JPH0732884B2 - 横型粉砕装置 - Google Patents
横型粉砕装置Info
- Publication number
- JPH0732884B2 JPH0732884B2 JP61038811A JP3881186A JPH0732884B2 JP H0732884 B2 JPH0732884 B2 JP H0732884B2 JP 61038811 A JP61038811 A JP 61038811A JP 3881186 A JP3881186 A JP 3881186A JP H0732884 B2 JPH0732884 B2 JP H0732884B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crushing
- outer cylinder
- cylinder
- balls
- inner cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000227 grinding Methods 0.000 claims description 25
- 239000002002 slurry Substances 0.000 description 36
- 238000010298 pulverizing process Methods 0.000 description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 6
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 5
- 239000003245 coal Substances 0.000 description 4
- 210000004907 gland Anatomy 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 3
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 3
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L Calcium carbonate Chemical compound [Ca+2].[O-]C([O-])=O VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 2
- 239000011882 ultra-fine particle Substances 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 229910000019 calcium carbonate Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000011802 pulverized particle Substances 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Crushing And Grinding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は粉砕装置に係り、特にCWM(高濃度石炭水スラ
リー)製造設備で使用される粉砕平均粒径が数ミクロン
以下というような超微粉砕に有効な粉砕装置に関する。
リー)製造設備で使用される粉砕平均粒径が数ミクロン
以下というような超微粉砕に有効な粉砕装置に関する。
粉砕装置として、従来より第9図および第10図に示す構
成のいわゆる湿式チューブミルが知られている。
成のいわゆる湿式チューブミルが知られている。
第9図において、水注入管37および石炭投入管38から固
定筒50内に投入された原料スラリは、モータ39により回
転駆動されるフィーダ40によって主筒41の内部の粉砕室
42に供給される。主筒41は両端が回転筒49を介して軸受
35によって支持され、モータ31の動力を減速機32、モー
タ側ギヤ33および筒側ギヤ34を介して受けて回転する。
なお、回転筒49と固定筒50との摺動部には、潤滑剤をし
み込ませたグランドパッキン36が挿入されている。
定筒50内に投入された原料スラリは、モータ39により回
