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JPH0732238A - 工具交換装置 - Google Patents

工具交換装置

Info

Publication number
JPH0732238A
JPH0732238A JP17938993A JP17938993A JPH0732238A JP H0732238 A JPH0732238 A JP H0732238A JP 17938993 A JP17938993 A JP 17938993A JP 17938993 A JP17938993 A JP 17938993A JP H0732238 A JPH0732238 A JP H0732238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
loader
holding
magazine
moved
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17938993A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Sasaki
久雄 佐々木
Atsushi Ueda
淳 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPEI TOYAMA MECHATRONICS KK
Original Assignee
NIPPEI TOYAMA MECHATRONICS KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPEI TOYAMA MECHATRONICS KK filed Critical NIPPEI TOYAMA MECHATRONICS KK
Priority to JP17938993A priority Critical patent/JPH0732238A/ja
Publication of JPH0732238A publication Critical patent/JPH0732238A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置全体を小型にできるとともに、工具の選
択動作を高速にして、工具交換の所要時間を短縮するこ
とができる工具交換装置を提供する。 【構成】 工具マガジン17を平板状に形成する。工具
マガジン17の側縁には複数の保持溝18を、同一方向
に開口した状態で、工具マガジン17の側縁に沿って一
直線上に配列形成する。各保持溝18には工具13をそ
れぞれ着脱可能に保持する。工具ローダ26を工具マガ
ジン17上の保持溝18の配列方向に沿って移動可能に
配設する。工具ローダ26を選択された1つの工具13
と対応する位置に移動させ、その位置で保持溝18に対
して工具13を取り出しまたは取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、工具マガジンの保持
部に保持した複数の工具のうちから1つの工具を選択し
て、主軸に装着するようにした工具交換装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の工具交換装置において
は、工具マガジンが円盤状に形成され、その外周に工具
を着脱可能に保持するための複数の保持溝が放射方向に
開口した状態で形成されている。
【0003】そして、工具を交換する場合には、工具マ
ガジンの割り出し回転により、保持溝の工具のうちから
1つの工具が選択されて工具着脱位置に配置される。こ
の状態で、保持溝から中間アーム上に1つの工具が取り
出され、その後、中間アームの動作によって、工具が工
具交換アームと対応する工具交換位置に移送される。工
具交換アームは中間アーム上の工具を受け取ると同時
に、主軸上の工具を外し、そして、受け取った工具を主
軸に装着するとともに、外した工具を中間アームに返
す。中間アームに返された工具は、その中間アームによ
り空いている保持溝に返却装着される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
工具交換装置においては、工具マガジンが円盤状をなし
て、その外周に保持溝が形成されているため、工具マガ
ジンの中心部には利用できない大きなスペースが形成さ
れている。従って、工具マガジンが広い占有スペースを
必要とする大径の円盤状に形成されるばかりでなく、そ
