JPH0654921U - 転がり軸受用保持器 - Google Patents
転がり軸受用保持器Info
- Publication number
- JPH0654921U JPH0654921U JP9384392U JP9384392U JPH0654921U JP H0654921 U JPH0654921 U JP H0654921U JP 9384392 U JP9384392 U JP 9384392U JP 9384392 U JP9384392 U JP 9384392U JP H0654921 U JPH0654921 U JP H0654921U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cage
- pockets
- gate
- gap
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 7
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 7
- 238000000465 moulding Methods 0.000 abstract description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】 樹脂製の保持器において、ゲート部やウェル
ド部近傍のポケット隙間が確保できて、円滑な回転が行
えるようにする。 【構成】 保持器本体1のゲート部1aの近傍、および
ウェルド部1bの近傍におけるポケット3A,3Bのポ
ケット隙間d1を、他のポケット3のポケット隙間dよ
りも大きくする。これにより、ゲート部1aやウェルド
部1b付近で生じ易い成形収縮に対して、必要な転動体
2の可動範囲が確保できる。
ド部近傍のポケット隙間が確保できて、円滑な回転が行
えるようにする。 【構成】 保持器本体1のゲート部1aの近傍、および
ウェルド部1bの近傍におけるポケット3A,3Bのポ
ケット隙間d1を、他のポケット3のポケット隙間dよ
りも大きくする。これにより、ゲート部1aやウェルド
部1b付近で生じ易い成形収縮に対して、必要な転動体
2の可動範囲が確保できる。
Description
【0001】
この考案は、射出成形で作られる樹脂製の転がり軸受用保持器に関する。
【0002】
転がり軸受における保持器は、図6に示すようにリング状の保持器本体51に 転動体を各々収容する多数ポケット52を設けたものとされる。このような保持 器を射出成形で成形する場合、成形用金型のキャビティー内に樹脂材料を注入す るゲート53を同図のように保持器本体51の一部に臨ませて成形を行う。ゲー ト53から注入された樹脂材料は、金型内に設けられた環状のキャビティー内を 左右に別れて反対側に流れ、ゲート53を通る直径線L上において合流し接合す る。この接合部分がウェルド部51bと呼ばれる。
【0003】
前記のように射出成形した保持器は、ゲート53の配置されたゲート部51a やウェルド部51bが、その他の部位に比べて成形収縮率が大きいため、成形後 にその部分の寸法が小さくなって真円度が崩れる。例えば、図6に示す1点ゲー トの保持器では、同図に強調して示すように、ゲート部51aやウェルド部51 bが内径側へ突出した形状となる傾向がある。 保持器の真円度がこのように崩れると、図7に示すようにポケット52に転動 体54を収容して内輪55と外輪56間に組み込んだ状態において、ゲート部5 1aやウェルド部51bのポケット52Aでは、保持器本体51の外径面におけ るポケット幅D2部が内径側に近づくため(転動体54の中心よりに近づくため )、転動体52と外径面におけるポケット内周との間のポケット隙間が殆ど無く なることがある。このため、軸受の円滑な回転に支障を来す恐れがある。
【0004】 この発明の目的は、全体のポケットのポケット隙間が確保できて、円滑な回転 が行える転がり軸受用保持器を提供することである。
【0005】
この発明の転がり軸受用保持器は、転がり軸受の転動体を各々収容する多数の ポケットを有する樹脂性保持器であって、ゲート部近傍およびウェルド部近傍に おけるポケットの内面と転動体との間のポケット隙間を、他のポケットのポケッ ト隙間よりも大きくしたものである。
【0006】
保持器の成形収縮は、ゲート部近傍およびウェルド部近傍において他の部位よ りも大きく生じる。しかし、前記のようにゲート部近傍およびウェルド部近傍の ポケットのポケット隙間を、予め他のポケット隙間よりも大きく設定してあるた め、成形収縮により保持器の真円度が崩れても、必要な寸法のポケット隙間が確 保される。すなわち、ゲート部近傍およびウェルド部近傍のポケット隙間を、成 形収縮の影響分だけ予め大きくしておくことにより、必要な寸法のポケット隙間 が確保される。
【0007】
この発明の一実施例を図1ないし図3に基づいて説明する。この実施例は、玉 軸受の保持器に適用した例であり、リング状の樹脂製の保持器本体1に球形の転 動体2を各々収容する多数のポケット3が設けてある。各ポケット3は、内面が 転動体2よりも若干大径の球面状に形成され、また各ポケット3は図2のように 軸方向の片面に開口し、保持器本体1の側面形状が櫛状となっている。
【0008】 保持器本体1は、1点ゲートによる射出成形品からなり、成形用金型のキャビ ティー内に樹脂材料を注入するゲート4は、図1および図3のようにポケット本 体1の外周の一部に臨ませられる。ゲート4を通る保持器本体1の直径線L上に おけるゲート4と反対側の部分がウェルド部1bとなる。ポケット3の個数は、 この実施例は偶数個としてあり、ゲート部1aおよびウェルド部1bに各々ポケ ット3A,3Bが位置している。
【0009】 これらゲート部1aおよびウェルド部1bのポケット3A,3Bは、ポケット 内径寸法D1を、他の各ポケット3の内径寸法Dよりも若干大きくしてある。各 転動体2は同じ径のものであり、したがってゲート部1aおよびウェルド部1b のポケット3A,3Bにおけるポケット内面と転動体2との間の隙間d1は、他 のポケット3のポケット隙間dよりも大きく形成されている。なお、これらのポ ケット隙間d,d1は、ポケット半径と転動体半径の差である。
【0010】 上記構成の作用を説明する。保持器本体1の成形収縮は、ゲート部1aの近傍 およびウェルド部1bの近傍において他の部位よりも大きく生じる。しかし、前 記のようにゲート部1aおよびウェルド部1bのポケット3A,3Bのポケット 隙間d1は、予め他のポケット隙間dよりも大きく設定されているため、成形収 縮により保持器本体1の真円度が崩れても、保持器外径部においてもポケット3 A,3Bと転動体2の必要隙間が確保される。
【0011】 すなわち、ポケット3A,3Bの内径寸法D1を他の部分の内径寸法Dよりも 大きくする程度は、形成収縮にばらつきがあっても、許容範囲の成形収縮であれ ば、外径部におけるポケット隙間が必要な寸法だけ確保できる程度としておく。 なお、ゲート部1aおよびウェルド部1bのポケット隙間d1は、必要以上に 大きくなることがあるが、隙間d1が大きくなっても、転動体2の可動範囲が広 がるだけであり、また隙間d1を大きくするポケットの数も少ないので、実用上 の弊害は生じない。
【0012】 前記実施例は、ゲート部1aをポケット3に位置させた場合につき説明したが 、図4に示すように隣合うポケット3,3間にゲート部1aを位置させても良い 。その場合、ゲート部1aの両側のポケット3,3につき、前記と同様に他のポ ケットよりもポケット隙間を大きくする。ウェルド部が2個のポケット3,3の 中間に位置する場合も、同様にウェルド部の両側2個のポケットにつき、ポケッ ト隙間を大きくする。
【0013】 また、前記実施例は玉軸受の保持器に適用した場合につき説明したが、この考 案は、例えば図5に示すようなころ軸受の保持器にも前記と同様に適用すること ができる。
【0014】
この発明の転がり軸受用保持器は、ゲート部近傍およびウェルド部近傍のポケ ットのポケット隙間を、成形収縮の影響分を考慮して予め大きく設定するため、 成形収縮によっても、必要な寸法のポケット隙間が確保でき、円滑な回転を得る ことができる。
【図1】この発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】その切欠斜視図である。
【図3】その保持器の部分拡大側面図である。
【図4】他の実施例における保持器の部分側面図であ
る。
る。
【図5】さらに他の実施例における保持器の斜視図であ
る。
る。
【図6】従来例の断面図である。
【図7】その保持器を組み込んだ軸受の部分断面図であ
る。
る。
1…保持器本体、1a…ゲート部、1b…ウェルド部、
2…転動体、3,3A,3B…ポケット、D,D1…ポ
ケット内径、d,d1…ポケット隙間
2…転動体、3,3A,3B…ポケット、D,D1…ポ
ケット内径、d,d1…ポケット隙間
Claims (1)
- 【請求項1】 転がり軸受の転動体を各々収容する多数
のポケットを有する樹脂性保持器であって、ゲート部近
傍およびウェルド部近傍におけるポケットの内面と転動
体との間のポケット隙間を、他のポケットのポケット隙
間よりも大きくしたことを特徴とする転がり軸受用保持
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9384392U JPH0654921U (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | 転がり軸受用保持器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9384392U JPH0654921U (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | 転がり軸受用保持器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0654921U true JPH0654921U (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=14093687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9384392U Pending JPH0654921U (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | 転がり軸受用保持器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0654921U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000068587A1 (fr) * | 1999-05-10 | 2000-11-16 | Nsk Ltd. | Palier a roulement |
-
1992
- 1992-12-29 JP JP9384392U patent/JPH0654921U/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000068587A1 (fr) * | 1999-05-10 | 2000-11-16 | Nsk Ltd. | Palier a roulement |
| GB2354559A (en) * | 1999-05-10 | 2001-03-28 | Nsk Ltd | Rolling bearing |
| GB2354559B (en) * | 1999-05-10 | 2003-11-12 | Nsk Ltd | Rolling bearing |
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