JPH0680145B2 - 樹脂組成物 - Google Patents
樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH0680145B2 JPH0680145B2 JP61278813A JP27881386A JPH0680145B2 JP H0680145 B2 JPH0680145 B2 JP H0680145B2 JP 61278813 A JP61278813 A JP 61278813A JP 27881386 A JP27881386 A JP 27881386A JP H0680145 B2 JPH0680145 B2 JP H0680145B2
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- weight
- parts
- resin composition
- component
- ester
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は樹脂組成物に関し、更に詳しくは機械的強度に
優れ、線膨張係数が小さく、かつ自動車外板用の鋼板と
同時塗装(以下、オンライン塗装という)が可能な自動
車外板の成形に好適に使用できる樹脂組成物に関する。
優れ、線膨張係数が小さく、かつ自動車外板用の鋼板と
同時塗装(以下、オンライン塗装という)が可能な自動
車外板の成形に好適に使用できる樹脂組成物に関する。
<従来技術> 従来、自動車外板には鋼板が使用されてきたが、近年、
軽量化,防錆性,デザインの自由性などの点から、車体
の一部をプラスチック化する動きが活発になっている。
一般に自動車外板は、機械的強度,耐熱,耐寒性,寸法
安定性,耐薬品性,外観等に優れることが要求される。
そして、一部にはポリカーボネートとABS樹脂のアロイ
が実用化されているが、それから成形した成形品は、耐
熱性が不充分であるために、オンライン塗装ができず、
別に低温焼付用の塗装ラインを必要とし、また、温度変
化に対する寸法安定性が必ずしも充分でないという問題
があった。
軽量化,防錆性,デザインの自由性などの点から、車体
の一部をプラスチック化する動きが活発になっている。
一般に自動車外板は、機械的強度,耐熱,耐寒性,寸法
安定性,耐薬品性,外観等に優れることが要求される。
そして、一部にはポリカーボネートとABS樹脂のアロイ
が実用化されているが、それから成形した成形品は、耐
熱性が不充分であるために、オンライン塗装ができず、
別に低温焼付用の塗装ラインを必要とし、また、温度変
化に対する寸法安定性が必ずしも充分でないという問題
があった。
<発明の目的> 本発明の目的は、機械的強度に優れ、線膨張係数が8×
10-5cm/cm℃以下で、かつオンライン塗装が可能な成形
品の成形に適した樹脂組成物を提供することにある。
10-5cm/cm℃以下で、かつオンライン塗装が可能な成形
品の成形に適した樹脂組成物を提供することにある。
<発明の構成> 本発明は、 (A)芳香族ポリカーボネート 5〜92重量% (B)ポリブチレンテレフタレート 5〜92重量% (C)ブタジエン由来の繰返し単位を含有するゴムの存
在下で、メタクリル酸エステル,アクリル酸エステル及
び芳香族ビニル化合物より成る群から選ばれた2種以上
のモノマーを共重合して得られる弾性共重合体3〜20重
量% より成る樹脂成分の合計100重量部当り、 (D)タルク,珪藻土,マイカ,炭酸カルシウム,ガラ
スビース,ガラスフレーク,及びL/D≦10の無機繊維よ
り成る群から選ばれた1種または2種以上の充填材0.3
〜40重量部および (E)比表面積(BET式低温窒素吸着法による)が150m2
/g以上で、かつ、吸油量が500ml/100g以上のカーボンブ
ラック1〜15重量部 を配合して成る樹脂組成物である。
在下で、メタクリル酸エステル,アクリル酸エステル及
び芳香族ビニル化合物より成る群から選ばれた2種以上
のモノマーを共重合して得られる弾性共重合体3〜20重
量% より成る樹脂成分の合計100重量部当り、 (D)タルク,珪藻土,マイカ,炭酸カルシウム,ガラ
スビース,ガラスフレーク,及びL/D≦10の無機繊維よ
り成る群から選ばれた1種または2種以上の充填材0.3
