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JPH0691752A - インフレーションフィルムの成形方法 - Google Patents

インフレーションフィルムの成形方法

Info

Publication number
JPH0691752A
JPH0691752A JP24610692A JP24610692A JPH0691752A JP H0691752 A JPH0691752 A JP H0691752A JP 24610692 A JP24610692 A JP 24610692A JP 24610692 A JP24610692 A JP 24610692A JP H0691752 A JPH0691752 A JP H0691752A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
tube
cooling
film
cooling ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24610692A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Yazaki
高雄 矢崎
Masataka Noro
正孝 野呂
Takashi Matsui
孝 松井
Noriyuki Kobayashi
則之 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Petrochemical Co Ltd filed Critical Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Priority to JP24610692A priority Critical patent/JPH0691752A/ja
Publication of JPH0691752A publication Critical patent/JPH0691752A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 変形回復性、透明性、高光沢に優れ、縦と横
の強度バランスのとれたインフレーションフィルムを成
形する方法を与える。 【構成】 成形ダイCより吐出されるバブルの外周を第
1空冷リング13、第2空冷リング、この両者を連結す
る円筒壁、第2空冷リングの上に設けられた環状整流筒
を備えた冷却装置で、バブル内面の冷却を内冷筒を用い
て行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品のストレッチ包装
用樹脂フィルム、パレットストレッチ包装用樹脂フィル
ム、製袋成形用樹脂フィルムに適したインフレーション
フィルムの成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、青果物、鮮魚、惣菜等の食品を直
接にまたはプラスチックトレイ上に載置して、これらを
フィルムでストレッチ包装する、いわゆるプリパッケー
ジ用のフィルムとして、安全衛生上の問題等から、従来
のポリ塩化ビニルに代って低密度ポリエチレン樹脂、線
状低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体
樹脂等のエチレン系樹脂によるものの開発が活発に行わ
れている。
【0003】しかしながら、これらストレッチ包装用と
して、既に公知の低密度ポリエチレン樹脂、エチレン−
ブテン−1共重合体樹脂等の低密度ポリエチレン系樹脂
フィルムでは、硬くて伸びにくいため、無理に伸ばして
も破れるか不均一な伸びしか示さず、さらに、被包装食
品を載置したトレイを変形させたり破壊させたりしてし
わが発生し、包装に必要な緊締力が得られないとか、商
品価値のある包装ができないという問題がある。
【0004】また、エチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂
フィルムでは、酢酸ビニル含有量、メルトフローレート
等を適切に選択した上で使用すれば、前述の低密度ポリ
エチレン系樹脂フィルムにおけるような問題は解消でき
るものの、被包装食品が鋭利な角を有する場合や被包装
食品を載置したトレイの角が鋭利な場合には、フィルム
を引き伸ばしながら包装すると、フィルムがこれらの鋭
利な角に当って引き裂かれるように破れてしまうという
問題があり、さらに、ストレッチ包装物としての物流過
程において、各種物体に触れてフィルムに小さな破れが
発生すると、その破れが伝播、拡大して大きな破れとな
ったり、これが原因して解包してしまうという問題があ
る。
【0005】さらに、前述の低密度ポリエチレンもしく
は線状低密度ポリエチレンフィルムとエチレン・酢酸ビ
ニル共重合体樹脂フィルムを積層したフィルム(特公平
2−12187号)でも、硬くて伸びにくいという問題
はなくなるものの、包装時および物流過程で引き裂け易
いという前述の問題については、特にフィルム厚みを薄
肉化した場合においては、充分な解決とはなっていな
い。
【0006】食品のストレッチ包装用樹脂フィルムにお
けるこのような従来の問題点を解決すべく、適度の滑り
性、自己粘着性を有し、充分な熱融着性、透明性を有す
ることは勿論のこと、伸展性、柔軟性に優れ、特に引裂
強度が極めて優れた薄肉のストレッチ包装用フィルムを
提供することを目的として、特定のブテン−1系樹脂を
主成分とする層の両面に、酢酸ビニル含有量が5〜25
重量部のエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂を主成分と
する層が積層されたフィルムをブロー比3〜7でインフ
レーション成形したストレッチ包装用フィルムが提案さ
れている(特開昭61−89040号)。
【0007】しかしながら、上記ストレッチ包装用フィ
ルムとて、シワを残すことなく被包装物形状にフィット
した緊締感のある包装とすること、および、包装物の輸
送、店頭陳列時のフィルム面にかかる変形に対してシワ
を残すことなく回復すること等の変形回復性において、
市場の要求に必ずしも充分に対応しきれているものでは
ない。
【0008】変形回復性の優れる包装用樹脂フィルムと
して(A)が低密度ポリエチレン又はビニルエステル単
量体、脂肪族不飽和モノカルボン酸、該モノカルボン酸
アルキルエステルより選ばれる単量体とエチレンとの共
重合体、又はこれらの誘導体から選ばれる少なくとも1
種の共重合体、(B)がVicat軟化点60℃以下の
軟質エラストマー、(C)が結晶性ポリプロピレン、結
晶性ポリブテン−1のいずれか又はこれらの混合重合体
であり、(A)+(B)+(C)、(A)+(B)、又
は(B)+(C)より選ばれる混合組成物を主体として
含むベース層を、該(C)より選ばれる重合体よりなる
層(H層)に少なくとも1層隣接して、更に該(A)、
(B)又は結晶性1,2−ポリブタジエンから選ばれる
少なくとも1種の重合体を表層(S層)として配置し、
少なくとも4層よりなる筒状フィルムをダイより押出
し、これを水冷リングで急冷した後、これを2対の送り
ニップロールと引取りニップロールの間に通してこの間
で熱風により37℃に加熱し、そのまま内部に空気を入
れ、前述した整流接触ガイドを用いて連続的に膨張させ
て、ほぼタテ3.3〜3.6倍、ヨコ3.2〜3.4倍
に延伸して、延伸終了域を18℃の冷風の吹き出るエヤ
ーリングにて冷却し、デフレーターで折りたたみ、ニッ
プロールで引き取って、40℃の熱風で数秒間ヒート・
セットして耳部を縦方向にスリットして2枚のフィルム
に分けそれぞれ一定の張力で巻き取って収縮性、強度に
優れた包装用樹脂フィルムが提案され(特公平2−14
898号)、実用化されている。
【0009】しかし、この包装用樹脂フィルムは低温で
延伸した配向フィルムであるので、トレイ上の食品をス
トレッチ包装し、熱シールするとトレイが変形しやすい
欠点がある。更に、線状低密度ポリエチレン層の両面に
エチレン・酢酸ビニル共重合体フィルムを積層した3層
構状の筒状フィルムをブロー比3〜6でインフレーショ
ン成形したストレッチ包装用フィルムも提案(特公平2
−12187号)され、かつ、実用化されている。しか
し、ポリ塩化ビニルフィルム並みの変形(歪)回復性を
もつことが要望されている。
【0010】従来、この種のストレッチ包装用樹脂フィ
ルムの製造は、例えば図2に示すインフレーションフィ
ルム成形機1を用いて行なわれる。このインフレーショ
ンフィルム成形機1において、原料の熱可塑性樹脂aは
供給ホッパー2内に貯蔵されており、コンピューターの
指令によりインフレーションフィルムの引取速度に対応
してロードセル3が作動して、熱可塑性樹脂aは自動的
に計量ホッパー4内に供給される。
【0011】押出機5は、スクリューモーター6によっ
て回転駆動されるスクリュー7を内蔵しており、計量ホ
ッパー4から供給される熱可塑性樹脂aを溶融樹脂とし
て先端部から上方に押出す。押出機5の先端部鉛直方向
には直結管8を介して環状成形ダイDを内蔵したブロー
ヘッド9を取付けてあり、押出した溶融樹脂内に空気を
吹き込んでブロー比が8〜20倍の円筒状チューブbを
形成するために、このブローヘッド9には電磁バルブ1
0を有するバルブ管11を介して給排気ポンプ12を接
続してある。
【0012】ブローヘッド9の上方には風冷リング13
を配置してあり、冷却ブロア14より供給される空気に
より円筒状チューブbは冷却される。円筒状チューブb
は案内板15,15に案内され、引取モーターにより回
転駆動される引取ロール17,17により2層シート状
に折り畳まれてインフレーションフィルムcとなる。
【0013】インフレーションフィルムcは、フィルム
幅測定装置18の幅センサー19によりフィルム幅を測
定された後、ガイドロール20,21,21に案内さ
れ、フィルム巻取機22の保持杆23に挿入、保持され
た紙管dに巻き取られる。ここで、袋形成用フィルムを
製造する場合には、インフレーションフィルムcは2層
シート状に折り畳まれた状態で紙管dに巻き取られる
が、ラップフィルム、ストレッチフィルム等を製造する
場合には、インフレーションフィルムcはカッターによ
り幅方向所要数条に分割された後、フィルム巻取機22
の保持杆23に挿入、保持された数本の紙管d,d,
d,dに巻き取られる。
【0014】この図2に示す第1空冷リングのみで環状
チューブbを冷却する通常のインフレーションフィルム
成形方法では、フィルム素材が低密度ポリエチレン、高
密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等の結晶性樹脂であるときはその結晶化特性から
フィルム(チューブ)進行方向に配向が強く出るため、
フィルムが裂け易い問題がある。
【0015】これを解決する方法として、線状低密度ポ
リエチレンを用いてインフレーションフィルムを押出成
形する際に、環状成形ダイから押出されたフィルムに、
まずダイ直後で第1空冷リングから冷却空気を均一に吹
付けて予備的に冷却し、つづいて第1空冷リングから離
れた第2空冷リングを用いてフィルムのフロストライン
の直前で、チューブの内方及び外方から均一に冷却し急
冷固化することを特徴とするインフレーションフィルム
成形方法が提案(特開昭59−71825号)された。
【0016】この方法によると透明性、光沢の優れたイ
ンフレーションフィルムが得られるが、ブロー比が2.
