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JPH0680061B2 - 新規なプリン誘導体 - Google Patents

新規なプリン誘導体

Info

Publication number
JPH0680061B2
JPH0680061B2 JP60284503A JP28450385A JPH0680061B2 JP H0680061 B2 JPH0680061 B2 JP H0680061B2 JP 60284503 A JP60284503 A JP 60284503A JP 28450385 A JP28450385 A JP 28450385A JP H0680061 B2 JPH0680061 B2 JP H0680061B2
Authority
JP
Japan
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hydrogen
definition
hydroxy
formula
hydroxymethyl
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60284503A
Other languages
English (en)
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JPS61171481A (ja
Inventor
カール・ニルス・グンナー・ヨハンソン
スサンナ・マリア・イローナ・コヴアクス
ビヨルン・グンナー・リンドボルイ
イヨラン・ベルテイル・ステニング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MEDEIBIRU AB
Original Assignee
MEDEIBIRU AB
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MEDEIBIRU AB filed Critical MEDEIBIRU AB
Publication of JPS61171481A publication Critical patent/JPS61171481A/ja
Publication of JPH0680061B2 publication Critical patent/JPH0680061B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D473/00Heterocyclic compounds containing purine ring systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
    • A61P31/20Antivirals for DNA viruses
    • A61P31/22Antivirals for DNA viruses for herpes viruses
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents

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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なプリン誘導体、その製法、新規製薬組成
物およびヒトを含む動物に種々の疾患を惹起しうる例え
ばヘルペスウイルス等のようなウイルスを選択的に撲滅
させるための方法に関する。かかる疾患は普通の感染お
よび新生物疾患すなわち癌の両方を包含する。
身体機能に及ぼすウイルスの作用は細胞ないし細胞下レ
ベルで生ずる変化の最終的結果である。細胞レベルにお
ける病原性変化はウイルスおよび宿主細胞の種々の組み
合わせに関して異なる。いくつかのウイルスは一定細胞
の一般的破壊(殺害)をもたらすのに対し、他のウイル
スは細胞を新生物状態に変換しうる。
重要な普通のウイルス感染はヘルペスデルマチテイス
(herpes dermatitisヘルペス皮膚炎)(例えばヘルペ
スラビアリス(herpes labialis口唇匐行疹)、ヘルペ
スケラチテイス(herpes keratitis疱疹角膜炎)、ヘル
ペスゲニタリス(herpes genitalis陰部疱疹)、ヘルペ
スゾスター(herpes zoster帯状疱疹)、ヘルペスエン
セフアリテイス(herpes encephalitis疱疹脳炎)、感
染性モノヌクレオシス(単核細胞増加)およびチトメガ
ロウイルス(巨大細胞ウイルス)による感染であり、こ
れらのすべてはヘルペスウイルス群に属するウイルスに
よつて生起される。その他の重要なウイルス疾患はそれ
ぞれインフルエンザAおよびBのウイルスによつて生起
されるインフルエンザAおよびBである。別の重要な普
通のウイルス性疾患はウイルス性肝炎(ヘパチテイス)
であり、特に肝炎Bウイルス(hepatitis B virus)感
染が広範囲に広がつている。これらの疾患並びにウイル
スにより生起されるその他の疾患を治療するのに有効か
つ選択的な抗ウイルス剤が必要とされている。
DNAおよびRNA両型の若干の相異なるウイルスが動物に腫
瘍を惹起させることは従来示されている。動物に及ぼす
発癌性化学物質の作用は潜伏腫瘍ウイルスの活性化をも
たらす。腫瘍ウイルスはヒト腫瘍中に包含されることが
可能である。今日知られている最もありふれたヒトの場
合の例としては、例えば白血病、肉腫、乳癌、ブルキツ
ト(Burkitt)リンパ腫、鼻咽頭癌および子宮頚癌をあ
げることができ、その際にはRNA腫瘍ウイルスおよびヘ
ルペスウイルスが指摘されている。これに基づいて腫瘍
発生ウイルスおよびそれらの機能の選択的阻害剤を求め
る調査が癌治療への努力で重要な企画とされている。
抗ウイルス活性を有するグアニン誘導体は「シンセチツ
クコミユニケーシヨンズ(Synthetic Communication
s)」2(6),345〜351(1972)、米国特許第4199574
号および第4355032号の各明細書、ヨーロツパ特許出願
公開第74306号および第55239号の各明細書中に開示され
ており、後者には抗ウイルス性化合物9−(3,4−ジヒ
ドロキシブチル)グアニンが開始されている。ヨーロツ
パ特許出願公開第108285号明細書によれば6−位に水素
原子をそして9−位に非環式鎖を有しかつ前述のような
抗ウイルス活性を有するプリン誘導体が存在している。
本発明の次の式 (式中R1は水素またはヒドロキシメチルであり、R2は水
素、ヒドロキシまたはヒドロキシメチルであり、R3は水
素であり、あるいはR1とR3は一緒になつてさらに別の炭
素−炭素結合を構成するが、ただしR1が水素の場合には
R2はヒドロキシであり、R1がヒドロキシメチルの場合に
はR2は水素でありそしてR2がヒドロキシの場合にはR1
水素である)で表わされる新規化合物およびその生理学
的に許容しうる塩、または幾何もしくは光学異性体に関
する。
また本発明は動物およびヒトのウイルス感染症を撲滅さ
せる新規方法、かかる治療に使用するための化合物およ
び式Iで表わされる化合物を含有する新規製剤にも関す
る。
ここで本発明によれば本発明化合物が抗ウイルス作用を
示しかつある種のウイルス性機能例えば腫瘍発生機能お
よびウイルスの増加を抑制するということが見出され
た。6−位に水素原子を有しそして9−位が(R)−3,
4−ジヒドロキシブチル、4−ヒドロキシ−3−(ヒド
ロキシメチル)ブチル、4−ヒドロキシ−2−(ヒドロ
キシメチル)ブチル、シス−4−ヒドロキシ−2−ブテ
ニルまたは4−ヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)
−2−ブテニル側鎖により置換されているいくつかの2
−アミノプリン化合物はモル基準で生体内において対応
する6−ヒドロキシ化合物よりも有力である。これらの
