液をエアレ
ーションして保存する方法、(2)前記線虫懸濁液をポ
リウレタンフォームや濾紙等の担体中に浸込ませて、そ
の担体を通気性を有する容器中で保存する方法、(3)
線虫類を乾燥し、仮死状態(乾燥生存状態)にして保存
する方法、(4)アルギン酸ゲル中にビーズ状又はフィ
ルム状に包含させて保存することが行われており、また
施用可能な状態に製剤化する技術としては、(5)線虫
をアタパルジャイト粘土に含水状態で混合する方法が考
えられている。
(1)蒸留水中に線虫を分散させた線虫懸濁液をエアレ
ーションして保存する方法、(2)前記線虫懸濁液をポ
リウレタンフォームや濾紙等の担体中に浸込ませて、そ
の担体を通気性を有する容器中で保存する方法、(3)
線虫類を乾燥し、仮死状態(乾燥生存状態)にして保存
する方法、(4)アルギン酸ゲル中にビーズ状又はフィ
ルム状に包含させて保存することが行われており、また
施用可能な状態に製剤化する技術としては、(5)線虫
をアタパルジャイト粘土に含水状態で混合する方法が考
えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述した従来
の技術においては、以下のような欠点があった。
の技術においては、以下のような欠点があった。
【0005】すなわち(1)の方法においては常にエア
レーションが必要であり、そのエアレーションを行うた
めの装置が必要となるため、保存のための装置が大掛か
りになり、汎用性が伴わないものであった。(2)の方
法は、(1)に汎用性をもたせた方法であるが、担体中
に浸込んだ線虫類は施用の際に担体から分離回収せねば
ならず、この線虫回収操作は、困難であるとともに煩雑
なものであり、かつ長期保存に向かない。また、(3)
の方法では、線虫を活動状態に回復させ、施用可能にす
るために、水にもどす操作が必要となり、この操作に時
間がかかる等の問題があり、(4)の方法においても施
用時にアルギン酸ゲルをクエン酸ナトリウム水溶液等を
用いて溶解せねばならず、この溶解操作に時間を要し、
煩雑になる等、これらの保存方法を用いた場合には施用
するための取扱いが煩雑であったり困難であったりする
欠点があった。
レーションが必要であり、そのエアレーションを行うた
めの装置が必要となるため、保存のための装置が大掛か
りになり、汎用性が伴わないものであった。(2)の方
法は、(1)に汎用性をもたせた方法であるが、担体中
に浸込んだ線虫類は施用の際に担体から分離回収せねば
ならず、この線虫回収操作は、困難であるとともに煩雑
なものであり、かつ長期保存に向かない。また、(3)
の方法では、線虫を活動状態に回復させ、施用可能にす
るために、水にもどす操作が必要となり、この操作に時
間がかかる等の問題があり、(4)の方法においても施
用時にアルギン酸ゲルをクエン酸ナトリウム水溶液等を
用いて溶解せねばならず、この溶解操作に時間を要し、
煩雑になる等、これらの保存方法を用いた場合には施用
するための取扱いが煩雑であったり困難であったりする
欠点があった。
【0006】これらの欠点を解決するために(5)の方
法が提案されているが、線虫類の保存性を高く維持する
ためには粘土中に自由水の存在しない条件下(水分量3
3〜67%)で混合せねばならないと考えられていたた
め、施用の際散布機で散布する場合には、水にもどす等
の加工が煩雑になる他、粘土は粒径の大きいものを含む
ので、ノズル孔径の小さな散布機等では直接用いること
が出来ない等の欠点を有していた。
法が提案されているが、線虫類の保存性を高く維持する
ためには粘土中に自由水の存在しない条件下(水分量3
3〜67%)で混合せねばならないと考えられていたた
め、施用の際散布機で散布する場合には、水にもどす等
の加工が煩雑になる他、粘土は粒径の大きいものを含む
ので、ノズル孔径の小さな散布機等では直接用いること
が出来ない等の欠点を有していた。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記欠点に鑑
み、簡単な条件下で線虫類の保存性を高く維持しなが
ら、施用の際に容易に利用出来る線虫製剤、及び、その
ような線虫製剤を用いて、植物を害虫による被害から守
る場合に高い殺虫性を発揮することのできる使用方法を
提供することにある。
み、簡単な条件下で線虫類の保存性を高く維持しなが
ら、施用の際に容易に利用出来る線虫製剤、及び、その