転駆動されるフィーダ40によって主筒41の内部の粉砕室
42に供給される。主筒41は両端が回転筒49を介して軸受
35によって支持され、モータ31の動力を減速機32、モー
タ側ギヤ33および筒側ギヤ34を介して受けて回転する。
なお、回転筒49と固定筒50との摺動部には、潤滑剤をし
み込ませたグランドパッキン36が挿入されている。
主筒41内の粉砕室42には粉砕用のボール43が収容されて
おり、また主筒41の内壁にはボール43を掻き上げるため
の掻き上げ板51が取付けられている。
おり、また主筒41の内壁にはボール43を掻き上げるため
の掻き上げ板51が取付けられている。
また、主筒41内には粉砕室42に隣接して、固定筒50と反
対側に、スラリ排出孔45を備えた目板44を介してスラリ
貯蔵室46が形成され、このスラリ貯蔵室46内に貯蔵され
た粉砕物であるスラリがスラリ排出ガイド板47によりス
ラリ排出管48から外部へ排出される。
対側に、スラリ排出孔45を備えた目板44を介してスラリ
貯蔵室46が形成され、このスラリ貯蔵室46内に貯蔵され
た粉砕物であるスラリがスラリ排出ガイド板47によりス
ラリ排出管48から外部へ排出される。
この従来の湿式チューブミルにおける粉砕の原理は、主
筒41の回転に伴ないボール43が掻き上げ板51によって掻
き上げられて落下するという運動の繰返しによるもので
ある。この場合の粉砕作用は、ボール43の落下に伴う衝
撃力による衝撃粉砕と、ボール43同士やボール43と主筒
41の内壁との間に生じる摩擦力による摩砕とに分けられ
るが、主体は前者の衝撃粉砕であることは良く知られて
いる。
筒41の回転に伴ないボール43が掻き上げ板51によって掻
き上げられて落下するという運動の繰返しによるもので
ある。この場合の粉砕作用は、ボール43の落下に伴う衝
撃力による衝撃粉砕と、ボール43同士やボール43と主筒
41の内壁との間に生じる摩擦力による摩砕とに分けられ
るが、主体は前者の衝撃粉砕であることは良く知られて
いる。
発明者らの研究によると、粉砕平均粒径が数十ミクロン
〜数百ミクロン程度の粉砕では、衝撃粉砕が有効であ
り、従って上述した従来の湿式チューブミルによる粉砕
効果は大きい。
〜数百ミクロン程度の粉砕では、衝撃粉砕が有効であ
り、従って上述した従来の湿式チューブミルによる粉砕
効果は大きい。
ところが、粉砕平均粒径が数ミクロン以下というような
超微粉砕では、摩砕の方がはるかに効果的であるという
結果が得られており、従来の湿式チューブミルでは粉砕
効果が期待できないということになる。しかも、従来の
湿式チューブミルではボール43の落下に伴なう騒音の発
生と、ボール43の破損という問題がある。
超微粉砕では、摩砕の方がはるかに効果的であるという
結果が得られており、従来の湿式チューブミルでは粉砕
効果が期待できないということになる。しかも、従来の
湿式チューブミルではボール43の落下に伴なう騒音の発
生と、ボール43の破損という問題がある。
また、従来の湿式チューブミルではスラリの粘度が増加
すると、スラリがボールについて一緒に廻る、いわゆる
共廻り現象が生じて粉砕効果が阻害される。一般に、固
体の表面積、いわゆる比表面積は粒径の逆数に比例して
増加するために、超微粉砕が進むと比表面積が増加す
る。従って、超微粉砕ほどスラリの粘度が増加すること
になり、共廻り現象による粉砕効果の低下という問題は
一層顕著となる。
すると、スラリがボールについて一緒に廻る、いわゆる
共廻り現象が生じて粉砕効果が阻害される。一般に、固
体の表面積、いわゆる比表面積は粒径の逆数に比例して
増加するために、超微粉砕が進むと比表面積が増加す
る。従って、超微粉砕ほどスラリの粘度が増加すること
になり、共廻り現象による粉砕効果の低下という問題は
一層顕著となる。
さらに、従来の湿式チューブミルにおいては、主筒41内
の中心部が粉砕にほとんど寄与しないデッドスペースと
なっており、それだけ粉砕動力が無駄に消費されている
という問題があった。
の中心部が粉砕にほとんど寄与しないデッドスペースと
なっており、それだけ粉砕動力が無駄に消費されている
という問題があった。
本発明は上述した従来の問題点を解決すべくなされたも
ので、衝撃粉砕の割合を少なくして摩砕が生じ易いよう
にし、かつ被粉砕物と粉砕用ボールとの共廻り現象を抑
制することによって、超微粉砕を効果的に行なうことが
