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JPH0641107A - (3r,4r)−3−ヒドロキシ−4−ヒドロキシメチル−4−ブタノリドの製造方法 - Google Patents

(3r,4r)−3−ヒドロキシ−4−ヒドロキシメチル−4−ブタノリドの製造方法

Info

Publication number
JPH0641107A
JPH0641107A JP4197008A JP19700892A JPH0641107A JP H0641107 A JPH0641107 A JP H0641107A JP 4197008 A JP4197008 A JP 4197008A JP 19700892 A JP19700892 A JP 19700892A JP H0641107 A JPH0641107 A JP H0641107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
compound
compound represented
group
configuration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4197008A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuya Matsumoto
克也 松本
Takashi Ebata
隆 惠畑
Yukifumi Koseki
幸史 古関
Koji Okano
耕二 岡野
Hiroshi Kawakami
浩 川上
Hajime Matsushita
肇 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Tobacco Inc filed Critical Japan Tobacco Inc
Priority to JP4197008A priority Critical patent/JPH0641107A/ja
Priority to EP93111843A priority patent/EP0581215B1/en
Priority to US08/095,182 priority patent/US5412111A/en
Priority to DE69300551T priority patent/DE69300551T2/de
Publication of JPH0641107A publication Critical patent/JPH0641107A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D307/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D307/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
    • C07D307/26Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member
    • C07D307/30Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D307/32Oxygen atoms
    • C07D307/33Oxygen atoms in position 2, the oxygen atom being in its keto or unsubstituted enol form
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D493/00Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system
    • C07D493/02Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D493/08Bridged systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H3/00Compounds containing only hydrogen atoms and saccharide radicals having only carbon, hydrogen, and oxygen atoms
    • C07H3/10Anhydrosugars, e.g. epoxides

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Furan Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 入手の容易な原料から簡易かつ選択的で、し
かも高い収率で(3R,4R)−3−ヒドロキシ−4−
ヒドロキシメチル−4−ブタノリドを得る製造方法を提
供すること。 【構成】 レボグルコセノン[2]の2位のカルボニル
基を還元してβ配置の水酸基を有する化合物[3]と
し、次いで、二重結合の4位にα配置のヨード基と3位
にβ配置のアシロキシ基を位置選択的及び立体選択的に