の回転軸の端部にモータ等の駆動機構が設けられてい
る。そのため、工具交換装置が大型になって、同装置を
工作機械の小さな空きスペースを利用して装設すること
ができないという問題があった。
【0005】また、従来の工具交換装置では、中間アー
ムが必要なばかりでなく、アクチュエータとして、工具
マガジンを回転させるものや、中間アームを回転させる
ものが必要である。従って、それらのアクチュエータを
各別に制御する機構も必要になって構成が複雑であっ
た。
【0006】さらに、工具を保持するための保持溝は工
具マガジンの外周に等間隔で設けられている。このた
め、大きな工具を保持する場合には、その大きな工具が
両隣の保持溝の部分に突出して、その両隣の保持溝に工
具を保持することが不可能な場合も生じる。従って、従
来の工具交換装置は広い占有スペースを必要とする割に
は工具の収容効率が悪いものであった。
【0007】また、この従来の工具交換装置では、保持
溝が放射方向に開口した状態で工具マガジンの外周に形
成されている。そのため、工具の選択時に工具マガジン
を高速で割り出し回転させると、遠心力により工具が保
持溝から飛び出すおそれがある。従って、工具マガジン
を高速で割り出し回転させることができない。しかも、
工具マガジンと中間アームとが、アクチュエータを別に
した機構であるため、それらの間に工具の受渡しタイム
ラグ、即ち待ち時間が生じてしまう。加えて、前記のよ
うに、工具がその両隣の保持溝にまたがる大きなもので
ある場合には、その工具を選択するための工具マガジン
の回転範囲が大きくなり、選択回転時間も長くなる。こ
れらのことから、従来の工具交換装置においては、工具
の交換動作に時間がかかるという問題があった。
【0008】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、装置全体を小型にすることができて、工
作機械の小さな空きスペースにも簡単に装設することが
できるとともに、構成が簡単な工具交換装置を提供する
ことにある。
【0009】また、この発明の目的とするところは、工
具の選択動作を高速で行うことができて、工具交換の所
要時間を短縮することができる工具交換装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、工具マガジンの複数
の保持部にそれぞれ保持した工具のうちから1つの工具
を選択して、主軸に装着するとともに、主軸上の工具を
空いている保持部に返還装着するようにした工具交換装
置において、前記各保持部を同一方向に開口した状態で
直線上に配列したことを特徴とするものである。
【0011】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載の工具交換装置において、前記保持部の配列方
向に沿って延びる案内体を配設し、その案内体には保持
部に対して工具を着脱するための工具ローダを移動可能
に支持したことを特徴とするものである。
【0012】さらに、請求項3に記載の発明では、請求
項1に記載の工具交換装置において、前記複数の保持部
は等ピッチで配列されたことを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明では、請求項1に記載の工
具交換装置において、一部あるいは全部の保持部が不等
ピッチで配列されたことを特徴とするものである。
【0013】しかも、請求項5に記載の発明では、請求
項2に記載の工具交換装置において、前記工具ローダが
主軸側の移動端まで移動されたとき、その工具ローダの
工具把持部を回動させて、工具が主軸の軸線方向に沿う
ように工具の姿勢を変更するための姿勢変更機構を設け
たことを特徴とするものである。
【0014】また、請求項6に記載の発明では、請求項
5に記載の工具交換装置において、前記姿勢変更機構
は、工具ローダが移動端まで移動されたときに工具ロー
ダの移動により工具ローダに対して相対移動されるラッ
クと、そのラックの移動に伴って回転されて、工具ロー
ダの工具把持部に回動力を付与するピニオンとを含むこ
とを特徴とするものである。
【0015】
【作用】この発明を具体化した工具交換装置において、
工具マガジンから工具を取り出す場合には、工具ローダ
が案内体に沿って移動されて、選択された1つの工具と
対応する位置に配置される。その後、工具マガジンの保
持溝から工具ローダの工具把持部に工具が取り込まれ、
この状態で工具ローダが工具とともに案内体の端部まで
