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JPH07101964B2 - アンチバック金車 - Google Patents

アンチバック金車

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Publication number
JPH07101964B2
JPH07101964B2 JP12596491A JP12596491A JPH07101964B2 JP H07101964 B2 JPH07101964 B2 JP H07101964B2 JP 12596491 A JP12596491 A JP 12596491A JP 12596491 A JP12596491 A JP 12596491A JP H07101964 B2 JPH07101964 B2 JP H07101964B2
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JP
Japan
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roller
cable
frame
guide roller
guide
Prior art date
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Application number
JP12596491A
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JPH04351406A (ja
Inventor
建一郎 荒川
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Mirait One Corp
Original Assignee
Todentsu Corp
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Publication date
Application filed by Todentsu Corp filed Critical Todentsu Corp
Priority to JP12596491A priority Critical patent/JPH07101964B2/ja
Publication of JPH04351406A publication Critical patent/JPH04351406A/ja
Publication of JPH07101964B2 publication Critical patent/JPH07101964B2/ja
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  • Electric Cable Installation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はケ−ブル架渉工具に係
り、特にワンウェイ軸受を使用してロ−ラの逆転による
ケ−ブルの戻りを防止し、過大な弛度の増大を防止する
ように構成したアンチバック金車に関する。
【0002】
【従来の技術】ケ−ブルの架渉には、ケ−ブルの自重に
よる径間のケーブル垂れ下がりを防止するために、電柱
に案内ひもを掛け渡し、その案内ひもの中間にこれをガ
イドとしてケ−ブルを吊架させておくための移動金車を
移動させ配備して、ケ−ブル,環境への悪影響を極力抑
え、工事の安全性を確保するという架渉工法が広く採用
されている。
【0003】しかしこの工法は、架渉段取り及び架渉作
業に多大な工数を費やさざるを得ないという問題があっ
た。
【0004】そこで本出願人は、ケ−ブル架渉用多輪金
車(4号金車等)を改良してこれにケ−ブルアンチバッ
ク機能を付加し、自重によるケーブルの径間垂れ下がり
を防止して、案内ひも,ガイド,移動金車を使用するこ
となく短時間でケ−ブル架渉を行える、安全性の高いア
ンチバック金車を開発し、ケ−ブル架渉に供している。
【0005】このアンチバック金車は、ガイドロ−ラに
アンチバック力を発生させるために、ケーブルを牽引方
向へ案内するためのガイドロ−ラの上方にガイドロ−ラ
側へ移動自在にケーブル押さえロ−ラを設け、フレ−ム
にその押さえロ−ラをガイドロ−ラ側へ付勢するスプリ
ングを設け、フレ−ムの下部にケ−ブル受け位置を可変
させてスプリングの弾発力を調節し、押さえロ−ラの押
圧力を調節するロ−ラ受け機構を設け、そしてこれらロ
−ラの軸受にワンウェイ軸受を採用して、ケ−ブルアン
チバック方向にはすべり摩擦,牽引方向にはワンウェイ
軸受による転がり摩擦が働くよう構成されていた。した
がってアンチバック金車を使用してケ−ブル架渉を実施
すると、ケ−ブルの架渉時のケ−ブルの異常な垂れ下が
りは良好に規制される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、アンチバック
架渉工法は、各電柱にアンチバック金車を配備して全て
の径間でのケ−ブルの弛度を一定とする工法であるた
め、ケ−ブル架渉後に径間にケーブル引留めに必要な弛
みを作るためには、各径間ごとにケ−ブルを引きだす
(送り出す)という作業が必要となり、これに多大の労
力を費やさざるを得なかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、フレームの下
部にケーブルの牽引方向に間隔をおいて設けられたガイ
ドローラと、フレームの上部に設けられガイドローラと
の間にケーブルを案内すべくガイドローラに対向した押
さえローラと、押さえローラをガイドローラ側に付勢す
るスプリングと、ガイドローラと並んで下部ローラに設
けられ押さえローラ側に対して接近・離間する方向に移
動自在に形成された受けローラと、各ローラにそれぞれ
設けられこれらを一方向にのみ回転させるためのワンウ
ェイ軸受と、フレームに設けられ受けローラを適宜受け
位置に保持すると共にロープ牽引によりその保持を解除
するロック・解除機構とを備えたものである。
【0008】
【作用】まずロック・解除機構を、そのロック解除側へ
作動して、受けローラの位置を、架渉ケーブルのサイズ
に合わせて適正に調節する。調節後、ロック・解除機構
により受けローラを押さえローラ側に接近した所定位置
に保持してアンチバック金車の準備を終了する。
【0009】次にアンチバック金車を各電柱に吊架し、
ガイドロ−ラと押さえロ−ラとの間を通してパイロット
ロ−プを引き通し、パイロットロ−プの後端に架渉ケ−
ブルの先端を接続する。パイロットロ−プをウインチな
どで牽引すると、架渉ケ−ブルは、ガイドロ−ラと押さ
えロ−ラとの間に導入され、押さえロ−ラは、これに加
わる弾発力を押さえ込み力としてそのまま架渉ケ−ブル
に作用させ、ワンウェイ軸受と協同して架渉ケ−ブルの
バックを防止する。
【0010】 ケーブル架渉終了後、各電柱に架渉ケー
ブルを引留める際は、地上から解除ロープを引き下げて
ロック・解除機構を作動する。この引き下げにより受け
ローラの保持が解除され、架渉ケーブルは、張力とケー
ブル自重によって下方に落下し、径間に必要な弛みをつ
くる。
【0011】このように本発明はケ−ブルの自重を有効
に利用してケ−ブルの弛みつくり、速やかにケ−ブル引
留め作業への移行を可能にする。
【0012】
【実施例】以下本発明の好適一実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
【0013】(実施例1)図1には本発明に係るアンチ
バック金車の正面が、図2にはその平面が示されてい
る。
【0014】図1に示されているように、アンチバック
金車1は、概略的には、2枚のガイドロ−ラフレ−ム
2,2間に、ケ−ブルの牽引方向Aに間隔をおいてガイ
ドロ−ラ3を配設し、それらガイドロ−ラ3に、架渉ケ
