JPH073292A - 高軟化点油脂用洗浄剤組成物 - Google Patents
高軟化点油脂用洗浄剤組成物Info
- Publication number
- JPH073292A JPH073292A JP5171091A JP17109193A JPH073292A JP H073292 A JPH073292 A JP H073292A JP 5171091 A JP5171091 A JP 5171091A JP 17109193 A JP17109193 A JP 17109193A JP H073292 A JPH073292 A JP H073292A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- softening point
- fats
- high softening
- detergent composition
- oils
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Detergent Compositions (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 塩化メチレン25〜50重量%、好ましくは
アルキル基が、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基から選ばれる1種以上であるエチレングリコールモ
ノアルキルエーテル50〜75重量%を含有してなる高
軟化点油脂用洗浄剤組成物を提供する。 【効果】 本発明の高軟化点洗浄剤組成物は、高沸点を
有するため、高軟化点油脂の洗浄、除去を高洗浄度で行
うことができ、フロン系洗浄剤の代替え洗浄剤として好
適に使用し得るものである。
アルキル基が、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基から選ばれる1種以上であるエチレングリコールモ
ノアルキルエーテル50〜75重量%を含有してなる高
軟化点油脂用洗浄剤組成物を提供する。 【効果】 本発明の高軟化点洗浄剤組成物は、高沸点を
有するため、高軟化点油脂の洗浄、除去を高洗浄度で行
うことができ、フロン系洗浄剤の代替え洗浄剤として好
適に使用し得るものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワックス、ロジン等の
高軟化点油脂を洗浄、除去することができる高軟化点油
脂用洗浄剤に関する。
高軟化点油脂を洗浄、除去することができる高軟化点油
脂用洗浄剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
フロンによるオゾン層の破壊が著しいため、特定のフロ
ンの使用を全廃することが決定され、その施行時期も間
近に迫っている。その規制対象物質の一つに1,1,1
−トリクロロエタン(以後、111TCEと略記する)
があるが、111TCEは現在、各種洗浄分野において
使用されている物質であるため、その代替え物質の検討
が早急に必要となっている。
フロンによるオゾン層の破壊が著しいため、特定のフロ
ンの使用を全廃することが決定され、その施行時期も間
近に迫っている。その規制対象物質の一つに1,1,1
−トリクロロエタン(以後、111TCEと略記する)
があるが、111TCEは現在、各種洗浄分野において
使用されている物質であるため、その代替え物質の検討
が早急に必要となっている。
【0003】111TCEによる金属洗浄の一例とし
て、スプーン等の金属成形物の光沢を出すために用いた
研磨剤を金属成形物から除去するための洗浄がある。即
ち、砥粒を油脂で固めた研磨剤で金属成形物を研磨した
後、溶剤(111TCE、沸点74℃)中に浸漬し、次
いで浸漬に用いたものと同様の溶剤蒸気中でリンスを行
うことにより、金属成形物に付着した砥粒及び油脂を洗
浄、除去している。この場合、上記油脂の軟化点は60
℃以上と高く、浸漬の際の溶剤温度を油脂の軟化点に近
づけることによって十分な洗浄効果を得ることができ
る。
て、スプーン等の金属成形物の光沢を出すために用いた
研磨剤を金属成形物から除去するための洗浄がある。即
ち、砥粒を油脂で固めた研磨剤で金属成形物を研磨した
後、溶剤(111TCE、沸点74℃)中に浸漬し、次
いで浸漬に用いたものと同様の溶剤蒸気中でリンスを行
うことにより、金属成形物に付着した砥粒及び油脂を洗
浄、除去している。この場合、上記油脂の軟化点は60
℃以上と高く、浸漬の際の溶剤温度を油脂の軟化点に近
づけることによって十分な洗浄効果を得ることができ
る。
【0004】このような用途に用いられている111T
CE代替え物質の一つに塩化メチレン系洗浄剤があり、
塩化メチレンはKB値が136という優れた脱脂能力を
有するため、金属洗浄分野において111TCE代替え
洗浄剤として急速に需要が伸びている。
CE代替え物質の一つに塩化メチレン系洗浄剤があり、
塩化メチレンはKB値が136という優れた脱脂能力を
有するため、金属洗浄分野において111TCE代替え
洗浄剤として急速に需要が伸びている。
【0005】しかしながら、塩化メチレン系洗浄剤の主
成分である塩化メチレンは沸点が40℃と低いため、上
記研磨剤に含まれる油脂を洗浄、除去する際に必要な液
温を得ることができず、金属洗浄分野での使用は困難で
あるという問題がある。
成分である塩化メチレンは沸点が40℃と低いため、上
記研磨剤に含まれる油脂を洗浄、除去する際に必要な液
温を得ることができず、金属洗浄分野での使用は困難で
あるという問題がある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
高軟化点の油脂を洗浄、除去することができる高沸点の
洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
高軟化点の油脂を洗浄、除去することができる高沸点の
洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は上記
目的を達成するため鋭意検討を行った結果、洗浄剤組成
物中の塩化メチレンの含有量を25〜50重量%、エチ
レングリコールモノアルキルエーテルの含有量を50〜
75重量%とした場合、高沸点の塩化メチレン系洗浄剤
を得ることができるため、これまで不可能とされてきた
高軟化点の固形油脂を洗浄、除去することができること
を知見し、本発明をなすに至った。
目的を達成するため鋭意検討を行った結果、洗浄剤組成
物中の塩化メチレンの含有量を25〜50重量%、エチ
レングリコールモノアルキルエーテルの含有量を50〜
75重量%とした場合、高沸点の塩化メチレン系洗浄剤
を得ることができるため、これまで不可能とされてきた
高軟化点の固形油脂を洗浄、除去することができること
を知見し、本発明をなすに至った。
【0008】以下、本発明を更に詳しく説明すると、本
発明の高軟化点油脂用洗浄剤組成物は、塩化メチレン2
5〜50重量%、エチレングリコールモノアルキルエー
テル150〜75重量%を含有してなるものである。
発明の高軟化点油脂用洗浄剤組成物は、塩化メチレン2
5〜50重量%、エチレングリコールモノアルキルエー
テル150〜75重量%を含有してなるものである。
【0009】ここで、塩化メチレンは本発明高軟化点油
脂用洗浄剤組成物の主成分であり、実質的に油脂を溶解
する脱脂成分として働くものである。
脂用洗浄剤組成物の主成分であり、実質的に油脂を溶解
する脱脂成分として働くものである。
【0010】洗浄剤組成物中での塩化メチレンの成分濃
度は25〜50重量%の範囲内である。この成分濃度が
25重量%未満では、油脂を溶解する能力が低下し、ま
た、50重量%を越えると洗浄剤組成物の沸点が低くな
り過ぎるため、高軟化点油脂の溶解力が低下してしま
う。
度は25〜50重量%の範囲内である。この成分濃度が
25重量%未満では、油脂を溶解する能力が低下し、ま
た、50重量%を越えると洗浄剤組成物の沸点が低くな
り過ぎるため、高軟化点油脂の溶解力が低下してしま
う。
【0011】エチレングリコールモノアルキルエーテル
は、本発明の洗浄剤組成物のもう一つの主要成分であ
り、塩化メチレンの脱脂成分としての働きを維持したま
まで、洗浄剤組成物の沸点を上昇させるものである。こ
の場合、アルキル基としては、メチル基、エチル基、プ
ロピル基、ブチル基から選ばれる1種以上であることが
好ましい。
は、本発明の洗浄剤組成物のもう一つの主要成分であ
り、塩化メチレンの脱脂成分としての働きを維持したま
まで、洗浄剤組成物の沸点を上昇させるものである。こ
の場合、アルキル基としては、メチル基、エチル基、プ
ロピル基、ブチル基から選ばれる1種以上であることが
好ましい。
【0012】洗浄剤組成物中でのエチレングリコールモ
ノアルキルエーテルの成分濃度は50〜75重量%の範
囲である。この成分濃度が50重量%未満では、洗浄液
の沸点が低くなり過ぎ、高軟化点油脂の溶解力が低下
し、また、75重量%を越えると洗浄剤組成物の油脂を
溶解する能力が低下してしまう。
ノアルキルエーテルの成分濃度は50〜75重量%の範
囲である。この成分濃度が50重量%未満では、洗浄液
の沸点が低くなり過ぎ、高軟化点油脂の溶解力が低下
し、また、75重量%を越えると洗浄剤組成物の油脂を
溶解する能力が低下してしまう。
【0013】また、本発明の洗浄剤組成物には、その目
的を損なわない範囲において、例えば塩化メチレンの安
定剤等の現行の塩化メチレン系洗浄剤に含まれる成分な
どの他の成分を添加することは差し支えない。
的を損なわない範囲において、例えば塩化メチレンの安
定剤等の現行の塩化メチレン系洗浄剤に含まれる成分な
どの他の成分を添加することは差し支えない。
【0014】上記成分を含む本発明の高軟化点油脂用洗
浄剤組成物は、65℃以上の沸点を有し、金属研磨剤に
含まれる油脂をはじめとする高軟化点油脂の洗浄、除去
に好適に用いられる。
浄剤組成物は、65℃以上の沸点を有し、金属研磨剤に
含まれる油脂をはじめとする高軟化点油脂の洗浄、除去
に好適に用いられる。
【0015】
【発明の効果】本発明の高軟化点洗浄剤組成物は、高沸
点を有するため、高軟化点油脂の洗浄、除去を高洗浄度
で行うことができ、フロン系洗浄剤の代替え洗浄剤とし
て好適に使用し得るものである。
点を有するため、高軟化点油脂の洗浄、除去を高洗浄度
で行うことができ、フロン系洗浄剤の代替え洗浄剤とし
て好適に使用し得るものである。
【0016】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。
【0017】[実施例1〜4、比較例1,2]鉄片(1
0mm×50mm×2mm)に固形油脂と砥粒とからな
るバフ研磨剤No.1(プリンスライムB、光陽社製、
軟化点75℃)又はNo.2(ライムM377、光陽社
