JPH07271939A - 非接触icカード,カードリーダライタ及びカード装置 - Google Patents
非接触icカード,カードリーダライタ及びカード装置Info
- Publication number
- JPH07271939A JPH07271939A JP6060821A JP6082194A JPH07271939A JP H07271939 A JPH07271939 A JP H07271939A JP 6060821 A JP6060821 A JP 6060821A JP 6082194 A JP6082194 A JP 6082194A JP H07271939 A JPH07271939 A JP H07271939A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- circuit
- converting
- reception
- electric signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/10—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
- G06K7/10009—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves
- G06K7/10316—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves using at least one antenna particularly designed for interrogating the wireless record carriers
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K17/00—Methods or arrangements for effecting co-operative working between equipments covered by two or more of main groups G06K1/00 - G06K15/00, e.g. automatic card files incorporating conveying and reading operations
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K19/00—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
- G06K19/06—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
- G06K19/067—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
- G06K19/07—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
- G06K19/0723—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips the record carrier comprising an arrangement for non-contact communication, e.g. wireless communication circuits on transponder cards, non-contact smart cards or RFIDs
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/0008—General problems related to the reading of electronic memory record carriers, independent of its reading method, e.g. power transfer
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/10—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
- G06K7/10009—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves
- G06K7/10297—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves arrangements for handling protocols designed for non-contact record carriers such as RFIDs NFCs, e.g. ISO/IEC 14443 and 18092
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Artificial Intelligence (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Near-Field Transmission Systems (AREA)
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 非接触ICカード2Aは、CPU、ROM、
RAM等からなる制御部24Aを有し、受信回路22に
接続された1ビットのフリップ・フロップ(F/F)2
7をさらに備える。制御部24Aのプログラムにより、
受信データを1ビットずつ受信し、スタートフラグのビ
ットパターンを検出できたときにUART23を受信可
能にする。 【効果】 スタートフラグを確実に検出でき、ひいては
通信エラーレートを下げ、通信信頼性を向上できる。
RAM等からなる制御部24Aを有し、受信回路22に
接続された1ビットのフリップ・フロップ(F/F)2
7をさらに備える。制御部24Aのプログラムにより、
受信データを1ビットずつ受信し、スタートフラグのビ
ットパターンを検出できたときにUART23を受信可
能にする。 【効果】 スタートフラグを確実に検出でき、ひいては
通信エラーレートを下げ、通信信頼性を向上できる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通信媒体として電波
を使用した非接触ICカード、カードリーダライタ及び
カード装置に関するものである。
を使用した非接触ICカード、カードリーダライタ及び
カード装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の非接触ICカード及びカードリー
ダライタの構成について図19及び図20を参照しなが
ら説明する。図19は、従来の非接触ICカード及びカ
ードリーダライタからなるカード装置の構成を示すブロ
ック図である。また、図20は、従来のカードリーダラ
イタの受信回路を示す図である。
ダライタの構成について図19及び図20を参照しなが
ら説明する。図19は、従来の非接触ICカード及びカ
ードリーダライタからなるカード装置の構成を示すブロ
ック図である。また、図20は、従来のカードリーダラ
イタの受信回路を示す図である。
【0003】図19において、カードリーダライタ1
は、ホストコンピュータ(HOST)に接続されホスト
コンピュータとのコミュニケーションを行う入出力回路
11と、全体の制御やデータの処理を行う制御部12
と、シリアルデータをパラレルデータへまたはその逆の
変換を行うUART13と、このUART13から送ら
れてくるシリアルデータのデジタル信号を変調して電気
信号へ変換する送信回路14と、電気信号を電波として
送信する送信アンテナ15と、受信した電波を電気信号
へ変換する受信アンテナ16と、電気信号を復調してデ
ジタル信号へ変換する受信回路17と、上記各部に例え
ば5V電源を供給する電源回路18とを備える。なお、
制御部12はCPU、ROM、RAM等から構成されて
いる。
は、ホストコンピュータ(HOST)に接続されホスト
コンピュータとのコミュニケーションを行う入出力回路
11と、全体の制御やデータの処理を行う制御部12
と、シリアルデータをパラレルデータへまたはその逆の
変換を行うUART13と、このUART13から送ら
れてくるシリアルデータのデジタル信号を変調して電気
信号へ変換する送信回路14と、電気信号を電波として
送信する送信アンテナ15と、受信した電波を電気信号
へ変換する受信アンテナ16と、電気信号を復調してデ
ジタル信号へ変換する受信回路17と、上記各部に例え
ば5V電源を供給する電源回路18とを備える。なお、
制御部12はCPU、ROM、RAM等から構成されて
いる。
【0004】また、図19において、非接触ICカード
2は、受信した電波を電気信号へ変換したり、その逆を
行う送受信アンテナ21と、電気信号を復調してデジタ
ル信号へ変換する受信回路22と、シリアルデータをパ
ラレルデータへまたはその逆の変換を行うUART23
と、全体の制御やデータの処理を行う制御部24と、U
ART23から送られてくるシリアルデータのデジタル
信号を変調して電気信号へ変換する送信回路25と、バ
ッテリーなどの電源回路26とを備える。なお、制御部
12はCPU、ROM、RAM等から構成されている。
2は、受信した電波を電気信号へ変換したり、その逆を
行う送受信アンテナ21と、電気信号を復調してデジタ
ル信号へ変換する受信回路22と、シリアルデータをパ
ラレルデータへまたはその逆の変換を行うUART23
と、全体の制御やデータの処理を行う制御部24と、U
ART23から送られてくるシリアルデータのデジタル
信号を変調して電気信号へ変換する送信回路25と、バ
ッテリーなどの電源回路26とを備える。なお、制御部
12はCPU、ROM、RAM等から構成されている。
【0005】図20において、受信回路17は、受信ア
ンテナ16に接続された受信バッファ171と、AGC
(オートゲインコントロール)172と、復調部173
とを備える。
ンテナ16に接続された受信バッファ171と、AGC
(オートゲインコントロール)172と、復調部173
とを備える。
【0006】つぎに、従来の非接触ICカード及びカー
ドリーダライタの動作について図21、図22、図23
及び図24を参照しながら説明する。図21及び図22
は、カードリーダライタから非接触ICカードへ送られ
る信号の形態を示す図である。また、図23及び図24
は、非接触ICカードの動作を示すフローチャートであ
る。
ドリーダライタの動作について図21、図22、図23
及び図24を参照しながら説明する。図21及び図22
は、カードリーダライタから非接触ICカードへ送られ
る信号の形態を示す図である。また、図23及び図24
は、非接触ICカードの動作を示すフローチャートであ
る。
【0007】基本的な動作は、カードリーダライタ1か
ら非接触ICカード2へコマンドを送り、非接触ICカ
ード2はそのコマンドを実行して結果をカードリーダラ
イタへ送り返す。カードリーダライタ1から非接触IC
カード2へ送られる信号は、図21(a)に示すよう
に、まずトリガ信号を送り、2ビットの間隔の後、スタ
ートフラグ、つづいて図22に示すデータが送られる。
ら非接触ICカード2へコマンドを送り、非接触ICカ
ード2はそのコマンドを実行して結果をカードリーダラ
イタへ送り返す。カードリーダライタ1から非接触IC
カード2へ送られる信号は、図21(a)に示すよう
に、まずトリガ信号を送り、2ビットの間隔の後、スタ
ートフラグ、つづいて図22に示すデータが送られる。
【0008】1フレームのデータ構成は、図22に示す
ように、1ビットのスタートビットと、8ビットのデー
タと、1ビットのパリティビットと、2ビットのストッ
プビットとからなる。なお、上記スタートフラグは、1
フレーム中の8ビットのデータが所定のビットパターン
を有する1フレームのデータである。
ように、1ビットのスタートビットと、8ビットのデー
タと、1ビットのパリティビットと、2ビットのストッ
プビットとからなる。なお、上記スタートフラグは、1
フレーム中の8ビットのデータが所定のビットパターン
を有する1フレームのデータである。
【0009】非接触ICカード2は、まず、図21
(a)に示すトリガ信号を受信すると、スリープ状態か
ら動作状態になり受信許可とする(図23のステップ3
0〜32)。次に、同図(a)に示すスタートフラグを
受信すると図22に示すデータブロックの受信を開始す
る(ステップ33〜34)。そして、コマンドの実行結
果の返信等の処理終了後、スリープ状態へ移行する(ス
テップ35)。
(a)に示すトリガ信号を受信すると、スリープ状態か
ら動作状態になり受信許可とする(図23のステップ3
0〜32)。次に、同図(a)に示すスタートフラグを
受信すると図22に示すデータブロックの受信を開始す
る(ステップ33〜34)。そして、コマンドの実行結
果の返信等の処理終了後、スリープ状態へ移行する(ス
テップ35)。
【0010】非接触ICカード2のUART23のデー
タ受信は、1ビットのスタートビットを検出して開始さ
れ、以降の8ビットをデータとして受信する(図24の
ステップ40)。2ビットのストップビットはデータ間
の切れ目であり、これが検出できないとフレーミングエ
ラーとし、今回受信したデータは取り込まずに次のスタ
ートビット(図22に示すように、HからLへ変化した
1ビット)を検出すると、つまり同期がとれるまで待っ
てステップ40へ戻る(ステップ41〜42)。フレー
ミングエラーが起こらない場合には、次のデータを受信
する(ステップ43)。
タ受信は、1ビットのスタートビットを検出して開始さ
れ、以降の8ビットをデータとして受信する(図24の
ステップ40)。2ビットのストップビットはデータ間
の切れ目であり、これが検出できないとフレーミングエ
ラーとし、今回受信したデータは取り込まずに次のスタ
ートビット(図22に示すように、HからLへ変化した
1ビット)を検出すると、つまり同期がとれるまで待っ
てステップ40へ戻る(ステップ41〜42)。フレー
ミングエラーが起こらない場合には、次のデータを受信
する(ステップ43)。
【0011】つまり、スタートビットを正常に検出でき
なかった場合、フレーミングエラーが起こるまで、正常
に、次のスタートビットを検出できない可能性が高い。
なかった場合、フレーミングエラーが起こるまで、正常
に、次のスタートビットを検出できない可能性が高い。
【0012】図21(a)に示すように、トリガ信号を
受信してから特定のビットパターンを有するデータブロ
ックであるスタートフラグを受信する。非接触ICカー
ド2内では、トリガ信号終了まで待って受信許可にする
ので、トリガ信号が正常に受信できればスタートフラグ
は確実に受信できる。
受信してから特定のビットパターンを有するデータブロ
ックであるスタートフラグを受信する。非接触ICカー
ド2内では、トリガ信号終了まで待って受信許可にする
ので、トリガ信号が正常に受信できればスタートフラグ
は確実に受信できる。
【0013】しかし、図21(b)に示す点線のよう
に、トリガ信号が抜けてトリガ信号がうまく受信できな
かった場合(例えば、非接触ICカード2とカードリー
ダライタ1の間が通信可能のぎりぎりの距離の場合)で
も、非接触ICカード2は起動し、受信許可にしてしま
うため、Aの部分をスタートフラグ中のスタートビット
と間違って受信する。そして、UART23は8ビット
単位でデータ処理を行いので、その後のスタートフラグ
を正常に受信することができず、データブロック全体を
読みとばしてしまう。
に、トリガ信号が抜けてトリガ信号がうまく受信できな
かった場合(例えば、非接触ICカード2とカードリー
ダライタ1の間が通信可能のぎりぎりの距離の場合)で
も、非接触ICカード2は起動し、受信許可にしてしま
うため、Aの部分をスタートフラグ中のスタートビット
と間違って受信する。そして、UART23は8ビット
単位でデータ処理を行いので、その後のスタートフラグ
を正常に受信することができず、データブロック全体を
読みとばしてしまう。
【0014】つづいて、カードリーダライタ1の受信回
路17の動作について説明する。カードリータライタ1
と非接触ICカード2間の距離で電波の強さが大きく変
化するので、受信回路17は、ゲインを調整する必要が
あり、AGC172を内蔵している。ところが、このA
GC172は、一度ゲインが低くなると、元のゲインに
戻るまでに時間が必要である。カードリーダライタ1
は、周波数が同じ送信アンテナ15と受信アンテナ16
をもっているため、自身の受信アンテナ16で自身の送
信した電波(大変強い)を受信してしまい、送信してか
らしばらくの間、ゲインが低下してしまう。その結果と
して、非接触ICカード2との通信距離が短くなってし
まう。
路17の動作について説明する。カードリータライタ1
と非接触ICカード2間の距離で電波の強さが大きく変
化するので、受信回路17は、ゲインを調整する必要が
あり、AGC172を内蔵している。ところが、このA
GC172は、一度ゲインが低くなると、元のゲインに
戻るまでに時間が必要である。カードリーダライタ1
は、周波数が同じ送信アンテナ15と受信アンテナ16
をもっているため、自身の受信アンテナ16で自身の送
信した電波(大変強い)を受信してしまい、送信してか
らしばらくの間、ゲインが低下してしまう。その結果と
して、非接触ICカード2との通信距離が短くなってし
まう。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
非接触ICカードでは、カードリーダライタ1からのト
リガ信号をうまく受信できなかった場合、スタートフラ
グを確実に受信できず、データブロック全体を読みとば
してしまい、通信エラーレートを上げ、通信信頼性をそ
こなうという問題点があった。また、上述したような従
来のカードリーダライタでは、送信と受信の周波数が同
じであるため、送信電波を受信アンテナ16で受信して
しまう。そして、この強い電波のために受信回路17の
AGC172のゲインが下がり、そのために受信感度が
下がり、通信距離が短くなり、ひいては通信エラーレー
トを上げ、通信信頼性をそこなうという問題点があっ
た。さらに、従来のカードリーダライタでは、送信と受
信の周波数が同じであるため、送信アンテナ15と受信
アンテナ16が干渉しあい、送信、受信信号の波形がく
ずれ、通信エラーレートを上げ、通信信頼性をそこなう
という問題点があった。
非接触ICカードでは、カードリーダライタ1からのト
リガ信号をうまく受信できなかった場合、スタートフラ
グを確実に受信できず、データブロック全体を読みとば
してしまい、通信エラーレートを上げ、通信信頼性をそ
こなうという問題点があった。また、上述したような従
来のカードリーダライタでは、送信と受信の周波数が同
じであるため、送信電波を受信アンテナ16で受信して
しまう。そして、この強い電波のために受信回路17の
AGC172のゲインが下がり、そのために受信感度が
下がり、通信距離が短くなり、ひいては通信エラーレー
トを上げ、通信信頼性をそこなうという問題点があっ
た。さらに、従来のカードリーダライタでは、送信と受
信の周波数が同じであるため、送信アンテナ15と受信
アンテナ16が干渉しあい、送信、受信信号の波形がく
ずれ、通信エラーレートを上げ、通信信頼性をそこなう
という問題点があった。
【0016】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、トリガ信号をうまく受信できなか
った場合でも、スタートフラグを確実に受信でき、ま
た、受信回路の受信感度の回復を待って、あるいは受信
感度の低下を防いで通信距離を延ばすことができ、さら
に、送信アンテナと受信アンテナの干渉を防ぎ、ひいて
は通信エラーレートを下げ、通信信頼性を向上すること
ができる非接触ICカード、カードリーダライタ及びカ
ード装置を得ることを目的とする。
めになされたもので、トリガ信号をうまく受信できなか
った場合でも、スタートフラグを確実に受信でき、ま
た、受信回路の受信感度の回復を待って、あるいは受信
感度の低下を防いで通信距離を延ばすことができ、さら
に、送信アンテナと受信アンテナの干渉を防ぎ、ひいて
は通信エラーレートを下げ、通信信頼性を向上すること
ができる非接触ICカード、カードリーダライタ及びカ
ード装置を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る非接触ICカードは、受信回路からの受信データを1
ビット毎にモニタし、スタートフラグを検出したときに
UARTを受信許可にする制御部を備えたものである。
る非接触ICカードは、受信回路からの受信データを1
ビット毎にモニタし、スタートフラグを検出したときに
UARTを受信許可にする制御部を備えたものである。
【0018】この発明の請求項2に係る非接触ICカー
ドは、カードリーダライタによる電波の送信が終了して
から前記カードリーダライタのAGCの感度が回復する
までの時間が経過してから応答信号を返信する制御部を
備えたものである。
ドは、カードリーダライタによる電波の送信が終了して
から前記カードリーダライタのAGCの感度が回復する
までの時間が経過してから応答信号を返信する制御部を
備えたものである。
【0019】この発明の請求項3に係るカードリーダラ
イタは、トリガ信号とスタートフラグの間隔を1フレー
ム以上とする制御部を備えたものである。
イタは、トリガ信号とスタートフラグの間隔を1フレー
ム以上とする制御部を備えたものである。
【0020】この発明の請求項4に係るカードリーダラ
イタは、トリガ信号とスタートフラグの間にダミーデー
タを挿入する制御部を備えたものである。
イタは、トリガ信号とスタートフラグの間にダミーデー
タを挿入する制御部を備えたものである。
【0021】この発明の請求項5に係るカードリーダラ
イタは、受信アンテナと受信回路の間に送信中は両者を
切り離すスイッチ回路をさらに備えたものである。
イタは、受信アンテナと受信回路の間に送信中は両者を
切り離すスイッチ回路をさらに備えたものである。
【0022】この発明の請求項6に係るカードリーダラ
イタは、受信アンテナと受信回路の間に送信中はスイッ
チング時のノイズが上記受信回路へ伝わらないタイミン
グで両者を切り離すスイッチ回路をさらに備えたもので
ある。
イタは、受信アンテナと受信回路の間に送信中はスイッ
チング時のノイズが上記受信回路へ伝わらないタイミン
グで両者を切り離すスイッチ回路をさらに備えたもので
ある。
【0023】この発明の請求項7に係るカードリーダラ
イタは、送信中は共振しないようにできるスイッチ回路
を有する受信アンテナを備えたものである。
イタは、送信中は共振しないようにできるスイッチ回路
を有する受信アンテナを備えたものである。
【0024】この発明の請求項8に係るカードリーダラ
イタは、受信中は共振しないようにできるスイッチ回路
を有する送信アンテナを備えたものである。
イタは、受信中は共振しないようにできるスイッチ回路
を有する送信アンテナを備えたものである。
【0025】この発明の請求項9に係るカードリーダラ
イタは、直列共振回路からなる送信アンテナを備えたも
のである。
イタは、直列共振回路からなる送信アンテナを備えたも
のである。
【0026】この発明の請求項10に係るカードリーダ
ライタは、送信中は共振しないようにできるスイッチ回
路を有する受信アンテナと、直列共振回路からなる送信
アンテナとを備えたものである。
ライタは、送信中は共振しないようにできるスイッチ回
路を有する受信アンテナと、直列共振回路からなる送信
アンテナとを備えたものである。
【0027】この発明の請求項11に係るカードリーダ
ライタは、受信アンテナと受信回路の間に送信中は両者
を切り離すスイッチ回路と、直列共振回路からなる送信
アンテナと、トリガ信号とスタートフラグの間にダミー
データを挿入する制御部とを備えたものである。
ライタは、受信アンテナと受信回路の間に送信中は両者
を切り離すスイッチ回路と、直列共振回路からなる送信
アンテナと、トリガ信号とスタートフラグの間にダミー
データを挿入する制御部とを備えたものである。
【0028】この発明の請求項12に係るカード装置
は、第1の受信回路からの受信データを1ビット毎にモ
ニタし、スタートフラグを検出したときに第1のUAR
Tを受信許可にする第1の制御部を有する非接触ICカ
ードと、直列共振回路からなる受信アンテナ、及び前記
受信アンテナと受信回路の間に送信中は両者を切り離す
スイッチ回路を有するカードリーダライタとを備えたも
のである。
は、第1の受信回路からの受信データを1ビット毎にモ
ニタし、スタートフラグを検出したときに第1のUAR
Tを受信許可にする第1の制御部を有する非接触ICカ
ードと、直列共振回路からなる受信アンテナ、及び前記
受信アンテナと受信回路の間に送信中は両者を切り離す
スイッチ回路を有するカードリーダライタとを備えたも
のである。
【0029】この発明の請求項13に係るカード装置
は、カードリーダライタによる電波の送信が終了してか
ら前記カードリーダライタのAGCの感度が回復するま
での時間が経過してから応答信号を返信する第1の制御
部を有する非接触ICカードと、直列共振回路からなる
送信アンテナ、及びトリガ信号とスタートフラグの間に
ダミーデータを挿入する第2び制御部を有するカードリ
ーダライタとを備えたものである。
は、カードリーダライタによる電波の送信が終了してか
ら前記カードリーダライタのAGCの感度が回復するま
での時間が経過してから応答信号を返信する第1の制御
部を有する非接触ICカードと、直列共振回路からなる
送信アンテナ、及びトリガ信号とスタートフラグの間に
ダミーデータを挿入する第2び制御部を有するカードリ
ーダライタとを備えたものである。
【0030】
【作用】この発明の請求項1に係る非接触ICカードに
おいては、1ビットづつデータを受信し、スタートフラ
グを検出したときにUARTを受信許可にするので、ス
タートフラグを確実に受信できる。
おいては、1ビットづつデータを受信し、スタートフラ
グを検出したときにUARTを受信許可にするので、ス
タートフラグを確実に受信できる。
【0031】この発明の請求項2に係る非接触ICカー
ドにおいては、カードリーダライタのAGCの受信感度
の回復を待つので、通信距離を延ばすことができる。
ドにおいては、カードリーダライタのAGCの受信感度
の回復を待つので、通信距離を延ばすことができる。
【0032】この発明の請求項3に係るカードリーダラ
イタにおいては、トリガ信号とスタートフラグの間を1
フレーム以上空けるので、非接触ICカード側ではスタ
ートフラグを確実に受信できる。
イタにおいては、トリガ信号とスタートフラグの間を1
フレーム以上空けるので、非接触ICカード側ではスタ
ートフラグを確実に受信できる。
【0033】この発明の請求項4に係るカードリーダラ
イタにおいては、トリガ信号とスタートフラグの間にダ
ミーデータを挿入するので、非接触ICカード側ではフ
レーミングエラーが発生し、次のスタートフラグを確実
に受信できる。
イタにおいては、トリガ信号とスタートフラグの間にダ
ミーデータを挿入するので、非接触ICカード側ではフ
レーミングエラーが発生し、次のスタートフラグを確実
に受信できる。
【0034】この発明の請求項5に係るカードリーダラ
イタにおいては、送信中は受信アンテナと受信回路を切
り離すので、AGCの受信感度の低下を防ぎ、通信距離
を延ばすことができる。
イタにおいては、送信中は受信アンテナと受信回路を切
り離すので、AGCの受信感度の低下を防ぎ、通信距離
を延ばすことができる。
【0035】この発明の請求項6に係るカードリーダラ
イタにおいては、送信中はスイッチイング時のノイズが
受信回路に伝わらないようなタイミングで受信アンテナ
と受信回路を切り離すので、AGCの受信感度の低下を
防ぎ、通信距離を延ばすことができる。
イタにおいては、送信中はスイッチイング時のノイズが
受信回路に伝わらないようなタイミングで受信アンテナ
と受信回路を切り離すので、AGCの受信感度の低下を
防ぎ、通信距離を延ばすことができる。
【0036】この発明の請求項7に係るカードリーダラ
イタにおいては、送信中は受信アンテナを共振しないよ
うにするので、送信アンテナと受信アンテナの干渉を防
ぐことができる。
イタにおいては、送信中は受信アンテナを共振しないよ
うにするので、送信アンテナと受信アンテナの干渉を防
ぐことができる。
【0037】この発明の請求項8に係るカードリーダラ
イタにおいては、受信中は送信アンテナを共振しないよ
うにするので、送信アンテナと受信アンテナの干渉を防
ぐことができる。
イタにおいては、受信中は送信アンテナを共振しないよ
うにするので、送信アンテナと受信アンテナの干渉を防
ぐことができる。
【0038】この発明の請求項9に係るカードリーダラ
イタにおいては、受信中は送信アンテナを共振しないよ
うにするので、送信アンテナと受信アンテナの干渉を防
ぐことができる。
イタにおいては、受信中は送信アンテナを共振しないよ
うにするので、送信アンテナと受信アンテナの干渉を防
ぐことができる。
【0039】この発明の請求項10に係るカードリーダ
ライタにおいては、送信中は受信アンテナを共振しない
ように、受信中は送信アンテナを共振しないようにする
ので、送信アンテナと受信アンテナの干渉を防ぐことが
できる。
ライタにおいては、送信中は受信アンテナを共振しない
ように、受信中は送信アンテナを共振しないようにする
ので、送信アンテナと受信アンテナの干渉を防ぐことが
できる。
【0040】この発明の請求項11に係るカードリーダ
ライタにおいては、トリガ信号とスタートフラグの間に
ダミーデータを挿入するので、非接触ICカード側では
フレーミングエラーが発生し、次のスタートフラグを確
実に受信できる。また、送信中はスイッチイング時のノ
イズが受信回路に伝わらないようなタイミングで受信ア
ンテナと受信回路を切り離すので、AGCの受信感度の
低下を防ぎ、通信距離を延ばすことができる。さらに、
受信中は送信アンテナを共振しないようにするので、送
信アンテナと受信アンテナの干渉を防ぐことができる。
ライタにおいては、トリガ信号とスタートフラグの間に
ダミーデータを挿入するので、非接触ICカード側では
フレーミングエラーが発生し、次のスタートフラグを確
実に受信できる。また、送信中はスイッチイング時のノ
イズが受信回路に伝わらないようなタイミングで受信ア
ンテナと受信回路を切り離すので、AGCの受信感度の
低下を防ぎ、通信距離を延ばすことができる。さらに、
受信中は送信アンテナを共振しないようにするので、送
信アンテナと受信アンテナの干渉を防ぐことができる。
【0041】この発明の請求項12に係るカード装置に
おいては、非接触ICカード側ではスタートフラグを確
実に受信でき、カードリーダライタ側ではAGCの受信
感度の低下を防ぎ、通信距離を延ばすことができ、送信
アンテナと受信アンテナの干渉を防ぐことができる。
おいては、非接触ICカード側ではスタートフラグを確
実に受信でき、カードリーダライタ側ではAGCの受信
感度の低下を防ぎ、通信距離を延ばすことができ、送信
アンテナと受信アンテナの干渉を防ぐことができる。
【0042】この発明の請求項13に係るカード装置に
おいては、非接触ICカード側ではスタートフラグを確
実に受信でき、カードリーダライタ側ではAGCの受信
感度の低下を防ぎ、通信距離を延ばすことができ、送信
アンテナと受信アンテナの干渉を防ぐことができる。
おいては、非接触ICカード側ではスタートフラグを確
実に受信でき、カードリーダライタ側ではAGCの受信
感度の低下を防ぎ、通信距離を延ばすことができ、送信
アンテナと受信アンテナの干渉を防ぐことができる。
【0043】
実施例1.この発明の実施例1に係る非接触ICカード
の構成について図1を参照しながら説明する。図1は、
この発明の実施例1に係る非接触ICカード2Aの構成
を示すブロック図であり、送受信アンテナ21〜UAR
T23、送信回路25及び電源回路26は上述した従来
の非接触ICカード2のものと同じである。なお、各図
中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
の構成について図1を参照しながら説明する。図1は、
この発明の実施例1に係る非接触ICカード2Aの構成
を示すブロック図であり、送受信アンテナ21〜UAR
T23、送信回路25及び電源回路26は上述した従来
の非接触ICカード2のものと同じである。なお、各図
中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0044】図1において、非接触ICカード2Aは、
CPU、ROM、RAM等からなり、従来の制御部24
とは機能が異なる制御部24Aを有し、受信回路22に
接続された1ビットのフリップ・フロップ(F/F)2
7をさらに備える。
CPU、ROM、RAM等からなり、従来の制御部24
とは機能が異なる制御部24Aを有し、受信回路22に
接続された1ビットのフリップ・フロップ(F/F)2
7をさらに備える。
【0045】つぎに、この実施例1に係る非接触ICカ
ード2Aの動作について図2及び図3を参照しながら説
明する。図2は、この実施例1に係る非接触ICカード
2Aが受信する信号を示す図である。また、図3は、こ
の実施例1に係る非接触ICカード2Aの制御部24A
の動作を示すフローチャートである。
ード2Aの動作について図2及び図3を参照しながら説
明する。図2は、この実施例1に係る非接触ICカード
2Aが受信する信号を示す図である。また、図3は、こ
の実施例1に係る非接触ICカード2Aの制御部24A
の動作を示すフローチャートである。
【0046】図1に示すように、受信回路22から送ら
れてくる受信データをUART23に送る前に制御部2
4Aでモニタできるように、非接触ICカード2AはF
/F27を有する。そして、制御部24Aのプログラム
により、受信データを1ビットずつ受信し、スタートフ
ラグのビットパターンを検出できたときにUART23
を受信可能にする。そうすればトリガ信号にぬけがあっ
ても、スタートフラグを検出することができる。
れてくる受信データをUART23に送る前に制御部2
4Aでモニタできるように、非接触ICカード2AはF
/F27を有する。そして、制御部24Aのプログラム
により、受信データを1ビットずつ受信し、スタートフ
ラグのビットパターンを検出できたときにUART23
を受信可能にする。そうすればトリガ信号にぬけがあっ
ても、スタートフラグを検出することができる。
【0047】制御部24Aは、F/F27から1ビット
ずつ受信し、1ビットごとに、受信したビット列をスタ
ートフラグのビットパターンと比較する(図3のステッ
プ50〜52)。例えば、図2に示すように、スタート
フラグが16進数の「5A」(以下、「5AH」と表現
する。)場合、前後のスタートビットとパリティビット
を含め「0010110100」のパターンを探す。ス
タートフラグを検出したときには、UART23を受信
許可とし、データ受信を開始する(ステップ53〜5
4)。
ずつ受信し、1ビットごとに、受信したビット列をスタ
ートフラグのビットパターンと比較する(図3のステッ
プ50〜52)。例えば、図2に示すように、スタート
フラグが16進数の「5A」(以下、「5AH」と表現
する。)場合、前後のスタートビットとパリティビット
を含め「0010110100」のパターンを探す。ス
タートフラグを検出したときには、UART23を受信
許可とし、データ受信を開始する(ステップ53〜5
4)。
【0048】すなわち、この実施例1に係る非接触IC
カード2Aは、UART23が8ビットまとめて受信す
るので、受信データの状態を制御部34Aのプログラム
でモニタできるF/F27を設けたものである。トリガ
信号も受信データと同じラインで入ってくるため、UA
RT23はデータかトリガかを区別することができな
い。しかし、F/F27と制御部24Aは、1ビットづ
つモニタし、結果的には両者を区別できることになる。
制御部24Aは、スタートフラグのビットパターンが、
例えば5AHの場合、トリガ信号で起動してから1ビッ
トずつ受信を開始し、5AHのパターンを検出してから
UART23を受信許可にしている。したがって、スタ
ートフラグを確実に検出でき、ひいては通信エラーレー
トを下げ、通信信頼性を向上できる。
カード2Aは、UART23が8ビットまとめて受信す
るので、受信データの状態を制御部34Aのプログラム
でモニタできるF/F27を設けたものである。トリガ
信号も受信データと同じラインで入ってくるため、UA
RT23はデータかトリガかを区別することができな
い。しかし、F/F27と制御部24Aは、1ビットづ
つモニタし、結果的には両者を区別できることになる。
制御部24Aは、スタートフラグのビットパターンが、
例えば5AHの場合、トリガ信号で起動してから1ビッ
トずつ受信を開始し、5AHのパターンを検出してから
UART23を受信許可にしている。したがって、スタ
ートフラグを確実に検出でき、ひいては通信エラーレー
トを下げ、通信信頼性を向上できる。
【0049】実施例2.この発明の実施例2に係る非接
触ICカードについて図4、図5及び図6を参照しなが
ら説明する。図4は、この発明の実施例2に係る非接触
ICカード2Bの構成を示すブロック図であり、送受信
アンテナ21〜UART23、送信回路25及び電源回
路26は上述した従来の非接触ICカード2のものと同
じである。また、図5は、この実施例2に係る非接触I
Cカード2Bの動作を説明するための、カードリーダラ
イタ1の受信回路17のAGC172の感度特性を示す
図である。さらに、図6は、この実施例2に係る非接触
ICカード2Bの制御部24Bの動作を示すフローチャ
ートである。
触ICカードについて図4、図5及び図6を参照しなが
ら説明する。図4は、この発明の実施例2に係る非接触
ICカード2Bの構成を示すブロック図であり、送受信
アンテナ21〜UART23、送信回路25及び電源回
路26は上述した従来の非接触ICカード2のものと同
じである。また、図5は、この実施例2に係る非接触I
Cカード2Bの動作を説明するための、カードリーダラ
イタ1の受信回路17のAGC172の感度特性を示す
図である。さらに、図6は、この実施例2に係る非接触
ICカード2Bの制御部24Bの動作を示すフローチャ
ートである。
【0050】図4において、非接触ICカード2Bは、
CPU、ROM、RAM等からなり、従来の制御部24
とは機能が異なる制御部24Bを備える。
CPU、ROM、RAM等からなり、従来の制御部24
とは機能が異なる制御部24Bを備える。
【0051】周波数が同一の送信と受信のアンテナ15
及び16をもっていれば、送信アンテナ15で送信した
電波を自身の受信アンテナ16で受信してしまうことに
なる。カードリーダライタ1は、受信距離を長くするた
めに、受信回路17にAGC172を備え、受信感度を
調整している。ところが、AGC172は、一度感度が
下がると回復するのに時間がかかるため、カードリーダ
ライタ1が送信する強い電波をカードリーダライタ1自
身が受信すると、非接触ICカードが応答するまでに感
度が回復しない。
及び16をもっていれば、送信アンテナ15で送信した
電波を自身の受信アンテナ16で受信してしまうことに
なる。カードリーダライタ1は、受信距離を長くするた
めに、受信回路17にAGC172を備え、受信感度を
調整している。ところが、AGC172は、一度感度が
下がると回復するのに時間がかかるため、カードリーダ
ライタ1が送信する強い電波をカードリーダライタ1自
身が受信すると、非接触ICカードが応答するまでに感
度が回復しない。
【0052】そこで、図5に示すように、カードリーダ
ライタ(R/W)1のAGC172の受信感度が回復し
てから非接触ICカード2Bが応答するように、非接触
ICカード2Bに応答待ち時間を設けた。その結果、カ
ードリーダライタ1と非接触ICカード2Bの通信距離
の低下を防ぐことができ、ひいては通信エラーレートを
下げ、通信信頼性を向上できる。
ライタ(R/W)1のAGC172の受信感度が回復し
てから非接触ICカード2Bが応答するように、非接触
ICカード2Bに応答待ち時間を設けた。その結果、カ
ードリーダライタ1と非接触ICカード2Bの通信距離
の低下を防ぐことができ、ひいては通信エラーレートを
下げ、通信信頼性を向上できる。
【0053】すなわち、図6に示すように、ステップ6
5において、非接触ICカード2Bの制御部24Bは、
カードリーダライタ1からのデータブロック受信後、応
答待ち時間、例えば数ms待ち、応答を返す。なお、他
の処理(ステップ60〜64、66)は、図23の処理
と同様である。
5において、非接触ICカード2Bの制御部24Bは、
カードリーダライタ1からのデータブロック受信後、応
答待ち時間、例えば数ms待ち、応答を返す。なお、他
の処理(ステップ60〜64、66)は、図23の処理
と同様である。
【0054】実施例3.この発明の実施例3に係るカー
ドリーダライタについて図7及び図8を参照しながら説
明する。図7は、この発明の実施例3に係るカードリー
ダライタ1Aの構成を示すブロック図であり、入出力回
路11、及びUART13〜電源回路18は上述した従
来のカードリーダライタ1のものと同じである。また、
図8は、この実施例3に係るカードリーダライタ1Aか
ら非接触ICカード2へ送信される信号を示す図であ
る。
ドリーダライタについて図7及び図8を参照しながら説
明する。図7は、この発明の実施例3に係るカードリー
ダライタ1Aの構成を示すブロック図であり、入出力回
路11、及びUART13〜電源回路18は上述した従
来のカードリーダライタ1のものと同じである。また、
図8は、この実施例3に係るカードリーダライタ1Aか
ら非接触ICカード2へ送信される信号を示す図であ
る。
【0055】図7において、カードリーダライタ1A
は、CPU、ROM、RAM等からなり、従来の制御部
12とは機能が異なる制御部12Aを備える。
は、CPU、ROM、RAM等からなり、従来の制御部
12とは機能が異なる制御部12Aを備える。
【0056】図8に示すように、カードリーダライタ1
Aの制御部12Aは、送信の際、トリガ信号とスタート
フラグの間に1バイトの00Hを入れる。すなわち、ト
リガ信号の後、1フレーム中の8ビットのデータ部分が
「00H」のデータ、その後、1フレーム中の8ビット
のデータ部分が例えば「5AH」のスタートフラグ、そ
の後、通常のデータが続くように、データを送信する。
Aの制御部12Aは、送信の際、トリガ信号とスタート
フラグの間に1バイトの00Hを入れる。すなわち、ト
リガ信号の後、1フレーム中の8ビットのデータ部分が
「00H」のデータ、その後、1フレーム中の8ビット
のデータ部分が例えば「5AH」のスタートフラグ、そ
の後、通常のデータが続くように、データを送信する。
【0057】図21(b)に示すように、非接触ICカ
ード2は、トリガ信号のAの部分をスタートビットとし
て誤って検出してしまっても次に00Hがくるので、フ
レーミングエラーを起こし、次のスタートフラグを正常
に受信することができ、ひいては通信エラーレートを下
げ、通信信頼性を向上できる。
ード2は、トリガ信号のAの部分をスタートビットとし
て誤って検出してしまっても次に00Hがくるので、フ
レーミングエラーを起こし、次のスタートフラグを正常
に受信することができ、ひいては通信エラーレートを下
げ、通信信頼性を向上できる。
【0058】実施例4.この発明の実施例4に係るカー
ドリーダライタについて図9及び図10を参照しながら
説明する。図9は、この発明の実施例4に係るカードリ
ーダライタ1Bの構成を示すブロック図であり、入出力
回路11、及びUART13〜電源回路18は上述した
従来のカードリーダライタ1のものと同じである。ま
た、図10は、この実施例4に係るカードリーダライタ
1Bから非接触ICカード2へ送信される信号を示す図
である。
ドリーダライタについて図9及び図10を参照しながら
説明する。図9は、この発明の実施例4に係るカードリ
ーダライタ1Bの構成を示すブロック図であり、入出力
回路11、及びUART13〜電源回路18は上述した
従来のカードリーダライタ1のものと同じである。ま
た、図10は、この実施例4に係るカードリーダライタ
1Bから非接触ICカード2へ送信される信号を示す図
である。
【0059】図9において、カードリーダライタ1B
は、CPU、ROM、RAM等からなり、従来の制御部
12とは機能が異なる制御部12Bを備える。
は、CPU、ROM、RAM等からなり、従来の制御部
12とは機能が異なる制御部12Bを備える。
【0060】図10に示すように、カードリーダライタ
1Bの制御部12Bは、トリガ信号とスタートフラグの
送信の間に1フレーム(12ビット)以上の間隔をと
る。すなわち、トリガ信号の後、例えばタイマーにより
1フレーム相当の時間だけ待ち、その後、1フレーム中
の8ビットのデータ部分が例えば「5AH」のスタート
フラグ、その後、通常のデータが続くように、データを
送信する。
1Bの制御部12Bは、トリガ信号とスタートフラグの
送信の間に1フレーム(12ビット)以上の間隔をと
る。すなわち、トリガ信号の後、例えばタイマーにより
1フレーム相当の時間だけ待ち、その後、1フレーム中
の8ビットのデータ部分が例えば「5AH」のスタート
フラグ、その後、通常のデータが続くように、データを
送信する。
【0061】非接触ICカード2は、受信する際、図2
1(b)に示すように、トリガ信号にぬけがある場合、
トリガ受信後すぐに受信許可になっても、トリガ信号の
ぬけでトリガ信号終了となる。そして、次のAの部分を
スタートビットとして検出し、なにか1バイトのデータ
を受信するが、スタートフラグと一致する可能性は極め
て少ないためその1バイトは読み飛ばされ、次のスター
トフラグを正常に受信することができ、ひいては通信エ
ラーレートを下げ、通信信頼性を向上できる。
1(b)に示すように、トリガ信号にぬけがある場合、
トリガ受信後すぐに受信許可になっても、トリガ信号の
ぬけでトリガ信号終了となる。そして、次のAの部分を
スタートビットとして検出し、なにか1バイトのデータ
を受信するが、スタートフラグと一致する可能性は極め
て少ないためその1バイトは読み飛ばされ、次のスター
トフラグを正常に受信することができ、ひいては通信エ
ラーレートを下げ、通信信頼性を向上できる。
【0062】実施例5.この発明の実施例5に係るカー
ドリーダライタについて図11を参照しながら説明す
る。図11は、この発明の実施例5に係るカードリーダ
ライタ1Cの構成を示すブロック図であり、入出力回路
11、及びUART13〜電源回路18は上述した従来
のカードリーダライタ1のものと同じである。
ドリーダライタについて図11を参照しながら説明す
る。図11は、この発明の実施例5に係るカードリーダ
ライタ1Cの構成を示すブロック図であり、入出力回路
11、及びUART13〜電源回路18は上述した従来
のカードリーダライタ1のものと同じである。
【0063】図11において、カードリーダライタ1C
は、CPU、ROM、RAM等からなり、従来の制御部
12とは機能が異なる制御部12Cを有し、アナログス
イッチ(例えば、M74HC4066)又はリレーから
なるスイッチ回路19をさらに備える。
は、CPU、ROM、RAM等からなり、従来の制御部
12とは機能が異なる制御部12Cを有し、アナログス
イッチ(例えば、M74HC4066)又はリレーから
なるスイッチ回路19をさらに備える。
【0064】カードリーダライタ1Cは、受信距離を長
くするために、受信回路17にAGC172を備え、受
信感度を調整している。ところが、AGC172は、一
度感度が下がると回復するのに時間がかかるため、カー
ドリーダライタ1Cが送信する強い電波をカードリーダ
ライタ1C自身が受信すると、非接触ICカード2が応
答するまでに感度が回復しない。
くするために、受信回路17にAGC172を備え、受
信感度を調整している。ところが、AGC172は、一
度感度が下がると回復するのに時間がかかるため、カー
ドリーダライタ1Cが送信する強い電波をカードリーダ
ライタ1C自身が受信すると、非接触ICカード2が応
答するまでに感度が回復しない。
【0065】そこで、図11に示すように、受信アンテ
ナ16と受信回路17の間にスイッチ回路19を設け、
制御部12Cは、送信中を知らせる送信ステータス信号
によりスイッチ回路19をOFFにする。その結果、送
信中は受信アンテナ16と受信回路17が切り離され、
受信回路17は動作しない。したがって、AGC172
の感度は下がらず、カードリーダライタ1Cと非接触I
Cカード2の通信距離の低下を防ぐことができ、ひいて
は通信エラーレートを下げ、通信信頼性を向上できる。
ナ16と受信回路17の間にスイッチ回路19を設け、
制御部12Cは、送信中を知らせる送信ステータス信号
によりスイッチ回路19をOFFにする。その結果、送
信中は受信アンテナ16と受信回路17が切り離され、
受信回路17は動作しない。したがって、AGC172
の感度は下がらず、カードリーダライタ1Cと非接触I
Cカード2の通信距離の低下を防ぐことができ、ひいて
は通信エラーレートを下げ、通信信頼性を向上できる。
【0066】実施例6.この発明の実施例6に係るカー
ドリーダライタについて図12、図13及び図14を参
照しながら説明する。図12は、この発明の実施例6に
係るカードリーダライタ1Dの構成を示すブロック図で
あり、入出力回路11、及びUART13〜電源回路1
8は上述した従来のカードリーダライタ1のものと同じ
である。また、図13は、この実施例6に係るカードリ
ーダライタ1Dのスイッチ回路の構成を示す図である。
さらに、図14は、この実施例6に係るカードリーダラ
イタ1Dの制御部の動作を示す図である。
ドリーダライタについて図12、図13及び図14を参
照しながら説明する。図12は、この発明の実施例6に
係るカードリーダライタ1Dの構成を示すブロック図で
あり、入出力回路11、及びUART13〜電源回路1
8は上述した従来のカードリーダライタ1のものと同じ
である。また、図13は、この実施例6に係るカードリ
ーダライタ1Dのスイッチ回路の構成を示す図である。
さらに、図14は、この実施例6に係るカードリーダラ
イタ1Dの制御部の動作を示す図である。
【0067】図12において、カードリーダライタ1D
は、CPU、ROM、RAM等からなり、従来の制御部
12とは機能が異なる制御部12Dを有し、アナログス
イッチ(例えば、M74HC4066)等からなるスイ
ッチ回路19Aをさらに備える。
は、CPU、ROM、RAM等からなり、従来の制御部
12とは機能が異なる制御部12Dを有し、アナログス
イッチ(例えば、M74HC4066)等からなるスイ
ッチ回路19Aをさらに備える。
【0068】図13において、スイッチ回路19Aは、
ショットキーダイオード191及び192と、抵抗19
3と、制御部12Dのコントロール信号AによりON、
OFFするアナログスイッチ194と、制御部12Dの
コントロール信号BによりON、OFFするアナログス
イッチ195と、制御部12Dのコントロール信号Cに
よりON、OFFするアナログスイッチ196とを備え
る。
ショットキーダイオード191及び192と、抵抗19
3と、制御部12Dのコントロール信号AによりON、
OFFするアナログスイッチ194と、制御部12Dの
コントロール信号BによりON、OFFするアナログス
イッチ195と、制御部12Dのコントロール信号Cに
よりON、OFFするアナログスイッチ196とを備え
る。
【0069】アナログスイッチ194〜196は、コン
トロール信号A、B、Cが“H”のときON、“L”の
ときOFFするものである。ただし、完全にOFFする
のではなく、ONの時は例えば45Ω、OFFの時は例
えば109Ωになる。したがって、アナログスイッチ1
94だけでは完全に受信アンテナ16と受信回路17を
切断できないため、アナログスイッチ195、196や
抵抗193、ショットキーダイオード191、192な
どを組み合わせている。ショットキーダイオード19
1、192は、受信アンテナ16で受信した信号をクラ
ンプするためのもので、ショットキーダイオード19
1、192の順電圧(VF)以上の振幅になるとそれ以
上の電圧をカットし、結果的に受信信号を順電圧VF以
上の振幅にしない。
トロール信号A、B、Cが“H”のときON、“L”の
ときOFFするものである。ただし、完全にOFFする
のではなく、ONの時は例えば45Ω、OFFの時は例
えば109Ωになる。したがって、アナログスイッチ1
94だけでは完全に受信アンテナ16と受信回路17を
切断できないため、アナログスイッチ195、196や
抵抗193、ショットキーダイオード191、192な
どを組み合わせている。ショットキーダイオード19
1、192は、受信アンテナ16で受信した信号をクラ
ンプするためのもので、ショットキーダイオード19
1、192の順電圧(VF)以上の振幅になるとそれ以
上の電圧をカットし、結果的に受信信号を順電圧VF以
上の振幅にしない。
【0070】制御部12Dは、送信時は、コントロール
信号Aを“L”にしてアナログスイッチ194をOFF
にし、かつコントロール信号B及びCを“H”にしてア
ナログスイッチ195及び196をONにする。受信時
は、コントロール信号Aを“H”にしてアナログスイッ
チ194をONにし、かつコントロール信号B及びCを
“L”にしてアナログスイッチ195及び196をOF
Fにする。
信号Aを“L”にしてアナログスイッチ194をOFF
にし、かつコントロール信号B及びCを“H”にしてア
ナログスイッチ195及び196をONにする。受信時
は、コントロール信号Aを“H”にしてアナログスイッ
チ194をONにし、かつコントロール信号B及びCを
“L”にしてアナログスイッチ195及び196をOF
Fにする。
【0071】抵抗193は、アナログスイッチ195が
ONのとき受信アンテナ16から入ってくる電気信号
を、アナログスイッチ195のON抵抗(45Ω)とで
分圧し、P1の点の電圧を下げることを目的として挿入
されている。例えば、抵抗193が200Ωで、アナロ
グスイッチ195のON抵抗が45Ωであれば、受信ア
ンテナ16からの信号が300mVのとき、点P1の電
圧は55mVとなる。
ONのとき受信アンテナ16から入ってくる電気信号
を、アナログスイッチ195のON抵抗(45Ω)とで
分圧し、P1の点の電圧を下げることを目的として挿入
されている。例えば、抵抗193が200Ωで、アナロ
グスイッチ195のON抵抗が45Ωであれば、受信ア
ンテナ16からの信号が300mVのとき、点P1の電
圧は55mVとなる。
【0072】その後、アナログスイッチ194(OFF
抵抗109Ω)と196(ON抵抗45Ω)により、受
信回路17に入力される電圧は、ほとんど0に近い値に
なる。抵抗成分だけで考えるとアナログスイッチ194
及び196の2つだけで十分だと思われるが、実際に
は、アナログスイッチ194の入力、出力が容量結合す
ることが考えられるため、点P1で電圧を下げておく必
要がある。
抵抗109Ω)と196(ON抵抗45Ω)により、受
信回路17に入力される電圧は、ほとんど0に近い値に
なる。抵抗成分だけで考えるとアナログスイッチ194
及び196の2つだけで十分だと思われるが、実際に
は、アナログスイッチ194の入力、出力が容量結合す
ることが考えられるため、点P1で電圧を下げておく必
要がある。
【0073】受信する場合は、アナログスイッチ194
をON、アナログスイッチ195及び196をOFFに
して行う。受信アンテナ16と受信回路17の間には、
直列に抵抗193がつながることになるが、分圧されな
いので、受信アンテナ16からの受信電圧は、そのまま
受信回路17に伝わる。
をON、アナログスイッチ195及び196をOFFに
して行う。受信アンテナ16と受信回路17の間には、
直列に抵抗193がつながることになるが、分圧されな
いので、受信アンテナ16からの受信電圧は、そのまま
受信回路17に伝わる。
【0074】また、アナログスイッチ194とアナログ
スイッチ195及び196のスイッチングのタイミング
は、図14に示すように、タイムラグを設けた方が、ス
イッチングの際の受信回路17への影響が少ないことが
分かっている。アナログスイッチ194がONする際の
スイッチングノイズが受信回路17に伝わってしまうた
め、アナログスイッチ195及び196をONしてお
き、受信回路17に伝わらないようにする。
スイッチ195及び196のスイッチングのタイミング
は、図14に示すように、タイムラグを設けた方が、ス
イッチングの際の受信回路17への影響が少ないことが
分かっている。アナログスイッチ194がONする際の
スイッチングノイズが受信回路17に伝わってしまうた
め、アナログスイッチ195及び196をONしてお
き、受信回路17に伝わらないようにする。
【0075】アナログスイッチ194〜196は、デジ
タル回路で動作しているため、動作時にデジタルノイズ
が発生する。受信アンテナ16の信号が+、−にふれる
ので、通常、アナログスイッチ194〜196の電源は
±電源と使用しなければならないが、このスイッチ回路
19Aならあまり一側に大きくふれないので、一つの電
源(例えば、5V単一電源)でスイッチングできる。つ
まり、上記実施例5と同様の効果を奏するとともに、カ
ードリーダライタ1Dの電源(電源回路18)を1つに
することができ、安価に構成することができる。
タル回路で動作しているため、動作時にデジタルノイズ
が発生する。受信アンテナ16の信号が+、−にふれる
ので、通常、アナログスイッチ194〜196の電源は
±電源と使用しなければならないが、このスイッチ回路
19Aならあまり一側に大きくふれないので、一つの電
源(例えば、5V単一電源)でスイッチングできる。つ
まり、上記実施例5と同様の効果を奏するとともに、カ
ードリーダライタ1Dの電源(電源回路18)を1つに
することができ、安価に構成することができる。
【0076】実施例7.この発明の実施例7に係るカー
ドリーダライタについて図15を参照しながら説明す
る。図15は、この発明の実施例7に係るカードリーダ
ライタ1Eの構成を示すブロック図であり、入出力回路
11、及びUART13〜送信アンテナ15、受信回路
17及び電源回路18は上述した従来のカードリーダラ
イタ1のものと同じである。
ドリーダライタについて図15を参照しながら説明す
る。図15は、この発明の実施例7に係るカードリーダ
ライタ1Eの構成を示すブロック図であり、入出力回路
11、及びUART13〜送信アンテナ15、受信回路
17及び電源回路18は上述した従来のカードリーダラ
イタ1のものと同じである。
【0077】図15において、カードリーダライタ1E
は、CPU、ROM、RAM等からなり、従来の制御部
12とは機能が異なる制御部12Eを備え、またアナロ
グスイッチ又はリレーからなるスイッチ回路161を有
する受信アンテナ16Aを備える。
は、CPU、ROM、RAM等からなり、従来の制御部
12とは機能が異なる制御部12Eを備え、またアナロ
グスイッチ又はリレーからなるスイッチ回路161を有
する受信アンテナ16Aを備える。
【0078】送信中は受信アンテナが共振しないよう
に、受信アンテナ16Aは、アナログスイッチ又はリレ
ーからなるスイッチ回路161を内蔵し、制御部12E
からの送信ステータス信号でスイッチ回路161を制御
できるようにしたものである。
に、受信アンテナ16Aは、アナログスイッチ又はリレ
ーからなるスイッチ回路161を内蔵し、制御部12E
からの送信ステータス信号でスイッチ回路161を制御
できるようにしたものである。
【0079】制御部12Eは、送信中は、スイッチ回路
161をONして受信アンテナ16Aが共振しないよう
にし、受信時は、スイッチ回路161をOFFして電波
を受信する。その結果、送信アンテナ15と受信アンテ
ナ16Aの干渉を防ぎ、ひいては通信エラーレートを下
げ、通信信頼性を向上できる。
161をONして受信アンテナ16Aが共振しないよう
にし、受信時は、スイッチ回路161をOFFして電波
を受信する。その結果、送信アンテナ15と受信アンテ
ナ16Aの干渉を防ぎ、ひいては通信エラーレートを下
げ、通信信頼性を向上できる。
【0080】実施例8.この発明の実施例8に係るカー
ドリーダライタについて図16及び図17を参照しなが
ら説明する。図16は、この発明の実施例8に係るカー
ドリーダライタ1Fの構成を示すブロック図であり、入
出力回路11、UART13、送信回路14、及び受信
アンテナ16〜電源回路18は上述した従来のカードリ
ーダライタ1のものと同じである。また、図17は、こ
の実施例8に係るカードリーダライタ1Fの受信信号の
波形を示す図である。
ドリーダライタについて図16及び図17を参照しなが
ら説明する。図16は、この発明の実施例8に係るカー
ドリーダライタ1Fの構成を示すブロック図であり、入
出力回路11、UART13、送信回路14、及び受信
アンテナ16〜電源回路18は上述した従来のカードリ
ーダライタ1のものと同じである。また、図17は、こ
の実施例8に係るカードリーダライタ1Fの受信信号の
波形を示す図である。
【0081】図16において、カードリーダライタ1F
は、CPU、ROM、RAM等からなり、従来の制御部
12とは機能が異なる制御部12Fを備え、またアナロ
グスイッチ又はリレーからなるスイッチ回路151を有
する送信アンテナ15Aを備える。
は、CPU、ROM、RAM等からなり、従来の制御部
12とは機能が異なる制御部12Fを備え、またアナロ
グスイッチ又はリレーからなるスイッチ回路151を有
する送信アンテナ15Aを備える。
【0082】送信アンテナ15Aと受信アンテナ16の
両方が、並列共振回路で構成されているカードリーダラ
イタ1Eは、受信を行う際に、送信アンテナ15Aも電
波を受信する。そのため、両方のアンテナが共振し、共
振周波数の僅かなずれから、位相がずれ、受信アンテナ
16は、図17(c)に示すように、送信アンテナ15
Aと受信アンテナ16の合成した波形を受信する。した
がって、同図(c)の矢印で示すように、受信波形が歪
んでしまい、受信アンテナ16は正常な受信波形が得ら
れなくなってしまう。
両方が、並列共振回路で構成されているカードリーダラ
イタ1Eは、受信を行う際に、送信アンテナ15Aも電
波を受信する。そのため、両方のアンテナが共振し、共
振周波数の僅かなずれから、位相がずれ、受信アンテナ
16は、図17(c)に示すように、送信アンテナ15
Aと受信アンテナ16の合成した波形を受信する。した
がって、同図(c)の矢印で示すように、受信波形が歪
んでしまい、受信アンテナ16は正常な受信波形が得ら
れなくなってしまう。
【0083】そこで、カードリーダライタ1Fの制御部
12Fは、受信中は受信ステータス信号によりスイッチ
回路151をONにして、送信アンテナ15Aの共振を
ふせぎ、図17(b)に示すように、波形が歪まない信
号を受信し、また送信時はスイッチ回路151をOFF
するようにする。なお、図17(a)は、非接触ICカ
ード2からの信号波形である。したがって、送信アンテ
ナ15と受信アンテナ16Aの干渉を防ぎ、ひいては通
信エラーレートを下げ、通信信頼性を向上できる。
12Fは、受信中は受信ステータス信号によりスイッチ
回路151をONにして、送信アンテナ15Aの共振を
ふせぎ、図17(b)に示すように、波形が歪まない信
号を受信し、また送信時はスイッチ回路151をOFF
するようにする。なお、図17(a)は、非接触ICカ
ード2からの信号波形である。したがって、送信アンテ
ナ15と受信アンテナ16Aの干渉を防ぎ、ひいては通
信エラーレートを下げ、通信信頼性を向上できる。
【0084】実施例9.この発明の実施例9に係るカー
ドリーダライタについて図18を参照しながら説明す
る。図18は、この発明の実施例9に係るカードリーダ
ライタ1Gの構成を示すブロック図であり、入出力回路
11〜送信回路14、及び受信アンテナ16〜電源回路
18は上述した従来のカードリーダライタ1のものと同
じである。
ドリーダライタについて図18を参照しながら説明す
る。図18は、この発明の実施例9に係るカードリーダ
ライタ1Gの構成を示すブロック図であり、入出力回路
11〜送信回路14、及び受信アンテナ16〜電源回路
18は上述した従来のカードリーダライタ1のものと同
じである。
【0085】図18において、カードリーダライタ1G
は、直列共振回路で構成された送信アンテナ15Bを備
える。
は、直列共振回路で構成された送信アンテナ15Bを備
える。
【0086】送信アンテナ15Bを直列共振回路で構成
すれば、並列共振回路のように、ループになっていない
ので、電波を受信しない。したがって、受信アンテナ1
6の受信波形に影響を与えず、ひいては通信エラーレー
トを下げ、通信信頼性を向上できる。
すれば、並列共振回路のように、ループになっていない
ので、電波を受信しない。したがって、受信アンテナ1
6の受信波形に影響を与えず、ひいては通信エラーレー
トを下げ、通信信頼性を向上できる。
【0087】送信アンテナ15Bに、直列共振回路か並
列共振回路を用いる場合、前者の方が後者よりドライブ
時の電流が大きいため、直列共振回路を使用する場合は
カードリーダライタ1Gの電源回路18の容量を大きく
する必要がある。ただし、直列共振回路は、低い電圧で
もドライブできるので、電源は並列共振回路のように2
電源にする必要はない(直列共振の場合、電圧はQで決
まる。)。
列共振回路を用いる場合、前者の方が後者よりドライブ
時の電流が大きいため、直列共振回路を使用する場合は
カードリーダライタ1Gの電源回路18の容量を大きく
する必要がある。ただし、直列共振回路は、低い電圧で
もドライブできるので、電源は並列共振回路のように2
電源にする必要はない(直列共振の場合、電圧はQで決
まる。)。
【0088】実施例10.実施例7と、実施例8又は実
施例9とを組み合わせることにより、受信距離を延長す
ることができ、受信アンテナに対する送信アンテナの影
響を解消でき、ひいては通信エラーレートを下げ、通信
信頼性を向上できるカードリーダライタを得ることが可
能である。
施例9とを組み合わせることにより、受信距離を延長す
ることができ、受信アンテナに対する送信アンテナの影
響を解消でき、ひいては通信エラーレートを下げ、通信
信頼性を向上できるカードリーダライタを得ることが可
能である。
【0089】実施例11.実施例3又は実施例4と、実
施例5又は実施例6と、実施例8又は実施例9とを組合
わせることにより、送信信号の形態を変え、また、送信
時の受信回路に対する影響を解消し、さらに、受信アン
テナに対する送信アンテナの影響を解消することができ
るカードリーダライタを得ることが可能である。また、
非接触ICカード側では、スタートフラグをより確実に
受信できる。したがって、通信エラーレートを下げ、通
信信頼性を向上できるカードリーダライタ及び非接触I
Cカードを得ることが可能である。
施例5又は実施例6と、実施例8又は実施例9とを組合
わせることにより、送信信号の形態を変え、また、送信
時の受信回路に対する影響を解消し、さらに、受信アン
テナに対する送信アンテナの影響を解消することができ
るカードリーダライタを得ることが可能である。また、
非接触ICカード側では、スタートフラグをより確実に
受信できる。したがって、通信エラーレートを下げ、通
信信頼性を向上できるカードリーダライタ及び非接触I
Cカードを得ることが可能である。
【0090】実施例12.実施例1又は実施例2の非接
触ICカードと、実施例11のカードリーダライタとを
組み合わせることにより、通信エラーレートを下げ、通
信信頼性を向上できるカード装置(カードシステム)を
得ることが可能である。
触ICカードと、実施例11のカードリーダライタとを
組み合わせることにより、通信エラーレートを下げ、通
信信頼性を向上できるカード装置(カードシステム)を
得ることが可能である。
【0091】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る非接触ICカ
ードは、以上説明したとおり、受信回路からの受信デー
タを1ビット毎にモニタし、スタートフラグを検出した
ときにUARTを受信許可にする制御部を備えたので、
スタートフラグを確実に受信でき、ひいては通信エラー
レートを下げ、通信信頼性を向上することができるとい
う効果を奏する。
ードは、以上説明したとおり、受信回路からの受信デー
タを1ビット毎にモニタし、スタートフラグを検出した
ときにUARTを受信許可にする制御部を備えたので、
スタートフラグを確実に受信でき、ひいては通信エラー
レートを下げ、通信信頼性を向上することができるとい
う効果を奏する。
【0092】この発明の請求項2に係る非接触ICカー
ドは、以上説明したとおり、カードリーダライタによる
電波の送信が終了してから前記カードリーダライタのA
GCの感度が回復するまでの時間が経過してから応答信
号を返信する制御部を備えたので、通信距離を延ばすこ
とができ、ひいては通信エラーレートを下げ、通信信頼
性を向上することができるという効果を奏する。
ドは、以上説明したとおり、カードリーダライタによる
電波の送信が終了してから前記カードリーダライタのA
GCの感度が回復するまでの時間が経過してから応答信
号を返信する制御部を備えたので、通信距離を延ばすこ
とができ、ひいては通信エラーレートを下げ、通信信頼
性を向上することができるという効果を奏する。
【0093】この発明の請求項3に係るカードリーダラ
イタは、以上説明したとおり、トリガ信号とスタートフ
ラグの間隔を1フレーム以上とする制御部を備えたの
で、非接触ICカード側ではスタートフラグを確実に受
信でき、ひいては通信エラーレートを下げ、通信信頼性
を向上することができるという効果を奏する。
イタは、以上説明したとおり、トリガ信号とスタートフ
ラグの間隔を1フレーム以上とする制御部を備えたの
で、非接触ICカード側ではスタートフラグを確実に受
信でき、ひいては通信エラーレートを下げ、通信信頼性
を向上することができるという効果を奏する。
【0094】この発明の請求項4に係るカードリーダラ
イタは、以上説明したとおり、トリガ信号とスタートフ
ラグの間にダミーデータを挿入する制御部を備えたの
で、非接触ICカード側ではフレーミングエラーが発生
し、次のスタートフラグを確実に受信でき、ひいては通
信エラーレートを下げ、通信信頼性を向上することがで
きるという効果を奏する。
イタは、以上説明したとおり、トリガ信号とスタートフ
ラグの間にダミーデータを挿入する制御部を備えたの
で、非接触ICカード側ではフレーミングエラーが発生
し、次のスタートフラグを確実に受信でき、ひいては通
信エラーレートを下げ、通信信頼性を向上することがで
きるという効果を奏する。
【0095】この発明の請求項5に係るカードリーダラ
イタは、以上説明したとおり、受信アンテナと受信回路
の間に送信中は両者を切り離すスイッチ回路をさらに備
えたので、AGCの受信感度の低下を防ぎ、通信距離を
延ばすことができ、ひいては通信エラーレートを下げ、
通信信頼性を向上することができるという効果を奏す
る。
イタは、以上説明したとおり、受信アンテナと受信回路
の間に送信中は両者を切り離すスイッチ回路をさらに備
えたので、AGCの受信感度の低下を防ぎ、通信距離を
延ばすことができ、ひいては通信エラーレートを下げ、
通信信頼性を向上することができるという効果を奏す
る。
【0096】この発明の請求項6に係るカードリーダラ
イタは、以上説明したとおり、受信アンテナと受信回路
の間に送信中はスイッチング時のノイズが上記受信回路
へ伝わらないタイミングで両者を切り離すスイッチ回路
をさらに備えたので、AGCの受信感度の低下を防ぎ、
通信距離を延ばすことができ、ひいては通信エラーレー
トを下げ、通信信頼性を向上することができるという効
果を奏する。
イタは、以上説明したとおり、受信アンテナと受信回路
の間に送信中はスイッチング時のノイズが上記受信回路
へ伝わらないタイミングで両者を切り離すスイッチ回路
をさらに備えたので、AGCの受信感度の低下を防ぎ、
通信距離を延ばすことができ、ひいては通信エラーレー
トを下げ、通信信頼性を向上することができるという効
果を奏する。
【0097】この発明の請求項7に係るカードリーダラ
イタは、以上説明したとおり、送信中は共振しないよう
にできるスイッチ回路を有する受信アンテナを備えたの
で、送信アンテナと受信アンテナの干渉を防ぐことがで
き、ひいては通信エラーレートを下げ、通信信頼性を向
上することができるという効果を奏する。
イタは、以上説明したとおり、送信中は共振しないよう
にできるスイッチ回路を有する受信アンテナを備えたの
で、送信アンテナと受信アンテナの干渉を防ぐことがで
き、ひいては通信エラーレートを下げ、通信信頼性を向
上することができるという効果を奏する。
【0098】この発明の請求項8に係るカードリーダラ
イタは、以上説明したとおり、受信中は共振しないよう
にできるスイッチ回路を有する送信アンテナを備えたの
で、送信アンテナと受信アンテナの干渉を防ぐことがで
き、ひいては通信エラーレートを下げ、通信信頼性を向
上することができるという効果を奏する。
イタは、以上説明したとおり、受信中は共振しないよう
にできるスイッチ回路を有する送信アンテナを備えたの
で、送信アンテナと受信アンテナの干渉を防ぐことがで
き、ひいては通信エラーレートを下げ、通信信頼性を向
上することができるという効果を奏する。
【0099】この発明の請求項9に係るカードリーダラ
イタは、以上説明したとおり、直列共振回路からなる送
信アンテナを備えたので、送信アンテナと受信アンテナ
の干渉を防ぐことができ、ひいては通信エラーレートを
下げ、通信信頼性を向上することができるという効果を
奏する。
イタは、以上説明したとおり、直列共振回路からなる送
信アンテナを備えたので、送信アンテナと受信アンテナ
の干渉を防ぐことができ、ひいては通信エラーレートを
下げ、通信信頼性を向上することができるという効果を
奏する。
【0100】この発明の請求項10に係るカードリーダ
ライタは、以上説明したとおり、送信中は共振しないよ
うにできるスイッチ回路を有する受信アンテナと、直列
共振回路からなる送信アンテナとを備えたので、送信ア
ンテナと受信アンテナの干渉を防ぐことができ、ひいて
は通信エラーレートを下げ、通信信頼性を向上すること
ができるという効果を奏する。
ライタは、以上説明したとおり、送信中は共振しないよ
うにできるスイッチ回路を有する受信アンテナと、直列
共振回路からなる送信アンテナとを備えたので、送信ア
ンテナと受信アンテナの干渉を防ぐことができ、ひいて
は通信エラーレートを下げ、通信信頼性を向上すること
ができるという効果を奏する。
【0101】この発明の請求項11に係るカードリーダ
ライタは、以上説明したとおり、受信アンテナと受信回
路の間に送信中は両者を切り離すスイッチ回路と、直列
共振回路からなる送信アンテナと、トリガ信号とスター
トフラグの間にダミーデータを挿入する制御部とを備え
たので、非接触ICカード側ではフレーミングエラーが
発生し、次のスタートフラグを確実に受信でき、カード
リーダライタ側ではAGCの受信感度の低下を防ぎ、通
信距離を延ばすことができ、また、送信アンテナと受信
アンテナの干渉を防ぐことができ、ひいては通信エラー
レートを下げ、通信信頼性を向上することができるとい
う効果を奏する。
ライタは、以上説明したとおり、受信アンテナと受信回
路の間に送信中は両者を切り離すスイッチ回路と、直列
共振回路からなる送信アンテナと、トリガ信号とスター
トフラグの間にダミーデータを挿入する制御部とを備え
たので、非接触ICカード側ではフレーミングエラーが
発生し、次のスタートフラグを確実に受信でき、カード
リーダライタ側ではAGCの受信感度の低下を防ぎ、通
信距離を延ばすことができ、また、送信アンテナと受信
アンテナの干渉を防ぐことができ、ひいては通信エラー
レートを下げ、通信信頼性を向上することができるとい
う効果を奏する。
【0102】この発明の請求項12に係るカード装置
は、以上説明したとおり、第1の受信回路からの受信デ
ータを1ビット毎にモニタし、スタートフラグを検出し
たときに第1のUARTを受信許可にする第1の制御部
を有する非接触ICカードと、直列共振回路からなる受
信アンテナ、及び前記受信アンテナと第2の受信回路の
間に送信中は両者を切り離すスイッチ回路を有するカー
ドリーダライタとを備えたので、非接触ICカード側で
はスタートフラグを確実に受信でき、カードリーダライ
タ側ではAGCの受信感度の低下を防ぎ、通信距離を延
ばすことができ、送信アンテナと受信アンテナの干渉を
防ぐことができ、ひいては通信エラーレートを下げ、通
信信頼性を向上することができるという効果を奏する。
は、以上説明したとおり、第1の受信回路からの受信デ
ータを1ビット毎にモニタし、スタートフラグを検出し
たときに第1のUARTを受信許可にする第1の制御部
を有する非接触ICカードと、直列共振回路からなる受
信アンテナ、及び前記受信アンテナと第2の受信回路の
間に送信中は両者を切り離すスイッチ回路を有するカー
ドリーダライタとを備えたので、非接触ICカード側で
はスタートフラグを確実に受信でき、カードリーダライ
タ側ではAGCの受信感度の低下を防ぎ、通信距離を延
ばすことができ、送信アンテナと受信アンテナの干渉を
防ぐことができ、ひいては通信エラーレートを下げ、通
信信頼性を向上することができるという効果を奏する。
【0103】この発明の請求項13に係るカード装置
は、以上説明したとおり、カードリーダライタによる電
波の送信が終了してから前記カードリーダライタのAG
Cの感度が回復するまでの時間が経過してから応答信号
を返信する第1の制御部を有する非接触ICカードと、
直列共振回路からなる送信アンテナ、及びトリガ信号と
スタートフラグの間にダミーデータを挿入する第2の制
御部を有するカードリーダライタとを備えたので、非接
触ICカード側ではスタートフラグを確実に受信でき、
カードリーダライタ側ではAGCの受信感度の低下を防
ぎ、通信距離を延ばすことができ、送信アンテナと受信
アンテナの干渉を防ぐことができ、ひいては通信エラー
レートを下げ、通信信頼性を向上することができるとい
う効果を奏する。
は、以上説明したとおり、カードリーダライタによる電
波の送信が終了してから前記カードリーダライタのAG
Cの感度が回復するまでの時間が経過してから応答信号
を返信する第1の制御部を有する非接触ICカードと、
直列共振回路からなる送信アンテナ、及びトリガ信号と
スタートフラグの間にダミーデータを挿入する第2の制
御部を有するカードリーダライタとを備えたので、非接
触ICカード側ではスタートフラグを確実に受信でき、
カードリーダライタ側ではAGCの受信感度の低下を防
ぎ、通信距離を延ばすことができ、送信アンテナと受信
アンテナの干渉を防ぐことができ、ひいては通信エラー
レートを下げ、通信信頼性を向上することができるとい
う効果を奏する。
【図1】この発明の実施例1に係る非接触ICカードの
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例1に係る非接触ICカードが
受信する信号形態を示す図である。
受信する信号形態を示す図である。
【図3】この発明の実施例1に係る非接触ICカードの
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
【図4】この発明の実施例2に係る非接触ICカードの
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図5】この発明の実施例2に係る非接触ICカードの
動作を説明するための、カードリーダライタの動作を示
す図である。
動作を説明するための、カードリーダライタの動作を示
す図である。
【図6】この発明の実施例2に係る非接触ICカードの
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
【図7】この発明の実施例3に係るカードリーダライタ
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図8】この発明の実施例3に係るカードリーダライタ
が送信する信号形態を示す図である。
が送信する信号形態を示す図である。
【図9】この発明の実施例4に係るカードリーダライタ
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図10】この発明の実施例4に係るカードリーダライ
タが送信する信号形態を示す図である。
タが送信する信号形態を示す図である。
【図11】この発明の実施例5に係るカードリーダライ
タの構成を示すブロック図である。
タの構成を示すブロック図である。
【図12】この発明の実施例6に係るカードリーダライ
タの構成を示すブロック図である。
タの構成を示すブロック図である。
【図13】この発明の実施例6に係るカードリーダライ
タのスイッチ回路の構成を示す図である。
タのスイッチ回路の構成を示す図である。
【図14】この発明の実施例6に係るカードリーダライ
タの動作を示す図である。
タの動作を示す図である。
【図15】この発明の実施例7に係るカードリーダライ
タの構成を示すブロック図である。
タの構成を示すブロック図である。
【図16】この発明の実施例8に係るカードリーダライ
タの構成を示すブロック図である。
タの構成を示すブロック図である。
【図17】この発明の実施例8に係るカードリーダライ
タの動作を示す図である。
タの動作を示す図である。
【図18】この発明の実施例9に係るカードリーダライ
タの構成を示すブロック図である。
タの構成を示すブロック図である。
【図19】従来の非接触ICカードとカードリーダライ
タからなるカード装置の構成を示すブロック図である。
タからなるカード装置の構成を示すブロック図である。
【図20】従来のカードリーダライタの受信回路の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図21】従来のカードリーダライタから非接触ICカ
ードへの送信信号の形態を示す図である。
ードへの送信信号の形態を示す図である。
【図22】従来のカードリーダライタから非接触ICカ
ードへの送信信号の形態を示す図である。
ードへの送信信号の形態を示す図である。
【図23】従来の非接触ICカードの動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図24】従来の非接触ICカードの動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【符号の説明】 1A、1B、1C カードリーダライタ 1D、1E、1F カードリーダライタ 1G カードリーダライタ 2A、2B 非接触ICカード 11 入出力回路 12A、12B、12C 制御部 12D、12E、12F 制御部 13 UART 14 送信回路 15、15A、15B 送信アンテナ 16、16A 受信アンテナ 17 受信回路 18 電源回路 19、19A スイッチ回路 21 送受信アンテナ 22 受信回路 23 UART 24A、24B 制御部 25 送信回路 26 電源回路 27 F/F
Claims (13)
- 【請求項1】 受信した電波を電気信号へ変換しその逆
を行う送受信アンテナと、受信電気信号を復調してデジ
タル信号へ変換する受信回路と、前記デジタル信号のシ
リアルデータをパラレルデータへ変換しその逆を行うU
ARTと、前記UARTからのシリアルデータのデジタ
ル信号を変調して送信電気信号へ変換する送信回路と、
全体の制御を行う制御部とを備える非接触ICカードに
おいて、前記制御部は、前記受信回路からの受信データ
を1ビット毎にモニタし、スタートフラグを検出したと
きに前記UARTを受信許可にすることを特徴とする非
接触ICカード。 - 【請求項2】 受信した電波を電気信号へ変換しその逆
を行う送受信アンテナと、受信電気信号を復調してデジ
タル信号へ変換する受信回路と、前記デジタル信号のシ
リアルデータをパラレルデータへ変換しその逆を行うU
ARTと、前記UARTからのシリアルデータのデジタ
ル信号を変調して送信電気信号へ変換する送信回路と、
全体の制御を行う制御部とを備える非接触ICカードに
おいて、前記制御部は、カードリーダライタによる電波
の送信が終了してから前記カードリーダライタのAGC
の感度が回復するまでの時間が経過してから応答信号を
返信することを特徴とする非接触ICカード。 - 【請求項3】 シリアルデータをパラレルデータへ変換
しその逆の変換を行うUARTと、前記UARTからの
シリアルデータのデジタル信号を変調して送信電気信号
へ変換する送信回路と、前記送信電気信号を電波として
送信する送信アンテナと、受信した電波を受信電気信号
へ変換する受信アンテナと、前記受信電気信号を復調し
てデジタル信号へ変換する受信回路と、全体の制御を行
う制御部とを備えるカードリーダライタにおいて、前記
制御部は、トリガ信号とスタートフラグの間隔を1フレ
ーム以上としたことを特徴とするカードリーダライタ。 - 【請求項4】 前記制御部は、前記トリガ信号と前記ス
タートフラグの間にダミーデータを挿入したことを特徴
とする請求項3記載のカードリーダライタ。 - 【請求項5】 シリアルデータをパラレルデータへ変換
しその逆の変換を行うUARTと、前記UARTからの
シリアルデータのデジタル信号を変調して送信電気信号
へ変換する送信回路と、前記送信電気信号を電波として
送信する送信アンテナと、受信した電波を受信電気信号
へ変換する受信アンテナと、前記受信電気信号を復調し
てデジタル信号へ変換する受信回路と、全体の制御を行
う制御部とを備えるカードリーダライタにおいて、前記
受信アンテナと前記受信回路の間に送信中は両者を切り
離すスイッチ回路をさらに備えたことを特徴とするカー
ドリーダライタ。 - 【請求項6】 前記スイッチ回路は、スイッチング時の
ノイズが前記受信回路へ伝わらないタイミングで両者を
切り離すことを特徴とする請求項5記載のカードリーダ
ライタ。 - 【請求項7】 シリアルデータをパラレルデータへ変換
しその逆の変換を行うUARTと、前記UARTからの
シリアルデータのデジタル信号を変調して送信電気信号
へ変換する送信回路と、前記送信電気信号を電波として
送信する送信アンテナと、受信した電波を受信電気信号
へ変換する並列共振回路からなる受信アンテナと、前記
受信電気信号を復調してデジタル信号へ変換する受信回
路と、全体の制御を行う制御部とを備えるカードリーダ
ライタにおいて、前記受信アンテナは、送信中は共振し
ないようにできるスイッチ回路を有することを特徴とす
るカードリーダライタ。 - 【請求項8】 シリアルデータをパラレルデータへ変換
しその逆の変換を行うUARTと、前記UARTからの
シリアルデータのデジタル信号を変調して送信電気信号
へ変換する送信回路と、前記送信電気信号を電波として
送信する並列共振回路からなる送信アンテナと、受信し
た電波を受信電気信号へ変換する受信アンテナと、前記
受信電気信号を復調してデジタル信号へ変換する受信回
路と、全体の制御を行う制御部とを備えるカードリーダ
ライタにおいて、前記送信アンテナは、受信中は共振し
ないようにできるスイッチ回路を有することを特徴とす
るカードリーダライタ。 - 【請求項9】 シリアルデータをパラレルデータへ変換
しその逆の変換を行うUARTと、前記UARTからの
シリアルデータのデジタル信号を変調して送信電気信号
へ変換する送信回路と、前記送信電気信号を電波として
送信する送信アンテナと、受信した電波を受信電気信号
へ変換する受信アンテナと、前記受信電気信号を復調し
てデジタル信号へ変換する受信回路と、全体の制御を行
う制御部とを備えるカードリーダライタにおいて、前記
送信アンテナは、直列共振回路からなることを特徴とす
るカードリーダライタ。 - 【請求項10】 シリアルデータをパラレルデータへ変
換しその逆の変換を行うUARTと、前記UARTから
のシリアルデータのデジタル信号を変調して送信電気信
号へ変換する送信回路と、前記送信電気信号を電波とし
て送信する送信アンテナと、受信した電波を受信電気信
号へ変換する受信アンテナと、前記受信電気信号を復調
してデジタル信号へ変換する受信回路と、全体の制御を
行う制御部とを備えるカードリーダライタにおいて、前
記受信アンテナは、並列共振回路からなり送信中は共振
しないようにできるスイッチ回路を有し、前記送信アン
テナは、直列共振回路からなることを特徴とするカード
リーダライタ。 - 【請求項11】 シリアルデータをパラレルデータへ変
換しその逆の変換を行うUARTと、前記UARTから
のシリアルデータのデジタル信号を変調して送信電気信
号へ変換する送信回路と、前記送信電気信号を電波とし
て送信する送信アンテナと、受信した電波を受信電気信
号へ変換する受信アンテナと、前記受信電気信号を復調
してデジタル信号へ変換する受信回路と、全体の制御を
行う制御部とを備えるカードリーダライタにおいて、前
記受信アンテナと前記受信回路の間に送信中は両者を切
り離すスイッチ回路をさらに備え、前記送信アンテナは
直列共振回路からなり、前記制御部は前記トリガ信号と
前記スタートフラグの間にダミーデータを挿入すること
を特徴とするカードリーダライタ。 - 【請求項12】 受信した電波を電気信号へ変換しその
逆を行う送受信アンテナ、受信電気信号を復調してデジ
タル信号へ変換する第1の受信回路、前記デジタル信号
のシリアルデータをパラレルデータへ変換しその逆を行
う第1のUART、前記第1のUARTからのシリアル
データのデジタル信号を変調して送信電気信号へ変換す
る第1の送信回路、及び前記受信回路からの受信データ
を1ビット毎にモニタし、スタートフラグを検出したと
きに前記UARTを受信許可にする第1の制御部を有す
る非接触ICカード、並びにシリアルデータをパラレル
データへ変換しその逆の変換を行う第2のUART、前
記第2のUARTからのシリアルデータのデジタル信号
を変調して送信電気信号へ変換する第2の送信回路、前
記送信電気信号を電波として送信する送信アンテナ、受
信した電波を受信電気信号へ変換する直列共振回路から
なる受信アンテナ、前記受信電気信号を復調してデジタ
ル信号へ変換する第2の受信回路、全体の制御を行う第
2の制御部、及び前記受信アンテナと前記受信回路の間
に送信中は両者を切り離すスイッチ回路を有するカード
リーダライタを備えたことを特徴とするカード装置。 - 【請求項13】 受信した電波を電気信号へ変換しその
逆を行う送受信アンテナ、受信電気信号を復調してデジ
タル信号へ変換する第1の受信回路、前記デジタル信号
のシリアルデータをパラレルデータへ変換しその逆を行
う第1のUART、前記第1のUARTからのシリアル
データのデジタル信号を変調して送信電気信号へ変換す
る第1の送信回路、及び所定の時間が経過してから応答
信号を返信する第1の制御部を有する非接触ICカー
ド、並びにシリアルデータをパラレルデータへ変換しそ
の逆の変換を行う第2のUART、前記第2のUART
からのシリアルデータのデジタル信号を変調して送信電
気信号へ変換する第2の送信回路、前記送信電気信号を
電波として送信する直列共振回路からなる送信アンテ
ナ、受信した電波を受信電気信号へ変換する受信アンテ
ナ、前記受信電気信号を復調してデジタル信号へ変換す
る第2の受信回路、及び前記トリガ信号と前記スタート
フラグの間にダミーデータを挿入する第2の制御部を有
するカードリーダライタを備え、前記所定の時間は、前
記カードリーダライタによる電波の送信が終了してから
前記カードリーダライタのAGCの感度が回復するまで
の時間であることを特徴とするカード装置。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6060821A JPH07271939A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 非接触icカード,カードリーダライタ及びカード装置 |
DE69527736T DE69527736T2 (de) | 1994-03-30 | 1995-01-12 | Lese-/Schreibvorrichtung für eine IC-Karte |
DE69532339T DE69532339T2 (de) | 1994-03-30 | 1995-01-12 | Kartenleser /-schreiber |
DE69532837T DE69532837T2 (de) | 1994-03-30 | 1995-01-12 | Lese-/Schreibvorrichtung für berührungslose IC-Karte |
EP00109743A EP1035502B1 (en) | 1994-03-30 | 1995-01-12 | Card reader/writer |
EP01116095A EP1146475B1 (en) | 1994-03-30 | 1995-01-12 | Card reader/writer for non-contact IC card |
EP95100357A EP0675459B1 (en) | 1994-03-30 | 1995-01-12 | card reader/writer |
US08/375,981 US5604342A (en) | 1994-03-30 | 1995-01-20 | Noncontact card and card system |
KR1019950005719A KR100189764B1 (ko) | 1994-03-30 | 1995-03-18 | 비접촉 ic카드, 카드 리더/라이터, 및 카드 시스템 |
US08/742,756 US5753902A (en) | 1994-03-30 | 1996-11-01 | IC card, reader/writer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6060821A JPH07271939A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 非接触icカード,カードリーダライタ及びカード装置 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002352536A Division JP2003233781A (ja) | 2002-12-04 | 2002-12-04 | カードリーダライタ |
JP2002352535A Division JP2003187204A (ja) | 2002-12-04 | 2002-12-04 | 非接触icカード及びカード装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07271939A true JPH07271939A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13153410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6060821A Pending JPH07271939A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 非接触icカード,カードリーダライタ及びカード装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5604342A (ja) |
EP (3) | EP1146475B1 (ja) |
JP (1) | JPH07271939A (ja) |
KR (1) | KR100189764B1 (ja) |
DE (3) | DE69527736T2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001283161A (ja) * | 2000-03-28 | 2001-10-12 | Takamisawa Cybernetics Co Ltd | 非接触型カードリードライト装置 |
JP2001333043A (ja) * | 2000-03-15 | 2001-11-30 | Sony Corp | データ変調方法及びデータ変調装置並びに通信装置 |
KR20020033328A (ko) * | 2000-10-30 | 2002-05-06 | 김정태 | 비접촉식 카드단말기 |
JP2003525503A (ja) * | 2000-03-03 | 2003-08-26 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 受信されたデータストリームと同期を取るための手段を有するデータキャリア |
KR100511053B1 (ko) * | 1999-02-25 | 2005-08-31 | 윈본드 일렉트로닉스 코포레이션 | 아이시 카드 판독 인터페이스를 구비한 범용 비동기 송/수신기및그것을 이용한 아이시 카드 판독 시스템 |
Families Citing this family (98)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07271939A (ja) * | 1994-03-30 | 1995-10-20 | Mitsubishi Denki Semiconductor Software Kk | 非接触icカード,カードリーダライタ及びカード装置 |
MY125706A (en) | 1994-08-19 | 2006-08-30 | Thomson Consumer Electronics | High speed signal processing smart card |
US5852290A (en) * | 1995-08-04 | 1998-12-22 | Thomson Consumer Electronics, Inc. | Smart-card based access control system with improved security |
US6035037A (en) * | 1995-08-04 | 2000-03-07 | Thomson Electronic Consumers, Inc. | System for processing a video signal via series-connected high speed signal processing smart cards |
WO1998022914A2 (en) * | 1996-11-20 | 1998-05-28 | Tecsec, Incorporated | Cryptographic medium |
JPH1166248A (ja) * | 1997-08-12 | 1999-03-09 | Mitsubishi Electric Corp | 非接触型icカード |
EP1605388B2 (en) * | 1998-03-24 | 2016-09-14 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Portable electronic device with contacting and noncontacting interfaces |
WO2000011600A1 (en) * | 1998-08-17 | 2000-03-02 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Data carrier with means for reducing the power consumption upon reception of data |
US6827278B1 (en) * | 1998-09-30 | 2004-12-07 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Data carrier |
US7837116B2 (en) | 1999-09-07 | 2010-11-23 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Transaction card |
US7306158B2 (en) | 2001-07-10 | 2007-12-11 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Clear contactless card |
US7239226B2 (en) | 2001-07-10 | 2007-07-03 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for payment using radio frequency identification in contact and contactless transactions |
US7889052B2 (en) | 2001-07-10 | 2011-02-15 | Xatra Fund Mx, Llc | Authorizing payment subsequent to RF transactions |
US7156301B1 (en) | 1999-09-07 | 2007-01-02 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Foldable non-traditionally-sized RF transaction card system and method |
US7093767B2 (en) | 1999-09-07 | 2006-08-22 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for manufacturing a punch-out RFID transaction device |
US7070112B2 (en) | 1999-09-07 | 2006-07-04 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Transparent transaction device |
US7172112B2 (en) | 2000-01-21 | 2007-02-06 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Public/private dual card system and method |
US7268668B2 (en) * | 2003-05-09 | 2007-09-11 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Systems and methods for managing multiple accounts on a RF transaction instrument |
US8429041B2 (en) * | 2003-05-09 | 2013-04-23 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Systems and methods for managing account information lifecycles |
US8543423B2 (en) | 2002-07-16 | 2013-09-24 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and apparatus for enrolling with multiple transaction environments |
WO2001067355A2 (en) | 2000-03-07 | 2001-09-13 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System for facilitating a transaction |
US6609655B1 (en) | 2000-06-26 | 2003-08-26 | Martha F. Harrell | Smart card system for providing financial, travel, and entertainment-related services |
JP4102018B2 (ja) * | 2000-11-30 | 2008-06-18 | 株式会社東芝 | 無線通信カードおよびシステム |
US7650314B1 (en) | 2001-05-25 | 2010-01-19 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for securing a recurrent billing transaction |
US7542942B2 (en) | 2001-07-10 | 2009-06-02 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for securing sensitive information during completion of a transaction |
US7725427B2 (en) | 2001-05-25 | 2010-05-25 | Fred Bishop | Recurrent billing maintenance with radio frequency payment devices |
US8635131B1 (en) | 2001-07-10 | 2014-01-21 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for managing a transaction protocol |
US7312707B1 (en) | 2001-07-10 | 2007-12-25 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for authenticating a RF transaction using a transaction account routing number |
US20040232222A1 (en) * | 2001-07-10 | 2004-11-25 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for signature recognition biometrics on a fob |
US20050116810A1 (en) * | 2001-07-10 | 2005-06-02 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for vascular pattern recognition biometrics on a fob |
US7705732B2 (en) | 2001-07-10 | 2010-04-27 | Fred Bishop | Authenticating an RF transaction using a transaction counter |
US7249112B2 (en) | 2002-07-09 | 2007-07-24 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for assigning a funding source for a radio frequency identification device |
US7805378B2 (en) | 2001-07-10 | 2010-09-28 | American Express Travel Related Servicex Company, Inc. | System and method for encoding information in magnetic stripe format for use in radio frequency identification transactions |
US9031880B2 (en) | 2001-07-10 | 2015-05-12 | Iii Holdings 1, Llc | Systems and methods for non-traditional payment using biometric data |
US7154375B2 (en) * | 2001-07-10 | 2006-12-26 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Biometric safeguard method with a fob |
US7121471B2 (en) * | 2001-07-10 | 2006-10-17 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for DNA recognition biometrics on a fob |
US7762457B2 (en) * | 2001-07-10 | 2010-07-27 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for dynamic fob synchronization and personalization |
US20040239481A1 (en) * | 2001-07-10 | 2004-12-02 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for facial recognition biometrics on a fob |
US20040236700A1 (en) * | 2001-07-10 | 2004-11-25 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for keystroke scan recognition biometrics on a fob |
US8548927B2 (en) | 2001-07-10 | 2013-10-01 | Xatra Fund Mx, Llc | Biometric registration for facilitating an RF transaction |
US8001054B1 (en) | 2001-07-10 | 2011-08-16 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for generating an unpredictable number using a seeded algorithm |
US20040238621A1 (en) * | 2001-07-10 | 2004-12-02 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for fingerprint biometrics on a fob |
US8294552B2 (en) | 2001-07-10 | 2012-10-23 | Xatra Fund Mx, Llc | Facial scan biometrics on a payment device |
US8538863B1 (en) | 2001-07-10 | 2013-09-17 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for facilitating a transaction using a revolving use account associated with a primary account |
US7360689B2 (en) | 2001-07-10 | 2008-04-22 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for proffering multiple biometrics for use with a FOB |
US7493288B2 (en) | 2001-07-10 | 2009-02-17 | Xatra Fund Mx, Llc | RF payment via a mobile device |
US20040233037A1 (en) * | 2001-07-10 | 2004-11-25 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for iris scan recognition biometrics on a fob |
US20040257197A1 (en) * | 2001-07-10 | 2004-12-23 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method for biometric security using a transponder-reader |
US7463133B2 (en) * | 2001-07-10 | 2008-12-09 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Systems and methods for providing a RF transaction device operable to store multiple distinct calling card accounts |
US7746215B1 (en) | 2001-07-10 | 2010-06-29 | Fred Bishop | RF transactions using a wireless reader grid |
US9024719B1 (en) | 2001-07-10 | 2015-05-05 | Xatra Fund Mx, Llc | RF transaction system and method for storing user personal data |
US20040236699A1 (en) | 2001-07-10 | 2004-11-25 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for hand geometry recognition biometrics on a fob |
US7996324B2 (en) | 2001-07-10 | 2011-08-09 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Systems and methods for managing multiple accounts on a RF transaction device using secondary identification indicia |
US7503480B2 (en) | 2001-07-10 | 2009-03-17 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for tracking user performance |
US9454752B2 (en) | 2001-07-10 | 2016-09-27 | Chartoleaux Kg Limited Liability Company | Reload protocol at a transaction processing entity |
US7827106B2 (en) | 2001-07-10 | 2010-11-02 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for manufacturing a punch-out RFID transaction device |
US20040239480A1 (en) * | 2001-07-10 | 2004-12-02 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method for biometric security using a transponder |
US7059531B2 (en) * | 2001-07-10 | 2006-06-13 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for smellprint recognition biometrics on a fob |
US7925535B2 (en) * | 2001-07-10 | 2011-04-12 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for securing RF transactions using a radio frequency identification device including a random number generator |
US7119659B2 (en) | 2001-07-10 | 2006-10-10 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Systems and methods for providing a RF transaction device for use in a private label transaction |
US8279042B2 (en) | 2001-07-10 | 2012-10-02 | Xatra Fund Mx, Llc | Iris scan biometrics on a payment device |
US7543738B1 (en) | 2001-07-10 | 2009-06-09 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for secure transactions manageable by a transaction account provider |
US7303120B2 (en) * | 2001-07-10 | 2007-12-04 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System for biometric security using a FOB |
US7429927B2 (en) | 2001-07-10 | 2008-09-30 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for providing and RFID transaction device |
US20050033687A1 (en) * | 2001-07-10 | 2005-02-10 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for auditory emissions recognition biometrics on a fob |
US7228155B2 (en) * | 2001-07-10 | 2007-06-05 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for remotely initializing a RF transaction |
US7668750B2 (en) | 2001-07-10 | 2010-02-23 | David S Bonalle | Securing RF transactions using a transactions counter |
US20040233038A1 (en) * | 2001-07-10 | 2004-11-25 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for retinal scan recognition biometrics on a fob |
US8960535B2 (en) | 2001-07-10 | 2015-02-24 | Iii Holdings 1, Llc | Method and system for resource management and evaluation |
US7587756B2 (en) * | 2002-07-09 | 2009-09-08 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Methods and apparatus for a secure proximity integrated circuit card transactions |
US6805287B2 (en) | 2002-09-12 | 2004-10-19 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for converting a stored value card to a credit card |
US7268667B2 (en) * | 2003-05-09 | 2007-09-11 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Systems and methods for providing a RF transaction device operable to store multiple distinct accounts |
WO2005091890A2 (en) | 2004-03-05 | 2005-10-06 | Seknion, Inc. | Method and apparatus for security in a wireless network |
WO2005091889A2 (en) | 2004-03-05 | 2005-10-06 | Seknion, Inc. | Method and apparatus for improving the efficiency and accuracy of rfid systems |
US7314165B2 (en) | 2004-07-01 | 2008-01-01 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for smellprint recognition biometrics on a smartcard |
US7318550B2 (en) | 2004-07-01 | 2008-01-15 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Biometric safeguard method for use with a smartcard |
TW200705184A (en) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Sin Etke Technology Co Ltd | Serial data transmission method and system |
KR100736405B1 (ko) * | 2005-09-28 | 2007-07-09 | 삼성전자주식회사 | Fifo없이 dma를 수행할 수 있는 반도체 장치와 상기반도체 장치의 데이터 처리방법 |
US7844238B2 (en) | 2005-12-05 | 2010-11-30 | Assa Abloy Ab | Compensation for holes in the read range of an RFID reader technical field |
JP4206108B2 (ja) * | 2006-07-28 | 2009-01-07 | 東芝テック株式会社 | 無線タグリーダライタ |
JP2009140254A (ja) * | 2007-12-06 | 2009-06-25 | Toshiba Tec Corp | 無線通信装置 |
US7496784B1 (en) * | 2008-01-10 | 2009-02-24 | International Business Machines Corporation | Method and system for thresholding hardware errors |
US20100161469A1 (en) * | 2008-12-22 | 2010-06-24 | Nathan Bowman Littrell | Systems and methods for charging an electric vehicle using a wireless communication link |
US9396462B2 (en) * | 2008-12-22 | 2016-07-19 | General Electric Company | System and method for roaming billing for electric vehicles |
US8583551B2 (en) * | 2008-12-22 | 2013-11-12 | General Electric Company | Systems and methods for prepaid electric metering for vehicles |
US8315930B2 (en) * | 2008-12-22 | 2012-11-20 | General Electric Company | Systems and methods for charging an electric vehicle using broadband over powerlines |
US9030153B2 (en) * | 2008-12-22 | 2015-05-12 | General Electric Company | Systems and methods for delivering energy to an electric vehicle with parking fee collection |
US20100161393A1 (en) * | 2008-12-22 | 2010-06-24 | Nathan Bowman Littrell | Systems and methods for charging an electric vehicle within a parking area |
US20100156349A1 (en) * | 2008-12-22 | 2010-06-24 | Nathan Bowman Littrell | System and method for pay as you go charging for electric vehicles |
US9505317B2 (en) | 2008-12-22 | 2016-11-29 | General Electric Company | System and method for electric vehicle charging and billing using a wireless vehicle communication service |
CN101702195B (zh) * | 2009-10-30 | 2012-10-03 | 飞天诚信科技股份有限公司 | 时序控制方法和读卡器 |
CN102243536A (zh) * | 2010-05-11 | 2011-11-16 | 北京华旗资讯数码科技有限公司 | 具有存储或读卡器功能的数据传输系统、鼠标和数据传输方法 |
CN103310264A (zh) * | 2012-03-08 | 2013-09-18 | 国民技术股份有限公司 | 一种射频ic卡及通信装置 |
CN105488898A (zh) * | 2013-10-28 | 2016-04-13 | 东莞市清大曜嘉信息技术有限公司 | 反铁磁共振标识的互联网查询验证方法 |
CN104794813B (zh) * | 2014-01-16 | 2018-09-04 | 浙江融创信息产业有限公司 | Ic卡发卡系统、读写机具、黑白名单处理方法及装置 |
CN104166826A (zh) * | 2014-08-15 | 2014-11-26 | 广州中大微电子有限公司 | 一种用于rfid读卡器的接收解调电路及方法 |
CN104899534B (zh) * | 2015-05-28 | 2017-12-08 | 福建联迪商用设备有限公司 | 一种非接触式读卡器 |
CN108491343B (zh) * | 2018-02-11 | 2020-07-07 | 广州视源电子科技股份有限公司 | 终端设备、数据传输系统及方法 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL8803170A (nl) * | 1988-12-27 | 1990-07-16 | Nedap Nv | Identificatiesysteem. |
JPH02226392A (ja) * | 1989-02-27 | 1990-09-07 | Omron Tateisi Electron Co | カード識別装置 |
JPH03137780A (ja) * | 1989-10-24 | 1991-06-12 | Mitsubishi Electric Corp | 非接触型icカード |
US5030807A (en) * | 1990-01-16 | 1991-07-09 | Amtech Corporation | System for reading and writing data from and into remote tags |
JP2569194B2 (ja) * | 1990-03-13 | 1997-01-08 | 三菱電機株式会社 | マイクロコンピュータ及びこれを用いた非接触icカード |
JPH04190479A (ja) * | 1990-11-26 | 1992-07-08 | Omron Corp | Icカード装置 |
US5221838A (en) * | 1990-12-24 | 1993-06-22 | Motorola, Inc. | Electronic wallet |
DE69122845T2 (de) * | 1990-12-28 | 1997-02-20 | Mitsubishi Electric Corp | Kontaktlose IC-Karte |
US5418353A (en) * | 1991-07-23 | 1995-05-23 | Hitachi Maxell, Ltd. | Non-contact, electromagnetically coupled transmission and receiving system for IC cards |
JP2842750B2 (ja) * | 1992-04-07 | 1999-01-06 | 三菱電機株式会社 | Icカード |
JP2747395B2 (ja) * | 1992-07-20 | 1998-05-06 | 三菱電機株式会社 | 非接触icカード、非接触icカードリーダライタ及びデータ伝送方法 |
JPH07271939A (ja) * | 1994-03-30 | 1995-10-20 | Mitsubishi Denki Semiconductor Software Kk | 非接触icカード,カードリーダライタ及びカード装置 |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP6060821A patent/JPH07271939A/ja active Pending
-
1995
- 1995-01-12 DE DE69527736T patent/DE69527736T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-01-12 EP EP01116095A patent/EP1146475B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-01-12 DE DE69532339T patent/DE69532339T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-01-12 DE DE69532837T patent/DE69532837T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-01-12 EP EP95100357A patent/EP0675459B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-01-12 EP EP00109743A patent/EP1035502B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-01-20 US US08/375,981 patent/US5604342A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-03-18 KR KR1019950005719A patent/KR100189764B1/ko not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-11-01 US US08/742,756 patent/US5753902A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100511053B1 (ko) * | 1999-02-25 | 2005-08-31 | 윈본드 일렉트로닉스 코포레이션 | 아이시 카드 판독 인터페이스를 구비한 범용 비동기 송/수신기및그것을 이용한 아이시 카드 판독 시스템 |
JP2003525503A (ja) * | 2000-03-03 | 2003-08-26 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 受信されたデータストリームと同期を取るための手段を有するデータキャリア |
JP4758587B2 (ja) * | 2000-03-03 | 2011-08-31 | エヌエックスピー ビー ヴィ | 受信されたデータストリームと同期を取るための手段を有するデータキャリア |
JP2001333043A (ja) * | 2000-03-15 | 2001-11-30 | Sony Corp | データ変調方法及びデータ変調装置並びに通信装置 |
JP2001283161A (ja) * | 2000-03-28 | 2001-10-12 | Takamisawa Cybernetics Co Ltd | 非接触型カードリードライト装置 |
KR20020033328A (ko) * | 2000-10-30 | 2002-05-06 | 김정태 | 비접촉식 카드단말기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1146475A1 (en) | 2001-10-17 |
US5604342A (en) | 1997-02-18 |
DE69527736T2 (de) | 2002-12-05 |
DE69532339T2 (de) | 2004-10-14 |
EP1035502A1 (en) | 2000-09-13 |
DE69532837D1 (de) | 2004-05-06 |
EP0675459B1 (en) | 2002-08-14 |
EP0675459A3 (en) | 1999-01-20 |
EP1146475B1 (en) | 2004-03-31 |
EP0675459A2 (en) | 1995-10-04 |
EP1035502B1 (en) | 2003-12-17 |
DE69532837T2 (de) | 2005-02-03 |
KR950027624A (ko) | 1995-10-18 |
DE69532339D1 (de) | 2004-01-29 |
US5753902A (en) | 1998-05-19 |
DE69527736D1 (de) | 2002-09-19 |
KR100189764B1 (ko) | 1999-06-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH07271939A (ja) | 非接触icカード,カードリーダライタ及びカード装置 | |
KR100842250B1 (ko) | 인체접촉 감지를 이용하는 통신 장치 및 그 방법 | |
US6487264B1 (en) | RF modem apparatus | |
EP1562133B1 (en) | Wireless communication device | |
JP2003233781A (ja) | カードリーダライタ | |
JP2003187204A (ja) | 非接触icカード及びカード装置 | |
CN109274402B (zh) | 跳频通信复原方法、电子装置及非暂态电脑可读取媒体 | |
JPH09307493A (ja) | 無線選択呼出し受信機付き携帯情報端末装置 | |
KR100616660B1 (ko) | 저전력 무선 송수신기 | |
JP2002521867A (ja) | 変調度が異なる質問信号を受けるための少なくとも2つの復調器を持つデータキャリヤ | |
JP2000322544A (ja) | 携帯可能電子装置 | |
CN101048941B (zh) | 延长电池使用期限的无线设备和方法 | |
JP2009271775A (ja) | 受信装置 | |
JP2006054703A (ja) | 無線通信装置 | |
CN120508325B (zh) | 一种无晶振高速收发器系统启动方法 | |
JP2000172792A (ja) | 非接触型icカードリーダ装置 | |
JP2766237B2 (ja) | 無線機付きプリンタ | |
CN1516360A (zh) | 通信用半导体集成电路及其电池节省方法 | |
JP2006165922A (ja) | 無線受信機 | |
JP2666770B2 (ja) | 自動再送方式 | |
JP2000068874A (ja) | 無線受信装置およびその間欠受信方法 | |
JP2002330476A (ja) | 赤外線受信装置 | |
JP2659070B2 (ja) | Icカード | |
CN118573233A (zh) | 短距离无线通信设备及其操作方法 | |
CN103714372B (zh) | 非接触ic卡的解调电路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040120 |