JPH0649144A - グラフト重合体含有樹脂組成物および熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
グラフト重合体含有樹脂組成物および熱可塑性樹脂組成物Info
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- JPH0649144A JPH0649144A JP20797992A JP20797992A JPH0649144A JP H0649144 A JPH0649144 A JP H0649144A JP 20797992 A JP20797992 A JP 20797992A JP 20797992 A JP20797992 A JP 20797992A JP H0649144 A JPH0649144 A JP H0649144A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 多官能性ビニル単量体を0.001 〜5重量%共
重合した、スチレン系重合体、アルキル(メタ)アクリ
レート系重合体、塩化ビニル系重合体のうちの1種以上
の重合体(e)100 重量部に、エポキシ基を含有する単
量体、芳香族ビニル化合物および必要に応じこれらと共
重合可能なモノマーからなる単量体(d)5〜200 重量
部を(e)にグラフトさせたグラフト重合体含有樹脂組
成物(D)、および該重合体含有樹脂組成物(D)0.5
〜200 重量部をオレフィン系樹脂の以外の熱可塑性樹脂
組成物(A)5〜95重量%と、オレフィン系樹脂(B)
5〜95重量%とからなるもの(C)100 重量部に、配合
してなる熱可塑性樹脂組成物。 【効果】 耐表層剥離性にすぐれるほか、すぐれた耐熱
性、流動性を兼ね備える。
重合した、スチレン系重合体、アルキル(メタ)アクリ
レート系重合体、塩化ビニル系重合体のうちの1種以上
の重合体(e)100 重量部に、エポキシ基を含有する単
量体、芳香族ビニル化合物および必要に応じこれらと共
重合可能なモノマーからなる単量体(d)5〜200 重量
部を(e)にグラフトさせたグラフト重合体含有樹脂組
成物(D)、および該重合体含有樹脂組成物(D)0.5
〜200 重量部をオレフィン系樹脂の以外の熱可塑性樹脂
組成物(A)5〜95重量%と、オレフィン系樹脂(B)
5〜95重量%とからなるもの(C)100 重量部に、配合
してなる熱可塑性樹脂組成物。 【効果】 耐表層剥離性にすぐれるほか、すぐれた耐熱
性、流動性を兼ね備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はグラフト重合体含有樹脂
組成物およびそれを用いた熱可塑性樹脂組成物に関す
る。さらに詳しくは、グラフト重合体含有樹脂組成物か
らなる変性剤およびそれを用いた耐表層剥離性にすぐれ
た熱可塑性樹脂組成物に関する。
組成物およびそれを用いた熱可塑性樹脂組成物に関す
る。さらに詳しくは、グラフト重合体含有樹脂組成物か
らなる変性剤およびそれを用いた耐表層剥離性にすぐれ
た熱可塑性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、異種の特性をもつポリマー同士を
アロイ化して樹脂を改質する方法が盛んに検討されてい
る。たとえば、ポリオレフィンとスチレン系樹脂あるい
は塩化ビニル系樹脂とのアロイ化については、エチレン
−酢酸ビニル共重合体によりアロイ化する方法(特公昭
60−36178号公報)、ポリエチレン−EPDM変
性物によりアロイ化する方法(特開昭63−30403
9号公報、特開平1−165640号公報)、ポリプロ
ピレンとスチレン系樹脂とのブロック体によりアロイ化
する方法(特開平2−199127号公報、特開平2−
199128号公報、特開平2−199129号公報)
などについて報告されている。
アロイ化して樹脂を改質する方法が盛んに検討されてい
る。たとえば、ポリオレフィンとスチレン系樹脂あるい
は塩化ビニル系樹脂とのアロイ化については、エチレン
−酢酸ビニル共重合体によりアロイ化する方法(特公昭
60−36178号公報)、ポリエチレン−EPDM変
性物によりアロイ化する方法(特開昭63−30403
9号公報、特開平1−165640号公報)、ポリプロ
ピレンとスチレン系樹脂とのブロック体によりアロイ化
する方法(特開平2−199127号公報、特開平2−
199128号公報、特開平2−199129号公報)
などについて報告されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来の方法では、ポリマー同士の相溶化が不十分であ
り、射出成形などの高剪断下において、樹脂成形品の表
層剥離が起こるなどの問題がある。
の従来の方法では、ポリマー同士の相溶化が不十分であ
り、射出成形などの高剪断下において、樹脂成形品の表
層剥離が起こるなどの問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述の問
題を解決するため鋭意検討した結果、オレフィン系樹脂
とオレフィン系樹脂以外の熱可塑性樹脂とからなるもの
に対し、多官能性ビニル単量体を少量重合したスチレン
系重合体、アルキル(メタ)アクリレート系重合体、塩
化ビニル系重合体のうちの1種以上の重合体に、エポキ
シ基を有する単量体および芳香族ビニル系化合物をグラ
フトしてなるグラフト重合体含有樹脂組成物を相溶化剤
として配合すると、驚くべきことに、射出成形品の表層
剥離が起こりにくくなることを見出した。
題を解決するため鋭意検討した結果、オレフィン系樹脂
とオレフィン系樹脂以外の熱可塑性樹脂とからなるもの
に対し、多官能性ビニル単量体を少量重合したスチレン
系重合体、アルキル(メタ)アクリレート系重合体、塩
化ビニル系重合体のうちの1種以上の重合体に、エポキ
シ基を有する単量体および芳香族ビニル系化合物をグラ
フトしてなるグラフト重合体含有樹脂組成物を相溶化剤
として配合すると、驚くべきことに、射出成形品の表層
剥離が起こりにくくなることを見出した。
【0005】すなわち本発明は、多官能性ビニル単量体
を0.001 〜5重量%共重合した、スチレン系重合体、ア
ルキル(メタ)アクリレート系重合体、塩化ビニル系重
合体のうちの1種以上の重合体(e)100 重量部に対
し、エポキシ基を含有する単量体0.05〜50重量%、芳香
族ビニル化合物50〜99.95 重量%およびこれらと共重合
可能なモノマー0〜49.5重量%からなる単量体(d)5
〜200 重量部をグラフト重合させてなるグラフト重合体
含有樹脂組成物(D)に関する。
を0.001 〜5重量%共重合した、スチレン系重合体、ア
ルキル(メタ)アクリレート系重合体、塩化ビニル系重
合体のうちの1種以上の重合体(e)100 重量部に対
し、エポキシ基を含有する単量体0.05〜50重量%、芳香
族ビニル化合物50〜99.95 重量%およびこれらと共重合
可能なモノマー0〜49.5重量%からなる単量体(d)5
〜200 重量部をグラフト重合させてなるグラフト重合体
含有樹脂組成物(D)に関する。
【0006】本発明はまたオレフィン系樹脂以外の熱可
塑性樹脂(A)5〜95重量%とオレフィン系樹脂(B)
5〜95重量%とからなるもの(C)100 重量部に対し、
前記グラフト重合体(D)0.5 〜200 重量部を配合して
なる熱可塑性樹脂組成物に関する。
塑性樹脂(A)5〜95重量%とオレフィン系樹脂(B)
5〜95重量%とからなるもの(C)100 重量部に対し、
前記グラフト重合体(D)0.5 〜200 重量部を配合して
なる熱可塑性樹脂組成物に関する。
【0007】
【作用および実施例】本発明に用いられるグラフト重合
体含有樹脂組成物(D)は多官能性ビニル単量体を共重
合したスチレン系重合体、アルキル(メタ)アクリレー
ト系重合体、塩化ビニル系重合体のうちの1種以上から
なる重合体(e)にエポキシ基を含有する単量体、芳香
族ビニル化合物およびそれらと共重合可能なモノマーか
らなる単量体(d)を含浸させ重合してえられたグラフ
ト重合体含有樹脂組成物であって、前記オレフィン系以
外の熱可塑性樹脂(A)とオレフィン系樹脂(B)との
相溶性を促進する変性剤として作用するものである。
体含有樹脂組成物(D)は多官能性ビニル単量体を共重
合したスチレン系重合体、アルキル(メタ)アクリレー
ト系重合体、塩化ビニル系重合体のうちの1種以上から
なる重合体(e)にエポキシ基を含有する単量体、芳香
族ビニル化合物およびそれらと共重合可能なモノマーか
らなる単量体(d)を含浸させ重合してえられたグラフ
ト重合体含有樹脂組成物であって、前記オレフィン系以
外の熱可塑性樹脂(A)とオレフィン系樹脂(B)との
相溶性を促進する変性剤として作用するものである。
【0008】本発明に用いられる前記重合体(e)は、
多官能性ビニル単量体0.001 〜5%(重量%、以下同
様)、好ましくは0.01〜3%を共重合したスチレン系重
合体、アルキル(メタ)アクリレート系重合体、塩化ビ
ニル系重合体のうちの1種以上の重合体からなるもので
あって、前記多官能性ビニル単量体との共重合によって
単量体(d)が重合体(e)にグラフト重合しやすいよ
うに重合体(e)中にビニル基を導入したものである。
多官能性ビニル単量体0.001 〜5%(重量%、以下同
様)、好ましくは0.01〜3%を共重合したスチレン系重
合体、アルキル(メタ)アクリレート系重合体、塩化ビ
ニル系重合体のうちの1種以上の重合体からなるもので
あって、前記多官能性ビニル単量体との共重合によって
単量体(d)が重合体(e)にグラフト重合しやすいよ
うに重合体(e)中にビニル基を導入したものである。
【0009】前記多官能性ビニル単量体としては、たと
えばジビニルベンゼン、ジアリルフタレート、アリル
(メタ)アクリレート、ビニル(メタ)アクリレート、
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,3−
ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−
ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、ペンタエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ノナエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、テトラデカエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、エイコサエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ペンタプロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ノナプロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、テトラデカプロピレングリコールジ
(メタ)アクリレート、エイコサプロピレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ
(メタ)アクリレートなどがあげられる。
えばジビニルベンゼン、ジアリルフタレート、アリル
(メタ)アクリレート、ビニル(メタ)アクリレート、
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,3−
ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−
ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、ペンタエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ノナエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、テトラデカエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、エイコサエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ペンタプロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ノナプロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、テトラデカプロピレングリコールジ
(メタ)アクリレート、エイコサプロピレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ
(メタ)アクリレートなどがあげられる。
【0010】重合体(e)中の多官能性ビニル単量体の
量が0.001 %未満では、耐表層剥離性の改良効果が小さ
く、5%を超えると、流動性が著しく低下する。
量が0.001 %未満では、耐表層剥離性の改良効果が小さ
く、5%を超えると、流動性が著しく低下する。
【0011】前記スチレン系重合体としては、多官能性
ビニル単量体を共重合したポリスチレン、スチレン−ブ
タジエンブロック共重合体、スチレン−メチルメタクリ
レート共重合体、アクリロニトリル−スチレン共重合
体、アクリロニトリル−スチレン−メチルメタクリレー
ト共重合体、アクリロニトリル−α−メチルスチレン−
スチレン共重合体、無水マレイン酸−スチレン共重合
体、マレイミド−スチレン共重合体、マレイミド−スチ
レン−アクリロニトリル共重合体およびこれら共重合体
のゴム強化樹脂などがあげられる。
ビニル単量体を共重合したポリスチレン、スチレン−ブ
タジエンブロック共重合体、スチレン−メチルメタクリ
レート共重合体、アクリロニトリル−スチレン共重合
体、アクリロニトリル−スチレン−メチルメタクリレー
ト共重合体、アクリロニトリル−α−メチルスチレン−
スチレン共重合体、無水マレイン酸−スチレン共重合
体、マレイミド−スチレン共重合体、マレイミド−スチ
レン−アクリロニトリル共重合体およびこれら共重合体
のゴム強化樹脂などがあげられる。
【0012】これらのスチレン系重合体のうち、ポリメ
チルメタクリレートあるいはポリ塩化ビニルと相溶しや
すい重合体が好ましいが、とくに芳香族ビニル化合物50
〜85%、シアン化ビニル化合物15〜40%、およびこれら
と共重合可能な他のビニル化合物20%以下を共重合した
重合体たとえばアクリロニトリル−スチレン共重合体、
アクリロニトリル−α−メチルスチレン−スチレン共重
合体に多官能性ビニル単量体を0.001 〜5%共重合せし
めたものなどが、耐表層剥離性の改良の点から好まし
い。
チルメタクリレートあるいはポリ塩化ビニルと相溶しや
すい重合体が好ましいが、とくに芳香族ビニル化合物50
〜85%、シアン化ビニル化合物15〜40%、およびこれら
と共重合可能な他のビニル化合物20%以下を共重合した
重合体たとえばアクリロニトリル−スチレン共重合体、
アクリロニトリル−α−メチルスチレン−スチレン共重
合体に多官能性ビニル単量体を0.001 〜5%共重合せし
めたものなどが、耐表層剥離性の改良の点から好まし
い。
【0013】前記アルキル(メタ)アクリレート系重合
体としては、たとえば多官能性ビニル単量体を共重合せ
しめたポリメチル(メタ)アクリレート、ポリエチル
(メタ)アクリレート、ポリプロピル(メタ)アクリレ
ート、ポリブチル(メタ)アクリレートなどの単独重合
体およびメチル(メタ)アクリレート−ブチル(メタ)
アクリレート共重合体、メチルメタクリレート−スチレ
ン共重合体、メチルメタクリレート−α−メチルスチレ
ン−スチレン共重合体、メチルメタクリレート−スチレ
ン−アクリロニトリル共重合体などがあげられるが、耐
表層剥離性の点から、メチルメタクリレート含量60%以
上からなる重合体が好ましい。
体としては、たとえば多官能性ビニル単量体を共重合せ
しめたポリメチル(メタ)アクリレート、ポリエチル
(メタ)アクリレート、ポリプロピル(メタ)アクリレ
ート、ポリブチル(メタ)アクリレートなどの単独重合
体およびメチル(メタ)アクリレート−ブチル(メタ)
アクリレート共重合体、メチルメタクリレート−スチレ
ン共重合体、メチルメタクリレート−α−メチルスチレ
ン−スチレン共重合体、メチルメタクリレート−スチレ
ン−アクリロニトリル共重合体などがあげられるが、耐
表層剥離性の点から、メチルメタクリレート含量60%以
上からなる重合体が好ましい。
【0014】前記塩化ビニル系重合体としては、多官能
性ビニル単量体を共重合せしめたポリ塩化ビニル、塩化
ビニルが80%以上の塩化ビニル共重合体などがあげられ
る。共重合するモノマーとしては、エチレン、酢酸ビニ
ルなどのモノビニリデン化合物があげられる。
性ビニル単量体を共重合せしめたポリ塩化ビニル、塩化
ビニルが80%以上の塩化ビニル共重合体などがあげられ
る。共重合するモノマーとしては、エチレン、酢酸ビニ
ルなどのモノビニリデン化合物があげられる。
【0015】前記重合体(e)は耐熱性の点から、Tg
が50℃以上であるものが好ましく、とくにTgが50℃以
上であるアルキル(メタ)アクリレート系重合体が好ま
しい。
が50℃以上であるものが好ましく、とくにTgが50℃以
上であるアルキル(メタ)アクリレート系重合体が好ま
しい。
【0016】前記重合体(e)は公知の方法でえること
ができ、その操作などについてとくに制限はない。
ができ、その操作などについてとくに制限はない。
【0017】前記重合体(e)はそれ自体ではオレフィ
ンと親和性がないため相溶化剤の作用はなく、耐表層剥
離性は改善されないが、前記単量体(d)をグラフトす
ることによってポリオレフィンと親和性のある芳香族ビ
ニルなどのグラフト枝部ができるので、ポリオレフィン
と相溶しやすくなる。重合体(e)はオレフィン系樹脂
以外の熱可塑性樹脂(A)と相溶しすやい幹部を有して
いるので、オレフィン系樹脂以外の熱可塑性樹脂(A)
とオレフィン系樹脂(B)とは重合体(e)に単量体
(d)をグラフトしてえられたグラフト重合体含有樹脂
組成物を介して相溶性が大きくなり、その結果本発明の
熱可塑性樹脂組成物の耐表層剥離性を改良するものと考
えられる。
ンと親和性がないため相溶化剤の作用はなく、耐表層剥
離性は改善されないが、前記単量体(d)をグラフトす
ることによってポリオレフィンと親和性のある芳香族ビ
ニルなどのグラフト枝部ができるので、ポリオレフィン
と相溶しやすくなる。重合体(e)はオレフィン系樹脂
以外の熱可塑性樹脂(A)と相溶しすやい幹部を有して
いるので、オレフィン系樹脂以外の熱可塑性樹脂(A)
とオレフィン系樹脂(B)とは重合体(e)に単量体
(d)をグラフトしてえられたグラフト重合体含有樹脂
組成物を介して相溶性が大きくなり、その結果本発明の
熱可塑性樹脂組成物の耐表層剥離性を改良するものと考
えられる。
【0018】前記重合体(e)のグラフトに用いられる
単量体(d)は、エポキシ基を含有する単量体0.05〜50
%、好ましくは0.1 〜30%、芳香族ビニル化合物50〜9
9.95%、好ましくは70〜99.9%、およびこれらと共重合
可能なモノマー49.5%以下、好ましくは20%以下からな
るものである。
単量体(d)は、エポキシ基を含有する単量体0.05〜50
%、好ましくは0.1 〜30%、芳香族ビニル化合物50〜9
9.95%、好ましくは70〜99.9%、およびこれらと共重合
可能なモノマー49.5%以下、好ましくは20%以下からな
るものである。
【0019】前記エポキシ基を有する単量体としては、
たとえばグリシジル(メタ)アクリレート、グリシジル
(エタ)アクリレート、アリルグリシジルエーテルなど
があげられる。
たとえばグリシジル(メタ)アクリレート、グリシジル
(エタ)アクリレート、アリルグリシジルエーテルなど
があげられる。
【0020】エポキシを含有する単量体が0.05%未満で
は、耐表層剥離性が著しく、50%を超えると流動性の低
下が大きくなる。
は、耐表層剥離性が著しく、50%を超えると流動性の低
下が大きくなる。
【0021】前記芳香族ビニル化合物としては、たとえ
ばスチレン、メチルスチレン、α−メチルスチレン、ク
ロルスチレン、β−イソプロペニルナフタレンなどがあ
げられるが、耐表層剥離性の点から芳香族ビニル化合物
の80重量%以上がスチレン、メチルスチレン、α−メチ
ルスチレン、β−イソプロペニルナフタレンのうちの1
種以上であるものが好ましい。
ばスチレン、メチルスチレン、α−メチルスチレン、ク
ロルスチレン、β−イソプロペニルナフタレンなどがあ
げられるが、耐表層剥離性の点から芳香族ビニル化合物
の80重量%以上がスチレン、メチルスチレン、α−メチ
ルスチレン、β−イソプロペニルナフタレンのうちの1
種以上であるものが好ましい。
【0022】芳香族ビニル化合物が、50%未満または9
9.5%を超えると、成形品の剥離性が著しくなる。
9.5%を超えると、成形品の剥離性が著しくなる。
【0023】前記エポキシ基含有単量体や芳香族ビニル
化合物と共重合可能なモノマーは必ずしも使用する必要
はないが、使用するばあいは49.5%以内の範囲で、たと
えばブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレ
ート、ステアリルメタクリレートなどの長鎖のアルキル
(メタ)アクリレートなどがあげられる。該共重合可能
な単量体の量が49.5%を超えると耐表層剥離性が低下す
る。
化合物と共重合可能なモノマーは必ずしも使用する必要
はないが、使用するばあいは49.5%以内の範囲で、たと
えばブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレ
ート、ステアリルメタクリレートなどの長鎖のアルキル
(メタ)アクリレートなどがあげられる。該共重合可能
な単量体の量が49.5%を超えると耐表層剥離性が低下す
る。
【0024】重合体(e)に単量体(d)をグラフトす
るには公知の重合法を使用することができ、その種類、
操作についてはとくに制限はない。重合終了後は既知の
方法により目的とするパウダーをうる。
るには公知の重合法を使用することができ、その種類、
操作についてはとくに制限はない。重合終了後は既知の
方法により目的とするパウダーをうる。
【0025】本発明の熱可塑性樹脂組成物に用いられる
オレフィン系樹脂以外の熱可塑性樹脂(A)としては、
スチレン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリフェ
ニレンオキサイド樹脂などがあげられる。このうち、ス
チレン系樹脂、塩化ビニル系樹脂が本発明の熱可塑性樹
脂組成物の耐表層剥離性の点から好ましい。
オレフィン系樹脂以外の熱可塑性樹脂(A)としては、
スチレン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリフェ
ニレンオキサイド樹脂などがあげられる。このうち、ス
チレン系樹脂、塩化ビニル系樹脂が本発明の熱可塑性樹
脂組成物の耐表層剥離性の点から好ましい。
【0026】前記(A)として好ましいスチレン系樹脂
としては、AS樹脂、ABS樹脂、AES樹脂、AAS
樹脂、ACS樹脂、アクリロニトリル−α−メチルスチ
レン共重合体、アクリロニトリル−マレイミド−スチレ
ン共重合体、アクリロニトリル−マレイミド−α−メチ
ルスチレン−スチレン共重合体、ポリスチレン、ハイイ
ンパクトポリスチレンなどがあげられるが、その中でも
芳香族ビニル化合物10〜85%、シアン化ビニル化合物15
〜40%、N−置換マレイミド化合物50%以下およびこれ
らと共重合可能な他のビニル化合物20%以下を共重合し
たスチレン系樹脂が本発明の熱可塑性樹脂組成物の耐表
層剥離性の点でとくに好ましい。
としては、AS樹脂、ABS樹脂、AES樹脂、AAS
樹脂、ACS樹脂、アクリロニトリル−α−メチルスチ
レン共重合体、アクリロニトリル−マレイミド−スチレ
ン共重合体、アクリロニトリル−マレイミド−α−メチ
ルスチレン−スチレン共重合体、ポリスチレン、ハイイ
ンパクトポリスチレンなどがあげられるが、その中でも
芳香族ビニル化合物10〜85%、シアン化ビニル化合物15
〜40%、N−置換マレイミド化合物50%以下およびこれ
らと共重合可能な他のビニル化合物20%以下を共重合し
たスチレン系樹脂が本発明の熱可塑性樹脂組成物の耐表
層剥離性の点でとくに好ましい。
【0027】前記とくに好ましいスチレン系樹脂の共重
合に用いられる芳香族ビニル化合物としては、たとえば
スチレン、α−メチルスチレン、メチルスチレン、クロ
ロスチレン、β−イソプロペニルナフタレンなどがあげ
られる。
合に用いられる芳香族ビニル化合物としては、たとえば
スチレン、α−メチルスチレン、メチルスチレン、クロ
ロスチレン、β−イソプロペニルナフタレンなどがあげ
られる。
【0028】前記共重合に用いられるシアン化ビニル化
合物としては、たとえばアクリロニトリル、メタクリロ
ニトリルなどがあげられる。
合物としては、たとえばアクリロニトリル、メタクリロ
ニトリルなどがあげられる。
【0029】前記共重合に用いられるN−置換マレイミ
ド化合物としては、たとえばN−フェニルマレイミド、
N−メチルマレイミド、N−エチルマレイミド、N−プ
ロピルマレイミド、N−イソプロピルマレイミド、N−
ブチルマレイミド、N−イソブチルマレイミド、N−t
−ブチルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミドな
どがあげられる。
ド化合物としては、たとえばN−フェニルマレイミド、
N−メチルマレイミド、N−エチルマレイミド、N−プ
ロピルマレイミド、N−イソプロピルマレイミド、N−
ブチルマレイミド、N−イソブチルマレイミド、N−t
−ブチルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミドな
どがあげられる。
【0030】前記共重合に用いられる共重合可能な他の
ビニル化合物としては、メチルアクリレート、エチルア
クリレート、ブチルアクリレート、グリシジルメタクリ
レート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−エ
チルヘキシルメタクリレート、メタクリル酸などがあげ
られる。
ビニル化合物としては、メチルアクリレート、エチルア
クリレート、ブチルアクリレート、グリシジルメタクリ
レート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−エ
チルヘキシルメタクリレート、メタクリル酸などがあげ
られる。
【0031】前記(A)として好ましい塩化ビニル系樹
脂としては、ポリ塩化ビニル、塩化ビニルが80%以上の
塩化ビニル共重合体、および前記塩化ビニル系樹脂を塩
素化した、後塩素化塩化ビニル系樹脂などがあげられ
る。共重合するモノマーとしては、エチレン、酢酸ビニ
ルなどのモノビリデン化合物があげられる。
脂としては、ポリ塩化ビニル、塩化ビニルが80%以上の
塩化ビニル共重合体、および前記塩化ビニル系樹脂を塩
素化した、後塩素化塩化ビニル系樹脂などがあげられ
る。共重合するモノマーとしては、エチレン、酢酸ビニ
ルなどのモノビリデン化合物があげられる。
【0032】前記(A)としてはスチレン系樹脂5〜95
%と塩化ビニル系樹脂95〜5%とからなる混合物も好ま
しく使用される。とくにスチレン系樹脂が芳香族ビニル
化合物10〜85%、シアン化ビニル化合物15〜40%、N−
置換マレイミド化合物50%以下およびこれらと共重合可
能な他のビニル化合物20%以下を共重合体であるものが
耐表層剥離性の点から好ましい。
%と塩化ビニル系樹脂95〜5%とからなる混合物も好ま
しく使用される。とくにスチレン系樹脂が芳香族ビニル
化合物10〜85%、シアン化ビニル化合物15〜40%、N−
置換マレイミド化合物50%以下およびこれらと共重合可
能な他のビニル化合物20%以下を共重合体であるものが
耐表層剥離性の点から好ましい。
【0033】前記(A)の重合は公知の方法を使用する
ことができ、その種類、操作についてとくに制限はな
い。重合終了後は既知の方法によりパウダーとすること
ができる。
ことができ、その種類、操作についてとくに制限はな
い。重合終了後は既知の方法によりパウダーとすること
ができる。
【0034】本発明に用いられるオレフィン系樹脂
(B)の例としては、たとえばポリプロピレン、プロピ
レンとα−オレフィンとの共重合体、高密度ポリエチレ
ン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、エチレ
ンとα−オレフィンとの共重合体、ポリブテン、ポリ−
4−メチルペンテン−1などのポリオレフィン類または
そのオリゴマー類、エチレン−プロピレンゴム、エチレ
ン−プロピレン−ジエンゴム、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、ブチルゴム、ブタジエンゴム、プロピレン−ブ
テン共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体
などのポリオレフィン系エラストマー類など、およびこ
れらの2種以上の混合物などがあげられる。その中でも
耐熱性の点からポリプロピレンおよびプロピレン50%以
上の共重合体が好ましい。
(B)の例としては、たとえばポリプロピレン、プロピ
レンとα−オレフィンとの共重合体、高密度ポリエチレ
ン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、エチレ
ンとα−オレフィンとの共重合体、ポリブテン、ポリ−
4−メチルペンテン−1などのポリオレフィン類または
そのオリゴマー類、エチレン−プロピレンゴム、エチレ
ン−プロピレン−ジエンゴム、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、ブチルゴム、ブタジエンゴム、プロピレン−ブ
テン共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体
などのポリオレフィン系エラストマー類など、およびこ
れらの2種以上の混合物などがあげられる。その中でも
耐熱性の点からポリプロピレンおよびプロピレン50%以
上の共重合体が好ましい。
【0035】前記オレフィン系樹脂(B)は公知の方法
によってうることができ、その操作などについて特別の
制限はない。重合終了後は既知の方法によりパウダーと
することができる。
によってうることができ、その操作などについて特別の
制限はない。重合終了後は既知の方法によりパウダーと
することができる。
【0036】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、パウダー
状の熱可塑性樹脂(A)およびオレフィン系樹脂
(B)、グラフト重合体含有樹脂組成物(D)、配合剤
などをともにブレンドしてえられるが、その操作につい
てはとくに限定されるものではない。
状の熱可塑性樹脂(A)およびオレフィン系樹脂
(B)、グラフト重合体含有樹脂組成物(D)、配合剤
などをともにブレンドしてえられるが、その操作につい
てはとくに限定されるものではない。
【0037】本発明の熱可塑性樹脂組成物中の樹脂
(A)と(B)との比は重量比で5/95〜95/5の範囲
であることが好ましく、そのなかでも15/85〜85/15が
とくに好ましい。(A)の量が前記範囲未満では耐熱性
が低下し、前記範囲を超えると流動性が著しく低下す
る。
(A)と(B)との比は重量比で5/95〜95/5の範囲
であることが好ましく、そのなかでも15/85〜85/15が
とくに好ましい。(A)の量が前記範囲未満では耐熱性
が低下し、前記範囲を超えると流動性が著しく低下す
る。
【0038】前記グラフト重合体含有樹脂組成物(D)
は、熱可塑性樹脂(A)とオレフィン系樹脂(B)との
合計100 部に対し、0.5 〜200 部、好ましくは、1〜10
0 部用いられる。(D)の量が0.5 部未満では成形品の
耐表層剥離性は改良され難く、200 部を超えると、流動
性の低下が著しくなる。
は、熱可塑性樹脂(A)とオレフィン系樹脂(B)との
合計100 部に対し、0.5 〜200 部、好ましくは、1〜10
0 部用いられる。(D)の量が0.5 部未満では成形品の
耐表層剥離性は改良され難く、200 部を超えると、流動
性の低下が著しくなる。
【0039】本発明の熱可塑性樹脂はまた、通常よく知
られた酸化防止剤、熱安定剤、滑剤はもとより、必要に
応じて適宜UV吸収剤、顔料、帯電防止剤および難燃
剤、難燃助剤を併せて使用することもできる。とくにス
チレン系樹脂、オレフィン系樹脂に用いられるフェノー
ル系抗酸化剤、ホスファイト系安定剤、塩化ビニル系樹
脂に配合されるスズ系安定剤、鉛系安定剤、および各種
脂肪酸エステル、金属石鹸、ワックス類などの内外滑剤
などは、本発明の熱可塑性樹脂を成形用樹脂としてより
高性能なものとするために用いることができる。
られた酸化防止剤、熱安定剤、滑剤はもとより、必要に
応じて適宜UV吸収剤、顔料、帯電防止剤および難燃
剤、難燃助剤を併せて使用することもできる。とくにス
チレン系樹脂、オレフィン系樹脂に用いられるフェノー
ル系抗酸化剤、ホスファイト系安定剤、塩化ビニル系樹
脂に配合されるスズ系安定剤、鉛系安定剤、および各種
脂肪酸エステル、金属石鹸、ワックス類などの内外滑剤
などは、本発明の熱可塑性樹脂を成形用樹脂としてより
高性能なものとするために用いることができる。
【0040】本発明の熱可塑性樹脂は、耐表層剥離性に
すぐれ、かつ耐熱性、流動性の点でもすぐれたものであ
り、成形品は家電製品やOA機器のハウジングや部品、
自動車の内外装部品などに好ましく使用される。
すぐれ、かつ耐熱性、流動性の点でもすぐれたものであ
り、成形品は家電製品やOA機器のハウジングや部品、
自動車の内外装部品などに好ましく使用される。
【0041】以下、本発明を具体的な実施例で示すが、
これなど実施例は、本発明を限定するものではない。
これなど実施例は、本発明を限定するものではない。
【0042】参考例1 (グラフト重合体含有樹脂組成物(D)の製造)攪拌機
付きの8リットル重合機に、チッ素雰囲気下で、水200
部、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム2部、エチ
レンジアミンテトラアセテートNa塩0.01部、硫酸第1
鉄0.0025部を入れ、60℃でメチルメタクリレート99部、
ジアリルメタクリレート1部、クメンハイドロパーオキ
サイド0.1 部、t−ドデシルメルカプタン0.5 部の混合
物を6時間かけて連続滴下した。そののち1時間撹拌を
続け重合体(e−1)の重合を終了した。
付きの8リットル重合機に、チッ素雰囲気下で、水200
部、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム2部、エチ
レンジアミンテトラアセテートNa塩0.01部、硫酸第1
鉄0.0025部を入れ、60℃でメチルメタクリレート99部、
ジアリルメタクリレート1部、クメンハイドロパーオキ
サイド0.1 部、t−ドデシルメルカプタン0.5 部の混合
物を6時間かけて連続滴下した。そののち1時間撹拌を
続け重合体(e−1)の重合を終了した。
【0043】つぎに前記と同様の装置に水200 部、前記
の重合体(e−1)50部、エチレンジアミンテトラアセ
テートNa塩0.01部、硫酸第1鉄0.0025部を投入し、60
℃でスチレン45部、グリシジルメタクリレート5部、ク
メンハイドロパーオキサイド0.1 部の混合物を5時間か
けて連続滴下した。そののち1時間撹拌し続け、グラフ
ト重合を終了した。
の重合体(e−1)50部、エチレンジアミンテトラアセ
テートNa塩0.01部、硫酸第1鉄0.0025部を投入し、60
℃でスチレン45部、グリシジルメタクリレート5部、ク
メンハイドロパーオキサイド0.1 部の混合物を5時間か
けて連続滴下した。そののち1時間撹拌し続け、グラフ
ト重合を終了した。
【0044】重合終了後、塩析、造粒し、脱水、乾燥し
て、グラフト重合体含有樹脂組成物(D−1)をえた。
て、グラフト重合体含有樹脂組成物(D−1)をえた。
【0045】同様にして表1に示す組成の重合体(e−
2〜e−4)を用い、表2に示す組成の単量体からグラ
フト重合体含有樹脂組成物(D−2〜D−4)をえた。
2〜e−4)を用い、表2に示す組成の単量体からグラ
フト重合体含有樹脂組成物(D−2〜D−4)をえた。
【0046】なお表1〜3で使用した略号は下記のもの
を表している。
を表している。
【0047】MMA:メチルメタクリレート AN:アクリロニトリル St:スチレン AMA:アリルメタクリレート GMA:グリシジルメタクリレート PMI:N−フェニルマレイミド αS:α−メチルスチレン PBD:ポリブタジエン
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】実施例1 表3に示す樹脂(A−1)40部、ポリプロピレン(B)
(三井石油化学(株)製ポリプロピレン、商品名ポリプ
ロハイポールJ−600 (メルトフローインデックス7.0
g/10min 、衝撃強度3.0 kg・cm/cm))60部、参考例
1でえられたグラフト重合体含有樹脂組成物(D−1)
10部をスーパーミキサーでブレンドし、44m/m2軸押
出し機でペレットを製造した。
(三井石油化学(株)製ポリプロピレン、商品名ポリプ
ロハイポールJ−600 (メルトフローインデックス7.0
g/10min 、衝撃強度3.0 kg・cm/cm))60部、参考例
1でえられたグラフト重合体含有樹脂組成物(D−1)
10部をスーパーミキサーでブレンドし、44m/m2軸押
出し機でペレットを製造した。
【0051】このペレットから5オンス射出成形機で、
スクリュー回転数80rpm 、ノズル設定温度230 ℃の条件
で試験片を成形した。
スクリュー回転数80rpm 、ノズル設定温度230 ℃の条件
で試験片を成形した。
【0052】
【表3】
【0053】実施例2〜4、比較例1および2 実施例1と同様の方法で表3に示す組成の(A−1)、
(A−2)、実施例1で用いたポリプロピレン(B)お
よびグラフト重合体含有樹脂組成物(D−1〜D−3)
を用いて、表5に示す組成の熱可塑性樹脂組成物をえ、
その試験片を成形した。
(A−2)、実施例1で用いたポリプロピレン(B)お
よびグラフト重合体含有樹脂組成物(D−1〜D−3)
を用いて、表5に示す組成の熱可塑性樹脂組成物をえ、
その試験片を成形した。
【0054】実施例5 表4に示す塩化ビニル樹脂(A−3)40部、実施例1で
用いたポリプロピレン(B)60部、グラフト重合体含有
樹脂組成物(D−1)10部、安定剤としてジブチルスズ
マレート2部、滑剤としてポリエチレンワックス1部を
スーパーミキサーでブレンドし、44m/m2軸押出し機
でペレットを製造した。
用いたポリプロピレン(B)60部、グラフト重合体含有
樹脂組成物(D−1)10部、安定剤としてジブチルスズ
マレート2部、滑剤としてポリエチレンワックス1部を
スーパーミキサーでブレンドし、44m/m2軸押出し機
でペレットを製造した。
【0055】このペレットから5オンス射出成形機で、
スクリュー回転数80rpm 、ノズル設定温度170 ℃の条件
で試験片を成形した。
スクリュー回転数80rpm 、ノズル設定温度170 ℃の条件
で試験片を成形した。
【0056】
【表4】
【0057】実施例6および7、比較例3〜5 実施例5と同様の方法で表3および4に示す組成の(A
−1、A−4)、実施例1で用いたポリプロピレン
(B)およびグラフト重合体含有樹脂組成物(D−1、
D−4)を用いて表5に示す組成の熱可塑性樹脂組成物
をえ、その試験片を成形した。
−1、A−4)、実施例1で用いたポリプロピレン
(B)およびグラフト重合体含有樹脂組成物(D−1、
D−4)を用いて表5に示す組成の熱可塑性樹脂組成物
をえ、その試験片を成形した。
【0058】えられた成形品について、その耐表層剥離
性、熱変形温度および流動性について調べた。
性、熱変形温度および流動性について調べた。
【0059】その結果を表5に示す。
【0060】なお、成形品の耐表層剥離性は、前記の成
形機を使用し、厚さ2.5mm の平板成形品のゲート部から
の剥離性を評価した。評価は、目視による5点法とし、
最高を5点、最低を1点とした。すなわち、評価は、数
字が大きいほど、耐表層剥離性にすぐれていることを示
す。
形機を使用し、厚さ2.5mm の平板成形品のゲート部から
の剥離性を評価した。評価は、目視による5点法とし、
最高を5点、最低を1点とした。すなわち、評価は、数
字が大きいほど、耐表層剥離性にすぐれていることを示
す。
【0061】耐熱性はASTM D−256 規格に基づ
き、18.6kg/cm2 荷重の熱可塑性樹脂組成物変形温度で
評価した。
き、18.6kg/cm2 荷重の熱可塑性樹脂組成物変形温度で
評価した。
【0062】流動性は、前記の成形機を使用し、厚さ3
mm×幅10mmの蚊取り線香状の金型における流動距離で評
価した。単位はmmで表わした。
mm×幅10mmの蚊取り線香状の金型における流動距離で評
価した。単位はmmで表わした。
【0063】
【表5】
【0064】表5の結果から実施例に代表される本発明
の熱可塑性樹脂組成物はとくに耐表層剥離性、流動性に
すぐれ、かつ耐熱性もよいことがわかる。
の熱可塑性樹脂組成物はとくに耐表層剥離性、流動性に
すぐれ、かつ耐熱性もよいことがわかる。
【0065】
【発明の効果】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、耐表層
剥離性にすぐれ、しかも流動性、耐熱性にもすぐれてお
り、その成形品は家電製品やOA機器のハウジングや部
品、自動車の内外装部品などに使用できる。
剥離性にすぐれ、しかも流動性、耐熱性にもすぐれてお
り、その成形品は家電製品やOA機器のハウジングや部
品、自動車の内外装部品などに使用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 25/02 LDU 9166−4J LDW 9166−4J 27/06 LEP 9166−4J LER 9166−4J LFB 9166−4J 51/00 LKP 7142−4J LKS 7142−4J 101/00 LSZ 7242−4J
Claims (13)
- 【請求項1】 多官能性ビニル単量体を0.001 〜5重量
%共重合した、スチレン系重合体、アルキル(メタ)ア
クリレート系重合体、塩化ビニル系重合体のうちの1種
以上の重合体(e)100 重量部に対し、エポキシ基を含
有する単量体0.05〜50重量%、芳香族ビニル化合物50〜
99.95 重量%およびこれらと共重合可能なモノマー0〜
49.5重量%からなる単量体(d)5〜200 重量部をグラ
フト重合させてなるグラフト重合体含有樹脂組成物
(D)。 - 【請求項2】 重合体(e)が、ガラス転位温度50℃以
上の重合体である特許請求の範囲第1項記載のグラフト
重合体含有樹脂組成物。 - 【請求項3】 重合体(e)が、ガラス転位温度50℃以
上のアルキル(メタ)アクリレート系重合体である請求
項1または2記載のグラフト重合体含有樹脂組成物。 - 【請求項4】 重合体(e)が、メチルメタクリレート
60重量%以上からなるアルキル(メタ)アクリレート系
重合体である請求項1記載のグラフト重合体含有樹脂組
成物。 - 【請求項5】 重合体(e)が、芳香族ビニル化合物50
〜85重量%、シアン化ビニル化合物15〜40重量%、およ
びこれらと共重合可能な他のビニル化合物0〜20重量%
を共重合したスチレン系重合体である請求項1記載のグ
ラフト重合体含有樹脂組成物。 - 【請求項6】 単量体(d)が、芳香族ビニル化合物の
80重量%以上が、スチレン、メチルスチレン、α−メチ
ルスチレン、β−イソプロペニルナフタレンのうちの1
種以上である請求項1記載のグラフト重合体含有樹脂組
成物。 - 【請求項7】 単量体(d)が、エポキシ基を含有する
単量体0.1 〜30重量%、芳香族ビニル化合物70〜99.9重
量%およびこれらと共重合可能なモノマー0〜20重量%
からなる請求項1記載のグラフト重合体含有樹脂組成
物。 - 【請求項8】 オレフィン系樹脂以外の熱可塑性樹脂
(A)5〜95重量%とオレフィン系樹脂(B)5〜95重
量%とからなるもの(C)100 重量部に対し、多官能性
ビニル単量体を0.001 〜5重量%共重合した、スチレン
系重合体、アルキル(メタ)アクリレート系重合体、塩
化ビニル系重合体のうちの1種以上の重合体(e)100
重量部に対し、エポキシ基を含有する単量体0.05〜50重
量%、芳香族ビニル化合物50〜99.95 重量%およびこれ
らと共重合可能なモノマー0〜49.5重量%からなる単量
体(d)5〜200 重量部をグラフト重合させてなるグラ
フト重合体含有樹脂組成物(D)0.5 〜200 重量部を配
合してなる熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項9】 オレフィン系樹脂以外の熱可塑性樹脂
(A)が、スチレン系樹脂および(または)塩化ビニル
系樹脂である請求項8記載の熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項10】 オレフィン系樹脂以外の熱可塑性樹脂
(A)が、芳香族ビニル化合物10〜85重量%、シアン化
ビニル化合物15〜40重量%、N−置換マレイミド化合物
0〜50重量%およびこれらと共重合可能な他のビニル化
合物0〜20重量%を共重合したスチレン系樹脂である請
求項8または9記載の熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項11】 オレフィン系樹脂以外の熱可塑性樹脂
(A)が、塩化ビニル80重量%以上からなる塩化ビニル
系樹脂および(または)該塩化ビニル系樹脂を塩素化し
た、後塩素化塩化ビニル系樹脂である請求項8または9
記載の熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項12】 オレフィン系樹脂以外の熱可塑性樹脂
(A)が、請求項10のスチレン系樹脂5〜95重量%と請
求項11の塩化ビニル系樹脂95〜5重量%とからなる請求
項8または9記載の熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項13】 オレフィン系樹脂(B)が、プロピレ
ン50重量%以上を重合してなる請求項8記載の熱可塑性
樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20797992A JPH0649144A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | グラフト重合体含有樹脂組成物および熱可塑性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20797992A JPH0649144A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | グラフト重合体含有樹脂組成物および熱可塑性樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0649144A true JPH0649144A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=16548675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20797992A Pending JPH0649144A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | グラフト重合体含有樹脂組成物および熱可塑性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0649144A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100921209B1 (ko) * | 2007-12-05 | 2009-10-13 | 제일모직주식회사 | 충격보강용 공중합체, 그의 제조방법 및 이를 이용한열가소성 수지 조성물 |
-
1992
- 1992-08-04 JP JP20797992A patent/JPH0649144A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100921209B1 (ko) * | 2007-12-05 | 2009-10-13 | 제일모직주식회사 | 충격보강용 공중합체, 그의 제조방법 및 이를 이용한열가소성 수지 조성물 |
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