JPH07102150B2 - ポリペプチドの調製方法 - Google Patents
ポリペプチドの調製方法Info
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- JPH07102150B2 JPH07102150B2 JP6106595A JP10659594A JPH07102150B2 JP H07102150 B2 JPH07102150 B2 JP H07102150B2 JP 6106595 A JP6106595 A JP 6106595A JP 10659594 A JP10659594 A JP 10659594A JP H07102150 B2 JPH07102150 B2 JP H07102150B2
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/435—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
- C07K14/44—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from protozoa
- C07K14/445—Plasmodium
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/04—Antibacterial agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P33/00—Antiparasitic agents
- A61P33/02—Antiprotozoals, e.g. for leishmaniasis, trichomoniasis, toxoplasmosis
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K39/00—Medicinal preparations containing antigens or antibodies
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/30—Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change
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- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
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- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、哺乳動物をマラリアか
ら防御するワクチン用のポリペプチドの調製方法に関す
る。
ら防御するワクチン用のポリペプチドの調製方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】マラリアは、長年鋭意研究が重ねられて
きたにもかかわらず、ワクチンが開発されていない、重
く、かつ広範囲にわたる病気である。例えば、サイエン
ス(Science)、第226巻、679頁(1984年11
月9日)参照。実験的に、ヒトを含めた哺乳類は、照射
したスポロゾイトを接種することにより、マラリアの病
原体、プラスモジウム(Plasmodium)による感染に対し
て防御される。クライドら、アメリカン・ジャーナル・
オブ・トロピカル・メジシン・アンド・ハイジーン(Cl
yde et al.,Am.J.Trop.Med、Hyg.)、第2
4巻、397頁(1975)およびリークマンら、ブリテ
ィン、ダブリュー・エイチ・オー(Rieckmanet al.,
Bull.WHO)、第57巻(補遺1)、261頁(197
9)参照。ヨシダら、サイエンス(Yoshida et al.,
Science)、第207巻、71頁(1980)の報告によ
れば、かかる防御は、少なくとも、スポロゾイトの表面
上のタンパク質、サーカムスポロゾイト(CS)タンパク
質に対する抗体により部分的に媒介され、CSタンパク
質に対して生じたモノクローナル抗体は、in vitroで
感染を中和し、in vivoで動物を防御する。CSタンパ
ク質は、種内で高度に進化的に保存されるが、種間では
かなり異なる。プラスモジウムの4つの種は、ヒトを感
染させることが公知である。これらは、熱帯熱マラリア
原虫(P.falciparum)、三日熱マラリア原虫(P.viva
x)、卵形マラリア原虫(P.ovale)および四日熱原虫
(P.malariae)であって、後の2つは頻度が少ない。科
学的に興味深い他の種は、囓歯類住血胞子虫(P.bergh
ei)および猿マラリア原虫(P.knowlesi)であり、これ
らの種の宿主は、各々、囓歯類動物およびサルである。
きたにもかかわらず、ワクチンが開発されていない、重
く、かつ広範囲にわたる病気である。例えば、サイエン
ス(Science)、第226巻、679頁(1984年11
月9日)参照。実験的に、ヒトを含めた哺乳類は、照射
したスポロゾイトを接種することにより、マラリアの病
原体、プラスモジウム(Plasmodium)による感染に対し
て防御される。クライドら、アメリカン・ジャーナル・
オブ・トロピカル・メジシン・アンド・ハイジーン(Cl
yde et al.,Am.J.Trop.Med、Hyg.)、第2
4巻、397頁(1975)およびリークマンら、ブリテ
ィン、ダブリュー・エイチ・オー(Rieckmanet al.,
Bull.WHO)、第57巻(補遺1)、261頁(197
9)参照。ヨシダら、サイエンス(Yoshida et al.,
Science)、第207巻、71頁(1980)の報告によ
れば、かかる防御は、少なくとも、スポロゾイトの表面
上のタンパク質、サーカムスポロゾイト(CS)タンパク
質に対する抗体により部分的に媒介され、CSタンパク
質に対して生じたモノクローナル抗体は、in vitroで
感染を中和し、in vivoで動物を防御する。CSタンパ
ク質は、種内で高度に進化的に保存されるが、種間では
かなり異なる。プラスモジウムの4つの種は、ヒトを感
染させることが公知である。これらは、熱帯熱マラリア
原虫(P.falciparum)、三日熱マラリア原虫(P.viva
x)、卵形マラリア原虫(P.ovale)および四日熱原虫
(P.malariae)であって、後の2つは頻度が少ない。科
学的に興味深い他の種は、囓歯類住血胞子虫(P.bergh
ei)および猿マラリア原虫(P.knowlesi)であり、これ
らの種の宿主は、各々、囓歯類動物およびサルである。
【0003】猿マラリア原虫のCSタンパク質は、12
のアミノ酸配列の12のタンデム重複からなる。ザバラ
ら、ジャーナル・オブ・エクスペリメンタル・メジシン
(Zavala et al.,J.Exp.Med.)、第157巻、
1947頁(1983)は、該重複単位に対するモノクロ
ーナル抗体が、抗スポロゾイト抗血清の可溶化スポロゾ
イトタンパク質に対する接触をブロックするという実験
に基づいて、該重複単位が、猿マラリア原虫CSタンパ
ク質の主な免疫原であることを報告している。ジシン
ら、ジャーナル・オブ・エクスペリメンタル・メジシン
(Gysin et al.,J.Exp.Med.)、第160巻、
935頁(1984)は、猿マラリア原虫CSタンパク質
のタンデム重複単位を表す合成の24のペプチド残基
は、サルにおける病原性スポロゾイトの感染性を中和す
ることを報告している。コルマンら(Colman et a
l)、国際特許公開WO84−2922−A号(1984
年8月2日公開)は、猿マラリア原虫CSタンパク質重
複単位のコーディング領域のタンパク質のクローニン
グ、およびイー・コリ(E.coli)におけるそのβ−ラク
タマーゼおよびβ−ガラクトシダーゼ融合株の発現を報
告している。ヌッセンバイクら(Nussenzweig et a
l.)、米国特許第4466917号は、P44タンパク
質と称するスポロゾイトタンパク質、およびイー・コリ
におけるそのクローニングおよび発現を開示している。
エネアら、プロシーディングズ・オブ・ナショナル・ア
カデミー・オブ・サイエンシズ・ユー・エス・エイ(En
ea et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.USA)、
第81巻、7520頁(1984)は、シノモルギマラリ
ア原虫(P.cynomologi)のCSタンパク質内の類似した
重複単位構造を報告している。ケンプら(Kemp et a
l)、国際特許公開WO84−02917−A号は、イー
・コリにおける熱帯熱マラリア原虫cDNAのクローニ
ングおよび発現を開示している。デイムら、サイエンス
(Dame et al.,Science)、第225巻、593頁
(1984)は、イー・コリにおける熱帯熱マラリア原虫
のCSタンパク質のクローニングおよび発現を報告して
いる。該タンパク質は、分子量約44000の約412
のアミノ酸からなると記載されている。これは、テトラ
ペプチドの41タンデム重複からなる。モノクローナル
抗体に結合した重複領域由来の合成の7−、11−およ
び15−ペプチド残基は、CSタンパク質に対して発生
する。
のアミノ酸配列の12のタンデム重複からなる。ザバラ
ら、ジャーナル・オブ・エクスペリメンタル・メジシン
(Zavala et al.,J.Exp.Med.)、第157巻、
1947頁(1983)は、該重複単位に対するモノクロ
ーナル抗体が、抗スポロゾイト抗血清の可溶化スポロゾ
イトタンパク質に対する接触をブロックするという実験
に基づいて、該重複単位が、猿マラリア原虫CSタンパ
ク質の主な免疫原であることを報告している。ジシン
ら、ジャーナル・オブ・エクスペリメンタル・メジシン
(Gysin et al.,J.Exp.Med.)、第160巻、
935頁(1984)は、猿マラリア原虫CSタンパク質
のタンデム重複単位を表す合成の24のペプチド残基
は、サルにおける病原性スポロゾイトの感染性を中和す
ることを報告している。コルマンら(Colman et a
l)、国際特許公開WO84−2922−A号(1984
年8月2日公開)は、猿マラリア原虫CSタンパク質重
複単位のコーディング領域のタンパク質のクローニン
グ、およびイー・コリ(E.coli)におけるそのβ−ラク
タマーゼおよびβ−ガラクトシダーゼ融合株の発現を報
告している。ヌッセンバイクら(Nussenzweig et a
l.)、米国特許第4466917号は、P44タンパク
質と称するスポロゾイトタンパク質、およびイー・コリ
におけるそのクローニングおよび発現を開示している。
エネアら、プロシーディングズ・オブ・ナショナル・ア
カデミー・オブ・サイエンシズ・ユー・エス・エイ(En
ea et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.USA)、
第81巻、7520頁(1984)は、シノモルギマラリ
ア原虫(P.cynomologi)のCSタンパク質内の類似した
重複単位構造を報告している。ケンプら(Kemp et a
l)、国際特許公開WO84−02917−A号は、イー
・コリにおける熱帯熱マラリア原虫cDNAのクローニ
ングおよび発現を開示している。デイムら、サイエンス
(Dame et al.,Science)、第225巻、593頁
(1984)は、イー・コリにおける熱帯熱マラリア原虫
のCSタンパク質のクローニングおよび発現を報告して
いる。該タンパク質は、分子量約44000の約412
のアミノ酸からなると記載されている。これは、テトラ
ペプチドの41タンデム重複からなる。モノクローナル
抗体に結合した重複領域由来の合成の7−、11−およ
び15−ペプチド残基は、CSタンパク質に対して発生
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、熱帯熱マラ
リア原虫(Plasmodium falciparum)CSタンパク質の
重複単位の全部または一部に対するコーディング配列を
有するイー・コリ(E.coli)発現ベクターで形質転換さ
れたイー・コリ培養株から熱帯熱マラリア原虫CSタン
パク質の4以上のタンデム重複単位を有するポリペプチ
ドを精製、調製する方法を提供する。
リア原虫(Plasmodium falciparum)CSタンパク質の
重複単位の全部または一部に対するコーディング配列を
有するイー・コリ(E.coli)発現ベクターで形質転換さ
れたイー・コリ培養株から熱帯熱マラリア原虫CSタン
パク質の4以上のタンデム重複単位を有するポリペプチ
ドを精製、調製する方法を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のポリペプチド
は、イー・コリ(E.coli)において産生される4つ以上
のタンデムCSタンパク質重複単位からなる。該ポリペ
プチドは、CSタンパク質ではないが、重複単位以外の
CSタンパク質の部分を含んでもよい。熱帯熱マラリア
原虫(P.falciparum)重複単位は、次に示す配列を有す
るテトラペプチドである: アスパラギン(Asn)−アラニン(Ala)−アスパラギン
(Asn)−プロリン(Pro)−
は、イー・コリ(E.coli)において産生される4つ以上
のタンデムCSタンパク質重複単位からなる。該ポリペ
プチドは、CSタンパク質ではないが、重複単位以外の
CSタンパク質の部分を含んでもよい。熱帯熱マラリア
原虫(P.falciparum)重複単位は、次に示す配列を有す
るテトラペプチドである: アスパラギン(Asn)−アラニン(Ala)−アスパラギン
(Asn)−プロリン(Pro)−
【0006】本発明のポリペプチド内で、種々のテトラ
ペプチドが存在し、かかるペプチドは、熱帯熱マラリア
原虫CSタンパク質に関して、その抗体の反応性に著し
く悪い影響を及ぼさない。例えば、デイムら、サイエン
ス(Dame et al.,Science)、第225巻、593頁
(1984)に開示されている如く、天然に存在する熱帯
熱マラリア原虫における41テトラペプチド重複の37
は、Asn−Ala−Asn−Proであり、4はAsn−バリン
(Val)−アスパラギン酸(Asp)−Proである。好ましく
は、本発明のポリペプチドにおけるテトラペプチド重複
単位の半分以上は、いわゆる共通塩基配列、Asn−Ala
−Asn−Proである。好ましくは、本発明のポリペプチ
ドは、約8重複(即ち32アミノ酸)〜約148重複から
なる。さらに好ましくは、ポリペプチドは、約16〜約
112の重複からなる。
ペプチドが存在し、かかるペプチドは、熱帯熱マラリア
原虫CSタンパク質に関して、その抗体の反応性に著し
く悪い影響を及ぼさない。例えば、デイムら、サイエン
ス(Dame et al.,Science)、第225巻、593頁
(1984)に開示されている如く、天然に存在する熱帯
熱マラリア原虫における41テトラペプチド重複の37
は、Asn−Ala−Asn−Proであり、4はAsn−バリン
(Val)−アスパラギン酸(Asp)−Proである。好ましく
は、本発明のポリペプチドにおけるテトラペプチド重複
単位の半分以上は、いわゆる共通塩基配列、Asn−Ala
−Asn−Proである。好ましくは、本発明のポリペプチ
ドは、約8重複(即ち32アミノ酸)〜約148重複から
なる。さらに好ましくは、ポリペプチドは、約16〜約
112の重複からなる。
【0007】本発明のポリペプチドは、ハイブリッド、
即ち、非CSタンパク質重複単位配列を有する融合ポリ
ペプチドである。かかる非CSタンパク質重複配列は、
免疫原性を高めるか、または組換微生物におけるクロー
ニングおよび発現を促進する担体分子として機能し得
る。あるいは、かかる追加的配列は、他のスポロゾイト
免疫原、他のプラスモジウム免疫原および/または他の
非プラスモジウム免疫原に対する1以上のエピトープを
担うことができる。特に、イー・コリにおいて実施可能
な量で安定に発現されず、熱帯熱マラリア原虫に対する
免疫化に関して必要でないことが判明しているCSタン
パク質は、本発明から除外される。
即ち、非CSタンパク質重複単位配列を有する融合ポリ
ペプチドである。かかる非CSタンパク質重複配列は、
免疫原性を高めるか、または組換微生物におけるクロー
ニングおよび発現を促進する担体分子として機能し得
る。あるいは、かかる追加的配列は、他のスポロゾイト
免疫原、他のプラスモジウム免疫原および/または他の
非プラスモジウム免疫原に対する1以上のエピトープを
担うことができる。特に、イー・コリにおいて実施可能
な量で安定に発現されず、熱帯熱マラリア原虫に対する
免疫化に関して必要でないことが判明しているCSタン
パク質は、本発明から除外される。
【0008】本明細書において例示する本発明のポリペ
プチドの種類の具体例は、次のとおりである。重複のC
末端と融合したpBR322におけるテトラサイクリン
耐性(tetR)遺伝子由来の約32のN−末端アミノ酸を
有する少なくとも4つの重複からなるRtet32ポリペプ
チド:重複のC末端と融合したtetR遺伝子を有する少な
くとも4つの重複からなるRtet86ポリペプチド;重複
のC末端と融合したNS1の227のアミノ酸を有する
少なくとも4つの重複からなるRNS1ポリペプチド;
重複のN末端と融合したNS1の81のN末端アミノ酸
を有する少なくとも4つの重複からなるNS1Rポリペ
プチド;重複のC末端で−グリシン残基が続いている少
なくとも4つの重複からなるRGポリペプチド;重複の
C末端で−ロイシン−アルギニン残基につながっている
少なくとも4つの重複からなるRLAポリペプチド;お
よび重複のC末端で−Asn−Thr−Val−Ser−Serに
つながっている少なくとも4つの重複からなるRNポリ
ペプチド。
プチドの種類の具体例は、次のとおりである。重複のC
末端と融合したpBR322におけるテトラサイクリン
耐性(tetR)遺伝子由来の約32のN−末端アミノ酸を
有する少なくとも4つの重複からなるRtet32ポリペプ
チド:重複のC末端と融合したtetR遺伝子を有する少な
くとも4つの重複からなるRtet86ポリペプチド;重複
のC末端と融合したNS1の227のアミノ酸を有する
少なくとも4つの重複からなるRNS1ポリペプチド;
重複のN末端と融合したNS1の81のN末端アミノ酸
を有する少なくとも4つの重複からなるNS1Rポリペ
プチド;重複のC末端で−グリシン残基が続いている少
なくとも4つの重複からなるRGポリペプチド;重複の
C末端で−ロイシン−アルギニン残基につながっている
少なくとも4つの重複からなるRLAポリペプチド;お
よび重複のC末端で−Asn−Thr−Val−Ser−Serに
つながっている少なくとも4つの重複からなるRNポリ
ペプチド。
【0009】CSタンパク質重複単位に関する遺伝子コ
ーディング配列は、公知の技術により得ることができ
る。該技術には、合成、好ましくは、例えば、エリス
ら、ネイチャー(Ellis et al.,Nature)、第302
巻、536頁(1983)に開示されている様なメッセン
ジャーRNAの逆転写により、熱帯熱マラリア原虫から
得られるものによるか、または、前記デイムら(Dame
et al)により開示されている様な、熱帯熱マラリア原
虫ゲノムDNAから得られる完全な遺伝子の直接的クロ
ーニングによるものが挙げられる。図面に、CSタンパ
ク質コーディング領域を示す。熱帯熱マラリア原虫およ
びそのスポロゾイトは、感染したヒトおよび蚊より得る
ことができる。CSタンパク質の全部または一部に対す
るコーディング配列をクローンし、重複単位の全部また
は一部をコードするそのサブフラグメントを、公知の技
術により調製することができる。図1に、CSタンパク
質遺伝子内の選択された有用な制限サイトを示す。好ま
しいサイトはXhoIIサイトである。XhoIIで切断す
ると、次に示す16重複のコーディング配列が得られ
る: N−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)15(Asn−V
al−Asp−Pro)1]nC[式中、nは1である] 適当な配列の多重タンデムXhoIIフラグメントを用い
ることにより、さらに長い重複、即ち、nが1以上であ
る重複が得られる。
ーディング配列は、公知の技術により得ることができ
る。該技術には、合成、好ましくは、例えば、エリス
ら、ネイチャー(Ellis et al.,Nature)、第302
巻、536頁(1983)に開示されている様なメッセン
ジャーRNAの逆転写により、熱帯熱マラリア原虫から
得られるものによるか、または、前記デイムら(Dame
et al)により開示されている様な、熱帯熱マラリア原
虫ゲノムDNAから得られる完全な遺伝子の直接的クロ
ーニングによるものが挙げられる。図面に、CSタンパ
ク質コーディング領域を示す。熱帯熱マラリア原虫およ
びそのスポロゾイトは、感染したヒトおよび蚊より得る
ことができる。CSタンパク質の全部または一部に対す
るコーディング配列をクローンし、重複単位の全部また
は一部をコードするそのサブフラグメントを、公知の技
術により調製することができる。図1に、CSタンパク
質遺伝子内の選択された有用な制限サイトを示す。好ま
しいサイトはXhoIIサイトである。XhoIIで切断す
ると、次に示す16重複のコーディング配列が得られ
る: N−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)15(Asn−V
al−Asp−Pro)1]nC[式中、nは1である] 適当な配列の多重タンデムXhoIIフラグメントを用い
ることにより、さらに長い重複、即ち、nが1以上であ
る重複が得られる。
【0010】合成技術は公知であり、かつ、商業的に入
手可能なDNA合成装置を用いて達成することができ
る。実質的に同じアミノ酸に関するコドンを有し、同じ
XhoII末端または末端に異なる開裂サイトを有する合
成オリゴヌクレオチドを合成することができる。かかる
合成オリゴヌクレオチドは、天然の64コドンと異なっ
てもよく、同じアミノ酸、または少数の、好ましくは約
8末端の異なるアミノ酸をコードし得る。ただし、これ
らはポリペプチドの免疫防御性に著しく悪影響を及ぼさ
ないものとする。典型的な合成コーディング配列は、完
全に、共通塩基配列、(Asn−Ala−Asn−Pro)n(式
中、nは少なくとも4である)をコードする。
手可能なDNA合成装置を用いて達成することができ
る。実質的に同じアミノ酸に関するコドンを有し、同じ
XhoII末端または末端に異なる開裂サイトを有する合
成オリゴヌクレオチドを合成することができる。かかる
合成オリゴヌクレオチドは、天然の64コドンと異なっ
てもよく、同じアミノ酸、または少数の、好ましくは約
8末端の異なるアミノ酸をコードし得る。ただし、これ
らはポリペプチドの免疫防御性に著しく悪影響を及ぼさ
ないものとする。典型的な合成コーディング配列は、完
全に、共通塩基配列、(Asn−Ala−Asn−Pro)n(式
中、nは少なくとも4である)をコードする。
【0011】ポリペプチドのコーディング配列は、いか
なるイー・コリ発現ベクターにも挿入することができ、
その多くは公知であり、かつ入手可能である。イー・コ
リにおける本発明のポリペプチドの高レベルの発現は、
生成物の異常なアミノ酸組成(アスパラギン(Asn)約5
0%、アラニン(Ala)25%、プロリン(Pro)25%)
の観点から、驚異的である。さらに以下に記載する様
に、プラスミドpAS1に含まれる様な、λ−PLプロ
モーターおよびλ−cIIリボソーム結合サイトからな
る調節エレメントを用いて、コーディング配列がよく発
現されることが判明している[ローゼンベルクら、メソ
ッズ・オブ・エンザイモロジー(Rosenberget al.,M
eth.Enzym.)、第101巻、123頁(1983)およ
びシャッツマンら、エクスペリメンタル・マニピュレイ
ション・オブ・ジーン・エクスプレッション、エム・イ
ノウエ編、アカデミックプレス、ニューヨーク(Shatzm
anet al.,in Experimental Manipulation of g
ene Expression,edit.by M.Inouye.Acaremic
Press,New York)(1982)参照]。pAS1は、p
BR322複製開始点、アンピシリン耐性マーカーおよ
びPL、N抗停止機能認識サイト(NutLおよびNut
R)、ρ−依存性転写停止シグナル(tR1)およびG残基
が直接BamHI開裂サイトにつながっているcII翻訳
開始サイトを含むcIIリボソーム結合サイトを含むλ
由来の一連のフラグメントを担う。pAS1は、pKC3
0cIIから、pKC30cIIのcII−pBR322結
合のBamHIサイトおよびcIIATG間のヌクレオチ
ドを切除し、該分子を再結紮して、ATGのすぐ下流に
BamHIサイトを再生することにより得ることができ
る。
なるイー・コリ発現ベクターにも挿入することができ、
その多くは公知であり、かつ入手可能である。イー・コ
リにおける本発明のポリペプチドの高レベルの発現は、
生成物の異常なアミノ酸組成(アスパラギン(Asn)約5
0%、アラニン(Ala)25%、プロリン(Pro)25%)
の観点から、驚異的である。さらに以下に記載する様
に、プラスミドpAS1に含まれる様な、λ−PLプロ
モーターおよびλ−cIIリボソーム結合サイトからな
る調節エレメントを用いて、コーディング配列がよく発
現されることが判明している[ローゼンベルクら、メソ
ッズ・オブ・エンザイモロジー(Rosenberget al.,M
eth.Enzym.)、第101巻、123頁(1983)およ
びシャッツマンら、エクスペリメンタル・マニピュレイ
ション・オブ・ジーン・エクスプレッション、エム・イ
ノウエ編、アカデミックプレス、ニューヨーク(Shatzm
anet al.,in Experimental Manipulation of g
ene Expression,edit.by M.Inouye.Acaremic
Press,New York)(1982)参照]。pAS1は、p
BR322複製開始点、アンピシリン耐性マーカーおよ
びPL、N抗停止機能認識サイト(NutLおよびNut
R)、ρ−依存性転写停止シグナル(tR1)およびG残基
が直接BamHI開裂サイトにつながっているcII翻訳
開始サイトを含むcIIリボソーム結合サイトを含むλ
由来の一連のフラグメントを担う。pAS1は、pKC3
0cIIから、pKC30cIIのcII−pBR322結
合のBamHIサイトおよびcIIATG間のヌクレオチ
ドを切除し、該分子を再結紮して、ATGのすぐ下流に
BamHIサイトを再生することにより得ることができ
る。
【0012】pKC30cIIは、pKC30のHpaIサ
イトに、cII遺伝子を担うλ由来の1.3kb HaeI
IIフラグメントを挿入することにより組立てることが
できる(前記シャッツマンら(Shatzman et al.)およ
び前記ローゼンベルクら(Rosenberg et al.)参
照)。pKC30は、シミタケら、ネイチャー(Shimitak
e et al.,Nature)、第292巻、128頁(198
1)により記載されている。これは、pBR322のtet
R遺伝子のHindIIIおよびBamHIサイト間に挿入
されたλの2.4kb HindIII−BamHIフラグメ
ントを有するpBR322誘導体である。pAS1に類似
した構造は、コートニーら、ネイチャー(Courtney et
al.,Nature)、第313巻、149頁(1985)に
記載されている。pAS1は、アメリカン・タイプ・カ
ルチャー・コレクション(American Type Culture
Collection,Rockville,Maryland)に、ブダペスト条
約に従って寄託されている。コーディング配列は、有効
に、即ち、適当な配列で、適当な解読フレーム中に、イ
ー・コリ発現ベクターの調節エレメントに、標準的技術
により結合され、本発明の発現ベクターを形成する。
イトに、cII遺伝子を担うλ由来の1.3kb HaeI
IIフラグメントを挿入することにより組立てることが
できる(前記シャッツマンら(Shatzman et al.)およ
び前記ローゼンベルクら(Rosenberg et al.)参
照)。pKC30は、シミタケら、ネイチャー(Shimitak
e et al.,Nature)、第292巻、128頁(198
1)により記載されている。これは、pBR322のtet
R遺伝子のHindIIIおよびBamHIサイト間に挿入
されたλの2.4kb HindIII−BamHIフラグメ
ントを有するpBR322誘導体である。pAS1に類似
した構造は、コートニーら、ネイチャー(Courtney et
al.,Nature)、第313巻、149頁(1985)に
記載されている。pAS1は、アメリカン・タイプ・カ
ルチャー・コレクション(American Type Culture
Collection,Rockville,Maryland)に、ブダペスト条
約に従って寄託されている。コーディング配列は、有効
に、即ち、適当な配列で、適当な解読フレーム中に、イ
ー・コリ発現ベクターの調節エレメントに、標準的技術
により結合され、本発明の発現ベクターを形成する。
【0013】この様に発現されたポリペプチドを、公知
の標準的タンパク質単離技術により、増殖培養株から単
離精製する。典型的な、有用な一連の精製反応は、1)
細胞の破壊、2)細胞片の清澄化、3)本発明のポリペプ
チドの、清澄化細胞抽出物中に存在する他のポリペプチ
ドからの分離、4)残存ポリペプチド、炭水化物、核酸
および/またはリポポリサッカライドを含む残存する汚
染物質を除去するための最終精製からなる。第1工程
は、例えば、リソゾームまたは他の溶解または浸透化剤
を添加するか、あるいは機械的または超音波破壊により
達成することができる。抽出物を清澄化するための遠心
操作または濾過の前に、界面活性剤を添加して、本発明
のポリペプチドを溶液状態に保つ。
の標準的タンパク質単離技術により、増殖培養株から単
離精製する。典型的な、有用な一連の精製反応は、1)
細胞の破壊、2)細胞片の清澄化、3)本発明のポリペプ
チドの、清澄化細胞抽出物中に存在する他のポリペプチ
ドからの分離、4)残存ポリペプチド、炭水化物、核酸
および/またはリポポリサッカライドを含む残存する汚
染物質を除去するための最終精製からなる。第1工程
は、例えば、リソゾームまたは他の溶解または浸透化剤
を添加するか、あるいは機械的または超音波破壊により
達成することができる。抽出物を清澄化するための遠心
操作または濾過の前に、界面活性剤を添加して、本発明
のポリペプチドを溶液状態に保つ。
【0014】本発明の一態様としては、本発明のある種
のポリペプチドは、清澄化した抽出物を、タンパク質の
溶解性を維持するために界面活性剤を添加した後、約8
0℃に加熱することにより、他のポリペプチドから非常
に効率よく分離できることが判明した。少なくとも約4
分間80℃に加熱することにより、実質的に重複または
他の非熱変性配列と融合した重複からなるポリペプチド
を変性させることなく殆ど全ての細菌性ポリペプチドを
沈澱させられることが判明した。変性した細菌性ポリペ
プチドは、遠心操作によりペレット化し、除去すること
ができる。この操作は、Rtet32、RG、RLAおよび
Rtet86ポリペプチドを精製するのに用いられる。特
に、この操作は、以下の実施例に記載の如く、R16te
t32、R32tet32、R48tet32、R64tet32、R48
G、R32LAおよびR16tet86をうまく精製するの
に用いられるが、R16NS1およびR32NS1を加
熱すると、これらのポリペプチドは沈澱する。例えば、
選択的沈澱剤を添加し、次いでイオン交換クロマトグラ
フィーまたは逆相HPLC等の仕上クロマトグラフィー
工程により、本発明のポリペプチドをさらに精製するこ
とができる。
のポリペプチドは、清澄化した抽出物を、タンパク質の
溶解性を維持するために界面活性剤を添加した後、約8
0℃に加熱することにより、他のポリペプチドから非常
に効率よく分離できることが判明した。少なくとも約4
分間80℃に加熱することにより、実質的に重複または
他の非熱変性配列と融合した重複からなるポリペプチド
を変性させることなく殆ど全ての細菌性ポリペプチドを
沈澱させられることが判明した。変性した細菌性ポリペ
プチドは、遠心操作によりペレット化し、除去すること
ができる。この操作は、Rtet32、RG、RLAおよび
Rtet86ポリペプチドを精製するのに用いられる。特
に、この操作は、以下の実施例に記載の如く、R16te
t32、R32tet32、R48tet32、R64tet32、R48
G、R32LAおよびR16tet86をうまく精製するの
に用いられるが、R16NS1およびR32NS1を加
熱すると、これらのポリペプチドは沈澱する。例えば、
選択的沈澱剤を添加し、次いでイオン交換クロマトグラ
フィーまたは逆相HPLC等の仕上クロマトグラフィー
工程により、本発明のポリペプチドをさらに精製するこ
とができる。
【0015】本発明で得られたポリペプチドを使用する
ワクチンにおいて、好ましくは生理的pHに緩衝された
本発明のポリペプチドの水性溶液を直接用いることがで
きる。あるいは、通常の凍結乾燥を施したか、またはし
ていないポリペプチドを、いかなる各種公知のアジュバ
ントと混合あるいは吸着させることができる。かかるア
ジュジントとしては、とりわけ水酸化アルミニウム、ム
ラミルジペプチドおよびQuil A等のサポニンが挙げ
られる。別の変法例として、ポリペプチドをリポソーム
等の微粒子中に封入することができる。さらに別法例と
して、死菌百日咳(Bordetella)または破傷風トキソイ
ド等の免疫刺激性高分子に接合することができる。ワク
チンの調製は、一般的に、「ワクチンにおける新傾向お
よび発展」ポーラーら編、ユニバシティー・パーク・プ
レス(New Trends and Developementsin Vaccin
es,edited by Voller et al.,University Par
k Press.Baltimore,Maryland.U.S.A)、(19
78)に記載されている。リポソーム中への封入は、例
えば、フュラートン(Fullerton)、米国特許第4235
877号に記載されている。タンパク質の高分子への接
合は、例えばリクハイト(Likhite)、米国特許第437
2945号およびアーモーら(armor et al.)、米国
特許第4474757号により開示されている。Quil
Aの使用は、例えばダルスガードら、アクタ・ベテリ
ナリア・スカンジナビカ(Dalsgaard et al.,Act
a.Vet.Scand.)、第18巻、349頁、(1977)
に開示されている。
ワクチンにおいて、好ましくは生理的pHに緩衝された
本発明のポリペプチドの水性溶液を直接用いることがで
きる。あるいは、通常の凍結乾燥を施したか、またはし
ていないポリペプチドを、いかなる各種公知のアジュバ
ントと混合あるいは吸着させることができる。かかるア
ジュジントとしては、とりわけ水酸化アルミニウム、ム
ラミルジペプチドおよびQuil A等のサポニンが挙げ
られる。別の変法例として、ポリペプチドをリポソーム
等の微粒子中に封入することができる。さらに別法例と
して、死菌百日咳(Bordetella)または破傷風トキソイ
ド等の免疫刺激性高分子に接合することができる。ワク
チンの調製は、一般的に、「ワクチンにおける新傾向お
よび発展」ポーラーら編、ユニバシティー・パーク・プ
レス(New Trends and Developementsin Vaccin
es,edited by Voller et al.,University Par
k Press.Baltimore,Maryland.U.S.A)、(19
78)に記載されている。リポソーム中への封入は、例
えば、フュラートン(Fullerton)、米国特許第4235
877号に記載されている。タンパク質の高分子への接
合は、例えばリクハイト(Likhite)、米国特許第437
2945号およびアーモーら(armor et al.)、米国
特許第4474757号により開示されている。Quil
Aの使用は、例えばダルスガードら、アクタ・ベテリ
ナリア・スカンジナビカ(Dalsgaard et al.,Act
a.Vet.Scand.)、第18巻、349頁、(1977)
に開示されている。
【0016】各ワクチン投与量中に存在するポリペプチ
ドの量は、典型的なワクチンにおける著しく有害な副作
用なしに免疫防御応答を惹起する量として選択される。
かかる量は、どのポリペプチドを用いるか、およびワク
チンにアジュバントが添加されているか否かによって異
なる。一般に、各投与量はポリペプチドを1〜1000
μg、好ましくは、10〜200μg含有する。特定のワ
クチンに対する最適量は、抗体力価および患者における
他の応答の観察を含めた標準的考察により確かめること
ができる。第1回接種の後、患者は好ましくは約4週間
後に追加抗原投与を受け、その後、感染の危険性が存在
するかぎり、6カ月毎に追加抗原投与を繰返し受ける。
ドの量は、典型的なワクチンにおける著しく有害な副作
用なしに免疫防御応答を惹起する量として選択される。
かかる量は、どのポリペプチドを用いるか、およびワク
チンにアジュバントが添加されているか否かによって異
なる。一般に、各投与量はポリペプチドを1〜1000
μg、好ましくは、10〜200μg含有する。特定のワ
クチンに対する最適量は、抗体力価および患者における
他の応答の観察を含めた標準的考察により確かめること
ができる。第1回接種の後、患者は好ましくは約4週間
後に追加抗原投与を受け、その後、感染の危険性が存在
するかぎり、6カ月毎に追加抗原投与を繰返し受ける。
【0017】
【実施例】以下の実施例で本発明を説明するが、これに
限定されるものではない。CSタンパク質コーディング
配列は、ジェームズ・ウェーバー、ウォルター・リード
・アーミー・インスティチュート・フォア・リサーチ
(James Weber,WalterReed Army Institute f
or Research)により、pUC8(標準的なイー・コリク
ローニングベクター(例えば、ベゼスダ・リサーチ・ラ
ボラトリーズ・インコーポレイテッド(Bethesda Res
earch Laboratories,Inc.Gaithersburg,MD)より
入手可能)のEcoRIサイトにおけるλmPF1(前記デ
イムら(Dame et al.)参照)の2337bp EcoRI
フラグメント(図1参照)として得た。得られたpUC8
誘導体は、pUC8クローン1と称する。
限定されるものではない。CSタンパク質コーディング
配列は、ジェームズ・ウェーバー、ウォルター・リード
・アーミー・インスティチュート・フォア・リサーチ
(James Weber,WalterReed Army Institute f
or Research)により、pUC8(標準的なイー・コリク
ローニングベクター(例えば、ベゼスダ・リサーチ・ラ
ボラトリーズ・インコーポレイテッド(Bethesda Res
earch Laboratories,Inc.Gaithersburg,MD)より
入手可能)のEcoRIサイトにおけるλmPF1(前記デ
イムら(Dame et al.)参照)の2337bp EcoRI
フラグメント(図1参照)として得た。得られたpUC8
誘導体は、pUC8クローン1と称する。
【0018】実施例1 CSタンパク質誘導体 精製したpUC8クローン1プラスミドDNA40μgを
培地緩衝液(50mMトリス、pH7.5 50mM Na
Cl、1mMジチオトレイトール(DTT)、10mM Mg
Cl2)400μl中制限エンドヌクレアーゼStuIおよび
RsaI(各酵素、それぞれ100単位)で37℃にて1.
5時間消化する。CSタンパク質のはじめの18アミノ
酸以外をコードする得られた1216塩基対フラグメン
トを、5%ポリアクリルアミドゲル(PAGE)上での電
気泳動により単離する。発現ベクターpAS1 10μg
を、培地緩衝液200μl中制限エンドヌクレアーゼBa
mHI25単位で、37℃にて1.5時間消化する。切
断されたプラスミドを、次いでDNAポリメラーゼ大フ
ラグメントで処理し(クレノウ5単位;20mMトリス−
HCl、pH7.5、7mM MgCl2、60mM NaC
l、5mM2−メルカプトエタノールおよび各0.25m
Mの4種のデオキシヌクレオチドトリホスフェート;2
5℃、15分)、BamHIサイトの末端をうめる。CS
遺伝子フラグメント1μgを次いで30μlリガーゼバッ
ファー(50mMトリス、pH7.5、1mMDTT、10
mM MgCl2、100μM rATP)中、1単位のT4
−DNAリガーゼで4℃にて16時間、このベクター1
00ngに結紮する。該結紮混合物をイー・コリMM29
4CI+株に形質転換し、アンピシリン耐性コロニーを
得、CS遺伝子フラグメントのpAS1中への挿入に関
してスクリーンする。適正な構造を有するプラスミド(p
CSP)を同定し、イー・コリN5151株(cIts85
7)に形質転換し、完全なCSタンパク質の発現に関し
てテストする。(タンパク質のアミノ末端での18アミ
ノ酸の欠失は、真正CSタンパク質の開裂シグナルペプ
チドに対応する。)細胞を、ルリア・ベルタニ・ブロス
(LB)中で32℃にて650nmでの吸収(A650)が0.
6となる様に増殖させ、2時間42℃で発現プラスミド
のPLプロモーターの転写およびその結果CSタンパク
質誘導体の翻訳が起こる。細胞の1mlをサンプルにと
り、ペレット化し、溶解緩衝液(10mMトリス−HC
l、pH7.8、25%(v/v)グリセロール、2%2−メ
ルカプトエタノール、2%ドデシル硫酸ナトリウム(S
DS)、0.1%ブロモフェニルブルー)中に再懸濁し、
105℃加熱ブロック中で5分間インキュベートする。
タンパク質をSDS−PAGE(13%アクリルアミド
30:0.8アクリルアミド:ビスアクリルアミド比)に
より分離する。タンパク質をニトロセルロースに移し、
イー・コリにおいて産生されたCSタンパク質を、熱帯
熱マラリア原虫CSタンパク質のテトラペプチド重複領
域と反応性の5つのモノクローナル抗体のプールを用い
て、ウエスタンプロット分析により検出する(前記デイ
ムら(Dameet al.)参照)。
培地緩衝液(50mMトリス、pH7.5 50mM Na
Cl、1mMジチオトレイトール(DTT)、10mM Mg
Cl2)400μl中制限エンドヌクレアーゼStuIおよび
RsaI(各酵素、それぞれ100単位)で37℃にて1.
5時間消化する。CSタンパク質のはじめの18アミノ
酸以外をコードする得られた1216塩基対フラグメン
トを、5%ポリアクリルアミドゲル(PAGE)上での電
気泳動により単離する。発現ベクターpAS1 10μg
を、培地緩衝液200μl中制限エンドヌクレアーゼBa
mHI25単位で、37℃にて1.5時間消化する。切
断されたプラスミドを、次いでDNAポリメラーゼ大フ
ラグメントで処理し(クレノウ5単位;20mMトリス−
HCl、pH7.5、7mM MgCl2、60mM NaC
l、5mM2−メルカプトエタノールおよび各0.25m
Mの4種のデオキシヌクレオチドトリホスフェート;2
5℃、15分)、BamHIサイトの末端をうめる。CS
遺伝子フラグメント1μgを次いで30μlリガーゼバッ
ファー(50mMトリス、pH7.5、1mMDTT、10
mM MgCl2、100μM rATP)中、1単位のT4
−DNAリガーゼで4℃にて16時間、このベクター1
00ngに結紮する。該結紮混合物をイー・コリMM29
4CI+株に形質転換し、アンピシリン耐性コロニーを
得、CS遺伝子フラグメントのpAS1中への挿入に関
してスクリーンする。適正な構造を有するプラスミド(p
CSP)を同定し、イー・コリN5151株(cIts85
7)に形質転換し、完全なCSタンパク質の発現に関し
てテストする。(タンパク質のアミノ末端での18アミ
ノ酸の欠失は、真正CSタンパク質の開裂シグナルペプ
チドに対応する。)細胞を、ルリア・ベルタニ・ブロス
(LB)中で32℃にて650nmでの吸収(A650)が0.
6となる様に増殖させ、2時間42℃で発現プラスミド
のPLプロモーターの転写およびその結果CSタンパク
質誘導体の翻訳が起こる。細胞の1mlをサンプルにと
り、ペレット化し、溶解緩衝液(10mMトリス−HC
l、pH7.8、25%(v/v)グリセロール、2%2−メ
ルカプトエタノール、2%ドデシル硫酸ナトリウム(S
DS)、0.1%ブロモフェニルブルー)中に再懸濁し、
105℃加熱ブロック中で5分間インキュベートする。
タンパク質をSDS−PAGE(13%アクリルアミド
30:0.8アクリルアミド:ビスアクリルアミド比)に
より分離する。タンパク質をニトロセルロースに移し、
イー・コリにおいて産生されたCSタンパク質を、熱帯
熱マラリア原虫CSタンパク質のテトラペプチド重複領
域と反応性の5つのモノクローナル抗体のプールを用い
て、ウエスタンプロット分析により検出する(前記デイ
ムら(Dameet al.)参照)。
【0019】実施例2 R16tet86 精製したpUC8クローン1プラスミド100μgを培地
緩衝液400μl中、制限エンドヌクレアーゼXhoII
40単位で37℃にて、16時間消化する。CSタンパ
ク質の16テトラペプチド重複をコードづける192塩
基対フラグメントを次いでPAGEにより単離する。発
現ベクターpAS1を実施例1に記載したのと同様にし
て制限エンドヌクレアーゼBamHIで開裂させる。実施
例1に記載したのと同様にして、192塩基対のXhoI
Iフラグメント1μgをpAS1100ngのBamHIサイ
トに結紮する。結紮ミックスをイー・コリMM294C
I+株に形質転換する。クローンは、該プラスミドのB
amHI−HindIIフラグメントのポリアクリルアミド
ゲル電気泳動分析によりpAS1のBamHIサイトで適
正な配列である192塩基対のXhoIIフラグメントを
含有し、HindIIサイトがtetR遺伝子の下流であり、
BamHIサイトがcIIATGおよび適正な配列のプラ
スミドの挿入部の結合点にあるものと同定される。この
プラスミドpR16tet86は、次の様に表される:
緩衝液400μl中、制限エンドヌクレアーゼXhoII
40単位で37℃にて、16時間消化する。CSタンパ
ク質の16テトラペプチド重複をコードづける192塩
基対フラグメントを次いでPAGEにより単離する。発
現ベクターpAS1を実施例1に記載したのと同様にし
て制限エンドヌクレアーゼBamHIで開裂させる。実施
例1に記載したのと同様にして、192塩基対のXhoI
Iフラグメント1μgをpAS1100ngのBamHIサイ
トに結紮する。結紮ミックスをイー・コリMM294C
I+株に形質転換する。クローンは、該プラスミドのB
amHI−HindIIフラグメントのポリアクリルアミド
ゲル電気泳動分析によりpAS1のBamHIサイトで適
正な配列である192塩基対のXhoIIフラグメントを
含有し、HindIIサイトがtetR遺伝子の下流であり、
BamHIサイトがcIIATGおよび適正な配列のプラ
スミドの挿入部の結合点にあるものと同定される。この
プラスミドpR16tet86は、次の様に表される:
【0020】 pRB322 PL 重複 tetR pBR322 ・・・ ・・・ BH BB
【0021】(図中、BHはBamHIサイトを意味し、
BはBanHIIサイト、Sは終止コドンを意味する)。p
R16tet86は、イー・コリN5151株(cIts857)
を形質転換するのに用いられ、ウエスタン・ブロック分
析によりCSタンパク質のテトラペプチド重複の産生に
関して調べる。この様にして産生されたタンパク質は、
次の様な配列を有する: N−Met−Asp−Pro(Asn−Ala−Asn−Pro)15(As
n−Val−Asp−Pro)1T86−C (式中、T86はpAS1上に存在するテトラサイクリン
耐性遺伝子由来の86アミノ酸である)。N−末端メチ
オニン(Met)残基も、ベクター、より詳しくは、cII
タンパク質開始コドン由来である。
BはBanHIIサイト、Sは終止コドンを意味する)。p
R16tet86は、イー・コリN5151株(cIts857)
を形質転換するのに用いられ、ウエスタン・ブロック分
析によりCSタンパク質のテトラペプチド重複の産生に
関して調べる。この様にして産生されたタンパク質は、
次の様な配列を有する: N−Met−Asp−Pro(Asn−Ala−Asn−Pro)15(As
n−Val−Asp−Pro)1T86−C (式中、T86はpAS1上に存在するテトラサイクリン
耐性遺伝子由来の86アミノ酸である)。N−末端メチ
オニン(Met)残基も、ベクター、より詳しくは、cII
タンパク質開始コドン由来である。
【0022】実施例2A R32tet86およびR48tet86 精製したpR16tet86プラスミドDNA10μgを培地
緩衝液200μl中BamHI25単位で37℃にて2時
間、消化する。このDNA100ngを次いで前記と同様
にして、192塩基対のXhoIIフラグメント1μgと
結紮する。次のポリペプチドをコードするプラスミド発
現ベクター、pR32tet86およびpR48tet86を調製
し、イー・コリにおいて発現させる: N−Met−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)15−
(Asn−Val−Asp−Pro)1]n−T86−C (式中、nは2(R32tet86)またはnは3(R48tet86)
である。)nが2または3であるpAS1クローンは、前
記と同様にして、各々nが2または3以外であるクロー
ンから選択される。調べた全てのクローンは、適正な配
列の挿入部を有していた。R32tet86およびR48tet
86は両方とも、イムノブロッティングにより評価される
如く、R16tet86とほぼ同じレベルで発現される。数
種のRtet86タンパク質のイムノブロット分析により、
クーマシー・ブリリアント・ブルーR−250染色によ
り見られない不均一な生成物があることが示される。こ
れらのタンパク質は、以下に記載の如くRtet32ポリペ
プチドのおよそ半量まで蓄積されると考えられる。最小
の分解生成物の大きさは、クローン中のテトラペプチド
重複の数に比例する。これらのタンパク質の不安定性
は、不均質COOH末端の低下による。
緩衝液200μl中BamHI25単位で37℃にて2時
間、消化する。このDNA100ngを次いで前記と同様
にして、192塩基対のXhoIIフラグメント1μgと
結紮する。次のポリペプチドをコードするプラスミド発
現ベクター、pR32tet86およびpR48tet86を調製
し、イー・コリにおいて発現させる: N−Met−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)15−
(Asn−Val−Asp−Pro)1]n−T86−C (式中、nは2(R32tet86)またはnは3(R48tet86)
である。)nが2または3であるpAS1クローンは、前
記と同様にして、各々nが2または3以外であるクロー
ンから選択される。調べた全てのクローンは、適正な配
列の挿入部を有していた。R32tet86およびR48tet
86は両方とも、イムノブロッティングにより評価される
如く、R16tet86とほぼ同じレベルで発現される。数
種のRtet86タンパク質のイムノブロット分析により、
クーマシー・ブリリアント・ブルーR−250染色によ
り見られない不均一な生成物があることが示される。こ
れらのタンパク質は、以下に記載の如くRtet32ポリペ
プチドのおよそ半量まで蓄積されると考えられる。最小
の分解生成物の大きさは、クローン中のテトラペプチド
重複の数に比例する。これらのタンパク質の不安定性
は、不均質COOH末端の低下による。
【0023】実施例3 R16tet32 精製したpR16tet86DNA10μgを培地緩衝液20
0μl中制限エンドヌクレアーゼBanII25単位で、
37℃にて2時間で切断する。切断したDNA100ng
を次いで結紮する。この操作により14塩基対のBanI
Iフラグメントが欠失し、残存するBanIIサイトのす
ぐ下流に終止コドンが生じる。得られたプラスミドpR
16tet32を用いてイー・コリN5151株においてR
16tet32を発展させ、R16tet32をこれから精製す
る。R16tet32を含有するイー・コリ30g(湿潤重量)
を緩衝液A(50mMトリスHCl、pH8.0、2mMエ
チレンジアミン四酢酸(EDTA)、0.1mMジチオト
レイトール、5%(v/v)グリセロール)200ml中に再
懸濁させる。リツゾイムを添加して最終濃度を0.2mg
/mlにし、該混合物を氷上で30分間インキュベート
し、細胞を溶解させる。該混合物を次いでワーリングブ
レンダー中、最高値にセットして3分間処理し、次いで
ブランソン350超音波装置で1分間超音波処理するこ
とにより、微生物DNAを除去する。デオキシコール酸
ナトリウムを添加して最終濃度を0.1%(w/v)にし、
この混合物を4℃にて30分間撹拌する。該懸濁液を次
いで12000×gで30分間遠心操作に付し、細胞片
を除去する。上清をフラスコ中に集め、沸騰水浴中で1
0分間インキュベートし、12000×gで30分間遠
心分離する。殆ど全てのイー・コリタンパク質が、加熱
工程中に沈澱し、遠心操作中にペレット化され、一方、
R16tet32タンパク質は溶解性で、上清中に含まれ
る。上清を集め、次いで硫酸アルミニウムをゆっくり添
加して、最終濃度を飽和状態の20%とする。これによ
り、R16tet32タンパク質が選択的に沈澱し、これを
遠心操作(12000×gで30分間)により集める。こ
の時点で、R16tet32は、他の汚染バクテリアタンパ
ク質に関して約95%純粋である。最終クロマトグラフ
ィー工程(例えば、イオン交換、逆相高速液体クロマト
グラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィ
ー、サイズ・セパレーション等)を行い、タンパク質、
炭水化物、核酸またはリポポリサッカライド等の他の物
質による残存する汚染物質を除去する。R16tet32を
発現させ、イー・コリタンパク質全体の5%にほぼ等し
いレベル、即ち、フーマシーブルー染色により示される
様な、約36〜60mg/リットルで精製する。
0μl中制限エンドヌクレアーゼBanII25単位で、
37℃にて2時間で切断する。切断したDNA100ng
を次いで結紮する。この操作により14塩基対のBanI
Iフラグメントが欠失し、残存するBanIIサイトのす
ぐ下流に終止コドンが生じる。得られたプラスミドpR
16tet32を用いてイー・コリN5151株においてR
16tet32を発展させ、R16tet32をこれから精製す
る。R16tet32を含有するイー・コリ30g(湿潤重量)
を緩衝液A(50mMトリスHCl、pH8.0、2mMエ
チレンジアミン四酢酸(EDTA)、0.1mMジチオト
レイトール、5%(v/v)グリセロール)200ml中に再
懸濁させる。リツゾイムを添加して最終濃度を0.2mg
/mlにし、該混合物を氷上で30分間インキュベート
し、細胞を溶解させる。該混合物を次いでワーリングブ
レンダー中、最高値にセットして3分間処理し、次いで
ブランソン350超音波装置で1分間超音波処理するこ
とにより、微生物DNAを除去する。デオキシコール酸
ナトリウムを添加して最終濃度を0.1%(w/v)にし、
この混合物を4℃にて30分間撹拌する。該懸濁液を次
いで12000×gで30分間遠心操作に付し、細胞片
を除去する。上清をフラスコ中に集め、沸騰水浴中で1
0分間インキュベートし、12000×gで30分間遠
心分離する。殆ど全てのイー・コリタンパク質が、加熱
工程中に沈澱し、遠心操作中にペレット化され、一方、
R16tet32タンパク質は溶解性で、上清中に含まれ
る。上清を集め、次いで硫酸アルミニウムをゆっくり添
加して、最終濃度を飽和状態の20%とする。これによ
り、R16tet32タンパク質が選択的に沈澱し、これを
遠心操作(12000×gで30分間)により集める。こ
の時点で、R16tet32は、他の汚染バクテリアタンパ
ク質に関して約95%純粋である。最終クロマトグラフ
ィー工程(例えば、イオン交換、逆相高速液体クロマト
グラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィ
ー、サイズ・セパレーション等)を行い、タンパク質、
炭水化物、核酸またはリポポリサッカライド等の他の物
質による残存する汚染物質を除去する。R16tet32を
発現させ、イー・コリタンパク質全体の5%にほぼ等し
いレベル、即ち、フーマシーブルー染色により示される
様な、約36〜60mg/リットルで精製する。
【0024】R16tet32は次に示す配列を有する: N−Met−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)15(A
sn−Val−Asp−Pro)1]nT32−C (式中、nは1、T32はテトラサイクリン耐性遺伝子由
来の32アミノ酸である。)さらに詳しくは、T32
は、次の様に配列: −Leu−Arg−Arg−Thr−His−Arg−Gly−Arg−
His−His−Arg−Arg−His−Arg−Cys−Gly−C
ys−Trp−Arg−Leu−Tyr−Arg−Arg−His−His
−Arg−Trp−Gly−Arg−Ser−Gly−Ser−C を有し、残存するBanIIサイトは、30および31残
基の間にある。
sn−Val−Asp−Pro)1]nT32−C (式中、nは1、T32はテトラサイクリン耐性遺伝子由
来の32アミノ酸である。)さらに詳しくは、T32
は、次の様に配列: −Leu−Arg−Arg−Thr−His−Arg−Gly−Arg−
His−His−Arg−Arg−His−Arg−Cys−Gly−C
ys−Trp−Arg−Leu−Tyr−Arg−Arg−His−His
−Arg−Trp−Gly−Arg−Ser−Gly−Ser−C を有し、残存するBanIIサイトは、30および31残
基の間にある。
【0025】実施例3A R32tet32、R48tet32 前記実施例3と実質的に同様にして、R32tet32およ
びR48tet32(各々、R16tet32においてnが2および
3である)をイー・コリにおいて発現させ、R16tet32
と同じレベルおよび程度の純度に単離する。出発ベクタ
ーは、各々、pR32tet86およびpR48tet86である。
びR48tet32(各々、R16tet32においてnが2および
3である)をイー・コリにおいて発現させ、R16tet32
と同じレベルおよび程度の純度に単離する。出発ベクタ
ーは、各々、pR32tet86およびpR48tet86である。
【0026】実施例3B R64tet32、R80tet32 精製したpR48tet32プラスミドDNA10μgを培地
緩衝液200μl中BamHI25単位で、37℃にて2
時間消化する。このDNA100ngを次いで前記と同様
にして、192塩基対のXhoIIフラグメント1μgと
結紮する。次に示すポリペプチドをコードするプラスミ
ド発現ベクターを調製し、イー・コリにおいて発現させ
る。 N−Met−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)15(A
sn−Val−Asp−Pro)1]n−T32−C (式中、nは4(R64tet32)またはnは5(R80tet32)
である)。nが4または5であるpAS1クローンを、前
記と同様にして、各々、nが4または5以外であるクロ
ーンから選択する。R64tet32およびR80tet32は両
方ともR48tet32とほぼ同じレベルで発現する。R6
4tet32を、前記R16tet32、R32tet32およびR4
8tet32と実質的に同じ方法で精製する。
緩衝液200μl中BamHI25単位で、37℃にて2
時間消化する。このDNA100ngを次いで前記と同様
にして、192塩基対のXhoIIフラグメント1μgと
結紮する。次に示すポリペプチドをコードするプラスミ
ド発現ベクターを調製し、イー・コリにおいて発現させ
る。 N−Met−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)15(A
sn−Val−Asp−Pro)1]n−T32−C (式中、nは4(R64tet32)またはnは5(R80tet32)
である)。nが4または5であるpAS1クローンを、前
記と同様にして、各々、nが4または5以外であるクロ
ーンから選択する。R64tet32およびR80tet32は両
方ともR48tet32とほぼ同じレベルで発現する。R6
4tet32を、前記R16tet32、R32tet32およびR4
8tet32と実質的に同じ方法で精製する。
【0027】実施例3C R96tet32およびR112tet32 前記実施例3Bに記載したのと実質的に同様にして、R
96tet32およびR112tet32(各々、nは6および7で
ある)をR48tet32とほぼ同じレベルでイー・コリにお
いて発現させる。出発ベクターはpR80tet32である。
イムノブロット分析により、精製したRtet32ポリペプ
チドにおいて、いくぶん不均一性がみられるが、バンド
に対応する主要な反応性種がタンパク質染色により見ら
れる。SDS−PAGEによって得られる分子量は、予
想値の約2倍であるが、各タンパク質の移動は、各構造
中のテトラペプチドの数に比例する。数種のRtet32ポ
リペプチドに関するアミノ酸組成決定は、予想通りの値
を示す。
96tet32およびR112tet32(各々、nは6および7で
ある)をR48tet32とほぼ同じレベルでイー・コリにお
いて発現させる。出発ベクターはpR80tet32である。
イムノブロット分析により、精製したRtet32ポリペプ
チドにおいて、いくぶん不均一性がみられるが、バンド
に対応する主要な反応性種がタンパク質染色により見ら
れる。SDS−PAGEによって得られる分子量は、予
想値の約2倍であるが、各タンパク質の移動は、各構造
中のテトラペプチドの数に比例する。数種のRtet32ポ
リペプチドに関するアミノ酸組成決定は、予想通りの値
を示す。
【0028】実施例4 R16G pTermは、配列: 5'−GATCCCGGGTGACTGACTGA
−3' 3'− GGCCCACTGACTGACTCT
AG −5' を有する合成リンカーを、pAS1のBamHIサイトに
挿入することにより調製される。pAS1 10μgを2
5単位のBamHIで消化する。100ngのBamHI切断
pAS1を20ngの合成リンカーと結紮し、プラスミドp
TermをpAS1のBamHIサイトに挿入されたリンカー
で同定する。このベクターはBamHIサイトを有し、全
ての3種の解読フレーム中にcIIタンパク質のATG
開始コドンの下流にTGA終止コドンが挿入される。p
G16Gは、pUC8クローン1由来の192塩基対の
XhoIIフラグメントをpTermのBamHIサイトに挿入
することにより調製し、適正な配列の1つのXhoII挿
入部を有するクローンを、実質的に前記と同様にして選
択する。実質的に前記と同様にして、pR16Gをクロ
ーン化し、イー・コリN5151株において発現させ
る。R16Gは、次に示す配列を有する: N−Met−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)15−
(Asn−Val−Asp−Pro)1]n−gly−C (式中、nは1である)。このタンパク質は芳香族残基を
含有していないので、発現レベルを定量化するクーマシ
ーブリリアントブルーR−250染色法によって視覚化
することができない。CSタンパク質に関して特異的な
5種のモノクローナル抗体を用いたイムノブロット分析
(前記デイムら(Dame et al.)参照)により、クーマ
シーブリリアントブルーR−250染色が可能なR16
tet32と比較して評価したレヘルは、全細胞タンパク質
の約1%である。
−3' 3'− GGCCCACTGACTGACTCT
AG −5' を有する合成リンカーを、pAS1のBamHIサイトに
挿入することにより調製される。pAS1 10μgを2
5単位のBamHIで消化する。100ngのBamHI切断
pAS1を20ngの合成リンカーと結紮し、プラスミドp
TermをpAS1のBamHIサイトに挿入されたリンカー
で同定する。このベクターはBamHIサイトを有し、全
ての3種の解読フレーム中にcIIタンパク質のATG
開始コドンの下流にTGA終止コドンが挿入される。p
G16Gは、pUC8クローン1由来の192塩基対の
XhoIIフラグメントをpTermのBamHIサイトに挿入
することにより調製し、適正な配列の1つのXhoII挿
入部を有するクローンを、実質的に前記と同様にして選
択する。実質的に前記と同様にして、pR16Gをクロ
ーン化し、イー・コリN5151株において発現させ
る。R16Gは、次に示す配列を有する: N−Met−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)15−
(Asn−Val−Asp−Pro)1]n−gly−C (式中、nは1である)。このタンパク質は芳香族残基を
含有していないので、発現レベルを定量化するクーマシ
ーブリリアントブルーR−250染色法によって視覚化
することができない。CSタンパク質に関して特異的な
5種のモノクローナル抗体を用いたイムノブロット分析
(前記デイムら(Dame et al.)参照)により、クーマ
シーブリリアントブルーR−250染色が可能なR16
tet32と比較して評価したレヘルは、全細胞タンパク質
の約1%である。
【0029】実施例4A R32G、R48G、R64G、R80GおよびR11
2G 前記実施例4と同様にして、R32G、R48G、R6
4G、R80GおよびR112G(R16Gにおいて各
々、nが2、3、4、5または7である)をイー・コリN
5151株において発現させる。これらのポリペプチド
は、R16Gとほぼ同じレベルで発現される。実質的に
実施例3に記載したのと同様にして、R48Gを精製す
る。
2G 前記実施例4と同様にして、R32G、R48G、R6
4G、R80GおよびR112G(R16Gにおいて各
々、nが2、3、4、5または7である)をイー・コリN
5151株において発現させる。これらのポリペプチド
は、R16Gとほぼ同じレベルで発現される。実質的に
実施例3に記載したのと同様にして、R48Gを精製す
る。
【0030】実施例5 R16LAおよびR32LA 実質的に実施例4に記載したのと同様にして、配列: 5'−GATCCGCTGCGTT −3' 3'− GCGACGCAACTAG−5’ を有する合成リンカーをpAS1のBamHIサイトに挿
入することによりpTerm2を調製する。pTerm2はBam
HIサイトを有する。pUC8クローン1由来の192
塩基対のXhoIIフラグメントを前記と同様にして挿入
する。各々、適正な配列の1種または2種のXhoII挿
入部を有するクローンであるpR16LAおよびpR32
LAを、実質的に前記と同様にして選択する。実質的に
実施例3に記載したのと同様にして、R32LAを精製
する。実質的に前記と同様にして、pR16LAおよびp
R32LAをクローン化し、イー・コリN5151株に
おいて発現させる。R16LAおよびR32LAは次の
配列を有する: N−Met−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)15(A
sn−Val−Asp−Pro)1]n−Leu−Arg−C (式中、nは、各々、1および2である)。C末端のロイ
シンおよびアルギニンは、pTerm2の合成リンカー由来
のものである。R16LAは全イー・コリタンパク質の
約1%で発現され、一方、R32LAは、全細胞タンパ
ク質の約5%で発現される。
入することによりpTerm2を調製する。pTerm2はBam
HIサイトを有する。pUC8クローン1由来の192
塩基対のXhoIIフラグメントを前記と同様にして挿入
する。各々、適正な配列の1種または2種のXhoII挿
入部を有するクローンであるpR16LAおよびpR32
LAを、実質的に前記と同様にして選択する。実質的に
実施例3に記載したのと同様にして、R32LAを精製
する。実質的に前記と同様にして、pR16LAおよびp
R32LAをクローン化し、イー・コリN5151株に
おいて発現させる。R16LAおよびR32LAは次の
配列を有する: N−Met−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)15(A
sn−Val−Asp−Pro)1]n−Leu−Arg−C (式中、nは、各々、1および2である)。C末端のロイ
シンおよびアルギニンは、pTerm2の合成リンカー由来
のものである。R16LAは全イー・コリタンパク質の
約1%で発現され、一方、R32LAは、全細胞タンパ
ク質の約5%で発現される。
【0031】実施例6 R16NS1 pAS1デルタEHは、pAS1起源のpBR322の必
須でないEcoRI−HindIII領域の切除により調製
される。実質的に前記と同様にして、10μgのpAS1
を、培地緩衝液200μl中EcoRIおよびHindIII
(各々、20単位)で切断し、DNAポリメラーゼ(クレ
ノウ)で処理し、結紮し、イー・コリ中に形質転換す
る。29塩基対のEcoRI−HindIIIフラグメント
が欠失したクローンを同定する。861塩基対のビール
ス原および375塩基対のpBR322原中にインフル
エンザビールス(A/PR/8/34)NS1コーディン
グ領域を含有するpAPR801の1236塩基対のBa
mHIフラグメント(ヤングら、プロシーディングズ・オ
ブ・ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンシズ・ユ
ー・エス・エイ(Young et al.,Proc.Natl.Aca
d.Sci.U.S.A)、第80巻、6105頁(198
3)参照)を、pAS1デルタEHのBamHIサイトに挿
入する。得られたプラスミド、pAS1デルタEH/8
01は真正のNS1(230アミノ酸)を発現する。この
プラスミドは、cII翻訳開始サイトおよびNS1コー
ディング配列間にBamHIサイトを有する。実質的に前
記と同様にして、pAS1デルタEH/801 10μg
を、ハイ・バッファー(50mMトリス・HCl、pH7.
5、1mM DTT、10mM MgCl2、100mM N
aCl)200μl中EcoRI20単位およびSalI20単
位で、37℃にて2時間で切断し、DNAポリメラーゼ
大フラグメント(クレノウ)で処理し、結紮する。650
塩基対のEcoRI−SalI領域が欠失したクローンを単
離する。このプラスミド、pNS1デルタESは真正の
NS1を発現する。pUC8クローン1由来の192塩
基対のXhoIIフラグメントをpNS1デルタES中の
BamHIサイト中に挿入することによりpR16NS1
を調製し、実質的に前記と同様にして、適正な配列の1
つのXhoII挿入部を有するクローンを選択する。煮沸
工程を除いて、実質的に前記と同様にして、pR16N
S1をクローンし、イー・コリにおいて発現し、R16
NS1を精製する。R16NS1は、次の配列を有す
る: N−Met−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)15(A
sn−Val−Asp−Pro)1]n−N227 (式中、n−1、N227は、NS1起源の227アミノ
酸である)。R16NS1調製におけるR16NS1
は、煮沸またはイオン交換工程なしで、タンパク質の8
0%以上と評価された。特に著しく高い比率を示すR1
6NS1は、総細胞タンパク質の約25%である。
須でないEcoRI−HindIII領域の切除により調製
される。実質的に前記と同様にして、10μgのpAS1
を、培地緩衝液200μl中EcoRIおよびHindIII
(各々、20単位)で切断し、DNAポリメラーゼ(クレ
ノウ)で処理し、結紮し、イー・コリ中に形質転換す
る。29塩基対のEcoRI−HindIIIフラグメント
が欠失したクローンを同定する。861塩基対のビール
ス原および375塩基対のpBR322原中にインフル
エンザビールス(A/PR/8/34)NS1コーディン
グ領域を含有するpAPR801の1236塩基対のBa
mHIフラグメント(ヤングら、プロシーディングズ・オ
ブ・ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンシズ・ユ
ー・エス・エイ(Young et al.,Proc.Natl.Aca
d.Sci.U.S.A)、第80巻、6105頁(198
3)参照)を、pAS1デルタEHのBamHIサイトに挿
入する。得られたプラスミド、pAS1デルタEH/8
01は真正のNS1(230アミノ酸)を発現する。この
プラスミドは、cII翻訳開始サイトおよびNS1コー
ディング配列間にBamHIサイトを有する。実質的に前
記と同様にして、pAS1デルタEH/801 10μg
を、ハイ・バッファー(50mMトリス・HCl、pH7.
5、1mM DTT、10mM MgCl2、100mM N
aCl)200μl中EcoRI20単位およびSalI20単
位で、37℃にて2時間で切断し、DNAポリメラーゼ
大フラグメント(クレノウ)で処理し、結紮する。650
塩基対のEcoRI−SalI領域が欠失したクローンを単
離する。このプラスミド、pNS1デルタESは真正の
NS1を発現する。pUC8クローン1由来の192塩
基対のXhoIIフラグメントをpNS1デルタES中の
BamHIサイト中に挿入することによりpR16NS1
を調製し、実質的に前記と同様にして、適正な配列の1
つのXhoII挿入部を有するクローンを選択する。煮沸
工程を除いて、実質的に前記と同様にして、pR16N
S1をクローンし、イー・コリにおいて発現し、R16
NS1を精製する。R16NS1は、次の配列を有す
る: N−Met−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)15(A
sn−Val−Asp−Pro)1]n−N227 (式中、n−1、N227は、NS1起源の227アミノ
酸である)。R16NS1調製におけるR16NS1
は、煮沸またはイオン交換工程なしで、タンパク質の8
0%以上と評価された。特に著しく高い比率を示すR1
6NS1は、総細胞タンパク質の約25%である。
【0032】実施例6A R32NS1、R48NS1およびR64NS1 煮沸工程を除いて、実質的に実施例3に記載したのと同
様にして、R32NS1(R16NS1においてnが2で
ある)をイー・コリにおいて発現し、イー・コリから精
製する。R32NS1はR16NS1とほぼ同じレベル
で発現され、同じ程度まで精製する。実質的に前記と同
様にして、R48NS1(R16NS1においてnが3で
ある)およびR64NS1(R16NS1においてnが4
である)をイー・コリにおいて発現させる。R48NS
1およびR64NS1は、各々、総イー・コリタンパク
質の約10%および約5%で発現する。
様にして、R32NS1(R16NS1においてnが2で
ある)をイー・コリにおいて発現し、イー・コリから精
製する。R32NS1はR16NS1とほぼ同じレベル
で発現され、同じ程度まで精製する。実質的に前記と同
様にして、R48NS1(R16NS1においてnが3で
ある)およびR64NS1(R16NS1においてnが4
である)をイー・コリにおいて発現させる。R48NS
1およびR64NS1は、各々、総イー・コリタンパク
質の約10%および約5%で発現する。
【0033】実施例7 NS1R48 実質的に前記と同様にして、pR48tet86をBamHIで
開裂させ、DNAポリメラーゼ(クレノウ)で末端をうめ
る。プラスミドを次いで前記の如くBanIIで開裂さ
せ、3つのXhoIIフラグメントを担う672塩基対の
フラグメントおよびテトラサイクリン耐性遺伝子由来の
96塩基対を得る。実質的に前記と同様にして、10μ
gのpAS1デルタEH/801をハイバッファー200
μl中NcoI20単位で37℃にて2時間で切断し、D
NAポリメラーゼ大フラグメント(クレノウ)で末端をう
める。NcoIサイトは、NS1中の81残基に関するコ
ドン中にある。プラスミドを次いで前記の如くBanII
切断して残存するNS1コドンおよびテトラサイクリン
耐性遺伝子の一部を切除し、pAS1デルタEH/80
1−1を得る。672塩基対のBamHI(末端をうめた
もの)−BanIIフラグメントをpAS1デルタEH/8
01−1に挿入してpNS1R48を調製する。このプ
ラスミドを実質的に前記と同様にして、イー・コリにお
いて発現させる。NS1R48は、次の配列を有する: N−81N−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)
15(Asn−Val−Asp−Pro)1]n−T32−C (式中、81NはNS1の81N末端アミノ酸、nは3、
T32は前記のとおりである)。NS1R48は総細胞
タンパク質の約5%で発現される。
開裂させ、DNAポリメラーゼ(クレノウ)で末端をうめ
る。プラスミドを次いで前記の如くBanIIで開裂さ
せ、3つのXhoIIフラグメントを担う672塩基対の
フラグメントおよびテトラサイクリン耐性遺伝子由来の
96塩基対を得る。実質的に前記と同様にして、10μ
gのpAS1デルタEH/801をハイバッファー200
μl中NcoI20単位で37℃にて2時間で切断し、D
NAポリメラーゼ大フラグメント(クレノウ)で末端をう
める。NcoIサイトは、NS1中の81残基に関するコ
ドン中にある。プラスミドを次いで前記の如くBanII
切断して残存するNS1コドンおよびテトラサイクリン
耐性遺伝子の一部を切除し、pAS1デルタEH/80
1−1を得る。672塩基対のBamHI(末端をうめた
もの)−BanIIフラグメントをpAS1デルタEH/8
01−1に挿入してpNS1R48を調製する。このプ
ラスミドを実質的に前記と同様にして、イー・コリにお
いて発現させる。NS1R48は、次の配列を有する: N−81N−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)
15(Asn−Val−Asp−Pro)1]n−T32−C (式中、81NはNS1の81N末端アミノ酸、nは3、
T32は前記のとおりである)。NS1R48は総細胞
タンパク質の約5%で発現される。
【0034】実施例8 R32N 実質的に前記と同様にして、10μgのpR32NS1を
培地緩衝液200μl中HindIII25単位で37
℃にて2時間で切断し、pR32NS1−1を得る。Hi
ndIIIサイトはNS1コーディング領域中の残基5に
関するコドン中にある。pR32NS1−1 100ng
を次いで実質的に前記と同様にして結紮する。得られた
プラスミド、pR32Nは、NS1コーディング配列に
おいて、5番目のコドンの後にTAA終止コドンを含有
する。pR32Nは、実質的に前記と同様にしてイー・
コリにおいてR32Nを発現するのに用いる。R32N
は、次の配列を有する: N−Met−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)15−
(Asn−Val−Asp−Pro)1]n−N5−C (式中、nは2、N5はNS1遺伝子由来の5つのアミノ
酸である)。さらに詳しくは、N5は、次の配列を有す
る: −Asn−Thr−Val−Ser−Ser−C R32Nは総イー・コリタンパク質の約5%で発現され
る。
培地緩衝液200μl中HindIII25単位で37
℃にて2時間で切断し、pR32NS1−1を得る。Hi
ndIIIサイトはNS1コーディング領域中の残基5に
関するコドン中にある。pR32NS1−1 100ng
を次いで実質的に前記と同様にして結紮する。得られた
プラスミド、pR32Nは、NS1コーディング配列に
おいて、5番目のコドンの後にTAA終止コドンを含有
する。pR32Nは、実質的に前記と同様にしてイー・
コリにおいてR32Nを発現するのに用いる。R32N
は、次の配列を有する: N−Met−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)15−
(Asn−Val−Asp−Pro)1]n−N5−C (式中、nは2、N5はNS1遺伝子由来の5つのアミノ
酸である)。さらに詳しくは、N5は、次の配列を有す
る: −Asn−Thr−Val−Ser−Ser−C R32Nは総イー・コリタンパク質の約5%で発現され
る。
【0035】実施例9 抗体応答−ELISA 組換タンパク質R16tet32、R32tet32およびR48
tet32を実質的に前記と同様にして精製し、0.01M
リン酸緩衝生理食塩水pH7.0(PBS)に対して透析
し、アリコートをとり、−80℃にて貯蔵する。構築物
を、PBS、水酸化アルミニウム(明バン)または完全フ
ロインドアジュバント(CFA)のいずれかと混合して、
50μgのタンパク質を含有する0.5mlの投与量を得
る。PBS中CFA(GIBCO、Grand Island、N
ewYork)+抗原を1:1の比で、機械的撹拌機で30分
間撹拌することにより乳濁化させる。明バンをPBS中
に希釈した水酸化アルミニウムゲル(USP)から調製す
る。4℃にて12時間回転式混合機で、抗原は明バンに
吸着される。該懸濁液をさらに12時間静置し、上清を
廃棄して、1投与量につきAl0.80mgおよび組換タ
ンパク質50μgを得る。6〜8週令のC57B1/6
マウスを総量50μgのタンパク質を皮下投与および腹
腔内投与により免疫化する(1群につき5匹)。被験動物
に、第一回注射と同じ方法に従って、初期免疫化の4週
間後に追加抗原投与をする。ただし、CFA中免疫原を
受けた群には、不完全フロインドアジュバント(IFA)
中乳濁化したタンパク質で追加抗原投与を行う。1週間
後、尾から採取した血を全部ため、一夜4℃にて凝固さ
せ、遠心操作に付して血清を分離する。この血清を必要
になるまで−80℃にて保存する。
tet32を実質的に前記と同様にして精製し、0.01M
リン酸緩衝生理食塩水pH7.0(PBS)に対して透析
し、アリコートをとり、−80℃にて貯蔵する。構築物
を、PBS、水酸化アルミニウム(明バン)または完全フ
ロインドアジュバント(CFA)のいずれかと混合して、
50μgのタンパク質を含有する0.5mlの投与量を得
る。PBS中CFA(GIBCO、Grand Island、N
ewYork)+抗原を1:1の比で、機械的撹拌機で30分
間撹拌することにより乳濁化させる。明バンをPBS中
に希釈した水酸化アルミニウムゲル(USP)から調製す
る。4℃にて12時間回転式混合機で、抗原は明バンに
吸着される。該懸濁液をさらに12時間静置し、上清を
廃棄して、1投与量につきAl0.80mgおよび組換タ
ンパク質50μgを得る。6〜8週令のC57B1/6
マウスを総量50μgのタンパク質を皮下投与および腹
腔内投与により免疫化する(1群につき5匹)。被験動物
に、第一回注射と同じ方法に従って、初期免疫化の4週
間後に追加抗原投与をする。ただし、CFA中免疫原を
受けた群には、不完全フロインドアジュバント(IFA)
中乳濁化したタンパク質で追加抗原投与を行う。1週間
後、尾から採取した血を全部ため、一夜4℃にて凝固さ
せ、遠心操作に付して血清を分離する。この血清を必要
になるまで−80℃にて保存する。
【0036】固相酵素免疫測定法(ELISA)を用い
て、熱帯熱マラリア原虫CSタンパク質(Asn−Ala−
Asn−Pro)4の4つの重複からなる16アミノ酸合成ペ
プチドとの反応性に関して、全ての血清をテストする
(デイムら、サイエンス(Dameet al.,Science)、第
225巻、593頁(1984)参照)。合成ペプチド抗
原を牛血清アルブミン(BSA)と結合させ、これをマイ
クロタイタープレートの孔に塗布する。0.01Mリン
酸緩衝生理食塩水pH7.4(PBS)で希釈したスクリ
ーニング抗原50μl(0.1μg)をポリスチレンマイク
ロタイタープレート(イムンロン2 ダイナテク・ラボ
ラトリーズ(Immunlon2 Dynatech Laboratories,
Alexandria,VA)のくぼみにピペットで添加し、一夜
室温(約22℃)(RT)に保つ。孔内容物を次いで、吸引
し、ブロッキングバッファー(BB=PBS中1.0%
BSA、0.5%カゼイン、0.005%チメルソール
および0.0005%フェノールレッド)を充填し、1
時間室温に保つ。マウスの血清を連続してBB中に希釈
し、50μlを各孔に添加する。室温にて2時間インキ
ュベートした後、孔を吸引し、PBS−0.05%ツィ
ーン20(PBS−TW20)で3回洗浄し、10%PB
S中熱不活化ヒト血清で1/500に希釈したヤギ抗マ
ウスIgG(H+L)(バイオラドラボラトリーズ(Bio−
Rad Laboratories,Richmond,CA)と結合したホー
スラディッシュパーオキシダーゼ50μlを各孔に添加
する。1時間後、孔内容物を吸引し、PBS−TW20
で3回洗浄し、次いで基質(1mg2,2'−アジノ−ジ−
(3−エチルベンズチアゾリンスルホン酸−6)/0.1
Mクエン酸リン酸緩衝液、pH4.0ml、使用直前に
0.005%過酸化水素を添加)を各孔に添加する。4
14nmにおける吸収を1時間後にELISAプレートリ
ーダー(ティターテク・マルチスキャン、フロー、ラボ
ラトリーズ・インコーポレイテッド(Titertek Multi
skan.Flowlaboratories,Inc.,McLean,VA))で測
定する。R16tet32、R32tet32およびR48tet32
構築物は、全てELISAにおいて反応する抗体を産生
する。R16tet32は、単独で投与した場合、R32tet
32およびR48tet32に比べて免疫原性が劣る。明バン
およびCFAは両方とも3種のタンパク質全部の免疫原
性を高め、抗体は、少なくとも1領域で滴定により10
2000検出される。
て、熱帯熱マラリア原虫CSタンパク質(Asn−Ala−
Asn−Pro)4の4つの重複からなる16アミノ酸合成ペ
プチドとの反応性に関して、全ての血清をテストする
(デイムら、サイエンス(Dameet al.,Science)、第
225巻、593頁(1984)参照)。合成ペプチド抗
原を牛血清アルブミン(BSA)と結合させ、これをマイ
クロタイタープレートの孔に塗布する。0.01Mリン
酸緩衝生理食塩水pH7.4(PBS)で希釈したスクリ
ーニング抗原50μl(0.1μg)をポリスチレンマイク
ロタイタープレート(イムンロン2 ダイナテク・ラボ
ラトリーズ(Immunlon2 Dynatech Laboratories,
Alexandria,VA)のくぼみにピペットで添加し、一夜
室温(約22℃)(RT)に保つ。孔内容物を次いで、吸引
し、ブロッキングバッファー(BB=PBS中1.0%
BSA、0.5%カゼイン、0.005%チメルソール
および0.0005%フェノールレッド)を充填し、1
時間室温に保つ。マウスの血清を連続してBB中に希釈
し、50μlを各孔に添加する。室温にて2時間インキ
ュベートした後、孔を吸引し、PBS−0.05%ツィ
ーン20(PBS−TW20)で3回洗浄し、10%PB
S中熱不活化ヒト血清で1/500に希釈したヤギ抗マ
ウスIgG(H+L)(バイオラドラボラトリーズ(Bio−
Rad Laboratories,Richmond,CA)と結合したホー
スラディッシュパーオキシダーゼ50μlを各孔に添加
する。1時間後、孔内容物を吸引し、PBS−TW20
で3回洗浄し、次いで基質(1mg2,2'−アジノ−ジ−
(3−エチルベンズチアゾリンスルホン酸−6)/0.1
Mクエン酸リン酸緩衝液、pH4.0ml、使用直前に
0.005%過酸化水素を添加)を各孔に添加する。4
14nmにおける吸収を1時間後にELISAプレートリ
ーダー(ティターテク・マルチスキャン、フロー、ラボ
ラトリーズ・インコーポレイテッド(Titertek Multi
skan.Flowlaboratories,Inc.,McLean,VA))で測
定する。R16tet32、R32tet32およびR48tet32
構築物は、全てELISAにおいて反応する抗体を産生
する。R16tet32は、単独で投与した場合、R32tet
32およびR48tet32に比べて免疫原性が劣る。明バン
およびCFAは両方とも3種のタンパク質全部の免疫原
性を高め、抗体は、少なくとも1領域で滴定により10
2000検出される。
【0037】実施例10 抗体応答−IFA 実施例9で得た抗血清は、間接免疫蛍光抗体分析(IF
A)でテストし、真正熱帯熱マラリア原虫CSタンパク
質と強く反応することが示された。猿マラリア原虫、シ
ノモルギマラリア原虫(P.cynomolgi)、三日熱マラリ
ア原虫(P.viva)、およびガリナケウムマラリア原虫
(P.gallinaceum)に対する抗血清の反応性は、若干、
囓歯類住血胞子虫(P.berghei)に関してみられた。こ
の結果は、ホックマイヤーら、プロシーデンクズ・サー
ド・インターナショナル・シンポジウム・オブ・イムノ
バイオロジー、プロティンズペプタイズ、アタッシ、エ
ム・ゼット編、プレナム(Hockmeyer et al.,in P
roc.3d Int'1.Symp.Immunobiol.Proteins
Peptides, ed.by Atassi,M.Z.,Plenum New
York(inpress)による、熱帯熱マラリア原虫に対するあ
る種のMabは、IFAにより、囓歯類住血胞子虫スポロ
ゾイトと反応することを示すデータと一致する。実質的
にボスワース、ジャーナル・オブ・パラシトロジィ(Bo
sworth、J.Parasitol.)、第61巻、769頁(19
75)に記載されているのと同様にして、スポロゾイト
を感染した蚊の唾液腺から摘出し、食塩水または0.5
%BSAを含有するMedium199(GIBCO)中に希
釈し、血球計算盤で計測し、2000〜5000スポロ
ゾイト/10μlに希釈する。10μlのアリコートを、
マルチウェルプリンテッドIFAスライドの各孔に入
れ、室温で乾燥し、−80℃にて保存する。
A)でテストし、真正熱帯熱マラリア原虫CSタンパク
質と強く反応することが示された。猿マラリア原虫、シ
ノモルギマラリア原虫(P.cynomolgi)、三日熱マラリ
ア原虫(P.viva)、およびガリナケウムマラリア原虫
(P.gallinaceum)に対する抗血清の反応性は、若干、
囓歯類住血胞子虫(P.berghei)に関してみられた。こ
の結果は、ホックマイヤーら、プロシーデンクズ・サー
ド・インターナショナル・シンポジウム・オブ・イムノ
バイオロジー、プロティンズペプタイズ、アタッシ、エ
ム・ゼット編、プレナム(Hockmeyer et al.,in P
roc.3d Int'1.Symp.Immunobiol.Proteins
Peptides, ed.by Atassi,M.Z.,Plenum New
York(inpress)による、熱帯熱マラリア原虫に対するあ
る種のMabは、IFAにより、囓歯類住血胞子虫スポロ
ゾイトと反応することを示すデータと一致する。実質的
にボスワース、ジャーナル・オブ・パラシトロジィ(Bo
sworth、J.Parasitol.)、第61巻、769頁(19
75)に記載されているのと同様にして、スポロゾイト
を感染した蚊の唾液腺から摘出し、食塩水または0.5
%BSAを含有するMedium199(GIBCO)中に希
釈し、血球計算盤で計測し、2000〜5000スポロ
ゾイト/10μlに希釈する。10μlのアリコートを、
マルチウェルプリンテッドIFAスライドの各孔に入
れ、室温で乾燥し、−80℃にて保存する。
【0038】IFAは、まず、BBで1/100に希釈
した血清20μl容を、乾燥したスポロゾイトを入れた
IFAスライドの孔に入れることにより開始する。湿潤
室内で室温にて20分間インキュベートした後、該血清
溶液を吸引し、スポットを2滴のPBSで洗浄する。B
Bで1:40に希釈したフルオレセインイソチオシアネ
ート(キルケガード・アンド・ペリー(Kirkegord and
Pery,Gaithersburg,MD)と接合したヤギ抗マウス抗
体20μlを次いで各スポットに添加する。再び室温に
て20分間インキュベートした後、該スポットを再び2
滴のPBSで洗浄し、グリセロールに添加し、500倍
のUV光の下で蛍光に関して調べる。
した血清20μl容を、乾燥したスポロゾイトを入れた
IFAスライドの孔に入れることにより開始する。湿潤
室内で室温にて20分間インキュベートした後、該血清
溶液を吸引し、スポットを2滴のPBSで洗浄する。B
Bで1:40に希釈したフルオレセインイソチオシアネ
ート(キルケガード・アンド・ペリー(Kirkegord and
Pery,Gaithersburg,MD)と接合したヤギ抗マウス抗
体20μlを次いで各スポットに添加する。再び室温に
て20分間インキュベートした後、該スポットを再び2
滴のPBSで洗浄し、グリセロールに添加し、500倍
のUV光の下で蛍光に関して調べる。
【0039】実施例11 CSP反応 R16tet32、R32tet32およびR48tet32で免疫化
したマウス由来の血清は、強いCSP陽性反応を示す
(表1参照)。アジュバントなしで投与した場合、R16
tet32だけが、陽性のCSP反応を示す抗体を産生せ
ず、一方、CFAまたは明バンとともに投与した場合、
3つの構築物は全て強いCSP反応を示す抗体を産生し
た。
したマウス由来の血清は、強いCSP陽性反応を示す
(表1参照)。アジュバントなしで投与した場合、R16
tet32だけが、陽性のCSP反応を示す抗体を産生せ
ず、一方、CFAまたは明バンとともに投与した場合、
3つの構築物は全て強いCSP反応を示す抗体を産生し
た。
【0040】
【表1】 R16tet32、R32tet32およびR48tet32に対する血清のCSP反応 アジュバント 抗 血 清 R16tet32 R32tet32 R48tet32 なし 0/25 17/25 21/25 (−) (2+) (4+) CFA 23/25 21/25 21/25 (4+) (4+) (4+) 明バン 25/25 25/25 16/27 (4+) (4+) (2+〜4+)
【0041】CSP反応は、基本的にファンデルベルク
ら、(Vanderberg et al.Mil.Med.)、第134
巻(補遺1)、1183頁(1969)により記載されてい
るのと同様にして行う。Medium199中に再懸濁させ
た熱帯熱マラリア原虫500〜1000を含有する蚊唾
液腺スポロゾイトを、顕微鏡スライド上で血清5μlと
混合し、カバーガラスをかけ、ペトロリウムゼリーをふ
ちにつけて密封し、37℃にて1時間インキュベートす
る。位相差顕微鏡で400倍で反応を評価する。25の
ランダムスポロゾイトを、各血清サンプルに関して調
べ、CSP陽性生体の数を表に示す。前記ファンデルベ
ルクら(Vanderberg et al.)により記載されている
CSP反応度を書き加えてある。(−)は、CSP反応性
が検出されないことを示す;(2+)は、スポロゾイトの
表面上に粒状の沈澱が見られることを示す;(4+)は、
スポロゾイトの一端に、長い糸状フィラメントが見られ
ることを示す。正常マウス血清、およびCFAのみで免
疫化したマウスから得た血清は、同様の分析で検出可能
なCSP活性を示さなかった。
ら、(Vanderberg et al.Mil.Med.)、第134
巻(補遺1)、1183頁(1969)により記載されてい
るのと同様にして行う。Medium199中に再懸濁させ
た熱帯熱マラリア原虫500〜1000を含有する蚊唾
液腺スポロゾイトを、顕微鏡スライド上で血清5μlと
混合し、カバーガラスをかけ、ペトロリウムゼリーをふ
ちにつけて密封し、37℃にて1時間インキュベートす
る。位相差顕微鏡で400倍で反応を評価する。25の
ランダムスポロゾイトを、各血清サンプルに関して調
べ、CSP陽性生体の数を表に示す。前記ファンデルベ
ルクら(Vanderberg et al.)により記載されている
CSP反応度を書き加えてある。(−)は、CSP反応性
が検出されないことを示す;(2+)は、スポロゾイトの
表面上に粒状の沈澱が見られることを示す;(4+)は、
スポロゾイトの一端に、長い糸状フィラメントが見られ
ることを示す。正常マウス血清、およびCFAのみで免
疫化したマウスから得た血清は、同様の分析で検出可能
なCSP活性を示さなかった。
【0042】実施例12 肝臓細胞ブロッキング 前記実施例9で得た血清を、in vitroでの侵入阻害分
析で調べた(表2)。これらのデータにより、R32tet
32およびR48tet32タンパク質はアジュバントの非存
在下でも抗体に強いブロッキング活性を惹起することが
わかる。 R16tet32は、適用され明バンに吸収され
る場合は、強いブロッキング抗体の惹起にあまり有効で
ない。これは、R16tet32タンパク質に生じる抗血清
について見られる弱いCSP反応性および低いELIS
A滴定値と一致する。
析で調べた(表2)。これらのデータにより、R32tet
32およびR48tet32タンパク質はアジュバントの非存
在下でも抗体に強いブロッキング活性を惹起することが
わかる。 R16tet32は、適用され明バンに吸収され
る場合は、強いブロッキング抗体の惹起にあまり有効で
ない。これは、R16tet32タンパク質に生じる抗血清
について見られる弱いCSP反応性および低いELIS
A滴定値と一致する。
【0043】
【表2】 in vitroの熱帯熱マラリア原虫スポロゾイト侵入HepG2−A16 ヘパトーム細胞の阻害 アジュバント 抗 血 清 R16 R32 R48 なし 46 95 92 CFA 76 92 94 明バン 100 100 96
【0044】培養細胞のスポロゾイト侵入の阻害は、ホ
リングデイルら、ジャーナル・オブ・イムノロジイ(Ho
llingdale et al.,J.Immunol.)第32巻、90
9頁(1984)により記載されているのと実質的に同様
にして行なわれる。R16tet32、R32tet32およびR
48tet32構築物で免疫化されたマウスから得た血清
を、熱帯熱マラリア原虫スポロゾイトによる培養細胞の
侵入の阻害性に関してテストした。血清を培養液中に希
釈し、HepG2−A16細胞培養物に添加して、最終希
釈度を1:20(v/v)にする。次いで12000〜40
000の蚊唾液腺熱帯熱マラリア原虫スポロゾイトを適
用した培養物を、37℃にて5%CO2雰囲気下で3時
間インキュベートし、Dulbeccoのリン酸緩衝生理食塩
水(PBS)ですすぎ、メタノール中で凝固させて、PB
Sで2回洗浄する。細胞中にはいったスポロゾイトは、
免疫パーオキシダーゼ分析(IPA)により視覚化できる
(前記ホリングデイル(Hollingdale et al.参照)。
IPAは、まず、固定化培養物を熱帯熱マラリア原虫に
対するMab(2F1.1、前記デイムら(Dame et a
l.参照)で処理し、次いで、ホースラディッシュパーオ
キシダーゼと接合したウサギ抗マウスイムノグロブリン
とともにインキュベートし、3,3−ジアミノベンジジ
ンで染色することにより行う。培養細胞中に侵入したス
ポロゾイトの数を、ライツ(Leitz)の顕微鏡で、250
倍で、暗青色フィルターを用いて、全調製物中に存在す
る細胞内寄生体の計測により測定する。実験は、2回ま
たは3回ずつ行い、同一の実験においては、各細胞培養
物に同数のスポロゾイトを添加する。、阻害は、正常マ
ウス血清対照例と比較した抗構築免疫血清によるスポロ
ゾイト侵入の減少率(%)であり、CS反応性Mab2F
1.1により、希釈度1/20で100%のスポロゾイ
ト侵入阻害が得られた。
リングデイルら、ジャーナル・オブ・イムノロジイ(Ho
llingdale et al.,J.Immunol.)第32巻、90
9頁(1984)により記載されているのと実質的に同様
にして行なわれる。R16tet32、R32tet32およびR
48tet32構築物で免疫化されたマウスから得た血清
を、熱帯熱マラリア原虫スポロゾイトによる培養細胞の
侵入の阻害性に関してテストした。血清を培養液中に希
釈し、HepG2−A16細胞培養物に添加して、最終希
釈度を1:20(v/v)にする。次いで12000〜40
000の蚊唾液腺熱帯熱マラリア原虫スポロゾイトを適
用した培養物を、37℃にて5%CO2雰囲気下で3時
間インキュベートし、Dulbeccoのリン酸緩衝生理食塩
水(PBS)ですすぎ、メタノール中で凝固させて、PB
Sで2回洗浄する。細胞中にはいったスポロゾイトは、
免疫パーオキシダーゼ分析(IPA)により視覚化できる
(前記ホリングデイル(Hollingdale et al.参照)。
IPAは、まず、固定化培養物を熱帯熱マラリア原虫に
対するMab(2F1.1、前記デイムら(Dame et a
l.参照)で処理し、次いで、ホースラディッシュパーオ
キシダーゼと接合したウサギ抗マウスイムノグロブリン
とともにインキュベートし、3,3−ジアミノベンジジ
ンで染色することにより行う。培養細胞中に侵入したス
ポロゾイトの数を、ライツ(Leitz)の顕微鏡で、250
倍で、暗青色フィルターを用いて、全調製物中に存在す
る細胞内寄生体の計測により測定する。実験は、2回ま
たは3回ずつ行い、同一の実験においては、各細胞培養
物に同数のスポロゾイトを添加する。、阻害は、正常マ
ウス血清対照例と比較した抗構築免疫血清によるスポロ
ゾイト侵入の減少率(%)であり、CS反応性Mab2F
1.1により、希釈度1/20で100%のスポロゾイ
ト侵入阻害が得られた。
【0045】実質的に前記と同様にして調製した組換タ
ンパク質、RLA、R16NS1およびR32NS1
を、同様にELISAおよびIFA分析でテストし、同
様に、16合成ペプチド残基と反応する抗体を惹起し、
陽性のCSP反応を示すことが判明した。R32tet32
およびR32LAは、その反応の均一性、発現レベルお
よび調製の容易性のために好ましい。合成的に製造した
ワクチンの第一の問題は、合成免疫原性に対して産生さ
れた抗体が真正分子を認識するかどうか、および該抗体
が防御を付与するのに十分な生物学的性質を有するかど
うかである。免疫蛍光分析およびCSP反応の両方を示
す実施例により、イー・コリ構築物に対して産生された
抗体は、スポロゾイトの表面と反応し、従って、真正C
Sタンパク質を認識することがわかる。CSP抗体は動
物およびヒトにおいて存在し、防御免疫と重要な関連が
あることが判明している。抗構築抗体がin vitroでヒ
トヘプトーマのスポロゾイト侵入を阻害することは明ら
かである。前記ホリングデイルら(Hollingdale et a
l.)は、熱帯熱マラリア原虫および三日熱マラリア原虫
に対するMabは両方とも、これらのマラリア種に対する
ヒト免疫由来のポリクローナル血清と同様に、スポロゾ
イト侵入をブロックすることを示している。in vitro
でのスポロゾイト侵入のブロッキングは、従って防御抗
体に関する評価として考慮される。従って、該データは
全体として、侵入のワクチンは、熱帯熱マラリア原虫ス
ポロゾイトによる感染からヒトを防御するのに用いるこ
とができることがわかった。ELISA滴定により評価
されるこれらの組換タンパク質、表面反応性(IFAお
よびCSPにより示される)およびスポロゾイト侵入の
ブロッキングに対する免疫応答は、完全フロインドアジ
ュバントまたは明バンのいずれかを用いることにより高
められる。完全フロインドアジュバントは、発熱させ、
肉芽腫を生じさせ、その結果、ツベルクリン過感作とな
るので、ヒトにおいて用いることができない。明バン
は、現在、ジフテリアおよび破傷風トキソイド等の確立
されたワクチン、ならびに最新ワクチンの一種、B型肝
炎において、アジュバントとして用いられている。これ
は、有効で、ヒトにおいて長期間安全に使用できること
が実証されている。
ンパク質、RLA、R16NS1およびR32NS1
を、同様にELISAおよびIFA分析でテストし、同
様に、16合成ペプチド残基と反応する抗体を惹起し、
陽性のCSP反応を示すことが判明した。R32tet32
およびR32LAは、その反応の均一性、発現レベルお
よび調製の容易性のために好ましい。合成的に製造した
ワクチンの第一の問題は、合成免疫原性に対して産生さ
れた抗体が真正分子を認識するかどうか、および該抗体
が防御を付与するのに十分な生物学的性質を有するかど
うかである。免疫蛍光分析およびCSP反応の両方を示
す実施例により、イー・コリ構築物に対して産生された
抗体は、スポロゾイトの表面と反応し、従って、真正C
Sタンパク質を認識することがわかる。CSP抗体は動
物およびヒトにおいて存在し、防御免疫と重要な関連が
あることが判明している。抗構築抗体がin vitroでヒ
トヘプトーマのスポロゾイト侵入を阻害することは明ら
かである。前記ホリングデイルら(Hollingdale et a
l.)は、熱帯熱マラリア原虫および三日熱マラリア原虫
に対するMabは両方とも、これらのマラリア種に対する
ヒト免疫由来のポリクローナル血清と同様に、スポロゾ
イト侵入をブロックすることを示している。in vitro
でのスポロゾイト侵入のブロッキングは、従って防御抗
体に関する評価として考慮される。従って、該データは
全体として、侵入のワクチンは、熱帯熱マラリア原虫ス
ポロゾイトによる感染からヒトを防御するのに用いるこ
とができることがわかった。ELISA滴定により評価
されるこれらの組換タンパク質、表面反応性(IFAお
よびCSPにより示される)およびスポロゾイト侵入の
ブロッキングに対する免疫応答は、完全フロインドアジ
ュバントまたは明バンのいずれかを用いることにより高
められる。完全フロインドアジュバントは、発熱させ、
肉芽腫を生じさせ、その結果、ツベルクリン過感作とな
るので、ヒトにおいて用いることができない。明バン
は、現在、ジフテリアおよび破傷風トキソイド等の確立
されたワクチン、ならびに最新ワクチンの一種、B型肝
炎において、アジュバントとして用いられている。これ
は、有効で、ヒトにおいて長期間安全に使用できること
が実証されている。
【0046】実施例13 ワクチン調製物 一例として、ワクチンを以下の様にして調製する。3%
水酸化アルミニウムの緩衝水性溶液(10mMリン酸ナト
リウム、150mMNaCl、pH6.8;濾過により滅菌
化)に、同様の緩衝液中本発明のポリペプチド溶液を撹
拌しながら添加し、ポリペプチドの最終濃度を100μ
g/ml、アルミニウム(Al3+)の最終濃度を1.0mg/m
lにする。pHを6.6に保つ。該混合物を約0℃にて一
夜静置する。チメンソールを添加し、最終濃度を0.0
05%にする。pHをチェックし、要すれば、6.8に
調節する。
水酸化アルミニウムの緩衝水性溶液(10mMリン酸ナト
リウム、150mMNaCl、pH6.8;濾過により滅菌
化)に、同様の緩衝液中本発明のポリペプチド溶液を撹
拌しながら添加し、ポリペプチドの最終濃度を100μ
g/ml、アルミニウム(Al3+)の最終濃度を1.0mg/m
lにする。pHを6.6に保つ。該混合物を約0℃にて一
夜静置する。チメンソールを添加し、最終濃度を0.0
05%にする。pHをチェックし、要すれば、6.8に
調節する。
【0047】
【発明の効果】以上のごとく、本発明によれば、哺乳動
物をマラリアから防御するワクチンに有用なポリペプチ
ドが提供できる。
物をマラリアから防御するワクチンに有用なポリペプチ
ドが提供できる。
【図1】 CSタンパク質のコーディング配列を担う熱
帯熱マラリア原虫(Plasmoduim falciparum)ゲノムD
NAの領域の部分的制限エンドヌクレアーゼ開裂地図で
ある。
帯熱マラリア原虫(Plasmoduim falciparum)ゲノムD
NAの領域の部分的制限エンドヌクレアーゼ開裂地図で
ある。
【図2】 pAS1の部分的制限エンドヌクレアーゼの
開裂地図である。
開裂地図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (C12P 21/02 C12R 1:19) (72)発明者 ジェイムズ・フランシス・ヤング アメリカ合衆国ペンシルベニア州19083、 ハバータウン、ホールブルック・ロード10 番 (56)参考文献 SCIENCE,1984〜225!P.593
Claims (12)
- 【請求項1】 熱帯熱マラリア原虫(Plasmodium falc
iparum)のCSタンパク質のタンデム重複単位の4つ以
上と、非CSタンパク質とからなるポリペプチドをコー
ドするDNA配列を含み、該非CSタンパク質が、Gl
y、Leu−Arg、インフルエンザ・ウイルス非構造タン
パク質(NS1)、NS1の81のN末端アミノ酸、Asn
−Thr−Val−Ser−Ser、テトラサイクリン耐性遺伝
子製品の86N−末端アミノ酸(tet86)およびテトラサ
イクリン耐性遺伝子製品の32N−末端アミノ酸(te
t32)のいずれかから選択され、該タンデム重複単位が、
式 N−Met−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)15(A
sn−Val−Asp−Pro)1]n (ここにn≧1) で示され、該DNA配列が調節エレメントに作動可能に
結合しているイー・コリ(E.coli)発現ベクターで形質
転換されたイー・コリを培養してポリペプチドを産生さ
せ、精製することからなる該ポリペプチドの調製方法。 - 【請求項2】 ポリペプチドが、式 N−Met−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)15(A
sn−Val−Asp−Pro)1]n−tet32−C (ここにn≧1) で示される請求項1項記載のポリペプチドの調製方法。 - 【請求項3】 ポリペプチドが、式 N−Met−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)1]n−
tet32−C(ここにn≧1) で示される請求項1記載のポリペプチドの調製方法。 - 【請求項4】 tet32が、式Leu−Arg−Arg−Thr−
His−Arg−Gly−Arg−His−His−Arg−Arg−H
is−Arg−Cys−Gly−Cys−Trp−Arg−Leu−Tyr
−Arg−Arg−His−His−Arg−Trp−Gly−Arg−
Ser−Gly−Ser−C で示されるアミノ酸配列からなる請求項1記載のポリペ
プチドの調製方法。 - 【請求項5】 ポリペプチドが、式 N−Met−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)15−
(Asn−Val−Asp−Pro)1]n−Gly−C (ここにn≧
1) で示される請求項1記載のポリペプチドの調製方法。 - 【請求項6】 ポリペプチドが、式 N−Met−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)15−
(Asn−Val−Asp−Pro)1]n−Leu−Arg−C (ここ
にn≧1) で示されるされる請求項1記載のポリペプチドの調製方
法。 - 【請求項7】 ポリペプチドが、式 N−Met−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)15−
(Asn−Val−Asp−Pro)1]n−NS1−C (ここにn
≧1) で示される請求項1記載のポリペプチドの調製方法。 - 【請求項8】 ポリペプチドが、式 N−NS181−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)
15−(Asn−Val−Asp−Pro)1]n−tet32−C (ここ
にn≧1) で示される請求項1記載のポリペプチドの調製方法。 - 【請求項9】 ポリペプチドが、式 N−Met−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)15−
(Asn−Val−Asp−Pro)1]n−Asn−Thr−Val−Se
r−Ser−C (ここにn≧1) で示される請求項1記載のポリペプチドの調製方法。 - 【請求項10】 調節エレメントがPLプロモーター
と、cII翻訳開始サイトを含めたcIIリボソーム結合サイ
トを含む請求項1記載のポリペプチドの調製方法。 - 【請求項11】 pAS1調節エレメントを有する請求
項3記載のポリペプチドの調製方法。 - 【請求項12】 細胞抽出物に界面活性剤を添加し、次
いで該抽出物を加熱して細菌性タンパク質を沈澱させ、
さらにポリペプチドを上清から精製することからなる、
熱帯熱マラリア原虫(Plasmodium falciparum)のCS
タンパク質のタンデム重複単位の4つ以上と、非CSタ
ンパク質とからなるポリペプチドをコードするDNA配
列を含み、該非CSタンパク質が、Gly、Leu−Arg、
インフルエンザ・ウイルス非構造タンパク質(NS1)、
NS1の81のN末端アミノ酸、Asn−Thr−Val−S
er−Ser、テトラサイクリン耐性遺伝子製品の86N−
末端アミノ酸(tet86)およびテトラサイクリン耐性遺伝
子製品の32N−末端アミノ酸(tet32)のいずれかから
選択され、該タンデム重複単位が、式 N−Met−Asp−Pro[(Asn−Ala−Asn−Pro)15(A
sn−Val−Asp−Pro)1]n (ここにn≧1) で示され、該DNA配列が調節エレメントに作動可能に
結合しているイー・コリ(E.coli)発現ベクターで形質
転換されたイー・コリの清澄化細胞抽出物から該ベクタ
ーによりコードされたポリペプチドを精製する方法。
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|---|---|---|---|
| US69911585A | 1985-02-07 | 1985-02-07 | |
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|---|---|
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|---|---|---|---|
| JP61025660A Expired - Lifetime JPH0698005B2 (ja) | 1985-02-07 | 1986-02-06 | マラリアワクチン用ポリペプチドのイー・コリにおけるクローニングおよび発現 |
| JP6106595A Expired - Lifetime JPH07102150B2 (ja) | 1985-02-07 | 1994-05-20 | ポリペプチドの調製方法 |
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| HU (1) | HU201803B (ja) |
| IL (1) | IL77788A0 (ja) |
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| OA (1) | OA08199A (ja) |
| PT (1) | PT81967B (ja) |
| YU (1) | YU18186A (ja) |
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| IT1187710B (it) * | 1985-07-25 | 1987-12-23 | Eniricerche Spa | Composizione peptidica utile per la preparazione di vaccini per la malaria e di kit diagnostici per la determinazione di affezioni malariche |
| EP0252588A3 (en) * | 1986-05-12 | 1989-07-12 | Smithkline Beecham Corporation | Process for the isolation and purification of p. falciparum cs protein expressed in recombinant e. coli, and its use as a vaccine |
| EP0254862A1 (en) * | 1986-06-26 | 1988-02-03 | BEHRINGWERKE Aktiengesellschaft | Vaccines against protozoan parasites |
| DE3752363T2 (de) * | 1986-11-04 | 2004-02-19 | Protein Polymer Technologies, Inc., San Diego | Herstellung synthetischer dns und deren verwendung bei der synthese grosser polypeptide |
| IT1198225B (it) * | 1986-12-04 | 1988-12-21 | Eniricerche Spa | Polipeptidi immunologicamente attivi utili per la preparazione di vaccini antimalaria e di kits diagnostici per la determinazione di anticorpi antisporozoita |
| ZA88488B (en) * | 1987-01-30 | 1988-10-26 | Smith Kline Rit | Hepatitis b virus surface antigens and hybrid antigens containing them |
| JPH0222300A (ja) * | 1987-02-02 | 1990-01-25 | Swiss Serum & Vaccine Inst Bern | 免疫原性接合体およびその製法ならびに免疫を生ぜしめる方法 |
| AT388934B (de) * | 1987-11-13 | 1989-09-25 | Wellcome Found | Rekombinationskonjugatprotein und neue vakzinen |
| EP0321606B1 (de) * | 1987-12-23 | 1993-09-29 | IMMUNO Aktiengesellschaft | Zelluläre amphipatische Proteine in aggregierten Formen und Verfahren zur Herstellung und Reinigung diese Proteine |
| NZ233494A (en) * | 1989-05-03 | 1993-08-26 | Smithkline Beecham Corp | Polypeptides comprising plasmodium surface protein with a reduced number of repeating immunogenic determinants fused to a carrier protein; vectors coding therefor and vaccines |
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| WO2010128524A2 (en) | 2009-05-05 | 2010-11-11 | Cadila Healthcare Limited | Combined measles-malaria vaccine |
| US20180153945A1 (en) * | 2016-12-05 | 2018-06-07 | The United States Of America, As Represented By The Secretary Of Agriculture | Oral e. coli vector-based vaccine for prevention of coccidiosis in poultry |
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| GB2145092B (en) * | 1983-01-28 | 1988-04-07 | Univ New York | Protective peptide antigen |
| AU569722B2 (en) * | 1983-01-28 | 1988-02-18 | Saramane Pty Ltd | Expression of plasmodium falciparum polypeptides from cloned cdna |
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