JPH0711454A - 金属の塗布型クロメート処理法 - Google Patents
金属の塗布型クロメート処理法Info
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- JPH0711454A JPH0711454A JP15390593A JP15390593A JPH0711454A JP H0711454 A JPH0711454 A JP H0711454A JP 15390593 A JP15390593 A JP 15390593A JP 15390593 A JP15390593 A JP 15390593A JP H0711454 A JPH0711454 A JP H0711454A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種金属に本塗布型クロメートを処理し、耐
蝕性及び塗料密着性に極めて優れた各種金属を製造す
る。 【構成】 3価Cr/(3価Cr+6価Cr)=0.4
〜1.0で全クロム酸濃度が5〜30重量部の浴に太さ
が2〜20nm、長さが25〜250nmの長鎖状コロ
イダルシリカ2〜20重量部、リン酸7〜35重量部及
びMgOを3〜10重量部含有せしめたクロメート浴を
各種金属あるいは合金めっき鋼板に塗布することによ
り、耐蝕性が著しく向上する。これら効果は5成分の相
乗効果によって始めて得られることをみいだしたもの
で、1成分でも欠けると優れた特性は得られない。本処
理によって得られたクロメート皮膜は塗料との密着性が
著しく優れていることから塗装鋼板の下地用としても最
適であり、また、各種有機複合めっき鋼板の下地用とし
ても最適である。
蝕性及び塗料密着性に極めて優れた各種金属を製造す
る。 【構成】 3価Cr/(3価Cr+6価Cr)=0.4
〜1.0で全クロム酸濃度が5〜30重量部の浴に太さ
が2〜20nm、長さが25〜250nmの長鎖状コロ
イダルシリカ2〜20重量部、リン酸7〜35重量部及
びMgOを3〜10重量部含有せしめたクロメート浴を
各種金属あるいは合金めっき鋼板に塗布することによ
り、耐蝕性が著しく向上する。これら効果は5成分の相
乗効果によって始めて得られることをみいだしたもの
で、1成分でも欠けると優れた特性は得られない。本処
理によって得られたクロメート皮膜は塗料との密着性が
著しく優れていることから塗装鋼板の下地用としても最
適であり、また、各種有機複合めっき鋼板の下地用とし
ても最適である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属の表面処理法に関
するものであり、特に金属の耐蝕性及び有機皮膜との密
着性の向上をはかることを目的とするものである。本処
理方法によって得られた表面処理鋼板は優れた耐蝕性及
び有機皮膜との密着性を有することから各種家電用,建
材用,自動車用の耐蝕性素材として使用することができ
る。
するものであり、特に金属の耐蝕性及び有機皮膜との密
着性の向上をはかることを目的とするものである。本処
理方法によって得られた表面処理鋼板は優れた耐蝕性及
び有機皮膜との密着性を有することから各種家電用,建
材用,自動車用の耐蝕性素材として使用することができ
る。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、電気亜鉛めっき鋼板や溶融
めっき鋼板あるいは各種合金めっき鋼板が自動車,家
電,建材などに広く使用されている。こうした中で、近
年、特に耐蝕性に優れた表面処理鋼板に対する要求がま
すます強くなり、このような鋼板の需要は今後ますます
増加する傾向にある。例えば、家電業界では省工程、省
コストの観点から塗装を省略できる裸使用の可能な優れ
た耐蝕性を有する鋼板に対する要求がある。また、自動
車業界でも近年の環境の変化、例えば、北米、北欧での
冬の道路の凍結防止のために散布する岩塩による腐食、
また、工業地帯でのSO2 ガスの発生による酸性雨によ
る腐食など、車体は激しい腐食環境にさらされ安全上の
観点から優れた耐蝕性を有する表面処理鋼板が強く要求
されている。これら問題点を解決するため種々の検討が
なされ、多くの製品が開発されてきた。
めっき鋼板あるいは各種合金めっき鋼板が自動車,家
電,建材などに広く使用されている。こうした中で、近
年、特に耐蝕性に優れた表面処理鋼板に対する要求がま
すます強くなり、このような鋼板の需要は今後ますます
増加する傾向にある。例えば、家電業界では省工程、省
コストの観点から塗装を省略できる裸使用の可能な優れ
た耐蝕性を有する鋼板に対する要求がある。また、自動
車業界でも近年の環境の変化、例えば、北米、北欧での
冬の道路の凍結防止のために散布する岩塩による腐食、
また、工業地帯でのSO2 ガスの発生による酸性雨によ
る腐食など、車体は激しい腐食環境にさらされ安全上の
観点から優れた耐蝕性を有する表面処理鋼板が強く要求
されている。これら問題点を解決するため種々の検討が
なされ、多くの製品が開発されてきた。
【0003】これまで、鋼板の耐蝕性を向上するために
亜鉛めっきが行われてきた。亜鉛めっき鋼板は、亜鉛の
犠牲防食作用によって鋼板の腐食を防止するものであ
り、耐蝕性を得ようとすれば亜鉛付着量を増加しなけれ
ばならない。このため必要亜鉛量のコストアップ、ある
いは加工性、溶接性、生産性の低下等いくつかの問題点
がある。また、一般に亜鉛めっき鋼板は塗料密着性が悪
い。
亜鉛めっきが行われてきた。亜鉛めっき鋼板は、亜鉛の
犠牲防食作用によって鋼板の腐食を防止するものであ
り、耐蝕性を得ようとすれば亜鉛付着量を増加しなけれ
ばならない。このため必要亜鉛量のコストアップ、ある
いは加工性、溶接性、生産性の低下等いくつかの問題点
がある。また、一般に亜鉛めっき鋼板は塗料密着性が悪
い。
【0004】このような亜鉛めっき鋼板の特に耐蝕性を
改善する方法として、各種合金めっき鋼板が開発されて
きた。これら合金めっき鋼板として、例えばZn−Ni
系,Zn−Ni−Co系,Zn−Ni−Cr系,Zn−
Fe系,Zn−Co系,Zn−Cr系,Zn−Mn系等
をあげることができる。これら合金めっきにより、通常
の亜鉛めっき鋼板に比べ裸の耐蝕性は約3〜5倍向上す
ることが認められる。しかし、それでも長期間屋外に放
置したり、水や塩水を噴霧すると白錆や赤錆が発生しや
すいことが問題である。
改善する方法として、各種合金めっき鋼板が開発されて
きた。これら合金めっき鋼板として、例えばZn−Ni
系,Zn−Ni−Co系,Zn−Ni−Cr系,Zn−
Fe系,Zn−Co系,Zn−Cr系,Zn−Mn系等
をあげることができる。これら合金めっきにより、通常
の亜鉛めっき鋼板に比べ裸の耐蝕性は約3〜5倍向上す
ることが認められる。しかし、それでも長期間屋外に放
置したり、水や塩水を噴霧すると白錆や赤錆が発生しや
すいことが問題である。
【0005】これに対し、耐蝕性を改善するためにクロ
メート処理を施す方法が考えられる。また、最近の傾向
として耐蝕性をさらに改善するために、亜鉛系めっき鋼
板にクロメート処理し、その上に各種樹脂を塗布した、
いわゆる簡易プレコート鋼板(以下有機めっき鋼板と呼
ぶ)が開発され一部市販されている。こうした有機複合
めっき鋼板の下地用として用いるクロメート皮膜は当然
のことながら有機樹脂との密着性が優れていなければな
らない。各種めっき鋼板に対するクロメート処理も、す
でに公知のものが多く、種々のクロメート処理法が開発
され、プロパー化されている。
メート処理を施す方法が考えられる。また、最近の傾向
