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JPH072773A - 新規なピペリジン誘導体及び抗ウイルス剤 - Google Patents

新規なピペリジン誘導体及び抗ウイルス剤

Info

Publication number
JPH072773A
JPH072773A JP16505093A JP16505093A JPH072773A JP H072773 A JPH072773 A JP H072773A JP 16505093 A JP16505093 A JP 16505093A JP 16505093 A JP16505093 A JP 16505093A JP H072773 A JPH072773 A JP H072773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amidino
piperidine
compound
group
amino
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16505093A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichiro Ichikawa
裕一郎 市川
Masashi Nagai
昌史 永井
Naoko Hoshino
尚子 星野
Ryuji Ikeda
龍治 池田
Kourou Hoshino
洪郎 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kayaku Co Ltd filed Critical Nippon Kayaku Co Ltd
Priority to JP16505093A priority Critical patent/JPH072773A/ja
Publication of JPH072773A publication Critical patent/JPH072773A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Hydrogenated Pyridines (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】抗ウイルス作用を有する新規ピペリジン誘導体
及びその用途を提供する。 【構成】一般式(1)に示される新規なピペリジン誘導
体及びその生物学的に許容される塩を有効成分とする抗
ウイルス剤に関する。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば抗ウイルス剤な
どの医薬品として期待される新規なピペリジン誘導体に
関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ウイルスに起因する疾患に対して
臨床上治療に用いられている薬剤としては、ヘルペス属
ウイルスに有効なビダラビン(Ara−A)、アシクロ
ビル(ACV)、ガンシクロビル(GCV)、また、H
IV(エイズ原因ウイルス)に活性を示すジドブジン
(AZT)、ジダノシン(DDI)などが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記抗
ウイルス薬は適用範囲が狭く、また溶解度、経口吸収
性、代謝などの影響により投与方法が限られる、また、
骨髄毒などの副作用のため長期投与が困難であるなど問
題点を多く残している。特に、エイズ治療薬であるAZ
T、DDIは、長期投与により筋肉炎、末梢神経炎、急
性膵炎などの遅延型毒性を誘発する事が明らかとなり、
また耐性ウイルスが出現するなどの問題を持っている。
エイズは全世界的に大流行しつつあることからも、新た
な抗ウイルス薬、特に抗エイズ薬の開発が望まれてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式(1)
【0005】
【化4】
【0006】[式中R1 は、水素原子またはグアニジノ
基の保護基を、R2 は、アルキル基、アリール基または
アシル基を、R3 及びR4 は、それぞれ独立に水素原
子、アルキル基、アリール基またはアシル基を示す]で
表される新規なピペリジン誘導体及びこれら化合物の生
理学的に許容される塩及びそれを有効成分とする抗ウィ
ルス剤に関する。
【0007】一般式(1)においてR1 におけるグアニ
ジノ基の保護基としては、例えば、置換または無置換ア
シル基、置換または無置換スルホニル基、あるいはニト
ロ基等があげられる。これらの中でニトロ基が好まし
い。アシル基としては、以下に記載のR2 、R3 と同様
のものが挙げられ、スルホニル基としては例えばp−ト
ルエンスルホニル、ベンゼンスルホニルなどの置換また
は無置換アリールスルホニル基や、メトキシスルホニル
などのアルコキシスルホニル基及びメタンスルホニルな
どのアルキルスルホニル基が挙げられる。
【0008】一般式(1)において、R1 、R2 ならび
にR3 に示すアシル基としては、例えばアセチル基、ブ
タノイル基、イソペンタノイル基、オクタノイル基、3
−フェニルプロパノイル基などの直鎖状または分岐状の
置換または無置換アルキルカルボニル基や、ベンゾイ
ル、p−メトキシベンゾイル基などの置換または無置換
アリールカルボニル基及びベンジルオキシカルボニル
基、t−ブトキシカルボニル基などの置換アルコキシカ
ルボニル基などが挙げられる。
【0009】本発明におけるアルキル基としては例えば
メチル基、ブチル基、オクチル基、オクタデシル基、イ
ソアミル基、ベンジル基、p−メトキシベンジル基、2
−フェニルエチル基などの置換または無置換の直鎖状ま
たは分岐鎖状のアルキル基や、シクロペンチル基、シク
ロヘキシル基などの置換または無置換の環状アルキル基
等が挙げられ、R2 については炭素数3〜10のアルキ
ル基が、またR3 、R4 については炭素数1〜6の低級
アルキル基が好ましい。アリール基としては例えば、フ
ェニル基、p−クロロフェニル基などの置換または無置
換フェニル基などが挙げられる。
【0010】また生理的に許容される塩としては、例え
ば塩酸、硫酸、硝酸などの鉱酸塩、例えば酢酸、フマル
酸、マレイン酸、酒石酸、メタンスルホン酸などの有機
酸塩が挙げられる。
【0011】一般式(1)で示される化合物の具体例の
一部を次に示す。なおここに示した化合物について存在
する全ての立体異性体、光学活性体、及びラセミ体を含
む。尚、光学異性体のうち好ましいものは(2S,3
S)もしくは(2R,3S)体である。また、塩につい
てはここに示していない。
【0012】1.1−アミジノ−3−アミノ−2−メト
キシピペリジン 2.1−アミジノ−3−アミノ−2−ブトキシピペリジ
ン 3.1−アミジノ−3−アミノ−2−(t−ブトキシ)
ピペリジン 4.1−アミジノ−3−アミノ−2−イソペンチルオキ
シピペリジン 5.1−アミジノ−3−アミノ−2−オクチルオキシピ
ペリジン 6.1−アミジノ−3−アミノ−2−(2−フェニルエ
トキシ)ピペリジン 7.1−アミジノ−3−アミノ−2−シクロヘキシルオ
キシピペリジン 8.1−アミジノ−3−アミノ−2−フェノキシピペリ
ジン 9.1−アミジノ−3−アミノ−2−ブタノイルオキシ
ピペリジン 10.1−アミジノ−3−アミノ−2−(3−フェニル
プロパノイルオキシ)ピペリジン
【0013】11.3−アセチルアミノ−1−アミジノ
−2−メトキシピペリジン 12.3−アセチルアミノ−1−アミジノ−2−ブトキ
シピペリジン 13.3−アセチルアミノ−1−アミジノ−2−(t−
ブトキシ)ピペリジン 14.3−アセチルアミノ−1−アミジノ−2−イソペ
ンチルオキシピペリジン 15.3−アセチルアミノ−1−アミジノ−2−オクチ
ルオキシピペリジン 16.3−アセチルアミノ−1−アミジノ−2−(2−
フェニルエトキシ)ピペリジン 17.3−アセチルアミノ−1−アミジノ−2−シクロ
ヘキシルオキシピペリジン 18.3−アセチルアミノ−1−アミジノ−2−フェノ
キシピペリジン 19.3−アセチルアミノ−1−アミジノ−2−ブタノ
イルオキシピペリジン 20.3−アセチルアミノ−1−アミジノ−2−(3−
フェニルプロパノイルオキシ)ピペリジン
【0014】21.1−アミジノ−3−ベンゾイルアミ
ノ−2−メトキシピペリジン 22.1−アミジノ−3−ベンゾイルアミノ−2−ブト
キシピペリジン 23.1−アミジノ−3−ベンゾイルアミノ−2−(t
−ブトキシ)ピペリジン 24.1−アミジノ−3−ベンゾイルアミノ−2−イソ
ペンチルオキシピペリジン 25.1−アミジノ−3−ベンゾイルアミノ−2−オク
チルオキシピペリジン 26.1−アミジノ−3−ベンゾイルアミノ−2−(2
−フェニルエトキシ)ピペリジン 27.1−アミジノ−3−ベンゾイルアミノ−2−シク
ロヘキシルオキシピペリジン 28.1−アミジノ−3−ベンゾイルアミノ−2−フェ
ノキシピペリジン 29.1−アミジノ−3−ベンゾイルアミノ−2−ブタ
ノイルオキシピペリジン 30.1−アミジノ−3−ベンゾイルアミノ−2−(3
−フェニルプロパノイルオキシ)ピペリジン
【0015】31.1−アミジノ−3−ベンジルオキシ
カルボニルアミノ−2−メトキシピペリジン 32.1−アミジノ−3−ベンジルオキシカルボニルア
ミノ−2−ブトキシピペリジン 33.1−アミジノ−3−ベンジルオキシカルボニルア
ミノ−2−(t−ブトキシ)ピペリジン 34.1−アミジノ−3−ベンジルオキシカルボニルア
ミノ−2−イソペンチルオキシピペリジン 35.1−アミジノ−3−ベンジルオキシカルボニルア
ミノ−2−オクチルオキシピペリジン 36.1−アミジノ−3−ベンジルオキシカルボニルア
