JPH07117438B2 - 反復分注ピペット - Google Patents
反復分注ピペットInfo
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- JPH07117438B2 JPH07117438B2 JP1416493A JP1416493A JPH07117438B2 JP H07117438 B2 JPH07117438 B2 JP H07117438B2 JP 1416493 A JP1416493 A JP 1416493A JP 1416493 A JP1416493 A JP 1416493A JP H07117438 B2 JPH07117438 B2 JP H07117438B2
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- shaft
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Links
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Landscapes
- Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1回の分注量が無段階
設定し得かつデジタル式に表示し得る反復分注ピペット
を提供することを目的とする。
設定し得かつデジタル式に表示し得る反復分注ピペット
を提供することを目的とする。
【0002】
【従来の技術】試薬瓶のなかの薬液を同量ずつ小分けす
るのに便利な反復分注ピペットは、一回の吸入操作で吸
入した薬液を所定量ずつ反復的に排出できるため、化学
分析や医薬試験等に役立っている。この種の反復分注ピ
ペットの第1の従来例としては、例えば特公昭59−4
649号(特開昭57−77916号)「反復分注器」
に開示されたものがある。このものは、ピストン・シリ
ンダ機構を応用したピストンユニットを薬液吸排ポンプ
として用い、シリンダ先端に試薬瓶内に挿入するノズル
78を取付け、ピストン73には段階的排出動作を可能
にする爪送り機構を組み付けて構成してある。使用にさ
いしては、まずノズル先端を試薬瓶内に挿入し、ピスト
ン73に連結された吸入釦47を押し上げながらシリン
ダ内に薬液を吸入する。次に、分注先の試験管等にノズ
ル78をあてがって操作筒20を指で押し下げると、操
作筒20と一体に下動する爪53がラックシャフト45
の歯46と噛合する。このとき、ラックシャフト45が
所定量だけ下方に押動され、シリンダ71から所定量の
薬液が排出される。第1回排出を終えた後、操作筒20
を解放すると、操作筒20及び爪53はばね51の力に
よって上動復帰するが、復帰動作中の爪53はラックシ
ャフト45に対して滑るだけで係止しないため、ラック
シャフトもピストンも直前の排出位置に止まる。従っ
て、押し釦の押し下げと解放を繰り返すことにより、所
定量の薬液が反復分注される。
るのに便利な反復分注ピペットは、一回の吸入操作で吸
入した薬液を所定量ずつ反復的に排出できるため、化学
分析や医薬試験等に役立っている。この種の反復分注ピ
ペットの第1の従来例としては、例えば特公昭59−4
649号(特開昭57−77916号)「反復分注器」
に開示されたものがある。このものは、ピストン・シリ
ンダ機構を応用したピストンユニットを薬液吸排ポンプ
として用い、シリンダ先端に試薬瓶内に挿入するノズル
78を取付け、ピストン73には段階的排出動作を可能
にする爪送り機構を組み付けて構成してある。使用にさ
いしては、まずノズル先端を試薬瓶内に挿入し、ピスト
ン73に連結された吸入釦47を押し上げながらシリン
ダ内に薬液を吸入する。次に、分注先の試験管等にノズ
ル78をあてがって操作筒20を指で押し下げると、操
作筒20と一体に下動する爪53がラックシャフト45
の歯46と噛合する。このとき、ラックシャフト45が
所定量だけ下方に押動され、シリンダ71から所定量の
薬液が排出される。第1回排出を終えた後、操作筒20
を解放すると、操作筒20及び爪53はばね51の力に
よって上動復帰するが、復帰動作中の爪53はラックシ
ャフト45に対して滑るだけで係止しないため、ラック
シャフトもピストンも直前の排出位置に止まる。従っ
て、押し釦の押し下げと解放を繰り返すことにより、所
定量の薬液が反復分注される。
【0003】また、反復分注ピペットの第2の従来例と
しては、既に市販されている反復分注ピペットがある。
この市販の反復分注ピペットは、シリンダ内に薬液を吸
入した後、押し釦を押し下げると、この押し釦と一体の
爪がピニオンに噛合して該ピニオンを所定角度回転さ
せ、これにより該ピニオンに常時噛合するラックと該ラ
ックと一体のピストンが所定量下動して薬液が一定量排
出される。そして、押し釦がその押圧力が解除されて上
動すると、爪はピニオンとの噛合を解除されて該ピニオ
ンに対してスリップするので、上記ピストンの下動位置
が保持される。この操作を繰り返すことにより反復分注
を行う。
しては、既に市販されている反復分注ピペットがある。
この市販の反復分注ピペットは、シリンダ内に薬液を吸
入した後、押し釦を押し下げると、この押し釦と一体の
爪がピニオンに噛合して該ピニオンを所定角度回転さ
せ、これにより該ピニオンに常時噛合するラックと該ラ
ックと一体のピストンが所定量下動して薬液が一定量排
出される。そして、押し釦がその押圧力が解除されて上
動すると、爪はピニオンとの噛合を解除されて該ピニオ
ンに対してスリップするので、上記ピストンの下動位置
が保持される。この操作を繰り返すことにより反復分注
を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来例の反復分
注ピペットは、操作筒20内部に操作筒の下動限界を規
制するための内筒30が回転可能に嵌合しており、操作
筒を押し下げたときに内筒の下端がストッパ面42に当
接係止された時点で下動停止させることにより、1回の
分注が完了するよう構成してある。具体的には、内筒下
端には高さが異なる数個の段部33〜37が形成してあ
り、操作リング31を指先で回しながら内筒30を操作
筒に対して回転させることにより、ストッパ面に当接係
止する段部33〜37が切り替えられるようになってい
るが、次に示す欠点があった。
注ピペットは、操作筒20内部に操作筒の下動限界を規
制するための内筒30が回転可能に嵌合しており、操作
筒を押し下げたときに内筒の下端がストッパ面42に当
接係止された時点で下動停止させることにより、1回の
分注が完了するよう構成してある。具体的には、内筒下
端には高さが異なる数個の段部33〜37が形成してあ
り、操作リング31を指先で回しながら内筒30を操作
筒に対して回転させることにより、ストッパ面に当接係
止する段部33〜37が切り替えられるようになってい
るが、次に示す欠点があった。
【0005】 分注量を可変する場合は、段部とスト
ッパ面との間の間隔を変えればよいのであるが、内筒3
0下端に円周方向に段差をもって分割形成できる段部の
数には物理的に一定の限界があるため、分注量の可変は
段階的でしか設定し得ずしかも一定範囲内の限られたも
のとなってしまうという欠点があった。
ッパ面との間の間隔を変えればよいのであるが、内筒3
0下端に円周方向に段差をもって分割形成できる段部の
数には物理的に一定の限界があるため、分注量の可変は
段階的でしか設定し得ずしかも一定範囲内の限られたも
