JPH07296406A - ミラー駆動装置 - Google Patents
ミラー駆動装置Info
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- JPH07296406A JPH07296406A JP6083245A JP8324594A JPH07296406A JP H07296406 A JPH07296406 A JP H07296406A JP 6083245 A JP6083245 A JP 6083245A JP 8324594 A JP8324594 A JP 8324594A JP H07296406 A JPH07296406 A JP H07296406A
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- mirror
- coil
- mirror holder
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Abstract
(57)【要約】
【目的】温度変化により反射面が回動することによって
生じる温度ドリフトの低減と組立性の向上。 【構成】絶縁体樹脂からなるミラーホルダー23によ
り、コイル23dの外周面と一方の開口とを覆って当該
コイル23dを埋め込む。さらに、ミラーホルダー23
の両側それぞれに設けられてミラー回動軸となる導電性
板バネ22を、導電性部材からなる導電性樹脂部材26
とミラーホルダー23とで挟持して固定することでミラ
ーホルダー23にコイル23dと導電性板バネ22とを
取り付ける。また、このとき、導電性板バネ22と導電
性樹脂部材26とでコイル23dの線端部23bを挟持
することで、コイル23dを導電性板バネ22に電気的
に接続する。
生じる温度ドリフトの低減と組立性の向上。 【構成】絶縁体樹脂からなるミラーホルダー23によ
り、コイル23dの外周面と一方の開口とを覆って当該
コイル23dを埋め込む。さらに、ミラーホルダー23
の両側それぞれに設けられてミラー回動軸となる導電性
板バネ22を、導電性部材からなる導電性樹脂部材26
とミラーホルダー23とで挟持して固定することでミラ
ーホルダー23にコイル23dと導電性板バネ22とを
取り付ける。また、このとき、導電性板バネ22と導電
性樹脂部材26とでコイル23dの線端部23bを挟持
することで、コイル23dを導電性板バネ22に電気的
に接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録媒体に情報を光学的
に記録または再生する光ディスク装置のトラッキングア
クチュエータとして用いるミラー駆動装置に関するもの
である。
に記録または再生する光ディスク装置のトラッキングア
クチュエータとして用いるミラー駆動装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、対物レンズで絞られるレーザ光を
ディスクのトラッキング方向へ制御するアクチュエータ
として、ミラー駆動装置が用いられている。このような
ミラー駆動装置においては、光ディスク装置の小型・薄
型化要求の高まりとともに、装置内に不要磁界を生じさ
せにくいムービングコイル型のものが多用されてきてい
る。
ディスクのトラッキング方向へ制御するアクチュエータ
として、ミラー駆動装置が用いられている。このような
ミラー駆動装置においては、光ディスク装置の小型・薄
型化要求の高まりとともに、装置内に不要磁界を生じさ
せにくいムービングコイル型のものが多用されてきてい
る。
【0003】以下図面を参照しながら、従来のムービン
グコイル型ミラー駆動装置について説明する。
グコイル型ミラー駆動装置について説明する。
【0004】図13は従来のミラー駆動装置の分解斜視
図、図14はその完成斜視図、図15は図14の軸F−
Fを含む側断面図、図16は図14の軸G−Gを含む側
断面図である。
図、図14はその完成斜視図、図15は図14の軸F−
Fを含む側断面図、図16は図14の軸G−Gを含む側
断面図である。
【0005】図14ないし図16において、51はミラ
ー、52はミラーホルダーであり、ミラー51が接着剤
等の手段でミラーホルダー52の一方の面に接着固定し
てある。53は一対の導電性板バネであり、この導電性
板バネ53がミラーホルダー52の他方の面に接着剤等
の手段で固定されている。また、これら導電性板バネ5
3はミラー51の回動軸方向(図14における軸F−F
方向)の両端に対称的に配置されている。54はコイル
であり、このコイル54は次のようにして固定されてい
る。すなわち、コイル54は、そのコイル巻回軸Qがミ
ラー51の面に対して垂直となる向きに配置され、さら
に、接着剤等の手段により、ミラーホルダー52から突
出している梁52aおよび板バネ53に接着固定されて
いる。そして、コイル54の巻始めおよび巻終わりの線
端部は板バネ53に各々半田付け等の手段で電気的に接
続されている。
ー、52はミラーホルダーであり、ミラー51が接着剤
等の手段でミラーホルダー52の一方の面に接着固定し
てある。53は一対の導電性板バネであり、この導電性
板バネ53がミラーホルダー52の他方の面に接着剤等
の手段で固定されている。また、これら導電性板バネ5
3はミラー51の回動軸方向(図14における軸F−F
方向)の両端に対称的に配置されている。54はコイル
であり、このコイル54は次のようにして固定されてい
る。すなわち、コイル54は、そのコイル巻回軸Qがミ
ラー51の面に対して垂直となる向きに配置され、さら
に、接着剤等の手段により、ミラーホルダー52から突
出している梁52aおよび板バネ53に接着固定されて
いる。そして、コイル54の巻始めおよび巻終わりの線
端部は板バネ53に各々半田付け等の手段で電気的に接
続されている。
【0006】ミラーホルダー52に貼着された部分から
突出する板バネ53の端部は、接着材またはネジ等の公
知の手段で固定部56に固定されている。さらに、固定
部56には永久磁石55が接着固定されている。永久磁
石55は、その磁極が、ミラー平面方向においてミラー
回動軸方向(図14における軸F−F方向)に対して直
交する方向(図14における軸G−G方向)に沿う状態
で配置されている。永久磁石55は、このように配設さ
れることによりコイル54の内部空間内に挿入配置され
ている。
突出する板バネ53の端部は、接着材またはネジ等の公
知の手段で固定部56に固定されている。さらに、固定
部56には永久磁石55が接着固定されている。永久磁
石55は、その磁極が、ミラー平面方向においてミラー
回動軸方向(図14における軸F−F方向)に対して直
交する方向(図14における軸G−G方向)に沿う状態
で配置されている。永久磁石55は、このように配設さ
れることによりコイル54の内部空間内に挿入配置され
ている。
【0007】次に、上記従来例のミラー駆動装置の動作
を説明する。
を説明する。
【0008】コイル54には永久磁石55によって磁束
が供給されているので、板バネ53を電極としてコイル
54に電流を流すことでミラー51の回動軸方向(F−
F軸方向)周りに捩り運動が生じる。なお、導電性板バ
ネ53のうち、ミラー51、ミラーホルダー52、コイ
ル54、および固定部56に接着している部位は剛体と
して作用するので、実質的なバネ部は図14に示すS部
のみとなる。
が供給されているので、板バネ53を電極としてコイル
54に電流を流すことでミラー51の回動軸方向(F−
F軸方向)周りに捩り運動が生じる。なお、導電性板バ
ネ53のうち、ミラー51、ミラーホルダー52、コイ
ル54、および固定部56に接着している部位は剛体と
して作用するので、実質的なバネ部は図14に示すS部
のみとなる。
【0009】また光ディスク装置としてのミラー駆動装
置は、図16に示すように図示しないレーザ光からの入
射光路を略90゜方向へ射出させ、さらに図示しないデ
ィスクの任意のトラックからのズレ量を検出する図示し
ない誤差検出手段、誤差に対応した電流をコイルに流す
ための図示しないサーボ回路等で制御系を構成し、これ
により任意のトラックを精度よく追従することとなる。
(例えば、特開平1−200322号公報)。
置は、図16に示すように図示しないレーザ光からの入
射光路を略90゜方向へ射出させ、さらに図示しないデ
ィスクの任意のトラックからのズレ量を検出する図示し
ない誤差検出手段、誤差に対応した電流をコイルに流す
ための図示しないサーボ回路等で制御系を構成し、これ
により任意のトラックを精度よく追従することとなる。
(例えば、特開平1−200322号公報)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例には、接着剤を用いてミラーホルダー52、板バネ5
3、コイル54を固定しているため、温度変化によりミ
ラー51の反射面が移動することによって生じるビーム
シフト、いわゆる温度ドリフトが発生する問題点があっ
た。
例には、接着剤を用いてミラーホルダー52、板バネ5
3、コイル54を固定しているため、温度変化によりミ
ラー51の反射面が移動することによって生じるビーム
シフト、いわゆる温度ドリフトが発生する問題点があっ
た。
【0011】すなわち、これら部材を接着するのに用い
る接着剤は一様に塗布することが難しく、接着剤のム
ラ、はみ出しなどがミラーホルダー52、板バネ53、
およびコイル54相互の間に存在するのは避けられなか
った。さらには、接着剤の線膨張係数は1×10-4程度
で、金属の線膨張係数に比べ1桁程度大きい。このよう
な理由により、温度変化で接着剤が膨張・収縮すると、
ミラーホルダー52と板バネ53とに意図しない変形が
起こって温度ドリフトが発生してしまった。
る接着剤は一様に塗布することが難しく、接着剤のム
ラ、はみ出しなどがミラーホルダー52、板バネ53、
およびコイル54相互の間に存在するのは避けられなか
った。さらには、接着剤の線膨張係数は1×10-4程度
で、金属の線膨張係数に比べ1桁程度大きい。このよう
な理由により、温度変化で接着剤が膨張・収縮すると、
ミラーホルダー52と板バネ53とに意図しない変形が
起こって温度ドリフトが発生してしまった。
【0012】このような温度ドリフトによるレーザ光の
ずれは、ディスク(図示省略)上のトラックを追従する
ときの誤差となり、光ディスク装置の制御系の設計およ
び調整を困難にするので非常に都合の悪いものであっ
た。
ずれは、ディスク(図示省略)上のトラックを追従する
ときの誤差となり、光ディスク装置の制御系の設計およ
び調整を困難にするので非常に都合の悪いものであっ
た。
【0013】また、上記従来例では、板バネ53とコイ
ル54の巻き線の端部とを半田付けで導通接続してい
る。しかしながら、半田の湯流れにばらつきが生じやす
く、このような湯流れのばらつきが生じると、ミラー駆
動装置の質量分布が不均一となってしまい、設計で意図
しない高次の共振が発生したり、共振モードの周波数に
ばらつきが生じてしまった。
ル54の巻き線の端部とを半田付けで導通接続してい
る。しかしながら、半田の湯流れにばらつきが生じやす
く、このような湯流れのばらつきが生じると、ミラー駆
動装置の質量分布が不均一となってしまい、設計で意図
しない高次の共振が発生したり、共振モードの周波数に
ばらつきが生じてしまった。
【0014】さらには、このような半田付け作業は手作
業で行わねばならず、そのために品質のそろったミラー
駆動装置の量産が困難になるという問題もあった。
業で行わねばならず、そのために品質のそろったミラー
駆動装置の量産が困難になるという問題もあった。
【0015】また、半田付け作業を行うときの熱が、ミ
ラーホルダー52と板バネ53との間に熱変形による残
留応力を生じさせることがあった。このような残留応力
は、温度変化(冷却)により解放されると、板バネ53
とミラーホルダー52間に意図しない変形を引き起こす
ので、これも温度ドリフトの原因となっていた。
ラーホルダー52と板バネ53との間に熱変形による残
留応力を生じさせることがあった。このような残留応力
は、温度変化(冷却)により解放されると、板バネ53
とミラーホルダー52間に意図しない変形を引き起こす
ので、これも温度ドリフトの原因となっていた。
【0016】本発明は上記のような従来の問題点を改善
するためのもので、温度ドリフトを低減し、コイルの線
端部の半田付け作業が不要となるミラー駆動装置を提供
するのを目的とする。
するためのもので、温度ドリフトを低減し、コイルの線
端部の半田付け作業が不要となるミラー駆動装置を提供
するのを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のミラー駆動装置は、ミラー駆動用のコイル
と、前記コイルの外周面と一方の開口とを覆って当該コ
イルを埋め込むとともに、前記一方の開口を被覆した面
に凸状のミラー接着部を有するミラーホルダーと、前記
ミラー接着部に面着されたミラーと、前記ミラーホルダ
ーの両側それぞれに設けられてミラー回動軸となる弾性
体と、前記ミラーホルダーとの間で前記板状弾性体を挟
持することで当該弾性体をミラーホルダーに固定する第
1接着樹脂部と、前記板状弾性体の先端側を支持固定す
る固定部と、前記ミラー回動軸に対して垂直にかつ前記
ミラーの反射面に対して平行に着磁されるとともに、前
記コイルの他方の開口に近接するよう前記固定部に設け
られた磁石とを有している。
に本発明のミラー駆動装置は、ミラー駆動用のコイル
と、前記コイルの外周面と一方の開口とを覆って当該コ
イルを埋め込むとともに、前記一方の開口を被覆した面
に凸状のミラー接着部を有するミラーホルダーと、前記
ミラー接着部に面着されたミラーと、前記ミラーホルダ
ーの両側それぞれに設けられてミラー回動軸となる弾性
体と、前記ミラーホルダーとの間で前記板状弾性体を挟
持することで当該弾性体をミラーホルダーに固定する第
1接着樹脂部と、前記板状弾性体の先端側を支持固定す
る固定部と、前記ミラー回動軸に対して垂直にかつ前記
ミラーの反射面に対して平行に着磁されるとともに、前
記コイルの他方の開口に近接するよう前記固定部に設け
られた磁石とを有している。
【0018】
【作用】本発明は上記した構成によって、コイルをミラ
ーホルダー内に埋設することになり、両者を接着剤で接
着固定する必要がなくなる。
ーホルダー内に埋設することになり、両者を接着剤で接
着固定する必要がなくなる。
【0019】さらには、ミラーホルダーと第一接着樹脂
部とによって弾性体を挟持することで、弾性体をミラー
ホルダーに固定しているので、接着剤をミラーホルダー
や弾性体に塗布する必要がなくなる。
部とによって弾性体を挟持することで、弾性体をミラー
ホルダーに固定しているので、接着剤をミラーホルダー
や弾性体に塗布する必要がなくなる。
【0020】このように、コイルや板状弾性体を固定す
るのに接着剤を用いる必要がないので、接着剤が原因と
なる温度ドリフトの影響を低減できるようになる。
るのに接着剤を用いる必要がないので、接着剤が原因と
なる温度ドリフトの影響を低減できるようになる。
【0021】また、弾性体と第1接着樹脂部とを導電材
から構成するとともに、第1接着樹脂部とミラーホルダ
ーとをコイルの端末を挟持した状態で溶着すれば、コイ
ルと弾性体とを半田付けすることなく電気的に接続でき
るようになる。したがって、半田付け部位がなくなり、
半田付け部位が存在することに起因する共振の発生や残
留応力の影響が低減されるようになる。
から構成するとともに、第1接着樹脂部とミラーホルダ
ーとをコイルの端末を挟持した状態で溶着すれば、コイ
ルと弾性体とを半田付けすることなく電気的に接続でき
るようになる。したがって、半田付け部位がなくなり、
半田付け部位が存在することに起因する共振の発生や残
留応力の影響が低減されるようになる。
【0022】
【実施例】以下本発明の実施例のミラー駆動装置につい
て図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の
実施例におけるムービングコイル型のミラー駆動装置の
分解斜視図、図2はその完成斜視図、図3は軸A−Aを
含む側断面図、図4は図3のC部の部分拡大図、図5は
図3のB−B断面図である。
て図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の
実施例におけるムービングコイル型のミラー駆動装置の
分解斜視図、図2はその完成斜視図、図3は軸A−Aを
含む側断面図、図4は図3のC部の部分拡大図、図5は
図3のB−B断面図である。
【0023】図1ないし図5において、1はミラー、2
はH型をした一対の導電性板バネ、3は絶縁性樹脂から
なるミラーホルダー、5は固定部である。ミラーホルダ
ー3は、コイル3dの外周面と一方の開口とを被覆する
ことでコイル3dを埋め込んで凹リング状に構成されて
いる。ミラーホルダー3のコイル開口被覆面3eの中央
部には凸状のミラー接着部3cが設けられている。ま
た、コイル開口被覆面3e上の軸A−A(図2参照)両
端部位には突出部3aが設けられている。さらには、コ
イル開口被覆面3eには、コイル3dの線端部3bが引
き出されている。また、導電性板バネ2の両端にはそれ
ぞれ穴2aが形成されている。
はH型をした一対の導電性板バネ、3は絶縁性樹脂から
なるミラーホルダー、5は固定部である。ミラーホルダ
ー3は、コイル3dの外周面と一方の開口とを被覆する
ことでコイル3dを埋め込んで凹リング状に構成されて
いる。ミラーホルダー3のコイル開口被覆面3eの中央
部には凸状のミラー接着部3cが設けられている。ま
た、コイル開口被覆面3e上の軸A−A(図2参照)両
端部位には突出部3aが設けられている。さらには、コ
イル開口被覆面3eには、コイル3dの線端部3bが引
き出されている。また、導電性板バネ2の両端にはそれ
ぞれ穴2aが形成されている。
【0024】導電性板バネ2のミラーホルダー3への取
り付けは次のようになされている。すなわち、導電性板
バネ2は、突出部3aに穴2aを挿入した状態で、図示
しない外部治具により軸A−A上に沿って位置決めされ
る。そして、図3に示すように、穴2aから突出する突
出部3aの先端部に光硬化性樹脂7Aを滴下する。さら
には、この光硬化性樹脂7A上に光を照射することで光
硬化性樹脂7Aを硬化させる。すると、導電性板バネ2
は光硬化性樹脂7Aの硬化部分7aとミラーホルダー3
で挟持されて、ミラーホルダー3に取り付け固定され
る。本実施例では、この光硬化性樹脂7Aから第1接着
樹脂部が構成されている。さらには、コイル線端部3b
は半田付け等の導通手段6により、導電性板バネ2に電
気的に接続されている。
り付けは次のようになされている。すなわち、導電性板
バネ2は、突出部3aに穴2aを挿入した状態で、図示
しない外部治具により軸A−A上に沿って位置決めされ
る。そして、図3に示すように、穴2aから突出する突
出部3aの先端部に光硬化性樹脂7Aを滴下する。さら
には、この光硬化性樹脂7A上に光を照射することで光
硬化性樹脂7Aを硬化させる。すると、導電性板バネ2
は光硬化性樹脂7Aの硬化部分7aとミラーホルダー3
で挟持されて、ミラーホルダー3に取り付け固定され
る。本実施例では、この光硬化性樹脂7Aから第1接着
樹脂部が構成されている。さらには、コイル線端部3b
は半田付け等の導通手段6により、導電性板バネ2に電
気的に接続されている。
【0025】一方、ミラーホルダー3から突出する導電
性板バネ2の先端側の取り付けは次のようになされてい
る。すなわち、導電性板バネ2の先端側は、もう一方の
穴2aを固定部5に設けた突出部5aに挿入した状態
で、図示しない外部治具によって位置決めされる。そし
て、突出部5aに光硬化性樹脂7Bを滴下して光を照射
することで光硬化性樹脂7Bを硬化させ、この光硬化性
樹脂7Bの硬化部分7Bと固定部5とで導電性板バネ2
を挟持することによって、導電性板バネ2の先端側を固
定部5に取り付けている。本実施例では、この光硬化性
樹脂7Bから第2接着樹脂部が構成されている。
性板バネ2の先端側の取り付けは次のようになされてい
る。すなわち、導電性板バネ2の先端側は、もう一方の
穴2aを固定部5に設けた突出部5aに挿入した状態
で、図示しない外部治具によって位置決めされる。そし
て、突出部5aに光硬化性樹脂7Bを滴下して光を照射
することで光硬化性樹脂7Bを硬化させ、この光硬化性
樹脂7Bの硬化部分7Bと固定部5とで導電性板バネ2
を挟持することによって、導電性板バネ2の先端側を固
定部5に取り付けている。本実施例では、この光硬化性
樹脂7Bから第2接着樹脂部が構成されている。
【0026】また、固定部5には永久磁石4が取り付け
られている。永久磁石4は、ミラーホルダー3の開口部
側に位置して、かつ磁極方向がミラー回動軸、すなわち
軸A−A(図2参照)に垂直、かつミラー反射面に対し
て平行(コイル巻き線軸に垂直)な方向になるように配
置されており、このような状態で接着剤等の手段により
固定部5に固定されている。
られている。永久磁石4は、ミラーホルダー3の開口部
側に位置して、かつ磁極方向がミラー回動軸、すなわち
軸A−A(図2参照)に垂直、かつミラー反射面に対し
て平行(コイル巻き線軸に垂直)な方向になるように配
置されており、このような状態で接着剤等の手段により
固定部5に固定されている。
【0027】ミラー1は接着剤等の手段でミラーホルダ
ー3のミラー接着部3cに面着されている。
ー3のミラー接着部3cに面着されている。
【0028】このミラー駆動装置は、導電性板バネ2の
うち、軸A−Aに沿ったS部(図2参照)が回動軸とな
っており、このS部が捩れることでミラー1が回動する
ようになっている。そして、図5においてコイル3dに
通電したときの回動動作は、従来例の図16においてコ
イル54に通電したときの動作と同一なのでその詳細な
説明は省略する。
うち、軸A−Aに沿ったS部(図2参照)が回動軸とな
っており、このS部が捩れることでミラー1が回動する
ようになっている。そして、図5においてコイル3dに
通電したときの回動動作は、従来例の図16においてコ
イル54に通電したときの動作と同一なのでその詳細な
説明は省略する。
【0029】従来例とこの実施例との差異は、コイル3
dを絶縁性樹脂で埋設してミラーホルダー3を構成する
ことで、コイル固定用の接着剤を排除している点と、導
電性板バネ2をミラーホルダー3と光硬化性樹脂(第1
接着樹脂部)7Aとで挟持している点と、導電性板バネ
2を固定部5と光硬化性樹脂(第2接着樹脂部)7Bと
で挟持している点にある。
dを絶縁性樹脂で埋設してミラーホルダー3を構成する
ことで、コイル固定用の接着剤を排除している点と、導
電性板バネ2をミラーホルダー3と光硬化性樹脂(第1
接着樹脂部)7Aとで挟持している点と、導電性板バネ
2を固定部5と光硬化性樹脂(第2接着樹脂部)7Bと
で挟持している点にある。
【0030】したがって、従来例においてコイル54と
ミラーホルダー52とを固定していた接着剤がなくな
り、この部分の接着剤が温度変化で膨張・収縮すること
を起因とするミラー反射面の変位が低減されている。さ
らには、従来例において、導電性板バネ53を固定して
いた接着剤がなくなり、この部分には光硬化性樹脂7A
の未硬化部分7b(図4参照)が若干残存するだけであ
るので、この部分の接着剤が温度変化で膨張・収縮する
ことを起因とするミラー反射面の変位も低減されてい
る。
ミラーホルダー52とを固定していた接着剤がなくな
り、この部分の接着剤が温度変化で膨張・収縮すること
を起因とするミラー反射面の変位が低減されている。さ
らには、従来例において、導電性板バネ53を固定して
いた接着剤がなくなり、この部分には光硬化性樹脂7A
の未硬化部分7b(図4参照)が若干残存するだけであ
るので、この部分の接着剤が温度変化で膨張・収縮する
ことを起因とするミラー反射面の変位も低減されてい
る。
【0031】このようなミラー反射面の変位防止効果
は、コイル3dを絶縁性樹脂で埋設してミラーホルダー
3を構成するとともに、導電性板バネ2をミラーホルダ
ー3と光硬化性樹脂7A(第1接着樹脂部)とで挟持す
ることだけでも発揮できるが、本実施例では、さらに、
導電性板バネ2を固定部5と光硬化性樹脂7B(第2接
着樹脂部)とで挟持しており、このように構成すること
により、ミラー反射面の変位防止効果はさらに高められ
ている。
は、コイル3dを絶縁性樹脂で埋設してミラーホルダー
3を構成するとともに、導電性板バネ2をミラーホルダ
ー3と光硬化性樹脂7A(第1接着樹脂部)とで挟持す
ることだけでも発揮できるが、本実施例では、さらに、
導電性板バネ2を固定部5と光硬化性樹脂7B(第2接
着樹脂部)とで挟持しており、このように構成すること
により、ミラー反射面の変位防止効果はさらに高められ
ている。
【0032】なお、コイル線端部3bは固定部5に設け
た図示しない基板に引き出してもよく、このように構成
すると、板バネ2は導電性でなくてもよい。またミラー
ホルダー3を導電性樹脂から構成してもよい。さらに、
突出部3aおよび突出部5aは光硬化性樹脂7A,7B
との間の当接面積を増やすためのものなので省略しても
かまわない。
た図示しない基板に引き出してもよく、このように構成
すると、板バネ2は導電性でなくてもよい。またミラー
ホルダー3を導電性樹脂から構成してもよい。さらに、
突出部3aおよび突出部5aは光硬化性樹脂7A,7B
との間の当接面積を増やすためのものなので省略しても
かまわない。
【0033】次に、本発明の第2の実施例について図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0034】図6は本発明の第2の実施例におけるムー
ビングコイル型のミラー駆動装置の分解斜視図、図7は
その完成斜視図、図8は軸D−Dを含む側断面図であ
る。図6ないし図8において、11はミラー、12は一
対の導電性板バネである。13は絶縁性樹脂からなるミ
ラーホルダー、13dはコイル、15は固定部、16は
矩形板状をした導電性板バネ固定用の樹脂部材であり、
その中央には挿通孔16aが形成されている。
ビングコイル型のミラー駆動装置の分解斜視図、図7は
その完成斜視図、図8は軸D−Dを含む側断面図であ
る。図6ないし図8において、11はミラー、12は一
対の導電性板バネである。13は絶縁性樹脂からなるミ
ラーホルダー、13dはコイル、15は固定部、16は
矩形板状をした導電性板バネ固定用の樹脂部材であり、
その中央には挿通孔16aが形成されている。
【0035】ミラーホルダー13は、コイル13dの外
周面と一方の開口とを被覆することでコイル13dを埋
め込んで凹リング状に構成されている。ミラーホルダー
13のコイル開口被覆面13eの中央部には凸状のミラ
ー接着部13cが設けられている。また、コイル開口被
覆面13e上の軸D−D(図7参照)両端部位には突出
部13aが設けられている。さらには、コイル開口被覆
面13eには、コイル13dの線端部13bが引き出さ
れている。導電性板バネ12の両端にはそれぞれ穴12
aが形成されている。
周面と一方の開口とを被覆することでコイル13dを埋
め込んで凹リング状に構成されている。ミラーホルダー
13のコイル開口被覆面13eの中央部には凸状のミラ
ー接着部13cが設けられている。また、コイル開口被
覆面13e上の軸D−D(図7参照)両端部位には突出
部13aが設けられている。さらには、コイル開口被覆
面13eには、コイル13dの線端部13bが引き出さ
れている。導電性板バネ12の両端にはそれぞれ穴12
aが形成されている。
【0036】導電性板バネ12のミラーホルダー13へ
の取り付けは次のようになされている。すなわち、導電
性板バネ12は、突出部13aに穴12aを挿入した状
態で、図示しない外部治具により、軸D−D上に沿って
位置決めされる。そして、穴13aから突出している突
出部13a先端に樹脂部材16の穴16aを挿入するこ
とで、導電性板バネ12をミラーホルダー13と樹脂部
材16とで挟み込む。さらに、この状態でミラーホルダ
ー13と樹脂部材16とを加熱溶着または超音波溶着等
の溶着手段で固定して導電性板バネ12を挟持固定す
る。この実施例では、樹脂部材16から第1接着樹脂部
が構成されている。さらには、コイル13の線端部13
bと導電性板バネ12とはコイル開口被覆面13e上で
半田付け等の導通手段17により電気的に接続される。
の取り付けは次のようになされている。すなわち、導電
性板バネ12は、突出部13aに穴12aを挿入した状
態で、図示しない外部治具により、軸D−D上に沿って
位置決めされる。そして、穴13aから突出している突
出部13a先端に樹脂部材16の穴16aを挿入するこ
とで、導電性板バネ12をミラーホルダー13と樹脂部
材16とで挟み込む。さらに、この状態でミラーホルダ
ー13と樹脂部材16とを加熱溶着または超音波溶着等
の溶着手段で固定して導電性板バネ12を挟持固定す
る。この実施例では、樹脂部材16から第1接着樹脂部
が構成されている。さらには、コイル13の線端部13
bと導電性板バネ12とはコイル開口被覆面13e上で
半田付け等の導通手段17により電気的に接続される。
【0037】一方、ミラーホルダー13が突出する導電
性板バネ12の先端側の取り付けは次にようにしてなさ
れている。すなわち、導電性板バネ12の先端側は、も
う一方の穴2aを固定部15に設けた突出部15aに挿
入した状態で、図示しない外部治具によって位置決めさ
れる。そして、突出部13aに光硬化性樹脂18を滴下
して光を照射することで光硬化性樹脂18を硬化させ、
この光硬化性樹脂18の硬化部分と固定部15とで導電
性板バネ12を挟持することによって、導電性板バネ1
2の先端側を固定部15に取り付けている。本実施例で
は、この光硬化性樹脂18から第2接着樹脂部が構成さ
れている。
性板バネ12の先端側の取り付けは次にようにしてなさ
れている。すなわち、導電性板バネ12の先端側は、も
う一方の穴2aを固定部15に設けた突出部15aに挿
入した状態で、図示しない外部治具によって位置決めさ
れる。そして、突出部13aに光硬化性樹脂18を滴下
して光を照射することで光硬化性樹脂18を硬化させ、
この光硬化性樹脂18の硬化部分と固定部15とで導電
性板バネ12を挟持することによって、導電性板バネ1
2の先端側を固定部15に取り付けている。本実施例で
は、この光硬化性樹脂18から第2接着樹脂部が構成さ
れている。
【0038】また、固定部15には永久磁石14が取り
付けられている。永久磁石14は、ミラーホルダー13
の開口部側に位置して、かつ磁極方向が軸D−Dに垂直
にかつミラー反射面に対して平行(コイル巻き線軸に垂
直)な方向になるように配置されており、このように配
置された状態で接着剤等の手段により固定部15に固定
されている。
付けられている。永久磁石14は、ミラーホルダー13
の開口部側に位置して、かつ磁極方向が軸D−Dに垂直
にかつミラー反射面に対して平行(コイル巻き線軸に垂
直)な方向になるように配置されており、このように配
置された状態で接着剤等の手段により固定部15に固定
されている。
【0039】ミラー11は接着剤等の手段によりミラー
ホルダー13のミラー接着部13cに固定されている。
ホルダー13のミラー接着部13cに固定されている。
【0040】以上のように構成された第2の実施例は、
基本的には第1の実施例と同様の構成になっているもの
の、ミラーホルダー13と樹脂部材16とを溶着するこ
とで導電性板バネ12を挟持している点が相違してい
る。
基本的には第1の実施例と同様の構成になっているもの
の、ミラーホルダー13と樹脂部材16とを溶着するこ
とで導電性板バネ12を挟持している点が相違してい
る。
【0041】なお、このミラー駆動装置では、コイル1
3dに通電したときの動作は従来例の図16においてコ
イル54に通電したときの動作と同一なのでその詳細な
説明は省略する。
3dに通電したときの動作は従来例の図16においてコ
イル54に通電したときの動作と同一なのでその詳細な
説明は省略する。
【0042】従来例とこの実施例との差異は、コイル1
3dを絶縁性樹脂で埋設してミラーホルダー13を構成
することで接着剤を排除している点と、導電性板バネ1
2をミラーホルダー13と樹脂部材16(第1接着樹脂
部)とで挟持溶着している点と、導電性板バネ12を固
定部15と光硬化性樹脂18(第2接着樹脂部)とで挟
持している点にある。
3dを絶縁性樹脂で埋設してミラーホルダー13を構成
することで接着剤を排除している点と、導電性板バネ1
2をミラーホルダー13と樹脂部材16(第1接着樹脂
部)とで挟持溶着している点と、導電性板バネ12を固
定部15と光硬化性樹脂18(第2接着樹脂部)とで挟
持している点にある。
【0043】したがって、従来例においてコイル54と
ミラーホルダー52とを固定していた接着剤がなくな
り、この部分の接着剤が温度変化で膨張・収縮すること
を起因とするミラー反射面の変位が低減されている。さ
らには、従来例において、導電性板バネ53を固定して
いた接着剤がなくなり、この部分の接着剤が温度変化で
膨張・収縮することを起因とするミラー反射面の変位も
低減されている。
ミラーホルダー52とを固定していた接着剤がなくな
り、この部分の接着剤が温度変化で膨張・収縮すること
を起因とするミラー反射面の変位が低減されている。さ
らには、従来例において、導電性板バネ53を固定して
いた接着剤がなくなり、この部分の接着剤が温度変化で
膨張・収縮することを起因とするミラー反射面の変位も
低減されている。
【0044】このようなミラー反射面の変位防止効果
は、コイル13dを絶縁性樹脂で埋設してミラーホルダ
ーを構成するとともに、導電性板バネ12をミラーホル
ダー13と樹脂部材16(第1接着樹脂部)とで挟持す
ることにより発揮できるが、本実施例では、さらに、導
電性板バネ2を固定部15と光硬化性樹脂18(第2接
着樹脂部)とで挟持しており、ミラー反射面の変位防止
効果はさらに高められている。
は、コイル13dを絶縁性樹脂で埋設してミラーホルダ
ーを構成するとともに、導電性板バネ12をミラーホル
ダー13と樹脂部材16(第1接着樹脂部)とで挟持す
ることにより発揮できるが、本実施例では、さらに、導
電性板バネ2を固定部15と光硬化性樹脂18(第2接
着樹脂部)とで挟持しており、ミラー反射面の変位防止
効果はさらに高められている。
【0045】なお、固定部15を樹脂で構成し、さら
に、樹脂部材16と同様の樹脂部材を備えれば、固定部
15と導電性板バネ12との固定を、この樹脂部材と固
定部15とによる挟持溶着で行えうこともできる。ま
た、第1の実施例と同様に、コイル13dの線端部13
bは固定部15に設けた図示しない基板に引き出しても
よく、このように構成すれば、導電性板バネ12は導電
性でなくてもよい。さらには、ミラーホルダー13は導
電性樹脂から構成してもよい。
に、樹脂部材16と同様の樹脂部材を備えれば、固定部
15と導電性板バネ12との固定を、この樹脂部材と固
定部15とによる挟持溶着で行えうこともできる。ま
た、第1の実施例と同様に、コイル13dの線端部13
bは固定部15に設けた図示しない基板に引き出しても
よく、このように構成すれば、導電性板バネ12は導電
性でなくてもよい。さらには、ミラーホルダー13は導
電性樹脂から構成してもよい。
【0046】次に本発明の第3の実施例について図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【0047】図9は本発明の第3の実施例におけるムー
ビングコイル型のミラー駆動装置の分解斜視図、図10
はその完成斜視図、図11は軸E−Eを含む側断面図で
ある。図9ないし図11において、21はミラー、22
はH型をした一対の導電性板バネ、23は絶縁性樹脂か
らなるミラーホルダー、26は長方形平板状をした導電
性板バネ固定用の導電性樹脂部材であり、その中央には
挿通孔26aが形成されている。
ビングコイル型のミラー駆動装置の分解斜視図、図10
はその完成斜視図、図11は軸E−Eを含む側断面図で
ある。図9ないし図11において、21はミラー、22
はH型をした一対の導電性板バネ、23は絶縁性樹脂か
らなるミラーホルダー、26は長方形平板状をした導電
性板バネ固定用の導電性樹脂部材であり、その中央には
挿通孔26aが形成されている。
【0048】ミラーホルダー23は、コイル23dの外
周面と一方の開口とを被覆することでコイル23dを埋
め込んで凹リング状に構成されている。ミラーホルダー
23のコイル開口被覆面23eの中央部には凸状のミラ
ー接着部23cが設けられている。また、コイル開口被
覆面23e上の軸E−E(図10参照)の両端部位には
突出部23aが設けられている。さらには、コイル開口
被覆面23eには、コイル23dの線端部23bが引き
出されている。そして、導電性板バネ22の両端にはそ
れぞれ穴22aが形成されている。
周面と一方の開口とを被覆することでコイル23dを埋
め込んで凹リング状に構成されている。ミラーホルダー
23のコイル開口被覆面23eの中央部には凸状のミラ
ー接着部23cが設けられている。また、コイル開口被
覆面23e上の軸E−E(図10参照)の両端部位には
突出部23aが設けられている。さらには、コイル開口
被覆面23eには、コイル23dの線端部23bが引き
出されている。そして、導電性板バネ22の両端にはそ
れぞれ穴22aが形成されている。
【0049】導電性板バネ22のミラーホルダー23へ
の取り付けは次のようにしてなされている。すなわち、
導電性板バネ22は、穴22aを突出部23aに挿入し
た状態で、図示しない外部治具により、軸E−E上に沿
って位置決めされる。そして、穴22aから突出する突
出部23aの先端部に導電性樹脂部材26の穴26aを
挿入することで、導電性板バネ22をミラーホルダー2
3と導電性樹脂部材26とで挟み込む。このとき、コイ
ル23dの線端部23bを導電性板バネ22と導電性樹
脂部材26との間に挟持するようにする。さらに、この
状態でミラーホルダー23と樹脂部材26とを加熱溶着
または超音波溶着等の溶着手段で固定して導電性板バネ
22を挟持固定する。そのため、導電性板バネ22はミ
ラーホルダー23に固定されるとともに、コイル23d
の線端部23bは導電性板バネ22に電気的に接続され
ることになる。
の取り付けは次のようにしてなされている。すなわち、
導電性板バネ22は、穴22aを突出部23aに挿入し
た状態で、図示しない外部治具により、軸E−E上に沿
って位置決めされる。そして、穴22aから突出する突
出部23aの先端部に導電性樹脂部材26の穴26aを
挿入することで、導電性板バネ22をミラーホルダー2
3と導電性樹脂部材26とで挟み込む。このとき、コイ
ル23dの線端部23bを導電性板バネ22と導電性樹
脂部材26との間に挟持するようにする。さらに、この
状態でミラーホルダー23と樹脂部材26とを加熱溶着
または超音波溶着等の溶着手段で固定して導電性板バネ
22を挟持固定する。そのため、導電性板バネ22はミ
ラーホルダー23に固定されるとともに、コイル23d
の線端部23bは導電性板バネ22に電気的に接続され
ることになる。
【0050】なお、この実施例では、導電性樹脂部材2
6から第1接着樹脂部が構成されている。
6から第1接着樹脂部が構成されている。
【0051】一方、ミラーホルダー23が突出する導電
性板バネ22の先端側の取り付けは次のようにしてなさ
れている。すなわち、導電性板バネ22の先端側は、も
う一方の穴22aを固定部25に設けた突出部25aに
挿入した状態で、図示しない外部治具によって位置決め
される。そして、突出部25aに光硬化性樹脂28を滴
下して光を照射することで光硬化性樹脂28を硬化さ
せ、この光硬化性樹脂28の硬化部分と固定部25とで
導電性板バネ22を挟持することによって、導電性板バ
ネ22の先端側を固定部25に取り付けている。なお、
本実施例では、この光硬化性樹脂28から第2接着樹脂
部が構成されている。
性板バネ22の先端側の取り付けは次のようにしてなさ
れている。すなわち、導電性板バネ22の先端側は、も
う一方の穴22aを固定部25に設けた突出部25aに
挿入した状態で、図示しない外部治具によって位置決め
される。そして、突出部25aに光硬化性樹脂28を滴
下して光を照射することで光硬化性樹脂28を硬化さ
せ、この光硬化性樹脂28の硬化部分と固定部25とで
導電性板バネ22を挟持することによって、導電性板バ
ネ22の先端側を固定部25に取り付けている。なお、
本実施例では、この光硬化性樹脂28から第2接着樹脂
部が構成されている。
【0052】また、固定部25には永久磁石24が取り
付けられている。永久磁石24は、ミラーホルダー23
の開口部側に位置して、かつ磁極方向が軸E−Eに垂直
かつミラー反射面に対して平行(コイル巻き線軸に垂
直)な方向になるように配置されており、接着剤等の手
段で固定部25に固されている。
付けられている。永久磁石24は、ミラーホルダー23
の開口部側に位置して、かつ磁極方向が軸E−Eに垂直
かつミラー反射面に対して平行(コイル巻き線軸に垂
直)な方向になるように配置されており、接着剤等の手
段で固定部25に固されている。
【0053】ミラー21は接着剤等の手段によりミラー
ホルダー23のミラー接着部23cに固定されている。
ホルダー23のミラー接着部23cに固定されている。
【0054】以上のように構成された第3の実施例と第
2の実施例との差異は導電性板バネ22をミラーホルダ
ー23に固定する手段として導電性樹脂部材26を用
い、この導電性樹脂部材26とミラーホルダー23とで
導電性板バネ22を挟持溶着すると同時に、コイル23
の線端部23bを導電性板バネ22に導通させている点
である。
2の実施例との差異は導電性板バネ22をミラーホルダ
ー23に固定する手段として導電性樹脂部材26を用
い、この導電性樹脂部材26とミラーホルダー23とで
導電性板バネ22を挟持溶着すると同時に、コイル23
の線端部23bを導電性板バネ22に導通させている点
である。
【0055】以上のように構成された第3の実施例のミ
ラー駆動装置では、コイル23dに通電したときの動作
は従来例の図16においてコイル54に通電したときの
動作と同一なので詳細な説明を省略する。
ラー駆動装置では、コイル23dに通電したときの動作
は従来例の図16においてコイル54に通電したときの
動作と同一なので詳細な説明を省略する。
【0056】従来例と第3の実施例との差異は、コイル
23dを絶縁性樹脂で埋設するとともに、ミラーホルダ
ー23と導電性樹脂部材26とで導電性板バネ22を挟
持溶着することにより、ミラーホルダー23に対して導
電性板バネ22およびコイル23dを固定するのに、従
来使用していた接着剤を無くして、このような接着剤に
起因する温度ドリフトを低減した点であり、また、コイ
ル23dの線端部23bを導電性板バネ22と導電性樹
脂部材26とで挟持することにより板バネ22に導通さ
せることで、従来行っていたコイル23dの線端部23
bと導電性板バネ22との半田付け作業をなくして、こ
のような半田付け箇所が起因となる共振と残留応力の問
題を解決するとともに、組立性を向上した点である。
23dを絶縁性樹脂で埋設するとともに、ミラーホルダ
ー23と導電性樹脂部材26とで導電性板バネ22を挟
持溶着することにより、ミラーホルダー23に対して導
電性板バネ22およびコイル23dを固定するのに、従
来使用していた接着剤を無くして、このような接着剤に
起因する温度ドリフトを低減した点であり、また、コイ
ル23dの線端部23bを導電性板バネ22と導電性樹
脂部材26とで挟持することにより板バネ22に導通さ
せることで、従来行っていたコイル23dの線端部23
bと導電性板バネ22との半田付け作業をなくして、こ
のような半田付け箇所が起因となる共振と残留応力の問
題を解決するとともに、組立性を向上した点である。
【0057】なお、従来例では、コイル54と板バネ5
4とは半田付け作業が行える材質のものに限られていた
が、本実施例の構成によれば、これらは導電性材料であ
ればよくなり、その分、設計の自由度が大きくなってい
る。
4とは半田付け作業が行える材質のものに限られていた
が、本実施例の構成によれば、これらは導電性材料であ
ればよくなり、その分、設計の自由度が大きくなってい
る。
【0058】従来例のミラー駆動装置と本発明のミラー
駆動装置、具体的には第1実施例のミラー駆動装置との
温度ドリフトを比較した結果を図12に示す。この比較
結果から明らかなように、室温から40度上昇したとき
のミラー回動量は従来例では1.4ミリラジアンあった
のに対し、本発明では0.4ミリラジアンまで低減さ
れ、従来の3分の1以下になっているのがわかる。
駆動装置、具体的には第1実施例のミラー駆動装置との
温度ドリフトを比較した結果を図12に示す。この比較
結果から明らかなように、室温から40度上昇したとき
のミラー回動量は従来例では1.4ミリラジアンあった
のに対し、本発明では0.4ミリラジアンまで低減さ
れ、従来の3分の1以下になっているのがわかる。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、コイル
をミラーホルダーに埋設するとともに、このミラーホル
ダーと第1接着樹脂部とで、弾性体を挟持することでこ
の弾性体をミラーホルダーに固定しているので、ムービ
ングコイル型ミラー駆動装置の欠点であった温度ドリフ
トを低減でき、その分ミラー駆動装置の反射精度の向上
が図れた。
をミラーホルダーに埋設するとともに、このミラーホル
ダーと第1接着樹脂部とで、弾性体を挟持することでこ
の弾性体をミラーホルダーに固定しているので、ムービ
ングコイル型ミラー駆動装置の欠点であった温度ドリフ
トを低減でき、その分ミラー駆動装置の反射精度の向上
が図れた。
【0060】また、弾性体を導電性部材から構成すると
ともに、コイルの線端部をこの弾性体と導電性樹脂部材
との間に挟持することにより、弾性体をミラーホルダー
に固定すれば、コイルを外部に引き出すのに半田付けを
行う必要がなくなった、そのため、半田付け部位が存在
することによる質量分布の不均一がなくなり、このよう
な質量分布の不均一が起因となる高次の共振や共振モー
ドの周波数のばらつきがなくなるうえ、半田付け作業が
要らなくなる分、組立性も向上した。
ともに、コイルの線端部をこの弾性体と導電性樹脂部材
との間に挟持することにより、弾性体をミラーホルダー
に固定すれば、コイルを外部に引き出すのに半田付けを
行う必要がなくなった、そのため、半田付け部位が存在
することによる質量分布の不均一がなくなり、このよう
な質量分布の不均一が起因となる高次の共振や共振モー
ドの周波数のばらつきがなくなるうえ、半田付け作業が
要らなくなる分、組立性も向上した。
【図1】本発明の第1実施例におけるミラー駆動装置の
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図2】同実施例における完成斜視図である。
【図3】同実施例における図1の軸A−Aを含む側断面
図である。
図である。
【図4】同実施例における図3のC部の部分拡大図であ
る。
る。
【図5】同実施例における動作を説明した図3のB−B
断面図である。
断面図である。
【図6】本発明の第2の実施例におけるミラー駆動装置
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図7】同実施例における完成斜視図である。
【図8】同実施例における図6の軸D−Dを含む側断面
図である。
図である。
【図9】本発明の第3の実施例におけるミラー駆動装置
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図10】同実施例における完成斜視図である。
【図11】同実施例における図10の軸E−Eを含む側
断面図である。
断面図である。
【図12】本発明と従来例との温度ドリフトを比較した
線図である。
線図である。
【図13】従来例のミラー駆動装置の分解斜視図であ
る。
る。
【図14】従来例のミラー駆動装置の完成斜視図であ
る。
る。
【図15】従来例における図14の軸F−Fを含む側断
面図である。
面図である。
【図16】従来例における図14の軸G−Gを含む側断
面図である。
面図である。
1 ミラー 2 導電性板バネ 3 ミラーホルダー 4 永久磁石 5 固定部 6 導通手段 7A 光硬化性樹脂(第1接着樹脂部) 11 ミラー 12 導電性板バ
ネ 13 ミラーホルダー 14 永久磁石 15 固定部 16 樹脂部材
(第1接着樹脂部) 17 導通手段 18 光硬化性樹
脂(第2接着樹脂部) 21 ミラー 22 導電性板バ
ネ 23 ミラーホルダー 24 永久磁石 25 固定部 26 導電性樹脂
部材(第1接着樹脂部) 28 光硬化性樹脂(第2接着樹脂部)
ネ 13 ミラーホルダー 14 永久磁石 15 固定部 16 樹脂部材
(第1接着樹脂部) 17 導通手段 18 光硬化性樹
脂(第2接着樹脂部) 21 ミラー 22 導電性板バ
ネ 23 ミラーホルダー 24 永久磁石 25 固定部 26 導電性樹脂
部材(第1接着樹脂部) 28 光硬化性樹脂(第2接着樹脂部)
Claims (8)
- 【請求項1】 ミラー駆動用のコイルと、 前記コイルの外周面と一方の開口とを覆って当該コイル
を埋め込むとともに、前記一方の開口を被覆した面に凸
状のミラー接着部を有するミラーホルダーと、 前記ミラー接着部に面着されたミラーと、 前記ミラーホルダーの両側それぞれに設けられてミラー
回動軸となる弾性体と、 前記ミラーホルダーとの間で前記板状弾性体を挟持する
ことで当該弾性体をミラーホルダーに固定する第1接着
樹脂部と、 前記板状弾性体の先端側を支持固定する固定部と、 前記ミラー回動軸に対して垂直にかつ前記ミラーの反射
面に対して平行に着磁されるとともに、前記コイルの他
方の開口に近接するよう前記固定部に設けられた磁石と
を有することを特徴とするミラー駆動装置。 - 【請求項2】 前記第1接着樹脂部が光硬化性樹脂から
なることを特徴とする請求項1記載のミラー駆動装置。 - 【請求項3】 前記ミラーホルダーを樹脂から構成する
とともに、当該ミラーホルダーと前記第1接着樹脂部と
を溶着することを特徴とする請求項1記載のミラー駆動
装置。 - 【請求項4】 前記ミラーホルダーと前記第1接着樹脂
部とを超音波溶着することを特徴とする請求項3記載の
ミラー駆動装置。 - 【請求項5】 前記ミラーホルダーを絶縁体から構成す
る一方、前記弾性体と前記第1接着樹脂部とを導電材か
ら構成し、第1接着樹脂部とミラーホルダーとを前記コ
イルの線端部を挟持した状態で溶着することを特徴とす
る請求項3記載のミラー駆動装置。 - 【請求項6】 前記固定部との間で前記弾性体の先端側
を挟持することで当該弾性体の先端側を固定部に取り付
ける第2接着樹脂部を有することを特徴とする請求項1
記載のミラー駆動装置。 - 【請求項7】 前記第2接着樹脂部が光硬化性樹脂から
なることを特徴とする請求項6記載のミラー駆動装置。 - 【請求項8】 前記固定部を樹脂から構成するととも
に、当該固定部と前記第2接着樹脂部とを溶着すること
を特徴とする請求項6記載のミラー駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6083245A JPH07296406A (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | ミラー駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6083245A JPH07296406A (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | ミラー駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07296406A true JPH07296406A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=13796953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6083245A Pending JPH07296406A (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | ミラー駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07296406A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016212133A (ja) * | 2015-04-30 | 2016-12-15 | アルプス電気株式会社 | レンズ駆動装置 |
| JP2018101152A (ja) * | 2018-03-08 | 2018-06-28 | アルプス電気株式会社 | レンズ駆動装置 |
| EP2730540B1 (en) * | 2012-11-09 | 2018-12-19 | Hokuyo Automatic Co., Ltd. | Miniature machine and method of manufacturing the miniature machine |
| CN111381328A (zh) * | 2018-12-27 | 2020-07-07 | 台湾东电化股份有限公司 | 驱动机构 |
-
1994
- 1994-04-21 JP JP6083245A patent/JPH07296406A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2730540B1 (en) * | 2012-11-09 | 2018-12-19 | Hokuyo Automatic Co., Ltd. | Miniature machine and method of manufacturing the miniature machine |
| JP2016212133A (ja) * | 2015-04-30 | 2016-12-15 | アルプス電気株式会社 | レンズ駆動装置 |
| JP2018101152A (ja) * | 2018-03-08 | 2018-06-28 | アルプス電気株式会社 | レンズ駆動装置 |
| CN111381328A (zh) * | 2018-12-27 | 2020-07-07 | 台湾东电化股份有限公司 | 驱动机构 |
| EP3674769A3 (en) * | 2018-12-27 | 2020-09-16 | Tdk Taiwan Corp. | Driving mechanism |
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