ような線虫製剤を用いて、植物を害虫による被害から守
る場合に高い殺虫性を発揮することのできる使用方法を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の線虫製剤の特徴構成は、線虫及び粒径300
μm以下で水に不溶の固形物を、水中に分散させて水分
量85wt%以上のスラリー状にしてあることにあり、
前記固形物がシリカであればなおよく、さらに、本発明
の線虫製剤の使用方法の特徴手段は植物の苗の土中埋込
部分や種子に、前記線虫製剤を付着させた後、その苗又
は種子を土中に植え付けることにあり、そこから得られ
る作用効果は以下のとおりである。
の本発明の線虫製剤の特徴構成は、線虫及び粒径300
μm以下で水に不溶の固形物を、水中に分散させて水分
量85wt%以上のスラリー状にしてあることにあり、
前記固形物がシリカであればなおよく、さらに、本発明
の線虫製剤の使用方法の特徴手段は植物の苗の土中埋込
部分や種子に、前記線虫製剤を付着させた後、その苗又
は種子を土中に植え付けることにあり、そこから得られ
る作用効果は以下のとおりである。
【0009】
【作用】つまり、線虫製剤をスラリー状にしてあること
から、施用の際にも、簡単に水に分散させることがで
き、そのスラリーを構成する固形物が粒径300μm以
下としてあることで、ノズル孔径の小さな散布機を用い
たとしても目詰まりする等の不都合なく用いることが出
来るので、容易に施用することが出来るようになった。
から、施用の際にも、簡単に水に分散させることがで
き、そのスラリーを構成する固形物が粒径300μm以
下としてあることで、ノズル孔径の小さな散布機を用い
たとしても目詰まりする等の不都合なく用いることが出
来るので、容易に施用することが出来るようになった。
【0010】また、固形物は水に不溶性であるため、水
中への酸素溶解量を減少させることなく、この線虫製剤
中の水分量を85%以上としてあることで、線虫類の高
い保存性を維持することが出来るということを実験的に
証明した。さらに、前記固形物がシリカであれば、線虫
と混在させた状態での水への分散性が高い。
中への酸素溶解量を減少させることなく、この線虫製剤
中の水分量を85%以上としてあることで、線虫類の高
い保存性を維持することが出来るということを実験的に
証明した。さらに、前記固形物がシリカであれば、線虫
と混在させた状態での水への分散性が高い。
【0011】さらに土壌中に生息する害虫をターゲット
とする際、植物の苗の土中埋込部分や種子に昆虫寄生性
線虫を用いた線虫製剤を付着させた後、その苗又は種子
を植え付けることで用いれば、高効率でその植物を害虫
の被害から守ることが出来る。
とする際、植物の苗の土中埋込部分や種子に昆虫寄生性
線虫を用いた線虫製剤を付着させた後、その苗又は種子
を植え付けることで用いれば、高効率でその植物を害虫
の被害から守ることが出来る。
【0012】
【発明の効果】従って、例えば、昆虫寄生性線虫からな
るこのような線虫製剤を用いた場合に、容易に施用する
ことが出来、且つ、線虫類の簡単な施用で、高い殺虫性
を維持した線虫製剤を提供することが出来、これによっ
て圃場等での農作物の被害を効率的に防ぐことが出来る
ようになった。
るこのような線虫製剤を用いた場合に、容易に施用する
ことが出来、且つ、線虫類の簡単な施用で、高い殺虫性
を維持した線虫製剤を提供することが出来、これによっ
て圃場等での農作物の被害を効率的に防ぐことが出来る
ようになった。
【0013】
【実施例】粒径3〜20μmのシリカ(SiO2含有量
90wt%以上のもの)を水に懸濁分散させたスラリー
に、昆虫寄生性線虫の一例であるスタイナーネマ・クシ
ダイ(Steinernema kushidai, 以下クシダイと称す)を
混入して、水分量90wt%にして、1mlあたり10
万頭のクシダイを含有するスラリー状の線虫製剤を調製
した。
90wt%以上のもの)を水に懸濁分散させたスラリー
に、昆虫寄生性線虫の一例であるスタイナーネマ・クシ
ダイ(Steinernema kushidai, 以下クシダイと称す)を
混入して、水分量90wt%にして、1mlあたり10
万頭のクシダイを含有するスラリー状の線虫製剤を調製
した。
【0014】この線虫製剤を保存容器に収容し、相対湿
度80%で20〜30℃の温度サイクルを人工気象器で
