JPH06508111A - 甲状腺由来の軟骨細胞刺激因子 - Google Patents
甲状腺由来の軟骨細胞刺激因子Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
明細書
由来の 京激 −
畿亙立旦
本発明は、軟骨細胞および滑膜線維芽細胞のインビトロ刺激を含む、軟骨修復に
有用な因子に関する。より特定すれば、甲状腺組織から単離され得、無血清の条
件下で滑膜線維芽細胞および軟骨細胞の両者を刺激し、そしてジスルフィドを還
元する還元剤により安定化される因子に関する。
41見よ話に1茨恵
種々様々の条件下で多様な細胞の成長を刺激する多くの因子が知られている。本
明細書に開示される因子に、骨および結合組織を特徴付ける細胞に関するその活
性において最も密接に関連する因子は、関節の軟骨細胞に刺激作用を有する因子
である。これらは、トランスフォーミング成長因子β(TGF−β)、血小板由
来成長因子(PDGF) 、インスリン様成長因子Iおよび■型(I GF−r
およびIGF−II)、酸性および塩基性線維芽細胞成長図子(FGF)および
表皮由来の成長因子(EGF)を含む(Cohen、 S、ら、Adv Met
abDisord (1975) i:265−284: Froesch、E
、R,ら、Ann Rev Ph5fol(1985) 47:443−467
; Gospodarowicz、D、ら、EndocrineReviews
(1987) 8:95−114; McQuillan、DJ、ら、Bioc
hem J (1986) 240:423−430; Ross、 R,らC
e1l (1986) 46:155−169;S+uith、 R,L、ら、
J Or工匣Lles (1989) 7:198−207; Tucker。
R,F、ら−、Cancer Res (1983) 43:1581−158
6)。
既知の甲状腺ホルモン、3.3°、5−トリヨード−1,3−L−サイロニン(
T3);サイロキシン(T4)およびカルシトニンは、結合組織代謝に作用する
ことが知られている。しかし、それらは一般に未成熟細胞に作用する。T3およ
びT4は、上皮軟骨二次骨化の成長および成熟、および骨格形成一般に重要であ
る;カルシトニンは、胚軟骨と成長層板軟骨との肥厚および成熟を増加するが、
休止軟骨はカルシトニンに反応しない。
最近の刊行物で、出願人は、部分精製された甲状腺カルシトニンにおける活性の
存在を開示した。この活性は、無血清条件下、即ち、T3、T4またはカルシト
ニンのいずれも刺激を提供しない条件下で、成体の関節軟骨増殖およびグルコサ
ミノグリカフ合成の刺激を提供したこの文献、Jones、 D、G、およびS
m1th、 R,L、 J 0rtho ed Res (1990) i:2
27−233.の開示は、本明細書に参考によって援用されており、著者らはこ
の活性がヘパリン−セファロースから低塩濃度(0,5M NaC1) −類似
の条件下で関節の軟骨細胞増殖を刺激することが知られている線維芽細胞成長因
子はこの支持体から溶出しない条件−で溶出し得ることを開示する。酸性FGF
は類似する条件下IM NaC1で溶出し、そして塩基性FGFは類似する条件
下1.6M NaC1で溶出する(Lobb、 R,R,ら、Anal Bio
chem (1986) 154:l−14)。この活性の性質はそれ以上特徴
付けられなかった。
甲状腺組織から得られ得る軟骨細胞刺激活性が、単離されたそして精製された形
態で調製し得る高分子量成分の複合体と関連していることが、今や見い出された
。
1豆旦鼠丞
本発明は、8M尿素によって活性なサブユニ、トに少な(とも部分的に解離し得
る、高分子量の複合体を提供する。複合体および解離したサブユニットの両者は
、軟骨細胞および滑膜線維芽細胞の成長をインビトロの無血清条件下で刺激し、
そしてそれ故これら細胞の培養で血清の代替品として使用し得る。さらに、この
複合体またはその解離部分は医療用途の移植物のインビトロ発達に有用であり、
そして結合組織成長の増強、および/または移植片または移植物の骨または軟骨
への統合を必要とする結合組織状態の治療においてインビボで有用である。
それ故、一つの局面では、本発明は、インビトロの血清のない条件下で軟骨細胞
または滑膜線維芽細胞増殖を刺激する活性を有する高分子量のタンパク質性複合
体に関する。この複合体は、8M尿素により複合体の部分に少なくとも部分的に
解離し得、この複合体の部分は、上記の活性を保持し、また高分子量(>500
kd)である。本発明はまた、これらのサブユニットに関する。この複合体お
よびそのサブユニットは、集合的に甲状腺由来軟骨細胞刺激因子(TDCSF)
と呼ばれ、メルカプトエタノールおよびジチオスレイトールのようなジフルフィ
ド結合を還元し得る還元剤により安定化される。
それら(上記因子)は、酢酸で4°Cで一時間処理することによりおよびトリプ
シン処理で不活性化される。この複合体およびそのサブユニットはまた、1時間