−ブルを牽引方向Aへ案内するように構成されたガイド
ロ−ラユニット4と、これらガイドロ−ラフレ−ム2上
に載置状に設けられた2枚の押さえロ−ラフレ−ム5,
5間に、ガイドロ−ラ3上の架渉ケ−ブルに押圧力を加
えて架渉ケ−ブルの戻りを抑制するための押さえロ−ラ
6を配設して構成された押さえロ−ラユニット7と、こ
れらガイドロ−ラユニット4と押さえロ−ラユニット7
とを一体のアンチバック金車1に連結する連結手段8
と、押さえロ−ラユニット7を電柱(コンクリ−ト柱,
木柱、鋼管柱など)に吊架させておくための吊架手段1
0とから構成されている。
【0015】ガイドロ−ラ3及び押さえロ−ラ6… 図1及び図3に示す如く、ガイドロ−ラ3及び押さえロ
−ラ6は、架渉ケ−ブルの偏平や側圧に対して影響のき
わめて少ない同一外形の鼓状に形成され、図3に示すよ
うにその軸芯部には、軸を挿通するために軸挿入孔11
が形成されている。これら各ロ−ラ3,6の軸挿入孔1
1は、その両端部が軸受ハウジング12として筒状に拡
径され、各ロ−ラ3,6の回転方向を架渉ケ−ブルの牽
引方向Aのみとして、戻り方向への逆転を規制するため
に、ワンウェイ軸受13が嵌合されている。つまり本発
明に係るガイドロ−ラ3及び押さえロ−ラ6は、それぞ
れがガイドロ−ラ3及び押さえロ−ラ6として共用で
き、全てのガイドロ−ラ3及び押さえロ−ラ6の協同に
よって、全体的に架渉ケ−ブルの戻りを規制する。
【0016】ガイドロ−ラユニット4… 図1に示すように、ガイドロ−ラフレ−ム2は、その長
手方向の中央部にガイドロ−ラフレ−ム2の一部として
上方へ延びた延出フレ−ム17を有した逆T字様に形成
されている。このガイドロ−ラフレ−ム2には、図1,
図3に示すように、その両端部にそれぞれねじ挿入孔1
6,16が形成され、延出フレ−ム17には、図1に示
すようにその上下方向に沿ってテンション調節用長穴1
8が形成されている。図3に示すようにガイドロ−ラ軸
20は、ガイドロ−ラ3を回転自在に支持するために、
その両端に、ガイドロ−ラ軸20より細くかつガイドロ
−ラフレ−ム2を貫通する軸長寸法のねじ締結部21を
有して形成され、ガイドロ−ラ軸20の軸長寸法は、ガ
イドロ−ラ3の幅寸法(架渉ケ−ブル牽引方向Aと直交
する方向の寸法を指す)より僅かに長い寸法となってい
る。つまり、ガイドロ−ラ軸20の両端を段付きねじと
し、その軸長寸法をガイドロ−ラ3の幅寸法より僅かに
長くすることによって、ガイドロ−ラフレ−ム2とガイ
ドロ−ラ3との間のクリアランスを最小に設定し、パイ
ロットロ−プなどの噛み付きが発生しないようにしてい
る。したがってねじ締結部21に、緩み止め機能をもつ
ナット(Uナット,タフロックフランジナットなど)2
2を螺合・締結すると、ガイドロ−ラフレ−ム2同士
は、ガイドロ−ラユニット4として一体化する。
【0017】押さえロ−ラユニット7… 図1に示すように、押さえロ−ラフレ−ム5は、その下
部中央部位に上記延出フレ−ム17を係合させるために
切り欠かれた係合部23を有し、その下部側両側に押さ
えロ−ラ軸24を上下方向に移動自在とするための長穴
25が形成され、その長穴25の上端より上方の部位に
はピン嵌合孔26が形成されている。押さえロ−ラフレ
−ム5同士の連結は、図2,図3に示すように押さえロ
−ラ6の幅寸法より多少長く、且つ両軸端にねじ孔27
をそれぞれ有して形成されたカラ−部材28によってな
されている。すなわちこのカラ−部材28を、図2に示
すように押さえロ−ラフレ−ム5,5間に配置し、これ
らフレ−ム5を貫通させて設けられたねじ(六角穴付き
ボルトなど)29を、そのねじ孔27にそれぞれ螺合さ
せ、締結することによって押さえロ−ラフレ−ム5同士
は押さえロ−ラユニット7として一体化される。
【0018】但し、カラ−部材28の軸長寸法は、上記
ガイドローラ軸20の軸長寸法と略同一寸法に決定され
ている。
【0019】なおガイドロ−ラユニット4,押さえロ−
ラユニット7は、そのフレ−ム外幅が同等となるように
決定されている。
【0020】押さえロ−ラ軸24は、ユニット化後に、
押さえロ−ラ軸移動用の長穴25に掛け渡して設けられ
るもので、押さえロ−ラ軸24は、その直径寸法が長穴
25の幅より多少小さく、その軸長寸法が2枚の押さえ
ロ−ラフレ−ム5の外幅寸法より長く形成されている。
そして押さえロ−ラ軸24の下部両端部には、押さえロ
−ラ軸24の軸方向の移動を規制するように軸固定部材
30がそれぞれ取付けられている。
【0021】軸固定部材30は、図1に示す如くブロッ
ク状の成形体から成り、その上面部にはスプリング31
を着座させるためのリテ−ナ部32が形成されている。
押さえロ−ラフレ−ム5には、長穴25の直上に、スプ
リング保持部材33が一体的に取付けられている。スプ
リング保持部材33は、その下面部に上記スプリング3
1の他端側を案内するためのガイドピン部34を有し、
押さえロ−ラフレ−ム5に対するその取付け面の中央に
は、位置決め用のピン部35を、そして左右にボルト取
付け穴36を有して形成されている。勿論押さえロ−ラ
フレ−ム5には、ピン嵌合孔26の左右両側に、かつボ
ルト取付け穴36と符合する位置に、ねじ穴37が形成
されている。
【0022】 したがって軸固定部材30のリテーナ部
32にスプリング31を差し込んだ状態のままでピン嵌
合孔26に位置決めピン35を差し込み、ねじ(六角穴
付ボルトなど)をねじ穴37に螺合すると、押えローラ
軸24は、スプリング31の初期荷重位置に移動する。
【0023】 連結手段8は、上記ガイドローラユニッ
ト4に押さえローラユニット7を着座させた状態でこれ
ら一体的に連結可能とするための手段であり、図1乃至
図2に示すように、ユニット4,7の前後にそれぞれ設
けられている。各連結手段8は押さえローラフレーム5
の下端部外面に取り付けられた第1開閉金具38と、ガ
イドローラフレームの上端部に取り付けられた第2開
閉金具39とから構成されている。第1開閉金具38
は、その側面にピン挿入穴40を有して形成され、第2
開閉金具39は、そのピン挿入穴40に対して係脱自在
に挿入され、挿入時に、ガイドローラフレーム2と押さ
えローラフレーム5とを連結するスライドピン41を有
して形成されている。
【0024】 ケーブル把持力調整機構は、上記スプリ
ング31の付勢力を調節してアンチバック力を調節する
ための機構であり、図1に示すように、ケーブル把持力
調整機構は、各ガイドローラフレーム2の長手方向の中
央部に、その上下方向に沿わせて形成されたテンション
調節用長穴18と、それらテンション調節用長穴18に
掛け渡されてテンション調節用長穴18に沿って昇降自
在に設けられた移動支軸42と、この移動支軸42にワ
ンウェイ軸受13を介して架渉ケーブル牽引方向Aにの
み回転自在に取付けられた受けローラ43とから構成さ
れている。図4に示すように、移動支軸42は、その両
端にねじ締結部21を有して形成されている。したがっ
て各ねじ締結21の貫通部分にUナット45を締結し
た後に、受けローラ43を上下に移動させると、上記ス
プリング31の弾発力が調節され、架渉ケーブルに対し
て押さえローラ6の押圧力が調節される。なお、架渉試
験の結果、架渉ケーブルに対する押圧力は約40kgf
以内が良好であった。
【0025】ロック・解除機構… ロック機構は、上記移動支軸42の位置を、架渉ケ−ブ
ルに対して適正な押圧位置に設定しておくための機構で
あり、また、ロック解除機構は、その押圧力を解除して
架渉ケ−ブルに弛みを発生させるための機構である。
【0026】図4に示すように、移動支軸42には、上
記受けロ−ラ43の両端に上記テンション調節用長穴1
8に移動自在に嵌合する径寸法のカラ−46が取付けら
れている。両カラ−46の軸長は、その取付合状態にお
いて、その外側端がガイドロ−ラフレ−ム2の外側面よ
り僅かに突出するように設定されている。
【0027】 図1及び図4に示すように、移動支軸4
2にはこれに一体的に移動フレーム47が取付けられて
