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JPH07196056A - オ−プンカ−の車体構造 - Google Patents

オ−プンカ−の車体構造

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Publication number
JPH07196056A
JPH07196056A JP5351250A JP35125093A JPH07196056A JP H07196056 A JPH07196056 A JP H07196056A JP 5351250 A JP5351250 A JP 5351250A JP 35125093 A JP35125093 A JP 35125093A JP H07196056 A JPH07196056 A JP H07196056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle body
body structure
open state
opener
roll bar
Prior art date
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Granted
Application number
JP5351250A
Other languages
English (en)
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JP3346502B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Sakurai
潔 櫻井
Satoru Nakano
哲 中野
Toshifumi Suzuki
俊史 鈴木
Tomonori Otsubo
智範 大坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP35125093A priority Critical patent/JP3346502B2/ja
Publication of JPH07196056A publication Critical patent/JPH07196056A/ja
Application granted granted Critical
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オープンカーのオ−プン状態時における操縦
安定性を向上させる。 【構成】 車体後部2に、オ−プン走行時に横風を受け
る一対の起立板6を設けて、オ−プン走行時において空
力中心Po が車体前方に移動することを抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オ−プンカ−走行制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】オ−プンカ−には、特開昭63−1885
2号公報に示すように、幌を外したオ−プン状態での走
行において、車体上側の空気の主流が、フロントヘッダ
で剥離した後、シ−トヘッドレスト後方側から車内に巻
込んでくることに着目し、シ−ト後方に巻込み空気流抑
止板を設けたものがある。これにより、車内側への巻込
み空気流の進入が巻込み空気流抑止板によって抑止さ
れ、乗員の髪が乱されるようなこと等が防止されること
になる。
【0003】ところで、オープンカーは、幌を外したオ
−プン状態と、幌を取付けたクロ−ズ状態とを任意に選
択することができ、乗員の好みに応じた態様を得ること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、オ−プン状態
の走行においては、幌を外すことによりキャビンの側壁
面積が減少することになるため、幌を取付けたクロ−ズ
状態の場合に比して、横荷重の荷重中心である空力中心
が、重心からより車体前方に移動せざるを得ず、オ−プ
ン状態においては、クロ−ズ状態に比べて、重心を中心
としたヨ−イングモ−メントが大きくなることになって
いる。これを具体的に、図50、図51をもって説明す
れば、クロ−ズ時に、空力中心がPc であり、その空力
中心Pc と重心Wとの距離がLc であったのが、オ−プ
ン時には、空力中心がPo となり、その空力中心Po
重心Wとの距離はLoに増大することになる。このた
め、Lc からLo への増大に基づき、ヨ−イングモ−メ
ントは大きくなるのである。尚、車体側方の矢印は横風
を示す。このことから、オ−プン時の走行においては、
クロ−ズ時の走行に比して、直進安定性等が低下せざる
を得ず、これに伴って、操縦安定性が低下することにな
る。
【0005】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、オ−プン状態時における操縦安定性を
向上させることができるオ−プンカ−の車体構造を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用】上記目的を達成す
るために請求項1の発明にあっては、車体に、該車体の
重心よりも車体後方側において横風受部が設けられ、前
記横風受部は、幌を外すオ−プン時において、横風を受
けるように設定されている、ことを特徴とするオ−プン
カ−の車体構造とした構成としてある。上述の構成によ
り、オ−プン時において、横風を受ける面積が増加され
て、空力中心が車体前方に移動することが抑制され、重
心を中心としたヨ−イングモ−メントが大きくなること
を抑えることができることになる。このため、オ−プン
状態時における操縦安定性を向上させることができるオ
−プンカ−の車体構造を提供できることになる。
【0007】前述の目的を達成するために請求項2の発
明にあっては、請求項1において、前記横風受部が、車
体に対して起立される起立板である、構成としてある。
上述の構成により、横風を受ける面積を、できるだけ少
ない重量をもって多く確保できることになる。このた
め、オ−プン状態時における操縦安定性を向上させる際
に、車体重量増加を極力抑えることができることにな
る。
【0008】前述の目的を達成するために請求項3の発
明にあっては、請求項2において、前記起立板が、幌後
部側面の当て板である、構成としてある。上述の構成に
より、既存の幌後部側面の当て板を横風受部として利用
できることになり、別途、新たな部材により横風受部を
形成する必要はなくなる。このため、オ−プン状態時に
おける操縦安定性を向上させる際に、部品点数の増加を
防止することができることになる。
【0009】前述の目的を達成するために請求項4の発
明にあっては、請求項1において、前記横風受部が、車
体側部から上方に延びるロ−ルバ−側部とされ、該ロ−
ルバ−側部は、その車体前後方向長さがその車幅方向長
さよりも長く延びるように形成されている、構成として
ある。上述の構成により、車体前後方向長さに基づい
て、横風を受ける面積を確保しつつ、既存のロ−ルバ−
としての機能も維持できることになる。このため、既存
の搭載物に簡単な加工を加えるだけで、オ−プン状態時
における操縦安定性の向上を確保できることになる。
【0010】前述の目的を達成するために請求項5の発
明にあっては、請求項4において、前記ロ−ルバ−側部
における車幅方向長さが車体後方向に向うに従ってに短
くなるように設定されている、構成としてある。上述の
構成により、前述の請求項4の発明と同様の作用を生じ
る他に、車体後方への流れに対して、ロ−ルバ−側部が
流線形形状を示すことになり、該ロ−ルバ−側部の境界
層の剥離を抑制することになる。このため、車体後方の
流れに対するロ−ルバ−側部の圧力抵抗を極力抑えるこ
とができることになる。
【0011】前述の目的を達成するために請求項6の発
明にあっては、請求項4又は5において、前記ロ−ルバ
−側部は、ロ−ルバ−本体と、該ロ−ルバ−本体を車幅
方向両側から挟持する一対の挟持部材とからなる、構成
としてある。上述の構成により、既存の丸棒状のロ−ル
バ−に一対の挟持部材を付加するだけで、前述の請求項
4又は5の発明と同様の作用を得ることができることに
なる。このため、簡単に、オ−プン状態時における操縦
安定性を向上させることができることになる。
【0012】前述の目的を達成するために請求項7の発
明にあっては、請求項2において、前記起立板が、その
板面が車体前方に対して斜め外方を向くようにして配設
されている、構成としてある。上述の構成により、横
風、特に走行に伴って、斜め前方から流れてくる横風を
効果的に受止めることができることになり、オ−プン時
に空力中心が車体前方に移動することをより抑制できる
ことになる。このため、オ−プン状態時における操縦安
定性を一層向上させることができることになる。
【0013】前述の目的を達成するために請求項8の発
明にあっては、請求項7において、前記起立板が起倒動
可能とされている、構成としてある。上述の構成によ
り、前述の請求項7の発明と同様の作用を生じる他に、
幌を取付けるクロ−ズ時に、起立板が幌の取付けの際に
邪魔になることはなくなる。このため、幌の取付け作業
を向上させることができることになる。
【0014】前述の目的を達成するために請求項9の発
明にあっては、請求項2において、前記起立板は、該起
立板の車体前後方向長さがその車幅方向長さよりも長く
延びるように形成されると共に該起立板の車幅方向長さ
が車体後方向に向うに従ってに短くなるように形成され
ている、構成としてある。上述の構成により、車体後方
への流れに対して、起立板が流線形形状を示すことにな
り、該起立板の境界層の剥離を抑制することになる。こ
のため、車体後方の流れに対する起立板の圧力抵抗を極
力抑えることができることになる。
【0015】前述の目的を達成するために請求項10の
発明にあっては、請求項9において、前記起立板が起倒
動可能とされている、構成としてある。上述の構成によ
り、前述の請求項9の発明と同様の作用を生じる他に、
幌を取付けるクロ−ズ時に、起立板が幌の取付けの際に
邪魔になることはなくなる。このため、幌の取付け作業
を向上させることができることになる。
【0016】前述の目的を達成するために請求項11の
発明にあっては、請求項1において、前記横風受部が、
サイドウインドガラスとされて、前記サイドウインドガ
ラスを昇降させる昇降手段と、幌が外されたオ−プン状
態か否かを検出するオ−プン状態検出手段と、該オ−プ
ン状態検出手段からの信号に基づき、オ−プン状態と判
断されるとき、前記昇降手段を制御して、前記サイドウ
インドガラスを閉めさせる制御手段と、が備えられる、
構成としてある。上述の構成により、既存のサイドウイ
ンドガラスを横風受部として利用して、自動的に、重心
を中心としたヨ−イングモ−メントが大きくなること抑
えることができることになる。このため、簡単かつ確実
に、オ−プン状態時における操縦安定性を向上させるこ
とができることになる。
【0017】前述の目的を達成するために請求項12の
発明にあっては、左右のサイドウインドガラスを昇降さ
せる昇降手段と、幌が外されたオ−プン状態か否かを検
出するオ−プン状態検出手段と、車体の左右両側方の負
圧を検出する負圧検出手段と、前記オ−プン状態検出手
段からの信号に基づきオ−プン状態と判断されたとき、
前記昇降手段を制御して、前記左右のサイドウインドガ
ラスの開度を、前記負圧検出手段からの信号に基づく負
圧に応じた開度とする制御手段と、を備える、ことを特
徴とするオ−プンカ−の車体構造とした構成としてあ
る。上述の構成により、既存のサイドウインドガラスを
横風受部として利用して、ヨ−イングモ−メントに関す
る状況、傾向に応じて、自動的に、ヨ−イングモ−メン
トが大きくなること抑えることができることになる。こ
のため、簡単かつ確実に、さらには的確にオ−プン状態
時における操縦安定性を向上させることができることに
なる。
【0018】前述の目的を達成するために請求項13の
発明にあっては、請求項2において、前記起立板が、車
体内と車体上方との間で出没調整可能とされている、構
成としてある。上述の構成により、ヨ−イングモ−メン
トに関する状況、傾向に応じて、車体内からの起立板の
突出量を調整し、横風を受ける面積を適宜変えることが
できることになる。このため、的確にオ−プン状態時に
おける操縦安定性を向上させることができることにな
る。
【0019】前述の目的を達成するために請求項14の
発明にあっては、請求項13において、車体上にロ−ル
バ−が設けられ、前記ロ−ルバ−の側部に上下方向に延
びる案内溝が形成され、前記案内溝に前記起立板の端部
が摺動可能に嵌合されている、構成としてある。上述の
構成により、前述の請求項13の発明と同様の作用を生
じる他に、起立板が案内溝により円滑に案内されると共
に、該起立板が突出しているときには、該起立板はロ−
ルバ−により補強されることになる。このため、起立板
に確実に横風受部としての機能を発揮させることができ
ることになる。
【0020】前述の目的を達成するために請求項15の
発明にあっては、請求項2において、前記起立板が、そ
の一方の側部下端が車体に対して上下方向に延びる回動
軸心を中心として回動調整可能に支持されている、構成
としてある。上述の構成により、ヨ−イングモ−メント
に関する状況、傾向に応じて、横風に対する起立板の角
度を調整し、横風を受ける面積を適宜変えることができ
ることになる。このため、的確にオ−プン状態時におけ
る操縦安定性を向上させることができることになる。
【0021】前述の目的を達成するために請求項16の
発明にあっては、車体側方側に、該車体から突出調整可
能に突出部材が設けられている、ことを特徴とするオ−
プンカ−の車体構造とした構成としてある。上述の構成
により、特に斜め前方からの横風に対し、風下側の突出
部材を突出させれば、風上側の車体側方に流れる空気流
の流速に対して相対的に速くなる風下側の車体側方への
巻込み空気流の流速を低下させることができ、車体の左
右両側方を流れる空気流の速度差を縮めることができる
ことになり、これに伴って、車体の左右両側方における
圧力差を低減させることができることになる。このた
め、車体に作用する力を低減させることにより、ヨ−イ
ングモ−メントが大きくなること抑えて、オ−プン状態
時における操縦安定性を向上させることができることに
なる。
【0022】前述の目的を達成するために請求項17の
発明にあっては、車体の左右両側方側に、該車体から突
出可能にそれぞれ設けられる突出部材と、前記各突出部
材の突出調整を行う駆動手段と、横風を検出する横風検
出手段と、幌が外されたオ−プン状態か否かを検出する
オ−プン状態検出手段と、前記オ−プン状態検出手段か
らの信号に基づきオ−プン状態と判断されるときであっ
て、前記横風検出手段からの信号に基づき横風が生じて
いると判断したとき、該横風の風下側における突出部材
の駆動手段を制御して、該横風の風下側における突出部
材を突出させる制御手段と、を備える、ことを特徴とす
るオ−プンカ−の車体構造とした構成としてある。上述
の構成により、前述の請求項16の発明を自動的に得る
ことができることになる。このため、的確にオ−プン状
態時における操縦安定性を向上させることができること
になる。
【0023】前述の目的を達成するために請求項18の
発明にあっては、請求項16又は17において、前記突
出部材が、Aピラ−の幅方向側方に回動支点が設けられ
該回動支点を中心として該Aピラ−表面に対して接近離
間する方向に回動調整可能とされるAピラ−カバ−によ
り構成されている、構成としてある。上述の構成によ
り、特に斜め前方からの横風に対し、風下側の突出部材
を突出させることによって、風上側のキャビン側方に流
れる空気流の流速に対して相対的に速くなる風下側のキ
ャビン側方への巻込み空気流の流速を低下させることが
でき、キャビンの左右両側方を流れる空気流の速度差を
縮めることができることになり、これに伴って、キャビ
ンの左右両側方における圧力差を低減させることができ
ることになる。このため、キャビンに作用する力を低減
させることにより、ヨ−イングモ−メントが大きくなる
こと抑えて、オ−プン状態時における操縦安定性を向上
させることができることになる。
【0024】前述の目的を達成するために請求項19の
発明にあっては、請求項16又は17において、前記突
出部材が、サイドミラ−の幅方向内方側に回動支点が設
けられて該回動支点を中心として該サイドミラ−のミラ
−に対して接近離間する方向に回動調整可能とされる該
サイドミラ−のアウタカバ−により構成されている、構
成としてある。上述の構成により、既存のサイドミラ−
のアウタカバ−を利用して、上記請求項18の発明と同
様、キャビンの左右両側方における圧力差を低減させる
ことにより、キャビンに作用する力を低減させることが
できることになる。このため、簡単に、オ−プン状態時
における操縦安定性を向上させることができることにな
る。
【0025】前述の目的を達成するために請求項20の
発明にあっては、請求項16又は17において、前記突
出部材が、フロントウインド側方に隣接して設けられる
三角窓により構成されている、構成としてある。上述の
構成により、既存の三角窓を利用して、上記請求項1
8、19の発明と同様、キャビンの左右両側方における
圧力差を低減させることにより、キャビンに作用する力
を低減させることができるばかりでなく、該三角窓の車
体後方側に、境界層の剥離に基づいて渦が生じるとして
も、該三角窓よりも車体後方側には、幌が外されてキャ
ビン側壁がないことから、その渦に基ずくキャビン左右
両側方の圧力差を該キャビンは受けることがなくなる。
このため、簡単だけでなく、効果的にオ−プン状態時に
おける操縦安定性を向上させることができることにな
る。
【0026】前述の目的を達成するために請求項21の
発明にあっては、請求項16又は17において、前記突
出部材が、オ−プン状態時にAピラ−に沿うように配設
設定されるワイパ−と、該ワイパ−上に起倒動調整可能
に支持されるスク−ピンと、から構成されている、構成
としてある。上述の構成により、既存のワイパ−に簡単
な構成を付加して、上記請求項18の発明等と同様、キ
ャビンに作用する力を低減させることができることにな
る。このため、簡単に、オ−プン状態時における操縦安
定性を向上させることができることになる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図4は第1実施例を示すものである。この
第1実施例において、1はオ−プンカ−で、該オ−プン
カ−1の車体後部2上の収納凹所11には、幌ユニット
3が折畳み収納されている。上記幌ユニット3は、折畳
み可能な複数の骨部材4と、該複数の骨部材4に掛渡さ
れる幌5と、車体後部2上に車幅方向両側において起立
され、複数の骨部材4、幌5を組み立てたとき、内部側
から幌5の当て板となる一対の起立板6等から概略構成
されており、一対の起立板6だけは、複数の骨部材4、
幌5を折畳んでも、そのままの状態が維持されることに
なっている。このため、複数の骨部材4、幌5を折畳ん
だときには、それらは、一対の起立板6の間に収納さ
れ、その際、幌5は、図3に示すように、各起立板6を
上側から包込むようになっている。
【0028】したがって、幌5等を折畳んで該幌5を外
すオ−プン時には、一対の起立板6が、車体重心よりも
車体後方において車体後部上に起立された状態で残るこ
とになり、該一対の起立板6は横風受部として機能する
ことになる。このため、横風を受ける面積が増大され
て、空力中心が車体前方に移動することが抑制され、重
心を中心としたヨ−イングモ−メントが大きくなること
を抑えることができることになるこの場合、幌ユニット
3の既存部品である起立板(当て板)6が横風受部とし
て利用されることから、別途、新たな部材をもって横風
受部を形成する必要がなくなる。しかも、起立板6は、
板状に形成されており、できるだけ少ない重量をもっ
て、横風を受ける面積を多く確保できることになる。
【0029】図5、図6は第2実施例を示すものであ
る。この第2実施例においては、図5に示すように、車
体7上に、シ−ト7後方においてロ−ルバ−9が車幅方
向に延びるようにして配設されている。このロ−ルバ−
9は、略コ字形状をして、延び方向両端部に側部9aを
有しており、その両側部9aの下端部が車体の両側部に
連結されている。このロ−ルバ−側部9aは、その車体
前後方向長さ(図6中、上下方向長さ)が、車幅方向長
さに比べて比較的長くなっており、その車幅方向長さ
(図6中、左右方向長さ)は、できるだけ短くされ、し
かも、車体後方(図6中、上側)に向うに従って短くさ
れて、滑らかな流線形状とされている。これにより、ロ
−ルバ−側部9aは、その車体前後方向長さに基づいて
横風を受ける面積をできるだけ確保でき、しかも、車体
後方への流れに対しては、境界層の剥離を抑制して圧力
抵抗を極力抑えることができることになる。
【0030】図7、図8は第3実施例を示すものであ
る。この第3実施例においても、図7に示すように、車
体7上にロ−ルバ−9が配設されている。このロ−ルバ
−9は、車幅方向内方側においては、通常の丸棒状のロ
−ルバ−本体9bだけが配設される一方、該ロ−ルバ−
9の両側部9aは、ロ−ルバ−本体9bと、該ロ−ルバ
−本体9bを該ロ−ルバ−本体9bを基準として車幅方
向両側から包込むようにして挟持する一対の挟持部材1
0とからなっており、これらロ−ルバ−側部9aを構成
する要素は車体7側部にそれぞれ連結されている。この
ロ−ルバ−側部9aは、図8に示すように、一対の挟持
部材10により前述の第2実施例と同様の形状が形成さ
れることになっており、これにより、該第2実施例と同
様の作用を得ることができることになっている。
【0031】図9〜図12は第4実施例を示すものであ
る。この第4実施例においては、車体後部2における収
納凹所11上には、横風受部として一対のエアロボ−ド
12が配設されている。この各エアロボ−ド12は収納
凹所11の底面に起倒動可能に支持されており、その各
エアロボ−ド12が倒伏したときには、図11、図12
に示すように、該各エアロボ−ド12は収納凹所11内
に沈み込む一方、各エアロボ−ド12が起立したときに
は、図9、図10に示すように、該各エアロボ−ド11
は、車体7から上方に突出すると共に、その板面が、車
体前方に対して斜め外方を向くようになっていて、上方
から見てく字形状を採るようになっている。本実施例に
おいては、各エアロボ−ド11と収納凹所11底面と
が、伸縮動可能な電動アクチュエ−タ13を介してそれ
ぞれ連結されている。この各電動アクチュエ−タ13
は、制御ユニットUにより制御されることになってお
り、その制御ユニットUによる制御は、操作スイッチ1
4がONされたときには、各電動アクチュエ−タ13を
短縮動させてエアロボ−ド11を前述の起立状態とし、
操作スイッチ14がOFFされたときには、各電動アク
チュエ−タ13を伸長動させてエアロボ−ド11を前述
の倒伏状態とすることになっている。
【0032】尚、上記操作スイッチ14に代えて、幌ユ
ニット3が折畳まれた(外された)状態か否かを検出す
るオ−プンセンサからの信号に基づき、幌ユニット3が
折畳まれたと判断されたとき、前記電動アクチュエ−タ
13を短縮動させてエアロボ−ド11を起立させるよう
にしてもよい。
【0033】したがって、上記第4実施例においては、
走行時の向い風と真横風との合成力である斜め前方から
の横風をエアロボ−ド11が効果的に受止めることにな
る。しかも、各エアロボ−ド11が起倒動可能とされて
いることから、幌ユニット3の取付け、取外しの際に、
各エアロボ−ド11を倒伏させておくことができ、幌ユ
ニット3の取付け作業等を向上させることができること
になる。
【0034】図13〜図17は第5実施例を示すもので
ある。この第5実施例においては、車体後部2における
収納凹所11上には、横風受部として一対の板状のフィ
ン15が配設されている。この各フィン15は収納凹所
11の底面に起倒動可能に支持されており、その各フィ
ン15が倒伏したときには、図16、図17に示すよう
に、該各フィン15は収納凹所11内に沈み込む一方、
各フィン15が起立したときには、図13〜図15に示
すように、該各フィン15は、車体7から上方に突出す
ることになっている。上記フィン15は、起立状態にお
いては、前記第2実施例におけるロ−ルバ−側部9a形
状同様、車体前後方向長さが、車幅方向長さに比べて比
較的長く、車幅方向長さは、できるだけ短くされ、しか
も、車体後方に向うに従って短くされて、滑らかな流線
形状とされており、これにより、このフィン15は、第
2実施例同様、横風を受ける面積の確保と、車体後方へ
の流れについての境界層剥離の抑制とを実現している。
【0035】また、本実施例においても、前記第4実施
例同様、各フィン15と収納凹所11底面とが、伸縮動
可能な電動アクチュエ−タ13を介してそれぞれ連結さ
れており、その各電動アクチュエ−タ13は、操作スイ
ッチ14からの信号に基づき制御ユニットUにより、第
4実施例と同様の制御がなされることになっている。勿
論、上記操作スイッチ14に代えて、オ−プンセンサを
用いるようにしてもよい。
【0036】図18、図19は第6実施例を示すもので
ある。この第6実施例においては、車体両側方に設けら
れる既存の左右のサイドウインドガラス16が横風受部
として利用されており、その左右のサイドウインドガラ
ス16は、昇降手段としての昇降機構17によりそれぞ
れ昇降されることになっている。この昇降機構17は、
制御ユニットUにより制御されることになっており、そ
の制御は、本実施例においては、幌ユニット3が折畳ま
れたか否かを検出するオ−プンセンサ18、車速センサ
19、サイドウインドガラス16が開いているか否かを
検出する開度センサ20からの信号に基づいて行われる
ことになっている。
【0037】具体的に、上記制御ユニットUの制御内容
を図19に示すフロ−チャ−トに基づいて説明すれば、
先ず、S1において、各種信号が読込まれる。次に、S
2において、オ−プンカ−1が幌ユニット3が折畳まれ
たオ−プン状態か否かが判別され、S3において、車速
が80Km/h以上か否かが判別され、S4において、左右
いずれかのサイドウインドガラス16が開いているか否
かが判別される。そして、S2〜S4のいずれかがNO
のときには、元に戻される一方、S2〜S4のいずれも
がYESのときには、次のS5に進み、左右サイドウイ
ンドガラス16が全閉されることになる。
【0038】図20〜図22は第7実施例を示すもので
ある。この第7実施例においても、車体両側方に設けら
れる既存の左右のサイドウインドガラスが横風受部とし
て利用されており、その左右のサイドウインドガラス
は、昇降手段としての昇降機構(実質的には駆動源)1
7a,17bによりそれぞれ昇降されることになってい
る。この昇降機構17a,17bも、制御ユニットUに
より制御されることになっており、その制御は、概略的
には、本実施例においては、幌ユニット3が折畳まれた
か否かを検出するオ−プンセンサ18、車速センサ1
9、舵角センサ21、車体における右側側方の負圧を検
出する右側負圧センサ22、車体における左側側方の負
圧を検出する左側負圧センサ23からの信号に基づき、
図21に示す如く、左右側方の負圧程度に応じたサイド
ウインドガラスの開度が得られることになっている。
【0039】具体的に、上記制御ユニットUの制御内容
を図22示すフロ−チャ−トに基づいて説明する。先
ず、Q1において、各種信号が読込まれる。次に、Q2
において、オ−プンカ−がオ−プン状態か否かが判別さ
れ、Q3において、舵角が一定か否かが判別され、Q4
において、車速が60Km/h以上か否かが判別される。そ
して、Q2〜Q4のいずれかがNOのときには、元に戻
される一方、Q2〜Q4のいずれもがYESのときに
は、Q5に進み、車両における左右両側方の負圧が検出
され、次のQ6において、その負圧を用いて、図21か
ら、左右サイドウインドガラスの開度が決定され、その
開度となるように昇降機構17a,17bが制御される
ことになる。
【0040】図23〜図26は第8実施例を示すもので
ある。この第8実施例においては、車体7上にロ−ルバ
−9が設けられており、そのロ−ルバ−9の両側部9a
後面には、上下方向に延びる案内溝24がそれぞれ形成
されている。一方、車体7上面には、上記両ロ−ルバ−
側部9aの後方において孔25がそれぞれ形成されてお
り、その各孔25は車体前後方向に延びている。上記各
孔25の上下領域内には、横風受部としてロ−ルバ−フ
ィン26がそれぞれ配設されている。この各ロ−ルバ−
フィン26は、その板面形状が、本実施例においては直
角三角形状とされ、その板面がその板面の底辺を上下方
向に合わつつ横方向に向けられており、そのとき、ロ−
ルバ−フィン26の前端部は、図23〜図25に示すよ
うに、前記案内溝24に摺動可能に嵌合されている。そ
して、この各ロ−ルバ−フィン26は、駆動モ−タ2
7、ラック・ピニオン機構28により、前記孔25を介
して上下方向にそれぞれ変位動可能となっており、該ロ
−ルバ−フィン26は車体7内と車体7外との間で出没
可能となっている。
【0041】上記駆動モ−タ27は、図23に示すよう
に、制御ユニットUにより制御されることになってお
り、その制御は、前述のオ−プンセンサ18、右側負圧
センサ22、左側負圧センサ23からの信号に基づき、
オ−プン状態と判断されたとき、図26の制御内容に従
って、前記駆動モ−タ27が制御されることになってい
る。
【0042】したがって、上記第8実施例においては、
ヨ−イングモ−メントに関する状況、傾向に応じて、ロ
−ルバ−フィン26の車体7内からの突出量が調整で
き、横風を受ける面積を適宜変化させることができるこ
とになる。しかも、案内溝24にロ−ルバ−フィン26
の前端部を摺動可能に嵌合していることから、ロ−ルバ
−フィン26が円滑に昇降動することは勿論、該ロ−ル
バ−フィン26とロ−ルバ−29とは、互いに補強し合
うことになる。
【0043】図27、図28は第9実施例を示すもので
ある。この第9実施例においては、車体後部側方内にフ
ィン29が車体7に回動可能に支持されている一方、車
体後部2上面には、フィン29の回動領域において、長
孔30が形成されており、フィン29が、その回動に応
じて、長孔30を介して車体7外に突出できることにな
っている。
【0044】上記フィン29は、駆動モ−タ27、ギア
群31により駆動されることになっており、その駆動モ
−タ27は制御ユニットUにより制御されることになっ
ている。制御ユニットUには、前述の第8実施例同様、
オ−プンセンサ18、右側負圧センサ22、左側負圧セ
ンサ23からの信号が入力されることになっており、そ
の各入力条件に基づき、オ−プン状態と判断されたと
き、図28の制御内容に従って、前記駆動モ−タ27が
制御されることになっている。これにより、前記第8実
施例と同様の作用を得ることになる。
【0045】図29〜図32は第10実施例を示すもの
である。この第10実施例においては、収納凹所11の
車体前方は、フロア32まで落込んでおり、そのフロア
32の両側部上には円筒33が立設されており、その各
円筒33には、車幅方向内方側において、その上端から
下方に延びるスリット34が形成されている。上記各円
筒33内には、軸35が摺動可能にそれぞれ嵌合されて
いる。この各軸35にはエアロボ−ド12がそれぞれ取
付けられており、その各エアロボ−ド12は前記スリッ
ト34を介して円筒33外に延出されている。このと
き、各エアロボ−ド12は、図30の仮想線で示すよう
に、収納凹所11前方のフロア32上に位置して非作動
の状態となる。
【0046】一方、各エアロボ−ド12は、軸35を円
筒33から引出すことにより収納凹所11上に位置させ
ることができることになっており、その場合、各エアロ
ボ−ド12の下面に設けられる案内棒36を、収納凹所
11上に形成される円弧上の案内溝37に挿入すること
になっている。また、上記各軸35には、図30、図3
1に示すように、エアロボ−ド12が収納凹所11上に
引き上げられた状態において、ギア群31を介して駆動
モ−タ27が機械的に連係されることになっており、そ
の駆動モ−タ27の駆動により、各右側、左側エアロボ
−ド12が、図29に示すように、所定の回転角α、β
に回動されることになっている。上記駆動モ−タ27
は、前述の第8、第9実施例同様、制御ユニットUによ
り制御されることになっており、制御ユニットUには、
オ−プンセンサ18、右側負圧センサ22、左側負圧セ
ンサ23からの信号が入力され、その各入力条件に基づ
き、オ−プン状態と判断されたとき、図32の制御内容
に従って、前記駆動モ−タ27が制御されることになっ
ている。これにより、前述の回転角α、βが適切に調整
され、横風に対して的確に対応できることになる。尚、
38は両エアロボ−ド12をつなぐシ−トである。
【0047】図33〜図36は第11実施例を示すもの
である。この第11実施例においては、Aピラ−39の
上には該Aピラ−39を覆うようにしてAピラ−カバ−
40が配設されている。このAピラ−カバ−40は、そ
の幅方向外端部が、Aピラ−39上に該Aピラ−39に
沿うようにして配設される軸41に相対回転可能に支持
される一方、該Aピラ−カバ−40とAピラ−39との
間には、該Aピラ−カバ−40の幅方向内方側において
ばね42が介在され、Aピラ−カバ−40は、軸41を
中心としてAピラ−39から離間する方向に付勢されて
いる。
【0048】一方、上記Aピラ−39上には、該Aピラ
−39の幅方向内端側において該Aピラ−39に沿うよ
うにして回転軸43が配設されている。この回転軸43
と前記Aピラ−カバ−40の幅方向内端部とは、図36
に示すように可撓性部材44を介して連結されており、
図35に示すように、Aピラ−カバ−40がAピラ−3
9を覆っているときには、可撓性部材44は回転軸43
に巻回されることになっている。
【0049】上記回転軸43は、図34に示すように、
駆動モ−タ27、ギア群31により駆動されることにな
っており、その駆動モ−タ27は制御ユニットUにより
制御されることになっている。制御ユニットUには、前
述の第8実施例等同様、オ−プンセンサ18、右側負圧
センサ22、左側負圧センサ23からの信号が入力され
ることになっており、その各入力条件に基づき、幌5等
を取付けたクロ−ズ時と判断されるときには、Aピラ−
カバ−40がAピラ−39を覆うようにされる一方、オ
−プン状態と判断されるときには、キャビン45の各側
方の負圧状態に応じて回転軸43が回転され、これに伴
い、ばね42の付勢力により、Aピラ−カバ−40の幅
方向内端側が回動され、該Aピラ−カバ−40がAピラ
−39上に突出することになっている。
【0050】これにより、オ−プン状態で走行している
際に、例えば、図33の矢印に示すように、斜め左前方
から横風が吹いているときには、Aピラ−カバ−40に
より、キャビン45の右側側方に巻込む空気流の流速V
r が低下されることになり、これに伴い、キャビン45
の左側方を流れる空気流の流速Vl と、該キャビン45
の左側方を流れる空気流の流速Vl よりも速い該キャビ
ン45の右側方を流れる空気流の流速Vr との差が縮ま
り、圧力差も縮まることになる。このため、上記のよう
な場合、キャビン45を左側方から右側方に押す力が低
減されることになる。尚、ばね42に代えて、弾力性の
高いゴム等を用いてもよい。
【0051】図37〜図39は第12実施例を示すもの
である。この第12実施例においては、サイドミラ−4
6のアウタカバ−47が、その幅方向内端側(図38
中、上側)において本体48に対して回動可能に支持さ
れている。上記アウタカバ−47は、図38、図39に
示すように、駆動モ−タ27、ギア群31により駆動さ
れることになっており、その駆動モ−タ27は制御ユニ
ットUにより制御されることになっている。制御ユニッ
トUには、前述の第8実施例等同様、オ−プンセンサ1
8、右側負圧センサ22、左側負圧センサ23からの信
号が入力されることになっており、その各入力条件に基
づき、オ−プン状態と判断されるときには、キャビン4
5の各側方の負圧状態に応じてアウタカバ−47は、回
動されて突出することになる。これにより、前記第11
実施例と同様の作用を得ることになる。
【0052】図40〜図43は第13実施例を示すもの
である。この第13実施例においては、フロントウイン
ド49に隣接する三角窓50に対して伝達軸51が、そ
の一端部において連結されている一方、伝達軸51の他
端部には、ギア群31を介して駆動モ−タ27が機械的
に連結されており、駆動モ−タ27の駆動により、三角
窓50が回動調整されることになっている。
【0053】上記駆動モ−タ27は制御ユニットUによ
り制御されることになっている。制御ユニットUには、
前述の第8実施例等同様、オ−プンセンサ18、右側負
圧センサ22、左側負圧センサ23からの信号が入力さ
れることになっており、その各入力条件に基づき、オ−
プン状態と判断されるときには、キャビン45の各側方
の負圧状態に応じて、三角窓50が所定の態様を採るこ
とになっている。
【0054】具体的には、図41に示すように、オ−プ
ン状態で走行している際に、例えば、図41の矢印に示
すように、斜め左前方から横風が吹いているときには、
右側の三角窓50だけを開くことにより、キャビン45
の右側側方に巻込む空気流の流速Vr を低下させる。こ
れにより、前述の第11実施例と同様の作用を得ること
になる。
【0055】また、別の態様として、図43に示すよう
に、風上となるキャビン45の左側側方を流れる空気流
の流れを、三角窓50により後方に流れ易くしてもよい
し、図42の態様を採ってもよい。
【0056】図44〜図49は第14実施例を示すもの
である。この第14実施例においては、ワイパ−52上
にスク−ピン53が覆うように配設されており、該スク
−ピン53はワイパ−52に対して起倒動可能に支持さ
れている。このスク−ピン53は、オ−プン状態の走行
が検出されたとき、起立されることになっており、この
際、ワイパ−52自体は、図44に示すように、Aピラ
−39に沿うように配設される。これにより、この実施
例においても、前記第11実施例等と同様の作用を得る
ことになる。
【0057】具体的には、図46に示すようにスク−ピ
ン57を起立させるには、オ−プン時、軸55を回動さ
せることにより、図47に示すように、先端がテ−パ形
状とされた押し上げ棒56を変位動させて、該押し上げ
棒56によりピン57を持ち上げ、このピン57により
スク−ピン53を起立させる。一方、図48に示すよう
にスク−ピン57を倒伏させるには、軸55を回動させ
ることにより、図49に示すように、押し上げ棒56を
ばね58の付勢力に基づき元の位置に戻す。これによ
り、ばね54の付勢力に基づきスク−ピン53は倒伏方
向に復帰することになる。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1〜請求項2
1の発明にあっては、オ−プン状態時における操縦安定
性を向上させることができるオ−プンカ−の車体構造を
提供できる。請求項2、3、7、9、13、15の発明
にあっては、オ−プン状態時における操縦安定性を向上
させる際に、車体重量増加を極力抑えることができる。
請求項3の発明にあっては、オ−プン状態時における操
縦安定性を向上させる際に、部品点数の増加を防止する
ことができる。請求項4、5、6の発明にあっては、既
存の搭載物に簡単な加工を加えるだけで、オ−プン状態
時における操縦安定性の向上を確保できる。請求項5、
6の発明にあっては、車体後方の流れに対するロ−ルバ
−側部の圧力抵抗を極力抑えることができる。請求項
6、19、21の発明にあっては、簡単に、オ−プン状
態時における操縦安定性を向上させることができる。請
求項7、8の発明にあっては、オ−プン状態時における
操縦安定性を一層向上させることができる。請求項8の
発明にあっては、幌の取付け作業を向上させることがで
きる。請求項9、10の発明にあっては、車体後方の流
れに対する起立板の圧力抵抗を極力抑えることができ
る。請求項10の発明にあっては、幌の取付け作業を向
上させることができる。請求項11の発明にあっては、
簡単かつ確実に、オ−プン状態時における操縦安定性を
向上させることができる。請求項12の発明にあって
は、簡単かつ確実に、さらには的確にオ−プン状態時に
おける操縦安定性を向上させることができる。請求項1
3〜15、17〜21の発明にあっては、的確にオ−プ
ン状態時における操縦安定性を向上させることができ
る。請求項14の発明にあっては、起立板に確実に横風
受部としての機能を発揮させることができる。請求項1
6、18、19、20、21の発明にあっては、車体に
作用する力を低減させることにより、ヨ−イングモ−メ
ントが大きくなること抑えて、オ−プン状態時における
操縦安定性を向上させることができる。請求項18の発
明にあっては、キャビンに作用する力を低減させること
により、ヨ−イングモ−メントが大きくなること抑え
て、オ−プン状態時における操縦安定性を向上させるこ
とができる。請求項20の発明にあっては、簡単だけで
なく、効果的にオ−プン状態時における操縦安定性を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るオープンカーを示す斜視図。
【図2】図1に係る車体構造の側面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】図2のオープンカーをクロ−ズ状態とした図。
【図5】第2実施例に係るオープンカーを示す斜視図。
【図6】図5のB−B線断面図。
【図7】第3実施例に係るオープンカーを示す斜視図。
【図8】図7のC−C線断面図。
【図9】第4実施例に係るオープンカーを示す斜視図。
【図10】図9のD−D線断面図。
【図11】図9のオープンカーにおいて、エアロボ−ド
を非作動状態とした図。
【図12】図11のE−E線断面図。
【図13】第5実施例に係るオープンカーを示す斜視
図。
【図14】図13の矢視Y1 方向から見た図。
【図15】図14の側面図。
【図16】図13のオープンカーにおいて、エアロボ−
ドを非作動状態とした図。
【図17】図16の矢視Y2 方向から見た図。
【図18】第6実施例に係るオープンカーを示す斜視
図。
【図19】図18の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図20】第7実施例を示す構成図。
【図21】第7実施例の制御例を示す図。
【図22】第7実施例の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図23】第8実施例に係るオープンカーを示す図。
【図24】図23に係るオ−プンの部分拡大斜視図。
【図25】ロ−ルバ−側部の横断面図。
【図26】第8実施例の制御例を示す図。
【図27】第9実施例に係るオープンカーを示す斜視
図。
【図28】第9実施例の制御例を示す図。
【図29】第10実施例に係るオープンカーを示す平面
図。
【図30】第10実施例に係るオープンカーを示す斜視
図。
【図31】図30の要素の拡大説明図。
【図32】第10実施例の制御例を示す図。
【図33】第11実施例に係るオープンカーを示す平面
図。
【図34】第11実施例に係るオープンカーの要部拡大
図。
【図35】第11実施例に係るAピラー部分の横断面
図。
【図36】図35の動作状態図。
【図37】第12実施例を示す斜視図。
【図38】第12実施例に係るサイドミラ−の横断面
図。
【図39】図38の動作状態図。
【図40】第13実施例に係るオープンカーを示す斜視
図。
【図41】第13実施例に係る三角窓の第1の作動状態
図。
【図42】第13実施例に係る三角窓の第2の作動状態
図。
【図43】第13実施例に係る三角窓の第3の作動状態
図。
【図44】第14実施例を示す図。
【図45】図45の拡大説明図。
【図46】図45のF−F線断面図。
【図47】図46のG−G線断面図。
【図48】図46の動作状態図。
【図49】図48のH−H線断面図。
【図50】オ−プン走行時における空力中心の移動を説
明する説明図。
【図51】図50の正面図。
【符号の説明】
1 オ−プンカ− 5 幌 6 起立板 7 車体 9 ロ−ルバ− 9a ロ−ルバ−側部 9b ロ−ルバ−本体 10 挟持部材 12 エアロボ−ド 13 電動アクチュエ−タ 14 操作スイッチ 15 フィン 16 サイドウインドガラス 17 昇降機構 18 オ−プンセンサ 18 オ−プンセンサ 22 右側負圧センサ 23 左側負圧センサ 24 案内溝 26 ロ−ルバ−フィン 27 駆動モ−タ 29 フィン 39 Aピラ− 40 Aピラ−カバ− 41 軸 46 サイドミラ− 47 アウタカバ− 49 フロントウインド 50 三角窓 52 ワイパ 53 スク−ピン U 制御ユニット W 重心
フロントページの続き (72)発明者 大坪 智範 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に、該車体の重心よりも車体後方側
    において横風受部が設けられ、 前記横風受部は、幌を外すオ−プン時において、横風を
    受けるように設定されている、ことを特徴とするオ−プ
    ンカ−の車体構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記横風受部が、車体に対して起立される起立板であ
    る、ことを特徴とするオ−プンカ−の車体構造。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記起立板が、幌後部側面の当て板である、ことを特徴
    とするオ−プンカ−の車体構造。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記横風受部が、車体側部から上方に延びるロ−ルバ−
    側部とされ、 該ロ−ルバ−側部は、その車体前後方向長さがその車幅
    方向長さよりも長く延びるように形成されている、こと
    を特徴とするオ−プンカ−の車体構造。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記ロ−ルバ−側部における車幅方向長さが車体後方向
    に向うに従ってに短くなるように設定されている、こと
    を特徴とするオ−プンカ−の車体構造。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5において、 前記ロ−ルバ−側部は、ロ−ルバ−本体と、該ロ−ルバ
    −本体を車幅方向両側から挟持する一対の挟持部材とか
    らなる、ことを特徴とするオ−プンカ−の車体構造。
  7. 【請求項7】 請求項2において、 前記起立板が、その板面が車体前方に対して斜め外方を
    向くようにして配設されている、ことを特徴とするオ−
    プンカ−の車体構造。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記起立板が起倒動可能とされている、ことを特徴とす
    るオ−プンカ−の車体構造。
  9. 【請求項9】 請求項2において、 前記起立板は、該起立板の車体前後方向長さがその車幅
    方向長さよりも長く延びるように形成されると共に該起
    立板の車幅方向長さが車体後方向に向うに従ってに短く
    なるように形成されている、ことを特徴とするオ−プン
    カ−の車体構造。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記起立板が起倒動可能とされている、ことを特徴とす
    るオ−プンカ−の車体構造。
  11. 【請求項11】 請求項1において、 前記横風受部が、サイドウインドガラスとされて、 前記サイドウインドガラスを昇降させる昇降手段と、幌
    が外されたオ−プン状態か否かを検出するオ−プン状態
    検出手段と、該オ−プン状態検出手段からの信号に基づ
    き、オ−プン状態と判断されるとき、前記昇降手段を制
    御して、前記サイドウインドガラスを閉めさせる制御手
    段と、が備えられる、ことを特徴とするオ−プンカ−の
    車体構造。
  12. 【請求項12】 左右のサイドウインドガラスを昇降さ
    せる昇降手段と、 幌が外されたオ−プン状態か否かを検出するオ−プン状
    態検出手段と、 車体の左右両側方の負圧を検出する負圧検出手段と、 前記オ−プン状態検出手段からの信号に基づきオ−プン
    状態と判断されたとき、前記昇降手段を制御して、前記
    左右のサイドウインドガラスの開度を、前記負圧検出手
    段からの信号に基づく負圧に応じた開度とする制御手段
    と、を備える、ことを特徴とするオ−プンカ−の車体構
    造。
  13. 【請求項13】 請求項2において、 前記起立板が、車体内と車体上方との間で出没調整可能
    とされている、ことを特徴とするオ−プンカ−の車体構
    造。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 車体上にロ−ルバ−が設けられ、 前記ロ−ルバ−の側部に上下方向に延びる案内溝が形成
    され、 前記案内溝に前記起立板の端部が摺動可能に嵌合されて
    いる、ことを特徴とするオ−プンカ−の車体構造。
  15. 【請求項15】 請求項2において、 前記起立板が、その一方の側部下端が車体に対して上下
    方向に延びる回動軸心を中心として回動調整可能に支持
    されている、ことを特徴とするオ−プンカ−の車体構
    造。
  16. 【請求項16】 車体側方側に、該車体から突出調整可
    能に突出部材が設けられている、ことを特徴とするオ−
    プンカ−の車体構造。
  17. 【請求項17】 車体の左右両側方側に、該車体から突
    出可能にそれぞれ設けられる突出部材と、 前記各突出部材の突出調整を行う駆動手段と、 横風を検出する横風検出手段と、 幌が外されたオ−プン状態か否かを検出するオ−プン状
    態検出手段と、 前記オ−プン状態検出手段からの信号に基づきオ−プン
    状態と判断されるときであって、前記横風検出手段から
    の信号に基づき横風が生じていると判断したとき、該横
    風の風下側における突出部材の駆動手段を制御して、該
    横風の風下側における突出部材を突出させる制御手段
    と、を備える、ことを特徴とするオ−プンカ−の車体構
    造。
  18. 【請求項18】 請求項16又は17において、 前記突出部材が、Aピラ−の幅方向側方に回動支点が設
    けられ該回動支点を中心として該Aピラ−表面に対して
    接近離間する方向に回動調整可能とされるAピラ−カバ
    −により構成されている、ことを特徴とするオ−プンカ
    −の車体構造。
  19. 【請求項19】 請求項16又は17において、 前記突出部材が、サイドミラ−の幅方向内方側に回動支
    点が設けられて該回動支点を中心として該サイドミラ−
    のミラ−に対して接近離間する方向に回動調整可能とさ
    れる該サイドミラ−のアウタカバ−により構成されてい
    る、ことを特徴とするオ−プンカ−の車体構造。
  20. 【請求項20】 請求項16又は17において、 前記突出部材が、フロントウインド側方に隣接して設け
    られる三角窓により構成されている、ことを特徴とする
    オ−プンカ−の車体構造。
  21. 【請求項21】 請求項16又は17において、 前記突出部材が、オ−プン状態時にAピラ−に沿うよう
    に配設設定されるワイパ−と、該ワイパ−上に起倒動調
    整可能に支持されるスク−ピンと、から構成されてい
    る、ことを特徴とするオ−プンカ−の車体構造。
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