でき、また騒音の発生やボールの破損が少なく、さらに
粉砕動力も低減できる粉砕装置を提供することを目的と
する。
ので、衝撃粉砕の割合を少なくして摩砕が生じ易いよう
にし、かつ被粉砕物と粉砕用ボールとの共廻り現象を抑
制することによって、超微粉砕を効果的に行なうことが
でき、また騒音の発生やボールの破損が少なく、さらに
粉砕動力も低減できる粉砕装置を提供することを目的と
する。
本発明によれば、上記問題点を解決するため、横置きさ
れ相対的に回転される外筒と内筒とを備え、これら外筒
と内筒との間を粉砕室とし、この粉砕室に10mmφ〜数10
mmφの径の粉砕用ボールを50〜90%の充填率で充填しか
つ被粉砕物を供給するとともに、外筒および内筒に軸方
向と周方向に各々独立配置された翼を取り付け、かつこ
れら外筒および内筒にそれぞれ取り付けられた翼の半径
方向の長さの和が前記粉砕室の半径方向距離の半分以上
であり、さらに前記粉砕室の粉砕物排出側端部に前記粉
砕用ボールと粉砕物とを分離するための同心円状でかつ
その面積が前記外筒の内壁側ほど大きい複数の開口部を
持つ目板を配置したことを特徴とする横型粉砕装置が提
供される。
れ相対的に回転される外筒と内筒とを備え、これら外筒
と内筒との間を粉砕室とし、この粉砕室に10mmφ〜数10
mmφの径の粉砕用ボールを50〜90%の充填率で充填しか
つ被粉砕物を供給するとともに、外筒および内筒に軸方
向と周方向に各々独立配置された翼を取り付け、かつこ
れら外筒および内筒にそれぞれ取り付けられた翼の半径
方向の長さの和が前記粉砕室の半径方向距離の半分以上
であり、さらに前記粉砕室の粉砕物排出側端部に前記粉
砕用ボールと粉砕物とを分離するための同心円状でかつ
その面積が前記外筒の内壁側ほど大きい複数の開口部を
持つ目板を配置したことを特徴とする横型粉砕装置が提
供される。
本発明に係る粉砕装置においては、外筒との内筒との相
対的な回転により、粉砕室内に供給された被粉砕物が粉
砕される。この場合、外筒内に設けられた内筒により、
粉砕室内でのボールの落下による衝撃力が弱められると
同時に、ボールの回転運動による摩擦力が大きくなる。
対的な回転により、粉砕室内に供給された被粉砕物が粉
砕される。この場合、外筒内に設けられた内筒により、
粉砕室内でのボールの落下による衝撃力が弱められると
同時に、ボールの回転運動による摩擦力が大きくなる。
一方、外筒および内筒に軸方向と周方向に各々独立配置
された翼を取り付け、かつこれら外筒および内筒にそれ
ぞれ取り付けられた翼の半径方向の長さの和を粉砕室の
半径方向距離の半分以上とすることにより、被粉砕物と
粉砕用ボールとの共廻り現象が効果的に抑制される。
された翼を取り付け、かつこれら外筒および内筒にそれ
ぞれ取り付けられた翼の半径方向の長さの和を粉砕室の
半径方向距離の半分以上とすることにより、被粉砕物と
粉砕用ボールとの共廻り現象が効果的に抑制される。
また、粉砕物は自重により内筒の外壁側よりも外筒の内
壁側に堆積するが、粉砕用ボールと粉砕物との分離を粉
砕室の粉砕物排出側の端部に配置された同心円状でかつ
その面積が外筒の内壁側ほど大きい複数の開口部を持つ
目板により行うことで、粉砕物の排出を円滑化でき、か
つ開口部の目詰まりを防止することができる。
壁側に堆積するが、粉砕用ボールと粉砕物との分離を粉
砕室の粉砕物排出側の端部に配置された同心円状でかつ
その面積が外筒の内壁側ほど大きい複数の開口部を持つ
目板により行うことで、粉砕物の排出を円滑化でき、か
つ開口部の目詰まりを防止することができる。
また、粉砕用ボールの径を10mmφ〜数10mmφとすること
により、粉砕用ボールに十分は粉砕エネルギーを与える
とともに、粉砕用ボールの個数を十分に確保して粉砕効
率を向上することができる。
により、粉砕用ボールに十分は粉砕エネルギーを与える
とともに、粉砕用ボールの個数を十分に確保して粉砕効
率を向上することができる。
さらに、粉砕用ボールの充填率を50〜90%とすることに
より、粉砕用ボールの自由落下による100%の摩砕確率
の減少や粉砕室の単位容積当たりの粉砕効率低下、また
粉砕室内の自由空間の不足に起因する粉砕用ボールの運
動不良による粉砕効率の低下を避けることができる。
より、粉砕用ボールの自由落下による100%の摩砕確率
の減少や粉砕室の単位容積当たりの粉砕効率低下、また
