[go: up one dir, main page]

JPH0647094A - 血管カテーテル - Google Patents

血管カテーテル

Info

Publication number
JPH0647094A
JPH0647094A JP4205812A JP20581292A JPH0647094A JP H0647094 A JPH0647094 A JP H0647094A JP 4205812 A JP4205812 A JP 4205812A JP 20581292 A JP20581292 A JP 20581292A JP H0647094 A JPH0647094 A JP H0647094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catheter
blood vessel
catheter body
tube
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4205812A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Takahashi
徹 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Terumo Corp filed Critical Terumo Corp
Priority to JP4205812A priority Critical patent/JPH0647094A/ja
Publication of JPH0647094A publication Critical patent/JPH0647094A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明の血管カテーテル1Aは、図示しない
ハブと、内腔3を有するカテーテル本体2より構成され
ている。カテーテル本体2は、その先端22付近の外面
に、螺旋状の凸部23からなる凹凸部4を有している。 【効果】 凹凸部4により曲げの応力は分散され、特定
の部分に応力が集中することが無く、かつ、チューブ表
面が均一でないため、一度折れ曲がった場合でも折れぐ
せが生じにくくなり、柔軟性および耐キンク性が向上す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血管内手術、制ガン剤
等の超選択的注入、血管造影等に用いられる血管カテー
テルに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、外科的手術を行わず、経皮的にカ
テーテルを挿入して動脈瘤、動静脈奇形腫瘍等の血管病
変の治療を行う血管内手術が盛んになっている。このよ
うな手技においては、血管カテーテルを、複雑に屈曲蛇
行し、分枝の多い細い血管内の特定の部位に選択的に挿
入しなければならない。
【0003】例えば、脳血管内に見られる動脈瘤や動静
脈奇形腫瘍等に対し施される塞栓術と呼ばれる血管内手
術では、細い血管カテーテルの先端を脳内の患部または
その近傍まで選択的に挿入し、血管カテーテルの先端か
ら、シアノアクリレート、エチレン−ビニルアルコール
共重合体のジメチルスルホキシド溶液等の液状の塞栓物
質や、ポリビニルアルコールの顆粒等の粒状の塞栓物
質、血栓を生じさせるためのコイルを注入する。このよ
うに、細い血管への薬剤の投与や造影剤の注入には、そ
れに応じた細径の血管カテーテルが用いられる。
【0004】従って、このような細径の血管カテーテル
には、通常の血管カテーテルに要求される化学的および
生物学的安全性に加えて、細く複雑なパターンの血管系
に迅速かつ確実な選択性をもって挿入し得るような操作
性が要求される。また、このようなカテーテルは、可撓
性があって血管の内壁を損傷せず、少なくとも先端部の
一部分が柔軟であることが求められる。また、曲がった
血管内を予め挿入されたガイドワイヤーに沿ってカテー
テル先端を目的とする所まで到達させてからガイドワイ
ヤーを引き抜いた後でも、血管の湾曲、屈曲した部位で
カテーテルに折れ曲がりが生じない耐キンク性が必要と
される。
【0005】このうち、先端部に柔軟性を付与するため
の従来技術としては、ナイロン製の管状体を基部側と
し、ポリエーテル−ポリアミド共重合体製の先端部を融
合させた血管カテーテルが開示されている(特開昭59
−156353号公報)。しかしながら、このカテーテ
ルは異種材料を融合して連結しているため、融合部での
剛性の差が大きく、キンクし易いという欠点がある。特
公平1−17384号公報では、先端部を可塑剤を含む
溶液で処理することによって柔軟化する方法が開示され
ている。しかしながら、この方法で作られたカテーテル
は、可塑剤を含むために径のサイズ変化を引き起こして
しまい、カテーテルチューブの安定性を得ることができ
ず、特に細径の血管に対し用いる場合に問題となる。ま
た、柔軟となるものの耐キンク性は向上せず、先端部を
小さな半径に曲げた時に折れ曲がりが生じ閉塞してしま
う欠点がある。
【0006】一方、耐キンク性を付与するための従来技
術としては、合成高分子有機材料からなる繊維を螺旋状
に埋め込む方法が開示されている(特公平3−8139
0号)。しかしながら、このようなカテーテルチューブ
は耐キンク性には優れるものの、繊維を埋め込むことに
よりチューブの柔軟性が失われてしまう。
【0007】また、血管カテーテルにおいては、血管内
を挿通させるために術者の押し込む力がカテーテルの基
端側から先端側に確実に伝達され得るいわゆる押し込み
性や、曲がった血管内を予め挿入されたガイドワイヤー
に沿って円滑にかつ血管内壁を損傷することなく進み得
る追随性(以下、「ガイドワイヤーに対する追随性」ま
たは単に「追従性」という」)が必要とされる。
【0008】このような押し込み性およびガイドワイヤ
ーに対する追随性を付与するための従来技術としては、
比較的硬質な内管と、この内管の外面を覆いかつ内管の
先端より突出した部分を有する比較的柔軟な外管とで構
成された、主要部分が2重管構造の血管カテーテルが開
発され、使用されている。例えば、実表昭60−500
013号公報および対応米国特許4385635号公報
では、内管にポリアミドを、外管にウレタンを用い、内
管の先端部分はその内径が漸増するようにテーパ状に形
成された血管カテーテルが開示されている。また、実公
昭62−17082号公報では、外管にシリコンゴムを
用い、内管にポリエチレン、ポリプロピレン、フッ素樹
脂および硬質塩化ビニル樹脂より選ばれた硬質の樹脂を
用いた血管カテーテルが開示されている。
【0009】しかしながら、上記公報に記載された血管
カテーテルにおいては、内管と外管の剛性の差が大きい
ため、特に2重管の部分(本体部分)と1重管の部分
(先端部)との境界部において折れ曲がりを生じ易く、
耐キンク性が劣っている。そして、このような折れ曲が
りによりカテーテル内のルーメンがつぶれ、血管内に注
入する塞栓物質が詰まり内圧が上昇し、チューブが破裂
し血管を傷つける虞れがある。
【0010】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は、以上のよ
うな問題点に鑑みてなされたものであって、柔軟性およ
び耐キンク性に優れ、また血管損傷が少なく、安全性に
優れ、特に細径の血管に対する手技にも適した血管カテ
ーテルを提供することを目的とする。
【0011】
【問題点を解決するための手段】このような目的は、下
記(1)の本発明により達成される。また、下記(2)
ないし(12)であるのが好ましい。
【0012】(1) 管腔を有し、合成高分子有機材料
からなるカテーテル本体を有する血管カテーテルにおい
て、該カテーテル本体の外面および/または内面に、該
カテーテル本体と一体的に形成された複数の凹凸からな
る凹凸部が設けられていることを特徴とする血管カテー
テル。
【0013】(2) 前記凹凸は、前記カテーテル本体
の長手方向に連続し、所定間隔毎に配置されている上記
(1)に記載のカテーテルチューブ。
【0014】(3) 前記凹凸は、前記カテーテル本体
の外周全体に亙って配置されている上記(1)または
(2)に記載の血管カテーテル。
【0015】(4) 前記凹凸は、前記カテーテル本体
の長手方向に延びる螺旋状の凸部により構成されている
上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の血管カテー
テル。
【0016】(5) 前記螺旋状の凸部の深さは、前記
カテーテル本体の肉厚の10〜50%である上記(4)
記載の血管カテーテル。
【0017】(6) 前記螺旋状の凸部のピッチは、前
記カテーテル本体の外径の10〜100%である上記
(4)記載の血管カテーテル。
【0018】(7) 前記凹凸は、前記カテーテル本体
の長手方向に連続する環状の凸部により構成されている
上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の血管カテー
テル。
【0019】(8) 前記環状の凸部の深さは、前記カ
テーテル本体の肉厚の10〜50%である上記(7)記
載の血管カテーテル。
【0020】(9) 前記環状の凸部は、前記カテーテ
ル本体の肉厚の10〜100%の長さ毎に配置されてい
る上記(7)記載の血管カテーテル。
【0021】(10) 前記凹凸部は前記カテーテル本体
の先端付近に設けられている上記(1)ないし(9)の
いずれかに記載の血管カテーテル。
【0022】(11) 前記カテーテル本体は、複数の層
から構成されており、該層の接触面に前記凹凸部が設け
られている上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の
血管カテーテル。
【0023】(12) 前記カテーテル本体が、内管と、
該内管の外面を覆いかつ該内管の先端より突出した部分
を有する外管とで構成され、前記内管と前記外管よりな
る2重管の部分を基端側に、前記外管のみよりなる1重
管の部分を先端側に有しており、前記内管の曲げ弾性率
が前記外管の曲げ弾性率より大きい血管カテーテルにお
いて、前記内管において、前記先端付近の前記外管との
接触面に前記凹凸部が設けられていることを特徴とする
上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の血管カテー
テル。
【0024】
【作用】本発明の血管カテーテルは、管腔を有し、合成
高分子有機材料からなるカテーテル本体において、その
外面もしくは内面の少なくとも一方に複数の凹凸が形成
されており、この凹凸が形成されている部分は折れ曲が
りに対する耐性を発揮する。
【0025】さらに詳述すると、カテーテル本体が均一
な表面を有している場合、カテーテル本体を曲げる方向
に力が加わると、曲げの内側部分の特定の一点に曲げの
応力が集中し、折れ曲がり(キンク)が生じ易い。か
つ、一度折れ曲がりが生じた部分は折れぐせを生じ易く
なる。それに対し、カテーテル本体表面に凹凸が形成さ
れていると、凹凸により曲げの応力は分散され、特定の
部分に応力が集中することが無い。また、カテーテル本
体の表面が均一でないため、一度折れ曲がった場合でも
折れぐせが生じにくくなる。また、このような凹凸を設
けることにより、カテーテル本体を柔軟な材料にて構成
しても耐キンク性を付与できる。したがって、柔軟性と
耐キンク性を同時に発揮する血管カテーテルとなる。
【0026】特に、凹凸が螺旋状または環状に形成され
ていると、チューブの軸に垂直な面で切った断面の形状
が円形(螺旋状の凹凸においては正確には円形ではない
が、螺旋のピッチが小さいものにおいてはほぼ同等とい
える)となるため、曲げの応力の分散を効果的に行うこ
とができる。
【0027】また、本発明の血管カテーテルにおいて、
カテーテル本体の外面を親水性高分子物質で覆った場合
には、血液に接触して潤滑な表面が形成され、血管内で
の操作性がさらに向上し、血管内壁を損傷することもな
く、安全性が一段と高まる。
【0028】また、本発明の血管カテーテルにおいて、
前記凹凸部は柔軟性かつ耐キンク性を要するカテーテル
本体の先端部に設けることが好ましいが、それ以外の部
分においても必要に応じ、カテーテル本体の1箇所ない
し複数箇所に部分的に設けてもよい。
【0029】また、必要に応じ、前記凹凸部は、剛性の
異なる複数の層から構成されるカテーテルにおいて、各
層の接触面に設けてもよい。具体的には、比較的硬質な
材料からなる内管と、内管の外面を覆いかつ前記内管の
先端より突出した部分を有する、比較的柔軟な材料から
なる外管とで構成されたカテーテル本体を有しており、
前記内管と前記外管よりなる2重管の部分を基端側に、
前記外管のみよりなる1重管の部分を先端側に有してお
り、前記内管の曲げ弾性率が前記外管の曲げ弾性率より
大きい血管カテーテルにおいて、前記内管における前記
先端付近の、前記外管との接触面に前記凹凸部を設ける
場合が挙げられる。このように凹凸部を設けることによ
り、曲げの応力が集中せず、この部分における柔軟性お
よび耐キンク性が付与され、内管と外管の境界における
剛性の差が小さくなる。したがって、前記2重管の部分
と前記1重管の部分との境界において、剛性が急激に変
化することが緩和され、耐キンク性が向上する。既述し
たように、折れ曲がりは剛性の差が急激に変化する部分
に生じ易いため、このように剛性が急激に変化しない前
記2重管の部分から前記1重管の部分にかけては、折れ
曲がりが生じ難い。
【0030】
【発明の構成】以下、本発明のカテーテルチューブを添
付図面に示す構成例に基づいて詳細に説明する。図1
は、本発明の血管カテーテルの一構成例を示す平面図、
図2(a)は、図1に示す血管カテーテルの先端部を拡
大して示す斜視図、図2(b)は、図2(a)に示す血
管カテーテルの先端部を拡大して示す縦断面図である。
【0031】図1に示すように、本発明の血管カテーテ
ル1Aは、カテーテル本体2と、このカテーテル本体2
の基端21に装着されたハブ11とで構成されている。
カテーテル本体2は、その基端21から先端22にかけ
て内部に管腔3が形成されている。この管腔3は、薬液
等の流路となるものであり、血管カテーテル1Aの血管
への挿入時には、管腔3内にガイドワイヤーが挿通され
る。ハブ11は、管腔3内への薬液等の注入口および前
記ガイドワイヤーの挿入口として機能し、また、血管カ
テーテル1Aを操作する際の把持部としても機能する。
また、カテーテル本体2は、血管内に挿通しやすいよ
う、血管内に挿入される部分において、先端22に向か
って外径が漸減していることが好ましい。
【0032】図2(a)および図2(b)に示すよう
に、この構成例の血管カテーテル1Aは、先端22付近
の外面に、螺旋状の凸部23からなる凹凸部4が設けら
れている。
【0033】本発明におけるカテーテル本体2の外径
は、適用する血管によっても異なるが、例えば脳血管用
のカテーテルの場合0.3mm〜2.0mmであること
が好ましく、0.6mm〜1.2mm程度がより好まし
い。また、カテーテル本体2の内径は、塞栓物質等を良
好に注入することを考慮して0.2mm〜1.6mm程
度であることが好ましく、より好ましくは0.3mm〜
0.9mm程度が好ましい。そして、上述の作用を効果
的に発揮するためには、凸部23よりなる凹凸部4の深
さtは、カテーテル本体2の肉厚の10〜50%である
ことが好ましい。深さtを該肉厚に対し50%を越える
ものとすると、カテーテル本体2の強度に影響を及ぼし
てしまう。また、10%を下回ると、折れ曲がりに対し
十分な耐性を付与することができない。なお、本明細書
において、前記「深さ」とは、図2(b)に示すよう
に、凹凸部における最も外側の一点と、最も内側の一点
との間の、カテーテル本体2の長手方向に対する高さの
差を指すものである。
【0034】また、凸部23のピッチは、所定間隔毎に
連続していることが好ましく、具体的には、カテーテル
本体2の長手方向において、チューブ外径の10〜10
0%程度であることが好ましい。凹凸部をチューブ外面
に設けた場合、チューブ外面における血管との接触面積
が小さくなるため、接触による摩擦が減少し、押し込み
性、追従性、耐キンク性および安全性が一段と高まる。
この作用は後述する親水性高分子でチューブ外面を覆っ
た場合に特に発揮される。
【0035】螺旋状の凸部23を形成する手段としては
いかなるものを用いてもよいが、例えば、ポリエステ
ル、芳香族ポリアミド、脂肪族ポリアミド、アクリル樹
脂等の合成樹脂、あるいはステンレス、弾性金属、超弾
性合金、形状記憶合金等よりなるフィラメントを、凹凸
部4を形成したいカテーテル本体2の外面に巻き付け、
加熱処理を行ったのち該フィラメントを取り外すことに
より形成することができる。
【0036】なお、本発明の血管カテーテルにおいて
は、管腔3の直径を一定またはその減少率を低くして、
ガイドワイヤーの挿通性を向上するために、カテーテル
本体2の全体または一部の厚さが先端方向に向かって漸
減するよう形成しても差し支えない。
【0037】カテーテル本体2の材料としては、例えば
ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリテトラフル
オロエチレン、シリコーンゴム、エチレン−酢酸ビニル
共重合体等の合成高分子有機材料からなるものであれば
良いが、特に、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリエ
ステル、ポリアミド等の熱可塑性エラストマーが好まし
い。これらのエラストマーは、室温付近では比較的剛性
が高いため、押し込み性等に優れ、また体温付近では柔
軟となるので、体内に挿入後はより血管の屈曲によく馴
染み、追従性、耐キンク性が一層高まる。ここで、ポリ
アミドエラストマーとは、例えば、ナイロン6、ナイロ
ン64、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン61
2、ナイロン46、ナイロン9、ナイロン11、ナイロ
ン12、N−アルコキシメチル変性ナイロン、ヘキサメ
チレンジアミン−イソフタル酸縮重合体、メタキシロイ
ルジアミン−アジピン酸縮重合体のような各種脂肪族ま
たは芳香族ポリアミドをハードセグメントとし、ポリエ
ステル、ポリエーテル等のポリマーをソフトセグメント
とするブロック共重合体が代表的であり、その他、前記
ポリアミドと柔軟性に富む樹脂とのポリマーアロイ(ポ
リマーブレンド、グラフト重合、ランダム重合等)や、
前記ポリアミドを可塑剤等で軟質化したもの、さらに
は、これらの混合物をも含む概念である。
【0038】なお、前記可塑剤は、溶剤や血液等で抽出
され難いものを用いることが好ましい。また、ポリエス
テルエラストマーとは、ポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート等の飽和ポリエステルと、
ポリエーテルまたはポリエステルとのブロック共重合体
が代表的であり、その他、これらのポリマーアロイや前
記飽和ポリエステルを可塑剤等で軟質化したもの、さら
には、これらの混合物をも含む概念である。
【0039】なお、前記熱可塑性エラストマーには、必
要に応じ、アロイ化剤、相溶化剤、硬化剤、軟化剤、安
定剤、着色剤等の各種添加物を配合してもよい。この場
合、添加成分が溶剤、薬液、血液等で抽出され難いもの
を用いることが好ましい。また、カテーテル本体2の材
質は、通常、その長手方向に沿って同一とされるが、必
要に応じ、部位によってその組成が異なってもよい。
【0040】本発明において、カテーテル本体2の寸法
は特に限定されないが、例えば、脳血管に挿入して使用
される血管カテーテルの場合、カテーテル本体2の全長
は、50〜200cm程度、特に70〜150cm程度
が好ましく、先端22の長さは、7〜35cm程度、特
に10〜20cm程度が好ましい。このような範囲にお
いて、カテーテル本体2は上述した作用効果を有効に発
揮する。
【0041】また、本発明では、カテーテル本体2の外
面が、親水性(または水溶性)高分子物質で覆われてい
る(図示せず)ことが好ましい。これにより、カテーテ
ル本体2の外面が血液または生理食塩水等に接触したと
きに、摩擦係数が減少して潤滑性が付与され、カテーテ
ル本体2の摺動性が一段と向上し、その結果、押し込み
性、追従性、耐キンク性が一段と高まる。前記親水性高
分子物質としては、以下のような天然または合成の高分
子物質、あるいはその誘導体が挙げられる。
【0042】<天然高分子物質> 1)デンプン系 例:カルボキシメチルデンプン、ジアルデヒドデンプン 2)セルロース系 例:CMC,MC,HEC,HPC 3)タンニン、ニグニン系 例:タンニン、ニグニン 4)多糖類系 例:アルギン酸、アラビアゴム、グアーガム、トラガン
トガム、タマリント種 5)タンパク質 例:ゼラチン、カゼイン、にかわ、コラーゲン
【0043】<合成水溶性高分子> 1)PVA系 例:ポリビニルアルコール 2)ポリエチレンオキサイド系 例:ポリエチレンオキサイド、ポリエチレングリコール 3)アクリル酸系 例:ポリアクリル酸ソーダ 4)無水マレイン酸系 例:メチルビニルエーテル無水マレイン酸共重合体 5)フタル酸系 例:ポリヒドロキシエチルフタル酸エステル 6)水溶性ポリエステル 例:ポリジメチルロールプロピオン酸エステル 7)ケトンアルデヒド樹脂 例:メチルイソプロピルケトンホルムアルデヒド樹脂 8)アクリルアミド系 例:ポリアクリルアミド 9)ポリビニルピロリドン系 例:PVP 10)ポリアミン系 例:ポリエチレンイミン 11)ポリ電解質 例:ポリスチレンスルホネート 12)その他 例:水溶性ナイロン
【0044】これらのうちでも、特に、セルロース系高
分子物質(例えば、ヒドロキシプロピルセルロース)、
ポリエチレンオキサイド系高分子物質(ポリエチレング
リコール)、無水マレイン酸系高分子物質(例えば、メ
チルビニルエーテル無水マレイン酸共重合体のような無
水マレイン酸共重合体)、アクリルアミド系高分子物質
(例えば、ポリアクリルアミド)、水溶性ナイロン(例
えば、東レ社製のAQ−ナイロン P−70)は、低い
摩擦係数が安定的に得られるため好ましい。また、上記
高分子物質の誘導体としては、水溶性のものに限定され
ず、上記水溶性高分子物質を基本構成としていれば、特
に制限はなく、不溶化されたものであっても、分子鎖に
自由度があり、かつ含水するものであればよい。
【0045】例えば、上記高分子物質の縮合、付加、置
換、酸化、還元反応等で得られるエステル化物、塩、ア
ミド化物、無水物、ハロゲン化物、エーテル化物、加水
分解物、アセタール化物、ホルマール化物、アルキロー
ル化物、4級化物、ジアゾ化物、ヒドラジド化物、スル
ホン化物、ニトロ化物、イオンコンプレックス;ジアゾ
ニウム基、アジド基、イソシアネート基、酸クロリド
基、酸無水物基、イミノ炭酸エステル基、アミノ基、カ
ルボキシル基、エポキシ基、水酸基、アルデヒド基、反
応性官能基を2個以上有する物質との架橋物;ビニル化
合物、アクリル酸、メタクリル酸、ジエン化合物、無水
マレイン酸等との共重合体等が挙げられる。
【0046】このような、親水性高分子物質の被覆層を
カテーテル本体2の外面に固定するには、カテーテル本
体2中もしくはカテーテル本体2の表面に存在または導
入された反応性官能基と共有結合させることにより行う
ことが好ましい。これにより、持続的な潤滑性表面を得
ることができる。カテーテル本体2中または表面に存在
しまたは導入される反応性官能基は、前記高分子物質と
反応し、結合ないし架橋して固定するものであればいか
なるものでもよく、ジアゾニウム基、アジド基、イソシ
アネート基、酸クロリド基、酸無水物基、イミノ炭酸エ
ステル基、アミノ基、カルボキシル基、エポキシ基、水
酸基、アルデヒド基等が挙げられ、特にイソシアネート
基、アミノ基、エポキシ基、アルデヒド基が好適であ
る。
【0047】本発明における親水性高分子物質の平均分
子量は、特に限定されないが、3〜500万程度のもの
が好ましい。これにより、潤滑性が高く、適度な厚さで
かつ含水時における膨潤度が適度である潤滑層が得られ
る。このような親水性高分子物質による潤滑層の厚さは
特に限定されないが、0.1〜100μm程度、特に1
〜30μm程度とすることが好ましい。なお、本発明に
おける親水性高分子物質の組成や被覆方法については、
例えば、特開昭53−106778号、米国特許第41
00309号、特開昭60−259269号、特公平1
−33181号に記載されているようなものを適用する
ことができる。
【0048】なお、本発明における「凹凸部」とは、図
3(a)に示すように、滑らかな表面7に凸部24aと
凹部24bの両方を設けて形成されたもののみを指すも
のではなく、図3(b)および図3(c)に示すよう
に、表面7に凸部24cのみ、あるいは凹部24dのみ
が複数形成されているものの両者を指すものである。後
者の場合、形成された凸部24cまたは凹部24dの間
は相対的に凹部または凸部となっており、このため、前
者の場合と同様に、曲げの応力を好適に分散するという
作用を発揮する。
【0049】図4(a)は、本発明の他の構成例を示す
先端部分の斜視図、図4(b)は、該構成例を示す先端
部分の縦断面図である。以下、同図に基づいて本発明の
血管カテーテル1Bの構成について説明する。なお、前
記血管カテーテル1Aと同様の部分については同一の符
号を付して説明は省略する。血管カテーテル1Bは、前
記血管カテーテル1Aとほぼ同様の構成であるが、先端
22付近の外面に設けられた凹凸部4は、環状の凸部2
5から構成されている点で異なっている。
【0050】上述の作用を効果的に発揮するためには、
凸部25の深さtは、カテーテル本体2の肉厚の10〜
50%であることが好ましい。深さtを該肉厚に対し5
0%を越えるものとすると、カテーテル本体2の強度に
影響を及ぼしてしまう。また、10%を下回ると、折れ
曲がりに対し十分な耐性を付与することができない。ま
た、凸部25は、所定間隔毎に連続して配置されている
ことが好ましく、より好ましくは、カテーテル本体2の
長手方向において、チューブ外径の10〜100%程度
の長さ毎に配置されていることが好ましい。
【0051】このような凸部25を形成する手段として
はいかなるものを用いてもよいが、例えば、ポリエステ
ル、芳香族ポリアミド、脂肪族ポリアミド、アクリル樹
脂等の合成樹脂、あるいはステンレス、弾性金属、超弾
性合金、形状記憶合金等よりなるリングを、凸部25を
形成したいカテーテル本体2の外面に巻き付け、加熱処
理を行ったのち該リングを取り外すことにより、あるい
は、環状の凹凸を有する金型を作成し、この金型をカテ
ーテル本体2の外側に当て、加熱処理を行うことにより
形成することができる。
【0052】図5(a)は、本発明の他の構成例を示
す、先端部分を斜めから見た透視図、図5(b)は、該
構成例を示す先端部分の縦断面図である。以下、同図に
基づいて本発明の血管カテーテル1Cの構成について説
明する。なお、前記血管カテーテル1Aおよび前記血管
カテーテル1Bと同様の部分については同一の符号を付
して説明は省略する。血管カテーテル1Cは、前記血管
カテーテル1Aおよび前記血管カテーテル1Bとほぼ同
様の構成であるが、凹凸部4が、先端22付近の内面に
形成されている螺旋状の凸部26より構成されている点
で異なっている。
【0053】カテーテル本体2の柔軟化に必要な凹凸部
の深さが大きく、血管内部に損傷を与える可能性のある
場合は、このように凹凸部4を内面に形成することが好
ましい。そのような深さの値は、カテーテル本体2の材
質等により異なってくるが、深さがおおよそ0.3mm
以上となった場合に、凹凸をカテーテル本体2の内面に
形成することが好ましい。
【0054】このような凸部26は、例えば、金属や合
成樹脂のワイヤーに凸部23の形成について既述したよ
うなフィラメントを巻き付け、カテーテル本体2の内面
と同径か若干大きい外径としたものをカテーテル本体2
に挿入し、凹凸部を設けたい部分に位置させ、加熱処理
を行った後冷却し、フィラメントの巻き付いたワイヤー
を抜き取ることにより形成される。
【0055】図6(a)は、本発明の他の構成例を示す
先端部分の斜視図、図6(b)は、該構成例を示す先端
部分の縦断面図である。以下、同図に基づいて本発明の
血管カテーテル1Dの構成について説明する。なお、前
記血管カテーテル1Aないし前記血管カテーテル1Cと
同様の部分については同一の符号を付して説明は省略す
る。血管カテーテル1Dは、前記血管カテーテル1Aな
いし前記血管カテーテル1Cとほぼ同様の構成である
が、凹凸部4が半球状の凸部27から構成されている点
で異なっている。
【0056】凸部27の直径は0.05mm〜0.5m
m程度であることが好ましい。また、凸部27は、前記
凸部23と同様に所定間隔毎に規則的に配置されている
ことが好ましく、より好ましくは0.3mm〜1.0m
m程度毎に配置されていることが好ましい。さらに、凸
部27は、カテーテル本体2の全周に亙り均等に設けら
れていることが好ましく、より好ましくは、カテーテル
本体2の全周に対し3〜10個程度に設けられているこ
とが好ましい。
【0057】凸部27間のカテーテル本体2の長手方向
における間隔Lは、カテーテル本体2の材質等によって
も異なるが、凸部27の直径に対し0.5〜2倍程度と
することが好ましい。前記間隔が前記直径の2倍を上回
ると、上述した凹凸の作用を十分に発揮することができ
ない。
【0058】このような凸部27は、例えば、前記凸部
25の場合と同様に、金型を滑らかな表面を有するカテ
ーテル本体2の外側から当て、加熱処理を行うことによ
り形成することができる。
【0059】図7(a)は、本発明の他の構成例を示す
先端部分の斜視図、図7(b)は、該構成例を示す先端
部分の縦断面図である。以下、同図に基づいて本発明の
血管カテーテル1Eの構成について説明する。なお、前
記血管カテーテル1Aないし前記血管カテーテル1Dと
同様の部分については同一の符号を付して説明は省略す
る。血管カテーテル1Eは、前記血管カテーテル1Aな
いし前記血管カテーテル1Dとほぼ同様の構成である
が、凹凸部4が細長い帯状の凸部28より構成されてい
る点で異なっている。
【0060】上述した作用を十分に発揮するためには、
凸部28の幅は0.05mm〜0.5mm程度、凸部2
8のカテーテル本体2の長手方向の長さは0.1mm〜
2.0mm程度であることが好ましい。また、凸部28
は、凸部23等と同様にカテーテル本体2の長手方向に
所定間隔毎に配置されていることが好ましく、より好ま
しくは該長手方向に対し0.05mm〜2mm程度毎に
配置されていることが好ましい。また、凸部28は、カ
テーテル本体2の全周に亙りほぼ均等に配置されている
ことが好ましく、より好ましくは該全周に対し3〜10
個程度に配置されていることが好ましい。また凸部28
は、該長手方向に対し3列以上並んで配置することが好
ましい。さらに、凸部28の前記長手方向の間隔Lは、
凸部28の軸方向の長さと同一ないしそれ以下であるこ
とが好ましい。
【0061】このような凸部28は、例えば、前記凸部
25と同様に、型を滑らかな表面を有するカテーテル本
体2の外側から当て、加熱処理を行うことにより形成す
ることができる。
【0062】以上、本発明の血管カテーテルにつき複数
の構成例を挙げて説明したが、本発明はこれらに限定さ
れるものではない。特に、凹凸部の位置に関しては、先
端付近に限定されず、必要に応じその他の1箇所ないし
複数箇所に設けてもよく、また、凹凸部をカテーテル本
体2の外面と内面の両方に設けても差し支えない。後者
の場合、このような凹凸部は、凸部または凹部を既述し
た方法にて、まず外面に形成し、次に内面に形成して
も、あるいはその逆の順序にて形成してもよく、また内
面と外面にそれぞれ金型等を当て加熱処理を行うなどに
より、外面と内面に同時に凹凸部を設けることもでき
る。
【0063】図8は、本発明の他の構成例を示す縦断面
図である。以下、同図に基づいて本発明の血管カテーテ
ル1Fの構成について説明する。なお、前記血管カテー
テル1Aないし前記血管カテーテル1Eと同様の部分に
ついては同一の符号を付して説明は省略する。図8に示
すように、血管カテーテル1Fは、内管5および外管6
の2つの層より構成されてたカテーテル本体2を有して
いる。外管6は、内管5の先端51よりも先端方向に所
定長突出する長さを有しており、カテーテル本体2の基
端側は、内管5とその外面に密着し、接触した状態で固
定されている外管6とからなる2重管構造をなし、先端
側は、外管6のみからなる1重管構造をなすように構成
されている。
【0064】内管5は、比較的剛性の大きい材料で構成
されており、外管6は、比較的柔軟な材料で構成されて
いる。そして、凹凸部4は、内管5において、先端51
付近の外管6との接触面52に形成された螺旋状の凸部
29から構成されている。
【0065】このように、内管5において、先端51付
近の外管6との接触面52に凹凸部4を設けることによ
り、先端51付近において柔軟性および耐キンク性が付
与される。このため、急激に剛性が変化する2重管の部
分と1重管の部分の境界付近においても、折れ曲がりが
生じ難くなる。
【0066】上述の作用を効果的に発揮するためには、
凸部29の深さtは、内管5の肉厚の10〜50%であ
ることが好ましい。また、凸部29のピッチは、内管5
の外径の10〜100%程度であることが好ましい。な
お、このような凹凸部は、本構成例における螺旋状の凸
部に限定されるものではなく、例えば、既述したような
環状や半球状等の凸部(または凹部)とすることもでき
る。また、このような凸部(または凹部)は、所定間隔
毎に連続して設けることが好ましい。さらに、前記凹凸
部は、凹凸の間隔を先端に向けて連続的にまたは段階的
に減少させることにより、前記した剛性の変化の度合い
を徐々に変化させることができ、折れ曲がりをより有効
に防止できる。
【0067】血管カテーテル1Fは、内管5の先端51
付近において、先端方向に向かってその外径が漸減する
ように形成することが好ましく、さらには、カテーテル
本体2の内径は長手方向にほぼ一定であることが好まし
い。これにより、内管5の厚さは、先端方向に向かって
徐々に薄くなり、その剛性も連続的に減少する。カテー
テル本体2の先端側においては、血管内に挿通しやすい
よう、その外径が先端方向に向かって漸減していること
が好ましい。また、外管6の厚さは、図示のように、カ
テーテル長手方向にほぼ一定であってもよいが、その内
径を一定またはその減少率を低くして、ガイドワイヤー
の挿通性を向上するために、外管6全域または一部の厚
さが先端方向に向かって漸減するのが好ましい。なお、
このような構成とすることは、カテーテル本体2の先端
側における剛性を先端方向に連続的に減少させるのにも
有利であり、追従性、安全性の向上も図ることができ
る。
【0068】内管5の構成材料としては、例えばポリプ
ロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン、ポリアミ
ド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート等のポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリウレ
タン、ポリスチレン系樹脂、エチレン−テトラフルオロ
エチレン共重合体等のフッ素系樹脂、ポリイミド等各種
可撓性を有する樹脂や、ポリアミドエラストマー、ポリ
エステルエラストマー、ポリウレタンエラストマー等の
各種エラストマーが使用可能であるが、そのなかでも特
に、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリエステル、ポ
リアミド等の熱可塑性エラストマーが好ましく、より好
ましくはポリアミドエラストマーまたはポリエステルエ
ラストマーであり、ポリアミドエラストマーが最も好ま
しい(←要確認)。このような材料を用いることによ
り、内管5として最適な曲げ弾性率が得られ、また、耐
溶剤性が高く、耐キンク性に優れている。また、ポリア
ミドエラストマーおよびポリエステルエラストマーは、
室温付近では比較的剛性が高いため、押し込み性等に優
れ、また体温付近では柔軟となるので、体内に挿入後は
より血管の屈曲によく馴染み、追従性、耐キンク性が一
層高まる。
【0069】ここで、ポリアミドエラストマーおよびポ
リエステルエラストマーとは、既に述べた第1の構成例
における概念と同様である。なお、前記熱可塑性エラス
トマーには、必要に応じ、アロイ化剤、相溶化剤、硬化
剤、軟化剤、安定剤、着色剤等の各種添加物を配合して
もよい。この場合、添加成分が溶剤、薬液、血液等で抽
出され難いものを用いることが好ましい。また、内管5
の材質は、通常、その長手方向に沿って同一とされる
が、必要に応じ、部位によってその組成が異なってもよ
い。
【0070】外管6の構成材料としては、例えば、ポリ
プロピレン、ポリエチレン(特に、低密度ポリエチレ
ン)、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィ
ン、前記ポリアミドエラストマー、前記ポリエステルエ
ラストマー、ポリウレタンエラストマー、軟質ポリ塩化
ビニル、ポリスチレンエラストマー、フッ素系エラスト
マー、シリコーンゴム、ラテックスゴム等の各種柔軟性
に富む樹脂やエラストマーが使用可能であり、そのなか
でも特に、前記と同様の理由から、ポリアミドエラスト
マーまたはポリエステルエラストマーが好ましく、ポリ
エステルエラストマーがより好ましい。
【0071】また、外管6の材質は、通常、その長手方
向に沿って同一とされるが、必要に応じ、部位によって
その組成が異なっていてもよい。一般に、物体の曲げ剛
性は、曲げ弾性率Eと断面2次モーメントIの積で表さ
れる。円筒状の管状体であるカテーテル本体の断面2次
モーメントIは外径Doおよび内径Diから決定され、
下記数1の式で表される。
【0073】
【数1】
【0074】すなわち、外径Doが大きくなればなるほ
ど、また、外径Doが一定の場合には、外径Doと内径
Diとの差が大きいほど剛性も高くなる。血管カテーテ
ルの場合、カテーテル本体2の外径および内径は、多く
の場合、適用する血管系や手技により規制され、経験的
に外径と内径の差が小さくなる傾向を示すので、カテー
テル本体の剛性が低くなり、折れ曲がり防止の目的にお
いては不利となる。したがって、必要かつ十分な剛性を
得るには、材料の曲げ弾性率を基準として材料選択を行
うことが好ましい。
【0075】本発明において、2重管部分の剛性は、押
し込み性等を左右するものであり、その大半が内管5の
剛性に委ねられている。また、カテーテル本体2の先端
側の剛性は、主に追従性や突当て抵抗(特に、屈曲した
血管への圧迫)を左右するものであり、外管6の剛性に
等しい。そして、内管5と外管6の剛性とのバランス
が、耐キンク性を大きく左右する。このようなことか
ら、内管5および外管6の曲げ剛性を適正な値とするこ
とが必要であり、具体的には、以下のような範囲とする
ことが好ましい。
【0076】内管5の曲げ弾性率(ASTM D−79
0、23℃)は、1500〜15000kg/cm2
あることが好ましく、2000〜8000kg/cm2
であることがより好ましい。これが1500kg/cm
2 未満であると、押し込み性やトルク伝達性が劣り、1
5000kg/cm2 を超えると、ガイドワイヤーに対
する追従性が悪くなり、柔軟な血管内壁への負荷が増大
し、しかも、先端部8との剛性の差が大きくなり、境界
部10でキンクが生じ易くなる。
【0077】外管6、特にカテーテル本体2の先端側に
おける外管6の曲げ弾性率(ASTM D−790、2
3℃)は、5〜1500kg/cm2 であることが好ま
しく、300〜800kg/cm2 であることがより好
ましい。これが5kg/cm2 未満であると、基部側か
らの押し込む力やトルクが先端22付近まで伝達され難
くなり、また、2重管部分と1重管部分との境界での剛
性の差が大きくなり、該境界においてキンクが生じ易く
なり、1500kg/cm2 を超えると、ガイドワイヤ
ーに対する追随性が悪くなり、血管内壁に与える刺激が
大きくなる。
【0078】また、内管5と外管6との曲げ弾性率(A
STM D−790、23℃)の差は、100〜140
00kg/cm2 程度であることが好ましく、100〜
6000kg/cm2 程度であることがより好ましい。
なお、本明細書において、内管や外管の曲げ弾性率と
は、内管や外管を構成する材料の曲げ弾性率のことを言
う。
【0079】内管5への凹凸29の形成は、前述の構成
例と同様に行えばよい。そして、凸部29を有する内管
5と外管6との固定は、内管5の外面と外管6の内面と
が密着して固定されていればどのような方法でもよい
が、具体的には、例えばハロゲン化炭化水素、ケトン、
エステル等の溶剤に外管6を浸漬、膨潤させた後、凹凸
29が形成された内管5の外側より該外管6を被せ、乾
燥して固定することにより行うことができる。そして、
内管5の外径は、自然の状態にある外管6の内径より0
〜1mm程度大きいことが好ましい。
【0080】血管カテーテル1Fにおいて、1重管部分
の長さは7〜35cm程度、特に10〜20cm程度と
することが好ましい。このような範囲において、カテー
テル本体2の先端側および基端側の曲げ剛性のバランス
が良好となり、上述した効果を有効に発揮する。以上、
本発明の血管カテーテルを2重管構造の血管カテーテル
とした構成例に基づき説明したが、本発明の血管カテー
テルはこのようなカテーテルに限定されず、例えば3重
の層からなるカテーテルなど、その他の複数の層を有す
る血管カテーテルの場合にも適用できる。
【0081】次に、本発明の血管カテーテルの具体的実
施例について説明する。
【実施例】
[実施例1]ポリテトラメチレンオキサイドとポリブチ
レンテレフタレートとの共重合体であるポリエステルエ
ラストマーにより、外径0.74mm、内径0.55m
mのチューブを成形した。このチューブの外面に、先端
より1cmの範囲に亙って、直径70μmのポリエステ
ル製のフィラメントを密に巻き付け、加熱処理を行った
のち冷却し、フィラメントを外して、図2に示す螺旋状
の凸部23からなる凹凸部4をチューブ外面に形成し、
カテーテル本体2とした。凹凸部の深さは0.03m
m、ピッチは0.28mmであった。
【0082】次に、特公平1−33181号に記載され
た方法により、前記カテーテル本体2の外面のほぼ全域
に、親水性高分子であるメチルビニルエーテル無水マレ
イン酸共重合体の被覆層を形成した。その後、カテーテ
ル本体2の基端にハブを装着して本発明の血管カテーテ
ルを得た。
【0083】[実施例2]ポリテトラメチレンオキサイ
ドとポリブチレンテレフタレートとの共重合体であるポ
リエステルエラストマーにより、外径0.74mm、内
径0.55mmのチューブを成形した。次に、ポリエス
テル製のリング(直径70μm)をこのチューブの外面
の、先端より1cmの範囲に渡って巻き付け、加熱処理
を行った後冷却し、該リングを外して、図4に示す環状
の凸部25からなる凹凸部4をチューブ外面に形成し、
カテーテル本体2とした。凹凸部の深さは0.03m
m、軸方向の間隔は0.28mmであった。
【0084】次に、特公平1−33181号に記載され
た方法により、前記カテーテル本体2の外面のほぼ全域
に、親水性高分子であるメチルビニルエーテル無水マレ
イン酸共重合体の被覆層を形成した。その後、カテーテ
ル本体2の基端にハブを装着して本発明の血管カテーテ
ルを得た。
【0085】[実施例3]ポリテトラメチレンオキサイ
ドとポリブチレンテレフタレートとの共重合体であるポ
リエステルエラストマーにより、外径0.74mm、内
径0.55mmのチューブを成形した。一方、ステンレ
ス製のワイヤー(直径0.53mm)の一端よりポリエ
ステル製のフィラメント(直径70μm)を巻き付けた
ものを用意した。このワイヤーをチューブの先端より1
cmの位置までチューブ内に挿入した。そして、加熱処
理を行った後冷却し、ワイヤーを抜き取って、図5に示
す螺旋状の凸部26からなる凹凸部4をチューブ内面に
形成し、カテーテル本体2とした。凹凸部の深さは0.
03mmであった。
【0086】次に、特公平1−33181号に記載され
た方法により、前記カテーテル本体2の外面のほぼ全域
に、親水性高分子であるメチルビニルエーテル無水マレ
イン酸共重合体の被覆層を形成した。その後、カテーテ
ル本体2の基端にハブを装着して本発明の血管カテーテ
ルを得た。
【0087】[実施例4]ポリテトラメチレンオキサイ
ドとポリブチレンテレフタレートとの共重合体であるポ
リエステルエラストマーにより、外径0.74mm、内
径0.55mmのチューブを成形した。一方、内面に半
球状の凹部(半球の直径50μm、半球の長手方向に対
する間隔150μm)を有する、円筒状の真ちゅう製金
型(厚さ2mm)を用意した。次に、該金型をチューブ
の外面に当て、加熱処理を行った後冷却し、金型を外し
て、チューブの先端より1cmの範囲に渡って図6に示
す半球状の凸部27からなる凹凸部4をチューブ外面に
形成し、カテーテル本体2とした。凹凸部の深さは0.
05mmであった。
【0088】次に、特公平1−33181号に記載され
た方法により、前記カテーテル本体2の外面のほぼ全域
に、親水性高分子であるメチルビニルエーテル無水マレ
イン酸共重合体の被覆層を形成した。その後、カテーテ
ル本体2の基端にハブを装着して本発明の血管カテーテ
ルを得た。
【0089】[実施例5]ポリテトラメチレンオキサイ
ドとポリブチレンテレフタレートとの共重合体であるポ
リエステルエラストマーにより、外径0.74mm、内
径0.55mmのチューブを成形した。一方、内面に帯
状の凹部(凹部の長手方向の長さ200μm、幅50μ
m、深さ50μm、長手方向の間隔70μm)を有す
る、円筒状の真ちゅう製金型(厚さ2mm)を用意し
た。次に、該金型をチューブの外面に当て、加熱処理を
行った後冷却し、該金型を外して、先端より1cmの範
囲に渡って図7に示す帯状の凸部28からなる凹凸部4
をチューブ外面に形成し、カテーテル本体2とした。凹
凸部の深さは0.05mmであった。
【0090】さらに、特公平1−33181号に記載さ
れた方法により、前記カテーテル本体2の外面のほぼ全
域に、親水性高分子であるメチルビニルエーテル無水マ
レイン酸共重合体の被覆層を形成した。その後、カテー
テル本体2の基端にハブを装着して本発明の血管カテー
テルを得た。
【0091】[比較例1]カテーテル本体2の先端に凹
凸部を設けないことを除き、実施例1〜5と同様にして
血管カテーテルを作製した。
【0092】[実施例6]ポリアミドエラストマーであ
るポリエーテルポリアミドにより、外径0.78mm、
内径0.56mmの内管5を成形した。次に、ポリアミ
ド製のフィラメント(直径70μm)をこの内管5の外
面の、先端より1cmの範囲に渡って巻き付け、加熱処
理を行った後冷却し、該フィラメントを外して、実施例
1と同様に凸部29からなる凹凸部4を形成した。凸部
29の深さは0.03mmであった。
【0093】続いて、ポリテトラメチレンオキサイドと
ポリブチレンテレフタレートとの共重合体であるポリエ
ステルエラストマーにより、外径0.85mm、内径
0.62mmの外管6を成形した。さらに、この外管6
をクロロホルムおよびテトラヒドロフランを混合してな
る溶剤中に5分浸漬し、膨潤させた。その後、凹凸部の
形成された内管5の外側より、膨潤させた外管6を被
せ、乾燥し十分に溶剤を除去して、内管5に対し外管6
を固定し、カテーテル本体2とした。なお、内管の全長
は130cm、外管の全長は150cmとし、内管の先
端は外管の先端より20cm基端側とした。
【0094】次に、特公平1−33181号に記載され
た方法により、前記カテーテル本体2の外面のほぼ全域
に、親水性高分子であるメチルビニルエーテル無水マレ
イン酸共重合体の被覆層を形成した。その後、カテーテ
ル本体2の基端にハブを装着して本発明の血管カテーテ
ルを得た。
【0095】[比較例2]内管5の先端に凹凸部を設け
ないことを除き、実施例6と同様にして血管カテーテル
を作製した。
【0096】(実験1)上記実施例1〜5および比較例
1の血管カテーテルに対し、以下のようにしてカテーテ
ル本体2の長手方向の外力に対する抵抗の大きさを調べ
た。カテーテル本体2の先端1cmを物性試験機(スト
ログラフT型;東洋精機(株)製)に固定し、該先端を
厚さ1mmのシリコンゴム板に5mm/minの速度に
て突き当てた時の抵抗値を測定(測定回数5回)した。
結果を表1に示す。
【0097】
【表1】
【0098】表1に示すように、本発明の血管カテーテ
ルはいずれも凹凸を設けたことにより、比較例のものに
比べ軸方向の外力に対する抵抗が低減し、柔軟性が増し
ていることが確認された。
【0099】(実験2)上記実施例1〜5および比較例
1の血管カテーテルに対し、耐キンク性を調べるため
に、以下のようにして折れ曲がり試験を行った。カテー
テル本体2の基端から直径0.5mmのマンドレルを挿
入し、カテーテル本体2の先端より1cm手前に該マン
ドレルの先端を位置させてカテーテル本体2を固定し、
一方、カテーテル本体の管腔内に、別のマンドレル(直
径0.5mm、長さ10cm)をカテーテル本体の先端
から差し込み、これら2つのマンドレルを操作して、円
弧を描くようにカテーテル本体2を徐々に曲げてゆき、
折れ目が生じた時のカテーテル本体2における曲率円の
直径を測定(測定回数5回)した。結果を上述の表1に
示す。
【0100】表1に示すように、本発明の血管カテーテ
ルはいずれも凹凸を設けたことにより、比較例のものに
比べ耐キンク性が優れていることが確認された。
【0101】(実験3)上記実施例6および比較例2の
血管カテーテルに対し、耐キンク性を調べるために、以
下のようにして折れ曲がり試験を行った。カテーテル本
体2の基端から直径0.54mm、長さ140cmのマ
ンドレルを挿入し、カテーテル本体2の先端より129
cmの位置まで該マンドレルの先端を挿入してカテーテ
ル本体2を固定した。さらに、カテーテル本体2の先端
より、直径0.60mm、長さ30cmのマンドレルを
管腔内に差し入れ、カテーテル本体2の先端より19c
mの位置まで挿入した。そして、これら2つのマンドレ
ルを操作して、円弧を描くようにカテーテル本体2を徐
々に曲げてゆき、折れ曲がりが生じた時のカテーテル本
体2における曲率円の直径を測定(測定回数5回)し
た。結果を下記の表2に示す。
【0102】
【表2】
【0103】表2に示すように、本発明の血管カテーテ
ルは凹凸を設けたことにより、比較例のものに比べ耐キ
ンク性が優れていることが確認された。
【0104】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の血管カテー
テルは、カテーテル本体の外面および/または内面に複
数の凹凸が形成されているため、曲げの応力が良好に分
散され、柔軟性および耐キンク性が向上し、血管損傷が
少なく、安全性も高い。
【0105】このような本発明の効果は、径が比較的大
きい通常の動脈や静脈はもちろんのこと、例えば脳血管
やその他の末梢血管のような、径が小さくかつ分岐が多
い、屈曲蛇行した血管内に選択的に挿入する際にも有効
に発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の血管カテーテルの全体平面図である。
【図2】本発明の血管カテーテルの一実施例を示す図で
あり、図2(a)は、先端付近の拡大斜視図、図2
(b)は、先端付近の拡大断面図である。
【図3】本発明における凹凸の定義について説明するた
めの図であり、図3(a)は、凹凸の第1の形態を模式
的に表す縦断面図、図3(b)は、凹凸の第2の形態を
模式的に表す縦断面図、図3(c)は、凹凸の第3の形
態を模式的に表す縦断面図である。
【図4】本発明の血管カテーテルの他の実施例を示す図
であり、図4(a)は、先端付近の拡大斜視図、図4
(b)は、先端付近の拡大断面図である。
【図5】本発明の血管カテーテルの他の実施例を示す図
であり、図5(a)は、先端付近の拡大斜視図、図5
(b)は、先端付近の拡大断面図である。
【図6】本発明の血管カテーテルの他の実施例を示す図
であり、図6(a)は、内部を透視して示した先端付近
の拡大斜視図、図6(b)は、先端付近の拡大断面図で
ある。
【図7】本発明の血管カテーテルの他の実施例を示す図
であり、図7(a)は、先端付近の拡大斜視図、図7
(b)は、先端付近の拡大断面図である。
【図8】本発明の血管カテーテルの他の構成例を示す、
2重管部分と1重管部分の境界部付近の拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1A,1B,1C,1D,1E,1F 血管カ
テーテル 2 カテーテル本体 21 基端 22 先端 23 凸部 24a 凸部 24b 凹部 24c 凸部 24d 凹部 25 凸部 26 凸部 27 凸部 28 凸部 29 凸部 3 管腔 4 凹凸部 5 内管 51 先端 52 接触面 6 外管 7 接触面 11 ハブ t 深さ L 間隔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管腔を有し、合成高分子有機材料からな
    るカテーテル本体を有する血管カテーテルにおいて、該
    カテーテル本体の外面および/または内面に、該カテー
    テル本体と一体的に形成された複数の凹凸からなる凹凸
    部が設けられていることを特徴とする血管カテーテル。
JP4205812A 1992-08-03 1992-08-03 血管カテーテル Pending JPH0647094A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4205812A JPH0647094A (ja) 1992-08-03 1992-08-03 血管カテーテル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4205812A JPH0647094A (ja) 1992-08-03 1992-08-03 血管カテーテル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0647094A true JPH0647094A (ja) 1994-02-22

Family

ID=16513110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4205812A Pending JPH0647094A (ja) 1992-08-03 1992-08-03 血管カテーテル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0647094A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002095753A (ja) * 2000-09-22 2002-04-02 Igaki Iryo Sekkei:Kk ステント供給装置
JP2005502428A (ja) * 2001-09-14 2005-01-27 ボストン サイエンティフィック リミテッド 適合性を有するバルーン
JP2005296078A (ja) * 2004-04-06 2005-10-27 Asahi Intecc Co Ltd 医療用具
JP2006271571A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Sumitomo Bakelite Co Ltd 内視鏡用注射針
JP2020018685A (ja) * 2018-08-02 2020-02-06 テルモ株式会社 バルーンカテーテル
CN114984404A (zh) * 2022-06-10 2022-09-02 惠州市顺美医疗科技有限公司 一种表面成型导引导管及其制备方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002095753A (ja) * 2000-09-22 2002-04-02 Igaki Iryo Sekkei:Kk ステント供給装置
JP2005502428A (ja) * 2001-09-14 2005-01-27 ボストン サイエンティフィック リミテッド 適合性を有するバルーン
JP2005296078A (ja) * 2004-04-06 2005-10-27 Asahi Intecc Co Ltd 医療用具
US8814890B2 (en) 2004-04-06 2014-08-26 Asahi Intecc Co., Ltd. Vascular catheter
JP2006271571A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Sumitomo Bakelite Co Ltd 内視鏡用注射針
JP2020018685A (ja) * 2018-08-02 2020-02-06 テルモ株式会社 バルーンカテーテル
CN114984404A (zh) * 2022-06-10 2022-09-02 惠州市顺美医疗科技有限公司 一种表面成型导引导管及其制备方法
CN114984404B (zh) * 2022-06-10 2023-07-25 惠州市顺美医疗科技有限公司 一种表面成型导引导管及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3383009B2 (ja) 血管カテーテル
EP0920843B1 (en) Drug delivery system
US5336205A (en) Flow directed catheter
EP1123714B1 (en) Catheter
US5304121A (en) Drug delivery system making use of a hydrogel polymer coating
JP3231073B2 (ja) 血管カテーテル
JP3659664B2 (ja) 医療用チューブ
US5385152A (en) Guidewire for crossing occlusions in blood vessels
JPH07504599A (ja) 潤滑性カテーテル
JP2002541877A (ja) 流れ指向カテーテル
JPS63212374A (ja) 拡張体付カテ−テル
JPH07178176A (ja) カテーテル
JP6928203B2 (ja) 分岐血管挿入用カテーテル
JPH03198868A (ja) 血管造影用カテーテル
JPH0647094A (ja) 血管カテーテル
JPH0759861A (ja) カテーテル
JPH07265432A (ja) 加工硬化型非形状記憶合金製カテーテル
JPH09192235A (ja) 血管拡張器具およびカテーテル
JPH01135363A (ja) カテーテル用ガイドワイヤー
JPH11276592A (ja) カテーテルおよび医療用チューブ
JPH0558338B2 (ja)
JPH01121066A (ja) 拡張体付カテーテル
CA2070252C (en) A polymeric article such as a medical catheter and method for making the same
JP2006175241A (ja) ガイドワイヤー
JPH01121067A (ja) 拡張体付カテーテル