JPH0636656A - 抵抗付遮断器 - Google Patents
抵抗付遮断器Info
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- JPH0636656A JPH0636656A JP19113192A JP19113192A JPH0636656A JP H0636656 A JPH0636656 A JP H0636656A JP 19113192 A JP19113192 A JP 19113192A JP 19113192 A JP19113192 A JP 19113192A JP H0636656 A JPH0636656 A JP H0636656A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 十分な機械的強度を確保するようにして抵抗
器を支持可能な小型・簡略・高信頼性の支持構造を備
え、UHV用として好適な、優れた抵抗付遮断器を提供
する。 【構成】 絶縁性の媒体を満たした密閉容器7内に、可
動部1aと固定部1bを有する主接点1と、可動部と固
定部を有する抵抗接点2、及び抵抗器3を収納し、抵抗
接点2及び抵抗器3の直列回路と主接点1とを並列に接
続する。主接点1の固定部1b側に、抵抗器3を支持す
るための支持絶縁物4を取り付け、この支持絶縁物4に
よって抵抗器3の軸方向におけるほぼ中央部を支持す
る。また、付加的に、抵抗器3の端部と他の部材11,
12との接続部3a,3bに、抵抗器3の軸方向におけ
る相対的な変位量を吸収する変位量吸収手段を設ける。
器を支持可能な小型・簡略・高信頼性の支持構造を備
え、UHV用として好適な、優れた抵抗付遮断器を提供
する。 【構成】 絶縁性の媒体を満たした密閉容器7内に、可
動部1aと固定部1bを有する主接点1と、可動部と固
定部を有する抵抗接点2、及び抵抗器3を収納し、抵抗
接点2及び抵抗器3の直列回路と主接点1とを並列に接
続する。主接点1の固定部1b側に、抵抗器3を支持す
るための支持絶縁物4を取り付け、この支持絶縁物4に
よって抵抗器3の軸方向におけるほぼ中央部を支持す
る。また、付加的に、抵抗器3の端部と他の部材11,
12との接続部3a,3bに、抵抗器3の軸方向におけ
る相対的な変位量を吸収する変位量吸収手段を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高電圧の電力系統の変
電所などに用いられる遮断器に関するものであり、特
に、抵抗接点及び抵抗器を直列接続してこの直列回路と
主接点とを並列に接続した抵抗付遮断器に関する。
電所などに用いられる遮断器に関するものであり、特
に、抵抗接点及び抵抗器を直列接続してこの直列回路と
主接点とを並列に接続した抵抗付遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】高電圧の電力系統の変電所などにおいて
は、ガスなどの絶縁性の媒体を満たしたタンク内に、主
接点を収納してなる遮断器が使用されている。このよう
な遮断器のうち、50万ボルト用のガス遮断器におい
て、無負荷の送電線を投入する場合には、大きな過電圧
が発生するので、これを抑制するために抵抗器を使用す
る場合がある。この場合には、主接点の投入に10ms
程度先行して抵抗器を挿入し、過電圧を抑制した後に、
主接点を投入している。この時、抵抗器で消費するエネ
ルギーは、数Mジュール程度であり、抵抗器の体積、長
さ、重量のいずれも、主接点に比べてそれほど大きくな
い。そのため、このような小型・軽量の抵抗器は、主接
点と平行に配置し、ボルトなどでその両端を主接点に固
定することにより、十分な機械的強度を得ることが可能
である。
は、ガスなどの絶縁性の媒体を満たしたタンク内に、主
接点を収納してなる遮断器が使用されている。このよう
な遮断器のうち、50万ボルト用のガス遮断器におい
て、無負荷の送電線を投入する場合には、大きな過電圧
が発生するので、これを抑制するために抵抗器を使用す
る場合がある。この場合には、主接点の投入に10ms
程度先行して抵抗器を挿入し、過電圧を抑制した後に、
主接点を投入している。この時、抵抗器で消費するエネ
ルギーは、数Mジュール程度であり、抵抗器の体積、長
さ、重量のいずれも、主接点に比べてそれほど大きくな
い。そのため、このような小型・軽量の抵抗器は、主接
点と平行に配置し、ボルトなどでその両端を主接点に固
定することにより、十分な機械的強度を得ることが可能
である。
【0003】図3は、従来の2点切の抵抗付遮断器の一
例を示す図である。この図の遮断器は、2組の主接点1
と、図示していない2組の抵抗接点、及び主接点1と平
行に配置された2個の抵抗器3を有する。また、絶縁物
として、抵抗器3の端部を支持する端部支持絶縁筒5及
び主接点1を支持する主絶縁筒6を備えている。これら
の各要素は、絶縁性ガスを充填してなるガスタンク7内
に収納されている。さらに、図中8はガスタンク7の内
外をガス区分する絶縁スペーサ、9は、外部引き出し用
の接続導体であり、絶縁スペーサ8によって支持されて
いる。一方、図中10は、2組の主接点1を支持すると
共にこの主接点1間を電気的・機械的に接続するための
センターピースであり、主絶縁筒6によって、ガスタン
ク7に対して絶縁支持されている。そして、このセンタ
ーピース10上に、端部支持絶縁筒5を介して抵抗器支
持金属部材11が支持されており、ここに、抵抗器3の
一端がボルトなどによって固定され、電気的・機械的に
接続されている。また、抵抗器3の他端は、主接点1の
対応する端部に取り付けられた抵抗器支持金属部材12
にボルトなどによって固定され、電気的・機械的に接続
されている。
例を示す図である。この図の遮断器は、2組の主接点1
と、図示していない2組の抵抗接点、及び主接点1と平
行に配置された2個の抵抗器3を有する。また、絶縁物
として、抵抗器3の端部を支持する端部支持絶縁筒5及
び主接点1を支持する主絶縁筒6を備えている。これら
の各要素は、絶縁性ガスを充填してなるガスタンク7内
に収納されている。さらに、図中8はガスタンク7の内
外をガス区分する絶縁スペーサ、9は、外部引き出し用
の接続導体であり、絶縁スペーサ8によって支持されて
いる。一方、図中10は、2組の主接点1を支持すると
共にこの主接点1間を電気的・機械的に接続するための
センターピースであり、主絶縁筒6によって、ガスタン
ク7に対して絶縁支持されている。そして、このセンタ
ーピース10上に、端部支持絶縁筒5を介して抵抗器支
持金属部材11が支持されており、ここに、抵抗器3の
一端がボルトなどによって固定され、電気的・機械的に
接続されている。また、抵抗器3の他端は、主接点1の
対応する端部に取り付けられた抵抗器支持金属部材12
にボルトなどによって固定され、電気的・機械的に接続
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、送電
系統の高電圧化が進み、100万ボルトのような超超高
電圧(UHV)の送電系統も計画されている。このよう
なUHV用のガス遮断器においては、近年の遮断技術の
発展に伴ない、2点切の主接点での対応が図られてい
る。また、投入時のみならず、遮断時にも、主接点と並
列に抵抗を挿入することで主接点に生じる遮断後の再起
電圧の上昇率を緩和し、遮断を容易にする方法が採られ
ることがある。さらに、地絡などの遮断後に生じる過電
圧を抑制するために主接点と並列に抵抗を挿入すること
もある。これらの抵抗器は、遮断完了後30〜40ms
に回路から切り離す必要があるため、抵抗器用の抵抗接
点が必要となる。また、投入時には50万ボルト用遮断
器と同様に抵抗を介して先行投入して過電圧を抑制した
後、主接点を投入する。
系統の高電圧化が進み、100万ボルトのような超超高
電圧(UHV)の送電系統も計画されている。このよう
なUHV用のガス遮断器においては、近年の遮断技術の
発展に伴ない、2点切の主接点での対応が図られてい
る。また、投入時のみならず、遮断時にも、主接点と並
列に抵抗を挿入することで主接点に生じる遮断後の再起
電圧の上昇率を緩和し、遮断を容易にする方法が採られ
ることがある。さらに、地絡などの遮断後に生じる過電
圧を抑制するために主接点と並列に抵抗を挿入すること
もある。これらの抵抗器は、遮断完了後30〜40ms
に回路から切り離す必要があるため、抵抗器用の抵抗接
点が必要となる。また、投入時には50万ボルト用遮断
器と同様に抵抗を介して先行投入して過電圧を抑制した
後、主接点を投入する。
【0005】そして、このようなUHV用遮断器に使用
される抵抗器においては、処理するエネルギーは極めて
大きくなり、具体的には、前述の50万ボルト用遮断器
の抵抗器に比べて、20〜30倍もの非常に大きなエネ
ルギーを吸収する必要がある。この結果、抵抗器の体
積、重量共に、50万ボルト用遮断器の抵抗器に比べ
て、非常に大きくなる。特に、所要の耐電圧性能を得る
ためには、円盤状の抵抗体素子を多段に積み重ねる必要
があり、抵抗器の長さは従来に比べて相当長くなり、そ
れに伴ない、抵抗器の体積は大きくなり、重量も重くな
る。このように極めて長く大重量の抵抗器になると、従
来通りその両端のみをボルトなどで固定するだけで十分
な機械的強度を確保することは困難である。
される抵抗器においては、処理するエネルギーは極めて
大きくなり、具体的には、前述の50万ボルト用遮断器
の抵抗器に比べて、20〜30倍もの非常に大きなエネ
ルギーを吸収する必要がある。この結果、抵抗器の体
積、重量共に、50万ボルト用遮断器の抵抗器に比べ
て、非常に大きくなる。特に、所要の耐電圧性能を得る
ためには、円盤状の抵抗体素子を多段に積み重ねる必要
があり、抵抗器の長さは従来に比べて相当長くなり、そ
れに伴ない、抵抗器の体積は大きくなり、重量も重くな
る。このように極めて長く大重量の抵抗器になると、従
来通りその両端のみをボルトなどで固定するだけで十分
な機械的強度を確保することは困難である。
【0006】一方、UHV用遮断器は、50万ボルト用
遮断器に比べて、機器全体が大型化することに加えて、
その使用温度範囲は、50万ボルト用遮断器における使
用温度範囲に比べて極めて広くなることが想定される。
この場合、温度上昇時の熱膨張によって抵抗器の軸方向
の寸法が変化すると、抵抗器やこの抵抗器を支持してい
る支持絶縁物などに大きなストレスが加わり、抵抗器が
割れたり支持絶縁物が損傷する可能性がある。
遮断器に比べて、機器全体が大型化することに加えて、
その使用温度範囲は、50万ボルト用遮断器における使
用温度範囲に比べて極めて広くなることが想定される。
この場合、温度上昇時の熱膨張によって抵抗器の軸方向
の寸法が変化すると、抵抗器やこの抵抗器を支持してい
る支持絶縁物などに大きなストレスが加わり、抵抗器が
割れたり支持絶縁物が損傷する可能性がある。
【0007】本発明は、以上のような従来技術の課題を
解決するために提案されたものであり、その目的は、十
分な機械的強度を確保するようにして抵抗器を支持可能
な小型・簡略・高信頼性の支持構造を備え、UHV用と
して好適な、優れた抵抗付遮断器を提供することであ
る。
解決するために提案されたものであり、その目的は、十
分な機械的強度を確保するようにして抵抗器を支持可能
な小型・簡略・高信頼性の支持構造を備え、UHV用と
して好適な、優れた抵抗付遮断器を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による抵抗付遮断
器は、絶縁性の媒体を満たした密閉容器内に、可動部と
固定部を有する主接点と、可動部と固定部を有する抵抗
接点、及び抵抗器を収納し、前記抵抗接点及び抵抗器を
直列接続してこの直列回路と前記主接点とを並列に接続
した抵抗付遮断器において、前記主接点の固定部側に、
前記抵抗器を支持するための支持絶縁物を取り付け、こ
の支持絶縁物によって前記抵抗器の軸方向におけるほぼ
中央部を支持するように構成したことを特徴としてい
る。また、付加的に、抵抗器の端部と他の部材との接続
部に、抵抗器の軸方向における相対的な変位量を吸収す
る変位量吸収手段を設ける構成も可能である。
器は、絶縁性の媒体を満たした密閉容器内に、可動部と
固定部を有する主接点と、可動部と固定部を有する抵抗
接点、及び抵抗器を収納し、前記抵抗接点及び抵抗器を
直列接続してこの直列回路と前記主接点とを並列に接続
した抵抗付遮断器において、前記主接点の固定部側に、
前記抵抗器を支持するための支持絶縁物を取り付け、こ
の支持絶縁物によって前記抵抗器の軸方向におけるほぼ
中央部を支持するように構成したことを特徴としてい
る。また、付加的に、抵抗器の端部と他の部材との接続
部に、抵抗器の軸方向における相対的な変位量を吸収す
る変位量吸収手段を設ける構成も可能である。
【0009】
【作用】以上のように構成された本発明においては、主
接点の固定部側に取り付けた支持絶縁物によって抵抗器
をその軸方向における中央部で支持することにより、U
HV用などの長くて重い抵抗器でも、十分に機械的強度
を確保することができる。また、主接点の固定部側から
抵抗器を支持しているので、遮断器が開路状態にある場
合にはこの支持絶縁物には電圧が加わらない。さらに、
抵抗器の端部と他の部材との接続部に変位量吸収手段を
設けた場合には、抵抗器両端が軸方向に変位可能である
ため、温度上昇に伴ない抵抗器が軸方向に膨脹しても、
その寸法変化分を吸収することができる。
接点の固定部側に取り付けた支持絶縁物によって抵抗器
をその軸方向における中央部で支持することにより、U
HV用などの長くて重い抵抗器でも、十分に機械的強度
を確保することができる。また、主接点の固定部側から
抵抗器を支持しているので、遮断器が開路状態にある場
合にはこの支持絶縁物には電圧が加わらない。さらに、
抵抗器の端部と他の部材との接続部に変位量吸収手段を
設けた場合には、抵抗器両端が軸方向に変位可能である
ため、温度上昇に伴ない抵抗器が軸方向に膨脹しても、
その寸法変化分を吸収することができる。
【0010】
【実施例】以下には、本発明による抵抗付遮断器の実施
例について、図1及び図2を参照して具体的に説明す
る。
例について、図1及び図2を参照して具体的に説明す
る。
【0011】図1は、本発明による抵抗付遮断器の代表
的な一実施例(第1実施例)を示す構成図である。この
図1に示すように、本実施例の遮断器は、2組の主接点
1と、同じく2組の抵抗接点2、及び、主接点1と平行
に配置された2個の抵抗器3を有する。また、絶縁物と
して、抵抗器3の中央部を支持する中央支持絶縁物4、
抵抗器3の端部を支持する端部支持絶縁筒5、及び主接
点1を支持する主絶縁筒6を備えている。さらに、図中
7は、絶縁性ガスを充填してなるガスタンク(密閉容
器)、8はガスタンク7の内外をガス区分する絶縁スペ
ーサ、9は隣接機器との接続導体、10は2組の主接点
1間を接続するセンターピース、11〜13は、抵抗器
3の両端及び中央部をそれぞれ支持する抵抗器支持金属
部材である。
的な一実施例(第1実施例)を示す構成図である。この
図1に示すように、本実施例の遮断器は、2組の主接点
1と、同じく2組の抵抗接点2、及び、主接点1と平行
に配置された2個の抵抗器3を有する。また、絶縁物と
して、抵抗器3の中央部を支持する中央支持絶縁物4、
抵抗器3の端部を支持する端部支持絶縁筒5、及び主接
点1を支持する主絶縁筒6を備えている。さらに、図中
7は、絶縁性ガスを充填してなるガスタンク(密閉容
器)、8はガスタンク7の内外をガス区分する絶縁スペ
ーサ、9は隣接機器との接続導体、10は2組の主接点
1間を接続するセンターピース、11〜13は、抵抗器
3の両端及び中央部をそれぞれ支持する抵抗器支持金属
部材である。
【0012】すなわち、接地されたガスタンク7から樹
立された主絶縁筒6上に、センターピース10が固着さ
れており、このセンターピース10の両側に、2組の主
接点1がガスタンク7と同軸方向に一列に配置され、セ
ンターピース8に機械的に固着されると共に、電気的に
接続されている。言い換えれば、2組の主接点1は、セ
ンターピース10を介して電気的・機械的に直列接続さ
れている。この場合、主接点1は、主接点可動部1a、
主接点固定部1b、及びこれらを機械的に接続する極間
支持絶縁物1cを備えており、その主接点可動部1a側
にて、センターピース10に電気的・機械的に接続され
ると共に、主接点固定部1c上には、中央支持絶縁物4
が取り付けられている。また、センターピース10上に
は、端部支持絶縁筒5が取り付けられ、この端部支持絶
縁筒5の内部空間には、抵抗接点2が同軸方向に配置さ
れている。
立された主絶縁筒6上に、センターピース10が固着さ
れており、このセンターピース10の両側に、2組の主
接点1がガスタンク7と同軸方向に一列に配置され、セ
ンターピース8に機械的に固着されると共に、電気的に
接続されている。言い換えれば、2組の主接点1は、セ
ンターピース10を介して電気的・機械的に直列接続さ
れている。この場合、主接点1は、主接点可動部1a、
主接点固定部1b、及びこれらを機械的に接続する極間
支持絶縁物1cを備えており、その主接点可動部1a側
にて、センターピース10に電気的・機械的に接続され
ると共に、主接点固定部1c上には、中央支持絶縁物4
