JPH065614A - 熱処理装置 - Google Patents
熱処理装置Info
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- JPH065614A JPH065614A JP15775592A JP15775592A JPH065614A JP H065614 A JPH065614 A JP H065614A JP 15775592 A JP15775592 A JP 15775592A JP 15775592 A JP15775592 A JP 15775592A JP H065614 A JPH065614 A JP H065614A
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- heat treatment
- susceptor
- hole
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Links
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Landscapes
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 全体構成の簡素化とともに、装置及び熱処理
コストの低減を図ることが可能で、しかも、サセプタの
小型化を実現しうる熱処理装置装置を提供する。 【構成】 本発明にかかる熱処理装置は、化合物半導体
基板11及び高蒸気圧金属12を収納して閉鎖される収
納空間3が形成されたサセプタ1と、該サセプタ1を加
熱する単一の加熱源2とを備えており、前記サセプタ1
の上側所定箇所には、前記収納空間3に通じる貫通孔4
が形成され、かつ、該貫通孔4を閉鎖するキャップ体5
が押し上げ可能に載置される一方、該キャップ体5は、
前記加熱源2による前記化合物半導体基板11の熱処理
過程において前記収納空間3の内部圧力が所定値を越え
た際に該内部圧力によって押し上げられて前記貫通孔4
を開放するものであることを特徴としている。
コストの低減を図ることが可能で、しかも、サセプタの
小型化を実現しうる熱処理装置装置を提供する。 【構成】 本発明にかかる熱処理装置は、化合物半導体
基板11及び高蒸気圧金属12を収納して閉鎖される収
納空間3が形成されたサセプタ1と、該サセプタ1を加
熱する単一の加熱源2とを備えており、前記サセプタ1
の上側所定箇所には、前記収納空間3に通じる貫通孔4
が形成され、かつ、該貫通孔4を閉鎖するキャップ体5
が押し上げ可能に載置される一方、該キャップ体5は、
前記加熱源2による前記化合物半導体基板11の熱処理
過程において前記収納空間3の内部圧力が所定値を越え
た際に該内部圧力によって押し上げられて前記貫通孔4
を開放するものであることを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化合物半導体基板の熱
処理を行うに際して使用される熱処理装置に関する。
処理を行うに際して使用される熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、GaAsFETなどのような
化合物半導体素子における動作層(活性層)はSiなど
のイオン注入によって形成されているのが一般的であ
り、イオン注入後の化合物半導体基板に対しては注入イ
オンを活性化するための熱処理(アニール)を実施する
のが通常の手順となっている。ところが、高温下での熱
処理を行った際には、基板表面における分解や変質が生
じることがあり、素子特性の著しい劣化を招いてしまう
恐れがあった。
化合物半導体素子における動作層(活性層)はSiなど
のイオン注入によって形成されているのが一般的であ
り、イオン注入後の化合物半導体基板に対しては注入イ
オンを活性化するための熱処理(アニール)を実施する
のが通常の手順となっている。ところが、高温下での熱
処理を行った際には、基板表面における分解や変質が生
じることがあり、素子特性の著しい劣化を招いてしまう
恐れがあった。
【0003】そこで、このような不都合の発生を防止す
べく、最近では、化合物半導体基板の表面上に予め酸化
Si膜などのような保護絶縁膜を形成したうえで熱処理
を実施したり(キャップアニール)、何らの保護絶縁膜
を形成せずに高圧の高蒸気圧雰囲気中で熱処理を実施し
たり(キャップレスアニール)するのが一般的となって
