JPH0671130A - 水溶性有機物蒸気を含むガスの処理装置 - Google Patents
水溶性有機物蒸気を含むガスの処理装置Info
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- JPH0671130A JPH0671130A JP4251980A JP25198092A JPH0671130A JP H0671130 A JPH0671130 A JP H0671130A JP 4251980 A JP4251980 A JP 4251980A JP 25198092 A JP25198092 A JP 25198092A JP H0671130 A JPH0671130 A JP H0671130A
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Landscapes
- Gas Separation By Absorption (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 有機物蒸気を含むガスを処理するに際して、
前記ガスが低濃度の場合でも前記有機物蒸気を十分に除
去することができ、吸着装置を使用する場合のように再
生を要さず、また吸着したものを廃棄して廃棄物の量を
増やすことがなく、あるいは冷却凝縮法のように排水処
理をすることを要しないように、簡単に処理できるよう
にする。 【構成】 水溶性有機物蒸気を含むガスを水で洗浄し、
前記ガスに含まれる水溶性有機物を水に溶解させるガス
洗浄部1と、水に溶解した前記有機物を分解させる分解
部2とを有し、前記ガス洗浄部1と前記分解部2との間
に水を循環させることを特徴とする水溶性有機物蒸気を
含むガスの処理装置。
前記ガスが低濃度の場合でも前記有機物蒸気を十分に除
去することができ、吸着装置を使用する場合のように再
生を要さず、また吸着したものを廃棄して廃棄物の量を
増やすことがなく、あるいは冷却凝縮法のように排水処
理をすることを要しないように、簡単に処理できるよう
にする。 【構成】 水溶性有機物蒸気を含むガスを水で洗浄し、
前記ガスに含まれる水溶性有機物を水に溶解させるガス
洗浄部1と、水に溶解した前記有機物を分解させる分解
部2とを有し、前記ガス洗浄部1と前記分解部2との間
に水を循環させることを特徴とする水溶性有機物蒸気を
含むガスの処理装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、処理が簡便な水溶性有
機物蒸気を含むガスの処理装置に関し、特に水溶性有機
物蒸気を含むガスを処理する際にその全体の処理が簡単
に行えるようにしたガス処理装置に関する。
機物蒸気を含むガスの処理装置に関し、特に水溶性有機
物蒸気を含むガスを処理する際にその全体の処理が簡単
に行えるようにしたガス処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、有機物蒸気を含むガスの処理装置
としては、活性炭等の吸着剤に有機物蒸気を吸着させる
装置、加圧冷却法や深冷法を含む冷却凝縮法で有機物蒸
気を液体として回収する装置や、これらの吸着装置と冷
却凝縮装置とを組合せた装置が主として用いられてお
り、特に最後の組み合わせた装置はガス中の有機物蒸気
濃度が低い場合に用いられている。
としては、活性炭等の吸着剤に有機物蒸気を吸着させる
装置、加圧冷却法や深冷法を含む冷却凝縮法で有機物蒸
気を液体として回収する装置や、これらの吸着装置と冷
却凝縮装置とを組合せた装置が主として用いられてお
り、特に最後の組み合わせた装置はガス中の有機物蒸気
濃度が低い場合に用いられている。
【0003】そして、吸着装置は広く用いられ、種々の
形式のものが使用され、また冷却凝縮装置も種々の形式
のものが提案されていて、その使用目的に適したものが
選択されているが、それぞれ長所、短所があるといわれ
ている。
形式のものが使用され、また冷却凝縮装置も種々の形式
のものが提案されていて、その使用目的に適したものが
選択されているが、それぞれ長所、短所があるといわれ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような有
機物蒸気を含むガスを対象としてガス分離を行う場合に
おいて、単にガス中から前記有機物を除去するように精
製すればよく、特にその有機物を回収しなくてもよいと
いうことがある。そのような場合において、これらのガ
ス処理装置として吸着装置を使用する場合には、最低
限、吸着のみを行えばよいが、そのようにするときに
は、吸着剤は飽和量の有機物を吸着すると使用できなく
なるので、吸着剤を交換することを要し、それに伴って
廃棄物が多量に発生することになるし、またコスト高に
なる。この問題を避けるためには、通常の吸着装置のよ
