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JPH07111733B2 - 放射線画像のエネルギーサブトラクション方法および装置 - Google Patents

放射線画像のエネルギーサブトラクション方法および装置

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Publication number
JPH07111733B2
JPH07111733B2 JP1246944A JP24694489A JPH07111733B2 JP H07111733 B2 JPH07111733 B2 JP H07111733B2 JP 1246944 A JP1246944 A JP 1246944A JP 24694489 A JP24694489 A JP 24694489A JP H07111733 B2 JPH07111733 B2 JP H07111733B2
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JP
Japan
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radiation
image
subject
recording
images
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Expired - Lifetime
Application number
JP1246944A
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English (en)
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JPH03109678A (ja
Inventor
延淑 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP1246944A priority Critical patent/JPH07111733B2/ja
Priority to EP90118195A priority patent/EP0418921B1/en
Priority to DE69032837T priority patent/DE69032837T2/de
Priority to US07/586,350 priority patent/US5315507A/en
Publication of JPH03109678A publication Critical patent/JPH03109678A/ja
Publication of JPH07111733B2 publication Critical patent/JPH07111733B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、放射線画像のエネルギーサブトラクション方
法および装置に関するものである。
(従来の技術) 記録された放射線画像を読み取って画像信号を得、この
画像信号に適切な画像処理を施した後、画像を再生記録
することが種々の分野で行われている。たとえば、後の
画像処理に適合するように設計されたガンマ値の低いX
線フイルムを用いてX線画像を記録し、このX線画像が
記録されたフイルムからX線画像を読み取って電気信号
に変換し、この電気信号(画像信号)に画像処理を施し
た後コピー写真等に可視像として再生することにより、
コントラスト,シャープネス,粒状性等の画質性能の良
好な再生画像を得ることの出来るシステムが開発されて
いる(特公昭61−5193号公報参照)。
また本出願人により、放射線(X線,α線,β線,γ
線,電子線,紫外線等)を照射するとこの放射線エネル
ギーの一部が蓄積され、その後可視光等の励起光を照射
すると蓄積されたエネルギーに応じた光量の輝尽発光光
を放射する蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を利用して、
人体等の被写体の放射線画像を一旦シート状の蓄積性蛍
光に撮影記録し、蓄積性蛍光体シートをレーザ光等の励
起光で走査して輝尽発光光を生ぜしめ、得られた輝尽発
光光を光電的に読み取って画像信号を得、この画像信号