設定した夏場の室温環境において保存した。尚、クシダ
イは、ドッグフードを主成分とする培地で培養したもの
をベルマン法で回収後、0.1%ホルマリン水溶液で表
面殺菌して用い、保存容器は底が平らで上部に開口を有
する直径16mmの円柱状の容器であり、その保存容器
には前記線虫製剤を1ml(水深約5mm)収容して、
上部の開口をフィルム(クリアラムパッケージング社製
プラスチックフィルム)でシールした後、中央に小さな
穴を開けて用いた。
度80%で20〜30℃の温度サイクルを人工気象器で
設定した夏場の室温環境において保存した。尚、クシダ
イは、ドッグフードを主成分とする培地で培養したもの
をベルマン法で回収後、0.1%ホルマリン水溶液で表
面殺菌して用い、保存容器は底が平らで上部に開口を有
する直径16mmの円柱状の容器であり、その保存容器
には前記線虫製剤を1ml(水深約5mm)収容して、
上部の開口をフィルム(クリアラムパッケージング社製
プラスチックフィルム)でシールした後、中央に小さな
穴を開けて用いた。
【0015】その結果、過酷な環境条件で保存したにも
関わらず、7日後においても96.5%の線虫が生存し
ていることがわかった。
関わらず、7日後においても96.5%の線虫が生存し
ていることがわかった。
【0016】また、このような線虫製剤をサツマイモの
苗の根部に付着させ、植え付けたところ、害虫による被
害度は、従来化学農薬を用いて防除しつつ栽培した場合
に比して1/3程度にまで減少した。
苗の根部に付着させ、植え付けたところ、害虫による被
害度は、従来化学農薬を用いて防除しつつ栽培した場合
に比して1/3程度にまで減少した。
【0017】以下に様々に調製した線虫製剤に関する試
験例を示す。
験例を示す。
【0018】〔試験例1〕:線虫の生存率の水分量依存
性 様々な粒径のシリカを水に懸濁分散させたスラリーに、
クシダイを10万頭/mlの割合で混入して、水分量を
種々の割合に調製した線虫製剤を用い、前記保存容器で
前記夏場の室温環境で7日間保存して、線虫の生存率を
調べた。その結果、表1のようになった。尚、比較例と
あるものは蒸留水中に線虫のみを分散させた線虫製剤の
試験例である。
性 様々な粒径のシリカを水に懸濁分散させたスラリーに、
クシダイを10万頭/mlの割合で混入して、水分量を
種々の割合に調製した線虫製剤を用い、前記保存容器で
前記夏場の室温環境で7日間保存して、線虫の生存率を
調べた。その結果、表1のようになった。尚、比較例と
あるものは蒸留水中に線虫のみを分散させた線虫製剤の
試験例である。
【0019】
【表1】
【0020】ところで、シリカは粒径が500μm以上
のものを用いた場合には、散布機で散布を行う場合に、
ノズルの孔に詰まるので使用出来ない。つまり、シリカ
の粒径によって、それぞれ範囲は異なるものの、スラリ
ーの水分量を調整すれば線虫類の生存率を高くすること
が出来、シリカの粒径を300μm以下としてあれば、
水分量を85%以上に調整することで極めて高い生存率
を得ることが出来ることがわかった。また、シリカの粒
径が300μm〜500μmであった場合には、線虫製
剤自体がスラリー状になりにくいという欠点があること
もわかった。これらのことから、線虫製剤は、スラリー
状を維持する程度の粘性をもっていれば、線虫製剤内部
で線虫が沈殿することなく運動出来て、酸素欠乏状態に
なりにくくなり、線虫の生存率を高く維持出来るように
なると考えられ、また、水分量が過多、或いは、シリカ
の粒径が大きすぎるような場合、粘性が低下して線虫が
沈殿してしまい、酸素欠乏状態を招くことで生存率が低
下するものと考えられる。
のものを用いた場合には、散布機で散布を行う場合に、
ノズルの孔に詰まるので使用出来ない。つまり、シリカ
の粒径によって、それぞれ範囲は異なるものの、スラリ
ーの水分量を調整すれば線虫類の生存率を高くすること
が出来、シリカの粒径を300μm以下としてあれば、
水分量を85%以上に調整することで極めて高い生存率
を得ることが出来ることがわかった。また、シリカの粒
径が300μm〜500μmであった場合には、線虫製
剤自体がスラリー状になりにくいという欠点があること
もわかった。これらのことから、線虫製剤は、スラリー
状を維持する程度の粘性をもっていれば、線虫製剤内部
で線虫が沈殿することなく運動出来て、酸素欠乏状態に
なりにくくなり、線虫の生存率を高く維持出来るように
