[go: up one dir, main page]

JPH07104956A - ワイヤレス・プリンタ・ネットワーク・システム及び該システムに用いられる送信側ターミナル - Google Patents

ワイヤレス・プリンタ・ネットワーク・システム及び該システムに用いられる送信側ターミナル

Info

Publication number
JPH07104956A
JPH07104956A JP5249307A JP24930793A JPH07104956A JP H07104956 A JPH07104956 A JP H07104956A JP 5249307 A JP5249307 A JP 5249307A JP 24930793 A JP24930793 A JP 24930793A JP H07104956 A JPH07104956 A JP H07104956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side terminal
transmission
terminal
printer
connection request
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5249307A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Toyoda
富美穂 豊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP5249307A priority Critical patent/JPH07104956A/ja
Publication of JPH07104956A publication Critical patent/JPH07104956A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のプリンタの全体としての使用効率を高
め、システムの円滑化を図る。 【構成】 複数のパソコン91〜95と、これらパソコン
に接続される複数の送信側ターミナル11〜15と、複数
のプリンタ161〜163と、これらプリンタに接続され
る複数の受信側ターミナル21〜23とから構成され、各
パソコン91〜95によって作成される印字データを、ワ
イヤレスで送信先のプリンタ側に転送するワイヤレス・
プリンタ・ネットワーク・システムであって、各送信側
ターミナル11〜15は、予め設定された接続優先順位の
高い順から、受信側ターミナルに対して回線の接続要求
を行い、接続要求を受けた受信側ターミナルが「接続要
求不可」と応答してきたときには、次の順位の受信側タ
ーミナルに対して接続要求を行う一方、受信側ターミナ
ルが、「接続要求可」と応答してきたときには、該受信
側ターミナルに対して印字データを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パソコンやワードプ
ロセッサ等のデータ処理装置(以下、パソコンという)
によって作成された印字データをワイヤレスで所定のプ
リンタに転送するためのワイヤレス・プリンタ・ネット
ワーク・システム及び該システムに用いられる送信側タ
ーミナルワイヤレス・プリンタ・バッファに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、OA(オフィス・オートメーショ
ン)化及びFA(ファクトリ・オートメーション)化の
進展に伴って、プリンタ・バッファと称される機器が開
発されている。このプリンタ・バッファは、複数のパソ
コンとプリンタとの間に置かれ、各パソコンから出力さ
れた印字データを内部のメモリに一時保持した後、プリ
ンタの動作状態を監視しつつ、プリンタに上記印字デー
タを供給するもので、このプリンタ・バッファを用いれ
ば、パソコンからプリンタ・バッファ内部のメモリに印
字データを高速に転送できるので、パソコンは印刷終了
を待たずに、次の処理に迅速に移ることができる。
【0003】また、上記プリンタ・バッファの中には、
パソコンとプリンタとをワイヤレスで結んで印字データ
の授受を行う、いわゆるワイヤレス・プリンタ・バッフ
ァと呼ばれる機器も存在する。このワイヤレス・プリン
タ・バッファは、ケーブルを介して接続される複数のパ
ソコンから出力された印字データを内部のメモリに一時
格納した後、電波にして送信する送信側ターミナルと、
電波とされた印字データを受信して検波・復調し、復調
された印字データを内部のメモリに一時格納した後、ケ
ーブルを介して接続されるプリンタに供給する受信側タ
ーミナルとから構成されている。このようなワイヤレス
・プリンタ・バッファは、少なくとも1つの送信側ター
ミナルと、少なくとも1つの受信側ターミナルとが揃っ
ていなければ、稼動し得ないが、必ずしも、対で存在す
る必要はなく、M台の送信側ターミナルとN台の受信側
ターミナルとでワイヤレス・プリンタ・ネットワーク・
システムを構築できる。このシステムにおいては、それ
ぞれの送信元(パソコン)は、ケーブルを張り巡らす煩
雑さを伴うことなく、送信先(プリンタ)を予め任意に
指定できるので、パソコンやプリンタの増設作業や移設
作業が極めて容易になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ワイヤレス・プリンタ・ネットワーク・システムにおい
ては、送信先の設定は、送信元においてスイッチあるい
はキー操作により行うため、遠隔送信、見通しの悪い送
信の場合には、送信先のプリンタが現在使用状態にある
か待機状態にあるかわからないまま、データを送信する
ことになる。このような場合において、不運にも、送信
先のプリンタが既に使用状態にあるとき、(たとえ、他
のプリンタが待機状態にあるときでも)送信先のプリン
タが待機状態になるまでデータの送信が待たされてしま
う。
【0005】このように、従来にあっては、全てのプリ
ンタが常に効率良く稼動することが保証されているわけ
ではなく、上記のように、待機状態のプリンタをわざわ
ざ避けて、使用状態のプリンタにアクセスする可能性が
あり、不運にもこのような事態に遭遇した場合には、プ
リンタの印刷終了までの時間が非常に長くなってしまっ
たり、パソコンが次の処理に移ることができない等の不
都合が起こり得ることになる。
【0006】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、複数のプリンタの使用効率を高め、印刷終了ま
での時間を短縮することのできるワイヤレス・プリンタ
・ネットワーク・システム及び該システムに用いられる
送信側ターミナルを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、複数のデータ処理装置と、
上記データ処理装置の少なくとも1つにそれぞれ接続さ
れる複数の送信側ターミナルと、複数のプリンタと、上
記プリンタの少なくとも1つにそれぞれ接続される複数
の受信側ターミナルとから構成され、各データ処理装置
によって作成される印字データを対応する送信側ターミ
ナルの内部メモリに一時格納した後、ワイヤレスで送信
先のプリンタ側に転送するワイヤレス・プリンタ・ネッ
トワーク・システムであって、少なくとも1つの上記送
信側ターミナルは、予め設定された接続優先順位に基づ
いて、複数の受信側ターミナルに対して順次接続要求で
きるようになっていて、印字データの送信開始に当たっ
て、上記接続優先順位の高い順から、受信側ターミナル
に対して回線の接続要求を行い、接続要求を受けた受信
側ターミナルが「接続要求不可」と応答してきたときに
は、次の順位の受信側ターミナルに対して接続要求を行
う一方、接続要求を受けた受信側ターミナルが、「接続
要求可」と応答してきたときには、該受信側ターミナル
に対して印字データを送信する送信制御手段を有してな
ることを特徴としている。
【0008】また、請求項2記載の送信側ターミナルに
は、利用者が上記接続優先順位を任意に設定、又は変更
するための優先順位設定手段が備えられている。
【0009】さらにまた、請求項3記載の送信側ターミ
ナルには、上記接続優先順位を表示するための優先順位
表示手段が備えられている。
【0010】
【作用】この発明の構成において、一のパソコンがプリ
ント出力したい場合には、対応する送信側ターミナル
は、まず、予め設定された接続優先順位に基づいて、複
数の受信側ターミナルに対して順次通信回線の接続要求
を行う。接続要求のフェーズにおいては、まず、接続優
先順位第1位のプリンタからアクセスする。このとき、
接続要求第1位のプリンタから「接続可」との応答があ
ったときは、該プリンタに対して印字データを送信す
る。一方、接続順位第1位のプリンタが現在使用状態等
であるため、該プリンタが「接続不可」と応答してきた
ときは、接続順位第2位のプリンタにアクセスする。こ
のとき、接続要求第2位のプリンタから「接続可」との
応答があったときは、該プリンタに対して印字データを
送信する。一方、接続順位第2位のプリンタが現在使用
状態等であるため、該プリンタが「接続不可」と応答し
てきたときは、接続順位第3位のプリンタにアクセスす
る。
【0011】それ故、この発明の構成によれば、待機状
態のプリンタをわざわざ避けて、使用状態のプリンタに
いつまでもアクセスし続ける不都合を回避することがで