のとなってしまうという欠点があった。
【0006】また仮に分注量を無段階に設定し得るよう
にするべく、上記内筒30又は爪53をねじ及びナット
の機構と結合して、少なくとも爪53の下動開始位置
(即ち上動位置)を上下方向に無段階に可変位置決めし
得るようにしたとしても、爪が僅かに下動して最初にラ
ック歯と噛合開始する位置は常にラック歯のピッチによ
り決められてしまう。つまり、本来原理的に見て、分注
量の可変最小単位は、ラックシャフトに形成されたラッ
ク歯のピッチ以下には分解能を高めることができない。
即ち分注量は実際には無段階には設定できず応用範囲が
限られるという欠点があった。
にするべく、上記内筒30又は爪53をねじ及びナット
の機構と結合して、少なくとも爪53の下動開始位置
(即ち上動位置)を上下方向に無段階に可変位置決めし
得るようにしたとしても、爪が僅かに下動して最初にラ
ック歯と噛合開始する位置は常にラック歯のピッチによ
り決められてしまう。つまり、本来原理的に見て、分注
量の可変最小単位は、ラックシャフトに形成されたラッ
ク歯のピッチ以下には分解能を高めることができない。
即ち分注量は実際には無段階には設定できず応用範囲が
限られるという欠点があった。
【0007】 従って、他の従来例を含めても、1回
の分注量を無段階に可変設定できるものはなかったの
で、該1回の分注量の可変を無段階にデジタル表示する
ようなものもなかった。
の分注量を無段階に可変設定できるものはなかったの
で、該1回の分注量の可変を無段階にデジタル表示する
ようなものもなかった。
【0008】また、上記第2の従来例も第1の従来例と
同様の欠点を有していた。
同様の欠点を有していた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来例の
欠点を解決したものであり、その構成は、ボデー(1)
と、少なくとも押圧部(51)及び第1ラック(8)を
有し、ボデーに対して上下方向往復動自在に取付けられ
たシャフトユニット(51、25、15、11、8)
と、該シャフトユニットを上方の戻り方向へ付勢するば
ね(12)と、第2ラック(9)とシリンダ(38)に
嵌入されるピストン(34)とを有し、ボデー(1)に
対して上下方向往復動自在に設けられたピストンユニッ
ト(8,33,34)と、ボデーに配設され、軸(3
A)に対して、少なくとも、前記第1ラック(8)に噛
合する第1ギヤ(5)と、前記第2ラック(9)に噛合
する第2ギヤ(3B)と、該第1及び第2ギヤ(5、3
B)間の回転動力を一方の回転方向にのみ伝えるワンウ
ェイクラッチ(4)とを設けてなるギヤユニット(3
A、5、3B、4)とを具備することを特徴とする。
欠点を解決したものであり、その構成は、ボデー(1)
と、少なくとも押圧部(51)及び第1ラック(8)を
有し、ボデーに対して上下方向往復動自在に取付けられ
たシャフトユニット(51、25、15、11、8)
と、該シャフトユニットを上方の戻り方向へ付勢するば
ね(12)と、第2ラック(9)とシリンダ(38)に
嵌入されるピストン(34)とを有し、ボデー(1)に
対して上下方向往復動自在に設けられたピストンユニッ
ト(8,33,34)と、ボデーに配設され、軸(3
A)に対して、少なくとも、前記第1ラック(8)に噛
合する第1ギヤ(5)と、前記第2ラック(9)に噛合
する第2ギヤ(3B)と、該第1及び第2ギヤ(5、3
B)間の回転動力を一方の回転方向にのみ伝えるワンウ
ェイクラッチ(4)とを設けてなるギヤユニット(3
A、5、3B、4)とを具備することを特徴とする。
【0010】さらにまた、前記シャフトユニットは更
に、螺子シャフト部(15)と該螺子シャフト部に上下
方向移動自在に螺合しかつボデーのストッパ部(14)
に当接可能のナット(16)とを有し、該ナットを移動
調節することにより、1回分の分注量のストロークを無
段階に設定し得ることを特徴とする。
に、螺子シャフト部(15)と該螺子シャフト部に上下
方向移動自在に螺合しかつボデーのストッパ部(14)
に当接可能のナット(16)とを有し、該ナットを移動
調節することにより、1回分の分注量のストロークを無
段階に設定し得ることを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成によれば、シャフトユニットの押圧部
(51)を押し、ばね(12)に抗して第1ラック
(8)を往動させたときに、第1ラック(8)に噛合す
る第1ギヤ(5)の回転がワンウェイクラッチ(4)を
介して第2ギヤ(3B)に伝達され、第2ギヤ(3B)
に噛合する第2ラック(9)がシリンダ(38)内のピ
ストン(34)を所定距離だけ押し下げる。このため、
ピストン(34)は第1ラック(8)を往動させたとき
にだけ変位して所定量の液体を排出し、第1ラック
(8)がばね力により復動してもワンウェイクラッチ
(4)の働きで第2ラック(9)は直前の往動位置に止
まるため、次回以降も同じ繰り返しにより第1のラック
(9)の変位が一方向にのみ伝えられて分注が反復され
る。
(51)を押し、ばね(12)に抗して第1ラック
(8)を往動させたときに、第1ラック(8)に噛合す
る第1ギヤ(5)の回転がワンウェイクラッチ(4)を
介して第2ギヤ(3B)に伝達され、第2ギヤ(3B)
に噛合する第2ラック(9)がシリンダ(38)内のピ
ストン(34)を所定距離だけ押し下げる。このため、
ピストン(34)は第1ラック(8)を往動させたとき
にだけ変位して所定量の液体を排出し、第1ラック
(8)がばね力により復動してもワンウェイクラッチ
(4)の働きで第2ラック(9)は直前の往動位置に止
まるため、次回以降も同じ繰り返しにより第1のラック
(9)の変位が一方向にのみ伝えられて分注が反復され
る。
【0012】また、第1ギヤ(5)と第2ギヤ(3B)
のギヤ比に応じて第1ラック(8)の変位に対する第2
ラック(9)の変位の比が決まるが、ワンウェイクラッ
チのスリップ機能により、1回の分注量の可変最小単位
をゼロにし得る、つまり分注量の無段階可変設定が可能
となる。
のギヤ比に応じて第1ラック(8)の変位に対する第2
ラック(9)の変位の比が決まるが、ワンウェイクラッ
チのスリップ機能により、1回の分注量の可変最小単位
をゼロにし得る、つまり分注量の無段階可変設定が可能
となる。
【0013】
【実施例】図1及び図2は、本発明になる反復分注ピペ
ットの一実施例の正面図及び側面図、図3及び図4は、
上記反復分注ピペットの縦断正面図及び図3中の4−4
線に沿う断面図、図5は、図4中の5−5線に沿う拡大
断面図、図6乃至図10は、上記反復分注ピペットの順
次の動作を示す縦断側面図である。
ットの一実施例の正面図及び側面図、図3及び図4は、
上記反復分注ピペットの縦断正面図及び図3中の4−4
線に沿う断面図、図5は、図4中の5−5線に沿う拡大
断面図、図6乃至図10は、上記反復分注ピペットの順
次の動作を示す縦断側面図である。
【0014】 図1,2に示す反復分注ピペットは、片
手で握ることのできる樹脂製の筒形ボデー1の内部に主
要ユニットを組み込んで構成してある。ボデー1の正面
部分には、デジタル表示機構のためのカウンタ窓24が
形成してあり、またカウンタ窓24とは反対側の背面部
分に、薬液吸入とチップ排出に用いるエジェクタ釦31
を上下方向に案内するための矩形孔(図示せず)が穿設
してある。ボデー1の上面開口は、機種ごとの容量を例
えば20〜100マイクロリットル(μl)のごとく記
