JPH07111767B2 - 磁気ヘツドのトラツキング装置 - Google Patents
磁気ヘツドのトラツキング装置Info
- Publication number
- JPH07111767B2 JPH07111767B2 JP61313023A JP31302386A JPH07111767B2 JP H07111767 B2 JPH07111767 B2 JP H07111767B2 JP 61313023 A JP61313023 A JP 61313023A JP 31302386 A JP31302386 A JP 31302386A JP H07111767 B2 JPH07111767 B2 JP H07111767B2
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- Japan
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- correction
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- track
- tracking
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気テープ上のトラックに記録された信号を再
生するための磁気ヘッドのトラッキング装置に関する。
生するための磁気ヘッドのトラッキング装置に関する。
バイモイフ板のようなヘッド位置(高さ)制御手段を用
い、回転磁気ヘッドから得られるトラッキングエラー信
号の増加、減少に対応させてトラッキング補正データに
対し+1ビット又は−1ビットの補正を1トラック走査
ごとに行って、1ビットのステップでヘッド高さが補正
されるようにし、テープ走行速度が所定以下のときに
は、数トラック走査に1回補正を行うことにより、平均
的には1ステップの補正量よりも細かい微調が行われて
量子化ステップ数を増加させずにトラッキング精度を高
めたトラッキング装置である。
い、回転磁気ヘッドから得られるトラッキングエラー信
号の増加、減少に対応させてトラッキング補正データに
対し+1ビット又は−1ビットの補正を1トラック走査
ごとに行って、1ビットのステップでヘッド高さが補正
されるようにし、テープ走行速度が所定以下のときに
は、数トラック走査に1回補正を行うことにより、平均
的には1ステップの補正量よりも細かい微調が行われて
量子化ステップ数を増加させずにトラッキング精度を高
めたトラッキング装置である。
磁気テープ上の斜めトラックを正確に走査するために、
各トラックに記録されたサーボパイロット信号を利用す
るVTRが知られている。サーボパイロット信号はf1〜f4
の4周波から成り、トラック順に循環記録している。再
生時には、走査トラックの左右に隣接するトラックから
のパイロット信号のクロストーク成分(f1とf3又はf2と
f4)のレベルが互いに等しくなるようにヘッド高さを制
御する。ヘッド高さの制御には、例えばバイモルフ板の
ような電歪素子が用いられ、トラックの幅方向(走査方
向と直角な方向)にヘッド高さをトラッキングエラー信
号でもって調整する。このようなトラッキングサーボ装
置を用いると、スローとかファスト再生時にヘッド走査
軌跡とトラックとの角度差を補正することができ、ノイ
ズバーが出ない再生画面が得られる。
各トラックに記録されたサーボパイロット信号を利用す
るVTRが知られている。サーボパイロット信号はf1〜f4
の4周波から成り、トラック順に循環記録している。再
生時には、走査トラックの左右に隣接するトラックから
のパイロット信号のクロストーク成分(f1とf3又はf2と
f4)のレベルが互いに等しくなるようにヘッド高さを制
御する。ヘッド高さの制御には、例えばバイモルフ板の
ような電歪素子が用いられ、トラックの幅方向(走査方
向と直角な方向)にヘッド高さをトラッキングエラー信
号でもって調整する。このようなトラッキングサーボ装
置を用いると、スローとかファスト再生時にヘッド走査
軌跡とトラックとの角度差を補正することができ、ノイ
ズバーが出ない再生画面が得られる。
トラッキングエラー信号は隣接両トラックからのサーボ
パイロット信号のクロストークレベルの差として得られ
るので、S/Nが良くない。従ってこのようなトラッキン
グエラー信号でもってバイモルフ板を制御すると、トレ
ースエラーがかえって増えるような結果となる。常套手
段としてフィルタを用いてノイズ分を減衰させることが
考えられるが、サーボ応答特性が劣化する問題がある
(100Hz程度までの周波数特性が必要)。
パイロット信号のクロストークレベルの差として得られ
るので、S/Nが良くない。従ってこのようなトラッキン
グエラー信号でもってバイモルフ板を制御すると、トレ
ースエラーがかえって増えるような結果となる。常套手
段としてフィルタを用いてノイズ分を減衰させることが
考えられるが、サーボ応答特性が劣化する問題がある
(100Hz程度までの周波数特性が必要)。
そこでトラック中心に対するトラッキングエラーの極性
(エラーの増減方向)のみを見てディジタル制御データ
を±ビットずつ変化させる差分量子化(デルタ変調)方
式が採用されている。この方式は一種の非線形ディジタ
ルフィルタ処理であり、トラック上にとられた複数の制
御ポイントごとにトラック配列方向(テープ長手方向)
の空間的フィルタリング処理を行ってノイズの影響を軽
減している。
(エラーの増減方向)のみを見てディジタル制御データ
を±ビットずつ変化させる差分量子化(デルタ変調)方
式が採用されている。この方式は一種の非線形ディジタ
ルフィルタ処理であり、トラック上にとられた複数の制
御ポイントごとにトラック配列方向(テープ長手方向)
の空間的フィルタリング処理を行ってノイズの影響を軽
減している。
しかしこの方式では、±1ビット以下が量子化エラーと
なるので、高精度のトラッキングを行うには制御値の1
ビットに対応するバイモルフ板の振幅を非常に小さくす
る必要がある。これとは反対に、高速応答させるには、
1ビットに対応する振幅(ゲイン)を大きくする必要が
ある。例えばバイモルフ板の最大振幅が120μm(p−
p)である場合、8ビット(256ステップ)の制御デー
タを使用すると、1ステップは約0.5μmである。この
場合、高倍速ノイズレス再生時には、1回のトラッキン
グ補正量を±2ビット、±3ビット……にすれば、1μ
m、1.5μm……の比較的大きなゲイン(振幅/1ステッ
プ)を容易に得ることができる。
なるので、高精度のトラッキングを行うには制御値の1
ビットに対応するバイモルフ板の振幅を非常に小さくす
る必要がある。これとは反対に、高速応答させるには、
1ビットに対応する振幅(ゲイン)を大きくする必要が
ある。例えばバイモルフ板の最大振幅が120μm(p−
p)である場合、8ビット(256ステップ)の制御デー
タを使用すると、1ステップは約0.5μmである。この
場合、高倍速ノイズレス再生時には、1回のトラッキン
グ補正量を±2ビット、±3ビット……にすれば、1μ
m、1.5μm……の比較的大きなゲイン(振幅/1ステッ
プ)を容易に得ることができる。
しかし1ビット相当の0.5μm以下のゲインを得ること
は困難である。従って例えばスロー再生では同一トラッ
クを何回も走査することになるが、0.5μmのゲインで
は1回の調整量が粗すぎて、安定したトラッキングがで
きない問題が生じる。
は困難である。従って例えばスロー再生では同一トラッ
クを何回も走査することになるが、0.5μmのゲインで
は1回の調整量が粗すぎて、安定したトラッキングがで
きない問題が生じる。
120μmの最大振幅を確保して、しかも1ステップのゲ
インを0.5μm以下にするには、制御データのビット数
を例えば12ビットに増加させなければならない。しかし
これは処理系(CPU、D/A、RAM等)がコスト高になり得
策でない。
インを0.5μm以下にするには、制御データのビット数
を例えば12ビットに増加させなければならない。しかし
これは処理系(CPU、D/A、RAM等)がコスト高になり得
策でない。
本発明はこの問題にかんがみ、ビット数を増加すること
なく、十分微小なゲインを得て、これによってサーボ系
のダイナミックレンジ(ゲインの可変範囲)を拡大し、
高精度でヘッドトラッキングができるようにすることを
目的とする。
なく、十分微小なゲインを得て、これによってサーボ系
のダイナミックレンジ(ゲインの可変範囲)を拡大し、
高精度でヘッドトラッキングができるようにすることを
目的とする。
本発明の磁気ヘッドのトラッキング装置は、回転磁気ヘ
ッド19をトラック9の幅方向に位置制御する制御手段
(バイモルフ板14)と、トラック長手方向の制御ポイン
トごとにディジタル制御値A1〜A8を保持するメモリ手段
15と、このメモリ手段15の出力をアナログ値に変換して
トラッキング補正信号として上記制御に与えるD/A変換
手段6と、上記磁気ヘッド10から得られるトラッキング
エラー信号の極性に応じて上記メモリ手段の内容に対し
+1ビット又は−1ビットの補正を行う補正手段(CPU2
0)と、所定テープ走行速度以上では上記メモリ手段の
内容に対し+1ビット又は−1ビットの補正を1トラッ
ク走査ごとに行わせると共に、上記所定テープ走行速度
未満では複数回のトラック走査に1回の割合で上記補正
を行わせる補正間隔の可変手段(CPU20)とを具備す
る。
ッド19をトラック9の幅方向に位置制御する制御手段
(バイモルフ板14)と、トラック長手方向の制御ポイン
トごとにディジタル制御値A1〜A8を保持するメモリ手段
15と、このメモリ手段15の出力をアナログ値に変換して
トラッキング補正信号として上記制御に与えるD/A変換
手段6と、上記磁気ヘッド10から得られるトラッキング
エラー信号の極性に応じて上記メモリ手段の内容に対し
+1ビット又は−1ビットの補正を行う補正手段(CPU2
0)と、所定テープ走行速度以上では上記メモリ手段の
内容に対し+1ビット又は−1ビットの補正を1トラッ
ク走査ごとに行わせると共に、上記所定テープ走行速度
未満では複数回のトラック走査に1回の割合で上記補正
を行わせる補正間隔の可変手段(CPU20)とを具備す
る。
ヘッド高さのディジタル制御値を例えば8ビットにする
と、制御手段(バイモルフ板)の応答振幅が8ビット
(256ステップ)に割り振られ、1ステップの振幅(最
小ゲイン)が定まる。通常は1ステップ(±1ビット)
の補正を1トラック走査ごとに行い、テープ速度が一定
未満のときには、数トラックに1回補正する。これによ
り平均的には最小ゲインよりも更に細かい高さ調整が得
られる。
と、制御手段(バイモルフ板)の応答振幅が8ビット
(256ステップ)に割り振られ、1ステップの振幅(最
小ゲイン)が定まる。通常は1ステップ(±1ビット)
の補正を1トラック走査ごとに行い、テープ速度が一定
未満のときには、数トラックに1回補正する。これによ
り平均的には最小ゲインよりも更に細かい高さ調整が得
られる。
第1図に実施例のトラッキング装置の要部ブロック図を
示す。第2図のトラックパターン図に示すように、4周
波f1〜f4のサーボパイロット信号が磁気テープ8のトラ
ック9に循環的に重畳記録されている。回転ヘッド10に
よって得られる再生信号に含まれるサーボパイロット信
号の隣接トラックからのクロストーク成分(第2図の例
ではf2とf4)のレベルが同等になるようにヘッドの位置
制御を行うのが、トラッキングサーボの原理である。
示す。第2図のトラックパターン図に示すように、4周
波f1〜f4のサーボパイロット信号が磁気テープ8のトラ
ック9に循環的に重畳記録されている。回転ヘッド10に
よって得られる再生信号に含まれるサーボパイロット信
号の隣接トラックからのクロストーク成分(第2図の例
ではf2とf4)のレベルが同等になるようにヘッドの位置
制御を行うのが、トラッキングサーボの原理である。
ATFエラーと称されるトラッキングエラーは第3図に示
す検出系によって得られる。即ち、再生パイロット信号
と基準パイロット信号とを掛算器11で掛算してクロスト
ーク成分と基準パイロットとのビートを取出す。第2図
の例ではクロストークパイロットがf2とf4で、基準パイ
ロットがf1であり、ビートはf1−f2=fH及びf1−f4=3f
Hとなる。このクロストークビートを検波器12a、12bで
エンベロープ検波し、両レベル成分を減算器13で減算す
ると、ATFエラーが得られる。
す検出系によって得られる。即ち、再生パイロット信号
と基準パイロット信号とを掛算器11で掛算してクロスト
ーク成分と基準パイロットとのビートを取出す。第2図
の例ではクロストークパイロットがf2とf4で、基準パイ
ロットがf1であり、ビートはf1−f2=fH及びf1−f4=3f
Hとなる。このクロストークビートを検波器12a、12bで
エンベロープ検波し、両レベル成分を減算器13で減算す
ると、ATFエラーが得られる。
ATFエラーは原理的には第4図に示すようなヘッド10を
片持ち支持するバイモルフ板14に与えられ、ヘッド10の
高さがトラックの長手方向TLに直角なトラック幅方向TW
に制御される。
片持ち支持するバイモルフ板14に与えられ、ヘッド10の
高さがトラックの長手方向TLに直角なトラック幅方向TW
に制御される。
第1図に示すダイナミックトラッキング系では、まずAT
FエラーがA/D変換器1でA/D変換され、減算器2におい
てトラックセンターに対応する基準値が減算される。次
にATFエラーはフィルタ2においてテープ長手方向及び
トラック長手方向の空間的なフィルタリング処理を受け
る。このフィルタ3はCPUで構成されたディジタルフィ
ルタであって、ゲインが可変のノンリニア特性を有して
いる。
FエラーがA/D変換器1でA/D変換され、減算器2におい
てトラックセンターに対応する基準値が減算される。次
にATFエラーはフィルタ2においてテープ長手方向及び
トラック長手方向の空間的なフィルタリング処理を受け
る。このフィルタ3はCPUで構成されたディジタルフィ
ルタであって、ゲインが可変のノンリニア特性を有して
いる。
A/D変換器1のサンプリング周波数は例えば480Hzで、サ
ンプリング点に対応して第5図に示すようにトラック長
手方向に8個の制御ポイントが設けられている。A/D変
換データはCPU内のメモリ15に取込まれ、トラッキング
用補正データはメモリ内のデータA1〜A8に基づいてトラ
ック間隔で計算される。即ち、A/D変換データをADiと
し、トラックセンタの基準値をREFとすると、 処理(1) ADi−REF>0……Ai+1→A =0……Ai →Ai <0……Ai−1→Ai を行う。つまりCPUに取込んだエラーデータが正のとき
にはメモリ15の内容Ai(A1〜A8)に対し1ビットを加算
し、エラーデータが負のときには1ビットを減算する。
トラッキングエラーが無い場合にはAiに対する補正を行
わない。
ンプリング点に対応して第5図に示すようにトラック長
手方向に8個の制御ポイントが設けられている。A/D変
換データはCPU内のメモリ15に取込まれ、トラッキング
用補正データはメモリ内のデータA1〜A8に基づいてトラ
ック間隔で計算される。即ち、A/D変換データをADiと
し、トラックセンタの基準値をREFとすると、 処理(1) ADi−REF>0……Ai+1→A =0……Ai →Ai <0……Ai−1→Ai を行う。つまりCPUに取込んだエラーデータが正のとき
にはメモリ15の内容Ai(A1〜A8)に対し1ビットを加算
し、エラーデータが負のときには1ビットを減算する。
トラッキングエラーが無い場合にはAiに対する補正を行
わない。
トラッキング補正データはADi−REFとして得られる。更
にフィルタ3の出力の補正データは加算器4に導出さ
れ、ランプ発生器5で作られたランプ波形RAMPと加算さ
れる。ランプ波形はヘッド10がテープに当たっている区
間を表すヘッドスイッチングパルスH−SWの区間に対応
する時間幅を有し、またその振幅が再生速度情報に応じ
て可変される。例えば2倍速再生の場合には、ランプ波
形の振幅は+1トラックピッチ分であり、スチリ再生の
ときには−1トラックピッチ分である。また通常再生時
にはランプ波形の振幅は零である。
にフィルタ3の出力の補正データは加算器4に導出さ
れ、ランプ発生器5で作られたランプ波形RAMPと加算さ
れる。ランプ波形はヘッド10がテープに当たっている区
間を表すヘッドスイッチングパルスH−SWの区間に対応
する時間幅を有し、またその振幅が再生速度情報に応じ