移動される。そして、工具ローダが移動端まで移動され
たとき、工具ローダの移動によって姿勢変更機構のラッ
クが移動され、ピニオンに回転力が生起される。この回
転力により工具ローダの工具把持部が回動されて、工具
の姿勢が交換アーム等に対する交換状態に変更される。
【0016】
【実施例】以下、この発明を具体化した工具交換装置の
第1実施例を、図1〜図8に基づいて説明する。
【0017】図1〜図3に示すように、工作機械のベー
ス1はその前部にテーブル2を備え、このテーブル2上
にはワークを装着したパレットが着脱可能に支持され
る。サドル3は一対のガイドレール4を介してベース1
上に水平移動可能に支持され、ボールスクリュー5の回
転によりワークと対応する位置に移動される。コラム6
は一対のガイドレール7を介してサドル3上にその移動
方向と直交する方向へ移動可能に支持され、ボールスク
リュー8の回転によりワークに対して接近または離間移
動される。
【0018】ヘッド9は一対のガイドレール10を介し
て前記コラム6に上下動可能に支持され、ボールスクリ
ュー11の回転によりワークと対応する位置に移動され
る。主軸12はヘッド9に図示しないモータにより回転
可能に支持され、その先端には工具13が着脱可能に装
着される。工具交換装置14はベース1の上部に配設さ
れ、この工具交換装置14により主軸12に複数の工具
13が順に交換装着される。主軸12上の工具を使用し
て、回転テーブル2上のワークに所定の加工が施され
る。
【0019】そこで、この工具交換装置14について詳
細に説明する。図1〜図4及び図6に示すように、横長
平板状の工具マガジン17は前記ベース1に固定された
フレーム15上に起立状態で固定され、主軸12の軸線
方向と同方向に延びている。複数の保持部としての保持
溝18は工具マガジン17の上側縁に沿って一直線上に
配列形成され、それぞれ同一方向の上方に向かって開口
されている。そして、この実施例においては、各保持溝
18の配列ピッチPが同一となるように設定されてい
る。
【0020】図1〜図6に示すように、工具ポット19
は前記工具マガジン17の各保持溝18に着脱可能に保
持され、その外面両側には保持溝18の両側縁に対応す
る溝状の係合凹部20が形成されている。円錐状のテー
パ孔21は工具ポット19の中心に形成され、このテー
パ孔21に工具13の後端円錐部が着脱可能に嵌挿され
る。工具13の後端のプルスタッド22bには突部13
aが形成され、工具ポット19の係合ボール22がばね
22aのばね力により突部13aに係合して、工具13
が抜け止めされる。
【0021】そして、工具13を前方へ引くことによ
り、係合ボール22がばね22aの付勢力に抗して後退
し、工具13が抜き出される。また、工具13をテーパ
孔21内に押し込むことにより係合ボール22が後退し
た後、突部13aに弾性的に係合され、この係合により
工具13が保持される。ピン23は工具ポット19の上
部に固定され、このピン23が図4の右方へ突出するよ
うに、工具ポット19が保持溝18内に納められる。
【0022】図2、図3、図4、図7及び図8に示すよ
うに、案内体としての一対のガイドレール24,25は
前記フレーム15上に敷設され、保持溝18の配列方向
に沿って平行に延びている。工具ローダ26はガイドレ
ール24,25上に移動可能に支持され、この工具ロー
ダ26により工具マガジン17の保持溝18に対して、
工具13が工具ポット19とともに着脱される。
【0023】前記工具ローダ26の移動フレーム27は
スライドブロック28及びカムフォロア29を介してガ
イドレール24,25上に支持され、図2に示すサーボ
モータ52によるボールスクリュー30の回転に伴っ
て、工具マガジン17上の選択された工具13と対応す
る位置に移動される。回動軸31は移動フレーム27に
軸受32を介して垂直軸線の周りで回動可能に支持さ
れ、その上下には支持板33及び連結板34が固定され
ている。案内軸35は支持板33と連結板34との間に
架設され、回動軸31と平行に延びている。
【0024】工具把持部としての一対の工具把持アーム
36は前記支持板33の先端に垂下固定され、移動フレ
ーム27の移動に伴って、工具マガジン17上の選択さ
れた保持溝18に対向配置される。昇降板37はスライ
ドメタル38を介して回動軸31及び案内軸35に昇降
可能に支持され、移動フレーム27上に装着された昇降
用シリンダ39によって、図4に実線で示す上方位置
と、鎖線で示す下方位置とに移動される。工具着脱フッ
ク部材40は昇降板37の先端に固定され、その端縁に
