JPH063201Y2 - ディファレンシャルキャリアからの油漏れ防止構造 - Google Patents
ディファレンシャルキャリアからの油漏れ防止構造Info
- Publication number
- JPH063201Y2 JPH063201Y2 JP1987177535U JP17753587U JPH063201Y2 JP H063201 Y2 JPH063201 Y2 JP H063201Y2 JP 1987177535 U JP1987177535 U JP 1987177535U JP 17753587 U JP17753587 U JP 17753587U JP H063201 Y2 JPH063201 Y2 JP H063201Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pinion shaft
- drive pinion
- companion flange
- differential carrier
- spline
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- General Details Of Gearings (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案はディファレンシャルキャリアからの油漏れ防止
構造に関し、特に、車両の差動装置を取り囲むディファ
レンシャルキャリア内に回転可能に配置されたドライブ
ピニオン軸と、該ドライブピニオン軸にスプライン結合
される筒状の連結部を有するコンパニオンフランジとの
間を通っての油漏れを防止する構造に関する。
構造に関し、特に、車両の差動装置を取り囲むディファ
レンシャルキャリア内に回転可能に配置されたドライブ
ピニオン軸と、該ドライブピニオン軸にスプライン結合
される筒状の連結部を有するコンパニオンフランジとの
間を通っての油漏れを防止する構造に関する。
(従来技術および問題点) ディファレンシャルキャリア内に配置されるドライブピ
ニオン軸と、該ドライブピニオン軸にスプライン結合さ
れる筒状の連結部を有するコンパニオンフランジとの結
合部のシールは、スプラインの嵌合によって、または前
記連結部の両端に配置される他部品との接触によって保
たれているのみであるため、ドライブピニオン軸とディ
ファレンシャルキャリアとの間およびコンパニオンフラ
ンジの連結部とディファレンシャルキャリアとの間にシ
ール部材を配置し、油漏れを防止しても(たとえば、実
開昭54-89734号公報)、長期間使用していると、ドライ
ブピニオン軸とコンパニオンフランジの連結部との間か
ら潤滑油がにじみ出し、外部へ漏れるという不具合があ
った。
ニオン軸と、該ドライブピニオン軸にスプライン結合さ
れる筒状の連結部を有するコンパニオンフランジとの結
合部のシールは、スプラインの嵌合によって、または前
記連結部の両端に配置される他部品との接触によって保
たれているのみであるため、ドライブピニオン軸とディ
ファレンシャルキャリアとの間およびコンパニオンフラ
ンジの連結部とディファレンシャルキャリアとの間にシ
ール部材を配置し、油漏れを防止しても(たとえば、実
開昭54-89734号公報)、長期間使用していると、ドライ
ブピニオン軸とコンパニオンフランジの連結部との間か
ら潤滑油がにじみ出し、外部へ漏れるという不具合があ
った。
本考案の目的は、ドライブピニオン軸とコンパニオンフ
ランジの連結部との間からの潤滑油の漏れを防止する構
造を提供することにある。
ランジの連結部との間からの潤滑油の漏れを防止する構
造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、ディファレンシャルキャリア内に回転可能に
配置されたドライブピニオン軸と、該ドライブピニオン
軸にスプライン結合される筒状の連結部を有するコンパ
ニオンフランジとの間を通っての前記ディファレンシャ
ルキャリアからの油漏れを防止する構造であって、前記
ドライブピニオン軸の径方向の外方で前記コンパニオン
フランジの連結部の内方に形成された空間と、該空間内
に配置されるシール部材とを含む。シール部材は、前記
コンパニオンフランジのスプラインの径方向の外方に位
置する肩に密接し、前記ドライブピニオン軸の軸線方向
へ圧縮される。
配置されたドライブピニオン軸と、該ドライブピニオン
軸にスプライン結合される筒状の連結部を有するコンパ
ニオンフランジとの間を通っての前記ディファレンシャ
ルキャリアからの油漏れを防止する構造であって、前記
ドライブピニオン軸の径方向の外方で前記コンパニオン
フランジの連結部の内方に形成された空間と、該空間内
に配置されるシール部材とを含む。シール部材は、前記
コンパニオンフランジのスプラインの径方向の外方に位
置する肩に密接し、前記ドライブピニオン軸の軸線方向
へ圧縮される。
(作用および効果) シール部材がコンパニオンフランジのスプラインの径方
向の外方に位置する肩に密接し、軸線方向へ圧縮されて
いるため、コンパニオンフランジが径方向へ多少がたつ
くことがあっても、スプライン結合部分からの潤滑油の
にじみ出しを確実に防止できる。その結果、潤滑油の不
足に起因する軸受や歯車の焼付き、摩耗その他の不具合
が発生しなくなり、長期にわたって良好な状態を維持で
きる。
向の外方に位置する肩に密接し、軸線方向へ圧縮されて
いるため、コンパニオンフランジが径方向へ多少がたつ
