JPH0718743A - 大スパンドーム屋根の架設方法 - Google Patents
大スパンドーム屋根の架設方法Info
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- JPH0718743A JPH0718743A JP15971293A JP15971293A JPH0718743A JP H0718743 A JPH0718743 A JP H0718743A JP 15971293 A JP15971293 A JP 15971293A JP 15971293 A JP15971293 A JP 15971293A JP H0718743 A JPH0718743 A JP H0718743A
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Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドーム屋根の施工性を高めて工期の短縮化を
図り、さらにベント構台やジャッキ装置等の使用量を減
らして工費の低減化および内部作業空間の確保による作
業性の向上を図り、しかも建て方、外しのための重機も
小型化および小量化を図ることができる大スパンドーム
屋根の架設方法を提供する。 【構成】 大規模施設Sの周囲を構成する外周構造体1
1の内側領域A内に、屋根架構13を吊り上げるのに用
いる仮設タワー12を複数基設置する工程と、前記屋根
架構13を地組する際にその屋根架構13を前記仮設タ
ワー12が上下に貫通する形態で地組する工程と、地組
された屋根架構13を前記仮設タワー12を利用して吊
り上げて前記外周構造体11の上部に架設する工程と、
前記仮設タワー12を除去した後に屋根架構13の前記
仮設タワー12の貫通部を補修する工程とを備えたこと
を特徴としている。
図り、さらにベント構台やジャッキ装置等の使用量を減
らして工費の低減化および内部作業空間の確保による作
業性の向上を図り、しかも建て方、外しのための重機も
小型化および小量化を図ることができる大スパンドーム
屋根の架設方法を提供する。 【構成】 大規模施設Sの周囲を構成する外周構造体1
1の内側領域A内に、屋根架構13を吊り上げるのに用
いる仮設タワー12を複数基設置する工程と、前記屋根
架構13を地組する際にその屋根架構13を前記仮設タ
ワー12が上下に貫通する形態で地組する工程と、地組
された屋根架構13を前記仮設タワー12を利用して吊
り上げて前記外周構造体11の上部に架設する工程と、
前記仮設タワー12を除去した後に屋根架構13の前記
仮設タワー12の貫通部を補修する工程とを備えたこと
を特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば野球やサッカー
などの競技場、あるいはその他のドーム式の屋根を備え
た大規模施設における、そのドーム式屋根を架設する技
術として好適な大スパンドーム屋根の架設方法に関する
ものである。
などの競技場、あるいはその他のドーム式の屋根を備え
た大規模施設における、そのドーム式屋根を架設する技
術として好適な大スパンドーム屋根の架設方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、大規模施設には、大規模な固定ド
ーム式屋根が採用されてきている。この固定ドーム式屋
根の構造形式として、鉄骨トラス構造が広く知られてい
る。この鉄骨トラス構造は、構成鉄骨材を立体トラス状
に接続して比較的良好な構造安定性が得られる複層トラ
スドームと、構成鉄骨材を平面トラス状に接続してなる
単層トラスドームに分類されている。
ーム式屋根が採用されてきている。この固定ドーム式屋
根の構造形式として、鉄骨トラス構造が広く知られてい
る。この鉄骨トラス構造は、構成鉄骨材を立体トラス状
に接続して比較的良好な構造安定性が得られる複層トラ
スドームと、構成鉄骨材を平面トラス状に接続してなる
単層トラスドームに分類されている。
【0003】ところで、従来において、例えば鉄骨トラ
ス構造形式を採用して固定ドーム式屋根を施工する場
合、屋根架構に必要な大スパンの鉄骨トラスを予め複数
に分割した単位鉄骨トラスとして構成し、これを地組し
た後に大型重機により順次吊り上げつつ、屋根を架設す
べき位置においてそれら単位鉄骨トラスどうしを熔接す
ることにより大スパンの鉄骨トラスを組み上げて屋根架
構を架設するという方法などが採られていた。
ス構造形式を採用して固定ドーム式屋根を施工する場
合、屋根架構に必要な大スパンの鉄骨トラスを予め複数
に分割した単位鉄骨トラスとして構成し、これを地組し
た後に大型重機により順次吊り上げつつ、屋根を架設す
べき位置においてそれら単位鉄骨トラスどうしを熔接す
ることにより大スパンの鉄骨トラスを組み上げて屋根架
構を架設するという方法などが採られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来の大スパンドーム屋根の架設方法では、多数の単
位鉄骨トラスを大型重機で一つ一つ吊り上げて組み上げ
ていく作業となるために工期が長期化し、そのうえ架設
作業の大部分が高所作業となることから作業性も悪いと
いう問題があった。また、ドーム屋根の施工期間中にお
いて、屋根架構を内側から支持するための支保工として
の機能をもつベント構台やジャッキ装置等を相当数必要
とし、しかもこれらはドーム内部全体に設置されるため
に内部作業空間が広くとれないという問題もある。さら
に、このような大スパンとなるドーム屋根を従来工法に
て施工するには、屋根自体が相当な規模と高さになるた
め、その建て方、外しの重機も極めて大型のものが必要
となり、したがってその分、工費も割高になる問題があ
った。
た従来の大スパンドーム屋根の架設方法では、多数の単
位鉄骨トラスを大型重機で一つ一つ吊り上げて組み上げ
ていく作業となるために工期が長期化し、そのうえ架設
作業の大部分が高所作業となることから作業性も悪いと
いう問題があった。また、ドーム屋根の施工期間中にお
いて、屋根架構を内側から支持するための支保工として
の機能をもつベント構台やジャッキ装置等を相当数必要
とし、しかもこれらはドーム内部全体に設置されるため
に内部作業空間が広くとれないという問題もある。さら
に、このような大スパンとなるドーム屋根を従来工法に
て施工するには、屋根自体が相当な規模と高さになるた
め、その建て方、外しの重機も極めて大型のものが必要
となり、したがってその分、工費も割高になる問題があ
った。
【0005】本発明は、以上のような点を考慮してなさ
れたもので、ドーム屋根の施工性を高めて工期の短縮化
を図り、さらにベント構台やジャッキ装置等の使用量を
減らして工費の低減化および内部作業空間の確保による
作業性の向上を図り、しかも建て方、外しのための重機
も小型化および小量化を図ることができる大スパンドー
ム屋根の架設方法を提供しようとするものである。
れたもので、ドーム屋根の施工性を高めて工期の短縮化
を図り、さらにベント構台やジャッキ装置等の使用量を
減らして工費の低減化および内部作業空間の確保による
作業性の向上を図り、しかも建て方、外しのための重機
も小型化および小量化を図ることができる大スパンドー
ム屋根の架設方法を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
大規模施設の周囲を構成する外周構造体の内側領域内で
ドーム式の屋根架構を地組し、この屋根架構全体を吊り
上げて前記外周構造体上に架設する大スパンドーム屋根
の架設方法であって、前記外周構造体の内側領域内に、
前記屋根架構を吊り上げるのに用いる仮設タワーを複数
基設置する工程と、前記屋根架構を地組する際にその屋
根架構を前記仮設タワーが上下に貫通する形態で地組す
る工程と、地組された屋根架構を前記仮設タワーを利用
して吊り上げて前記外周構造体の上部に架設する工程
と、前記仮設タワーを除去した後に屋根架構の前記仮設
タワーの貫通部を補修する工程とを備えたことを特徴と
している。
大規模施設の周囲を構成する外周構造体の内側領域内で
ドーム式の屋根架構を地組し、この屋根架構全体を吊り
上げて前記外周構造体上に架設する大スパンドーム屋根
の架設方法であって、前記外周構造体の内側領域内に、
前記屋根架構を吊り上げるのに用いる仮設タワーを複数
基設置する工程と、前記屋根架構を地組する際にその屋
根架構を前記仮設タワーが上下に貫通する形態で地組す
る工程と、地組された屋根架構を前記仮設タワーを利用
して吊り上げて前記外周構造体の上部に架設する工程
と、前記仮設タワーを除去した後に屋根架構の前記仮設
タワーの貫通部を補修する工程とを備えたことを特徴と
している。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1記載の大
スパンドーム屋根の架設方法において、前記屋根架構の
地組工程で予め天井材および屋根外装材等のドーム屋根
に必要な仕上げ材を施しておくことを特徴としている。
スパンドーム屋根の架設方法において、前記屋根架構の
地組工程で予め天井材および屋根外装材等のドーム屋根
に必要な仕上げ材を施しておくことを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1記載の大スパンドーム屋根の架設方法
では、大規模施設の周囲を構成する外周構造体の内側領
域内でドーム式の屋根架構を地組するので、屋根架構を
支持するベント構台やジャッキ等の使用量が必然的に減
少する。また、ベント構台やジャッキ等の数が減ること
により、内部作業空間が広くなって作業性が良くなる。
また、屋根架構を地組する際にその屋根架構を仮設タワ
ーが上下に貫通する形態で地組しておくので、仮設タワ
ーを利用して屋根架構全体を吊り上げることが可能にな
り、これにより屋根架構の架設作業の効率化が図られ
る。
では、大規模施設の周囲を構成する外周構造体の内側領
域内でドーム式の屋根架構を地組するので、屋根架構を
支持するベント構台やジャッキ等の使用量が必然的に減
少する。また、ベント構台やジャッキ等の数が減ること
により、内部作業空間が広くなって作業性が良くなる。
また、屋根架構を地組する際にその屋根架構を仮設タワ
ーが上下に貫通する形態で地組しておくので、仮設タワ
ーを利用して屋根架構全体を吊り上げることが可能にな
り、これにより屋根架構の架設作業の効率化が図られ
る。
【0009】請求項2記載の大スパンドーム屋根の架設
方法では、屋根架構の地組工程で予め天井材および屋根
外装材等のドーム屋根に必要な仕上げ材を施しておくの
で、屋根架構を吊り上げて架設するだけでドーム屋根の
大分部分が施工される。また、地上での作業である屋根
架構の地組のときに仕上げ材を施すのでその分、作業性
が向上する。
方法では、屋根架構の地組工程で予め天井材および屋根
外装材等のドーム屋根に必要な仕上げ材を施しておくの
で、屋根架構を吊り上げて架設するだけでドーム屋根の
大分部分が施工される。また、地上での作業である屋根
架構の地組のときに仕上げ材を施すのでその分、作業性
が向上する。
【0010】
【実施例】以下、本発明による大スパンドーム屋根の架
設方法について、添付の図1〜図4に示す実施例に基づ
いて説明する。図1において、符号Sは本発明の架設方
法を適用して施工された大スパンのドーム屋根10を備
えた大規模施設であり、この大規模施設Sは、その周囲
を構成する外周構造体11と、その上に架設された前記
ドーム屋根10とにより内部が大空間として構成されて
いるものである。ここで、前記外周構造体11は、複数
階の高さを有し、全体として数十メートルの高さでいわ
ゆるドーナツ状に構築されたものである。
設方法について、添付の図1〜図4に示す実施例に基づ
いて説明する。図1において、符号Sは本発明の架設方
法を適用して施工された大スパンのドーム屋根10を備
えた大規模施設であり、この大規模施設Sは、その周囲
を構成する外周構造体11と、その上に架設された前記
ドーム屋根10とにより内部が大空間として構成されて
いるものである。ここで、前記外周構造体11は、複数
階の高さを有し、全体として数十メートルの高さでいわ
ゆるドーナツ状に構築されたものである。
【0011】次いで、この外周構造体11にドーム屋根
10を架設する方法の具体例について図2ないし図4を
参照して説明する。まず、大規模施設Sの外周構造体1
1を施工した後、あるいは外周構造体11の施工と平行
して、その外周構造体11で囲まれる内側領域Aの地盤
G上に、図2に示すように複数基の仮設タワー12…を
設置する。
10を架設する方法の具体例について図2ないし図4を
参照して説明する。まず、大規模施設Sの外周構造体1
1を施工した後、あるいは外周構造体11の施工と平行
して、その外周構造体11で囲まれる内側領域Aの地盤
G上に、図2に示すように複数基の仮設タワー12…を
設置する。
【0012】この仮設タワー12としては、架設すべき
ドーム屋根10の主体を構成する屋根架構13を吊り上
げることのできる高さとこれに堪えられる十分な強度を
有するもので、実施例では図3に示すように、屋根架構
13の中心Oから放射状に、即ち中心Oから所定の距離
だけ離れた半径Rの円周上に等間隔をおいて6基構築さ
れている。なお、この仮設タワー12は、必要に応じ
て、図示のように地盤Gに杭14を打ち込み、この杭1
4上にこれと一体に基礎15を設けてこの基礎により安
定的に支持しておくようにする。また、この仮設タワー
12は、組立および解体に便利な機能を備えた例えば既
存の油圧ジャッキによりセルフ降下および昇降可能ない
わゆる伸縮タワー形式のものが用いられている。
ドーム屋根10の主体を構成する屋根架構13を吊り上
げることのできる高さとこれに堪えられる十分な強度を
有するもので、実施例では図3に示すように、屋根架構
13の中心Oから放射状に、即ち中心Oから所定の距離
だけ離れた半径Rの円周上に等間隔をおいて6基構築さ
れている。なお、この仮設タワー12は、必要に応じ
て、図示のように地盤Gに杭14を打ち込み、この杭1
4上にこれと一体に基礎15を設けてこの基礎により安
定的に支持しておくようにする。また、この仮設タワー
12は、組立および解体に便利な機能を備えた例えば既
存の油圧ジャッキによりセルフ降下および昇降可能ない
わゆる伸縮タワー形式のものが用いられている。
【0013】次に、内側領域A内の地盤G上において、
図2中仮想線で示すように、ドーム屋根10の屋根架構
13を地組する。この屋根架構13の構造形式として
は、屋根架構13全体を吊り上げて架設する方法を採用
するため、屋根架構13自体でも良好な構造安定性が得
られるように、実施例では構成鉄骨材を立体トラス状に
接続してなる複層トラスドーム形式の鉄骨トラス構造が
採用されている。
図2中仮想線で示すように、ドーム屋根10の屋根架構
13を地組する。この屋根架構13の構造形式として
は、屋根架構13全体を吊り上げて架設する方法を採用
するため、屋根架構13自体でも良好な構造安定性が得
られるように、実施例では構成鉄骨材を立体トラス状に
接続してなる複層トラスドーム形式の鉄骨トラス構造が
採用されている。
【0014】なお、この屋根架構13の地組工程におい
ては、地盤G上に既に複数基の仮設タワー12が存在し
ているので、図3に示すように、これらの仮設タワー1
2と屋根架構13とが干渉しないように、屋根架構13
を仮設タワー12が貫通する形態となるように地組す
る。また、この屋根架構13の地組工程において、天井
材や屋根外装材(図示ぜず)等の仕上げ材も施してお
く。ここで、屋根架構13を仮設タワーが貫通する部分
については、天井材や屋根外装材等の仕上げ材を設けて
おくことができないので、開口として残しておく。な
お、屋根架構13の地組工程においては、必要に応じて
仮設タワー12自体を支保工あるいは構台として利用し
てもよい。
ては、地盤G上に既に複数基の仮設タワー12が存在し
ているので、図3に示すように、これらの仮設タワー1
2と屋根架構13とが干渉しないように、屋根架構13
を仮設タワー12が貫通する形態となるように地組す
る。また、この屋根架構13の地組工程において、天井
材や屋根外装材(図示ぜず)等の仕上げ材も施してお
く。ここで、屋根架構13を仮設タワーが貫通する部分
については、天井材や屋根外装材等の仕上げ材を設けて
おくことができないので、開口として残しておく。な
お、屋根架構13の地組工程においては、必要に応じて
仮設タワー12自体を支保工あるいは構台として利用し
てもよい。
【0015】屋根架構13の地組工程が完了したら、次
に、各仮設タワー12を利用して屋根架構13を吊り上
げ、外周構造体11と屋根架構13とを接続してその屋
根架構13を外周構造体11の上部に架設する。ここ
で、屋根架構13の吊り上げ方法としては、屋根架構1
3のバランスおよび強度を考慮して、屋根架構13の必
要な節点に対して各仮設タワー12の上部より複数のワ
イヤーロープ16の一端をそれぞれ延ばして結索し、図
示しない巻き上げウインチ等を用いて各ワイヤーロープ
16の他端を巻き込んで吊り上げる方法が採られる。な
お、各ワイヤーロープ16は、それぞれ均等にあるいは
屋根架構13のバランスをとりながら巻き込む必要があ
るので、巻き上げウインチの巻き上げ制御はコンピュー
タ制御によるのが望ましい。
に、各仮設タワー12を利用して屋根架構13を吊り上
げ、外周構造体11と屋根架構13とを接続してその屋
根架構13を外周構造体11の上部に架設する。ここ
で、屋根架構13の吊り上げ方法としては、屋根架構1
3のバランスおよび強度を考慮して、屋根架構13の必
要な節点に対して各仮設タワー12の上部より複数のワ
イヤーロープ16の一端をそれぞれ延ばして結索し、図
示しない巻き上げウインチ等を用いて各ワイヤーロープ
16の他端を巻き込んで吊り上げる方法が採られる。な
お、各ワイヤーロープ16は、それぞれ均等にあるいは
屋根架構13のバランスをとりながら巻き込む必要があ
るので、巻き上げウインチの巻き上げ制御はコンピュー
タ制御によるのが望ましい。
【0016】このようにして、屋根架構13を架設した
ら、各ワイヤーロープ16を取り外し、次に、各仮設タ
ワー12を一段ずつセルフ降下させつつ解体し、次い
で、屋根架構13の前記仮設タワーが貫通していた部分
の開口部を天井材および屋根外装材等の仕上げ材で補修
して完了とする。なお、仕上げ材による補修工程におい
ては、前記仮設タワー12をセルフ降下させて解体する
際に、仮設タワー12の上端部が屋根架構13を下方へ
抜け出た直後でその仮設タワー12の降下を停止させて
おき、その状態の仮設タワー12を補修工事の際の構台
あるいは足場として利用するようにしてもよい。
ら、各ワイヤーロープ16を取り外し、次に、各仮設タ
ワー12を一段ずつセルフ降下させつつ解体し、次い
で、屋根架構13の前記仮設タワーが貫通していた部分
の開口部を天井材および屋根外装材等の仕上げ材で補修
して完了とする。なお、仕上げ材による補修工程におい
ては、前記仮設タワー12をセルフ降下させて解体する
際に、仮設タワー12の上端部が屋根架構13を下方へ
抜け出た直後でその仮設タワー12の降下を停止させて
おき、その状態の仮設タワー12を補修工事の際の構台
あるいは足場として利用するようにしてもよい。
【0017】上記実施例による大スパンドーム屋根の架
設方法によれば、大規模施設Sの周囲を構成する外周構
造体11の内側領域A内の地盤G上でドーム式の屋根架
構13を地組するので、従来のように屋根架構を架設す
るその高所位置で直接組み上げるのに比べて屋根架構1
3を支持するベント構台やジャッキ等の使用量を必然的
に減少させることができる。また、ベント構台やジャッ
キ等の数を減らせることにより、内部作業空間が広くな
って作業性を良くすることができる。また、屋根架構1
3を地組し、そしてその際に屋根架構13を仮設タワー
12が上下に貫通する形態で地組しておくので、仮設タ
ワー12を利用してワイヤーロープ16により屋根架構
13全体を吊り上げることが可能になり、これにより屋
根架構13の架設作業の効率化を図ることできる。さら
に、屋根架構13を地組してから仮設タワーで吊り上げ
て架設する方法としているので、従来に比べて建て方外
しのための重機も小型化および軽量化を図ることができ
る。
設方法によれば、大規模施設Sの周囲を構成する外周構
造体11の内側領域A内の地盤G上でドーム式の屋根架
構13を地組するので、従来のように屋根架構を架設す
るその高所位置で直接組み上げるのに比べて屋根架構1
3を支持するベント構台やジャッキ等の使用量を必然的
に減少させることができる。また、ベント構台やジャッ
キ等の数を減らせることにより、内部作業空間が広くな
って作業性を良くすることができる。また、屋根架構1
3を地組し、そしてその際に屋根架構13を仮設タワー
12が上下に貫通する形態で地組しておくので、仮設タ
ワー12を利用してワイヤーロープ16により屋根架構
13全体を吊り上げることが可能になり、これにより屋
根架構13の架設作業の効率化を図ることできる。さら
に、屋根架構13を地組してから仮設タワーで吊り上げ
て架設する方法としているので、従来に比べて建て方外
しのための重機も小型化および軽量化を図ることができ
る。
【0018】また、屋根架構13の地組工程で予め天井
材および屋根材等のドーム屋根に必要な仕上げ材を施し
ておくので、屋根架構13を吊り上げて架設するだけで
ドーム屋根の大分部分を施工することができ。また、地
上での作業である屋根架構13の地組のときに仕上げ材
を施すので、その分、作業性の向上を図ることができ
る。
材および屋根材等のドーム屋根に必要な仕上げ材を施し
ておくので、屋根架構13を吊り上げて架設するだけで
ドーム屋根の大分部分を施工することができ。また、地
上での作業である屋根架構13の地組のときに仕上げ材
を施すので、その分、作業性の向上を図ることができ
る。
【0019】なお、実施例では、屋根架構13として、
構成鉄骨材を立体トラス状に接続してなる複層トラスド
ーム形式の鉄骨トラス構造とした例を示したが、本発明
では複数基の仮設タワー12を利用してワイヤーロープ
16により吊り上げて架設する方法としているから、例
えば仮設タワー12やワイヤーロープ16の数を適宜増
減してバランス良く吊り上げることができる屋根架構で
あれば、単層トラスドーム形式の鉄骨トラス構造のも
の、あるいはケーブル構造のものなどに対しても適用可
能であることは言うまでもない。
構成鉄骨材を立体トラス状に接続してなる複層トラスド
ーム形式の鉄骨トラス構造とした例を示したが、本発明
では複数基の仮設タワー12を利用してワイヤーロープ
16により吊り上げて架設する方法としているから、例
えば仮設タワー12やワイヤーロープ16の数を適宜増
減してバランス良く吊り上げることができる屋根架構で
あれば、単層トラスドーム形式の鉄骨トラス構造のも
の、あるいはケーブル構造のものなどに対しても適用可
能であることは言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明における大
スパンドーム屋根の架設方法によれば、下記のような優
れた効果を奏することができる。
スパンドーム屋根の架設方法によれば、下記のような優
れた効果を奏することができる。
【0021】請求項1記載の大スパンドーム屋根の架設
方法においては、大規模施設の周囲を構成する外周構造
体の内側領域内に、屋根架構を吊り上げるのに用いる仮
設タワーを複数基設置する工程と、屋根架構を地組する
際にその屋根架構を前記仮設タワーが上下に貫通する形
態で地組する工程と、地組された屋根架構を前記仮設タ
ワーを利用して吊り上げて前記外周構造体上に架設する
工程と、前記仮設タワーを除去した後に屋根架構の前記
仮設タワーの貫通部を補修する工程とを備えた構成とし
たので、ドーム屋根の施工性を高めて工期の短縮化を図
り、さらにベント構台やジャッキ装置等の使用量を減ら
して工費の低減化および内部作業空間の確保による作業
性の向上を図り、しかも建て方、外しのための重機も小
型化および小量化を図ることができる。
方法においては、大規模施設の周囲を構成する外周構造
体の内側領域内に、屋根架構を吊り上げるのに用いる仮
設タワーを複数基設置する工程と、屋根架構を地組する
際にその屋根架構を前記仮設タワーが上下に貫通する形
態で地組する工程と、地組された屋根架構を前記仮設タ
ワーを利用して吊り上げて前記外周構造体上に架設する
工程と、前記仮設タワーを除去した後に屋根架構の前記
仮設タワーの貫通部を補修する工程とを備えた構成とし
たので、ドーム屋根の施工性を高めて工期の短縮化を図
り、さらにベント構台やジャッキ装置等の使用量を減ら
して工費の低減化および内部作業空間の確保による作業
性の向上を図り、しかも建て方、外しのための重機も小
型化および小量化を図ることができる。
【0022】請求項2記載の大スパンドーム屋根の架設
方法によれば、屋根架構の地組工程で予め天井材および
屋根材等のドーム屋根に必要な仕上げ材を施しておくの
で、屋根架構を吊り上げて架設するだけでドーム屋根の
大分部分を施工することができ、また、地上での作業で
ある屋根架構の地組のときに仕上げ材を施すので、その
分、作業性の向上を図ることができる。
方法によれば、屋根架構の地組工程で予め天井材および
屋根材等のドーム屋根に必要な仕上げ材を施しておくの
で、屋根架構を吊り上げて架設するだけでドーム屋根の
大分部分を施工することができ、また、地上での作業で
ある屋根架構の地組のときに仕上げ材を施すので、その
分、作業性の向上を図ることができる。
【図1】本発明の実施例を示す大規模施設の外観図であ
る。
る。
【図2】本発明の架設方法の実施例を示す概略断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の架設方法の実施例を示す概略平面図で
ある。
ある。
【図4】本発明の架設方法の実施例を示す概略断面図で
ある。
ある。
S 大規模施設 A 内側領域 G 地盤 10 ドーム屋根 11 外周構造体 12 仮設タワー 13 屋根架構 16 ワイヤーロープ
Claims (2)
- 【請求項1】 大規模施設の周囲を構成する外周構造体
の内側領域内でドーム式の屋根架構を地組し、この屋根
架構全体を吊り上げて前記外周構造体上に架設する大ス
パンドーム屋根の架設方法であって、前記外周構造体の
内側領域内に、前記屋根架構を吊り上げるのに用いる仮
設タワーを複数基設置する工程と、前記屋根架構を地組
する際にその屋根架構を前記仮設タワーが上下に貫通す
る形態で地組する工程と、地組された屋根架構を前記仮
設タワーを利用して吊り上げて前記外周構造体の上部に
架設する工程と、前記仮設タワーを除去した後に屋根架
構の前記仮設タワーの貫通部を補修する工程とを備えた
ことを特徴とする大スパンドーム屋根の架設方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の大スパンドーム屋根の架
設方法において、前記屋根架構の地組工程で予め天井材
および屋根外装材等のドーム屋根に必要な仕上げ材を施
しておくことを特徴とする大スパンドーム屋根の架設方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15971293A JPH0718743A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 大スパンドーム屋根の架設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15971293A JPH0718743A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 大スパンドーム屋根の架設方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0718743A true JPH0718743A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=15699646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15971293A Pending JPH0718743A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 大スパンドーム屋根の架設方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0718743A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10205136A (ja) * | 1997-01-24 | 1998-08-04 | Takenaka Komuten Co Ltd | 大スパン建物の建築構法 |
| CN102493676A (zh) * | 2011-12-20 | 2012-06-13 | 中国三冶集团有限公司结构制造安装工程公司 | 一种大型储气柜柜顶系统单层穹顶网状结构拆除方法 |
| CN104060843A (zh) * | 2014-07-08 | 2014-09-24 | 七冶建设有限责任公司 | 一种超大型屋面系统倒装施工方法 |
| JP2018115427A (ja) * | 2017-01-16 | 2018-07-26 | 株式会社大林組 | 屋根架構の施工方法 |
| CN110778108A (zh) * | 2019-10-30 | 2020-02-11 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 复杂空间多曲面双层斜交混凝土网格结构的施工方法 |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP15971293A patent/JPH0718743A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10205136A (ja) * | 1997-01-24 | 1998-08-04 | Takenaka Komuten Co Ltd | 大スパン建物の建築構法 |
| CN102493676A (zh) * | 2011-12-20 | 2012-06-13 | 中国三冶集团有限公司结构制造安装工程公司 | 一种大型储气柜柜顶系统单层穹顶网状结构拆除方法 |
| CN104060843A (zh) * | 2014-07-08 | 2014-09-24 | 七冶建设有限责任公司 | 一种超大型屋面系统倒装施工方法 |
| JP2018115427A (ja) * | 2017-01-16 | 2018-07-26 | 株式会社大林組 | 屋根架構の施工方法 |
| CN110778108A (zh) * | 2019-10-30 | 2020-02-11 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 复杂空间多曲面双层斜交混凝土网格结构的施工方法 |
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