5倍と低いので歪回復性の面でポリ塩化ビニルフィルム
より劣る。また、少くとも最内層が低密度ポリエチレ
ン、最内層から2番目の層が高密度ポリエチレンである
多層インフレーションフィルムを、環状ダイの環状スリ
ットから押出して溶融樹脂チューブとし、そのチューブ
内部に空気を吹き込んで膨張させ、外周からエアリング
で冷却、固化してインフレーション成形するにおいて、
前記溶融樹脂チューブを前記環状スリットの内側の冷却
マンドレルおよび/またはその外側の冷却リングにより
冷却するようにした後、これを前記環状ダイ先端に取付
けた安定体の表面に沿わせて縦方向に移動させ、次いで
その内部に空気を吹き込んで横方向に大きく膨張させる
ようにしたことを特徴とする多層インフレーションフィ
ルム成形法も提案(特公昭63−20692号)されて
おり、この方法によると光沢、透明性に優れたインフレ
ーションフィルムが得られるが、ブロー比が4倍前後で
あり歪回復性の面でポリ塩化ビニルフィルムより劣る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】インフレーションフィ
ルム成形において、環状成形ダイの外径に対する膨張し
た円筒状チューブの内径の比をブロー比(BUR)とい
い、一般には1.2〜7倍でオレフィン系樹脂フィルム
が成形されている。このブロー比が3〜7のものを高ブ
ロー成形と業界では呼んでいる。
【0018】本発明者等は、ブロー比が8〜22倍の高
ブロー比でインフレーション成形したフィルムはより歪
変形回復性が優れることを見い出した。また、チューブ
を内面および外面から風冷したときはフロストラインを
高くすることができ、ブロー比が5〜22倍でも透明、
光沢に優れるフィルムが得られることも見い出した。即
ち、本発明は、透明性、伸展性、柔軟性、引裂強度、歪
変形回復性が極めて優れたフィルムを与えるインフレー
ションフィルムの成形方法を提供するにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、環状成形ダイ
の環状スリットから押し出して溶融樹脂チューブとし、
そのチューブ内部に空気を吹き込んで膨張させ、このチ
ューブの外周からエアリングで空気を吹きつけて冷却す
ると共に、チューブの内方からも内冷筒より吹き出され
る空気で冷却してインフレーションフィルムを成形する
方法において、環状成形ダイから押し出されたチューブ
を、その外周面はまずダイ直後に設けられた第1空冷リ
ングで予備冷却した後、この第1冷却リングより上方で
あって、前記チューブのフロストラインより前方に設け
られ、かつ、第1空冷リングとはチューブを囲繞する円
筒壁により連結されている第2空冷リングで本格的に冷
却し、一方チューブの内側は環状成形ダイの軸心と同一
軸心上に円筒状に起立させ、その円筒状周壁に複数の空
気吹出口を設けた内冷筒により冷却すると共に、前記第
2空冷リングの下流側には直径の異なる環状整流筒が環
状成形ダイの吹出口と同心上に複数個間隔を置いて設置
されており、この環状整流筒の壁の高さは半径外方向に
向って順次高くなっており、チューブはこの環状整流筒
の下流側端を結ぶ外側へ広がるテーパ状のチューブ案内
面に沿ってそのチューブ径が拡径せられ、拡径されたチ
ューブのフロストラインはこの環状整流筒の下流側であ
る最も外側の環状整流筒の端の近傍に位置させるように
してインフレーションフィルム成形を実施することを特
徴とするインフレーションフィルム成形方法を提供する
ものである。
【0020】
【作用】第1空冷リング、第2空冷リング、環状整流筒
および内冷筒を併用することにより環状成形ダイの表面
からのチューブのフロストラインの高さを高く設定で
き、透明に優れたフィルムを安定して生産することがで
きる。また、複数の空冷リングと環状整流筒の併用によ
り8〜22倍の高ブロー比のインフレーションフィルム
を成形することができ、縦、横の強度バランスがとれた
歪変形回復性に優れたフィルムを得ることができる。こ
のフィルムは、フィルムの押出方向(縦;MD方向)と
幅(横;TD方向)の応力バランスがとれているので包
装時のフィルムの破断がなく、トレイを変形させず、フ
ィルムにしわを発生させることなくストレッチ包装でき
る。
【0021】(発明の具体的な説明)フィルム素材 包装用樹脂フィルムの素材としては、エチレン含量が5
〜25重量%、MFRが0.3〜5のエチレン・酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン80〜99重量%と、炭素数が
3〜8のα−オレフィン20〜1重量%との共重合体で
ある線状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、低
密度ポリエチレン、エチレン・アクリル酸共重合体、エ
チレン・アクリル酸メチル共重合体、エチレン・メタク
リル酸メチル共重合体、プロピレンホモ重合体、プロピ
レンC88〜99.5重量%と、エチレンまたは炭素数
が4〜8のαオレフィン12〜0.5重量%との共重合
体、ポリ(4−メチルペンテン−1)、ポリブテン等の
オレフィン系樹脂が好ましく、これらは単独でまたは2
種以上混合して用いられる。
【0022】α−オレフィンとしてはブテン−1、ヘプ
テン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、4−メチルペ
ンテン−1が挙げられる。これらオレフィン系樹脂に水
添石油樹脂、水添スチレン・ブタジエン・スチレン共重
合体、エチレン・プロピレン共重合体ゴム、1,2−ポ
リブタジエン、エチレン・プロピレン・エチリデンノル
ボルネン共重合体ゴム等の衝撃改良剤をフィルムの透明
性を阻害しない程度(0.5〜20重量%)に加えても
良い。
【0023】更に、フィルムの滑り性を改善する滑剤や
粘着付与剤、フィルムの透明性を改良する核剤を0.5
〜2重量%配合しても良い。上記滑剤としては、オレイ
ン酸アミド、ステアリン酸アミド、エルシン酸アミド等
の脂肪酸アミド及びステアリン酸モノグリセライド、ス
テアリン酸ジグリセライド、オレイン酸モノグリセライ
ド、オレイン酸ジグリセライド等の脂肪酸グリセリンエ
ステル化合物及びそれらのポリエチレングリコール付加
物が挙げられる。また、核剤としてはタルク、シリカ等
の無機物質、粘着剤としては、ヒマシ油誘導体、ポリブ
テンの低分子粘稠物質、ソルビタン高級脂肪酸エステル
等が利用できる。
【0024】フィルムは単層構造でも積層構造でも良
く、好ましくは、成形性の面とフィルム物性のバランス
を取り易くするには多層構造とするのがより好ましい。
かかる多層構造のフィルムの例としては、次の〜の
積層構造が考えられる。
【0025】 MFRが0.1〜5、Q値が1〜6の
線状低密度ポリエチレン樹脂層の両面にエチレン60〜
95重量%と酢酸ビニルエステル、脂肪族不飽和カルボ
ン酸、脂肪族不飽和モノカルボン酸アルキルエステルよ
り選ばれた単量体5〜40重量%との共重合体樹脂表面
層を積層したフィルム。
【0026】 エチレン系樹脂、プロピレン系樹脂よ
り選ばれた結晶性オレフィン系樹脂10〜90重量%と
オレフィン系熱可塑性エラストマー90〜10重量%か
らなる樹脂層の両面に、エチレン60〜95重量%と酢
酸ビニルエステル、脂肪族不飽和カルボン酸、脂肪族不
飽和モノカルボン酸アルキルエステルより選ばれた単量
体5〜40重量%との共重合体樹脂表面層を積層したフ
ィルム。
【0027】 線状低密度ポリエチレン80〜95重
量%にエチレン60〜95重量%と酢酸ビニルエステ
ル、脂肪族不飽和カルボン酸、脂肪族不飽和モノカルボ
ン酸アルキルエステルより選ばれた単量体5〜40重量
%との共重合体樹脂20〜5重量%からなる樹脂層の両
面に、エチレン60〜95重量%と酢酸ビニルエステ
ル、脂肪族不飽和カルボン酸、脂肪族不飽和モノカルボ
ン酸アルキルエステルより選ばれた単量体5〜40重量
%との共重合体樹脂表面層を積層したフィルム。
【0028】 ブテン−1系樹脂10〜90重量%
と、オレフィン系樹脂(ブテン−1系樹脂を除く)又は
/及びオレフィン系熱可塑性エラストマー90〜10重
量%からなる樹脂層の両面に、エチレン60〜95重量
%と酢酸ビニルエステル、脂肪族不飽和カルボン酸、脂
肪族不飽和モノカルボン酸アルキルエステルより選ばれ
た単量体5〜40重量%との共重合体樹脂表面層を積層
したフィルム。
【0029】 低密度ポリエチレン樹脂層の片面又は
両面に線状低密度ポリエチレン樹脂層を積層したフィル
ム。 高密度ポリエチレン樹脂層の片面又は両面に低密度
ポリエチレン又は線状低密度ポリエチレン樹脂層を積層
したフィルム。 線状低密度ポリエチレン樹脂層の片面又は両面に低
密度ポリエチレン又はプロピレン系樹脂層を積層したフ
ィルム。 プロピレン系樹脂層の片面又は両面に線状低密度ポ
リエチレン樹脂層を積層したフィルム。 これらの中でも、特にとの積層フィルムが歪回復
性、透明性の面から好ましい。
【0030】フィルムの成形に用いる冷却装置 本発明のインフレーションフィルムの成形に用いる冷却
装置は、図1に示すように、環状成形ダイCの吐出口D
の近傍に設けた第1空冷リング13、この第1空冷リン
グ13より約150〜300mm真上に設けられた第2
空冷リング24、この第1空冷リング13と第2空冷リ
ング24を連結し、押し出されるチューブbを囲繞する
円筒壁25、環状成形ダイCの軸心Eと同軸心上に円筒
状に起立させ、その円筒状周壁に複数の空気吹出口26
a,26b,26c,26d,26eを設けた内冷筒2
6、第1空冷リング13と第2空冷リング24と内冷筒
26と同じ軸心Eを有し、第2空冷リング上に設けられ
た環状整流筒27よりなる。
【0031】この冷却装置は、少なくとも二つの空気の
環状吹出口13a,24a、好ましくは三つの空気の環
状吐出口13a,24a,24bを有し、13a,24
aは主吹出口に、24bは補助吹出口となっている。即
ち、第1冷却リング13の環状吹出口13aは環状成形
ダイCの環状溶融樹脂吐出口Dに臨在して設けてあり、
これは上流側の環状吹出口13aとなり、第2空冷リン
グ24の中流側の環状吹出口24bは補助吹出口として
あり、下流側の下環状吹出口24aを主吹出口としてあ
る。
【0032】各吹出口13a,24a,24bの空気の
吹出量と吹出速度は、例えば吹出口13aが5〜50m
3 /分、5〜50m/秒、補助吹出口24bが0.1〜
10m3 /分、0.5〜30m/秒、主吹出口24aが
10〜80m3 /分、5〜50m/秒と設定される。但
し、補助吹出口24bの風量、風速とも、吹出口13
a、主吹出口24aよりは小さい。
【0033】第1空冷リング13と第2空冷リング24
とは内冷筒26を囲繞し、チューブb径よりは大きな内
径を有する円筒壁25で連結されており、吹出口13a
より吹き出された冷却空気を効率良く使用している。前
記第2空冷リング24の下流側には、直径の異なる環状
整流筒27が、前記吹出口と同軸心上に複数個半径方向
に間隔を置いて配置してあり、隣接する整流筒間に下流
側開口の環状エアチャンバ28が形成され、これら整流
筒のうち最外側の整流筒周壁には、第2空冷リング寄り
に複数の外気取入口29が放射状に穿設してあり、残り
の整流筒下端と前記第2空冷リング24の上面間には、
前記エアチャンバ同士を連通する外気吸排口30が各々
穿設してあり、これら数個の整流筒の高さは、外側に位
置するものほど高くなりこれらの下流側端を結ぶ形状は
外側へ広がるテーパ状(この案内面の前記吐出口Dの軸
線Oとなす角度は45〜70度)のチューブ案内面を形
成している構造となっている。
【0034】この多段の空冷リング13,24とテーパ
状のバブル案内面が一定な整流筒群を27,27,2
7,・・・を備える冷却装置を利用して、同一引取速
度、同一肉厚のフィルムを成形する場合、ブロー比が高
くなればなるほど、補助の冷風の吹出口を多くする空冷
リングを増し、必要により前記バルブを支持するエアチ
ャンバの数も増大させることによりブロー比に関係な
く、安定良くバブルを支持でき、インフレーションフィ
ルム成形できる。
【0035】内冷筒26は図1に示すように二重管構造
となっており、ブロア14より供給された冷却空気は空
気吸入口31を経て二重管構造の外側チャンバーを通
り、この外側管のところどころには、例えば40〜20
0mmの間隔に空気吹出口26a,26b,・・・26
dを設け、チューブbを内側から冷却し、空冷リング1
3,24からのチューブの外側からの冷却に呼応してチ
ューブ内外面の冷却が均一に、かつ、チューブbに発生
するフロストラインFが環状成形ダイCよりもより高い
ところで現われるようにしている。外側管と内側管との
間の上端は閉じられており、内側管の上端は空気排出の
通路用に開かれている、内冷管26より吐出された空気
はチューブbを内側から冷却すると共にチューブを膨張
させるのに用いる。
【0036】チューブ内に導入される空気の量は、チュ
ーブbの幅、フロストラインFの位置を一定とするよう
に制御しながらチューブ内に吹き込れたり、ブロアのモ
ータの回転を逆にして内冷筒26の内側管を通って外へ
排出される。内冷筒26の吹出口のスタット幅は0.5
〜2mmで、吹き出される風量は0.05〜5m3
分、好ましくは0.1〜0.3m3 /分、風速1〜15
m/秒、好ましくは2〜10m/秒である。
【0037】図中の太めの矢印は空気の流れ方向を示
す。この冷却装置においては、前記第1空冷リング13
の主吹出口13aと、補助の吹出口24bと主吹出口2
4aを有する第2空冷リングの下流面に、複数の整流筒
27を前記成形ダイの吐出口と同軸心上に間隔をおいて
配置してあり、隣接する整流筒間に下流側開口の環状エ
アチャンバが形成され、最外側の整流筒周壁に複数の外
気取入口が放射状に穿設してあり、残りの整流筒上流端
と空冷リング24の下流側面間に、前記エアチャンバ同
士を連通する外気吸引口29が各々穿設されているた
め、前記第1空冷リングの吹出口および第2空冷リング
の補助吹出口24bより吐出された空気により溶融管状
体が予備冷却されるため、主吹出口24aからの吐出さ
れる空気の量を少くでき(或いは吹出速度を50m/秒
以上に高速にする必要もなく)、ついで主吹出口からチ
ューブに向け吹出され若干昇温した空気流が、チューブ
bと前記整流筒下流端間を流れる際に生じるベンチユリ
作用で、チューブのブロー比に対応する複数箇所の整流
筒間の環状エアチャンバ28内が減圧状態となり、この
減圧状態の環状エアチャンバ内に前記外気取入口29、
外気吸排口30を通して外気流を取入れることができ、
前記吹出口からの空気流と合流してこのエアチャンバ内
の空気の一部が、この下流端からチューブに伴って移動
し、チューブを急速に冷却すると共に、この減圧状態の
複数個の環状エアチャンバにより、前記吐出口を出たチ
ューブを、その外周面から安定良く支持できる。
【0038】加えて、これら数個の整流筒の高さを外側
に位置するものほど高くし、これら下流側端を結ぶ形状
を外側へ広がるテーパ状案内面とすることにより、高ブ
ロー比の成形においても、前記吐出口から吐出した直後
で整流筒の下流側端に接触することなく一気に所望径に
チューブを膨張成形できる。更に、前記外気吸排口30
を通して隣接する前記エアチャンバを外気はその圧力に
応じて流れ、常にインフレーション成形に適した圧力に
各エアチャンバ内の圧力は維持される。空冷リング1
3,24への空気の供給は、各々独立して行っても良
く、その場合はブロア14は複数独立して用いられる。
【0039】フィルムの成形法 環状成形ダイCの吐出口Dより押し出された単層あるい
は積層構造の溶融したチューブbの外周面は第1空冷リ
ング13の環状吹出口13aより吹き出される空気(風
量5〜50m3 /分、風速5〜50m/秒)により予冷
され、ついでより上流側の第2空冷リング24の補助の
環状吹出口24bより吹き出される空気(風量0.1〜
10m3 /分、風速0.5〜30m/秒)により更に予
冷され、更に環状主吹出口24aより吹き出される空気
(10〜80m3 /分、風速5〜50m/秒)により本
格的に冷却される。
【0040】この第2空冷リングの冷却において、チュ
ーブbの拡径を容易とするため、補助吹出口24bから
の空気の風量、風速を主吹出口24aのそれよりも小さ
くしている。チューブbはこの第2空冷リングの近傍で
ブロア14より空気吸入口31を通ってバブル内に導か
れた空気(風量0.05〜5m3 /分、風速1〜15m
/秒)と、バブルの外周面と環状整流筒間を通過する空
気のベンチュリー効果により膨張(拡径)される。
【0041】一方、チューブの内側では、内冷筒26よ
り吹き出される空気によりチューブbが冷却される。チ
ューブの内側と外側からの冷却によりチューブのフロス
トラインFの環状成形ダイCからの距離を長くとること
ができるので得られるインフレーションフィルムの透明
性は良好となる。膨張されたチューブは案内板15,1
5に案内され、引取ロール17,17により折り畳まれ
る。フィルムの引取速度は20〜150m/分、ブロー
比は5〜22倍、好ましくは8〜16倍で行なう。
【0042】フィルム物性 このようにして製造されるフィルムは、透明性、光沢が
優れ、ブロー比が高いものは変形回復性に優れ、縦方向
と横方向の強度バランスのとれたものである。フィルム
の歪回復性は、図3に示すように直径100mmの円形
試料フィルムcを展張固定し、その中心に直径20mm
の半球を頭に有するピストン棒34を押し込んでフィル
ムを変形させた後、半球を取り除いた時の100%回復
可能な最大歪量Hを測定したもので、この歪回復量は1
8mm以上、好ましくは20mm以上、より好ましくは
23〜35mmである。
【0043】なお、図中、33はロードセルである。包
装用フィルムは収納物が透視できるようにできるだけ透
明(霞み度が3%未満)のものが好ましい。但し、製袋
のように透明性が要求されない用途には透明性は重要で
なく、フィルム中にカーボンブラック、焼成クレイ、炭
酸カルシウム、タルク等の無機微細粉末を3〜40重量
%含有させてフィルムの霞み度を3%以上、好ましくは
40〜100%の半透明乃至不透明のフィルムとするこ
とができる。
【0044】フィルムの肉厚は6〜100ミクロン、好
ましくは食品のストレッチ包装用フィルム、製袋用フィ
ルムのときは経済性、透明性の面からは8〜30ミクロ
ンであり、これを、積層フィルム構造とするときは、中
間層が2〜10μm、両表面層が各3〜10μmであ
る。また、パレットストレッチ包装用樹脂フィルムのと
きは20〜50ミクロンである。
【0045】
【実施例】
実施例1 成形ダイCの直径 120mmφ リップ幅 1.5mm 第1空冷リングの吹出口13a;風量30m3 /分、風
速20m/秒 第2空冷リング 補助吹出口24b ;風量3m3 /分、風速15m/秒 主吹出口 24a ;風量30m3 /分、風速20m/
秒 成形ダイからの距離;250mm 外径 ;1300mmφ 円筒壁25の外径 ;380mmφ 円筒壁25の高さ ;210mm 整流筒(上端のテーパー60度)27
【0046】
【表1】
【0047】内冷筒26 外径 ; 90mmφ、内管径 60mmφ
【0048】
【表2】
【0049】上記設計の図1に示す冷却装置を図2のイ
ンフレーション成形機1の風冷リング13の代りに用
い、次の三層構造のインフレーションフィルムの成形を
行った。即ち、ポリブテン−1(密度0.915g/c
3 、190℃でのMFR1.8g/10分、シエルケ
ミカル社製「M0200」、商品名)70重量%、プロ
ピレン−エチレン−ブテン−1ランダム共重合体樹脂
(エチレン含有量2.0重量%、ブテン−1含有量1
3.0重量%、密度0.896g/cm3 、230℃で
のMFR5.0g/10分)15重量%、エチレン−酢
酸ビニル共重合体樹脂(酢酸ビニル含有量15重量%お
よび190℃でのMFR2.0g/10分)15重量%
よりなる樹脂組成物(A)を、口径65mm、L/D2
5の押出機を用いて185℃で混練し、一方、エチレン
−酢酸ビニル共重合体樹脂(酢酸ビニル含有量15重量
%、190℃でのMFR2.0g/10分)98.5重
量%、モノグリセリンオレエート(理研ビタミン社製、
リケマールOL100)1.5重量%よりなる樹脂組成
物(B)を、口径50mm、L/D25の押出機を用い
て160℃で混練し、この両者を一台の環状三層ダイに
供給して、(A)の樹脂組成物よりなる厚み3μmの中
間層の両面に、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂を主
成分(B)とする各厚み4μmの表面層が積層されるよ
うにして、ダイ温度185℃、ブロー比8.0、引取速
度50m/分でインフレーション成形することにより、
全厚み11μm(4μm/3μm/4μm)のストレッ
チ包装用フィルムを製造した。
【0050】このフィルムを使用し、押出発泡ポリスチ
レンシート製のトレイ(縦210mm、横140mm、
深さ20mm、肉厚2mm)上に肉、魚、野菜をそれぞ
れ載せてストレッチ自動包装機、フジパックシステム社
製A−18X(商品名)にて包装を行なった。その結果
を変形(歪)回復量、霞み度、光沢度等のフィルム物性
と共に表3に示す。なお、フィルムの評価は次の方法に
よる。
【0051】変形歪回復量:図5に示す装置を使用し
て、直径20mmφのピストン棒を500mm/分の速
度でフィルム中心部に押し込んだ後、ピストン棒を後退
させてフィルムに発生するピストン棒による傷跡が3分
後に消える歪量を変形歪回復量とした。 引張破断強度、引張破断伸び:JIS Z−1702 霞み度 : JIS K−6714 光沢度 : JIS Z−8741(60度) 引張伸展性:フジパックシステム製A−18X包装機を
用いて各種トレー上に肉、魚、野菜をそれぞれ載せてス
トレッチ包装を行ない、その時のフィルムの伸びる状態
を肉眼で観察した。 良好:フィルムがほぼ均一に伸びる。
【0052】破れ発生状況:フジパックシステム製A−
18X包装機を用いて、各種トレー上に肉、魚、野菜を
それぞれ載せてストレッチ包装を行なった時のフィルム
の破れ有無を肉眼で観察した。 しわの発生:ストレッチ包装した物のフィルムのシワの
有無を肉眼で観察した。
【0053】実施例2 実施例1において、チューブ内に供給する空気の量をブ
ロー比が12倍となるようにし、かつ、第1空冷リング
及び第2空冷リングからの冷風の吹出しを次のように変
えた他は同様にインフレーション成形して表3に示す物
性のフィルムを得た。
【0054】第1空冷リングの吹出口13a 風量 32m3 /分、風速23m/秒 第2空冷リングの吹出口 補助吹出口24b:風量3.2m3 /分、風速17.6
m/秒 主吹出口 24a:風量32m3 /分、風速22.8m
/秒
【0055】実施例3 中間層の樹脂組成物を:エチレン−4−メチルペンテン
−1共重合体樹脂(4−メチルペンテン−1含量15重
量%、密度0.910g/cm3 、190℃でのMFR
3.6g/10分)に変更した以外は実施例1と全く同
様にインフレーション成形して表3に示す物性のフィル
ムを得た。
【0056】実施例4 実施例1において、チューブ内に供給する空気の量をブ
ロー比が5倍となるようにし、かつ、第1空冷リング及
び第2空冷リングからの冷風の吹出しを次のように変え
た他は同様にインフレーション成形して表3に示す物性
のフィルムを得た。
【0057】第1空冷リングの吹出口13a 風量24m3 /分、風速16m/秒 第2空冷リングの吹出口 補助吹出口24b:風量2.5m3 /分、風速13m/
秒 主吹出口 24a:風量27m3 /分、風速17m/秒
【0058】比較例1 実施例1において、チューブ内から冷却する内冷筒26
を使用せずに、変更(通常パイプより空気の給排を行
う)した以外は実施例1と全く同様にブロー比8でイン
フレーション成形したがフィルム成形が出来なかった。
【0059】比較例2 実施例1において、チューブの小径直管部分を外部より
冷却と安定保持を図るための円筒壁25を使用せずに成
形した以外は、実施例1と全く同様にインフレーション
成形したが、第1空冷リング13と第2空冷リング24
の間でチューブが膨張し、第2空冷リングの上流側吹出
口に膨張したフィルムが接触してインフレーションフィ
ルム成形ができなかった。
【0060】比較例3 実施例1において膨張時のチューブを案内する整流筒群
27を使用しない以外は、実施例1と全く同様にインフ