の間、100℃に加熱することによって不活性化されるが、1時間の間、60°
Cに加熱することによっては不活性化されない。この因子は、ヘノでリン−セフ
ァロースから0.5M NaC1で溶出し得る。
別の局面では、本発明は、この因子を含む移植物組成物を含む薬学的組成物、お
よびこの因子またはその組成物を用−)る結合組織系の疾病または退化状態を治
療する方法に関する。
さらに、本発明は、甲状腺組織からこの因子を得る方法、およびインビトロで移
植物組成物の開発にこの因子を使用する方法または軟骨細胞または線維芽細胞の
成長に血清の代替品として使用する方法に関する。本発明はまた、上記因子と特
異的に免疫反応性の抗体に関し、そしてこの因子と標識または他の作用因子との
結合体、そしてこれら抗体および結合体の使用法に関する。
図面の簡単な説明
図1は、本発明の因子のセファクリルS−300カラムカ)らの溶出パターンを
示す。
図2は、図1の溶出ノくターンに類似の溶出ノくターンであるが、5M尿素を含
む。
図3は、図1および2の溶出パターンに類似の溶出ノゞターンであるが、8M尿
素の存在下である。
図4は、図1.2および3の溶出パターンで示された排除された容量の非還元の
ネイティブなゲル電気泳動の結果を示す。
発■を るための形。
本発明の因子は甲状腺組織より単離され得、500kdを越える高分子量の複合
体として提供される。複合体は、8Mの尿素によって、少なくとも部分的にサブ
ユニットに解離され得る。
このサブユニットは複合体の活性を保持し、やはり高分子量である。本明細書に
おいて、本発明の「因子J (TDCSF)とは、非解離型の複合体と、上記の
ように解離したサブユニットとの両方を含む。本因子のこれら両方の形態ともに
、無血清条件下で、溝膜の線維芽細胞、および成体の関節性軟骨細胞の成長を刺
激することが可能である。
本因子は甲状腺組織より、組織ホモジネートの上清からの40〜80%硫酸アン
モニウム分画をヘパリン−セファロース上でのクロマトグラフィーにかけること
によって入手し得る。
コノ因子は、約0.5M(7) NaC1’T”溶出サセ、1mM(7) 2−
MEを含むDPBSに対して透析した後、試験に用いる。保存すべきサンプルは
すべて、1aA4の2−MEを含む水に対して透析し、凍結乾燥する。
この因子は、ゲル濾過によってさらに精製し得る。ゲル濾過処理において、この
因子は、106〜1o4ダルトンの分子量限界を有するセファクリルS−300
カラムから排除される。この因子は、所望されれば、ネイティブの(nativ
e)ゲル電気泳動を用いてさらに精製し得る。
単離され精製された因子は、以下の特性を有する:1、この因子の複合体型は、
8Mの尿素によって、少なくとも部分的にサブユニットに解離される。このサブ
ユニットは、以下に示す複合体の特性を保持する。
2、この因子は酸性である。すなわち、以下の条件において、弱い(カルボキシ
メチルセルロース)または強い(mono−S)カチオン交換カラムにはp)1
7.2で結合しないが、弱い(DEAEセルロース)または強い(mono−Q
)アニオン交換カラムにはpH7,2で結合する:候補物質を、1mMのβ−メ
ルカプトエタノール(2−ME)の存在下でpH7,2で1710のダルベツコ
の(Dulbecco’s) !Jン酸緩衝生理食塩水(DPBS)の存在下で
、アニオンまたはカチオン交換基を含むカラムにかける。イオン交換樹脂は、予
め1/l0DPBsで平衡化させておく。次に、排除容量中に候補物質が存在す
るかどうかを評価する。イオン交換樹脂は次に、塩のグラジェントで溶出させ、
溶出液中に候補物質が存在するかどうかを確認し得る。
3、本発明の因子は、以下のアッセイにおいて軟骨細胞の成長を刺激する。
成体の関節性軟骨細胞を、撓骨手根骨の関節からのウシ軟骨を採集することによ
って調製し、ゲンタマイシン(50ug/鱈)およびバクテリア出来コラゲナー
ゼ(CLS−IIおよびCLS−[V)をそれぞれ0.5++g/mlの濃度で
含む、ダルベツコの改変イーグル(Eagle’s)培地(DMEM) 20m
1中で分離させる(Kohatsu、N、 D、 、ら−、−Transact
ions of the 27th Annual Meeting 。
f the 0rthopedfc Re5earch 5ociety−(1
981)、i:214) o分離した細胞を、450gで15分間の遠心分離に
よって集め、DPBSで2回、DMEMで1回洗浄する。Nytex濾過によっ
て単細胞を得て、血球計での計測によって細胞数を測定し、トリパンブルー染色
排除法によって成育能力を評価した。無血清培地で希釈した後、細胞を16−+
amプラスチックウェル(24ウェル/ブレート)中にZx105細胞/cI1
12ノ濃度で分散させ、7%co2.100%湿度、37℃でインキュベートす
る。培地は、1:1の比で混合したDMEMおよびハムの(Ham’s) F−
12培地からなる。この混合物の硫酸イオン濃度j178.6B/1 ’t’あ
る。ゲンタマイシン(5oug/ml)、セレン(2X10−8M) 、および
脂質補助剤(Bet tger、 W、 J、 、ら、、 Pr。
c HaΩ」二疫ユ吐」鉦(1981)胆:5588−5592)もまた添加し
た。
これらの脂質は、上記に参照したJonesおよびSn+ i thの論文(J
0rtho Res (1990) 8:227−233)に記載されたよう
に、使用直前に調製したリポソームとして培地に移す。使用に先だって、調製済
みのリポソームを1:1でDMEM中に希釈する。混合物を窒素下4℃で3分間
音波処理し、限外濾過(0,22μ園)によって滅菌する。培養皿を、これらの
無血清条件下で細胞を培養する前に、ポリーD−リシン(0,lrrrg/rn
l)で処理する。ポリリシンは、滅W1蒸留水で繰り返し洗浄することによって
除去する( 3x1ml/lエル)。
上記の培養培地は3日ごとに交換し、すべての培養条件においてゲンタマイシン
(50Mg/ml)を維持する。各ウェルは0゜5mlの培地を含む。
アッセイ自体においては、トリチウム化チミジン(メチル−3H−チミジン、2
7.7Ci/g)を0,5μCi/ウエルで培地に添加し、このラベル化チミジ
ンの存在下でウェルを72時間37°Cでインキュベートする。次に各ウェルか
ら培地を除去し、LmlのDPBSで細胞層を穏やかに2回洗浄して、取り込ま
れていないチミジンを除去する。0.5mlのIN水酸化ナトリウムを添加し6
0°Cで1時間加熱することによって、細胞を可溶化する。次に可溶化したサン
プルを計測する。
4、本発明のTDCSFは、溝膜の線維芽細胞の成長を刺激する。
この因子が溝膜の線維芽細胞の成長を刺激する能力は、軟骨細胞の刺激の評価に
関して上述したものと同様の方法で、アッセイされる。ただし、細胞源として、
無菌条件下で解剖した5〜7歳の酪農用ウシからの、撓骨手根骨の関節の溝膜内
層を用いる。関節性軟骨細胞に関して上述したものと同様の方法で、溝膜を分離
し、細胞を調製し培養する。
5、本発明の因子は、上記のアッセイにおいて、その活性を保持する能力に関し
て以下の特性を有する。
a)この因子を60℃で1時間加熱しても活性は破壊されない。
b)この因子を100°Cて1時間加熱すると活性が破壊される。
C)この因子をDPBS中1mMの2−メルカプトエタノール(2−ME)の存
在下でトリプシン(100μs/ml)を用いて30分間25℃で処理し、その
後反応をトリプシン阻害剤(100μg/ml)を用いて停止させると、活性が
破壊される。
d)この因子をDPBS中1mMの2−メルカプトエタノール(2−ME)の存
在下で0.1Mのジチオスレイトール(DTT) ヲ用いテ22℃で30分間処
理しても、活性は破壊されない。
e)この因子をDPBS中1mMの2−MEの存在下でIMの酢酸の存在下で4
°Cで30分間処理すると、活性が破壊される。
後半の3つの条件においては、この因子は、まずLmMの2−MEを含むDPB
Sに対して24時間(1,2〜2kdの透析チューブを用いて)透析し、その後
活性を試験する。
上記の基準を用いて、本発明の因子の特性を確認し証明し得る。
言lじL衷
本発明のTDCSFは、ヒト、ウシ、ブタ、トリまたはヒツジを含む任意のを推
動物源の甲状腺組織から調製される。
代表的かつ簡便な方法としては、まずヒトまたはウシの甲状腺組織をホモジナイ
ズして粗ホモジネートを得、これを次に遠心分離して上清を得る。遠心分離は高
いg(約30. OOOg)で30〜60分間行う。上清を次に、一連の硫酸ア
ンモニウム濃度で処理する。
代表的な手法においては、pH7,2で40%飽和の硫酸アンモニウムを添加し
て、沈澱を除去する。次にpH7,2で硫酸アンモニウム濃度を80%飽和まで
増加させ、沈澱を回収する。回収された沈澱を、次に再溶解させ、透析して塩類
を除去し、ヘパリン−セファロース上でのクロマトグラフィーにかける。
カラムは、0.5M(7)NaC1,25mMのトリス−1(CL pH7,2
、および1mMのEDTAで平衡化させる。本因子は、0.5MのNaC1でカ
ラムがら溶比する。このカラムは次に、わずかにより高濃度の塩、代表的には0
.65MのNaC1で洗浄し得る。
この部分的に精製された因子は、上述のTDCSFの特性を有する。活性を含む
分画をプールして、1mMの2−MEを含む水に対して徹底的に透析し、次に凍
結乾燥して一20″Cで保存する。直ちに活性を試験すべきときには、1mMの
2−MEを含むDPBSに対して透析する。アッセイの前に、この因子を、1m
Mの2−MEを含むDPBS中に懸濁させる。
本因子は還元剤(例えば1mMの2−ME)の存在下で1〜2年間保存し得る。
還元剤の非存在下で6ケ月より長期間保存すると、たとえ−20’Cであっても
、この因子は活性を失う。
さらなる精製においては、ヘパリン−セファロースからの透析された溶出液を、
セファクリルS−300にかける。これにより、高分子量物質を組成物の残りの
部分から、調製レベルで分離することが可能になる。カラムは、1mMの2−M
Eを含む1/10 DPBSで平衡化させる。本因子は、上記のようにしてカラ
ムにかけたとき、または5Mもしくは8Mの尿素の存在下でカラムにかけたとき
、排除容量中に溶出する。
本因子は、非変性条件下でのゲル電気泳動にかけることによって、複合体として
、または解離型として、さらに精製し得る。
広遵!υ引毀
ヘパリン−セファロースカラムから溶出した部分精製因子、あるいはゲル濾過か
ら得られるさらに精製された成分は、本発明のTDCSFに対して特異的な抗体
を生産するための免疫原として使用し得る。これらの抗体は、標準的なイムノア
ッセイ技術を用いる、生物学的流体中に天然に見いだされるTDCSFのレベル
評価において有用である。この抗体は、必要であればアジュバントの存在下、適
切な哺乳動物の被験体、例えば、ウサギ、マウス、あるいはヒツジへ、反復した
免疫処置で調製物を注入すること、および注入した宿主の血清の力価を、標準の
ELISAまたはRIAアッセイを用いて測定することによる、従来の免疫処置
のプロトコルを用いて調製される。高力価の血清が得られる場合、この血清は、
免疫学的検定のための抗体源として、採取され得る。この抗体、またはこれらの
特異的な免疫反応性フラグメント、例えば、Fab、 Fab’、あるいはF
(ab) ’ 2は、これらのアッセイに用いられ得る。酵素の、放射性の、ま
たは蛍光の標識を用いる、イムノア、セイのためノプロトコルの特質は、当該分
野で周知である。さらに、固体の支持体に結合した抗体は、アフィニティクロマ
トグラフィによって、TDCSFを精製することに用いられ得る。
ポリクローナル抗血清の調製のほかに、モノクローナル抗体は、本発明のTDC
SFは、例えば免疫化した動物の肺臓から採取すること、およびハイブリダイゼ
ーションまたはウィルス感染によりこれらの細胞を不滅化することによって調製
され得る。不滅化された細胞が所望の抗体を分泌することは、本発明の部分的に
精製されたTDCSFを抗原として用いるイムノアッセイに、上清を被験させる
ことによって、確認される。次に、抗体−分泌コロニーは、インビトロまたは腹
水液中で培養される。
乱五二扛皇惣
因子はまた、固体の支持体、標識または他のエフェクター分子との結合物として
調製され得、軟骨細胞および溝膜の線維芽細胞を標的とする因子の能力を利用す
るる。標的細胞の、代謝を改変する標識またはエフェクター分子は、標識または
エフェクターを標的に送達すること、あるいは標的を固体の支持体に結合するこ
とによる標準的な結合技術を用いて、本発明の因子と結合し得る。
例えば、関節の軟骨細胞の制御されない成長は、ゾシンAまたはジフテリア毒素
のような毒と結合したTDSCFを用いてこれらの細胞に毒素を送達することに
より、制御され得る。さらに、本発明のTDCSFにより代謝が影響される細胞
は、放射性のまたは蛍光の標識と結合した因子を用いることで、標識されおよび
位置を確認され得る。さらに、この因子は固体の支持体に結合し得、上述のよう
に調製した抗体の精製のための、TDCSFと特異的に反応するレセプターを含
有する細胞集団の精製および単離のための、アフィニティカラムとして用いられ
得る。
五月」L廷孟二8え笠
本発明の因子は、インビトロおよびインビボの両方テ、軟骨細胞および溝膜の線
維芽細胞の増殖を刺激することに有用である。
第一に、上述したアッセイより明らかなように、因子はこれら細胞の培養物で血
清代用物として用いられ得る。従って、軟骨細胞および溝膜の線維芽細胞の両方
とも、本発明の因子を200μg/ml培地くらいの濃度で培養物に添加される
とき(甲状腺のホモジネートから約5倍に精製された成分として)、無血清条件
下で増殖し得る。
さらに、本発明の因子は、インビトロでの関節修復のための軟骨移植物の発達に
有用である。このような移植物では、軟骨細胞は、調製できるベースで、上述し
た培地を用いて集密するように培養される。マトリックスはまた、軟骨細胞の凝
果を促進するように供給される。因子は、上述したように、一般的にインビトロ
培養に、有用な濃度と同等の濃度で供給される。
生じた移植物は、また骨および組織の修復に使用され得、そして因子の追加量は
、取り巻いている組織への移植を刺激するために、移植物を添加し得る。骨格系
にこのようなマトリックスを、外科的に移植することの意味は、当該分野に理解
されている。
さらに、本発明の因子は、外傷あるいは変性関節疾病の状態で、局部的なあるい
は全身的に軟骨の修復を刺激し、および組織を維持するために標準の薬剤組成物
として投与され得る。従って、本発明の因子を有効に投与された被験者は、骨粗
しよう症、骨折、軟骨の変性疾病にかかっている被験者、または移植のために溝
膜の線維芽細胞または軟骨細胞で被覆された移植片を、供給された患者である。
好ましくは、本発明のTDCSFは、関節への洗浄によって影響された組織に対
して、直接投与され得る。
以下の実施例は、例示であって本発明を限定するものではない。
亥m上
甲 組 からの軟 細 刺激 の−1および ′ウシ脳から前立腺上皮細胞成長
因子を単離する方法の改変(Crabb、J、 W、 、ら、Biochem
Bio h s Res Comm (1986) 136:1155−116
1;McKeehan、W、L、ら、、Anal Biochem (1987
) 164+563−569)を用いた。簡単に言えば、ウシ甲状腺組織(45
g)を、0、25mM(7)フェニルメチルスルホニルフルオリド、1mM E
DTA。
および1μg/mlのペプスタチンを含有する、450m1の0.15MNac
l中で、組織ブレンダーおよびポリトロン(Polytron)組織ホモジナイ
ザー(5て10分間にセット、モデルPTIO1Brinkmann Inst
ruments、 Inc、 、 Lucerne、 5w1tzerland
)を用いてホモジナイズした。ホモジネートを、45分間、30.000 X
gで遠心分離し、そして、上清を、pH7,2の、40%および80%飽和の硫
酸アンモニウムで沈澱させた。40%沈澱物をloomlの水に懸濁し、そして
80%沈澱物を36m1の水に懸濁した。両方の沈澱物を、60時間にわたって
頻繁に変えて、20リツトルの水に対して透析した。これらの透析された溶液を
、上述したように関節の軟骨細胞の成長を刺激する能力につぃて試験した。
80%沈澱物は活性を示したが、40%沈澱物は示さなかった。
ホモジネートの一部およびpH7,2で40−80%飽和間で沈澱した硫酸アン
モニウム画分の一部は、表1に示すように、総サンプルから算出した総Cpmに
関して、同等の活性を示した。
総タンパク質の約173であるが、全ての活性を、40−80%沈澱物中に回収
した。
さらなる精製において、80%透析された硫酸アンモニウム画分<7) 5ml
(23,5mg(7) 97 ハ’)質)を、O,SM NaC1,25mM
) ’JスーHCI(pH7,2)およびLmM EDTAで平衡化した、1
.5 x 22. Oc+nヘパリン−セファロース(ファルマシア)カラムへ
添加シた。
カラムを約2容量(80ml)の平衡緩衝液で、洗浄した。UV吸収(2aOn
m)により測定したタンパク質を含有する溶出物の国分を、プールした。次にカ
ラムを80m1<7) O,SSM NaC1,25++M トUスーHCI(
pH7,2)および1mM EDTA溶液、および80m1の2.0MNaC1
,25mM トリス−HCI(pH7,2>および1mM EDTA溶液で洗浄
した。両方の洗浄に続いて各々溶出物をプールし、UV吸収(280nm)を測
定し、そして0.10以下になるまで観察した。
各々3つの溶出物を、16リノトルの水に対して12時間毎にかえながら48時
間にわたって透析し、次に、−晩凍結乾燥して乾燥し、50m1の水に再懸濁し
、そして−20’Cで貯蔵した。最終タンパク質の測定をBio−Radタンパ
ク質アッセイ(Bio−RadLaboratories、 Richmond
、CA)を用いて行った。貯蔵のために、溶出物をld 2−MEの存在下でフ
リーズドライ(凍結乾燥)しなければならない。0.65M NaC1または2
.0M NaC1溶出物はどちらもこのア・2セイで活性を含有していなかった
が;しかしながら、0.5M NaC1で取り除いた画分は、総活性の保持、お
よびタンパク質の大部分を示した。これらの結果もまた表1に(以下余白)
ふb
セファクリルS−300によるさらに精製した結果を、以下に述べる。
寒3J−工
0、5M 淀 の ′ ・ け
透析され、凍結乾燥された溶出物は、−20°Cで6力月以上は保存できなかっ
た:しかし、1mMβ−メルカプトエタノール(2−ME)を加えると、活性が
安定し、2年間に渡って保存された。
A、溶出物を2M NaC1で1時間処理し、膜の孔のサイズが30kdの、セ
ントリクロン−30ミクロコンセントレータ−(Centricron−30m
1croconcentrator)を用いてサイズ分別を行った0活性はすべ
て残存物中にあることが示され、これによって、活性因子が、ヘパリン−セファ
ロース結合を抑制し得る、FGFヘパリン複合体(これであれば2Mの塩で解離
されたはずである)ではないということがわかる。
B、溶出物は、上述のようにテストすると、弱いカチオン交換カラムにも強いカ
チオン交換カラムにも結合せず、弱イアニオン交換カラムおよび強いアニオン交
換カラムの双方に結合した。溶出物をアニオン交換で処理すると、塩化ナトリウ
ムの濃度勾配による溶出で、活性が分散し広いピークとなった。
C1また、溶出物の、溝膜線維芽細胞による標識化チミジンの取り込みを刺激す
る能力をテストしたところ、溶出物を過剰に用いると取り込みが2.4倍増加し
た。陽性の対照とじての、1Mg/+lのbFGFは、取り込みをほぼ同程度増
加させた。
D、再懸濁された因子を1mM 2−MEを含有するDPBSで1,1で希釈し
た、溶出物のみによる刺激活性(903cpm)に比べると、透析された溶出物
による軟骨細胞への刺激活性(404epm)は減少したが、それでも対照(1
74cpm)に比べると有意であった。
E、 1mM 2−MEを含有する1mlのDPBS緩衝液を、透析され再懸濁
された0、 5MのNaClヘパリン−セファロース溶出物1mlと混合し、希
釈溶液をテストすることによって、さらにテストを行った。
i)コ(7)溶液sooμiを、0.1M oTT+:g整し、22℃’?’3
0分間保持すると、軟骨細胞アッセイでは活性の減少は見られなかった;実際、
透析された溶出物よりも、取り込みはわずかに高かった(526cpm)。
it)同容量の1:1希釈液をIN酢酸に調整し、4°Cで30分間保持し、そ
の後アッセイでテストした;処理した溶出物をテストすると、放射能の取り込み
は対照とほぼ同じであった(238cpm)。
fii)1:1希釈液500μmを加えて、100 μg/+alのトリプシン
テ、25℃で30分間処理し、100μg/mlのトリプシンインヒビターで処
理を止めた。得られたものをテストすると、計測された取り込みは208cpm
まで減少し、これも有意でなかった。
DTT−処理したサンプル、HOAc−処理したサンプル、およびトリプシン−
処理したサンプルを、孔サイズ1.2〜2kdの透析チューブを用いて、1mM
2−MEを含有するDPBS 2Lで、24時間、透析し、アッセイでテスト
した。
F、透析され、再懸濁された0、5M NaC1溶出物の50μlのサンプル2
つを、それぞれ60℃と100℃とに1時間加熱した。100℃に加熱したサン
プルは、対照と同様のcp+nの取り込みを示した;60℃に加熱したサンプル
は、およそ400cpmの取り込みを示した。
爽立五主
0.5 M NaC11” のさらなる tヘパリン−セファロースカラムから
得た0、 5M NaC1溶出物を、セファクリル(Sephacryl) S
−300を用いてさらに精製した。
セファクリルS−300は、104〜10′′ダルトンの分子量をカットオフし
得る。2.5 K 41.0 amのS−300カラムを、1+aM 2−ME
を含有する1/10 DPBSで平衡化した。0.5M NaC1ヘパリン−セ
ファロース溶出物4m lをカラムに加えた。このカラムを平衡緩衝液で洗浄し
た。さらに、1mM 2−MEを含有する1/10 DPBS内で平衡されたこ
のS−300カラムを用いて、二次容量変化を考慮に入れて、カラムに載せる前
に5Mと8Mの尿素で処理した、0.5M NaC1ヘパリン−セファロース溶
出物の一部を流した。流速は3つのカラムすべてにおいて1m17分であった。
未処理のサンプルおよび5Mの尿素で処理したサンプルについて、5mlの画分
を収集し、8Mの尿素で処理したサンプルについては3+nlの画分を収集した
。これらの画分を、上記のようにアッセイのために、関節の軟骨細胞に直接加え
た。タンパク質は、280nmにおける吸光度によって決定された。
未処理の溶出物については、刺激活性の大部分がVo(65ml)またはその周
辺で溶出した(図1)。カラムに載せる前に5Mの尿素で溶出物を調整しても、
活性もタンパク質プロフィールも変わらなかったく図2)。8Mの尿素で調整し
た溶出物も、第一ビークは同じ<Voであったが(図3 ) 、0.5M Na
Clヘパリン−セフ10−ス溶出物(24,OOOcpm/+g)の比活性に比
べると、1.9倍の比活性(46,000cpm/mg)を有していた。処理を
行わなくても(44,000cpm/+g) 、または5M尿素で処理しても(
33,000cpm/mg) 、同程度の比活性が観察された。
いずれの場合も、活性の第二ビークは115Illの溶出容量において見られた
;第二ビークは、たとえ2−MEが存在していても、−20℃で保存した後では
、刺激活性を維持できなかった。
上記の表1は、セファクリルS−300の精製分別の効果を示している。セファ
クリルカラムによる処理は、比活性を一般にかなり増加させた。
爽産匠土
ヱ丑」じ11艶
SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動(5DS−PAGE)を、Laemml
i、 U、に、、 Nature (1970) 22ユニ680−685の方
法によって行い、非変性不連続(天然)ゲル電気泳動を、Haies、 B、D
、、ら、 −Gel Electrophoresis of Protein
s: A Practical Approach”(1981) IPI P
ress、 Ltd、、 London and Washington、 D
、C,、13ページの方法によって行った。およそ5〜15μgのタンパク質を
各ゲルに流した。
主要な活性を有する、セファクリルS−300カラムから得たビークを、5%ゲ
ル上の天然PAGEにかけ、このゲルをクーマシー染色によって発色させた。結
果を図4に示す。
レーン1は、尿素による前処理をしない溶出物を流したカラムから得た、75〜
79m1で溶出した画分である。この発色ゲルは、高度に染色された、ゲルの最
高点の高分子量領域と、チログロブリンと同定される、660kdでのノくンド
とを有しても)る。
レーン2は、5Mの尿素で処理した溶出物からの同様の画分(溶出容量、85〜
89m1)を示しており、高分子量7 XIンドのみを有している。
レーン3は、8Mの尿素での処理を行ったカラムから得られた、対応する溶出物
の結果を示している;レーン2(こ比べて、ゲルの最高点での強度が相対的に損
失しており、2つの分散した濃染色領域があることがわかる。このゲル1こ(ま
低分子量成分はない。これらの結果から、上述のようへ活性の損失はないものの
、本発明の因子を表わす複合体が、少なくとも部分的に分離されていることが、
明瞭にわかる。
K亘Δ旦
i旦亘旦旦玉旦団途
上述のように、血清が存在しない時には、T3もT4もカルシトニンも関節の軟
骨細胞の成長を刺激しない、と(樋こと(ま周知である;そのため、甲状腺組織
の成分の、これらの付加的な成分は、新たに単離された因子の活性には関与しな
O。
チログロブリンは、上記の軟骨細胞アッセイで直接テストされ、不活性であるこ
とが確認された。関節の軟骨細胞を刺激する能力を有する、一般に公知の因子が
、本発明の因子とは異なっているということも示された。
上記のように、線維芽細胞成長因子は、酸性形態でも塩基形態でも、ヘパリン−
セファ0−スで、TDCSFよりもかなり高い塩濃度で溶出する。本発明の因子
の低濃度での溶出は、ヘパリンと予め複合体を形成することにより、ヘパリン−
セファロースへの結合が阻害されることとしては説明し得ない。なぜなら、この
複合体を分離するための条件は、FGFとして働く調製物から、どんな因子も遊
離させないためである。さらに、出願人は、FGFに対して免疫反応性である抗
体は、免疫プロット技術を用いて、本発明の甲状腺由来軟骨細胞刺激因子と交叉
反応しない、ということも示した。
インスリン様成長因子1 (、IGF−1)は、わずか7.5kdの分子量を有
し、本発明のTDCSFに伴うものよりずっと低分子量の、150、kdまたは
40 kdの結合タンパク質に複合される。さらに、ICF−1は、TDSCF
とは異なり、酸に対して安定であることが知られている。IGF−11は、IG
F−Iと類似であることが報告されている。
上皮成長因子(EGF)も、低分子量であり、活性のためには分子内ジスルフィ
ド結合を必要とする。このため、EGFは、本発明の因子とは異なり、ジスルフ
ィド還元剤の存在下では不活性である。さらに、EGFは、酸に対して安定であ
ることが知られている。EGFに対して調製される抗体は、TDCSFとは交叉
反応しない;さらに、抗EGFは、本明細書に記載の甲状腺由来因子の刺激活性
を抑制することはない。
TGF−βも、低分子量であり、本発明の因子とは異なり、酸に対して安定であ
る。TGF−βもまた、活性のためにはジスルフィド結合を必要とし、ジスルフ
ィドをスルフヒドリル基に還元し得る還元剤に対して不安定である。
最後に、PDGFは、ジスルフィド還元剤の存在下では不活性であるという点に
よって、本発明の甲状腺由来因子と区別され得る。
容量 (ml)
宕 蟇 (ml)
フロントページの続き
(51) Int、CL ” 識別記号 庁内整理番号A61K 39/395
N 9284−4CC07K 3/20 8318−4H
3/24 8318−4H
C12N 5106
C12P 21108 8214−4BGOIN 33153 E 8310−
2JI
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.単離され、精製された形態の甲状腺由来の軟骨細胞刺激因子(TDCSF) であって、該TDCSFはタンパク質性の複合体あるいはその活性サブユニット であり;該複合体あるいはサブユニットは500kdより大きい分子量を有し、 および該複合体は、8M尿素により、少なくとも部分的に解離して活性サブユニ ットとなり得;該TDCSFは、成体軟骨細胞および滑膜線維芽細胞の増殖を無 血清条件下で刺激し; 該TDCSFは酸性であり、トリプシン消化に感受性があり、1M酢酸の4℃、 1時間の処理により、および100℃、1時間の処理により不活化されるが、6 0℃、1時間の処理により不活化されず; 該TDCSFはヘバリン−セファロースから0.5MNaClで溶出され;およ び、 該TDCSFはジスルフィド結合を還元し得る薬剤の存在下で安定化される、T DCSF。 2.前記TDCSFが、哺乳動物の甲状腺組織から得られる、請求項1に記載の TDCSF。 3.請求項1に記載のTDCSFを調製する方法であって、該方法は、以下の工 程を包含する; 甲状腺組織をホモジナイズする工程; 粒子を含まない第一の上澄を得るためにホモジネートから粒子を除去する工程; 第一の沈澱物および第二の上澄を得るために該上澄を40%飽和の硫酸アンモニ ウムで処理する工程;核第二の上澄を回収する工程; 第二の沈澱物および第三の上澄を得るために該第二の上澄を80%飽和の硫酸ア ンモニウム、pH7,2で処理する工程;該第二の沈澱物を再溶解し、およびそ れから硫酸アンモニウムを除去する工程; 該再溶解し、脱塩した第二の沈澱物を、該TDCSFがヘパリンーセファロース に吸着される条件下で、へパリン−セファローズで処理する工程; 該吸着したTDCSFを含有するへパリン−セファロースを回収する工程;およ び 該TDCSFをヘパリン−セファロースカラムから溶出する工程。 4.前記溶出が、0.5HNaCl、pH7.2で行われる、請求項3に記載の 方法。 5.さらに該TDCSFを500kdより小さい分子量の物質から分離する工程 を含む、請求項3に記載の方法。 6.前記分離が、少なくとも部分的に前記複合体を解離させ得る濃度の尿素の存 在下で行われる、請求項5に記載の方法。 7.軟骨修復を刺激するのに有用な薬学的組成物であって、該組成物は、活性成 分として請求項1のTDCSFを薬学的に受容可能な賦形材との混合物で包含す る。 8.前記組成物が、骨または関節の移植物である、請求項7記載の薬学的組成物 。 9.哺乳動物を対象として軟骨修復を刺激する方法であって、該方法は請求項1 に記載のTDCSFあるいはその薬学的組成物の処理を必要とする対象に投与す る工程を包含する、方法。 10.軟骨移植物をインビトロで発達させる方法であって、該方法は、成体軟骨 細胞の培養物を、該軟骨細胞が凝集して該移植物を提供する条件下で請求項1の TDCSFで処理する工程;および、該培養物から該移植物を回収する工程を包 含する、方法。 11.前記培養物が、前記移植物を支持するためのマトリックスをさらに包含す る、請求項10に記載の方法。 12.インビトロで軟骨細胞あるいは滑膜線維芽細胞を培養する方法であって、 該方法は該軟骨細胞あるいは線維芽細胞を請求項1のTDCSFの存在下、およ び請求項1のTDCSFが存在しないときには成長しない程度に十分に低い量の 血清の存在下で培養する工程を包含する、方法。 13.請求項1のTDCSFと特異的に免疫反応性の抗体。 14.前記抗体がポリクローナル抗体である、請求項13に記載の抗体。 15.前記抗体がモノクローナル抗体である、請求項14に記載の抗体。 16.請求項1のTDCSFの存在、不存在、または量を決定するための方法で あって、該方法は、該TDCSFを含むことが推定される試料と該TDCSFと 特異的に免疫反応性のある抗体もしくは抗体の断片とを、該抗体あるいは断片と TDCSFとの間で複合体を形成し得る条件下で、接触させる工程;および該複 合体の存在、不存在、および量を検出する工程を包含する、方法。 17.TDCSFを精製する方法であって、該方法は該TDCSFを含む試料と 固体支持体に結合した請求項13の抗体とをTDCSFが該固体支持体に結合し た抗体に吸着される条件下で、接触させる工程;および該支持体からTDCSF を回収する工程を包含する、方法。 18.標識、固体支持体、およびエフエクター部位からなる群から選ばれる付加 的なリガンドと結合した請求項1のTDCSFを包含する、結合物。 19.前記リガンドが標識である、請求項18に記載の結合物。 20.TDCSFに特異的なレセプターを有する細胞の存在を検出する方法であ って、該方法は該細胞を含むことが推定される環境と請求項19の結合物とを接 触させる工程;該結合物を該細胞に接近させる工程;および該結合物の位置を検 出する工程、を包含する、方法。 21.前記リガンドがエフェクター部位である、請求項18に記載の結合物。 22.前記エフェクター部位がトキシンである、請求項21に記載の結合物。 23.軟骨細胞あるいは線維芽細胞を傷害しあるいは破壊する方法であって、該 方法は、該軟骨細胞あるいは線維芽細胞を含む環境に請求項22の結合物を投与 する工程;および該結合物が該軟骨細胞あるいは線維芽細胞に接近させる工程; を包含し、 ここで該トキシンを該軟骨細胞あるいは線維芽細胞に送達させる、方法。 24.前記リガンドが固体支持体である、請求項18に記載の結合物。 25.TDCSFと特異的に免疫反応性の抗体を精製する方法であって、該方法 は、該抗体を含有する試料と請求項24の結合物とを、該抗体が該固体支持体に 吸着される条件下で接触させる工程;および、 該支持体から抗体を回収する工程、を包含する、方法。 26.その表面にTDCSFに対して特異的なレセプターを有する細胞の集団を 単離する方法であって、該方法は該細胞を含有する試料と請求項24の結合物と を、該細胞が該支持体に吸着される条件下で、接触させる工程;および、該支持 体から該細胞を回収する工程、を包含する、方法27.請求項26の方法で調製 された細胞の集団。 28.その表面に、TDCSFに対して特異的なレセプターを有する細胞の集団 。
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