なると考えられ、また、水分量が過多、或いは、シリカ
の粒径が大きすぎるような場合、粘性が低下して線虫が
沈殿してしまい、酸素欠乏状態を招くことで生存率が低
下するものと考えられる。
【0021】〔試験例2〕:線虫生存率の線虫密度依存
性 (1) 粒径50〜300μmのシリカ(SiO2含有
量90wt%以上のもの)を水に懸濁分散させたスラリ
ーにクシダイを混入して、水分量87.5%になるよう
にして、それぞれ1mlあたり5万頭〜40万頭の線虫
を有する種々のスラリー状の線虫製剤を調整した。これ
らの線虫製剤を、前記保存容器内で前記夏場の室温環境
で14日間保存し、その線虫製剤中の線虫の生存率を調
べた。 (2) 前記クシダイをスタイナーネマ・カルポカプサ
エAll(Steinernemacarpocapsae All,以下Allと
略称する)にかえ、同様に生存率を調べた。その結果、
表2のようになった。
性 (1) 粒径50〜300μmのシリカ(SiO2含有
量90wt%以上のもの)を水に懸濁分散させたスラリ
ーにクシダイを混入して、水分量87.5%になるよう
にして、それぞれ1mlあたり5万頭〜40万頭の線虫
を有する種々のスラリー状の線虫製剤を調整した。これ
らの線虫製剤を、前記保存容器内で前記夏場の室温環境
で14日間保存し、その線虫製剤中の線虫の生存率を調
べた。 (2) 前記クシダイをスタイナーネマ・カルポカプサ
エAll(Steinernemacarpocapsae All,以下Allと
略称する)にかえ、同様に生存率を調べた。その結果、
表2のようになった。
【0022】
【表2】
【0023】つまり、表2から線虫製剤に含まれる線虫
は、20万頭/ml以下の線虫密度にしてあれば、高い
生存率で線虫を保存することが出来、さらに望ましく
は、10万頭/ml以下の線虫密度にしてあれば、極め
て高い生存率の線虫製剤をつくることが出来ることがわ
かった。また、クシダイのみならずAllであっても、
高い生存率を示す線虫製剤を製造可能であることがわか
り、他の線虫に対しても線虫の生存率を高く、製剤化可
能であることが示唆された。つまり、本発明の線虫製剤
に用いる線虫は、試験例1,2に用いたクシダイやAl
lに限られるものではなく、他の一般の線虫にも適用出
来るものである。
は、20万頭/ml以下の線虫密度にしてあれば、高い
生存率で線虫を保存することが出来、さらに望ましく
は、10万頭/ml以下の線虫密度にしてあれば、極め
て高い生存率の線虫製剤をつくることが出来ることがわ
かった。また、クシダイのみならずAllであっても、
高い生存率を示す線虫製剤を製造可能であることがわか
り、他の線虫に対しても線虫の生存率を高く、製剤化可
能であることが示唆された。つまり、本発明の線虫製剤
に用いる線虫は、試験例1,2に用いたクシダイやAl
lに限られるものではなく、他の一般の線虫にも適用出
来るものである。
【0024】〔試験例3〕:線虫生存率の保存温度依存
性 粒径50〜300μmのシリカ(SiO2含有量90w
t%以上のもの)を水に懸濁分散させたスラリーに、ク
シダイを混入して、水分量87.5%になるようにし
て、それぞれ1mlあたり10万頭の線虫を含んだスラ
リー状の線虫製剤を調整した。この線虫製剤を前記保存
容器中で15℃,20℃,30℃,で各別に保存し、そ
の線虫製剤中の線虫の生存率を経日的に調べた。その結
果、表3のようになった。
性 粒径50〜300μmのシリカ(SiO2含有量90w
t%以上のもの)を水に懸濁分散させたスラリーに、ク
シダイを混入して、水分量87.5%になるようにし
て、それぞれ1mlあたり10万頭の線虫を含んだスラ
リー状の線虫製剤を調整した。この線虫製剤を前記保存
容器中で15℃,20℃,30℃,で各別に保存し、そ
の線虫製剤中の線虫の生存率を経日的に調べた。その結
果、表3のようになった。
【0025】
【表3】
【0026】つまり、表3より、本発明の線虫製剤は、
従来の保存方法と同様に15℃〜25℃の一定温度での
保存で、生存率高く線虫類を保存でき、54日後におい
ても高い生存率を維持出来ていることがわかり、恒温条
件下ではかなりの長期にわたる保存が可能であることが
わかる。
従来の保存方法と同様に15℃〜25℃の一定温度での
保存で、生存率高く線虫類を保存でき、54日後におい
ても高い生存率を維持出来ていることがわかり、恒温条