ミノ−2−(2−フェニルエトキシ)ピペリジン 37.1−アミジノ−3−ベンジルオキシカルボニルア
ミノ−2−シクロヘキシルオキシピペリジン 38.1−アミジノ−3−ベンジルオキシカルボニルア
ミノ−2−フェノキシピペリジン 39.1−アミジノ−3−ベンジルオキシカルボニルア
ミノ−2−ブタノイルオキシピペリジン 40.1−アミジノ−3−ベンジルオキシカルボニルア
ミノ−2−(3−フェニルプロパノイルオキシ)ピペリ
ジン
【0016】41.1−アミジノ−3−(t−ブトキシ
カルボニルアミノ)−2−メトキシピペリジン 42.1−アミジノ−3−(t−ブトキシカルボニルア
ミノ)−2−ブトキシピペリジン 43.1−アミジノ−3−(t−ブトキシカルボニルア
ミノ)−2−(t−ブトキシ)ピペリジン 44.1−アミジノ−3−(t−ブトキシカルボニルア
ミノ)−2−イソペンチルオキシピペリジン 45.1−アミジノ−3−(t−ブトキシカルボニルア
ミノ)−2−オクチルオキシピペリジン 46.1−アミジノ−3−(t−ブトキシカルボニルア
ミノ)−2−(2−フェニルエトキシ)ピペリジン 47.1−アミジノ−3−(t−ブトキシカルボニルア
ミノ)−2−シクロヘキシルオキシピペリジン 48.1−アミジノ−3−(t−ブトキシカルボニルア
ミノ)−2−フェノキシピペリジン 49.1−アミジノ−3−(t−ブトキシカルボニルア
ミノ)−2−ブタノイルオキシピペリジン 50.1−アミジノ−3−(t−ブトキシカルボニルア
ミノ)−2−(3−フェニルプロパノイルオキシ)ピペ
リジン
【0017】51.1−アミジノ−3−ベンジルアミノ
−2−メトキシピペリジン 52.1−アミジノ−3−ベンジルアミノ−2−ブトキ
シピペリジン 53.1−アミジノ−3−ベンジルアミノ−2−(t−
ブトキシ)ピペリジン 54.1−アミジノ−3−ベンジルアミノ−2−イソペ
ンチルオキシピペリジン 55.1−アミジノ−3−ベンジルアミノ−2−オクチ
ルオキシピペリジン 56.1−アミジノ−3−ベンジルアミノ−2−(2−
フェニルエトキシ)ピペリジン 57.1−アミジノ−3−ベンジルアミノ−2−シクロ
ヘキシルオキシピペリジン 58.1−アミジノ−3−ベンジルアミノ−2−フェノ
キシピペリジン 59.1−アミジノ−3−ベンジルアミノ−2−ブタノ
イルオキシピペリジン 60.1−アミジノ−3−ベンジルアミノ−2−(3−
フェニルプロパノイルオキシ)ピペリジン
【0018】61.1−アミジノ−3−ジメチルアミノ
−2−メトキシピペリジン 62.1−アミジノ−3−ジメチルアミノ−2−ブトキ
シピペリジン 63.1−アミジノ−3−ジメチルアミノ−2−(t−
ブトキシ)ピペリジン 64.1−アミジノ−3−ジメチルアミノ−2−イソペ
ンチルオキシピペリジン 65.1−アミジノ−3−ジメチルアミノ−2−オクチ
ルオキシピペリジン 66.1−アミジノ−3−ジメチルアミノ−2−(2−
フェニルエトキシ)ピペリジン 67.1−アミジノ−2−シクロヘキシルオキシ−3−
ジメチルアミノピペリジン 68.1−アミジノ−3−ジメチルアミノ−2−フェノ
キシピペリジン 69.1−アミジノ−3−ジメチルアミノ−2−ブタノ
イルオキシピペリジン 70.1−アミジノ−3−ジメチルアミノ−2−(3−
フェニルプロパノイルオキシ)ピペリジン
【0019】71.3−アミノ−1−(N−ベンジルオ
キシカルボニルアミジノ)−2−メトキシピペリジン 72.3−アミノ−1−(N−ベンジルオキシカルボニ
ルアミジノ)−2−ブトキシピペリジン 73.3−アミノ−1−(N−ベンジルオキシカルボニ
ルアミジノ)−2−(t−ブトキシ)ピペリジン 74.3−アミノ−1−(N−ベンジルオキシカルボニ
ルアミジノ)−2−イソペンチルオキシピペリジン 75.3−アミノ−1−(N−ベンジルオキシカルボニ
ルアミジノ)−2−オクチルオキシピペリジン 76.3−アミノ−1−(N−ベンジルオキシカルボニ
ルアミジノ)−2−(2−フェニルエトキシ)ピペリジ
ン 77.3−アミノ−1−(N−ベンジルオキシカルボニ
ルアミジノ)−2−シクロヘキシルオキシピペリジン 78.3−アミノ−1−(N−ベンジルオキシカルボニ
ルアミジノ)−2−フェノキシピペリジン 79.3−アミノ−1−(N−ベンジルオキシカルボニ
ルアミジノ)−2−ブタノイルオキシピペリジン 80.3−アミノ−1−(N−ベンジルオキシカルボニ
ルアミジノ)−2−(3−フェニルプロパノイルオキ
シ)ピペリジン
【0020】81.3−アミノ−2−メトキシ−1−
(N−ニトロアミジノ)ピペリジン 82.3−アミノ−2−ブトキシ−1−(N−ニトロア
ミジノ)ピペリジン 83.3−アミノ−2−(t−ブトキシ)−1−(N−
ニトロアミジノ)ピペリジン 84.3−アミノ−2−イソペンチルオキシ−1−(N
−ニトロアミジノ)ピペリジン 85.3−アミノ−1−(N−ニトロアミジノ)−2−
オクチルオキシピペリジン 86.3−アミノ−1−(N−ニトロアミジノ)−2−
(2−フェニルエトキシ)ピペリジン 87.3−アミノ−2−シクロヘキシルオキシ−1−
(N−ニトロアミジノ)ピペリジン 88.3−アミノ−1−(N−ニトロアミジノ)−2−
フェノキシピペリジン 89.3−アミノ−2−ブタノイルオキシ−1−(N−
ニトロアミジノ)ピペリジン 90.3−アミノ−1−(N−ニトロアミジノ)−2−
(3−フェニルプロパノイルオキシ)ピペリジン
【0021】91.3−アミノ−2−メトキシ−1−
[N−(p−トルエンスルホニル)アミジノ]ピペリジ
ン 92.3−アミノ−2−ブトキシ−1−[N−(p−ト
ルエンスルホニル)アミジノ]ピペリジン 93.3−アミノ−2−(t−ブトキシ)−1−[N−
(p−トルエンスルホニル)アミジノ]ピペリジン 94.3−アミノ−2−イソペンチルオキシ−1−[N
−(p−トルエンスルホニル)アミジノ]ピペリジン 95.3−アミノ−2−オクチルオキシ−1−[N−
(p−トルエンスルホニル)アミジノ]ピペリジン 96.3−アミノ−2−(2−フェニルエトキシ)−1
−[N−(p−トルエンスルホニル)アミジノ]ピペリ
ジン 97.3−アミノ−2−シクロヘキシルオキシ−1−
[N−(p−トルエンスルホニル)アミジノ]ピペリジ
ン 98.3−アミノ−2−フェノキシ−1−[N−(p−
トルエンスルホニル)アミジノ]ピペリジン 99.3−アミノ−2−ブタノイルオキシ−1−[N−
(p−トルエンスルホニル)アミジノ]ピペリジン 100.3−アミノ−2−(3−フェニルプロパノイル
オキシ)−1−[N−(p−トルエンスルホニル)アミ
ジノ]ピペリジン
【0022】101.3−ベンジルオキシカルボニルア
ミノ−2−メトキシ−1−(N−ニトロアミジノ)ピペ
リジン 102.3−ベンジルオキシカルボニルアミノ−2−ブ
トキシ−1−(N−ニトロアミジノ)ピペリジン 103.3−ベンジルオキシカルボニルアミノ−2−
(t−ブトキシ)−1−(N−ニトロアミジノ)ピペリ
ジン 104.3−ベンジルオキシカルボニルアミノ−2−イ
ソペンチルオキシ−1−(N−ニトロアミジノ)ピペリ
ジン 105.3−ベンジルオキシカルボニルアミノ−1−
(N−ニトロアミジノ)−2−オクチルオキシピペリジ
ン 106.3−ベンジルオキシカルボニルアミノ−1−
(N−ニトロアミジノ)−2−(2−フェニルエトキ
シ)ピペリジン 107.3−ベンジルオキシカルボニルアミノ−2−シ
クロヘキシルオキシ−1−(N−ニトロアミジノ)ピペ
リジン 108.3−ベンジルオキシカルボニルアミノ−1−
(N−ニトロアミジノ)−2−フェノキシピペリジン 109.3−ベンジルオキシカルボニルアミノ−2−ブ
タノイルオキシ−1−(N−ニトロアミジノ)ピペリジ
ン 110.3−ベンジルオキシカルボニルアミノ−1−
(N−ニトロアミジノ)−2−(3−フェニルプロパノ
イルオキシ)ピペリジン
【0023】111.1−アミジノ−3−ブタノイルア
ミノ−2−メトキシピペリジン 112.1−アミジノ−3−ブタノイルアミノ−2−ブ
トキシピペリジン 113.1−アミジノ−3−ブタノイルアミノ−2−
(t−ブトキシ)ピペリジン 114.1−アミジノ−3−ブタノイルアミノ−2−イ
ソペンチルオキシピペリジン 115.1−アミジノ−3−ブタノイルアミノ−2−オ
クチルオキシピペリジン 116.1−アミジノ−3−ブタノイルアミノ−2−
(2−フェニルエトキシ)ピペリジン 117.1−アミジノ−3−ブタノイルアミノ−2−シ
クロヘキシルオキシピペリジン 118.1−アミジノ−3−ブタノイルアミノ−2−フ
ェノキシピペリジン 119.1−アミジノ−3−ブタノイルアミノ−2−ブ
タノイルオキシピペリジン 120.1−アミジノ−3−ブタノイルアミノ−2−
(3−フェニルプロパノイルオキシ)ピペリジン
【0024】本発明化合物の一般式(1)で表わされる
化合物は、例えば公知(H.Khatri and
C.H.Stammer,J.C.S.Chem.Co
mm.,1979,79)である化合物(B)より、反
応式(1)に示すように合成することができる。
【0025】
【化5】
【0026】[式中、Zはベンジルオキシカルボニル基
を示す。R2 、R3 及びR4 は一般式(1)におけるR
2 、R3 及びR4 と同じである]
【0027】すなわち、化合物(B)を例えば酸触媒存
在下にアルコールと反応させ、アルキル化することによ
り、R2 がアルキル基である一般式(1a)で表される
化合物が得られる。また、化合物(B)をアシル化する
ことにより、R2 がアシル基である一般式(1a)で表
される化合物が得られる。一般式(1a)で表される化
合物を例えば接触還元すると、反応条件を選ぶことによ
り、一般式(1b)で表される化合物または一般式(1
c)で表される化合物を得ることができる。一般式(1