に基づいて被写体の放射線画像を写真感光材料等の記録
材料、CRT等に可視像として出力させる放射線記録再生
システムがすでに提案されている(特開昭55−12429
号,同56−11395号,同55−0163472号,同56−164645
号,同55−116340号等)。
このシステムは、従来の銀塩写真を用いる放射線写真シ
ステムと比較して極めて広い放射線露出域にわたって画
像を記録し得るという実用的な利点を有している。すな
わち、放射線露光量に対する、蓄積後に励起によって発
光する輝尽発光光の光量が極めて広い範囲に渡って比例
することが認められており、従って種々の撮影条件によ
り放射線露光量がかなり大幅に変動しても、蓄積性蛍光
体シートより放射される輝尽発光光を読取りゲインを適
当な値に設定して光電変換手段により読み取って電気信
号(画像信号)に変換し、この画像信号を用いて写真感
光材料、CRT等の表示装置に放射線画像を可視像として
出力することによって、放射線露光量の変動に撮影され
ない放射線画像を得ることができる。
上記のようにX線フイルムや蓄積性蛍光体シート等の記
録シートを用いるシステムにおいて、記録シートに記録
された複数の放射線画像を読み取って複数の画像信号を
得た後、これらの画像信号に基づいて上記放射線画像の
サブトラクション処理を施すことがある。
ここで、放射線画像のサブトラクション処理とは、互い
に異なった条件で撮影された複数の放射線画像の差に対
応する画像を得る処理をいい、具体的にはこれら複数の
放射線画像を所定のサンプリング間隔で読み取って各放
射線画像に対応する複数のディジタルの画像信号を得、
これら複数のディジタルの画像信号の各対応するサンプ
リング点毎に減算処理を施すことにより、放射線画像中
の特定の被写体部分のみを強調または抽出した放射線画
像を得る処理をいう。
このサブトラクション処理には基本的には次の二つがあ
る。すなわち、造影剤の注入により被写体の特定の部分
(たとえば人体を被写体としたときの血管等)が強調さ
れた放射線画像から像影剤が注入されていない放射線画
像を引き算(サブトラクト)することによって被写体の
特定の部分(たとえば血管等)を抽出するいわゆる時間
差サブトラクションと、被写体の特定の部分が互いに異
なるエネルギーを有する放射線に対して異なる放射線吸
収率を有することを利用して、同一の被写体に対して互
いに異なるエネルギーを有する放射線を照射してこれら
互いに異なるエネルギーを有する各放射線による複数の
放射線画像を得、これら複数の放射線画像を適当に重み
付けしてその差を演算することによって被写体の特定部
分を抽出するいわゆるエネルギーサブトラクションとが
ある。本出願人も蓄積性蛍光体シートを用いたエネルギ
ーサブトラクションについて提案している(特開昭59−
83486号公報,特開昭60−225541号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題) 上記特開昭60−225541号公報に記載された方法は、互い
にエネルギーの異なる放射線を用いた2回の放射線撮影
を行ない、その結果得られた2枚の放射線画像を読み取
って2つのディジタル画像信号を得、これらの画像信号
に基づいてサブトラクションを行なうものである。ま
た、上記特開昭59−83486号公報には、放射線エネルギ
ーにより吸収率の異なるフイルタを挾んだ2枚の記録シ
ートに被写体を透過した放射線を照射すること等により
1回の撮影でエネルギーサブトラクションを行なうこと
のできる方法が提案されている。
上記種々の方法を用いて得られた複数の放射線画像に基
づいてサブトラクション演算を行なうと、サブトラクシ
ョン後の画像にもとの放射線画像の高周波成分が偽画像
として残存してしまい、これによりサブトラクション後
の画像の画質が低下してしまうという問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑み、上記高周波成分の偽画像
を生じさせないエネルギーサブトラクション方法および
装置を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の第一のエネルギーサブトラクション方法は、 放射線源から発せられた所定のエネルギー範囲に広がる
放射線を被写体に照射し、該被写体を透過した放射線
を、互いに異なるエネルギー分布を有する放射線による
複数の放射線画像が記録される記録シートに照射するこ
とにより、前記被写体の複数の放射線画像を前記記録シ
ートに記録し、 該記録後の前記記録シートから、前記被写体の複数の放
射線画像のそれぞれを表わす複数の画像信号を得、 該複数の画像信号がそれぞれ担持する前記被写体の放射
線画像の空間周波数特性の相違を補正し、 該補正後の前記画像信号に基づいてサブトラクション演
算を行なうことを特徴とするものである。
また、本発明のエネルギーサブトラクション方法は複数
枚の記録シートを用いるものであってもよい。即ち、本
発明の第二のエネルギーサブトラクション方法は、 放射線源から発せられた所定のエネルギー範囲に広がる
放射線を被写体に照射し、該被写体を透過した放射線
を、互いに異なるエネルギー分布を有する放射線による
複数の放射線画像がそれぞれ記録される複数の記録シー
トに同時にもしくは順次に照射することにより、前記被
写体の放射線画像を前記複数の記録シートに記録し、 該記録後の前記複数の記録シートから、前記被写体の放
射線画像を表わす複数の画像信号を得、 該複数の画像信号がそれぞれ担持する前記被写体の放射
線画像の空間周波数特性の相違を補正し、 該補正後の前記画像信号に基づいてサブトラクション演
算を行なうことを特徴とするものである。
また、本発明の第一のエネルギーサブトラクション装置
は、前述した本発明の第一のエネルギーサブトラクショ
ン方法を実施するための装置であって、 所定のエネルギー範囲に広がる放射線を発する放射線源
と、被写体が配置される被写体配置部と、互いに異なる
エネルギー分布を有する放射線による複数の放射線画像
が記録される記録シートが配置される、前記被写体配置
部を挾んで前記放射線源と対向する位置に設けられたシ
ート保持部とからなる記録ユニット、 前記記録ユニットにおいて前記被写体の放射線画像の記
録の行なわれた前記記録シートから、前記被写体の複数
の放射線画像のそれぞれを表わす複数の画像信号を得る
読取ユニット、および 前記複数の画像信号がそれぞれ担持する放射線画像の空
間周波数特性の相違を補正する空間周波数特性補正演算
部と、該補正後の前記複数の画像信号に基づいてサブト
ラクション演算を行なうサブトラクション演算部とから
なる演算ユニットを備えたことを特徴とするものであ
る。
また、本発明の第二のエネルギーサブトラクション装置
は、前述した本発明の第二のエネルギーサブトラクショ
ン方法を実施するための装置であって、 所定のエネルギー範囲に広がる放射線を発する放射線源
と、被写体が配置される被写体配置部と、互いに異なる
エネルギー分布を有する放射線による複数の放射線画像
がそれぞれ記録される複数の記録シートが同時にもしく
は順次に配置される、前記被写体配置部を挾んで前記放
射線源と対向する位置に設けられたシート保持部とから
なる記録ユニット、 前記記録ユニットにおいて前記被写体の放射線画像の記
録の行なわれた前記複数のシートから、前記被写体の放
射線画像を表わす複数の画像信号を得る読取ユニット、
および 前記複数の画像信号がそれぞれ担持する放射線画像の空
間周波数特性の相違を補正する空間周波数特性補正演算
部と、該補正後の前記複数の画像信号に基づいてサブト
ラクション演算を行なうサブトラクション演算部とから
なる演算ユニットを備えたことを特徴とするものであ
る。
ここで、上記第一のエネルギーサブトラクション方法お
よび上記第一のエネルギーサブトラクション装置におけ
る、「互いに異なるエネルギー分布を有する放射線によ
る複数の放射線画像が記録される記録シート」とは、た
とえば放射線画像が記録される記録層を複数層有し、こ
れらの記録層が前記所定のエネルギー範囲に広がる放射
線のうちの低エネルギー領域の放射線を除去または減衰
させるフィルタを挾んで配置されるように構成された記
録シート、複数の記録層のうちの一層が上記フイルタの
役割を兼ねるように構成された記録シート、前記所定の
エネルギー範囲に広がる放射線のうち低エネルギー領域
の放射線に比較的高い感度を有する記録層と高エネルギ
ー領域の放射線に比較的高い感度を有する記録層との両
者(たとえば前述した蓄積性蛍光体におけるBaFX系蛍光
体とSrFX系蛍光体(但し、Xはハロゲンを表わす)を有
する記録シート、記録層としては一層であるが、放射線
が該記録層中を通過する間に主として低エネルギー側の
放射線が高エネルギー側の放射線と比べより減衰される
ように構成し、該記録層のうち放射線の入射側の表面付
近および裏面付近に互いに異なったエネルギー分布を有
する放射線による放射線画像を記録する記録シート等、
記録シートとしては一枚であるが、該一枚の記録シート
に互いに異なるエネルギー分布を有する放射線による複
数の放射線画像を記録するように構成された記録シート
をいう。
また、上記第二のエネルギーサブトラクション方法およ
び上記第二のエネルギーサブトラクション装置におけ
る、「互いに異なるエネルギー分布を有する放射線によ
る複数の放射線画像がそれぞれ記録される複数の記録シ
ート」とは、上記第一のエネルギーサブトラクション方
法および上記第一のエネルギーサブトラクション装置に
おける記録シートが一枚に複数の放射線画像が記録され
るように構成されたものであるのに対し、複数の記録シ
ートにより複数の放射線画像を記録するものをいう。
また、上記各発明における「放射線画像の空間周波数特
性の相違を補正する」とは、かならずしも複数の放射線
画像の空間周波数特性を完全に同一に合わせることを意
味するものではなく、サブトラクション演算後の画像
(サブトラクション画像)を求める目的等に照らし、該
サブトラクション画像が所定以上の画質となるように複
数の放射線画像の空間周波数特性を互に近づければ足り
るものであり、たとえば上記放射線画像が有する空間周
波数帯の全域に渡って空間周波数特性を互いに近づけて
もよく、また上記空間周波数帯のうちサブトラクション
画像の観察に必要な帯域の空間周波数特性のみを互いに
近づけてもよい。さらにたとえば空間周波数特性の劣っ
た一方の画像について補正した結果、空間周波数帯の一
部帯域において他方の画像よりも空間周波数特性が上ま
わることがあってもよい。
(作用) 高周波数成分の偽画像の生じる原因を追及した結果、一
回の撮影により複数の放射線画像を記録する場合、放射
線源に近い側のの記録層(もしくは記録シート)やフイ
ルタ(存在する場合)等により放射線の一部が散乱さ
れ、その散乱された放射線を含む放射線が放射線源から
離れた側の記録層(もしくは記録シート)に照射され、
このため、放射線源から離れた側の記録層(もしくは記
録シート)に記録された放射線画像は、その散乱がなか
った場合に有する空間周波数特性(MTF;Modulation Tra
nsfer Function、以下MTFとする。)よりも高周波数成
分の少ない画像となってしまうことが原因の一つである
ことが判明した。
また、一回の撮影で複数の放射線画像を記録する場合、
および複数回の撮影を行なうことによって複数の放射線
画像を記録する場合に共通して、複数の記録層(もしく
は記録シート)等の材質,厚さ等の相違によりが異な
り、また一つの記録層のみ有する場合であっても放射線
画像がその記録層の表面付近に記録されるか裏面付近に
記録されるかによってその記録層の材質,厚さ等に起因
してMTFが異なることも原因のひとつとなる。
本発明では、前記複数の画像信号が担持する放射線画像
のMTFの相違を補正し、補正後の画像信号に基づいて放
射線画像のサブトラクション演算を行なうようにしたた
め、サブトラクション画像にもとの画像の高周波成分が
偽画像として残存せず、サブトラクション画像の画質が
向上する。
(実 施 例) 以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明す
る。
第1図は、本発明のエネルギーサブトラクション装置の
記録ユニットの実施例であるX線撮影装置の概略図であ
る。
このX線撮影装置1のX線管2から発せられたX線3に
より被写体4が照射される。被写体4を透過したX線3a
は第一の蓄積性蛍光体シート5に照射され、X線3aのエ
ネルギーの一部が該第一の蓄積性蛍光体シート5に蓄積
され、これにより該シート5に被写体4のX線画像が蓄
積記録される。シート5を透過したX線3bはさらにフィ
ルタ6を透過し、該フィルタ6を透過したX線3cが第二
の蓄積性蛍光体シート7に照射される。これにより該シ
ート7にも被写体4のX線画像が蓄積記録される。尚、
被写体4には、サブトラクション処理を行なうための2
つのマーク8が付されている。
第2図は各シート5,7に蓄積記録されたX線画像を模式
的に表わした図である。
シート5,7のほぼ全面に被写体4のX線画像4aが蓄積記
録され、またこのX線画像4aとともにマーク8の像8a
(以後簡単のため、この像もマークと称する。)が形成
されている。このマーク8aはシート5,7に互いに同一の
位置に記録されており、画像信号を得た後このマーク8a
に基づいて2つのX線画像の相対的な位置合わせが行な
われる。
第3図は、本発明のエネルギーサブトラクション装置の
読取ユニットの一実施例であるX線画像読取装置、およ
び演算ユニットの一実施例である画像処理表示装置の斜
視図である。
第1図に示すX線撮影装置1で撮影が行なわれた後、第
一および第二の蓄積性蛍光体シート5,7が一枚ずつX線
画像読取装置10の所定位置にセットされる。ここでは、
第一の蓄積性栄光体シート5に蓄積記録された第一のX
線画像の読取りの場合について説明する。
所定位置にセットされた、第一のX線画像が蓄積記録さ
れた蓄積性蛍光体シート5は、図示しない駆動手段によ
り駆動されるエンドレスベルト等のシート搬送手段15に
より、矢印Y方向に搬送(副走査)される。一方、レー
ザ光源16から発せられた光ビーム17はモータ18により駆
動され矢印Z方向に高速回転する回転多面鏡19によって
反射偏向され、fθレンズ等の集束レンズ20を通過した
後、ミラー21により光路をかえてシート14に入射し、副
走査の方向(矢印Y方向)と略直角な矢印X方向に主走
査する。シート14の、光ビーム17が照射された箇所から
は、蓄積記録されているX線画像情報に応じた光量の輝
尽発光光22が発せられ、この輝尽発光光22は光ガイド23
によって導かれ、フォトマルチプライヤ(光電子増倍
管)24によって光電的に検出される。光ガイド23はアク
リル板等の導光性材料を成形して作られたものであり、
直線状をなす入射端面23aが蓄積性蛍光体シート14上の
主走査線にそって延びるように配され、円環状に形成さ
れた射出端面23bにフォトマルチプライヤ24の受光面が
結合されている。入射端面23aから光ガイド23内に入射
した輝尽発光光22は、該光ガイド23の内部を全反射を繰
り返して進み、射出端面23bから射出してフォトマルチ
プライヤ24に受光され、放射線画像を表わす輝尽発光光
22がフォトマルチプライヤ24によって電気信号に変換さ
れる。
フォトマルチプライヤ24から出力されたアナログ信号S
は、ログアンプ25で対数的に増幅された後、A/D変換器2
6入力され、サンプリングされて、ディジタルの画像信
号SOが得られる。この画像信号SOは第一の蓄積性蛍光体
シート5に蓄積記録された第一のX線画像を表わすもの
であり、第一の画像信号SO1と呼ぶ。この第一の画像信
号SO1は画像処理表示装置30内の内部メモリに一旦記憶
される。
この画像処理表示装置30は、種々の指示を入力するキー
ボード31、指示のための補助情報や画像信号に基づく可
視画像を表示するCRTディスプレイ32、補助記憶媒体と
してのフロッピィディスクが装填され駆動されるプロッ
ピィディスク駆動装置33、およびCPUや内部メモリが内
蔵された本体部34が備えられている。
次に上記と同様にして、第二の蓄積性蛍光体シート7に
蓄積記録された第二のX線画像を表わす第二の画像信号
SO2が得られ、この第二の画像信号SO2も画像処理表示装
置20内の内部メモリに一旦記憶される。
このようにしてサブトラクションを行なうべき2つの画
像信号SO1,SO2が内部メモリに記憶されると、第二の画
像信号SO2が読み出されて、該第二の画像信号SO2が担持
するX線画像のMTFの補正が行なわれる。尚、このMTFの
補正はCPU等の内蔵された本体部34で実行されるが、こ
のMTFの補正を行なう機能を担うハードウェアとソフト
ウェアとの組合せが、本発明のMTF補正演算部の一例と
観念される。
第4図は、第二の画像信号SO2が担持するX線画像のMTF
の一例を示した図である。横軸は空間周波数f,縦軸は各
空間周波数fに対する応答を表わしている。
このX線画像は、第4図の破線36に示すような第一の画
像信号SO1のMTFと同じMTFであることが望ましいが、放
射線源2から離れた側に配置された蓄積性蛍光体シート
7に蓄積記録された画像であるため、蓄積性蛍光体シー
ト7に照射される放射線12には蓄積性蛍光体シート5お
よびフィルタ6で散乱された放射線が含まれ、その分高
周波側の応答が低下し、第4図の実線35に示すようなMT
Fとなっている。そこで、第二の画像信号SO2が破線36の
MTFとなるように周波数処理が施される。尚、この破線3
6は、あらかじめ多数のX線画像を用いて統計的に分析
することによりあらかじめ求められる。
本実施例ではこの周波数処理方法として、特公昭62−62
373号,特開平1−106277号,特願昭63−66751号等にお
いて提案されたいわゆるボケマスク処理方法が採用され
る。このボケマスク処理方法とは、たとえば以下の
(1)式に示すように、各画素毎にその画素の周囲の所
定範囲内の画素に対応する画像信号の平均値(ボケマス
ク)Susを求め、もとの画像信号SO2からこのボケマスク
Susを引き算し、その引き算した結果に所定の係数βを
掛けてもとの画像信号SO2と加減算することににより、
周波数処理後の画像信号SO2′を求める方法である。
SO2′=SO2±β・(SO2−Sus) ……(1) この演算式を用いて画像信号上でX線画像の各画素を走
査することによりX線画像のMTFの補正を行なうことが
できる。
尚、上記ボケマスク処理に代えて、画像信号SO2をフー
リエ変換して、フーリエ空間上でフィルタ演算を行なっ
て逆フーリエ変換することにより、MTF補正後の画像信
号SO2′を求めてもよい。
また上記実施例では第二の画像信号SO2が担持するX線
画像のMTFの補正を行なったが、第一の画像信号SO1が担
持するX線画像のMTFを第二の画像信号SO2が担持するX
線画像のMTFに合わせるように補正してもよいことはも
ちろんである。
以上のようにしてMTFの補正が行なわれた後、2つの画
像信号SO1,SO2′が担持する各X線画像の相対的な位置
合わせが画像信号上で行なわれる(特開昭58−163338号
公報参照)。この位置合わせは、第2図に示す2つのマ
ーク8aが重なるように2つのX線画像を相対的に直線的
な移動および回転移動を行なうことにより行なわれる。
この後、サブトラクション処理、即ち2つの画像信号SO
1,SO2′の互いに対応する画素毎に S1=Wa・SO1−Wb・SO2′+C ただし、Wa,Wbは重み付け係数、 Cはバイアス分を表わす。
に従って、重み付け引き算が行なわれ、これにより、2
つの画像信号SO1,SO2′がそれぞれ担持する低エネルギ
ーX線により第一のX線画像と高エネルギーX線による
第二のX線画像との差の画像に対応する画像信号S1が生
成される。この画像信号S1は画像処理表示装置30のCRT
ディスプレイ32に送られ、この画像信号S1に基づく可視
画像(エネルギーサブトラクション画像)がCRTディス
プレイ32に再生表示さるえる。尚、本体部34で実行され
る上記サブトラクション処理を行なう機能(ハードウェ
アとソフトウェアとの組合せ)が本発明のサブトラクシ
ョン演算部の一例と観念される。
上記実施例は、2枚の蓄積性蛍光体シートを用いて一回
の撮影で複数のX線画像を記録する例であるが、複数枚
の蓄積性蛍光体シートに順次X線画像を撮影してもよ
い。また、蓄積性蛍光体層が複数層に形成された一枚の
シートを用いてもよい。さらに、前述したように蓄積性
蛍光体層は一層のみであってその一層の表面付近、裏面
付近に記録されたX線画像を読み取るようにしてもよ
い。
また、上記実施例は、蓄積性蛍光体シートを用いた例で
あるが、本発明の記録シートは蓄積性蛍光体シートに限
られるものではなくX線フイルム(撮影に際して一般に
増感スクリーンと組合わされる)等であってもよい。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明の放射線画像のエネ
ルギーサブトラクション方法および装置は、複数の画像
信号がそれぞれ担持する放射線画像のMTFの相違を補正
してサブトラクション処理を行なうようにしたため、サ
ブトラクション処理後の画像にサブトラクション処理前
の画像の高周波成分が偽画像として残存することが防止
される。したがって高画質のサブトラクション画像を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のエネルギーサブトラクション装置の
記録ユニットの一実施例であるX線撮影装置の概略図、 第2図は、各蓄積性蛍光体シートに蓄積記録されたX線
画像を模式的に表わした図、 第3図は、本発明のエネルギーサブトラクション装置の
読取ユニットおよび演算ユニットの一実施例であるX線