件下ではかなりの長期にわたる保存が可能であることが
わかる。
【0027】〔試験例4〕:線虫製剤をスラリー状にす
る方法の検討 線虫製剤をスラリー状にするのに、シリカに替えてグア
ガム、アルギン酸ナトリウムを用いて1mlあたり10
万頭のクシダイを含むスラリー状の線虫製剤を種々調整
し、これら線虫製剤を、前記保存容器中、前記夏場の室
温環境で14日間保存し、それぞれの線虫製剤中での線
虫の生存率を調べた。尚、比較のため、粒径3〜20μ
mのシリカを用いて調整した線虫製剤についても、同条
件において生存率を調べた。その結果、表4のようにな
った。
る方法の検討 線虫製剤をスラリー状にするのに、シリカに替えてグア
ガム、アルギン酸ナトリウムを用いて1mlあたり10
万頭のクシダイを含むスラリー状の線虫製剤を種々調整
し、これら線虫製剤を、前記保存容器中、前記夏場の室
温環境で14日間保存し、それぞれの線虫製剤中での線
虫の生存率を調べた。尚、比較のため、粒径3〜20μ
mのシリカを用いて調整した線虫製剤についても、同条
件において生存率を調べた。その結果、表4のようにな
った。
【0028】
【表4】
【0029】表4より線虫製剤をスラリー状にするに、
グアガム、アルギン酸ナトリウムを用いた場合には、線
虫製剤を、たとえ線虫の活動可能な粘度のスラリー状に
したとしても、線虫の生存率を向上させることが出来な
いということがわかる。このことは、水溶性の材料を用
いてスラリーを調整した場合には、スラリー中への酸素
溶解量が減少し、線虫が酸素欠乏状態になりやすいため
ではないかと考えられる。つまり、線虫製剤をスラリー
状にするに、水不溶性の固形物を用いることで、線虫が
沈殿することなく、運動出来る粘度のスラリーを調整で
きるとともに、スラリー中への酸素溶解量を減少させる
ことがないので、線虫類を高い生存率で保存することが
出来ることがわかった。また、水不溶性の固形物とし
て、シリカ等の無機物を用いれば、雑菌等の混入も起き
難いという利点があり、製剤化に適していると云える。
グアガム、アルギン酸ナトリウムを用いた場合には、線
虫製剤を、たとえ線虫の活動可能な粘度のスラリー状に
したとしても、線虫の生存率を向上させることが出来な
いということがわかる。このことは、水溶性の材料を用
いてスラリーを調整した場合には、スラリー中への酸素
溶解量が減少し、線虫が酸素欠乏状態になりやすいため
ではないかと考えられる。つまり、線虫製剤をスラリー
状にするに、水不溶性の固形物を用いることで、線虫が
沈殿することなく、運動出来る粘度のスラリーを調整で
きるとともに、スラリー中への酸素溶解量を減少させる
ことがないので、線虫類を高い生存率で保存することが
出来ることがわかった。また、水不溶性の固形物とし
て、シリカ等の無機物を用いれば、雑菌等の混入も起き
難いという利点があり、製剤化に適していると云える。
【0030】〔試験例5〕:線虫製剤を大量のスラリー
状にする方法の検討 (1) 粒径50〜300μmのシリカ(SiO2含有
量90wt%以上のもの)を水に懸濁分散させたスラリ
ーにクシダイを混入して、水分量87.5%にして、1
mlあたり10万頭のクシダイを含有するスラリー状の
線虫製剤を調整した。底が平らで上部に開口を有する長
方形のプラスチック製容器に、前記線虫製剤を50ml
入れ、前記開口を通気性のフィルム(三井東圧社製エス
ポアール)でシールした後、前記夏場の室温条件で保存
し、その線虫製剤中の線虫の生存率を経日的に調べた。
状にする方法の検討 (1) 粒径50〜300μmのシリカ(SiO2含有
量90wt%以上のもの)を水に懸濁分散させたスラリ
ーにクシダイを混入して、水分量87.5%にして、1
mlあたり10万頭のクシダイを含有するスラリー状の
線虫製剤を調整した。底が平らで上部に開口を有する長
方形のプラスチック製容器に、前記線虫製剤を50ml
入れ、前記開口を通気性のフィルム(三井東圧社製エス
ポアール)でシールした後、前記夏場の室温条件で保存
し、その線虫製剤中の線虫の生存率を経日的に調べた。
【0031】(2) 80mm×100mm×20mm
のポリウレタンフォームに、1mlあたり10万頭の中
を蒸留水に懸濁させて調整した線虫懸濁液を50ml浸
込ませた後、通気性のフィルムでつくった袋の中に入れ
て、前記夏場の室温条件で保存し、その袋の中の線虫の
生存率を経日的に調べた。
のポリウレタンフォームに、1mlあたり10万頭の中