b)で表される化合物または一般式(1c)で表される
化合物をアシル化またはアルキル化することにより、そ
れぞれ一般式(1d)で表される化合物または一般式
(1e)で表される化合物が得られる。一般式(1b)
で表される化合物または一般式(1d)で表される化合
物は例えば還元することにより、それぞれ一般式(1
c)で表される化合物または一般式(1e)で表される
化合物が得られる。
【0028】化合物(B)からR2 がアルキル基である
一般式(1a)で表される化合物を製造する際のアルキ
ル化における酸触媒としては、例えば塩酸、硫酸などの
鉱酸、例えばメタンスルホン酸、トリフルオロメタンス
ルホン酸、p−トルエンスルホン酸、カンファースルホ
ン酸などの有機酸及び、例えば三フッ化ホウ素エーテラ
ート、四塩化チタン、四塩化スズなどのルイス酸などが
挙げられる。酸触媒の使用量は0.01当量から10当
量程度がよい。アルコールの使用量は、0.1当量から
大過剰(溶媒量)程度がよい。
【0029】化合物(B)からR2 がアシル基である一
般式(1a)で表される化合物、一般式(1b)で表さ
れる化合物から一般式(1d)で表される化合物及び一
般式(1c)で表される化合物から一般式(1e)で表
される化合物を製造する際のアシル化は、例えばアシル
化剤で処理するかまたはアシル化剤と塩基を組み合わせ
で処理することで達成される。アシル化剤としては、例
えば塩化アセチル、塩化ベンゾイル、塩化ベンジルオキ
シカルボニル、塩化t−ブトキシカルボニルなどの酸ハ
ロゲン化物、無水酢酸、ジt−ブチルジカーボネートな
どの酸無水物、酢酸、安息香酸などのカルボン酸とジシ
クロヘキシルカルボジイミド(DCC)などの脱水縮合
剤の組み合わせなどが挙げられる。塩基としては、トリ
エチルアミン、N−メチルモルホリン、ピリジン、4−
ジメチルアミノピリジンなどの有機塩基及び炭酸水素ナ
トリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウムなどの無機
塩基などが挙げられる。アシル化剤の使用量は0.1当
量から10当量程度、塩基の使用量は0当量から大過剰
(溶媒量)程度が良い。
【0030】一般式(1b)で表される化合物または一
般式(1c)で表される化合物から一般式(1d)で表
される化合物または一般式(1e)で表される化合物を
製造する際のアルキル化は、例えばアルキル化剤で処理
するかまたはアルキル化剤と塩基を組み合わせで処理す
ることで達成される。アルキル化剤としては、例えばヨ
ウ化メチル、臭化ベンジルなどのハロゲン化アルキル、
ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドなどのアルデヒド
とシアノ水素化ホウ素ナトリウムなどの還元剤の組み合
わせなどが挙げられる。塩基としては、トリエチルアミ
ン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジンなどの有機
塩基及び炭酸カリウム、水酸化ナトリウムなどの無機塩
基などが挙げられる。アルキル化剤の使用量は0.1当
量から10当量程度、塩基の使用量は0当量から大過剰
(溶媒量)程度が良い。
【0031】一般式(1a)で表される化合物から、一
般式(1b)で表される化合物または一般式(1c)で
表される化合物を製造する際の接触還元は、例えばメタ
ノール、酢酸などの溶媒中、パラジウムブラック、10
%パラジウム/炭素、20%水酸化パラジウム/炭素な
どの接触還元触媒存在下に、水素雰囲気中または水素ガ
スを吹き込みながら撹拌することで達成される。例え
ば、一般式(1a)で表される化合物をメタノール中パ
ラジウムブラック存在下に、室温で水素ガスを吹き込み
ながら撹拌すると一般式(1b)で表される化合物が得
られ、例えば一般式(1a)で表される化合物をメタノ
ール中20%水酸化パラジウム/炭素存在下に、室温で
水素ガスを吹き込みながら撹拌すると一般式(1c)で
表される化合物が得られる。
【0032】一般式(1b)で表される化合物または一
般式(1d)で表される化合物から、それぞれ一般式
(1c)で表される化合物または一般式(1e)で表さ
れる化合物を製造する際の還元は、上記接触還元による
か、例えば三塩化チタンの還元剤で処理することによっ
て達成される。
【0033】また、化合物(B)は化合物(A)より合
成されるが、化合物(A)の変わりに一般式(C)で表
される化合物を出発原料として用い反応式(1)とほぼ
同様の操作をすることによっても、一般式(1)で表さ
れる化合物が合成できる。(反応式(2))。
【0034】
【化6】
【0035】[式中、R1 、R2 、R3 及びR4 は一般
式(1)におけるR1 、R2 、R3 及びR4と同じであ
る]
【0036】
【作用】本発明化合物は次の実験例から、強い抗ウイル
ス作用を有することがわかる。
【0037】
【実験例】レトロウイルスであるHIV(Human
Immunodeficiency Virus)に対
する作用を下記の方法で試験した。48穴トレーにMT
−4細胞約5万個/0.5ml入れ、さらに本発明化合
物の一定量を含む溶液50μlを加え、37℃、5%
(v/v)炭酸ガス孵卵器中にて2時間培養した後、
5.0×104 から1.0×105 PFU/mlのHI
Vを50μl加え、4日間培養後、培養液の一部をスラ
イドグラスに塗布し、アセトン固定をした後、間接蛍光
抗体法にてウイルス抗原の発現を観測し、50%有効濃
度(EC50)で示した。)なお、蛍光抗体法の1次抗
体にはエイズ患者の血清、2次抗体にはFITC(フル
オレセインチオシアネート)をラベルした抗ヒトIgG
を用いた。
【0038】また、細胞毒性(Cell toxicity)は、48
穴トレーにMT−4細胞約5万個/0.5ml入れ、さ
らに本発明化合物の一定量を含む溶液50μlを加え、
37℃、5%(v/v)炭酸ガス孵卵器中にて4日間培
養した後、細胞の増殖状況を顕微鏡下で観察した。対照
群と比べて細胞増殖が同等であるものを(−)とし、若
干増殖が悪いものを(±)とした。また、対照群と比べ
て細胞の増殖が50%程度であるものを(+)とし、細
胞が殆ど死滅しているものを(++)とした。
【0039】実験結果を表1に示す。
【表1】
【0040】以上のようにして得られた本発明化合物を
抗ウイルス剤などの医薬品として使用する場合、経口投
与、静脈内投与、または経皮投与することができる。投
与量は投与する患者の症状、年齢、投与方法によっても
異なるが、通常0.1−10000mg/kg/日であ
る。本発明化合物は、適当な製剤用担体と混合して調製
した製剤の形で投与される。製剤の形としては、錠剤、
顆粒剤、細粒剤、散剤、カプセル剤、注射剤、クリー
ム、坐剤等が用いられる。製剤中に含まれる有効成分の
量は、0.01%から99%程度である。
【0041】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明化合物の製造に
ついて具体的に説明する。
【0042】実施例1 (2S,3S)−3−ベンジルオキシカルボニルアミノ
−2−ブトキシ−1−(N−ニトロアミジノ)ピペリジ
ン[(2S,3S)−化合物102]および(2R,3
S)−3−ベンジルオキシカルボニルアミノ−2−ブト
キシ−1−(N−ニトロアミジノ)ピペリジン[(2
R,3S)−化合物102]の製造
【0043】(3S)−3−ベンジルオキシカルボニル
アミノ−2−ヒドロキシ−1−(N−ニトロアミジノ)
ピペリジン[(3S)−化合物B](6.32g,1
2.75mmol)をn−ブタノール80mlに溶解
し、p−トルエンスルホン酸(400mg,2.5mm
ol)を加える。44分間60℃に加熱した後空冷し、
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と酢酸エチルを加えて激
しく撹拌する。水層と有機層を分離し、有機層を水次い
で飽和食塩水で洗浄、次いで硫酸マグネシウムで乾燥
し、ろ過後ろ液を減圧濃縮する。残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィ−(溶出液;ヘキサン−酢酸エチル
=1:1,v/v)に供し、(2S,3S)−3−ベン
ジルオキシカルボニルアミノ−2−ブトキシ−1−(N
−ニトロアミジノ)ピペリジン(0.44g,1.12
mmol,収率8.8%)と(2R,3S)−3−ベン
ジルオキシカルボニルアミノ−2−ブトキシ−1−(N
−ニトロアミジノ)ピペリジン(1.83g,4.65
mmol,収率36.5%)を得る。
【0044】[(2S,3S)−化合物102]1 H−NMR(200MHz,CDCl3 )δ:0.9
1(3H,t,J=7.1Hz),1.36(2H,
m),1.50−1.70(5H,m),2.17(1
H,m),3.19(1H,m),3.41(2H,
m),3.90(1H,m),4.10(1H,br
m),4.99(1H,br),5.09(2H,
s),5.53(1H,d,J=2.0Hz),7.2
6(5H,s),7.53(2H,brs).
【0045】[(2R,3S)−化合物102]1 H−NMR(200MHz,CDCl3 )δ:0.9
0(3H,t,J=7.2Hz),1.27(2H,q
td,J=7.2,7.2,2.0Hz),1.52
(2H,m),1.80(4H,m),3.10(1
H,t,J=13.0Hz),3.39(1H,td,
J=6.0,9.2Hz),3.45(1H,td,J
=6.4,9.2Hz),3.77(2H,br),
5.05(1H,brd,J=9.2Hz),5.10
(2H,s),5.55(1H,brs),7.36
(5H,s),7.83(2H,brs).
【0046】実施例2 (2R,3R)−3−ベンジルオキシカルボニルアミノ
−2−ブトキシ−1−(N−ニトロアミジノ)ピペリジ
ン[(2R,3R)−化合物102]および(2S,3
R)−3−ベンジルオキシカルボニルアミノ−2−ブト
キシ−1−(N−ニトロアミジノ)ピペリジン[(2
S,3R)−化合物102]の製造
【0047】(3S)−3−ベンジルオキシカルボニル
アミノ−2−ヒドロキシ−1−(N−ニトロアミジノ)
ピペリジン[(3S)−化合物B]の代わりに(3R)
−3−ベンジルオキシカルボニルアミノ−2−ヒドロキ
シ−1−(N−ニトロアミジノ)ピペリジン[(3R)
−化合物B]を用いる以外は、実施例1と同様に処理し
合成した。NMRは、実施例1の化合物と一致した。
【0048】実施例3 (2S,3S)−1−アミジノ−3−アミノ−2−ブト
キシピペリジン[(2S,3S)−化合物2]の製造
【0049】(2S,3S)−3−ベンジルオキシカル
ボニルアミノ−2−ブトキシ−1−(N−ニトロアミジ
ノ)ピペリジン(806.7mg,2.05mmol)
をメタノ−ル20mlに溶解し、窒素雰囲気下20%水
酸化パラジウム/炭素(173.4mg)を加えた後、
水素ガスを吹き込みながら室温で8時間10分間激しく
撹拌する。反応終了後セライトでろ過し、ろ液を減圧濃
縮する。残渣をHP−20樹脂(水から50%メタノー
ルへの連続濃度勾配溶出)を用いて精製し、(2S,3
S)−1−アミジノ−3−アミノ−2−ブトキシピペリ
ジン(142.8mg,0.67mmol,収率32.
7%)を得る。この5.1mgを取り、4規定塩酸−ジ
オキサン溶液に溶解し、減圧濃縮して塩酸塩を定量的に
得る。
【0050】1H−NMR(200MHz,CD3
D)δ:0.95(3H,t,J=7.2Hz),1.
41(2H,m),1.61(2H,m),1.72−
1.92(3H,m),2.25(1H,m),3.3
6(1H,m),3.52(2H,t,J=6.0H
z),3.66(2H,brs),5.58(1H,
d,J=2.2Hz). Mass(FAB)m/z:215[M+H]+ ,14
1[M−BuO]+
【0051】実施例4 (2R,3S)−1−アミジノ−3−アミノ−2−ブト
キシピペリジン[(2R,3S)−化合物2]の製造
【0052】(2R,3S)−3−ベンジルオキシカル
ボニルアミノ−2−ブトキシ−1−(N−ニトロアミジ
ノ)ピペリジン(520.1mg,1.32mmol)
をメタノ−ル20mlに溶解し、窒素雰囲気下20%水
酸化パラジウム/炭素(130.0mg)を加えた後、
水素ガスを吹き込みながら室温で5時間35分間激しく
撹拌する。反応終了後セライトでろ過し、ろ液を減圧濃
縮する。残渣をHP−20樹脂(10%メタノールでの
溶出)を用いて精製し、(2R,3S)−1−アミジノ
−3−アミノ−2−ブトキシピペリジン(126.9m
g,0.59mmol,収率44.8%)を得る。この
7.0mgを取り、4規定塩酸−ジオキサン溶液に溶解
し、減圧濃縮して塩酸塩を定量的に得る。
【0053】1H−NMR(200MHz,CD3
D)δ:0.96(3H,t,J=7.2Hz),1.
43(2H,m),1.58−1.68(3H,m),
1.84−2.20(3H,m),3.20(1H,d
t,J=2.4,14.0Hz),3.46−3.58
(4H,m),5.45(1H,d,J=3.3H
z). Mass(FAB)m/z:215[M+H]+ ,14
1[M−BuO]+
【0054】実施例5 (2S,3R)−1−アミジノ−3−アミノ−2−ブト
キシピペリジン[(2S,3R)−化合物2]及び(2
R,3R)−1−アミジノ−3−アミノ−2−ブトキシ
ピペリジン[(2R,3R)−化合物2]の製造
【0055】(2S,3S)−3−ベンジルオキシカル
ボニルアミノ−2−ブトキシ−1−(N−ニトロアミジ
ノ)ピペリジンの代わりに、(2S,3R)−3−ベン
ジルオキシカルボニルアミノ−2−ブトキシ−1−(N
−ニトロアミジノ)ピペリジンあるいは(2R,3R)
−3−ベンジルオキシカルボニルアミノ−2−ブトキシ
−1−(N−ニトロアミジノ)ピペリジンを用いる以外
は、実施例3と同様に処理し合成した。NMRは実施例
3の化合物と一致した。
【0056】実施例6 (2S,3S)−3−ベンジルオキシカルボニルアミノ
−2−(t−ブトキシ)−1−(N−ニトロアミジノ)
ピペリジン[(2S,3S)−化合物103]および
(2R,3S)−3−ベンジルオキシカルボニルアミノ
−2−tert−ブトキシ−1−(N−ニトロアミジ
ノ)ピペリジン[(2R,3S)−化合物103]の製
【0057】(3S)−3−ベンジルオキシカルボニル
アミノ−2−ヒドロキシ−1−(N−ニトロアミジノ)
ピペリジン(700.2mg,2.08mmol)をt
−ブタノール(1.96ml)に溶解し、4規定塩酸−
ジオキサン溶液(100μl,0.42mmol)を加
える。1時間20分間室温で撹拌した後、リン酸緩衝液
(0.1M,pH7.0)と酢酸エチルを加えて激しく
撹拌する。水層と有機層を分離し、有機層を水と飽和食
塩水で洗浄、次いで硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過後
ろ液を減圧濃縮する。残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィ−(溶出液;ヘキサン−酢酸エチル=3:2,
v/v)に供し、(2S,3S)−3−ベンジルオキシ
カルボニルアミノ−2−(t−ブトキシ)−1−(N−
ニトロアミジノ)ピペリジン(50.0mg,1.12
mmol,収率5.8%)と(2R,3S)−3−ベン
ジルオキシカルボニルアミノ−2−(t−ブトキシ)−
1−(N−ニトロアミジノ)ピペリジン(224.4m
g,4.65mmol,収率27.4%)を得る。
【0058】[(2S,3S)−化合物103]1 H−NMR(200MHz,CDCl3 )δ:1.5
7(9H,s),1.50−1.70(3H,m),
2.22(1H,m),3.48(1H,m),3.6
7(1H,m),3.80(1H,m),5.09(3
H,m),5.77(1H,brs),7.36(5
H,s),7.65(2H,brs).
【0059】[(2R,3S)−化合物103]1 H−NMR(200MHz,CDCl3 )δ:1.1
7(9H,s),1.50−1.90(4H,m),
3.32(1H,dt,J=2.7,12.0Hz),
3.62(2H,m),4.87(1H,d,J=9.
0Hz),5.10(2H,s),5.65(1H,b
r),7.36(5H,s),7.78(2H,br
s).
【0060】実施例7 (2R,3S)−1−アミジノ−3−アミノ−2−(t
−ブトキシ)ピペリジンの製造[(2R,3S)−化合
物3]
【0061】(2R,3S)−3−ベンジルオキシカル
ボニルアミノ−2−(t−ブトキシ)−1−(N−ニト
ロアミジノ)ピペリジン(220.0mg,0.56m
mol)をメタノ−ルに溶解し、窒素雰囲気下20%水
酸化パラジウム/炭素(50mg)を加えた後、水素ガ
スを吹き込みながら室温で15時間25分間激しく撹拌
する。反応終了後セライトでろ過し、ろ液を減圧濃縮す
る。残渣をHP−20樹脂(水から90%メタノールへ
の連続濃度勾配溶出)を用いて精製し、(2R,3S)
−1−アミジノ−3−アミノ−2−(t−ブトキシ)ピ
ペリジン(39.0mg,0.18mmol,収率3
2.1%)を得る。この5mgを取り、4規定塩酸−ジ
オキサン溶液に溶解し、減圧濃縮して塩酸塩を定量的に
得る。
【0062】1H−NMR(200MHz,CD3
D)δ:1.30(9H,s),1.60−2.11
(4H,m),3.30−3.70(3H,m),5.
64(1H,d,J=3.1Hz). Mass(FAB)m/z:215[M+H]+
【0063】実施例8 (2S,3S)−3−ベンジルオキシカルボニルアミノ
−2−シクロヘキシルオキシ−1−(N−ニトロアミジ
ノ)ピペリジン[(2S,3S)−化合物107]およ
び(2R,3S)−3−ベンジルオキシカルボニルアミ
ノ−2−シクロヘキシルオキシ−1−(N−ニトロアミ
ジノ)ピペリジン[(2R,3S)−化合物107]の
製造
【0064】(3S)−3−ベンジルオキシカルボニル
アミノ−2−ヒドロキシ−1−(N−ニトロアミジノ)
ピペリジン(813.3mg,1.82mmol)をシ
クロヘキサノ−ル(546.9mg,5.46mmo
l)及び酢酸エチルに溶解し、減圧濃縮する。残渣に4
規定塩酸−ジオキサン溶液(90μl,0.36mmo
l)を加える。35分間室温で撹拌した後、リン酸緩衝
液(0.1M,pH7.0)と酢酸エチルを加えて激し
く撹拌する。水層と有機層を分離し、有機層を水と飽和
食塩水で洗浄、次いで硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過
後ろ液を減圧濃縮する。残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィ−(溶出液;ヘキサン−酢酸エチル=3:
2,v/v)に供し、(2S,3S)−3−ベンジルオ
キシカルボニルアミノ−2−シクロヘキシルオキシ−1
−(N−ニトロアミジノ)ピペリジン(92.0mg,
0.22mmol,収率12.1%)と(2R,3S)
−3−ベンジルオキシカルボニルアミノ−2−シクロヘ
キシルオキシ−1−(N−ニトロアミジノ)ピペリジン
(239.8mg,0.57mmol,収率31.3
%)を得る。
【0065】[(2S,3S)−化合物107]1 H−NMR(200MHz,CDCl3 )δ:1.2
0−2.30(14H,m),3.20−3.50(2
H,m),3.75−3.95(2H,m),5.03
(2H,s),5.20(1H,br),5.73(1
H,d,J=2.1Hz),7.34(5H,s),
7.75(2H,brs).
【0066】[(2R,3S)−化合物107]1 H−NMR(200MHz,CDCl3 )δ:1.1
0−1.90(14H,m),3.20(1H,t,J
=13.2Hz),3.37(1H,m),3.76
(2H,m),4.99(1H,d,J=8.8H
z),5.10(2H,s),5.68(1H,br
s),7.36(5H,s),7.80(2H,br
s).
【0067】実施例9 (2S,3S)−1−アミジノ−3−アミノ−2−シク
ロヘキシルオキシピペリジン[(2S,3S)−化合物
7]の製造
【0068】(2S,3S)−3−ベンジルオキシカル
ボニルアミノ−2−シクロヘキシルオキシ−1−(N−
ニトロアミジノ)ピペリジン(90.0mg,0.21
mmol)をメタノ−ル4mlに溶解し、窒素雰囲気下
20%水酸化パラジウム/炭素(15mg)を加えた
後、水素ガスを吹き込みながら室温で6時間55分間激
しく撹拌する。反応終了後セライトでろ過し、ろ液を減
圧濃縮する。残渣をHP−20樹脂(水から90%メタ
ノールへの連続濃度勾配溶出)を用いて精製し、(2
S,3S)−1−アミジノ−3−アミノ−2−シクロヘ
キシルオキシピペリジン(48.0mg,0.20mm
ol,収率95.2%)を得る。この4mgを取り、4
規定塩酸−ジオキサン溶液に溶解し、減圧濃縮して塩酸
塩を定量的に得る。
【0069】1H−NMR(200MHz,CD3
D)δ:1.20−1.64(6H,m),1.66−
2.04(7H,m),2.30(1H,m),3.2
0−3.70(4H,m),6.91(1H,d,J=
2.3Hz).
【0070】実施例10 (2R,3S)−1−アミジノ−3−アミノ−2−シク
ロヘキシルオキシピペリジン[(2R,3S)−化合物
7]の製造
【0071】(2R,3S)−3−ベンジルオキシカル
ボニルアミノ−2−シクロヘキシルオキシ−1−(N−
ニトロアミジノ)ピペリジン(228.0mg,0.5
4mmol)をメタノ−ル6mlに溶解し、窒素雰囲気
下20%水酸化パラジウム/炭素(50mg)を加えた
後、水素ガスを吹き込みながら室温で8時間26分間激
しく撹拌する。反応終了後セライトでろ過し、ろ液を減
圧濃縮する。残渣をHP−20樹脂(水から90%メタ
ノールへの連続濃度勾配溶出)を用いて精製し、(2
R,3S)−1−アミジノ−3−アミノ−2−シクロヘ
キシルオキシピペリジン(58.2mg,0.24mm
ol,収率44.4%)を得る。この5mgを取り、4
規定塩酸−ジオキサン溶液に溶解し、減圧濃縮して塩酸
塩を定量的に得る。
【0072】1H−NMR(200MHz,CD3
D)δ:1.18−1.50(4H,m),1.52−
1.64(2H,m),1.66−2.12(8H,
m),3.24−3.44(2H,m),3.48−
3.64(2H,m),5.61(1H,d,J=2.
9Hz).
【0073】実施例11 (2S,3S)−3−ベンジルオキシカルボニルアミノ
−1−(N−ニトロアミジノ)−2−(2−フェニルエ
トキシ)ピペリジン[(2S,3S)−化合物106]
および(2R,3S)−3−ベンジルオキシカルボニル
アミノ−1−(N−ニトロアミジノ)−2−(2−フェ
ニルエトキシ)ピペリジン[(2R,3S)−化合物1
06]の製造
【0074】(3S)−3−ベンジルオキシカルボニル
アミノ−2−ヒドロキシ−1−(N−ニトロアミジノ)
ピペリジン(675.0mg,2.00mmol)を2
−フェニルエタノ−ル(733.0mg,6.00mm
ol)及び塩化メチレンに溶解し、減圧濃縮する。残渣
に4規定塩酸−ジオキサン溶液(100μl,0.40
mmol)を加える。16分間室温で撹拌した後、リン
酸緩衝液(0.2M,pH7.0)と酢酸エチルを加え
て激しく撹拌する。水層と有機層を分離し、有機層を水
と飽和食塩水で洗浄、次いで硫酸ナトリウムで乾燥し、
ろ過後減圧濃縮する。残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィ−(溶出液;ヘキサン−酢酸エチル=2:1,
v/v)に供し、(2S,3S)−3−ベンジルオキシ
カルボニルアミノ−1−(N−ニトロアミジノ)−2−
(2−フェニルエトキシ)ピペリジン(99.6mg,
0.23mmol,収率11.5%)と(2R,3S)
−3−ベンジルオキシカルボニルアミノ−1−(N−ニ
トロアミジノ)−2−(2−フェニルエトキシ)ピペリ
ジン(384.6mg,0.87mmol,収率43.
5%)を得る。
【0075】[(2S,3S)−化合物106]1 H−NMR(200MHz,CDCl3 )δ:1.4
5−1.60(3H,m),2.10(1H,m),
2.83(1H,m),2.87(2H,t,J=6.
6Hz),3.59(1H,dd,J=6.3,8.5
Hz),3.68(1H,dd,J=6.3,9.0H
z),3.78(1H,m),3.88(1H,m),
4.92(1H,br),5.09(2H,s),5.
54(1H,d,J=2.6Hz),7.10−7.4
0(12H,m).
【0076】[(2R,3S)−化合物106]1 H−NMR(200MHz,CDCl3 )δ:1.5
0−1.90(4H,m),2.80(1H,brt,
J=13.0Hz),2.85(2H,t,J=6.3
Hz),3.57(1H,brd,J=13.0H
z),3.60−3.75(3H,m),4.87(1
H,brd,J=9.5Hz),5.07(2H,
s),5.61(1H,brs),7.10−7.25
(5H,m),7.36(5H,s),7.69(2
H,brs).
【0077】実施例12 (2S,3S)−1−アミジノ−3−アミノ−2−(2
−フェニルエトキシ)ピペリジン[(2S,3S)−化
合物6]の製造
【0078】(2S,3S)−3−ベンジルオキシカル
ボニルアミノ−1−(N−ニトロアミジノ)−2−(2
−フェニルエトキシ)ピペリジン(96.0mg,0.
22mmol)をメタノ−ル5mlに溶解し、窒素雰囲
気下20%水酸化パラジウム/炭素(22.2mg)を
加えた後、水素ガスを吹き込みながら室温で6時間30
分間激しく撹拌する。反応終了後セライトでろ過し、ろ
液を減圧濃縮する。残渣をHP−20樹脂(水から70
%メタノールへの連続濃度勾配溶出)を用いて精製し、
(2S,3S)−1−アミジノ−3−アミノ−2−(2
−フェニルエトキシ)ピペリジン(8.4mg,0.0
3mmol,収率13.6%)を得る。この5mgを取
り、4規定塩酸−ジオキサン溶液に溶解し、減圧濃縮し
て塩酸塩を定量的に得る。
【0079】1H−NMR(200MHz,CD3
D)δ:1.50−1.90(3H,m),2.14
(1H,m),2.92(2H,t,J=6.6H
z),3.04(1H,dt,J=4.0,12.0H
z),3.48(1H,m),3.67(2H,m),
3.76(1H,m),5.59(1H,d,J=2.
1Hz),7.15−7.35(5H,m).
【0080】実施例13 (2R,3S)−1−アミジノ−3−アミノ−2−(2
−フェニルエトキシ)ピペリジン[(2R,3S)−化
合物6]の製造
【0081】(2R,3S)−3−ベンジルオキシカル
ボニルアミノ−1−(N−ニトロアミジノ)−2−(2
−フェニルエトキシ)ピペリジン(370.0mg,
0.84mmol)をメタノ−ル6mlに溶解し、窒素
雰囲気下20%水酸化パラジウム/炭素(86mg)を
加えた後、水素ガスを吹き込みながら室温で7時間40
分間激しく撹拌する。反応終了後セライトでろ過し、ろ
液を減圧濃縮する。残渣をHP−20樹脂(水から60
%メタノールへの連続濃度勾配溶出)を用いて精製し、
(2R,3S)−1−アミジノ−3−アミノ−2−(2
ーフェニルエトキシ)ピペリジン(77.8mg,0.
30mmol,収率35.7%)を得る。この5mgを
取り、4規定塩酸−ジオキサン溶液に溶解し、減圧濃縮
して塩酸塩を定量的に得る。
【0082】1H−NMR(200MHz,CD3
D)δ:1.54−2.00(4H,m),2.85
(1H,dt,J=3.0,12.4Hz),2.97
(2H,t,J=6.9Hz),3.35−3.40
(4H,m),5.51(1H,d,J=2.6H
z),7.15−7.35(5H,m).
【0083】実施例14 (2S,3S)−3−ベンジルオキシカルボニルアミノ
−1−(N−ニトロアミジノ)−2−オクチルオキシピ
ペリジン[(2S,3S)−化合物105]および(2
R,3S)−3−ベンジルオキシカルボニルアミノ−1
−(N−ニトロアミジノ)−2−オクチルオキシピペリ
ジン[(2R,3S)−化合物105]の製造
【0084】(3S)−3−ベンジルオキシカルボニル
アミノ−2−ヒドロキシ−1−(N−ニトロアミジノ)
ピペリジン(700.1mg,2.08mmol)をn
−オクタノ−ル(541.8mg,4.16mmol)
及びテトラヒドロフランに溶解し、減圧濃縮する。残渣
に4規定塩酸−ジオキサン溶液(105μl,0.42
mmol)を加える。1時間20分間室温で撹拌した
後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と酢酸エチルを加え
て激しく撹拌する。水層と有機層を分離し、有機層を水
と飽和食塩水で洗浄、次いで硫酸マグネシウムで乾燥
し、ろ過後減圧濃縮する。残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィ−(溶出液;ヘキサン−酢酸エチル=2:
1,v/v)に供し、(2S,3S)−3−ベンジルオ
キシカルボニルアミノ−1−(N−ニトロアミジノ)−
2−オクチルオキシピペリジン(152.3mg,0.