き、システムの効率良い稼動が常時保証されることにな
る。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。図1はこの発明の一実施例であるワイ
ヤレス・プリンタ・ネットワーク・システムの構成を示
すブロック図、図2は、同システムに適用されるワイヤ
レス・プリンタ・バッファの電気的構成を示すブロック
図である。同ワイヤレス・プリンタ・バッファは、送信
側ターミナル1と、受信側ターミナル2とから構成され
ている。図1には、5台の送信側ターミナル11〜15
対して、3台の受信側ターミナル21〜23が適用される
システム例が示されている。同図において、受信側ター
ミナル21は、装置番号1の受信側ターミナル、受信側
ターミナル22は、装置番号2の受信側ターミナル、ま
た、受信側ターミナル23は、装置番号3の受信側ター
ミナルである。また、図3は、上記送信側ターミナル1
の機械的外観構成を示す正面図である。なお、受信側タ
ーミナル2の正面の外観構成は、送信側ターミナル1の
それと同一であるので図示を省略する。
【0013】図2において、上記送信側ターミナル1
(11〜15)は、セントロニクス仕様準拠のインタフェ
ース回路3、CPU(中央処理装置)4、メモリ5、表
示器6、スイッチ7及び送受信回路8から構成されてい
る。インタフェース回路3には、ケーブルを介してパソ
コン9が接続され、パソコン9が出力する印字データを
CPU4へ供給する。
【0014】CPU4は、メモリ5を構成するROMに
記憶された処理プログラムを、同じくメモリ5を構成す
るワークRAMを用いて実行することにより装置各部を
制御する。すなわち、CPU4は、インタフェース回路
3を介して供給される印字データを一旦、同じくメモリ
5を構成するデータRAMに記憶した後、所定のタイミ
ングで上記データRAMに記憶された印字データを送受
信回路8へ順次供給する。
【0015】メモリ5は、上記したように、処理プログ
ラムを記憶するROM、CPU4の作業領域が設定され
るワークRAM、インタフェース回路3を介してパソコ
ン9から転送される印字データが一時保持される大容量
のデータRAM(約1MB)、及びID番号、装置番
号、送信先優先順位等の各種設定内容が格納される書換
可能なPROM(EEPROM)等から構成されてい
る。上記送信先優先順位が格納されるエリアには、送信
先優先順位第1位から第3位までの受信側ターミナル2
1〜23の装置番号が登録され、あるいは書き換えられる
(送信先優先順位の記憶及び書換)。ここで、送信先優
先順位第1位の受信側ターミナルとは、真っ先に接続要
求(呼出)の対象とされる受信側ターミナルを意味し、
送信先優先順位第2位の受信側ターミナルとは、送信先
優先順位第1位の受信側ターミナルが、既に他の送信側
ターミナルと通信状態にある等の理由により、通信不可
の場合に、これに代えて接続要求の対象とされる受信側
ターミナルを意味し、また、送信先優先順位第3位の受
信側ターミナルとは、送信先優先順位第2位の受信側タ
ーミナルも、既に他の送信側ターミナルと通信状態にあ
る等の理由により、通信不可の場合に、接続要求の対象
とされる受信側ターミナルを意味する。なお、装置番号
1の受信側ターミナル21が、送信先優先順位第1位に
指定されるとは限らない。
【0016】表示器6は、図3に示すように、4個の7
セグメントLED表示素子によって構成され、送信先優
先順位の設定及び設定変更を始めとする、送信側ターミ
ナル1における各種設定状態及び動作状態を表示する。
スイッチ7は、同図に示すように、電源スイッチ7a
と、送信先優先順位の設定及び設定変更を始めとする、
各種設定項目の設定及び設定変更をする際等にそれぞれ
使用されるバッファスイッチ7bと、セレクトスイッチ
7cとから構成されている。
【0017】また、上記送受信回路8は、CPU4によ
って制御され、1200MHz帯の送信キャリアに印字
データによる変調を加える。そして、印字データによっ
て変調された送信キャリアを、32Kbpsの無線間デ
ータ伝送速度条件の下で、アンテナ8aを介して、送信
先の受信側ターミナル2に送信する。一方、送受信回路
8は、受信側ターミナルから送信される制御信号、例え
ば、待機状態を意味するレシーブ・レディ信号や使用不
可状態を意味するレシーブ・ノット・レディ信号等を受
信してCPU4に知らせる。
【0018】一方、受信側ターミナル2(21〜23
は、インタフェース回路10、送受信回路11、CPU
12、メモリ13、表示器14及びスイッチ15から構
成されている。上記インタフェース回路10には、ケー
ブルを介してプリンタ16が接続されている。送受信回
路11は、送信側ターミナル1のアンテナ8aから放射
された電波(印字データによって変調された送信キャリ
ア)を、アンテナ11aを介して受信し、検波して、印
字データに復調する。そして、復調された印字データを
デジタル化した後、CPU12へ供給する。一方、送受
信回路11は、上述したレシーブ・レディ信号やレシー
ブ・ノット・レディ信号等を通信を求めている送信側タ
ーミナルに送信する。
【0019】CPU12は、メモリ13を構成するRO
Mに記憶された処理プログラムを、同じくメモリ13を
構成するワークRAMを用いて実行することにより装置
各部を制御する。すなわち、CPU12は、送受信回路
11を経由して送信側ターミナル1から伝送された印字
データをメモリ13を構成するデータRAMに一時記憶
すると共に、プリンタ16の動作状態を監視しつつ、上
記データRAM内に一時記憶された印字データをインタ
フェース回路10を介してプリンタ16に順次供給して
印字を行わせる。
【0020】メモリ13は、上記したように、処理プロ
グラムを記憶するROM、CPU12の作業領域が設定
されるワークRAM、送受信回路11を経由してパソコ
ン9から供給される印字データが一時保持される大容量
のデータRAM(約1MB)、及びID番号、装置番号
等の各種設定項目が格納される書換可能なPROM(E
EPROM)等から構成されている。
【0021】表示器14は、送信側ターミナル1の表示
器6と同様に、4個の7セグメントLED表示素子によ
って構成され、受信側ターミナル2の各種設定状態及び
動作状況を表示する。また、スイッチ15は、送信側タ
ーミナル1のスイッチ7と同様に、電源スイッチと、各
種設定内容・表示内容を変更するとき等にそれぞれ使用
されるバッファスイッチと、セレクトスイッチとから構
成されている。
【0022】なお、この例において、パソコン91〜95
側(送信側ターミナル11〜15)とプリンタ161〜1
3側(受信側ターミナル21〜23)との間のデータ通
信は、回線の接続、データリンクの接続、印字デ
ータの転送、終結(データリンクの開放)、回線の
切断等の各フェーズを経て行われ、各フェーズの制御に
は、ハイレベルデータリンク制御手順(HDLC:high
level data link control procedures)に準拠した信
頼性の高い伝送制御方式が採用されている。
【0023】次に、図4を参照してこの例の送信先優先
順位の設定手順について説明する。 動作モードの変更 送信側ターミナル1のセレクトスイッチ7cを押しなが
ら電源スイッチ7aを押すと、設定モードに設定され
る。これより、CPU4は、ページ1の設定項目(図4
参照)の設定に移行すると共に、図5(a)に示すよう
に、表示器6に「PG−1」と表示して、ページ1が選
択されている旨を知らせる。
【0024】ページ選択 表示器6に「PG−1」と表示されている状態でバッフ
ァスイッチ7bを1回押すと、CPU4は、ページ2の
設定項目(図4参照)の設定に移行すると共に、表示器
6の最下桁の表示欄の表示を「2」に変更して、ページ
2が選択されていることを知らせる。表示器6に「PG
−2」と表示されている状態で、さらに、バッファスイ
ッチ7bを1回押すと、ページ3の設定項目(同図)の
設定に移行すると共に、表示器6の最下桁の表示欄の表
示を「3」に変更して、ページ3が選択されていること
を知らせる。
【0025】項目選択 次に、表示器6に「PG−3」と表示されている状態で
セレクトスイッチ7cを1回押す毎に、CPU4は、図
4に示すように、誤り訂正機能有無の設定、送信先制限
の設定、ポートA圧縮の設定、ポートB圧縮の設定及び
送信先優先順位の設定に順次移行する。なお、送信先優
先順位の設定に移行した際には、CPU4は、図5
(b)に示すように、表示器6に「3.000」と表示
して、最上桁の表示欄の表示「3.」によってページ3
が選択されていることを知らせ、第3桁〜第1桁の表示
欄の表示「000」によって送信先優先順位第1位〜第
3位までがいずれも未設定であることを知らせ、さら
に、第3桁の表示欄の表示を点滅させることによってこ
の部分の数字が変更可能であることを知らせている。
【0026】送信先優先順位の設定 次に、表示器6に「3.000」と表示されている状態
で、バッファスイッチ7bを1回押すと、CPU4は、
EEPROM内の送信先優先順位第1位を格納すべきエ
リアに[1]を格納すると共に、図5(c)に示すよう
に、表示器6の第3桁の表示欄の表示を「1」に変更し
て、送信先優先順位第1位として、図1に示す受信側タ
ーミナル21(装置番号1)が設定されたことを知らせ
る。
【0027】この状態でバッファスイッチ7bを1回押
す毎に、CPU4は、EEPROM内の送信先優先順位
第1位を格納すべきエリアに[2]から[9]、そし
て、再び[1]を格納すると共に、表示器6の第3桁の
表示欄の表示を「2」から「9」まで、そして、再び
「1」に変更して、送信先優先順位第1位として、装置
番号2〜9の受信側ターミナル2、そして、再び装置番
号1の受信側ターミナル2 1が設定されたことを知らせ
る。なお、この例においては、上述したように、受信側
ターミナル21〜23の設置台数は3台であるので、
「4」〜「9」の格納及び表示は無意味である。
【0028】次に、送信先優先順位第2位を設定するに
は、表示器6に図5(c)に示すように表示されている
状態でセレクトスイッチ7cを押す。これにより、表示
器6の第2桁の表示「0」が点滅するので、この状態で
バッファスイッチ7bを所望の回数押して送信先優先順
位第2位の受信側ターミナル2を設定する。送信先優先
順位第3位の設定についても同様である。
【0029】次に、上記した送信先優先順位の設定によ
り、図1に示す送信側ターミナル1 1において、送信先
優先順位第1位として受信側ターミナル21が、送信先
優先順位第2位として受信側ターミナル22が、送信先
優先順位第3位として受信側ターミナル23がそれぞれ
設定されている場合における、送信側ターミナル11
CPU4の動作について説明する。まず、パソコン91
から転送された印字データがケーブル及びインタフェー
ス回路3を介して供給されると、送信側ターミナル11
のCPU4は、供給された印字データを一旦、メモリ5
を構成するデータRAMに記憶すると共に、これより、
ハイレベルデータリンク制御手順に準拠した伝送制御方
式に従って、データ通信制御を開始する(発呼)。
【0030】まず、空きチャンネルを選択し、空きチャ
ンネルが捕捉されると、制御チャンネルを使用して、送
信先優先順位第1位の受信側ターミナル(例えば、受信
側ターミナル21)に対して接続要求をすると共にデー
タリンクされるべきデータチャンネルを指定する。この
とき、受信側ターミナル21が現在待機状態であり、通
信が可能であれば、受信側ターミナル21は、指定を受
けたデータチャンネルを経由して「接続可」の応答を行
う。これより、CPU4は、所定のタイミングで上記デ
ータRAMに記憶された印字データを送受信回路8へ順
次供給し、受信側ターミナル21に対して送信する。
【0031】一方、受信側ターミナル21が、現在既に
他の送信側ターミナル(例えば、送信側ターミナル
2)と通信状態にあったり、電源が投入されていなか
ったり、あるいは印字用紙が切れていたりして、通信不
能の状態である場合には、受信側ターミナル21は、指
定を受けたデータチャンネルを経由して「接続不可」の
応答を行う。CPU4は、「接続不可」の応答を受ける
と、受信側ターミナル21に対するアクセスを断念し
て、今度は、送信先優先順位第2位の受信側ターミナル
2に対して、上記と同様の制御手順で接続要求を行
う。以下、上記処理を繰り返し、送信側ターミナル11
のCPU4は、通信可能な受信側ターミナル2を自動的
に検出して、通信可能な受信側ターミナルに印字データ
を転送する。なお、送信先優先順位第1位から第3位ま
でのいずれの受信側ターミナル21〜23とも通信不能で
あった場合には、CPU4は、再び送信先優先順位第1
位の受信側ターミナル21に対して通信を試みる。他の
送信側ターミナル12〜15のCPU4の動作も、上記し
た送信側ターミナル11のCPU4の動作と同様であ
る。
【0032】以上、この発明の実施例を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られる
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、伝送
帯域は、1,200MHz(帯特定小電力無線)に限ら
ず、400MHz帯(特定小電力無線)でも良い。送信
先優先順位は、第1位から第3位までに限らず、プリン
タ等の台数に応じて、それ以上でもそれ以下でも良い。
また、全ての送信側ターミナルに送信先優先順位設定機
能が備えられている必要はない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、複数のプリンタの全体としての使用効率を高め
ることができると共に、印刷終了までの時間を短縮する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるワイヤレス・プリン
タ・ネットワーク・システムの構成を示すブロック図で
ある。
【図2】同システムに適用されるワイヤレス・プリンタ
・バッファの電気的構成を示すブロック図である。
【図3】同ワイヤレス・プリンタ・バッファを構成する
送信側ターミナルの機械的外観構成を示す正面図であ
る。
【図4】この例の送信先優先順位の設定手順の説明に供
される図である。
【図5】同送信先優先順位の設定手順の説明に供される
図である。
【符号の説明】
1,11〜15 送信側ターミナル 2,21〜23 受信側ターミナル 3 インタフェース回路 4 CPU(送信制御手段) 5 メモリ(優先順位表示手段) 6 表示器(優先順位表示手段) 7 スイッチ(優先順位設定手段) 7b バッファスイッチ(優先順位設定手段) 7c セレクトスイッチ(優先順位設定手段) 8 送受信回路 9,91〜95 パソコン(データ処理装置) 11 送受信回路 16,161〜163 プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 7/24 C 9297−5K H04L 12/28

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ処理装置と、前記データ処
    理装置の少なくとも1つにそれぞれ接続される複数の送
    信側ターミナルと、複数のプリンタと、前記プリンタの
    少なくとも1つにそれぞれ接続される複数の受信側ター
    ミナルとから構成され、各データ処理装置によって作成
    される印字データを対応する送信側ターミナルの内部メ
    モリに一時格納した後、ワイヤレスで送信先のプリンタ
    側に転送するワイヤレス・プリンタ・ネットワーク・シ
    ステムであって、 少なくとも1つの前記送信側ターミナルは、 予め設定された接続優先順位に基づいて、複数の受信側
    ターミナルに対して順次接続要求できるようになってい
    て、 印字データの送信開始に当たって、 前記接続優先順位の高い順から、受信側ターミナルに対
    して回線の接続要求を行い、接続要求を受けた受信側タ
    ーミナルが「接続要求不可」と応答してきたときには、
    次の順位の受信側ターミナルに対して接続要求を行う一
    方、 接続要求を受けた受信側ターミナルが、「接続要求可」
    と応答してきたときには、該受信側ターミナルに対して
    印字データを送信する送信制御手段を有してなることを
    特徴とするワイヤレス・プリンタ・ネットワーク・シス
    テム。
  2. 【請求項2】 利用者が前記接続優先順位を任意に設
    定、又は変更するための優先順位設定手段が備えられて
    いることを特徴とする請求項1記載の送信側ターミナ
    ル。
  3. 【請求項3】 前記接続優先順位を表示するための優先
    順位表示手段が備えられていることを特徴とする請求項
    1又は2記載の送信側ターミナル。
JP5249307A 1993-10-05 1993-10-05 ワイヤレス・プリンタ・ネットワーク・システム及び該システムに用いられる送信側ターミナル Pending JPH07104956A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5249307A JPH07104956A (ja) 1993-10-05 1993-10-05 ワイヤレス・プリンタ・ネットワーク・システム及び該システムに用いられる送信側ターミナル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5249307A JPH07104956A (ja) 1993-10-05 1993-10-05 ワイヤレス・プリンタ・ネットワーク・システム及び該システムに用いられる送信側ターミナル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07104956A true JPH07104956A (ja) 1995-04-21

Family

ID=17191045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5249307A Pending JPH07104956A (ja) 1993-10-05 1993-10-05 ワイヤレス・プリンタ・ネットワーク・システム及び該システムに用いられる送信側ターミナル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07104956A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998001975A1 (fr) * 1996-07-05 1998-01-15 Seiko Epson Corporation Procede, appareil et systeme de communication sans fil et support d'informations
KR19990019424A (ko) * 1997-08-29 1999-03-15 윤종용 무선 인터페이싱 방법
GB2383852B (en) * 2001-10-16 2005-07-27 Hewlett Packard Co System and method for determining priority among multiple mobile computing devices to control an appliance
KR101156116B1 (ko) * 2006-07-25 2012-06-20 삼성전자주식회사 다수의 호스트들이 하나의 화상형성장치를 공유하는 방법 시스템

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998001975A1 (fr) * 1996-07-05 1998-01-15 Seiko Epson Corporation Procede, appareil et systeme de communication sans fil et support d'informations
US6167514A (en) * 1996-07-05 2000-12-26 Seiko Epson Corporation Method, apparatus, system and information storage medium for wireless communication
KR19990019424A (ko) * 1997-08-29 1999-03-15 윤종용 무선 인터페이싱 방법
GB2383852B (en) * 2001-10-16 2005-07-27 Hewlett Packard Co System and method for determining priority among multiple mobile computing devices to control an appliance
KR101156116B1 (ko) * 2006-07-25 2012-06-20 삼성전자주식회사 다수의 호스트들이 하나의 화상형성장치를 공유하는 방법 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4636730B2 (ja) 無線印刷システム及び携帯情報端末
JP3641169B2 (ja) Usb対応電子機器
US7672278B2 (en) Adaptor for wireless network
JPH0618371B2 (ja) 通信端末装置
US5832391A (en) Portable telephone apparatus having built-in option circuit
JPH09305508A (ja) 通信端末装置
JPH0851470A (ja) 無線通信プロセッサシステム、および無線通信システム
JPWO2002082734A1 (ja) 無線lanシステム及び無線lanシステムの制御方法並びに制御プログラム
US6842799B2 (en) Appliance communications manager
JPH10308981A (ja) ディジタルカメラの無線通信方式
JPH07104956A (ja) ワイヤレス・プリンタ・ネットワーク・システム及び該システムに用いられる送信側ターミナル
US5822367A (en) Digital mobile data communication system
JP3247753B2 (ja) 通信システム
JPH1027150A (ja) 情報処理装置及び外部装置
JPH07210346A (ja) ワイヤレス・プリンタ・バッファ
JPH0749820A (ja) ワイヤレス・プリンタ・バッファ
KR100442945B1 (ko) 이동통신 단말기의 직렬 데이터 송수신 장치 및 방법
JP3807064B2 (ja) 携帯情報端末
JPH10308842A (ja) 無線プリンタ共有装置
JP3198011B2 (ja) 無線伝送システム
JPH04125727A (ja) 無線セントロニクス通信システム
JP4146865B2 (ja) ディジタルカメラ
JP3872453B2 (ja) ディジタルカメラ
JP2590773B2 (ja) ファクシミリ通信システム
JP2658938B2 (ja) デジタル移動体データ通信交換システム、ならびにこれに具備されるデジタル移動体通信交換機およびデジタル移動体データ通信プロトコル変換装置