うに吸着剤を再生すればよいが、その再生を行うとする
と、吸着剤の脱着を行うための装置が必要となり、脱着
ガスはそのまま大気中に放出できないので、脱着ガスか
らの有機物蒸気を回収する装置が更に必要となり、コス
ト高になるだけでなく、操作が非常に煩雑となると言う
欠点がある。
機物蒸気を含むガスを対象としてガス分離を行う場合に
おいて、単にガス中から前記有機物を除去するように精
製すればよく、特にその有機物を回収しなくてもよいと
いうことがある。そのような場合において、これらのガ
ス処理装置として吸着装置を使用する場合には、最低
限、吸着のみを行えばよいが、そのようにするときに
は、吸着剤は飽和量の有機物を吸着すると使用できなく
なるので、吸着剤を交換することを要し、それに伴って
廃棄物が多量に発生することになるし、またコスト高に
なる。この問題を避けるためには、通常の吸着装置のよ
うに吸着剤を再生すればよいが、その再生を行うとする
と、吸着剤の脱着を行うための装置が必要となり、脱着
ガスはそのまま大気中に放出できないので、脱着ガスか
らの有機物蒸気を回収する装置が更に必要となり、コス
ト高になるだけでなく、操作が非常に煩雑となると言う
欠点がある。
【0005】また、ガス分離装置として前記の冷却凝縮
装置を用いるときには、その装置の稼働温度における有
機物の蒸気圧に相当する分の有機物蒸気は、凝縮されず
に大気に放出されるので、その除去が不十分であり、ま
たそれに吸着装置を併設したものでは、吸着装置の吸着
剤の負荷となり、設備費が増大するという欠点があっ
た。
装置を用いるときには、その装置の稼働温度における有
機物の蒸気圧に相当する分の有機物蒸気は、凝縮されず
に大気に放出されるので、その除去が不十分であり、ま
たそれに吸着装置を併設したものでは、吸着装置の吸着
剤の負荷となり、設備費が増大するという欠点があっ
た。
【0006】本発明は、水溶性有機物蒸気を含むガスか
ら有機物を効率的に除去できるガス分離装置を提供する
ことを目的とするものである。
ら有機物を効率的に除去できるガス分離装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガスから除去
すべき成分が水溶性有機物蒸気であるときには、水洗に
より容易にガスから除去することができ、かつその際出
る前記水溶性有機物を含む水は簡単に分解することがで
き、そのための各装置は小型で済むことを見出し、それ
に基づいて本発明に到達した。
すべき成分が水溶性有機物蒸気であるときには、水洗に
より容易にガスから除去することができ、かつその際出
る前記水溶性有機物を含む水は簡単に分解することがで
き、そのための各装置は小型で済むことを見出し、それ
に基づいて本発明に到達した。
【0008】すなわち、下記の手段により前記の目的を
達成した。 (1)水溶性有機物蒸気を含むガスを水洗し、前記ガス
中に含まれる水溶性有機物蒸気を水に溶解させるガス洗
浄部と、水に溶解した前記水溶性有機物を分解させる分
解部とを有し、前記ガス洗浄部と前記分解部との間に水
を循環させることを特徴とする水溶性有機物蒸気を含む
ガスの処理装置。
達成した。 (1)水溶性有機物蒸気を含むガスを水洗し、前記ガス
中に含まれる水溶性有機物蒸気を水に溶解させるガス洗
浄部と、水に溶解した前記水溶性有機物を分解させる分
解部とを有し、前記ガス洗浄部と前記分解部との間に水
を循環させることを特徴とする水溶性有機物蒸気を含む
ガスの処理装置。
【0009】(2)洗浄に用いる水を補給する水供給部
を備えた(1)記載の水溶性有機物蒸気を含むガスの処
理装置。 (3)前記ガス洗浄部と前記分解部との間の水循環路に
微粒子除去装置を備えた(1)又は(2)記載の水溶性
有機物蒸気を含むガスの処理装置。 本発明で処理しようとする水溶性有機物蒸気を含むガス
中の水溶性有機物としては、例えばメタノール、エタノ
ール等のアルコール類、アルデヒド類、ケトン類、エー
テル類等が挙げられる。
を備えた(1)記載の水溶性有機物蒸気を含むガスの処
理装置。 (3)前記ガス洗浄部と前記分解部との間の水循環路に
微粒子除去装置を備えた(1)又は(2)記載の水溶性
有機物蒸気を含むガスの処理装置。 本発明で処理しようとする水溶性有機物蒸気を含むガス
中の水溶性有機物としては、例えばメタノール、エタノ
ール等のアルコール類、アルデヒド類、ケトン類、エー
テル類等が挙げられる。
【0010】本発明のガス処理装置で使用するガス洗浄
部としては、既に知られたガス洗浄装置のいずれの形式
のものを使用してもよい。効率がよいものとしては、充
填塔などの形式のものが挙げられるが、棚段塔、水を噴
霧あるいは散布する形式のものも使用できる。洗浄に用
いる水としては、水だけでなく、発泡を抑えるための添
加剤のような各種添加剤を加えてもよい。これらの添加
された水を含めて、ここでは「水」という。
部としては、既に知られたガス洗浄装置のいずれの形式
のものを使用してもよい。効率がよいものとしては、充
填塔などの形式のものが挙げられるが、棚段塔、水を噴
霧あるいは散布する形式のものも使用できる。洗浄に用
いる水としては、水だけでなく、発泡を抑えるための添
加剤のような各種添加剤を加えてもよい。これらの添加
された水を含めて、ここでは「水」という。
【0011】また、分解部は、洗浄により水に取り込ま
れた水溶性有機物を分解するための部分であり、この点
については後述する。次に、図面に基づいて本発明を具
体的に説明する。まず、図1に示すガス処理装置につい
て説明すると、この装置は、水貯留部3を備えたガス洗
浄部1と分解部2とからなるもので、水に溶解する有機
物蒸気、例えばメタノール、テトラヒドロフランの蒸気
を含む廃ガスをガス供給管4からガス洗浄部1に導入す
る。ガス洗浄部1では、中央に充填層5を有し、その上
方の散水管6から水が散布され、水は充填層5を流下
し、その間に廃ガスと接触して前記の有機物蒸気を水に
溶解させる。流下した水は水貯留部3に溜まり、また充
填層5を通過したガスはデミスター7を通ってミストを
除去されて、排出管8から大気に放出される。
れた水溶性有機物を分解するための部分であり、この点
については後述する。次に、図面に基づいて本発明を具
体的に説明する。まず、図1に示すガス処理装置につい
て説明すると、この装置は、水貯留部3を備えたガス洗
浄部1と分解部2とからなるもので、水に溶解する有機
物蒸気、例えばメタノール、テトラヒドロフランの蒸気
を含む廃ガスをガス供給管4からガス洗浄部1に導入す
る。ガス洗浄部1では、中央に充填層5を有し、その上
方の散水管6から水が散布され、水は充填層5を流下
し、その間に廃ガスと接触して前記の有機物蒸気を水に
溶解させる。流下した水は水貯留部3に溜まり、また充
填層5を通過したガスはデミスター7を通ってミストを
除去されて、排出管8から大気に放出される。
【0012】ガス洗浄部1で水溶性有機物を溶解した水
を水貯留部3から管9を経てポンプ10で分解部2に導
く。この分解部2は、水に溶解する有機物を分解する装
置(以下、「分解装置」ともいう)であって、分解反応
が発生する反応槽から構成される。この分解装置は、例
えば、(1)有機物分解用紫外線ランプ及びランプホル
ダー、(2)過酸化水素、硫酸等の酸化性薬液注入機及
び薬液タンクのいずれか、又は両方を備えるものとする
ことができる。ただし、ここに挙げたものはあくまでも
例示であり、分解装置は、水溶性有機物を分解すること
ができる装置を指すものであるから、上記の例に限定さ
れるものではない。前記反応槽は、分解装置の一部を形
成するものであってもよく、その内部で溶存する有機物
が分解される。
を水貯留部3から管9を経てポンプ10で分解部2に導
く。この分解部2は、水に溶解する有機物を分解する装
置(以下、「分解装置」ともいう)であって、分解反応
が発生する反応槽から構成される。この分解装置は、例
えば、(1)有機物分解用紫外線ランプ及びランプホル
ダー、(2)過酸化水素、硫酸等の酸化性薬液注入機及
び薬液タンクのいずれか、又は両方を備えるものとする
ことができる。ただし、ここに挙げたものはあくまでも
例示であり、分解装置は、水溶性有機物を分解すること
ができる装置を指すものであるから、上記の例に限定さ
れるものではない。前記反応槽は、分解装置の一部を形
成するものであってもよく、その内部で溶存する有機物
が分解される。
【0013】分解部2で処理された水は管11を通って
再びガス洗浄部1に供給され、散水管6から散布されて
ガス中の水溶性有機物を溶解する。ガス洗浄部1などで
は水が蒸発して水量が減少するため、水を補給するが、
その水の補給は本装置のどこへでも行うことができる。
ただ、分解部での分解反応に影響を与えないという点か
ら、図1に示すように、水供給管12でガス洗浄部1に
補給するのが好ましい。
再びガス洗浄部1に供給され、散水管6から散布されて
ガス中の水溶性有機物を溶解する。ガス洗浄部1などで
は水が蒸発して水量が減少するため、水を補給するが、
その水の補給は本装置のどこへでも行うことができる。
ただ、分解部での分解反応に影響を与えないという点か
ら、図1に示すように、水供給管12でガス洗浄部1に
補給するのが好ましい。
【0014】図2は、図1に示したガス処理装置におけ
るガス洗浄部、分解部及び水貯留部を一体化した槽13
とポンプ10とから構成される装置である。前記槽13
の下部には分解部兼水貯留部14が設けられ、それに過
酸化水素水供給管15が接続されて、分解部兼水貯留部
14へ過酸化水素水が供給され、水に溶けている水溶性
有機物を分解する。この分解部に設けられる分解装置
は、有機物を分解できればよいのであるから、この図の
ものに限定されるものではない。
るガス洗浄部、分解部及び水貯留部を一体化した槽13
とポンプ10とから構成される装置である。前記槽13
の下部には分解部兼水貯留部14が設けられ、それに過
酸化水素水供給管15が接続されて、分解部兼水貯留部
14へ過酸化水素水が供給され、水に溶けている水溶性
有機物を分解する。この分解部に設けられる分解装置
は、有機物を分解できればよいのであるから、この図の
ものに限定されるものではない。
【0015】図3は、図1に示した装置に、さらに分解
部2で処理が終了した水を一時保管するリザーバタンク
17とリザーバタンク17から管19でガス洗浄部1に
水を供給するポンプ18を増設したガス処理装置であ
る。ガス洗浄部1で蒸発した水の補給は、本装置のどこ
へでも可能であるが、リザーバタンク17が便利であ
る。
部2で処理が終了した水を一時保管するリザーバタンク
17とリザーバタンク17から管19でガス洗浄部1に
水を供給するポンプ18を増設したガス処理装置であ
る。ガス洗浄部1で蒸発した水の補給は、本装置のどこ
へでも可能であるが、リザーバタンク17が便利であ
る。
【0016】図4は、図3に示した装置に微粒子除去用
ろ過装置であるフイルター20を増設したものである
が、このフイルター20は図1または2に示す装置への
増設も可能である。微粒子除去用ろ過装置は、例えば中
空糸タイプの精密ろ過フイルターからなり、分解部2に
微粒子が流入するのを防ぎ、分解効率の低下を防止する
ことが可能である。微粒子除去用ろ過装置の設置場所
は、ポンプ10と分解部2との間が最適であるが、ここ
に限定されるものではなく、本装置のどこへでも設置可
能である。
ろ過装置であるフイルター20を増設したものである
が、このフイルター20は図1または2に示す装置への
増設も可能である。微粒子除去用ろ過装置は、例えば中
空糸タイプの精密ろ過フイルターからなり、分解部2に
微粒子が流入するのを防ぎ、分解効率の低下を防止する
ことが可能である。微粒子除去用ろ過装置の設置場所
は、ポンプ10と分解部2との間が最適であるが、ここ
に限定されるものではなく、本装置のどこへでも設置可
能である。
【0017】
【作用】本発明においては、廃ガスから除去すべき成分
が水溶性有機物蒸気であるため、水洗により容易にガス
から除去することができる。また、その際出る前記水溶
性有機物を含む水は、前記水溶性有機物が非常に分解し
易いものであるため、簡単に分解することができる。そ
のため各装置は小型で済む。
が水溶性有機物蒸気であるため、水洗により容易にガス
から除去することができる。また、その際出る前記水溶
性有機物を含む水は、前記水溶性有機物が非常に分解し
易いものであるため、簡単に分解することができる。そ
のため各装置は小型で済む。
【0018】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。ただし、本発明はこの実施例のみに限定されるもの
ではない。 実施例1 図1に示すガス処理装置を使用してエタノール蒸気を含
有する空気を処理した。洗浄部1は、セラミックス粒状
物を高さ50cmに充填した直径10cmの充填層5を
有するもので、水を用いて洗浄を行った。この充填層に
エタノール100ppmを含む廃ガス(温度20℃)を
10リットル/minで通したところ、充填層出口にお
けるガス中のエタノール濃度は10ppm以下に低減し
た。同時に充填層上部から分解部2にてエタノール濃度
10μg/リットルasC以下に処理した水を5リット
ル/minで供給したところ、廃ガス中のエタノールを
溶解して水貯留部3における水のエタノール濃度は21
0μg/リットルasCに増加した。水貯留部3で得た
エタノール溶解水は紫外線ランプを有する分解部2に送
り分解した。
る。ただし、本発明はこの実施例のみに限定されるもの
ではない。 実施例1 図1に示すガス処理装置を使用してエタノール蒸気を含
有する空気を処理した。洗浄部1は、セラミックス粒状
物を高さ50cmに充填した直径10cmの充填層5を
有するもので、水を用いて洗浄を行った。この充填層に
エタノール100ppmを含む廃ガス(温度20℃)を
10リットル/minで通したところ、充填層出口にお
けるガス中のエタノール濃度は10ppm以下に低減し
た。同時に充填層上部から分解部2にてエタノール濃度
10μg/リットルasC以下に処理した水を5リット
ル/minで供給したところ、廃ガス中のエタノールを
溶解して水貯留部3における水のエタノール濃度は21
0μg/リットルasCに増加した。水貯留部3で得た
エタノール溶解水は紫外線ランプを有する分解部2に送
り分解した。
【0019】図5にエタノール溶解水を紫外線ランプで
分解した試験結果を示す。処理前エタノール濃度が22
0μg/リットルasC以下では、紫外線ランプ110
W1本を使用し、5リットル/分の処理速度で、15μ
g/リットルasC以下に分解できることが確認でき
た。さらに、処理前エタノール濃度が220μg/リッ
