JPH069025Y2 - 化合物半導体単結晶製造装置 - Google Patents
化合物半導体単結晶製造装置Info
- Publication number
- JPH069025Y2 JPH069025Y2 JP15187188U JP15187188U JPH069025Y2 JP H069025 Y2 JPH069025 Y2 JP H069025Y2 JP 15187188 U JP15187188 U JP 15187188U JP 15187188 U JP15187188 U JP 15187188U JP H069025 Y2 JPH069025 Y2 JP H069025Y2
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- JP
- Japan
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- furnace
- single crystal
- melt
- compound semiconductor
- semiconductor single
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- Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、化合物半導体単結晶製造装置、特にガリウム
・ヒ素半導体単結晶製造装置に関するものである。
・ヒ素半導体単結晶製造装置に関するものである。
[従来の技術] ガリウム・ヒ素(GaAs)半導体等、化合物半導体の
単結晶を成長させる場合は各種の方式が用いられるがそ
のうち一つに帯域溶融方式がある。
単結晶を成長させる場合は各種の方式が用いられるがそ
のうち一つに帯域溶融方式がある。
第4図はGaAs単結晶の成長に用いられる帯域溶融装
置の断面図を示すもので1は石英管、2は石英ボート、
3は溶融前のGaAs、4はGaAsの融液帯、5は種
結晶、6はヒ素(As)、7は高温炉、8は融液帯4を
形成する融液形成炉、9は固液界面の温度を制御する界
面制御炉、10はAs加熱する低温炉である。
置の断面図を示すもので1は石英管、2は石英ボート、
3は溶融前のGaAs、4はGaAsの融液帯、5は種
結晶、6はヒ素(As)、7は高温炉、8は融液帯4を
形成する融液形成炉、9は固液界面の温度を制御する界
面制御炉、10はAs加熱する低温炉である。
同図において石英管1内の一端にGa2000gと種結
晶5を入れた石英ボート2を配置し、他端にはAs22
00gを配置して石英管1内を5×10-6Torr以下の圧
力で1時間以上真空に吸引して封じ切り、ついで低温炉
10の温度を610℃、高温炉7の温度を1200℃に
すると低温炉10側に配置されているAsが蒸発して石
英管1の内部圧力がAsの蒸気圧となりこの状態でGa
Asの合成反応が行われる。次に融液形成炉8の温度を
1260℃に上昇させるとGaAsの一部が溶融して融
液帯(融液ゾーン)4が形成される。
晶5を入れた石英ボート2を配置し、他端にはAs22
00gを配置して石英管1内を5×10-6Torr以下の圧
力で1時間以上真空に吸引して封じ切り、ついで低温炉
10の温度を610℃、高温炉7の温度を1200℃に
すると低温炉10側に配置されているAsが蒸発して石
英管1の内部圧力がAsの蒸気圧となりこの状態でGa
Asの合成反応が行われる。次に融液形成炉8の温度を
1260℃に上昇させるとGaAsの一部が溶融して融
液帯(融液ゾーン)4が形成される。
第2図はGaAs溶融時の温度分布を示すもので横軸が
融液帯の位置X、縦軸が炉内温度(T℃)を示す。上述
の場合の温度特性は同図曲線Aに示すようになり、この
時のGaAs融液帯幅は100〜200mm、成長速度は
2〜7mm/時で単結晶の成長が行われた。
融液帯の位置X、縦軸が炉内温度(T℃)を示す。上述
の場合の温度特性は同図曲線Aに示すようになり、この
時のGaAs融液帯幅は100〜200mm、成長速度は
2〜7mm/時で単結晶の成長が行われた。
[考案が解決しようとする課題] 上述したように第4図に示す装置を用いてGaAs単結
晶の成長を行なわせた結果温度特性は第3図曲線Aに示
すようになり温度勾配が比較的大きいことが示されてい
るが、これは融液形成炉8の熱が界面制御炉9の方へ流
れたため固液界面近傍における温度勾配が大きくなった
ためで、これにより融液の対流が増大して固液界面が融
液側へ凹凸となり良好なGaAs単結晶の成長を防げる
現象が生じた。
晶の成長を行なわせた結果温度特性は第3図曲線Aに示
すようになり温度勾配が比較的大きいことが示されてい
るが、これは融液形成炉8の熱が界面制御炉9の方へ流
れたため固液界面近傍における温度勾配が大きくなった
ためで、これにより融液の対流が増大して固液界面が融
液側へ凹凸となり良好なGaAs単結晶の成長を防げる
現象が生じた。
本考案の目的は、融液形成炉より界面制御炉へ流れる熱
の移動を防止し、固液界面を安定にして高純度単結晶の
成長を行わせる化合物半導体単結晶製造装置を提供する
ことにある。
の移動を防止し、固液界面を安定にして高純度単結晶の
成長を行わせる化合物半導体単結晶製造装置を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は融液形成炉と界面制御炉との間に、融液形成炉
より界面制御炉へ放射される熱移動を防止して固液界面
を安定化させ単結晶を高純度に成長させる熱輻射遮蔽板
が設けてあることを特徴としており、高品質の単結晶が
得られるようにして目的の達成を計っている。
より界面制御炉へ放射される熱移動を防止して固液界面
を安定化させ単結晶を高純度に成長させる熱輻射遮蔽板
が設けてあることを特徴としており、高品質の単結晶が
得られるようにして目的の達成を計っている。
[作用] 本考案の化合物半導体単結晶製造装置では帯域溶融装置
を用いてGaAsの単結晶を成長させる場合、GaAs
の融液ゾーンを形成する融液形成炉と融液ゾーンと接す
る固液界面の温度を制御する界面制御炉との間に熱輻射
遮蔽板を取付け、融液形成炉から界面制御炉へ放射され
る熱移動を防止するようにしているので、固液界面にお
ける温度傾斜が緩やかとなり、高純度の単結晶を安定に
成長させることができる。
を用いてGaAsの単結晶を成長させる場合、GaAs
の融液ゾーンを形成する融液形成炉と融液ゾーンと接す
る固液界面の温度を制御する界面制御炉との間に熱輻射
遮蔽板を取付け、融液形成炉から界面制御炉へ放射され
る熱移動を防止するようにしているので、固液界面にお
ける温度傾斜が緩やかとなり、高純度の単結晶を安定に
成長させることができる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について図を用いて説明する。
第1図は本考案の化合物半導体単結晶製造装置の一実施
例を示す断面図、第2図は第1図を側方よりみた側面断
面図である。これらの図は第4図の場合と殆ど同一のも
のであるが異なるのは熱輻射遮蔽板11が設けられてい
る点にある。
第1図は本考案の化合物半導体単結晶製造装置の一実施
例を示す断面図、第2図は第1図を側方よりみた側面断
面図である。これらの図は第4図の場合と殆ど同一のも
のであるが異なるのは熱輻射遮蔽板11が設けられてい
る点にある。
本実施例の場合は熱輻射遮蔽板11を設けたことにより
融液形成炉8から界面制御炉9へ放射される輻射熱が遮
断される結果、温度特性は第3図曲線Bに示すようにな
り、固液界面X0における温度傾斜が0.5℃/cmと同
図曲線Aの場合の1℃/cmに比べて1/2に減少し、固
液界面が融液側に凸面となり、高純度単結晶を得ること
ができた。この場合得られたGaAs単結晶はGa、A
sの量等第4図の場合と同一条件において4.1kgであ
って種結晶側及び結晶尾部とも転位密度が104cm-2以
下の低転位結晶を得ることができた。
融液形成炉8から界面制御炉9へ放射される輻射熱が遮
断される結果、温度特性は第3図曲線Bに示すようにな
り、固液界面X0における温度傾斜が0.5℃/cmと同
図曲線Aの場合の1℃/cmに比べて1/2に減少し、固
液界面が融液側に凸面となり、高純度単結晶を得ること
ができた。この場合得られたGaAs単結晶はGa、A
sの量等第4図の場合と同一条件において4.1kgであ
って種結晶側及び結晶尾部とも転位密度が104cm-2以
下の低転位結晶を得ることができた。
尚熱輻射遮蔽板の材質としては断熱材が用いられるが、
この他炭化ケイ素(SiC)、酸化アルミニウム(Al
2O3)、アジ化アルミニウム(AlN)等のセラミッ
クスを用いてもよい。
この他炭化ケイ素(SiC)、酸化アルミニウム(Al
2O3)、アジ化アルミニウム(AlN)等のセラミッ
クスを用いてもよい。
又、水冷機能付きの冷却板を用いるのが最も良く固液界
面付近の温度勾配を殆ど零とすることができ、極めて安
定な界面を形成することができる。
面付近の温度勾配を殆ど零とすることができ、極めて安
定な界面を形成することができる。
[考案の効果] 以上述べたように本考案によれば次のような効果が得ら
れる。
れる。
(1)熱輻射遮蔽板を用いることによりGaAs単結晶成
長時における固液界面を安定化させ高純度の単結晶を得
ることができる。
長時における固液界面を安定化させ高純度の単結晶を得
ることができる。
(2)水平ブリッジマン方式(HB方式)や温度傾斜方式
(GF方式)に比べ結晶の長さ方向に均一な濃度を有す
るドーパント分布を得ることができ、各ウエハ間の特性
のバラツキを低減することができる。
(GF方式)に比べ結晶の長さ方向に均一な濃度を有す
るドーパント分布を得ることができ、各ウエハ間の特性
のバラツキを低減することができる。
(3)クローム(Cr)をドープした結晶のように偏析係
数の小さなドーパントを使用する場合は特に有効に適用
することができる。
数の小さなドーパントを使用する場合は特に有効に適用
することができる。
第1図は本考案の化合物半導体単結晶製造装置の一実施
例を示す帯域溶融装置の断面図、第2図は第1図の側面
断面図、第3図は温度分布特性図、第4図は従来装置の
断面図である。 1:石英管、 2:石英ボート、 3:GaAs、 4:融液ゾーン、 5:種結晶、 6:As、 7:高温炉、 8:融液形成炉、 9:界面制御炉、 10:低温炉、 11:熱輻射遮蔽板。
例を示す帯域溶融装置の断面図、第2図は第1図の側面
断面図、第3図は温度分布特性図、第4図は従来装置の
断面図である。 1:石英管、 2:石英ボート、 3:GaAs、 4:融液ゾーン、 5:種結晶、 6:As、 7:高温炉、 8:融液形成炉、 9:界面制御炉、 10:低温炉、 11:熱輻射遮蔽板。
Claims (1)
- 【請求項1】一端に原料を入れた石英ボートが配置され
他端には揮発性の構成元素が配置された石英管の周囲
に、前記石英ボートを加熱する融液形成炉及び界面制御
炉を有する高温炉と前記揮発性の構成元素を加熱する低
温炉とよりなる二連式電気炉が設けられており、前記石
英ボート内に融液帯を形成させ、該融液帯を移動させつ
つ単結晶を育成する化合物半導体単結晶製造装置におい
て、前記融液形成炉と前記界面制御炉との間に、前記融
液形成炉より前記界面制御炉へ放射される熱移動を防止
して固液界面を安定化させる熱輻射遮蔽板が設けてある
ことを特徴とする化合物半導体単結晶製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15187188U JPH069025Y2 (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 化合物半導体単結晶製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15187188U JPH069025Y2 (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 化合物半導体単結晶製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0274371U JPH0274371U (ja) | 1990-06-06 |
| JPH069025Y2 true JPH069025Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31426295
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15187188U Expired - Lifetime JPH069025Y2 (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 化合物半導体単結晶製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069025Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-11-22 JP JP15187188U patent/JPH069025Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0274371U (ja) | 1990-06-06 |
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