JPH07329000A - 打ち抜き装置 - Google Patents
打ち抜き装置Info
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- JPH07329000A JPH07329000A JP12898994A JP12898994A JPH07329000A JP H07329000 A JPH07329000 A JP H07329000A JP 12898994 A JP12898994 A JP 12898994A JP 12898994 A JP12898994 A JP 12898994A JP H07329000 A JPH07329000 A JP H07329000A
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- Japan
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- die
- hole
- product
- sheet
- mold
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 クレジットカードなどのプッシュバック式打
ち抜き装置において、切断を良好にできるようにして、
不良品の発生を防ぐ。 【構成】 ダイ18の上面を孔部21のまわりで凸面状にす
る。孔部21の上側周縁部22は、一対角線上の両角部が山
部23をなす一方、他の両角部が谷部24をなし、両山部23
から両谷部24へ向かって次第に低くなる。上昇限におけ
るプッシュバック用受け体31の上面は、山部23と同高で
ある。 【効果】 切断が時間差をもって進行することにより、
プレスに要する力も小さくて済む。前記プッシュバック
用受け体31および山部23の高さの設定により、切断する
シートの製品部分の撓みを防ぎ、製品の寸法、形状の精
度を確保する。プッシュバックした製品の搬送にも支障
が生じない。
ち抜き装置において、切断を良好にできるようにして、
不良品の発生を防ぐ。 【構成】 ダイ18の上面を孔部21のまわりで凸面状にす
る。孔部21の上側周縁部22は、一対角線上の両角部が山
部23をなす一方、他の両角部が谷部24をなし、両山部23
から両谷部24へ向かって次第に低くなる。上昇限におけ
るプッシュバック用受け体31の上面は、山部23と同高で
ある。 【効果】 切断が時間差をもって進行することにより、
プレスに要する力も小さくて済む。前記プッシュバック
用受け体31および山部23の高さの設定により、切断する
シートの製品部分の撓みを防ぎ、製品の寸法、形状の精
度を確保する。プッシュバックした製品の搬送にも支障
が生じない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートからクレジット
カードなどの製品を打ち抜くプッシュバック式などの打
ち抜き装置に係わり、特に、ダイの形状に関する。
カードなどの製品を打ち抜くプッシュバック式などの打
ち抜き装置に係わり、特に、ダイの形状に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のこの種のプッシュバック
式打ち抜き装置の一例を示している。同図において、1
は下型、2は上型で、この上型2は、上下動して下型1
に対し開閉するものである。そして、下型1は、ほぼ4
角柱形状の孔部3を有するダイ4を備え、その孔部3内
にプッシュバック用受け体5が所定範囲上下動自在に組
み込まれている。この受け体5は、ばね6により上方へ
付勢されており、常時は上面がダイ4の上面と同一水平
面上に位置する。一方、上型2は、前記ダイ4の孔部3
内に挿脱自在に嵌合するパンチ7を備えているととも
に、このパンチ7のまわりに所定範囲上下動自在に組み
込まれた押さえ体8を備えている。この押さえ体8は、
ばね9により下方へ付勢されており、常時は下面がパン
チ7の下面と同一水平面上に位置する。そして、この従
来の打ち抜き装置では、ダイ4の上面、受け体5の上
面、パンチ7の下面および押さえ体8の下面が全て平面
(水平面)になっていた。
式打ち抜き装置の一例を示している。同図において、1
は下型、2は上型で、この上型2は、上下動して下型1
に対し開閉するものである。そして、下型1は、ほぼ4
角柱形状の孔部3を有するダイ4を備え、その孔部3内
にプッシュバック用受け体5が所定範囲上下動自在に組
み込まれている。この受け体5は、ばね6により上方へ
付勢されており、常時は上面がダイ4の上面と同一水平
面上に位置する。一方、上型2は、前記ダイ4の孔部3
内に挿脱自在に嵌合するパンチ7を備えているととも
に、このパンチ7のまわりに所定範囲上下動自在に組み
込まれた押さえ体8を備えている。この押さえ体8は、
ばね9により下方へ付勢されており、常時は下面がパン
チ7の下面と同一水平面上に位置する。そして、この従
来の打ち抜き装置では、ダイ4の上面、受け体5の上
面、パンチ7の下面および押さえ体8の下面が全て平面
(水平面)になっていた。
【0003】打ち抜きに際しては、ダイ4上でシートA
が一定方向へ送られる。この送り時には、図7(a)に
示すような型開状態になっている。そして、図7(b)
に示すように上型2が下降することにより打ち抜きがな
される。このとき、シートAにおける製品B部分の周囲
がダイ4と押さえ体8とにより挟まれた状態で、パンチ
7がダイ4の孔部3内に嵌合することにより、シートA
から製品Bが切断される。パンチ7の嵌合に伴い、受け
体5は押し下げられ、また、押さえ体8は、ダイ4によ
りパンチ7に対して相対的に押し上げられる。その後、
上型2が上昇して下型1から離れるが、それに伴い、切
断された製品Bは、受け体5により押し上げられてシー
トA内にいったん戻る。さらに、このシートAが送られ
た後、下型1の外で、抜き出し装置により、前述のよう
にして切断された製品BがシートAから抜き出される。
が一定方向へ送られる。この送り時には、図7(a)に
示すような型開状態になっている。そして、図7(b)
に示すように上型2が下降することにより打ち抜きがな
される。このとき、シートAにおける製品B部分の周囲
がダイ4と押さえ体8とにより挟まれた状態で、パンチ
7がダイ4の孔部3内に嵌合することにより、シートA
から製品Bが切断される。パンチ7の嵌合に伴い、受け
体5は押し下げられ、また、押さえ体8は、ダイ4によ
りパンチ7に対して相対的に押し上げられる。その後、
上型2が上昇して下型1から離れるが、それに伴い、切
断された製品Bは、受け体5により押し上げられてシー
トA内にいったん戻る。さらに、このシートAが送られ
た後、下型1の外で、抜き出し装置により、前述のよう
にして切断された製品BがシートAから抜き出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の打
ち抜き装置では、ダイ4の上面もパンチ7の下面も平面
になっていたため、つぎのような問題があった。まず、
製品Bの全周において同時に切断がなされるため、切断
時に必要な力が一時に集中し、打ち抜き装置のプレスに
強力なものが必要となっていた。また、パンチ7とシー
トAとの接触面積が大きいため、騒音が大きい。さら
に、切れが悪く、製品Bの周縁がささくれだったり、切
り粉が付着するなどの不良が生じる問題があった。
ち抜き装置では、ダイ4の上面もパンチ7の下面も平面
になっていたため、つぎのような問題があった。まず、
製品Bの全周において同時に切断がなされるため、切断
時に必要な力が一時に集中し、打ち抜き装置のプレスに
強力なものが必要となっていた。また、パンチ7とシー
トAとの接触面積が大きいため、騒音が大きい。さら
に、切れが悪く、製品Bの周縁がささくれだったり、切
り粉が付着するなどの不良が生じる問題があった。
【0005】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、切断に際しての切れがよくてシートから
製品を良好に切断できるとともに、切断される製品の寸
法、形状の精度も確保でき、また、プレスに要する力も
小さくできる打ち抜き装置を提供することを目的とす
る。
とするもので、切断に際しての切れがよくてシートから
製品を良好に切断できるとともに、切断される製品の寸
法、形状の精度も確保でき、また、プレスに要する力も
小さくできる打ち抜き装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前記
目的を達成するために、互いに開閉する一対の型体によ
り、シートから製品を打ち抜く打ち抜き装置において、
一方の型体は、製品形状の孔部を有するダイを備え、他
方の型体は、前記ダイの孔部内に挿脱自在に嵌合するパ
ンチを備え、前記ダイの孔部における他方の型体側の周
縁部は、他方の型体の方への突出量が孔部を囲んで位置
する複数の山部からこれら山部間に位置する谷部へ向か
って次第に減少する形状としたものである。
目的を達成するために、互いに開閉する一対の型体によ
り、シートから製品を打ち抜く打ち抜き装置において、
一方の型体は、製品形状の孔部を有するダイを備え、他
方の型体は、前記ダイの孔部内に挿脱自在に嵌合するパ
ンチを備え、前記ダイの孔部における他方の型体側の周
縁部は、他方の型体の方への突出量が孔部を囲んで位置
する複数の山部からこれら山部間に位置する谷部へ向か
って次第に減少する形状としたものである。
【0007】請求項2の発明は、前記目的を達成するた
めに、互いに開閉する一対の型体により、一定方向へ間
欠的に送られるシートから製品を順次打ち抜いていく打
ち抜き装置において、一方の型体は、製品形状の孔部を
有するダイと、このダイの孔部内に摺動自在に組み込ま
れ他方の型体の方へ付勢されたプッシュバック用受け体
とを備え、前記他方の型体は、前記ダイの孔部内に挿脱
自在に嵌合するパンチと、このパンチを囲んで位置し前
記他方の型体の方へ付勢されるとともにそのダイに突き
当たる押さえ体とを備え、前記ダイの孔部における他方
の型体側の周縁部は、他方の型体の方への突出量が孔部
を囲んで位置する複数の山部からこれら山部間に位置す
る谷部へ向かって次第に減少する形状とし、前記プッシ
ュバック用受け体における前記他方の型体側の面は、プ
ッシュバック用受け体の付勢方向の限界位置で前記ダイ
の山部とほぼ一致するものである。
めに、互いに開閉する一対の型体により、一定方向へ間
欠的に送られるシートから製品を順次打ち抜いていく打
ち抜き装置において、一方の型体は、製品形状の孔部を
有するダイと、このダイの孔部内に摺動自在に組み込ま
れ他方の型体の方へ付勢されたプッシュバック用受け体
とを備え、前記他方の型体は、前記ダイの孔部内に挿脱
自在に嵌合するパンチと、このパンチを囲んで位置し前
記他方の型体の方へ付勢されるとともにそのダイに突き
当たる押さえ体とを備え、前記ダイの孔部における他方
の型体側の周縁部は、他方の型体の方への突出量が孔部
を囲んで位置する複数の山部からこれら山部間に位置す
る谷部へ向かって次第に減少する形状とし、前記プッシ
ュバック用受け体における前記他方の型体側の面は、プ
ッシュバック用受け体の付勢方向の限界位置で前記ダイ
の山部とほぼ一致するものである。
【0008】請求項3の打ち抜き装置は、請求項1また
は2の発明の打ち抜き装置において、前記ダイの孔部に
おける他方の型体側の周縁部全体に切断刃先を形成した
ものである。
は2の発明の打ち抜き装置において、前記ダイの孔部に
おける他方の型体側の周縁部全体に切断刃先を形成した
ものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明の打ち抜き装置では、開いた一
対の型体間にシートを送り込み、両型体を閉じることに
より、シートから製品を打ち抜く。このとき、一方の型
体のダイの孔部に他方の型体のパンチが嵌合することに
より、シートから製品が切断されるが、パンチは、ダイ
の孔部の周縁に対して、その複数の山部から谷部へと順
次到達していく。したがって、シートは、前記山部に対
応する位置から切断され始め、谷部に対応する位置まで
順次製品の周縁が切断されていく。
対の型体間にシートを送り込み、両型体を閉じることに
より、シートから製品を打ち抜く。このとき、一方の型
体のダイの孔部に他方の型体のパンチが嵌合することに
より、シートから製品が切断されるが、パンチは、ダイ
の孔部の周縁に対して、その複数の山部から谷部へと順
次到達していく。したがって、シートは、前記山部に対
応する位置から切断され始め、谷部に対応する位置まで
順次製品の周縁が切断されていく。
【0010】請求項2の発明の打ち抜き装置では、一対
の型体により、一定方向へ間欠的に送られるシートから
製品を順次打ち抜いていくが、両型体を閉じるとき、一
方の型体のダイと他方の型体の押さえ体とによりシート
における製品部分の周囲が挟まれた状態で、ダイの孔部
内に他方の型体のパンチが嵌合することにより、シート
から製品が切断される。このとき、一方の型体のプッシ
ュバック用受け体は、パンチにより押し込まれるが、そ
の後両型体が開くとき、切断された製品を押し出してい
ったんシート内に戻す。したがって、その後このシート
が搬送されるとき、製品はシートとともに型体から出
る。また、前述のように両型体が閉じるとき、パンチ
は、ダイの孔部の周縁部の山部に到達するとともに、プ
ッシュバック用受け体とともにシートの製品部分を挟み
込む。このようにシートの製品部分が押さえられて、そ
の撓みが防止された状態で、シートは、ダイの孔部の周
縁部の山部に対応する位置から谷部に対応する位置まで
製品の周縁が順次切断されていく。
の型体により、一定方向へ間欠的に送られるシートから
製品を順次打ち抜いていくが、両型体を閉じるとき、一
方の型体のダイと他方の型体の押さえ体とによりシート
における製品部分の周囲が挟まれた状態で、ダイの孔部
内に他方の型体のパンチが嵌合することにより、シート
から製品が切断される。このとき、一方の型体のプッシ
ュバック用受け体は、パンチにより押し込まれるが、そ
の後両型体が開くとき、切断された製品を押し出してい
ったんシート内に戻す。したがって、その後このシート
が搬送されるとき、製品はシートとともに型体から出
る。また、前述のように両型体が閉じるとき、パンチ
は、ダイの孔部の周縁部の山部に到達するとともに、プ
ッシュバック用受け体とともにシートの製品部分を挟み
込む。このようにシートの製品部分が押さえられて、そ
の撓みが防止された状態で、シートは、ダイの孔部の周
縁部の山部に対応する位置から谷部に対応する位置まで
製品の周縁が順次切断されていく。
【0011】さらに、請求項3の発明の打ち抜き装置で
は、ダイの孔部における他方の型体側の周縁部全体に形
成された切断刃先が円滑にシートを切断する。
は、ダイの孔部における他方の型体側の周縁部全体に形
成された切断刃先が円滑にシートを切断する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の打ち抜き装置の第1実施例に
ついて、図1から図3を参照しながら説明する。なお、
本実施例の打ち抜き装置はプッシュバック式のものであ
る。本打ち抜き装置は、図示していない送り装置により
一定方向へ間欠的に送られるシートAからクレジットカ
ードなどの製品Bを6つずつ打ち抜いていくものであ
る。前記シートAの材質は、塩化ビニール樹脂、あるい
は、ポリエチレンテレフタレート(PET)と紙との積
層体などである。また、シートAの厚さは、例えば0.8m
m であるが、これも各種のものがある。また、製品B
は、角部が丸くなった長方形状である。さらに、例えば
クレジットカードの場合、シートAの表面には磁気面が
形成されている。
ついて、図1から図3を参照しながら説明する。なお、
本実施例の打ち抜き装置はプッシュバック式のものであ
る。本打ち抜き装置は、図示していない送り装置により
一定方向へ間欠的に送られるシートAからクレジットカ
ードなどの製品Bを6つずつ打ち抜いていくものであ
る。前記シートAの材質は、塩化ビニール樹脂、あるい
は、ポリエチレンテレフタレート(PET)と紙との積
層体などである。また、シートAの厚さは、例えば0.8m
m であるが、これも各種のものがある。また、製品B
は、角部が丸くなった長方形状である。さらに、例えば
クレジットカードの場合、シートAの表面には磁気面が
形成されている。
【0013】11は一方の型体としての下型、12はこの下
型11の上方に位置する他方の型体としての上型で、この
上型12は、図示していないプレスの駆動により上下動
し、下型11に対して開閉するものである。前記下型11
は、基板16上に受け板17が固定され、さらに、この受け
板17上にダイ18が固定されている。このダイ18は、ダイ
プレート19およびこれに埋め込まれて固定されたダイ本
体20からなっている。そして、前記受け板17およびダイ
本体20には、上端部の平面形状が製品形状をなす孔部21
が形成されている。
型11の上方に位置する他方の型体としての上型で、この
上型12は、図示していないプレスの駆動により上下動
し、下型11に対して開閉するものである。前記下型11
は、基板16上に受け板17が固定され、さらに、この受け
板17上にダイ18が固定されている。このダイ18は、ダイ
プレート19およびこれに埋め込まれて固定されたダイ本
体20からなっている。そして、前記受け板17およびダイ
本体20には、上端部の平面形状が製品形状をなす孔部21
が形成されている。
【0014】そして、この孔部21の上側の周縁部22は、
一方の対角線上に位置する2つの角部が最も高い山部23
になっている一方、他の2つの角部が最も低い谷部24に
なっており、前記両山部23から両谷部24へ向けて次第に
低くなっていく。なお、ダイ本体20の上面は、全体とし
て凸面状になっているが、その4辺部はそれぞれ曲面か
らなる傾斜面25,26となっており、これら傾斜面25,26
は互いに滑らかに連続している。また、ダイ本体20の上
面の外周縁27は、水平であって、ダイプレート19の水平
面からなる上面に連続しているが、前記谷部24と同高で
ある。したがって、谷部24を除く周縁部22の各点におい
て、ダイ本体20の上面と孔部21の側面とのなす角度は90
°よりも小さくなっており、周縁部22の全体が鋭利な切
断刃先となっている。そして、図面では誇張して表現し
てあるが、前記山部23と谷部24との高さの差hは約1m
m、孔部21の周縁部22における1つの谷部24を挟む2辺
を含む平面が水平面に対してなす角度θは約1°であ
る。この数値は、塩化ビニール樹脂からなるシートAに
対して設定されたもので、シートAの材質や厚さなどに
よって適切な数値はかわってくる。例えば、より硬いP
ET製のシートならば、より切りやすいので、角度もよ
り小さくてよい。
一方の対角線上に位置する2つの角部が最も高い山部23
になっている一方、他の2つの角部が最も低い谷部24に
なっており、前記両山部23から両谷部24へ向けて次第に
低くなっていく。なお、ダイ本体20の上面は、全体とし
て凸面状になっているが、その4辺部はそれぞれ曲面か
らなる傾斜面25,26となっており、これら傾斜面25,26
は互いに滑らかに連続している。また、ダイ本体20の上
面の外周縁27は、水平であって、ダイプレート19の水平
面からなる上面に連続しているが、前記谷部24と同高で
ある。したがって、谷部24を除く周縁部22の各点におい
て、ダイ本体20の上面と孔部21の側面とのなす角度は90
°よりも小さくなっており、周縁部22の全体が鋭利な切
断刃先となっている。そして、図面では誇張して表現し
てあるが、前記山部23と谷部24との高さの差hは約1m
m、孔部21の周縁部22における1つの谷部24を挟む2辺
を含む平面が水平面に対してなす角度θは約1°であ
る。この数値は、塩化ビニール樹脂からなるシートAに
対して設定されたもので、シートAの材質や厚さなどに
よって適切な数値はかわってくる。例えば、より硬いP
ET製のシートならば、より切りやすいので、角度もよ
り小さくてよい。
【0015】また、前記孔部21には、プッシュバック用
受け体31が所定範囲上下摺動自在に嵌合されている。こ
れら受け体31の上下方向中間部と孔部21の側面との間に
はスライドベアリング32が介在させてある。また、受け
体31は、その下側に位置するコイルばね33により常時上
方へ付勢されている。これに対して、受け体31は、その
下端に固定されたフランジ34が孔部21中に形成された下
向きの段差面35に突き当たることにより、上昇限が規定
されるようになっている。この上昇限において、受け体
22の水平面からなる上面と前記ダイ本体20の山部23とは
同高に位置する。あるいは、受け体22の上面が山部23よ
りも若干高く位置してもよい。
受け体31が所定範囲上下摺動自在に嵌合されている。こ
れら受け体31の上下方向中間部と孔部21の側面との間に
はスライドベアリング32が介在させてある。また、受け
体31は、その下側に位置するコイルばね33により常時上
方へ付勢されている。これに対して、受け体31は、その
下端に固定されたフランジ34が孔部21中に形成された下
向きの段差面35に突き当たることにより、上昇限が規定
されるようになっている。この上昇限において、受け体
22の水平面からなる上面と前記ダイ本体20の山部23とは
同高に位置する。あるいは、受け体22の上面が山部23よ
りも若干高く位置してもよい。
【0016】一方、前記上型12は、基板41の下面に受け
板42が固定されており、さらに、この受け板42の下面に
パンチプレート43およびパンチ44が固定されている。パ
ンチ44は、下部が前記ダイ18の孔部21の上部内に嵌合す
るものである。また、図3に示すように、パンチ44の下
部の外側面と孔部21の上部の内側面との間には、0.03mm
程度の隙間cが設定されている。この隙間cは、0.02〜
0.05mm程度の範囲内で設定できるが、これは、図7に示
すような従来の装置における同じ隙間の0.05mmより小さ
い。なお、パンチ44の下面は水平面である。
板42が固定されており、さらに、この受け板42の下面に
パンチプレート43およびパンチ44が固定されている。パ
ンチ44は、下部が前記ダイ18の孔部21の上部内に嵌合す
るものである。また、図3に示すように、パンチ44の下
部の外側面と孔部21の上部の内側面との間には、0.03mm
程度の隙間cが設定されている。この隙間cは、0.02〜
0.05mm程度の範囲内で設定できるが、これは、図7に示
すような従来の装置における同じ隙間の0.05mmより小さ
い。なお、パンチ44の下面は水平面である。
【0017】また、受け板42の下側には、パンチ44を囲
んで位置する押さえ体51が所定範囲上下動自在に支持さ
れている。すなわち、板状のこの押さえ体51に形成され
た開口部52にパンチ44の下部が摺動自在に嵌合してい
る。そして、押さえ体51の上側に固定されたストッパー
53が受け板42に形成された孔部54に嵌合されているが、
重力に加えて、ストッパー53の上側に位置したコイルば
ね55により、押さえ体51は常時下方へ付勢されている。
これに対して、押さえ体51は、前記ストッパー53が前記
孔部54に形成された上向きの段差面56に突き当たること
により、下降限が規定されるようになっている。この下
降限において、前記ダイ18の上面に突き当たる押さえ体
51の下面とパンチ44の下面とはほぼ同一水平面上に位置
する。
んで位置する押さえ体51が所定範囲上下動自在に支持さ
れている。すなわち、板状のこの押さえ体51に形成され
た開口部52にパンチ44の下部が摺動自在に嵌合してい
る。そして、押さえ体51の上側に固定されたストッパー
53が受け板42に形成された孔部54に嵌合されているが、
重力に加えて、ストッパー53の上側に位置したコイルば
ね55により、押さえ体51は常時下方へ付勢されている。
これに対して、押さえ体51は、前記ストッパー53が前記
孔部54に形成された上向きの段差面56に突き当たること
により、下降限が規定されるようになっている。この下
降限において、前記ダイ18の上面に突き当たる押さえ体
51の下面とパンチ44の下面とはほぼ同一水平面上に位置
する。
【0018】つぎに、前記の構成について、その作用を
説明する。打ち抜きに際しては、下型11上でシートAを
間欠的に送り、このシートAから製品Bを順次打ち抜い
ていく。送りは、図2に示すように下型11と上型12とが
開いた状態でなされ、図3に示すようにシートAが停止
した状態で下型11と上型12とが閉じることにより、シー
トAからの製品Bの切断がなされる。下型11と上型12と
が閉じると、下型11のダイ18と上型12の押さえ体51とに
よりシートAにおける製品B部分の周囲が挟まれた状態
で、ダイ18の孔部21内に上型12のパンチ44が嵌合するこ
とにより、シートAから製品Bが切断される。このと
き、下型11のプッシュバック用受け体31は、パンチ44に
より押し込まれるが、その後下型11と上型12とが開くと
き、切断された製品Bを押し上げていったんシートA内
に戻す。したがって、その後このシートAが搬送される
とき、製品BはシートAとともに下型11外へ出る。そし
て、この段階で、図示していない抜き出し装置により、
前述のようにして切断された製品BがシートAから抜き
出される。
説明する。打ち抜きに際しては、下型11上でシートAを
間欠的に送り、このシートAから製品Bを順次打ち抜い
ていく。送りは、図2に示すように下型11と上型12とが
開いた状態でなされ、図3に示すようにシートAが停止
した状態で下型11と上型12とが閉じることにより、シー
トAからの製品Bの切断がなされる。下型11と上型12と
が閉じると、下型11のダイ18と上型12の押さえ体51とに
よりシートAにおける製品B部分の周囲が挟まれた状態
で、ダイ18の孔部21内に上型12のパンチ44が嵌合するこ
とにより、シートAから製品Bが切断される。このと
き、下型11のプッシュバック用受け体31は、パンチ44に
より押し込まれるが、その後下型11と上型12とが開くと
き、切断された製品Bを押し上げていったんシートA内
に戻す。したがって、その後このシートAが搬送される
とき、製品BはシートAとともに下型11外へ出る。そし
て、この段階で、図示していない抜き出し装置により、
前述のようにして切断された製品BがシートAから抜き
出される。
【0019】前記シートAからの製品Bの切断に際し、
パンチ34は、ダイ18の孔部21の周縁部22に対して、その
両山部23から両谷部24へと順次到達していく。したがっ
て、シートAは、前記山部23に対応する位置から切断さ
れ始め、谷部24に対応する位置まで順次製品Bの周縁が
切断されていく。これにより、その切断に際しての切れ
がよくなり、この切断を良好にできる。したがって、製
品Bの周縁がささくれだったり、切り粉が付着するなど
の不良の発生を防止できる。しかも、前記ダイ18の孔部
21の周縁部22は、全体が鋭利な切断刃先として形成され
ているので、シートAの切断がより円滑になされ、切れ
がいっそうよくなり、切断をより良好にできる。さら
に、パンチ44の外側面と孔部21の内側面との間の隙間c
が小さいことも、切断をさらにいっそう良好なものとす
る。
パンチ34は、ダイ18の孔部21の周縁部22に対して、その
両山部23から両谷部24へと順次到達していく。したがっ
て、シートAは、前記山部23に対応する位置から切断さ
れ始め、谷部24に対応する位置まで順次製品Bの周縁が
切断されていく。これにより、その切断に際しての切れ
がよくなり、この切断を良好にできる。したがって、製
品Bの周縁がささくれだったり、切り粉が付着するなど
の不良の発生を防止できる。しかも、前記ダイ18の孔部
21の周縁部22は、全体が鋭利な切断刃先として形成され
ているので、シートAの切断がより円滑になされ、切れ
がいっそうよくなり、切断をより良好にできる。さら
に、パンチ44の外側面と孔部21の内側面との間の隙間c
が小さいことも、切断をさらにいっそう良好なものとす
る。
【0020】また、前述のように製品Bの周縁が同時に
ではなく、順次切断されていくことにより、プレスに要
する力も小さくなる。例えば、従来50tのプレスが必要
であったものが、15tのプレスでよくなる。
ではなく、順次切断されていくことにより、プレスに要
する力も小さくなる。例えば、従来50tのプレスが必要
であったものが、15tのプレスでよくなる。
【0021】さらに、切断に際して、下降するパンチ44
は、ダイ18の山部23に近付いてシートAに接すると同時
に、プッシュバック用受け体31とともにシートAを挟み
込む。したがって、シートAは、はじめから受け体31と
パンチ44とにより製品B部分が挟まれて押さえられた状
態で切断されることになる。しかも、製品B部分を挟む
受け体31の上面およびパンチ44の下面は水平面なので、
切断中ずっと、この製品B部分の撓みが防止され、シー
トAの製品B部分が撓んだ状態で切断がなされることに
より、切断された製品Bの形状が所定形状よりも大きく
なってしまうようなことがなく、切断される製品Bの寸
法、形状の精度も確保できる。また、ダイ18の孔部21の
周縁部22が点対称的な形状になっていることも、切れの
よさや精度を向上させている。
は、ダイ18の山部23に近付いてシートAに接すると同時
に、プッシュバック用受け体31とともにシートAを挟み
込む。したがって、シートAは、はじめから受け体31と
パンチ44とにより製品B部分が挟まれて押さえられた状
態で切断されることになる。しかも、製品B部分を挟む
受け体31の上面およびパンチ44の下面は水平面なので、
切断中ずっと、この製品B部分の撓みが防止され、シー
トAの製品B部分が撓んだ状態で切断がなされることに
より、切断された製品Bの形状が所定形状よりも大きく
なってしまうようなことがなく、切断される製品Bの寸
法、形状の精度も確保できる。また、ダイ18の孔部21の
周縁部22が点対称的な形状になっていることも、切れの
よさや精度を向上させている。
【0022】これとともに、シートAの送り時にダイ18
の山部23とプッシュバック用受け体31の上面とが同高に
位置することにより、切断後シートA内にプッシュバッ
クされた製品Bがダイ18の山部23につかえたりせず、製
品Bの搬送に支障を生じない。
の山部23とプッシュバック用受け体31の上面とが同高に
位置することにより、切断後シートA内にプッシュバッ
クされた製品Bがダイ18の山部23につかえたりせず、製
品Bの搬送に支障を生じない。
【0023】図4は本発明の第2実施例を示すもので、
この第2実施例において、ダイ18の孔部61の上側の周縁
部62は、4つの角部が最も高い山部63になっている一
方、各辺の中央部が最も低い谷部64になっており、前記
各山部63から各谷部64へ向けて次第に低くなっていく。
なお、ダイ本体20の上面は、全体として凸面状になって
いるが、その4辺部はそれぞれやや凹面状をなす一対の
曲面状の傾斜面65,66からなっている。これら傾斜面6
5,66は互いに滑らかに連続している。また、ダイ本体2
0の上面において、最も低い水平な外周縁67と前記谷部6
4とが同高である。
この第2実施例において、ダイ18の孔部61の上側の周縁
部62は、4つの角部が最も高い山部63になっている一
方、各辺の中央部が最も低い谷部64になっており、前記
各山部63から各谷部64へ向けて次第に低くなっていく。
なお、ダイ本体20の上面は、全体として凸面状になって
いるが、その4辺部はそれぞれやや凹面状をなす一対の
曲面状の傾斜面65,66からなっている。これら傾斜面6
5,66は互いに滑らかに連続している。また、ダイ本体2
0の上面において、最も低い水平な外周縁67と前記谷部6
4とが同高である。
【0024】本第2実施例において、シートAからの製
品Bの切断は、その各角部から各辺の中央部へと順次な
されていくことになる。そして、本第2実施例でも、前
記第1実施例と同様の作用効果が得られる。しかし、ダ
イ本体20の上面の加工は、前記第1実施例の方が容易で
ある。また、ダイ20の孔部21,61の周縁部22,62におい
て最も切れの悪い部分は谷部24,64となるが、その谷分
24,64が第2実施例では製品Bの辺の中央になるのに対
して、前記第1実施例では製品Bの角部になる。角部は
目立たない位置であるから、その点でも、第1実施例の
方が有利である。
品Bの切断は、その各角部から各辺の中央部へと順次な
されていくことになる。そして、本第2実施例でも、前
記第1実施例と同様の作用効果が得られる。しかし、ダ
イ本体20の上面の加工は、前記第1実施例の方が容易で
ある。また、ダイ20の孔部21,61の周縁部22,62におい
て最も切れの悪い部分は谷部24,64となるが、その谷分
24,64が第2実施例では製品Bの辺の中央になるのに対
して、前記第1実施例では製品Bの角部になる。角部は
目立たない位置であるから、その点でも、第1実施例の
方が有利である。
【0025】なお、他の実施例でも同様であるが、加工
を容易にしたり、磨耗による劣化を防止したりするため
に、山部64の頂部を若干の範囲で水平面にしてもよい。
ただし、山部64を鋭利に形成した方が切れはよくなる。
を容易にしたり、磨耗による劣化を防止したりするため
に、山部64の頂部を若干の範囲で水平面にしてもよい。
ただし、山部64を鋭利に形成した方が切れはよくなる。
【0026】図5は本発明の第3実施例を示すもので、
この第3実施例において、ダイ18の孔部71の上側の周縁
部72は、各辺の中央部が最も高い山部73になっている一
方、各角部が最も低い谷部74になっており、前記各山部
73から各谷部74へ向けて次第に低くなっていく。なお、
ダイ本体20の上面は、全体として凸面状になっている
が、孔部71の上側の周縁部72の各辺が、それぞれほぼ3
角錐状の凸部75,76により形成されたような形状であ
る。
この第3実施例において、ダイ18の孔部71の上側の周縁
部72は、各辺の中央部が最も高い山部73になっている一
方、各角部が最も低い谷部74になっており、前記各山部
73から各谷部74へ向けて次第に低くなっていく。なお、
ダイ本体20の上面は、全体として凸面状になっている
が、孔部71の上側の周縁部72の各辺が、それぞれほぼ3
角錐状の凸部75,76により形成されたような形状であ
る。
【0027】本第3実施例において、シートAからの製
品Bの切断は、その各辺の中央部から各角部へと順次な
されていくことになる。
品Bの切断は、その各辺の中央部から各角部へと順次な
されていくことになる。
【0028】図6は本発明の第4実施例を示すもので、
この第4実施例において、ダイ18の孔部81の上側の周縁
部82は、前記第1実施例と同様に、一方の対角線上に位
置する2つの角部が最も高い山部83になっている一方、
他の2つの角部が最も低い谷部84になっており、前記両
山部83から両谷部84へ向けて次第に低くなっていく。ま
た、ダイ本体20の上面は、その4辺部がそれぞれ曲面か
らなる傾斜面85,86となっており、これら傾斜面85,86
が互いに滑らかに連続しているが、全体として凹面状に
なっている。そして、ダイ本体20の上面の水平な外周縁
87は、ダイプレート19の水平面からなる上面に連続して
いるが、前記山部83と同高である。
この第4実施例において、ダイ18の孔部81の上側の周縁
部82は、前記第1実施例と同様に、一方の対角線上に位
置する2つの角部が最も高い山部83になっている一方、
他の2つの角部が最も低い谷部84になっており、前記両
山部83から両谷部84へ向けて次第に低くなっていく。ま
た、ダイ本体20の上面は、その4辺部がそれぞれ曲面か
らなる傾斜面85,86となっており、これら傾斜面85,86
が互いに滑らかに連続しているが、全体として凹面状に
なっている。そして、ダイ本体20の上面の水平な外周縁
87は、ダイプレート19の水平面からなる上面に連続して
いるが、前記山部83と同高である。
【0029】本第4実施例では、ダイ本体20の上面と孔
部81内の側面とが鈍角をなし、鋭角をなす前記第1実施
例の方が切れはよい。しかし、本第4実施例では、ダイ
プレート19およびプッシュバック用受け体31の上面が同
一水平面上に位置し、ダイ本体20の上面はそれよりも低
く位置しているので、ダイ18上におけるシートAおよび
製品Bの送りをより確実に精度よくできる。
部81内の側面とが鈍角をなし、鋭角をなす前記第1実施
例の方が切れはよい。しかし、本第4実施例では、ダイ
プレート19およびプッシュバック用受け体31の上面が同
一水平面上に位置し、ダイ本体20の上面はそれよりも低
く位置しているので、ダイ18上におけるシートAおよび
製品Bの送りをより確実に精度よくできる。
【0030】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
前記実施例では、プッシュバック式の打ち抜き装置を例
に採って説明したが、本発明は、プッシュバック式以外
の打ち抜き装置にも適用可能である。また、前記実施例
では、製品がほぼ4角形状のものであったが、製品の形
状は、4角形状に限らない。
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
前記実施例では、プッシュバック式の打ち抜き装置を例
に採って説明したが、本発明は、プッシュバック式以外
の打ち抜き装置にも適用可能である。また、前記実施例
では、製品がほぼ4角形状のものであったが、製品の形
状は、4角形状に限らない。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ダイの孔部に
おけるパンチ側の周縁部は、パンチの方への突出量が孔
部を囲んで位置する複数の山部からこれら山部間に位置
する谷部へ向かって次第に減少する形状としたので、シ
ートからの製品の切断が、山部から谷部へと順次なされ
ていくことにより、その切断に際しての切れがよくな
り、切断を良好にできるとともに、プレスに要する力も
小さくできる。さらに、前記形状をパンチ側ではなく、
ダイ側に形成したことにより、切断される製品の寸法、
形状の精度も確保できる。
おけるパンチ側の周縁部は、パンチの方への突出量が孔
部を囲んで位置する複数の山部からこれら山部間に位置
する谷部へ向かって次第に減少する形状としたので、シ
ートからの製品の切断が、山部から谷部へと順次なされ
ていくことにより、その切断に際しての切れがよくな
り、切断を良好にできるとともに、プレスに要する力も
小さくできる。さらに、前記形状をパンチ側ではなく、
ダイ側に形成したことにより、切断される製品の寸法、
形状の精度も確保できる。
【0032】請求項2の発明によれば、ダイ、パンチお
よび押さえ体に加えて、プッシュバック用受け体を備え
た打ち抜き装置において、ダイの孔部におけるパンチ側
の周縁部は、パンチの方への突出量が孔部を囲んで位置
する複数の山部からこれら山部間に位置する谷部へ向か
って次第に減少する形状としたので、切断に際しての切
れがよくなり、シートから製品を良好に切断できるとと
もに、プレスに要する力も小さくできる。また、プッシ
ュバック用受け体におけるパンチ側の面は、プッシュバ
ック用受け体の付勢方向の限界位置でダイの山部とほぼ
一致するものとしたので、切断の最初からパンチとプッ
シュバック用受け体とがシートの製品部分を挟み込ん
で、その撓みを防ぐことにより、切断される製品の寸
法、形状の精度もより確実に確保できる。これととも
に、シート内へプッシュバックされた製品の搬送時に、
製品がダイの山部につかえたりせず、支障を生じない。
よび押さえ体に加えて、プッシュバック用受け体を備え
た打ち抜き装置において、ダイの孔部におけるパンチ側
の周縁部は、パンチの方への突出量が孔部を囲んで位置
する複数の山部からこれら山部間に位置する谷部へ向か
って次第に減少する形状としたので、切断に際しての切
れがよくなり、シートから製品を良好に切断できるとと
もに、プレスに要する力も小さくできる。また、プッシ
ュバック用受け体におけるパンチ側の面は、プッシュバ
ック用受け体の付勢方向の限界位置でダイの山部とほぼ
一致するものとしたので、切断の最初からパンチとプッ
シュバック用受け体とがシートの製品部分を挟み込ん
で、その撓みを防ぐことにより、切断される製品の寸
法、形状の精度もより確実に確保できる。これととも
に、シート内へプッシュバックされた製品の搬送時に、
製品がダイの山部につかえたりせず、支障を生じない。
【0033】請求項3の発明によれば、ダイの孔部にお
ける他方の型体側の周縁部全体に切断刃先を形成したの
で、切断に際しての切れがいっそうよくなり、切断をよ
り良好にできる。
ける他方の型体側の周縁部全体に切断刃先を形成したの
で、切断に際しての切れがいっそうよくなり、切断をよ
り良好にできる。
【図1】本発明の打ち抜き装置の第1実施例を示すダイ
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】同上下型および上型が開いた状態の断面図であ
る。
る。
【図3】同上下型および上型が閉じた状態の一部の拡大
断面図である。
断面図である。
【図4】本発明の打ち抜き装置の第2実施例を示すダイ
の斜視図である。
の斜視図である。
【図5】本発明の打ち抜き装置の第3実施例を示すダイ
の斜視図である。
の斜視図である。
【図6】本発明の打ち抜き装置の第4実施例を示すダイ
の斜視図である。
の斜視図である。
【図7】従来の打ち抜き装置の一例を示す断面図であ
る。
る。
A シート B 製品 11 下型(一方の型体) 12 上型(他方の型体) 18 ダイ 21 孔部 22 周縁部 23 山部 24 谷部 31 プッシュバック用受け体 44 パンチ 51 押さえ体 61 孔部 62 周縁部 63 山部 64 谷部 71 孔部 72 周縁部 73 山部 74 谷部 81 孔部 82 周縁部 83 山部 84 谷部
Claims (3)
- 【請求項1】 互いに開閉する一対の型体により、シー
トから製品を打ち抜く打ち抜き装置において、一方の型
体は、製品形状の孔部を有するダイを備え、他方の型体
は、前記ダイの孔部内に挿脱自在に嵌合するパンチを備
え、前記ダイの孔部における他方の型体側の周縁部は、
他方の型体の方への突出量が孔部を囲んで位置する複数
の山部からこれら山部間に位置する谷部へ向かって次第
に減少する形状としたことを特徴とする打ち抜き装置。 - 【請求項2】 互いに開閉する一対の型体により、一定
方向へ間欠的に送られるシートから製品を順次打ち抜い
ていく打ち抜き装置において、一方の型体は、製品形状
の孔部を有するダイと、このダイの孔部内に摺動自在に
組み込まれ他方の型体の方へ付勢されたプッシュバック
用受け体とを備え、前記他方の型体は、前記ダイの孔部
内に挿脱自在に嵌合するパンチと、このパンチを囲んで
位置し前記他方の型体の方へ付勢されるとともにそのダ
イに突き当たる押さえ体とを備え、前記ダイの孔部にお
ける他方の型体側の周縁部は、他方の型体の方への突出
量が孔部を囲んで位置する複数の山部からこれら山部間
に位置する谷部へ向かって次第に減少する形状とし、前
記プッシュバック用受け体における前記他方の型体側の
面は、プッシュバック用受け体の付勢方向の限界位置で
前記ダイの山部とほぼ一致することを特徴とする打ち抜
き装置。 - 【請求項3】 前記ダイの孔部における他方の型体側の
周縁部全体に切断刃先を形成したことを特徴とする請求
項1または2記載の打ち抜き装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12898994A JPH07329000A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 打ち抜き装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12898994A JPH07329000A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 打ち抜き装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07329000A true JPH07329000A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=14998377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12898994A Withdrawn JPH07329000A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 打ち抜き装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07329000A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006315159A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Buichi Suzuki | シート等の打抜装置 |
| JP2007229910A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Honma Seisakusho:Kk | ミシン目加工用金型 |
| JP2011051036A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Buichi Suzuki | カード形成装置 |
| JP2018147768A (ja) * | 2017-03-07 | 2018-09-20 | 本田技研工業株式会社 | 固体高分子型燃料電池用フィルム成形品のプレス加工方法及びプレス加工装置 |
-
1994
- 1994-06-10 JP JP12898994A patent/JPH07329000A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006315159A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Buichi Suzuki | シート等の打抜装置 |
| JP2007229910A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Honma Seisakusho:Kk | ミシン目加工用金型 |
| JP2011051036A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Buichi Suzuki | カード形成装置 |
| JP2018147768A (ja) * | 2017-03-07 | 2018-09-20 | 本田技研工業株式会社 | 固体高分子型燃料電池用フィルム成形品のプレス加工方法及びプレス加工装置 |
| US10926487B2 (en) | 2017-03-07 | 2021-02-23 | Honda Motor Co., Ltd. | Press forming method and press forming apparatus for formed film of solid polymer electrolyte fuel cell |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010904 |