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JPH07108801A - タイヤのバランスウェイト取付装置 - Google Patents

タイヤのバランスウェイト取付装置

Info

Publication number
JPH07108801A
JPH07108801A JP5280305A JP28030593A JPH07108801A JP H07108801 A JPH07108801 A JP H07108801A JP 5280305 A JP5280305 A JP 5280305A JP 28030593 A JP28030593 A JP 28030593A JP H07108801 A JPH07108801 A JP H07108801A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balance weight
work
driving
tire
driving device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5280305A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2756404B2 (ja
Inventor
Teruji Nomura
村 照 治 野
Yasuhiko Toyozumi
住 康 彦 豊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Altia Co Ltd
Original Assignee
Nissan Altia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Altia Co Ltd filed Critical Nissan Altia Co Ltd
Priority to JP5280305A priority Critical patent/JP2756404B2/ja
Publication of JPH07108801A publication Critical patent/JPH07108801A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2756404B2 publication Critical patent/JP2756404B2/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 精密な位置決めを要することなく、ワークの
所定位置にバランスウェイトを確実かつ円滑に取付けら
れる、タイヤのバランスウェイト取付装置を提供するこ
と。 【構成】 ワークWのサイズと種別に応じて所定のバラ
ンスウェイト4を保持し、これをワークW両面の所定位
置に取付けるタイヤのバランスウェイト取付装置である
こと。ワーク搬送路を移動するワークWの位相と同相状
態を保持して、ワークWの一側面のアンバランス位置に
バランスウェイト4を取付け、かつこの取付け時と同位
相でワークWを次工程へ送る第1打込装置28を設け
る。ワークWの他側面のアンバランス位置を割り出し、
かつ当該位置をバランスウェイト打込位置に合致させ、
前記他側面のアンバランス位置にバランスウェイト4を
取付ける第2打込装置29を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は精密な位置決めを要する
ことなく、ワークの所定位置にバランスウェイトを確実
かつ円滑に取付けられるようにしたタイヤのバランスウ
ェイト取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タイヤのアンバランス量に見合っ
たバランスウェイトをホイールリムに自動的に取付ける
装置として、例えば特開平4ー193601号公報で
は、タイヤを拘束してアンバランス位置を割り出すタイ
ヤ受台を備え、これを所定角度傾動させて、ウェイト打
ち込みハンドの近辺に位置付け、所定のバランスウェイ
トをグリップ爪で把持し、該ウェイトをホイールリムの
所定位置に位置決めして、グリップ爪をフローティング
させ、バランスウェイトとホイールリムとの相対位置の
誤差を吸収後、エアハンマを打ち込んでクリップをホイ
ールリムに圧入するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この装置では
バランスウェイトをタイヤ両面へ取付ける際、いちいち
タイヤ受台の傾斜設定を要して手間が掛かり、しかもそ
の際タイヤのクランプおよびアンクランプにより、取付
け位置の基準が不明確になって、バランスウェイトの取
付け精度が低下する惧れがある。また、バランスウェイ
トの圧入に際しては、ホイールリムに対し精密な位置決
めを要し、この位置決めから圧入し終えるまでのサイク
ルタイムが長いうえに、ホイールの寸法誤差によって
は、打ち込み時にバランスウェイトがはじき飛ばされた
り、圧入が困難になる等の問題があった。
【0004】本発明はこのような問題を解決し、精密な
位置決めを要することなく、ワークの所定位置にバラン
スウェイトを確実かつ円滑に取付けられるようにしたタ
イヤのバランスウェイト取付装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のタイ
ヤのバランスウェイト取付装置は、ワークのサイズと種
別に応じて所定のバランスウェイトを保持し、これをワ
ーク両面の所定位置に取付けるようにしたタイヤのバラ
ンスウェイト取付装置において、ワーク搬送路を移動す
るワークの位相と同相状態を保持して、ワークの一側面
のアンバランス位置にバランスウェイトを取付け、かつ
この取付け時と同位相でワークを次工程へ送る第1打込
装置と、ワークの他側面のアンバランス位置を割り出
し、かつ当該位置をバランスウェイト打込位置に合致さ
せ、前記他側面のアンバランス位置にバランスウェイト
を取付ける第2打込装置とを備えて、バランスウェイト
を正確に取付けられるようにしたことを特徴にしてい
る。また、本発明は、第1打込装置と第2打込装置とを
実質的に同一に構成し、これらをワークの搬送方向に沿
ってワーク搬送路の上下位置に配置することで、構成の
簡潔化と製作の容易化および設置スペースのコンパクト
化を図るようにしたことを特徴としている。更に本発明
は、第1打込装置と第2打込装置のそれぞれに、スチー
ル製ホイール用バランスウェイト打込装置と、アルミニ
ウム製ホイール用バランスウェイト打込装置とを設け、
これら打込装置の打込位置を同位置に設定して、種々の
バランスウェイトを一様に取付けるようにしたことを特
徴としている。本発明は、ワークをクランパで保持しつ
つワーク搬送路に沿って搬送し、該ワークを搬送路の所
定位置でバランスウェイト打込装置へ受け渡すワーク受
渡装置を備えたタイヤのバランスウェイト取付装置にお
いて、前記クランパに略V字形状の当接面を設け、これ
ら一対のクランパをワークの搬送方向と直交方向に互い
に近接離反動可能にして、ワークの保持力を増強すると
ともに、ワークの搬送路のコンパクト化を図れるように
したことを特徴としている。また、本発明は、クリップ
の通孔にインサートピンを挿入して、バランスウェイト
を保持するタイヤのバランスウェイト取付装置におい
て、打込ヘッドの先端にクリップの湾曲部に係合可能な
第1係合部と、クリップ基部側のバランスウェイトに係
合可能な第2係合部とを設け、前記打込ヘッドの先端に
バランスウェイトに係合可能な係合部材を出没可能に設
け、該係合部材をバランスウェイトの取付け時に打込ヘ
ッドの先端に位置付けて、バランスウェイトの安定した
ハンドリングを促すとともに、ホイールの多少の寸法誤
差を許容して、バランスウェイトを円滑かつ確実に取付
けられるようにしたことを特徴としている。更に本発明
は、打込ヘッドの先端に、バランスウェイトまたはクリ
ップを検出可能な光電センサを設置して、バランスウェ
イトのハンドリングを監視し、バランスウェイトを確実
に取付けるようにしたことを特徴としている。しかも、
本発明は、ワーク支持部材の所定位置に、クリップの取
付け位置を検出可能な光電センサを設置して、クリップ
ないしバランスウェイトの取付けの良否を監視させ、取
付けの均質化を図るとともに、不適なものに対する修正
を促すようにしたことを特徴としている。
【0006】
【作用】第1打込装置は、ワーク搬送路を移動するワー
クの位相と同相状態を保持して、ワークの一側面のアン
バランス位置にバランスウェイトを取付け、バランスウ
ェイトの取付け位置の正確性を図る。また、第1打込装
置は、バランスウェイト取付け後のワークを取付け時と
同位相でワークを次工程へ送り、ワークのアンバランス
位置割出基準を維持する。第2打込装置は、ワークのア
ンバランス位置を正確に割出し、かつこれをバランスウ
ェイト打込位置に合致させて、該打込装置での打込み制
御を簡潔にする。第1打込装置と第2打込装置とを実質
的に同一に構成し、かつこれらをワークの搬送路の上下
位置に配置することで、構成の簡潔化と製作の容易化と
設置スペースのコンパクト化を図る。第1打込装置と第
2打込装置のそれぞれに、スチール製ホイール用バラン
スウェイト打込装置と、アルミニウム製ホイール用バラ
ンスウェイト打込装置とを設け、これら打込装置の打込
位置を同位置に設定して、種々のバランスウェイトの均
一な取付けを可能にする。ワーク受渡装置のクランパに
略V字形状の当接面を設け、ワークの保持力を増強する
とともに、これら一対のクランパをワークの搬送方向と
直交方向に互いに近接離反動可能にして、ワークの搬送
路のコンパクト化を図る。打込ヘッドの先端にクリップ
の湾曲部に係合可能な第1係合部と、クリップ基部側の
バランスウェイトに係合可能な第2係合部とを設け、バ
ランスウェイトの安定したハンドリングを促す。第1お
よび第2係合部より離間してバランスウェイトに係合す
る係合部材を、打込ヘッドの先端に出没可能に設け、該
係合部材をバランスウェイトの取付け時に打込ヘッドの
先端に位置付けて、バランスウェイトを回動させながら
ホイールの形状に馴染ませ、ホイールの多少の寸法誤差
を許容してクリップの打込みを円滑にする。打込ヘッド
の先端に、バランスウェイトまたはクリップを検出可能
な光電センサを設置して、バランスウェイトのハンドリ
ングを監視し、バランスウェイトの確実な取付けを図
る。ワーク支持部材の所定位置に、クリップの取付け位
置を検出可能な光電センサを設置して、クリップないし
バランスウェイトの取付けの良否を監視させ、取付けの
均質化を図るとともに、不適なものに対する修正を促
す。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
ると、図1乃至図19において1は、基台2上に設置し
たウェイトストレージで、スチール用ウェイトストレー
ジ1aとアルミ用ウェイトストレージ1bとからなり、
これらにスチールおよびアルミニウム製ホイール3用の
各種サイズのバランスウェイト4を保管している。実施
例ではウェイトストレージとして、カートリッジ式スト
レージを採用しており、これは多数のカートリッジを並
置し、これらに多数のバランスウェイト4を上下に重合
して収容し、その一つをカートリッジの下端部から取出
し可能にしている。
【0008】ウェイトストレージ1の近接位置には、一
対の取出ハンド5を備えたピックアップ装置6が配置さ
れ、該装置6は上記ストレージ1に沿って移動可能にさ
れていて、入力信号に基づき所定のカートリッジ位置へ
移動し、1個のワークWに必要な上面および下面取付け
用のバランスウェイト4を把持して、その原位置である
両ストレージ1a,1bの中心に復帰可能にされてい
る。
【0009】ピックアップ装置6は基端部にロータリー
アクチュエータ7を備え、原位置復帰後に180°旋回
して、一対のバランスウェイト4を振分台8の所定位置
へ載置可能にしており、また振分台8は適当なクランプ
手段を介して、バランスウェイト4を保持し、直上に待
機する一対の振分シリンダ9へ受渡し可能にされてい
る。
【0010】振分シリンダ9,9は一対のグリップハン
ド10,10を備え、該ハンド10,10によって、バ
ランスウェイト4のクリップ11の両端を把持し、これ
をワークW、つまりホイール3にタイヤTを装着したア
センブリ、の上面および下面側へ振分け可能にしてい
る。すなわち、振分シリンダ9はロッドレスシリンダ1
2の可動部に連結され、該可動部はガイドロッド13に
沿って、斜め上向きまたは下向きに移動可能にされてい
て、その上下端部で振分シリンダ9,9から上側および
下側ウェイト供給装置14,15へ受渡可能にしてい
る。
【0011】上側および下側ウェイト供給装置14,1
5は、ロッドレスシリンダ(図示略)によって、ピック
アップ装置6の移動方向と直交方向へ移動して、ワーク
Wに近接離反動可能にされ、振分シリンダ9からバラン
スウェイト4を受取る際は、ワークWから離反して振分
シリンダ9の直下に位置し、受取り後はワークWの周面
に接近して、後述するウェイト打込装置の作動を待機す
るようにされている。
【0012】上側および下側ウェイト供給装置14,1
5は、スチールおよびアルミホイール用のバランスウェ
イト4を別々に収容可能な仮置台16,17を備え、こ
れは図7のように調整シリンダ18,19に連係されて
いて、それらの位置をホイールの種別毎に移動可能にし
ている。実施例では仮置台16,17の先端側に、スチ
ール製ホイール用のバランスウェイト4を収容してい
る。
【0013】下側の仮置台17はロータリシリンダ20
に接続され、該シリンダ20は円周方向に180°旋回
可能にされていて、ワーク上面打ち込み用のバランスウ
ェイト4と、上下位置を反転可能にしている。図中、2
1,22は仮置台16,17上のバランスウェイト4の
落下を防止するストップリンクである。
【0014】ウェイトストレージ1の側方には、ピック
アップ装置6の移動方向と同方向にワーク搬送路23が
配置され、その上流側にタイヤアンバランス量測定装置
(図示略)が配置され、その下流側にバランスウェイト
取付装置24が配置されている。実施例の場合、タイヤ
アンバランス量測定装置はアンバランス量測定後、ワー
ク下面のアンバランス位置を、第1打込装置28の打ち
込み位置に合致させて、ワークWをワーク搬送路23に
搬出している。
【0015】バランスウェイト取付装置24は、複数の
機枠25を縦横に配して枠組みされ、この内側にローラ
コンベア26がワーク搬送路23と同方向に設けられ、
該コンベア26の搬送方向に沿ってワーク受渡装置27
が配置され、その中間位置の下方に第1打込装置28で
ある下面打込装置が設けられ、この下流側に第2打込装
置29である上面打込装置が配置されている。
【0016】ローラコンベア26は、その上流側のワー
ク搬送路23に連絡しており、そのローラ上にワークW
を載置して、これを矢視方向へ搬送可能にしている。ロ
ーラコンベア26の外側には、その搬送方向に沿って一
対のガイドレール30,30が配置され、これらにスラ
イドガイド31,31が摺動可能に嵌合している。
【0017】スライドガイド31,31の上部には、ス
ペーサ32,32を介して2組のクランプシリンダ3
3,34が対向して配置され、該シリンダ33,34の
両側にブレーキ機能を備えた一対のサブシリンダ35,
36が配置されていて、それらのピストンロッドの先端
にホルダープレート37,38を連結している。
【0018】ホルダープレート37,38の内面には、
略V字形の当接面を形成する一対のクランパ39,40
が取付けられ、その相対する内面の間にワークWを挟持
可能にしている。
【0019】スペーサ32,32の下流側端部には、ス
トップアーム41,41の基端部が回動可能に連結さ
れ、その枢軸42に揺動アーム43が外側に突設され、
その外端部にストップシリンダ44のピストンロッド4
5が連結されていて、上記アーム41,41の内端部を
ローラコンベア26の搬送面上に出没可能にしている。
【0020】一方のガイドレール30の外側には、ブレ
ーキ機能を備えた受渡シリンダ46が平行に配置され、
そのピストンロッド47の先端にブラケット48が連結
されており、この基端がスペーサ32に固定されてい
て、上記シリンダ46の作動に、クランプシリンダ3
3,34とクランパ39,40とを同動可能にしてい
る。図中、49はガイドレール30の下流側端部に設け
たストッパで、ブラケット48と当接可能に配置され、
また113,113はスペーサ32,32の内側に固定
されたラックで、これらに軸114の両端に固定したピ
ニオン115,115が噛合していて、前記スライドガ
イド31,31を同動可能にしている。
【0021】ワーク受渡装置27の上方に位置する機枠
25には、ワーク受取シリンダ50と下面セットシリン
ダ51とが互いに離間して下向きに取付けられ、これら
のピストンロッド52,53の下端に、三角錐状のセン
ターコーン54,55が取付けられ、ホイールディスク
3aに形成したハブ穴Dに挿入して、ワークWをセンタ
リング可能にしている。
【0022】図中、56は下面セットシリンダ51に隣
接して配置したシリンダで、そのピストンロッドの先端
にワークWの上面と係合可能な押圧片57を連結してお
り、該片57はブレーキ機能を備えたセットシリンダ5
8に連係されていて、その位置をワークサイズに応じて
調整可能にしている。
【0023】ローラコンベア26の中間部には、ローラ
を配置しない空スペース59が設けられ、該スペース5
9にワークテーブル60が出没可能に配置されている。
すなわち、ワークテーブル60はリフトシリンダ61に
よって昇降可能にされ、その上昇時にローラコンベア2
6の搬送面と同高位置に位置付けられて、クランパ39
からワークWを移載可能にされ、一方、下降時には下面
打込装置28と同高位置に置かれて、ワークWをワーク
ストッパ62,63へ受渡し可能にされている。
【0024】下面打込装置28は機枠25の中高位置に
水平に架設した基板64を備え、該板64上に一対のレ
ール65がローラーコンベア26の搬送方向と直交方向
に設置され、該レール65に複数のガイドブロック6
6,67が摺動可能に嵌合している。
【0025】ガイドブロック66上には、打込台68を
構成する複数の架枠69が立設され、該台68の内側に
突片70が一体に架設されていて、該片70にボールネ
ジシャフト71が螺合している。ボールネジシャフト7
1は基板64上に回動可能に支持され、その一端が基板
64に設置した駆動モータ72に連係されており、該駆
動モータ72はアンバランス量測定装置からの入力情報
に基いて、打込台68を所定距離移動可能にしている。
【0026】打込台68上には、その移動方向と同方向
にスチール用打込装置73とアルミ用打込装置74と
が、相対して斜め上向きに配置され、それらの打込位置
を同位置に設定されている。このうち、スチール用打込
装置73は、打込台68の両側に配置したブラケット7
5に対し、所定の打込み角度に設定した打込シリンダ7
6を有している。
【0027】打込シリンダ76のピストンロッド77の
先端には基板78が突設され、その側部にスライドガイ
ド79が取付けられていて、これがガイドレール80に
摺動可能に嵌合している。基板78の先端部下面にはガ
イドプレート81が設けられ、また該板78の下面には
圧入シリンダ82が設置されていて、そのピストンロッ
ド83に打込ヘッドを構成する打込ブロック84が連結
されている。
【0028】打込ブロック84はガイドプレート81に
沿って滑動可能に配置され、かつその先端部に第1係合
部である凹状湾曲面の係合面84aが形成されていて、
クリップ11の湾曲部と係合可能にされている。ガイド
プレート81の先端部はテーパ状に形成されて、第2係
合部を形成しており、該係合部は係合面84aと同位置
に近接して配置され、クリップ11の基部側のバランス
ウェイト3に係合可能にされている。
【0029】基板78の上面には矯正シリンダ85が設
けられ、そのピストンロッド86に略く字形状の一対の
リンク87が連結され、該リンク87の他端がガイドプ
レート81の先端部から出没可能に配置されている。
【0030】リンク87,87の先端部の間にはL形リ
ンク88,88が連結され、それらの間に係合部材であ
るロッド89が連結されていて、これをバランスウェイ
ト3の端面に係合可能にしている。
【0031】圧入シリンダ82の直下にはピックオフシ
リンダ90が設けられ、そのピストンロッド91の端部
に、揺動リンク92の一端がピン93を介して回動可能
に連結され、その近接位置を別のピン94を介して、打
込ブロック84と一体の支持片95,95に回動可能に
連結している。
【0032】揺動リンク92の先端には、クリップ11
に設けた通孔(図示略)に挿入可能なインサートピン9
6が突設され、該ピン96の尖端が打込ブロック84の
先端部を上下方向に旋回可能に配置されている。したが
って、バランスウェイト3は、クリップ11の通孔(図
示略)にインサートピン96を挿入され、またクリップ
11の湾曲部に係合面84aが当てがわれ、更にクリッ
プ11の基部側のバランスウェイト3に、ガイドプレー
ト81の先端部が押し当てられ、この三点支持によって
安定したハンドリングを可能にされている。
【0033】一方、アルミ用打込装置74は斜め上向き
に配置したヘッドシリンダ113を有し、その基部はエ
アシリンダ97によって昇降可能に設けられていて、そ
の上端に左右に拡開可能な一対の把持ハンド98を備え
ている。把持ハンド98,98の先端部内面には、クリ
ップ11の側端部と嵌合可能な係合溝(図示略)が形成
され、該ハンド98,98の間にエアシリンダからなる
筒状の打込ヘッド99が昇降可能に設けられている。
【0034】打込ヘッド99の両側には前記ワークスト
ッパ62が立設され、その側方に前記ワークストッパ6
3,63がガイドブロック67,67上に立設されてい
て、これらワークストッパ62,63の上端部は互いに
同高位置に配置され、これらの上端にホイール3の下端
面を載置可能にしている。
【0035】ガイドブロック67の一方には張出片10
0が側方に突設され、該片100に調節シリンダ101
のピストンロッド102が連結され、該シリンダ101
はワークWのサイズ情報によって作動し、ワークストッ
パ62,63の対向距離を調節可能にしている。
【0036】ガイドプレート81の先端部には、反射形
の光電センサ103が埋め込まれ、その信号ケーブル1
04が外側に配線されており、その光軸は上記プレート
81の外方に向けられていて、バランスウェイト4によ
る遮光の有無を検出して、バランスウェイト4のハンド
リングを監視可能にしている。そして、光電センサ10
3がバランスウェイト4を検出しないハンドリング不良
の場合は、例えば以降の工程の作動を中止させ、仮置台
16,17に収容したバランスウェイト4を廃棄し、新
たな情報に基づき所定のバランスウェイト4のハンドリ
ングを再開可能にしている。この場合、バランスウェイ
ト4の代わりに、クリップ11による遮光の有無を検出
させてもよい。
【0037】ワークストッパ62,62の上端部には、
図10および15のように光電センサ105の送受信部
が相対して埋め込まれ、その埋め込み位置はワークスト
ッパ62,62の上面、つまりホイール3の端部から、
クリップ11の規定の打ち込み位置に設定されていて、
バランスウェイト4の打ち込み状況を監視可能にしてい
る。そして、光電センサ105がクリップ11を検出す
る打ち込み不良の場合は、例えば警報器を作動させて、
作業者による修正を促すようにしている。
【0038】なお、上記打ち込み状況監視手段の代わり
に、光電センサ106の送受信部を図12および13の
ように打込ブロック84の前方に対向配置し、それらの
光軸を係合面84aの前方の規定位置に設定して、クリ
ップ11による遮光の有無によって監視するようにして
もよい。
【0039】一方、上面打込装置29は下面打込装置2
8より下流側のローラコンベア26の上方に配置され、
これは後述する割出モータ107を除いて、下面打込装
置28と実質的に同一に構成され、かつこれを下面打込
装置28と上下位置を反転して設置されている。なお、
下面打込装置28と対応する構成部分には、末尾にaを
付して同一の符号を用い、それらの説明を省略する。ま
た、図示していないが下面打込装置28と同様な位置
に、光電センサ103a,105aまたは106aが設
けられている。
【0040】割出モータ107は上面打込装置29上方
の機枠25に設置され、その下向きに配置した出力軸に
ブラケット108が連結され、該ブラケット108の下
端が基板64aに接続されていて、上面打込装置29を
回転可能に吊下げている。割出モータ107にはワーク
上面のアンバランス情報、つまりバランスウェイト4の
取付け位置に関する情報が入力され、該情報に基いて回
転して前記取付け位置を割り出し、当該位置をスチール
およびアルミ用打込ヘッド73a,74aによる、打ち
込み位置上に設定するようにしている。
【0041】上面打込装置29の直下のローラコンベア
26には、ローラスペースを切除した略Y字形状の切欠
部109が設けられ、該切欠部109に略Y字形状の昇
降テーブル110が上下動可能に配置されている。昇降
テーブル110は、リフトシリンダ111とその複数の
ガイドロッド112とを備え、その上面を常時は図19
のようにローラコンベア26の搬送面より若干下方に配
置しており、該テーブル110上にワークWが移載され
た際に上昇して、ワークWをワークストッパ62a,6
3aの下面に押し付け、かつその円錐状の外周面を図1
6のようにホイール3内面に係合させて、ワークWを水
平かつ上面打込装置29の中心にセンタリング可能にし
ている。
【0042】このように構成したバランスウェイト取付
装置は、下面打込装置28と上面打込装置29とを、割
出モータ107を除いて実質的に同一に構成したから、
それらの大半の部品の共用化を図れ、両装置28,29
を合理的かつ安価に製作できるとともに、これらをロー
ラコンベア26の上下位置に配置したから、市販のロボ
ット機構を駆使するものに比べて、設置スペースのコン
パクト化を図れる。
【0043】次に本発明装置を使用してワークWの所定
位置にバランスウェイト4を取付ける場合は、各種ホイ
ール3にタイヤTを装着した各種サイズのワークW両
面、つまり上下面のアンバランス量をアンバランス量測
定装置(図示略)で測定し、その上下面に取付けるバラ
ンスウェイト4の重量と位置の情報を、ホイールサイ
ズ、つまりリム径とリム幅と、ホイール3の材質、つま
りスチールまたはアルミの情報等と一緒に、ピックアッ
プ装置6とセットシリンダ58、および駆動モータ7
2,72aと調節シリンダ101,101aと割出モー
タ107とに出力し、測定後のワークWをワーク搬送路
23上の所定位置に載置する。
【0044】このうち、ピックアップ装置6に前記情報
が入力されると、該装置6は入力情報に基いて、所定の
バランスウェイト4を収容したカートリッジ位置へ移動
し、1個のワークWに必要な上面および下面取付け用の
バランスウェイト4を一対の取出ハンド5で把持して、
その原位置である両ストレージ1a,1bの中心に移動
し、この後180°旋回して、一対のバランスウェイト
4を振分台8の所定位置へ載置する。
【0045】振分台8は適当なクランプ手段を介して、
バランスウェイト4を保持し、これを直上に待機する一
対の振分シリンダ9へ受渡す。振分シリンダ9,9は、
一対のグリップハンド10,10でクリップ11の両端
を把持し、この状態でロッドレスシリンダ12,12を
介しガイドロッド13,13に沿って、斜め上向きまた
は下向きに移動し、その上下端部でバランスウェイト4
を振分シリンダ9,9から上側および下側ウェイト供給
装置14,15へ受渡し、ワークWの上面および下面側
へ搬送する。
【0046】上側および下側ウェイト供給装置14,1
5は、振分シリンダ9からバランスウェイト4を受取る
際、ローラコンベア26の側方へ移動して前記シリンダ
9の直下に位置し、スチールおよびアルミホイール用の
バランスウェイト4を別々に仮置台16,17に収容
し、受取り後はローラコンベア26の側端部直上に復帰
して、ウェイト打込装置28,29の作動を待機する。
このうち、下側の仮置台17はロータリシリンダ20に
よって、シリンダ20の円周方向に180°旋回し、上
面打ち込み用のバランスウェイト4と、上下位置を反転
して位置付ける。図7は反転前の状況を示している。
【0047】このような状況の下で、上面および下面打
込装置28,29の駆動モータ102,102aが駆動
すると、ボールネジシャフト71,71aが回動し、該
シャフト71,71aと螺合する突片70,70aが引
き動かされて、これと一体の打込台68,68aが仮置
台16,17方向へ移動し、その直下または直上へ移動
したところで停止する。
【0048】この後、ホイール3の種別に応じて、上面
および下面打込装置28,29のスチール用またはアル
ミ打込装置73,74が作動し、それらに仮置台16,
17のバランスウェイト4が受渡される。例えばスチー
ル用打込装置73は、打込台68が仮置台16の直下で
停止後、打込シリンダ76を伸長作動させて、ガイドプ
レート81と打込ブロック84と揺動リンク92とを、
仮置台16内のバランスウェイト4に接近させる。次に
圧入シリンダ82を伸長作動させて、ガイドプレート8
1の先端をクリップ11の基部側のバランスウェイト4
に係合させ、また打込ブロック84の係合面84aをク
リップ11の湾曲部に係合させる。
【0049】そして、これらの作動と前後してピックオ
フシリンダ90を伸長作動させ、揺動リンク92を上向
きに旋回させて、インサートピン96をクリップ11の
通孔(図示略)に挿入し、バランスウェイト4のハンド
リングを形成する。この状況は光電センサ103によっ
て監視され、バランスウェイト4による反射光を光電セ
ンサ103が検出すると、前記ハンドリング「適」が確
認され、打込シリンダ76が収縮作動するとともに、駆
動モータ102が逆転駆動して、バランスウェイト4を
保持したまま打込台68が原位置に復帰する。
【0050】また、例えばアルミ用打込装置74は、打
込台68が仮置台16の直下で停止後、エアシリンダ9
7を伸長作動させて、仮置台16内のバランスウェイト
4に接近し、この後ヘッドシリンダ113が伸長作動し
て、先端の把持ハンド98,98がクリップ11の両端
を保持する。
【0051】把持ハンド98,98ないし打込ヘッド7
4にも前述のようなハンドリング監視手段(図示略)が
設けられ、これによってハンドリング「適」が確認され
ると、打込ヘッド74とエアシンリダ97とが収縮作動
し、また駆動モータ102が逆転駆動して、バランスウ
ェイト4を保持したまま、打込台68が原位置に復帰す
る。このようなバランスウェイト4の受渡動作は、上面
打込装置29においても同時期に同様に行なわれる。
【0052】一方、セットシリンダ58に前記情報が入
力されると、該情報に基いてピストンロッドが伸縮変位
し、押圧片57がワークWの中心であるセンターコーン
55から、所定距離離間した押圧位置に移動する。
【0053】また、駆動モータ72,72aに前記情報
が入力されると、これらのモータ72,72aが駆動し
て、前述のように打込台68,68aが移動し、バラン
スウェイト4を保持したスチール用打込装置73,73
a、またはアルミ用打込装置74,74aが、当該ウェ
イト4の取付け位置に応じて半径方向へ移動する。
【0054】更に、調節シリンダ101,101aに前
記情報が入力されると、該情報に基いてピストンロッド
102,102aが伸縮変位し、その先端に連結した張
出片100,100aが同動して、スライドガイド6
7,67aに突設したワークストッパ63,63aが移
動し、ワークストッパ62,62aとの対向距離を調整
する。
【0055】このような状況の下で、ワークWがワーク
搬送路23の上流からローラコンベア26へ移載され、
クランパ39,39の間に移動すると、これが位置セン
サ(図示略)に検出されて、ワーク受取シリンダ50が
下向きに伸長作動し、センターコーン54がハブ穴Dに
係合して、ワークWをセンタリングする。また、これと
前後してクランプシリンダ33とサブシリンダ35とが
伸長作動し、それらのクランパ39.39がローラコン
ベア26の搬送域内へ突出して、ワークWを両側から挟
持する。
【0056】この場合、クランパ39.39はV字形の
当接面を有しているから、そのくさび効果によってワー
クWを強固に挟持し、搬送時のワークWの位置ないし位
相ずれを防止するとともに、これらがワークWの搬送方
向と直交方向に近接離反動するから、搬送域内を回動す
る従来のクランパに比べて、クランパ動作の占有スペー
スを低減でき、その分ワーク搬送路のコンパクト化を図
れる。こうして、ワークWが挟持されると、ワーク受取
シリンダ50が収縮作動し、センターコーン54がハブ
穴Dから引き抜かれ、代わりに受渡シリンダ46が伸長
作動して、ピストンロッド47と、その先端に連結した
ブラケット48とが一体に変位する。
【0057】このため、ブラケット48に連結したスペ
ーサ32を介して、一方のスライドガイド31がガイド
レール30上を摺動し、同側のスペーサ32上に設けた
クランプシリンダ33,34と、それらの先端に設けた
クランパ39,40とが一体に移動して、その移動力を
同期機構を構成するラック113とピニオン115とを
介して、他方のスペーサ32に伝える。
【0058】このため、他方のスライドガイド31が、
前記スライドガイド31と同期してガイドレール30上
を摺動し、同側のスペーサ32上に設けたクランプシリ
ンダ33,34と、それらの先端に設けたクランパ3
9,40とが一体に移動して、クランパ39,39間の
ワークWが当初のクランプ姿勢を維持したまま、下面打
込装置28直上の空スペース59に移動し、該スペース
59に位置するワークテーブル60上に移載される。
【0059】この状況は位置センサ(図示略)で検出さ
れ、下面セットシリンダ51とシリンダ56とが伸長作
動し、センターコーン55が下降してハブ穴Dに係合す
るとともに、押圧片57が下降して、セットシリンダ5
8で予め設定したワークWの上面を押圧する。
【0060】この後、クランプシリンダ33とサブシリ
ンダ35とが収縮作動し、クランパ39,39がワーク
Wから離間する一方、リフトシリンダ61が収縮作動し
て、ワークテーブル60が下降し、該テーブル60上の
ワークWをワークテーブル60から、ワークストッパ6
2,63の上端へ移載する。この状況は図8,9のよう
で、ワークWの下面が各一対のワークストッパ62,6
3の4箇所で支持され、その上面がセンターコーン55
と押圧片57とで押え付けられている。
【0061】このような状況の下でスチール用打込装置
73,73a、またはアルミ用打込装置74,74aが
作動し、ハンドリング中のバランスウェイト4をワーク
Wに取付ける。例えばスチール用打込装置73は、打込
シリンダ76を伸長作動させて、ハンドリング中のバラ
ンスウェイト4をワークWに接近させ、これがホイール
リムの所定位置に係合したところで、ピックオフシリン
ダ90を収縮作動させ、インサートピン96を通孔から
引き抜く。
【0062】そして、ピックオフシリンダ90の収縮作
動と前後して、矯正シリンダ85を伸長作動させ、リン
ク87,87をワークWに接近させ、その先端に設けた
ロッド89をバランスウェイト4に係合させる。このよ
うにすると、バランスウェイト4は、ロッド89とガイ
ドプレート81とによって背部を押圧され、またクリッ
プ11の背部を係合面84aに押されて、ホイールリム
に押し付けられるから、該リムの形状に馴染んで密着
し、当該部の多少の寸法誤差を許容する。
【0063】このような状況の下で圧入シリンダ82を
伸長作動させると、打込ブロック84がガイドプレート
81に沿って移動し、その先端の係合面84aをクリッ
プ11の湾曲部に押し当てながら前進して、クリップ1
1の開口部をホイールリムの端部に押し込み、これを更
に押し込んでホイールリムに圧入する。
【0064】その際、バランスウェイト4はロッド89
と係合面84aとの係合下であっても、それらとホイー
ル3との間で若干の移動を許されている。したがって、
バランスウェイト4は打込ブロック84の前進に伴なっ
て、図13上時計方向へ僅かに回動し、換言すればクリ
ップ11をホイールリムの形状に沿わせて移動して、ク
リップ11の圧入の円滑化を促すとともに、ホイールリ
ムの多少の寸法誤差を許容する。
【0065】一方、例えばアルミ用打込装置74は、エ
アシリンダ97を伸長作動させて、ハンドリング中のバ
ランスウェイト4をワークW側へ接近させ、これをホイ
ールリムの所定位置に押し当てたところで、打込ヘッド
99を伸長作動させる。打込ヘッド99は、その上昇時
にクリップ11の下面に係合して、クリップ11の開口
部をホイールリムに押し当て、同時に把持ハンド98,
98をアンクランプして、クリップ11を開放する。
【0066】このような状況の下で打込ヘッド99の空
気圧を高圧に切り換え、クリップ11を強力に押し込ん
でホイールリムに圧入する。
【0067】このように本発明は、スチールまたはアル
ミ用打込装置73,74の移動域上に、バランスウェイ
ト4の取付け位置、つまりアンバラン位置を合致させて
ワークWを待機させているから、ワークWのサイズに応
じて各種シリンダ76,83,97,113に種々の情
報、例えばホイールリム径や幅寸法を入力させる面倒が
なく、しかも前記シリンダ76,83,97,113を
単に伸長作動させればよいから、そのシーケンス制御が
容易になり、正確な制御動作を得られる。
【0068】また、本発明は各種シリンダ76,83,
97,113を駆使して、バランスウェイト4を比較的
ゆっくりと圧入しているから、ホイールリムの形状変化
に対応して円滑かつ精度の高い圧入を行なえるととも
に、従来のような打撃方式に比べてクリップ11の受け
る荷重を軽減できるから、クリップ11の塗装の損傷や
過度な圧入を防止し得、しかも打撃音による作業環境の
劣化を防止し得る。
【0069】一方、各クリップ11の打ち込み状況は光
電センサ105によって監視され、クリップ11による
遮光の有無によって、打ち込み状況の良否を監視する。
例えば打ち込み不十分の場合は、クリップ11が検知光
を遮光し、これを光電センサ105が検出して警報器
(図示略)を作動させ、その修正を告知する一方、打ち
込み状況「適」の場合は次期作動に移行し、前記シリン
ダ74,76,83,97を原位置に復帰させる。
【0070】この後、リフトシリンダ61を伸長作動さ
せ、ワークテーブル60を上昇させるとともに、下面セ
ットシリンダ51をブレーキ作動に切り換え、センター
コーン55による係合作用を継続させる一方、シリンダ
56を収縮作動させて、押圧片57を原位置に復帰させ
る。
【0071】ワークテーブル60は、その上昇時にワー
クWをワークストッパ62,63から移載され、該ワー
クWをセンターコーン55で保持しながら移動して原位
置に復帰し、ワークWを受渡装置27の搬送域上に位置
付ける。この状況は位置センサ(図示略)で検出され
て、クランプシリンダ34,34が伸長作動し、ワーク
Wの両側をクランパ40,40で保持する。したがっ
て、ワークWは下面にバランスウェイト4を取付け後の
状況、換言すればバランスウェイト4取付け前の位相を
維持し、次期上面打ち込み工程での打ち込み基準を保持
している。
【0072】この後、下面セットシリンダ51が収縮作
動し、センターコーン55がハブ穴Dから引き抜かれて
上昇し、原位置に復帰したところで、受渡シリンダ46
が伸長作動し、前述のようにクランパ40,40が一体
に移動して、それらの間に保持したワークWを上面打込
装置29の直下、つまり昇降テーブル110上に位置付
ける。
【0073】上記ワークWの搬送後、クランプシリンダ
34,34が収縮作動し、クランパ40,40が後退し
てワークWを解放し、代わりに昇降シリンダ111が伸
長作動して、ワークWがクランパ40,40から受渡さ
れて上昇し、そのホイールリムがワークストッパ62
a,63aに当接したところで、停止する。
【0074】ワークストッパ62a,63aは、前述の
ようにワークサイズに応じて既に対向距離を調整されて
おり、また割出モータ107にも前述のように、アンバ
ランス量測定装置から上面のバランスウェイト取付け位
置に関する情報が入力されていて、上記モータ107が
前記情報に基いて駆動し、上面打込装置29を所定角度
回転させて、スチール用またはアルミ用打込装置73
a,74aの位置を、当該バランスウェイト4の取付け
位置に合致させて位置付けている。
【0075】こうして、ワークWが昇降テーブル110
とワークストッパ62a,63aとの間に挟持されたと
ころで、ハンドリング中のバランスウェイト4が打込ヘ
ッド73a,74aから、ワークWの所定位置に取付け
られる。この取付け作動は、前述した下面打込装置28
と実質的に同一に行なわれ、取付け後は昇降テーブル1
10が下降し、ワークWを昇降テーブル110からロー
ラコンベア26に移載し、これを次工程へ搬送する。
【0076】
【発明の効果】本発明のタイヤのバランスウェイト取付
装置は以上のように、ワーク搬送路を移動するワークの
位相と同相状態を保持して、ワークの一側面のアンバラ
ンス位置にバランスウェイトを取付ける第1打込装置を
設けたから、該打込装置またはワークの複雑な位置決め
を要せず、その打ち込みを正確かつ容易に行なえるとと
もに、打ち込み制御の簡潔化を図ることができる。しか
も、第1打込装置は、バランスウェイト取付け後のワー
クを、取付け時と同位相で次工程の第2打込装置へ送り
込むようにしているから、ワークのアンバランス位置割
出基準を維持し、第2打込装置における割出精度を向上
することができる。したがって、第2打込装置はワーク
のアンバランス位置を正確に割り出すことができ、しか
もこれをバランスウェイト打込位置に合致させているか
ら、該打込装置またはワークの複雑な位置決めを要せ
ず、その打ち込みを容易に行なえるとともに、打ち込み
制御の簡潔化を図ることができる。また、本発明は、第
1打込装置と第2打込装置とを実質的に同一に構成し、
これらをワークの搬送方向に沿ってワーク搬送路の上下
位置に配置したから、この種装置の構成の簡潔化と製作
の容易化、更には設置スペースのコンパクト化を図るこ
とができる。更に本発明は、第1打込装置と第2打込装
置のそれぞれに、スチール製ホイール用バランスウェイ
ト打込装置と、アルミニウム製ホイール用バランスウェ
イト打込装置とを設け、これら打込装置の打込位置を同
位置に設定したから、種々のバランスウェイトを均一に
取付けることができる。本発明は、ワーク受渡装置のク
ランパに略V字形の当接面を設け、ワークの保持力を増
強したから、ワーク移動時の位置ないし位相ずれ防止を
強化できるとともに、一対のクランパをワーク搬送路と
直交方向へ近接離反動可能にしたから、クランパをワー
ク搬送路で回動させる従来のものに比べて、ワーク搬送
路のコンパクト化を図ることができる。また、本発明
は、打込ヘッドの先端にクリップの湾曲部に係合可能な
第1係合部と、クリップの基部側のバランスウェイトに
係合可能な第2係合部とを設けたから、バランスウェイ
トを安定してハンドリングすることができる。しかも、
打込ヘッドの先端にバランスウェイトに係合する係合部
材を出没可能に設け、該係合部材をバランスウェイトの
取付け時に打込ヘッドの先端に位置付けたから、打込ヘ
ッドの前進に伴ないバランスウェイトが僅かに回動して
ホイールに馴染み、ホイールの多少の寸法誤差を許容し
て、クリップの打ち込みを円滑に行なうことができる。
更に、本発明は、打込ヘッドの先端に、バランスウェイ
トまたはクリップを検出可能な光電センサを設置したか
ら、バランスウェイトのハンドリングを監視することが
でき、バランスウェイトの確実な取付けを図ることがで
きる。本発明は、ワーク支持部材の所定位置に、クリッ
プの取付け位置を検出可能な光電センサを設置したか
ら、バランスウェイトの取付け状況を監視することがで
き、その取付けの均質化を図るとともに、不適なものに
対する修正を促せる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の設置状況の一例を示す平面図であ
る。
【図2】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】本発明装置に適用したワーク受渡装置の一例を
示す正面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】図4の側面図である。
【図7】本発明装置に適用した下側ウェイト供給装置側
の仮置台の一例を示す正面図で、反転前の状況を示して
いる。
【図8】本発明装置に適用した第1打込装置の一例を示
す正面図である。
【図9】図8の側面図である。
【図10】図8の平面図である。
【図11】本発明装置に適用した第1打込装置のスチー
ル製ホイール用バランスウェイト打込装置の打込ヘッド
の要部を示す正面図で、上下位置を反転し、一部を断面
図示している。
【図12】図11の平面図である。
【図13】図11の要部拡大図で、正常な設置状況を示
している。
【図14】図13の平面図である。
【図15】本発明のワーク支持部材に適用した光電セン
サの設置状況を示す説明図である
【図16】本発明装置に適用した第2打込装置の一例を
示す正面図である。
【図17】図16の側面図である。
【図18】本発明装置に適用した第2打込装置直下のワ
ーク搬送路の状況を示す平面図である。
【図19】図18の正面図である。
【符号の説明】
3 ホイール 4 バランスウェイト 11 クリップ 24 バランスウェイト取付装置 27 ワーク受渡装置 28 第1打込装置 29 第2打込装置 39,40 クランパ 73 スチール製ホイール用バランスウェイト打込装置 74 アルミニウム製ホイール用バランスウェイト打込
装置 81 第2係合部 84 打込ヘッド 84a 第1係合部 96 係合部材 103,105 光電センサ W ワーク
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図7】
【図2】
【図3】
【図6】
【図15】
【図4】
【図5】
【図8】
【図14】
【図9】
【図10】
【図11】
【図13】
【図12】
【図16】
【図18】
【図19】
【図17】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークのサイズと種別に応じて所定のバ
    ランスウェイトを保持し、これをワーク両面の所定位置
    に取付けるようにしたタイヤのバランスウェイト取付装
    置において、ワーク搬送路を移動するワークの位相と同
    相状態を保持して、ワークの一側面のアンバランス位置
    にバランスウェイトを取付け、かつこの取付け時と同位
    相でワークを次工程へ送る第1打込装置と、ワークの他
    側面のアンバランス位置を割り出し、かつ当該位置をバ
    ランスウェイト打込位置に合致させ、前記他側面のアン
    バランス位置にバランスウェイトを取付ける第2打込装
    置とを備えたことを特徴とするタイヤのバランスウェイ
    ト取付装置。
  2. 【請求項2】 第1打込装置と第2打込装置とを実質的
    に同一に構成し、これらをワークの搬送方向に沿ってワ
    ーク搬送路の上下位置に配置したことを特徴とする請求
    項1記載のタイヤのバランスウェイト取付装置。
  3. 【請求項3】 第1打込装置と第2打込装置のそれぞれ
    に、スチール製ホイール用バランスウェイト打込装置
    と、アルミニウム製ホイール用バランスウェイト打込装
    置とを設け、これら打込装置の打込位置を同位置に設定
    したことを特徴とする請求項2記載のタイヤのバランス
    ウェイト取付装置。
  4. 【請求項4】 ワークをクランパで保持しつつワーク搬
    送路に沿って搬送し、該ワークを搬送路の所定位置でバ
    ランスウェイト打込装置へ受け渡すワーク受渡装置を備
    えたタイヤのバランスウェイト取付装置において、前記
    クランパに略V字形状の当接面を設け、これら一対のク
    ランパをワークの搬送方向と直交方向に互いに近接離反
    動可能にしたことを特徴とするタイヤのバランスウェイ
    ト取付装置。
  5. 【請求項5】 クリップの通孔にインサートピンを挿入
    して、バランスウェイトを保持するタイヤのバランスウ
    ェイト取付装置において、打込ヘッドの先端にクリップ
    の湾曲部に係合可能な第1係合部と、クリップ基部側の
    バランスウェイトに係合可能な第2係合部とを設け、前
    記打込ヘッドの先端にバランスウェイトに係合可能な係
    合部材を出没可能に設け、該係合部材をバランスウェイ
    トの取付け時に打込ヘッドの先端に位置付けたことを特
    徴とするタイヤのバランスウェイト取付装置。
  6. 【請求項6】 打込ヘッドの先端に、バランスウェイト
    またはクリップを検出可能な光電センサを設置したこと
    を特徴とする請求項5記載のタイヤのバランスウェイト
    取付装置。
  7. 【請求項7】 ワーク支持部材の所定位置に、クリップ
    の取付け位置を検出可能な光電センサを設置したことを
    特徴とするタイヤのバランスウェイト取付装置。
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