〜40重量部および (E)比表面積(BET式低温窒素吸着法による)が150m2
/g以上で、かつ、吸油量が500ml/100g以上のカーボンブ
ラック1〜15重量部 を配合して成る樹脂組成物である。
本発明において使用する芳香族ポリカーボネート(A)
は、2価フェノールより誘導される平均分子量10,000〜
100,000、好ましくは15,000〜60,000のポリカーボネー
トであり、通常2価フェノールとカーボネート前駆体と
の溶液法あるいは溶融法で製造される。2価フェノール
の代表的な例を挙げるとビスフェノールA[2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン)]、ビス(4−
ヒドロキシフェニル)メタン,1,1−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3
−メチルフェニル)プロパン等がある。好ましい2価フ
ェノールはビス(4−ヒドロキシフェニル)アルカン系
化合物、特にビスフェノールAである。2価フェノール
は単独で、あるいは2種以上混合して使用することがで
きる。また前記カーボネート前駆体としてはカルボニル
ハライド、カーボネート、あるいはハロホルメート等を
挙げることができる。代表的な例としては、ホスゲン,
ジフェニルカーボネート、2価フェノールのジハロホル
メート及びこれらの混合物が挙げられる。芳香族ポリカ
ーボネートの製造に際しては、適当な分子量調節剤、分
岐剤、触媒等も使用できる。
は、2価フェノールより誘導される平均分子量10,000〜
100,000、好ましくは15,000〜60,000のポリカーボネー
トであり、通常2価フェノールとカーボネート前駆体と
の溶液法あるいは溶融法で製造される。2価フェノール
の代表的な例を挙げるとビスフェノールA[2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン)]、ビス(4−
ヒドロキシフェニル)メタン,1,1−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3
−メチルフェニル)プロパン等がある。好ましい2価フ
ェノールはビス(4−ヒドロキシフェニル)アルカン系
化合物、特にビスフェノールAである。2価フェノール
は単独で、あるいは2種以上混合して使用することがで
きる。また前記カーボネート前駆体としてはカルボニル
ハライド、カーボネート、あるいはハロホルメート等を
挙げることができる。代表的な例としては、ホスゲン,
ジフェニルカーボネート、2価フェノールのジハロホル
メート及びこれらの混合物が挙げられる。芳香族ポリカ
ーボネートの製造に際しては、適当な分子量調節剤、分
岐剤、触媒等も使用できる。
本発明におけるポリブチレンテレフタレート(B)は、
テレフタル酸あるいはそのエステル形成性誘導体とテト
ラメチレングリコールあるいはそのエステル形成性誘導
体を主原料として縮合反応させて得られる重合体であ
り、さらにはテレフタル酸の30モル%以下を他の芳香族
ジカルボン酸類におきかえ、あるいはテトラメチレング
リコールの30モル%以下を他の脂肪族ジオール類、脂環
式ジオール類におきかえた共重合体である。この様な共
重合体に使用される芳香族ジカルボン酸としては,イソ
フタル酸,ナフタレンジカルボン酸などを挙げることが
できる。
テレフタル酸あるいはそのエステル形成性誘導体とテト
ラメチレングリコールあるいはそのエステル形成性誘導
体を主原料として縮合反応させて得られる重合体であ
り、さらにはテレフタル酸の30モル%以下を他の芳香族
ジカルボン酸類におきかえ、あるいはテトラメチレング
リコールの30モル%以下を他の脂肪族ジオール類、脂環
式ジオール類におきかえた共重合体である。この様な共
重合体に使用される芳香族ジカルボン酸としては,イソ
フタル酸,ナフタレンジカルボン酸などを挙げることが
できる。
また、ジオールの例としては、テトラメチレングリコー
ル以外のポリエチレン−α、ω−ジオール類,ネオペン
チルグリコール,ジエチレングリコールなどを挙げるこ
とがでいる。本発明において使用されるポリブチレンテ
レフタレートの分子量は、特に限定されないがO−クロ
ルフェノールを溶媒として、25℃で測定した極限粘度が
0.2〜2.0程度のものが好ましく使用できる。
ル以外のポリエチレン−α、ω−ジオール類,ネオペン
チルグリコール,ジエチレングリコールなどを挙げるこ
とがでいる。本発明において使用されるポリブチレンテ
レフタレートの分子量は、特に限定されないがO−クロ
ルフェノールを溶媒として、25℃で測定した極限粘度が
0.2〜2.0程度のものが好ましく使用できる。
(C)成分の弾性共重合体は、ブタジエン由来の繰返し
単位を含有するゴムの存在下で、メタクリル酸エステ
ル,アクリル酸エステル及び芳香族ビニル化合物より成
る群から選ばれた2種以上のモノマーを共重合して得ら
れるものである。ブタジエン由来の繰返し単位を含有す
るゴムの例としては、ポリブタジエン,ブタジエン−ス
チレン共重合体,ブタジエン−アクリロニトリル共重合
体,ブタジエン−アクリル酸エステル共重合体等を挙げ
ることができる。メタクリル酸エステル,アクリル酸エ
ステルとしては、メタクリル酸メチル,メタクリル酸エ
チル,メタクリル酸ブチル,メタクリル酸オクチル,ア
クリル酸メチル,アクリル酸エチル,アクリル酸ブチ
ル,アクリル酸オクチル等を挙げることができる。また
芳香族ビニル化合物としては、スチレン,α−メチルス
チレン,p−メチルスチレン,アルコキシスチレン,ハロ
ゲン化スチレン等を挙げることができる。
単位を含有するゴムの存在下で、メタクリル酸エステ
ル,アクリル酸エステル及び芳香族ビニル化合物より成
る群から選ばれた2種以上のモノマーを共重合して得ら
れるものである。ブタジエン由来の繰返し単位を含有す
るゴムの例としては、ポリブタジエン,ブタジエン−ス
チレン共重合体,ブタジエン−アクリロニトリル共重合
体,ブタジエン−アクリル酸エステル共重合体等を挙げ
ることができる。メタクリル酸エステル,アクリル酸エ
ステルとしては、メタクリル酸メチル,メタクリル酸エ
チル,メタクリル酸ブチル,メタクリル酸オクチル,ア
クリル酸メチル,アクリル酸エチル,アクリル酸ブチ
ル,アクリル酸オクチル等を挙げることができる。また
芳香族ビニル化合物としては、スチレン,α−メチルス
チレン,p−メチルスチレン,アルコキシスチレン,ハロ
ゲン化スチレン等を挙げることができる。
これらの弾性共重合体は、塊状重合,溶液重合,懸濁重
合,乳化重合のいずれの重合法で製造しても良く、また
共重合の方式として一段グラフトでも多段グラフトでも
差支えない。また製造の際に副生するグラフト成分のみ
のコポリマーとの混合物であっても良い。さらに2種以
上の弾性共重合体の混合物であっても良い。これらの弾
性共重合体は、市販されており、容易に入手することが
可能である。例えば、鐘ケ渕化学(株)のカネエースB
シリーズ(例えばB-28,B-56等),カネエースPAシリー
ズ(例えばPA-20),三菱レーヨン(株)のメタブレンC
-223,さらには呉羽化学(株)のHIA-15,BTAシリーズ等
を挙げることができる。
合,乳化重合のいずれの重合法で製造しても良く、また
共重合の方式として一段グラフトでも多段グラフトでも
差支えない。また製造の際に副生するグラフト成分のみ
のコポリマーとの混合物であっても良い。さらに2種以
上の弾性共重合体の混合物であっても良い。これらの弾
性共重合体は、市販されており、容易に入手することが
可能である。例えば、鐘ケ渕化学(株)のカネエースB
シリーズ(例えばB-28,B-56等),カネエースPAシリー
ズ(例えばPA-20),三菱レーヨン(株)のメタブレンC
-223,さらには呉羽化学(株)のHIA-15,BTAシリーズ等
を挙げることができる。
(D)成分のタルク,シリカ,珪藻土,マイカおよび炭
酸カルシウムは容易に入手できる一般的な無機粉末であ
る。ガラスビーズおよびガラスフレークも市販されてい
るが、好ましくはその粒径が50μ以下のものである。無
機粉末を使用するときはシランカップリング剤を使用す
ることが望ましい。また、無機繊維は例えばガラス繊
維,ホイスカが挙げられる。L/D≦10のガラス繊維は一
般にガラスパウダーとして市販されており容易に入手可
能である。L/D>10の無機繊維では、繊維の配向による
異方性が現われ、自動車外板用には使用できない。特に
温度を上げた時成形品にソリが発生することがある。
酸カルシウムは容易に入手できる一般的な無機粉末であ
る。ガラスビーズおよびガラスフレークも市販されてい
るが、好ましくはその粒径が50μ以下のものである。無
機粉末を使用するときはシランカップリング剤を使用す
ることが望ましい。また、無機繊維は例えばガラス繊
維,ホイスカが挙げられる。L/D≦10のガラス繊維は一
般にガラスパウダーとして市販されており容易に入手可
能である。L/D>10の無機繊維では、繊維の配向による
異方性が現われ、自動車外板用には使用できない。特に
温度を上げた時成形品にソリが発生することがある。
本発明において使用される(E)成分のカーボンブラッ
クは比表面積(BET式低温窒素吸着法による)が150m2/g
以上でかつ、吸油量が500ml/100g以上のカーボンブラッ
クである。より好ましくは比表面積が500m2/g以上で、
吸油量が500ml/100g以上のものである。
クは比表面積(BET式低温窒素吸着法による)が150m2/g
以上でかつ、吸油量が500ml/100g以上のカーボンブラッ
クである。より好ましくは比表面積が500m2/g以上で、
吸油量が500ml/100g以上のものである。
かかるカーボンブラックの例としては導電性カーボンブ
ラックとして市販されているもの(例えばライオンアク
ゾ(株)製ケツチエンブラックEC,キャボット社製バル
カンXC−72,ブラックパール2000,電気化学工業(株)製
デンカブラック,デグサ社製プリンテックスL,同L-60な
ど)、その他ナフサなどの炭化水素を水蒸気および酸素
の存在下部分酸化して、水素および一酸化炭素を含む合
成ガスを製造する際に副生するカーボンブラック,ある
いはこれを酸化処理したカーボンブラックなどがあげら
れる。理由はあきらかでないが、比表面積が150m2/g未
満,或は、吸油量が500ml/100g未満のカーボンブラック
では、本発明の効果は得られない。
ラックとして市販されているもの(例えばライオンアク
ゾ(株)製ケツチエンブラックEC,キャボット社製バル
カンXC−72,ブラックパール2000,電気化学工業(株)製
デンカブラック,デグサ社製プリンテックスL,同L-60な
ど)、その他ナフサなどの炭化水素を水蒸気および酸素
の存在下部分酸化して、水素および一酸化炭素を含む合
成ガスを製造する際に副生するカーボンブラック,ある
いはこれを酸化処理したカーボンブラックなどがあげら
れる。理由はあきらかでないが、比表面積が150m2/g未
満,或は、吸油量が500ml/100g未満のカーボンブラック
では、本発明の効果は得られない。
本発明の樹脂組成物は、前記の5種の成分を混合するこ
とにより製造される。混合割合は、成分(A)が、5〜
92重量%,成分(B)が5〜92重量%,成分(C)が3
〜20重量%から成る樹脂成分の合計100重量部に対し、
成分(D)が、0.3〜40重量部および成分(E)が1〜1
5重量部である。
とにより製造される。混合割合は、成分(A)が、5〜
92重量%,成分(B)が5〜92重量%,成分(C)が3
〜20重量%から成る樹脂成分の合計100重量部に対し、
成分(D)が、0.3〜40重量部および成分(E)が1〜1
5重量部である。
上記樹脂の配合において成分(A)が5重量%未満で
は、機械的特性,熱的特性(例えば熱変形温度)が悪
く、また、92重量%を超えると成形性が悪くなる。成分
(B)が5重量%未満では成形性が悪く、また、92重量
%を超えると、機械的特性,熱的特性(例えば熱変形温
度)が悪くなる。成分(C)が3重量%未満ではアイゾ
ットノッチ付インパクトの値が低く、また、20重量%を
超えると機械的性質(例えば引張強度,曲げ強度)およ
び熱的特性(例えば熱変形温度)の低下が大きく、実用
的でない。樹脂成分100重量部に対し、成分(D)が0.3
重量部未満では、線膨張係数を8×10-5cm/cm/℃以下に
することができず、また40重量部を超えると、機械的性
質(特に耐衝撃性)が低下し、実用に適さない。
は、機械的特性,熱的特性(例えば熱変形温度)が悪
く、また、92重量%を超えると成形性が悪くなる。成分
(B)が5重量%未満では成形性が悪く、また、92重量
%を超えると、機械的特性,熱的特性(例えば熱変形温
度)が悪くなる。成分(C)が3重量%未満ではアイゾ
ットノッチ付インパクトの値が低く、また、20重量%を
超えると機械的性質(例えば引張強度,曲げ強度)およ
び熱的特性(例えば熱変形温度)の低下が大きく、実用
的でない。樹脂成分100重量部に対し、成分(D)が0.3
重量部未満では、線膨張係数を8×10-5cm/cm/℃以下に
することができず、また40重量部を超えると、機械的性
質(特に耐衝撃性)が低下し、実用に適さない。
成分(E)が1重量部未満では、線膨張係数を8×10-5
cm/cm/℃以下にすることができず、また15重量部を超え
ると、機械的性質の低下が著しい。5種の成分の混合割
合が上記の範囲内であれば、機械的性質および線膨張係
数とも満足できる値を示し、オンライン塗装に耐える耐
熱性を有するが、さらに好ましい混合割合は(A)成分
10〜65重量%,(B)成分30〜85重量%,(C)成分5
〜20重量%から成る樹脂成分100重量部に対し、(D)
成分0.4〜20重量部および(E)成分1〜7重量部であ
る。
cm/cm/℃以下にすることができず、また15重量部を超え
ると、機械的性質の低下が著しい。5種の成分の混合割
合が上記の範囲内であれば、機械的性質および線膨張係
数とも満足できる値を示し、オンライン塗装に耐える耐
熱性を有するが、さらに好ましい混合割合は(A)成分
10〜65重量%,(B)成分30〜85重量%,(C)成分5
〜20重量%から成る樹脂成分100重量部に対し、(D)
成分0.4〜20重量部および(E)成分1〜7重量部であ
る。
上記(A),(B),(C),(D)および(E)成分
から成る樹脂組成物は、それだけでも十分な衝撃強度を
有しているが、さらにポリオレフインを0.5〜7重量部
添加することにより、更に耐衝撃性を向上させることが
できる。好ましいポリオレフインとしては、低密度ポリ
エチレン,高密度ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリ
メチルペンテン−1,エチレン−プロピレン共重合体など
でる。
から成る樹脂組成物は、それだけでも十分な衝撃強度を
有しているが、さらにポリオレフインを0.5〜7重量部
添加することにより、更に耐衝撃性を向上させることが
できる。好ましいポリオレフインとしては、低密度ポリ
エチレン,高密度ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリ
メチルペンテン−1,エチレン−プロピレン共重合体など
でる。
熱可塑性樹脂で成形される自動車外板においては、成形
性,機械的性質,耐溶剤性などに優れ線膨張係数が小さ
く、かつ特に、オンライン塗装を行なうために、一定水
準以上の耐熱性が必要である。この耐熱性の評価法とし
ては、一般に、平板を片時ハリで水平に支持し、高温雰
囲気下に保持した時ハリの先端が水平位置からどれくら
い垂れ下がったかをみる方法が適当である。オンライン
塗装における塗料の焼付条件は、使用する塗料にもよる
が、雰囲気温度は150℃、保持時間は1時間とすれば充
分であるので、本発明者はハリの長さ100mm,巾12.5mm,
厚さ3.2mmとし、150℃の雰囲気下に1時間保持した後の
ハリの先端の垂れ下がり長(以下垂下長という)が7mm
以下であれば合格とする試験方法を案出した。もちろ
ん、垂下長は小さい程好ましい。垂下長が7mmを超える
ものは、オンライン塗装の際に変形を生ずるので適当で
ない。
性,機械的性質,耐溶剤性などに優れ線膨張係数が小さ
く、かつ特に、オンライン塗装を行なうために、一定水
準以上の耐熱性が必要である。この耐熱性の評価法とし
ては、一般に、平板を片時ハリで水平に支持し、高温雰
囲気下に保持した時ハリの先端が水平位置からどれくら
い垂れ下がったかをみる方法が適当である。オンライン
塗装における塗料の焼付条件は、使用する塗料にもよる
が、雰囲気温度は150℃、保持時間は1時間とすれば充
分であるので、本発明者はハリの長さ100mm,巾12.5mm,
厚さ3.2mmとし、150℃の雰囲気下に1時間保持した後の
ハリの先端の垂れ下がり長(以下垂下長という)が7mm
以下であれば合格とする試験方法を案出した。もちろ
ん、垂下長は小さい程好ましい。垂下長が7mmを超える
ものは、オンライン塗装の際に変形を生ずるので適当で
ない。
本発明の樹脂組成物は、これら5種の成分をタンブラ