レーション成形したがバブルの安定性がなかった。この
整流筒群27を用いないときは、ブロー比4.5が最大
であった。このブロー比4.5のフィルムの物性を表3
に示す。
【0061】
【表3】
【0062】
【発明の効果】本発明によれば変形回復性、透明性、高
光沢性に優れたフィルムを成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に用いる冷却装置の断面図であ
る。
【図2】通常のインフレーションフィルム成形機の平面
図である。
【図3】フィルムの変形回復歪量の測定装置の平面図で
ある。
【符号の説明】
1 インフレーション成形機 2 供給ホッパー 3 ロードセル 4 計量ホッパー 5 押出機 6 モーター 7 スクリュー 8 連結管 9 ブローヘッド C 成形ダイ D 樹脂吐出口 O 成形ダイの軸心 10 電磁バブル 11 バブル管 12 ポンプ 13 第1空冷リング 14 ブロア 15 案内板 b チューブ 16 引取モーター 17 引取ロール 18 フィルム幅測定装置 19 センサー 20,21 ガイドロール 22 巻取機 23 保持杆 d 紙管 24 上流吹出口 25 下流吹出口 26 風冷リング 27 整流筒 28 エアチャンバー 29 外気取入口 30 外気吸排口 31 空気吸入口 32 空気排出口 33 ロードセル 34 ピストン棒 c フィルム(試料)
フロントページの続き (72)発明者 小林 則之 三重県四日市市東邦町1番地 三菱油化株 式会社四日市総合研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状成形ダイの環状スリットから押し出
    して溶融樹脂チューブとし、そのチューブ内部に空気を
    吹き込んで膨張させ、このチューブの外周からエアリン
    グで空気を吹きつけて冷却すると共に、チューブの内方
    からも内冷筒より吹き出される空気で冷却してインフレ
    ーションフィルムを成形する方法において、環状成形ダ
    イから押し出されたチューブを、その外周面はまずダイ
    直後に設けられた第1空冷リングで予備冷却した後、こ
    の第1冷却リングより上方であって、前記チューブのフ
    ロストラインより前方に設けられ、かつ、第1空冷リン
    グとはチューブを囲繞する円筒壁により連結されている
    第2空冷リングで本格的に冷却し、一方チューブの内側
    は環状成形ダイの軸心と同一軸心上に円筒状に起立さ
    せ、その円筒状周壁に複数の空気吹出口を設けた内冷筒
    により冷却すると共に、前記第2空冷リングの下流側に
    は直径の異なる環状整流筒が環状成形ダイの吹出口と同
    心上に複数個間隔を置いて設置されており、この環状整
    流筒の壁の高さは半径外方向に向って順次高くなってお
    り、チューブはこの環状整流筒の下流側端を結ぶ外側へ
    広がるテーパ状のチューブ案内面に沿ってそのチューブ
    径が拡径せられ、拡径されたチューブのフロストライン
    はこの環状整流筒の下流側である最も外側の環状整流筒
    の端の近傍に位置させるようにしてインフレーションフ
    ィルム成形を実施することを特徴とするインフレーショ
    ンフィルム成形方法。
  2. 【請求項2】 第2空冷リングは補助の吹出口と主吹出
    口を有し、第1空冷リングより吐出される冷却空気は風
    量が5〜50m3 /分、風速が5〜50m/秒であり、
    第2空冷リングの補助の吹出口より吐出される冷却空気
    は前記第1冷却リングの吹出口のそれおよび第2冷却リ
    ングの主吹出口のそれよりも風量、風速とも低く、風量
    が0.1〜10m3 /分、風速が0.5〜30m/秒で
    あり、第2空冷リングの主吹出口より吐出される冷却空
    気の風量は10〜80m3 /分、風速は5〜50m/秒
    であり、内冷筒の空気吹出口より吐出される冷却空気の
    風量は0.05〜5m3 /分、風速が1〜15m/秒の
    条件下でチューブの冷却が行われることを特徴とする請
    求項1のインフレーションフィルムの成形方法。
  3. 【請求項3】 チューブのブロー比が5〜22倍である
    請求項1のインフレーションフィルムの成形方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011506715A (ja) * 2007-12-18 2011-03-03 バーゼル・ポリオレフィン・イタリア・ソチエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータ プロピレンとヘキセン−1とのコポリマー及びそれから得られるブローンフィルム
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