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JPH0683053A - 感光性樹脂組成物 - Google Patents

感光性樹脂組成物

Info

Publication number
JPH0683053A
JPH0683053A JP25198192A JP25198192A JPH0683053A JP H0683053 A JPH0683053 A JP H0683053A JP 25198192 A JP25198192 A JP 25198192A JP 25198192 A JP25198192 A JP 25198192A JP H0683053 A JPH0683053 A JP H0683053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
polymer
parts
active halogen
photosensitive resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP25198192A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Tanabe
隆喜 田辺
Hozumi Sato
穂積 佐藤
Noboru Oshima
昇 大嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Synthetic Rubber Co Ltd filed Critical Japan Synthetic Rubber Co Ltd
Priority to JP25198192A priority Critical patent/JPH0683053A/ja
Publication of JPH0683053A publication Critical patent/JPH0683053A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水に対する膨潤が少なく、強度低下や寸法の
変化が少ないのにもかかわらず、水現像性を有している
感光性樹脂組成物を提供する。 【構成】 活性ハロゲン含有重合体(I)、光重合性不
飽和単量体(II) 、アミノ基含有化合物(III)、および
光重合開始剤(IV) を含有することを特徴とする感光性
樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光性樹脂組成物に関
し、さらに詳細には水による膨潤が少なく強度低下、寸
法変化の小さいにもかかわらず水による現像が可能であ
る感光性樹脂組成物に関する。
【0002】従来、感光性樹脂組成物は、フォトレジス
ト、インキ、印刷版などに広く利用されているが、フォ
トレジストや印刷版の多くが現像時に有機溶剤を使用し
ている。近年、作業時の安全性、健康上の問題に加え、
環境に及ぼす有機溶剤の影響が問題となっており、より
安全な水による現像が可能な感光性樹脂組成物が望まれ
ている。このような要求に対し、例えば水溶性ポリマー
をベース材料とした感光性樹脂組成物が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では組成物の水に対する親和性が高く、膨潤による
強度低下や寸法の変化が生じ、その結果、例えばレジス
トの寸法精度の低下や印刷版の耐刷性、印刷品質の低下
を招くなどの問題がある。本発明は、このような技術的
課題を背景になされたもので、水に対する膨潤が少な
く、強度低下や寸法の変化が少ないにもかかわらず、水
現像性を有している感光性樹脂組成物を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、活性ハロゲン
含有重合体(I)、光重合性不飽和単量体(II) 、アミ
ノ基含有化合物(III)、および光重合開始剤(IV) を含
有することを特徴とする感光性樹脂組成物を提供するも
のである。
【0005】本発明の活性ハロゲン含有重合体(I)
は、重合体を生成した後にハロゲン化する方法、または
活性ハロゲン含有単量体を共重合する方法によって作成
することができる。この活性ハロゲン含有重合体(I)
を構成する単量体成分としては、例えば(A)重合性単
量体10〜95重量%、好ましくは30〜80重量%、
(B)多官能重合性単量体0.1〜20重量%、好まし
くは0.5〜10重量%、および(C)活性ハロゲン含
有単量体1〜60重量%、好ましくは5〜40重量%
〔ただし、(A)+(B)+(C)=100重量%〕が
挙げられる。
【0006】ここで、活性ハロゲン含有重合体(I)を
構成する(A)重合性単量体としては、例えばブタジエ
ン、イソブチレンなどの1,3ジエン系化合物、メチル
メタクリレート、エチルアクリレート、n−ブチルアク
リレートなどのアルキルアクリレートまたはアルキルメ
タクリレート化合物、スチレン、α−メチルスチレンな
どの芳香物ビニル化合物、塩化ビニル、フッ化ビニリデ
ン、トリフルオロエチレンなどのハロゲン化オレフィン
類、酢酸ビニルなどのビニルエステル類、アクリロニト
リル、メタクリロニトリルなどの不飽和ニトリル化合
物、アクリルアミド、メタクリルアミドなどが挙げられ
る。(A)重合性単量体の含有量は、(A)〜(C)成
分中に10〜95重量%、好ましくは30〜80重量%
である。(A)成分の含有量が10重量%未満では光硬
化した後の組成物重合体の強度が低く、一方95重量%
を超えると感光性樹脂組成物の水現像性が劣る。
【0007】また、活性ハロゲン含有重合体(I)を構
成する(B)多官能重合性単量体としては、例えばエチ
レングリコールジメタクリレート、エチレングリコール
ジアクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリ
レート、プロピレングリコールジメタクリレート、プロ
ピレングリコールジアクリレート、ジビニルベンゼン、
トリビニルベンゼンなどが挙げられる。これらの(B)
多官能重合性単量体は、単独あるいは2種以上混合して
用いることができる。(B)多官能重合性単量体の含有
量は、(A)〜(C)成分中に0.1〜20重量%、好
ましくは0.5〜10重量%である。(B)成分の含有
量が0.1重量%未満では組成物の水現像性が劣り、一
方20重量%を超えると活性ハロゲン含有重合体(I)
と光重合性不飽和単量体(II) との相溶性が悪く加工性
が悪化し、また光硬化した後の組成物重合体の強度低下
が著しい。
【0008】さらに、活性ハロゲン含有重合体(I)を
構成する(C)活性ハロゲン含有単量体は、含有するハ
ロゲン原子がアンモニア、アミン化合物などと反応して
塩を形成する化合物であり、具体的にはクロロメチルス
チレン、ブロモメチルスチレン、ヨウ化メチルスチレン
などのハロメチルスチレン、クロロメチル−α−メチル
スチレン、ブロモメチル−α−メチルスチレン、ヨウ化
メチル−α−メチルスチレンなどのハロメチル−α−ア
ルキルスチレン、ビニルクロロアセテート、ビニルクロ
ロプロピオネートなどの活性ハロゲン含有ビニルエステ
ル、アリルクロロアセテート、アリルクロロプロピオネ
ートなどの活性ハロゲン含有アリルエステル、クロロメ
チルビニルケトン、クロロエチルビニルケトンなどの活
性ハロゲン含有ビニルケトンなどが挙げられる。これら
の(C)活性ハロゲン含有不飽和単量体は、単独あるい
は2種以上混合して用いることができる。(C)活性ハ
ロゲン含有単量体の含有量は、(A)〜(C)成分中に
1〜60重量%で、好ましくは5〜40重量%である。
(C)成分の含有量が1重量%未満では組成物の水現像
性が不充分であり、一方60重量%を超えると光硬化後
の組成物重合体の耐水性に劣り、強度低下や寸法変化を
もたらしやすい。
【0009】なお、本発明の活性ハロゲン含有重合体
(I)は、公知の方法、例えばラジカル重合、アニオン
重合、カチオン重合、配位重合、重縮合などで作成する
ことができ、さらに得られたポリマーの水素添加物を用
いることもできる。また、共重合体の構造として、ラン
ダム共重合体、ブロック共重合体、グラフト共重合体な
どの構造を取ることができる。
【0010】また、本発明の活性ハロゲン含有重合体
(I)は、粒子状重合体であることが好ましい。粒子状
重合体の粒子表面を親水化し、粒子内部を疎水化するこ
とによって、感光性樹脂組成物の耐水性と水現像性はさ
らに向上する。この粒子状重合体を得るには、多官能重
合性単量体を共重合成分としてラジカル開始剤を用いた
乳化重合法あるいは懸濁重合法により粒子状共重合体と
して作成されるが、粒子の大きさ、粒子サイズの均一さ
から乳化重合法を用いるのが望ましい。各単量体やラジ
カル開始剤などの重合薬剤は、反応開始時に全量添加し
ても良いし、反応開始後任意に分けて添加してもよい。
重合は0〜60℃において酸素を除去した反応器中で行
われるが、反応途中で温度や撹拌などの操作条件を任意
に変更することができる。重合方式は、連続式、回分式
のいずれも可能である。
【0011】ラジカル開始剤としては、ベンゾイルペル
オキシド、クメンハイドロペルオキシド、パラメンタン
ハイドロペルオキシド、ラウロイルペルオキシドなどの
有機過酸化物、アゾビスイソブチロニトリルで代表され
るジアゾ化合物、過硫酸カリウムで代表される無機化合
物、有機化合物−硫酸鉄の組合せで代表されるレドック
ス系触媒などが用いられる。
【0012】なお、活性ハロゲン含有重合体(I)は、
前述のように(A)〜(C)成分を共重合して作成して
もよく、また(A)〜(B)成分にハロゲン原子を含有
しない対応する(C)成分を共重合し、得られる共重合
体中の(C)成分の構成単位にハロゲン原子を導入する
ことによって得てもよい。この場合のハロゲン原子導入
法としては、公知の方法を用いて行うことができる。す
なわち、例えば気体状あるいは液体状のハロゲン分子
量、ハロゲン化水素、次亜ハロゲン化水素酸、塩化ニト
ロシル、塩化ニトリル、塩化スルフリル、五塩化リン、
N−ブロモコハク酸イミド、無水塩化銅、塩化アルミニ
ウム、塩化チオニルなどを用いて、目的とする化合物に
応じて付加反応、置換反応を行うことによって作成する
ことができる。
【0013】このようにして得られる活性ハロゲン含有
重合体(I)が、粒子状重合体である場合、その平均粒
子径は300〜100,000Å、好ましくは500〜
100,000Åである。また、活性ハロゲン含有重合
体(I)の極限粘度〔η〕(25℃、テトラヒドロフラ
ン中)は、好ましくは0.1〜5dl/g、さらに好ま
しくは0.3〜2dl/gである。0.1dl/g未満
では、光硬化後の組成物の強度が低く、割れやケズレが
発生する。一方、5dl/gを超えると、水現像速度が
低下するのみならず、塗布ムラや分散不良が生じる。な
お、活性ハロゲン含有重合体(I)が粒子状重合体であ
る場合には、前記したように多官能重合性単量体を共重
合するため、ゲル化し分子量の測定は不可能である。一
方、活性ハロゲン含有重合体(I)が多官能重合性単量
体を共重合しない場合には、粒子状とはならずテトラヒ
ドロフランなどの有機溶媒に可溶となるため、粒子状と
はならないが分子量の測定は可能となる。
【0014】次に、本発明の組成物を構成する光重合性
不飽和単量体(II) としては、スチレン、α−メチルス
チレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p
−メトキシスチレン、ジイソプロペニルベンゼン、ジビ
ニルベンゼンなどの芳香族ビニル化合物、アクリロニト
リル、メタクリロニトリルなどの不飽和ニトリル化合
物、メチルアクリレート、エチルアクリレート、プロピ
ルアクリレート、n−ブチルアクリレート、イソブチル
アクリレート、t−ブチルアクリレート、2−エチルヘ
キシルアクリレート、n−オクチルアクリレート、ラウ
リルアクリレートなどのアルキルアルコールのアクリレ
ートまたはメタクリレート類、2−ヒドロキシエチルア
クリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレートまた
はメタクリレートなどのヒドロキシアルキルアルコール
のアクリレートまたはメタクリレート類、メトキシエチ
ルアクリレート、エトキシエチルアクリレートまたはメ
タクリレートなどのアルコキシアルコールのアクリレー
トまたはメタクリレート類、メトキシエチレングリコー
ル、メトキシプロピレングリコールなどのアルコキシア
ルキレングリコールのアクリレートまたはメタクリレー
ト類、トリフルオロエチルアクリレート、ペンタフルオ
ロプロピルアクリレートまたはメタクリレートなどのフ
ッ化アルコールのアクリレートまたはメタクリレート
類、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル
酸、無水マレイン酸、クロトン酸、イタコン酸、イタコ
ン酸無水物、シトラコン酸、メサコン酸、ケイ皮酸など
のα、β−エチレン性不飽和カルボン酸類、マレイン酸
モノエチル、フマル酸モノエチル、イタコン酸モノエチ
ルなどの不飽和多価カルボン酸のモノエステル類、マレ
イン酸ジメチル、マレイン酸ジエチル、マレイン酸ジブ
チル、マレイン酸ジオクチル、フマル酸ジエチル、フマ
ル酸ジブチル、フマル酸ジオクチル、イタコン酸ジメチ
ル、イタコン酸ジエチル、イタコン酸ジブチル、イタコ
ン酸ジオクチルなどのジエステル類、アクリルアミド、
メタクリルアミド、N,N′−メチレンビスアクリルア
ミド、N,N′−ヘキサメチレンビスアクリルアミドな
どのアクリルアミドまたはメタクリルアミド類、エチレ
ングリコールジアクリレート、またはジメタクリレー
ト、ポリアルキレングリコール(アルキレングリコール
単体2〜23個)のジアクリレートまたはジメタクリレ
ート類、グリセリン、ペンタエリスリトール、トリメチ
ロールアルカン、テトラメチロールアルカン(アルカン
としてはメタン、エタン、プロパン)などの多価アルコ
ール類のジアクリレート、トリアクリレート、テトラア
クリレートまたはジメタクリレート、トリメタクリレー
トまたはテトラメタクリレート、オリゴアクリレート
類、塩化ビニル、酢酸ビニル、シアノエチルアクリレー
ト、ケイ皮酸エステル、クロトン酸エステルジシクロペ
ンタジエン、エチリデンノルボルネンなどが挙げられ、
これらの単量体は、光硬化後の感光性樹脂組成物の物性
を自由に設計できる。
【0015】光重合性不飽和単量体(II) は、目的に応
じて任意の割合で用いることができ、その量に応じてワ
ックス状から低粘度液体状まで自由に流動性を設計でき
る。この光重合性不飽和単量体(II) は、本発明の活性
ハロゲン含有重合体(I)100重量部に対し、10〜
100,000重量部、好ましくは50〜10,000
重量部の範囲で使用される。10重量部未満ではレジス
ト膜あるいは印刷版強度が劣り、一方100,000重
量部を超えると、光硬化後の組成物の収縮が大きく、組
成物の耐水性と水現像性の両立が困難であり、また組成
物の粘度設計の自由度が低下するなどの欠点を有する。
【0016】次に、本発明の組成物に使用されるアミノ
基含有化合物(III)としては、エチルアミン、プロピル
アミンなどの1級アミン、ジエチルアミン、ジブチルア
ミンなどの2級アミン、または3級アミンとしてトリメ
チルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、
エチルジメチルアミン、ジエチルメチルアミンなどのト
リアルキルアミン類、トリエタノールアミン、トリプロ
パノールアミンなどのトリアルコールアミン類、N,N
−ジメチルアミノエチルアクリレート、ジエチルアミノ
エチルアクリレートなどのアミノ基含有アクリレートお
よびこれらのメタクリレート類、ジメチルアミノエチル
アクリルアミド、ジメチルアミノプロピルアクリルアミ
ドなどのアミノ基含有アクリルアミドおよびこれらのメ
タクリルアミド類などが挙げられるが、水現像性の優れ
た3級アミンを用いるのが好ましく、光硬化後の組成物
の機械的強度から3級アミノ基含有アクリレートおよび
これらのメタクリレート類、3級アミノ基含有アクリル
アミドおよびこれらのメタクリルアミド類などのα,β
−エチレン性不飽和基を含む3級アミノ基含有化合物が
さらに好ましい。
【0017】本発明のアミノ基含有化合物(III)は、活
性ハロゲン含有重合体と反応して水現像性を向上させる
ものである。このアミノ基含有化合物(III)は、活性ハ
ロゲン含有重合体(I)を構成する必須成分である
(C)活性ハロゲン含有単量体1モルに対して0.5モ
ル以上使用され、好ましくは0.8〜2モルの範囲で使
用される。この範囲であれば、これらのアミノ基含有化
合物(III)は目的に応じて単独または2種以上併用して
用いることができる。アミノ基含有化合物(III)が0.
5モル未満では充分な水現像性を発揮することが難し
く、2モルを超えて使用しても水現像性の向上は認めら
れない。
【0018】次に、 本発明に用いられる光重合開始剤
(IV) としては、通常、光増感剤として用いられる、例
えばジアセチル、ベンジルなどのα−ジケトン化合物、
ベンゾイン、ピバロインなどのアシロイン類、ベンイン
メチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾイ
ンプロピルエーテルなどのアシロインエーテル類、アン
トラキノン、1,4−ナフトキノンなどの多核キノン
類、2,2−ジメトキシフェニルアセトフェノン、トリ
クロロアセトフェノンなどのアセトフェノン類、ベンゾ
フェノン、メチル−o−ベンゾイルベンゾエートなどの
ベンゾフェノン類が挙げられる。
【0019】光重合開始剤(IV) の添加量は、本発明の
活性ハロゲン含有重合体(I)100重量部に対し、好
ましくは0.1〜20重量部であり、より好ましくは1
〜10重量部である。0.1重量部未満であると充分な
硬化を感光性樹脂組成物に与えることができず、一方2
0重量部を超えて使用しても光重合開始剤の全てが反応
に関与しないので不経済であるばかりか、時には光重合
性不飽和単量体(II)やアミノ基含有化合物(III)との
相溶性が悪く分散が不均一になる場合がある。
【0020】さらに、本発明の感光性樹脂組成物には、
必要に応じて保存安定剤、例えばヒドロキノン、p−メ
トキシフェノール、p−t−ブチルカテコール、2,6
−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、ピロガロールなど
のヒドロキシ芳香族化合物、ベンゾキノン、p−トルキ
ノン、p−キシロキノンなどのキノン類、フェノール−
α−ナフチルアミンなどのアミン類を、活性ハロゲン含
有重合体(I)100重量部に対して0.01〜5重量
部添加することができる。
【0021】本発明の感光性樹脂組成物は、例えば活性
ハロゲン含有重合体(I)、光重合性不飽和単量体(I
I) 、アミノ基含有重合体(III)および光重合開始剤(I
V) を加温しながらニーダー、インターミキサーなどを
用いて充分に撹拌することにより得られる。このように
して得られた感光性樹脂組成物は、流動性の無いワック
ス状、あるいはゴム状から流動性の優れた低粘度液状ま
で自由に設計することができる。流動性の無い感光性樹
脂組成物は、適度の厚みを持つスペーサーを挟み一定膜
厚にするか、ロールコーターなどにより支持体上に塗布
するか、圧縮成型、押出成型などにより一定膜厚の感光
性版に加工することができる。これにネガフィルムを当
てて露光し、未露光部を水で洗い流すことにより製版で
きる。また、流動性に優れた感光性樹脂組成物は、必要
に応じて適当な溶媒を加えることによっても粘度を調節
でき、スピンコートに適するレジストとして用いること
ができ、同様に露光後の未露光部を水で洗い流すことに
より鮮明な画像を形成することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例を挙げてさらに具体的
に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の
実施例に何ら制約されるものではない。実施例中、各種
の評価項目は、次のようにして求めたものである。水現像性 25℃の超純水で現像したときの現像具合を評価した。 ◎;1分以内に現像可能 ○;5分以内に現像可能 ×;5分以内に現像できない。耐水性(パターン太り) 湿度90%、温度40℃の雰囲気下、4時間放置した後
のレジストパターン幅を測定し、放置前のパターン幅に
対する変化率を百分率で算出した。
【0023】実施例1 内容積3リットルの耐圧オートクレーブに、n−ヘキサ
ン900ml、ジクロロメタン600ml、1,4−ビ
ス−(2−メトキシ−2−プロピル)ベンゼン0.35
6g、N,N−ジメチルアセトアミド0.3mlおよび
四塩化チタン5.6mlを入れ、−78℃に冷却したの
ち、イソブチレン105g(1.87モル)を15分か
けて添加した。その後、p−クロロメチルスチレン90
g(0.59モル)とn−ヘキサン60mlの混合物を
15分かけて適下した。30分後、反応液を大量のメタ
ノール中に混ぜて沈澱生成物を得た。この沈澱物をn−
ヘキサン/メタノールで再沈精製して、平均分子量11
万のp−クロロメチルスチレン/イソブチレン/p−ク
ロロメチルスチレンのABA型ブロックポリマーを得た
(p−クロロメチルスチレンユニット=25,000:
イソブチレンユニット=60,000)。
【0024】この活性ハロゲン含有重合体100重量部
に対し、光重合性不飽和単量体としてノナエチレングリ
コールメタクリレート40重量部、2−ヒドロキシプロ
ピルアクリレート30重量部およびトリメチロールプロ
パントリメタクリレート30重量部、アミノ基含有化合
物としてN,N−ジメチルアミノプロピルアクリルアミ
ド45重量部、光重合開始剤として2,2−ジメトキシ
フェニルアセトフェノン3重量部、さらに保存安定剤と
してt−ブチルカテコール0.5重量部を加え、エチル
セロソルブアセテート300重量部に溶解したのち、孔
径0.5μmのフィルターで濾過し、本発明の感光性樹
脂組成物を作成した。
【0025】得られた感光性樹脂組成物をシリコンウェ
ーハ上に回転塗布したのち、90℃に保持したホットプ
レート上で2分間プレベークして乾燥膜厚1.5μmの
レジスト膜を得た。このレジスト膜に、ライン幅とスペ
ース幅の等しい(1L/1Sパターン)テストパターン
レチクルを用い、ステッパー(Nikon NSR15
05i6A;レンズの開口数[NA]=0.45)で
0.55秒露光したのち、110℃で60秒間ポストエ
クスポージャーベークを行い、現像液として超純水で2
5℃で5分間現像し、乾燥した。このときの残膜率は9
8%であった。得られたレジストパターンを走査型電子
顕微鏡で観察したところ、1.0μmの1L/1Sパタ
ーンが1対1になる露光時間(最適露光時間)は0.5
5秒であり、そのときの露光量における現像残りは認め
られず、さらにハレーションの影響による断線や欠けが
全く無く、0.6μmのレジストパターンまで解像でき
た。また、作成したレジスト膜を湿度90%、40℃の
雰囲気下4時間放置した後のレジストパターンの太りを
観察したところ、放置後のパターン幅増大は放置前に比
べて5%以内であり、良好な耐水性を示した。
【0026】実施例2 内容積5リットルのオートクレーブに、窒素雰囲気下で
シクロヘキサン500g、p−メチルスチレン25g、
テトラヒドロフラン1gを仕込み、重合系を50℃に保
ったのち、n−ブチルリチウム4ミリモルを用いて20
分間重合した。その後、1,3−ブタジエン150gを
添加し30分重合を行い、さらにその後p−メチルスチ
レン25gを添加して20分間重合を行いポリp−メチ
ルスチレン−ポリブタジエン−ポリp−メチルスチレン
からなるブロック共重合体を得た。この共重合体溶液に
ビス(シクロペンタジエン)チタンクロライド2ミリモ
ル、ジエチルアルミニウムクロライド12ミリモル、n
−ブチルリチウム8ミリモルを添加し、水素圧10kg
/cm2 下で70℃で2時間かけて水素化を行った。重
合体溶液を塩酸を含むメタノール中に投入し凝固、精製
し、その後乾燥した。得られた重合体は、ブタジエン部
分の水素化率は99%で、分子量は49,500であっ
た。
【0027】このブロック共重合体をジクロロエタンに
溶解し、N−ブロモスクシンイミドを用いて50℃でp
−メチルスチレンモノマー部の臭素化を行った。イソプ
ロパノール中に臭素化重合体を投入し、凝固、洗浄し、
30℃で真空乾燥して臭素化重合体を得た。p−メチル
スチレンモノマー部位への臭素化率は82%であり、重
合体100g中の活性ハロゲン含有率は0.16モルで
あった。この活性ハロゲン含有重合体100重量部に対
し、実施例1と同様に光重合性不飽和単量体としてノナ
エチレングリコールメタクリレート40重量部、2−ヒ
ドロキシプロピルアクリレート30重量部およびトリメ
チロールプロパントリメタクリレート30重量部、アミ
ノ基含有化合物としてN,N−ジメチルアミノプロピル
アクリルアミド30重量部、光重合開始剤として2,2
−ジメトキシフェニルアセトフェノン3重量部、さらに
保存安定剤としてt−ブチルカテコール0.5重量部を
加え、エチルセロソルブアセテート300重量部に溶解
したのち、孔径0.5μmのフィルターで濾過し、本発
明の感光性樹脂組成物を作成した。得られた感光性樹脂
組成物を用いて実施例1と同様の方法でシリコーンウェ
ーハ上に乾燥膜厚1.5μmのレジスト膜を得た。この
レジスト膜に実施例1と同様の露光、現像を施したとこ
ろ、0.6μmのレジストパターンが得られ良好な現像
が可能であった。また、実施例1と同様の方法でパター
ンの太りを観察したところ5%以内であり、良好な耐水
性を示した。
【0028】実施例3 ラウリル硫酸ナトリウムを乳化剤とし、アゾビスイソブ
チロニトリルを重合開始剤としてブタジエン/p−クロ
ロメチルスチレン=75/25重量%の割合で乳化重合
した。これを塩化カルシウムを用いて塩凝固し、乾燥す
ることによって活性ハロゲン含有重合体を作成した。こ
の活性ハロゲン含有重合体100重量部に対し、光重合
性不飽和単量体としてノナエチレングリコールメタクリ
レート20重量部、2−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト30重量部およびトリメチロールプロパントリメタク
リレート10重量部、アミノ基含有化合物としてN,N
−ジメチルアミノプロピルアクリルアミド25重量部、
光重合開始剤として2,2−ジメトキシフェニルアセト
フェノン3重量部、さらに保存安定剤としてt−ブチル
カテコール0.5重量部を加え、エチルセロソルブアセ
テート300重量部に溶解したのち、実施例1と同様の
方法で感光性樹脂組成物を得た。得られた感光性樹脂組
成物を用いて実施例1と同様の方法でシリコーンウェー
ハ上に乾燥膜厚1.5μmのレジスト膜を得た。このレ
ジスト膜に実施例1と同様に露光し、超純水で1分間現
像を施したところ、0.6μmのレジストパターンが得
られ良好な現像が可能であった。また、実施例1と同様
の方法でパターンの太りを観察したところ5%以内であ
り、良好な耐水性を示した。
【0029】実施例4 ラウリル硫酸ナトリウムを乳化剤とし、アゾビスイソブ
チロニトリルを重合開始剤としてブタジエン/メチルメ
タクリレート/ジビニルベンゼン/p−クロロメチルス
チレン=63/15/2/20重量%の割合で乳化重合
した。これを塩化カルシウムを用いて塩凝固し、乾燥す
ることによって平均粒子径が700Åの活性ハロゲン含
有重合体を作成した。この活性ハロゲン含有重合体10
0重量部に対し光重合性不飽和単量体としてノナエチレ
ングリコールメタクリレート20重量部、2−ヒドロキ
シプロピルアクリレート30重量部およびトリメチロー
ルプロパントリメタクリレート10重量部、アミノ基含
有化合物としてN,N−ジメチルアミノプロピルアクリ
ルアミド25重量部、光重合開始剤として2,2−ジメ
トキシフェニルアセトフェノン3重量部、さらに保存安
定剤としてt−ブチルカテコール0.5重量部を加え、
エチルセロソルブアセテート300重量部に溶解したの
ち、実施例1と同様の方法で感光性樹脂組成物を得た。
得られた感光性樹脂組成物を用いて実施例1と同様の方
法でシリコーンウェーハ上に乾燥膜厚1.5μmのレジ
スト膜を得た。このレジスト膜に実施例1と同様に露光
し、超純水で1分間現像を施したところ、0.6μmの
レジストパターンが得られ良好な現像が可能であった。
また、実施例1と同様の方法でパターンの太りを観察し
たところ5%以内であり、良好な耐水性を示した。
【0030】実施例5〜9 活性ハロゲン含有重合体を形成する単量体(A)、
(B)、(C)および他の構成単量体を表1〜2に示し
たごとく選択し、実施例3と同様の方法で活性ハロゲン
含有重合体の乾燥粉末を作成した。この活性ハロゲン含
有重合体に表1〜2に示した光重合性不飽和化合物、ア
ミノ基含有化合物および光重合開始剤を添加し、さらに
実施例1と同様の保存安定剤を添加し、エチルセロソル
ブアセテート300重量部に溶解したのち、実施例1と
同様の方法で感光性樹脂組成物を得た。得られた感光性
樹脂組成物を実施例1と同様の方法でレジスト膜に加工
し、露光し、超純水で1分間現像を施したところ、いず
れも0.6μmのレジストパターンが得られ、良好な現
像が可能であった。また、実施例1と同様の方法でパタ
ーンの太りを観察したところいずれも5%以内であり、
良好な耐水性を示した。
【0031】比較例1 本発明の必須成分である活性ハロゲンを含まない重合体
の例として、実施例1で合成した重合体を構成する単量
体であるp−クロロメチルスチレンをスチレンに置き換
えた重合体(スチレン/イソブチレン/スチレンのAB
A型ブロックポリマー)を重合した。実施例1と同様に
この活性ハロゲンを含まない重合体100重量部に対
し、光重合性不飽和単量体としてノナエチレングリコー
ルメタクリレート40重量部、2ーヒドロキシプロピル
アクリレート30重量部およびトリメチロールプロパン
トリメタクリレート30重量部、アミノ基含有化合物と
してN,N−ジメチルアミノプロピルアクリルアミド4
5重量部、光重合開始剤として2,2−ジメトキシフェ
ニルアセトフェノン3重量部、さらに保存安定剤として
t−ブチルカテコール0.5重量部を加え、エチルセロ
ソルブアセテート300重量部に溶解したのち、孔径
0.5μmのフィルターで濾過し、感光性樹脂組成物を
作成した。得られた感光性樹脂組成物を実施例1と同様
の方法でレジスト膜に加工し、露光し、現像液として超
純水で25℃で5分間現像したが、未硬化部分は全く水
に溶けず、レジストパターンが得られなかった。
【0032】比較例2 活性ハロゲン含有重合体に本発明の必須成分であるアミ
ノ基含有化合物を含まない例として、実施例3で作成し
た活性ハロゲン含有重合体100重量部に対し、光重合
性不飽和単量体としてノナエチレングリコールメタクリ
レート20重量部、2−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト30重量部およびトリメチロールプロパントリメタク
リレート10重量部、光重合開始剤として2,2−ジメ
トキシフェニルアセトフェノン3重量部、さらに保存安
定剤としてt−ブチルカテコール0.5重量部を加え、
エチルセロソルブアセテート300重量部に溶解したの
ち、孔径0.5μmのフィルターで濾過し感光性樹脂組
成物を作成した。得られた感光性樹脂組成物を実施例1
と同様の方法でレジスト膜に加工し、露光し、現像液と
して超純水で25℃で5分間現像したが、未硬化部分は
全く水に溶けず、レジストパターンが得られなかった。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【発明の効果】本発明の感光性樹脂組成物は、耐水性、
加工性に優れ、水現像性に適するものであり、有機溶剤
を用いない感光性印刷版やレジストを提供するのみなら
ず、広く感光性材料として利用することができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/031 H01L 21/027 // G03C 1/675

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性ハロゲン含有重合体(I)、光重合
    性不飽和単量体(II) 、アミノ基含有化合物(III)、お
    よび光重合開始剤(IV) を含有することを特徴とする感
    光性樹脂組成物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014050905A1 (ja) * 2012-09-28 2014-04-03 富士フイルム株式会社 パターン形成用自己組織化組成物、それを用いたブロックコポリマーの自己組織化によるパターン形成方法、及びパターン

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014050905A1 (ja) * 2012-09-28 2014-04-03 富士フイルム株式会社 パターン形成用自己組織化組成物、それを用いたブロックコポリマーの自己組織化によるパターン形成方法、及びパターン
JP2014070154A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Fujifilm Corp パターン形成用自己組織化組成物、それを用いたブロックコポリマーの自己組織化によるパターン形成方法、及びパターン

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