したキャップ30により被覆されており、このキャップ
30内に収納した押え26の中央ねじ孔に螺入させたロ
ック螺子29を遊嵌的に挿通するアルミ角柱材からなる
釦シャフト25の先端に、親指で上から押すための押し
釦51が結合させてある。また、ボデー1の下面開口
は、樹脂製のボデー下部35を中間に挟んでエジェクタ
キャップ45により閉塞してあり、エジェクタキャップ
45を貫通するエジェクタパイプ43内を挿通するシリ
ンダ38の先端に、透明樹脂製の使い捨てチップ52が
着脱自在に嵌挿される。チップ52は、薬液が誤って混
合される可能性を防止するため、原則的には再使用する
ことなく廃棄するか又は洗浄した後に再使用される。
手で握ることのできる樹脂製の筒形ボデー1の内部に主
要ユニットを組み込んで構成してある。ボデー1の正面
部分には、デジタル表示機構のためのカウンタ窓24が
形成してあり、またカウンタ窓24とは反対側の背面部
分に、薬液吸入とチップ排出に用いるエジェクタ釦31
を上下方向に案内するための矩形孔(図示せず)が穿設
してある。ボデー1の上面開口は、機種ごとの容量を例
えば20〜100マイクロリットル(μl)のごとく記
したキャップ30により被覆されており、このキャップ
30内に収納した押え26の中央ねじ孔に螺入させたロ
ック螺子29を遊嵌的に挿通するアルミ角柱材からなる
釦シャフト25の先端に、親指で上から押すための押し
釦51が結合させてある。また、ボデー1の下面開口
は、樹脂製のボデー下部35を中間に挟んでエジェクタ
キャップ45により閉塞してあり、エジェクタキャップ
45を貫通するエジェクタパイプ43内を挿通するシリ
ンダ38の先端に、透明樹脂製の使い捨てチップ52が
着脱自在に嵌挿される。チップ52は、薬液が誤って混
合される可能性を防止するため、原則的には再使用する
ことなく廃棄するか又は洗浄した後に再使用される。
【0015】ボデー1の内部には、図3,4に示したよ
うに、押し釦51の動きを軸方向に伝達するデジタル表
示機構付きシャフトユニット、シャフトユニットに駆動
される第1ラック8の変位を一方向に伝達するギヤユニ
ット、ギヤユニットにより駆動される第2ラック9の変
位をピストン34に伝えるピストンユニット、チップ5
2を離脱させるためのエジェクタユニット等が、軸方向
に上から順に配設されている。シャフトユニットとギヤ
ユニットは、ピストンユニットとエジェクタユニットを
ボデー1に組み付けた後、一体品としてボデー1の上面
開口からボデー1内部に装着され、そのさいに第2ラッ
ク9がギヤユニットに噛合する。
うに、押し釦51の動きを軸方向に伝達するデジタル表
示機構付きシャフトユニット、シャフトユニットに駆動
される第1ラック8の変位を一方向に伝達するギヤユニ
ット、ギヤユニットにより駆動される第2ラック9の変
位をピストン34に伝えるピストンユニット、チップ5
2を離脱させるためのエジェクタユニット等が、軸方向
に上から順に配設されている。シャフトユニットとギヤ
ユニットは、ピストンユニットとエジェクタユニットを
ボデー1に組み付けた後、一体品としてボデー1の上面
開口からボデー1内部に装着され、そのさいに第2ラッ
ク9がギヤユニットに噛合する。
【0016】シャフトユニットは、押し釦51,釦シャ
フト25,可変螺子15,第1ラックホルダ11,第1
ラック8等から構成される。このシャフトユニットは、
ロック螺子29を緩めて押し釦51とともに釦シャフト
25を正逆転させたときに分注量が可変設定されるよう
構成されており、一方また釦シャフト25の正逆転に連
動してデジタル表示機構の表示も切り替えられるように
なっている。具体的には、キャップ30の内側にボデー
1の上面開口を閉塞して押さえ26が収納してあり、押
さえ26とこれにピニオンシャフト19を介して一定距
離だけ離間対向するベース14との間に、シャフトユニ
ットとデジタル表示機構が組み込んである。デジタル表
示機構は、後述するごとく、3桁の数値を表示する公知
のカウンタ機構からなり、止め螺子26A,14Aによ
り押さえ26とベース14に両端が固定されたピニオン
シャフト19に、数値表示のための桁上げピニオン22
A,22Bが回転自在に嵌装される。
フト25,可変螺子15,第1ラックホルダ11,第1
ラック8等から構成される。このシャフトユニットは、
ロック螺子29を緩めて押し釦51とともに釦シャフト
25を正逆転させたときに分注量が可変設定されるよう
構成されており、一方また釦シャフト25の正逆転に連
動してデジタル表示機構の表示も切り替えられるように
なっている。具体的には、キャップ30の内側にボデー
1の上面開口を閉塞して押さえ26が収納してあり、押
さえ26とこれにピニオンシャフト19を介して一定距
離だけ離間対向するベース14との間に、シャフトユニ
ットとデジタル表示機構が組み込んである。デジタル表
示機構は、後述するごとく、3桁の数値を表示する公知
のカウンタ機構からなり、止め螺子26A,14Aによ
り押さえ26とベース14に両端が固定されたピニオン
シャフト19に、数値表示のための桁上げピニオン22
A,22Bが回転自在に嵌装される。
【0017】釦シャフト25は、キャップ30に覆われ
た押さえ26を挿通してボデー1内部に至るが、詳しく
は押さえ26に形成した凹部に螺合するロック螺子29
とロック螺子29により凹部底面に押し付けられるテフ
ロンワッシャ28及びロック板27を挿通し、キャップ
30を通ってボデー1内部に至る。ボデー1内部に挿入
された釦シャフト25は、上面がキャップ30に当接す
るカウンタ駆動用の調整リング23を挿通し、その先端
が止め螺子18とスペーサ17を挿通して可変螺子15
に一体回転可能に連結される。可変螺子15には、螺合
位置に応じて分注量が設定される可変ナット16が螺合
しており、この可変ナット16の上下の変位限界を止め
螺子18とベース14が規制している。ベース14は、
ボデー1内壁の段部に係止されるとともに、前述のピニ
オンシャフト19により押さえ26に連結されている。
また、ベース14の略中央部には、可変螺子15を収容
し可変ナット16を軸方向に回転不能に案内する筒状部
14Bが突設してあり、筒状部14Bの開口部分に前記
止め螺子18が螺合させてある。
た押さえ26を挿通してボデー1内部に至るが、詳しく
は押さえ26に形成した凹部に螺合するロック螺子29
とロック螺子29により凹部底面に押し付けられるテフ
ロンワッシャ28及びロック板27を挿通し、キャップ
30を通ってボデー1内部に至る。ボデー1内部に挿入
された釦シャフト25は、上面がキャップ30に当接す
るカウンタ駆動用の調整リング23を挿通し、その先端
が止め螺子18とスペーサ17を挿通して可変螺子15
に一体回転可能に連結される。可変螺子15には、螺合
位置に応じて分注量が設定される可変ナット16が螺合
しており、この可変ナット16の上下の変位限界を止め
螺子18とベース14が規制している。ベース14は、
ボデー1内壁の段部に係止されるとともに、前述のピニ
オンシャフト19により押さえ26に連結されている。
また、ベース14の略中央部には、可変螺子15を収容
し可変ナット16を軸方向に回転不能に案内する筒状部
14Bが突設してあり、筒状部14Bの開口部分に前記
止め螺子18が螺合させてある。
【0018】デジタル表示機構は、最小桁を示す0〜9
までの数字が外周に刻設された駆動ドラム21と、同様
に0〜9までの数字が外周に刻設された上位2桁の桁数
字配列ドラム20A,20Bとを、ベース14の筒状部
14Bに回転自在に嵌合させて構成される。釦シャフト
25に一体回転可能に係合する角形孔を有する調整リン
グ23は駆動ドラム21にスプライン嵌合しており、駆
動ドラム21に一か所だけ形成された駆動歯が桁上げピ
ニオン22Aを介して2桁目の桁数字配列ドラム釦20
Aに噛合している。この2桁目の桁数字配列ドラム20
Aは、桁上げピニオン22Aに対しては全周に形成した
歯が噛合しているのに対し、桁上げピニオン22Bに対
しては唯一か所に形成した歯が噛合するだけであり、こ
の歯が桁上げピニオン22Bを介して3桁目の桁数字配
列ドラム20Bに噛合している。従って、駆動ドラム2
1が1回転したときに2桁目の桁数字配列ドラム20A
が1/10回転し、2桁目の桁数字配列ドラム20Aが
1回転したときに3桁目の桁数字配列ドラム20Bが1
/10回転する。
までの数字が外周に刻設された駆動ドラム21と、同様
に0〜9までの数字が外周に刻設された上位2桁の桁数
字配列ドラム20A,20Bとを、ベース14の筒状部
14Bに回転自在に嵌合させて構成される。釦シャフト
25に一体回転可能に係合する角形孔を有する調整リン
グ23は駆動ドラム21にスプライン嵌合しており、駆
動ドラム21に一か所だけ形成された駆動歯が桁上げピ
ニオン22Aを介して2桁目の桁数字配列ドラム釦20
Aに噛合している。この2桁目の桁数字配列ドラム20
Aは、桁上げピニオン22Aに対しては全周に形成した
歯が噛合しているのに対し、桁上げピニオン22Bに対
しては唯一か所に形成した歯が噛合するだけであり、こ
の歯が桁上げピニオン22Bを介して3桁目の桁数字配
列ドラム20Bに噛合している。従って、駆動ドラム2
1が1回転したときに2桁目の桁数字配列ドラム20A
が1/10回転し、2桁目の桁数字配列ドラム20Aが
1回転したときに3桁目の桁数字配列ドラム20Bが1
/10回転する。
【0019】釦シャフト25の下端に一体回転可能に連
結された可変螺子15は、バネ12の付勢力によりベー
ス14に当接係止される第1ラックホルダ11の上面に
単に当接しており、第1ラックホルダ11が保持する第
1ラック8を押し下げる働きをする。第1ラックホルダ
11には、下端がギヤユニットのケース2に嵌合固定さ
れたガイドシャフト13が軸対称位置2箇所に挿通させ
てあり、そのガイド機能により第1ラックホルダ11は
軸方向に正対して変位案内される。また、第1ラックホ
ルダ11とギヤケース2との間にはコイルばね12が嵌
装してあり、第1ラックホルダ11を常時上方に付勢し
ている。
結された可変螺子15は、バネ12の付勢力によりベー
ス14に当接係止される第1ラックホルダ11の上面に
単に当接しており、第1ラックホルダ11が保持する第
1ラック8を押し下げる働きをする。第1ラックホルダ
11には、下端がギヤユニットのケース2に嵌合固定さ
れたガイドシャフト13が軸対称位置2箇所に挿通させ
てあり、そのガイド機能により第1ラックホルダ11は
軸方向に正対して変位案内される。また、第1ラックホ
ルダ11とギヤケース2との間にはコイルばね12が嵌
装してあり、第1ラックホルダ11を常時上方に付勢し
ている。
【0020】ギヤケース2は、ボデー1内壁の段部に係
止されており、図5に示す如く、ピニオンシャフト3A
に対して、大径の駆動ギヤ5内にクラッチ押さえ6で抜
け止めして内蔵させたワンウェイクラッチ4と、小径の
ピニオン3Bとが同軸固定してある。ピニオンシャフト
3Aは、ギヤケース2と止め螺子10Aによりギヤケー
ス2に固定された蓋10とにより両端を保持されてお
り、駆動ギヤ5は軸受7を介してピニオンシャフト3A
に回転自在に組み付けてある。なお、ワンウェイクラッ
チはシャフト3A及び駆動ギヤ5間に設ける代わりにシ
ャフト3A及びピニオン3B間に設けてもよい。
止されており、図5に示す如く、ピニオンシャフト3A
に対して、大径の駆動ギヤ5内にクラッチ押さえ6で抜
け止めして内蔵させたワンウェイクラッチ4と、小径の
ピニオン3Bとが同軸固定してある。ピニオンシャフト
3Aは、ギヤケース2と止め螺子10Aによりギヤケー
ス2に固定された蓋10とにより両端を保持されてお
り、駆動ギヤ5は軸受7を介してピニオンシャフト3A
に回転自在に組み付けてある。なお、ワンウェイクラッ
チはシャフト3A及び駆動ギヤ5間に設ける代わりにシ
ャフト3A及びピニオン3B間に設けてもよい。
【0021】図5中、駆動ギヤ5には第1ラック8が噛
合しており、またピニオン3Bには第2ラック9が噛合
している。このため、第1ラック8から第2ラック9へ
の変位伝達比は駆動ギヤ5とピニオン3Bのギヤ比によ
って決まる。ワンウェイクラッチ4は、ピニオンシャフ
ト3Aに嵌合固定されるインナレースと、駆動ギヤ5内
周に嵌入固定されるアウタレースとの間にコイルバネ及
びボールを介挿した公知の回転型ワンウェイクラッチで
よく、例えばオリジン社製のタイプOWC4−9−6−
INが用いられる。
合しており、またピニオン3Bには第2ラック9が噛合
している。このため、第1ラック8から第2ラック9へ
の変位伝達比は駆動ギヤ5とピニオン3Bのギヤ比によ
って決まる。ワンウェイクラッチ4は、ピニオンシャフ
ト3Aに嵌合固定されるインナレースと、駆動ギヤ5内
周に嵌入固定されるアウタレースとの間にコイルバネ及
びボールを介挿した公知の回転型ワンウェイクラッチで
よく、例えばオリジン社製のタイプOWC4−9−6−
INが用いられる。
【0022】このワンウェイクラッチ4は、第1ラック
8が下動して駆動ギヤ5が図4中時計方向(以下、正転
方向という)へ回転するときは、ボールがアウタレース
の内壁に係合してピニオンシャフト3Aへの動力伝達に
寄与するが、第1ラック8が上動して駆動ギヤ5が図4
中反時計方向(以下、逆転方向という)へ回転するとき
は、ボールがアウタレースの内壁から逃げるために、ピ
ニオンシャフト3Aへの動力伝達はなされない。ただ
し、ピニオン3B側から見た場合に、薬液吸入時等にエ
ジェクタ釦31を操作して第2ラック9を上動させたと
きに、ピニオン3Bの逆転方向の回転はワンウェイクラ
ッチ4を介して駆動ギヤ5側に伝わるため、以下に述べ
るごとく、駆動ギヤ5と第1ラック8との噛合関係には
設計上の配慮が必要である。
8が下動して駆動ギヤ5が図4中時計方向(以下、正転
方向という)へ回転するときは、ボールがアウタレース
の内壁に係合してピニオンシャフト3Aへの動力伝達に
寄与するが、第1ラック8が上動して駆動ギヤ5が図4
中反時計方向(以下、逆転方向という)へ回転するとき
は、ボールがアウタレースの内壁から逃げるために、ピ
ニオンシャフト3Aへの動力伝達はなされない。ただ
し、ピニオン3B側から見た場合に、薬液吸入時等にエ
ジェクタ釦31を操作して第2ラック9を上動させたと
きに、ピニオン3Bの逆転方向の回転はワンウェイクラ
ッチ4を介して駆動ギヤ5側に伝わるため、以下に述べ
るごとく、駆動ギヤ5と第1ラック8との噛合関係には
設計上の配慮が必要である。
【0023】すなわち、第1ラック8は、ピストン34
の上方復帰移動時に駆動ギヤ5の回転を許容するべく、
上方復帰の通常位置にあっては駆動ギヤ5から噛合離脱
するよう、下端側から一定長をラック歯の無い欠歯部分
8aとしてある。従って、薬液吸入のためエジェクタ釦
31を操作して第2ラック9を上動させたときに、ピニ
オン3Bの逆転方向の回転がワンウェイクラッチ4及び
駆動ギヤ5を介して、第1ラック8に伝わることはな
い。
の上方復帰移動時に駆動ギヤ5の回転を許容するべく、
上方復帰の通常位置にあっては駆動ギヤ5から噛合離脱
するよう、下端側から一定長をラック歯の無い欠歯部分
8aとしてある。従って、薬液吸入のためエジェクタ釦
31を操作して第2ラック9を上動させたときに、ピニ
オン3Bの逆転方向の回転がワンウェイクラッチ4及び
駆動ギヤ5を介して、第1ラック8に伝わることはな
い。
【0024】また、上記とは別の観点から、第2ラック
9にも欠歯部分9aが形成してある。すなわち、第2ラ
ック9は、ピストン34が最終回の分注を終えて最下方
近傍まで移動したときに、後述するピストンホルダ33
がエジェクタピン42の手前又は直前で停止するよう、
上端側から一定長をラック歯の無い欠歯部分9aとして
ある。従って、最終回の分注が完了した後は、押し釦5
1を何回押しても第2ラック9もピストン34もそれ以
上下動することはなく、またエジェクタ釦31を下方へ
押圧したときにだけシリンダ38の先端からチップ52
を離脱させることができ、押し釦51を押してもチップ
52をエジェクトさせることはできない。
9にも欠歯部分9aが形成してある。すなわち、第2ラ
ック9は、ピストン34が最終回の分注を終えて最下方
近傍まで移動したときに、後述するピストンホルダ33
がエジェクタピン42の手前又は直前で停止するよう、
上端側から一定長をラック歯の無い欠歯部分9aとして
ある。従って、最終回の分注が完了した後は、押し釦5
1を何回押しても第2ラック9もピストン34もそれ以
上下動することはなく、またエジェクタ釦31を下方へ
押圧したときにだけシリンダ38の先端からチップ52
を離脱させることができ、押し釦51を押してもチップ
52をエジェクトさせることはできない。
【0025】第2ラック9は、下端部をピストンホルダ
33に止め螺子9Aにより螺子止め固定され、上端側が
ギヤケース2を挿通している。ピストンホルダ33はま
た、ピストン34の上端を保持するとともに、止め螺子
32Aによってエジェクタシャフト32の下端が固着し
てある。このため、エジェクタシャフト32の上端に組
み付けられたエジェクタ釦31を上下に摺動させれば、
ピストン34を一体的に上下させることができるように
なっている。ピストン34は、ボデー下部35に固定的
に保持したシリンダ38内に摺動自在に嵌合し、第2ラ
ック9やシリンダ38とともにピストンユニットを構成
している。ピストン34の摺接部分を液密にシールする
Oリング39は、シリンダ38の上端開口部内周に嵌装
され、シールリング40とOリング押さえ36を挟んで
ボデー下部35の筒状部35Aの壁面に軸方向に押し付
けられる。この場合、シリンダホルダ37をシリンダ3
8に嵌合させたシリンダホルダ37を筒状部35Aに螺
合させて締め付けることにより、ボデー下部35に対す
るシリンダ38の保持がなされる。
33に止め螺子9Aにより螺子止め固定され、上端側が
ギヤケース2を挿通している。ピストンホルダ33はま
た、ピストン34の上端を保持するとともに、止め螺子
32Aによってエジェクタシャフト32の下端が固着し
てある。このため、エジェクタシャフト32の上端に組
み付けられたエジェクタ釦31を上下に摺動させれば、
ピストン34を一体的に上下させることができるように
なっている。ピストン34は、ボデー下部35に固定的
に保持したシリンダ38内に摺動自在に嵌合し、第2ラ
ック9やシリンダ38とともにピストンユニットを構成
している。ピストン34の摺接部分を液密にシールする
Oリング39は、シリンダ38の上端開口部内周に嵌装
され、シールリング40とOリング押さえ36を挟んで
ボデー下部35の筒状部35Aの壁面に軸方向に押し付
けられる。この場合、シリンダホルダ37をシリンダ3
8に嵌合させたシリンダホルダ37を筒状部35Aに螺
合させて締め付けることにより、ボデー下部35に対す
るシリンダ38の保持がなされる。
【0026】シリンダホルダ37の外周には、シリンダ
ホルダ37を摺動自在に挿通するエジェクタピン42の
下端を保持するエジェクタピン受け41が摺動可能に嵌
合しており、ピストンホルダ33が下動限界まで変位す
るときにエジェクタピン42とともに下動するようにな
っている。さらにエジェクタパイプ43の外周にはエジ
ェクタばね44が嵌装され、エジェクタキャップ45が
シリンダホルダ37に螺合される。エジェクタパイプ4
3は、シリンダホルダ37に対して摺動自在とされる。
またエジェクタパイプ43から先端が延出するシリンダ
38の外周に、チップ52が装着される。
ホルダ37を摺動自在に挿通するエジェクタピン42の
下端を保持するエジェクタピン受け41が摺動可能に嵌
合しており、ピストンホルダ33が下動限界まで変位す
るときにエジェクタピン42とともに下動するようにな
っている。さらにエジェクタパイプ43の外周にはエジ
ェクタばね44が嵌装され、エジェクタキャップ45が
シリンダホルダ37に螺合される。エジェクタパイプ4
3は、シリンダホルダ37に対して摺動自在とされる。
またエジェクタパイプ43から先端が延出するシリンダ
38の外周に、チップ52が装着される。
【0027】なお、チップ52をエジェクトするエジェ
クタユニットは、エジェクタ釦31,エジェクタシャフ
ト32,エジェクタピン42,エジェクタピン受け4
1,エジェクタパイプ43,エジェクタばね44等から
構成される。
クタユニットは、エジェクタ釦31,エジェクタシャフ
ト32,エジェクタピン42,エジェクタピン受け4
1,エジェクタパイプ43,エジェクタばね44等から
構成される。
【0028】次に、上記反復分注ピペットの操作につい
て図6乃至図12を使用して説明する。まず、図6は、
シリンダ38内に薬液を満充填した状態を示している
が、シリンダ38先端のチップ52を薬液瓶内に挿入
し、エジェクタ釦31を最上端まで引き戻すことにより
薬液は吸入される。そこで、片手で反復分注ピペットの
ボディlを握って親指により押しボタン51を押し下げ
ると、釦シャフト25と可変螺子15が一体的に下動
し、第1ラックホルダ11をコイルばね12に抗して押
し下げる。釦シャフト25の下動は、図7に示したよう
に、可変ナット16の下端面がベース14の上端面に当
接係止されるまでなされ、この間に第1ラックホルダ1
1に保持された第1ラック8が駆動ギヤ5を正転駆動す
る。駆動ギヤ5の正転は、ワンウェイクラッチ4を介し
て被動ギヤであるピニオン3Bに伝達され、正転するピ
ニオン3Bにより第2ラック9が下方に駆動される。従
って、第2ラック9に一体化されたピストン34は、第
2ラック9と同距離だけ下動し、シリンダ38内の薬液
を試料中に排出する。
て図6乃至図12を使用して説明する。まず、図6は、
シリンダ38内に薬液を満充填した状態を示している
が、シリンダ38先端のチップ52を薬液瓶内に挿入
し、エジェクタ釦31を最上端まで引き戻すことにより
薬液は吸入される。そこで、片手で反復分注ピペットの
ボディlを握って親指により押しボタン51を押し下げ
ると、釦シャフト25と可変螺子15が一体的に下動
し、第1ラックホルダ11をコイルばね12に抗して押
し下げる。釦シャフト25の下動は、図7に示したよう
に、可変ナット16の下端面がベース14の上端面に当
接係止されるまでなされ、この間に第1ラックホルダ1
1に保持された第1ラック8が駆動ギヤ5を正転駆動す
る。駆動ギヤ5の正転は、ワンウェイクラッチ4を介し
て被動ギヤであるピニオン3Bに伝達され、正転するピ
ニオン3Bにより第2ラック9が下方に駆動される。従
って、第2ラック9に一体化されたピストン34は、第
2ラック9と同距離だけ下動し、シリンダ38内の薬液
を試料中に排出する。
【0029】この場合、ピストン34のストローク(下
動距離)は、釦シャフト25のストロークa(図7参
照)に駆動ギヤ5とピニオン3Bのギヤ比を乗じたスト
ロークb(図7参照)となり、ギヤ比は機種によって固
定されているため、実質的には釦シャフト25のストロ
ークすなわち可変ナット16とベース14との間の間隔
によって決まる。
動距離)は、釦シャフト25のストロークa(図7参
照)に駆動ギヤ5とピニオン3Bのギヤ比を乗じたスト
ロークb(図7参照)となり、ギヤ比は機種によって固
定されているため、実質的には釦シャフト25のストロ
ークすなわち可変ナット16とベース14との間の間隔
によって決まる。
【0030】一方、押し釦51の押圧力を解除すると、
釦シャフト25はコイルばね12の力によって押し戻さ
れ、押し釦51や可変ナット16或いは可変螺子15さ
らには第1ラックホルダ11や第1ラック8等が、図8
に示したように、一斉に最初の位置まで上動復帰する。
従って、第1ラック8の上動復帰に伴い駆動ギヤ5は逆
転駆動されるが、駆動ギヤ5の逆転はワンウェイクラッ
チ4によって遮断されてピストン34には伝達されず、
駆動ギヤ5は空転するだけである。このため、第2ラッ
ク9が第1ラック8に追随して上動することはなく、ピ
ストン34もまた第1段排出位置に止まることになる。
釦シャフト25はコイルばね12の力によって押し戻さ
れ、押し釦51や可変ナット16或いは可変螺子15さ
らには第1ラックホルダ11や第1ラック8等が、図8
に示したように、一斉に最初の位置まで上動復帰する。
従って、第1ラック8の上動復帰に伴い駆動ギヤ5は逆
転駆動されるが、駆動ギヤ5の逆転はワンウェイクラッ
チ4によって遮断されてピストン34には伝達されず、
駆動ギヤ5は空転するだけである。このため、第2ラッ
ク9が第1ラック8に追随して上動することはなく、ピ
ストン34もまた第1段排出位置に止まることになる。
【0031】こうして、第1回目の分注が完了し、以下
押し釦51を数回押し下げる毎に、第1ラック8と第2
ラック9の下動に合わせてピストン34による所定量の
薬液分注がなされる。
押し釦51を数回押し下げる毎に、第1ラック8と第2
ラック9の下動に合わせてピストン34による所定量の
薬液分注がなされる。
【0032】かくして、例えば12回目の最終回の分注
を行ったとき、図9に示したように、ピストン34は1
2bだけ下動して、第2ラック9の有歯部分の最上端が
ピニオン3Bから噛合離脱した直後、即ちその欠歯部分
9aがピニオン3Bに対応する。このため、図10に示
す上昇復帰位置から押し釦12を再び押し下げても、ピ
ニオン3Bは空転するだけであり、それ以上ピストン3
4が下動することはない。
を行ったとき、図9に示したように、ピストン34は1
2bだけ下動して、第2ラック9の有歯部分の最上端が
ピニオン3Bから噛合離脱した直後、即ちその欠歯部分
9aがピニオン3Bに対応する。このため、図10に示
す上昇復帰位置から押し釦12を再び押し下げても、ピ
ニオン3Bは空転するだけであり、それ以上ピストン3
4が下動することはない。
【0033】最終分注が完了すると、ピストンホルダ3
3の下面がエジェクタピン42に当接する。そこで、図
10中、チップ52をエジェクトしたい場合には、エジ
ェクタ釦31を残されたストローク分だけ押し下げる。
これにより、ピストンホルダ33がエジェクタピン42
を押し下げ、エジェクタピン受け41がエジェクタばね
44に抗してエジェクタパイプ43を押し下げる。エジ
ェクタパイプ43は、シリンダ38の外壁を摺動し、シ
リンダ38の先端に被せてあるチップ52を押しなが
ら、シリンダ38から脱落させる。従って、チップ52
は、押し釦51ではなくエジェクタ釦31により離脱さ
せられ、最終分注操作に関連してチップ52が不要に離
脱してしまうといったことはない。
3の下面がエジェクタピン42に当接する。そこで、図
10中、チップ52をエジェクトしたい場合には、エジ
ェクタ釦31を残されたストローク分だけ押し下げる。
これにより、ピストンホルダ33がエジェクタピン42
を押し下げ、エジェクタピン受け41がエジェクタばね
44に抗してエジェクタパイプ43を押し下げる。エジ
ェクタパイプ43は、シリンダ38の外壁を摺動し、シ
リンダ38の先端に被せてあるチップ52を押しなが
ら、シリンダ38から脱落させる。従って、チップ52
は、押し釦51ではなくエジェクタ釦31により離脱さ
せられ、最終分注操作に関連してチップ52が不要に離
脱してしまうといったことはない。
【0034】ところで、1回の操作で排出される薬液の
量すなわち分注量は、デジタル表示機構に3桁の数値を
もって表示されるが、末尾の数値に関してはクリック的
に整数値をとるのではなく、例えば「3」と「4」の中
間或いは「3」寄りの値など、小数点以下も原理的には
連続的に可変調整できるようになっている。このデジタ
ル表示機構の小数点以下の分解能は、人間の指先の感覚
をもって操作可能な押し釦51の最小回動角度で決まる
が、実際には例えば20〜100マイクロリットル(μ
l)までの範囲で1マイクロリットル単位は勿論のこ
と、さらにそれよりも細かな刻みをもって微妙に調整す
ることができる。
量すなわち分注量は、デジタル表示機構に3桁の数値を
もって表示されるが、末尾の数値に関してはクリック的
に整数値をとるのではなく、例えば「3」と「4」の中
間或いは「3」寄りの値など、小数点以下も原理的には
連続的に可変調整できるようになっている。このデジタ
ル表示機構の小数点以下の分解能は、人間の指先の感覚
をもって操作可能な押し釦51の最小回動角度で決まる
が、実際には例えば20〜100マイクロリットル(μ
l)までの範囲で1マイクロリットル単位は勿論のこ
と、さらにそれよりも細かな刻みをもって微妙に調整す
ることができる。
【0035】分注量を調整する場合は、図3及び図4
中、まずロック螺子29を緩め、ロック板27が釦シャ
フト25とともに回転できるよう規制解除する。次に、
1回の分注量を増加させる場合は、押し釦51とともに
釦シャフト25を時計方向に回動する。これにより、釦
シャフト25に連動して可変螺子15も回動し、可変螺
子15に螺合する可変ナット16が釦シャフト25の回
動量に応じて上方に螺子送りされる。その結果、可変ナ
ット16の下端面とベース14の上端面との間の間隔が
拡大し、1回の操作で下動できる釦シャフト25の下動
量も増大する。また、上記とは逆に、1回の分注量を減
少させる場合は、押し釦51とともに釦シャフト25を
反時計方向に回動すればよい。所要の分注量を設定し終
えたならば、ロック螺子29を締め付け、ロック板27
とともに釦シャフト25を回動不能にロックする。な
お、釦シャフト25の回動により、デジタル表示機構の
表示も増減され、設定された分注量が正確に表示され
る。また、分注時の反復回数はシリンダ容積を1回の分
注量で除した値であるため、1回の分注量が大となるほ
ど反復回数は減ることになる。
中、まずロック螺子29を緩め、ロック板27が釦シャ
フト25とともに回転できるよう規制解除する。次に、
1回の分注量を増加させる場合は、押し釦51とともに
釦シャフト25を時計方向に回動する。これにより、釦
シャフト25に連動して可変螺子15も回動し、可変螺
子15に螺合する可変ナット16が釦シャフト25の回
動量に応じて上方に螺子送りされる。その結果、可変ナ
ット16の下端面とベース14の上端面との間の間隔が
拡大し、1回の操作で下動できる釦シャフト25の下動
量も増大する。また、上記とは逆に、1回の分注量を減
少させる場合は、押し釦51とともに釦シャフト25を
反時計方向に回動すればよい。所要の分注量を設定し終
えたならば、ロック螺子29を締め付け、ロック板27
とともに釦シャフト25を回動不能にロックする。な
お、釦シャフト25の回動により、デジタル表示機構の
表示も増減され、設定された分注量が正確に表示され
る。また、分注時の反復回数はシリンダ容積を1回の分
注量で除した値であるため、1回の分注量が大となるほ
ど反復回数は減ることになる。
【0036】
【発明の効果】上述のごとく、本発明によれば、ボデー
(1)と、少なくとも押圧部(51)及び第1ラック
(8)を有し、ボデー(1)に対して上下方向往復動自
在に取付けられたシャフトユニット(51、25、1
5、11、8)と、該シャフトユニットを上方の戻り方
向へ付勢するばね(12)と、第2ラック(9)とシリ
ンダ(38)に嵌入されるピストン(34)とを有し、
ボデー(1)に対して上下方向往復動自在に設けられた
ピストンユニット(9,33,34)と、ボデーに配設
され、軸(3A)に対して、少なくとも、前記第1ラッ
ク(8)に噛合する第1ギヤ(5)と、前記第2ラック
(9)に噛合する第2ギヤ(3B)と、該第1及び第2
ギヤ(5、3B)間の回転動力を一方の回転方向にのみ
伝えるワンウェイクラッチ(4)とを設けてなるギヤユ
ニット(3A、5、3B、4)とを設けて構成したの
で、次の如く作用する。
(1)と、少なくとも押圧部(51)及び第1ラック
(8)を有し、ボデー(1)に対して上下方向往復動自
在に取付けられたシャフトユニット(51、25、1
5、11、8)と、該シャフトユニットを上方の戻り方
向へ付勢するばね(12)と、第2ラック(9)とシリ
ンダ(38)に嵌入されるピストン(34)とを有し、
ボデー(1)に対して上下方向往復動自在に設けられた
ピストンユニット(9,33,34)と、ボデーに配設
され、軸(3A)に対して、少なくとも、前記第1ラッ
ク(8)に噛合する第1ギヤ(5)と、前記第2ラック
(9)に噛合する第2ギヤ(3B)と、該第1及び第2
ギヤ(5、3B)間の回転動力を一方の回転方向にのみ
伝えるワンウェイクラッチ(4)とを設けてなるギヤユ
ニット(3A、5、3B、4)とを設けて構成したの
で、次の如く作用する。
【0037】即ち、シャフトユニット(51、25、1
5、11、8)の押圧部(51)を押し、ばね(12)
に抗して第1ラック(8)を往動させたときに、第1ラ
ック(8)に噛合する第1ギヤ(5)の回転がワンウェ
イクラッチ(4)を介して第2ギヤ(3B)に伝達さ
れ、第2ギヤ(3B)に噛合する第2ラック(9)がシ
リンダ(38)内のピストン(34)を所定距離だけ押
下げるため、ピストン(34)は第1ラック(8)を往
動させたときにだけ変位して所定量の液体を排出し、第
1ラック(8)がばね力により復動するさいはワンウェ
イクラッチ(4)の働きで、第2ラック(9)は直前の
往動位置に止まることができ、従って次回以降も同じ繰
り返しにより第1ラック(8)の変位が一方向にのみ伝
えられて分注が継続される。従って、次に示す利点があ
る。
5、11、8)の押圧部(51)を押し、ばね(12)
に抗して第1ラック(8)を往動させたときに、第1ラ
ック(8)に噛合する第1ギヤ(5)の回転がワンウェ
イクラッチ(4)を介して第2ギヤ(3B)に伝達さ
れ、第2ギヤ(3B)に噛合する第2ラック(9)がシ
リンダ(38)内のピストン(34)を所定距離だけ押
下げるため、ピストン(34)は第1ラック(8)を往
動させたときにだけ変位して所定量の液体を排出し、第
1ラック(8)がばね力により復動するさいはワンウェ
イクラッチ(4)の働きで、第2ラック(9)は直前の
往動位置に止まることができ、従って次回以降も同じ繰
り返しにより第1ラック(8)の変位が一方向にのみ伝
えられて分注が継続される。従って、次に示す利点があ
る。
【0038】 1回の分注量の可変最小単位に関し
て、ワンウェイクラッチ(4)のスリップ機能によりピ
ニオン及びラック歯の噛み合いピッチが吸収されるの
で、本来原理的に見て、上記可変最小単位はラック歯ピ
ッチ又は上記噛み合いピッチに限定される事なく、実質
的にゼロ即ち無段階とし得、実用上大変便利である。
て、ワンウェイクラッチ(4)のスリップ機能によりピ
ニオン及びラック歯の噛み合いピッチが吸収されるの
で、本来原理的に見て、上記可変最小単位はラック歯ピ
ッチ又は上記噛み合いピッチに限定される事なく、実質
的にゼロ即ち無段階とし得、実用上大変便利である。
【0039】 また上記無段階可変を実現する手段と
して、シャフトユニットは更に、螺子シャフト部(1
5)と該螺子シャフト部に上下方向移動自在に螺合しか
つボデーのストッパ部(14)に当接可能のナット(1
6)とを有し、該ナットを移動調節することにより、1
回の分注量のストロークを無段階に設定し得るため、螺
子シャフト部(15)によって螺子送りされるナット
(16)の螺合位置に応じて、きわめて高い精度をもっ
て分注量を無段階設定することができる。
して、シャフトユニットは更に、螺子シャフト部(1
5)と該螺子シャフト部に上下方向移動自在に螺合しか
つボデーのストッパ部(14)に当接可能のナット(1
6)とを有し、該ナットを移動調節することにより、1
回の分注量のストロークを無段階に設定し得るため、螺
子シャフト部(15)によって螺子送りされるナット
(16)の螺合位置に応じて、きわめて高い精度をもっ
て分注量を無段階設定することができる。
【0040】 基本構成が、押し釦と一体移動する第
1ラックと、両ギヤと、回転型ワンウェイクラッチと、
ピストンと一体移動する第2ラックとがあればよく基本
構成が簡単であり、ワンウェイクラッチは回転型でスペ
ースを取らないため製品を小型化し得る。
1ラックと、両ギヤと、回転型ワンウェイクラッチと、
ピストンと一体移動する第2ラックとがあればよく基本
構成が簡単であり、ワンウェイクラッチは回転型でスペ
ースを取らないため製品を小型化し得る。
【0041】 第1及び第2ギヤの噛合比を可変する
ことにより、ピストンのストロークを容易に変更でき応
用範囲が広くなる。
ことにより、ピストンのストロークを容易に変更でき応
用範囲が広くなる。
【0042】 上記分注量可変の最小単位がセロつま
り無段階可変であるゆえ、公知のデジタル表示機構を取
付けて、分注量のデジタル無段階表示を行え、大変便利
である。
り無段階可変であるゆえ、公知のデジタル表示機構を取
付けて、分注量のデジタル無段階表示を行え、大変便利
である。
【図1】本発明になる反復分注ピペットの一実施例の正
面図である。
面図である。
【図2】上記反復分注ピペットの側面図である。
【図3】上記反復分注ピペットの縦断正面図である。
【図4】図3中の4−4線に沿う断面図である。
【図5】図4中の5−5線に沿う拡大断面図である。
【図6】上記反復分注ピペットの押圧前の状態の縦断側
面図である。
面図である。
【図7】上記反復分注ピペットの一段押圧状態の縦断側
面図である。
面図である。
【図8】上記反復分注ピペットの一段押圧復帰後の状態
の縦断側面図である。
の縦断側面図である。
【図9】上記反復分注ピペットの最終段押圧状態の縦断
側面図である。
側面図である。
【図10】上記反復分注ピペットの最終段押圧復帰後の