を蒸留水に懸濁させて調整した線虫懸濁液を50ml浸
込ませた後、通気性のフィルムでつくった袋の中に入れ
て、前記夏場の室温条件で保存し、その袋の中の線虫の
生存率を経日的に調べた。
【0032】その結果、表5のようになった。
【0033】
【表5】
【0034】表5より、本発明の線虫製剤(1)によれ
ば、従来の線虫の保存方法に比べて、過酷な保存環境で
あったとしても、生存率高く、保存出来ることがわか
る。つまり、本発明の線虫製剤は、優れた保存性を有す
るものであることがわかった。
ば、従来の線虫の保存方法に比べて、過酷な保存環境で
あったとしても、生存率高く、保存出来ることがわか
る。つまり、本発明の線虫製剤は、優れた保存性を有す
るものであることがわかった。
【0035】〔試験例6〕:線虫製剤の施用方法の検討 (1) 粒径50〜300μmのシリカ(SiO2含有
量90wt%以上のもの)を水に懸濁分散させたスラリ
ーにクシダイを混入して、水分量87.5%にして、1
mlあたり10万頭のクシダイを含有するスラリー状の
線虫製剤を調整した。
量90wt%以上のもの)を水に懸濁分散させたスラリ
ーにクシダイを混入して、水分量87.5%にして、1
mlあたり10万頭のクシダイを含有するスラリー状の
線虫製剤を調整した。
【0036】この線虫製剤に、サツマイモの苗の下部5
cmを浸漬した後、苗の下部10cmを圃場に挿入して
植え付けた。(尚、圃場は土壌消毒、施肥後、畝造り、
マルチングを夫々してあり、各苗は30cm間隔で植え
付けた。また、使用したサツマイモの品種はベニアズマ
であり、5月1日に植え付け、10月25日に収穫し
た。)尚、苗に付着した線虫量は、1株当たり約10万
頭であることがわかった。
cmを浸漬した後、苗の下部10cmを圃場に挿入して
植え付けた。(尚、圃場は土壌消毒、施肥後、畝造り、
マルチングを夫々してあり、各苗は30cm間隔で植え
付けた。また、使用したサツマイモの品種はベニアズマ
であり、5月1日に植え付け、10月25日に収穫し
た。)尚、苗に付着した線虫量は、1株当たり約10万
頭であることがわかった。
【0037】こうして得られたサツマイモについて、コ
ガネムシ類の幼虫による被害度を調べた。
ガネムシ類の幼虫による被害度を調べた。
【0038】(2) 前記線虫製剤を、畝造りする前
に、圃場の全面に土壌混和して、サツマイモの苗の下部
10cmを圃場に挿入して植え付けた。この際、線虫
は、(1)と同様の条件を得るべく、1株あたり10万
頭になるように混和した。このサツマイモの苗について
も(1)と同様に栽培し、収穫した。こうして得られた
サツマイモについて、コガネムシ類幼虫による被害度を
調べた。
に、圃場の全面に土壌混和して、サツマイモの苗の下部
10cmを圃場に挿入して植え付けた。この際、線虫
は、(1)と同様の条件を得るべく、1株あたり10万
頭になるように混和した。このサツマイモの苗について
も(1)と同様に栽培し、収穫した。こうして得られた
サツマイモについて、コガネムシ類幼虫による被害度を
調べた。
【0039】(3) 従来行われている方法として、化
学農薬(日本バイエルアグロケム社製バイジット粒剤)
を苗の植え付け前に9kg/10aの割合で圃場の全面
に土壌混和して、サツマイモの苗を植え付け(5月1
日)、さらに6月、7月、8月に各1回、9kg/10
aの割合で、散布して防除しつつ栽培し、10月25日
にサツマイモを収穫し、害虫による被害度を調べた。
学農薬(日本バイエルアグロケム社製バイジット粒剤)
を苗の植え付け前に9kg/10aの割合で圃場の全面
に土壌混和して、サツマイモの苗を植え付け(5月1
日)、さらに6月、7月、8月に各1回、9kg/10
aの割合で、散布して防除しつつ栽培し、10月25日
にサツマイモを収穫し、害虫による被害度を調べた。
【0040】尚、被害度は、収穫した各サツマイモのコ
ガネムシ類幼虫による食害痕数を数え、以下のように食
害指数を求め、被害度を算出する。また被害いも率と
は、食害痕数が1個以上あるいもの割合(%)である。
また圃場の土壌中の温度環境は、図1のようになってい
る。また、株元とは、サツマイモの苗を植えた直下で地
下10cmの地点を指し、株間とは苗を植えた株元どう
しの中央で地下10cmの地点を指すものである。
ガネムシ類幼虫による食害痕数を数え、以下のように食
害指数を求め、被害度を算出する。また被害いも率と
は、食害痕数が1個以上あるいもの割合(%)である。
また圃場の土壌中の温度環境は、図1のようになってい
る。また、株元とは、サツマイモの苗を植えた直下で地
下10cmの地点を指し、株間とは苗を植えた株元どう
しの中央で地下10cmの地点を指すものである。
【0041】 食害痕数 0 1,2 3〜6 7〜15 15〜 食害指数 0 1 3 6 9
【0042】
【数1】
【0043】その結果表6のようになった。
【0044】
【表6】
【0045】表6から、本発明による線虫製剤を用いれ
ば、苗1株あたり10万頭のクシダイを用いることで、
従来用いられていた化学農薬よりも高い防除効果を得る
ことが出来、さらに、苗の土中埋込部分に付着させて施
用することにより、より高い防除効果を得られることが
わかる。これは、本発明の線虫製剤を菌の土中埋込部分
に付着させて施用することにより、施用したクシダイ
が、株元に集中してコガネムシ類幼虫に効果的に作用す
るため、サツマイモへの害を効果的に防除出来るものと
考えられる。
ば、苗1株あたり10万頭のクシダイを用いることで、
従来用いられていた化学農薬よりも高い防除効果を得る
ことが出来、さらに、苗の土中埋込部分に付着させて施
用することにより、より高い防除効果を得られることが
わかる。これは、本発明の線虫製剤を菌の土中埋込部分
に付着させて施用することにより、施用したクシダイ
が、株元に集中してコガネムシ類幼虫に効果的に作用す
るため、サツマイモへの害を効果的に防除出来るものと
考えられる。
【0046】また、図1から株元は株間に比べて最高地
温、最低地温の変動幅が小さく、線虫の活動に適してい
ると云える。これは苗の植付後次第に繁茂してくるサツ
マイモの葉により太陽光が遮断されることによると考え
られる。
温、最低地温の変動幅が小さく、線虫の活動に適してい
ると云える。これは苗の植付後次第に繁茂してくるサツ
マイモの葉により太陽光が遮断されることによると考え
られる。
【0047】つまり、昆虫寄生性線虫の線虫製剤を用い
れば、植物の苗の土中埋込部分に付着させ、土中に植え
付けて用いることで、線虫の活動に適した場所に施用さ
れ高い防除効果が得られることがわかった。
れば、植物の苗の土中埋込部分に付着させ、土中に植え
付けて用いることで、線虫の活動に適した場所に施用さ
れ高い防除効果が得られることがわかった。
【0048】尚、落花生のように種子を植付けて栽培す
る植物の場合には、本発明の線虫製剤を種子に付着さ
せ、土中に植付ければ同様に防除効果が得られる。ま
た、同様に、本発明の線虫製剤は昆虫寄生性線虫のみで
はなく、植物寄生性線虫を用いて雑草を除草すること
や、菌食性線虫を用いて土壌病原菌を防除することに用
いることが出来る。
る植物の場合には、本発明の線虫製剤を種子に付着さ
せ、土中に植付ければ同様に防除効果が得られる。ま
た、同様に、本発明の線虫製剤は昆虫寄生性線虫のみで
はなく、植物寄生性線虫を用いて雑草を除草すること
や、菌食性線虫を用いて土壌病原菌を防除することに用
いることが出来る。
【図1】圃場の温度環境を示すグラフ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河杉 忠昭 茨城県竜ケ崎市向陽台5丁目6番地 株式 会社クボタ技術開発研究所つくば研究室内
Claims (3)
- 【請求項1】 線虫及び粒径300μm以下で水に不溶
の固形物を、水中に分散させて水分量85wt%以上の
スラリー状にしてある線虫製剤。 - 【請求項2】 前記固形物がシリカである請求項1記載
の線虫製剤。 - 【請求項3】 植物の苗の土中埋込部分や種子に、請求
項1もしくは請求項2記載の線虫製剤を付着させた後、
