JPH07122629B2 - 原子炉用燃料棒のガドリニア含有量測定方法 - Google Patents
原子炉用燃料棒のガドリニア含有量測定方法Info
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- JPH07122629B2 JPH07122629B2 JP63214634A JP21463488A JPH07122629B2 JP H07122629 B2 JPH07122629 B2 JP H07122629B2 JP 63214634 A JP63214634 A JP 63214634A JP 21463488 A JP21463488 A JP 21463488A JP H07122629 B2 JPH07122629 B2 JP H07122629B2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原子炉用燃料棒内に収納されたペレットが含
有しているガドリニアの含有量を測定するための原子炉
用燃料棒のガドリニア含有量測定方法に係り、さらに詳
しくは、強磁性体中に存在するガドリニア(常磁性体)
の含有量を、磁化率の変化を用いて測定するガドリニア
含有量測定方法に関する。
有しているガドリニアの含有量を測定するための原子炉
用燃料棒のガドリニア含有量測定方法に係り、さらに詳
しくは、強磁性体中に存在するガドリニア(常磁性体)
の含有量を、磁化率の変化を用いて測定するガドリニア
含有量測定方法に関する。
従来、この種のガドリニア含有量測定方法としては、二
酸化ウラン、ガドリニアおよび強磁性混在物から成る燃
料ペレット中の前記強磁性混在物を飽和させるのに十分
な時間的に一定の磁界を設定し、前記の時間的に一定の
磁界に対し一様な交番磁界をほぼ同軸的に重ね合わせ、
逆向きに直列接続された1対のピックアップコイルを前
記交番磁界中に配置し、前記ピックアップコイルの一方
に前記燃料ペレットを結合し、それから前記燃料ペレッ
トによって前記ピックアップコイル中に誘導された交流
不平衡電圧を測定することにより、前記燃料ペレットの
磁化率が誘導技術に基づいて測定されかつ前記強磁性混
在物に起因する測定誤差が無視できるレベルにまで低減
されるものが知られている(特開昭53−95494号公報参
照)。
酸化ウラン、ガドリニアおよび強磁性混在物から成る燃
料ペレット中の前記強磁性混在物を飽和させるのに十分
な時間的に一定の磁界を設定し、前記の時間的に一定の
磁界に対し一様な交番磁界をほぼ同軸的に重ね合わせ、
逆向きに直列接続された1対のピックアップコイルを前
記交番磁界中に配置し、前記ピックアップコイルの一方
に前記燃料ペレットを結合し、それから前記燃料ペレッ
トによって前記ピックアップコイル中に誘導された交流
不平衡電圧を測定することにより、前記燃料ペレットの
磁化率が誘導技術に基づいて測定されかつ前記強磁性混
在物に起因する測定誤差が無視できるレベルにまで低減
されるものが知られている(特開昭53−95494号公報参
照)。
しかしながら、上記従来のガドリニア含有量測定方法に
あっては、燃料ペレット内に混在している強磁性体を飽
和させるのに十分な直流磁界を加える必要があるため
に、直流磁界を発生するための永久磁石、あるいはコイ
ルとして、大型、かつ強力なものを用意しなければなら
ないという問題がある。
あっては、燃料ペレット内に混在している強磁性体を飽
和させるのに十分な直流磁界を加える必要があるため
に、直流磁界を発生するための永久磁石、あるいはコイ
ルとして、大型、かつ強力なものを用意しなければなら
ないという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、ペレット内に混在している強磁性体を
飽和させない程度の小さい直流磁界と、交流磁界とを組
み合わせることによって、上記強磁性体による影響を排
除でき、確実にかつ円滑にペレット中に含まれるガドリ
ニアの含有量を測定することができる原子炉用燃料棒の
ガドリニア含有量測定方法を提供することにある。
とするところは、ペレット内に混在している強磁性体を
飽和させない程度の小さい直流磁界と、交流磁界とを組
み合わせることによって、上記強磁性体による影響を排
除でき、確実にかつ円滑にペレット中に含まれるガドリ
ニアの含有量を測定することができる原子炉用燃料棒の
ガドリニア含有量測定方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明による原子炉用燃料
棒のガドリニア含有量測定方法は、1個づつの交流磁界
発生用装置及び直流磁界発生用装置の内部のガドリニア
測定位置に燃料棒を停止させ、交流磁界発生用装置の連
続通電中に、直流磁界発生用装置をオン及びオフ状態に
することによって、ペレットが収納されていない基準管
を挿入した基準サーチコイルと燃料棒を挿入した測定用
サーチコイルとの差電圧をそれぞれ測定し、これらの測
定データに基づいてペレット中のガドリニアの含有量を
算出するようにしたことを特徴とするのもである。
棒のガドリニア含有量測定方法は、1個づつの交流磁界
発生用装置及び直流磁界発生用装置の内部のガドリニア
測定位置に燃料棒を停止させ、交流磁界発生用装置の連
続通電中に、直流磁界発生用装置をオン及びオフ状態に
することによって、ペレットが収納されていない基準管
を挿入した基準サーチコイルと燃料棒を挿入した測定用
サーチコイルとの差電圧をそれぞれ測定し、これらの測
定データに基づいてペレット中のガドリニアの含有量を
算出するようにしたことを特徴とするのもである。
又、本発明による原子炉用燃料棒のガドリニア含有量測
定方法は、同心状に配置された1個づつの交流磁界発生
用装置及び直流磁界発生用装置の内部に、ペレットが収
納されていない基準管を挿入した基準サーチコイルと燃
料棒が挿入される測定用サーチコイルとを設け、交流及
び直流磁界発生用装置のいずれか一方を作動させた状態
で、測定用サーチコイル内に燃料棒を一定速度で走行さ
せて、基準サーチコイル及び測定用サーチコイルの差電
圧を測定し、そして、その差電圧が所定電圧と異なる値
を示した場合に燃料棒を停止させ、オフ状態にある他方
の磁界発生用装置を作動させて、差電圧を測定し、更に
直流磁界発生用装置をオフ状態にして、差電圧を測定
し、これらの測定データに基づいてペレット中のガドリ
ニアの含有量を算出するようにしたことを特徴とするも
のである。
定方法は、同心状に配置された1個づつの交流磁界発生
用装置及び直流磁界発生用装置の内部に、ペレットが収
納されていない基準管を挿入した基準サーチコイルと燃
料棒が挿入される測定用サーチコイルとを設け、交流及
び直流磁界発生用装置のいずれか一方を作動させた状態
で、測定用サーチコイル内に燃料棒を一定速度で走行さ
せて、基準サーチコイル及び測定用サーチコイルの差電
圧を測定し、そして、その差電圧が所定電圧と異なる値
を示した場合に燃料棒を停止させ、オフ状態にある他方
の磁界発生用装置を作動させて、差電圧を測定し、更に
直流磁界発生用装置をオフ状態にして、差電圧を測定
し、これらの測定データに基づいてペレット中のガドリ
ニアの含有量を算出するようにしたことを特徴とするも
のである。
[作用] 本発明の原子炉用燃料棒のガドリニア含有量測定方法に
あっては、交流磁界発生用装置を通電状態にし、直流磁
界発生用装置をオン及びオフ状態にして、基準サーチコ
イルと測定用サーチコイルとの差電圧をそれぞれ測定す
るが、その際、基準サーチコイルには基準管のみが挿入
されているから、測定される各差電圧には燃料棒の非測
定対象である被覆管の影響が除去され、ペレットのみの
差電圧を得ることができることになり、被覆管のノイズ
を除去できて、差電圧の測定データに基づいて強磁性体
による影響を排除してガドリニアの含有量を算出でき
る。
あっては、交流磁界発生用装置を通電状態にし、直流磁
界発生用装置をオン及びオフ状態にして、基準サーチコ
イルと測定用サーチコイルとの差電圧をそれぞれ測定す
るが、その際、基準サーチコイルには基準管のみが挿入
されているから、測定される各差電圧には燃料棒の非測
定対象である被覆管の影響が除去され、ペレットのみの
差電圧を得ることができることになり、被覆管のノイズ
を除去できて、差電圧の測定データに基づいて強磁性体
による影響を排除してガドリニアの含有量を算出でき
る。
又、本発明の原子炉用燃料棒のガドリニア含有量測定方
法にあっては、燃料棒を走行させつつペレットの差電圧
を測定し、差電圧が所定電圧と異なる値を示した場合に
燃料棒を停止させて、そのペレットに関して上述の方法
を用いて精密に測定することで、燃料棒中に含まれる多
数のペレットのガドリニア含有量を効率的に且つ精密に
測定できる。
法にあっては、燃料棒を走行させつつペレットの差電圧
を測定し、差電圧が所定電圧と異なる値を示した場合に
燃料棒を停止させて、そのペレットに関して上述の方法
を用いて精密に測定することで、燃料棒中に含まれる多
数のペレットのガドリニア含有量を効率的に且つ精密に
測定できる。
以下、第1図ないし第3図に基づいて本発明の一実施例
を説明する。
を説明する。
第1図は本発明のガドリニア含有量測定方法を実施する
ための装置の一例を示す概略構成図である。この図にお
いて符号1は直流磁界発生用コイルであり、この直流磁
界発生用コイル1の内部には同心状に交流磁界発生用コ
イル2が配置されている。また、この交流磁界発生用コ
イル2の内部には、一対の基準サーチコイル3と測定用
サーチコイル4とが並んで設置されている。そして、測
定用サーチコイル4には、被測定対象の燃料棒5が挿通
されている。この燃料棒5は、中空棒状の被覆管6と、
その内部に充填された複数個のペレット7と、このペレ
ット7を押えるコイルばね8と、被覆管6の両端を封止
する一対の端栓9,10とを主体として構成されている。さ
らに、上記基準サーチコイル3には、上記被覆管6と同
構造、同材質の基準管11が挿通されている。そして、上
記両サーチコイル3,4に誘起された電圧はサーチコイル
差電圧Va,Vbとして取り出される。
ための装置の一例を示す概略構成図である。この図にお
いて符号1は直流磁界発生用コイルであり、この直流磁
界発生用コイル1の内部には同心状に交流磁界発生用コ
イル2が配置されている。また、この交流磁界発生用コ
イル2の内部には、一対の基準サーチコイル3と測定用
サーチコイル4とが並んで設置されている。そして、測
定用サーチコイル4には、被測定対象の燃料棒5が挿通
されている。この燃料棒5は、中空棒状の被覆管6と、
その内部に充填された複数個のペレット7と、このペレ
ット7を押えるコイルばね8と、被覆管6の両端を封止
する一対の端栓9,10とを主体として構成されている。さ
らに、上記基準サーチコイル3には、上記被覆管6と同
構造、同材質の基準管11が挿通されている。そして、上
記両サーチコイル3,4に誘起された電圧はサーチコイル
差電圧Va,Vbとして取り出される。
上記のように構成された測定装置を用いて本発明の方法
を実施する場合には、第1図において、交流磁界発生用
コイル2に連続通電して交流磁界をかけると共に、直流
磁界発生用コイル1に通電して直流磁界を重畳した場合
と、直流磁界を印加しない場合とについて、それぞれ、
測定用サーチコイル4と基準サーチコイル3との差電圧
を測定する。
を実施する場合には、第1図において、交流磁界発生用
コイル2に連続通電して交流磁界をかけると共に、直流
磁界発生用コイル1に通電して直流磁界を重畳した場合
と、直流磁界を印加しない場合とについて、それぞれ、
測定用サーチコイル4と基準サーチコイル3との差電圧
を測定する。
まず、交流磁界と直流磁界を重畳した場合の測定用サー
チコイル4と基準サーチコイル3との差電圧Vaは次式で
示される。
チコイル4と基準サーチコイル3との差電圧Vaは次式で
示される。
ただし、上式において、Mnaはペレット7に含まれてい
る常磁性体の交流磁界と直流磁界との重畳磁界による磁
化の強さ、Miaはペレット7に含まれている強磁性体の
重畳磁界による磁化の強さ、Sn1は常磁性体の磁化によ
りサーチコイルと鎖交する磁束に対する等価断面積、Si
1は強磁性体の磁化によりサーチコイルと鎖交する磁束
に対する等価断面積である。
る常磁性体の交流磁界と直流磁界との重畳磁界による磁
化の強さ、Miaはペレット7に含まれている強磁性体の
重畳磁界による磁化の強さ、Sn1は常磁性体の磁化によ
りサーチコイルと鎖交する磁束に対する等価断面積、Si
1は強磁性体の磁化によりサーチコイルと鎖交する磁束
に対する等価断面積である。
また、交流磁界のみを印加する場合の測定用サーチコイ
ル4と基準サーチコイル3との差電圧Vbも同様に表され
る。すなわち、 ここで、Mnbはペレット7に含まれている常磁性体の交
流磁界による磁化の強さ、Mibはペレット7に含まれて
いる強磁性体の交流磁界による磁化の強さである。
ル4と基準サーチコイル3との差電圧Vbも同様に表され
る。すなわち、 ここで、Mnbはペレット7に含まれている常磁性体の交
流磁界による磁化の強さ、Mibはペレット7に含まれて
いる強磁性体の交流磁界による磁化の強さである。
そして、ガドリニア等の常磁性体の磁化の強さは、直流
磁界の強さが小さい範囲でその影響を受けないことか
ら、vaとVbとの差電圧Vabは強磁性体含有量に相当す
る。すなわち、 この差電圧Vabは上記(1)式の第2項に対応すること
から、VaとVabとによって、常磁性体含有量、つまり、
ガドリニア含有量に換算できる電圧V0は、下式で表され
る。
磁界の強さが小さい範囲でその影響を受けないことか
ら、vaとVbとの差電圧Vabは強磁性体含有量に相当す
る。すなわち、 この差電圧Vabは上記(1)式の第2項に対応すること
から、VaとVabとによって、常磁性体含有量、つまり、
ガドリニア含有量に換算できる電圧V0は、下式で表され
る。
V0=−K1・Va−K2・Vab+C ……(4) ただし、K1,K2及びCは実験によって求められる定数で
ある。
ある。
次に、本発明の方法に基づいて具体的に実験した結果に
ついて述べると、まず、ペレット7に強磁性体が含有さ
れている場合のサーチコイル差電圧Vaと直流磁界との関
係は、第2図に示すような特性を示している。ここで、
ガドリニア含有量は6%であった。この図において、強
磁性体含有量が多いほど差電圧Vaは大きくなり、また、
直流磁界を加えるほど、磁化率の変化が小さくなり、従
って、差電圧Vaが小さくなっていることがわかる。
ついて述べると、まず、ペレット7に強磁性体が含有さ
れている場合のサーチコイル差電圧Vaと直流磁界との関
係は、第2図に示すような特性を示している。ここで、
ガドリニア含有量は6%であった。この図において、強
磁性体含有量が多いほど差電圧Vaは大きくなり、また、
直流磁界を加えるほど、磁化率の変化が小さくなり、従
って、差電圧Vaが小さくなっていることがわかる。
また、上記(4)式のVa,Vabの関係を実験から求め、そ
の特性直線を第3図に示す。この図に基づいて、例え
ば、ガドリニア(Gd)含有量8%、強磁性体含有量100p
pmのペレット7を用いて、第1図に示す測定装置によっ
て、Va,Vabを計測すると、Va=1.69V,Vab=0.09Vを得
た。従って、これらのVa,Vabの値により、第3図を用い
てガドリニア含有量を推定すると7.9%となり、略実際
の値8%に一致するから、本方法の妥当性が示された。
の特性直線を第3図に示す。この図に基づいて、例え
ば、ガドリニア(Gd)含有量8%、強磁性体含有量100p
pmのペレット7を用いて、第1図に示す測定装置によっ
て、Va,Vabを計測すると、Va=1.69V,Vab=0.09Vを得
た。従って、これらのVa,Vabの値により、第3図を用い
てガドリニア含有量を推定すると7.9%となり、略実際
の値8%に一致するから、本方法の妥当性が示された。
なお、燃料棒5内のペレット7に含まれるガドリニア量
を上記実施例に基づいて算出するのに先立って、燃料棒
5のどの部位を測定するかを判断するためには、直流磁
界発生用コイルあるいは交流磁界発生用コイルのうち一
方のみを常時通電した状態で、このコイル内に被測定対
象の燃料棒を一定速度で通過させる。この際、上記燃料
棒内のあるペレットに含まれる強磁性体、あるいは常磁
性体の量が他のペレットと異なる場合には、ペレットの
部分においてサーチコイル差電圧が異なった電圧を発生
するため、この部分(異常電圧発生箇所)を、第1図に
示す測定装置の測定位置に停止させてガドリニア量を測
定すればよい。
を上記実施例に基づいて算出するのに先立って、燃料棒
5のどの部位を測定するかを判断するためには、直流磁
界発生用コイルあるいは交流磁界発生用コイルのうち一
方のみを常時通電した状態で、このコイル内に被測定対
象の燃料棒を一定速度で通過させる。この際、上記燃料
棒内のあるペレットに含まれる強磁性体、あるいは常磁
性体の量が他のペレットと異なる場合には、ペレットの
部分においてサーチコイル差電圧が異なった電圧を発生
するため、この部分(異常電圧発生箇所)を、第1図に
示す測定装置の測定位置に停止させてガドリニア量を測
定すればよい。
又、上記実施例においては、直流磁界発生用としてコイ
ルを用いるが磁石を用いても同様である。そして、磁石
の移動により直流磁界印加場所の直流磁界のオンオフ制
御をすることも可能である。
ルを用いるが磁石を用いても同様である。そして、磁石
の移動により直流磁界印加場所の直流磁界のオンオフ制
御をすることも可能である。
以上説明したように、本発明による原子炉用燃料棒のガ
ドリニア含有量測定方法は、交流磁界発生用装置及び直
流磁界発生用装置のガドリニア測定位置に燃料棒を停止
させ、交流磁界発生用装置の連続通電中に、直流磁界発
生用装置をオン及びオフ状態にすることによって、ペレ
ットが収納されていない基準管を挿入した基準サーチコ
イルと燃料棒を挿入した測定用サーチコイルとの差電圧
をそれぞれ測定し、これらの測定データからペレット中
のガドリニアの含有量を算出するようにしたから、燃料
棒の被覆管の影響(ノイズ)や強磁性体による影響を排
除して、より精密にペレット中のガドリニア含有量を算
出することができる。しかも、ペレット内に混在してい
る強磁性体を飽和させない程度の小さい直流磁界を用い
て、確実にかつ円滑にペレット中に含まれるガドリニア
の含有量を測定することができ、磁界発生用コイルが小
型のものでよく、かつ測定データからガドリニア含有量
を算出する処理が一次式による演算等の簡単な処理でよ
いという効果もある。
ドリニア含有量測定方法は、交流磁界発生用装置及び直
流磁界発生用装置のガドリニア測定位置に燃料棒を停止
させ、交流磁界発生用装置の連続通電中に、直流磁界発
生用装置をオン及びオフ状態にすることによって、ペレ
ットが収納されていない基準管を挿入した基準サーチコ
イルと燃料棒を挿入した測定用サーチコイルとの差電圧
をそれぞれ測定し、これらの測定データからペレット中
のガドリニアの含有量を算出するようにしたから、燃料
棒の被覆管の影響(ノイズ)や強磁性体による影響を排
除して、より精密にペレット中のガドリニア含有量を算
出することができる。しかも、ペレット内に混在してい
る強磁性体を飽和させない程度の小さい直流磁界を用い
て、確実にかつ円滑にペレット中に含まれるガドリニア
の含有量を測定することができ、磁界発生用コイルが小
型のものでよく、かつ測定データからガドリニア含有量
を算出する処理が一次式による演算等の簡単な処理でよ
いという効果もある。
又、本発明による原子炉用燃料棒のガドリニア含有量測
定方法は、交流磁界発生用装置及び直流磁界発生用装置
の内部に、ペレットが収納されていない基準管を挿入し
た基準サーチコイルと燃料棒が挿入される測定用サーチ
コイルとを設け、交流及び直流磁界発生用装置の一方を
作動させた状態で、測定用サーチコイル内に燃料棒を一
定速度で走行させて、基準サーチコイル及び測定用サー
チコイルの差電圧を測定し、そして、その差電圧が所定
電圧と異なる値を示した場合に燃料棒を停止させ、オフ
状態にある他方の磁界発生用装置を作動させて、差電圧
を測定し、更に直流磁界発生用装置をオフ状態にして、
差電圧を測定し、これらの測定データに基づいてペレッ
ト中のガドリニアの含有量を算出するようにしたから、
上述の作用効果に加えて、燃料棒中に含まれる多数のペ
レットのガドリニア含有量を走行状態で簡便且つ迅速に
測定でき、しかも差電圧が所定電圧と異なる場合には燃
料棒をその都度停止させて精密に測定できることにな
り、効率的であるという効果がある。
定方法は、交流磁界発生用装置及び直流磁界発生用装置
の内部に、ペレットが収納されていない基準管を挿入し
た基準サーチコイルと燃料棒が挿入される測定用サーチ
コイルとを設け、交流及び直流磁界発生用装置の一方を
作動させた状態で、測定用サーチコイル内に燃料棒を一
定速度で走行させて、基準サーチコイル及び測定用サー
チコイルの差電圧を測定し、そして、その差電圧が所定
電圧と異なる値を示した場合に燃料棒を停止させ、オフ
状態にある他方の磁界発生用装置を作動させて、差電圧
を測定し、更に直流磁界発生用装置をオフ状態にして、
差電圧を測定し、これらの測定データに基づいてペレッ
ト中のガドリニアの含有量を算出するようにしたから、
上述の作用効果に加えて、燃料棒中に含まれる多数のペ
レットのガドリニア含有量を走行状態で簡便且つ迅速に
測定でき、しかも差電圧が所定電圧と異なる場合には燃
料棒をその都度停止させて精密に測定できることにな
り、効率的であるという効果がある。
第1図は本発明の方法を実施するための測定装置の一例
を示す概略構成図、第2図と第3図は本発明の一実施例
の特性を示すもので、第2図はサーチコイル差電圧と直
流磁界との関係を示す特性図、第3図はサーチコイル差
電圧特性によるガドリニア含有量の測定を示す特性図で
ある。 1……直流磁界発生用コイル、 2……交流磁界発生用コイル、 3……基準サーチコイル、 4……測定用サーチコイル、 5……燃料棒、 7……ペレット、 11……基準管。
を示す概略構成図、第2図と第3図は本発明の一実施例
の特性を示すもので、第2図はサーチコイル差電圧と直
流磁界との関係を示す特性図、第3図はサーチコイル差
電圧特性によるガドリニア含有量の測定を示す特性図で
ある。 1……直流磁界発生用コイル、 2……交流磁界発生用コイル、 3……基準サーチコイル、 4……測定用サーチコイル、 5……燃料棒、 7……ペレット、 11……基準管。
Claims (2)
- 【請求項1】燃料棒内に収納されたペレットが含有して
いるガドリニアの含有量を測定するための原子炉用燃料
棒のガドリニア含有量測定方法において、 1個づつの交流磁界発生用装置及び直流磁界発生用装置
の内部のガドリニア測定位置に上記燃料棒を停止させ、
上記交流磁界発生用装置の連続通電中に、上記直流磁界
発生用装置をオン及びオフ状態にすることによって、ペ
レットが収納されていない基準管を挿入した基準サーチ
コイルと上記燃料棒を挿入した測定用サーチコイルとの
差電圧をそれぞれ測定し、これらの測定データに基づい
て上記ペレット中のガドリニアの含有量を算出するよう
にしたことを特徴とする原子炉用燃料棒のガドリニア含
有量測定方法。 - 【請求項2】燃料棒内に収納されたペレットが含有して
いるガドリニアの含有量を測定するための原子炉用燃料
棒のガドリニア含有量測定方法において、 同心状に配置された1個づつの交流磁界発生用装置及び
直流磁界発生用装置の内部に、ペレットが収納されてい
ない基準管を挿入した基準サーチコイルと上記燃料棒が
挿入される測定用サーチコイルとを設け、 上記交流及び直流磁界発生用装置のいずれか一方を作動
させた状態で、上記測定用サーチコイル内に燃料棒を一
定速度で走行させて、上記基準サーチコイル及び測定用
サーチコイルの差電圧を測定し、そして、 その差電圧が所定電圧と異なる値を示した場合に上記燃
料棒を停止させ、オフ状態にある他方の上記磁界発生用
装置を作動させて、前記差電圧を測定し、更に上記直流
磁界発生用装置をオフ状態にして、上記差電圧を測定
し、これらの測定データに基づいて上記ペレット中のガ
ドリニアの含有量を算出するようにしたことを特徴とす
る原子炉用燃料棒のガドリニア含有量測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63214634A JPH07122629B2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | 原子炉用燃料棒のガドリニア含有量測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63214634A JPH07122629B2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | 原子炉用燃料棒のガドリニア含有量測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0262959A JPH0262959A (ja) | 1990-03-02 |
| JPH07122629B2 true JPH07122629B2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=16658990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63214634A Expired - Lifetime JPH07122629B2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | 原子炉用燃料棒のガドリニア含有量測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07122629B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100473645B1 (ko) | 2002-04-11 | 2005-03-08 | 한국수력원자력 주식회사 | 우라늄 산화물에 함유된 란탄나이드 계열 원소의 함량을측정하는 방법 |
| DE102009022138A1 (de) | 2009-05-20 | 2010-11-25 | Prüftechnik Dieter Busch AG | Vorrichtung und Verfahren für induktive Messungen |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60225057A (ja) * | 1984-04-23 | 1985-11-09 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 異材検出方法 |
| JPS625173A (ja) * | 1985-07-01 | 1987-01-12 | Mitsubishi Electric Corp | 常磁性体ベ−ス材料内の混合量の測定方法および装置 |
-
1988
- 1988-08-29 JP JP63214634A patent/JPH07122629B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0262959A (ja) | 1990-03-02 |
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