は両側方に開口する係合溝41が形成されている。
【0025】そして、図4及び図6に示すように、工具
着脱フック部材40が下方位置に配置された状態で、移
動フレーム27が横方向に移動されたとき、工具マガジ
ン17の各保持溝18に保持された工具ポット19のピ
ン23が、工具着脱フック部材40の係合溝41内を出
し入れされる。また、1つの工具ポット19のピン23
と係合溝41との係合状態で、工具着脱フック部材40
が上方位置へ移動されると、工具ポット19がS1位置
から上昇され、保持溝18から抜き取られて工具把持ア
ーム36間に把持される。そして、工具ローダ26が工
具マガジン17の若干前方の前方移動端に移動され、工
具ポット19がS2位置に移動される。
【0026】図4、図7及び図8に示すように、姿勢変
更機構42は前記工具ローダ26及びフレーム15上に
配設されている。すなわち、姿勢変更機構42のラック
43は主軸12の軸線と平行に延び、工具ローダ26の
移動フレーム27にその移動方向に沿って相対移動可能
に支持され、ばね44によりロッド44aを介して工具
ローダ26の前方移動端側に向かって付勢されている。
ピニオン45は回動軸31の下端に固定され、ラック4
3に噛合されている。ボルトよりなるストッパ46は工
具ローダ26の前方移動端に対応するように、フレーム
15に前後方向の位置調節可能に螺合されている。
【0027】そして、工具ローダ26が前方移動端まで
移動されたとき、このストッパ46にラック43に係合
して、そのラック43にばね44の付勢方向と反対方向
への移動力が生起される。また、このラック43の移動
力によりピニオン45及びそのピニオン45を固定支持
する回動軸31が回動されて、支持板33を介して、工
具把持アーム36等が図4、図7及び図8のS2位置か
らS3位置側に回動され、工具13の姿勢が主軸12の
軸線方向と同方向へ延びる状態に変更される。その後、
昇降用シリンダ39の動作に基づく昇降板37及び工具
着脱フック部材40の下降により、工具13が工具ポッ
ト19とともに、図4のS3位置からS4位置まで下降
される。
【0028】図1及び図2に示すように、工具ポット支
持台53は前記ベース1の上部に固定され、そこには前
記保持溝18と同様に上部を開放した工具ポット支持溝
54が形成されている。そして、前記S3位置からS4
位置に移動された工具ポット19が工具把持アーム36
からこの工具ポット支持溝54内に移行して、工具ポッ
ト支持溝54に一時保持される。
【0029】図3及び図4に示すように、工具交換アー
ム47は前記主軸12と工具交換装置14との間におい
て、ベース1に主軸12と平行な軸線の周りで回動可能
及び軸線方向へ移動可能に支持され、その両端には工具
把持部48が設けられている。そして、工具13が工具
ポット19とともに図4のS4位置において前記工具ポ
ット支持台53に保持された状態で、この工具交換アー
ム47が回転及び軸線方向へ移動されることにより、工
具13がその被把持部13bにおいて工具ポット19か
ら一方の工具把持部48上に抜き取られて主軸12に装
着される。一方、これと同時に、他方の工具把持部48
により主軸12上の工具が抜き取られ、S4位置の工具
ポット19に返却装着される。
【0030】次に、前記のように構成された工作機械の
工具交換装置について動作を説明する。さて、この工具
交換装置14において、工作機械の運転開始時には工具
ローダ26がガイドレール24,25の前端部にに配置
されるとともに、昇降用シリンダ39のピストンロッド
が没入し、工具ポット19を保持した工具着脱フック部
材40が上昇位置にある。従って、工具ポット19が図
4、図7及び図8のS2位置に配置されて待機してい
る。この状態では、姿勢変更機構42のラック43がベ
ース1のストッパ46に近接対向している。
【0031】工具交換の際には、サーボモータ52の低
速回転によりボールスクリュー30が低速回転されて、
工具ローダ26に前方への移動力が付与される。このた
め、ストッパ46にラック43が係合して、そのラック
43にばね44の付勢方向と反対方向への相対移動が生
起される。これにより、ピニオン45を介して工具ポッ
ト19を把持した工具把持アーム36ががS2位置から
S3位置側に回動され、工具13の姿勢が主軸12の軸
線方向と同方向へ延びる状態に変更される。この場合、
サーボモータ52の回転が低速で、工具ポット19のS
2位置からS3位置への回転も低速であるため、工具1
3が遠心力で飛び出るというようなことはない。
【0032】このS3位置に配置された状態で、昇降用
シリンダ39の前進動作により、工具着脱フック部材4
0が下降され、工具13が工具ポット19とともに、S
3位置からS4位置まで下降されて、工具ポット支持台
53に挿入保持される。その後、工具交換アーム47が
回転されるとともに軸線方向へ移動され、工具ポット支
持台53上の工具ポット19の工具13が工具交換アー
ム47の一方の工具把持部48上に抜き取られる。ま
た、工具交換アーム47の回転及び軸線方向への移動に
より、主軸12上の工具13が工具交換アーム47の他
方の工具把持部48に抜き取られる。そして、両工具把
持部48に抜き取られた工具13がそれぞれ同時に主軸
12及び工具ポット19に交換装着される。このように
して、工具13が交換されると、新たに主軸12に装着
された工具13を使用して、加工が開始される。
【0033】なお、図示はしないが、S3位置及びS4
位置には工具13を覆う開閉可能なシャッタが設けら
れ、待機中及び仮置き状態の工具13に切り屑等が付着
しないようになっている。このシャッタは工具動作交換
時に開放される。
【0034】そして、この加工開始と同時に、昇降用シ
リンダ39の後退動作により、工具着脱フック部材40
が上昇されて、使用済みの工具13が工具ポット19と
ともに図4のS4位置からS3位置に移動される。その
後、サーボモータ52の前記とは逆方向への低速回転に
よるボールスクリュー30の回転に伴い、工具ローダ2
6がガイドレール24,25に沿って、図1及び図2の
左方に移動される。この移動により、姿勢変更機構42
のばね44のばね力によりラック43が復帰移動され、
ピニオン45及び回動軸31を介して、工具把持アーム
36等が図4、図7及び図8のS3位置からS2位置に
移動されて、工具13の姿勢が工具マガジン17の保持
溝18に対する格納可能状態に変更される。
【0035】そして、工具13がS2位置に達すると、
サーボモータの回転が高速に切替えられる。このため、
工具ローダ26が工具マガジン17の所定の空いている
保持溝18と対応する位置まで高速で移動され、工具1
3が空いている保持溝18の上方に対向配置される。こ
の状態で、昇降用シリンダ39の突出動作により、工具
着脱フック部材40が図4のS1位置側に下降され、工
具ポット19が工具把持アーム36間から抜き取られ
て、工具マガジン17の空いている保持溝18に受け渡
される。
【0036】次いで、前記サーボモータ52の正方向ま
たは逆方向への高速回転により、工具選択のために、工
具ローダ26が工具マガジン17の所要の保持溝18と
対応する位置まで移動される。これにより、図4及び図
6に示すように、工具把持アーム36が選択された1つ
の工具13に対応配置されるとともに、工具着脱フック
部材40の係合溝41にその工具ポット19のピン23
が係合される。この状態で、昇降用シリンダ39の没入
動作により、工具着脱フック部材40が下方位置から上
方位置に移動され、工具ポット19が工具13とともに
保持溝18から上方へ抜き取られて工具把持アーム36
間に把持される。
【0037】その後、サーボモータ52によるボールス
クリュー30の高速回転に伴い、工具ローダ26がガイ
ドレール24,25に沿ってその前端部まで移動され
る。そして、姿勢変更機構42のストッパ46にラック
43が近接対向するS2位置に達して停止し、次に使用
される工具13が待機状態となる。その後、前記と同様
にして工具交換が行われる。
【0038】このように、この第1実施例の工具交換装
置14においては、工具マガジン17が平板状に形成さ
れ、その側縁に沿う一直線上に複数の保持溝18が配列
形成されている。このため、工具マガジンが大径の円盤
状に形成されるとともに、その外周縁に沿って複数の保
持溝が形成された従来構成に比較して、装置全体を小型
にすることができる。従って、工作機械の小さな空きス
ペースでも有効に利用して、そのスペースに工具交換装
置を簡単に装設することができる。このため、工作機械
全体の小形化に寄与でき、例えば実施例のように、工具
交換装置を工作機械のフレーム15の上部に設ければ、
工作機械をスリムな形状にできて、狭いスペースにも設
置できるものとなる。
【0039】また、この実施例の工具交換装置において
は、工具マガジン17が固定されているものであるた
め、従来とは異なり、工具マガジンを動作させるための
アクチュエータは不要である。従って、部品点数が少な
くなり、構成が簡単になる。特に、工具の選択等を行な
うモータとして、実施例のようにサーボモータを使用す
れば、そのサーボモータを制御することによって、工具
ローダ26がS2位置から工具マガジン17上の工具1
3の位置へ移動して停止したとき、工具ローダ26が工
具マガジン17側からS2位置に達して停止したとき、
及び工具把持アーム36が旋回後S2位置またはS3位
置に停止するときにおいて、逆相制動等により、サーボ
モータ52自体にブレーキ力が作用させることや、衝撃
発生防止のための減速停止等ができる。従って、サーボ
モータ52とは別体のブレーキ装置、ストッパ、ショッ
クアブソーバ等は不要になり、前記と同様に構成が簡単
になる。
【0040】しかも、サーボモータは速度制御が簡単で
あるため、工具ポット19の直線移動速度や旋回速度を
工作機械の加工タクトにあわせて最適なものに設定でき
る。また、この実施例の工具交換装置14においては、
工具マガジン17が固定配置された状態で、工具ローダ
26が工具マガジン17上の選択された1つの工具13
と対応する位置まで、直線的に移動されるようになって
いる。このため、円盤状の工具マガジンを割り出し回転
させて、その外周の保持溝に保持された1つの工具を工
具着脱位置に配置させるようにした従来構成とは異な
り、工具の選択動作速度に制限を受けることはない。す
なわち、工具ローダ26の移動速度を高くしても、工具
の飛び出し等の不都合が生じることはなく、工具選択及
び工具変換の速度を高くできる。しかも、工具の選択位
置と待機位置との間の移動、待機位置と仮置き位置すな
わち交換位置との間の移動を一つのサーボモータ52の
駆動により連続して行うことが可能になる。このため、
各動作間にタイムラグ、すなわち待ち時間がなく、工具
交換に要する全体の動作時間を短くできる。
【0041】
【別の実施例】次に、この発明の別の実施例を図9〜図
11に基づいて説明する。まず、図9に示す第2実施例
においては、複数の保持溝18を備えた工具マガジン1
7が上下方向に所定間隔おきで配設され、これらの工具
マガジン17の保持溝18に、多数の工具13が工具ポ
ット19を介して着脱可能に保持されている。そして、
工具ローダ26が移動端において所定の工具マガジン1
7と対向する位置に昇降された後、その工具マガジン1
7の上方に沿って移動されて、所定の保持溝18と対向
配置されるようになっている。
【0042】また、図10に示す第3実施例において
は、工具マガジン17の複数の保持溝18のうちの一部
または全部が、例えば前部側の保持溝18が、配列ピッ
チP1〜P5をそれぞれ異にした状態で配列形成されて
いる。従って、この第3実施例においては、大きな工具
を保持する場合に、その両隣の保持溝が使用不能になる
ということがなく、各保持溝18の間隔を工具の大きさ
に合わせて最少にできる。従って、工具の収容効率が向
上して、多くの工具を収容できるとともに、工具選択の
ための工具ローダの移動ストロークを小さくできて、工
具交換に要する時間をさらに短くできる。
【0043】さらに、図11に示す第4実施例において
は、工具マガジンが上下方向へ延びるように配設され、
その一側縁に複数の保持溝18が側方に開口した状態で
形成されている。そして、この実施例においては、各保
持溝18の開口端縁の下部に板ばねよりなるストッパ5
1が設けられ、このストッパ51が保持溝18内の工具
ポット19に弾性的に係合して、保持溝18の開口部か
ら工具ポット19が自然脱落しないようになっている。
【0044】なお、この発明は前記実施例の構成に限定
されるものではなく、以下のように変更してもよい。 (1)同一水平平面上に工具マガジン17を図3の左右
方向に複数列に並列配置すること。 (2)工具ローダ26を、工具ポット19を一対のアー
ムでクランプするようにしたクランプ機構とすること。 (3)前記実施例では、工具13の待機位置をS2位置
としたが、待機位置をS3位置あるいはS4位置等の他
の位置に変更すること。 (4)工具ポットをS2位置とS3位置との間において
旋回させる手段として、サーボモータ52を利用したカ
ム機構あるいはリンク機構とすること。 (5)この発明の工具交換装置を工作機械の側面あるい
は下面に設けること。
【0045】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているため、装置全体を小型にすることができて、工
作機械の小さな空きスペースにも簡単に装設することが
でき、ひいては、工作機械全体のスリム化等の小型化に
寄与できる。
【0046】また、この発明においては、部品点数を減
少して、構成を簡単にできる。さらに、この発明におい
ては、工具の交換動作を高速で行うことができて、工具
交換の所要時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を具体化した工具交換装置の第1実施
例を示す正面図である。
【図2】その工具交換装置の平面図である。
【図3】同じく工具交換装置の側面図である。
【図4】図3の工具交換装置において、工具ローダ部分
を拡大して示す一部破断側面図である。
【図5】工具及び工具ポットを拡大して示す部分断面図
である。
【図6】図4のA−A線における部分拡大断面図であ
る。
【図7】図2の工具交換装置において、工具ローダの動
作状態を示す部分拡大平面図である。
【図8】図7に示す工具ローダの動作状態において、そ
の部分を横断面にして上方向きに示す部分断面図であ
る。
【図9】この発明を具体化した工具交換装置の第2実施
例を示すもので、特に工具マガジン部分の異なった構成
を示す正面図である。
【図10】この発明を具体化した工具交換装置の第3実
施例を示すもので、特に工具マガジン部分の異なった構
成を示す正面図である。
【図11】この発明を具体化した工具交換装置の第4実
施例を示すもので、特に工具マガジン部分の異なった構
成を示す正面図である。
【符号の説明】
12…主軸、13…工具、14…工具交換装置、17…
工具マガジン、18…保持溝、19…工具ポット、23
…ピン、24…案内体としてのガイドレール、25…案
内体としてのガイドレール、26…工具ローダ、31…
回動軸、36…工具把持部としての工具把持アーム、3
7…昇降板、40…工具着脱フック部材、41…係合
溝、42…姿勢変更機構、43…ラック、45…ピニオ
ン、46…ストッパ、47…工具交換アーム。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具マガジンの複数の保持部にそれぞれ
    保持した工具のうちから1つの工具を選択して、主軸に
    装着するとともに、主軸上の工具を空いている保持部に
    返還装着するようにした工具交換装置において、 前記各保持部を同一方向に開口した状態で直線上に配列
    したことを特徴とする工具交換装置。
  2. 【請求項2】 前記保持部の配列方向に沿って延びる案
    内体を配設し、その案内体には保持部に対して工具を着
    脱するための工具ローダを移動可能に支持したことを特
    徴とする請求項1に記載の工具交換装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の保持部は等ピッチで配列され
    たことを特徴とする請求項1に記載の工具交換装置。
  4. 【請求項4】 一部あるいは全部の保持部が不等ピッチ
    で配列されたことを特徴とする請求項1に記載の工具交
    換装置。
  5. 【請求項5】 前記工具ローダが主軸側の移動端まで移
    動されたとき、その工具ローダの工具把持部を回動させ
    て、工具が主軸の軸線方向に沿うように工具の姿勢を変
    更するための姿勢変更機構を設けたことを特徴とする請
    求項2に記載の工具交換装置。
  6. 【請求項6】 前記姿勢変更機構は、工具ローダが移動
    端まで移動されたときに工具ローダの移動により工具ロ
    ーダに対して相対移動されるラックと、そのラックの移
    動に伴って回転されて、工具ローダの工具把持部に回動
    力を付与するピニオンとを含むことを特徴とする請求項
    5に記載の工具交換装置。
JP17938993A 1993-07-20 1993-07-20 工具交換装置 Pending JPH0732238A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001062660A (ja) * 1999-08-27 2001-03-13 Mori Seiki Co Ltd 工作機械の工具搬送装置
KR100327200B1 (ko) * 1998-03-07 2002-04-17 윤종용 화상신호송수신방법및장치
KR101014924B1 (ko) * 2003-12-27 2011-02-15 두산인프라코어 주식회사 매트릭스형 공구 매거진에서 공구포트 거치장치

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