6−水素化合物は生体内において6−ヒドロキシ化合物
に酸化されそして脂質溶媒(例えば1−オクタノール)
中および水中の両方においてより高い溶解度を有する。
またこれらの6−水素化合物はそれらの6−ヒドロキシ
同族体よりも優れた吸収性および浸透性を有する。それ
らの生体内における6−ヒドロキシ同族体への代謝によ
つてそれらを効率的な前駆薬剤(プロドラツグ)とする
ものでありそしてこれら抗ウイルス化合物の高められた
濃度を与えるものである。
すなわち本発明は化合物、その立体異性体および生理学
的に許容しうる塩を提供し、それら化合物はウイルス性
疾患の治療および/または予防処置において有用であり
かつウイルスによつて生起される癌の治療および/また
は予防処置において有用である。
許容しうる副作用を伴う有効な選択性抗ウイルス剤は撲
滅されるべきウイルスの特定なウイルス性機能に対する
選択抑制効果を有するべきである。したがつて、本発明
の一つの目的はウイルス性機能に対して選択抑制効果を
示すが、しかし宿主細胞の機能に対しては単に無視しう
る抑制効果だけを示す抗ウイルス剤を使用してウイルス
感染症を撲滅させるための新規方法を提供することであ
る。
本発明化合物に関する特に重要な使用領域はヘルペスウ
イルス感染症の治療にある。ヘルペスウイルスにはヘル
ペスシンプレツクス(Herpes simplex;単純疱疹)型1
および2、水痘(Herpes zoster)、感染性モノヌクレ
オシス(mononucleosis;単核細胞増加)を引き起こすウ
イルス(すなわち、エプスタイン−バールウイルス;Eps
tein-Barr virus)およびチトメガロウイルス(cytomeg
alovirus;巨大細胞ウイルス)を挙げることができる。
ヘルペスウイルスによつて生起される重要な疾患は疱疹
皮膚炎(herpes dermatitis)(例えば口唇匐行疹、her
pes labialis)、陰部疱疹(herpes genitalis)、疱疹
角膜炎(herpes keratitis)、疱疹脳炎(herpes encep
halitis)および帯状疱疹(herpes zoster)である。
本発明化合物に関する別の可能な使用領域は癌および腫
瘍、特にウイルスによつて生起されるものの治療にあ
る。この効果は種々の方法で得ることができ、例えばウ
イルス感染された細胞の新生物状態への転換を抑制する
ことにより、転換された細胞から他の正常細胞へのウイ
ルスの拡散を抑制することによりそしてウイルス転換さ
れた細胞の生長を阻止させることにより得られる。
本発明化合物に関するさらに別の使用領域は転換細胞中
におけるチミジンキナーゼのような特異ヘルペスウイル
ス酵素の存在によるこれら細胞の抑制にある。
癌化学療法に関する本発明化合物のための可能な使用領
域はウイルスが指摘されている白血病、リンパ腫(例え
ばBurkittリンパ腫およびホジキン病)、肉腫、乳癌、
鼻咽頭癌および子宮頚癌の治療にある。癌化学療法に関
する本発明化合物のためのその他の可能な使用領域は多
発性骨髄腫および、肺(および気管支)、胃、肝臓、結
腸、膀胱、唇、骨、腎臓、卵巣、前立腺、膵臓、皮膚
(黒腫)、直腸、唾液腺、口、食道、睾丸、脳(および
頭蓋骨髄膜)、甲状腺、胆のう(および管)、鼻、喉
頭、結合組織、外陰、陰茎、膣、子宮体部および舌の各
癌の治療である。
本発明はさらに以下のことをも提供する。
A.ウイルス感染されたヒトを含む動物に治療上有効量の
式Iで表わされる化合物またはその製薬的に許容しうる
塩を投与することからなるかかる動物の場合のウイルス
により生起される疾患の治療方法。
B.ウイルス特にヘルペスウイルスの増加を抑制させるよ
うな治療を必要とするヒトを含む動物に前述の増加を抑
制させるに十分な量で式Iの化合物またはそれの生理学
的に許容しうる塩を投与することによりかかる動物の場
合のウイルスの増加を抑制させるための方法。
C.ウイルス感染で生起された新生物疾患のあるヒトを含
む動物に治療上有効量の式Iで表わされる化合物または
その生理学的に許容しうる塩を投与することを特徴とす
るウイルス機能を表現する細胞の生長を阻害させること
によるかかる動物の場合のウイルスで生起された新生物
疾患の治療方法。
D.ウイルス転換された細胞の生長を抑制させるための治
療を必要とするヒトを含む動物に式Iで表わされる化合
物またはその生理学的に許容しうる塩を前述の生長を抑
制させるに十分な量で投与することを特徴とするかかる
動物の場合のウイルス転換された細胞の生長を抑制させ
るための方法。
E.ウイルスで生起された新生物疾患の治療を必要とする
ヒトを含む動物にウイルス増加を抑制させるに十分な量
で、式Iで表わされる化合物またはその生理学的に許容
しうる塩を投与することを特徴とする腫瘍ウイルスの増
加を抑制させることによるかかる動物の場合のウイルス
で生起された新生物疾患の治療方法。
F.ヒトを含む動物に治療上有効量の式Iで表わされる化
合物またはその生理学的に許容しうる塩を投与すること
を特徴とするかかる動物の場合の新生物疾患の治療方
法。
また本発明は前述の方法A、B、C、D、EおよびFの
各々において式Iで表わされる化合物またはその生理学
的に許容しうる塩、幾何または光学異性体の用途にも関
する。
前述のように本発明の新規化合物は次の式 (式中R1は水素またはヒドロキシメチルであり、R2は水
素、ヒドロキシまたはヒドロキシメチルであり、R3は水
素であり、あるいはR1とR3は一緒になツてさらに別の炭
素−炭素結合を構成するが、ただしR1が水素の場合には
R2はヒドロキシであり、R1がヒドロキシメチルの場合に
はR2は水素でありそしてR2がヒドロキシの場合にはR1
水素である)を有しそしてその生理学的に許容しうる
塩、幾何または光学異性体も包含する。
前述のR1およびR2基に関する定義における但し書は以下
の具体的化合物が、その塩、幾何および光学異性体をも
包含するものであつて、本発明の一部分を構成するとい
うことを意味している。
2−アミノ−9−(4−ヒドロキシ−3−ヒドロキシメ
チル−2−ブテニル)−9H−プリン、 シス−2−アミノ−9−(4−ヒドロキシ−2−ブテニ
ル)−9H−プリン、 2−アミノ−9−〔4−ヒドロキシ−2−(ヒドロキシ
メチル)ブチル〕−9H−プリン、 (R)−2−アミノ−9−〔4−ヒドロキシ−2−(ヒ
ドロキシメチル)ブチル〕−9H−プリン、 (S)−2−アミノ−9−〔4−ヒドロキシ−2−(ヒ
ドロキシメチル)ブチル〕−9H−プリン、 (R)−2−アミノ−9−(3,4−ジヒドロキシブチ
ル)−9H−プリン。
式Iで表わされる化合物は式中R1がヒドロキシメチルで
ある場合またはR2がヒドロキシである場合に1個の不斉
中心を含有する。したがつて、それらは2種の光学形態
で存在しそしてこれはさらに別の本発明特徴を構成す
る。
さらに、R1およびR3が一緒になつてさらに別の結合を形
成する場合、その化合物は2種の幾何異性体として存在
する。
式Iで表わされる化合物の好ましい群は式中R1およびR2
が水素であるかあるいはR1およびR3が一緒になつてさら
に別の炭素−炭素結合を構成し、R2が水素、ヒドロキシ
またはヒドロキシメチルであるが、ただしR1が水素であ
る場合にはR2はヒドロキシでありそしてR2がヒドロキシ
の場合にはR1は水素である化合物である。
本発明の好ましい化合物は(R)−2−アミノ−9−
(3,4−ジヒドロキシブチル)−9H−プリンである。さ
らに別の好ましい本発明化合物は2−アミノ−9−〔4
−ヒドロキシ−2−(ヒドロキシメチル)ブチル〕−9H
−プリンであり、特に水痘(Herpes zoster)ウイルス
の治療に使用するのが好ましい。
以下に本発明化合物の製造方法について述べる。
本発明化合物は、さらに別の本発明の特徴を構成する以
下の方法A〜Fのうちの1方法によつて得ることができ
る。
A.1種またはそれ以上の化学反応を経て9−置換プリン
誘導体を脱保護させる。
(式中R1、R2およびR3は式Iで前述された定義を有す
る)。
R4は水素であるかまたは保護基である。この保護基に関
しては多種のものが当業者に知られている(例えば「Pr
otective Groups in Organic Chemistry」,T.W.Greene,
Wiley 1981;「Methodender Organischen Chemie」,Houb
en-Weyl VI/Ib;および「Comprehensive Organic Chemis
try」,D.H.R.BartonおよびW.D.Ollis編,1979,Vol1,p.62
3〜629を参照されたい)。
R4のいくつかの例としては例えばアシル基例えばアセチ
ルまたはベンゾイル、アルコキシカルボニルまたはアリ
ールオキシカルボニル基、シリル基例えば第三ブチルジ
メチルシリル、アリールアルキル例えばベンジルおよび
トリアリールメチル、またはSO2R5(ここでR5は1〜8
個の炭素原子を有するアルキルである)、1〜8個の炭
素原子を有する弗素化アルキル例えばトリフルオロメチ
ル、アリールアルキル例えばベンジル、またはアリール
を挙げることができる。
R1aはR1またはCH2OR4(ここでR4は前述の定義を有す
る)であり、R2aはR2、OR4またはCH2OR4(ここでR4は前
述の定義を有する)であり、あるいはR1aおよびR2aはさ
らにOR4と一緒になつて2価基すなわち環式誘導体例え
ば環状エステル、オルト酸、アセタール、エーテルまた
はシリル型化合物を形成する。
R6およびR7は水素であるが、または前述の定義を有する
R4である。
B.以下の1種またはそれ以上の化学反応を経てその官能
基が場合により保護されうる非環式側鎖をプリン誘導体
のN−9位に縮合させ、ついで保護基を除去する。
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R1aおよびR2aは前述の定
義を有し、XおよびYは一般には、場合により保護され
た式Iの化合物を生成させるために互いに反応しうる群
から選択され、Xは例えばクロロ、ブロモ、ヨードのよ
うな基あるいは基OSO2R5(ここでR5は前述の定義を有す
る)であり、Yは例えば水素、第四アンモニウムイオン
例えばテトラブチルアンモニウムあるいは金属イオン例
えばLi+、Na+またはK+である。
前記縮合は塩基例えば炭酸カリウムの存在下で(YがH
の場合)、0゜〜100℃の温度において1時間〜3日間
例えばジメチルホルムアミド、エタノール、アセトニト
リルまたはジクロロメタンのような有機溶媒中において
実施するのが好ましい。
縮合後、それらの化合物を酸または塩基例えば酢酸、水
中の塩酸(1〜35%)、水中の水酸化ナトリウム(1〜
20%)、水またはメタノール中のアンモニア(1〜25
%)で0〜100%において1〜24時間加水分解するかあ
るいは100〜5000kPa(1〜50気圧)で1〜24時間金属触
媒上において例えばエタノールまたはジメチルホルムア
ミドのような有機溶媒中、水素ガスで水素添加させる。
C.以下の1種またはそれ以上の化学反応を経て、その官
能基が場合により保護されてもよい不飽和側鎖を金属触
媒を使用してプリン誘導体のN−9位に縮合させついで
保護基を除去する。
R6およびR7は前述の定義を有し、R8は水素またはCH2OH
であり、R8aはR8またはCH2OR4(ここでR4およびR8は前
述の定義を有する)である。
前記縮合は金属触媒例えばテトラキス(トリフエニルホ
スフイン)パラジウム(O)の存在下、0℃〜100℃の
温度で1時間〜3日間例えばジメチルホルムアミド、エ
タノール、アセトニトリルまたはジクロロメタンのよう
な有機溶媒中で実施するのが好ましい。
D.以下に示す1工程またはそれ以上の工程でプリン誘導
体の還元または選択還元を行ないついで保護基を除去す
る。
R1、R2、R3、R4、R6およびR7は前述の定義を有し、R9
水素であるかまたは前述の定義を有するXであり、R10
は前述の定義を有するR1aであるか、あるいはCOR11(こ
こでR11は前述の定義を有するX、OR4またはOR5である
かあるいは活性化されたカルボン酸誘導体中における例
えば(CH32N =CHO−のような基である)であり、R
12は前述の定義を有するR2aまたはCOR11であり、あるい
はR10およびR12は一緒になつてさらに別の炭素−炭素結
合を構成し、あるいはR10およびR12はさらにR13と一緒
になつて2価基すなわち環式誘導体例えばラクトンまた
は別の環状エステル、オルト酸、アセタール、エーテル
またはシリル型化合物を形成することができ、R13は前
述の定義を有するCH2OR4またはCOR11であり、R14は前述
の定義を有するR3でありそしてR15は水素であり、ある
いはR14およびR15はさらに別の炭素−炭素結合を構成し
てアルケンを形成するかあるいはR10およびR12と一緒に
なつてアルキンを形成する。
これらの還元は触媒としての金属あるいは有機溶媒中の
水素化物還元剤を使用して、水素ガスまたは反応系中に
おいて生成される水素により実施されうる。
E.以下の反応に示されるように、2−アミノプリンを生
成させるためにプリンのピリミジン環で置換を行ないつ
いで保護基を除去する。
R1、R2、R3、R4、R1aおよびR2aは前述の定義を有する。
R16はフルオロであるかまたは前述の定義を有するXで
ある。それは室温〜100℃の温度、常圧からそれより高
い圧力において1〜25時間例えばメタノールのような有
機溶媒中のアンモニアにより置換されるかあるいはアジ
ドイオンによりそしてそれに続く既知方法による還元で
置換される。
F.以下の反応に示されるように置換ピリミジン誘導体の
イミダゾール閉環を実施しついで保護基を除去する。
R1、R2、R3、R4、R1aおよびR2aは前述の定義を有し、R
17はニトロソ、ニトロ、アミノまたはアミノ誘導体例え
ばホルミルアミノ(−NH−CHO)またはオルトエステル
アミノ である。前記閉環は既知方法により実施されうる(それ
の原則は例えば「コンプリヘンシブオーガニツクケミス
トリー」(Comprehensive Organic Chemistry)p.499〜
504,1979,Vol 4,D.H.R.Barton氏およびW.D.Ollis氏編に
記載されている)。
この閉環は例えばぎ酸、ホルムアミド、オルトぎ酸エス
テルまたはジエトキシメチルアセテートのような有機溶
媒中で25〜250℃の温度で10分〜10時間において実施さ
れうる。R17がニトロソまたはニトロである場合、これ
らの基は最初に既知方法によりアミノ基に還元されなけ
ればならない。R1a、R2aおよびR4がそれぞれR1、R2およ
び水素でない場合、側鎖保護基はその後の反応工程にお
いて方法Aにしたがつて除去される。
光学異性体の混合物あるいは適当する場合には単一光学
異性体を得るために前記方法A〜Fを使用することがで
きる。さらに単一光学異性体はそれ自体既知の方法によ
りラセミ混合物から得ることができる。
幾何異性体の混合物あるいは適当する場合には単一幾何
異性体を得るために前記方法A〜Fを使用することがで
きる。さらに単一幾何異性体はそれ自体既知の方法で異
性体混合物から得ることができる。
前記方法A〜Fにおける出発物質は既知化合物であるか
あるいは当業者に既知の方法にしたがつて製造されう
る。
これらの新規化合物群はそれ自体既知の方法で製造され
うる。
本発明化合物の生理学的に許容しうる塩は本技術分野で
既知の方法により製造される。これらの塩は新規化合物
でありそして本発明のさらに別の特徴を構成するもので
ある。金属塩は金属水酸化物と本発明化合物との反応に
より製造されうる。このようにして製造きれうる金属塩
の例としてはLi、NaおよびKを含有する塩が挙げられ
る。より少なく可溶性の塩はより多く可溶性の塩の溶液
から適当な金属化合物の添加により沈殿されうる。酸塩
は本発明化合物を例えばHCl、HBr、H2SO4または有機ス