として耐蝕性をさらに改善するために、亜鉛系めっき鋼
板にクロメート処理し、その上に各種樹脂を塗布した、
いわゆる簡易プレコート鋼板(以下有機めっき鋼板と呼
ぶ)が開発され一部市販されている。こうした有機複合
めっき鋼板の下地用として用いるクロメート皮膜は当然
のことながら有機樹脂との密着性が優れていなければな
らない。各種めっき鋼板に対するクロメート処理も、す
でに公知のものが多く、種々のクロメート処理法が開発
され、プロパー化されている。
【0006】クロメート処理には大別して電解型と塗布
型クロメートとがある。電解型クロメートとしては例え
ばクロム酸を主成分とし、他に硫酸を添加したもの(特
公昭39−7461号公報)、リン酸を添加したもの
(特公昭30−3514号公報,特公昭35−8917
号公報,特公昭36−9559号公報,特公昭36−9
560号公報)、ホウ酸を添加したもの(米国特許第2
733199号,同第2780592号)、ハロゲン
(Cl- ,F- )を添加したもの(特公昭39−143
63号公報)等、各種陰イオンを添加した浴を用いて、
鋼板を陰極電解処理することが行われてきた。
型クロメートとがある。電解型クロメートとしては例え
ばクロム酸を主成分とし、他に硫酸を添加したもの(特
公昭39−7461号公報)、リン酸を添加したもの
(特公昭30−3514号公報,特公昭35−8917
号公報,特公昭36−9559号公報,特公昭36−9
560号公報)、ホウ酸を添加したもの(米国特許第2
733199号,同第2780592号)、ハロゲン
(Cl- ,F- )を添加したもの(特公昭39−143
63号公報)等、各種陰イオンを添加した浴を用いて、
鋼板を陰極電解処理することが行われてきた。
【0007】塗布型クロメートとしては3価クロムを主
成分とする水溶性クロム化合物、無機コロイド化合物及
び無機アニオンを含有する酸性水溶液を塗布するもの
(特開昭63−218279号公報)、Cr6+の一部を
3価に還元したクロム酸にコロイド状シリカを混合して
処理するもの(特開昭63−243279号公報)、特
定還元率のクロム酸と特定割合のコロイド化合物及び無
機アニオンを混合した液を処理するもの(特開昭63−
178873号公報)、Cr6+/(Cr3++Cr 6+)比
を特定化したクロム酸及び無機コロイド化合物及び無機
アニオンを含む液で処理するもの、SiO2 及びPO4
2- を含み3価/全Crのモル比を規定したクロム酸水
溶液を処理するもの(特開平1−65272号公報)、
特定量の3価クロムイオンを含有する6価と3価のクロ
ムイオンに対し特定量のケイフッ化物とフッ化物の各ナ
トリウム塩を含有する液を処理するもの(特開平1−5
6879号公報)、特定量の3価クロムイオンを含有す
る6価と3価のクロムイオンに対して特定量のSiO2
を含有させた水溶液を処理するもの(特開平1−568
77号公報)、特定量の3価クロムイオン含有する6価
と3価のクロムイオンに対して特定量のケイフッ化アン
モニウムとシランカップリング剤を含有した液を処理し
たもの(特開平1−56878号公報)、クロムとシリ
カゾルとを特定割合含有し、Cr6+量とシリカゾル粒径
を特定した液を処理するもの(特開平2−104672
号公報)、特定割合のクロムイオン、リン酸、珪酸ゾル
を含有し、かつ、全クロムイオン中の6価クロムイオン
を特定した液を処理するもの(特開平2−85372号
公報)、クロム酸、無水コロイド化合物、シランカップ
リング剤を特定比で配合した液を処理するもの(特開平
3−146676号公報)、3価Cr/6価Crを特定
し、シリカゲル、リン酸、Znを含有させた液を処理す
る(特開平3−68783号公報)などをあげることが
できる。これらはいずれもある程度の耐蝕性を確保する
ことができるが、特に塗料密着性はかならずしも充分で
はない。
成分とする水溶性クロム化合物、無機コロイド化合物及
び無機アニオンを含有する酸性水溶液を塗布するもの
(特開昭63−218279号公報)、Cr6+の一部を
3価に還元したクロム酸にコロイド状シリカを混合して
処理するもの(特開昭63−243279号公報)、特
定還元率のクロム酸と特定割合のコロイド化合物及び無
機アニオンを混合した液を処理するもの(特開昭63−
178873号公報)、Cr6+/(Cr3++Cr 6+)比
を特定化したクロム酸及び無機コロイド化合物及び無機
アニオンを含む液で処理するもの、SiO2 及びPO4
2- を含み3価/全Crのモル比を規定したクロム酸水
溶液を処理するもの(特開平1−65272号公報)、
特定量の3価クロムイオンを含有する6価と3価のクロ
ムイオンに対し特定量のケイフッ化物とフッ化物の各ナ
トリウム塩を含有する液を処理するもの(特開平1−5
6879号公報)、特定量の3価クロムイオンを含有す
る6価と3価のクロムイオンに対して特定量のSiO2
を含有させた水溶液を処理するもの(特開平1−568
77号公報)、特定量の3価クロムイオン含有する6価
と3価のクロムイオンに対して特定量のケイフッ化アン
モニウムとシランカップリング剤を含有した液を処理し
たもの(特開平1−56878号公報)、クロムとシリ
カゾルとを特定割合含有し、Cr6+量とシリカゾル粒径
を特定した液を処理するもの(特開平2−104672
号公報)、特定割合のクロムイオン、リン酸、珪酸ゾル
を含有し、かつ、全クロムイオン中の6価クロムイオン
を特定した液を処理するもの(特開平2−85372号
公報)、クロム酸、無水コロイド化合物、シランカップ
リング剤を特定比で配合した液を処理するもの(特開平
3−146676号公報)、3価Cr/6価Crを特定
し、シリカゲル、リン酸、Znを含有させた液を処理す
る(特開平3−68783号公報)などをあげることが
できる。これらはいずれもある程度の耐蝕性を確保する
ことができるが、特に塗料密着性はかならずしも充分で
はない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一般にZn系合金めっ
き鋼板に塗布型クロメート処理をすると下地からのZn
イオンの溶出によりZnイオンがクロメート皮膜中の6
価のCrを3価に変え、3価リッチのクロメート皮膜が
形成される。クロメート皮膜が3価リッチになると耐蝕
性はやや低下するものの塗料密着性は向上する傾向にあ
る。ところが、耐蝕性の優れた合金や、各種金属に塗布
型クロメートを処理すると耐蝕性が良いために下地から
のZnイオンの溶出が少ないため、6価Crが3価にな
る割合が少なくなるため優れた塗料密着性が確保しにく
い傾向がある。本発明は、上記従来の技術の欠点を解決
し、金属の耐蝕性を著しく向上し、かつ、極めて優れた
有機皮膜あるいは塗料との密着性を確保できるクロメー
ト処理法を提供することを目的とするものである。
き鋼板に塗布型クロメート処理をすると下地からのZn
イオンの溶出によりZnイオンがクロメート皮膜中の6
価のCrを3価に変え、3価リッチのクロメート皮膜が
形成される。クロメート皮膜が3価リッチになると耐蝕
性はやや低下するものの塗料密着性は向上する傾向にあ
る。ところが、耐蝕性の優れた合金や、各種金属に塗布
型クロメートを処理すると耐蝕性が良いために下地から
のZnイオンの溶出が少ないため、6価Crが3価にな
る割合が少なくなるため優れた塗料密着性が確保しにく
い傾向がある。本発明は、上記従来の技術の欠点を解決
し、金属の耐蝕性を著しく向上し、かつ、極めて優れた
有機皮膜あるいは塗料との密着性を確保できるクロメー
ト処理法を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、6
価Crを特定の割合3価に還元した特殊なクロム酸浴に
特殊なコロイダルシリカとリン酸とMgOを特定量添加
して金属に塗布して特殊なクロメート皮膜をつくり、耐
蝕性を向上するとともに特に有機皮膜との密着性を著し
く向上させることにより、商品価値を著しく高めるもの
である。この優れた特性は、6価Crを特定の割合3価
に還元した特殊なクロム酸浴にコロイダルシリカのみを
含有せしめた場合、あるいはリン酸のみを添加した場
合、あるいはMgOのみを含有せしめた場合には得られ
ず、6価Crを特定の割合3価に還元した特殊なクロム
酸浴に特殊コロイダルシリカ、リン酸及びMgOを同時
に添加した場合にのみ極めて優れた耐蝕性及び有機皮膜
との密着性が得られることを見出した。一般に低級の有
機樹脂あるいは低温焼付け型あるいは常温乾燥型の塗料
では公知のクロメート皮膜とは密着性が良くないが、こ
れら有機樹脂あるいは塗料においても極めて優れた密着
性を確保することができる。以下各成分について特性が
どのように変化するか示す。
価Crを特定の割合3価に還元した特殊なクロム酸浴に
特殊なコロイダルシリカとリン酸とMgOを特定量添加
して金属に塗布して特殊なクロメート皮膜をつくり、耐
蝕性を向上するとともに特に有機皮膜との密着性を著し
く向上させることにより、商品価値を著しく高めるもの
である。この優れた特性は、6価Crを特定の割合3価
に還元した特殊なクロム酸浴にコロイダルシリカのみを
含有せしめた場合、あるいはリン酸のみを添加した場
合、あるいはMgOのみを含有せしめた場合には得られ
ず、6価Crを特定の割合3価に還元した特殊なクロム
酸浴に特殊コロイダルシリカ、リン酸及びMgOを同時
に添加した場合にのみ極めて優れた耐蝕性及び有機皮膜
との密着性が得られることを見出した。一般に低級の有
機樹脂あるいは低温焼付け型あるいは常温乾燥型の塗料
では公知のクロメート皮膜とは密着性が良くないが、こ
れら有機樹脂あるいは塗料においても極めて優れた密着
性を確保することができる。以下各成分について特性が
どのように変化するか示す。
【0010】
【作用】図1はクロム酸の6価Crを3価に還元した場
合の鋼板の耐蝕性を、図2は塗膜との密着性を示したも
のである。すなわち、Zn−Ni系合金めっき鋼板(目
付量:20g/m2 ,Ni=13.1%)に太さが8〜
10nmで長さが100〜120nmの長鎖状コロイダ
ルシリカ10部(以下重量部で示す)、リン酸20部、
MgO3部の浴に全クロム酸20部で3価Cr/(全ク
ロム酸=3価Cr+6価Cr)を種々の割合で変えた場
合の耐蝕性を図1に示し、得られたクロメート皮膜上に
メラミン系塗料を焼付け後20μとなるようにスプレー
塗装した場合の塗料密着性を図2に示す。図3はクロム
酸の濃度を変えた場合の鋼板の耐蝕性を、図4は塗膜と
の密着性を示したものである。
合の鋼板の耐蝕性を、図2は塗膜との密着性を示したも
のである。すなわち、Zn−Ni系合金めっき鋼板(目
付量:20g/m2 ,Ni=13.1%)に太さが8〜
10nmで長さが100〜120nmの長鎖状コロイダ
ルシリカ10部(以下重量部で示す)、リン酸20部、
MgO3部の浴に全クロム酸20部で3価Cr/(全ク
ロム酸=3価Cr+6価Cr)を種々の割合で変えた場
合の耐蝕性を図1に示し、得られたクロメート皮膜上に
メラミン系塗料を焼付け後20μとなるようにスプレー
塗装した場合の塗料密着性を図2に示す。図3はクロム
酸の濃度を変えた場合の鋼板の耐蝕性を、図4は塗膜と
の密着性を示したものである。
【0011】すなわち、Zn−Ni系合金めっき鋼板
(目付量:20g/m2 ,Ni=13.1%)に太さが
8〜10nmで長さが100〜120nmの長鎖状コロ
イダルシリカ10部(以下重量部)リン酸20部、Mg
O3部の浴に3価Cr/(全クロム酸=3価Cr+6価
Cr)=0.5と固定し、全クロム酸を種々の割合で変
えた場合の耐蝕性を図3に示し、得られたクロメート皮
膜上にメラミン系塗料を焼付け後20μとなるようにス
プレー塗装した場合の塗料密着性を図4に示す。図5は
長鎖状コロイダルシリカの濃度を変えた場合の鋼板の耐
蝕性を、図6は塗膜との密着性を示したものである。
(目付量:20g/m2 ,Ni=13.1%)に太さが
8〜10nmで長さが100〜120nmの長鎖状コロ
イダルシリカ10部(以下重量部)リン酸20部、Mg
O3部の浴に3価Cr/(全クロム酸=3価Cr+6価
Cr)=0.5と固定し、全クロム酸を種々の割合で変
えた場合の耐蝕性を図3に示し、得られたクロメート皮
膜上にメラミン系塗料を焼付け後20μとなるようにス
プレー塗装した場合の塗料密着性を図4に示す。図5は
長鎖状コロイダルシリカの濃度を変えた場合の鋼板の耐
蝕性を、図6は塗膜との密着性を示したものである。
【0012】すなわち、Zn−Ni系合金めっき鋼板
(目付量:20g/m2 ,Ni=13.1%)に全クロ
ム酸20部、3価Cr/(全クロム酸=3価Cr+6価
Cr)=0.5、リン酸20部、MgO3部の浴に太さ
が8〜10nmで長さが100〜120nmの長鎖状の
コロイダルシリカを種々の割合で添加した浴をロールで
塗布した場合の耐蝕性を図5に示し、得られたクロメー
ト皮膜上にメラミン系塗料を焼付け後20μとなるよう
にスプレー塗装した場合の塗料密着性を図6に示す。図
7は長鎖状コロイダルシリカの長さを変えた場合の鋼板
の耐蝕性を、図8は塗膜との密着性を示したものであ
る。
(目付量:20g/m2 ,Ni=13.1%)に全クロ
ム酸20部、3価Cr/(全クロム酸=3価Cr+6価
Cr)=0.5、リン酸20部、MgO3部の浴に太さ
が8〜10nmで長さが100〜120nmの長鎖状の
コロイダルシリカを種々の割合で添加した浴をロールで
塗布した場合の耐蝕性を図5に示し、得られたクロメー
ト皮膜上にメラミン系塗料を焼付け後20μとなるよう
にスプレー塗装した場合の塗料密着性を図6に示す。図
7は長鎖状コロイダルシリカの長さを変えた場合の鋼板
の耐蝕性を、図8は塗膜との密着性を示したものであ
る。
【0013】すなわち、Zn−Ni系合金めっき鋼板
(目付量:20g/m2 ,Ni=13.1%)に全クロ
ム酸20部、3価Cr/(全クロム酸=3価Cr+6価
Cr)=0.5、リン酸20部、MgO3部の浴に太さ
が8〜10nmで長さを種々変えた長鎖状コロイダルシ
リカを10部添加した浴をロールで塗布した場合の耐蝕
性を図7に示し、得られたクロメート皮膜上にメラミン
系塗料を焼付け後20μとなるようにスプレー塗装した
場合の塗料密着性を図8に示す。図9は長鎖状コロイダ
ルシリカの太さを変えた場合の鋼板の耐蝕性を、図10
は塗膜との密着性を示したものである。
(目付量:20g/m2 ,Ni=13.1%)に全クロ
ム酸20部、3価Cr/(全クロム酸=3価Cr+6価
Cr)=0.5、リン酸20部、MgO3部の浴に太さ
が8〜10nmで長さを種々変えた長鎖状コロイダルシ
リカを10部添加した浴をロールで塗布した場合の耐蝕
性を図7に示し、得られたクロメート皮膜上にメラミン
系塗料を焼付け後20μとなるようにスプレー塗装した
場合の塗料密着性を図8に示す。図9は長鎖状コロイダ
ルシリカの太さを変えた場合の鋼板の耐蝕性を、図10
は塗膜との密着性を示したものである。
【0014】すなわち、Zn−Ni系合金めっき鋼板
(目付量:20g/m2 ,Ni=13.1%)に全クロ
ム酸20部、3価Cr/(全クロム酸=3価Cr+6価
Cr)=0.5、リン酸20部、MgO3部の浴に長さ
が100〜120nmで太さを種々変えた長鎖状コロイ
ダルシリカを10部添加した浴をロールで塗布した場合
の耐蝕性を図9に示し、得られたクロメート皮膜上にメ
ラミン系塗料を焼付け後20μとなるようにスプレー塗
装した場合の塗料密着性を図10に示す。図11は粒状
コロイダルシリカの粒径を変えた場合の鋼板の耐蝕性
を、図12は塗膜との密着性を示す。
(目付量:20g/m2 ,Ni=13.1%)に全クロ
ム酸20部、3価Cr/(全クロム酸=3価Cr+6価
Cr)=0.5、リン酸20部、MgO3部の浴に長さ
が100〜120nmで太さを種々変えた長鎖状コロイ
ダルシリカを10部添加した浴をロールで塗布した場合
の耐蝕性を図9に示し、得られたクロメート皮膜上にメ
ラミン系塗料を焼付け後20μとなるようにスプレー塗
装した場合の塗料密着性を図10に示す。図11は粒状
コロイダルシリカの粒径を変えた場合の鋼板の耐蝕性
を、図12は塗膜との密着性を示す。
【0015】すなわち、Zn−Ni系合金めっき鋼板
(目付量:20g/m2 ,Ni=13.1%)に全クロ
ム酸20部、3価Cr/(全クロム酸=3価Cr+6価
Cr)=0.5、リン酸20部、MgO3部の浴に粒径
の異なる粒状コロイダルシリカを10部添加した浴をロ
ールで塗布した場合の耐蝕性を図11に示し、得られた
クロメート皮膜上にメラミン系塗料を焼付け後20μと
なるようにスプレー塗装した場合の塗料密着性を図12
に示す。図13はリン酸の濃度を変えた場合の鋼板の耐
蝕性を、図14は塗膜との密着性を示したものである。
(目付量:20g/m2 ,Ni=13.1%)に全クロ
ム酸20部、3価Cr/(全クロム酸=3価Cr+6価
Cr)=0.5、リン酸20部、MgO3部の浴に粒径
の異なる粒状コロイダルシリカを10部添加した浴をロ
ールで塗布した場合の耐蝕性を図11に示し、得られた
クロメート皮膜上にメラミン系塗料を焼付け後20μと
なるようにスプレー塗装した場合の塗料密着性を図12
に示す。図13はリン酸の濃度を変えた場合の鋼板の耐
蝕性を、図14は塗膜との密着性を示したものである。
【0016】すなわち、Zn−Ni系合金めっき鋼板
(目付量:20g/m2 ,Ni=13.1%)に全クロ
ム酸20部、3価Cr/(全クロム酸=3価Cr+6価
Cr)=0.5、太さが8〜10nmで長さが100〜
120nmの長鎖状コロイダルシリカ10部、MgO3
部に固定した浴にリン酸の濃度を種々の割合で添加した
浴をロールで塗布した場合の耐蝕性を図13に示し、得
られたクロメート皮膜上にメラミン系塗料を焼付け後2
0μとなるようにスプレー塗装した場合の塗料密着性を
図14に示す。図15はMgOの濃度を変えた場合の鋼
板の耐蝕性を、図16は塗膜との密着性を示したもので
ある。
(目付量:20g/m2 ,Ni=13.1%)に全クロ
ム酸20部、3価Cr/(全クロム酸=3価Cr+6価
Cr)=0.5、太さが8〜10nmで長さが100〜
120nmの長鎖状コロイダルシリカ10部、MgO3
部に固定した浴にリン酸の濃度を種々の割合で添加した
浴をロールで塗布した場合の耐蝕性を図13に示し、得
られたクロメート皮膜上にメラミン系塗料を焼付け後2
0μとなるようにスプレー塗装した場合の塗料密着性を
図14に示す。図15はMgOの濃度を変えた場合の鋼
板の耐蝕性を、図16は塗膜との密着性を示したもので
ある。
【0017】すなわち、Zn−Ni系合金めっき鋼板
(目付量:20g/m2 ,Ni=13.1%)に全クロ
ム酸20部、3価Cr/(全クロム酸=3価Cr+6価
Cr)=0.5、太さが8〜10nmで長さが100〜
120nmの長鎖状コロイダルシリカ10部、リン酸2
0部に固定した浴にMgOの濃度を種々の割合で添加し
た浴をロールで塗布した場合の耐蝕性を図15に示し、
得られたクロメート皮膜上にメラミン系塗料を焼付け後
20μとなるようにスプレー塗装した場合の塗料密着性
を図16に示す。
(目付量:20g/m2 ,Ni=13.1%)に全クロ
ム酸20部、3価Cr/(全クロム酸=3価Cr+6価
Cr)=0.5、太さが8〜10nmで長さが100〜
120nmの長鎖状コロイダルシリカ10部、リン酸2
0部に固定した浴にMgOの濃度を種々の割合で添加し
た浴をロールで塗布した場合の耐蝕性を図15に示し、
得られたクロメート皮膜上にメラミン系塗料を焼付け後
20μとなるようにスプレー塗装した場合の塗料密着性
を図16に示す。
【0018】ここで、耐蝕性はJIS−Z−2371規
格に準拠した塩水噴霧試験により(食塩水濃度5%,槽
内温度35℃,噴霧圧力20psi)1000時間後の
発錆状況を示し、◎,○,△,×,××の5段階で評価
し、◎が最良である。 ◎:赤錆発生率 0% ○: 〃 0超〜1% △: 〃 1超〜10% ×: 〃 10超〜50% ××: 〃 50%超
格に準拠した塩水噴霧試験により(食塩水濃度5%,槽
内温度35℃,噴霧圧力20psi)1000時間後の
発錆状況を示し、◎,○,△,×,××の5段階で評価
し、◎が最良である。 ◎:赤錆発生率 0% ○: 〃 0超〜1% △: 〃 1超〜10% ×: 〃 10超〜50% ××: 〃 50%超
【0019】塗料との密着性は得られたクロメート皮膜
上に低温焼付け型(焼付け温度:110℃)のメラミン
系塗料を焼付け後20μとなるようにスプレー塗装し、
その後沸騰水に1h浸漬し2mmゴバン目に皮膜をカッ
トしテープ剥離し、剥離面積で評価した。 ◎:剥離面積 0% ○: 〃 0超〜1% △: 〃 1超〜10% ×: 〃 10超〜50% ××: 〃 50%超
上に低温焼付け型(焼付け温度:110℃)のメラミン
系塗料を焼付け後20μとなるようにスプレー塗装し、
その後沸騰水に1h浸漬し2mmゴバン目に皮膜をカッ
トしテープ剥離し、剥離面積で評価した。 ◎:剥離面積 0% ○: 〃 0超〜1% △: 〃 1超〜10% ×: 〃 10超〜50% ××: 〃 50%超
【0020】図1から明らかなように3価Cr/(3価
Cr+6価Cr)の値は耐蝕性には直接影響を与えな
い。図2から明らかなように3価Cr/(3価Cr+6
価Cr)の値は塗料密着性に影響を与え、3価Cr/
(3価Cr+6価Cr)の値が0.4以上及び1.0以
下で優れた塗料密着性を示す。ここで、1.0は6価C
rが0(ゼロ)の場合を意味する。これに対し、0.4
未満では塗料密着性は低下する傾向にある。図3から明
らかなようにクロム酸の濃度は耐蝕性に影響を与え5部
以上〜30部以下では優れた耐蝕性が得られ、5部未満
及び30部超で耐蝕性は低下する。
Cr+6価Cr)の値は耐蝕性には直接影響を与えな
い。図2から明らかなように3価Cr/(3価Cr+6
価Cr)の値は塗料密着性に影響を与え、3価Cr/
(3価Cr+6価Cr)の値が0.4以上及び1.0以
下で優れた塗料密着性を示す。ここで、1.0は6価C
rが0(ゼロ)の場合を意味する。これに対し、0.4
未満では塗料密着性は低下する傾向にある。図3から明
らかなようにクロム酸の濃度は耐蝕性に影響を与え5部
以上〜30部以下では優れた耐蝕性が得られ、5部未満
及び30部超で耐蝕性は低下する。
【0021】図4から明らかなようにクロム酸の濃度は
塗料密着性にも影響を与え、5部以上〜30部以下で優
れた塗料密着性を示し、5部未満及び30部超で低下す
る。図5から明らかなように長鎖状コロイダルシリカの
添加量は耐蝕性に影響を与え、2部以上〜20部以下で
優れた耐蝕性を示し、2部未満及び20部超で耐蝕性は
低下する傾向にある。図6から明らかなように長鎖状コ
ロイダルシリカの添加量は塗料密着性にも影響を与え2
部以上〜20部以下で優れた塗料密着性を示し、2部未
満及び20部超で低下する傾向にある。
塗料密着性にも影響を与え、5部以上〜30部以下で優
れた塗料密着性を示し、5部未満及び30部超で低下す
る。図5から明らかなように長鎖状コロイダルシリカの
添加量は耐蝕性に影響を与え、2部以上〜20部以下で
優れた耐蝕性を示し、2部未満及び20部超で耐蝕性は
低下する傾向にある。図6から明らかなように長鎖状コ
ロイダルシリカの添加量は塗料密着性にも影響を与え2
部以上〜20部以下で優れた塗料密着性を示し、2部未
満及び20部超で低下する傾向にある。
【0022】図7から明らかなように長鎖状コロイダル
シリカの長さは耐蝕性に影響を与え、25nm以上〜2
50nm以下では優れた耐蝕性を示し、25nm未満及
び250nm超では耐蝕性は低下する傾向にある。図8
から明らかなように長鎖状コロイダルシリカの長さは塗
料密着性に影響を与え、25nm以上〜250nm以下
で優れた塗料密着性を示し、25nm未満及び250n
m超では低下する傾向にある。図9から明らかなように
長鎖状コロイダルシリカの太さも耐蝕性に影響を与え、
2nm以上〜20nm以下では優れた耐蝕性を示し、2
nm未満及び20nm超では耐蝕性は次第に低下する。
シリカの長さは耐蝕性に影響を与え、25nm以上〜2
50nm以下では優れた耐蝕性を示し、25nm未満及
び250nm超では耐蝕性は低下する傾向にある。図8
から明らかなように長鎖状コロイダルシリカの長さは塗
料密着性に影響を与え、25nm以上〜250nm以下
で優れた塗料密着性を示し、25nm未満及び250n
m超では低下する傾向にある。図9から明らかなように
長鎖状コロイダルシリカの太さも耐蝕性に影響を与え、
2nm以上〜20nm以下では優れた耐蝕性を示し、2
nm未満及び20nm超では耐蝕性は次第に低下する。
【0023】図10から明らかなように長鎖状コロイダ
ルシリカの太さは塗料密着性に影響を与え、2nm以上
〜20nm以下で優れた塗料密着性を示し、2nm未満
及び20nm超で低下する。図11から明らかなように
球状コロイダルシリカの粒径は耐蝕性に影響を与え粒径
が小さいほど耐蝕性は向上する傾向にあるが、全体的に
長鎖状コロイダルシリカに対し耐蝕性は低い。図12か
ら明らかなように球状コロイダルシリカの粒径は塗料密
着性にも影響を与え、粒径が小さいほど塗料密着性は向
上するが、全体として長鎖状コロイダルシリカに比べ塗
料密着性は低い。
ルシリカの太さは塗料密着性に影響を与え、2nm以上
〜20nm以下で優れた塗料密着性を示し、2nm未満
及び20nm超で低下する。図11から明らかなように
球状コロイダルシリカの粒径は耐蝕性に影響を与え粒径
が小さいほど耐蝕性は向上する傾向にあるが、全体的に
長鎖状コロイダルシリカに対し耐蝕性は低い。図12か
ら明らかなように球状コロイダルシリカの粒径は塗料密
着性にも影響を与え、粒径が小さいほど塗料密着性は向
上するが、全体として長鎖状コロイダルシリカに比べ塗
料密着性は低い。
【0024】図13から明らかなようにリン酸の添加量
は耐蝕性に影響を与え、7部以上〜35部以下で優れた
耐蝕性を示し、7部未満及び35部超で耐蝕性は低下す
る。図14から明らかなようにリン酸の添加量は塗料密
着性にも影響を与え、7部以上〜35部以下で優れた塗
料密着性を示し、7部未満及び35部超で塗料密着性は
低下する。図15から明らかなようにMgOの添加量は
耐蝕性に影響を与え、2部以上で優れた耐蝕性を示す。
図16から明らかなようにMgOの添加量は塗料密着性
にも影響を与え、1部以上で優れた塗料密着性を示す。
以上の結果、MgOの最適添加量は下限は耐蝕性と有機
皮膜の密着性を同時に満足する2以上とし、上限は特に
制限はないが経済的な観点から10部以下とする。
は耐蝕性に影響を与え、7部以上〜35部以下で優れた
耐蝕性を示し、7部未満及び35部超で耐蝕性は低下す
る。図14から明らかなようにリン酸の添加量は塗料密
着性にも影響を与え、7部以上〜35部以下で優れた塗
料密着性を示し、7部未満及び35部超で塗料密着性は
低下する。図15から明らかなようにMgOの添加量は
耐蝕性に影響を与え、2部以上で優れた耐蝕性を示す。
図16から明らかなようにMgOの添加量は塗料密着性
にも影響を与え、1部以上で優れた塗料密着性を示す。
以上の結果、MgOの最適添加量は下限は耐蝕性と有機
皮膜の密着性を同時に満足する2以上とし、上限は特に
制限はないが経済的な観点から10部以下とする。
【0025】以上の結果から明らかなように最適成分と
しては次の通りである。 クロム酸 5〜30重量部 3価Cr/(3価Cr+6価Cr) 0.4〜1.0 長鎖状コロイダルシリカ(太さ:2〜20nm, 2〜20重量部 長さ:25〜250nm) リン酸 7〜35 〃 MgO 2〜10重量部
しては次の通りである。 クロム酸 5〜30重量部 3価Cr/(3価Cr+6価Cr) 0.4〜1.0 長鎖状コロイダルシリカ(太さ:2〜20nm, 2〜20重量部 長さ:25〜250nm) リン酸 7〜35 〃 MgO 2〜10重量部
【0026】本浴組成の浴を適当に希釈し、各種金属に
塗布することにより極めて優れた耐蝕性を確保すること
ができるとともに、特に低級な有機樹脂あるいは低温乾
燥型及び常温乾燥型等の低級塗料に対しても著しく優れ
た塗料密着性を確保することができる。ここで、本処理
によって優れた耐蝕性を確保できるのはクロム酸により
形成される緻密な不働態皮膜とコロイダルシリカ及びM
gOによる腐食物を安定化し、バリアー層を形成する不
働態化作用と、長鎖状コロイダルシリカによる強固な造
膜性によって確保されるものと推察される。
塗布することにより極めて優れた耐蝕性を確保すること
ができるとともに、特に低級な有機樹脂あるいは低温乾
燥型及び常温乾燥型等の低級塗料に対しても著しく優れ
た塗料密着性を確保することができる。ここで、本処理
によって優れた耐蝕性を確保できるのはクロム酸により
形成される緻密な不働態皮膜とコロイダルシリカ及びM
gOによる腐食物を安定化し、バリアー層を形成する不
働態化作用と、長鎖状コロイダルシリカによる強固な造
膜性によって確保されるものと推察される。
【0027】また、優れた塗料密着性を確保できるのは
3価Crと6価Crを特定の割合にすることにより3価
CrのOH基が最適割合になることと、長鎖状コロイダ
ルシリカの有するOH基とが相乗効果を示すこと、及び
PO4 2- 基との相互作用によるものと考えられる。ここ
で、合金めっき鋼板としては例えばZn−Ni系,Zn
−Ni−Co系,Zn−Ni−Cr系,Zn−Fe系,
Zn−Co系,Zn−Cr系,Zn−Mn系などをあげ
ることができ、また、Zn,Ni,Sn,Cu等の準金
属に直接使用することもできる。
3価Crと6価Crを特定の割合にすることにより3価
CrのOH基が最適割合になることと、長鎖状コロイダ
ルシリカの有するOH基とが相乗効果を示すこと、及び
PO4 2- 基との相互作用によるものと考えられる。ここ
で、合金めっき鋼板としては例えばZn−Ni系,Zn
−Ni−Co系,Zn−Ni−Cr系,Zn−Fe系,
Zn−Co系,Zn−Cr系,Zn−Mn系などをあげ
ることができ、また、Zn,Ni,Sn,Cu等の準金
属に直接使用することもできる。
【0028】また、塗布方法についてもロール塗布ある
いはスプレー後ロールで絞るなどいずれの方法を用いて
も差し支えない。本結果では例としてメラミン系塗料の
結果について示したが、有機樹脂との密着性が極めて優
れていることから本クロメート処理後各種樹脂を塗布
し、有機複合鋼板の下地用として使用することも可能で
ある。
いはスプレー後ロールで絞るなどいずれの方法を用いて
も差し支えない。本結果では例としてメラミン系塗料の
結果について示したが、有機樹脂との密着性が極めて優
れていることから本クロメート処理後各種樹脂を塗布
し、有機複合鋼板の下地用として使用することも可能で
ある。
【0029】すなわち、本クロメート処理後ポリアクリ
ル酸エステル、オレフィン/アクリル酸共重合体樹脂、
ポリメタクリル酸及びその共重合体樹脂、ポリメタクリ
ル酸エステル及びその共重合体樹脂、ポリアクリル酸及
びその共重合体樹脂、ポリアクリル酸エステル及びその
共重合体樹脂、アクリル変性エポキシ樹脂、エステル変
性エポキシ樹脂、アクリル変性エポキシエステル樹脂、
エステル樹脂、エポキシ樹脂ウレタン変性エポキシ樹
脂、メラミン樹脂をはじめとする各種水系及び溶剤系樹
脂等いずれの有機樹脂とも優れた密着性が確保される。
したがって、有機樹脂との密着性が優れていることか
ら、本クロメート皮膜に上記有機皮膜を形成し、有機複
合めっき鋼板を形成することも出来るし、また、直接E
D塗装したり、あるいはスプレー塗装した場合の塗膜と
の密着性に優れていることから、塗装鋼板の下地用とし
ても最適である。
ル酸エステル、オレフィン/アクリル酸共重合体樹脂、
ポリメタクリル酸及びその共重合体樹脂、ポリメタクリ
ル酸エステル及びその共重合体樹脂、ポリアクリル酸及
びその共重合体樹脂、ポリアクリル酸エステル及びその
共重合体樹脂、アクリル変性エポキシ樹脂、エステル変
性エポキシ樹脂、アクリル変性エポキシエステル樹脂、
エステル樹脂、エポキシ樹脂ウレタン変性エポキシ樹
脂、メラミン樹脂をはじめとする各種水系及び溶剤系樹
脂等いずれの有機樹脂とも優れた密着性が確保される。
したがって、有機樹脂との密着性が優れていることか
ら、本クロメート皮膜に上記有機皮膜を形成し、有機複
合めっき鋼板を形成することも出来るし、また、直接E
D塗装したり、あるいはスプレー塗装した場合の塗膜と
の密着性に優れていることから、塗装鋼板の下地用とし
ても最適である。
【0030】
【実施例】以下本発明の実施例を比較例と共に示す。 実施例1 Zn−Ni系合金めっき鋼板(目付量:20g/m2 ,
Ni=13.5%)に次の浴成分でロール塗布しCr付
着量が43mg/m2 となるように処理した。 浴成分 クロム酸 10重量部 3価Cr/(3価Cr+6価Cr) 0.6 長鎖状コロイダルシリカ(太さ:8〜10nm, 5重量部 長さ:100〜120nm) リン酸 15重量部 MgO 3重量部
Ni=13.5%)に次の浴成分でロール塗布しCr付
着量が43mg/m2 となるように処理した。 浴成分 クロム酸 10重量部 3価Cr/(3価Cr+6価Cr) 0.6 長鎖状コロイダルシリカ(太さ:8〜10nm, 5重量部 長さ:100〜120nm) リン酸 15重量部 MgO 3重量部
【0031】実施例2 Zn−Fe系合金めっき鋼板(目付量:20g/m2 ,
Fe=12.2%)に次の浴成分でロール塗布しCr付
着量が48mg/m2 となるように処理した。 浴成分 クロム酸 20重量部 3価Cr/(3価Cr+6価Cr) 0.9 長鎖状コロイダルシリカ(太さ:8〜10nm, 18重量部 長さ:150〜170nm) リン酸 30重量部 MgO 4重量部
Fe=12.2%)に次の浴成分でロール塗布しCr付
着量が48mg/m2 となるように処理した。 浴成分 クロム酸 20重量部 3価Cr/(3価Cr+6価Cr) 0.9 長鎖状コロイダルシリカ(太さ:8〜10nm, 18重量部 長さ:150〜170nm) リン酸 30重量部 MgO 4重量部
【0032】実施例3 Zn−Al系合金めっき鋼板(目付量:35g/m2 ,
Al=4.9%)に次の浴成分でロール塗布し、Cr付
着量が55mg/m2 となるように処理した。 浴成分 クロム酸 25重量部 3価Cr/(3価Cr+6価Cr) 0.45 長鎖状コロイダルシリカ(太さ:14〜16nm, 10重量部 長さ:230〜250nm) リン酸 32重量部 MgO 3重量部
Al=4.9%)に次の浴成分でロール塗布し、Cr付
着量が55mg/m2 となるように処理した。 浴成分 クロム酸 25重量部 3価Cr/(3価Cr+6価Cr) 0.45 長鎖状コロイダルシリカ(太さ:14〜16nm, 10重量部 長さ:230〜250nm) リン酸 32重量部 MgO 3重量部
【0033】実施例4 Zn−Cr系合金めっき鋼板(目付量:20g/m2 ,
Cr=11.5%)に次の浴成分でロール塗布しCr付
着量が51mg/m2 となるように処理した。 浴成分 クロム酸 10重量部 3価Cr/(3価Cr+6価Cr) 0.95 長鎖状コロイダルシリカ(太さ:4〜6nm, 15重量部 長さ:60〜80nm) リン酸 10重量部 MgO 3重量部
Cr=11.5%)に次の浴成分でロール塗布しCr付
着量が51mg/m2 となるように処理した。 浴成分 クロム酸 10重量部 3価Cr/(3価Cr+6価Cr) 0.95 長鎖状コロイダルシリカ(太さ:4〜6nm, 15重量部 長さ:60〜80nm) リン酸 10重量部 MgO 3重量部
【0034】実施例5 Zn−Mn系合金めっき鋼板(目付量:20g/m2 ,
Mn=40.8%)に次の浴成分でロール塗布しCr付
着量が58mg/m2 となるように処理した。 浴成分 クロム酸 15重量部 3価Cr/(3価Cr+6価Cr) 0.60 長鎖状コロイダルシリカ(太さ:16〜18nm, 18重量部 長さ:150〜170nm) リン酸 15重量部 MgO 5重量部
Mn=40.8%)に次の浴成分でロール塗布しCr付
着量が58mg/m2 となるように処理した。 浴成分 クロム酸 15重量部 3価Cr/(3価Cr+6価Cr) 0.60 長鎖状コロイダルシリカ(太さ:16〜18nm, 18重量部 長さ:150〜170nm) リン酸 15重量部 MgO 5重量部
【0035】実施例6 Zn−Ni−Co系合金めっき鋼板(目付量:20g/
m2 ,Ni=12.5%,Co=0.9%)に次の浴成
分でロール塗布し、Cr付着量が52mg/m 2 となる
ように処理した。 浴成分 クロム酸 13重量部 3価Cr/(3価Cr+6価Cr) 0.75 長鎖状コロイダルシリカ(太さ:10〜12nm, 17重量部 長さ:130〜150nm) リン酸 30重量部 MgO 3重量部
m2 ,Ni=12.5%,Co=0.9%)に次の浴成
分でロール塗布し、Cr付着量が52mg/m 2 となる
ように処理した。 浴成分 クロム酸 13重量部 3価Cr/(3価Cr+6価Cr) 0.75 長鎖状コロイダルシリカ(太さ:10〜12nm, 17重量部 長さ:130〜150nm) リン酸 30重量部 MgO 3重量部
【0036】実施例7 Zn−Ni−Cr系合金めっき鋼板(目付量:20g/
m2 ,Ni=0.7%,Cr=12.3%)に次の浴成
分でロール塗布し、Cr付着量が57mg/m 2 となる
ように処理した。 浴成分 クロム酸 25重量部 3価Cr/(3価Cr+6価Cr) 0.50 長鎖状コロイダルシリカ(太さ:2〜4nm, 10重量部 長さ:30〜50nm) リン酸 23重量部 MgO 3重量部
m2 ,Ni=0.7%,Cr=12.3%)に次の浴成
分でロール塗布し、Cr付着量が57mg/m 2 となる
ように処理した。 浴成分 クロム酸 25重量部 3価Cr/(3価Cr+6価Cr) 0.50 長鎖状コロイダルシリカ(太さ:2〜4nm, 10重量部 長さ:30〜50nm) リン酸 23重量部 MgO 3重量部
【0037】比較例1 Zn−Ni系合金めっき鋼板(Ni=11.8%)に次
の浴成分でロールで塗布し、Cr付着量が50mg/m
2 となるように処理した。 浴成分 クロム酸 15重量部 リン酸 20重量部
の浴成分でロールで塗布し、Cr付着量が50mg/m
2 となるように処理した。 浴成分 クロム酸 15重量部 リン酸 20重量部
【0038】比較例2 Zn−Ni系合金めっき鋼板(Ni=13.4%)に次
の浴成分でロールで塗布し、Cr付着量が46mg/m
2 となるように処理した。 浴成分 クロム酸 25重量部 粒状コロイダルシリカ(粒径:8〜10μ) 15重量部
の浴成分でロールで塗布し、Cr付着量が46mg/m
2 となるように処理した。 浴成分 クロム酸 25重量部 粒状コロイダルシリカ(粒径:8〜10μ) 15重量部
【0039】比較例3 Zn−Ni−Co系合金めっき鋼板(Ni=10.1
%,Co=1.5%)に次の浴成分でロールで塗布し、
Cr付着量が46mg/m2 となるように処理した。 浴成分 クロム酸 20重量部 MgO 5重量部
%,Co=1.5%)に次の浴成分でロールで塗布し、
Cr付着量が46mg/m2 となるように処理した。 浴成分 クロム酸 20重量部 MgO 5重量部
【0040】比較例4 Zn−Ni系合金めっき鋼板(Ni=13.8%)に次
の浴成分でロールで塗布し、Cr付着量が46mg/m
2 となるように処理した。 浴成分 クロム酸 20重量部 リン酸 15重量部 MgO 3重量部
の浴成分でロールで塗布し、Cr付着量が46mg/m
2 となるように処理した。 浴成分 クロム酸 20重量部 リン酸 15重量部 MgO 3重量部
【0041】比較例5 Zn−Ni−Cr系合金めっき鋼板(Ni=2.1%,
Cr=10.8%)に次の浴成分でロールで塗布し、C
r付着量が46mg/m2 となるように処理した。 浴成分 クロム酸 20重量部 リン酸 10重量部 長鎖状コロイダルシリカ(太さ:10〜12nm, 10重量部 長さ:100〜120nm)
Cr=10.8%)に次の浴成分でロールで塗布し、C
r付着量が46mg/m2 となるように処理した。 浴成分 クロム酸 20重量部 リン酸 10重量部 長鎖状コロイダルシリカ(太さ:10〜12nm, 10重量部 長さ:100〜120nm)
【0042】比較例6 Zn−Ni−Co系合金めっき鋼板(Ni=12.9
%,Co=1.8%)に次の浴成分でロールで塗布し、
Cr付着量が46mg/m2 となるように処理した。 浴成分 クロム酸 25重量部 長鎖状コロイダルシリカ(太さ:4〜6nm, 10重量部 長さ:30〜40nm) MgO 3重量部
%,Co=1.8%)に次の浴成分でロールで塗布し、
Cr付着量が46mg/m2 となるように処理した。 浴成分 クロム酸 25重量部 長鎖状コロイダルシリカ(太さ:4〜6nm, 10重量部 長さ:30〜40nm) MgO 3重量部
【0043】比較例7 Zn−Ni−Co系合金めっき鋼板(Ni=10.8
%,Co=1.7%)に次の浴成分でロールで塗布し、
Cr付着量が46mg/m2 となるように処理した。 浴成分 クロム酸 25重量部 リン酸 30重量部 粒状コロイダルシリカ(粒径:12〜15nm) 10重量部 MgO 5重量部
%,Co=1.7%)に次の浴成分でロールで塗布し、
Cr付着量が46mg/m2 となるように処理した。 浴成分 クロム酸 25重量部 リン酸 30重量部 粒状コロイダルシリカ(粒径:12〜15nm) 10重量部 MgO 5重量部
【0044】比較例8 Zn−Ni系合金めっき鋼板(Ni=13.2%)次の
浴成分でロールで塗布し、Cr付着量が57mg/m2
となるように処理した。 浴成分 クロム酸 25重量部 3価Cr/(3価Cr+6価Cr) 0.2 長鎖状コロイダルシリカ(太さ:4〜6nm) 15重量部 長さ:100〜120nm) リン酸 30重量部 MgO 2重量部
浴成分でロールで塗布し、Cr付着量が57mg/m2
となるように処理した。 浴成分 クロム酸 25重量部 3価Cr/(3価Cr+6価Cr) 0.2 長鎖状コロイダルシリカ(太さ:4〜6nm) 15重量部 長さ:100〜120nm) リン酸 30重量部 MgO 2重量部
【0045】表1に実施例の塩水噴霧試験による耐蝕性
を、表2に比較例の塩水噴霧試験による耐蝕性を示す。
また、表3に実施例のメラミン系塗料を20μ塗布した
場合の塗膜の密着性を示す。また、表4に比較例の密着
性を示す。塩水噴霧試験法は図1,図3,図5,図7,
図9,図11,図13及び図15と同じである。また、
塗料密着性の評価は図2,図4,図6,図8,図10,
図12,図14,図16と同じである。表1から明らか
なように、各種合金めっき鋼板に本発明を実施した場
合、耐蝕性は1200時間で殆ど変化なく、1500h
で1部にわずかに赤錆が発生するものがある程度であ
る。
を、表2に比較例の塩水噴霧試験による耐蝕性を示す。
また、表3に実施例のメラミン系塗料を20μ塗布した
場合の塗膜の密着性を示す。また、表4に比較例の密着
性を示す。塩水噴霧試験法は図1,図3,図5,図7,
図9,図11,図13及び図15と同じである。また、
塗料密着性の評価は図2,図4,図6,図8,図10,
図12,図14,図16と同じである。表1から明らか
なように、各種合金めっき鋼板に本発明を実施した場
合、耐蝕性は1200時間で殆ど変化なく、1500h
で1部にわずかに赤錆が発生するものがある程度であ
る。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】これに対し、表2から明らかなように公知
のクロメート浴で処理した場合(比較例1)ではSST
400h後ですでに白錆が70%前後発生し、600h
で赤錆がかなり認められた。また、最適浴成分からはず
れていたりあるいは不適切な成分が使用されている場合
には耐蝕性はかなり低下している。また、塗膜の密着性
も同様で、表3から明らかなように本発明を実施した場
合、塗料密着性の得にくいメラミン系塗料でも極めて優
れた密着性を示すが、表4から明らかなように公知の浴
で処理したり、あるいは最適成分からはずれたりあるい
は不適切な成分が使用されている場合には剥離の形跡が
認められる。
のクロメート浴で処理した場合(比較例1)ではSST
400h後ですでに白錆が70%前後発生し、600h
で赤錆がかなり認められた。また、最適浴成分からはず
れていたりあるいは不適切な成分が使用されている場合
には耐蝕性はかなり低下している。また、塗膜の密着性
も同様で、表3から明らかなように本発明を実施した場
合、塗料密着性の得にくいメラミン系塗料でも極めて優
れた密着性を示すが、表4から明らかなように公知の浴
で処理したり、あるいは最適成分からはずれたりあるい
は不適切な成分が使用されている場合には剥離の形跡が
認められる。
【0049】
【表3】
【0050】
【表4】
【0051】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によって得ら
れたクロメート皮膜は塗料との密着性が著しく優れてい
ることから塗装鋼板の下地用として最適であり、また、
各種有機複合めっき鋼板の下地用としても最適である。
れたクロメート皮膜は塗料との密着性が著しく優れてい
ることから塗装鋼板の下地用として最適であり、また、
各種有機複合めっき鋼板の下地用としても最適である。
【図1】クロメート浴中の3価Cr/(3価Cr+6価
Cr)と耐蝕性の関係を示した図、
Cr)と耐蝕性の関係を示した図、
【図2】クロメート浴中の3価Cr/(3価Cr+6価
Cr)と塗料密着性の関係を示した図、
Cr)と塗料密着性の関係を示した図、
【図3】クロム酸の濃度と耐蝕性の関係を示した図、
【図4】クロム酸の濃度と塗料密着性の関係を示した
図、
図、
【図5】長鎖状コロイダルシリカの添加量と耐蝕性の関
係を示した図、
係を示した図、
【図6】長鎖状コロイダルシリカの添加量と塗料密着性
の関係を示した図、
の関係を示した図、
【図7】長鎖状コロイダルシリカの長さと耐蝕性の関係
を示した図、
を示した図、
【図8】長鎖状コロイダルシリカの長さと塗料密着性の
関係を示した図、
関係を示した図、
【図9】長鎖状コロイダルシリカの太さと耐蝕性の関係
を示した図、
を示した図、
【図10】長鎖状コロイダルシリカの太さと塗料密着性
の関係を示した図、
の関係を示した図、
【図11】粒状コロイダルシリカの粒径と耐蝕性の関係
を示した図、
を示した図、
【図12】粒状コロイダルシリカの粒径と塗料密着性の
関係を示した図、
関係を示した図、
【図13】リン酸の添加量と耐蝕性の関係を示した図、
【図14】リン酸の添加量と塗料密着性の関係を示した
図、
図、
【図15】MgOの添加量と耐蝕性の関係を示した図、
【図16】MgOの添加量と塗料密着性の関係を示した
図である。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 3価Cr/(3価Cr+6価Cr)=
0.4〜1.0で全クロム酸5〜30重量部の浴に太さ
が2〜20nm、長さが25〜250nmの長鎖状コロ
イダルシリカを1〜20重量部、リン酸10〜35重量
部及びMgOを3〜10重量部含有せしめた浴を各種金
属に塗布することを特徴とする金属の塗布型クロメート
処理法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15390593A JPH0711454A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 金属の塗布型クロメート処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15390593A JPH0711454A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 金属の塗布型クロメート処理法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0711454A true JPH0711454A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15572673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15390593A Withdrawn JPH0711454A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 金属の塗布型クロメート処理法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0711454A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008029953A1 (fr) * | 2006-09-07 | 2008-03-13 | Nippon Steel Corporation | LIQUIDE DE TRAITEMENT AQUEUX DESTINÉ À TRAITER UNE TÔLE D'ACIER PLAQUÉE DE Sn QUI PRÉSENTE D'EXCELLENTES CARACTÉRISTIQUES DE RÉSISTANCE À LA CORROSION ET D'ADHÉSION DE REVÊTEMENT, ET PROCÉDÉ DE PRODUCTION DE LA TÔLE D&apos |
| EP3456865A1 (en) | 2017-09-14 | 2019-03-20 | Dipsol Chemicals Co., Ltd. | Trivalent chromium chemical conversion treatment liquid for zinc or zinc alloy base and chemical conversion treatment method using the same |
-
1993
- 1993-06-24 JP JP15390593A patent/JPH0711454A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008029953A1 (fr) * | 2006-09-07 | 2008-03-13 | Nippon Steel Corporation | LIQUIDE DE TRAITEMENT AQUEUX DESTINÉ À TRAITER UNE TÔLE D'ACIER PLAQUÉE DE Sn QUI PRÉSENTE D'EXCELLENTES CARACTÉRISTIQUES DE RÉSISTANCE À LA CORROSION ET D'ADHÉSION DE REVÊTEMENT, ET PROCÉDÉ DE PRODUCTION DE LA TÔLE D&apos |
| US8097306B2 (en) | 2006-09-07 | 2012-01-17 | Nippon Steel Corporation | Aqueous treating solution for Sn-based plated steel sheet excellent in corrosion resistance and paint adhesion, and production method of surface-treated steel sheet |
| JP5230428B2 (ja) * | 2006-09-07 | 2013-07-10 | 新日鐵住金株式会社 | 優れた耐食性・塗料密着性を有するSn系めっき鋼板用水系処理液および表面処理鋼板の製造方法 |
| EP3456865A1 (en) | 2017-09-14 | 2019-03-20 | Dipsol Chemicals Co., Ltd. | Trivalent chromium chemical conversion treatment liquid for zinc or zinc alloy base and chemical conversion treatment method using the same |
| KR20190030593A (ko) | 2017-09-14 | 2019-03-22 | 딥솔 가부시키가이샤 | 아연 또는 아연 합금 기재용 3가 크롬 화성 처리액 및 그것을 이용한 화성 처리 방법 |
| US11987888B2 (en) | 2017-09-14 | 2024-05-21 | Dipsol Chemicals Co., Ltd. | Trivalent chromium chemical conversion treatment liquid for zinc or zinc alloy base and chemical conversion treatment method using the same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |