JPH07102995B2 - 繊維強化硬化材料およびその製造法 - Google Patents
繊維強化硬化材料およびその製造法Info
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- JPH07102995B2 JPH07102995B2 JP60240268A JP24026885A JPH07102995B2 JP H07102995 B2 JPH07102995 B2 JP H07102995B2 JP 60240268 A JP60240268 A JP 60240268A JP 24026885 A JP24026885 A JP 24026885A JP H07102995 B2 JPH07102995 B2 JP H07102995B2
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- Japan
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- fiber
- fibers
- curable material
- strength
- aromatic
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B16/00—Use of organic materials as fillers, e.g. pigments, for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of organic materials specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
- C04B16/04—Macromolecular compounds
- C04B16/06—Macromolecular compounds fibrous
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、建築、土木用等に用いる軽量で、機械的特性
がすぐれた繊維強化硬化材料とその製造法に関するもの
である。
がすぐれた繊維強化硬化材料とその製造法に関するもの
である。
<従来の技術> 今日、建築、土木の分野において、セメント、石こうな
どの無機質材料や合成樹脂やアスファルトなどの有機質
材料が広く用いられている。古代のれんが以来、これら
材料は繊維を混入することにより、各種の機械的特性が
改良されている。
どの無機質材料や合成樹脂やアスファルトなどの有機質
材料が広く用いられている。古代のれんが以来、これら
材料は繊維を混入することにより、各種の機械的特性が
改良されている。
例えば、石綿繊維、ポリオレフィン繊維、炭素繊維、ガ
ラス繊維、ポリアミド繊維などが強化のための繊維とし
て用いられている。しかし、石綿繊維は無機質材料と組
成が近いため、界面での接着力はすぐれるが塵肺等の問
題があり、環境、健康上好ましくないことが近年明らか
になっている。ポリオレフィン、ポリアミド繊維は地震
や衝撃によるひび割れ防止用に用いられているが、弾性
率が十分でないとか、熱的に不十分な性質といった問題
がある。ガラス繊維は密度が大きく軽量化という点で不
十分であり、無機質材料としてセメントを用いた場合に
は耐アルカリ性の問題もある。そして炭素繊維は、高弾
性率であるが伸度が母材に比べ小さく、衝撃に対して十
分とはいえない。
ラス繊維、ポリアミド繊維などが強化のための繊維とし
て用いられている。しかし、石綿繊維は無機質材料と組
成が近いため、界面での接着力はすぐれるが塵肺等の問
題があり、環境、健康上好ましくないことが近年明らか
になっている。ポリオレフィン、ポリアミド繊維は地震
や衝撃によるひび割れ防止用に用いられているが、弾性
率が十分でないとか、熱的に不十分な性質といった問題
がある。ガラス繊維は密度が大きく軽量化という点で不
十分であり、無機質材料としてセメントを用いた場合に
は耐アルカリ性の問題もある。そして炭素繊維は、高弾
性率であるが伸度が母材に比べ小さく、衝撃に対して十
分とはいえない。
<本発明の目的> 本発明の目的は、環境上の問題がなく、耐熱性および耐
衝撃性に優れ、軽量かつ高強度な繊維強化硬化材料およ
びその製造法を提供することにある。
衝撃性に優れ、軽量かつ高強度な繊維強化硬化材料およ
びその製造法を提供することにある。
<問題点を解決するための手段> すなわち本発明は、溶融時に異方性を示す芳香族ポリエ
ステルから得られた、強度20g/d以上かつ弾性率700g/d
以上の繊維と、無機質材料からなる繊維強化硬化材料な
らびに溶融時に異方性を示す芳香族ポリエステルから得
られた、強度20g/d以上かつ弾性率700g/d以上の繊維を
ペースト状の無機質材料に混入し、これを流延成形した
後硬化させる事を特徴とする繊維強化硬化材料の製造法
に関するものである。
ステルから得られた、強度20g/d以上かつ弾性率700g/d
以上の繊維と、無機質材料からなる繊維強化硬化材料な
らびに溶融時に異方性を示す芳香族ポリエステルから得
られた、強度20g/d以上かつ弾性率700g/d以上の繊維を
ペースト状の無機質材料に混入し、これを流延成形した
後硬化させる事を特徴とする繊維強化硬化材料の製造法
に関するものである。
本発明における溶融時に異方性を示すポリエステルと
は、90゜直交した2枚の偏光板の間における加熱試料台
上にポリエステル試料粉末を置いて昇温していった時
に、流動可能な温度域において、光を透過しうる性質を
有するものを意味している。このような芳香族ポリエス
テルとしては、特公昭56−18016号や同55−20008号等に
示される芳香族ジカルボン酸、芳香族ジオール及び/又
は芳香族ヒドロキシカルボン酸やこれらの誘導体から成
るもので、場合により、これらと脂環族ジカルボン酸、
脂環族ジオール、脂肪族ジオールやこれらの誘導体との
共重合体も含まれる。ここで芳香族ジカルボン酸として
はテレフタル酸、イソフタル酸、4,4′−ジカルボキシ
ジフェニル、2,6−ジカルボキシナフタレン、1,2−ビス
(4−カルボキシフェノキシ)エタン等やこれらのアル
キル、アリール,アルコキシ、ハロゲン基の核置換体が
あげられる。芳香族ジオールとしてはヒドロキノン、レ
ゾルシン、4,4′−ジヒドロキシジフェニル、4,4′−ジ
ヒドロキシベンゾフェノン、4,4′−ジヒドロキシジフ
ェニルメタン、4,4′−ジヒドロキシジフェニルエタ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、
4,4′−ジヒドロキシジフェニルエーテル、4,4′−ジヒ
ドロキシジフェニルスルホン、4,4′−ジヒドロキシジ
フェニルスルフィド、2,6−ジヒドロキシナフタレン、
1,5−ジヒドロキシナフタレン等やこれらのアルキル、
アリール、アルコキシ、ハロゲン基の核置換体があげら
れる。芳香族ヒドロキシカルボン酸としてはp−ヒドロ
キシ安息香酸、m−ヒドロキシ安息香酸、2−ヒドロキ
シナフタレン−6−カルボン酸、1−ヒドロキシナフタ
レン−5−カルボン酸等やこれらのアルキル、アリー
ル、アルコキシ、ハロゲン基の核置換体があげられる。
脂環族ジカルボン酸としてはtrans−1,4−ジカルボキシ
シクロヘキサン、cis−1,4−ジカルボキシシクロヘキサ
ン等やこれらのアルキル、アリール、ハロゲン基の置換
体があげられる。脂環族及び脂肪族ジオールとしてはtr
ans−1,4−ジヒドロキシシクロヘキサン、cis−1,4−ジ
ヒドロキシシクロヘキサン、エチレングリコール、1,4
−ブタンジオール、キシリレンジオール等があげられ
る。
は、90゜直交した2枚の偏光板の間における加熱試料台
上にポリエステル試料粉末を置いて昇温していった時
に、流動可能な温度域において、光を透過しうる性質を
有するものを意味している。このような芳香族ポリエス
テルとしては、特公昭56−18016号や同55−20008号等に
示される芳香族ジカルボン酸、芳香族ジオール及び/又
は芳香族ヒドロキシカルボン酸やこれらの誘導体から成
るもので、場合により、これらと脂環族ジカルボン酸、
脂環族ジオール、脂肪族ジオールやこれらの誘導体との
共重合体も含まれる。ここで芳香族ジカルボン酸として
はテレフタル酸、イソフタル酸、4,4′−ジカルボキシ
ジフェニル、2,6−ジカルボキシナフタレン、1,2−ビス
(4−カルボキシフェノキシ)エタン等やこれらのアル
キル、アリール,アルコキシ、ハロゲン基の核置換体が
あげられる。芳香族ジオールとしてはヒドロキノン、レ
ゾルシン、4,4′−ジヒドロキシジフェニル、4,4′−ジ
ヒドロキシベンゾフェノン、4,4′−ジヒドロキシジフ
ェニルメタン、4,4′−ジヒドロキシジフェニルエタ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、
4,4′−ジヒドロキシジフェニルエーテル、4,4′−ジヒ
ドロキシジフェニルスルホン、4,4′−ジヒドロキシジ
フェニルスルフィド、2,6−ジヒドロキシナフタレン、
1,5−ジヒドロキシナフタレン等やこれらのアルキル、
アリール、アルコキシ、ハロゲン基の核置換体があげら
れる。芳香族ヒドロキシカルボン酸としてはp−ヒドロ
キシ安息香酸、m−ヒドロキシ安息香酸、2−ヒドロキ
シナフタレン−6−カルボン酸、1−ヒドロキシナフタ
レン−5−カルボン酸等やこれらのアルキル、アリー
ル、アルコキシ、ハロゲン基の核置換体があげられる。
脂環族ジカルボン酸としてはtrans−1,4−ジカルボキシ
シクロヘキサン、cis−1,4−ジカルボキシシクロヘキサ
ン等やこれらのアルキル、アリール、ハロゲン基の置換
体があげられる。脂環族及び脂肪族ジオールとしてはtr
ans−1,4−ジヒドロキシシクロヘキサン、cis−1,4−ジ
ヒドロキシシクロヘキサン、エチレングリコール、1,4
−ブタンジオール、キシリレンジオール等があげられ
る。
これらの組合せの内で本発明の対象として好ましい芳香
族ポリエステルとしては、例えば(1)p−ヒドロキシ
安息香酸残基40〜70モル%と上記芳香族ジカルボン酸残
基15〜30モル%と芳香族ジオール残基15〜30モル%から
成るコポリエステル、 (2)テレフタル酸及び/又はイソフタル酸とクロルヒ
ドロキノン、フェニルヒドロキノン、及び/又はヒドロ
キノンから成るコポリエステル、 (3)p−ヒドロキシ安息香酸残基20〜80モル%と2−
ヒドロキシナフタレン−6−カルボン酸残基20〜80モル
%から成るコポリエステルなどがあげられる。
族ポリエステルとしては、例えば(1)p−ヒドロキシ
安息香酸残基40〜70モル%と上記芳香族ジカルボン酸残
基15〜30モル%と芳香族ジオール残基15〜30モル%から
成るコポリエステル、 (2)テレフタル酸及び/又はイソフタル酸とクロルヒ
ドロキノン、フェニルヒドロキノン、及び/又はヒドロ
キノンから成るコポリエステル、 (3)p−ヒドロキシ安息香酸残基20〜80モル%と2−
ヒドロキシナフタレン−6−カルボン酸残基20〜80モル
%から成るコポリエステルなどがあげられる。
また中でもp−ヒドロキシ安息香酸残基がポリエステル
中の40〜70モル%を占めるポリエステルは結晶性が高く
耐アルカリ性、耐熱性、分子配向性がすぐれ、せん断力
をかけて混合した場合にフィブリル化し母材との接触面
積が増し、分散性が良くなるといった利点をもつ。
中の40〜70モル%を占めるポリエステルは結晶性が高く
耐アルカリ性、耐熱性、分子配向性がすぐれ、せん断力
をかけて混合した場合にフィブリル化し母材との接触面
積が増し、分散性が良くなるといった利点をもつ。
これらの出発原料を用い、ポリエステルに至るには、そ
のままであるいは脂肪族もしくは芳香族モノカルボン酸
又はそれらの誘導体、脂肪族アルコールもしくはフェノ
ール類又はそれらの誘電体等によるエステル化により、
重縮合反応を行なう。
のままであるいは脂肪族もしくは芳香族モノカルボン酸
又はそれらの誘導体、脂肪族アルコールもしくはフェノ
ール類又はそれらの誘電体等によるエステル化により、
重縮合反応を行なう。
重縮合反応としては既知の塊状重合、溶液重合、懸濁重
合法等を採用することができ、150〜360℃で常圧又は10
〜0.1torrの減圧下に、Sb,Ti,Ge化合物等の重合触媒、
リン系化合物等の安定剤、TiO2,CaCO3、タルク等の充て
ん剤等を場合により添加して行なうことができる。
合法等を採用することができ、150〜360℃で常圧又は10
〜0.1torrの減圧下に、Sb,Ti,Ge化合物等の重合触媒、
リン系化合物等の安定剤、TiO2,CaCO3、タルク等の充て
ん剤等を場合により添加して行なうことができる。
得られたポリマーはそのままで、あるいは粉体上で不活
性気体中、又は減圧下に熱処理して紡糸用試料とする。
あるいは、一度押出機により造粒して用いることもでき
る。
性気体中、又は減圧下に熱処理して紡糸用試料とする。
あるいは、一度押出機により造粒して用いることもでき