34mmol,収率16.3%)と(2R,3S)−3
−ベンジルオキシカルボニルアミノ−1−(N−ニトロ
アミジノ)−2−オクチルオキシピペリジン(421.
4mg,0.94mmol,収率45.2%)を得る。
【0085】[(2S,3S)−化合物105]1 H−NMR(200MHz,CDCl3 )δ:0.8
8(3H,t,J=6.2Hz),1.20−1.40
(10H,m),1.50−1.85(5H,m),
2.17(1H,m),3.18(1H,m),3.4
0(2H,m),3.89(1H,m),4.01(1
H,m),5.03(1H,brm),5.09(2
H,s),5.52(1H,brd,J=2.2H
z),7.36(5H,s),7.57(2H,br
s).
【0086】[(2R,3S)−化合物105]1 H−NMR(200MHz,CDCl3 )δ:0.8
8(3H,t,J=6.1Hz),1.20−1.40
(10H,m),1.50−1.90(6H,m),
3.10(1H,dt,J=1.9,13.0Hz),
3.41(2H,m),3.64−3.88(2H,
m),5.04(1H,brd,J=9.2Hz),
5.11(2H,s),5.52(1H,brs),
7.37(5H,s),7.78(2H,brs).
【0087】実施例15 (2S,3S)−1−アミジノ−3−アミノ−2−オク
チルオキシピペリジン[(2S,3S)−化合物5]の
製造
【0088】(2S,3S)−3−ベンジルオキシカル
ボニルアミノ−1−(N−ニトロアミジノ)−2−オク
チルオキシピペリジン(150.0mg,0.33mm
ol)をメタノ−ル4mlに溶解し、窒素雰囲気下20
%水酸化パラジウム/炭素(30.2mg)を加えた
後、水素ガスを吹き込みながら室温で4時間26分間激
しく撹拌する。反応終了後セライトでろ過し、ろ液を減
圧濃縮する。残渣をHP−20樹脂(水から50%メタ
ノールへの連続濃度勾配溶出)を用いて精製し、(2
S,3S)−1−アミジノ−3−アミノ−2−オクチル
オキシピペリジン(30.3mg,0.11mmol,
収率33.3%)を得る。この5mgを取り、4規定塩
酸−ジオキサン溶液に溶解し、減圧濃縮して塩酸塩を定
量的に得る。
【0089】1H−NMR(200MHz,CD3OD)
δ: 0.90(3H,t,J=6.4Hz),1.30(1
0H,brs),1.61(2H,m),1.74−
1.92(3H,m),2.25(1H,m),3.3
5(1H,m),3.46−3.60(3H,m),
3.67(1H,m),5.60(1H,brs). Mass(FAB)m/z:271[M+H]+ ,14
1[M−OctO]+ (Base Peak).
【0090】実施例16 (2R,3S)−1−アミジノ−3−アミノ−2−オク
チルオキシピペリジン[(2R,3S)−化合物5]の
製造
【0091】(2R,3S)−3−ベンジルオキシカル
ボニルアミノ−1−(N−ニトロアミジノ)−2−オク
チルオキシピペリジン(409.0mg,0.91mm
ol)をメタノ−ル6mlに溶解し、窒素雰囲気下20
%水酸化パラジウム/炭素(80mg)を加えた後、水
素ガスを吹き込みながら室温で4時間27分間激しく撹
拌する。反応終了後セライトでろ過し、ろ液を減圧濃縮
する。残渣をHP−20樹脂(水から90%メタノール
への連続濃度勾配溶出)を用いて精製し、(2R,3
S)−1−アミジノ−3−アミノ−2−オクチルオキシ
ピペリジン(77.8mg,0.29mmol,収率3
1.9%)を得る。この5mgを取り、4規定塩酸−ジ
オキサン溶液に溶解し、減圧濃縮して塩酸塩を定量的に
得る。
【0092】1H−NMR(200MHz,CD3
D)δ:0.90(3H,t,J=6.4Hz),1.
30(10H,brs),1.60−1.76(3H,
m),1.84−2.02(3H,m),3.23(1
H,dt,J=1.0,10.2Hz),3.51(1
H,t,J=6.5Hz),3.46−3.70(3
H,m),5.48(1H,brs). Mass(FAB)m/z:271[M+H]+ ,34
3[M+H+2HCl]+ ,141[M−OctO]+
(Base Peak).
【0093】実施例17 (2S,3S)−3−ベンジルオキシカルボニルアミノ
−2−イソペンチルオキシ−1−(N−ニトロアミジ
ノ)ピペリジン[(2S,3S)−化合物104]およ
び(2R,3S)−3−ベンジルオキシカルボニルアミ
ノ−2−イソペンチルオキシ−1−(N−ニトロアミジ
ノ)ピペリジン[(2R,3S)−化合物104]の製
【0094】(3S)−3−ベンジルオキシカルボニル
アミノ−2−ヒドロキシ−1−(N−ニトロアミジノ)
ピペリジン(700.1mg,2.08mmol)をイ
ソペンチルアルコ−ル(994.4mg,11.28m
mol)及び酢酸エチルに溶解し、減圧濃縮する。残渣
に4規定塩酸−ジオキサン溶液(70μl,0.28m
mol)を加える。59分間室温で撹拌した後、飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液とトルエンを加えて激しく撹拌
する。水層と有機層を分離し、有機層を水と飽和食塩水
で洗浄、次いで硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過後減圧
濃縮する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ−
(溶出液;ヘキサン−酢酸エチル=8:5,v/v)に
供し、(2S,3S)−3−ベンジルオキシカルボニル
アミノ−2−イソペンチルオキシ−1−(N−ニトロア
ミジノ)ピペリジン(140.2mg,0.34mmo
l,収率24.1%)と(2R,3S)−3−ベンジル
オキシカルボニルアミノ−2−イソペンチルオキシ−1
−(N−ニトロアミジノ)ピペリジン(275.5m
g,0.68mmol,収率48.2%)を得る。
【0095】[(2S,3S)−化合物104]1 H−NMR(200MHz,CDCl3 )δ:0.8
8(3H,t,J=6.6Hz),0.90(3H,
t,J=6.6Hz),1.47(2H,m),1.5
0−1.80(4H,m),2.18(1H,m),
3.23(1H,m),3.38(1H,dd,J=
6.6,9.3Hz),3.50(1H,dd,J=
7.0,9.4Hz),3.89(1H,m),4.0
0(1H,m),4.98(1H,br),5.10
(2H,s),5.53(1H,brd,J=2.5H
z),7.36(5H,s),7.52(2H,b
r).
【0096】[(2R,3S)−化合物104]1 H−NMR(200MHz,CDCl3 )δ:0.8
8(3H,t,J=6.6Hz),0.89(3H,
t,J=6.6Hz),1.47(2H,m),1.6
0−1.90(5H,m),3.09(1H,dt,J
=1.6,12.3Hz),3.43(1H,dt,J
=9.4,6.4Hz),3.48(1H,dt,J=
9.4,6.8Hz),3.77(2H,m),5.0
3(1H,d,J=9.3Hz),5.10(2H,
s),5.54(1H,m),7.37(5H,s),
7.78(2H,brs).
【0097】実施例18 (2S,3S)−1−アミジノ−3−アミノ−2−イソ
ペンチルオキシピペリジン[(2S,3S)−化合物
4]の製造
【0098】(2S,3S)−3−ベンジルオキシカル
ボニルアミノ−2−イソペンチルオキシ−1−(N−ニ
トロアミジノ)ピペリジン(140.0mg,0.34
mmol)をメタノ−ル6mlに溶解し、窒素雰囲気下
20%水酸化パラジウム/炭素(30mg)を加えた
後、水素ガスを吹き込みながら室温で5時間33分間激
しく撹拌する。反応終了後セライトでろ過し、ろ液を減
圧濃縮する。残渣をHP−20樹脂(水からメタノ−ル
への連続濃度勾配溶出)を用いて精製し、(2S,3
S)−1−アミジノ−3−アミノ−2−イソペンチルオ
キシピペリジン(41.4mg,0.18mmol,収
率52.9%)を得る。この5mgを取り、4規定塩酸
−ジオキサン溶液に溶解し、減圧濃縮して塩酸塩を定量
的に得る。
【0099】1H−NMR(200MHz,CD3OD)
δ:0.93(6H,dd,J=1.4,6.5H
z),1.52(2H,m),1.62−1.98(4
H,m),2.26(1H,m),3.26−3.45
(1H,m),3.56(2H,t,J=6.5H
z),3.64−3.72(2H,m),5.59(1
H,d,J=3.0Hz).
【0100】実施例19 (2R,3S)−1−アミジノ−3−アミノ−2−イソ
ペンチルオキシピペリジン[(2R,3S)−化合物
4]の製造
【0101】(2R,3S)−3−ベンジルオキシカル
ボニルアミノ−2−イソペンチルオキシ−1−(N−ニ
トロアミジノ)ピペリジン(255.0mg,0.63
mmol)をメタノ−ル8mlに溶解し、窒素雰囲気下
20%水酸化パラジウム/炭素(45mg)を加えた
後、水素ガスを吹き込みながら室温で6時間50分間激
しく撹拌する。反応終了後セライトでろ過し、ろ液を減
圧濃縮する。残渣をHP−20樹脂(水から90%メタ
ノールへの連続濃度勾配溶出)を用いて精製し、(2
R,3S)−1−アミジノ−3−アミノ−2−イソペン
チルオキシピペリジン(62.6mg,0.27mmo
l,収率42.9%)を得る。この6mgを取り、4規
定塩酸−ジオキサン溶液に溶解し、減圧濃縮して塩酸塩
を定量的に得る。
【0102】1H−NMR(200MHz,CD3
D)δ:0.95(6H,dd,J=2.2,6.4H
z),1.57(2H,m),1.65−1.83(2
H,m),1.84−2.02(3H,m),3.23
(1H,m),3.55(2H,t,J=6.7H
z),3.48−3.70(2H,m),5.46(1
H,d,J=2.9Hz).
