JPH0682084A - 空気調和装置の運転制御装置 - Google Patents
空気調和装置の運転制御装置Info
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- JPH0682084A JPH0682084A JP4234350A JP23435092A JPH0682084A JP H0682084 A JPH0682084 A JP H0682084A JP 4234350 A JP4234350 A JP 4234350A JP 23435092 A JP23435092 A JP 23435092A JP H0682084 A JPH0682084 A JP H0682084A
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- air
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- rym
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 空調空気の吹出方向が変更可能に構成された
空気調和装置において、ドラフト感を可及的に防止しな
がら、室内空間の温度分布を改善する。 【構成】 赤外線センサ4を室内空間R内の各部に亘っ
て走査し、各部からの赤外線入光量を検出する。領域区
画手段51により、室内空間R各部からの赤外線入光量
の変化に基づき、室内空間Rを少なくとも居住領域Rkn
と床領域Rynとに区画する。暖房運転時、ある床領域R
ymにおける赤外線量が設定値以下であり、かつ当該床領
域Rymの連続面積が隣接居住領域Rkm,Rkm+1に影響を
与えることなく送風可能な所定面積以上の面積を有する
ときには、風向変更制御手段52により、当該床領域R
ymの中心部に送風するよう風向調節機構3を制御する。
これにより、居住者にドラフト感を与えることなく温度
分布を改善する。
空気調和装置において、ドラフト感を可及的に防止しな
がら、室内空間の温度分布を改善する。 【構成】 赤外線センサ4を室内空間R内の各部に亘っ
て走査し、各部からの赤外線入光量を検出する。領域区
画手段51により、室内空間R各部からの赤外線入光量
の変化に基づき、室内空間Rを少なくとも居住領域Rkn
と床領域Rynとに区画する。暖房運転時、ある床領域R
ymにおける赤外線量が設定値以下であり、かつ当該床領
域Rymの連続面積が隣接居住領域Rkm,Rkm+1に影響を
与えることなく送風可能な所定面積以上の面積を有する
ときには、風向変更制御手段52により、当該床領域R
ymの中心部に送風するよう風向調節機構3を制御する。
これにより、居住者にドラフト感を与えることなく温度
分布を改善する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、風向を変更して室内空
間の各領域に吹出空気を供給するようにした空気調和装
置の運転制御装置の改良に関する。
間の各領域に吹出空気を供給するようにした空気調和装
置の運転制御装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開昭61―1952
32号公報に開示される如く、赤外線センサを室内空間
の各領域に亘って走査させて赤外線の入光量を検出し、
赤外線入光量から各領域の温度を推定して、この各領域
の温度に応じて吹出空気の風向を制御することにより、
室内空間全体の温度分布を均一化し、空調の快適性の向
上を図ろうとするものは公知の技術である。
32号公報に開示される如く、赤外線センサを室内空間
の各領域に亘って走査させて赤外線の入光量を検出し、
赤外線入光量から各領域の温度を推定して、この各領域
の温度に応じて吹出空気の風向を制御することにより、
室内空間全体の温度分布を均一化し、空調の快適性の向
上を図ろうとするものは公知の技術である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報のものでは、室内空間における床面と机等の什器の表
面との温度差を考慮していないために、下記のような問
題があった。
報のものでは、室内空間における床面と机等の什器の表
面との温度差を考慮していないために、下記のような問
題があった。
【0004】すなわち、赤外線センサを室内空間の各領
域に走査させた場合、床面領域からの赤外線入光量は机
等の表面からの赤外線入光量よりも少ない。したがっ
て、この赤外線入光量の分布に応じて、風向変更制御を
行うと、床面領域に重点的に送風することになるが、床
面上でも机等の近くには居住者が存在するので、居住者
に直接送風が当たる。そして、居住者にドラフト感を与
え、空調の快適性を損ねるという問題があった。
域に走査させた場合、床面領域からの赤外線入光量は机
等の表面からの赤外線入光量よりも少ない。したがっ
て、この赤外線入光量の分布に応じて、風向変更制御を
行うと、床面領域に重点的に送風することになるが、床
面上でも机等の近くには居住者が存在するので、居住者
に直接送風が当たる。そして、居住者にドラフト感を与
え、空調の快適性を損ねるという問題があった。
【0005】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、赤外線センサの検出値に基づいて、
室内空間を床領域と居住領域とに区画し、居住領域への
影響を可及的に抑制しながら、低温の床領域に送風する
手段を講ずることにより、居住者にドラフト感を与える
ことなく、空調の快適性の向上を図ることにある。
あり、その目的は、赤外線センサの検出値に基づいて、
室内空間を床領域と居住領域とに区画し、居住領域への
影響を可及的に抑制しながら、低温の床領域に送風する
手段を講ずることにより、居住者にドラフト感を与える
ことなく、空調の快適性の向上を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1の発明の講じた手段は、図1に示すように、空
調空気を室内に吹出すための空気吹出口(2)と、該空
気吹出口(2)から吹出される空調空気の吹出方向を可
変に調整する風向調節機構(3)とを備えた空気調和装
置を前提とする。
請求項1の発明の講じた手段は、図1に示すように、空
調空気を室内に吹出すための空気吹出口(2)と、該空
気吹出口(2)から吹出される空調空気の吹出方向を可
変に調整する風向調節機構(3)とを備えた空気調和装
置を前提とする。
【0007】そして、空気調和装置の運転制御装置とし
て、室内空間(R)内の各部に亘って走査し、各部から
の赤外線入光量を検出する赤外線検出手段(4)と、該
赤外線検出手段(4)の出力を受け、室内空間(R)各
部からの赤外線入光量の変化に基づき、室内空間(R)
を少なくとも居住領域(Rkn)(n =1,2,…)と床
領域(Ryn)(n =1,2,…)とに区画する領域区画
手段(51)と、暖房運転時、該領域区画手段(51)
で区画された床領域(Rym)における赤外線量が設定値
以下であり、かつ当該床領域(Rym)の連続面積が隣接
居住領域(Rkm,Rkm+1)に影響を与えることなく送風
可能な所定面積以上の面積を有するときには、当該床領
域(Rym)の中心部に送風するよう上記風向調節機構
(3)を制御する風向変更制御手段(52)とを設ける
構成としたものである。
て、室内空間(R)内の各部に亘って走査し、各部から
の赤外線入光量を検出する赤外線検出手段(4)と、該
赤外線検出手段(4)の出力を受け、室内空間(R)各
部からの赤外線入光量の変化に基づき、室内空間(R)
を少なくとも居住領域(Rkn)(n =1,2,…)と床
領域(Ryn)(n =1,2,…)とに区画する領域区画
手段(51)と、暖房運転時、該領域区画手段(51)
で区画された床領域(Rym)における赤外線量が設定値
以下であり、かつ当該床領域(Rym)の連続面積が隣接
居住領域(Rkm,Rkm+1)に影響を与えることなく送風
可能な所定面積以上の面積を有するときには、当該床領
域(Rym)の中心部に送風するよう上記風向調節機構
(3)を制御する風向変更制御手段(52)とを設ける
構成としたものである。
【0008】請求項2の発明の講じた手段は、上記請求
項1の発明において、風向変更制御手段(52)に、あ
る床領域(Rym)からの赤外線入光量が設定値以下で、
かつその連続面積が上記所定面積よりも小さい面積を有
するときには、予め設定手段により設定されたモードの
運転を実行する機能を付加したものである。
項1の発明において、風向変更制御手段(52)に、あ
る床領域(Rym)からの赤外線入光量が設定値以下で、
かつその連続面積が上記所定面積よりも小さい面積を有
するときには、予め設定手段により設定されたモードの
運転を実行する機能を付加したものである。
【0009】請求項3の発明の講じた手段は、上記請求
項2の発明において、設定手段を、少なくとも、当該床
領域(Rym)の隣接居住領域(Rkm,Rkm+1)に送風を
しないモードと、当該床領域(Rym)の隣接居住領域
(Rkm,Rkm+1)に断続的に送風するモードと、居住者
の指令により風向を変更するモードとを選択して設定可
能に構成したものである。
項2の発明において、設定手段を、少なくとも、当該床
領域(Rym)の隣接居住領域(Rkm,Rkm+1)に送風を
しないモードと、当該床領域(Rym)の隣接居住領域
(Rkm,Rkm+1)に断続的に送風するモードと、居住者
の指令により風向を変更するモードとを選択して設定可
能に構成したものである。
【0010】請求項4の発明の講じた手段は、上記請求
項1又は2の発明において、領域区画手段(51)を、
赤外線入光量量が極小値を示す部分及び極小値付近の値
を示す部分を床領域(Ryn)として区画するものとした
ものである。
項1又は2の発明において、領域区画手段(51)を、
赤外線入光量量が極小値を示す部分及び極小値付近の値
を示す部分を床領域(Ryn)として区画するものとした
ものである。
【0011】請求項5の発明の講じた手段は、上記請求
項1又は2の発明において、領域区画手段(51)は、
赤外線入光量の時間的変化が少なく、かつ赤外線入光量
が少ない領域を床領域(Ryn)として区画するものとし
たものである。
項1又は2の発明において、領域区画手段(51)は、
赤外線入光量の時間的変化が少なく、かつ赤外線入光量
が少ない領域を床領域(Ryn)として区画するものとし
たものである。
【0012】
【作用】以上の構成により、請求項1の発明では、空気
調和装置による室内空間(R)の暖房中、運転当初は、
床面と机等の表面とは略等しくかつ低い状態にあるが、
運転が継続されるにつれて、次第に机等の表面の温度は
上昇するが、床面温度はそれほど上昇せず、室内の温度
分布が悪化する。そのとき、赤外線検出手段(4)が室
内空間(R)の各部に亘って走査され、各部の温度分布
に基づいて、領域区画手段(51)により、室内空間
(R)が床領域(Ryn)と居住領域(Rkn)とに区画さ
れる。そして、赤外線入光量が設定値以下で、かつ連続
面積が所定面積よりも大きい床領域(Rym)について
は、風向変更制御手段(52)により、当該床領域(R
ym)にのみ送風するよう制御される。
調和装置による室内空間(R)の暖房中、運転当初は、
床面と机等の表面とは略等しくかつ低い状態にあるが、
運転が継続されるにつれて、次第に机等の表面の温度は
上昇するが、床面温度はそれほど上昇せず、室内の温度
分布が悪化する。そのとき、赤外線検出手段(4)が室
内空間(R)の各部に亘って走査され、各部の温度分布
に基づいて、領域区画手段(51)により、室内空間
(R)が床領域(Ryn)と居住領域(Rkn)とに区画さ
れる。そして、赤外線入光量が設定値以下で、かつ連続
面積が所定面積よりも大きい床領域(Rym)について
は、風向変更制御手段(52)により、当該床領域(R
ym)にのみ送風するよう制御される。
【0013】ここで、この制御を行う判断となる所定面
積は、机の高さや机の両側の居住者の存在をも考慮し
て、隣接居住領域(Rkm,Rkm+1)に影響を及ぼすこと
なく当該床領域(Rym)にのみ送風可能な面積から決定
されているので、風向変更制御手段(52)によって風
向が変更されても、居住者にドラフト感を与えることな
く、冷えきった床領域(Rym)の温度が上昇し、室内空
間(R)内の温度分布が良好なものとなる。
積は、机の高さや机の両側の居住者の存在をも考慮し
て、隣接居住領域(Rkm,Rkm+1)に影響を及ぼすこと
なく当該床領域(Rym)にのみ送風可能な面積から決定
されているので、風向変更制御手段(52)によって風
向が変更されても、居住者にドラフト感を与えることな
く、冷えきった床領域(Rym)の温度が上昇し、室内空
間(R)内の温度分布が良好なものとなる。
【0014】請求項2の発明では、上記請求項1の発明
の作用に加え、設定温度以下であっても、連続面積が上
記所定面積以上の面積をもたない床領域(Rym)につい
ては、予め設定手段で設定された運転モードに応じて運
転されるので、居住者の嗜好に応じた風向の変更が可能
になり、空調の快適性が維持される。
の作用に加え、設定温度以下であっても、連続面積が上
記所定面積以上の面積をもたない床領域(Rym)につい
ては、予め設定手段で設定された運転モードに応じて運
転されるので、居住者の嗜好に応じた風向の変更が可能
になり、空調の快適性が維持される。
【0015】請求項3の発明では、上記請求項2の発明
の作用において、設定手段により予め設定された運転モ
ードが当該低温の床領域(Rym)の隣接居住領域(Rk
m,Rkm+1)に送風をしないモードであるときには、居
住者に直接温風が当たらないので、ドラフト感が防止さ
れる。一方、予め設定された運転モードが当該低温の床
領域(Rym)の隣接居住領域(Rkm,Rkm+1)に断続的
に送風するモードのときには、隣接居住領域(Rkm,R
km+1)に断続的に送風されることで当該床領域(Rym)
の温度が上昇し、室内空間(R)内の温度分布が改善さ
れる。さらに、予め設定された運転モードが居住者の指
令により風向を変更するモードであるときには、居住者
の指令に応じた風向変更制御が行われるので、空調の快
適性が維持される。すなわち、居住者の嗜好に応じた風
向変更制御により、空調の快適性が良好に維持されるこ
とになる。
の作用において、設定手段により予め設定された運転モ
ードが当該低温の床領域(Rym)の隣接居住領域(Rk
m,Rkm+1)に送風をしないモードであるときには、居
住者に直接温風が当たらないので、ドラフト感が防止さ
れる。一方、予め設定された運転モードが当該低温の床
領域(Rym)の隣接居住領域(Rkm,Rkm+1)に断続的
に送風するモードのときには、隣接居住領域(Rkm,R
km+1)に断続的に送風されることで当該床領域(Rym)
の温度が上昇し、室内空間(R)内の温度分布が改善さ
れる。さらに、予め設定された運転モードが居住者の指
令により風向を変更するモードであるときには、居住者
の指令に応じた風向変更制御が行われるので、空調の快
適性が維持される。すなわち、居住者の嗜好に応じた風
向変更制御により、空調の快適性が良好に維持されるこ
とになる。
【0016】請求項4の発明では、領域区画手段(5
1)により、赤外線入光量の極小値を示す部分及び極小
値付近の値を示す部分が床領域(Ryn)として区画され
るので、暖房が進行して、室内の温度の上下差が大きく
なった時点を利用して、居住者という発熱体の影響によ
る赤外線入光量の変化を考慮しながら、確実に床領域
(Ryn)と居住領域(Rkn)とが区画されることにな
る。
1)により、赤外線入光量の極小値を示す部分及び極小
値付近の値を示す部分が床領域(Ryn)として区画され
るので、暖房が進行して、室内の温度の上下差が大きく
なった時点を利用して、居住者という発熱体の影響によ
る赤外線入光量の変化を考慮しながら、確実に床領域
(Ryn)と居住領域(Rkn)とが区画されることにな
る。
【0017】請求項5の発明では、領域区画手段(5
1)により、赤外線入光量の時間的変化が少なく、かつ
赤外線入光量が少ない領域が床領域(Ryn)として区画
されるので、床が冷えきった状態でないときにも、床領
域(Ryn)と居住領域(Rkn)とが明確に区画される。
1)により、赤外線入光量の時間的変化が少なく、かつ
赤外線入光量が少ない領域が床領域(Ryn)として区画
されるので、床が冷えきった状態でないときにも、床領
域(Ryn)と居住領域(Rkn)とが明確に区画される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図2以下の
図面に基づき説明する。
図面に基づき説明する。
【0019】図2は、実施例に係る空気調和装置(1)
の空気吹出口(2)及び室内空間(R)の一部を示し、
上記空気吹出口(2)には、吹出空気の方向を調節する
風向調節機構である風向羽根(3)が配設されている。
すなわち、空気調和装置(1)のダクトを介して供給さ
れる空調空気を、空気吹出口(2)の風向羽根(3)の
角度調整により、室内空間(R)の各領域に吹出方向を
変化させながら供給するようになされている。
の空気吹出口(2)及び室内空間(R)の一部を示し、
上記空気吹出口(2)には、吹出空気の方向を調節する
風向調節機構である風向羽根(3)が配設されている。
すなわち、空気調和装置(1)のダクトを介して供給さ
れる空調空気を、空気吹出口(2)の風向羽根(3)の
角度調整により、室内空間(R)の各領域に吹出方向を
変化させながら供給するようになされている。
【0020】また、(4)は、室内空間(R)内を走査
して各領域から放出される赤外線量を検出する赤外線検
出手段としての赤外線センサ(4)である。該赤外線セ
ンサ(4)は、図3及び図4に示すように、箱状のケー
シング(5)内に収納され、赤外線を入光する視野範囲
がレンズ系(6)によって調節可能に構成されており、
本実施例では、正面では約6゜の範囲から、側面では6
0゜の範囲から赤外線を入光させるように設定されてい
る。
して各領域から放出される赤外線量を検出する赤外線検
出手段としての赤外線センサ(4)である。該赤外線セ
ンサ(4)は、図3及び図4に示すように、箱状のケー
シング(5)内に収納され、赤外線を入光する視野範囲
がレンズ系(6)によって調節可能に構成されており、
本実施例では、正面では約6゜の範囲から、側面では6
0゜の範囲から赤外線を入光させるように設定されてい
る。
【0021】ここで、室内空間(R)には、多数の机
(10),…が配設されており、その両側で居住者が事
務作業等を行うようになされている。そのとき、例えば
居住者の頭の重畳部の高さを1.3mとし、机(1
0),…の高さを0.75mとすると、図2のハッチン
グ部分が温風を送風するとドラフト感を生ぜしめる虞れ
のある領域である。
(10),…が配設されており、その両側で居住者が事
務作業等を行うようになされている。そのとき、例えば
居住者の頭の重畳部の高さを1.3mとし、机(1
0),…の高さを0.75mとすると、図2のハッチン
グ部分が温風を送風するとドラフト感を生ぜしめる虞れ
のある領域である。
【0022】図5及び図6は、上記赤外線センサ(4)
のケーシング(5)全体を回動させるステッピングモー
タ(7)を取り付けた状態を示し、このステッピングモ
ータ(7)により、図8及び図9に示すように、図2に
おける室内空間(R)の奥行き方向に対しては60゜の
視野内に入る領域つまり机の長さに対応する部分から赤
外線を入光させ、図2における室内空間(R)の横方向
については6゜視野の中心の鉛直方向からの傾き角度を
変化させることにより、赤外線センサ(4)の赤外線検
出域が各部に亘るようになされている(図の斜めハッチ
ング部分が床部分)。なお、図9における横線のハッチ
ング部分が図8に示す赤外線センサ(4)位置における
視野範囲となる。
のケーシング(5)全体を回動させるステッピングモー
タ(7)を取り付けた状態を示し、このステッピングモ
ータ(7)により、図8及び図9に示すように、図2に
おける室内空間(R)の奥行き方向に対しては60゜の
視野内に入る領域つまり机の長さに対応する部分から赤
外線を入光させ、図2における室内空間(R)の横方向
については6゜視野の中心の鉛直方向からの傾き角度を
変化させることにより、赤外線センサ(4)の赤外線検
出域が各部に亘るようになされている(図の斜めハッチ
ング部分が床部分)。なお、図9における横線のハッチ
ング部分が図8に示す赤外線センサ(4)位置における
視野範囲となる。
【0023】ここで、図9に示すように、室内空間
(R)内には、机(10),…等の什器が設置され、あ
るいはその両側0.5m以内(同図の破線で囲まれる部
分)で居住者が存在すると考えられる居住領域(Rkn)
(n =1,2,…,m ,m+1 ,…)と、該各居住領域
(Rkn)間で床面上に机や人等が存在しない床面領域
(Ry1)(n =1,2,…,m ,m+1 ,…)とがある。
また、吹出空気の0.5m/sec の等風速線の中心線と
鉛直方向との間の角度を吹出角度θflow、赤外線センサ
(4)が机(10),…表面を検出しなくなる角度をθ
in,赤外線センサ(4)が床領域に入ってから机(1
0),…を再び検出する角度をθout とする。
(R)内には、机(10),…等の什器が設置され、あ
るいはその両側0.5m以内(同図の破線で囲まれる部
分)で居住者が存在すると考えられる居住領域(Rkn)
(n =1,2,…,m ,m+1 ,…)と、該各居住領域
(Rkn)間で床面上に机や人等が存在しない床面領域
(Ry1)(n =1,2,…,m ,m+1 ,…)とがある。
また、吹出空気の0.5m/sec の等風速線の中心線と
鉛直方向との間の角度を吹出角度θflow、赤外線センサ
(4)が机(10),…表面を検出しなくなる角度をθ
in,赤外線センサ(4)が床領域に入ってから机(1
0),…を再び検出する角度をθout とする。
【0024】このとき、図2に示すように、机(1
0),…には所定の高さがありかつ気流側には所定の幅
があるので、角度θout とθinとの関係によっては、
0.5m以上の気流を床領域(Ryn)だけに吹き出すこ
とができない場合がある。つまり、同図における吹出空
気の中心線の位置θflowが、その限界位置を示し、この
とき、当該床領域(Rym)の連続面積(机(10)の両
側0.5mも含む)が所定面積As以上であることを要
する。図7はその関係を示し、同図のハッチング領域で
は床領域(Ryn)だけへの吹出が不可能で気流の一部が
居住域にかかることを示す。また、同図の白丸部は、床
領域(Ryn)にのみ送風するときの気流中心の角度θfl
owを示す。
0),…には所定の高さがありかつ気流側には所定の幅
があるので、角度θout とθinとの関係によっては、
0.5m以上の気流を床領域(Ryn)だけに吹き出すこ
とができない場合がある。つまり、同図における吹出空
気の中心線の位置θflowが、その限界位置を示し、この
とき、当該床領域(Rym)の連続面積(机(10)の両
側0.5mも含む)が所定面積As以上であることを要
する。図7はその関係を示し、同図のハッチング領域で
は床領域(Ryn)だけへの吹出が不可能で気流の一部が
居住域にかかることを示す。また、同図の白丸部は、床
領域(Ryn)にのみ送風するときの気流中心の角度θfl
owを示す。
【0025】一方、机(10),…には一定の高さがあ
り、かつ、机(10),…の両側0.5m以内は居住域
となっているので、この位置が直接床領域(Ry1,Ry
2,…等)の開始点及び終了点ではないが、このθin及
びθout の値から、机(10),…の高さ等を考慮し
て、ある連続した一つの床領域(例えばRy2)の開始位
置θ1 及び終了位置θ2 が求められる。図10は、床領
域(Ryn)の決定方法を示し、赤外線センサ(4)で検
出される表面温度が大きく低下する部分での極小値及び
極小値との温度差がある範囲ΔT内である部分を床領域
(Ryn)とし、その両端の視野角度をθ1 ,θ2 とす
る。そして、後述のように、この床領域(Ryn)の両端
値θ1 ,θ2 の差値(θ1 −θ2 )と上記図7の関係か
ら求められる床領域(Ryn)のみへの吹出が可能な所定
面積Asに対応する差値の値θmax とを比較して、運転
モードを変更するようにしている。
り、かつ、机(10),…の両側0.5m以内は居住域
となっているので、この位置が直接床領域(Ry1,Ry
2,…等)の開始点及び終了点ではないが、このθin及
びθout の値から、机(10),…の高さ等を考慮し
て、ある連続した一つの床領域(例えばRy2)の開始位
置θ1 及び終了位置θ2 が求められる。図10は、床領
域(Ryn)の決定方法を示し、赤外線センサ(4)で検
出される表面温度が大きく低下する部分での極小値及び
極小値との温度差がある範囲ΔT内である部分を床領域
(Ryn)とし、その両端の視野角度をθ1 ,θ2 とす
る。そして、後述のように、この床領域(Ryn)の両端
値θ1 ,θ2 の差値(θ1 −θ2 )と上記図7の関係か
ら求められる床領域(Ryn)のみへの吹出が可能な所定
面積Asに対応する差値の値θmax とを比較して、運転
モードを変更するようにしている。
【0026】ここで、図12は、風向変更制御の内容を
示し、通常の風向をスイング等のモードに応じて制御し
ている間、ステップST1で、鉛直方向からの傾き角θ
を走査したときの各領域(Rkn又はRyn)からの赤外線
入光量T(θ)を検出し、ステップST2で、赤外線入
光量T(θ)が、冷えきった領域からの赤外線入光量に
対応する第1下限値Tmin1以下か否かを判別し、T
(θ)≦Tmin1でなければ、ステップST1に戻る。つ
まり、通常制御のみ行い風向変更制御は行わない。そし
て、ステップST3で、赤外線入光量T(θ)が床領域
(Ryn)からの赤外線入光量に対応する第2下限値Tmi
n2以下となる領域つまり床領域(Ryn)における制御フ
ラグY(θ)を「1」に設定する。また、ステップST
4で、赤外線入光量T(θ)の時間変化量の絶対値|T
(θ)−T´(θ)|と、床領域(Ryn)の赤外線入光
量の時間変化量に対応する第3下限値Tmin3との比較か
ら、|T(θ)−T´(θ)|≦Tmin3となる領域の制
御フラグY(θ)を「1」に設定する。
示し、通常の風向をスイング等のモードに応じて制御し
ている間、ステップST1で、鉛直方向からの傾き角θ
を走査したときの各領域(Rkn又はRyn)からの赤外線
入光量T(θ)を検出し、ステップST2で、赤外線入
光量T(θ)が、冷えきった領域からの赤外線入光量に
対応する第1下限値Tmin1以下か否かを判別し、T
(θ)≦Tmin1でなければ、ステップST1に戻る。つ
まり、通常制御のみ行い風向変更制御は行わない。そし
て、ステップST3で、赤外線入光量T(θ)が床領域
(Ryn)からの赤外線入光量に対応する第2下限値Tmi
n2以下となる領域つまり床領域(Ryn)における制御フ
ラグY(θ)を「1」に設定する。また、ステップST
4で、赤外線入光量T(θ)の時間変化量の絶対値|T
(θ)−T´(θ)|と、床領域(Ryn)の赤外線入光
量の時間変化量に対応する第3下限値Tmin3との比較か
ら、|T(θ)−T´(θ)|≦Tmin3となる領域の制
御フラグY(θ)を「1」に設定する。
【0027】以上の制御により床領域(Ryn)とそれ以
外の居住領域(Rkn)との区画を完了すると、ステップ
ST5で、Y(θ)=1となる領域が連続していて、か
つθ1 −θ2 ≧θmax か否かつまりその面積が所定面積
以下か否かを判別し、判別結果がYESのときには、温
度の低い床領域(Ryn)のみへの送風が可能であると判
断し、ステップST6で、θ1 とθ2 との中間角θc を
求め、ステップST7で、θc の方向へ風向を変えるよ
うつまり当該床領域(Rym)に送風するよう制御する。
外の居住領域(Rkn)との区画を完了すると、ステップ
ST5で、Y(θ)=1となる領域が連続していて、か
つθ1 −θ2 ≧θmax か否かつまりその面積が所定面積
以下か否かを判別し、判別結果がYESのときには、温
度の低い床領域(Ryn)のみへの送風が可能であると判
断し、ステップST6で、θ1 とθ2 との中間角θc を
求め、ステップST7で、θc の方向へ風向を変えるよ
うつまり当該床領域(Rym)に送風するよう制御する。
【0028】一方、上記ステップST5の判別結果がN
Oのとき、つまりY(θ)=1となる領域が連続して所
定面積以上の領域でないときには、ステップST8に移
行し、吹出方法を選択する選択モードに突入する。すな
わち、予め設定されている運転モードが回避モードであ
るときには、ステップST9で、風向を居住域(Rkn)
から上方に向け、予め設定されている運転モードが断続
運転モードであるときには、ステップST10で、当該
床領域(Rym)に隣接する居住領域(Rkm,Rk+1 )に
断続的に交互に送風し、予め設定されている運転モード
が選択モードであるときには、ステップST11で、居
住者の指令する方向に送風する。
Oのとき、つまりY(θ)=1となる領域が連続して所
定面積以上の領域でないときには、ステップST8に移
行し、吹出方法を選択する選択モードに突入する。すな
わち、予め設定されている運転モードが回避モードであ
るときには、ステップST9で、風向を居住域(Rkn)
から上方に向け、予め設定されている運転モードが断続
運転モードであるときには、ステップST10で、当該
床領域(Rym)に隣接する居住領域(Rkm,Rk+1 )に
断続的に交互に送風し、予め設定されている運転モード
が選択モードであるときには、ステップST11で、居
住者の指令する方向に送風する。
【0029】上記フローにおいて、ステップST3又は
ST4の制御により、請求項1の発明にいう領域区画手
段(51)が構成されており、特に、ステップST3の
制御により請求項4の発明の機能が、ステップST4の
制御により請求項5の発明の機能がそれぞれ構成されて
いる。また、ステップST6及びST7の制御により、
請求項1の発明にいう風向変更制御手段(52)が構成
されている。
ST4の制御により、請求項1の発明にいう領域区画手
段(51)が構成されており、特に、ステップST3の
制御により請求項4の発明の機能が、ステップST4の
制御により請求項5の発明の機能がそれぞれ構成されて
いる。また、ステップST6及びST7の制御により、
請求項1の発明にいう風向変更制御手段(52)が構成
されている。
【0030】また、ステップST8〜ST11の制御に
より、請求項2及び請求項3の発明にいう風向変更制御
手段(52)の機能が構成されている。
より、請求項2及び請求項3の発明にいう風向変更制御
手段(52)の機能が構成されている。
【0031】したがって、上記実施例では、空気調和装
置による室内空間(R)の暖房中、室内空間(R)の温
度分布は、図11に示すような変化を生じる。すなわ
ち、運転当初は、床面と机(10),…等の表面とは略
等しくかつ低い状態にあるが、運転が継続されるにつれ
て、次第に机(10),…等の表面の温度は上昇する
が、床面温度はそれほど上昇せず、室内の温度分布が悪
化する。
置による室内空間(R)の暖房中、室内空間(R)の温
度分布は、図11に示すような変化を生じる。すなわ
ち、運転当初は、床面と机(10),…等の表面とは略
等しくかつ低い状態にあるが、運転が継続されるにつれ
て、次第に机(10),…等の表面の温度は上昇する
が、床面温度はそれほど上昇せず、室内の温度分布が悪
化する。
【0032】そのとき、赤外線センサ(4)が室内空間
(R)の各部に亘って走査され、各部の温度分布に基づ
いて、領域区画手段(51)により、床領域(Ryn)と
居住領域(Rkn)とが区画される。そして、ある床領域
(Rym)からの赤外線入光量が設定値(上記実施例にお
ける第1設定値Tmin1)以下で、かつその連続面積が所
定面積(上記実施例では(θ1 −θ2 )とθmax との大
小関係から判断するようにしている)よりも大きいとき
には、風向変更制御手段(52)により、当該床領域
(Rym)にのみ送風するよう制御される。ここで、この
制御を行う判断となる所定面積は、机(10),…の高
さや机(10),…の両側の居住者の存在をも考慮し
て、当該床領域(Rym)の隣接居住領域(Rkm,Rkm+
1)に0.5m/sec 以上の風速の気流が侵入すること
なく当該床領域(Rym)にのみ送風可能な面積から決定
されるので、風向変更制御手段(52)による風向変更
の結果、居住者にドラフト感を与えることなく、冷えき
った床領域(Rym)の温度を上昇させることができ、よ
って、空調の快適性の向上を図ることができる。
(R)の各部に亘って走査され、各部の温度分布に基づ
いて、領域区画手段(51)により、床領域(Ryn)と
居住領域(Rkn)とが区画される。そして、ある床領域
(Rym)からの赤外線入光量が設定値(上記実施例にお
ける第1設定値Tmin1)以下で、かつその連続面積が所
定面積(上記実施例では(θ1 −θ2 )とθmax との大
小関係から判断するようにしている)よりも大きいとき
には、風向変更制御手段(52)により、当該床領域
(Rym)にのみ送風するよう制御される。ここで、この
制御を行う判断となる所定面積は、机(10),…の高
さや机(10),…の両側の居住者の存在をも考慮し
て、当該床領域(Rym)の隣接居住領域(Rkm,Rkm+
1)に0.5m/sec 以上の風速の気流が侵入すること
なく当該床領域(Rym)にのみ送風可能な面積から決定
されるので、風向変更制御手段(52)による風向変更
の結果、居住者にドラフト感を与えることなく、冷えき
った床領域(Rym)の温度を上昇させることができ、よ
って、空調の快適性の向上を図ることができる。
【0033】また、当該床領域(Rkm)の連続面積が所
定面積よりも小さいときには、その床領域(Rym)に向
けて送風すると、隣接居住領域(Rkm,Rkm+1)の居住
者に直接温風が当たるので、ドラフト感を与える虞れが
あるが、上記実施例では、請求項2の発明に対応して、
予め設定手段で設定された運転モードに応じて運転され
るので、居住者の嗜好に応じた風向の変更が可能にな
り、空調の快適性が維持される。
定面積よりも小さいときには、その床領域(Rym)に向
けて送風すると、隣接居住領域(Rkm,Rkm+1)の居住
者に直接温風が当たるので、ドラフト感を与える虞れが
あるが、上記実施例では、請求項2の発明に対応して、
予め設定手段で設定された運転モードに応じて運転され
るので、居住者の嗜好に応じた風向の変更が可能にな
り、空調の快適性が維持される。
【0034】その場合、特に、上記実施例のごとく、設
定手段により予め設定された運転モードが当該低温の床
領域(Rym)の隣接居住領域(Rkm,Rkm+1)に送風を
しないモード(上記実施例では、送風を上方に向ける回
避モード)であるときには、図13に示すように、居住
者に直接温風が当たらないので、ドラフト感が防止され
る。一方、予め設定された運転モードが当該低温の床領
域(Rym)の隣接居住領域(Rkm,Rkm+1)に断続的に
送風する断続送風モードのときには、図14に示すよう
に、隣接居住領域(Rkm,Rkm+1)に断続的に送風され
ることで当該床領域(Rym)の温度が上昇し、室内空間
(R)内の温度分布が改善される。さらに、予め設定さ
れた運転モードが居住者の指令により風向を変更する指
令モードであるときには、図15に示すように、居住者
の指令に応じた風向変更制御が行われるので、空調の快
適性が維持される。すなわち、居住者の嗜好に応じた風
向変更制御により、空調の快適性が良好に維持されるこ
とになる。
定手段により予め設定された運転モードが当該低温の床
領域(Rym)の隣接居住領域(Rkm,Rkm+1)に送風を
しないモード(上記実施例では、送風を上方に向ける回
避モード)であるときには、図13に示すように、居住
者に直接温風が当たらないので、ドラフト感が防止され
る。一方、予め設定された運転モードが当該低温の床領
域(Rym)の隣接居住領域(Rkm,Rkm+1)に断続的に
送風する断続送風モードのときには、図14に示すよう
に、隣接居住領域(Rkm,Rkm+1)に断続的に送風され
ることで当該床領域(Rym)の温度が上昇し、室内空間
(R)内の温度分布が改善される。さらに、予め設定さ
れた運転モードが居住者の指令により風向を変更する指
令モードであるときには、図15に示すように、居住者
の指令に応じた風向変更制御が行われるので、空調の快
適性が維持される。すなわち、居住者の嗜好に応じた風
向変更制御により、空調の快適性が良好に維持されるこ
とになる。
【0035】また、領域区画手段(51)の領域判定方
法として、上記実施例のステップST3の制御のよう
に、赤外線入光量の極小値を示す部分及び極小値付近の
値を示す部分を床領域(Ryn)として区画することによ
り、暖房が進行して、室内の温度の上下差が大きくなっ
た時点を利用して、確実に床領域(Ryn)と居住領域
(Rkn)との区画が可能になる。特に、居住者という発
熱体があると、その近くの床はその影響を受け、その床
面からの赤外線入光量が変化するが、このような場合に
も、床領域(Ryn)と居住領域(Rkn)とを明確に区別
することができる。
法として、上記実施例のステップST3の制御のよう
に、赤外線入光量の極小値を示す部分及び極小値付近の
値を示す部分を床領域(Ryn)として区画することによ
り、暖房が進行して、室内の温度の上下差が大きくなっ
た時点を利用して、確実に床領域(Ryn)と居住領域
(Rkn)との区画が可能になる。特に、居住者という発
熱体があると、その近くの床はその影響を受け、その床
面からの赤外線入光量が変化するが、このような場合に
も、床領域(Ryn)と居住領域(Rkn)とを明確に区別
することができる。
【0036】次に、上記実施例におけるステップST4
の制御のように、請求項5の発明に対応する領域区画手
段(51)の機能により、床が冷えきった状態でないと
きにも、床領域(Ryn)と居住領域(Rkn)とを明確に
区画することができる利点がある。
の制御のように、請求項5の発明に対応する領域区画手
段(51)の機能により、床が冷えきった状態でないと
きにも、床領域(Ryn)と居住領域(Rkn)とを明確に
区画することができる利点がある。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、空気吹出口から吹出される空調空気の吹出方向
を可変に調整可能に設けられた空気調和装置の運転制御
装置として、室内空間内の各部からの赤外線入光量を検
出し、赤外線入光量の変化に基づき、室内空間を少なく
とも居住領域と床領域とに区画して、暖房運転時、ある
床領域における赤外線入光量が設定値以下であり、かつ
当該床領域の連続面積が隣接居住領域に影響を与えるこ
となく送風可能な所定面積以上の面積を有するときに
は、当該床領域の中心部に送風するようにしたので、居
住者にドラフト感を与えることなく、冷えきった床領域
の温度を上昇させて、室内空間内の温度分布を改善する
ことができる。
よれば、空気吹出口から吹出される空調空気の吹出方向
を可変に調整可能に設けられた空気調和装置の運転制御
装置として、室内空間内の各部からの赤外線入光量を検
出し、赤外線入光量の変化に基づき、室内空間を少なく
とも居住領域と床領域とに区画して、暖房運転時、ある
床領域における赤外線入光量が設定値以下であり、かつ
当該床領域の連続面積が隣接居住領域に影響を与えるこ
となく送風可能な所定面積以上の面積を有するときに
は、当該床領域の中心部に送風するようにしたので、居
住者にドラフト感を与えることなく、冷えきった床領域
の温度を上昇させて、室内空間内の温度分布を改善する
ことができる。
【0038】請求項2の発明によれば、上記請求項1の
発明において、ある床領域における赤外線量が設定値以
下であっても、その連続面積が上記所定面積以上の面積
をもたないときには、予め設定手段で設定された運転モ
ードに応じて運転するようにしたので、居住者の嗜好に
応じた風向の変更により、空調の快適性が維持される。
発明において、ある床領域における赤外線量が設定値以
下であっても、その連続面積が上記所定面積以上の面積
をもたないときには、予め設定手段で設定された運転モ
ードに応じて運転するようにしたので、居住者の嗜好に
応じた風向の変更により、空調の快適性が維持される。
【0039】請求項3の発明によれば、上記請求項2の
発明における設定手段の機能として、当該床領域の隣接
居住領域に送風をしないモードと、当該床領域の隣接居
住領域に断続的に送風するモードと、居住者の指令によ
り風向を変更するモードとを選択して設定しうるように
したので、ドラフト感の防止や、室内空間の温度分布の
改善、居住者の嗜好に応じた風向変更の選択が可能にな
り、空気調和装置の制御機能の向上を図ることができ
る。
発明における設定手段の機能として、当該床領域の隣接
居住領域に送風をしないモードと、当該床領域の隣接居
住領域に断続的に送風するモードと、居住者の指令によ
り風向を変更するモードとを選択して設定しうるように
したので、ドラフト感の防止や、室内空間の温度分布の
改善、居住者の嗜好に応じた風向変更の選択が可能にな
り、空気調和装置の制御機能の向上を図ることができ
る。
【0040】請求項4の発明によれば、上記請求項1又
は2の発明において、赤外線入光量の極小値を示す部分
及び極小値付近の値を示す部分を床領域として区画する
ようにしたので、暖房が進行して室内の温度の上下差が
大きくなった時点を利用して、居住者という発熱体の影
響による赤外線入光量の変化を考慮しながら、確実に床
領域と居住領域とを区画することができる。
は2の発明において、赤外線入光量の極小値を示す部分
及び極小値付近の値を示す部分を床領域として区画する
ようにしたので、暖房が進行して室内の温度の上下差が
大きくなった時点を利用して、居住者という発熱体の影
響による赤外線入光量の変化を考慮しながら、確実に床
領域と居住領域とを区画することができる。
【0041】請求項5の発明によれば、赤外線入光量の
時間的変化が少なく、かつ赤外線入光量が少ない領域を
床領域として区画するようにしたので、床が冷えきった
状態でないときにも、床領域と居住領域とを明確に区画
することができる。
時間的変化が少なく、かつ赤外線入光量が少ない領域を
床領域として区画するようにしたので、床が冷えきった
状態でないときにも、床領域と居住領域とを明確に区画
することができる。
【図1】発明の構成を示すブロック図である。
【図2】実施例における空気調和装置の空気吹出口付近
及び室内空間の一部を示す縦断面図である。
及び室内空間の一部を示す縦断面図である。
【図3】実施例に係る赤外線センサ本体部分の正面断面
図である。
図である。
【図4】実施例に係る赤外線センサ本体部分の側断面図
である。
である。
【図5】実施例に係る赤外線センサ全体の正面断面図で
ある。
ある。
【図6】実施例に係る赤外線センサ全体の側断面図であ
る。
る。
【図7】床領域のみへの送風が可能なθinとθout 及び
θflowの関係を示す図である。
θflowの関係を示す図である。
【図8】室内空間における赤外線センサの走査状態を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図9】室内空間における赤外線センサの走査状態を示
す平面図である。
す平面図である。
【図10】赤外線センサの走査方向の変化に対する表面
温度の変化例を示す図である。
温度の変化例を示す図である。
【図11】風向変更制御の内容を示すフロ―チャ―ト図
である。
である。
【図12】暖房時間の経過に対する床領域及び居住領域
の温度変化を示す図である。
の温度変化を示す図である。
【図13】回避モードにおける送風方法を示す図であ
る。
る。
【図14】断続送風モードにおける送風方法を示す図で
ある。
ある。
【図15】指令モードにおける送風方法を示す図であ
る。
る。
2 空気吹出口 3 風向調節機構 4 赤外線センサ(赤外線検出手段) 51 領域区画手段 52 風向変更制御手段 R 室内空間 Ryn 床領域 Rkn 居住領域
Claims (5)
- 【請求項1】 空調空気を室内に吹出すための空気吹出
口(2)と、該空気吹出口(2)から吹出される空調空
気の吹出方向を可変に調整する風向調節機構(3)とを
備えた空気調和装置において、 室内空間(R)内の各部に亘って走査し、各部からの赤
外線入光量を検出する赤外線検出手段(4)と、 該赤外線検出手段(4)の出力を受け、室内空間(R)
各部からの赤外線入光量の変化に基づき、室内空間
(R)を少なくとも居住領域(Rkn)(n =1,2,
…)と床領域(Ryn)(n =1,2,…)とに区画する
領域区画手段(51)と、 暖房運転時、該領域区画手段(51)で区画された床領
域(Rym)における赤外線入光量が設定値以下であり、
かつ当該床領域(Rym)の連続面積が隣接居住領域(R
km,Rkm+1)に影響を与えることなく送風可能な所定面
積以上の面積を有するときには、当該床領域(Rym)の
中心部に送風するよう上記風向調節機構(3)を制御す
る風向変更制御手段(52)とを備えたことを特徴とす
る空気調和装置の運転制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の空気調和装置の運転制御
装置において、風向変更制御手段(52)は、ある床領
域(Rym)からの赤外線入光量が設定値以下で、かつそ
の連続面積が上記所定面積よりも小さい面積を有すると
きには、予め設定手段により設定されたモードの運転を
実行することを特徴とする空気調和装置の運転制御装
置。 - 【請求項3】 請求項2記載の空気調和装置の運転制御
装置において、設定手段は、少なくとも、当該床領域
(Rym)の隣接居住領域(Rkm,Rkm+1)に送風をしな
いモードと、当該床領域(Rym)の隣接居住領域(Rk
m,Rkm+1)に断続的に送風するモードと、居住者の指
令により風向を変更するモードとを選択して設定可能に
構成されていることを特徴とする空気調和装置の運転制
御装置。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載の空気調和装置の運
転制御装置において、 領域区画手段(51)は、赤外線入光量量が極小値を示
す部分及び極小値付近の値を示す部分を床領域(Ryn)
として区画するものであることを特徴とする空気調和装
置の運転制御装置。 - 【請求項5】 請求項1又は2記載の空気調和装置の運
転制御装置において、 領域区画手段(51)は、赤外線入光量の時間的変化が
少なく、かつ赤外線入光量が少ない領域を床領域(Ry
n)として区画することを特徴とする空気調和装置の運
転制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4234350A JPH0682084A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 空気調和装置の運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4234350A JPH0682084A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 空気調和装置の運転制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0682084A true JPH0682084A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=16969624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4234350A Withdrawn JPH0682084A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 空気調和装置の運転制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0682084A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0909921A1 (de) * | 1997-10-14 | 1999-04-21 | Abb Research Ltd. | Brenner für den Betrieb eines Wärmeerzeugers |
| JP2011208936A (ja) * | 2006-09-07 | 2011-10-20 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
| JPWO2012035788A1 (ja) * | 2010-09-17 | 2014-01-20 | 三菱電機株式会社 | 空調システム及び空調方法 |
-
1992
- 1992-09-02 JP JP4234350A patent/JPH0682084A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0909921A1 (de) * | 1997-10-14 | 1999-04-21 | Abb Research Ltd. | Brenner für den Betrieb eines Wärmeerzeugers |
| US5954495A (en) * | 1997-10-14 | 1999-09-21 | Abb Research Ltd. | Burner for operating a heat generator |
| JP2011208936A (ja) * | 2006-09-07 | 2011-10-20 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
| JPWO2012035788A1 (ja) * | 2010-09-17 | 2014-01-20 | 三菱電機株式会社 | 空調システム及び空調方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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