ー,ブレンダー,ナウターミキサー,バンバリミキサ
ー,混練ロール,押出機等の如き混合機により混合して
製造することができる。更に本発明の目的を損わない範
囲内で、ポリフェニレンエーテル,ポリエーテルスルホ
ン、ポリエーテルイミド,ポリエチレン,ABS樹脂等の他
樹脂,安定剤,酸化防止剤,低分子量ポリエチレン系の
ワックス或いはエステル系の離型剤,紫外線吸収剤など
を添加しても良い。
ー,ブレンダー,ナウターミキサー,バンバリミキサ
ー,混練ロール,押出機等の如き混合機により混合して
製造することができる。更に本発明の目的を損わない範
囲内で、ポリフェニレンエーテル,ポリエーテルスルホ
ン、ポリエーテルイミド,ポリエチレン,ABS樹脂等の他
樹脂,安定剤,酸化防止剤,低分子量ポリエチレン系の
ワックス或いはエステル系の離型剤,紫外線吸収剤など
を添加しても良い。
<発明の効果> かくして得られる本発明の樹脂組成物の周知の種々の成
形方法、例えば射出成形,押出成形,圧縮成形,回転成
形等に適用できるが、特に自動車外板成形品の射出成形
に適している。この様にして得られた成形品は、低い線
膨張係数を有し、金属部品と組合せた時の温度変化によ
る変形が小さく、オンライン塗装が可能であって、自動
車外板として有効に使用することができ、工業的に見て
有用な材料である。
形方法、例えば射出成形,押出成形,圧縮成形,回転成
形等に適用できるが、特に自動車外板成形品の射出成形
に適している。この様にして得られた成形品は、低い線
膨張係数を有し、金属部品と組合せた時の温度変化によ
る変形が小さく、オンライン塗装が可能であって、自動
車外板として有効に使用することができ、工業的に見て
有用な材料である。
以下に実施例を示し、本発明を具体的に説明する。
<実施例1〜5および比較例1〜5> 芳香族ポリカーボネート(表中、PCと書く)、ポリブチ
レンテレフタレート(表中、PBTと書く)を120℃にて6
時間以上乾燥後、第1表に示す配合割合にV型ブレンダ
ーを用いてブレンドし、押出機(30mmφベント式押出機
VSK-30(ナカタニ(株))を用い、シリンダー温度260
℃にてペレット化し、樹脂組成物ペレットを得た。この
ペレットを120℃で5時間以上乾燥後、射出成形機(東
芝IS-90B型)を用い、シリンダー温度250℃、金型温度7
0℃の条件で成形し、物性試験片,垂下長測定用板(130
mm×12.5mm×3.2mm×)および線膨張係数測定用角板(1
50mm×150mm×3mm)を成形した。
レンテレフタレート(表中、PBTと書く)を120℃にて6
時間以上乾燥後、第1表に示す配合割合にV型ブレンダ
ーを用いてブレンドし、押出機(30mmφベント式押出機
VSK-30(ナカタニ(株))を用い、シリンダー温度260
℃にてペレット化し、樹脂組成物ペレットを得た。この
ペレットを120℃で5時間以上乾燥後、射出成形機(東
芝IS-90B型)を用い、シリンダー温度250℃、金型温度7
0℃の条件で成形し、物性試験片,垂下長測定用板(130
mm×12.5mm×3.2mm×)および線膨張係数測定用角板(1
50mm×150mm×3mm)を成形した。
測定して得られた結果を表1に示す。
PC:帝人化成(株)パンライトL-1250 PBT:帝人(株)ポリブチレンテレフタレートCH-7000 B-28:鐘ケ渕化学(株)MBS樹脂 B-56:同上 C-223:三菱レーヨン(株)MBS樹脂メタブレン HIA-15:呉羽化学(株)アクリレート・ジエン系弾性重
合体 BTA-IIIN:呉羽化学(株)MBS樹脂 PE:三井石油化学(株)三井日石ポリエチレンHD2100JP タルク:日本タルク(株)ミクロエース シリカ:東海工業(株) 珪藻土:昭和化学(株) マイカ:白石カルシウム(株)シルクロン GF(L/D小):日東紡(株)ガラスパウダー,L/D:約8 GF(L/D大):日東紡(株)チヨツプドストランド,L/D:
約30 ケッチェンブラック:ライオンアクゾ((株)ケッチェ
ンブラックEC, BET法比表面積1000m2/g,吸油量1300ml/100g デンカブラック:電気化学工業(株),BET法比表面積97
0m2/g,吸油量930ml/100g ブラックパール:キャボット社ブラックパール2000,BET
法比表面積1475m2/g,吸油量900ml/100g以上 MA-100:三菱化成(株),BET法比面積134m2/g,吸油量101
ml/100g 測定項目の単位は次のとおりである。
合体 BTA-IIIN:呉羽化学(株)MBS樹脂 PE:三井石油化学(株)三井日石ポリエチレンHD2100JP タルク:日本タルク(株)ミクロエース シリカ:東海工業(株) 珪藻土:昭和化学(株) マイカ:白石カルシウム(株)シルクロン GF(L/D小):日東紡(株)ガラスパウダー,L/D:約8 GF(L/D大):日東紡(株)チヨツプドストランド,L/D:
約30 ケッチェンブラック:ライオンアクゾ((株)ケッチェ
ンブラックEC, BET法比表面積1000m2/g,吸油量1300ml/100g デンカブラック:電気化学工業(株),BET法比表面積97
0m2/g,吸油量930ml/100g ブラックパール:キャボット社ブラックパール2000,BET
法比表面積1475m2/g,吸油量900ml/100g以上 MA-100:三菱化成(株),BET法比面積134m2/g,吸油量101
ml/100g 測定項目の単位は次のとおりである。
垂下長 :[mm] 線膨張係数 :[×10-5cm/cm/℃] Imp(1/8″,ノッチ,23℃) :[Kgf・cm/cm]
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 69/00 LPR 9363−4J //(C08L 67/02 69:00 51:04)
Claims (1)
- 【請求項1】(A)芳香族ポリカーボネート5〜92重量
% (B)ポリブチレンテレフタレート 5〜92重量% (C)ブタジエン由来の繰返し単位を含有するゴムの存
在下で、メタクリル酸エステル,アクリル酸エステル及
び芳香族ビニル化合物より成る群から選ばれた2種以上
のモノマーを共重合して得られる弾性共重合体3〜20重
量% より成る樹脂成分の合計100重量部当り、 (D)タルク,シリカ,珪藻土,マイカ,炭酸カルシュ
ウム,ガラスビーズ,ガラスフレーク及びL/D≦10(但
しLは平均長さ、Dは平均直径)の無機繊維より成る群
から選ばれた1種または2種以上の充填材0.3〜40重量
部および (E)比表面積(BET式低温窒素吸着法による)が150m2
/g以上で、かつ、吸油量が500ml/100g以上のカーボンブ
ラック 1〜15重量部 を配合して成る樹脂組成物。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP61278813A JPH0680145B2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | 樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61278813A JPH0680145B2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | 樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63132961A JPS63132961A (ja) | 1988-06-04 |
| JPH0680145B2 true JPH0680145B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=17602520
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61278813A Expired - Fee Related JPH0680145B2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | 樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0680145B2 (ja) |
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-
1986
- 1986-11-25 JP JP61278813A patent/JPH0680145B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |