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JPH07246916A - ワイパー装置 - Google Patents

ワイパー装置

Info

Publication number
JPH07246916A
JPH07246916A JP6041083A JP4108394A JPH07246916A JP H07246916 A JPH07246916 A JP H07246916A JP 6041083 A JP6041083 A JP 6041083A JP 4108394 A JP4108394 A JP 4108394A JP H07246916 A JPH07246916 A JP H07246916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper blade
lip
windshield panel
base portion
windshield
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6041083A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoko Saito
友子 斎藤
Haruhiko Iizuka
晴彦 飯塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP6041083A priority Critical patent/JPH07246916A/ja
Priority to GB9504949A priority patent/GB2287179B/en
Priority to DE1995108738 priority patent/DE19508738C2/de
Publication of JPH07246916A publication Critical patent/JPH07246916A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/38Wiper blades
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/38Wiper blades
    • B60S2001/3827Wiper blades characterised by the squeegee or blade rubber or wiping element
    • B60S2001/3829Wiper blades characterised by the squeegee or blade rubber or wiping element characterised by the material of the squeegee or coating thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/38Wiper blades
    • B60S2001/3827Wiper blades characterised by the squeegee or blade rubber or wiping element
    • B60S2001/3836Wiper blades characterised by the squeegee or blade rubber or wiping element characterised by cross-sectional shape

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイパーブレードの接触角の適正化を図るこ
とにより払拭性能を向上させる。 【構成】 基部と、ネック部と、リップ部とで構成さ
れ、ウィンドシールドパネルの表面を払拭するワイパー
ブレードを備え、前記基部は、前記ウインドシールドパ
ネルに沿って払拭移動する保治具に保持されると共に前
記ウインドシールドパネル側に対向する当面を有するも
のとし、前記ネック部は、前記基部とこの基部に対して
ウィンドシールドパネル側に位置するリップ部とを連結
するものとし、前記リップ部は、前記基部の当面に対し
一定の隙間を有すると共に払拭方向に一定幅を有し、且
つウィンドシールドパネルの表面を摺動するリップ先端
部を有し、払拭移動時に、ウィンドシールドパネルとリ
ップ部とのなす角θを30度≦θ≦55度とする手段を
施したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車などのウィンド
シールドパネルの表面を払拭するに適したワイパー装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のワイパー装置としては例えば特開
昭59−34963号公報に記載された図11、図1
2、図13に示すものがある。このワイパー装置1は自
動車のウィンドシールドパネルとしてのフロントウィン
ドウガラス3の表面を払拭するものである。かかるワイ
パー装置1は、図11、図12のようにワイパーアーム
5にレバーなどを介して支持された保持金具9を有し、
この保持金具9にワイパーブレード11が支持されたも
のである。前記ワイパーブレード11は図13のように
基部13とネック部15とリップ部17とで構成されて
いる。基部13は保持金具9に保持され、ネック部15
は基部13とリップ部17とを連結しリップ部17はリ
ップ先端部19がフロントウィンドウガラス3の表面を
摺動する。
【0003】フロントウィンドウガラス3の払拭に際し
てはワイパーブレード11が図14のように押圧力Fを
受けており、リップ先端部19はフロントウィンドウガ
ラス3から払拭移動方向の反対方向に摩擦力μFを受け
る。この摩擦力μFによってリップ部17は図15のよ
うにフロントウィンドウガラス3に対しリップ接触角θ
をもって傾き、ガラス3の表面に水膜を形成しながら払
拭する状態となる。このような水膜はワイパーブレード
11がフロントウィンドウガラス3に対して滑らかに移
動するために必要であり、水膜を形成する構造として特
開昭60−226343号公報に記載された図16に示
すものがある。
【0004】これはワイパーブレード11の断面形状を
不均一としワイパーブレード11の全体的な摩耗のバラ
ンスを取るようにしている。結果的には摩耗のバランス
を取ることによって水膜も均一となり、良好な払拭性能
を得ることができるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のワイパーブレード11ではフロントウィンド
ウガラス3に対する接触角θの最適化は何等考慮されて
いなかった。したがってワイパーブレード11の全体的
な摩耗のバランスを取ることはできるが、フロントウィ
ンドウガラス3に対する摩擦力が全体的に高くなったと
きにはリップ接触角θが10度近くまで減少し、吹き残
される水量が増大する恐れがある。
【0006】特にフロントウィンドウガラス3上に油膜
が存在するような場合や市販の撥水剤により撥水処理を
施された状態では払拭直後のガラス表面にぎらつきが生
じたり水膜が細かい水滴の粒となって残留し白膜が生じ
たような状態になることもあり、運転者に違和感を与
え、その改善が望まれていた。
【0007】そこでこの発明は、ワイパーブレードの接
触角の適正化を図ることにより払拭性能を更に向上させ
ることのできるワイパー装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明は基部と、ネック部と、リップ部とで
構成され、ウィンドシールドパネルの表面を払拭するワ
イパーブレードを備え、前記基部は、前記ウインドシー
ルドパネルに沿って払拭移動する保治具に保持されると
共に前記ウインドシールドパネル側に対向する当面を有
するものとし、前記ネック部は、前記基部とこの基部に
対してウィンドシールドパネル側に位置するリップ部と
を連結するものとし、前記リップ部は、前記基部の当面
に対し一定の隙間を有すると共に払拭方向に一定幅を有
し、且つウィンドシールドパネルの表面を摺動するリッ
プ先端部を有し、払拭移動時に、ウィンドシールドパネ
ルとリップ部とのなす角θを30度≦θ≦55度とする
手段を施したことを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は請求項1記載のワイパー
装置であって、前記手段は、前記ワイパーブレードの剛
性向上手段であることを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は請求項2記載のワイパー
装置であって、前記手段は、前記リップ部の肉厚を右≧
0.7mmとすることを含むことを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は請求項2又は請求項3記
載のワイパー装置であって、前記剛性向上手段は、ナイ
ロンまたは二流化モリブデンによるコーティング処理で
あることを特徴とする。
【0012】請求項5の発明は請求項2又は請求項3記
載のワイパー装置であって、前記剛性向上手段は、ワイ
パーブレードの表面に、二流化モリブデン粉末又はグラ
ファイト粉末を皮膜中に10〜50重量%を含む架橋し
たN−メトキシメチル化ナイロンを1〜50μmの厚み
で形成したものであることを特徴とする。
【0013】
【作用】上記手段の請求項1の発明によれば、ワイパー
ブレードの払拭移動時にウィンドシールドパネルとリッ
プ部とのなす角θを30度≦θ≦55度とすることがで
き、水滴を完全に除去し、白膜の発生を防止することが
できる。
【0014】請求項2の発明では、請求項1の発明の作
用に加え、払拭移動時にワイパーブレードの剛性向上に
よりθを30度≦θ≦55度とすることができ、水滴を
完全に除去し、白膜の発生を防止することができる。
【0015】請求項3の発明では、請求項2の発明の作
用に加えリップ部の肉厚をt2 ≧0.7mmとすること
により払拭移動時にθを30度≦θ≦55度とすること
ができ、水滴を完全に除去し、白膜の発生を防止するこ
とができる。
【0016】請求項4の発明では、請求項2又は請求項
3の発明の作用に加え、ナイロン又は二流化モリブデン
のコーティング処理によってワイパーブレードの剛性を
向上させ払拭移動時にθを30度≦θ≦55度とするこ
とができ、水滴を完全に除去し、白膜の発生を防止する
ことができる。
【0017】請求項5の発明ではワイパーブレードの表
面に二流化モリブデン粉末又はグラファイト粉末を皮膜
中に10〜50重量%を含む架橋したN−メトキシメチ
ル化ナイロンを1〜50mmの厚みで形成し、払拭時に
θを30度≦θ≦55度とすることができ、水滴を完全
に除去し、白膜の発生を防止することができる。
【0018】
【実施例】以下この発明の実施例を説明する。図1、図
2はこの発明の一実施例に係り、図1はワイパー装置に
おけるワイパーブレード21の断面図、図2は作用説明
図を示している。この実施例におけるワイパー装置全体
の構成は図12、図13に示す構造と略同一のものであ
る。ワイパーブレード21はフロントウィンドシールド
パネル、例えばフロントウィンドウガラス3の表面を払
拭する構成となっており、基部23とネック部25とリ
ップ部27とで構成されている。
【0019】前記基部23はフロントウィンドウガラス
3(図2参照)に沿って払拭移動する保治具である保持
金具29に保持されると共に、フロントウィンドウガラ
ス3側に向いた当面31を有している。具体的には基部
23はスリット33を介して頭部35と受部37とに分
割されている。頭部35は前記保持金具29に嵌合保持
されている。前記受部37のブレード幅方向両側には鍔
部39a,39bが設けられている。前記当面31は受
部37の下面として構成されている。
【0020】前記ネック部25は、前記基部23と、こ
の基部23に対してフロントウィンドウガラス(ウイン
ドシールドパネル)3側に対するリップ部27とを連結
し、ブレード幅方向の厚さt1 であり、高さL1 であ
る。
【0021】前記リップ部27はブレード幅方向すなわ
ち払拭移動方向両側に肩部41a,41bを有し、下端
にリップ先端部43を有している。肩部41a,41b
は前記基部23の当面31に対し、一定の隙間L2 を有
すると共に払拭方向に一定幅t3 を有している。
【0022】前記リップ先端部43はエッジ部45を有
し、払拭方向にt2 の厚みを有し、高さL4 を有してい
る。リップ部27の当面31からの全体の高さL3 とな
っている。
【0023】そしてこの発明の実施例では払拭移動時に
ウィンドシールドパネルとしてのフロントウィンドウガ
ラス3の表面とリップ部27とのなす角θを30度≦θ
≦55度とする手段が施されている。前記手段はこの実
施例においてワイパーブレード21の剛性向上手段とし
て施されている。すなわちナイロン又は二流化モリブデ
ンによるワイパーブレード21のコーティング処理であ
る。具体的には、剛性向上手段としてワイパーブレード
21の表面に二流化モリブデン粉末又はグラファイト粉
末を皮膜中に10〜50重量%を含む架橋したN−メト
キシメチル化ナイロンを1〜50mmの厚みで形成した
ものである。
【0024】次にワイパーブレード21に対するコーテ
ィング処理について具体的に説明する。まずワイパーブ
レード21は合成ゴムや天然ゴムをベースゴムに用いて
成形している。この場合、各種の添加剤の配合や各種条
件をワイパーブレード21に最も適した柔軟性を持つよ
うに設定している。次に成形物の表面に架橋したN−メ
トキシメチル化ナイロンの皮膜を形成する。すなわち溶
剤にN−メトキシメチル化ナイロンとその架橋触媒及び
二流化モリブデン粉末又はグラファイト粉末を溶解した
溶液を成形物の目的の部位に塗布する。溶液の塗布を成
形物全面に施す場合には溶液に浸漬してすぐ引き上げた
り又はスプレーすることにより処理することができる。
更にリップ部27にのみ塗布する場合には刷毛やスプレ
ーなどで施すこともできる。このときの塗布する量は成
形物表面に形成されるN−メトキシメチル化ナイロン皮
膜の厚みが1〜50mmとなるように調整する。次いで
これを加熱しN−メトキシメチル化ナイロンを架橋す
る。
【0025】このようにしてワイパーブレード21の剛
性を向上させることができる。又ワイパーブレード21
に形成された皮膜によってナイロン特有の良好な滑り、
高い耐摩耗性、高い耐候性が付与される。又形成される
皮膜は薄いので成形物本来の柔軟性は損なわれない。更
に二流化モリブデン粉末又はグラファイト粉末などによ
ってワイパーブレード21の滑りが一層改善されること
となる。そしてこれらリップ部肉厚t2 、ネック部肉厚
1 の設定及びコーティング処理によってワイパーブレ
ード21の剛性が向上しフロントウィンドウガラス3に
対する接触角θを目的の範囲30〜55度とすることが
できるのである。ワイパーブレード21の接触角θを上
記の範囲に限定した理由は、水滴除去性能を単に向上さ
せるだけでなく払拭後のフロントウィンドウガラス3の
ぎらつきや白膜を形成させないようにかつ摺動抵抗(摩
擦係数の増加)を悪化させないようにするという二律背
反する特性を共に満足し、更にびびり発生防止や反転性
能を満足する範囲を実験等で確認できたからである。
【0026】以下さらに説明する。まず払拭後に生じる
水膜(白膜)と接触角との関係を説明する。一般にブレ
ードリップ(リップ部27)は速度Vでフロントウィン
ドウガラス3上を摺動しながら、フロントウィンドウガ
ラス3に押圧力Fをかけている。この時フロントウィン
ドウガラス3にかかる圧力Pは、押圧力Fと、リップ部
27、及びフロントウィンドウガラス3との接触面積S
とにより決まるが、同一の押圧力Fである場合、圧力P
は接触面積が小さければ小さいほど大きくなる。
【0027】ここでリップ先端部43とフロントウィン
ドウガラス3と接触面積と接触角との関係を図3を用い
て説明する。
【0028】いま、ワイパーブレード21の長手方向の
リップ断面で見た時、接触面積の大きさはL(L1 +L
2 )に比例し、またLは先端部点Pからの距離Xに比例
する。
【0029】この時Lは、
【数1】 で示される。
【0030】又ブレードにかかる押圧力Fは、力Fによ
って先端部Qが押され、X=0からX=X0となったと
した場合に、ブレードのバネ常数Kとすれば、
【数2】 で示される。
【0031】依って、X=X0の時の接触面積の大きさ
LをL0としたときに圧力Pは、 で示されるため、押圧力Fが一定の時、L0が最小で、
Pは最大となる。
【0032】さらに、(2)式より圧力Pは、
【数3】 で示されるため、Fが一定の時、L0が最小の時で、P
は最大となる。
【0033】また、(2)式より、
【数4】 となる。そのため、押圧力Fが同一の時、図4のように
θ=45度のときの圧力Pが最大となり、形成される水
膜(白膜)が最小になると考えられる。
【0034】図5は接触角と視認性との関係を調べた実
験結果であるが、接触角θが従来ブレードのように20
度付近のときには水膜の量が多く、視認性の評点は3の
範囲内となるが、本実施例のワイパーブレード21(剛
性アップブレード)のように接触角が30度以上になる
と、視認性の評点が上がることが確認できた。
【0035】また、図6は接触角と反転性との関係を調
べた結果である。これは、ワイパーブレードが反転位置
に到達したときに、反転可能なリップ部とガラス面との
角度の範囲を示しており、範囲が大きければ大きいほど
反転性能は高いことになる。つまり、反転位置での角度
が高くとも(リップ部が寝た状態)、摺動方向が変わっ
たときブレードは反転可能であるといえる。リップ部と
接触角が55度以上の仕様のブレードになるとブレード
の反転性能の低下が起こって、反転しにくくなり、ジャ
ダーやビビリの発生という別の問題が生じる。このた
め、本発明の実施例では、接触角の範囲を30度以上5
5度以下とした。
【0036】次に目的の接触角θを30度〜55度の範
囲とするために、コーティング処理によるワイパーブレ
ード21の剛性アップやネック部肉厚t1 やリップ部肉
厚t2 がどのような影響を与えるかについて実験的に調
べた。
【0037】図7はコーティングを施さないワイパーブ
レードのリップ部肉厚t2 に対する接触角θの変化を示
す。リップ部肉厚t2 を0.65mmにした場合、リッ
プ部肉厚t2 が2倍を越えると接触角θが2倍程度に増
大するが、2倍〜3倍ではθはあまり変化がなかった。
【0038】図8は同ネック部肉厚t1 に対する接触各
θ変化を示す。ネック部肉厚t1 を0.45mmにした
場合、ネック部肉厚t1 が2倍を越えると払拭作動中肩
部41aあるいは41bが当面31に当たらなくなり、
リップ全体が不安定になってビビリを発生する。又、ネ
ック部肉厚を大きくしても接触角θはあまり変化がな
く、リップ部肉厚にくらべて効果は小さかった。
【0039】図9はコーティングを施した場合のリップ
部肉厚t2 に対する接触角θの変化を示す。リップ部肉
厚t2 を0.65mmにした場合リップ部肉厚t2 を約
1.4倍にすると接触角θが2倍程度に増大するが、二
倍を越すと、θが大きくなった。
【0040】このような各実験結果からこの発明の実施
例では、上記のようにワイパーブレード21にコーティ
ング処理を施し、リップ部肉厚t2 ≧0.7mm、ネッ
ク部肉厚t1 ≦0.6mmとした。
【0041】図10は接触角θについて何等考慮してい
ない現行ブレードと接触角θの範囲を限定する手段を施
したこの発明の実施例のワイパーブレードとの比較を示
したものである。この比較は接触角θと画像処理により
求めた水膜量との関係を示している。水膜量はフロント
ウィンドウガラス3に光を照射しワイパーブレード摺動
直後の水膜に光が反射する様子をビデオでとりその映像
を画像処理することによって求めた。この発明実施例の
ワイパーブレード21ではオープン、クローズ共に接触
角が高く、またこれに伴って水膜量が減ることが確認で
きた。したがってこの発明の実施例ではワイパーブレー
ド21に上記のようなコーティング処理を施し、リップ
部肉厚t2 ≧0.7mm、ネック部肉厚t1 ≦0.6m
mとして払拭作動中に接触角θが30〜50度の範囲を
満足し、水膜を少なく保つことを可能とした。また、ビ
ビリが発生せず反転性能が確保され、良好な払拭性能を
得ることができる。
【0042】なお接触角θの範囲を30度〜55度とす
るための手段には、コーティング処理、リップ部肉厚t
2 、ネック部肉厚t1 のいずれかを単独で調整し、ある
いは任意の組み合せで調整することの双方を含むもので
ある。
【0043】
【発明の効果】以上より明らかなように請求項1の発明
によれば、払拭移動時にウィンドウシールドパネルとリ
ップ部とのなす角θを30度≦θ≦55度としたため、
水膜を保ってワイパーブレードの摺動抵抗を少なくしな
がら水膜を少なく保ち払拭後のぎらつきや白膜を抑制す
ることができる。又ワイパーブレードのビビリが発生せ
ず、反転性能も確保することができる。したがって良好
な払拭性能を得ることができ運転者に快適な運転状態を
提供することができる。
【0044】請求項2の発明によれば請求項1の発明の
効果に加え、ワイパーブレードの剛性向上によって水膜
(白膜)を少なく保ちつつ払拭性能を向上させることが
できる。
【0045】請求項3の発明では請求項2の発明の効果
に加え、リップ部の肉厚をt2 ≧0.7mmとすること
によって水膜を少なく保ちつつ払拭性能を向上させるこ
とができる。したがってワイパーブレードの製造が容易
となる。
【0046】請求項4の発明では請求項3の発明の効果
に加え、ナイロン又は二流化モリブデンによるコーティ
ング処理によってワイパーブレードを剛性向上させるこ
とができ、ワイパーブレードの柔軟性を損なわずより摺
動抵抗の減少を図ることが可能となる。
【0047】請求項5の発明では請求項3の発明の効果
に加え、二流化モリブデン粉末又はグラファイト粉末を
皮膜中に10〜50重量%を含む架橋したN−メトキシ
メチル化ナイロンを1〜50mmの厚みで形成すること
によりワイパーブレードの剛性向上を図ることができ
る。したがってワイパーブレードの柔軟性を損なわず摺
動抵抗をより減少することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるワイパーブレード
の断面図である。
【図2】リップ接触角θの作用説明図である。
【図3】払拭動作の説明図である。
【図4】接触角と圧力との関係を示すグラフである。
【図5】接触角と視認性評点との関係を説明するグラフ
である。
【図6】接触角と反転性能との関係を説明するグラフで
ある。
【図7】コーティングを施さないワイパーブレードのリ
ップ部肉厚と接触角との関係の実験結果を示すグラフで
ある。
【図8】同ネック部肉厚と接触角との関係の実験結果を
示すグラフである。
【図9】コーティングを施したワイパーブレードのリッ
プ部肉厚と接触角との関係の実験結果を示すグラフであ
る。
【図10】接触角と水膜量との関係を示すグラフであ
る。
【図11】従来のワイパー装置を示す自動車前部の斜視
図である。
【図12】従来のワイパーブレードの全体を示す斜視図
である。
【図13】図12のXIII−XIII線矢視断面図で
ある。
【図14】払拭動作の説明図である。
【図15】リップ接触角の説明図である。
【図16】従来例にかかるワイパーブレードの断面図で
ある。
【符号の説明】
21 ワイパーブレード 23 基部 25 ネック部 27 リップ部 29 保持金具(保持具) t1 ネック部肉厚 t2 リップ部肉厚 θ 接触角

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部と、ネック部と、リップ部とで構成
    され、ウィンドシールドパネルの表面を払拭するワイパ
    ーブレードを備え、 前記基部は、前記ウインドシールドパネルに沿って払拭
    移動する保治具に保持されると共に前記ウインドシール
    ドパネル側に対向する当面を有するものとし、 前記ネック部は、前記基部とこの基部に対してウィンド
    シールドパネル側に位置するリップ部とを連結するもの
    とし、 前記リップ部は、前記基部の当面に対し一定の隙間を有
    すると共に払拭方向に一定幅を有し、且つウィンドシー
    ルドパネルの表面を摺動するリップ先端部を有し、 払拭移動時に、ウィンドシールドパネルとリップ部との
    なす角θを30度≦θ≦55度とする手段を施したこと
    を特徴とするワイパー装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のワイパー装置であって、 前記手段は、前記ワイパーブレードの剛性向上手段であ
    ることを特徴とするワイパー装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のワイパー装置であって、 前記手段は、前記リップ部の肉厚を右≧0.7mmとす
    ることを含むことを特徴とするワイパー装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3記載のワイパー装
    置であって、 前記剛性向上手段は、ナイロンまたは二流化モリブデン
    によるコーティング処理であることを特徴とするワイパ
    ー装置。
  5. 【請求項5】 請求項2又は請求項3記載のワイパー装
    置であって、 前記剛性向上手段は、ワイパーブレードの表面に、二流
    化モリブデン粉末又はグラファイト粉末を皮膜中に10
    〜50重量%を含む架橋したN−メトキシメチル化ナイ
    ロンを1〜50μmの厚みで形成したものであることを
    特徴とするワイパー装置。
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