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JPH07228701A - ケイ素原子結合水素原子含有シリコーン樹脂の製造方法 - Google Patents

ケイ素原子結合水素原子含有シリコーン樹脂の製造方法

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Publication number
JPH07228701A
JPH07228701A JP6045164A JP4516494A JPH07228701A JP H07228701 A JPH07228701 A JP H07228701A JP 6045164 A JP6045164 A JP 6045164A JP 4516494 A JP4516494 A JP 4516494A JP H07228701 A JPH07228701 A JP H07228701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicone resin
sio
average unit
formula
hydrogen atom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6045164A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Kobayashi
秀樹 小林
Ko Saikai
航 西海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DuPont Toray Specialty Materials KK
Original Assignee
Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dow Corning Toray Silicone Co Ltd filed Critical Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
Priority to JP6045164A priority Critical patent/JPH07228701A/ja
Priority to US08/389,869 priority patent/US5527873A/en
Publication of JPH07228701A publication Critical patent/JPH07228701A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/06Preparatory processes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/12Polysiloxanes containing silicon bound to hydrogen

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ケイ素原子結合水素原子を含有するMQ型お
よびMDQ型シリコーン樹脂の新しい製造方法の提供。 【構成】 (A)(a)(R3SiO1/2a(SiO4/2
(Rは炭化水素基であり、aは0.2〜3。)で表され
るシリコーン樹脂を有機溶媒中に溶解し、酸性触媒の存
在下に脱水縮合反応させ、(B)しかる後に、(b)平均単
位式(RHSiO2/2c(R2SiO2/2d(cは1〜
100、dは0〜100。)で表されるジオルガノポリ
シロキサン、または(d)平均単位式(R2HSi)2Oで
表されるテトラオルガノジシロキサンを加えて再平衡化
反応させる、(c)(R3SiO1/2a(RHSiO2/2
y(R2SiO2/2z(SiO4/2)(0<y≦2、zは
0〜2。)または(e)(R3SiO1/2a(R2HSiO
1/2y(SiO4/2)で表されるケイ素原子結合水素原
子含有シリコーン樹脂の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はケイ素原子結合水素原子
含有シリコーン樹脂の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】常温で液体または固体であるシリコーン
樹脂は古くから知られており、電気絶縁用ワニス、耐熱
性コーティング材、半導体素子封止材等の多くの分野で
使用されている。このようなシリコーン樹脂は、シロキ
サン単位の組合せにより種々のシリコーン樹脂に分類さ
れているが、1官能性シロキサン単位(M単位)と4官
能性シロキサン単位(Q単位)からなるシリコーン樹脂
(MQ型シリコーン樹脂)および1官能性シロキサン単
位(M単位)と2官能性シロキサン単位(D単位)と4
官能性シロキサン単位(Q単位)からなるシリコーン樹
脂(MDQ型シリコーン樹脂)についてはよく知られて
いる。
【0003】このようシリコーン樹脂の製造方法として
は、水ガラスあるいはオルトケイ酸ナトリウムのような
水に可溶な珪酸塩を、塩酸、硫酸などで珪酸モノマーあ
るいは珪酸オリゴマーに変換し、これが適度に重合した
ところでトリメチルクロロシランでトラップすることに
よってMQ型シリコーン樹脂を得る方法(米国特許第2
676182号公報、同第2814601号公報参
照)、あるいはアルキルシリケートと加水分解性トリア
ルキルシランの混合物に水を加えて共加水分解すること
によりMQ型シリコーン樹脂を得る方法(米国特許第2
857356号公報参照)が知られている。しかし、前
者の製造方法により得られたMQ型シリコーン樹脂は、
その中に多量のシラノール基が残存するという欠点があ
った。また、後者の製造方法において、加水分解性トリ
アルキルシランとしてトリアルキルアルコキシシランを
用いた場合には、合成されたMQ型シリコーン樹脂中に
シラノール基と多量のアルコキシ基が残存するという欠
点があった。従って、このような製造方法において、ジ
メチルクロロシラン(Me2HSiCl)やメチルジク
ロロシラン(MeHSiCl2)を添加して、ケイ素原
子結合水素原子を含有するMQ型シリコーン樹脂を合成
しようとすると、残存シラノール基や残存アルコキシ基
とケイ素原子結合水素原子(Si−H)とが反応して、
定量的にSi−H基の導入ができないという問題点があ
った。また、Si−H基を導入できた場合にも、シリコ
ーン樹脂中に残存するシラノール基や残存アルコキシ基
とSi−Hとの反応が徐々に進行するため貯蔵安定性に
劣る等の問題点があった。さらに、これらの方法では分
子量の大きいケイ素原子結合水素原子含有シリコーン樹
脂を製造することは難しいという問題点があった。
【0004】また、1,1,3,3−テトラメチルジシロ
キサンとテトラメトキシシランとから、濃塩酸水溶液を
用いてMQ型シリコーン樹脂を合成する方法が知られて
いる(特開昭61−195129号公報参照)が、この
方法では多量のメタノールを含有する塩酸水溶液が廃棄
物として発生し環境汚染が問題になるという欠点があっ
た。また、この方法においても分子量の大きいケイ素原
子結合水素原子含有シリコーン樹脂を製造することは難
しいという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは上記問題
点を解消するため鋭意努力した結果本発明に到達した。
即ち、本発明の目的はケイ素原子結合水素原子を含有す
るMQ型シリコーン樹脂およびケイ素原子結合水素原子
を含有するMDQ型シリコーン樹脂の新しい製造方法を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用】本発明は (A)(a)平均単位式(R3SiO1/2a(SiO4/2
(式中、Rは炭素原子数が1個以上の置換または非置換
の1価炭化水素基であり、aは0.2〜3の数であ
る。)で表されるシリコーン樹脂を有機溶媒中に溶解
し、酸性触媒の存在下に脱水縮合反応させ、(B)しかる
後に、(b)平均単位式(RHSiO2/2c(R2SiO2
/2d(式中、Rは前記と同じであり、cは1〜100
の数であり、dは0〜100の数である。)で表される
ジオルガノポリシロキサンを加えて再平衡化反応させる
ことを特徴とする、(c)平均単位式(R3SiO1/2a
(RHSiO2/2y(R2SiO2/2z(SiO4/2
(式中、Rおよびaは前記と同じであり、yは0より大
きく2以下の数であり、zは0〜2の数である。)で表
されるケイ素原子結合水素原子含有シリコーン樹脂の製
造方法、および (A)(a)平均単位式(R3SiO1/2a(SiO4/2
(式中、Rは炭素原子数が1個以上の置換または非置換
の1価炭化水素基であり、aは0.2〜3の数であ
る。)で表されるシリコーン樹脂を有機溶媒中に溶か
し、酸性触媒の存在下に脱水縮合反応させ、(B)しかる
後に、(d)平均単位式(R2HSi)2O(式中、Rは炭
素原子数が1個以上の置換または非置換の1価炭化水素
基である。)で表されるテトラオルガノジシロキサンを
加えて再平衡化反応させることを特徴とする、(e)平均
単位式(R3SiO1/2a(R2HSiO1/2y(SiO
4/2)(式中、Rおよびaは前記と同じであり、yは0
より大きく2以下の数である。)で表されるケイ素原子
結合水素原子含有シリコーン樹脂の製造方法に関する。
【0007】以下、本発明の製造方法を詳細に説明す
る。本発明の製造方法における(A)工程で使用される
(a)成分の平均単位式(R3SiO1/2a(SiO4/2
で表されるシリコーン樹脂は、上式中、Rは炭素原子数
が1個以上の置換または非置換の1価炭化水素基であ
り、具体的にはRは、メチル基,エチル基,プロピル
基,ブチル基等のアルキル基;ビニル基,アリル基,ブ
テニル基,ヘキセニル基等のアルケニル基;フェニル
基,トリル基,キシリル基等のアリール基;ベンジル
基,フェネチル基等のアラルキル基;クロロメチル基,
3,3,3−トリフルオロプロピル基等のハロゲン原子置
換のアルキル基等が例示され、これらの中でもメチル基
またはビニル基が好ましい。aは0.2〜3の数であり
好ましくは0.6〜1.1の数である。
【0008】かかる(a)成分のシリコーン樹脂としては
従来公知のものが使用可能であり、このものは、例え
ば、前記した米国特許第2676182号公報、同第2
814601号公報、あるいは同第2857356号公
報に開示された方法によって製造される。かかるシリコ
ーン樹脂は、通常、0.2重量パーセント以上のシラノ
ール基を含有している。
【0009】かかるシリコーン樹脂の具体的な例として
は、次のような平均単位式で表されるシリコーン樹脂が
挙げられる。尚、式中、Meはメチル基である。 (Me3SiO1/20.4(SiO4/2) (Me3SiO1/20.3(CH2=CHSiMe21/2
0.1(SiO4/2) (Me3SiO1/20.4(CH2=CHC48SiMe2
1/20.1(SiO4/2) (Me3SiO1/20.4(C817SiMe21/20.1
(SiO4/2
【0010】本発明の製造方法における(A)工程では、
上記のような(a)成分のシリコーン樹脂を有機溶媒に溶
解し酸性触媒の存在下に脱水縮合させるのであるが、こ
こで使用される有機溶媒としては、例えば、ベンゼン,
トルエン,キシレンなどの芳香系炭化水素;ヘキサン,
ヘプタン等のアルカン類;ジエチルエ−テル,テトラヒ
ドロフラン等のエ−テル類;アセトン,メチルイソブチ
ルケトン等のケトン類;1,1,2−トリクロロトリフル
オロエタン,1,1,1−トリクロロエタン,ジクロロメ
タン,α,α,α−トリフルオロトルエン,ヘキサフルオ
ロキシレン等のハロゲン化炭化水素;メタノ−ル,エタ
ノ−ル,イソプロパノ−ル等のアルコ−ル類などが挙げ
られる。また、本発明で使用される酸性触媒としては、
ポリジオルガノシロキサンの重合に用いられる従来公知
の酸性触媒が好ましく、具体的には、濃硫酸,トリフル
オロメタンスルホン酸,ドデシルベンゼンスルホン酸,
活性白土,スルホン基を有する有機樹脂微粉末等が例示
される。このような酸性触媒は、(a)成分のシリコーン
樹脂中に残存するシラノール基やアルコキシ基を脱水縮
合反応により除去するために用いられ、さらに、以下に
述べる(b)成分のジオルガノポリシロキサンとの再平衡
化反応を行うために用いられる。この酸性触媒の添加量
は、反応系において100ppm以上であることが好まし
い。この反応はシリコーン樹脂中に存在するシラノール
基同士の脱水縮合反応であって、その反応温度は有機溶
媒の還流温度であることが好ましい。縮合水は水分分離
管を用いて共沸脱水により除去することができる。ま
た、縮合反応の完了は、この反応により副生する水の発
生終了により確認される。この工程により、(a)成分の
シリコーン樹脂中に存在するシラノール基は失われてシ
ロキサンとなる。
【0011】本発明の製造方法における(B)工程で使用
される(b)成分の平均単位式(RHSiO2/2c(R2
SiO2/2dで表されるジオルガノポリシロキサンは、
ケイ素原子結合水素原子を有するジオルガノポリシロキ
サンであり、上式中、Rは前記(a)成分のシリコーン樹
脂で説明したRと同じであり、cは1〜100の数であ
り、dは0〜100の数である。かかるジオルガノポリ
シロキサンの例としては、次のような平均単位式で表さ
れる化合物がある。尚、式中、Meはメチル基である。 Me3SiO(HMeSiO2/220SiMe3 Me3SiO(HMeSiO2/215(Me2SiO2/2
5SiMe3 Me3SiO(HMeSiO2/210(C37MeSiO
2/23SiMe3 (HMeSiO2/24で表される環状ポリシロキサン (HMeSiO2/22(Me2SiO2/22で表される
環状ポリシロキサン
【0012】本発明の製造方法における(B)工程におい
ては前記(A)工程で得られた反応生成物に上記のような
(b)成分のジオルガノポリシロキサンを加えて再平衡化
反応させるのであるが、このときの固形分濃度はシリコ
ーン樹脂が析出しない濃度に調節する必要があり、通常
1〜90重量%の範囲が好ましく、5〜70重量%の範
囲が特に好ましい。これは固形分濃度が90重量%を越
えると再平衡化反応が不均一となり、再現性良く目的と
するケイ素原子結合水素原子含有シリコーン樹脂を製造
することができなくなるためであり、また固形分濃度が
1重量%未満になれば、得られるケイ素原子結合水素原
子含有シリコーン樹脂の分子量が大きくならないためで
ある。この固形分濃度は、上記(A)工程における縮合反
応後の反応混合物中より有機溶剤およびその他の揮発性
成分を留去することにより測定できる。また、ここでの
反応温度と時間は反応生成物を一部分取し、ゲルパーミ
エーションクロマトグラフィー等の分析装置により反応
の進行を測定しながら、適宜決定すべきである。通常
は、50℃〜150℃の範囲内で行われる。しかる後、
必要であればこの反応生成物に塩基を加えて中和し、ろ
過することにより、酸性触媒を除去する。
【0013】以上のような本発明の製造方法により得ら
れたシリコーン樹脂は、再配列し均一化されたシリコー
ン樹脂であり、(c)平均単位式(R3SiO1/2a(R
HSiO2/2y(R2SiO2/2z(SiO4/2)(式
中、Rとaは前記と同じであり、yは0より大きく2以
下の数であり、zは0〜2の数である。)で表されるシ
リコーン樹脂である。
【0014】また、本発明の製造方法において上記(b)
成分のジオルガノポリシロキサンの代わりに(d)平均単
位式(R2HSi)2O(式中、Rは炭素原子数が1個以
上の置換または非置換の1価炭化水素基である。)で表
されるテトラオルガノジシロキサンを使用すれば、(e)
平均単位式(R3SiO1/2a(R2HSiO1/2y(S
iO4/2)(式中、Rとaとyは前記と同じである。)
で表されるケイ素原子結合水素原子含有シリコーン樹脂
が容易に製造される。かかる(d)成分のテトラオルガノ
シロキサンとしては、平均単位式(HMeSi)2Oで
示される化合物、平均単位式(HMeEtSi)2Oで
示される化合物がある。尚、式中、Meはメチル基であ
り、Etはエチル基である。
【0015】本発明の製造方法によれば、上記のような
ケイ素原子結合水素原子を有するMQ型シリコーン樹脂
が製造できる。また、このような本発明の製造方法によ
れば、数平均分子量が1,000以上であり、室温で固
体状であり、軟化温度が100℃以上であるMQ型シリ
コーン樹脂をきわめて容易に製造することができる。
【0016】本発明の製造方法により得られたケイ素原
子結合水素原子含有シリコーン樹脂は、分子量が大き
く、相対的に低分子量シロキサンの含有が少ないので、
ポリジメチルシロキサン組成物の粘着・剥離性の改質
剤、電気絶縁用のワニス,電気電子部品回りの耐熱塗膜
形成剤,半導体封止剤等として有用である。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。実施
例中、粘度は25℃において測定した値である。また、
実施例中、Meはメチル基を示し、Phはフェニル基を
示し、Viはビニル基を示し、さらにHexはヘキセニ
ル基を示す。
【0018】
【実施例1】米国特許2676182号公報に記載され
た方法に従って、ケイ酸ナトリウムを塩酸水で珪酸オリ
ゴマーに変換して重合させた後、キシレンとイソプロピ
ルアルコールの存在化にトリメチルクロロシランでトラ
ップすることにより式:(Me3SiO1/20.75(Si
4/2)で示されるMQ型シリコーン樹脂のキシレン溶
液(固形分70重量%)(以下、MQ−1と言う。)を
得た。このものを、FT−IR(フーリエ変換赤外吸収
スペクトル)で分析したところ、3700cm-1にシャー
プな孤立シラノール基の吸収を観察した。また、350
0cm-1を中心としたブロードな分子内シラノール基と水
分の吸収を観察した。300ccのフラスコに上記MQ型
シリコーン樹脂のキシレン溶液143gにキシレン57
gを加え、酸性白土0.8gを加えて均一に混合した
後、加熱下還流温度条件下で脱水縮合反応させた。生成
した水は水分分離管から留出させた。合計0.9gの水
の留出があった。このシリコーン樹脂の溶液をFT−I
Rで測定したところ、3700cm-1の吸収は消失し、3
500cm-1を中心とした吸収もほとんど消失していた。
次いで、式:Me3SiO(MeHSiO)nSiMe3
で表される粘度20センチストークスのポリメチルハイ
ドロジェンシロキサンを10g加えて90℃で6時間反
応させた。その後、冷却し、触媒をろ過により除去して
シリコーン樹脂のキシレン溶液を得た。この溶液からキ
シレンを除去した。得られたシリコーン樹脂は室温で白
色粉末であり、顕微鏡観察により測定した軟化温度は2
00℃であり、GPC(ゲルパーミエーションクロマト
グラフィー)によって測定された数平均分子量は5,0
00であった。また、Si−H官能基の含有量はほぼ仕
込量に等しい0.14重量%であった。さらに、29Si
NMRによって分析したところ、このものは平均単位式
(Me3SiO1/20.75(MeHSiO)0.19(SiO
4/ 2)で表される化合物であることが確認された。
【0019】
【実施例2】実施例1で得られたシリコーン樹脂のキシ
レン溶液(MQ−1)143gにキシレン57gを加
え、さらに酸性白土0.8gを添加し、水分分離管によ
り共沸脱水して縮合水を除いた。次いで、式:HMe2
SiOSiMe2Hで表されるオルガノジロキサンを8
g加えて70℃で8時間反応させた。その後冷却し、触
媒をろ過により除去してシリコーン樹脂のキシレン溶液
を得た。この溶液からキシレンを除去した。得られたシ
リコーン樹脂は室温で白色粉末であり、その軟化温度は
300℃以上であり、GPC(ゲルパーミエーションク
ロマトグラフィー)によって測定された数平均分子量は
4,900であった。また、Si−H官能基の含有量は
0.09重量%であった。さらに、29SiNMRによっ
て分析したところ、このものは平均単位式(Me3Si
1/20.75(HMe2SiO1/20.1(SiO4/2)で
表される化合物であることが確認された。
【0020】
【実施例3】実施例1で得られたシリコーン樹脂のキシ
レン溶液(MQ−1)143gにキシレン57gを加
え、さらに酸性白土0.8gを添加し、水分分離管によ
り共沸脱水して縮合水を除いた。次いで、式:(HMe
SiO)x(Me2SiO)y(式中、x:y=1:1で
あった。)で表されるポリオルガノシロキサン11.1
gを加えて90℃で6時間反応させた。その後、冷却
し、触媒をろ過により除去してシリコーン樹脂のキシレ
ン溶液を得た。この溶液からキシレンを除去した。得ら
れたシリコーン樹脂は室温で白色粉末であり、その軟化
温度は190℃であり、GPC(ゲルパーミエーション
クロマトグラフィー)によって測定された数平均分子量
は5,100であった。また、Si−H官能基の含有量
は0.07重量%であった。さらに、このシリコーン樹
脂を29SiNMRによって分析したところ、このものは
平均単位式(Me3SiO1/20.75(HMeSi
2/20.1(Me2SiO2/20.1(SiO4/2)で表さ
れる化合物であることが確認された。
【0021】
【比較例1】米国特許第2857356号公報に記載さ
れた方法に従って、トリメチルクロロシラン100部、
ジメチルクロロシラン10部、エチルオルソシリケート
370部、トルエン250部を入れ、混合しながら80
℃までの温度に保ちながら、水144部を滴下した。そ
の後、有機層を分離し、これを重曹水を用いて中性にな
るまで水洗し、ろ過後、溶剤をストリッピングすること
によりシリコーン樹脂を合成した。得られたシリコーン
樹脂中のSi−H官能基を測定したところ、Si−H基
の含有量はジメチルクロロシランの仕込量から計算され
るSi−H基の40%しか検出されず、残りの55%は
合成中に消失したことが判明した。
【0022】
【発明の効果】本発明のシリコーン樹脂の製造方法によ
れば、ケイ素原子結合水素原子を有するMQ型シリコー
ン樹脂およびケイ素原子結合水素原子含有MDQ型シリ
コーン樹脂を効率よく製造でき、特に、分子量の大きい
ケイ素原子結合水素原子を有するMQ型シリコーン樹脂
およびMDQ型シリコーン樹脂を容易に製造できるとい
う特徴を有する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)(a)平均単位式(R3SiO1/2a
    (SiO4/2)(式中、Rは炭素原子数が1個以上の置
    換または非置換の1価炭化水素基であり、aは0.2〜
    3の数である。)で表されるシリコーン樹脂を有機溶媒
    中に溶解し、酸性触媒の存在下に脱水縮合反応させ、
    (B)しかる後に、(b)平均単位式(RHSiO2/2
    c(R2SiO2/2d(式中、Rは前記と同じであり、c
    は1〜100の数であり、dは0〜100の数であ
    る。)で表されるジオルガノポリシロキサンを加えて再
    平衡化反応させることを特徴とする、(c)平均単位式
    (R3SiO1/2a(RHSiO2/2y(R2Si
    2/2z(SiO4/2)(式中、Rおよびaは前記と同
    じであり、yは0より大きく2以下の数であり、zは0
    〜2の数である。)で表されるケイ素原子結合水素原子
    含有シリコーン樹脂の製造方法。
  2. 【請求項2】 (A)(a)平均単位式(R3SiO1/2a
    (SiO4/2)(式中、Rは炭素原子数が1個以上の置
    換または非置換の1価炭化水素基であり、aは0.2〜
    3の数である。)で表されるシリコーン樹脂を有機溶媒
    中に溶かし、酸性触媒の存在下に脱水縮合反応させ、
    (B)しかる後に、(d)平均単位式(R2HSi)2O(式
    中、Rは炭素原子数が1個以上の置換または非置換の1
    価炭化水素基である。)で表されるテトラオルガノジシ
    ロキサンを加えて再平衡化反応させることを特徴とす
    る、(e)平均単位式(R3SiO1/2a(R2HSiO
    1/2y(SiO4/2)(式中、Rおよびaは前記と同じ
    であり、yは0より大きく2以下の数である。)で表さ
    れるケイ素原子結合水素原子含有シリコーン樹脂の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 ケイ素原子結合水素原子含有シリコーン
    樹脂の数平均分子量が1,000以上であり、その軟化
    温度が100℃以上である、請求項1および請求項2に
    記載の製造方法。
JP6045164A 1994-02-18 1994-02-18 ケイ素原子結合水素原子含有シリコーン樹脂の製造方法 Pending JPH07228701A (ja)

Priority Applications (2)

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