画像読取装置および画像処理表示装置の斜視図、 第4図は、X線画像のMTFの一例を示した図である。 1……X線撮影装置、2……X線管 3,3a,3b,3c……X線、4……被写体 5……第一の蓄積性蛍光体シート 6……フィルタ 7……第二の蓄積性蛍光体シート 8……マーク 16……レーザ光源、19……回転多面鏡 22……輝尽発光光、23……光ガイド 24……フォトマルチプライヤ 25……ログアンプ、26……A/D変換器 30……画像処理表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9163−4C A61B 6/00 303 J

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放射線源から発せられた所定のエネルギー
    範囲に広がる放射線を被写体に照射し、該被写体を透過
    した放射線を、互いに異なるエネルギー分布を有する放
    射線による複数の放射線画像が記録される記録シートに
    照射することにより、前記被写体の複数の放射線画像を
    前記記録シートに記録し、 該記録後の前記記録シートから、前記被写体の複数の放
    射線画像のそれぞれを表わす複数の画像信号を得、 該複数の画像信号がそれぞれ担持する前記被写体の放射
    線画像の空間周波数特性の相違を補正し、 該補正後の前記画像信号に基づいてサブトラクション演
    算を行なうことを特徴とする放射線画像のエネルギーサ
    ブトラクション方法。
  2. 【請求項2】放射線源から発せられた所定のエネルギー
    範囲に広がる放射線を被写体に照射し、該被写体を透過
    した放射線を、互いに異なるエネルギー分布を有する放
    射線による複数の放射線画像がそれぞれ記録される複数
    の記録シートに同時にもしくは順次に照射することによ
    り、前記被写体の放射線画像を前記複数の記録シートに
    記録し、 該記録後の前記複数の記録シートから、前記被写体の放
    射線画像を表わす複数の画像信号を得、 該複数の画像信号がそれぞれ担持する前記被写体の放射
    線画像の空間周波数特性の相違を補正し、 該補正後の前記画像信号に基づいてサブトラクション演
    算を行なうことを特徴とする放射線画像のエネルギーサ
    ブトラクション方法。
  3. 【請求項3】所定のエネルギー範囲に広がる放射線を発
    する放射線源と、被写体が配置される被写体配置部と、
    互いに異なるエネルギー分布を有する放射線による複数
    の放射線画像が記録される記録シートが配置される、前
    記被写体配置部を挾んで前記放射線源と対向する位置に
    設けられたシート保持部とからなる記録ユニット、 前記記録ユニットにおいて前記被写体の放射線画像の記
    録の行なわれた前記記録シートから、前記被写体の複数
    の放射線画像のそれぞれを表わす複数の画像信号を得る
    読取ユニット、および 前記複数の画像信号がそれぞれ担持する放射線画像の空
    間周波数特性の相違を補正する空間周波数特性補正演算
    部と、該補正後の前記複数の画像信号に基づいてサブト
    ラクション演算を行なうサブトラクション演算部とから
    なる演算ユニットを備えたことを特徴とする放射線画像
    のエネルギーサブトラクション装置。
  4. 【請求項4】所定のエネルギー範囲に広がる放射線を発
    する放射線源と、被写体が配置される被写体配置部と、
    互いに異なるエネルギー分布を有する放射線による複数
    の放射線画像がそれぞれ記録される複数の記録シートが
    同時にもしくは順次に配置される、前記被写体配置部を
    挾んで前記放射線源と対向する位置に設けられたシート
    保持部とからなる記録ユニット、 前記記録ユニットにおいて前記被写体の放射線画像の記
    録の行なわれた前記複数の記録シートから、前記被写体
    の放射線画像を表わす複数の画像信号を得る読取ユニッ
    ト、および 前記複数の画像信号がそれぞれ担持する放射線画像の空
    間周波数特性の相違を補正する空間周波数特性補正演算
    部と、該補正後の前記複数の画像信号に基づいてサブト
    ラクション演算を行なうサブトラクション演算部とから
    なる演算ユニットを備えたことを特徴とする放射線画像
    のエネルギーサブトラクション装置。
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