トルasCを越えても、処理後エタノール濃度は徐々に
しか上昇せず、処理前エタノール濃度が400μg/リ
ットルasCでもその2/3を分解可能であることがわ
かった。
分解した試験結果を示す。処理前エタノール濃度が22
0μg/リットルasC以下では、紫外線ランプ110
W1本を使用し、5リットル/分の処理速度で、15μ
g/リットルasC以下に分解できることが確認でき
た。さらに、処理前エタノール濃度が220μg/リッ
トルasCを越えても、処理後エタノール濃度は徐々に
しか上昇せず、処理前エタノール濃度が400μg/リ
ットルasCでもその2/3を分解可能であることがわ
かった。
【0020】
【発明の効果】本発明は、ガス洗浄装置(ガス洗浄部)
及び水溶性有機物を分解する水処理装置(分解部)を組
み合わせることで、従来のガス浄化装置に比べて、ガス
中の水溶性有機物蒸気を容易にガスから除去することが
でき、大気に排出するガスの出口濃度を低下させること
ができる。その除去は、処理するガスの前記有機物の濃
度がその温度における蒸気圧以下の濃度という低い濃度
であっても、特別な濃縮装置を用いずに有効に行うこと
ができる。
及び水溶性有機物を分解する水処理装置(分解部)を組
み合わせることで、従来のガス浄化装置に比べて、ガス
中の水溶性有機物蒸気を容易にガスから除去することが
でき、大気に排出するガスの出口濃度を低下させること
ができる。その除去は、処理するガスの前記有機物の濃
度がその温度における蒸気圧以下の濃度という低い濃度
であっても、特別な濃縮装置を用いずに有効に行うこと
ができる。
【0021】また、水に溶解した水溶性有機物を分解す
ることにより、排水処理を不要とし、かつ分解処理した
水を再使用することで、省資源化が可能である。この水
溶性有機物を溶解した水は、その有機物の濃度が薄いた
め容易に分解を行うことができる。そして、冷却凝縮法
の場合のように液が濃厚でないので、特別の排水処理を
する必要がない。さらに、本発明によれば、従来の廃ガ
スの処理装置では対応が困難とされた極低濃度の水溶性
有機物を含むガスを簡単に処理し、さらに濃度を低くし
たガスとすることが可能である。
ることにより、排水処理を不要とし、かつ分解処理した
水を再使用することで、省資源化が可能である。この水
溶性有機物を溶解した水は、その有機物の濃度が薄いた
め容易に分解を行うことができる。そして、冷却凝縮法
の場合のように液が濃厚でないので、特別の排水処理を
する必要がない。さらに、本発明によれば、従来の廃ガ
スの処理装置では対応が困難とされた極低濃度の水溶性
有機物を含むガスを簡単に処理し、さらに濃度を低くし
たガスとすることが可能である。
【図1】本発明の一例であるガス処理装置の概要図を示
す。
す。
【図2】ガス洗浄部、分解部及び水貯留部を一体化した
本発明のガス処理装置の概要図を示す。
本発明のガス処理装置の概要図を示す。
【図3】図1の装置にリザーバタンクを併設した本発明
のガス処理装置の概要図を示す。
のガス処理装置の概要図を示す。
【図4】図3の装置に微粒子除去用ろ過装置を併設した
本発明のガス処理装置の概要図を示す。
本発明のガス処理装置の概要図を示す。
【図5】本発明の実施例1におけるエチルアルコール溶
解水を紫外線ランプで分解した試験結果を表すグラフを
示す。
解水を紫外線ランプで分解した試験結果を表すグラフを
示す。
1 ガス洗浄部 2 分解部 3 水貯留部 4 廃ガス供給管 5 充填層 6 散水管 7 デミスタ 8 排出管 9 管 10 ポンプ 11 管 12 水供給管 13 槽 14 分解部兼水貯留部 15 過酸化水素供給管 16 管 17 リザーバタンク 18 ポンプ 19 管 20 フイルタ
Claims (3)
- 【請求項1】 水溶性有機物蒸気を含むガスを水洗し、
前記ガス中に含まれる水溶性有機物蒸気を水に溶解させ
るガス洗浄部と、水に溶解した前記水溶性有機物を分解
させる分解部とを有し、前記ガス洗浄部と前記分解部と
の間に水を循環させることを特徴とする水溶性有機物蒸
気を含むガスの処理装置。 - 【請求項2】 洗浄に用いる水を補給する水供給部を備
えた請求項1記載の水溶性有機物蒸気を含むガスの処理
装置。 - 【請求項3】 前記ガス洗浄部と前記分解部との間の水
循環路に微粒子除去装置を備えた請求項1又は請求項2
記載の水溶性有機物蒸気を含むガスの処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4251980A JPH0671130A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 水溶性有機物蒸気を含むガスの処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4251980A JPH0671130A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 水溶性有機物蒸気を含むガスの処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0671130A true JPH0671130A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=17230868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4251980A Pending JPH0671130A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 水溶性有機物蒸気を含むガスの処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0671130A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005313094A (ja) * | 2004-04-30 | 2005-11-10 | Daikin Ind Ltd | 空気浄化方法及びその装置 |
| WO2005105269A1 (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Daikin Industries, Ltd. | 気体浄化装置 |
| US7018514B2 (en) | 2001-11-12 | 2006-03-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for processing substances to be decomposed |
| JP2006204683A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | River Seisakusho:Kk | 化学汚染物質、特定悪臭成分や細菌類などの分解除去装置 |
| US7163615B2 (en) | 2001-11-12 | 2007-01-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of treating substance to be degraded and its apparatus |
| JP2007244762A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Sanki Eng Co Ltd | 解剖台 |
| JP2013519513A (ja) * | 2010-02-19 | 2013-05-30 | コモンウェルス サイエンティフィック アンド インダストリアル リサーチ オーガニゼーション | 溶剤処理方法 |
| US20220072501A1 (en) * | 2019-04-03 | 2022-03-10 | Korea University Research And Business Foundation | Carbon dioxide photo-reactor |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP4251980A patent/JPH0671130A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7018514B2 (en) | 2001-11-12 | 2006-03-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for processing substances to be decomposed |
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| JP2005313076A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Daikin Ind Ltd | 気体浄化装置 |
| JP2005313094A (ja) * | 2004-04-30 | 2005-11-10 | Daikin Ind Ltd | 空気浄化方法及びその装置 |
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| US20220072501A1 (en) * | 2019-04-03 | 2022-03-10 | Korea University Research And Business Foundation | Carbon dioxide photo-reactor |
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