製、軟化点60℃)を軟化させて塗布したものをテスト
ピースとし、表1に示す組成、沸騰温度(全還流時の温
度)を有する洗浄剤組成物と上記テストピースとを用い
て下記の洗浄テストを行った。結果を表1に併記する。
0mm×50mm×2mm)に固形油脂と砥粒とからな
るバフ研磨剤No.1(プリンスライムB、光陽社製、
軟化点75℃)又はNo.2(ライムM377、光陽社
製、軟化点60℃)を軟化させて塗布したものをテスト
ピースとし、表1に示す組成、沸騰温度(全還流時の温
度)を有する洗浄剤組成物と上記テストピースとを用い
て下記の洗浄テストを行った。結果を表1に併記する。
【0018】洗浄テスト 洗浄前にテストピースの重量を測定し、次いで沸騰状態
の洗浄液中にテストピースを30秒間浸漬し、乾燥させ
た後、重量を測定し、洗浄前後の重量減少により、研磨
剤の剥離率を算出した。結果を表1に併記する。
の洗浄液中にテストピースを30秒間浸漬し、乾燥させ
た後、重量を測定し、洗浄前後の重量減少により、研磨
剤の剥離率を算出した。結果を表1に併記する。
【0019】
【表1】
Claims (2)
- 【請求項1】 塩化メチレン25〜50重量%、エチレ
ングリコールモノアルキルエーテル50〜75重量%を
含有してなる高軟化点油脂用洗浄剤組成物。 - 【請求項2】 上記エチレングリコールモノアルキルエ
ーテルのアルキル基が、メチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基から選ばれる1種以上である請求項1記載
の高軟化点油脂用洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5171091A JPH073292A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 高軟化点油脂用洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5171091A JPH073292A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 高軟化点油脂用洗浄剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH073292A true JPH073292A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=15916828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5171091A Pending JPH073292A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 高軟化点油脂用洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH073292A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100360807B1 (ko) * | 2000-02-23 | 2002-11-13 | 백광호 | 프린터 노즐 세정용 카트리지 |
| US7310248B2 (en) | 2004-05-24 | 2007-12-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd | Control method of switching a power supply circuit |
| CN104099195A (zh) * | 2013-04-03 | 2014-10-15 | 东莞市剑鑫电子材料有限公司 | 一种五金件油污清洗剂及其制备方法 |
| JP2021178947A (ja) * | 2020-05-14 | 2021-11-18 | 株式会社ポートケム | 油脂成分溶解剤、それを用いた粗面化された金属表面の油脂成分の除去方法、及び部材表面に付着した油脂成分の判定方法 |
-
1993
- 1993-06-17 JP JP5171091A patent/JPH073292A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100360807B1 (ko) * | 2000-02-23 | 2002-11-13 | 백광호 | 프린터 노즐 세정용 카트리지 |
| US7310248B2 (en) | 2004-05-24 | 2007-12-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd | Control method of switching a power supply circuit |
| CN104099195A (zh) * | 2013-04-03 | 2014-10-15 | 东莞市剑鑫电子材料有限公司 | 一种五金件油污清洗剂及其制备方法 |
| JP2021178947A (ja) * | 2020-05-14 | 2021-11-18 | 株式会社ポートケム | 油脂成分溶解剤、それを用いた粗面化された金属表面の油脂成分の除去方法、及び部材表面に付着した油脂成分の判定方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |