JPH06340819A - 湿分硬化性組成物 - Google Patents
湿分硬化性組成物Info
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- JPH06340819A JPH06340819A JP6141494A JP6141494A JPH06340819A JP H06340819 A JPH06340819 A JP H06340819A JP 6141494 A JP6141494 A JP 6141494A JP 6141494 A JP6141494 A JP 6141494A JP H06340819 A JPH06340819 A JP H06340819A
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- hydrolyzable silicon
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】シーリング剤、接着剤、コーティング剤等に有
用な硬化性組成物を提供する。 【構成】末端水酸基の一部をアリル化したポリオキシプ
ロピレンポリオールとトリメチルクロロシランを反応さ
せた後、ハイドロシリレーション反応によりアリル基を
シリル化して得られる化合物と、平均分子量2000
0、末端に加水分解性シリル基を有するポリマー、から
なる組成物。
用な硬化性組成物を提供する。 【構成】末端水酸基の一部をアリル化したポリオキシプ
ロピレンポリオールとトリメチルクロロシランを反応さ
せた後、ハイドロシリレーション反応によりアリル基を
シリル化して得られる化合物と、平均分子量2000
0、末端に加水分解性シリル基を有するポリマー、から
なる組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシーリング材、防水剤、
接着剤、コーティング材等として有用な硬化性組成物に
関する。
接着剤、コーティング材等として有用な硬化性組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】加水分解によりシロキサン結合を形成
し、高分子量化しうる又は架橋しうる加水分解性ケイ素
基を有するポリマーにはいくつかの例が知られている
(例えば特開平3−47820号公報、特開平3−72
027号公報、特開平3−79627号公報、特公昭4
6−30711号公報、特公昭45−36319号公
報、特公昭46−17553号公報)。
し、高分子量化しうる又は架橋しうる加水分解性ケイ素
基を有するポリマーにはいくつかの例が知られている
(例えば特開平3−47820号公報、特開平3−72
027号公報、特開平3−79627号公報、特公昭4
6−30711号公報、特公昭45−36319号公
報、特公昭46−17553号公報)。
【0003】これらの化合物は、湿分等によって室温で
硬化し弾性体を与えるため、弾性シーラントや弾性接着
剤等に用いられている。このポリマーを利用するにあた
り、ポリマー硬化体の被着体への接着性を改善する目的
で、活性基を有するシランカップリング剤との組成物と
して用いられることがある(特開昭57−182350
号公報)。
硬化し弾性体を与えるため、弾性シーラントや弾性接着
剤等に用いられている。このポリマーを利用するにあた
り、ポリマー硬化体の被着体への接着性を改善する目的
で、活性基を有するシランカップリング剤との組成物と
して用いられることがある(特開昭57−182350
号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしこれらの組成物
は、シランカップリング剤の添加によってポリマー硬化
体のモジュラスが上昇し弾性が損なわれる傾向があるこ
と、シランカップリング剤中の活性基が一種の触媒とな
り、組成物の貯蔵安定性を損なう等の理由により、使用
が制限されていた。
は、シランカップリング剤の添加によってポリマー硬化
体のモジュラスが上昇し弾性が損なわれる傾向があるこ
と、シランカップリング剤中の活性基が一種の触媒とな
り、組成物の貯蔵安定性を損なう等の理由により、使用
が制限されていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の課題
点を解決すべく鋭意検討を行った結果、硬化体の引張り
特性の改善された、貯蔵安定性に優れた組成物を見いだ
した。
点を解決すべく鋭意検討を行った結果、硬化体の引張り
特性の改善された、貯蔵安定性に優れた組成物を見いだ
した。
【0006】本発明はすなわち、分子内に少なくとも1
個の加水分解性ケイ素基を含むポリマー100重量部、
及び、加水分解により水酸基、メルカプト基、アミノ
基、アミド基及びカルボキシル基から選ばれる活性基を
分子内に生成する基と下記構造式Aで表される加水分解
性ケイ素基の少なくとも1個とを含む化合物0.1〜1
00重量部からなる硬化性組成物である。
個の加水分解性ケイ素基を含むポリマー100重量部、
及び、加水分解により水酸基、メルカプト基、アミノ
基、アミド基及びカルボキシル基から選ばれる活性基を
分子内に生成する基と下記構造式Aで表される加水分解
性ケイ素基の少なくとも1個とを含む化合物0.1〜1
00重量部からなる硬化性組成物である。
【0007】 R3-a-SiXa(OSiXb Q2-b)m-T- ・・A 式中、Xは水酸基、ハロゲン原子、アルコキシ基、アル
ケノキシ基、アシルオキシ基、アミド基、アミノオキシ
基及びケトキシメート基から選ばれる基、R,Qは炭素
数1〜20の置換もしくは非置換の1価の炭化水素基、
Tは炭素数1〜20の置換もしくは非置換の2価の炭化
水素基、aは2又は3、bは0,1又は2、mは0〜1
8の整数。ここで、R,Qはそれぞれ異なっていても同
一でもよい。
ケノキシ基、アシルオキシ基、アミド基、アミノオキシ
基及びケトキシメート基から選ばれる基、R,Qは炭素
数1〜20の置換もしくは非置換の1価の炭化水素基、
Tは炭素数1〜20の置換もしくは非置換の2価の炭化
水素基、aは2又は3、bは0,1又は2、mは0〜1
8の整数。ここで、R,Qはそれぞれ異なっていても同
一でもよい。
【0008】本明細書の以下の説明においては「加水分
解により水酸基、メルカプト基、アミノ基、アミド基及
びカルボキシル基から選ばれる活性基を分子内に生成す
る基」を「活性基生成基」という。
解により水酸基、メルカプト基、アミノ基、アミド基及
びカルボキシル基から選ばれる活性基を分子内に生成す
る基」を「活性基生成基」という。
【0009】本発明における分子内に少なくとも1個の
加水分解性ケイ素基を含むポリマーの主鎖はポリオキシ
アルキレンであるか、又はアクリル酸エステル、メタク
リル酸エステルアクリロニトリル、スチレン、ブタジエ
ン、ビニルエステル、ハロゲン化ビニル、フッ素化オレ
フィン及びビニルエーテルから選ばれる1種又は2種以
上を重合することによって構成されるポリマーよりなる
ことが好ましい。
加水分解性ケイ素基を含むポリマーの主鎖はポリオキシ
アルキレンであるか、又はアクリル酸エステル、メタク
リル酸エステルアクリロニトリル、スチレン、ブタジエ
ン、ビニルエステル、ハロゲン化ビニル、フッ素化オレ
フィン及びビニルエーテルから選ばれる1種又は2種以
上を重合することによって構成されるポリマーよりなる
ことが好ましい。
【0010】特に、主鎖は本質的にポリオキシアルキレ
ンよりなることが好ましい。この場合、ベースとなるポ
リオキシアルキレンの分子量には特に制限がないが好ま
しくは3000〜50000、特に好ましくは3000
〜25000である。
ンよりなることが好ましい。この場合、ベースとなるポ
リオキシアルキレンの分子量には特に制限がないが好ま
しくは3000〜50000、特に好ましくは3000
〜25000である。
【0011】分子内に少なくとも1個の加水分解性ケイ
素基を含み主鎖が本質的にポリオキシアルキレンよりな
るポリマーとしては、例えば特開平3−47820号公
報、特開平3−72027号公報、特開平3−7962
7号公報、特公昭63−25001号公報、特公昭46
−30711号公報、特公昭45−36319号公報、
特公昭46−17553号公報に提案の公知のポリマー
を使用できる。
素基を含み主鎖が本質的にポリオキシアルキレンよりな
るポリマーとしては、例えば特開平3−47820号公
報、特開平3−72027号公報、特開平3−7962
7号公報、特公昭63−25001号公報、特公昭46
−30711号公報、特公昭45−36319号公報、
特公昭46−17553号公報に提案の公知のポリマー
を使用できる。
【0012】また、主鎖がアクリル酸エステル、メタク
リル酸エステル、アクリロニトリル、スチレン、ブタジ
エン、ビニルエステル、ハロゲン化ビニル、フッ素化オ
レフィン及びビニルエーテルから選ばれる1種又は2種
以上を重合することによって構成されるポリマーよりな
る場合では、これらのモノマーと加水分解性ケイ素基を
含むモノマーを共重合させることにより得られるものが
好ましい。特に、クロロトリフルオロエチレンやテトラ
フルオロエチレンなどのフッ素化オレフィンの共重合体
であるポリマーが好ましい。
リル酸エステル、アクリロニトリル、スチレン、ブタジ
エン、ビニルエステル、ハロゲン化ビニル、フッ素化オ
レフィン及びビニルエーテルから選ばれる1種又は2種
以上を重合することによって構成されるポリマーよりな
る場合では、これらのモノマーと加水分解性ケイ素基を
含むモノマーを共重合させることにより得られるものが
好ましい。特に、クロロトリフルオロエチレンやテトラ
フルオロエチレンなどのフッ素化オレフィンの共重合体
であるポリマーが好ましい。
【0013】加水分解性ケイ素基を含むモノマーとして
は、トリメトキシビニルシランやトリメトキシアリルシ
ランなどの加水分解性ケイ素基を有するアルケン類、3
−トリメトキシシリルプロピルアクリレートや4−トリ
メトキシシリルブチルメタクリレートなどのアクリレー
ト類やメタクリレート類、4−トリメトキシシリルブチ
ルビニルエーテルなどのビニルエーテル類等が使用でき
る。
は、トリメトキシビニルシランやトリメトキシアリルシ
ランなどの加水分解性ケイ素基を有するアルケン類、3
−トリメトキシシリルプロピルアクリレートや4−トリ
メトキシシリルブチルメタクリレートなどのアクリレー
ト類やメタクリレート類、4−トリメトキシシリルブチ
ルビニルエーテルなどのビニルエーテル類等が使用でき
る。
【0014】モノマーの重合は溶媒を用いて行うことが
でき、この場合重合後、溶媒を除去する方法、重合後、
溶媒とポリオキシアルキレンと置換する方法などがあ
る。またいわゆるポリマーポリオールの手法を利用し
て、例えば加水分解性ケイ素基を有するポリオキシアル
キレン中で上記モノマーを重合することもできる。この
場合は重合時に溶媒を必要とせず好ましい。
でき、この場合重合後、溶媒を除去する方法、重合後、
溶媒とポリオキシアルキレンと置換する方法などがあ
る。またいわゆるポリマーポリオールの手法を利用し
て、例えば加水分解性ケイ素基を有するポリオキシアル
キレン中で上記モノマーを重合することもできる。この
場合は重合時に溶媒を必要とせず好ましい。
【0015】活性基生成基と構造式Aで表される加水分
解性ケイ素基の少なくとも1個とを含む化合物について
説明する。活性基生成基は、水酸基、メルカプト基、ア
ミノ基、アミド基及びカルボキシル基から選ばれる活性
基に、例えばトリアルキルシリル基、カルボニル基のよ
うな、加水分解性の保護基を反応させて生成させること
ができる。これらの化合物は、例えば、活性基を有する
化合物の活性基をまず保護基と反応させて活性基生成基
を形成し、その後に構造式Aで表される加水分解性ケイ
素基を化合物に導入することにより合成される。また、
活性基生成基と構造式Aで表される加水分解性ケイ素基
とを逆の順に形成することもできる。合成法の若干の例
としては次の方法があるが、これらに限定されない。
解性ケイ素基の少なくとも1個とを含む化合物について
説明する。活性基生成基は、水酸基、メルカプト基、ア
ミノ基、アミド基及びカルボキシル基から選ばれる活性
基に、例えばトリアルキルシリル基、カルボニル基のよ
うな、加水分解性の保護基を反応させて生成させること
ができる。これらの化合物は、例えば、活性基を有する
化合物の活性基をまず保護基と反応させて活性基生成基
を形成し、その後に構造式Aで表される加水分解性ケイ
素基を化合物に導入することにより合成される。また、
活性基生成基と構造式Aで表される加水分解性ケイ素基
とを逆の順に形成することもできる。合成法の若干の例
としては次の方法があるが、これらに限定されない。
【0016】(A)水酸基、メルカプト基、アミノ基、
アミド基又はカルボキシル基と二重結合を含む化合物を
アルカリ存在下でトリメチルクロロシラン、t−ブチル
ジメチルクロロシラン、トリエチルクロロシラン、トリ
イソプロピルクロロシラン、トリフェニルクロロシラ
ン、ClCH2(CH3)2 SiCl、トリメチルヨードシ
ラン等のハロゲノシラン類と反応させ、上記の活性基を
トリアルキルシリル化して活性基生成基を生成させる。
その後、触媒存在下のハイドロシリレーション反応によ
り、二重結合に加水分解性ケイ素基を導入する。またト
リアルキルシリル化された活性基と反応性官能基を有す
る化合物に該反応性官能基と反応し得る基と加水分解性
ケイ素基を有する化合物を反応させる方法によっても同
様な化合物を製造できる。
アミド基又はカルボキシル基と二重結合を含む化合物を
アルカリ存在下でトリメチルクロロシラン、t−ブチル
ジメチルクロロシラン、トリエチルクロロシラン、トリ
イソプロピルクロロシラン、トリフェニルクロロシラ
ン、ClCH2(CH3)2 SiCl、トリメチルヨードシ
ラン等のハロゲノシラン類と反応させ、上記の活性基を
トリアルキルシリル化して活性基生成基を生成させる。
その後、触媒存在下のハイドロシリレーション反応によ
り、二重結合に加水分解性ケイ素基を導入する。またト
リアルキルシリル化された活性基と反応性官能基を有す
る化合物に該反応性官能基と反応し得る基と加水分解性
ケイ素基を有する化合物を反応させる方法によっても同
様な化合物を製造できる。
【0017】(B)二重結合を有するアミン類をカルボ
ニル化合物と反応させ、ケチミンとした後、触媒存在下
のハイドロシリレーション反応により、二重結合に加水
分解性ケイ素基を導入する。またはケチミンと反応性官
能基を有する化合物に該反応性官能基と反応し得る基と
加水分解性ケイ素基を有する化合物を反応させる。
ニル化合物と反応させ、ケチミンとした後、触媒存在下
のハイドロシリレーション反応により、二重結合に加水
分解性ケイ素基を導入する。またはケチミンと反応性官
能基を有する化合物に該反応性官能基と反応し得る基と
加水分解性ケイ素基を有する化合物を反応させる。
【0018】(C)加水分解性ケイ素基と活性基を有す
る化合物に、アルコキシシラン、シラザン等を交換反応
や付加反応で反応させ、活性基にトリアルキルシリル基
を導入する。
る化合物に、アルコキシシラン、シラザン等を交換反応
や付加反応で反応させ、活性基にトリアルキルシリル基
を導入する。
【0019】構造式Aで表される加水分解性ケイ素基
は、例えばメチルジメトキシシラン、メチルジエトキシ
シランのようなアルキルジアルコキシシラン類、トリメ
トキシシラン、トリエトキシシランのようなトリアルコ
キシシラン類をハイドロシリレーション反応させること
によって導入できる。また、ハイドロシリレーション反
応以外の反応で、加水分解性ケイ素基を導入する場合
は、これらアルキルジアルコキシシラン類、トリアルコ
キシシラン類の水素原子がエポキシ基、アミノ基などの
反応性官能基に置換された化合物が使用できる。
は、例えばメチルジメトキシシラン、メチルジエトキシ
シランのようなアルキルジアルコキシシラン類、トリメ
トキシシラン、トリエトキシシランのようなトリアルコ
キシシラン類をハイドロシリレーション反応させること
によって導入できる。また、ハイドロシリレーション反
応以外の反応で、加水分解性ケイ素基を導入する場合
は、これらアルキルジアルコキシシラン類、トリアルコ
キシシラン類の水素原子がエポキシ基、アミノ基などの
反応性官能基に置換された化合物が使用できる。
【0020】本発明の硬化性組成物は、それ自身湿分に
より加水分解及び高分子化反応を起こし防水剤や接着剤
として有用な硬化体や高分子体を与えるが、さらに公知
の種々の充填剤、可塑剤、添加剤等を含む組成物として
利用できる。
より加水分解及び高分子化反応を起こし防水剤や接着剤
として有用な硬化体や高分子体を与えるが、さらに公知
の種々の充填剤、可塑剤、添加剤等を含む組成物として
利用できる。
【0021】充填剤としては、フュームシリカ、沈降性
シリカ、無水ケイ酸、含水ケイ酸及びカーボンブラック
のような充填剤、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、
ケイソウ土、焼成クレー、クレー、タルク、酸化チタ
ン、ベントナイト、有機ベントナイト、酸化第二鉄、酸
化亜鉛、活性亜鉛華、水添ヒマシ油及びシラスバルーン
等の充填剤、石綿、ガラス繊維及びフィラメントのよう
な繊維状充填剤が使用できる。
シリカ、無水ケイ酸、含水ケイ酸及びカーボンブラック
のような充填剤、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、
ケイソウ土、焼成クレー、クレー、タルク、酸化チタ
ン、ベントナイト、有機ベントナイト、酸化第二鉄、酸
化亜鉛、活性亜鉛華、水添ヒマシ油及びシラスバルーン
等の充填剤、石綿、ガラス繊維及びフィラメントのよう
な繊維状充填剤が使用できる。
【0022】可塑剤としては、ジオクチルフタレート、
ジブチルフタレート、ブチルベンジルフタレートなどの
フタル酸エステル類、アジピン酸ジオクチル、コハク酸
イソデシル、セバシン酸ジブチル、オレイン酸ブチルな
どの脂肪族カルボン酸エステル、ペンタエリスリトール
エステルなどのグリコールエステル類、リン酸トリオク
チル、リン酸トリクレジルなどのリン酸エステル類、エ
ポキシ化大豆油、エポキシステアリン酸ベンジルなどの
エポキシ可塑剤、塩素化パラフィンなどが単独又は2種
以上の混合物で使用できる。
ジブチルフタレート、ブチルベンジルフタレートなどの
フタル酸エステル類、アジピン酸ジオクチル、コハク酸
イソデシル、セバシン酸ジブチル、オレイン酸ブチルな
どの脂肪族カルボン酸エステル、ペンタエリスリトール
エステルなどのグリコールエステル類、リン酸トリオク
チル、リン酸トリクレジルなどのリン酸エステル類、エ
ポキシ化大豆油、エポキシステアリン酸ベンジルなどの
エポキシ可塑剤、塩素化パラフィンなどが単独又は2種
以上の混合物で使用できる。
【0023】添加剤としては、フェノール樹脂、エポキ
シ樹脂等の接着付与剤、顔料、各種の老化防止剤、紫外
線吸収剤等が使用できる。
シ樹脂等の接着付与剤、顔料、各種の老化防止剤、紫外
線吸収剤等が使用できる。
【0024】また添加剤の一つとして、本組成物の物性
を損なわない範囲で公知のシランカップリング剤を用い
ることもできる。
を損なわない範囲で公知のシランカップリング剤を用い
ることもできる。
【0025】
【実施例】実施例に先立ち、合成例1〜7で実施例で使
用する分子内に加水分解性ケイ素基を少なくとも1個含
むポリマーの合成例を、また合成例8〜13では構造式
Aで表される加水分解性ケイ素基と活性基生成基を含む
化合物の合成例を示す。また比較合成例1では、合成例
8で合成される化合物Hに対応し、構造式Aで表される
加水分解性ケイ素基を有しない化合物Lの合成例を示
す。
用する分子内に加水分解性ケイ素基を少なくとも1個含
むポリマーの合成例を、また合成例8〜13では構造式
Aで表される加水分解性ケイ素基と活性基生成基を含む
化合物の合成例を示す。また比較合成例1では、合成例
8で合成される化合物Hに対応し、構造式Aで表される
加水分解性ケイ素基を有しない化合物Lの合成例を示
す。
【0026】[合成例1]グリセリンを開始剤として亜
鉛ヘキサシアノコバルテート触媒を用いてプロピレンオ
キシドの重合を行い、平均分子量20000のポリオキ
シプロピレントリオールを得た。このものをアルカリ存
在下でアリルクロリドと反応させ末端水酸基をアリル基
に変換した。ついで得られた末端アリル基含有ポリオキ
シプロピレンにメチルジメトキシシランを白金触媒存在
下に反応させてアリル基をメチルジメトキシシリル基に
変換し、末端の82%がシリル化されたポリマーを得た
(ポリマーA)。
鉛ヘキサシアノコバルテート触媒を用いてプロピレンオ
キシドの重合を行い、平均分子量20000のポリオキ
シプロピレントリオールを得た。このものをアルカリ存
在下でアリルクロリドと反応させ末端水酸基をアリル基
に変換した。ついで得られた末端アリル基含有ポリオキ
シプロピレンにメチルジメトキシシランを白金触媒存在
下に反応させてアリル基をメチルジメトキシシリル基に
変換し、末端の82%がシリル化されたポリマーを得た
(ポリマーA)。
【0027】[合成例2]ジエチレングリコールを開始
剤として亜鉛ヘキサシアノコバルテート触媒を用いてプ
ロピレンオキシドの重合を行い、平均分子量10000
のポリオキシプロピレンジオールを得た。このものをア
ルカリ存在下でアリルクロリドと反応させ末端水酸基を
アリル基に変換した。ついで得られた末端アリル基含有
ポリオキシプロピレンにメチルジメトキシシランを白金
触媒存在下に反応させてアリル基をメチルジメトキシシ
リル基に変換し、末端の75%がシリル化されたポリマ
ーを得た(ポリマーB)。
剤として亜鉛ヘキサシアノコバルテート触媒を用いてプ
ロピレンオキシドの重合を行い、平均分子量10000
のポリオキシプロピレンジオールを得た。このものをア
ルカリ存在下でアリルクロリドと反応させ末端水酸基を
アリル基に変換した。ついで得られた末端アリル基含有
ポリオキシプロピレンにメチルジメトキシシランを白金
触媒存在下に反応させてアリル基をメチルジメトキシシ
リル基に変換し、末端の75%がシリル化されたポリマ
ーを得た(ポリマーB)。
【0028】[合成例3]メチルジメトキシシランの反
応量を下げた以外は、合成例2とまったく同様の反応を
行い、末端の50%がシリル化されたポリマーを得た
(ポリマーC)。
応量を下げた以外は、合成例2とまったく同様の反応を
行い、末端の50%がシリル化されたポリマーを得た
(ポリマーC)。
【0029】[合成例4]ジエチレングリコールを開始
剤として亜鉛ヘキサシアノコバルテート触媒を用いてプ
ロピレンオキシドの重合を行い、平均分子量6500の
ポリオキシプロピレンジオールを得た。このものをアル
カリ存在下でアリルクロリドと反応させ末端水酸基をア
リル基に変換した。ついで得られた末端アリル基含有ポ
リオキシプロピレンにメチルジメトキシシランを白金触
媒存在下に反応させてアリル基をメチルジメトキシシリ
ル基に変換し、末端の78%がシリル化されたポリマー
を得た(ポリマーD)。
剤として亜鉛ヘキサシアノコバルテート触媒を用いてプ
ロピレンオキシドの重合を行い、平均分子量6500の
ポリオキシプロピレンジオールを得た。このものをアル
カリ存在下でアリルクロリドと反応させ末端水酸基をア
リル基に変換した。ついで得られた末端アリル基含有ポ
リオキシプロピレンにメチルジメトキシシランを白金触
媒存在下に反応させてアリル基をメチルジメトキシシリ
ル基に変換し、末端の78%がシリル化されたポリマー
を得た(ポリマーD)。
【0030】[合成例5]ガラス製撹拌機付4ツ口フラ
スコにポリマーB50部(重量部、以下同じ)を入れ、
110℃に保った。このものにポリマーB50部、アゾ
ビスイソブチロニトリル0.6部、グリシジルメタクリ
レート24部、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキ
シシラン2部の混合物を窒素雰囲気下で撹拌しつつ2時
間かけて滴下した後、さらに30分撹拌した。反応終了
後、未反応モノマーを110℃、0.5Torrで2時
間減圧脱気して除去しポリマーを得た(ポリマーE)。
スコにポリマーB50部(重量部、以下同じ)を入れ、
110℃に保った。このものにポリマーB50部、アゾ
ビスイソブチロニトリル0.6部、グリシジルメタクリ
レート24部、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキ
シシラン2部の混合物を窒素雰囲気下で撹拌しつつ2時
間かけて滴下した後、さらに30分撹拌した。反応終了
後、未反応モノマーを110℃、0.5Torrで2時
間減圧脱気して除去しポリマーを得た(ポリマーE)。
【0031】[合成例6]ガラス製撹拌機付4ツ口フラ
スコにポリマーC50部を入れ、110℃に保った。こ
のものにポリマーC50部、アゾビスイソブチロニトリ
ル0.6部、グリシジルメタクリレート19部、アクリ
ロニトリル9部、γ−メタクリロキシプロピルトリメト
キシシラン2部の混合物を窒素雰囲気下で撹拌しつつ2
時間かけて滴下した後、さらに30分撹拌した。反応終
了後、未反応モノマーを110℃、0.5Torrで2
時間減圧脱気して除去しポリマーを得た(ポリマー
F)。
スコにポリマーC50部を入れ、110℃に保った。こ
のものにポリマーC50部、アゾビスイソブチロニトリ
ル0.6部、グリシジルメタクリレート19部、アクリ
ロニトリル9部、γ−メタクリロキシプロピルトリメト
キシシラン2部の混合物を窒素雰囲気下で撹拌しつつ2
時間かけて滴下した後、さらに30分撹拌した。反応終
了後、未反応モノマーを110℃、0.5Torrで2
時間減圧脱気して除去しポリマーを得た(ポリマー
F)。
【0032】[合成例7]ステンレス製撹拌機付反応器
にポリマーC200部、アゾビスイソブチロニトリル
0.5部、エチルビニルエーテル36部、ヒドロキシブ
チルビニルエーテル9部、キシレン190部、エタノー
ル53部を仕込み、系中の残存酸素を除去したのち、ク
ロロトリフルオロエチレン77部を導入した。温度を6
5℃に維持しながら、撹拌し10時間反応させた。未反
応モノマーをリークした後、さらに70℃、2Torr
にて5時間減圧脱気し、フッ素重合体組成物を得た。こ
のもの100部に(CH3 O)2 (CH3 )Si−(C
H2 )3 −NCOなる化合物4.6部を加え、80℃で
イソシアネートが検出されなくなるまで反応させてポリ
マーを得た(ポリマーG)。
にポリマーC200部、アゾビスイソブチロニトリル
0.5部、エチルビニルエーテル36部、ヒドロキシブ
チルビニルエーテル9部、キシレン190部、エタノー
ル53部を仕込み、系中の残存酸素を除去したのち、ク
ロロトリフルオロエチレン77部を導入した。温度を6
5℃に維持しながら、撹拌し10時間反応させた。未反
応モノマーをリークした後、さらに70℃、2Torr
にて5時間減圧脱気し、フッ素重合体組成物を得た。こ
のもの100部に(CH3 O)2 (CH3 )Si−(C
H2 )3 −NCOなる化合物4.6部を加え、80℃で
イソシアネートが検出されなくなるまで反応させてポリ
マーを得た(ポリマーG)。
【0033】[合成例8]水酸基価197のペンタエリ
スリトール開始ポリプロピレンオキシド付加体の末端水
酸基のうち、47%がアリル化されたポリオール(不飽
和度1.50mmol/g、水酸基価98.0)100
部と28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液33.
7部を導入管と撹拌装置つきの加圧式反応器に仕込み、
窒素で置換した後、110℃、1Torrにて10時間
かけてメタノールを留去した。このものにトリメチルク
ロロシラン19.0部を1時間かけて添加した後、10
0℃に昇温し、この温度に3時間保った。このものを濾
過して副成塩を除去した後、H−NMRにてトリメチル
シリル化率を調べたところ、末端水酸基のうち93%が
トリメチルシリル化されていた。
スリトール開始ポリプロピレンオキシド付加体の末端水
酸基のうち、47%がアリル化されたポリオール(不飽
和度1.50mmol/g、水酸基価98.0)100
部と28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液33.
7部を導入管と撹拌装置つきの加圧式反応器に仕込み、
窒素で置換した後、110℃、1Torrにて10時間
かけてメタノールを留去した。このものにトリメチルク
ロロシラン19.0部を1時間かけて添加した後、10
0℃に昇温し、この温度に3時間保った。このものを濾
過して副成塩を除去した後、H−NMRにてトリメチル
シリル化率を調べたところ、末端水酸基のうち93%が
トリメチルシリル化されていた。
【0034】さらにこのトリメチルシリル化ポリプロピ
レンオキシド100部に対し塩化白金酸のイソプロパノ
ール溶液(濃度10重量%)0.02部とメチルジメト
キシシラン15.9部を加え、70℃で6時間反応させ
た。これを70℃、1Torrで1時間かけて脱気し
て、加水分解性ケイ素基を有し、かつ、加水分解により
水酸基を生成する基を有する化合物を得た。得られたも
のの不飽和度は0.10meq/gでありポリオール中
のアリル基の93%がハイドロシリレーションによりシ
リル化されていた(化合物H)。
レンオキシド100部に対し塩化白金酸のイソプロパノ
ール溶液(濃度10重量%)0.02部とメチルジメト
キシシラン15.9部を加え、70℃で6時間反応させ
た。これを70℃、1Torrで1時間かけて脱気し
て、加水分解性ケイ素基を有し、かつ、加水分解により
水酸基を生成する基を有する化合物を得た。得られたも
のの不飽和度は0.10meq/gでありポリオール中
のアリル基の93%がハイドロシリレーションによりシ
リル化されていた(化合物H)。
【0035】[合成例9]アリルアルコール開始ポリプ
ロピレンオキシド(水酸基価191、不飽和度3.3)
100部とトリエチルアミン36.2部を導入管と撹拌
装置つきの加圧式反応器に仕込み、窒素で置換した後、
60℃に昇温した。このものにトリメチルクロロシラン
39.3部を1時間かけて添加した後、100℃に昇温
し、この温度に3時間保った。混合物を100部のヘキ
サンで希釈し、濾過してアミン塩を除去した。ヘキサン
を留去した後、H−NMRにてトリメチルシリル化率を
調べたところ、末端水酸基のうち83%がトリメチルシ
リル化されていた。
ロピレンオキシド(水酸基価191、不飽和度3.3)
100部とトリエチルアミン36.2部を導入管と撹拌
装置つきの加圧式反応器に仕込み、窒素で置換した後、
60℃に昇温した。このものにトリメチルクロロシラン
39.3部を1時間かけて添加した後、100℃に昇温
し、この温度に3時間保った。混合物を100部のヘキ
サンで希釈し、濾過してアミン塩を除去した。ヘキサン
を留去した後、H−NMRにてトリメチルシリル化率を
調べたところ、末端水酸基のうち83%がトリメチルシ
リル化されていた。
【0036】さらにこのトリメチルシリル化ポリプロピ
レンオキシド100部に対し塩化白金酸のイソプロパノ
ール溶液(濃度10重量%)0.02部とメチルジメト
キシシラン30.1部を加え、70℃で6時間反応させ
た。これを70℃、1Torrで1時間かけて脱気し
て、加水分解性ケイ素基を有し、かつ、加水分解によっ
て水酸基を生成する基を有する化合物を得た。得られた
ものの不飽和度は0.21meq/gであり、アリル基
の93%がハイドロシリレーションによりシリル化され
ていた(化合物I)。
レンオキシド100部に対し塩化白金酸のイソプロパノ
ール溶液(濃度10重量%)0.02部とメチルジメト
キシシラン30.1部を加え、70℃で6時間反応させ
た。これを70℃、1Torrで1時間かけて脱気し
て、加水分解性ケイ素基を有し、かつ、加水分解によっ
て水酸基を生成する基を有する化合物を得た。得られた
ものの不飽和度は0.21meq/gであり、アリル基
の93%がハイドロシリレーションによりシリル化され
ていた(化合物I)。
【0037】[合成例10]アリルアミン57部、トリ
エチルアミン212部、ヘキサン200部を導入管と撹
拌装置つきの加圧式ガラスライニング反応器に仕込み、
窒素で置換した後、60℃に昇温した。このものにトリ
メチルクロロシラン228部を3時間かけて添加した
後、100℃に昇温し、この温度に3時間保った。混合
物を、濾過してアミン塩を除去した。ヘキサンを留去し
た後、1Torr、60℃下で減圧蒸留を行い、ガスク
ロマトグラフィーによる純度92%の(N−アリル)ヘ
キサメチルジシラザンを得た。
エチルアミン212部、ヘキサン200部を導入管と撹
拌装置つきの加圧式ガラスライニング反応器に仕込み、
窒素で置換した後、60℃に昇温した。このものにトリ
メチルクロロシラン228部を3時間かけて添加した
後、100℃に昇温し、この温度に3時間保った。混合
物を、濾過してアミン塩を除去した。ヘキサンを留去し
た後、1Torr、60℃下で減圧蒸留を行い、ガスク
ロマトグラフィーによる純度92%の(N−アリル)ヘ
キサメチルジシラザンを得た。
【0038】さらにこの(N−アリル)ヘキサメチルジ
シラザン100部に、塩化白金酸のイソプロパノール溶
液(濃度10重量%)0.02部とトリメトキシシラン
61部を加え、70℃で6時間反応させた。これを70
℃、50Torrで、1時間かけて脱気して未反応のメ
チルジメトキシシランを除き、N−(3ートリメトキシ
シリルプロピル)ヘキサメチルジシラザン(CH3 O)
3 Si(CH2 )3 N[Si(CH3 )3 ]2 を得た
(化合物J)。
シラザン100部に、塩化白金酸のイソプロパノール溶
液(濃度10重量%)0.02部とトリメトキシシラン
61部を加え、70℃で6時間反応させた。これを70
℃、50Torrで、1時間かけて脱気して未反応のメ
チルジメトキシシランを除き、N−(3ートリメトキシ
シリルプロピル)ヘキサメチルジシラザン(CH3 O)
3 Si(CH2 )3 N[Si(CH3 )3 ]2 を得た
(化合物J)。
【0039】[合成例11](CH3 O)3 Si(CH
2 )3 SHなる構造式を有する化合物(信越化学工業製
LS1390)98部、ヘキサメチルジシラザン48
部、イミダゾール1部を撹拌装置つきの加圧式ガラスラ
イニング反応器に仕込み、窒素で置換した後、120℃
に昇温し、6時間撹拌した。このものを55℃、0.5
Torrにて減圧蒸留し、ガスクロマトグラフィーによ
る純度84%の(CH3 O)3 Si(CH2 )3 SSi
(CH3 )3 を得た(化合物K)。
2 )3 SHなる構造式を有する化合物(信越化学工業製
LS1390)98部、ヘキサメチルジシラザン48
部、イミダゾール1部を撹拌装置つきの加圧式ガラスラ
イニング反応器に仕込み、窒素で置換した後、120℃
に昇温し、6時間撹拌した。このものを55℃、0.5
Torrにて減圧蒸留し、ガスクロマトグラフィーによ
る純度84%の(CH3 O)3 Si(CH2 )3 SSi
(CH3 )3 を得た(化合物K)。
【0040】[合成例12](C2 H5 )(CH3 )C
=NCH2 CH2 NHCH2 CH2 N=C(CH3)
(C2 H5 )なる構造式を有する化合物(油化シェル製
エピキュアH−1)100部を50℃に保ち、3−グリ
シドキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業製
KBM−403)112部を3時間かけて滴下した後、
さらに70℃で3時間反応させて反応を完結させた。H
−NMRとガスクロマトグラフィーによりこのものの8
6%が化1で表される1:1付加物の構造式を有する化
合物であることがわかった(化合物P)。
=NCH2 CH2 NHCH2 CH2 N=C(CH3)
(C2 H5 )なる構造式を有する化合物(油化シェル製
エピキュアH−1)100部を50℃に保ち、3−グリ
シドキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業製
KBM−403)112部を3時間かけて滴下した後、
さらに70℃で3時間反応させて反応を完結させた。H
−NMRとガスクロマトグラフィーによりこのものの8
6%が化1で表される1:1付加物の構造式を有する化
合物であることがわかった(化合物P)。
【0041】
【化1】
【0042】[合成例13]100部のヘキサメチルジ
シラザンに対し、147部の3−グリシドキシプロピル
トリメトキシシラン(信越化学工業製KBM−403)
をオートクレーブ中50℃で24時間反応させ、エポキ
シ基が消滅したことを確認した。ガスクロマトグラフィ
ーによる分析により、このものの78%がヘキサメチル
ジシラザンと3−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ランとの1:1付加物の構造式を有する化合物であるこ
とがわかった(化合物Q)。
シラザンに対し、147部の3−グリシドキシプロピル
トリメトキシシラン(信越化学工業製KBM−403)
をオートクレーブ中50℃で24時間反応させ、エポキ
シ基が消滅したことを確認した。ガスクロマトグラフィ
ーによる分析により、このものの78%がヘキサメチル
ジシラザンと3−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ランとの1:1付加物の構造式を有する化合物であるこ
とがわかった(化合物Q)。
【0043】[比較合成例1]水酸基価197のペンタ
エリスリトール開始ポリプロピレンオキシド付加体の末
端水酸基のうち、47%がアリル化されたポリオール
(不飽和度1.50mmol/g、水酸基価98.0)
100部と28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液
33.7部を導入管と撹拌装置つきの加圧式ガラスライ
ニング反応器に仕込み、窒素で置換した後、110℃、
1Torrにて10時間かけてメタノールを留去した。
エリスリトール開始ポリプロピレンオキシド付加体の末
端水酸基のうち、47%がアリル化されたポリオール
(不飽和度1.50mmol/g、水酸基価98.0)
100部と28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液
33.7部を導入管と撹拌装置つきの加圧式ガラスライ
ニング反応器に仕込み、窒素で置換した後、110℃、
1Torrにて10時間かけてメタノールを留去した。
【0044】このものにトリメチルクロロシラン19.
0部を1時間かけて添加した後、100℃に昇温し、こ
の温度に3時間保った。このものを濾過して副成塩を除
去し、活性基生成基を有するが加水分解性ケイ素基を有
しない化合物を得た。H−NMRにてトリメチルシリル
化率を調べたところ、末端水酸基のうち93%がトリメ
チルシリル化されていた(化合物L)。
0部を1時間かけて添加した後、100℃に昇温し、こ
の温度に3時間保った。このものを濾過して副成塩を除
去し、活性基生成基を有するが加水分解性ケイ素基を有
しない化合物を得た。H−NMRにてトリメチルシリル
化率を調べたところ、末端水酸基のうち93%がトリメ
チルシリル化されていた(化合物L)。
【0045】[実施例1〜12]表1〜2に示す組成物
100部に対し、膠質炭酸カルシウム(白石工業製白艶
化CCR)120部、重質炭酸カルシウム(白石カルシ
ウム製ホワイトンSB)20部、ジオクチルフタレート
55部、水添ヒマシ油(楠本化成製ディスパロン#30
5)3部、酸化チタン(石原産業製タイペークR−82
0)5部を加え、3本ロールで練った。
100部に対し、膠質炭酸カルシウム(白石工業製白艶
化CCR)120部、重質炭酸カルシウム(白石カルシ
ウム製ホワイトンSB)20部、ジオクチルフタレート
55部、水添ヒマシ油(楠本化成製ディスパロン#30
5)3部、酸化チタン(石原産業製タイペークR−82
0)5部を加え、3本ロールで練った。
【0046】この組成物100部に対し、ジオクチル酸
スズ26.3部、ラウリルアミン8.7部、ジオクチル
フタレート65部からなる混合物4部を加え、JIS
A5758に準拠してH型試験片を作成しアルミニウム
に対する接着強さ、すなわち、50%モジュラス(単
位:kg/cm2 )、破断強度(単位:kg/cm
2 )、破断状況(界面剥離の割合、単位:%)及び破断
伸度(単位:%)を測定した。結果を表1〜2に示す。
スズ26.3部、ラウリルアミン8.7部、ジオクチル
フタレート65部からなる混合物4部を加え、JIS
A5758に準拠してH型試験片を作成しアルミニウム
に対する接着強さ、すなわち、50%モジュラス(単
位:kg/cm2 )、破断強度(単位:kg/cm
2 )、破断状況(界面剥離の割合、単位:%)及び破断
伸度(単位:%)を測定した。結果を表1〜2に示す。
【0047】[実施例13〜15]ポリマーA97部に
対し、膠質炭酸カルシウム(白石工業製白艶化CCR)
75部、重質炭酸カルシウム(ホワイトンSB)75
部、酸化チタン5部、ジオクチルフタレート50部、脂
肪族アミド(ディスパロン#6500)を加え、3本ロ
ールで練った。その後、80℃、3Torrで乾燥し
た。このものにビニルトリメトキシシラン0.2部を加
え、さらに50℃に加熱した。このものを室温まで冷却
した後、化合物J,P,Q各々3部を添加した後、ジブ
チルスズジラウレート2部を添加し、一液組成物とし
た。このものの初期粘度及び50℃で7日間ギアオーブ
ン中に保管したものの粘度(単位:ともに104 cP)
を測定し、両者の比から貯蔵安定性(単位:%)を評価
した。結果を表3に示す。
対し、膠質炭酸カルシウム(白石工業製白艶化CCR)
75部、重質炭酸カルシウム(ホワイトンSB)75
部、酸化チタン5部、ジオクチルフタレート50部、脂
肪族アミド(ディスパロン#6500)を加え、3本ロ
ールで練った。その後、80℃、3Torrで乾燥し
た。このものにビニルトリメトキシシラン0.2部を加
え、さらに50℃に加熱した。このものを室温まで冷却
した後、化合物J,P,Q各々3部を添加した後、ジブ
チルスズジラウレート2部を添加し、一液組成物とし
た。このものの初期粘度及び50℃で7日間ギアオーブ
ン中に保管したものの粘度(単位:ともに104 cP)
を測定し、両者の比から貯蔵安定性(単位:%)を評価
した。結果を表3に示す。
【0048】[比較例1〜6]比較例1は、本発明でい
う特定された化合物を用いない例である。比較例2〜6
は各々実施例1、5、10、8、12に対応した例であ
り、活性基生成基ではなく活性基を有しかつ加水分解性
ケイ素基を有する化合物M(3−トリメトキシシリルプ
ロピルアミン)または化合物N(3−トリメトキシシリ
ルプロピルメルカプタン)を用いる例である。結果を表
4に示す。
う特定された化合物を用いない例である。比較例2〜6
は各々実施例1、5、10、8、12に対応した例であ
り、活性基生成基ではなく活性基を有しかつ加水分解性
ケイ素基を有する化合物M(3−トリメトキシシリルプ
ロピルアミン)または化合物N(3−トリメトキシシリ
ルプロピルメルカプタン)を用いる例である。結果を表
4に示す。
【0049】[比較例7〜9]比較例7では、化合物J
の代りに化合物Mを用いたこと以外は実施例13と全く
同様にして組成物を調製した。また比較例8では、実施
例14で用いた化合物Pの代りにエピキュアH−1とK
BM−403を別々に添加した。比較例9では、化合物
Qの代りにヘキサメチルジシラザンとKBM−403を
別々に添加した。実施例13〜15と同様に貯蔵安定性
などを調べた。表5に結果を示す。
の代りに化合物Mを用いたこと以外は実施例13と全く
同様にして組成物を調製した。また比較例8では、実施
例14で用いた化合物Pの代りにエピキュアH−1とK
BM−403を別々に添加した。比較例9では、化合物
Qの代りにヘキサメチルジシラザンとKBM−403を
別々に添加した。実施例13〜15と同様に貯蔵安定性
などを調べた。表5に結果を示す。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】
【0052】
【表3】
【0053】
【表4】
【0054】
【表5】
【0055】実施例の組成物の硬化体においてはいずれ
も破断伸度が良好であり、弾性体として優れた特性を示
す。また界面剥離の度合が高く、防水剤、シーラントと
しての性能が良好である。比較例の組成物硬化体は破断
伸度が低く、破断状況も凝集破壊の度合が高いため、モ
ジュラスが高い割には破断強度はむしろ低下する。
も破断伸度が良好であり、弾性体として優れた特性を示
す。また界面剥離の度合が高く、防水剤、シーラントと
しての性能が良好である。比較例の組成物硬化体は破断
伸度が低く、破断状況も凝集破壊の度合が高いため、モ
ジュラスが高い割には破断強度はむしろ低下する。
【0056】実施例13〜15の組成物は、比較例7〜
9の組成物に比較して明らかに貯蔵安定性が向上してい
ることがわかる。
9の組成物に比較して明らかに貯蔵安定性が向上してい
ることがわかる。
【0057】
【発明の効果】本発明により基材との密着性に優れた弾
性材料として特にシーリング材、接着剤、コーティング
材等に有用な室温硬化性組成物を提供できる。
性材料として特にシーリング材、接着剤、コーティング
材等に有用な室温硬化性組成物を提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 201/10 PDC C09J 201/10 JAQ C09K 3/10 G (72)発明者 土居 孝夫 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社中央研究所内 (72)発明者 山崎 典子 千葉県浦安市富岡3−3−3 京成サンコ ーポF棟420号
Claims (3)
- 【請求項1】分子内に少なくとも1個の加水分解性ケイ
素基を含むポリマー100重量部、及び、加水分解によ
り水酸基、メルカプト基、アミノ基、アミド基及びカル
ボキシル基から選ばれる活性基を分子内に生成する基と
下記構造式Aで表される加水分解性ケイ素基の少なくと
も1個とを含む化合物0.1〜100重量部からなる硬
化性組成物。 R3-a-SiXa(OSiXb Q2-b)m-T- ・・A (式中、Xは水酸基、ハロゲン原子、アルコキシ基、ア
ルケノキシ基、アシルオキシ基、アミド基、アミノオキ
シ基及びケトキシメート基から選ばれる基、R,Qは炭
素数1〜20の置換もしくは非置換の1価の炭化水素
基、Tは炭素数1〜20の置換もしくは非置換の2価の
炭化水素基、aは2又は3、bは0,1又は2、mは0
〜18の整数。ここで、R,Qはそれぞれ異なっていて
も同一でもよい。) - 【請求項2】分子内に少なくとも1個の加水分解性ケイ
素基を含むポリマーの主鎖が、本質的にポリオキシアル
キレンよりなる、請求項1の硬化性組成物。 - 【請求項3】分子内に少なくとも1個の加水分解性ケイ
素基を含むポリマーの主鎖が、アクリル酸エステル、メ
タクリル酸エステル、アクリロニトリル、スチレン、ブ
タジエン、ビニルエステル、ハロゲン化ビニル、フッ素
化オレフィン及びビニルエーテルから選ばれる1種又は
2種以上を重合することによって構成される、請求項1
の硬化性組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6141494A JPH06340819A (ja) | 1993-03-30 | 1994-03-30 | 湿分硬化性組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-95576 | 1993-03-30 | ||
| JP9557693 | 1993-03-30 | ||
| JP6141494A JPH06340819A (ja) | 1993-03-30 | 1994-03-30 | 湿分硬化性組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06340819A true JPH06340819A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=26402447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6141494A Pending JPH06340819A (ja) | 1993-03-30 | 1994-03-30 | 湿分硬化性組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06340819A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999005216A1 (en) * | 1997-07-28 | 1999-02-04 | Kaneka Corporation | Curable composition |
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