いる。しかしながら、キャップアニールでは、保護絶縁
膜の種類や厚みなどの相違によってイオンの活性化状態
や表面トラップの形成状態などが異なることになりやす
く、素子特性の制御が難しいという別の不都合が生じ
る。また、キャップレスアニールでは、例えば、Asを
含む化合物半導体に対してはAsHsというような雰囲
気ガスを使用するのであるから、非常な危険を伴うこと
になり、その漏洩を防止するための大掛かりな設備が必
要となる結果、設備コストの増大を招いてしまう。
べく、最近では、化合物半導体基板の表面上に予め酸化
Si膜などのような保護絶縁膜を形成したうえで熱処理
を実施したり(キャップアニール)、何らの保護絶縁膜
を形成せずに高圧の高蒸気圧雰囲気中で熱処理を実施し
たり(キャップレスアニール)するのが一般的となって
いる。しかしながら、キャップアニールでは、保護絶縁
膜の種類や厚みなどの相違によってイオンの活性化状態
や表面トラップの形成状態などが異なることになりやす
く、素子特性の制御が難しいという別の不都合が生じ
る。また、キャップレスアニールでは、例えば、Asを
含む化合物半導体に対してはAsHsというような雰囲
気ガスを使用するのであるから、非常な危険を伴うこと
になり、その漏洩を防止するための大掛かりな設備が必
要となる結果、設備コストの増大を招いてしまう。
【0004】そのため、これらの不都合を回避しうる安
全かつ簡便な方法として、図4で示すようなサセプタ1
0を備えた熱処理装置を用いての熱処理が行われるよう
になってきた。すなわち、この熱処理装置の備えるサセ
プタ10は、化合物半導体基板であるGaAs基板11
と、雰囲気源となる高蒸気圧金属である金属As12と
を収納したうえで閉鎖される収納空間13が形成された
ものであり、各々の収納部は盛り上がり形成された広幅
の仕切り部10aを介して互いに分離されている。
全かつ簡便な方法として、図4で示すようなサセプタ1
0を備えた熱処理装置を用いての熱処理が行われるよう
になってきた。すなわち、この熱処理装置の備えるサセ
プタ10は、化合物半導体基板であるGaAs基板11
と、雰囲気源となる高蒸気圧金属である金属As12と
を収納したうえで閉鎖される収納空間13が形成された
ものであり、各々の収納部は盛り上がり形成された広幅
の仕切り部10aを介して互いに分離されている。
【0005】そして、このサセプタ10を備えた熱処理
装置では、まず、GaAs基板11と金属As12とを
サセプタ10の収納空間13内にそれぞれ収納した後、
予め2組用意した温度制御可能な加熱源であるヒータ1
4のうちの一方によってGaAs基板11をこれ自身が
必要とする熱処理温度まで加熱するとともに、他方のヒ
ータ14によって金属As12を必要な蒸気圧、すなわ
ち、GaAs基板11の熱処理時に必要となる所定圧力
を有する雰囲気ガスが得られる昇華温度まで加熱する。
すると、収納空間13内は金属As12からなる雰囲気
ガスによって満たされることになり、GaAs基板11
に対する熱処理が行われることになる。
装置では、まず、GaAs基板11と金属As12とを
サセプタ10の収納空間13内にそれぞれ収納した後、
予め2組用意した温度制御可能な加熱源であるヒータ1
4のうちの一方によってGaAs基板11をこれ自身が
必要とする熱処理温度まで加熱するとともに、他方のヒ
ータ14によって金属As12を必要な蒸気圧、すなわ
ち、GaAs基板11の熱処理時に必要となる所定圧力
を有する雰囲気ガスが得られる昇華温度まで加熱する。
すると、収納空間13内は金属As12からなる雰囲気
ガスによって満たされることになり、GaAs基板11
に対する熱処理が行われることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来構
成とされたサセプタ10を用いての熱処理においては、
サセプタ10の収納空間13内に収納されたGaAs基
板11及び金属As12それぞれの加熱温度が互いに異
なるのであるから、わざわざ2組のヒータ14を用意し
たうえで各別の温度制御を行いながら加熱しなければな
らない。そのため、この熱処理装置の全体構成が複雑な
ものとなるばかりか、装置及び熱処理コストが高くつく
ことになってしまう。また、互いに異なる温度で加熱さ
れるGaAs基板11及び金属As12間の熱的な相互
干渉をできるだけ少なくするため、サセプタ10の収納
空間11内における両者の離間間隔を拡げ、かつ、広幅
の仕切り部10aを形成しておく必要がある結果、この
サセプタ10そのものの全体形状が大きくなってしま
う。
成とされたサセプタ10を用いての熱処理においては、
サセプタ10の収納空間13内に収納されたGaAs基
板11及び金属As12それぞれの加熱温度が互いに異
なるのであるから、わざわざ2組のヒータ14を用意し
たうえで各別の温度制御を行いながら加熱しなければな
らない。そのため、この熱処理装置の全体構成が複雑な
ものとなるばかりか、装置及び熱処理コストが高くつく
ことになってしまう。また、互いに異なる温度で加熱さ
れるGaAs基板11及び金属As12間の熱的な相互
干渉をできるだけ少なくするため、サセプタ10の収納
空間11内における両者の離間間隔を拡げ、かつ、広幅
の仕切り部10aを形成しておく必要がある結果、この
サセプタ10そのものの全体形状が大きくなってしま
う。
【0007】本発明は、このような不都合に鑑みて創案
されたものであって、全体構成の簡素化とともに、装置
及び熱処理コストの低減を図ることが可能で、しかも、
サセプタの小型化を実現することができる熱処理装置の
提供を目的としている。
されたものであって、全体構成の簡素化とともに、装置
及び熱処理コストの低減を図ることが可能で、しかも、
サセプタの小型化を実現することができる熱処理装置の
提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる熱処理装
置は、このような目的を達成するために、化合物半導体
基板及び高蒸気圧金属を収納して閉鎖される収納空間が
形成されたサセプタと、該サセプタを加熱する単一の加
熱源とを備えており、前記サセプタの上側所定箇所に
は、前記収納空間に通じる貫通孔が形成され、かつ、該
貫通孔を閉鎖するキャップ体が押し上げ可能に載置され
る一方、該キャップ体は、前記加熱源による前記化合物
半導体基板の熱処理過程において前記収納空間の内部圧
力が所定値を越えた際に該内部圧力によって押し上げら
れて前記貫通孔を開放するものであることを特徴として
いる。
置は、このような目的を達成するために、化合物半導体
基板及び高蒸気圧金属を収納して閉鎖される収納空間が
形成されたサセプタと、該サセプタを加熱する単一の加
熱源とを備えており、前記サセプタの上側所定箇所に
は、前記収納空間に通じる貫通孔が形成され、かつ、該
貫通孔を閉鎖するキャップ体が押し上げ可能に載置され
る一方、該キャップ体は、前記加熱源による前記化合物
半導体基板の熱処理過程において前記収納空間の内部圧
力が所定値を越えた際に該内部圧力によって押し上げら
れて前記貫通孔を開放するものであることを特徴として
いる。
【0009】
【作用】上記構成によれば、サセプタの収納空間内に収
納された化合物半導体基板及び高蒸気圧金属は、ともに
単一の加熱源によって化合物半導体基板の必要とする熱
処理温度まで加熱される。そして、このとき、高蒸気圧
金属の昇華温度は化合物半導体基板の熱処理温度よりも
はるかに低いのであるから、必要以上の高温加熱によっ
て昇華した高蒸気圧金属からなる雰囲気ガスの圧力、す
なわち、この雰囲気ガスによって満たされた収納空間の
内部圧力は化合物半導体基板の熱処理時に必要となる所
定圧力以上にまで高まることになる。
納された化合物半導体基板及び高蒸気圧金属は、ともに
単一の加熱源によって化合物半導体基板の必要とする熱
処理温度まで加熱される。そして、このとき、高蒸気圧
金属の昇華温度は化合物半導体基板の熱処理温度よりも
はるかに低いのであるから、必要以上の高温加熱によっ
て昇華した高蒸気圧金属からなる雰囲気ガスの圧力、す
なわち、この雰囲気ガスによって満たされた収納空間の
内部圧力は化合物半導体基板の熱処理時に必要となる所
定圧力以上にまで高まることになる。
【0010】ところが、このサセプタには収納空間に通
じる貫通孔が形成され、かつ、この貫通孔は押し上げ可
能なキャップ体によって閉鎖されているのであるから、
この収納空間の内部圧力が所定値を越えると、キャップ
体が内部圧力の作用によって押し上げられることになる
結果、貫通孔は開放されることになる。そこで、サセプ
タの収納空間を満たしていた雰囲気ガスは開放された貫
通孔を通じて外部へ放散させられることになり、収納空
間の内部圧力は化合物半導体基板の熱処理時に必要な所
定圧力まで下がる。
じる貫通孔が形成され、かつ、この貫通孔は押し上げ可
能なキャップ体によって閉鎖されているのであるから、
この収納空間の内部圧力が所定値を越えると、キャップ
体が内部圧力の作用によって押し上げられることになる
結果、貫通孔は開放されることになる。そこで、サセプ
タの収納空間を満たしていた雰囲気ガスは開放された貫
通孔を通じて外部へ放散させられることになり、収納空
間の内部圧力は化合物半導体基板の熱処理時に必要な所
定圧力まで下がる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0012】図1は本実施例にかかる熱処理装置を簡略
化して示す断面図であり、この熱処理装置は、化合物半
導体基板の熱処理時に使用されるサセプタ1と、これを
加熱するための加熱源であるヒータ2の単一個とを備え
ている。なお、図1において、従来例を示す図4と互い
に同一もしくは相当する部品、部分には同一符号を付し
ている。
化して示す断面図であり、この熱処理装置は、化合物半
導体基板の熱処理時に使用されるサセプタ1と、これを
加熱するための加熱源であるヒータ2の単一個とを備え
ている。なお、図1において、従来例を示す図4と互い
に同一もしくは相当する部品、部分には同一符号を付し
ている。
【0013】このサセプタ1には、化合物半導体基板で
あるGaAs基板11と高蒸気圧金属である金属As1
2とを収納したうえで密閉状に閉鎖される収納空間3が
形成されており、GaAs基板11及び金属As12を
収納する収納部のそれぞれは収納空間3の底面から盛り
上がり形成された細幅の仕切り部1aを介して分離され
た近接位置に配置されている。そして、このサセプタ1
の上側所定箇所、例えば、GaAs基板11の上面中央
と対面する箇所には、収納空間3に通じる貫通孔4が形
成されている。
あるGaAs基板11と高蒸気圧金属である金属As1
2とを収納したうえで密閉状に閉鎖される収納空間3が
形成されており、GaAs基板11及び金属As12を
収納する収納部のそれぞれは収納空間3の底面から盛り
上がり形成された細幅の仕切り部1aを介して分離され
た近接位置に配置されている。そして、このサセプタ1
の上側所定箇所、例えば、GaAs基板11の上面中央
と対面する箇所には、収納空間3に通じる貫通孔4が形
成されている。
【0014】また、この貫通孔4内には、これを閉鎖し
うるキャップ体5、すなわち、図2で示すような鍔付き
丸棒形状とされたキャップ体5が、押し上げ可能な状態
で差し込み載置されている。そして、このキャップ体5
は収納空間3の内部圧力がGaAs基板11の熱処理時
に必要な所定圧力を越えることによって押し上げられる
程度の自重を有しており、その貫通孔4内に差し込まれ
る下端部には圧力に対する感度を高めるための切り落と
し部5aが形成されている。さらに、サセプタ1の貫通
孔4外側にはこの貫通孔4自身と連続する排ガス管6が
接続されており、この排ガス管6の接続部はキャップ体
5が何らの不都合なく移動しうる程度の太さとされてい
る。
うるキャップ体5、すなわち、図2で示すような鍔付き
丸棒形状とされたキャップ体5が、押し上げ可能な状態
で差し込み載置されている。そして、このキャップ体5
は収納空間3の内部圧力がGaAs基板11の熱処理時
に必要な所定圧力を越えることによって押し上げられる
程度の自重を有しており、その貫通孔4内に差し込まれ
る下端部には圧力に対する感度を高めるための切り落と
し部5aが形成されている。さらに、サセプタ1の貫通
孔4外側にはこの貫通孔4自身と連続する排ガス管6が
接続されており、この排ガス管6の接続部はキャップ体
5が何らの不都合なく移動しうる程度の太さとされてい
る。
【0015】つぎに、本実施例にかかる熱処理装置の動
作及び作用について説明する。
作及び作用について説明する。
【0016】まず、Siなどのイオンが注入されたGa
As基板11と雰囲気源である金属As12とをサセプ
タ1の収納空間3内に収納し、かつ、この収納空間3を
密閉状に閉鎖した後、ハロゲンランプを用いて構成され
たランプ炉などのような熱処理炉(図示していない)内
にサセプタ1を装入したうえで載置する。すなわち、こ
こでは、熱処理炉がサセプタ1を加熱する単一の加熱源
であるヒータ2としての機能を果たすことになる。その
後、この熱処理炉を運転することにより、サセプタ1の
温度がGaAs基板11の必要とする熱処理温度である
800〜1000℃程度となるまで加熱する。
As基板11と雰囲気源である金属As12とをサセプ
タ1の収納空間3内に収納し、かつ、この収納空間3を
密閉状に閉鎖した後、ハロゲンランプを用いて構成され
たランプ炉などのような熱処理炉(図示していない)内
にサセプタ1を装入したうえで載置する。すなわち、こ
こでは、熱処理炉がサセプタ1を加熱する単一の加熱源
であるヒータ2としての機能を果たすことになる。その
後、この熱処理炉を運転することにより、サセプタ1の
温度がGaAs基板11の必要とする熱処理温度である
800〜1000℃程度となるまで加熱する。
【0017】ところが、このとき、GaAs基板11と
ともに加熱される金属As12は、図3の温度−蒸気圧
線図で示すような特性を有しているのであるから、80
0℃を越える高温まで加熱される金属As12は激しい
勢いで昇華することになり、この金属As12からなる
雰囲気ガスはGaAs基板11の熱処理に適する数To
rrの圧力を大きく越えた後、数1000Torrの圧
力をもって収納空間3内を満たすことになる。
ともに加熱される金属As12は、図3の温度−蒸気圧
線図で示すような特性を有しているのであるから、80
0℃を越える高温まで加熱される金属As12は激しい
勢いで昇華することになり、この金属As12からなる
雰囲気ガスはGaAs基板11の熱処理に適する数To
rrの圧力を大きく越えた後、数1000Torrの圧
力をもって収納空間3内を満たすことになる。
【0018】しかしながら、このサセプタ1には収納空
間3に通じる貫通孔4が形成されており、この貫通孔4
はキャップ体5、すなわち、GaAs基板11の熱処理
時に必要となる所定値を越える圧力の作用によって押し
上げられる程度の自重を有するキャップ体5によって閉
鎖されている。そして、金属As12からなる雰囲気ガ
スの充満に伴って収納空間3の内部圧力が上記所定値を
越えると、キャップ体5は内部圧力の作用によって押し
上げられることになり、貫通孔4は開放されることにな
る。そこで、サセプタ1の収納空間3を満たしていた雰
囲気ガスは開放された貫通孔4及び排ガス管6を通じて
熱処理炉の外部へ放散されることになり、この収納空間
3の内部圧力はGaAs基板11に適した数Torr程
度まで下がったうえで維持される。なお、このような状
態下におけるGaAs基板11の熱処理は、数秒から数
10分間にわたって行われることになる。
間3に通じる貫通孔4が形成されており、この貫通孔4
はキャップ体5、すなわち、GaAs基板11の熱処理
時に必要となる所定値を越える圧力の作用によって押し
上げられる程度の自重を有するキャップ体5によって閉
鎖されている。そして、金属As12からなる雰囲気ガ
スの充満に伴って収納空間3の内部圧力が上記所定値を
越えると、キャップ体5は内部圧力の作用によって押し
上げられることになり、貫通孔4は開放されることにな
る。そこで、サセプタ1の収納空間3を満たしていた雰
囲気ガスは開放された貫通孔4及び排ガス管6を通じて
熱処理炉の外部へ放散されることになり、この収納空間
3の内部圧力はGaAs基板11に適した数Torr程
度まで下がったうえで維持される。なお、このような状
態下におけるGaAs基板11の熱処理は、数秒から数
10分間にわたって行われることになる。
【0019】ところで、本実施例において使用される雰
囲気ガス、すなわち、金属As12の昇華によって得ら
れた雰囲気ガスは安全性の高いものであり、従来例のよ
うな危険性の高いAsHsガスを使用しないのであるか
ら、雰囲気ガスの漏洩防止対策などを従来例ほど厳格に
実施する必要はなく、その分だけ設備コストが安くて済
むことになるのは勿論である。
囲気ガス、すなわち、金属As12の昇華によって得ら
れた雰囲気ガスは安全性の高いものであり、従来例のよ
うな危険性の高いAsHsガスを使用しないのであるか
ら、雰囲気ガスの漏洩防止対策などを従来例ほど厳格に
実施する必要はなく、その分だけ設備コストが安くて済
むことになるのは勿論である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる熱
処理装置によれば、化合物半導体基板と高蒸気圧金属と
を収納したサセプタを単一の加熱源のみによって加熱し
ながら化合物半導体基板の熱処理を行えることになる結
果、熱処理装置の全体構成を簡略化するとともに、装置
及び熱処理コストの大幅な低減を図ることが可能とな
る。また、化合物半導体基板及び高蒸気圧金属間の熱的
な相互干渉を考慮する必要がなくなる結果、サセプタの
小型化を実現することができるという効果も得られる。
処理装置によれば、化合物半導体基板と高蒸気圧金属と
を収納したサセプタを単一の加熱源のみによって加熱し
ながら化合物半導体基板の熱処理を行えることになる結
果、熱処理装置の全体構成を簡略化するとともに、装置
及び熱処理コストの大幅な低減を図ることが可能とな
る。また、化合物半導体基板及び高蒸気圧金属間の熱的
な相互干渉を考慮する必要がなくなる結果、サセプタの
小型化を実現することができるという効果も得られる。
【図1】本実施例にかかる熱処理装置を簡略化して示す
断面図である。
断面図である。
【図2】キャップ体の概略形状を示す外観斜視図であ
る。
る。
【図3】金属Asの特性を示す温度−蒸気圧線図であ
る。
る。
【図4】従来例にかかる熱処理装置を簡略化して示す断
面図である。
面図である。
1 サセプタ 2 ヒータ(加熱源) 3 収納空間 4 貫通孔 5 キャップ体 11 GaAs基板(化合物半導体基板) 12 金属As(高蒸気圧金属)
Claims (1)
- 【請求項1】化合物半導体基板(11)及び高蒸気圧金
属(12)を収納して閉鎖される収納空間(3)が形成
されたサセプタ(1)と、該サセプタ(1)を加熱する
単一の加熱源(2)とを備えており、 前記サセプタ(1)の上側所定箇所には、前記収納空間
(3)に通じる貫通孔(4)が形成され、かつ、該貫通
孔(4)を閉鎖するキャップ体(5)が押し上げ可能に
載置される一方、 該キャップ体(5)は、前記加熱源(2)による前記化
合物半導体基板(11)の熱処理過程において前記収納
空間(3)の内部圧力が所定値を越えた際に該内部圧力
によって押し上げられて前記貫通孔(4)を開放するも
のであることを特徴とする熱処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15775592A JPH065614A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 熱処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15775592A JPH065614A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 熱処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH065614A true JPH065614A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=15656634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15775592A Pending JPH065614A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 熱処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH065614A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6409715B1 (en) | 1999-06-09 | 2002-06-25 | Uni-Charm Corporation | Disposable absorbent article |
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| US8226623B2 (en) | 2004-03-30 | 2012-07-24 | Daio Paper Corporation | Spread out-type paper diaper |
| JP2013212250A (ja) * | 2012-04-02 | 2013-10-17 | Unicharm Corp | 吸収性物品 |
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-
1992
- 1992-06-17 JP JP15775592A patent/JPH065614A/ja active Pending
Cited By (15)
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