JPH068999Y2 - 金属板冷却用ノズル - Google Patents
金属板冷却用ノズルInfo
- Publication number
- JPH068999Y2 JPH068999Y2 JP380688U JP380688U JPH068999Y2 JP H068999 Y2 JPH068999 Y2 JP H068999Y2 JP 380688 U JP380688 U JP 380688U JP 380688 U JP380688 U JP 380688U JP H068999 Y2 JPH068999 Y2 JP H068999Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- pressure equalizing
- slit
- header
- nozzle portion
- Prior art date
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- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は金属板冷却用ノズルに係り、特に200〜1000℃
の温度に加熱された金属板を焼入,制御冷却あるいは高
速冷却等すべく水平に置かれて停止あるいは移動してい
る金属板上にその上方300〜2000mmから冷却液を流出す
るための金属板冷却用ノズルに関するものである。
の温度に加熱された金属板を焼入,制御冷却あるいは高
速冷却等すべく水平に置かれて停止あるいは移動してい
る金属板上にその上方300〜2000mmから冷却液を流出す
るための金属板冷却用ノズルに関するものである。
[従来の技術] 従来、加熱された金属板上にその上方から冷却液を流出
して冷却する金属板冷却用ノズルとしては、圧力噴射
型、パイプラミナー型及びスリットラミナー型等があっ
た。
して冷却する金属板冷却用ノズルとしては、圧力噴射
型、パイプラミナー型及びスリットラミナー型等があっ
た。
第5図は代表例としてスリットラミナー型の冷却用ノズ
ルを示すものである。図示するように、冷却用ノズル1
は密閉された中空直方体の容器にて形成されたヘッダ2
と、このヘッダ2の側壁下方に設けられた冷却液供給口
3と、上記ヘッダ2内から垂下されたスリットノズル部
4とからなっている。このスリットノズル部4の直下に
は水平に置かれた金属板5が停止或は移動されている。
尚、図中Lはノズル部4の入口からヘッダ2の天井まで
の距離を示し、Sはノズル部4の隙間を示すものであ
る。
ルを示すものである。図示するように、冷却用ノズル1
は密閉された中空直方体の容器にて形成されたヘッダ2
と、このヘッダ2の側壁下方に設けられた冷却液供給口
3と、上記ヘッダ2内から垂下されたスリットノズル部
4とからなっている。このスリットノズル部4の直下に
は水平に置かれた金属板5が停止或は移動されている。
尚、図中Lはノズル部4の入口からヘッダ2の天井まで
の距離を示し、Sはノズル部4の隙間を示すものであ
る。
この冷却用ノズル1の冷却液供給口3から供給された冷
却液はヘッダ2内で均圧化され、スリットノズル部4よ
り金属板5上に流出され、これを冷却する。
却液はヘッダ2内で均圧化され、スリットノズル部4よ
り金属板5上に流出され、これを冷却する。
上記圧力噴射型の冷却用ノズルにあっては、上記スリッ
トノズル部4に相当する部分が圧力噴射ノズル部となっ
ており、上記パイプラミナー型の冷却用ノズルにあって
は、上記スリットノズル部4に相当する部分が複数のパ
イプノズル部になっている。
トノズル部4に相当する部分が圧力噴射ノズル部となっ
ており、上記パイプラミナー型の冷却用ノズルにあって
は、上記スリットノズル部4に相当する部分が複数のパ
イプノズル部になっている。
[考案が解決しようとする課題] これらの冷却用ノズルにあっては次のような問題点があ
った。
った。
スリットラミナー型の冷却用ノズルにあっては、ヘッダ
2内の液位,圧力の均一性が金属板5への流出量分布に
直接関係し、ヘッダ2の容量を大きくする必要があると
共に、流出量の可変幅が100〜80%と狭いという問題が
あった。
2内の液位,圧力の均一性が金属板5への流出量分布に
直接関係し、ヘッダ2の容量を大きくする必要があると
共に、流出量の可変幅が100〜80%と狭いという問題が
あった。
また、スリットノズル部4からの流出量が少ないとスリ
ットの隙間に空気が入り、ノズル部4の幅方向に冷却液
が均一に流れなくなったり、極めて不安定な流れになる
という問題があった。
ットの隙間に空気が入り、ノズル部4の幅方向に冷却液
が均一に流れなくなったり、極めて不安定な流れになる
という問題があった。
更に、冷却液供給口3からの冷却液の供給を止めても、
ノズル部4の入口からヘッダ2の天井までの距離Lに対
して残冷却液の体積が大きいので、開閉弁(図示せず)
の閉成から冷却液の流出停止までの時間が長くなるとい
う問題があった。
ノズル部4の入口からヘッダ2の天井までの距離Lに対
して残冷却液の体積が大きいので、開閉弁(図示せず)
の閉成から冷却液の流出停止までの時間が長くなるとい
う問題があった。
また更に、ノズル部4の幅の大きい例えば1m〜5mの
幅のノズル部4を有するスリットラミナー型冷却用ノズ
ルにあってはノズル部4の隙間Sを均一に保てないた
め、ノズル部4の幅方向の流出量分布が悪いという問題
があった。
幅のノズル部4を有するスリットラミナー型冷却用ノズ
ルにあってはノズル部4の隙間Sを均一に保てないた
め、ノズル部4の幅方向の流出量分布が悪いという問題
があった。
圧力噴射型の冷却用ノズルにあっては、圧力噴射ノズル
部の先端から金属板表面までの距離が、例えば300mm以
上と大きくなると、噴射される冷却液が拡大して冷却率
が低下するという問題があった。
部の先端から金属板表面までの距離が、例えば300mm以
上と大きくなると、噴射される冷却液が拡大して冷却率
が低下するという問題があった。
パイプラミナー型の冷却用ノズルにあっては、ラミナー
フローが金属板上で円形に拡大していくため、隣接され
たパイプノズル部から流出される冷却液が互いに干渉を
生じて冷却能力が低下するという問題があった。
フローが金属板上で円形に拡大していくため、隣接され
たパイプノズル部から流出される冷却液が互いに干渉を
生じて冷却能力が低下するという問題があった。
また、パイプノズル部の幅方向の流出量分布を変化させ
ることや、その清掃を行うことが困難であるという問題
があった。
ることや、その清掃を行うことが困難であるという問題
があった。
上述の如き問題点に鑑みて本考案は、特に冷却液の流出
を安定化することができると共に、ノズル部の幅方向の
流出量分布を均一化することができる金属板の冷却用ノ
ズルを提供することを目的とするものである。
を安定化することができると共に、ノズル部の幅方向の
流出量分布を均一化することができる金属板の冷却用ノ
ズルを提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 従来技術における課題を解決すべく本考案は、冷却液を
貯留するヘッダと、このヘッダ上に設けられ、これより
小さな容量を有する均圧室と、これらヘッダと均圧室と
を連通する均圧孔と、上記均圧室の側部から垂下された
スリット空間を有するノズル部と、このノズル部のスリ
ット空間を縦列に仕切る複数の仕切板と、これら仕切板
によって仕切られたノズル部のスリット空間と上記均圧
室とを夫々連通するノズル部とからなり、上記ノズル部
のスリット空間のノズル孔近傍のスリット幅をノズル部
出口のスリット幅の3〜10倍の幅になるように形成した
ものである。
貯留するヘッダと、このヘッダ上に設けられ、これより
小さな容量を有する均圧室と、これらヘッダと均圧室と
を連通する均圧孔と、上記均圧室の側部から垂下された
スリット空間を有するノズル部と、このノズル部のスリ
ット空間を縦列に仕切る複数の仕切板と、これら仕切板
によって仕切られたノズル部のスリット空間と上記均圧
室とを夫々連通するノズル部とからなり、上記ノズル部
のスリット空間のノズル孔近傍のスリット幅をノズル部
出口のスリット幅の3〜10倍の幅になるように形成した
ものである。
[作用] 上述の如く構成され、冷却液はヘッダ内に供給され1次
的に均圧化される。このヘッダ内に貯留された冷却液は
均圧孔を通過することにより整流され均圧室内で2次的
に均圧化される。そして、均圧室内で均圧化された冷却
液は均圧室の側部から垂下されたスリット空間を有する
ノズル部にこれらを連通するノズル孔を通過することに
より流量精度良く導入され3次的に均圧される。このノ
ズル部のスリット空間にはこれを縦列に仕切る複数の仕
切板が設けられているので、金属板上にノズル部の幅方
向に沿って均一に冷却液が流出されるものである。
的に均圧化される。このヘッダ内に貯留された冷却液は
均圧孔を通過することにより整流され均圧室内で2次的
に均圧化される。そして、均圧室内で均圧化された冷却
液は均圧室の側部から垂下されたスリット空間を有する
ノズル部にこれらを連通するノズル孔を通過することに
より流量精度良く導入され3次的に均圧される。このノ
ズル部のスリット空間にはこれを縦列に仕切る複数の仕
切板が設けられているので、金属板上にノズル部の幅方
向に沿って均一に冷却液が流出されるものである。
さらに、ノズル部のスリット空間のノズル孔近傍のスリ
ット幅がノズル部出口のスリット幅の3〜10倍の幅にな
るように形成されたので、流量絞り比が従来に比べて著
しく向上するものである。
ット幅がノズル部出口のスリット幅の3〜10倍の幅にな
るように形成されたので、流量絞り比が従来に比べて著
しく向上するものである。
[実施例] 以下に考案の金属板冷却用ノズルの一実施例を添付図面
に基づいて詳述する。
に基づいて詳述する。
第1図乃至第3図に示す如く、冷却用ノズル10の本体
は密閉された中空直方体の容器にて形成されたヘッダ1
1からなっている。このヘッダ11の一方の側部壁の下
方には冷却液供給口12が形成されている。また、ヘッ
ダ11の上部にはこれより小さな容積を有する中空直方
体の容器にて形成された均圧室13が設けられている。
この均圧室13は上記冷却液供給口12と反対側に位置
され、その底部壁はヘッダ11の上部壁14を兼用して
いる。これらヘッダ11及び均圧室13は第1図の紙面
に対して垂直な方向をノズルの幅方向として、該幅方向
に長く形成されている。上記ヘッダ11の上部壁14の
ヘッダ11と均圧室13とを隔てている部分には、これ
らを連通させる均圧孔15が形成されている。この均圧
孔15は上記幅方向に沿って一列に複数個形成されてい
る。この均圧孔15の開口面積はヘッダ11の横断面積
よりも十分小さく形成されている。そして、上記均圧室
13の横断面積は均圧孔15の開口面積よりも十分大き
く、例えば均圧孔15の開口面積の3〜4倍に形成され
ている。また、この均圧室13の側部から垂下されてノ
ズル部16が形成されている。このノズル部16は内部
がスリット空間となるように上部及び四側方が閉塞され
て形成され、その底部は開口されて冷却用ノズル10の
冷却液流出口17になっている。このノズル部16の上
部壁18は上記均圧室13の上部壁を延出させて形成さ
れている。また、ノズル部16の後方の側部壁19は上
記ヘッダ11及び均圧室13の側部壁と兼用するように
形成されている。更に、ノズル部16の幅方向の長さは
上記ヘッダ11及び均圧室13の幅方向の長さと一致し
ている。このノズル部16の幅方向がスリットの長さ方
向となり、ノズル部16の前後方向がスリットの幅方向
となる。そして、上記ノズル部16の後方の側部壁19
のノズル部16と均圧室13とを隔てている部分には、
これらを連通させるノズル孔20が形成されている。こ
のノズル孔20は上記ノズル部16の幅方向に沿って複
数個形成されている。このノズル孔20は相隣接する上
記均圧孔15の丁度中心に位置されており、ノズル孔2
0の数は均圧孔15の数+1となっている。更に、ノズル
孔20の開口面積は均圧孔15の開口面積の略2/3〜1/5
程度に形成されている。上記ノズル部16はそのスリッ
ト空間のノズル孔20近傍のスリット幅S1が上記冷却
液流出口17のスリット幅S2の3〜10倍になるように
形成されている。第1図に示す如く、スリット空間を区
画するノズル部16の前方の側部壁22はノズル孔20
近傍及び4冷却液流出口17近傍の部分が後方の側部壁
19と平行に形成されている。上記ノズル孔20近傍の
スリット幅S1を冷却液流出口17のスリット幅S2よ
りも拡幅するため、上記前方の側部壁19の上記ノズル
孔20近傍の後方の側部壁19と平行な部分より下方を
順次縮幅して傾斜させて形成し、上記冷却液流出口17
のスリット幅S2となるように形成している。
は密閉された中空直方体の容器にて形成されたヘッダ1
1からなっている。このヘッダ11の一方の側部壁の下
方には冷却液供給口12が形成されている。また、ヘッ
ダ11の上部にはこれより小さな容積を有する中空直方
体の容器にて形成された均圧室13が設けられている。
この均圧室13は上記冷却液供給口12と反対側に位置
され、その底部壁はヘッダ11の上部壁14を兼用して
いる。これらヘッダ11及び均圧室13は第1図の紙面
に対して垂直な方向をノズルの幅方向として、該幅方向
に長く形成されている。上記ヘッダ11の上部壁14の
ヘッダ11と均圧室13とを隔てている部分には、これ
らを連通させる均圧孔15が形成されている。この均圧
孔15は上記幅方向に沿って一列に複数個形成されてい
る。この均圧孔15の開口面積はヘッダ11の横断面積
よりも十分小さく形成されている。そして、上記均圧室
13の横断面積は均圧孔15の開口面積よりも十分大き
く、例えば均圧孔15の開口面積の3〜4倍に形成され
ている。また、この均圧室13の側部から垂下されてノ
ズル部16が形成されている。このノズル部16は内部
がスリット空間となるように上部及び四側方が閉塞され
て形成され、その底部は開口されて冷却用ノズル10の
冷却液流出口17になっている。このノズル部16の上
部壁18は上記均圧室13の上部壁を延出させて形成さ
れている。また、ノズル部16の後方の側部壁19は上
記ヘッダ11及び均圧室13の側部壁と兼用するように
形成されている。更に、ノズル部16の幅方向の長さは
上記ヘッダ11及び均圧室13の幅方向の長さと一致し
ている。このノズル部16の幅方向がスリットの長さ方
向となり、ノズル部16の前後方向がスリットの幅方向
となる。そして、上記ノズル部16の後方の側部壁19
のノズル部16と均圧室13とを隔てている部分には、
これらを連通させるノズル孔20が形成されている。こ
のノズル孔20は上記ノズル部16の幅方向に沿って複
数個形成されている。このノズル孔20は相隣接する上
記均圧孔15の丁度中心に位置されており、ノズル孔2
0の数は均圧孔15の数+1となっている。更に、ノズル
孔20の開口面積は均圧孔15の開口面積の略2/3〜1/5
程度に形成されている。上記ノズル部16はそのスリッ
ト空間のノズル孔20近傍のスリット幅S1が上記冷却
液流出口17のスリット幅S2の3〜10倍になるように
形成されている。第1図に示す如く、スリット空間を区
画するノズル部16の前方の側部壁22はノズル孔20
近傍及び4冷却液流出口17近傍の部分が後方の側部壁
19と平行に形成されている。上記ノズル孔20近傍の
スリット幅S1を冷却液流出口17のスリット幅S2よ
りも拡幅するため、上記前方の側部壁19の上記ノズル
孔20近傍の後方の側部壁19と平行な部分より下方を
順次縮幅して傾斜させて形成し、上記冷却液流出口17
のスリット幅S2となるように形成している。
また、上記ノズル部16にはスリット空間を上記幅方向
に沿って縦列に仕切る複数の仕切板21が設けられてい
る。これら仕切板21は均圧孔15と同じ数だけ設けら
れており、相隣接するノズル孔20間を区分している。
すなわち、ノズル部16のスリット空間は仕切板21に
よってノズル孔20と同数の部屋に区分され、各々の部
屋と上記均圧室13とは夫々ノズル孔20にて連通され
ている。この仕切板21は第2図に示す如く、正面から
見てノズル孔20の近傍は拡幅され例えば15mmに形成さ
れ、冷却液流出口17の近傍は縮幅され例えば5mm以下
に形成されている。また、仕切板21は側面から見る
と、スリットの幅方向断面と同一形状を呈している。ま
た、ノズル部16の上記前方の側部壁22は着脱自在に
形成され、仕切板21に形成されたボルト孔23にボル
ト24を締結することにより前方の側部壁22は仕切板
21に固定されている。
に沿って縦列に仕切る複数の仕切板21が設けられてい
る。これら仕切板21は均圧孔15と同じ数だけ設けら
れており、相隣接するノズル孔20間を区分している。
すなわち、ノズル部16のスリット空間は仕切板21に
よってノズル孔20と同数の部屋に区分され、各々の部
屋と上記均圧室13とは夫々ノズル孔20にて連通され
ている。この仕切板21は第2図に示す如く、正面から
見てノズル孔20の近傍は拡幅され例えば15mmに形成さ
れ、冷却液流出口17の近傍は縮幅され例えば5mm以下
に形成されている。また、仕切板21は側面から見る
と、スリットの幅方向断面と同一形状を呈している。ま
た、ノズル部16の上記前方の側部壁22は着脱自在に
形成され、仕切板21に形成されたボルト孔23にボル
ト24を締結することにより前方の側部壁22は仕切板
21に固定されている。
次に、上記実施例における作用を述べる。
冷却液は冷却液供給口12からヘッダ11内に供給さ
れ、ヘッダ11と均圧室13との間に形成された均圧孔
15を経由して均圧室13内に導入され、さらに均圧室
13とノズル部16との間に形成されたノズル孔20を
経由してノズル部16内に導入され、その冷却液流出口
17から下向きに流出され加熱された金属板を冷却す
る。
れ、ヘッダ11と均圧室13との間に形成された均圧孔
15を経由して均圧室13内に導入され、さらに均圧室
13とノズル部16との間に形成されたノズル孔20を
経由してノズル部16内に導入され、その冷却液流出口
17から下向きに流出され加熱された金属板を冷却す
る。
上記ヘッダ11は冷却液の流れをできるだけ乱さない流
速にして1次的に均圧化する。しかし、ヘッダ11の寸
法等の制約から例えば0.5m/sのような低速にすること
はできず、未だ流れの乱れは残る。そこで、ヘッダ11
の上部にこれより小さな容積を有する均圧室13を設
け、これらを均圧孔15で連通する。この均圧孔15の
開口面積は、ヘッダ11の横断面積よりも小さく形成さ
れているため、均圧孔15は流れを整流して2次的に均
圧化して均圧室13内に冷却液が導入される。この均圧
室13内には仕切板は設けられておらず、均圧室13の
横断面積は均圧孔15よりも十分大きく、例えば均圧孔
15の3〜4倍に形成されているので、相隣接する均圧
孔15を通過する冷却液の小さな圧力差をなくする。加
えて、均圧室13の容積がヘッダ11の容積よりも小さ
く形成されているので、冷却液の供給を停止した時の流
れの停止時間を短くしている。
速にして1次的に均圧化する。しかし、ヘッダ11の寸
法等の制約から例えば0.5m/sのような低速にすること
はできず、未だ流れの乱れは残る。そこで、ヘッダ11
の上部にこれより小さな容積を有する均圧室13を設
け、これらを均圧孔15で連通する。この均圧孔15の
開口面積は、ヘッダ11の横断面積よりも小さく形成さ
れているため、均圧孔15は流れを整流して2次的に均
圧化して均圧室13内に冷却液が導入される。この均圧
室13内には仕切板は設けられておらず、均圧室13の
横断面積は均圧孔15よりも十分大きく、例えば均圧孔
15の3〜4倍に形成されているので、相隣接する均圧
孔15を通過する冷却液の小さな圧力差をなくする。加
えて、均圧室13の容積がヘッダ11の容積よりも小さ
く形成されているので、冷却液の供給を停止した時の流
れの停止時間を短くしている。
また、均圧室13とノズル部16との間に形成されたノ
ズル孔20の開口面積は上記均圧孔15の開口面積の略
2/3〜1/5程度に小さく形成されているので、このノズル
孔20により3次的に均圧化を図った後にノズル部20
内に冷却液が導入される。従って、ノズル部16の冷却
液流出口17からは冷却液が極めて均一な圧力で流出さ
れることになる。
ズル孔20の開口面積は上記均圧孔15の開口面積の略
2/3〜1/5程度に小さく形成されているので、このノズル
孔20により3次的に均圧化を図った後にノズル部20
内に冷却液が導入される。従って、ノズル部16の冷却
液流出口17からは冷却液が極めて均一な圧力で流出さ
れることになる。
更に、ノズル部16のスリット空間は仕切板21で複数
の部屋に区分され、これらは夫々ノズル孔20により均
圧室13と連通されているので、各ノズル孔20からの
流れは区分された部屋内で独立して流れ、従来のスリッ
トラミナー型冷却用ノズルのように冷却液が幅方向で干
渉することがない。そして、この仕切板21はノズル孔
20近傍が拡幅され、冷却液流出口17近傍で縮幅され
ているので、冷却液はノズル部16の区分された部屋内
で夫々拡大流となり、上記冷却液流出口17では幅方向
に切れ目のない液流となり、スリットラミナー型冷却用
ノズルの正常時の液流の如く幅方向に連続した液流とな
って下方に流出される。
の部屋に区分され、これらは夫々ノズル孔20により均
圧室13と連通されているので、各ノズル孔20からの
流れは区分された部屋内で独立して流れ、従来のスリッ
トラミナー型冷却用ノズルのように冷却液が幅方向で干
渉することがない。そして、この仕切板21はノズル孔
20近傍が拡幅され、冷却液流出口17近傍で縮幅され
ているので、冷却液はノズル部16の区分された部屋内
で夫々拡大流となり、上記冷却液流出口17では幅方向
に切れ目のない液流となり、スリットラミナー型冷却用
ノズルの正常時の液流の如く幅方向に連続した液流とな
って下方に流出される。
また更に、ノズル部16の前方の側部壁22はボルト締
結により仕切板21に着脱自在に装着されているので、
この前方の側部壁22は軽量化することができ、該側部
壁22の変形が少ないためノズル部16の隙間を均一に
保つことができる。そして、この前方の側部壁22を取
り外せばノズル部16内の清掃を容易に行うことができ
る。加えて、ノズル部16内に仕切板21が設けられ、
スリット空間が区分されたことにより、絞り比を100〜4
0%程度に大きくすることができた。
結により仕切板21に着脱自在に装着されているので、
この前方の側部壁22は軽量化することができ、該側部
壁22の変形が少ないためノズル部16の隙間を均一に
保つことができる。そして、この前方の側部壁22を取
り外せばノズル部16内の清掃を容易に行うことができ
る。加えて、ノズル部16内に仕切板21が設けられ、
スリット空間が区分されたことにより、絞り比を100〜4
0%程度に大きくすることができた。
また、上記ノズル部16のスリット空間の冷却液流出口
17のスリット幅S2に対してノズル孔20近傍のスリ
ット幅S1を拡幅して形成すると、冷却液流出口17の
液流が安定化し、ノズル部16内への空気の侵入による
液流の乱れや液膜の切れが防止されることが判った。す
なわち第4図に示す如く、ノズル部16のスリット幅を
S1/S2=1に設定すると、安定絞りは1.0〜0.4とな
り約半分までしか流量を低下させることができない。し
かし、S1/S2=3に設定すると安定絞りは1.0〜0.3
となり、又S1/S2=10に設定すると安定絞りは1.0
〜0.1となるので、安定液量範囲が著しく拡大された。
ここで、S1/S2<3では流量は少ししか低下せず、
S1/S2<10とすると、ノズル部16内の液量が過大
になり液切れ時間が長くなり、又絞り比が向上せず、冷
却用ノズル10の重量が増加し、ノズル部16内に一度
空気が侵入すると空気抜きを必要とする等の問題が生じ
る。従って、ノズル部16のスリット幅はS1/S2を
3〜10に設定するのが実用化範囲であった。
17のスリット幅S2に対してノズル孔20近傍のスリ
ット幅S1を拡幅して形成すると、冷却液流出口17の
液流が安定化し、ノズル部16内への空気の侵入による
液流の乱れや液膜の切れが防止されることが判った。す
なわち第4図に示す如く、ノズル部16のスリット幅を
S1/S2=1に設定すると、安定絞りは1.0〜0.4とな
り約半分までしか流量を低下させることができない。し
かし、S1/S2=3に設定すると安定絞りは1.0〜0.3
となり、又S1/S2=10に設定すると安定絞りは1.0
〜0.1となるので、安定液量範囲が著しく拡大された。
ここで、S1/S2<3では流量は少ししか低下せず、
S1/S2<10とすると、ノズル部16内の液量が過大
になり液切れ時間が長くなり、又絞り比が向上せず、冷
却用ノズル10の重量が増加し、ノズル部16内に一度
空気が侵入すると空気抜きを必要とする等の問題が生じ
る。従って、ノズル部16のスリット幅はS1/S2を
3〜10に設定するのが実用化範囲であった。
[考案の効果] 以上要するに本考案によれば次の如き優れた効果を発揮
する。
する。
(1)ヘッダ上にこれより小さな容積を有し、均圧孔で連
通された均圧室が設けられたので、冷却液の流れが均圧
孔により整流化され、ヘッダ内の流れの乱れの干渉を小
さくすることができ冷却液の流れを安定化させ、さらに
冷却液の流出停止時の動作を早くすることができる。
通された均圧室が設けられたので、冷却液の流れが均圧
孔により整流化され、ヘッダ内の流れの乱れの干渉を小
さくすることができ冷却液の流れを安定化させ、さらに
冷却液の流出停止時の動作を早くすることができる。
(2)均圧室の側部から垂下された冷却液を流出するため
のノズル部にこれらを連通するノズル孔から冷却液を導
入するので、ノズル部の流量精度を極めて向上させるこ
とができる。
のノズル部にこれらを連通するノズル孔から冷却液を導
入するので、ノズル部の流量精度を極めて向上させるこ
とができる。
(3)ノズル部のスリット空間にこれを縦列に仕切る複数
の仕切板が設けられ、これら仕切板によって仕切られた
ノズル部のスリット空間と均圧室とがノズル孔によって
夫々連通されたので、ノズル部の幅方向の流れの干渉が
なくなり、ノズル部の幅の大きいものでも上記ノズル孔
により幅方向の流量分布を均一にすることができる。
の仕切板が設けられ、これら仕切板によって仕切られた
ノズル部のスリット空間と均圧室とがノズル孔によって
夫々連通されたので、ノズル部の幅方向の流れの干渉が
なくなり、ノズル部の幅の大きいものでも上記ノズル孔
により幅方向の流量分布を均一にすることができる。
従って、ノズル部の幅方向の干渉の少ないスリット型の
流れとなり流量絞り比を向上させることができる。
流れとなり流量絞り比を向上させることができる。
(4)ノズル部のスリット空間のノズル孔近傍のスリット
幅をノズル部出口のスリット幅の3〜10倍の幅になるよ
う形成したので、流量絞り比を向上させることができ、
流量制御範囲を従来の1/3〜1/10に拡大することができ
る。
幅をノズル部出口のスリット幅の3〜10倍の幅になるよ
う形成したので、流量絞り比を向上させることができ、
流量制御範囲を従来の1/3〜1/10に拡大することができ
る。
第1図は本考案の金属板冷却用ノズルの一実施例を示す
側断面図、第2図は第1図のII−II線矢視図、第3図は
第1図の一部破断正面図、第4図はスリット幅と液量絞
りとの関係を示すグラフ、第5図は従来の金属板冷却用
ノズルを示す側断面図である。 図中、10は冷却用ノズル、11はヘッダ、13は均圧
室、15は均圧孔、16はノズル部、20はノズル孔、
21は仕切板、S1はノズル孔近傍のスリット幅、S2
は冷却液流出口のスリット幅である。
側断面図、第2図は第1図のII−II線矢視図、第3図は
第1図の一部破断正面図、第4図はスリット幅と液量絞
りとの関係を示すグラフ、第5図は従来の金属板冷却用
ノズルを示す側断面図である。 図中、10は冷却用ノズル、11はヘッダ、13は均圧
室、15は均圧孔、16はノズル部、20はノズル孔、
21は仕切板、S1はノズル孔近傍のスリット幅、S2
は冷却液流出口のスリット幅である。
Claims (1)
- 【請求項1】冷却液を貯留するヘッダと、該ヘッダ上に
設けられ、これより小さな容量を有する均圧室と、これ
らヘッダと均圧室とを連通する均圧孔と、上記均圧室の
側部から垂下されたスリット空間を有するノズル部と、
該ノズル部のスリット空間を縦列に仕切る複数の仕切板
と、これら仕切板によって仕切られたノズル部のスリッ
ト空間と上記均圧室とを夫々連通するノズル孔とからな
り、上記ノズル部のスリット空間のノズル孔近傍のスリ
ット幅をノズル部出口のスリット幅の3〜10倍の幅にな
るように形成したことを特徴とする金属板冷却用ノズ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP380688U JPH068999Y2 (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 金属板冷却用ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP380688U JPH068999Y2 (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 金属板冷却用ノズル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01110251U JPH01110251U (ja) | 1989-07-25 |
| JPH068999Y2 true JPH068999Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31205766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP380688U Expired - Lifetime JPH068999Y2 (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 金属板冷却用ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068999Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20140112087A (ko) * | 2012-02-02 | 2014-09-22 | 에스엠에스 지마크 악티엔게젤샤프트 | 압연롤 또는 금속 스트립을 냉각하기 위한 유동의 교정 장치 |
-
1988
- 1988-01-18 JP JP380688U patent/JPH068999Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20140112087A (ko) * | 2012-02-02 | 2014-09-22 | 에스엠에스 지마크 악티엔게젤샤프트 | 압연롤 또는 금속 스트립을 냉각하기 위한 유동의 교정 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01110251U (ja) | 1989-07-25 |
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