粉砕室内の自由空間の不足に起因する粉砕用ボールの運
動不良による粉砕効率の低下を避けることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図および第2図は本発明の第1の実施例であり、外
筒1の内側に内筒2が設けられ、これらの間に第1図に
示すように粉砕室14が形成されている。外筒1と内筒2
とは相対的に回転するが、この実施例では外筒1が回転
するように構成されている。
筒1の内側に内筒2が設けられ、これらの間に第1図に
示すように粉砕室14が形成されている。外筒1と内筒2
とは相対的に回転するが、この実施例では外筒1が回転
するように構成されている。
すなわち、外筒1はモータ3の動力が減速機4、モータ
側ギヤ5および外筒側ギヤ6を介して伝達されることに
より回転する。外筒1の両端にはフランジ7が取付けら
れ、フランジ7は軸受8で支持されている。
側ギヤ5および外筒側ギヤ6を介して伝達されることに
より回転する。外筒1の両端にはフランジ7が取付けら
れ、フランジ7は軸受8で支持されている。
一方、内筒2は両端が固定管10によってそれぞれ支持さ
れ、これらの固定管10は固定金具9によって基礎(図示
せず)に堅固に固定されている。なお、フランジ7と固
定管10との摺動部には、潤滑剤をしみ込ませたグランド
パッキン11が挿入されている。
れ、これらの固定管10は固定金具9によって基礎(図示
せず)に堅固に固定されている。なお、フランジ7と固
定管10との摺動部には、潤滑剤をしみ込ませたグランド
パッキン11が挿入されている。
一方の固定管10にはスラリ供給管12が連設されており、
被粉砕物である原料スラリはこのスラリ供給管12からス
ラリ供給孔13を通して粉砕室14内に投入される。粉砕室
14内には通常、10mmφ〜数10mmφ程度の粉砕用ボール15
が50〜90%程度の充填率で充填されている。これらの粉
砕用ボール15には、外筒1の回転により強力な回転運動
が与えられる。
被粉砕物である原料スラリはこのスラリ供給管12からス
ラリ供給孔13を通して粉砕室14内に投入される。粉砕室
14内には通常、10mmφ〜数10mmφ程度の粉砕用ボール15
が50〜90%程度の充填率で充填されている。これらの粉
砕用ボール15には、外筒1の回転により強力な回転運動
が与えられる。
ここで、粉砕用ボール15の径が10mmφ未満では粉砕用ボ
ール15に十分大きな粉砕エネルギーを与えることが困難
であり、粉砕エネルギーを大きくするために外筒1の回
転数を高めると粉砕用ボール15の摩耗が大きくなり、場
合によっては粉砕用ボール15が破損に至ることもある。
また、動力は外筒1の回転数に比例し、粉砕装置内の発
熱量も動力に比例するため、被粉砕物の温度が高くな
り、消費電力が増大する。また、粉砕用ボール15の径を
必要以上に大きくすると、粉砕用ボール15の個数が減少
し、粉砕エネルギーが増加するメリットよりも個数減少
に伴う粉砕確率の減少のデメリットの方が大きくなり、
結果として粉砕効率が低下する。従って、粉砕用ボール
15の径は10mmφ〜数10mmφの範囲が適当である。
ール15に十分大きな粉砕エネルギーを与えることが困難
であり、粉砕エネルギーを大きくするために外筒1の回
転数を高めると粉砕用ボール15の摩耗が大きくなり、場
合によっては粉砕用ボール15が破損に至ることもある。
また、動力は外筒1の回転数に比例し、粉砕装置内の発
熱量も動力に比例するため、被粉砕物の温度が高くな
り、消費電力が増大する。また、粉砕用ボール15の径を
必要以上に大きくすると、粉砕用ボール15の個数が減少
し、粉砕エネルギーが増加するメリットよりも個数減少
に伴う粉砕確率の減少のデメリットの方が大きくなり、
結果として粉砕効率が低下する。従って、粉砕用ボール
15の径は10mmφ〜数10mmφの範囲が適当である。
一方、粉砕用ボール15の充填率に関しては、これが50%
に満たないと粉砕用ボール15が自由落下することにより
100%の摩砕確率が減少し、さらに粉砕室14の単位容積
当たりの粉砕効率が低下する。また、粉砕用ボール15の
充填率が90%を越えると、粉砕室14内の自由空間の不足
に伴い粉砕用ボール15の運動不良を来たし、動力が大き
い割に粉砕効率が低下する。従って、粉砕用ボール15の
充填率は50〜90%の範囲が適当である。
