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JPH072201U - 結束機の捩りフックの作動機構 - Google Patents

結束機の捩りフックの作動機構

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Publication number
JPH072201U
JPH072201U JP3659693U JP3659693U JPH072201U JP H072201 U JPH072201 U JP H072201U JP 3659693 U JP3659693 U JP 3659693U JP 3659693 U JP3659693 U JP 3659693U JP H072201 U JPH072201 U JP H072201U
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JP
Japan
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hook
sleeve
drive shaft
wire
hook drive
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English (en)
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力 吉田
厚 宮崎
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Max Co Ltd
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Max Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 捩りフックが、初期角度位置から外れた状態
で待機位置にある場合にも、被結束材の周囲に形成され
たワイヤ環の一部を確実に把握しうる結束機の捩りフッ
ク作動機構を提供する。 【構成】捩りフック作動機構は、フック駆動モータの起
動および停止を制御する制御装置を有する。制御装置
は、スリーブの静止摩擦より小さいトルクでフック駆動
軸を正転するように、フック駆動モータを起動制御す
る。捩りフック作動機構は、フック駆動モータの正転起
動時、スリーブがフック駆動軸とともに正転し、スリー
ブに形成された突起が正転ストッパと係合して捩りフッ
クを、捩りフックがワイヤ環の一部を確実に把握しうる
初期角度位置に位置決めし、その後、フック駆動軸がさ
らに正転する過程で、上記突起と正転ストッパとの係合
によりスリーブを前進させ、初期角度位置でワイヤ環を
把握する方向に捩りフックを閉じる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、被結束材(例えば、複数本の鉄筋等)の周囲に環状に巻回されて形 成されたワイヤ環の一部を捩りフックで把握し複数回捩ることにより被結束材を 結束する結束機の捩りフックの作動機構に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】
上述した型の結束機の捩りフック作動機構としては、特公平3−60989号 公報に示されたものが知られている。この捩りフック作動機構によれば、捩りフ ックを枢支した捩りフック支持軸の外周部に、軸方向に摺動するチャックが配置 され、カムによる捩りフック支持軸に対するチャックの軸方向移動により捩りフ ックを開閉させる。
【0003】 特公平3−60989号公報記載の結束機によれば、一連のステップからなる 結束作業の完了後、捩りフックは、所定角度位置に停止させる必要がある。この ため、捩りフック支持軸は、結束作業完了後、逆回転され捩りフックを開くと同 時に、捩りフック当接部材に当接させ、該捩りフック当接部材の回転により捩り フック支持軸の逆回転を阻止する。これにより捩りフックは所定角度位置に停止 される。捩りフック当接部材は、結束機において被結束部材に近接する個所に配 置されているため、捩りフック当接部材は結束作業中に被結束材にぶつかり損傷 する虞があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