くことがあっても、スプライン結合部分からの潤滑油の
にじみ出しを確実に防止できる。その結果、潤滑油の不
足に起因する軸受や歯車の焼付き、摩耗その他の不具合
が発生しなくなり、長期にわたって良好な状態を維持で
きる。
また、シール部材が肩に密接し、軸線方向へ圧縮される
大きさであればよく、シール部材として径方向の高い寸
法精度が不要であるため、シール部材の生産や組付け性
を向上できる。
大きさであればよく、シール部材として径方向の高い寸
法精度が不要であるため、シール部材の生産や組付け性
を向上できる。
(実施例) 油漏れ防止構造は、第1図に示すように、ディファレン
シャルキャリア10内に配置されたドライブピニオン軸
12と、コンパニオンフランジ14との間を通っての潤
滑油の漏れを防止する。
シャルキャリア10内に配置されたドライブピニオン軸
12と、コンパニオンフランジ14との間を通っての潤
滑油の漏れを防止する。
ドライブピニオン軸12はころがり軸受16によって、
ディファレンシャルキャリア10に回転可能に支持され
る。ドライブピニオン軸12はその端部にスプライン1
8を有し、スプライン18の奥は円錐面として形成され
た肩20となっている。ドライブピニオン軸12は図示
しない端部にピニオンを有し、このピニオンにより差動
装置を駆動する。
ディファレンシャルキャリア10に回転可能に支持され
る。ドライブピニオン軸12はその端部にスプライン1
8を有し、スプライン18の奥は円錐面として形成され
た肩20となっている。ドライブピニオン軸12は図示
しない端部にピニオンを有し、このピニオンにより差動
装置を駆動する。
コンパニオンフランジ14は、筒状に形成された連結部
15aと、連結部から径方向の外方へ一体に張り出され
たフランジ部15bとを有する。連結部15aの内周面
にスプライン22が切られている。スプライン22より
も先の連結部15aの部分の内径がスプライン孔の口径
より大きく形成され、肩24が設けられている。
15aと、連結部から径方向の外方へ一体に張り出され
たフランジ部15bとを有する。連結部15aの内周面
にスプライン22が切られている。スプライン22より
も先の連結部15aの部分の内径がスプライン孔の口径
より大きく形成され、肩24が設けられている。
コンパニオンフランジ14の連結部15aのスプライン
22にドライブピニオン軸12のスプライン18が嵌合
され、ドライブピニオン軸12とコンパニオンフランジ
14とは結合される。両者が結合されたとき、ドライブ
ピニオン軸12の径方向の外方でコンパニオンフランジ
14の連結部15aの内方に、肩20,24を対面させ
た空間26が形成される。この空間26内に、ゴムによ
ってリング状に形成されたシール部材28が配置され
る。シール部材28は、コンパニオンフランジ14をド
ライブピニオン軸12に嵌合することにより、肩20,
24で圧縮され、両肩に密接する。
22にドライブピニオン軸12のスプライン18が嵌合
され、ドライブピニオン軸12とコンパニオンフランジ
14とは結合される。両者が結合されたとき、ドライブ
ピニオン軸12の径方向の外方でコンパニオンフランジ
14の連結部15aの内方に、肩20,24を対面させ
た空間26が形成される。この空間26内に、ゴムによ
ってリング状に形成されたシール部材28が配置され
る。シール部材28は、コンパニオンフランジ14をド
ライブピニオン軸12に嵌合することにより、肩20,
24で圧縮され、両肩に密接する。
軸受16とコンパニオンフランジの連結部15aとの間
に環状のオイルスリンガ30が配置され、オイルスリン
ガ30は両者に挟持される。他方、ドライブピニオン軸
12にワッシャ32が差し込まれ、ナット34がねじ込
まれる。ワッシャ32はコンパニオンフランジ14の連
結部15aの肩36に押し付けられる。シール部材38
がドライブピニオン軸12とディファレンシャルキャリ
ア10との間に配置される。
に環状のオイルスリンガ30が配置され、オイルスリン
ガ30は両者に挟持される。他方、ドライブピニオン軸
12にワッシャ32が差し込まれ、ナット34がねじ込
まれる。ワッシャ32はコンパニオンフランジ14の連
結部15aの肩36に押し付けられる。シール部材38
がドライブピニオン軸12とディファレンシャルキャリ
ア10との間に配置される。
第2図に示す実施例では、コンパニオンフランジ14の
連結部15aの肩36からスプライン22へ至る部位
に、円錐面として形成された別の肩40が設けられ、こ
の肩40とドライブピニオン軸12とにより空間42が
形成されている。ゴムによってリング状に形成されたシ
ール部材44が空間42内に配置される。シール部材4
4は、肩40とワッシャ32とドライブピニオン軸12
の減径された部分とにより圧縮され、肩40とドライブ
ピニオン軸12とに密接する。この実施例のその他の構
成は、第1図のものと同じである。
連結部15aの肩36からスプライン22へ至る部位
に、円錐面として形成された別の肩40が設けられ、こ
の肩40とドライブピニオン軸12とにより空間42が
形成されている。ゴムによってリング状に形成されたシ
ール部材44が空間42内に配置される。シール部材4
4は、肩40とワッシャ32とドライブピニオン軸12
の減径された部分とにより圧縮され、肩40とドライブ
ピニオン軸12とに密接する。この実施例のその他の構
成は、第1図のものと同じである。
コンパニオンフランジ14の連結部15aの一方の端に
オイルスリンガ30が、他方の端にワッシャ32が当接
され、これら部品は連結部15aに押し付けられている
ため、潤滑油がドライブピニオン軸12とコンパニオン
フランジ14の連結部15aとの間の空間26内へ漏れ
出る量は少ないが、長期に使用すれば、これは相当量と
なる。本考案によれば、空間26内へ漏れ出た潤滑油は
シール部材28によって遮断されるため、外部へ漏れ出
るのが防止される。
オイルスリンガ30が、他方の端にワッシャ32が当接
され、これら部品は連結部15aに押し付けられている
ため、潤滑油がドライブピニオン軸12とコンパニオン
フランジ14の連結部15aとの間の空間26内へ漏れ
出る量は少ないが、長期に使用すれば、これは相当量と
なる。本考案によれば、空間26内へ漏れ出た潤滑油は
シール部材28によって遮断されるため、外部へ漏れ出
るのが防止される。
第1図は油漏れ防止構造の断面図、第2図は油漏れ防止
構造の別の実施例の断面図である。 10:ディファレンシャルキャリア、 12:ドライブピニオン軸、 14:コンパニオンフランジ、 15a:連結部、18,22:スプライン、 26,42:空間、28,44:シール部材。
構造の別の実施例の断面図である。 10:ディファレンシャルキャリア、 12:ドライブピニオン軸、 14:コンパニオンフランジ、 15a:連結部、18,22:スプライン、 26,42:空間、28,44:シール部材。
Claims (1)
- 【請求項1】ディファレンシャルキャリア内に回転可能
に配置されるドライブピニオン軸と、該ドライブピニオ
ン軸にスプライン結合される筒状の連結部を有するコン
パニオンフランジとの間を通っての前記ディファレンシ
ャルキャリアからの油漏れを防止する構造であって、前
記ドライブピニオン軸の径方向の外方、かつ、前記コン
パニオンフランジの連結部の内方に形成された空間と、
該空間内に配置されるシール部材とを含み、該シール部
材は、前記コンパニオンフランジのスプラインの径方向
の外方に位置する肩に密接し、前記ドライブピニオン軸
の軸線方向へ圧縮される、ディファレンシャルキャリア
からの油漏れ防止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987177535U JPH063201Y2 (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 | ディファレンシャルキャリアからの油漏れ防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987177535U JPH063201Y2 (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 | ディファレンシャルキャリアからの油漏れ防止構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0182365U JPH0182365U (ja) | 1989-06-01 |
| JPH063201Y2 true JPH063201Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=31469196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987177535U Expired - Lifetime JPH063201Y2 (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 | ディファレンシャルキャリアからの油漏れ防止構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063201Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017093165A (ja) * | 2015-11-10 | 2017-05-25 | 株式会社ミツバ | 回転機、回転電動機、およびインホイールモータ |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5451334B2 (ja) * | 2008-11-29 | 2014-03-26 | ナブテスコ株式会社 | 風車用ピッチ駆動装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5489734U (ja) * | 1977-12-08 | 1979-06-25 | ||
| JPH0670456B2 (ja) * | 1984-07-30 | 1994-09-07 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 車両用自動変速機のオイルレベル測定機構 |
-
1987
- 1987-11-24 JP JP1987177535U patent/JPH063201Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017093165A (ja) * | 2015-11-10 | 2017-05-25 | 株式会社ミツバ | 回転機、回転電動機、およびインホイールモータ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0182365U (ja) | 1989-06-01 |
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