に満たないと粉砕用ボール15が自由落下することにより
100%の摩砕確率が減少し、さらに粉砕室14の単位容積
当たりの粉砕効率が低下する。また、粉砕用ボール15の
充填率が90%を越えると、粉砕室14内の自由空間の不足
に伴い粉砕用ボール15の運動不良を来たし、動力が大き
い割に粉砕効率が低下する。従って、粉砕用ボール15の
充填率は50〜90%の範囲が適当である。
こうして外筒1の回転に伴なう粉砕用ボール15の回転運
動により、スラリは主として摩砕により超微粉砕され
る。粉砕後のスラリは、原料スラリの供給側と反対側に
おいて第2図にように目板16に開けられた同心円状でか
つその両端が内筒2の外壁側から延びた放射線上に位置
する、つまりその面積が外筒1の内壁側ほど大きい複数
の開口部であるスリット17により分離され、スラリ貯蔵
室18へ送られる。スラリ貯蔵室18の外周にはスラリ排出
孔19が開けられており、スラリはこれらのスラリ排出孔
19から、スラリ排出ガイド板20に沿ってスラリ排出管21
に導かれ、外部へ排出される。この場合、粉砕物は自重
により内筒の外壁側よりも外筒の内壁側に堆積し易い
が、開口部であるスリット17の面積が外筒1の内壁側ほ
ど大きいことにより、粉砕物の排出を円滑化でき、かつ
スリット17の目詰まりを防止することができる。
動により、スラリは主として摩砕により超微粉砕され
る。粉砕後のスラリは、原料スラリの供給側と反対側に
おいて第2図にように目板16に開けられた同心円状でか
つその両端が内筒2の外壁側から延びた放射線上に位置
する、つまりその面積が外筒1の内壁側ほど大きい複数
の開口部であるスリット17により分離され、スラリ貯蔵
室18へ送られる。スラリ貯蔵室18の外周にはスラリ排出
孔19が開けられており、スラリはこれらのスラリ排出孔
19から、スラリ排出ガイド板20に沿ってスラリ排出管21
に導かれ、外部へ排出される。この場合、粉砕物は自重
により内筒の外壁側よりも外筒の内壁側に堆積し易い
が、開口部であるスリット17の面積が外筒1の内壁側ほ
ど大きいことにより、粉砕物の排出を円滑化でき、かつ
スリット17の目詰まりを防止することができる。
第3図は本発明の第2の実施例を示したもので、外筒1
を固定し、内筒1を回転させた点が第1の実施例と異な
るだけであるので、第1図および第2図と相対応する部
分に同一符号を付して詳しい説明は省略する。
を固定し、内筒1を回転させた点が第1の実施例と異な
るだけであるので、第1図および第2図と相対応する部
分に同一符号を付して詳しい説明は省略する。
第4図は本発明の第3の実施例であり、第1の実施例
(第1図および第2図)における回転する外筒1の内壁
に撹拌翼22を取付け、固定された内筒2の外壁に静翼23
を取付けたものである。
(第1図および第2図)における回転する外筒1の内壁
に撹拌翼22を取付け、固定された内筒2の外壁に静翼23
を取付けたものである。
この第3の実施例によると、撹拌翼22の作用によって粉
砕用ボール15により強力な回転運動が与えられる。ま
た、粉砕が進行してスラリの粘度が高くなっても、静翼
23があることにより、スラリと粉砕用ボール15との伴廻
りはほとんど生じることがなく、平均粒径が数ミクロン
以下の超微粒子を容易に得ることができる。
砕用ボール15により強力な回転運動が与えられる。ま
た、粉砕が進行してスラリの粘度が高くなっても、静翼
23があることにより、スラリと粉砕用ボール15との伴廻
りはほとんど生じることがなく、平均粒径が数ミクロン
以下の超微粒子を容易に得ることができる。
第5図は本発明の第4の実施例であり、第2の実施例
(第3図)における固定された外筒1の内壁に静翼22を
取付け、回転する内筒2の外壁に撹拌翼23を取付けたも
のである。この実施例によっても、第3の実施例と同様
の効果を得ることができる。
(第3図)における固定された外筒1の内壁に静翼22を
取付け、回転する内筒2の外壁に撹拌翼23を取付けたも
のである。この実施例によっても、第3の実施例と同様
の効果を得ることができる。
実際に第3および第4の実施例の構成に基づく粉砕装置
を製作して、石炭重量濃度が55%のCWM(高濃度石炭水
スラリ)の製造テストに供したところ、平均粒径2.5ミ
クロン(スラリ粘度約1000センチポアズ)にまで粉砕し
ても、スラリと粉砕用ボール15との共廻りはなく、超微
粉砕が可能であった。
を製作して、石炭重量濃度が55%のCWM(高濃度石炭水
スラリ)の製造テストに供したところ、平均粒径2.5ミ
クロン(スラリ粘度約1000センチポアズ)にまで粉砕し
ても、スラリと粉砕用ボール15との共廻りはなく、超微
粉砕が可能であった。
第6図は本発明の第5の実施例であり、外筒1と内筒2
とを互いに逆方向に回転させる構成としたものである。
すなわち、外筒1はモータ3a、減速機4a、モータ側ギヤ
5aおよび外筒側ギヤ6aを介して回転され、内筒2はモー
タ3b、減速機4b、モータ側ギヤ5bおよび内筒側ギヤ6bを
介して回転される。また、この実施例では外筒1の内壁
および内筒2の外壁の両方に翼(撹拌翼)22,23を取付
けている。ここで、翼22,23は軸方向と周方向に各々独
立し、少なくとも一方(この例では翼23)は図のように
90゜ずつずれて位相配置されており、さらに翼22,23の
半径方向の長さの和は粉砕室14の半径方向距離の半分以
上に設定されている。
とを互いに逆方向に回転させる構成としたものである。
すなわち、外筒1はモータ3a、減速機4a、モータ側ギヤ
5aおよび外筒側ギヤ6aを介して回転され、内筒2はモー
タ3b、減速機4b、モータ側ギヤ5bおよび内筒側ギヤ6bを
介して回転される。また、この実施例では外筒1の内壁
および内筒2の外壁の両方に翼(撹拌翼)22,23を取付
けている。ここで、翼22,23は軸方向と周方向に各々独
立し、少なくとも一方(この例では翼23)は図のように
90゜ずつずれて位相配置されており、さらに翼22,23の
半径方向の長さの和は粉砕室14の半径方向距離の半分以
上に設定されている。
この実施例によると、撹拌翼22,23と、外筒1および内
筒2の逆方向回転との相乗作用によって、スラリと粉砕
用ボール15との共廻り現象をさらに効果的に抑制するこ
とができる。
筒2の逆方向回転との相乗作用によって、スラリと粉砕
用ボール15との共廻り現象をさらに効果的に抑制するこ
とができる。
第6図では外筒1および内筒2の両方に撹拌翼22,23が
取付けられているが、第7図(第6の実施例)に示すよ
うに外筒1の内壁にのみ撹拌翼22を取付けてもよいし、
第8図(第7の実施例)に示すように内筒2の外壁にの
み撹拌翼23を取付けてもよい。
取付けられているが、第7図(第6の実施例)に示すよ
うに外筒1の内壁にのみ撹拌翼22を取付けてもよいし、
第8図(第7の実施例)に示すように内筒2の外壁にの
み撹拌翼23を取付けてもよい。
なお、本発明は要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実
施が可能である。例えば上記説明では本発明の粉砕装置
をCWM製造設備に適用した場合について述べたが、本発
明はCWM以外の例えばセラミックスや炭酸カルシウムの
粉砕装置にも適用することができ、特に粉砕平均粒径が
数ミクロン以下の超微粉砕に有用である。
施が可能である。例えば上記説明では本発明の粉砕装置
をCWM製造設備に適用した場合について述べたが、本発
明はCWM以外の例えばセラミックスや炭酸カルシウムの
粉砕装置にも適用することができ、特に粉砕平均粒径が
数ミクロン以下の超微粉砕に有用である。
本発明によれば、外筒と内筒との相対的な回転によって
粉砕を行なう構成としたことにより、衝撃粉砕が抑制さ
れて摩砕作用が効果的に生じる。しかも、外筒および内
筒の少なくとも一方に取付けられた翼の作用によって、
超微粉砕の障害となる被粉砕物と粉砕用ボールとの共廻
り現象が抑制される。これらによって、粉砕平均粒径が
数ミクロン以下の超微粉砕を容易に実現することができ
る。
粉砕を行なう構成としたことにより、衝撃粉砕が抑制さ
れて摩砕作用が効果的に生じる。しかも、外筒および内
筒の少なくとも一方に取付けられた翼の作用によって、
超微粉砕の障害となる被粉砕物と粉砕用ボールとの共廻
り現象が抑制される。これらによって、粉砕平均粒径が
数ミクロン以下の超微粉砕を容易に実現することができ
る。
また、粉砕用ボールの落下による騒音の発生やボールの
破損が少なくなり、さらに外筒と内筒との間を粉砕室と
したことでデッドスペースが減少するので、粉砕動力が
低減されるという効果がある。
破損が少なくなり、さらに外筒と内筒との間を粉砕室と
したことでデッドスペースが減少するので、粉砕動力が
低減されるという効果がある。
第1図は本発明の第1の実施例に係る粉砕装置の縦断面
図、第2図は第1図のA−A矢視断面図、第3図〜第8
図は本発明の第2〜第7の実施例に係る粉砕装置の縦断
面図、第9図は従来の粉砕装置の縦断面図、第10図は第
9図のB−B矢視断面図である。 1……外筒、2……内筒、3,3a,3b……モータ、4,4a,4b
……減速機、5,5a,5b,6,6a,6b……ギヤ、7……フラン
ジ、8……軸受、9……固定金具、10……固定管、11…
…グランドパッキン、12……スラリ供給管、13……スラ
リ供給孔、14……粉砕室、15……粉砕用ボール、16……
目板、17……スリット、18……スラリ貯蔵室、19……ス
ラリ排出孔、20……スラリ排出ガイド板、21……スラリ
排出管、22,23……翼。
図、第2図は第1図のA−A矢視断面図、第3図〜第8
図は本発明の第2〜第7の実施例に係る粉砕装置の縦断
面図、第9図は従来の粉砕装置の縦断面図、第10図は第
9図のB−B矢視断面図である。 1……外筒、2……内筒、3,3a,3b……モータ、4,4a,4b
……減速機、5,5a,5b,6,6a,6b……ギヤ、7……フラン
ジ、8……軸受、9……固定金具、10……固定管、11…
…グランドパッキン、12……スラリ供給管、13……スラ
リ供給孔、14……粉砕室、15……粉砕用ボール、16……
目板、17……スリット、18……スラリ貯蔵室、19……ス
ラリ排出孔、20……スラリ排出ガイド板、21……スラリ
排出管、22,23……翼。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西沢 賢二 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 山本 久夫 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 金子 祥三 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (72)発明者 高塚 汎 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (72)発明者 今本 敏彦 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (72)発明者 植田 勝征 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (72)発明者 植松 良茂 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (56)参考文献 特開 昭61−8143(JP,A) 実公 昭40−23754(JP,Y1)
Claims (1)
- 【請求項1】横置きされ相対的に回転される外筒と内筒
とを備え、これら外筒と内筒との間を粉砕室とし、この
粉砕室に10mmφ〜数10mmφの径の粉砕用ボールを50〜90
%の充填率で充填しかつ被粉砕物を供給するとともに、
外筒および内筒に軸方向と周方向に各々独立配置された
翼を取り付け、かつこれら外筒および内筒にそれぞれ取
り付けられた翼の半径方向の長さの和が前記粉砕室の半
径方向距離の半分以上であり、さらに前記粉砕室の粉砕
物排出側端部に前記粉砕用ボールと粉砕物とを分離する
ための同心円状でかつその面積が前記外筒の内壁側ほど
大きい複数の開口部を持つ目板を配置したことを特徴と
する横型粉砕装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61038811A JPH0732884B2 (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | 横型粉砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61038811A JPH0732884B2 (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | 横型粉砕装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62197162A JPS62197162A (ja) | 1987-08-31 |
| JPH0732884B2 true JPH0732884B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=12535664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61038811A Expired - Lifetime JPH0732884B2 (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | 横型粉砕装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0732884B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0775677B2 (ja) * | 1987-06-15 | 1995-08-16 | 三菱重工業株式会社 | 超微粉砕ミル |
| JPH0745598Y2 (ja) * | 1987-10-20 | 1995-10-18 | 相川鉄工株式会社 | ディスパーサー |
| JP4643076B2 (ja) * | 2001-09-03 | 2011-03-02 | 株式会社ヒラノテクシード | ロール支持装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4023754Y1 (ja) * | 1965-01-28 | 1965-08-12 | ||
| JPS618143A (ja) * | 1984-06-20 | 1986-01-14 | 月島機械株式会社 | 遠心処理方法およびその装置 |
-
1986
- 1986-02-24 JP JP61038811A patent/JPH0732884B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62197162A (ja) | 1987-08-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN210010022U (zh) | 一种粉体粉碎设备 | |
| CN107282320A (zh) | 双鼠笼磨煤机分离器 | |
| CN208302924U (zh) | 一种可实现低温破壁的超微粉体破碎设备 | |
| CN103464260A (zh) | 干式卧式连续搅拌粉碎机 | |
| CN209109284U (zh) | 能够产生轴向作用力的球磨机 | |
| JPH0732884B2 (ja) | 横型粉砕装置 | |
| CN102441474A (zh) | 气旋式气流粉碎机 | |
| CN110605162A (zh) | 一种耐腐蚀涂料生产用原料碾碎装置 | |
| JPH0667490B2 (ja) | 横型粉砕装置 | |
| CN209476370U (zh) | 一种空冷式排料粉碎机 | |
| CN216936287U (zh) | 排料装置及粉碎机 | |
| US2174471A (en) | Crushing and grinding mill | |
| JP2598136B2 (ja) | 竪型粉砕機 | |
| CN104492555A (zh) | 能调整被粉碎物料的立式球磨机 | |
| CN222805271U (zh) | 一种热能设备内衬用耐磨原料粉碎机 | |
| CN205731428U (zh) | 一种用于建陶原材料破碎用高速破碎机 | |
| CN217796503U (zh) | 一种药物研磨装置 | |
| CN223113179U (zh) | 一种固废超细粉生产用球磨机内部结构 | |
| CN215541384U (zh) | 一种脱硫石灰石的制粉设备 | |
| CN206853806U (zh) | 一种分析用固体颗粒物破碎的装置 | |
| JPH0331099B2 (ja) | ||
| CN209753085U (zh) | 一种工程施工冲击破碎机械 | |
| JPH03151061A (ja) | 竪型粉砕機 | |
| JPS62748Y2 (ja) | ||
| CN114308269A (zh) | 粉碎装置及粉碎机 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |