JPH0681685B2 - アセチル化木材の製造方法 - Google Patents
アセチル化木材の製造方法Info
- Publication number
- JPH0681685B2 JPH0681685B2 JP5881289A JP5881289A JPH0681685B2 JP H0681685 B2 JPH0681685 B2 JP H0681685B2 JP 5881289 A JP5881289 A JP 5881289A JP 5881289 A JP5881289 A JP 5881289A JP H0681685 B2 JPH0681685 B2 JP H0681685B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wood
- acetylated wood
- acetic acid
- ketene
- acetylated
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、建築用または家具用の木質材料として用い
るアセチル化木材の製造方法に関する。
るアセチル化木材の製造方法に関する。
[従来技術] 従来から、木材を無水酢酸を用いて、130℃で2〜5時
間気相処理を行なうと次のような反応が進んでアセチル
化木材が製造できることは公知であった。
間気相処理を行なうと次のような反応が進んでアセチル
化木材が製造できることは公知であった。
Wood−OH+(CH3CO)2O ↓ Wood−OCOCH3+CH3COOH このアセチル化木材は、耐候性、寸法安定性および耐ク
ラック性に優れているが、副生物として酢酸が生じるた
め、厚さが2mm以上の木材ではこの酢酸あるいは酢酸臭
を除去するのが困難であった。そのため厚みのあるアセ
チル化木材を製造するには、薄いアセチル化木材を積層
する方法がとられていたため、多くの工数がかかって価
格が高くつく欠点があった。
ラック性に優れているが、副生物として酢酸が生じるた
め、厚さが2mm以上の木材ではこの酢酸あるいは酢酸臭
を除去するのが困難であった。そのため厚みのあるアセ
チル化木材を製造するには、薄いアセチル化木材を積層
する方法がとられていたため、多くの工数がかかって価
格が高くつく欠点があった。
[発明が解決しようとする課題] この発明は木材をアセチル化した時に木材中に酢酸やそ
の臭いが生じないようにしたものである。
の臭いが生じないようにしたものである。
[課題を解決するための手段] この発明は、木材を真空乾燥後加圧雰囲気下でケテンモ
ノマーと反応させることを特徴とするアセチル化木材の
製造方法に係り、次のような反応式で表わされる。
ノマーと反応させることを特徴とするアセチル化木材の
製造方法に係り、次のような反応式で表わされる。
Wood−OH+CH2CO ↓ Wood−OCOCH3 この発明をさらに詳述する。
適宜大きさに切断した木材を30〜200℃の真空乾燥機中
で真空乾燥して木材の空気や水分を除去する。木材中の
水分を除去するのは、水分が存在すると、ケテンモノマ
ー(CH2CO)が酢酸に変わり易いためである。木材が十
分に乾燥・脱気されると、次にこの装置にケテンモノマ
ーが送り込まれ、5〜20気圧に加圧される。ケテンモノ
マーは、アセトン、酢酸またはケテンダイマーを500〜8
00℃の炉中で分解生成して製造される。
で真空乾燥して木材の空気や水分を除去する。木材中の
水分を除去するのは、水分が存在すると、ケテンモノマ
ー(CH2CO)が酢酸に変わり易いためである。木材が十
分に乾燥・脱気されると、次にこの装置にケテンモノマ
ーが送り込まれ、5〜20気圧に加圧される。ケテンモノ
マーは、アセトン、酢酸またはケテンダイマーを500〜8
00℃の炉中で分解生成して製造される。
上記反応はアセチル化量が10〜50%、好ましくは15〜35
%になるまで反応させる。この時の反応温度は80〜140
℃、反応時間は30分〜5時間が好ましいがこれに限定さ
れることはない。反応が終わると、装置内に残っている
ケテンガスは水中に導いて酢酸にして取り出す。
%になるまで反応させる。この時の反応温度は80〜140
℃、反応時間は30分〜5時間が好ましいがこれに限定さ
れることはない。反応が終わると、装置内に残っている
ケテンガスは水中に導いて酢酸にして取り出す。
[発明の効果] この発明は上述したように構成されているので、製造さ
れたアセチル化木材に酢酸あるいは酢酸臭がなく、厚み
のあるアセチル化木材を容易に得ることができる。
れたアセチル化木材に酢酸あるいは酢酸臭がなく、厚み
のあるアセチル化木材を容易に得ることができる。
[実施例1] 厚さ15mm、巾150mm、長さ300mmのホワイトアッシュ材を
100℃の真空乾燥機中で5時間乾燥させた後、この装置
に、600℃の炉中でケテンダイマーを分解してできたケ
テンガスを導入し10気圧に加圧する。その後100℃で2
時間反応させた後、残っている余分のケテンガスを水中
に導いて酢酸にした後、装置内からホワイトアッシュ材
を取り出した。
100℃の真空乾燥機中で5時間乾燥させた後、この装置
に、600℃の炉中でケテンダイマーを分解してできたケ
テンガスを導入し10気圧に加圧する。その後100℃で2
時間反応させた後、残っている余分のケテンガスを水中
に導いて酢酸にした後、装置内からホワイトアッシュ材
を取り出した。
このもののASEは約80%で、ウェザーメーターによる100
0時間耐候性試験、寒熱繰り返し試験(80℃−20℃の
繰り返し)および吸水加熱繰り返し試験に十分合格する
ものであった。
0時間耐候性試験、寒熱繰り返し試験(80℃−20℃の
繰り返し)および吸水加熱繰り返し試験に十分合格する
ものであった。
ASE={(VC−VT)/VC}×100 (抗膨潤率) VC…無処理材の容積膨潤率 VT…処理材の容積膨潤率 [実施例2] 実施例1と同様にホワイトアッシュ材を真空乾燥した
後、この装置内にケテンガスを溶解させたアセトン溶液
を所定量投入し、すぐに常圧に戻した後、12気圧まで加
圧して12時間放置した。その後、これを取り出し、溶剤
を飛散させた後、100〜120℃で3時間加熱しアセチル化
木材を得た。
後、この装置内にケテンガスを溶解させたアセトン溶液
を所定量投入し、すぐに常圧に戻した後、12気圧まで加
圧して12時間放置した。その後、これを取り出し、溶剤
を飛散させた後、100〜120℃で3時間加熱しアセチル化
木材を得た。
このもののASEは、約70%で、実施例と同様な試験に十
分合格するものであった。
分合格するものであった。
Claims (1)
- 【請求項1】木材を真空乾燥後加圧雰囲気下でケテンモ
ノマーと反応させることを特徴とするアセチル化木材の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5881289A JPH0681685B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | アセチル化木材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5881289A JPH0681685B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | アセチル化木材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02235705A JPH02235705A (ja) | 1990-09-18 |
| JPH0681685B2 true JPH0681685B2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=13095022
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5881289A Expired - Lifetime JPH0681685B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | アセチル化木材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0681685B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103481342B (zh) * | 2008-02-01 | 2018-09-07 | 泰坦木业有限公司 | 乙酰化的木材 |
| DE102009027635A1 (de) | 2009-07-10 | 2011-01-13 | Wacker Chemie Ag | Verfahren zur Acetylierung von Lignocellulosen, Hemicellulosen, Cellulosen mit Keten |
-
1989
- 1989-03-10 JP JP5881289A patent/JPH0681685B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02235705A (ja) | 1990-09-18 |
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