が取り付けられている。また、センターピース10上に
は、端部支持絶縁筒5が取り付けられ、この端部支持絶
縁筒5の内部空間には、抵抗接点2が同軸方向に配置さ
れている。
【0013】2個の抵抗器3は、2組の主接点1の上方
に、主接点1と平行にそれぞれ配置されている。この抵
抗器3の中央部には、抵抗器支持金属部材13が設けら
れ、中央支持絶縁物4により、主接点固定部1cに対し
て絶縁支持されている。また、抵抗器3の一端の抵抗器
接続部3aは、端部支持絶縁筒5によって支持された抵
抗器支持金属部材11にボルトなどによって固定されて
おり、この抵抗器支持金属部材11と電気的・機械的に
接続されている。この場合、抵抗器接続部3aは、抵抗
器支持金属部材11を介して、抵抗接点2と直列に接続
されており、さらに、センターピース10を介して主接
点可動部1aと電気的に接続されている。一方、抵抗器
3の他端の抵抗器接続部3bは、主接点固定部1bの端
部に取り付けられた抵抗器支持金属部材12にボルトな
どによって固定されており、この抵抗器支持金属部材1
2を介して、主接点固定部1bと電気的・機械的に接続
されている。抵抗器支持金属部材12には、外部引き出
し用の接続導体9が接続されており、この接続導体9
は、絶縁スペーサ8によって支持されている。
に、主接点1と平行にそれぞれ配置されている。この抵
抗器3の中央部には、抵抗器支持金属部材13が設けら
れ、中央支持絶縁物4により、主接点固定部1cに対し
て絶縁支持されている。また、抵抗器3の一端の抵抗器
接続部3aは、端部支持絶縁筒5によって支持された抵
抗器支持金属部材11にボルトなどによって固定されて
おり、この抵抗器支持金属部材11と電気的・機械的に
接続されている。この場合、抵抗器接続部3aは、抵抗
器支持金属部材11を介して、抵抗接点2と直列に接続
されており、さらに、センターピース10を介して主接
点可動部1aと電気的に接続されている。一方、抵抗器
3の他端の抵抗器接続部3bは、主接点固定部1bの端
部に取り付けられた抵抗器支持金属部材12にボルトな
どによって固定されており、この抵抗器支持金属部材1
2を介して、主接点固定部1bと電気的・機械的に接続
されている。抵抗器支持金属部材12には、外部引き出
し用の接続導体9が接続されており、この接続導体9
は、絶縁スペーサ8によって支持されている。
【0014】以上のような構成を有する本実施例におい
ては、抵抗器3の両端のみをボルトなどで固定するだけ
であった従来の支持構造に加えて、主接点固定部1b側
に取り付けた中央支持絶縁物4によって抵抗器3の中央
部をも支持することにより、UHV用などの長くて重い
抵抗器3でも十分に機械的強度を確保することができ
る。また、主接点固定部1b側に取り付けた中央支持絶
縁物4によって抵抗器3を支持していることから、遮断
器が開路状態にある場合、すなわち、主接点1及び抵抗
接点2の両方が開いている時には、この中央支持絶縁物
4に電圧が加わることはなく、この点で、中央支持絶縁
物4の劣化を防止できるという利点もある。
ては、抵抗器3の両端のみをボルトなどで固定するだけ
であった従来の支持構造に加えて、主接点固定部1b側
に取り付けた中央支持絶縁物4によって抵抗器3の中央
部をも支持することにより、UHV用などの長くて重い
抵抗器3でも十分に機械的強度を確保することができ
る。また、主接点固定部1b側に取り付けた中央支持絶
縁物4によって抵抗器3を支持していることから、遮断
器が開路状態にある場合、すなわち、主接点1及び抵抗
接点2の両方が開いている時には、この中央支持絶縁物
4に電圧が加わることはなく、この点で、中央支持絶縁
物4の劣化を防止できるという利点もある。
【0015】さらに、本実施例において、抵抗器3を支
持するために従来例(図3)の構成に新たに付加した構
成は、主接点1と抵抗器3との間の空きスペースに配置
した中央支持絶縁物4と抵抗器支持金属部材13だけで
あり、図1から明らかなように、これらの支持構造は極
めて小型・簡略である。加えて、本実施例においては、
端部支持絶縁筒5の内部に抵抗接点2を配置しているた
め、抵抗接点2の配置スペースをさらに省略することが
でき、遮断器全体の小型化にさらに貢献できる。
持するために従来例(図3)の構成に新たに付加した構
成は、主接点1と抵抗器3との間の空きスペースに配置
した中央支持絶縁物4と抵抗器支持金属部材13だけで
あり、図1から明らかなように、これらの支持構造は極
めて小型・簡略である。加えて、本実施例においては、
端部支持絶縁筒5の内部に抵抗接点2を配置しているた
め、抵抗接点2の配置スペースをさらに省略することが
でき、遮断器全体の小型化にさらに貢献できる。
【0016】次に、図2は、本発明による抵抗付遮断器
の他の実施例(第2実施例)を示す構成図である。この
第2実施例の構成は、基本的に、前記第1実施例と同様
であるが、本実施例においては、抵抗器3の両端の抵抗
器接続部3a,3bが、対応する抵抗器支持金属部材1
1,12に対して、それぞれ、軸方向にスライド可能に
取り付けられている。
の他の実施例(第2実施例)を示す構成図である。この
第2実施例の構成は、基本的に、前記第1実施例と同様
であるが、本実施例においては、抵抗器3の両端の抵抗
器接続部3a,3bが、対応する抵抗器支持金属部材1
1,12に対して、それぞれ、軸方向にスライド可能に
取り付けられている。
【0017】このような構成を有する本実施例において
は、温度上昇時に抵抗器3が軸方向に膨脹しても、この
膨脹分は、抵抗器接続部3a,3bが対応する抵抗器支
持金属部材11,12に対してそれぞれ軸方向にスライ
ドすることにより、容易に吸収される。従って、抵抗器
3やこれを支持する中央支持絶縁物4及び端部支持絶縁
筒5などに余分なストレスが加わることがなく、機械的
な信頼性を向上できる。また、ボルト締め付けによる組
み立て方式では、寸法調整用のスペーサを加減しながら
組み立てを行う必要があるが、このように、抵抗器3を
スライド可能に取り付ける場合には、かなりの寸法誤差
を吸収できるため、組み立て時の寸法調整が大変容易で
あり、作業性を向上できるという利点もある。なお、抵
抗器3中央の中央支持絶縁物4による支持点が固定点と
なるため、熱膨脹による抵抗器3の寸法変化は抵抗器3
の両端に分配されるため、それぞれの接続部のスライド
量は、抵抗器3の膨脹分の半分で良いため、スライド構
造をそれだけ小型化でき、また、設計も容易である。
は、温度上昇時に抵抗器3が軸方向に膨脹しても、この
膨脹分は、抵抗器接続部3a,3bが対応する抵抗器支
持金属部材11,12に対してそれぞれ軸方向にスライ
ドすることにより、容易に吸収される。従って、抵抗器
3やこれを支持する中央支持絶縁物4及び端部支持絶縁
筒5などに余分なストレスが加わることがなく、機械的
な信頼性を向上できる。また、ボルト締め付けによる組
み立て方式では、寸法調整用のスペーサを加減しながら
組み立てを行う必要があるが、このように、抵抗器3を
スライド可能に取り付ける場合には、かなりの寸法誤差
を吸収できるため、組み立て時の寸法調整が大変容易で
あり、作業性を向上できるという利点もある。なお、抵
抗器3中央の中央支持絶縁物4による支持点が固定点と
なるため、熱膨脹による抵抗器3の寸法変化は抵抗器3
の両端に分配されるため、それぞれの接続部のスライド
量は、抵抗器3の膨脹分の半分で良いため、スライド構
造をそれだけ小型化でき、また、設計も容易である。
【0018】なお、本発明は、以上の各実施例に限定さ
れるものではなく、例えば、抵抗器の中央を支持する支
持絶縁物は、単数に限らず、複数設置することも可能で
あり、その形状も、棒状や筒状など適宜選択可能であ
る。また、変位量吸収手段としては、スライド構造の他
に、バネなどの弾性部材を使用することなども可能であ
る。さらに、主接点や抵抗接点の具体的な構成も自由に
選択可能である。
れるものではなく、例えば、抵抗器の中央を支持する支
持絶縁物は、単数に限らず、複数設置することも可能で
あり、その形状も、棒状や筒状など適宜選択可能であ
る。また、変位量吸収手段としては、スライド構造の他
に、バネなどの弾性部材を使用することなども可能であ
る。さらに、主接点や抵抗接点の具体的な構成も自由に
選択可能である。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
主接点の固定部側に、抵抗器を支持するための支持絶縁
物を取り付け、この支持絶縁物によって抵抗器の軸方向
におけるほぼ中央部を支持することにより、十分な機械
的強度を確保するようにして抵抗器を支持可能な小型・
簡略・高信頼性の支持構造を備え、UHV用として好適
な、優れた抵抗付遮断器を提供することができる。
主接点の固定部側に、抵抗器を支持するための支持絶縁
物を取り付け、この支持絶縁物によって抵抗器の軸方向
におけるほぼ中央部を支持することにより、十分な機械
的強度を確保するようにして抵抗器を支持可能な小型・
簡略・高信頼性の支持構造を備え、UHV用として好適
な、優れた抵抗付遮断器を提供することができる。
【図1】本発明による抵抗付遮断器の代表的な一実施例
(第1実施例)を示す構成図。
(第1実施例)を示す構成図。
【図2】本発明による抵抗付遮断器の他の実施例(第2
実施例)を示す構成図。
実施例)を示す構成図。
【図3】従来の抵抗付遮断器の一例を示す構成図。
1…主接点 1a…主接点可動部 1b…主接点固定部 1c…極間支持絶縁物 2…抵抗接点 3…抵抗器 3a,3b…抵抗器接続部 4…中央支持絶縁物 5…端部支持絶縁筒 6…主絶縁筒 7…ガスタンク 8…絶縁スペーサ 9…接続導体 10…センターピース 11〜13…抵抗器支持金属部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 久利 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内 (72)発明者 戸田 弘明 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内
Claims (2)
- 【請求項1】 絶縁性の媒体を満たした密閉容器内に、
可動部と固定部を有する主接点と、可動部と固定部を有
する抵抗接点、及び抵抗器を収納し、前記抵抗接点及び
抵抗器を直列接続してこの直列回路と前記主接点とを並
列に接続した抵抗付遮断器において、 前記主接点の固定部側に、前記抵抗器を支持するための
支持絶縁物を取り付け、この支持絶縁物によって前記抵
抗器の軸方向におけるほぼ中央部を支持するように構成
したことを特徴とする抵抗付遮断器。 - 【請求項2】 前記抵抗器の端部と他の部材との接続部
に、前記抵抗器の軸方向における相対的な変位量を吸収
する変位量吸収手段を設けたことを特徴とする請求項1
に記載の抵抗付遮断器。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19113192A JPH0636656A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 抵抗付遮断器 |
| EP93111438A EP0579243B1 (en) | 1992-07-17 | 1993-07-16 | Resistor-provided UHV breaker |
| US08/092,496 US5401923A (en) | 1992-07-17 | 1993-07-16 | Resistor-provided UHV breaker |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19113192A JPH0636656A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 抵抗付遮断器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0636656A true JPH0636656A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16269397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19113192A Pending JPH0636656A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 抵抗付遮断器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636656A (ja) |
-
1992
- 1992-07-17 JP JP19113192A patent/JPH0636656A/ja active Pending
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