その苗又は種子を土中に植え付ける線虫製剤の使用方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5181061A JPH0733618A (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 線虫製剤及びその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5181061A JPH0733618A (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 線虫製剤及びその使用方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0733618A true JPH0733618A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=16094107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5181061A Pending JPH0733618A (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 線虫製剤及びその使用方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733618A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997015194A1 (en) * | 1995-10-25 | 1997-05-01 | Kubota Corporation | Process for producing insect-parasitic nematode preparation and method for keeping the same |
| WO2004066733A1 (en) * | 2003-01-29 | 2004-08-12 | Aberdeen University | Nematode containing formulation |
| CN103772066A (zh) * | 2013-12-31 | 2014-05-07 | 灵川县金田农资经营部 | 一种防治螟虫的沼液复合杀虫剂 |
| CN104365587A (zh) * | 2013-08-15 | 2015-02-25 | 中国中化股份有限公司 | 一种制成水乳化型羧酸类农药的方法 |
| JP2022046516A (ja) * | 2015-12-23 | 2022-03-23 | エフ エム シー コーポレーション | 溝内の種のin situ処理 |
-
1993
- 1993-07-22 JP JP5181061A patent/JPH0733618A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997015194A1 (en) * | 1995-10-25 | 1997-05-01 | Kubota Corporation | Process for producing insect-parasitic nematode preparation and method for keeping the same |
| GB2323280A (en) * | 1995-10-25 | 1998-09-23 | Kubota Kk | Process for producing insect-parasitic nematode preparation and method for keeping the same |
| GB2323280B (en) * | 1995-10-25 | 1999-10-13 | Kubota Kk | Process for producing entomopathogenic nematode preparation and method of storing the same |
| WO2004066733A1 (en) * | 2003-01-29 | 2004-08-12 | Aberdeen University | Nematode containing formulation |
| CN104365587A (zh) * | 2013-08-15 | 2015-02-25 | 中国中化股份有限公司 | 一种制成水乳化型羧酸类农药的方法 |
| CN103772066A (zh) * | 2013-12-31 | 2014-05-07 | 灵川县金田农资经营部 | 一种防治螟虫的沼液复合杀虫剂 |
| JP2022046516A (ja) * | 2015-12-23 | 2022-03-23 | エフ エム シー コーポレーション | 溝内の種のin situ処理 |
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