【0103】実施例20 (2S,3S)−3−アミノ−2−ブトキシ−1−(N
−ニトロアミジノ)ピペリジン[(2S,3S)−化合
物82]の製造
【0104】(2S,3S)−3−ベンジルオキシカル
ボニルアミノ−2−ブトキシ−1−(N−ニトロアミジ
ノ)ピペリジン(109.8mg,0.28mmol)
をメタノ−ル3mlに溶解し、窒素雰囲気下パラジウム
ブラック(21.5mg)を加えた後、水素ガスを吹き
込みながら室温で1時間23分間激しく撹拌する。反応
終了後セライトでろ過し、ろ液を減圧濃縮する。残渣を
HP−20樹脂(水からメタノールへの連続濃度勾配溶
出)を用いて精製し、(2S,3S)−3−アミノ−2
−ブトキシ−1−(N−ニトロアミジノ)ピペリジン
(36.2mg,0.14mmol,収率50.0%)
を得る。
【0105】1H−NMR(200MHz,CDC
3 )δ:0.92(3H,t,J=7.1Hz),
1.20−2.20(10H,m),3.20(1H,
dd,J=4.3,8.3Hz),3.35−3.70
(4H,m),5.08(1H,d,J=4.0H
z),7.60−8.60(2H,m).
【0106】実施例21 (2R,3S)−3−アミノ−2−ブトキシ−1−(N
−ニトロアミジノ)ピペリジン[(2R,3S)−化合
物82]の製造
【0107】(2R,3S)−3−ベンジルオキシカル
ボニルアミノ−2−ブトキシ−1−(N−ニトロアミジ
ノ)ピペリジン(119.6mg,0.30mmol)
をメタノ−ル6mlに溶解し、窒素雰囲気下パラジウム
ブラック(30.0mg)を加えた後、水素ガスを吹き
込みながら室温で83分間激しく撹拌する。反応終了後
セライトでろ過し、ろ液を減圧濃縮する。残渣をHP−
20樹脂(水から80%メタノ−ルへの連続濃度勾配溶
出)を用いて精製し、(2R,3S)−3−アミノ−2
−ブトキシ−1−(N−ニトロアミジノ)ピペリジン
(44.1mg,0.17mmol,収率56.7%)
を得る。
【0108】1H−NMR(200MHz,CDC
3 )δ:0.92(3H,t,J=7.1Hz)1.
36(2H,m),1.45−1.85(8H,m),
2.76(1H,m),3.13(1H,dt,J=
1.2,12.5Hz),3.35−3.55(2H,
m),3.74(1H,m),5.56(1H,br
s).7.60−9.00(2H,br).
【0109】実施例22 (2S,3S)−3−アセチルアミノ−1−アミジノ−
2−ブトキシピペリジン[(2S,3S)−化合物1
2]の製造
【0110】(2S,3S)−1−アミジノ−3−ベン
ジルオキシカルボニルアミノ−2−ブトキシピペリジン
(44.1mg,0.21mmol)を水2mlに溶解
し、トリエチルアミン(30.4mg,0.30mmo
l)および4−アセトキシスルホニウムメチルスルファ
ート(110.5mg,0.30mmol)を加え、室
温で28時間撹拌する。反応終了後水で希釈し、HP−
20樹脂(水から30%メタノールへの連続濃度勾配溶
出)を用いて精製し、(2S,3S)−3−アセチルア
ミノ−1−アミジノ−2−ブトキシピペリジン(33.
4mg,0.13mmol,収率61.9%)を得る。
【0111】1H−NMR(200MHz,CD3
D)δ:0.95(3H,t,J=7.2Hz),1.
35−1.70(6H,m),1.80−2.20(2
H,m),1.99(3H,s),3.31(1H,
m),3.40−3.60(3H,m),4.15(1
H,m),5.10(1H,d,J=2.2Hz).
【0112】実施例23 (2R,3S)−3−アセチルアミノ−1−アミジノ−
2−ブトキシピペリジンの製造[(2R,3S)−化合
物12]
【0113】(2R,3S)−1−アミジノ−3−ベン
ジルオキシカルボニルアミノ−2−ブトキシピペリジン
(44.0mg,0.21mmol)を水2mlに溶解
し、トリエチルアミン(60.8mg,0.60mmo
l)および4−アセトキシスルホニウムメチルスルファ
ート(220.1mg,0.60mmol)を加え、室
温で一晩撹拌する。反応終了後水で希釈し、HP−20
樹脂(水から40%メタノールへの連続濃度勾配溶出)
を用いて精製し、(2R,3S)−3−アセチルアミノ
−1−アミジノ−2−ブトキシピペリジン(30.5m
g,0.12mmol,収率57.1%)を得る。
【0114】1H−NMR(200MHz,CD3
D)δ:0.94(3H,t,J=7.2Hz)1.3
0−2.00(8H,m),1.98(3H,s),
3.21(1H,dt,J=3.0,12.0Hz),
3.30−3.60(3H,m),3.90(1H,
m),5.10(1H,d,J=2.9Hz).
【0115】実施例24 (2S,3S)−1−アミジノ−2−ブトキシ−3−
(t−ブトキシカルボニルアミノ)ピペリジン[(2
S,3S)−化合物42]の製造
【0116】(2S,3S)−1−アミジノ−3−アミ
ノ−2−ブトキシピペリジン(32.0mg,0.15
mmol)を水−ジオキサン(2ml−0.5ml)に
溶解し、炭酸水素ナトリウム(15.0mg,0.18
mmol),ジ−t−ブチルカーボネート(36.0m
g,0.16mmol)を加え、室温で終夜撹拌した。
反応終了後、反応液を減圧濃縮して、残渣をHP−20
樹脂(水から90%メタノールへの連続濃度勾配溶出)
を用いて精製し、(2S,3S)−1−アミジノ−2−
ブトキシ−3−(t−ブトキシカルボニルアミノ)ピペ
リジン(40.4mg,0.14mmol,収率 9
4.6%)を得る。
【0117】1H−NMR(200MHz,CDC
3 )δ:0.91(3H,t,J=7.2Hz),
1.45(9H,s),1.24−1.72(7H,
m),2.04(1H,m),3.15(1H,dt,
J=4.0,12.0Hz),3.38−3.50(2
H,m),3.59(1H,brd,J=12.1H
z),3.82(1H,m),4.93(4H,b
r),5.12(1H,brs). MS(FAB)m/z:315[M+H]+ (Base
Peak),629[2M+H]+ ,241[M−B
uO]+
【0118】実施例25 (2R,3S)−1−アミジノ−2−ブトキシ−3−
(t−ブトキシカルボニルアミノ)ピペリジン[(2
R,3S)−化合物42]の製造
【0119】(2R,3S)−1−アミジノ−3−アミ
ノ−2−ブトキシピペリジン(46.5mg,0.22
mmol)を水2ml−ジオキサン0.5mlに溶解
し、炭酸水素ナトリウム(22.0mg,0.26mm
ol),ジ−t−ブチルカーボネート(52.0mg,
0.24mmol)を加え、室温で2時間撹拌した。反
応終了後、反応液を塩化メチレンを用いて連続抽出を行
い、有機層を減圧濃縮した。残渣をHP−20樹脂(水
から90%メタノールへの連続濃度勾配溶出)を用いて
精製し、(2R,3S)−1−アミジノ−2−ブトキシ
−3−(t−ブトキシカルボニルアミノ)ピペリジン
(38.6mg,0.12mmol,収率56.6%)
を得る。
【0120】1H−NMR(200MHz,CD3
D)δ:0.93(3H,t,J=7.2Hz),1.
45(9H,s),1.30−1.84(8H,m),
3.01(1H,dt,J=2.8,12.0Hz),
3.36−3.62(4H,m),5.14(1H,
d,J=3.0Hz). MS(FAB)m/z:315[M+H]+ (Base
Peak),629[2M+H]+
【0121】実施例26 (2S,3S)−1−アミジノ−3−ベンジルオキシカ
ルボニルアミノ−2−ブトキシピペリジン[(2S,3
S)−化合物32]の製造
【0122】(2S,3S)−1−アミジノ−3−アミ
ノ−2−ブトキシピペリジン(30.8mg,0.14
mmol)を水2ml−ジオキサン1mlに溶解し、炭
酸水素ナトリウム(15.0mg,0.18mmo
l),ジベンジルカ−ボネ−ト(45.0mg,0.1
6mmol)を加え、室温で3時間撹拌した。反応終了
後、塩化メチレンを用いて連続抽出を5.5時間行なっ
た。有機層を減圧濃縮して、残渣をHP−20樹脂(水
から90%メタノールへの連続濃度勾配溶出)を用いて
精製し、(2S,3S)−1−アミジノ−3−ベンジル
オキシカルボニルアミノ−2−ブトキシピペリジン(2
7.5mg,0.079mmol,収率 48.7%)
を得る。
【0123】1H−NMR(200MHz,CDC
3 )δ:0.90(3H,t,J=7.2Hz),
1.22−1.70(7H,m),2.06(1H,
m),3.09(1H,dt,J=4.2,11.7H
z),3.40(1H,dd,J=6.2,9.2H
z),3.49(1H,dd,J=6.2,9.3H
z),3.43(1H,m),3.91(1H,m),
4.30(3H,br,exchangeable w
ith D2 O),5.09(4H,brs,1H w
as exchangeable withD2 O),
7.25−7.42(5H,m). MS(FAB)m/z:349[M+H]+ (Base
Peak),697[2M+H]+ ,275[M−B
uO]+
【0124】実施例27 (2R,3S)−1−アミジノ−3−ベンジルオキシカ
ルボニルアミノ−2−ブトキシピペリジン[(2R,3
S)−化合物32]の製造
【0125】(2R,3S)−1−アミジノ−3−アミ
ノ−2−ブトキシピペリジン(34.7mg,0.16
mmol)を水2ml−ジオキサン1mlに溶解し、炭
酸水素ナトリウム(16.0mg,0.19mmo
l),ジベンジルカ−ボネ−ト(51.0mg,0.1
8mmol)を加え、室温で2時間撹拌した。反応終了
後、水で希釈しエーテルで洗浄した後、HP−20樹脂
(水から90%メタノールへの連続濃度勾配溶出)を用
いて精製し、(2R,3S)−1−アミジノ−3−ベン
ジルオキシカルボニルアミノ−2−ブトキシピペリジン
(29.8mg,0.062mmol,収率 38.1
%)を得る。
【0126】1H−NMR(200MHz,CDC
3 )δ:0.89(3H,t,J=7.1Hz),
1.22−1.82(8H,m),3.18(1H,a
pparent t,J=11.0Hz),3.35
(1H,dd,J=6.3,9.2Hz),3.42
(1H,dd,J=9.3,11.3Hz),3.50
(1H,dd,J=6.5,9.3Hz),3.57
(1H,d,J=13.1Hz),3.75(1H,
m),5.03(1H,d,J=12.1Hz),5.
12(1H,d,J=12.1Hz),7.32−7.
36(5H,m),7.34(4H,br). MS(FAB)m/z:349[M+H]+ (Base
Peak),697[2M+H]+ ,275[M−B
uO]+
【0127】実施例28 (2S,3S)−1−アミジノ−3−ベンゾイルアミノ
−2−ブトキシピペリジン[(2S,3S)−化合物2
2]の製造
【0128】(2S,3S)−1−アミジノ−3−アミ
ノ−2−ブトキシピペリジン(45.6mg,0.21
mmol)を4規程塩酸−ジオキサン溶液に溶解し、減
圧濃縮をして塩酸塩を定量的に得る。この塩酸塩をアル
ゴン雰囲気下無水ピリジン0.5mlに溶解し、0度に
おいて塩化ベンゾイル(24.7μl,0.21mmo
l)を加え、1時間撹拌した。減圧濃縮後、水で希釈し
エーテルで水層を洗浄した後、HP−20樹脂(水から
90%メタノールへの連続濃度勾配溶出)を用いて精製
し、(2S,3S)−1−アミジノ−3−ベンゾイルア
ミノ−2−ブトキシピペリジン塩酸塩(47.7mg,
0.15mmol,収率 70.4%)を得る。
【0129】1H−NMR(200MHz,CD3
D)δ:0.97(3H,t,J=7.2Hz),1.
38−1.56(2H,m),1.58−1.86(4
H,m),1.92−2.32(2H,m),3.38
(1H,m),3.51(1H,dd,J=3.6,
6.8Hz),3.57(1H,dd,J=3.6,
6.8Hz),3.65(1H,m),4.33(1
H,dd,J=3.0,6.2Hz),5.30(1
H,d,J=2.3Hz),7.41−7.60(3
H,m),7.76−7.82(2H,m). MS(FAB)m/z:319[M+H]+ (Base
Peak),245[M−BuO]+ ,154.
【0130】実施例29 (2R,3S)−1−アミジノ−3−ベンゾイルアミノ
−2−ブトキシピペリジン[(2R,3S)−化合物2
2]の製造
【0131】(2R,3S)−1−アミジノ−3−アミ
ノ−2−ブトキシピペリジン(44.0mg,0.21
mmol)を4規程塩酸−ジオキサン溶液に溶解し、減
圧濃縮をして塩酸塩を定量的に得る。この塩酸塩をアル
ゴン雰囲気下無水ピリジン0.5mlに溶解し、0度に
おいて塩化ベンゾイル(23.7μl,0.21mmo
l)を加え、1.5時間撹拌した。減圧濃縮後、水で希
釈しエーテルで水層を洗浄した後、HP−20樹脂(水
から90%メタノールへの連続濃度勾配溶出)を用いて
精製し、(2R,3S)−1−アミジノ−3−ベンゾイ
ルアミノ−2−ブトキシピペリジン塩酸塩(35.3m
g,0.11mmol,収率 54.1%)を得る。
【0132】1H−NMR(200MHz,CDC
3 )δ:0.86(3H,t,J=7.2Hz),
1.22−1.40(2H,m),1.42−1.58
(2H,m),1.76−2.00(4H,m),3.
22(1H,m),3.34(1H,td,J=7.
0,10.0Hz),3.53(1H,td,J=7.
0,10.0Hz),4.12(1H,d,J=13.
6Hz),4.20(1H,m),5.43(1H,
d,J=2.9Hz),6.27(1H,d,J=9.
4Hz,exchangeable withD
2O),7.28−7.42(3H,m),7.46−
7.56(2H,m),8.07(4H,br,exc
hangeable with D2 O). MS(FAB)m/z:319[M+H]+ ,245
[M−BuO]+ ,154(Base Peak).
【0133】実施例30 (2S,3S)−1−アミジノ−2−ブトキシ−3−ブ
チリルアミノピペリジン[(2S,3S)−化合物11
2]の製造
【0134】(2S,3S)−1−アミジノ−3−アミ
ノ−2−ブトキシピペリジン(42.0mg,0.20
mmol)を4規程塩酸−ジオキサン溶液に溶解し、減
圧濃縮をして塩酸塩を定量的に得る。この塩酸塩をアル
ゴン雰囲気下無水ピリジン0.5mlに溶解し、0度に
おいてブチリルクロライド(24.0μl,0.22m
mol)を加え、1時間撹拌した。減圧濃縮後、水で希
釈しエ−テルで水層を洗浄した後、HP−20樹脂(水
から40%メタノールへの連続濃度勾配溶出)を用いて
精製し、(2S,3S)−1−アミジノ−2−ブトキシ
−3−ブチリルアミノピペリジン塩酸塩(26.9m
g,0.095mmol,収率 48.2%)を得る。
【0135】1H−NMR(200MHz,CD3
D)δ:0.95(6H,t,J=7.4Hz),1.
34−1.50(2H,m),1.52−1.72(6
H,m),1.90(1H,m),2.04−2.28
(3H,m),3.30(1H,m),3.45(1
H,dd,J=3.2,7.0Hz),3.52(1
H,dd,J=3.2,7.0Hz),3.55(1
H,m),4.12(1H,dd,J=2.9,6.2
Hz),5.13(1H,d,J=2.6Hz). MS(FAB)m/z:285[M+H]+ ,211
[M−BuO]+ ,154(Base Peak).
【0136】実施例31 (2R,3S)−1−アミジノ−2−ブトキシ−3−ブ
チリルアミノピペリジン[(2R,3S)−化合物11
2]の製造
【0137】(2R,3S)−1−アミジノ−3−アミ
ノ−2−ブトキシピペリジン(47.1mg,0.22
mmol)を4規程塩酸−ジオキサン溶液に溶解し、減
圧濃縮をして塩酸塩を定量的に得る。この塩酸塩をアル
ゴン雰囲気下無水ピリジン0.5mlに溶解し、0度に
おいてブチリルクロライド(25.0μl,0.24m
mol)を加え、1時間撹拌した。減圧濃縮後、水で希
釈しエーテルで水層を洗浄した後、HP−20樹脂(水
から40%メタノールへの連続濃度勾配溶出)を用いて
精製し、(2R,3S)−1−アミジノ−2−ブトキシ
−3−ブチリルアミノピペリジン塩酸塩(36.2m
g,0.13mmol,収率 58.0%)を得る。
【0138】1H−NMR(200MHz,CDC
3 )δ:0.92(3H,t,J=7.3Hz),
0.94(3H,t,J=7.2Hz),1.30−
1.44(2H,m),1.48−1.64(4H,
m),1.70−1.90(4H,m),2.12(2
H,dt,J=3.6,7.3Hz),3.18(1
H,m),3.42(1H,dd,J=6.8,10.
2Hz),3.52(1H,dd,J=7.6,10.
2Hz),3.93(1H,d,J=14.0Hz),
3.98(1H,m),5.30(1H,d,J=2.
9Hz),5.78(1H,d,J=9.0Hz,ex
changeable withD2 O),7.90
(4H,br,exchangeable with
2 O). MS(FAB)m/z:285[M+H]+ (Base
Peak),211[M−BuO]+ ,169.
【0139】
【発明の効果】試験例2に示されるように、本発明で使
用される化合物は優れた抗HIV作用が強く細胞毒性が
弱いことから、抗HIV薬をはじめ抗ウイルス薬として
期待される。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 [式中R1 は、水素原子またはグアニジノ基の保護基
    を、R2 は、アルキル基、アリール基またはアシル基
    を、R3 及びR4 は、それぞれ独立に水素原子、アルキ
    ル基、アリール基またはアシル基を示す]で表される新
    規なピペリジン誘導体及びこれら化合物の生理学的に許
    容される塩
  2. 【請求項2】 一般式(1) 【化2】 [式中R1 は、水素原子またはグアニジノ基の保護基
    を、R2 は、アルキル基、アリール基またはアシル基
    を、R3 及びR4 は、それぞれ独立に水素原子、アルキ
    ル基、アリール基またはアシル基を示す]で表される新
    規なピペリジン誘導体及びこれら化合物の生理学的に許
    容される塩で表わされる新規ピペリジン誘導体もしくは
    その生理学的に許容される塩を有効成分とする抗ウイル
    ス剤
  3. 【請求項3】 一般式(1) 【化3】 [式中R1 は、水素原子またはグアニジノ基の保護基
    を、R2 は、アルキル基、アリール基またはアシル基
    を、R3 及びR4 は、それぞれ独立に水素原子、アルキ
    ル基、アリール基またはアシル基を示す]で表される新
    規なピペリジン誘導体及びこれら化合物の生理学的に許
    容される塩を有効成分とする抗エイズウイルス剤
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