る。
これらの試料を溶融紡糸により繊維化するにあたり、溶
融紡糸に用いる装置としては既知のスクリュー型押出機
を使うことができる。
融紡糸に用いる装置としては既知のスクリュー型押出機
を使うことができる。
押出機のシリンダー温度としては先端部(最高温度)が
280〜420℃、特に300〜400℃が好ましい。
280〜420℃、特に300〜400℃が好ましい。
紡糸した繊維はそのままで、又は油剤を付着させ巻取る
なり、引落す。巻取り、又は引落しの速度は10〜10,000
m/minであるが、生産性や安定紡糸からみて50〜2,000m/
minが好ましい。
なり、引落す。巻取り、又は引落しの速度は10〜10,000
m/minであるが、生産性や安定紡糸からみて50〜2,000m/
minが好ましい。
強度や弾性率からすると1〜20デニール、より好ましく
は2〜16デニールの繊維が本発明に使用できる。
は2〜16デニールの繊維が本発明に使用できる。
得られた繊維はそのままでも使用できるが、熱処理や延
伸やこれらの組合せの処理を施してやることにより、さ
らに高強度、高弾性化することができる。
伸やこれらの組合せの処理を施してやることにより、さ
らに高強度、高弾性化することができる。
本発明で用いる繊維の強度は20g/d以上であり、かつ弾
性率は700g/d以上である。
性率は700g/d以上である。
繊維の形態は、連続繊維、短繊維、不織布、織物、編物
等、成形方法、成形体、用途により選ぶことができる。
但し、短繊維を用いる場合には繊維の長さは、ペースト
状の無機質材料中での繊維の分散性や、物性等の点から
好ましくは1〜100mm長、さらに好ましくは3〜30mm長
である。又、この繊維はフィブリル化しやすいため、予
めせん断力を与えてフィブリル化しておいても、混合に
よってフィブリル化させても良い。
等、成形方法、成形体、用途により選ぶことができる。
但し、短繊維を用いる場合には繊維の長さは、ペースト
状の無機質材料中での繊維の分散性や、物性等の点から
好ましくは1〜100mm長、さらに好ましくは3〜30mm長
である。又、この繊維はフィブリル化しやすいため、予
めせん断力を与えてフィブリル化しておいても、混合に
よってフィブリル化させても良い。
本発明で用いる無機質材料、有機質材料は水と共に混練
させるか、又は加熱溶融されてペースト状となした後上
記繊維と混合される。
させるか、又は加熱溶融されてペースト状となした後上
記繊維と混合される。
無機質材料としてはセメント、コンクリート、石灰、モ
ルタル、フライアッシュ、けいそう土、石こう等をあげ
ることができる。
ルタル、フライアッシュ、けいそう土、石こう等をあげ
ることができる。
混合後に公知の方法に従って流延成形することにより平
板、波板、円筒、ブロック等所望の形態の成形物とさ
れ、次いで硬化して最終成形物とされる。
板、波板、円筒、ブロック等所望の形態の成形物とさ
れ、次いで硬化して最終成形物とされる。
硬化の方法としては水と共に混練されたペースト状とさ
れた場合には、乾燥し水を除く方法を、又溶融してペー
スト状とされた場合にはその材料の固化点以下に冷却す
る方法を用いることができる。
れた場合には、乾燥し水を除く方法を、又溶融してペー
スト状とされた場合にはその材料の固化点以下に冷却す
る方法を用いることができる。
<作用および効果> かくしてえられた繊維強化硬化材料は環境上の問題がな
く、耐熱性および耐衝撃性に優れ、軽量かつ高強度であ
る。
く、耐熱性および耐衝撃性に優れ、軽量かつ高強度であ
る。
かかる繊維強化硬化材料はストレート、床材、壁材、か
わら、舗装材、パイプ、ボード、水槽、マンホール、パ
イル、道路等の建築土木資材として使用することができ
る。
わら、舗装材、パイプ、ボード、水槽、マンホール、パ
イル、道路等の建築土木資材として使用することができ
る。
<実施例> 以下に本発明を詳細に説明するために参考例、実施例お
よび比較例を示すが、これらはあくまでも例示的なもの
でありこれらに限定するものではない。
よび比較例を示すが、これらはあくまでも例示的なもの
でありこれらに限定するものではない。
光学異方性の測定は加熱ステージ上に試料を置いて、偏
光下、25℃/minで昇温して肉眼観察により行なった。
光下、25℃/minで昇温して肉眼観察により行なった。
参考例1 p−アセトキシ安息香酸7.20Kg(40モル)、テレフタル
酸2.49Kg(15モル)、イソフタル酸0.83Kg(5モル)、
4,4′−ジアセトキシジフェニル5.45Kg(20.2モル)を
くし型撹拌翼をもつ重合槽に仕込み、窒素ガス雰囲気下
で撹拌しながら昇温し、330℃で3時間重合した。
酸2.49Kg(15モル)、イソフタル酸0.83Kg(5モル)、
4,4′−ジアセトキシジフェニル5.45Kg(20.2モル)を
くし型撹拌翼をもつ重合槽に仕込み、窒素ガス雰囲気下
で撹拌しながら昇温し、330℃で3時間重合した。
この間、生成する酢酸を除去し、強力な撹拌で重合を行
ない、その後徐々に冷却し、200℃で重合体を系外へ取
出した。
ない、その後徐々に冷却し、200℃で重合体を系外へ取
出した。
重合体の収量を11.00kgで理論収量の98.2%であった。
これを細川ミクロン社のハンマーミルで粉砕し、2.5mm
以下の粒子とした。
これを細川ミクロン社のハンマーミルで粉砕し、2.5mm
以下の粒子とした。
これをロータリーキルン中で窒素雰囲気下に280℃で5
時間処理したところ、850℃以上で光学異方性が観察さ
れた。
時間処理したところ、850℃以上で光学異方性が観察さ
れた。
このポリエステルを30mm径のスクリュー型押出機を用い
溶融紡糸を行なった。用いたノズルは孔径0.07mm、孔長
0.14mm、孔数308である。
溶融紡糸を行なった。用いたノズルは孔径0.07mm、孔長
0.14mm、孔数308である。
370℃で溶融紡糸したところ紡出は極めて安定に行なわ
れ、淡黄色の透明繊維が得られた。
れ、淡黄色の透明繊維が得られた。
この繊維を320℃で3時間窒素中で処理したところ、3.2
1デニール、強度29.1g/d、伸度2.9%、弾性率1,010g/d
であった。
1デニール、強度29.1g/d、伸度2.9%、弾性率1,010g/d
であった。
実施例1 参考例1の繊維をカッターにて12mm長に切断し、ポルト
ランドセメント100重量部と水75重量部との混練ペース
ト状物に7重量部混合した。
ランドセメント100重量部と水75重量部との混練ペース
ト状物に7重量部混合した。
ペースト中に十分分散させた後、型に入れ10日間風乾後
とり出し、縦400mm、横400mm、厚さ5mmの平板状の繊維
強化硬化材料とした。
とり出し、縦400mm、横400mm、厚さ5mmの平板状の繊維
強化硬化材料とした。
これを試験片とし衝撃試験として800gの鋼球を落下させ
亀裂の入る距離を測定した。落下距離41cmで亀裂が入っ
た。
亀裂の入る距離を測定した。落下距離41cmで亀裂が入っ
た。
比較例1 東洋紡のポリエチレンテレフタレートRT−580を紡糸し
て得られた繊維を用いた以外は実施例1と同様の方法で
平板を作製した。落下距離24cmで亀裂を生じた。
て得られた繊維を用いた以外は実施例1と同様の方法で
平板を作製した。落下距離24cmで亀裂を生じた。
比較例2 繊維の代りに標準石綿を用いた以外は実施例1と同様の
方法で平板を作製した。この平板は落下距離18cmで亀裂
を生じた。
方法で平板を作製した。この平板は落下距離18cmで亀裂
を生じた。
実施例2 参考例1の繊維を用い、4本/cm糸密度で平織りの織物
を作成し型に入れ、ポルトランドセメント100重量部と
水75重量部の混練ペーストを流しこみ12日間風乾後とり
だし、繊維体積分率3%の繊維強化硬化材料を作った。
を作成し型に入れ、ポルトランドセメント100重量部と
水75重量部の混練ペーストを流しこみ12日間風乾後とり
だし、繊維体積分率3%の繊維強化硬化材料を作った。
60mm×60mm×140mmの試験片の曲げ試験を支点間120mmで
行なったところ270Kg/cm2の曲げ強さであった。
行なったところ270Kg/cm2の曲げ強さであった。
比較例3、4 実施例2の繊維の織物の代りにポリエチレンテレフタレ
ート織物と標準石綿そのままをそれぞれ用いた以外は実
施例2と同様の方法により試験片をえた。曲げ強度はそ
れぞれ57、48Kg/cm2であった。
ート織物と標準石綿そのままをそれぞれ用いた以外は実
施例2と同様の方法により試験片をえた。曲げ強度はそ
れぞれ57、48Kg/cm2であった。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D01F 6/62 308 6/84 303 B (72)発明者 小橋 利行 岡山県岡山市金岡東町3丁目3番1号 日 本エクスラン工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭47−39170(JP,A) 特開 昭55−21491(JP,A) 特開 昭60−204649(JP,A) 特開 昭61−160421(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】溶融時に異方性を示す芳香族ポリエステル
から得られた、強度20g/d以上かつ弾性率700g/d以上の
繊維と、無機質材料からなる繊維強化硬化材料。 - 【請求項2】溶融時に異方性を示す芳香族ポリエステル
から得られた、強度20g/d以上かつ弾性率700g/d以上の
繊維をペースト状の無機質材料に混入し、これを流延成
形した後硬化させる事を特徴とする繊維強化硬化材料の
製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60240268A JPH07102995B2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 繊維強化硬化材料およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60240268A JPH07102995B2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 繊維強化硬化材料およびその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62100487A JPS62100487A (ja) | 1987-05-09 |
| JPH07102995B2 true JPH07102995B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=17056966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60240268A Expired - Fee Related JPH07102995B2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 繊維強化硬化材料およびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07102995B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB8927371D0 (en) * | 1989-12-04 | 1990-01-31 | Ucc Corp | Flow monitor |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0008855B1 (en) * | 1978-07-31 | 1981-09-16 | Imperial Chemical Industries Plc | Aromatic copolyesters capable of forming an anisotropic melt and shaped articles made thereof |
| JPS601234A (ja) * | 1983-06-17 | 1985-01-07 | Toyo Soda Mfg Co Ltd | 含フッ素系バイポ−ラ膜 |
| CH660357A5 (de) * | 1984-03-01 | 1987-04-15 | Ametex Ag | Armierungsfasern enthaltende mischung fuer die verstaerkung von werkstoffen. |
-
1985
- 1985-10-25 JP JP60240268A patent/JPH07102995B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62100487A (ja) | 1987-05-09 |
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