トランス付加させ、塩基存在下に、アシロキシ基を加水
分解することによりβ配置のオキシラン環(化合物
[4])とする。2位の水酸基を酸化してカルボニル基
(化合物[5])としたのち、オキシラン環を還元的に
且つ選択的に開裂して、3位を無置換、4位をβ配置の
水酸基とする(化合物[6])。最後にバイヤービリガ
ー酸化により、五員環のラクトン[1]とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は(3R,4R)−3−ヒ
ドロキシ−4−ヒドロキシメチル−4−ブタノリドの製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医薬品、農薬等のファインケミカ
ル分野において、天然界に存在する含糖化合物や糖類似
化合物が有用な生理活性物質として注目され、その合成
的研究が盛んに行われている。その中のヒドロキシラク
トン類もそれ自身が生理活性物質であったり、また各種
有用化合物の出発原料となり得る糖類似化合物である。
【0003】下式[1]、
【化9】 で表わされる(3R,4R)−3−ヒドロキシ−4−ヒ
ドロキシメチル−4−ブタノリドもヒドロキシラクトン
類に含まれる化合物であり、その有用性において注目す
べき化合物である。例えば生理活性に関しては、摂食抑
制物質(満腹物質)としての活性が期待され、生理学の
基礎研究分野で研究が進められており(T.Sakata, Brai
n Res. Bull., 25(6), 969-74 (1990))、医薬品や農薬
への応用が期待されている。さらにこのラクトンは合成
原料としても有用であり、例えば1位のカルボニル基を
還元し、ラクトールとすることで、希少糖の2−デオキ
シ−D−リキソースとすることが出来る。この糖は抗エ
イズ薬として有用な核酸誘導体AZT(3’−アジド−
3’−デオキシチミジン)の糖部分の原料となり得る
(G.W.J.Fleet, J.C.Son, and A.E.Derome, Tetrahedro
n, 44, 625 (1988) )。また、このラクトンはそれ自
身、香料となる可能性があり、煙草の香喫味改良剤とし
ての利用が考えられている。さらに、このラクトンは別
の香料の出発原料にもなる(公開特許「5−O−置換−
2−デオキシキシロノ−1,4−ラクトンおよびその製
造方法」、特願昭59−187154、特開昭61−6
5878)。
【0004】このように、(3R,4R)−3−ヒドロ
キシ−4−ヒドロキシメチル−4−ブタノリドは多方面
で有用性が期待されているヒドロキシラクトンである
が、天然からの入手はほとんど困難であり、合成的手法
により入手するよりほかにない。
【0005】従来の代表的な合成法としては、以下の5
つの方法がある。
【0006】1)2,3−O−イソプロピリデン−D−
グリセロアルデヒドを、グリニャール試薬とトリハロゲ
ノ酢酸エステルより調整したエノレートと反応させるこ
とにより、該グリセロアルデヒドを増炭する。次いで、
脱ハロゲン化等の工程を経てラクトンを合成する(4工
程で総収率16%)(B.Rague, Y.Chapleur, and B.Cas
tro, J.Chem.Soc. Perkin Trans.I, 2063 (1982))。
【0007】2)2,3−O−イソプロピリデン−D−
グリセロアルデヒドを、硫黄イリドであるスルファニリ
デン誘導体(Me2 S=CHCONR2 )と反応させる
ことによって、該グリセロアルデヒドを増炭する。次い
で、生成した2,3−エポキシアミドを還元的に開環
し、続いてラクトン化する(3工程で収率10%程度)
(M.V.Fernandez, P.D.Lanes, and F.J.L.Herrera, Tet
rahedron, 46, 7911 (1990) )。
【0008】3)2,3−O−イソプロピリデン−D−
グリセロアルデヒドを、ジアゾ酢酸エステルと反応させ
ることによって、該グリセロアルデヒドを増炭する。次
いで、生成したβ−ケトエステルおよび2−ジアゾ−
3,4,5−トリヒドロキシ吉草酸エステル誘導体を還
元し、続いてラクトン化する(3工程で総収率12〜1
6%)(F.J.L.Herrera, M.V.Fernandez, and S.G.Clar
os, Tetrahedron, 46, 7165 (1990))。
【0009】4)2,3−O−イソプロピリデン−D−
グリセロアルデヒドと、有機リチウム試薬(LiCH2
COOBu−t)とを反応させることによって、該グリ
セロアルデヒドを増炭する。次いで、生成した3,4,
5−トリヒドロキシ吉草酸エステル誘導体をラクトン化
する(G.A.Danilova, V.I.Mel'nikova, and K.K.Pivnit
sky, Tetrahedron Lett., 27, 2489 (1986) )。
【0010】5)D−ガラクトースを高圧下でアルカリ
処理し、D−リキソノ−1,4−ラクトンとする。次い
で、2位のブロム化および脱ブロム化により、2位がデ
オキシ体となった目的のラクトンを合成する(4工程で
総収率38%以下)(K.Bock, I.Lundt, and C.Pederse
n, Carbohydr. Res., 90, 17 (1981) およびW.J.Humphl
ett, Carbohydr. Res., 4, 157 (1967) )。
【0011】上記のうち、1)から3)の合成法におい
ては、共に(3R,4R)−3−ヒドロキシ−4−ヒド
ロキシメチル−4−ブタノリドの収率が低い。その理由
は、2,3−O−イソプロピリデン−D−グリセロアル
デヒドの増炭反応において、構築される3位の水酸基の
立体選択性が低く、目的とする立体配置を有する中間体
が得にくいためである。またこれらの反応では、原料の
2,3−O−イソプロピリデン−D−グリセロアルデヒ
ドをD−マンニトールから得るため(R.Dumontand H.Pf
ander, Helv. Chim. Acta, 66, 814 (1983))、さらに
2工程を費やすこととなり、収率は更に低下する。
【0012】一方4)の合成例においては、合成中間体
として用いるために、目的物である3−ヒドロキシ−4
−ヒドロキシメチル−4−ブタノリドを合成している。
そのため、目的物における3位の水酸基の立体選択性は
問題になっていない。しかも、同時に生成する3位の立
体配置の異なるジアステレオ異性体は分離が困難なた
め、これらを分離することなく次の段階へ進んでいる。
また、4)の合成例も、目的物の3−ヒドロキシ−4−
ヒドロキシメチル−4−ブタノリドを合成中間体として
用いている。その結果、ジアステレオマーを単離せずに
次の工程に進んでいる。更に、本方法は高圧条件を必要
とする等、操作法が難しい。このため、これらの方法で
選択的に(3R,4R)−3−ヒドロキシ−4−ヒドロ
キシメチル−4−ブタノリドを得ることは困難である。
【0013】以上のように、本発明の目的化合物を立体
選択的かつ高収率で得ることができる簡易な合成法はま
だ見い出されていない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
みてなされたもので、その目的は、入手の容易な原料か
ら簡易かつ選択的に、しかも高い収率で(3R,4R)
−3−ヒドロキシ−4−ヒドロキシメチル−4−ブタノ
リドを得る製造方法を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため鋭意研究を重ねた結果、セルロースの熱
分解物として容易に得られるレボグルコセノンを出発物
質とし、従来の合成法よりも少ない5工程で、しかも総
収率42.3%という良い収率で(3R,4R)−3−
ヒドロキシ−4−ヒドロキシメチル−4−ブタノリド
[1]を得る経路を見いだした。
【0016】すなわち、本発明は、以下の(a)から
(e)の工程を具備したことを特徴とする(3R,4
R)−3−ヒドロキシ−4−ヒドロキシメチル−4−ブ
タノリド[1]の製造方法である。
【0017】(a)下記化10で示されるように、式
[2]で表わされるレボグルコセノンの2位のカルボニ
ル基を還元してβ配置の水酸基を有する、式[3]で表
わされる化合物を得る工程。
【0018】
【化10】 (b)下記化11で示されるように、式[3]で表わさ
れる化合物の二重結合の4位にα配置のヨード基を、3
位にβ配置のアシロキシイオンをトランス付加させた
後、塩基存在下にアシロキシ基を加水分解することによ
り、β配置にオキシラン環を有する式[4]で表わされ
る化合物を得る工程。
【0019】
【化11】 但し、Rはアルキル基またはアリール基を表わす。
【0020】(c)下記化12に示されるように、式
[4]で表される化合物の2位の水酸基を酸化して式
[5]で表されるカルボニル化合物を得る工程。更に、
必要に応じて、該化合物を水和してジェミナル−ジオル
[5’]を得る工程。
【0021】
【化12】 (d)下記化13に示すように式[5]で表される化合
物のオキシラン環を還元的に開環して3位が無置換で、
4位にβ配置の水酸基を有する式[6]で表される化合
物を得る工程。または、[5]の水和物である[5’]
を同様に開環して[6]の水和物である[6’]を得、
更に、[6’]が脱水した[6]を得る工程。
【0022】
【化13】 (e)下記化14に示すように式[6]で表される化合
物をバイヤービリガー酸化することにより、下記式
[1]で表される化合物を得る工程。
【0023】
【化14】 以下、本発明の(3R,4R)−3−ヒドロキシ−4−
ヒドロキシメチル−4−ブタノリド[1]の製造方法を
各工程を追って具体的に説明する。
【0024】工程(a)は、式[2]で表わされるレボ
グルコセノンの2位のカルボニル基を還元し、β配置の
水酸基を有する1,6−アンヒドロ−3,4−ジデオキ
シ−β−D−スレオ−ヘキソ−3−エノピラノース
[3]を得る工程である。本工程の反応は、ジエチルエ
ーテルやテトラヒドロフランなどの適当な溶媒中、水素
化リチウムアルミニウムや水素化ホウ素ナトリウム等の
還元剤と反応させることにより行なわれる。
【0025】工程(b)は、工程(a)で得られた1,
6−アンヒドロ−3,4−ジデオキシ−β−D−スレオ
−ヘキソ−3−エノピラノース[3]から、β配置のオ
キシラン環を有する化合物[4]を得る工程である。本
工程は、下記化15に示すように、まず、化合物[3]
の3位にβ配置のアシロキシ基、4位にα配置のヨード
基をトランス付加させ、化合物[7]とする。
【0026】
【化15】 但し、Rはアルキル基またはアリール基を表わす。
【0027】反応は、適当な溶媒中、化合物[3]の二
重結合に対して1当量以上のヨウ素及び1当量以上のカ
ルボン酸もしくはカルボン酸金属塩を用いて行なわれ
る。
【0028】本反応の溶媒は、水、アルコール類、又は
加水分解によって水もしくはアルコール類を遊離するも
のでなければ特に限定されないが、好ましくは、カルボ
ン酸、ヘキサン、アセトニトリル等が用いられる。特に
カルボン酸自体を溶媒として用いることが最も好まし
い。また、カルボン酸を溶媒として用いた場合、該カル
ボン酸は反応条件下で液体であればどのようなものであ
ってもよいが、例えば、酢酸、プロピオン酸、酪酸等が
好ましく、酢酸が最も好ましい。
【0029】カルボン酸金属塩はヨウ素からヨードニウ
ムイオンが生成するのを補助するものであれば特に限定
されないが、例えば、カルボン酸銀塩、カルボン酸セシ
ウム塩等を用いることができる。具体的には、酢酸銀、
安息香酸銀、酢酸セシウム等を挙げることができる。カ
ルボン酸金属塩は、反応系にカルボン酸を加える場合
(溶媒として使用する場合も含む)は、必ずしも必要で
はないが、該金属塩を加えたほうが、収率等の面で好結
果が得られる。カルボン酸を加えない場合はカルボン酸
金属塩は必ず加えることが必要である。
【0030】反応温度及び時間は特に限定されないが、
通常室温程度で1時間〜10日間程度の条件が用いられ
る。
【0031】次に、得られた[7]を加水分解すること
によって、3位にアルコキシドを形成させ、このアルコ
キシドが分子内求核置換反応をし、4位のヨード基を脱
離させてβ配置のオキシラン環が形成される。
【0032】この際、加水分解に用いられる塩基は特に
限定されないが、通常のアシル基の脱離に使用し得る塩
基を用いることが出来る。例えば、水酸化ナトリウムや
水酸化カリウム等のアルカリ水酸化物、炭酸ナトリウム
や炭酸カリウム等のアルカリ炭酸塩、またナトリウムメ
トキシドやカリウムブトキシド等の金属アルコキシド、
さらにはアンモニア水等を挙げることができる。
【0033】また、本反応の溶媒としては、一般の加水
分解に用いられる溶媒であれば特に限定されないが、水
あるいはメタノール、エタノール等の有機溶媒を用いる
ことが出来る。
【0034】工程(c)は、工程(b)で得られた化合
物[4]を酸化して、2位がカルボニル基である化合物
[5]を得る工程である。本工程に用いることができる
酸化の方法は、オキシラン環を開裂せずに、水酸基をカ
ルボニル基に酸化できる方法であればどのようなもので
あってもよい。このような反応は多数あるが、代表的な
例を以下に挙げる。
【0035】1)ジシクロヘキシルカルボジイミドや,
無水酢酸,五酸化リン,無水トリフルオロ酢酸,塩化オ
キサリル,ハロゲンなどと組合せて行うジメチルスルホ
キシドによる酸化。
【0036】2)ジョーンズ酸化などに代表される酸化
クロム(VI)や,二クロム酸塩,酸化クロム−ピリジン
錯体(コリンズ試薬),クロロクロム酸ピリジニウム
(PCC)や二クロム酸ピリジニウム(PDC)等のク
ロム酸酸化。
【0037】3)二酸化マンガンによる酸化。
【0038】4)次亜ハロゲン酸塩やハロゲン酸塩等に
よる酸化。
【0039】5)オッペナウアー酸化や2,3−ジクロ
ロ−5,6−ジシアノ−p−ベンゾキノン(DDQ)に
よる酸化。
【0040】6)四酸化ルテニウムや白金触媒,パラジ
ウム触媒などの遷移金属触媒による酸化。
【0041】7)炭酸銀や銅(II)塩、四酢酸鉛による
酸化等。
【0042】試薬の量、溶媒、反応温度、反応時間等の
反応条件は、各酸化方法によって異なるため、それぞれ
の酸化反応に適した条件を適宜選択して用いれば良く、
特に限定されるものではない。
【0043】また、これらの酸化反応において得られる
式[5]の化合物の2位のカルボニル基は、水和されて
ジェミナル−ジオール(化合物[5’])の形になって
いても良い。即ち、[5]のカルボニル基を適当な条件
下で水和することによって[5’]としてもよい。この
水和の条件はとくに限定されないが、例えば、アセトニ
トリル−水またはテトラヒドロフラン−水のような含水
溶媒中で[5]を処理することによって行われる。この
とき、酢酸やp−トルエンスルホン酸のような酸触媒の
存在化で水和すると、より効果的である。
【0044】工程(d)は、工程(c)で得られた化合
物[5]のオキシラン環を還元的に開裂して、3位が無
置換で、4位にβ配置の水酸基を持つ化合物[6]に位
置選択的に変換する工程である。ここで本工程は化合物
[5]だけでなく、工程(c)で[5]を水和して得ら
れるジェミナル−ジオール体[5’]についても適用す
ることができる。
【0045】本工程に用い得る選択的なオキシラン環の
還元的開裂反応は、α,β−エポキシケトンをβ−ヒド
ロキシケトンとする方法であれば特に限定されないが、
ナトリウムフェニルセレノトリアルコキシボレートを還
元剤として用いる方法が有効である。この還元剤はジフ
ェニルジセレニドをアルコール溶媒中、水素化ホウ素ナ
トリウムと処理することにより反応液中に生じさせるこ
とができる。
【0046】この反応は、ジフェニルジセレニドを0.
5当量以上、水素化ほう素ナトリウムを1当量以上の条
件下で行えばよく、また0.1〜1当量の酢酸を加える
ことが好ましい。用いる溶媒としては、エタノールやイ
ソプロピルアルコールなどのアルコール系溶媒が適切で
ある。反応温度は特に限定されないが氷冷下で行うこと
が好ましい。反応時間は1〜10時間程度である。
【0047】他のオキシラン環の選択的還元方法として
は、亜鉛や酢酸クロム(II)、よう化ナトリウムなどを
用いる方法も挙げられる。
【0048】また、本工程では、出発物質として
[5’]を用いた場合に、生成物として得られる化合物
[6’]は、次の工程(e)に進む前に、2位のジェミ
ナル−ジオールをカルボニル基に変換しておく必要があ
る。この脱水反応は、ジェミナル−ジオール体[6’]
を、適当な脱水剤で処理することによって行われる。
【0049】工程(e)は、工程(d)で得られた
[6]をバイヤービリガー酸化して五員環のラクトン化
合物である(3R,4R)−3−ヒドロキシ−4−ヒド
ロキシメチル−4−ブタノリド[1]を得る工程であ
る。
【0050】本工程の酸化剤としては、バイヤービリガ
ー酸化で用いられる通常の酸化剤であれば特に限定され
ないが、過酢酸やメタクロロ過安息香酸などが好適に用
いられる。これらの酸化剤は、[6]に対して1〜10
当量用いることが好適である。本反応の溶媒としては、
バイヤービリガー酸化に不活性な有機溶媒であれば特に
限定されないが、酢酸や塩化メチレンなどを例として挙
げることができる。反応温度は室温程度が望ましい。反
応時間は10分間〜10時間程度である。
【0051】反応終了後、過剰量の過酸は、以後の処理
の安全の為に、ジメチルスルフィド等を加えて消費して
おくことが望ましい。
【0052】更に、生成物の水酸基は、一部がホルミル
エステルとなっている可能性も有り得るので、酸加水分
解の条件で処理しておくことが望ましい。加水分解の酸
は、塩酸、硫酸、あるいはアンバーライトIR−120
B(プロトン型)などの一般的な酸触媒であればどれで
も用いることが出来る。溶媒としては水やアルコール系
のような一般の酸加水分解で用いられるものであればど
のようなものでもよい。反応温度としては、0〜100
℃であればよいが、室温程度が望ましい。また、反応時
間は1〜20時間程度が好適である。
【0053】以上の工程(a)から(e)により、上記
式[1]で表わされる(3R,4R)−3−ヒドロキシ
−4−ヒドロキシメチル−4−ブタノリドを得ることが
できる。
【0054】
【実施例】以下、実施例によりこの発明をさらに詳細に
説明する。
【0055】実施例1 工程(a) 1,6−アンヒドロ−3,4−ジデオキシ
−β−D−スレオ−ヘキソ−3−エノピラノースの合成 水素化リチウムアルミニウム2.42g(63.8mm
ol)を乾燥エーテル200mlに懸濁させた。これ
に、乾燥エーテル130mlに溶解したレボグルコセノ
ン7.98g(63.3mmol)を窒素雰囲気下氷浴
中で冷却しながら滴下した。滴下後、反応混合物を室温
で1時間撹拌し、水4.60g(256mmol)を滴
下した。反応液にメタノールを加えて不溶物を濾別した
後、濾液から溶媒を減圧下に留去した。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−ジエチルエー
テル=1:1−1:2)にて精製した。得られた生成物
をヘキサン−ジエチルエーテル混合溶媒(混合比;4:
1)にて再結晶することにより、下記式[3]で表わさ
れる1,6−アンヒドロ−3,4−ジデオキシ−β−D
−スレオ−ヘキソ−3−エノピラノース5.70g(7
0.3%)を得た。
【0056】
【化16】 融点: 65.6−66.4℃ [α]25 −30.3゜(c 1.00,CHC
3 ) IR: νmax 3412(br),3050(w),
1425(m),1259(m),1180(m),1
125(s),1071(s),1046(s)1 H−NMR(CDCl3 ,TMSからの ppm): 6.12(1H,dd,J=9.9,4.2Hz);4
位,5.72(1H,ddd,J=9.9,2.2,
2.2Hz);3位,5.52(1H,b);1位,
4.67(1H,dd,J=4.2,4.1Hz);5
位,4.34(1H,m);2位,3.84(1H,
d,J=6.6Hz);6’位,3.78−3.74
(1H,dd,J=6.6,4.1Hz);6位,2.
10(1H,d,J=12.0Hz);OH. 工程(b) 1,6:3,4−ジアンヒドロ−β−D−
タロピラノースの合成 上記[3]で表わされる1,6−アンヒドロ−3,4−
ジデオキシ−β−D−スレオ−ヘキソ−3−エノピラノ
ース0.13g(1.00mmol)を酢酸4.6ml
に溶解し、これに酢酸銀0.33g(2.00mmo
l)を加えた。これに室温で激しく撹拌しながら、よう
素0.27g(1.05mmol)を徐々に加えた。反
応混合物を窒素雰囲気下、室温にて5時間撹拌後、氷冷
下にて25%アンモニア水40mlを徐々に加え、溶液
を塩基性とした。混合物にメタノール40mlを加え室
温にて一晩撹拌した。不溶物を濾別除去し、濾液から減
圧下にて溶媒を留去した後、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)を
用いて精製し、下記[4]で表わされる1,6:3,4
−ジアンヒドロ−β−D−タロピラノース1.09g
(収率93.8%)を得た。これは、ヘキサン:ジエチ
ルエーテル混合溶媒(ヘキサン:ジエチルエーテル=
1:4)から再結晶した。
【0057】
【化17】 融点:74.0−75.2℃ [α]24 −49.7゜(c 1.44,H2 O)1 H−NMR(CDCl3 ,TMSからのppm): 5.30(1H,d,J=3.8Hz);1位,4.8
2(1H,dd,J=4.7,4.7Hz);5位,
3.95(1H,d,J=6.6Hz);6位,3.8
3−3.76(2H,m);2位及び4位,3.56
(1H,dd,J=6.6,4.7Hz);6’位,
3.34(1H,ddd,J=3.9,3.9,1.0
Hz);3位,2.41(1H,d,J=12.2H
z);OH.13 C−NMR(CDCl3 ,CDCl3 (77.4pp
m)からのppm): 98.2,72.1,68.9,64.3,57.6,
50.6. 工程(c) 1,6:3,4−ジアンヒドロ−β−D−
リキソ−ヘキソピラノース−2−ウロースの合成 塩化オキサリル1.05ml(12.22mmol)を
乾燥塩化メチレン70mlに溶解し、これに、乾燥塩化
メチレン17mlに溶解したジメチルスルホキシド1.
86ml(26.19mmol)を−70℃、窒素雰囲
気下にて滴下した。2分間撹拌後、上記式[4]で表わ
される1,6:3,4−ジアンヒドロ−β−D−タロピ
ラノース1.68g(11.66mmol)を乾燥塩化
メチレン35mlに溶解した溶液を滴下した。さらに1
5分間撹拌後、トリエチルアミン8.16ml(57.
51mmol)を滴下して5分間撹拌した。次いで室温
まで温度を上昇させ、反応液から減圧下にて溶媒を留去
した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン:酢酸エチル=1:3)を用いて精製し、下
記式[5]で表わされる1,6:3,4−ジアンヒドロ
−β−D−リキソ−ヘキソピラノース−2−ウロース
1.64g(収率87.9%)を得た。これは、ヘキサ
ン−酢酸エチル混合溶媒から水和物[5’]として再結
晶した。
【0058】
【化18】 融点:106−110℃ [α]26 −48.2゜(c 0.20,CHC
3 1 H−NMR(CDCl3 −CD3 OD,TMSからの
ppm): 5.04及び4.94(1H,b);1位,4.86及
び4.85(1H,dd,J=4.8,4.6Hz);
5位,3.99及び3.97(1H,d,J=6.6H
z);6位,3.72及び3.71(1H,dd,J=
4.6,4.5Hz);4位,3.56(1H,dd,
J=6.6,4.8Hz);6’位,3.23及び3.
16(1H,dd,J=4.5,2.0Hz);3位. 工程(d) 1,6−アンヒドロ−3−デオキシ−β−
D−スレオ−ヘキソピラノース−2−ウロースの合成 ジフェニルジセレニド0.47g(1.50mmol)
を乾燥エタノール7.5mlに溶解し、室温にて水素化
ほう素ナトリウム0.11g(3.00mmol)を徐
々に加えた。反応混合物を5分間撹拌後、氷冷下にて反
応液に酢酸11.6μlを加え、次いで、乾燥エタノー
ル8mlに溶解した1,6:3,4−ジアンヒドロ−β
−D−リキソ−ヘキソピラノース−2−ウロースの一水
和物[5’]0.16g(1.00mmol)を滴下し
た。氷冷下にて2時間撹拌後、室温に戻し、酢酸エチル
78mlを加えて希釈した。反応液から減圧下にて溶媒
を留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:2)を用いて精製
し、下記式[6]で表わされる1,6−アンヒドロ−3
−デオキシ−β−D−スレオ−ヘキソピラノース−2−
ウロース0.12g(収率80.6%)を得た。これ
は、ヘキサン−ジエチルエーテル混合溶媒から再結晶し
た。
【0059】
【化19】 融点 49.0−50.5℃ [α]26 −218.0゜(c 1.0,CHC
3 1 H−NMR(CDCl3 ,TMSからのppm): 5.06(1H,s);1位,4.59(1H,dd
d,J=4.9,4.0,0.7Hz);5位,4.4
2−4.34(1H,m);4位,4.37(1H,d
d,J=8.0,0.7Hz),3.90(1H,dd
d,J=8.0,4.9,0.5Hz);6位,2.7
7(1H,dddd,J=15.8,6.8,1.6,
1.2Hz),2.52(1H,dd,J=15.8,
9.8Hz);3位,2.67(1H,J=4.4H
z);OH. 工程(e) (3R,4R)−3−ヒドロキシ−4−ヒ
ドロキシメチル−4−ブタノリドの合成 上記式[6]で表わされる1,6−アンヒドロ−3−デ
オキシ−β−D−スレオ−ヘキソピラノース−2−ウロ
ース1.58g(10.95mmol)を酢酸20ml
に溶解し、窒素雰囲気中水冷下にて40%過酢酸7ml
を徐々に滴下した。室温にて1時間撹拌後、水冷下にて
ジメチルスルフィド5mlを徐々に滴下した。室温にて
1時間撹拌後、反応液から減圧下にて溶媒を留去した。
残渣をメタノール40mlに溶解し、これに濃塩酸1.
6mlを加え、室温にて一晩撹拌した。反応液から減圧
下にて溶媒を留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:5)を用
いて精製し、下記式[1]で表わされる(3R,4R)
−3−ヒドロキシ−4−ヒドロキシメチル−4−ブタノ
リド1.31g(収率90.5%)を得た。
【0060】
【化20】 [α]24 +67.3゜(c 1.01,CH3
H)1 H−NMR(CDCl3 −(CD3 2 CO,TMS
からのppm): 4.69−4.64(1H,m);3位,4.57(1
H,d,J=4.4Hz);3−OH,4.49(1
H,ddd,J=5.3,5.3,4.3Hz);4
位,4.03(1H,dd,J=6.3,5.3H
z);5−OH,3.94−3.90(2H,m);6
位,2.85(1H,dd,J=17.4,5.9H
z),2.42(1H,dd,J=17.4,1.8H
z);2位.13 C−NMR(D2 O,CH3 OH(49.8ppm)
からのppm): 179.6,85.8,67.9,59.9,38.
4. 実施例2 本実施例では、工程(d)において1,6:3,4−ジ
アンヒドロ−β−D−リキソ−ヘキソピラノース−2−
ウロースの一水和物[5’]の代わりに1,6:3,4
−ジアンヒドロ−β−D−リキソ−ヘキソピラノース−
2−ウロース[5]を用いて反応を行った例を示す。
【0061】工程(d) 1,6−アンヒドロ−3−デ
オキシ−β−D−スレオ−ヘキソピラノース−2−ウロ
ースの合成 ジフェニルジセレニド8.90g(28.5mmol)
を乾燥エタノール143mlに溶解し、室温にて水素化
ほう素ナトリウム2.16g(57.0mmol)を徐
々に加えた。反応混合物を5分間撹拌後、氷冷下にて反
応液に酢酸0.22mlを加え、次いで、乾燥エタノー
ル152mlに溶解した1,6:3,4−ジアンヒドロ
−β−D−リキソ−ヘキソピラノース−2−ウロース
[5]3.04g(21.09mmol)を滴下した。
氷冷下にて2時間撹拌後、室温に戻し、酢酸エチル14
82mlを加えて希釈した。反応液から減圧下にて溶媒
を留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:2)を用いて精製
し、1,6−アンヒドロ−3−デオキシ−β−D−スレ
オ−ヘキソピラノース−2−ウロース[6]1.58g
(収率51.9%)を得た。このものの物性値は、実施
例1の工程(d)で得られた[6]の物性値と一致し
た。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明に依れば、レボグ
ルコセノンを出発物質とし、カルボニル基の還元、二重
結合へのオキシラン環の導入、水酸基の酸化によるカル
ボニル基への変換、オキシラン環の還元的開環反応、お
よびバイヤービリガー酸化を経て、従来入手の困難であ
ったヒドロキシラクトン類の一つである(3R,4R)
−3−ヒドロキシ−4−ヒドロキシメチル−4−ブタノ
リドを選択的で且つ従来法よりも短工程、高収率で得る
ことが可能になった。これにより、種々の有用化合物の
合成原料である(3R,4R)−3−ヒドロキシ−4−
ヒドロキシメチル−4−ブタノリドが容易に供給できる
ことになる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡野 耕二 神奈川県横浜市緑区梅が丘6番地2 日本 たばこ産業株式会社生命科学研究所内 (72)発明者 川上 浩 神奈川県横浜市緑区梅が丘6番地2 日本 たばこ産業株式会社生命科学研究所内 (72)発明者 松下 肇 神奈川県横浜市緑区梅が丘6番地2 日本 たばこ産業株式会社生命科学研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下式[1]で表わされる(3R,4R)
    −3−ヒドロキシ−4−ヒドロキシメチル−4−ブタノ
    リドの製造方法であって、 【化1】 (a)下記化2で示されるように、式[2]で表わされ
    るレボグルコセノンの2位のカルボニル基を還元して、
    β配置の水酸基を有する式[3]で表わされる化合物を
    得る工程と、 【化2】 (b)下記化3で示されるように、式[3]で表わされ
    る化合物の二重結合の4位にα配置のヨード基を、3位
    にβ配置のアシロキシイオンをトランス付加させた後、
    塩基存在下にアシロキシ基を加水分解することにより、
    β配置にオキシラン環を有する式[4]で表わされる化
    合物を得る工程と、 【化3】 但し、Rはアルキル基またはアリール基を表わす。 (c)下記化4に示されるように、式[4]で表わされ
    る化合物の2位の水酸基を酸化して、式[5]で表わさ
    れるカルボニル化合物を得る工程と、 【化4】 (d)下記化5に示すように、式[5]で表わされる化
    合物のオキシラン環を還元的に開環して、4位にβ配置
    の水酸基を有し、3位が無置換である、式[6]で表わ
    される化合物を得る工程と、 【化5】 (e)下記化6に示すように、式[6]で表わされる化
    合物をバイヤービリガー酸化することにより、式[1]
    で表される(3R,4R)−3−ヒドロキシ−4−ヒド
    ロキシメチル−4−ブタノリドを得る工程、とを具備し
    たことを特徴とする製造方法。 【化6】
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の製造方法であって、前
    記工程(c)において生成物[5]のカルボニル基を水
    和することによって、下記化7に示す式[5’]で表わ
    される化合物を得る工程と、前記工程(d)と同様にし
    て、該化合物[5’]のオキシラン環を還元的に開裂
    し、下記化8に示す式[6’]の化合物を得た後、該化
    合物を脱水して式[6]で表わされる化合物を得る工程
    とを具備し、該化合物[6]を前記工程(e)に導入す
    ることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。 【化7】 【化8】
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