いる。移動フレーム47は、ガイドローラフレーム2の
外側面を挟みこみ可能なように、板材を断面コ字形に折
り曲げて成形され、その両側のフランジ48上部には、
上記移動支軸42を挿通するための軸穴49が形成さ
れ、これらフランジ48を接続している部分のウエブ5
0には、その一端側に、下方へ折り返させてストッパ部
51が形成されている。ウエブ50には、またその左右
のフランジ48,48に近接している部位が、矩形状に
開口されてガイド穴52,52となっており、それらガ
イド穴52,52には、それぞれフラットバー状の固定
フレーム53,53が挿入されている。固定フレーム5
3,53の挿入端は、ガイドローラフレーム2の内側面
に一体的に固定されている。そしてガイドローラフレー
ム2の内側面には、固定フレーム53,53の挿通を許
しその回転を防止するための回転防止部材55が掛け渡
され固定されている。
【0028】つまり移動フレ−ム47は、ガイド穴52
に固定フレ−ム53を挿通させることにより、回転を規
制され、移動支軸42と一体となって押さえロ−ラ6側
へ昇降する。
【0029】ここで上記固定フレ−ム53に対する移動
フレ−ム47の位置を、各種架渉ケ−ブルに対応させて
良好な位置に保持しておくために、固定フレ−ム53に
は、その長手方向に間隔をおいて調整ピン挿入穴56…
が形成され、両固定フレ−ム53の下部には、その調節
ピン挿入穴56…を利用して固定フレ−ム53から反力
を取り、移動フレ−ム47を押さえロ−ラ6側へ移動さ
せるためのカムレバ手段57が取付けらている。
【0030】図1,図4に示すように、カムレバ手段5
7は、上記固定フレーム53の内幅寸法より僅かに短い
中空軸(パイプ)58の両端外周面に、それぞれ作用点
側レバ59を取付け、中空軸58の中央に、作用点側レ
バ59に対して適当なレバ角で力点側レバ60を取付
け、その作用点側レバ59の先端にカムロ−ラ59aを
回転自在に取付け、そして中空軸58内に上記固定フレ
−ム53の調整ピン挿入穴56…に挿入自在な連結ピン
61を挿通させて構成されている。
【0031】 力点側レバ60の先端には、シャックル
62などを介して解除ロープ63を取付けるために穴6
4が形成されている。連結ピン61は、図1,図4に示
すように頭部65と反対側の端部に軸方向に沿った枢支
溝66を有し、その枢支溝66に係合されたロック板6
7をスプリングピン68により回動自在に取付けて構成
されている。また移動フレーム47のウエブ50と力点
側レバ60の中央部位との間には、力点側レバ60を移
動フレーム47側へ戻すように付勢させておくためにタ
ーンスプリング69が掛け渡されて設けられている。
【0032】 したがって調節ピン挿入穴56…のうち
適正な調節ピン挿入穴56を選択し、力点側レバ60を
回動させてウエブ50の下面にカムローラ59aを接触
させるだけで架渉ケーブルに対する押圧力が簡単に設定
でき、地面に垂れ下がっている解除ロープ63を、下側
(解除側)に引き下ろすだけで簡単に解除が終了するよ
うになる。
【0033】ガイドロ−ラ手段… ガイドロ−ラ手段は、カ−ブ(内カ−ブ,外カ−ブ点)
やこれらの引上げ点における架渉ケ−ブル及びパイロッ
トロ−プの電柱接触事故を未然に防ぐためのもので、図
1,図2に示すように、ガイドロ−ラフレ−ム2の前後
端に、内側へそれぞれ張り出するように形成されたロ−
ラ取付けブロック70と、これらロ−ラ取付けブロック
70の両端にそれぞれ垂直軸回りに回動自在に取付けら
れた回転ブロック71と、これら回転ブロックにそれぞ
れ起立状に取付けられた縦ガイドロ−ラ軸75と、各縦
ガイドロ−ラ軸75にワンウェイ軸受13を介して牽引
方向Aにのみ回転自在に取付けられた2本の縦ガイドロ
−ラ72と、これら回転ブロック71にその両端を掛け
渡して設けられ回転ブロック71を互いに引き寄せてこ
れら縦ガイドロ−ラ72により、架渉ケ−ブル乃至パイ
ロットロ−プ(牽引ロ−プ)を挟みこませるためのバネ
手段73とにより構成されている。
【0034】 各ローラ取付けブロック70は、ガイド
ローラフレーム2の内側面にねじ固定され、回転ブロッ
ク71は、そのローラ取付けブロック70に、段付きね
じ74にて取付けられている。またガイドローラ軸75
は、その軸取付けねじ部76に螺合するナット77によ
って回転ブロック71に一体的に固定され、その上端に
縦ガイドローラ72の脱落を規制するため溝用止め輪
(C形止め輪など)78が取付けられている。
【0035】吊架手段10… 図1,図2に示すように、吊架手段10は、電柱のバン
ドに取り付けられた金車吊り金具又はカ−ブ金車腕に対
して係脱自在に形成されたフック金物79と、上記押さ
えロ−ラユニット7の上部に、その押さえロ−ラフレ−
ム5の内側上部に一体的に掛け渡すように取り付けられ
た金車吊り金物80とから主に構成されている。
【0036】 金車吊り金具80は、その中央部にこれ
に対して脱落なく回転自在にアイボルト81を取り付け
て構成され、アイボルト81は、上記フック金物79に
対して馬蹄形の連結金物82により連結されている。つ
まりアイボルト81は、固定側の金車吊り金具80に対
して電柱側方向とその直交方向において回動自在とな
る。このため、吊架手段10は、連結手段8によって連
結状態のガイドローラユニット4と押さえローラユニッ
ト7を適度な半径で揺動(首振り)自在とし、カーブ金
車腕の必要のない小さなカーブ点においても架渉ケーブ
ルを良好に案内する。
【0037】次に本発明に係るアンチバック金車1の電
柱への取付けと架渉ケ−ブル架渉工法について簡単に説
明する。
【0038】 所定間隔をおいて建柱された電柱の吊架
金物に金車吊り金具を取付け、カーブ点(内カーブ又は
外カーブ)を構成する電柱にはカーブ金車腕を取付け
る。次に各金車吊り金具及びカーブ金車腕にフック金物
79を吊架させて電柱ごとにアンチバック金車1を吊架
する。吊架後、スライドピン41を離脱方向に操作して
ピン挿入穴40から離脱させ、ガイドローラユニット4
を手前側へ回動させる。この時、同時に、架渉ケーブル
の種別に対して押さえローラ6の押圧力(締付け力)が
40kgf以内となるように調節ピン挿入穴56を選定
し、その調節ピン挿入穴56に中空軸58を位置合わせ
し連結ピン61を挿入する。挿入後、リターンスプリン
グ69の弾発力により力点側レバ60を解除方向と反対
側(上側)に回動させる。この回動によってカムローラ
59aは、固定フレーム53のウエブ50下面をストッ
パ51側へ向かって転動し、そのストッパ51に突き当
たった位置で停止する(図1)。従って移動フレーム4
7はカムレバ手段57を介してガイドローラフレーム2
に固定され、受けローラ43の位置を架渉ケーブルに対
して適正な昇降位置を設定して架渉ケーブルに押圧力を
加える。
【0039】次に、ケ−ブルドラムに巻回された架渉ケ
−ブルの牽引端にケ−ブルグリップ,より戻し金具,ね
んかい防止器,より返し金物を介してパイロットロ−プ
を接続し、次いで、架渉ケ−ブル牽引方向A後部の縦ガ
イドロ−ラ72を開いてガイドロ−ラ3と押さえロ−ラ
6間を通過させ、さらに前部の縦ガイドロ−ラ72,7
2を開いて通過させる。縦ガイドロ−ラ72,72は、
ばね手段73の復帰力により、回転ブロック71を内側
へ回転させパイロットロ−プを挟みこむ。つまり縦ガイ
ドロ−ラ72,72は、パイロットロ−プの戻りをも規
制する。ロ−プ架渉終了後、パイロットロ−プの牽引端
を、車両のコニカルシ−ブなどに複数回、巻き付け、パ
イロットロ−プを牽引する。このため各アンチバック金
車1に架渉ケ−ブルが順次引き通されていく。押さえロ
−ラ6を付勢するスプリング31は、この引き通し時に
架渉ケ−ブルに一定の押圧力を与え、その戻りも規制す
るため、径間の弛度は一定に保たれる。
【0040】架渉ケ−ブルの架渉を完了し、次いで各電
柱に架渉ケ−ブルを引留める際は、地上から解除ロ−プ
63を引き下ろす。この引き下ろしにより力点側レバ6
0はリタ−ンスプリング69の復帰力に抗してストッパ
51側と反対側へ回動され、カムロ−ラ59aは、移動
フレ−ム47のウエブ50から完全に離脱する。この結
果、移動フレ−ム47は、架渉ケ−ブルの張力と架渉ケ
−ブル自重によって下方に落下し、その落下分、径間の
弛度は増加する。
【0041】このように本発明に係るロック解除機構
は、架渉ケ−ブルの自重を有効に利用して架渉ケ−ブル
の弛みを簡単に作ることができ、円滑な引留め作業を行
えるようにする。
【0042】 図5は、上記ロック・解除機構の別の実
施例を示したものである。ロック・解除機構は、上記移
動フレーム47のフランジ48の一方の側端に、その長
手方向に沿って形成されたラチェット歯状の係止溝83
と、その係止溝83に係合された際に移動フレーム47
の下降を規制するための爪部84を一体的に有し、ガイ
ドローラフレーム2に回動自在に軸支させて設けられた
カムレバ85と、このカムレバ85の力点側ア…ム86
とガイドローラフレーム2とに掛渡して設けられ、カム
レバ85を常時係止溝83に係止させておくように弾発
力を付勢するばね87と、上記移動フレーム47にその
係止溝83と反対側の端面に沿うように取付けられて移
動フレーム47の回転を防止して昇降案内するレール部
材88と、カムレバ85の軸支部外面を窪ませて形成さ
れた係合部89と係合され、カムレバ85の係合を維持
させると共に適当な節度感をも生じさせるためのボール
プランジャ部材90と、カムレバ85の自由端に回動自
在に設けられた解除ロープ取付け金具91とから構成さ
れている。
【0043】 つまり、この例でも、解除ロープ63に
より解除ロープ取付け金具91を引き下げして、ばね8
7,ボールプランジャ90の付勢力に抗してカムレバ
を係止溝83から離脱させ、架渉ケーブル自重によっ
て移動フレーム47を自由に下降させるように構成して
いる。なおこのような構造にあってボールプランジャ9
0の節度感は、カムレバ85の係合完了を確認できると
いう点で有益となる。
【0044】(実施例2)次に上記ロック機構・解除機
構の別の実施例を図6,図7に基づいて説明する。
【0045】 この実施例は上記実施例と同様に移動支
軸42,テンション調節用長穴18を使用し、移動支軸
42をガイドローラフレーム2に適宜保持させて受けロ
ーラ43の位置を調節する、ガイドローラフレーム2と
移動支軸42を適当な受け位置においてロックさせ、解
除ロープ63を使用してロックを解除するという点で共
通した構成を採用している。
【0046】すなわち図7に示すように、上記テンショ
ン調節用長穴18の両側に、その長手方向に間隔をおい
て係止ピン孔92を設け、図6に示すように、移動支軸
42にそれらの係止ピン孔92と抜き差し自在に係脱金
具93を取付け、この係脱金具93をくさび手段94を
用いて係脱させるように構成している。
【0047】 具体的には、移動支軸42は、その両端
軸部に、上記実施例のねじ締結部21を形成せずにその
代わりに図6に示す如く軸内にバネ収容部95を形成し
てこれに圧縮コイルばね96を格納し、止めねじ97を
設け、そして移動支軸42両端軸部にその長手方向に沿
ってピン移動用溝98を形成して構成され、また係脱
具93は、つまみ状の部材の両端にそれぞれ大小の鍔状
部99,100を一体的に形成し、係止ピン孔92側の
鍔状部99に係止ピン孔92と係合するピン部101を
一体的に取付けて構成されている。そして係脱金具93
の係止ピン孔92側にこの係脱金具93及び移動支軸4
2の上記ピン移動用溝98を貫通させてスプリングピン
103を設け、係脱金具93を移動支軸42に対して摺
動自在として、ピン部101を係止ピン孔92に対して
係脱自在としている。
【0048】くさび手段94は図6,図8に示すよう
に、上記両鍔部99,100間の軸部に対してスライド
自在なガイド溝104を有して形成されたくさび部材1
05から成り、このくさび部材105の下端には上記シ
ャックル62を介して上記解除ロ−プ63が取付けられ
る。
【0049】 したがって解除ロープ63を引き下ろす
と、くさび部材105のくさび角によって係脱金具93
が離脱方向へ作動され、係止ピン孔92からピン部10
1が離脱されるようになり、上記実施例と同様に径間の
弛度が増すようになる。
【0050】なおくさび部材105をその逆方向に移動
させると係止金具93は、圧縮コイルばね96の弾発力
によって係合方向に復帰する。
【0051】 図9にアンチバック金車1のスライドピ
41を自在に係脱させることができるようにした専用
工具を示す。
【0052】 この工具は軸部材106の上端に押さえ
ローラフレーム5の上端を挟み込むための第1L字金具
107をナット108により一体的に固定し、軸部材1
06の下端側を縮径させた段付軸としてその細い軸部1
09に上記ガイドローラフレーム2の下端を挟み込むた
めの第2L字金具110を摺動移動自在に嵌合し、そし
て軸部109の下側にノブ状のナット部材111を螺合
させて構成されている。アンチバック金車1のスライド
ピン41を係脱させる際は、これら第1,第2L字金具
107,110をアンチバック金車1に取付けてナット
部材111を締め込み方向に回転させ、押さえローラ6
を付勢しているスプリング31,31を撓ませる。この
結果、スライドピン41に加わる荷重が解除され、これ
を小さな力で離脱させることが可能となる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば次の如き優れた効果を発揮する。
【0054】 (1)アンチバック力により短時間に且
つ安全にケーブルの架渉ができると共に、架渉作業を完
了した後に、径間の架渉ケーブルに弛み作ることがで
き、速やかに架渉ケーブル引き留め作業を行うことがで
きる。
【0055】(2) 地上から操作可能であり、安全性と省
力化を推進できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアンチバック金車を示す正面図で
ある。
【図2】図1の平面図である。
【図3】ガイドロ−ラのフレ−ム取付け状態を示す図で
ある。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
【図5】ロック機構及びロック解除機構の別の実施例を
示す図である。
【図6】同じくロック機構及びロック解除機構の別の実
施例を示す図である。
【図7】ガイドロ−ラフレ−ムの別の実施例を示す図で
ある。
【図8】図6の正面図である。
【図9】アンチバック金車のスライドピンを自在に係脱
させるための専用工具を示す図である。
【符号の説明】
1 アンチバック金車 2 ガイドローラフレーム 3 ガイドローラ 5 押さえローラフレーム 6 押さえローラ 13 ワンウェイ軸受 31 スプリング43 受けローラ 18,42,47,53,57,63 ロック・解除機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームの下部にケーブルの牽引方向に
    間隔をおいて設けられたガイドローラと、フレームの上
    部に設けられ上記ガイドローラとの間にケーブルを案内
    すべくガイドローラに対向した押さえローラと、該押さ
    えローラを上記ガイドローラ側に付勢するスプリング
    と、上記ガイドローラと並んで下部ローラに設けられ上
    記押さえローラ側に対して接近・離間する方向に移動自
    在に形成された受けローラと、上記各ローラにそれぞれ
    設けられこれらを一方向にのみ回転させるためのワンウ
    ェイ軸受と、上記フレームに設けられ上記受けローラを
    適宜受け位置に保持すると共にロープ牽引によりその保
    持を解除するロック・解除機構とを備えたことを特徴と
    するアンチバック金車。
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