て可変される。例えば2倍速再生の場合には、ランプ波
形の振幅は+1トラックピッチ分であり、スチリ再生の
ときには−1トラックピッチ分である。また通常再生時
にはランプ波形の振幅は零である。
加算器4の出力は、上述のように (処理2) RAMP+Ai−REF (i=1〜8) であり、この出力は第5図に示すようなバイモルフ駆動
電圧として、D/A変換器6、ドライブ回路7を通ってバ
イモルフ板14に与えられる。バイモルフ板14に補正信号
を与えることにより、第1図のトラッキングサーボ系は
閉ループとなり、トラックの制御ポイントごとの±1ビ
ットのデータ補正が生じ無くなった状態でサーボ系が安
定する。
電圧として、D/A変換器6、ドライブ回路7を通ってバ
イモルフ板14に与えられる。バイモルフ板14に補正信号
を与えることにより、第1図のトラッキングサーボ系は
閉ループとなり、トラックの制御ポイントごとの±1ビ
ットのデータ補正が生じ無くなった状態でサーボ系が安
定する。
2ヘッド機では、実際には第7図に示すようにチャンネ
ルCH1とCH2とで上述の処理が交互に行われる。チャンネ
ルCH1の制御ポイント0〜7に対してはa、c、e、g
……の各トラック走査(フィールド)で、チャンネルCH
2の制御ポイント8〜15に対してはb、d、f……のフ
ィールドで処理が行われる。
ルCH1とCH2とで上述の処理が交互に行われる。チャンネ
ルCH1の制御ポイント0〜7に対してはa、c、e、g
……の各トラック走査(フィールド)で、チャンネルCH
2の制御ポイント8〜15に対してはb、d、f……のフ
ィールドで処理が行われる。
キュー/レビューのような高倍速サーチのときには、ト
ラックずれに対する高速追従を可能にするために、第6
図に示すように前記処理(1)におけるフレームごとの
補正ステップを±1ビットから±2ビット(3倍速)、
±3ビット(5倍速)……のように増やせばよい。
ラックずれに対する高速追従を可能にするために、第6
図に示すように前記処理(1)におけるフレームごとの
補正ステップを±1ビットから±2ビット(3倍速)、
±3ビット(5倍速)……のように増やせばよい。
更に、1/2、1/4のようなスロー再生の場合には、±1ビ
ットの補正では1回の補正ステップが粗すぎてサーボ系
が安定しないことがある。このためスロー速度に対応さ
せてフレームごとの処理(1)を間引いて補正する。例
えば1/2スローのときには、第7図のチャンネルCH1に関
しては、1フレームおきのa、e……のフィールドでの
み±1ビットの補正処理を行う。同様にチャンネルCH2
に関しては、b、f……のフィールドでのみ補正処理を
行う。これにより±1ビットの補正に対応するバイモル
フ板14の応答ゲインは平均的には1/2に低下する。更に
ゲインを下げるには、間引き率を高めればよい。
ットの補正では1回の補正ステップが粗すぎてサーボ系
が安定しないことがある。このためスロー速度に対応さ
せてフレームごとの処理(1)を間引いて補正する。例
えば1/2スローのときには、第7図のチャンネルCH1に関
しては、1フレームおきのa、e……のフィールドでの
み±1ビットの補正処理を行う。同様にチャンネルCH2
に関しては、b、f……のフィールドでのみ補正処理を
行う。これにより±1ビットの補正に対応するバイモル
フ板14の応答ゲインは平均的には1/2に低下する。更に
ゲインを下げるには、間引き率を高めればよい。
CPUにおけるデータ処理で間引き補正を行うのは非常に
簡単であり、ハードウエアの変更を要しない。また既述
のように8ビット(256ステップ)でバイモルフ板14の
最大振幅120μmを表現する場合、ゲインは0.5μm/ステ
ップとなるが、間引き補正によりビット数を増やさずに
0.5μm以下の微調ゲーインが容易に得られる。
簡単であり、ハードウエアの変更を要しない。また既述
のように8ビット(256ステップ)でバイモルフ板14の
最大振幅120μmを表現する場合、ゲインは0.5μm/ステ
ップとなるが、間引き補正によりビット数を増やさずに
0.5μm以下の微調ゲーインが容易に得られる。
なお第6図に示す例ではテープスピードが1(標準)の
ときに補正ステップが±1ビット/フレーム、つまり1
トラック走査につき±1ビットとなっているが、この対
応はシステムに合わせて最適に設定すれば良い。例えば
2倍速のときに±1ビット/フレームの補正を行い、そ
れ以下のテープスピードで間引き補正が行われるように
してもよい。
ときに補正ステップが±1ビット/フレーム、つまり1
トラック走査につき±1ビットとなっているが、この対
応はシステムに合わせて最適に設定すれば良い。例えば
2倍速のときに±1ビット/フレームの補正を行い、そ
れ以下のテープスピードで間引き補正が行われるように
してもよい。
第8図及び第9図は具体的なトラッキング回路を示し、
第8図では、A/D変換器1でサンプリングして得たA/D変
換データをCPU20に取込み、上述の非線形フィルタリン
グの処理(1)(2)を行い、処理出力(補正信号)を
D/A変換器6でアナログ変換してから、各チャンネルの
サンプルホールド回路6a、6b、ドライブ回路7a、7bを通
してバイモルフ板14a、14bに与えている。
第8図では、A/D変換器1でサンプリングして得たA/D変
換データをCPU20に取込み、上述の非線形フィルタリン
グの処理(1)(2)を行い、処理出力(補正信号)を
D/A変換器6でアナログ変換してから、各チャンネルの
サンプルホールド回路6a、6b、ドライブ回路7a、7bを通
してバイモルフ板14a、14bに与えている。
第9図では、コンパレータ19、CPU20及びD/A変換器6で
A/D変換器を構成し、D/A変換器6は処理後の補正データ
を導出するための変換器と兼用してある。他の構成は第
8図と同じである。CPU20はATFエラーと一致するまでデ
ィジタル値をD/A変換器6を通じてコンパレータ19に送
り続け、コンパレータ19で一致が検出された時のディジ
タル値をA/D変換データとして取込む。このデータをCPU
20内で処理し、トラッキング補正データとしてD/A変換
器6を通じて各チャンネルに導出する。
A/D変換器を構成し、D/A変換器6は処理後の補正データ
を導出するための変換器と兼用してある。他の構成は第
8図と同じである。CPU20はATFエラーと一致するまでデ
ィジタル値をD/A変換器6を通じてコンパレータ19に送
り続け、コンパレータ19で一致が検出された時のディジ
タル値をA/D変換データとして取込む。このデータをCPU
20内で処理し、トラッキング補正データとしてD/A変換
器6を通じて各チャンネルに導出する。
本発明は上述の如く、トラッキングエラーの極性に応じ
てディジタル補正データを±1ビットずつ1トラック走
査ごとに補正し、テープ速度が一定未満のときには補正
間隔を間引いて平均的には等価的に1/2ビット、1/4ビッ
ト……ずつのような微補正量が得られるようにしたの
で、量子化ステップ数(ビット数)を増加することな
く、ヘッド高さ制御のダイナミックレンジ(最小補正量
と最大補正量との差)を拡大することができる。
てディジタル補正データを±1ビットずつ1トラック走
査ごとに補正し、テープ速度が一定未満のときには補正
間隔を間引いて平均的には等価的に1/2ビット、1/4ビッ
ト……ずつのような微補正量が得られるようにしたの
で、量子化ステップ数(ビット数)を増加することな
く、ヘッド高さ制御のダイナミックレンジ(最小補正量
と最大補正量との差)を拡大することができる。
また単にデータ処理によって補正間隔を可変にできるか
ら、ハードウエアの負担が増加することなく、低コスト
で高精度のヘッドトラッキングシステムを構成すること
ができる。
ら、ハードウエアの負担が増加することなく、低コスト
で高精度のヘッドトラッキングシステムを構成すること
ができる。
第1図は本発明の磁気ヘッドのトラッキング装置の一実
施例を示すサーボ系のブロック回路図、第2図は磁気テ
ープ上のトラックパターン図、第3図はトラッキングエ
ラー検出系のブロック回路図、第4図はバイモルフヘッ
ドの概略図、第5図はトラッキング補正の動作を示す波
形図、第6図はエラー補正のグラフ、第7図は2チャン
ネルのバイモルフヘッドの駆動を示す波形図、第8図及
び第9図はそれぞれトラッキング回路の具体例を示すブ
ロック回路図である。 なお図面に用いた符号において、 1……A/D変換器 2……減算器 3……フィルタ 4……加算器 5……ランプ発生器 6……D/A変換器 7……ドライブ回路 8……磁気テープ 9……トラック 10……回転ヘッド 12a,12b……検波器 13……減算器 14……バイモルフ板 15……メモリ 19……コンパレータ 20……CPU である。
施例を示すサーボ系のブロック回路図、第2図は磁気テ
ープ上のトラックパターン図、第3図はトラッキングエ
ラー検出系のブロック回路図、第4図はバイモルフヘッ
ドの概略図、第5図はトラッキング補正の動作を示す波
形図、第6図はエラー補正のグラフ、第7図は2チャン
ネルのバイモルフヘッドの駆動を示す波形図、第8図及
び第9図はそれぞれトラッキング回路の具体例を示すブ
ロック回路図である。 なお図面に用いた符号において、 1……A/D変換器 2……減算器 3……フィルタ 4……加算器 5……ランプ発生器 6……D/A変換器 7……ドライブ回路 8……磁気テープ 9……トラック 10……回転ヘッド 12a,12b……検波器 13……減算器 14……バイモルフ板 15……メモリ 19……コンパレータ 20……CPU である。
Claims (1)
- 【請求項1】回転磁気ヘッドをトラック幅方向に位置制
御する制御手段と、 トラック長手方向の制御ポイントごとにディジタル制御
値を保持するメモリ手段と、 このメモリ手段の出力をアナログ値に変換してトラッキ
ング補正信号として上記制御手段に与えるD/A変換手段
と、 上記磁気ヘッドから得られるトラッキングエラー信号の
極性に応じて上記メモリ手段の内容に対し+1ビット又
は−1ビットの補正を行う補正手段と、 所定テープ走行速度以上では上記メモリ手段の内容に対
し+1ビット又は−1ビットの補正を1トラック走査ご
とに行わせると共に、上記所定テープ走行速度未満では
複数回のトラック走査に1回の割合で上記補正を行わせ
る補正間隔の可変手段とを具備する磁気ヘッドのトラッ
キング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61313023A JPH07111767B2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 磁気ヘツドのトラツキング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61313023A JPH07111767B2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 磁気ヘツドのトラツキング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63167408A JPS63167408A (ja) | 1988-07-11 |
| JPH07111767B2 true JPH07111767B2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=18036290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61313023A Expired - Fee Related JPH07111767B2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 磁気ヘツドのトラツキング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07111767B2 (ja) |
-
1986
- 1986-12-27 JP JP61313023A patent/JPH07111767B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63167408A (ja) | 1988-07-11 |
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