状態の縦断側面図である。
状態の縦断側面図である。
1 ボテー 2 ギヤケース 3A ピニオンシャフト 3B ピニオン 4 ワンウェイクラッチ 5 駆動ギヤ 8 第1ラック 9 第2ラック 11 第1ラックホルダ 12 コイルばね 14 ベース 15 可変螺子 16 可変ナット 25 釦シャフト 31 エジェクタ釦 33 ピストンホルダ 34 ピストン 38 シリンダ 51 押し釦 52 チップ
Claims (7)
- 【請求項1】 ボデー(1)と、 少なくとも押圧部(51)及び第1ラック(8)を有
し、ボデー(1)に対して上下方向往復動自在に取付け
られたシャフトユニット(51、25、15、11、
8)と、 該シャフトユニットを上方の戻り方向へ付勢するばね
(12)と、 第2ラック(9)とシリンダ(38)に嵌入されるピス
トン(34)とを有し、ボデー(1)に対して上下方向
往復動自在に設けられたピストンユニット(9,33,
34)と、 ボデーに配設され、軸(3A)に対して、少なくとも、
前記第1ラック(8)に噛合する第1ギヤ(5)と、前
記第2ラック(9)に噛合する第2ギヤ(3B)と、該
第1及び第2ギヤ(5、3B)間の回転動力を一方の回
転方向にのみ伝えるワンウェイクラッチ(4)とを設け
てなるギヤユニット(3A、5、3B、4)と、 を具
備することを特徴とする反復分注ピペット。 - 【請求項2】 請求項1記載の反復分注ピペットにおい
て、前記ワンウェイクラッチ(4)は、第1のギヤ
(5)内に収納されかつ前記第2のギヤ(3B)は軸
(3A)に固着され、該ワンウェイクラッチは該第1ギ
ヤ(5)と該軸(3A)との間でワンウェイクラッチ機
能を果たすことを特徴とする反復分注ピペット。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の反復分注ピペット
において、前記第1ラック(8)は、前記ピストンユニ
ットの上方復帰移動時に第1ギヤ(5)の回転を許容す
るべく、上方復帰の通常位置では第1ギヤ(5)から噛
合離脱し得る欠歯部分(8a)を設けられていることを
特徴とする反復分注ピペット。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
反復分注ピペットにおいて、前記ピストンユニット
(9、33、34)には更に、エジェクタ押圧部(3
1)が一体に設けられており、該エジェクタ押圧部(3
1)を下方に押圧することにより、前記シリンダ(3
8)の先端に取付けたチップ(52)をエジェクトさせ
ることを特徴とする反復分注ピペット。 - 【請求項5】 請求項4に記載の反復分注ピペットにお
いて、前記第2ラック(9)は、前記ピストンユニット
が最終分注を終えた時点で、前記前記エジェクタ押圧部
(31)だけが第2ラック(9)を下方へ押動できるよ
う、前記第2ギヤ(3B)から噛合離脱し得る欠歯部分
(9a)を設けられていることを特徴とする反復分注ピ
ペット。 - 【請求項6】 ボデー(1)と、 少なくとも押圧部(51)及び第1ラック(8)を有
し、ボデーに対して上下方向往復動自在に取付けられた
シャフトユニット(51、25、15、11、8)と、 該シャフトユニットを上下戻り方向へ付勢するばね(1
2)と、 第2ラック(9)とシリンダ(38)に嵌入されるピス
トン(34)とを有し、ボデー(1)に対して上下方向
往復動自在に設けられたピストンユニット(9,33,
34)と、 ボデーに配設され、軸(3A)に対して、少なくとも、
前記第1ラック(8)に噛合する第1ギヤ(5)と、前
記第2ラック(9)に噛合する第2ギヤ(3B)と、該
第1及び第2ギヤ(5、3B)間の回転動力を一方の回
転方向にのみ伝えるワンウェイクラッチ(4)とを設け
てなるギヤユニット(3A、5、3B、4)とを具備し
てなり、 前記シャフトユニットは更に、螺子シャフト部(15)
と該螺子シャフト部に上下方向移動自在に螺合しかつボ
デーのストッパ部(14)に当接可能のナット(16)
とを有し、該ナットを移動調節することにより、1回分
の分注量のストロークを可変設定し得ることを特徴とす
る反復分注ピペット。 - 【請求項7】 請求項6記載の反復分注ピペットにおい
て、ボデーは更に、前記シャフトユニットの回転に連動
して、1回の分注量をデジタル式に可変表示するデジタ
ル表示機構を有することを特徴とする反復分注ピペッ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1416493A JPH07117438B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 反復分注ピペット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1416493A JPH07117438B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 反復分注ピペット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH075013A JPH075013A (ja) | 1995-01-10 |
| JPH07117438B2 true JPH07117438B2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=11853508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1416493A Expired - Lifetime JPH07117438B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 反復分注ピペット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07117438B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| PL200761B1 (pl) * | 2003-07-24 | 2009-02-27 | Pz Htl Spo & Lstrok Ka Akcyjna | Zespół wyrzutnika wymiennej końcówki w pipecie |
| CN106226127B (zh) * | 2016-09-25 | 2018-09-18 | 浙江富胜达科技有限公司 | 一种微生物的取样机构 |
| CN110174252B (zh) * | 2019-05-21 | 2021-04-13 | 中国民用航空飞行学院 | 高压细水雾喷头雾通量试验方法 |
| CN110339884B (zh) * | 2019-07-05 | 2021-09-03 | 武汉科技大学 | 一种齿条移液枪 |
| CN116328865A (zh) * | 2023-02-27 | 2023-06-27 | 东南大学 | 一种可多次微量进液的进样器 |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP1416493A patent/JPH07117438B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH075013A (ja) | 1995-01-10 |
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