特公平3−60989号公報記載の結束機の欠点を除去するため、本件出願人 は、実願平4−40687号により、結束機の捩りフック作動機構を出願した。 この捩りフック作動機構は、結束用ワイヤをワイヤ供給機構の前方に配置された 円弧状ガイドに連続供給し、該円弧状ガイドの先端から繰出されるワイヤを被結 束材の周囲に複数回巻回させてワイヤ環を形成し、このワイヤ環の一部をフック 駆動モータにより正転および逆転される捩りフックで把握し捩ることにより、被 結束材を結束する結束機において、フック駆動モータの駆動軸に減速機を介して 連結されたフック駆動軸と、フック駆動軸の前方に配置された捩りフック支持軸 とを同軸に相対回転自在に連結し、フック駆動軸の外周面に螺旋溝を形成し、フ ック支持軸に、長孔を有する捩りフックを開閉自在に枢支するとともに、フック 駆動軸と捩りフック支持軸の外周面にスリーブを配置し、スリーブは、フック駆 動軸に対して一定範囲内で回転自在であるとともに軸方向に移動自在であり、捩 りフック支持軸に対して回転方向に固定されているとともに一定範囲内で軸方向 に移動自在であり、スリーブの内部に、螺旋溝に一部が係合する球形ボールの収 容部が形成され、捩りフックの長孔と遊嵌するピンがスリーブの先端部近傍に固 定され、スリーブの外周面には、その周方向に複数の突起が形成され、これらの 突起と係合してスリーブの正転と逆転とを阻止する正転ストッパと逆転ストッパ とをスリーブの外周面近傍において結束機本体に配置する。
【0005】 フック駆動軸が正転したときは、突起が正転ストッパと係合してスリーブの正 転を阻止しボールとともにスリーブを軸方向前方に移動させることにより、閉じ る方向に捩りフックを回転し、スリーブの軸方向移動範囲の前端において、突起 を正転ストッパから外し、スリーブとフック駆動軸とを一体で正転させる。フッ ク駆動軸が逆転したときは、突起と逆転ストッパとが係合してスリーブを待機位 置に軸方向移動させる。
【0006】 上記捩りフックは、正常時には、その捩り動作直前において、被結束材の周囲 のワイヤ環の一部に対して、直角、かつ、開いた状態で位置決めされている。捩 りフックは、捩り動作開始時に、フック駆動モータの正転によるスリーブの前進 によってワイヤ環の一部を把握するように閉じられ、ついで、正転されることに よりワイヤ環を複数回捩り、その径を縮小して被結束材の外周部に巻きつける。 捩りフックは、捩り動作終了後、フック駆動モータの逆転により開かれ、ワイヤ 環を解放する。その後、捩りフックは、初期角度位置まで逆転され、ついで、待 機位置まで後退する。これにより、結束機は、結束作業の1サイクルを終了する 。
【0007】 実願平4−40687号の結束機によれば、捩りフックの開閉と回転とを制御 するスリーブが螺旋溝に遊嵌するボールを介してフック駆動軸と連結されている ので、スリーブは、その回転が阻止されたときは、フック駆動軸の正転によって 前進し、フック駆動軸の逆転によって後退する。したがって、捩りフックは、捩 り終了後に、被結束材の外周部に巻付いたワイヤ環に引っ掛かって、逆転が阻止 されると、初期角度位置まで戻らないまま開かれた状態で、スリーブが待機位置 まで後退してしまう。スリーブが待機位置まで後退すると、フック駆動モータが 停止し、結束作業の1サイクルが終了する。このため、捩りフックは、初期角度 位置から外れた位置で結束作業の次のサイクルを開始することになる。
【0008】 結束作業の次のサイクルの開始時に、フック駆動モータが起動されると、フッ ク駆動軸の正転も、開始される。この時、スリーブは、その静止時の慣性により フック駆動軸の回転に追従せず、、螺旋溝内のボールを介して軸方向前方に押出 される。この結果、初期角度位置から外れた状態にある捩りフックは、ワイヤ環 の一部と直角に対峙せず、このワイヤ環の一部を把握することができない場合も 生じる。この場合には、捩りフックは、捩り作業を行えず、結束機は、結束ミス を生じる。
【0009】 したがって、本考案の目的は、捩りフックが初期角度位置から外れた状態で待 機位置にある場合にも、捩りフックが被結束材の周囲に形成されたワイヤ環の一 部を確実に把握しうる結束機の捩りフック作動機構を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、結束機本体の前端に配置された円弧状ガイドにワイヤを連続供給し 、円弧状ガイドの先端から繰出されるワイヤを被結束材の周囲に巻回させてワイ ヤ環を形成し、このワイヤ環の一部をフック駆動モータにより駆動される捩りフ ックで把握し捩ることにより、被結束材を結束する結束機において、フック駆動 モータにより回転されるフック駆動軸の前端にフック支持軸が同軸に、かつ、相 対回転自在に連結され、螺旋溝がフック駆動軸の外周面に形成され、スリーブが フック駆動軸と捩りフック支持軸とに外嵌挿され、スリーブは、フック駆動軸に 対して螺旋溝の範囲内で回転自在であるとともに軸方向移動自在であり、フック 支持軸に対して回転一体であるとともに螺旋溝の範囲内で軸方向移動自在であり 、スリーブの内部に、螺旋溝と係合する球形ボールの収容部が形成され、フック 駆動軸に対するスリーブの軸方向移動により開閉される捩りフックがフック支持 軸に枢支され、スリーブの外周面には、その周方向に複数の突起が形成され、正 転ストッパと逆転ストッパとがスリーブの外周面近傍において結束機本体に配置 され、上記突起と係合してスリーブの正転と逆転とを阻止し、フック駆動モータ の起動および停止を制御する制御装置であって、スリーブの静止摩擦より小さい トルクでフック駆動軸を正転するように、フック駆動モータを起動制御し、フッ ク駆動モータの正転起動時、スリーブがフック駆動軸とともに正転し、上記突起 が正転ストッパと係合して捩りフックを初期角度位置に位置決めし、その後、フ ック駆動軸がさらに正転する過程で、上記突起と正転ストッパとの係合によりス リーブを前進させ、初期角度位置でワイヤ環を把握する方向に捩りフックを閉じ 、スリーブの軸方向移動範囲の前端において、上記突起を正転ストッパから外し 、スリーブとフック駆動軸とを一体正転させ、フック駆動軸が逆転したとき、上 記突起と逆転ストッパとが係合してスリーブを待機位置に後退させることを特徴 とする。
【0011】
【考案の作用・効果】
本考案によれば、フック駆動モータの起動時の回転は、スリーブの静止摩擦よ り小さいトルクでフック駆動軸を正転する速度なので、フック駆動軸とスリーブ 間の慣性による相対的な回転が発生しない。フック駆動軸の正転によってスリー ブは、正転し、捩りフックを初期角度位置まで移動した後、突起と正転ストッパ との係合によって正転停止され、前進し、捩りフックを閉じる。この時、捩りフ ックは、ワイヤ環と直角に対峙することになり、ワイヤ環の把持が確実となる。 この結果、結束ミスの発生がなくなる。
【0012】
【実施例】
図1は、結束機の内部構造を示す。ほぼT字形の本体1には、本体1の後端 (図1中、左端)に配置されたボビン2に巻装された結束用ワイヤ3を、本体1 の上端に配置された直線ガイド4と、本体1の前端(図1中、右端)に配置され 円弧状の湾曲ガイド5とに連続供給するワイヤ供給機構aと、湾曲ガイド5の先 端から繰出され被結束材6(例えば、複数本の鉄筋等)の周囲に複数回巻回して 形成されたワイヤ環3aの一部を、捩りフック8が把握し捩るワイヤ捩り機構b と、トリガスイッチ9と、ワイヤ供給機構aおよびワイヤ捩り機構bに設けられ たセンサとトリガスイッチ9とからの信号に基づいて、ワイヤ供給機構aおよび ワイヤ捩り機構bのワイヤ送りモータ10およびフック駆動モータ7の回転を制 御する制御装置(例えば、マイコンチップ)とが設けられている。
【0013】 上記ワイヤ供給機構aは、本体1の後端の内部に設けられた通常の直流モータ であるワイヤ送りモータ10を有する。ワイヤ送りモータ10の駆動軸は、減速 歯車11を介してワイヤ送り駆動ローラ13に連結されている。このワイヤ送り 駆動ローラ13は、ワイヤ送り従動ローラ(図示せず)と共働してボビン2から ワイヤ3を直線ガイド4へ繰出す。
【0014】 上記湾曲ガイド5は、円弧状固定枠14を有する。図1および図2に示されて いるように、固定枠14は、横断面がコ字形の枠本体14aと、枠本体14aの ワイヤ走行方向後部とワイヤ走行方向前部とにおいて、枠本体14aの内面と対 向するバネ受け14bとからなる。枠本体14aとバネ受け14bとの間には、 全体形状がほぼ枠本体14aと同一の可動板16が配置されている。可動板16 は、バネ受け14bと可動板16との間に配装された圧縮コイルバネ15によっ て、枠本体14aに押付けられるように付勢されている。可動板16の内面近傍 には、側方(枠本体14a側)に開口した円弧状案内溝17が形成されている。 案内溝17は、ワイヤ3を案内するときは、枠本体14aにより側方を蓋閉され たワイヤ案内通路を形成する。
【0015】 ワイヤ3は、案内溝17を通過するとき、円弧状に塑性変形され、湾曲ガイド 5の前端から繰出され被結束材6の周囲に一巻の円環を形成し、再度、湾曲ガイ ド5の後端から案内溝17内に入るようにして、被結束材6の周囲に複数巻き( 例えば、3回)のワイヤ環3aを形成する。この時点で、ワイヤ3は、後述のワ イヤ切断機構cにより切断される。ワイヤ環3aは、ワイヤ3の切断後、作業者 が結束機を被結束材6から引離す力で可動板16を圧縮コイルバネ15のバネ力 に抗して破線で示された位置まで傾け、案内溝17の側方を開き、湾曲ガイド5 から離脱する。
【0016】 図1に示されているように、本体1の前端上部に、ワイヤ切断機構cが配置さ れている。直線ガイド4と湾曲ガイド5との連結部には、せん断カッタ18が配 置されている。せん断カッタ18は、直線ガイド4に沿って伸びたロッド19と 、ロッド19の後端に連結されたリンク板20とにより回動されて、湾曲ガイド 5の後端と直線ガイド4の前端との間に配置されたワイヤガイド40と共働して ワイヤ3をせん断する。リンク板20には、下方に延びワイヤ捩り機構bと動作 的に連係する作動片21が形成されている。
【0017】 上記ワイヤ送りモータ10の減速歯車11の外周部に固定されたマグネット2 2aと本体1に固定されたホール素子22bとからなるワイヤ送り量センサ22 によって、減速歯車11の回転数が検出される。ワイャ送り量センサ22は、ワ イヤ3の送り量が所定量(すなわち、減速歯車11の所定回転数)に達すると、 所定ワイャ送り量検出信号を出力する。制御装置は、この所定ワイャ送り量検出 信号を受信すると、ワイヤ送りモータ10を停止し、起動制御により、ワイヤ捩 り機構bのフック駆動モータ7を起動する。
【0018】 上記ワイヤ捩り機構bは、そのフック駆動モータ7によって、捩りフック8を 待機位置と作動位置との間で軸方向に移動する。ワイヤ捩り機構bの捩りフック 8は、フック駆動モータ7が正転している間に、待機位置から作動位置へ進み、 ワイヤ環3aの一部を把握して捩る一方、フック駆動モータ7が逆転している間 に、作動位置から待機位置へ後退し、捩られたワイヤ環3aを解放する。
【0019】 上記ワイヤ捩り機構bは、本体1のほぼ中央に配置された直流モータ形フック 駆動モータ7の駆動軸に減速機構23を介して連結されたフック駆動軸24(図 3参照)と、フック駆動軸24の前端において、球形ボールと環状溝とからなる ボール連結機構24aを介してフック駆動軸24と同軸、前後進一体および相対 回転自在に結合されたフック支持軸25とを有する。フック支持軸25の先端部 は、ヨークとして形成され、枢軸8aによって、ほぼL字形の捩りフック8を開 閉自在に枢支する。フック駆動軸24とフック支持軸25との連結部の外周部に は、スリーブ組立体26が外嵌挿されている。図1に示されているように、スリ ーブ組立体26の下方において、本体1には、スリーブ組立体26の突起34と 係合する正転ストッパ27と逆転ストッパ28とが配置されている。図3に示さ れているように、フック駆動軸24の先端部外周面には、フック駆動軸24の軸 方向の一定範囲内に、螺旋溝29が形成されている。捩りフック8の中央部には 、長孔30が形成されている。
【0020】 上記スリーブ組立体26は、外側スリーブ26aと、外側スリーブ26aに内 嵌挿された内側スリーブ26bとを一体にピン結合(図示せず)した構造を有す る。スリーブ組立体26は、フック駆動軸24に対して回転自在、かつ、前後進 自在である一方、フック支持軸25に対して回転一体、かつ、前後進自在である 。
【0021】 上記内側スリーブ26bの後端部近傍には、螺旋溝29に遊嵌する2個のボー ル31を内側スリーブ26bの周方向の対向した位置に収容するボール収容部3 9が形成されている。ボール収容部39は、内側スリーブ26bの周方向におい て対向した位置に形成された円形の孔内に保持輪を嵌合した構造を有する。外側 スリーブ26aの先端には、捩りフック8の開閉を許容する一対の切欠部33が 外側スリーブ26aの周方向の対向する位置に、形成されている。また、外側ス リーブ26aの先端部には捩りフック8の先端部と共働してワイヤ環3aの把握 を行う爪26cが形成されている。
【0022】 図3(b)に最も良く示されているように、外側スリーブ26aの後端部外周 面には、周方向等間隔で複数個(例えば、4個)の突起34が設けられている。 これらの突起34は、スリーブ組立体26の軸方向において、1個の突起34a のみが他の3個の突起34bより長い。正転ストッパ27と逆転ストッパ28と は、ブラケット35を介して本体1に取付けられている。図4(b)に示されて いるように、正逆転ストッパ27および28は、互いに閉じる方向に枢動自在で あり、それぞれ、捩りコイルバネにより、互いに開く方向に付勢されている。逆 転ストッパ28は、正転ストッパ27よりもスリーブ組立体26の軸方向前方に 位置する。
【0023】 突起34は、スリーブ組立体26の逆転時には、正転ストッパ27を乗り越え る一方、スリーブ組立体26の正転時には、正転ストッパ27と係合し、スリー ブ組立体26の正転を阻止する。他方、突起34は、スリーブ組立体26の逆転 時には、逆転ストッパ28と係合し、スリーブ組立体26の逆転を阻止する一方 、スリーブ組立体26の正転時には、正転ストッパ27を乗り越える。
【0024】 ワイヤ捩り機構bが待機位置にある場合において、フック駆動軸24が正転し たときは、突起34aが正転ストッパ27と係合し、スリーブ組立体26の正転 を阻止する。このため、スリーブ組立体26は、1対のボール31とともに待機 位置から作動位置へ前進し、その間、捩りフック8を脚26cに対して閉じる方 向に回動してワイヤ環3aの一部を把握する。この時、1対のボール31は、螺 旋溝29の前端にあり、正転ストッパ27と突起34aとの係合が外れる。これ 以降、フック駆動軸24は、スリーブ組立体26と一体に正転し、捩りフック8 がワイヤ環3aを捩る。作動位置にある場合において、フック駆動モータ7が逆 転したときは、まず、いずれか一の突起34が逆転ストッパ28と係合してスリ ーブ組立体26の回転を阻止する。
【0025】 図1に示されているように、スリーブ組立体26の後端部には、径方向に張出 した張出し板37が固定されている。張出し板37の後面には、マグネット38 aが固定されている。他方、減速機構23のカバーの前面には、ホール素子38 bが配置されている。マグネット38aとホール素子38bとにより待機位置セ ンサ38が構成される。待機位置センサ38は、スリーブ組立体26(すなわち 、捩りフック8)が待機位置にあることを検出する。張出し板37は、リンク板 20の作動片21と係合自在である。
【0026】 以下、上記捩りフックの作動機構の動作について説明する。作業者が被結束材 6の周囲に湾曲ガイド5を配置し、トリガスイッチ9を押すと、ワイヤ送りモー タ10が起動し、ワイヤ供給機構aが所定量のワイヤ3を被結束材6の周囲に供 給し、複数回巻いたワイヤ環3aを形成する。ついで、制御装置により設定され たシーケンスにより、フック駆動モータ7が起動し、正転する。
【0027】 上記制御装置は、以下の方法でフック駆動モータ7を起動する。すなわち、フ ック駆動モータ7は、制御装置から駆動信号を受けてスイッチング動作するスイ ッチング素子のオン・オフにより、起動および停止する。フック駆動モータ7の 起動時には、制御装置からパルス波形の駆動信号がスイッチング素子に出力され 、該スイッチング素子を極く短い幅でオン・オフさせることにより、フック駆動 モータ7に小さい実効電力を供給し、図11(c)に実線で示されているように 、一点鎖線で示された起動制御がない場合に比べて、フック駆動モータ7の回転 速度を落す。例えば、フック駆動モータ7の起動信号が出力された後、約0.1 秒の間、45μsのオン時間幅と200μsのオフ時間幅を有するパルス波形駆 動信号を出力するように、スイッチング素子を駆動する。これにより、フック駆 動軸24は、スリーブ組立体26の静止摩擦より小さいトルクで回転し、スリー ブ組立体26もフック駆動軸24と一体回転し、捩りフック8は、最大約180 ゜回転される。捩りフツク8は、その回転の途中で突起34aと正転ストッパ2 7との係合により、初期角度位置に位置決めされる。フック駆動モータ7の起動 から0.1秒経過後に、制御装置から連続したオン信号がスイッチング素子に出 力され、フック駆動モータ7は、正常回転となる。これ以降、ワイヤ捩り機構a は、正常動作を行う。
【0028】 スリーブ組立体26は、突起34aと正転ストッパ27との係合により回転が 阻止され、前進する。スリーブ組立体26の前進により、捩りフック8は、脚2 6cに対して閉じ、ワイヤ環3cの一部を把握する。この間、張出し板37も前 進し、作動片21を介してリンク板20を回動する。これにより、せん断カッタ 18がワイヤガイド40に対して回転駆動され、ワイヤガイド40とせん断カッ タ18内のワイヤ通路とが位置ずれして、ワイヤ3は、湾曲ガイド5の後端の直 前でせん断される。
【0029】 上記ボール31が螺旋溝29の前端に到達すると、スリーブ組立体26の突起 34aが正転ストッパ27から外れる。これ以後、スリーブ組立体26は、フッ ク駆動軸24と一体正転し、捩りフック8は、ワイヤ環3aを複数回捩る。この 間、スリーブ組立体26の突起34は、逆転ストッパ28を乗り越えつつ、捩り フック8の正転を許容する。
【0030】 所定回数のワイヤ捩りが行われると、捩りフック駆動モータ7の負荷トルクが 急上昇する。この急上昇した負荷トルクは、負荷トルクセンサ(図示せず)によ り、検出される。制御装置は、この負荷トルク検出信号を受けて、捩りフック駆 動モータ7を逆転させる。これにより、スリーブ組立体26も、フック駆動軸2 4と一体に逆転される。しかし、スリーブ組立体26のいずれか一の突起34が スリーブ組立体26の1/4回転の範囲内で逆転ストッパ28に当接し、スリー ブ組立体26の逆転を阻止する。突起34は、本実施例の場合、スリーブ組立体 26の周方向に等間隔で4個設けられているので、スリーブ組立体26の最大逆 転量は、90゜である。従って、捩りフック8の逆転により、ワイヤ環3aの捩 られていた一部が過剰に捩り戻されることがない。
【0031】 スリーブ組立体26の逆転が阻止されることにより、スリーブ組立体26は、 後退し始め、まず、捩りフック8を開く(図7参照)。さらに、スリーブ組立体 26が後退すると、突起34bが逆転ストッパ28から外れ、突起34aが逆転 ストッパ28と係合するまで、スリーブ組立体26が逆転する。突起34aが逆 転ストッパ28と係合する(図8参照)と、捩りフック8は、初期角度位置まで 戻るとともに、これ以後、スリーブ組立体26は、待機位置まで後退する(図9 参照)。これは、待機位置センサ38により検出される。制御装置は、待機位置 センサ38からの検出信号により捩りフック駆動モータ7を停止する。捩りフッ ク8が初期角度位置まで戻らない場合にも、上述したように、結束作業の次のサ イクルにおいて、捩りフック8は、フック駆動モータ7の起動制御により初期角 度位置まで戻る。
【0032】 上記実施例においては、捩りフック8は、ほぼL字形であったが、図10に示 されているように、左右対称形であって、互いに開閉する一対の捩りフック8a を使用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる捩りフック作動機構を有する結
束機の内部構造の一部断面側面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】(a)および(b)は、それぞれ、図1の結束
機のワイヤ捩り機構の要部縦断面図および横断面図であ
る。
【図4】(a)および(b)は、それぞれ、待機位置で
起動直後におけるワイヤ捩り機構の側面図および正面図
である。
【図5】(a)および(b)は、それぞれ、作動位置に
達しワイヤ環を把握したワイヤ捩り機構の側面図および
正面図である。
【図6】(a)および(b)は、ワイヤ捩り動作完了
後、フック駆動モータ逆転開始直後のワイヤ捩り機構の
側面図および正面図である。
【図7】(a)および(b)は、それぞれ、捩りフック
が開いた状態でのワイヤ捩り機構の側面図および正面図
である。
【図8】(a)および(b)は、それぞれ、捩りフック
が初期角度位置に戻った状態のワイヤ捩り機構の側面図
および正面図である。
【図9】(a)および(b)は、それぞれ、待機位置に
戻った状態のワイヤ捩り機構の側面図および正面図であ
る。
【図10】他の実施例にかかる捩りフックの平面図であ
る。
【図11】(a)、(b)および(c)は、それぞれ、
フック駆動モータの起動信号、フック駆動モータの駆動
信号およびフック駆動モータの回転数の波形図である。
【符号の説明】
1 結束機本体 3 ワイヤ 3a ワイヤ環 5 円弧状ガイド 6 被結束材 7 フック駆動モータ 8 捩りフック 24 フック駆動軸 25 フック支持軸 26 スリーブ組立体 27 正転ストッパ 28 逆転ストッパ 29 螺旋溝 31 球形ボール 34 突起 39 ボール収容部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結束機本体の前端に配置された円弧状ガ
    イドにワイヤを連続供給し、円弧状ガイドの先端から繰
    出されるワイヤを被結束材の周囲に巻回させてワイヤ環
    を形成し、このワイヤ環の一部をフック駆動モータによ
    り駆動される捩りフックで把握し捩ることにより、被結
    束材を結束する結束機において、フック駆動モータによ
    り回転されるフック駆動軸の前端にフック支持軸が同軸
    に、かつ、相対回転自在に連結され、螺旋溝がフック駆
    動軸の外周面に形成され、スリーブがフック駆動軸と捩
    りフック支持軸とに外嵌挿され、スリーブは、フック駆
    動軸に対して螺旋溝の範囲内で回転自在であるとともに
    軸方向移動自在であり、フック支持軸に対して回転一体
    であるとともに螺旋溝の範囲内で軸方向移動自在であ
    り、スリーブの内部に、螺旋溝と係合する球形ボールの
    収容部が形成され、フック駆動軸に対するスリーブの軸
    方向移動により開閉される捩りフックがフック支持軸に
    枢支され、スリーブの外周面には、その周方向に複数の
    突起が形成され、正転ストッパと逆転ストッパとがスリ
    ーブの外周面近傍において結束機本体に配置され、上記
    突起と係合してスリーブの正転と逆転とを阻止し、フッ
    ク駆動モータの起動および停止を制御する制御装置であ
    って、スリーブの静止摩擦より小さいトルクでフック駆
    動軸を正転するように、フック駆動モータを起動制御
    し、フック駆動モータの正転起動時、スリーブがフック
    駆動軸とともに正転し、上記突起が正転ストッパと係合
    して捩りフックを初期角度位置に位置決めし、その後、
    フック駆動軸がさらに正転する過程で、上記突起と正転
    ストッパとの係合によりスリーブを前進させ、初期角度
    位置でワイヤ環を把握する方向に捩りフックを閉じ、ス
    リーブの軸方向移動範囲の前端において、上記突起を正
    転ストッパから外し、スリーブとフック駆動軸とを一体
    正転させ、フック駆動軸が逆転したとき、上記突起と逆
    転ストッパとが係合してスリーブを待機位置に後退させ
    ることを特徴とする捩りフックの作動機構。
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