ルホン酸のような酸で処理することにより製造されう
る。
次の式 (式中R1は水素またはヒドロキシメチルであり、R2は水
素、ヒドロキシまたはヒドロキシメチルであり、R3は水
素であり、あるいはR1とR3は一緒になってさらに別の炭
素−炭素結合を構成するが、ただしR1が水素の場合には
R2はヒドロキシであり、R1がヒドロキシメチルの場合に
はR1は水素である)で表わされる化合物またはその生理
学的に許容しうる塩、幾何または光学異性体を製薬的に
許容しうる担体と共に含有する製剤は本発明のさらに別
の特徴を構成する。
本発明化合物は全身的にまたは局所的に投与されること
ができそして臨床実施上では通常、原化合物の形態また
は場合によつてはその製薬的に許容しうる塩の形態にお
ける活性成分を固体、半固体または液体の希釈剤である
ことのできる製薬的に許容しうる担体あるいは摂取しう
るカプセルと一緒に含有する製剤の形態で局所的に、経
口的に、鼻内に、注射により、注入によりまたは吸入に
より投与されそしてかかる製剤は本発明のさらに別の特
徴を構成する。またこれら化合物は担体物質なしでも使
用できる。製剤の例としては例えば錠剤、溶液、点滴剤
例えば点鼻剤、点眼剤、局所用製剤例えば軟膏、ゼリ
ー、クリームおよび懸濁液、吸入用エアロゾル、鼻用噴
霧剤、リポソーム(liposome)等を挙げることができ
る。通常、活性物質は製剤の0.01〜99重量%からなる
が、例えば注射用製剤では0.5〜20重量%そして経口用
製剤では0.1〜50重量%からなる。これら製剤は単位投
与量剤形であるのが好ましい。
本発明化合物を含有する経口用投与量単位剤形の製剤を
調製するには活性成分を固形の粉状担体例えばラクトー
ス、サツカロース、ソルビトール、マンニトール、殿粉
(例えば馬鈴薯殿粉、コーンスターチ、アミロペクチ
ン)、セルロース、セルロース誘導体またはゼラチンと
混合しそしてさらに例えばステアリン酸マグネシウムま
たはステアリン酸カルシウムまたはポリエチレングリコ
ールワツクスのような潤滑剤も含有することができつい
で圧搾して錠剤または糖衣錠の芯を形成させることがで
きる。糖衣錠が必要とされる場合には、芯は例えばアラ
ビアゴム、タルクおよび/または二酸化チタンを含有し
うる濃縮砂糖溶液あるいはまたフイルム形成剤で被覆さ
れうる。例えば活性物質の異なる含有量を区別するため
にこれらの剤皮に染料を加えることができる。ゼラチン
および例えばグリセロールないし可塑剤を含有するソフ
トゼラチンカプセルまたは類似の密閉型カプセルを調製
するには活性物質をポリエチレングリコールまたは適当
な油例えば胡麻油、オリーブ油または落花生油と混合さ
せるのがよい。ハードゼラチンカプセルは活性物質の顆
粒を固形の粉状担体例えばラクトース、サツカロース、
ソルビトール、マンニトール、殿粉(例えば馬鈴薯殿
粉、コーンスターチまたはアミロペクチン)、セルロー
ス、セルロース誘導体またはゼラチンと共に含有するこ
とができ、さらにまた潤滑剤としてステアリン酸マグネ
シウムまたはステアリン酸を含有しうる。
いくつかの層の活性薬剤を使用することにより、剤皮を
徐々に溶解させて分離される、小ビーズ上の調整された
徐放性錠剤が得られる。調整された徐放性を得るための
別の方法は活性薬剤の投与量を異なる厚さの剤皮を有す
る顆粒に分割しついでそれら顆粒をハードゼラチンカプ
セル中に充填するかまたは担体物質と一緒の錠剤に圧搾
させることである。またこの活性物質は例えば脂肪およ
びワツクス物質から調製された錠剤を徐々に溶解させて
あるいは例えば生理学的に不活性なプラスチツク物質の
ような不溶性物質からなる錠剤中に平等に分配させて混
入させることもできる。
経口用液体製剤はエリキシル、シロツプまたは懸濁液の
形態であることができ、例えば約0.1〜20重量%の活性
物質、砂糖および、エタノール、水、グリセロール、プ
ロピレングリコールおよび場合により芳香、サツカリン
および/または分散剤としてのカルボキシメチルセルロ
ースからなる混合物を含有する溶液であることができ
る。
注射による非経口用では、製剤は望ましくは0.05〜10%
の濃度での活性薬剤またはその生理学的に許容しうる塩
の水溶液からなることができ、さらに場合によつては水
溶液状態での安定剤および/またはバツフアー物質も含
有しうる。この溶液の単位投与量はアンプル中に入れる
のが有利である。
特に皮膚、性器、口腔内および目の上のヘルペスウイル
ス感染症治療のための局所用では製剤は溶液、軟膏、ゲ
ル、懸濁液、クリームなどの形態であるのが適当であ
る。活性物質の量は例えば0.05〜20重量%の活性物質で
あるように変化しうる。かかる局所用製剤は既知方法で
活性物質を既知担体物質例えばイソプロパノール、プロ
ピレングリコール、グリセロール、パラフイン、ステア
リルアルコール、ポリエチレングリコールなどと混合さ
せることにより調製されうる。また製薬的に許容しうる
担体は既知の化学吸収促進剤を含有してもよい。吸収促
進剤の例としては例えばアゾン、ジメチルアセトアミド
(米国特許第3472931号明細書)、トリクロロエタノー
ルまたはトリフルオロエタノール(米国特許第3,891,75
7号明細書)、ある種のアルコール類およびその混合物
(英国特許第1001949号明細書)を挙げることができ
る。
活性成分が投与される投与量は広範囲内で変化すること
ができそして種々の要因例えば感染症の程度、患者の年
令、投与部位などによつて左右され、個々に調整されな
ければならない。1日につき投与されうる本発明化合物
の量に関する可能な範囲としては約0.1〜約2000mgを挙
げることができるが、局所投与用では1〜約2000mg、経
口投与用では50〜約2000mgまたは100〜約1000mgそして
注射用では10〜約2000mgまたは50〜約500mgであるのが
好適である。
病状が重い場合にはこれらの投与量を5倍から10倍に増
加させることが必要でありうる。さ程重くない場合には
500mgまたは1000mgまでを使用すれば十分である。
活性成分を含有する製薬組成物は単一投与量単位または
多数倍投与量単位のいずれかとして前述の範囲内の投与
量を提供するように処方するのが適当である。
したがつて本発明によれば式Iで表わされる化合物およ
びその生理学的に許容しうる塩はヘルペスウイルス増加
を抑制させるのに使用されうる。式Iで表わされる化合
物およびその生理学的に許容しうる塩はウイルス感染症
の治療および/または予防の処置上有用である。
本発明の好ましい特徴は式Iで表わされる化合物または
その生理学的に許容しうる塩、幾何または光学異性体を
ヘルペスウイルス感染症の治療に使用することである。
以下に、本発明による化合物の製造を実施例により説明
する。
実施例 1 (R)−2−アミノ−9−(3,4−ジヒドロキシブチ
ル)プリン (R)−4−(2−アミノ−6−クロロプリン−9−イ
ル)−O1,O2−イソプロピリデンブタン−1,2−ジオール
(0.50g)、無水酢酸ナトリウム(0.35g)、パラジウム
触媒(炭素上の10%、0.25g)および70ml無水エタノー
ルからなる混合物をパール装置中において室温で18時間
3気圧の圧力で水素添加した。ろ過後この溶液を真空中
で蒸発させて粗(R)−4−(2−アミノプリン−9−
イル)−O1,O2−イソプロピリデンブタン−1,2−ジオー
ルを定量収率で得た。
UVスペクトル λmax(nm):0.1M HCl 314(248) H2O(pH7) 304(242) 0.1M NaOH 304(〜242infl.)1 H NMR(DMSO−d6):δ 1.24および1.30(2s)C(C
H32;2.02(m)N−C−CH2;3.47(t),〜4.00
(m)および〜4.15(m)NCH2およびCHCH2;6.51(幅広
s)NH2;8.07(s)H8;8.56(s)H6。13 C NMR(DMSO−d6):δ25.77および27.05 2CH3;33.
21N−C−CH2;39.9 NCH2;68.50 OCH2;73.34 OCH;10
8.47 C(CH32;127.35 C5;143.04 C8;149.22 C6;
153.28 C4;160.75 C2。
脱保護 40mlの0.1M塩酸水溶液中における粗(R)−4−(2−
アミノプリン−9−イル)−O1,O2−イソプロピリデン
ブタン−1,2−ジオール(0.70g)の溶液を室温で2時間
ついで50℃で5時間保持し、真空中で蒸発乾固させそし
て残留物を水中に溶解し、水性アンモニアで中和しつい
で凍結乾燥させた。生成物を温クロロホルム−メタノー
ル1+1(容量)で繰り返し抽出しそして合一した抽出
物を真空中で蒸発乾固させて(R)−2−アミノ−9−
(3,4−ジヒドロキシブチル)プリンを得た。
UVスペクトル λmax(nm):0.1M HCl 315(248) H2O(pH7) 304(242) 0.1M NaOH 304(242 infl.)1 H NMR(DMSO−d6):δ 1.69および1.97(2m,2H)N
−C−CH2;3.2〜3.5(m,3H)CHCH2O;4.15(m,2H)NCH2;
6.5(幅広s,2H)NH2;8.02(s,1H)H8;8.56(s,1H)H6。13 C NMR(DMSO−d6)δ33.74 N−C−CH2;40.07 N
−CH2;66.10 CH2O;68.94 CHO;127.27 C5;143.47 C
8;149.29 C6;153.35 C4;160.79 C2。
出発物質(R)−4−(2−アミノ−6−クロロプリン
−9−イル)−O1,O2−イソプロピリデンブタン−1,2−
ジオールは以下のようにして製造された。
a) (R)−1,2,4−ブタントリオール Boger,D.L.氏およびPanek,J.S.氏によるJ.Org.Chem. 1
981,46,1208−10に記載の方法によつて製造された
(R)−ジメチルマレート(1.62g、10ミリモル)をTHF
(10ml)中に溶解し、これをTHF(15ml)中における水
素化アルミニウムリチウム(0.63g、16.5ミリモル)の
あらかじめ加温された懸濁液に滴加した。この反応混合
物を55℃で一夜撹拌した。水(0.62ml)、10%水酸化ナ
トリウム(1.20ml)および水(1.90ml)を遂次加えた
後、この混合物をろ過しそして固形残留物をTHF(2×2
0ml)で2回沸騰させついでろ過した。合一いたろ液を
プールしついで減圧下(13Pa、30℃)で蒸発させて粗1,
2,4−ブタントリオール(0.7g、6.6ミリモル、66%)を
得た。
b) (R)−イソプロピリデンブタン−1,2,4−トリ
オール 前記a)工程に記載のようにして製造された(R)−
(+)−1,2,4−ブタントリオール(0.7g、6.6ミリモ
ル)を3滴の濃過塩素酸含有のアセトン(50ml)中で1.
5時間撹拌し、これに水(5ml)中の炭酸水素ナトリウム
飽和溶液を加えてさらに10分間撹拌を続けた。沈澱をろ
去しそしてろ液を減圧下(2.7kPa、30℃)に蒸発させ
た。残留物を酢酸エチル中に取り入れ、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液(5ml)および塩水(5ml)で洗浄しつい
で硫酸マグネシウムで乾燥させた。溶媒を蒸発させつい
で蒸留して標記化合物を無色油状物(0.3g、2.05ミリモ
ル、31%)として得た。沸点104〜106℃(約2.7kPaにお
いて)。
▲n20 D▼=1.4390。
c) (R)−4−ブロモ−イソプロピリデンブタン−
1,2−ジオール (R)−イソプロピリデンブタン−1,2,4−トリオール
(0.3g、2.05ミリモル)およびトリフエニルホスフイン
(0.63g、2.4ミリモル)をメチレンクロライド(5ml)
中に溶解しついで0℃に冷却し、これにN−ブロモスク
シンイミド(0.38g、2.16ミリモル)を撹拌しながら少
しずつ加えた。0℃でさらに1時間撹拌後、ヘキサン
(15ml)を加えそして生成する沈澱をろ過により取り出
しついでヘキサン(2×5ml)で2回洗浄した。合一し
たヘキサン溶液をシリカゲル(5g)の短カラムに通し
た。蒸発および蒸留を行なつた後にヘキサン(15ml)で
溶出させて標記化合物を無色油状物(0.2g、0.96ミリモ
ル、47%)として得た。沸点74〜76℃(2.7kPa(20mmH
g)において)、▲n20 D▼=1.4630。〔α▲〕20 D▼=
+27.7゜(c=20,CHCl3)。
(d) (R)−4−(2−アミノ−6−クロロプリン
−9−イル)−O1,O2−イソプロピリデン−ブタン−1,2
−ジオール 2−アミノ−6−クロロプリン(162mg、0.96ミリモ
ル)、(R)−4−ブロモイソプロピリデンブタンジオ
ール(200mg、0.96ミリモル)および炭酸カリウム(132
mg)をDMF(10ml)中で混合させた。16時間撹拌後、こ
の反応混合物をセライトを通してろ過しそして溶媒を減
圧下〔13Pa(0.1mmHg),50℃〕に蒸発させた。残留物を
温クロロホルム(5ml)で磨砕し、未溶解物質をろ去し
た。溶媒を蒸発させて、主として9−および7−異性体
からなる淡黄色結晶固体を得た。これらはシリカゲルフ
ラツシユクロマトグラフイーにより分離された。クロロ
ホルム/メタノール(15:1)で溶出させて標記化合物を
純粋な形態で得た(106mg、0.36ミリモル、37%):融
点129〜130℃、〔α▲〕21 D▼=+57.5゜(c=6.97、C
HCl3)。
実施例2 2−(2−アミノプリン−9−イル)メチルブタン−1,
4−ジオール tert.ブタノール(250ml)中に40℃で溶解した粗ジメチ
ル(2−アミノプリン−9−イルメチル)スクシネート
(3.2g,10.9ミリモル)の溶液に水素化ホウ素リチウム
(1.3g,60ミリモル)を攪拌しながら少しずつ加えた。
周囲温度で1時間経過後に水(30ml)を徐々に加え、次
いで一夜攪拌し続けた。無機塩をろ過し、溶液を蒸発乾
固させた。粗生成物の収量は1.6g(50%)であった。シ
リカ上でのクロマトグラフィー(クロロホルム+メタノ
ール7+1)により純粋な生成物が得られた。1 H NMR(DMSO−d6):δ1.4(m,2H)CH2CH2OH;2.14
(m,1H)CH;3.33(d,2H)CH−CH2OH;3.44(広がったq,2
H);4.05(ABXのAB部分,2H)N−CH2;6.37(幅広s,2H)
NH2;7.99(s,1H)H8;8.56(s,1H)H613 C NMR(D2O):δ33.11 CH2CH2OH;39.58 CH;46.34
NCH2;61.35および63.51,2×CH2OH;128.41 C5;146.92
C8;150.48 C6;155.05 C4;161.50 C2 出発物質ジメチル2−(2−アミノプリン−9−イルメ
チル)スクシネートは以下のようにして製造された。
a)ジメチル2−(2−アミノ−6−クロロプリン−9
−イルメチル)スクシネート 50mlの乾燥ジメチルホルムアミド中における2−アミノ
−6−クロロプリン(4.07g,0.024モル)、ジメチルイ
タコネート(5.00g,0.032モル)および水素化ナトリウ
ム(油中55%,0.2g)の混合物を室温で3日間攪拌し
た。約50mlの水を加え、その混合物をn−ヘキサン(2
×50ml)で洗浄し次いでジクロロメタン(2×50ml)で
抽出した。合一したCH2Cl2抽出物を水(2×20ml)で洗
浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し次いで真空中を蒸発さ
せた。エーテルで処理し、乾燥して結晶性生成物を得
た。ジメチル2−(2−アミノ−6−クロロプリン−9
−イルメチル)スクシネートはクロマトグラフィー(シ
リカゲル、クロロホルム+メタノール15+1)により5.
54g(71%)または再結晶(MeOH-H2O)により5.15g(6
6.1%)得られた。
UVスペクトル(EtOH) λmax(nm):310(247)1 H NMR(CDCl3):δ2.67(dd,2H)CH2COO;3.46(m,1
H)CH;3.70(2s,2×3H)OCH3;4.42(ABX系,Jgem=14Hz,
2H)NCH2;5.35(幅広s,2H)NH2;7.79(s,1H)H8 b)ジメチル2−(2−アミノプリン−9−イルメチ
ル)スクシネート エタノール(200ml)中におけるジメチル−2−(2−
アミノ−6−クロロプリン−9−イルメチル)スクシネ
ート(3.28g,10ミリモル)、酢酸ナトリウム(1.5g)お
よび5%パラジウム/木炭(0.4g)からなる混合物を振
とうしながらパール装置中において室温で116時間40psi
において水素添加した。ろ過後に酢酸ナトリウム(1.6
g)および5%Pd/C(0.4g)を加え、水素添加を70時間
続けた。ろ過し次いで蒸発乾固させた後に残留物をクロ
ロホルム(2×50ml)で抽出し、合一した抽出物を蒸発
乾固して粗脱塩素化生成物2.6g(89%)を得た。1 H NMR(DMSO−d6):8.00(s,1H)H8;8.56(s,1H)H6 以下の例は本発明の製薬組成物の調製法を説明するもの
である。「活性物質」の語は本発明による化合物または
その塩を意味する。
錠 剤 各錠剤は以下のものを含有する。
活性物質 20.0mg トウモロコシ殿粉 25.0mg ラクトース 190.00mg ゼラチン 1.5mg タルク 12.0mg ステアリン酸マグネシウム 1.5mg 250.0mg 錠 剤 各錠剤は以下のものを含有する。
活性物質 100.0mg 殿 粉 60.0mg ラクトース 190.0mg ポリビニルピロリドン 5.0mg ステアリン酸マグネシウム 5.0mg 360.0mg ハードゼラチンカプセル 活性物質 100.0mg 殿 粉 100.0mg ステアリン酸マグネシウム 2.0mg ソフトゼラチンカプセル 活性物質 100.0mg ポリエチレングリコール 100.0mg 坐 薬 各坐薬は以下のものを含有する。
活性物質 20.0mg アスコルビルパルミテート 1.0mg 坐薬基剤 (Imhausen HまたはWitepsol H) 2000.0mgとする。
を加えて シロツプ 活性物質 0.200g 液体グルコース 30.0 g スクロース 50.0 g アスコルビン酸 0.1 g ピロ亜硫酸ナトリウム 0.01 g ジナトリウムエデテート 0.01 g オレンジエツセンス 0.025g 検定済着色剤 0.015g 浄水を加えて 100.0gとする。
注射溶液 活性物質 3.000mg ピロ亜硫酸ナトリウム 0.500mg ジナトリウムエデテート 0.100mg 塩化ナトリウム 8.500mg 注射用滅菌水を加えて 1.00mlとする。
舌下錠剤 活性物質 5.0mg ラクトース 85.0mg タルク 5.0mg 寒 天 5.0mg 100.0mg ゼリー 活性物質 1.0g メトセル(Methocel;登録商標) 4.0g メチルp−ヒドロキシベンゾエート 0.12g プロピルp−ヒドロキシベンゾエート 0.05g 水酸化ナトリウムおよび塩酸を加えてpH6.7とし、蒸留
水を加えて 100.0mlとする。
軟 膏 I 活性物質 1.0g セチルトリメチルアンモニウムブロマイド 0.6g セテアリルアルコール 2.25g セタノール 6.75g 液体パラフイン 17.0g グリセロール 12.0g 蒸留水を加えて 100.0gとする。
軟 膏 II 活性物質 3.0g ポリエチレングリコール1500 50g ポリエチレングリコール4000 15g プロピレングリコールを加えて 100gとする。
軟 膏 III 活性物質 3.0g ソルビタンモノオレエート 5.0g ワセリンを加えて 100gとする。
軟 膏 IV 活性物質 5g 羊毛脂 20g トウイーン60(Tween 60;登録商標) 4g スパン40(Span 40;登録商標) 2g パラフイン(液状) 4g プロピレングリコール 5g 水を加えて 100gとする。
軟 膏 V 活性物質 5g 羊毛脂 20g トウイーン60(Tween 60;登録商標) 4g スパン40(Span 40;登録商標) 2g パラフンイン(液状) 4g プロピレングリコール 5g ホウ酸 2g 水酸化ナトリウムを加えてpH6.5〜8にし、水を加えて1
00gとする。
点眼剤 I 活性物質 0.01〜0.03g シナトリウムエデテート 0.01g 等張性にするための塩化ナトリウム 十分量 塩酸または水酸化ナトリウムを加えてpH6.5〜8とす
る。
メトセル(Methocel ;登録商標)65 HG 4000 0.06g 微生物学上の保存剤 十分量 滅菌水を加えて 10mlとする。
点眼剤 II 活性物質 0.02g シナトリウムエデテート 0.01g 等張性にするための塩化ナトリウム 十分量 ホウ酸 0.01g メトセル(Methocel ;登録商標)65 HG 4000 0.06g 保存剤 十分量 滅菌水を加えて 10mlとする。
眼用軟膏 I 活性物質 3g パラフイン油 19g ワセリン 78g クリーム 活性物質 3.0g アルラトン 4.0g セタノール 2.0g ステアリン酸 2.0g パラフイン油 2.0g プロピレングリコール 2.0g グリセロール 1.5g メチルp−ヒドロキシベンゾエート 0.06g プロピルp−ヒドロキシベンゾエート 0.03g 水酸化ナトリウム 0.002g 塩酸を加えてpH8.0(水相)とし、蒸留水を加えて 100g
とする。
ゼリー 活性物質 3.0g メトセル(Methocel ;登録商標) 2.45g グリセロール 10.0g トウイーン(Tween ;登録商標) 0.10g メチルp−ヒドロキシベンゾエート 0.06g プロピルp−ヒドロキシベンゾエート 0.03g 水酸化ナトリウム 0.002g 塩酸を加えてpH8.0とし、蒸留水を加えて 100gとする。
生物試験 ヘルペスウイルスに関する本発明化合物の抑制効果は以
下に記載の方法を使用して試験された。
以下において化合物(R)−(+)−9−(3,4−ジヒ
ドロキシブチル)グアニンはVIS 743として、化合物
(R)−2−アミノ−9−(3,4−ジヒドロキシブチ
ル)プリンはVSA 305としてそしてヘルペスシンプレツ
クス(単純疱疹)型2ウイルスはHSV−2として示され
ている。
動物試験 I. VIS 743およびVSA 305によるマウスの“全身系"HSV
−2感染の治療、 HSV−2菌株91075(腹腔内感染させた104pfu)で全身系
に感染されたマウスを10日間1日に2回経口的にVIS 74
3またはVSA 305で処理した。この処理は感染後1時間目
に開始された。感染後のいくつかの日数目に死亡率を測
定した。
結果は表1に示されており、それらはVSA 305、15mg/kg
の低投与量がVIS 743、30mg/kgの高投与量に匹敵しうる
効果を有することを示している。
II. VIS 743またはVSA 305の経口投与後におけるマウ
ス内のVIS 743の血漿濃度 マウスにVIS 743またはVSA 305を経口的に投与した。各
化合物は15mg/kgの投与量で与えられた。VIS 743の血漿
濃度は投与後30分、60分、90分および120分後にHPLCに
よる分析で測定された。各濃度は2匹のマウスから得ら
れた結果の平均として決定された。
結果は図1に示されており、それらはVSA 305が生物学
的にVIS 743に転換されることおよびVSA 305を与えるこ
とにより、3倍まで高いレベルのVIS 743が得られると
いうことを示している。
【図面の簡単な説明】
図面は(R)−(+)−9−(3,4−ジヒドロキシブチ
ル)グアニン(VIS 743)および(R)−2−アミノ−
9−(3,4−ジヒドロキシブチル)プリン(VSA 305)を
15mg/kgの投与量で経口的にマウスに投与した場合のVIS
743の血漿濃度の推移を示すグラフで横軸に時間
(分)、縦軸にVIS 743の濃度(μM)を取つたもので
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イヨラン・ベルテイル・ステニング スウエーデン国エス―151 50 ゼデルテ イエ.ヴオールボヴエイエン 10

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の式 (式中R1は水素またはヒドロキシメチルであり、R2は水
    素、ヒドロキシまたはヒドロキシメチルであり、R3は水
    素であり、あるいはR1とR3は一緒になってさらに別の炭
    素−炭素結合を構成するが、ただしR1が水素の場合には
    R2はヒドロキシであり、R1がヒドロキシメチルの場合に
    はR2は水素でありそしてR2がヒドロキシの場合にはR1
    水素である)で表わされる化合物およびその生理学的に
    許容しうる塩または幾何もしくは光学異性体。
  2. 【請求項2】次の式 (式中R1およびR2は水素であるか、あるいはR1とR3は一
    緒になってさらに別の炭素−炭素結合を構成し、R2は水
    素、ヒドロキシまたはヒドロキシメチルであるが、ただ
    しR1が水素の場合にはR2はヒドロキシであり、R2がヒド
    ロキシの場合にはR1は水素である)で表わされる前記特
    許請求の範囲第1項記載の化合物およびその生理学的に
    許容しうる塩、または幾何もしくは光学異性体。
  3. 【請求項3】2−アミノ−9−(4−ヒドロキシ−3−
    ヒドロキシメチル−2−ブテニル)−9H−プリンである
    前記特許請求の範囲第1項記載の化合物およびその生理
    学的に許容しうる塩。
  4. 【請求項4】シス−2−アミノ−9−(4−ヒドロキシ
    −2−ブテニル)−9H−プリンである前記特許請求の範
    囲第1項記載の化合物およびその生理学的に許容しうる
    塩。
  5. 【請求項5】2−アミノ−9−〔4−ヒドロキシ−2−
    (ヒドロキシメチル)ブチル〕−9H−プリンである前記
    特許請求の範囲第1項記載の化合物およびその生理学的
    に許容しうる塩および光学異性体。
  6. 【請求項6】(R)−2−アミノ−9−(3,4−ジヒド
    ロキシブチル)−9H−プリンである前記特許請求の範囲
    第1項記載の化合物およびその生理学的に許容しうる
    塩。
  7. 【請求項7】光学異性体の形態である前記特許請求の範
    囲第1または2項記載の化合物。
  8. 【請求項8】幾何異性体の形態である前記特許請求の範
    囲第1または2項記載の化合物。
  9. 【請求項9】生理学的に許容しうる塩の形態である前記
    特許請求の範囲第1または2項記載の化合物。
  10. 【請求項10】活性成分としての、次の式 (式中R1は水素またはヒドロキシメチルであり、R2は水
    素、ヒドロキシまたはヒドロキシメチルであり、R3は水
    素であり、あるいはR1とR3は一緒になってさらに別の炭
    素−炭素結合を構成するが、ただしR1が水素の場合には
    R2はヒドロキシであり、R1がヒドロキシメチルの場合に
    はR2は水素であり、R2がヒドロキシの場合にはR1は水素
    である)で表わされる化合物またはその生理学的に許容
    しうる塩、または幾何もしくは光学異性体を製薬的に許
    容しうる担体と共に含有する動物またはヒトにおけるウ
    イルス感染治療製剤。
  11. 【請求項11】活性成分として、次の式 (式中R1およびR3は水素であるか、あるいは一緒になっ
    てさらに別の炭素−炭素結合を構成し、R2は水素、ヒド
    ロキシまたはヒドロキシメチルであるが、ただしR1が水
    素の場合にはR2はヒドロキシであり、R2がヒドロキシの
    場合にはR1は水素である)で表わされる化合物およびそ
    の生理学的に許容しうる塩、または幾何もしくは光学異
    性体を含有する前記特許請求の範囲第10項記載の製剤。
  12. 【請求項12】全身投与用に意図された前記特許請求の
    範囲第10または11項記載による製剤。
  13. 【請求項13】局所投与用に意図された前記特許請求の
    範囲第10または11項記載による製剤。
  14. 【請求項14】ウイルスがヘルペスウイルス、水痘(帯
    状疱疹)(Herpes zoster)または単純疱疹(Herpes si
    mplex)型1および2である前記特許請求の範囲第10ま
    たは11項記載による製剤。
  15. 【請求項15】次の式 (式中R1は水素またはヒドロキシメチルであり、R2は水
    素、ヒドロキシまたはヒドロキシメチルであり、R3は水
    素であり、あるいはR1とR3は一緒になってさらに別の炭
    素−炭素結合を構成するが、ただしR1が水素の場合には
    R2はヒドロキシであり、R1がヒドロキシメチルの場合に
    はR2は水素であり、R2がヒドロキシの場合にはR1は水素
    である)で表わされる化合物およびその生理学的に許容
    しうる塩、または幾何もしくは光学異性体の製造におい
    て、 A.次の式 {式中R3は前述の定義を有し、R4は水素または保護基例
    えばアシル、アルコキシカルボニル、アリールオキシカ
    ルボニル、シリル、アリールアルキルまたはSO2R5(こ
    こでR5はアルキル、弗素化アルキル、アルキルアリール
    またはアリールである)であり、R1aは前述の定義を有
    するR1であるかまたはCH2OR4(ここでR4は前述の定義を
    有する)であり、R2aは前述の定義を有するR2であるか
    またはOR4またはCH2OR4(ここでR4は前述の定義を有す
    る)であり、あるいはR1aおよびR2aはOR4と一緒になっ
    て2価基すなわち環式誘導体例えば環状エステル、オル
    ト酸、アセタール、エーテルまたはシリル型化合物を形
    成し、R6およびR7は水素であるかまたは前述の定義を有
    するR4である}で表わされる化合物を脱保護すること、 B.次の式 で表わされる化合物を次の式 {上記式中R3、R4、R6、R7、R1aおよびR2aは前記Aに記
    載の定義を有し、Xは離脱基例えばクロロ、ブロモ、ヨ
    ードまたはOSO2R5(ここでR5はAに記載の定義を有す
    る)であり、Yは水素、第四アンモニウムイオンまたは
    金属イオン例えばLi+、Na+、K+である}で表わされるプ
    リン誘導体のN−9位に縮合させ、ついで場合により保
    護基を除去すること、 C.次の式 で表わされる化合物を次の式 {上記式中R6およびR7は前記Aに記載の定義を有し、R8
    aはR8(水素またはCH2OHである)またはCH2OR4(ここで
    R4は前記Aに記載の定義を有する)である}で表わされ
    るプリン誘導体のN−9位に縮合させついで場合により
    保護基を除去すること、 D.次の式 {式中R6およびR7は前記Aに記載の定義を有し、R9は水
    素であるかまたはX(前記Bに記載の定義を有する)で
    あり、R10はR1a(前記Aに記載の定義を有する)または
    COR11(ここでR11はX、OR4、OR5であり、R4およびR5
    前記Aに記載の定義を有しそしてXは前記Bに記載の定
    義を有する)または活性化カルボン酸誘導体における例
    えば(CH32N =CHOのような基であり、R12はR2aまた
    はCOR11(ここでR11は前述の定義を有する)であり、R
    13はCH2OR4またはCOR11(ここでR4は前記Aに記載の定
    義を有しそしてR11は前述の定義を有する)であり、あ
    るいはR10およびR12はR13と一緒になって2価基すなわ
    ち環式誘導体例えばラクトン、環状エステル、オルト
    酸、アセタール、エーテルまたはシリル型化合物を形成
    し、R14は前記Aの記載で定義されたR3であり、R15は水
    素であり、あるいはR10とR12またはR14とR15は一緒にな
    ってさらに別の炭素−炭素結合を構成するかあるいはR
    10、R12、R14およびR15は一緒になって2個のさらに別
    の炭素−炭素結合を構成してアルキンを形成する}で表
    わされる化合物を還元または選択的還元しついで場合に
    より保護基を除去すること、 E.次の式 {式中R1a、R2a、R3およびR4は前記Aに記載の定義を有
    し、R16はフルオロまたはX(ここでXは前記Bに記載
    の定義を有する)である}で表わされる化合物を置換さ
    せついで場合により保護基を除去すること、 F.次の式 (式中R1a、R2a、R3およびR4は前記Aに記載の定義を有
    し、R17はニトロソ、ニトロ、アミノまたは例えばホル
    ミルアミノもしくはオルトエステルアミノのようなアミ
    ノ基である)で表わされる化合物のイミダゾール環閉環
    を行ないついで場合により保護基を除去すること、 そしてその後得られた化合物を場合により生理学的に許
    容しうる塩、幾何または光学異性体に変換することによ
    る製造方法。
  16. 【請求項16】次の式 (式中R1およびR3は水素であるか、あるいは一緒になっ
    てさらに別の炭素−炭素結合を構成し、R2は水素、ヒド
    ロキシまたはヒドロキシメチルであるが、ただしR1が水
    素の場合にはR2はヒドロキシであり、R2がヒドロキシの
    場合にはR1は水素である)で表わされる化合物およびそ
    の生理学的に許容しうる塩、幾何または光学異性体の製
    造において、 A.次の式 {式中R3は前述の定義を有し、R4は水素または保護基例
    えばアシル、アルコキシカルボニル、アリールオキシカ
    ルボニル、シリル、アリールアルキルまたはSO2R5(こ
    こでR5はアルキル、弗素化アルキル、アルキルアリール
    またはアリールである)であり、R1aは前述の定義を有
    するR1であるかまたはCH2OR4(ここでR4は前述の定義を
    有する)であり、R2aは前述の定義を有するR2であるか
    またはOR4またはCH2OR4(ここでR4は前述の定義を有す
    る)であり、あるいはR1aおよびR2aはOR4と一緒になっ
    て2価基すなわち環式誘導体例えば環状エステル、オル
    ト酸、アセタール、エーテルまたはシリル型化合物を形
    成し、R6およびR7は水素であるかまたは前述の定義を有
    するR4である}で表わされる化合物を脱保護すること、 B.次の式 で表わされる化合物を次の式 {上記式中R3、R4、R6、R7、R1aおよびR2aは前記Aに記
    載の定義を有し、Xは離脱基例えばクロロ、ブロモ、ヨ
    ードまたはOSO2R5(ここでR5はAに記載の定義を有す
    る)であり、Yは水素、第四アンモニウムイオンまたは
    金属イオン例えばLi+、Na+、K+である}で表わされるプ
    リン誘導体のN−9位に縮合させ、ついで場合により保
    護基を除去すること、 C.次の式 で表わされる化合物を次の式 (上記式中R6およびR7は前記Aに記載の定義を有し、R8
    aはR8(水素またはCH2OHである)またはCH2OR4(ここで
    R4は前記Aに記載の定義を有する)である}で表わされ
    るプリン誘導体のN−9位に縮合させついで場合により
    保護基を除去すること、 D.次の式 {式中R6およびR7は前記Aに記載の定義を有し、R9は水
    素であるかまたはX(前記Bに記載の定義を有する)で
    あり、R10はR1a(前記Aに記載の定義を有する)または
    COR11(ここでR11はX、OR4、OR5であり、R4およびR5
    前記Aに記載の定義を有しそしてXは前記Bに記載の定
    義を有する)または活性化カルボン酸誘導体における例
    えば(CH32N =CHOのような基であり、R12はR2aまた
    はCOR11(ここでR11は前述の定義を有する)であり、R
    13はCH2OR4またはCOR11(ここでR4は前記Aに記載の定
    義を有しそしてR11は前述の定義を有する)であり、あ
    るいはR10およびR12はR13と一緒になって2価基、すな
    わち環式誘導体例えばラクトン、環状エステル、オルト
    酸、アセタール、エーテルまたはシリル型化合物を形成
    し、R14は前記Aの記載で定義されたR3であり、R15は水
    素であり、あるいはR10とR12またはR14とR15は一緒にな
    ってさらに別の炭素−炭素結合を構成するかあるいはR
    10、R12、R14およびR15は一緒になって2個のさらに別
    の炭素−炭素結合を構成してアルキンを形成する}で表
    わされる化合物を還元または選択的還元しついで場合に
    より保護基を除去すること、 E.次の式 {式中R1a、R2a、R3およびR4は前記Aに記載の定義を有
    し、R16はフルオロまたはX(ここでXは前記Bに記載
    の定義を有する)である}で表わされる化合物を置換さ
    せついで場合により保護基を除去すること、 F.次の式 (式中R1a、R2a、R3およびR4は前記Aに記載の定義を有
    し、R17はニトロソ、ニトロ、アミノまたは例えばホル
    ミルアミノもしくはオルトエステルアミノのようなアミ
    ノ基である)で表わされる化合物のイミダゾール環閉環
    を行ないついで場合により保護基を除去すること、 そしてその後得られた化合物を場合により生理学的に許
    容しうる塩、幾何または光学異性体に変換することによ
    る前記特許請求の範囲第15項記載の製造方法。
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