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JPH07200818A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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Publication number
JPH07200818A
JPH07200818A JP5338565A JP33856593A JPH07200818A JP H07200818 A JPH07200818 A JP H07200818A JP 5338565 A JP5338565 A JP 5338565A JP 33856593 A JP33856593 A JP 33856593A JP H07200818 A JPH07200818 A JP H07200818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output device
sub
image
pixel
filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5338565A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Ueda
直史 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP5338565A priority Critical patent/JPH07200818A/ja
Publication of JPH07200818A publication Critical patent/JPH07200818A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オペレータに何等負担をかけることなく、出
力装置に最適なサブピクセルフィルタを用いてアンチエ
イリアシング処理を行ない、常に最良の画像を得る。 【構成】 画像処理装置1のCPU2は、出力装置2
0,20a…のうち出力切換部8を介して切換接続され
ている例えば出力装置20を検出し識別して、不揮発性
RAM6に格納されている複数のサブピクセルフィルタ
のうち、出力装置20に最適なフィルタを選択し、該フ
ィルタを用いてホストマシン10から入力する画像のベ
クトル情報をアンチエイリアシング処理して、フレーム
メモリ5に画像の画素毎に濃度データを書込む。フレー
ムメモリ5上に形成された画像データは、出力装置20
に出力されて表示又は印刷される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像のエッジ部のジャ
ギーを除去するためのアンチエイリアシング処理を行な
う画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図形等の画像を表示装置又はプリンタ等
の出力装置によって表示又は印刷する場合に、多数の画
素(以下「ピクセル」ともいう)を一列に配列して横方
向(主走査方向)のラインを形成し、そのラインを縦方
向(副走査方向)に多数本並べて画像を形成することは
よく知られている。
【0003】例えば、表示装置としては白黒又はカラー
のCRT(ブラウン管),LCM(液晶マトリックス)
等があり、プリンタとしては電子写真方式のLBP(レ
ーザビームプリンタ)及びLEDA(発光ダイオードア
レー),LCA(液晶アレー)を用いたプリンタ、昇華
型や熔融型のサーマルプリンタ、或いはワイヤドットプ
リンタやインクジェットプリンタ等がある。
【0004】このような出力装置を用いて画像を表示又
は印刷する時に、互いに濃度や色の異なる領域のエッジ
部が垂直に近いか厳密に水平であれば問題にならない
が、斜め特に水平に近づくほどエッジ部が階段状のギザ
ギザに見えるジャギー(エイリアスともいう)が見立つ
ようになり、エッジ部を挾む両側の領域の濃度差又は色
相差が大きいほど著るしくなる。
【0005】特に、コンピュータ・グラフィックスの分
野では、解像度の高いLBP等ではジャギーが比較的目
立ち難いが、ライン数(走査線数)の限られているCR
T,LCM(液晶マトリックス)で表示する場合は目立
ち易い。特に円は、上下の部分が極めて水平に近づくの
でLBPでもジャギーが現れるから、アンチエイリアシ
ング処理によってエッジ部の画素の濃度又は輝度を変え
て、視覚的に滑らかに見えるようにしていた。
【0006】アンチエイリアシング処理とは、エッジ部
を示すベクトルと交わる画素について、ベクトルにより
2分されて残った部分の寄与率(面積率等)に応じて該
画素の濃度又は輝度を決定する処理であり、均一平均化
法,重み付け平均化法,畳み込み積分法等が一般に用い
られている。
【0007】これらのうち均一平均化法が最も簡単であ
るが、出力装置によって中間濃度の表現方法が異なるた
め、濃度領域の左側と右側とで濃度が違ってくる場合が
あるから、そのような時は出力装置に応じて最適なサブ
ピクセルフィルタを用いた重み付け平均化法が用いられ
ていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像処
理装置に接続される出力装置が1種類だけという構成は
稀であり、少なくともCRT等の表示装置と、それに表
示された画像を記録するプリンタの2種類の出力装置が
接続されている構成が普通である。
【0009】このような場合に、表示装置とプリンタと
で同じサブピクセルフィルタを用いたのではそれぞれに
最適な画像が得られず、どちらか一方に重点を置くか、
両者の中間的な性質を有するサブピクセルフィルタを用
いて我慢するかになる。さもなければ、それぞれに最適
なザブピクセルフィルタを2個用意し、出力装置に応じ
て選択し指示する必要がある。
【0010】そのためには、オペレータはどの出力装置
にどのサブピクセルフィルタを用いるかを覚えていなけ
ればならず、ピクセル(画素)を分割したサブピクセル
のマトリックスの数が異なれば、それぞれにサブピクセ
ルフィルタが用意されることになるから、もし誤って指
示すれば1個のサブピクセルフィルタで兼用した場合よ
りも悪い結果になるという問題があった。
【0011】さらに、LANによって結ばれたそれぞれ
に画像処理装置を有する複数の端末(表示装置はそれぞ
れ専用に備えていてる)が、複数のプリンタのうち空い
ているプリンタを使用するようなシステムであれば、オ
ペレータはその都度どのプリンタを使用するかを調べ
て、マトリックスの数が一致する最適なサブピクセルフ
ィルタを選択しなければならず、オペレータの負担が増
して選択ミスを生じ易くなるという問題も発生する。
【0012】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、オペレータに何等負担をかけることなく、画像
処理装置が出力装置に応じて最適なサブピクセルフィル
タを用いることにより、常に最良の画像が得られること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、ホストマシンから入力した画像のベクト
ルデータを処理して画像データを形成し、該画像データ
を接続されている出力装置に出力して画像を表示又は印
刷させる画像処理装置において、ベクトルデータに基づ
いてアンチエイリアシング処理を行なうアンチエイリア
シング処理手段と、該処理手段がアンチエイリアシング
処理を行なう際にエッジ部画素の寄与率を求めるために
使用する互いに特性が異なる複数個のサブピクセルフィ
ルタと、接続されている出力装置の種類に応じて複数個
のサブピクセルフィルタのうちいずれか1個を選択して
アンチエイリアシング処理手段に使用させるフィルタ選
択手段とを設けたものである。
【0014】上記の画像処理装置において、フィルタ選
択手段を、接続されている出力装置の種類を検出して識
別し、その識別した出力装置の種類に応じてサブピクセ
ルフィルタを選択してアンチエイリアシング処理手段に
使用させる手段とするとよい。
【0015】または、フィルタ選択手段を、ホストマシ
ン又は接続されている出力装置から該出力装置の種類の
情報を入力し、入力した情報に応じてサブピクセルフィ
ルタを選択してアンチエイリアシング処理手段に使用さ
せる手段としてもよい。
【0016】または、フィルタ選択手段を、ホストマシ
ン又は接続されている出力装置から該出力装置の種類に
適したサブピクセルフィルタの種類の情報を入力し、入
力した情報に応じてサブピクセルフィルタを選択してア
ンチエイリアシング処理手段に使用させる手段としても
よい。
【0017】あるいは、ホストマシンから入力した画像
のベクトルデータを処理して画像データを形成し、該画
像データを接続されている出力装置に出力して画像を表
示又は印刷させる画像処理装置であって、ベクトルデー
タに基いてアンチエイリアシング処理を行なうアンチエ
イリアシング処理手段と、該処理手段がアンチエイリア
シング処理を行なう際にエッジ部画素の寄与率を求める
ために使用するサブピクセルフィルタのデータをホスト
マシン又は接続されている出力装置から入力してアンチ
エイリアシング処理手段に使用させる手段とを設けた画
像処理装置を提供する。
【0018】
【作用】上記のように構成した画像処理装置は、アンチ
エイリアシング処理を行う際にエッジ部画素の寄与率を
求めるために使用する予め設けられている互いに特性が
異なる複数個のサブピクセルフィルタのうち、接続され
ている出力装置の種類に応じてフィルタ選択手段がいず
れか1個を選択して、アンチエイリアシング処理手段に
使用させる。
【0019】また、上記の画像処理装置において、フィ
ルタ選択手段が接続されている出力装置の種類を検出し
て識別し、その識別した出力装置の種類に応じて複数個
のサブピクセルフィルタのうちいずれか1個を選択し
て、アンチエイリアシング処理手段に使用させる。
【0020】または、フィルタ選択手段がホストマシン
又は接続されている出力装置から該出力装置の種類を示
す情報を入力し、その情報に応じて複数個のサブピクセ
ルフィルタのうちいずれか1個を選択して、アンチエイ
リアシング処理手段に使用させる。
【0021】または、フィルタ選択手段がホストマシン
又は接続されている出力装置から該出力装置の種類に適
したサブピクセルフィルタの種類の情報を入力し、その
情報に示された種類のサブピクセルフィルタを選択し
て、アンチエイリアシング処理手段に使用させる。
【0022】いずれの場合にも、アンチエイリアシング
処理手段はフィルタ選択手段が選択したサブピクセルフ
ィルタを使用して、ホストマシンから入力した画像のベ
クトルデータに基づいてアンチエイリアシング処理を行
う。処理された結果によって形成された画像データは接
続されている出力装置に出力されて、表示又は印刷され
る。
【0023】あるいは、上記のサブピクセルフィルタの
データを入力する手段を設けた画像処理装置は、ホスト
マシン又は接続されている出力装置から、アンチエイリ
アシング処理を行う際にエッジ部画素の寄与率を求める
ために使用する、接続されている出力装置に応じたサブ
ピクセルフィルタのデータを入力する。
【0024】アンチエイリアシング処理手段は入力され
たサブピクセルフィルタのデータを使用して、ホストマ
シンから入力した画像のベクトルデータに基づいてアン
チエイリアシング処理を行なう。処理された結果によっ
て形成された画像データは接続されている出力装置に出
力されて、表示又は印刷される。
【0025】したがって、上記のいずれの画像処理装置
も、何等オペレータを煩わせることなく、接続されてい
る出力装置に最適なサブピクセルフィルタを用いてアン
チエイリアシング処理を行なうから、常に最良の画像が
得られる。
【0026】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して具
体的に説明する。一般に画像処理は、全画面をそれぞれ
閉曲線(エッジ)に囲まれた色相及び濃度が均一な領域
毎に分割され、それらの各領域を1つのグループとし
て、グループ毎に所定の処理が行なわれる。
【0027】エッジが曲線の場合は、その曲率に応じて
複数の直線(ベクトル)に分解される。即ち曲率が大き
い(曲率半径が小さい)ほど多数の短いベクトルに、曲
率が小さい(曲率半径が大きい)ほど少数の長いベクト
ルにそれぞれ分解される。
【0028】これらのベクトル群は、或る点を始点とし
て右回り又は左回りに、それぞれ1つのベクトルの終点
が次のベクトルの始点になるように、最後のベクトルの
終点が最初のベクトルの始点と一致するように整理さ
れ、1つのグループのベクトルデータは、各ベクトルの
始点及び終点の座標の集合として入出力される。
【0029】図4は後述する各実施例がそれぞれ共通に
使用する画像処理のルーチンの一例を示すフロー図であ
る。図5は図4に示したルーチンによって処理される図
形の一例を示す図であり、図形の各頂点P0,P1,P
2の座標を(X0,Y0),(X1,Y1),(X2,
Y2)とする。
【0030】以下、図4に示したフロー図を参照しなが
ら、画像のグループの1つである図5に示した図形を例
としてステップ9乃至12に示すアンチエイリアシング
処理を含む画像処理ルーチンをステップ毎に説明する。
【0031】(ステップ1):ホストマシンから画像デ
ータである図形情報をグループ単位で入力する。図形情
報は全部のグループを一度に入力しても、メモリに余裕
がない時は1グループ分ずつ入力してもよい。次に、入
力された1グループ分の閉曲線をなす図形情報を、ベク
トル情報に展開(多数の直線ベクトルに分解)する。ホ
ストマシンからベクトル情報が入力する場合は、ステッ
プ1を省略する。
【0032】(ステップ2):1グループ分のベクトル
情報を、第1のエッジテーブルET(1)に登録する。
即ち、図5の(A)に示した図形は、表1に示すように
ベクトル名A,B,Cと共に各始点,終点の座標値(X
s,Ys)(Xe,Ye)がテーブルに書込まれる。表1か
ら明らかなように、この時点では、ベクトルAの終点と
ベクトルBの始点、ベクトルBの終点とベクトルCの始
点、ベクトルCの終点とベクトルAの始点がP1,P
2,P0としてそれぞれ一致している。
【0033】(ステップ3):ET(1)の各ベクトル
のうち、終点のYe が始点のYs より大きいベクトル
は、始点と終点のX,Yを置換えてベクトルの方向を逆
にし、そうでないベクトルはそのままで、第2のエッジ
テーブルET(2)に再登録する。即ち図5の(B)及
び表2に示すように、ベクトルBはそのままで、ベクト
ルA,Cの方向が逆転して再登録される。
【0034】(ステップ4):ET(2)の各ベクトル
の始点のYs の最大値と、終点のYe の最小値とをサー
チして、グループの最高点Ys max と最低点Ye min と
を決定することにより、このグループの高さ方向(Y方
向)の処理範囲すなわちY領域が設定される。即ち、最
高点はP1(X1,Y1)であり、最低点はP2(X
2,Y2)であって、Y領域はY1〜Y2である。
【0035】(ステップ5):設定されたY領域(Y1
〜Y2)について、水平なYラインをYの値の大きい方
から1ライン分ずつ降ろしながら、ベクトルとの交点を
決めてゆくために、先ず最高点の座標Ys max をライン
ピッチ単位で小数点以下切捨てた値を、Yラインの座標
値Yh の最初の値とする。
【0036】(ステップ6):Yラインと交差するベク
トルの情報のみをET(2)から選択して、アクティブ
エッジテーブルAETに登録する。即ち始点がYs >Y
h になった時に、そのベクトルの情報がAETに登録さ
れ、終点がYe ≧Yh になった時に、そのベクトルの情
報はAETから抹消される。例えば、図5の(C)に示
すようなYラインの時に、AETには表3に示すよう
に、ベクトルA,Bの情報が登録されている。
【0037】(ステップ7):Yラインの座標値Yh と
AETに登録されているベクトルの情報から交点の座標
Xを計算し、そのXの値をワークテーブルWTに登録す
る。即ち、図5の(C)に示したYラインとベクトル
A,Bの交点の座標XA,XBが、表4に示すように、
WTに登録される。
【0038】(ステップ8):WTのXの値を小さい順
にソートし、ソートワークテーブルSWTに登録する。
即ち、図5の(C)に示した例ではXA<XBであるか
ら、表4に示したWTの内容がそのまま変らずに、表5
に示すSWTに登録される。
【0039】以上、ステップ8までのルーチンでアンチ
エイリアシング処理の準備が終了し、次のステップ9か
らステップ12までがアンチエイリアシング処理であ
る。
【0040】(ステップ9):1本のライン(走査線)
をN本のサブラインに分割すると共に、1個の画素をN
×N個のサブピクセルに分割したものをワーキングメモ
リ(メモリ中の作業用領域)上に形成し、1サブライン
毎の、ステップ7及びステップ8と同様なルーチンで、
各サブピクセル毎にエッジ上又はその内側にあれば1
(塗りつぶし)、エッジの外側にあれば0(白のまま残
す)とする塗りつぶし処理を、N回繰返す。
【0041】(ステップ10):1個の画素のうちの塗
りつぶされた1のサブピクセルに応じて、該画素の寄与
率を計算する。この際、1のサブピクセルの数を(N×
N)で割って寄与率とするのが均一平均化法であり、後
述するサブピクセルフィルタを用いて寄与率を計算する
のが重み付け平均化法である。
【0042】(ステップ11):得られた寄与率Kに基
づいて、その画素の処理前の濃度D1と、処理中のグル
ープの濃度D2とから、D1と(1−K)の積と、D2
とKの積との和を、画素処理後の濃度と決定する。
【0043】(ステップ12):このようにして決定さ
れた濃度を、画素毎に予め設定されている1頁分のフレ
ームメモリに書込むことを繰返して、1ライン分のアン
チエイリアシング処理が終了する。
【0044】(ステップ13):Yh =Yh −1、即ち
Yラインを1ラインピッチ降ろす。 (ステップ14):Yh >Ye min か否か、即ちYライ
ンが最低点より上にあるか否かを判定して、上にあれば
ステップ6に戻り、否ならば次に進む。
【0045】(ステップ15):全てのグループについ
て処理が終了したか否かを判定し、否であればステップ
1(図形情報入力の場合)又はステップ2(ベクトル情
報入力の場合)に戻り、全てのグループの処理が終了し
ていればエンドになる。
【0046】図6は、図5の(C)に示した図形を、1
画素を3×3のサブピクセルに分割してアンチエイリア
シング処理し、ステップ9を終った時にワーキングメモ
リ上に形成されたサブピクセルの状態の一例を示す図で
あり、各サブピクセルで塗りつぶされたものには丸印を
付して示し、下側にそれぞれの画素の均一平均化法、即
ち1のサブピクセルの数を画素のサブピクセル数9で割
って計算された寄与率を添記している。
【0047】図7は、濃度0(白)から6(黒ベタ)ま
での7階調の表現が、変調方法によって如何に異なるか
の一例を示す拡大図であり、図5の(A),(B)はL
BPにおけるPWM(パルス幅変調)、同図の(C)は
LBP,CRTにおけるPM(パワー変調)、同図の
(D)はサーマルプリンタにおけるPMの一例をそれぞ
れ示している。
【0048】図7の(A)は位相制御を行なわない通常
のPWMの例で、濃度が増すに従ってドットの幅が画素
の左端から右に拡大してゆく。同図の(B)はドットの
幅が中央から両側に拡大してゆくように位相制御したP
WMの例である。同図の(C)はPMによる例で、LB
PやCRTのように高速でスキャンされるものは円でな
く横長の楕円形になり易い。
【0049】図7の(D)は1ラインヘッドを有する昇
華型,熔融型のサーマルプリンタでPMを行なった例
で、PMの電力波形が悪ければ同図の(C)のようにな
るが、波形が良いと丸くなる。しかしながら用紙が縦に
送られているため、図示したように縦長の楕円形にな
る。更に、図示しないが、LCM(液晶マトリックス)
による表示装置のようにPMによってもドットの大きさ
に変化がなく、ほぼ均一に明るさが変化するものもあ
る。
【0050】図8は黒ベタの画素が並んだ両サイド(エ
ッジ)に、対称なエッジによる濃度の揃った画素がある
図形を、LBPによって図5の(A)に示したような通
常のPWMを行なった場合の一例を示す拡大図である。
【0051】このような場合、単純な均一平均化法で求
めた寄与率は同じになるため、図示したように左側のエ
ッジ部画素はドットが離れ、右側のエッジ部画素はつな
がっているから、同じ濃度であるのに左側の方が濃度が
小さく感じられる。この例では、図7の(B)のように
位相制御すれば解決するが、常に位相制御したPWMで
問題がなくなるとはいえない。
【0052】図9は、図7に示した各変調方法を用いた
出力装置に適したサブピクセルフィルタの一例を示す図
であり、1画素を6×6のサブピクセルに分割した場合
のフィルタを示している。図9の(A)〜(D)に示し
たサブピクセルフィルタは、それぞれ図7の(A)〜
(D)に示した変調方法によるドットの特性を補正する
ためのものである。
【0053】これらのサブピクセルフィルタに用いたア
ンチエイリアシング処理は、重み付け平均化法の一種で
あって、それぞれ対応する位置にあるサブピクセルの値
1又は0にサブピクセルフィルタの値を乗じた積の総和
を、サブピクセルフィルタの値の総和で割って寄与率が
求められる。LCMによる表示装置のようにムラがない
場合は、全部1としたサブピクセルフィルタによる計
算、すなわち均一平均化法でよい。
【0054】例えば、図9の(A)に示したサブピクセ
ルフィルタを、図7の(A)に示した位相制御のない通
常のPWMによるLBPと組合せると、図8に示した左
側のエッジ部画素のサブピクセルは図9の(A)におい
て右側に集中し、右側のエッジ部画素のサブピクセルは
左側に集中するから、エッジ部画素の寄与率は左側の方
が右側より大きくなって濃度が増す。従って、図8に示
した左側のドットの幅が右側より広くなって、濃度の小
さい感じが補正される。
【0055】このように、出力装置の特性すなわち種類
に適したサブピクセルフィルタを用いてアンチエイリア
シング処理を行なった場合は、高品位な画像が得られ
る。しかしながら、逆に不適当なサブピクセルフィルタ
を選択して用いると、単純な均一平均化法を用いた場合
よりも悪い結果が得られる。従って、サブピクセルフィ
ルタの選択を誤らないことが極めて大切になってくる。
【0056】図1は、この発明の第1実施例である画像
処理装置の構成を示す回路図である。図1に示した画像
処理装置1は、アンチエイリアシング処理手段,フィル
タ選択手段であるCPU2と、CPU2が使用するプロ
グラム等が格納されたROM3と、各種のデータ,テー
ブルを記憶しワーキングメモリとしても使われるRAM
4と、出力装置に出力する画像データを格納するための
RAMであるフレームメモリ5と、複数のサブピクセル
フィルタが格納されている不揮性RAM6と、ホストI
/F7及び出力切換部8とから構成されている。
【0057】画像処理装置1はホストI/F(インター
フェース)7を介してホストマシン10に接続され、ま
た出力切換部8を介して複数の出力装置20,20a,
20b…が選択的に接続される。
【0058】出力装置20は出力本体21と、画像処理
装置1に接続するためのI/F22とからなり、出力装
置20a以降はいずれも出力装置20と同一構成である
から内部構成の図示を省略している。
【0059】出力切換部8はそれぞれ出力装置20,2
0a…にケーブルで接続される複数の図示しない出力端
子を備え、CPU2の指令に応じて出力端子を切換える
ことにより、接続される出力装置を切換えることが出来
る。ホストマシン10が出力装置を指定する場合は、C
PU2を介して指令が出力切換部8に伝えられる。
【0060】CPU2は、電源オン後の初期設定時に、
出力切換部8を介して各出力装置20,20a…を順に
接続し、その種類を検出して識別した結果をRAM4に
記憶しておく。従って、いずれの出力装置を接続して
も、直ちにその出力装置に最適なサブピクセルフィルタ
を不揮発性RAM6に格納されている多数のサブピクセ
ルフィルタのなかから選択してRAM4に記憶させるこ
とが出来る。
【0061】また、CPU2は、出力装置を切換えて接
続した都度、切換えがホストマシン10からの指令であ
ればホストマシン10から、CPU2自体の指令に基づ
く切換えであれば接続された出力装置から、それぞれ接
続された出力装置の種類の情報を入力し、入力した情報
に応じて最適なサブピクセルフィルタを選択することも
出来る。
【0062】あるいは、上記と同じような場合に、CP
U2はホストマシン10又は接続された出力装置から、
該出力装置の種類の情報に代えて、その出力装置に最適
なサブピクセルフィルタの種類の情報を入力し、入力し
た情報によってサブピクセルフィルタを選択することも
出来る。
【0063】いずれの場合も、ホストマシン10からホ
ストI/F7を介して画像のベクトル情報を一度に、又
は1グループずつ入力して、RAM4に転送したサブピ
クセルフィルタを使用してアンチエイリアシング処理を
実行し、フレームメモリ5に形成した画像(の濃度)デ
ータを出力切換部8と接続された出力装置のI/F(イ
ンターフェース)を介して、その出力本体に出力し、表
示あるいは印刷されるから、常に最良の画像が得られ
る。
【0064】図2は、この発明の第2実施例である画像
処理装置の構成を示す回路図である。図2に示した画像
処理装置1aが、図1に示した第1実施例の画像処理装
置1と異なる所は、複数のサブピクセルフィルタが格納
されている不揮発メモリ6がなくなったことであり、そ
の他は全く同様であるから、同一部分には同一符号を付
して説明を省略する。
【0065】この実施例では、画像処理装置1a単独で
はサブピクセルフィルタを有していないから選択の余地
もないが、ホストマシン10が接続された出力装置の種
類に応じてそれに最適なサブピクセルフィルタを、ホス
トマシン10に付属するディスク装置11に格納されて
いる複数のサブピクセルフィルタのなかから選択し、C
PU2は、ホストマシン10が選択されたサブピクセル
フィルタのデータそのものを入力してRAM4に格納す
る。
【0066】それ以降は、CPU2がRAM4に格納さ
れたサブビクセルフィルタによってアンチエイリアシン
グ処理を行なうから、第1実施例と同じ効果が得られ
る。また、多数のサブピクセルフィルタを格納しておく
必要がないから、不揮発性RAM6は不要であり、1個
だけのサブピクセルフィルタならばRAM4に簡単に格
納出来る。
【0067】図3は、この発明の第3実施例である画像
処理装置の構成を示す回路図である。図3に示した画像
処理装置1bの構成は、図2に示した第2実施例の画像
処理装置1aと全く同じであるが、作用はCPU2がサ
ブピクセルフィルタのデータをホストマシン10に代え
て、接続された出力装置自体から入力する点が異る。
【0068】そのため、出力装置23,23a,23b
…の構成は、第1及び第2実施例に接続された出力装置
20,20a,20b…に加えて、各出力装置自身の特
性又は種類に最適のサブピクセルフィルタのデータが格
納されている不揮発性RAM等からなるメモリ24が設
けられている。
【0069】この第3実施例が、第1及び第2実施例よ
り優れている点は、画像処理装置1又はホストマシン1
0がサブピクセルフィルタを有する場合は多数の種類を
用意しなければならないが、各出力装置が有する場合は
1種類またはサブピクセルの数に応じた数種類があれば
済むことである。
【0070】さらに、図5に示した変調方法に応じたド
ットの形状は、固定的なものではなく、出力装置毎に異
なると共に、温度又は経時的な変化が生じ易いものであ
る。従って、各出力装置23,23a,23b…毎にサ
ブピクセルフィルタを有していれば、ドットの形状に変
化が生じても直ちにサブピクセルフィルタを変化に合せ
て修正出来るが、不揮発性RAM6又はホストマシン1
0のディスク装置11の内容を修正するのは、他の出力
装置との関係で実用上不可能に近い。
【0071】したがって、保守の点で楽になるだけでな
く、出力装置の特性の変化に応じて内蔵するサブピクセ
ルフィルタを更新することにより、常にその出力装置と
して最高品質の表示又は印刷が得られる。また、画像処
理装置やホストマシンがそれに適したサブピクセルフィ
ルタを用意していない新型の出力装置でも、簡単に交換
して接続することが出来る。
【0072】
【表1】
【0073】
【表2】
【0074】
【表3】
【0075】
【表4】
【0076】
【表5】
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による画
像処理装置は、オペレータに何等負担をかけることな
く、接続されている出力装置に応じて最適なサブピクセ
ルフィルタを用いることにより、常に最良の画像が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による画像処理装置の第1実施例の構
成を示す回路図である。
【図2】画像処理装置の第2実施例の構成を示す回路図
である。
【図3】画像処理装置の第3実施例の構成を示す回路図
である。
【図4】画像処理のルーチンの一例を示すフロー図であ
る。
【図5】図4に示したルーチンによって処理される図形
の一例を示す図である。
【図6】図5に示した図形をアンチエイリアシング処理
して形成されたサブピクセルの状態の一例を示す図であ
る。
【図7】変調方法による階調の表現の差の一例を示す拡
大図である。
【図8】図形の左右のエッジ部画素の表現の差の一例を
示す拡大図である。
【図9】アンチエイリアシング処理に用いられるサブピ
クセルフィルタの一例を示す図である。
【符号の説明】
1,1a,1b:画像処理装置 2:CPU(アンチエイリアシング処理手段,フィルタ
選択手段,サブピクセルフィルタのデータを入力する手
段) 5:フレームメモリ 6:不揮発性RAM 8:出力切換部 10:ホストマシン 20,20a…,23,23a…:出力装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/20 9471−5G 9365−5L G06F 15/72 355 K

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストマシンから入力した画像のベクト
    ルデータを処理して画像データを形成し、該画像データ
    を接続されている出力装置に出力して画像を表示又は印
    刷させる画像処理装置において、 前記ベクトルデータに基づいてアンチエイリアシング処
    理を行なうアンチエイリアシング処理手段と、 該処理手段がアンチエイリアシング処理を行なう際にエ
    ッジ部画素の寄与率を求めるために使用する互いに特性
    が異なる複数個のサブピクセルフィルタと、 接続されている出力装置の種類に応じて、前記複数個の
    サブピクセルフィルタのうちいずれか1個を選択して前
    記アンチエイリアシング処理手段に使用させるフィルタ
    選択手段とを設けたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像処理装置において、 前記フィルタ選択手段が、接続されている前記出力装置
    の種類を検出して識別し、その識別した出力装置の種類
    に応じて前記サブピクセルフィルタを選択して前記アン
    チエイリアシング処理手段に使用させる手段であること
    を特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像処理装置において、 前記フィルタ選択手段が、前記ホストマシン又は接続さ
    れている出力装置から該出力装置の種類の情報を入力
    し、その入力した情報に応じて、前記サブピクセルフィ
    ルタを選択して前記アンチエイリアシング処理手段に使
    用させる手段であることを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画像処理装置において、 前記フィルタ選択手段が、前記ホストマシン又は接続さ
    れている出力装置から該出力装置の種類に適したサブピ
    クセルフィルタの種類の情報を入力し、その入力した情
    報に応じて、前記サブピクセルフィルタを選択して前記
    アンチエイリアシング処理手段に使用させる手段である
    ことを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 ホストマシンから入力した画像のベクト
    ルデータを処理して画像データを形成し、該画像データ
    を接続されている出力装置に出力して画像を表示又は印
    刷させる画像処理装置において、 前記ベクトルデータに基いてアンチエイリアシング処理
    を行なうアンチエイリアシング処理手段と、 該処理手段がアンチエイリアシング処理を行なう際にエ
    ッジ部画素の寄与率を求めるために使用するサブピクセ
    ルフィルタのデータを、前記ホストマシン又は接続され
    ている出力装置から入力して、前記アンチエイリアシン
    グ処理手段に使用させる手段とを設けたことを特徴とす
    る画像処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011516981A (ja) * 2008-04-04 2011-05-26 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド アンチエイリアシングのためのフィルタ処理方法及び装置
CN114627314A (zh) * 2022-03-22 2022-06-14 中国农业银行股份有限公司 一种纹理特征提取方法及装置

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JP2011516981A (ja) * 2008-04-04 2011-05-26 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド アンチエイリアシングのためのフィルタ処理方法及び装置
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