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JPH06329007A - 車両用ブレーキ圧力制御装置 - Google Patents

車両用ブレーキ圧力制御装置

Info

Publication number
JPH06329007A
JPH06329007A JP11830193A JP11830193A JPH06329007A JP H06329007 A JPH06329007 A JP H06329007A JP 11830193 A JP11830193 A JP 11830193A JP 11830193 A JP11830193 A JP 11830193A JP H06329007 A JPH06329007 A JP H06329007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
pressure
brake
brake fluid
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11830193A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzo Imoto
井本  雄三
Koji Okazaki
孝治 岡崎
Tomohiro Katou
智啓 加藤
Masayoshi Takeda
政義 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP11830193A priority Critical patent/JPH06329007A/ja
Publication of JPH06329007A publication Critical patent/JPH06329007A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラクション制御中にブレーキペダルを踏ん
だ場合、ブレーキの効き遅れを感じぬ短時間内に自然な
ペダルフィーリングを得ることができるブレーキ圧力制
御装置を提供すること。 【構成】 減圧弁9,10とリザーバ16とを接続する
管30と調圧弁17とマスタシリンダ2とを接続する管
31との間にはSOR弁6が配置されており、連通モー
ドとすることでリザーバ16からリザーバタンク18へ
ブレーキ液を戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のブレーキ圧力を
制御する装置に関し、詳しくは駆動スリップ制御(以
下、トラクション制御と言う)におけるブレーキ圧力を
制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、駆動輪のホイールシリンダにブレ
ーキ液を供給することによってトラクション制御を行う
方法が知られているが、これを簡素な構成で実現するた
めに、例えば、特開平2−18150号公報に開示され
るように、アンチスキッド制御ユニット内のアンチスキ
ッド制御用のポンプや切換弁をトラクション制御時に活
用する装置が考えられている。
【0003】上記装置は、ポンプを自吸可能とし、その
自吸経路、リリーフ排出経路、および圧力発生のための
マスタシリンダ切離し手段を設けている点を特徴とし、
トラクション制御時には、自吸経路によりポンプに吸入
されたブレーキ液をホイールシリンダに供給することで
駆動輪に制動力を与えるようになっている。そして、駆
動スリップが収まったとき、あるいはブレーキペダルが
踏み込まれたときにトラクション制御を終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の装置では、トラクション制御中にブレーキペダルが踏
み込まれた際に即時に制御を中止すると、自吸経路より
吸入されたブレーキ液がアンチスキッド制御ユニット内
の管路に残っているため、このとき管路に残っているブ
レーキ液の液圧によってブレーキ液がマスタシリンダに
戻り、キックバック等のブレーキペダルフィーリングが
悪化するという問題がある。また、トラクション制御を
即時に中止せず、管路に残っているブレーキ液をポンプ
で排出していると、ポンプで排出している間にブレーキ
の効き遅れが発生するという問題がある。
【0005】そこで本発明は上記問題に鑑みてなされた
ものであって、トラクション制御中は制御ユニット内の
ブレーキ液がポンプから吐出された高圧である点に着目
し、この高圧のブレーキ液を素早く低圧側に排出する事
で、ブレーキの効き遅れを感じぬ短時間内に自然なペダ
ルフィーリングを得ることができるブレーキ圧力制御装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の車両用ブレーキ圧力制御装置は、車輪に駆動
スリップが発生したときに、高圧のブレーキ液を吐出す
る圧力発生手段と、マスタシリンダとホイールシリンダ
とを接続する管路に設けられ、車輪の駆動スリップ状態
に応じて前記圧力発生手段が吐出した高圧のブレーキ液
を調節し、ホイールシリンダのブレーキ圧力を制御する
ブレーキ圧力制御手段と、前記マスタシリンダと前記ブ
レーキ圧力制御手段との間を連通あるいは遮断する切換
手段と、駆動スリップ制御終了時に、前記切換手段から
ホイールシリンダまでの管路に残っているブレーキ液を
大気圧に開放する開放手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0007】
【作用】車輪に駆動スリップが発生すると、駆動スリッ
プ制御を開始すべく、切換手段がマスタシリンダとブレ
ーキ圧力制御手段との間を遮断するとともに、圧力発生
手段がブレーキ液を吐出する。そして、ブレーキ圧力制
御手段が車輪の駆動スリップを治めるように、圧力発生
手段から吐出した高圧のブレーキ液を調節し、ホイール
シリンダのブレーキ圧力を制御する。このとき、ブレー
キ圧力制御手段に作用するブレーキ液の圧力は圧力発生
手段が発生した圧力にほぼ等しいので、大気圧よりもか
なり高くなっている。その後、駆動スリップ制御が終了
すると、開放手段が切換手段からホイールシリンダまで
の管路に残っているブレーキ液を大気圧に開放するの
で、ブレーキ圧力制御手段あるいはホイールシリンダに
作用している圧力は、自身の圧力エネルギーにより低下
する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1に示す第1実施例の車両用ブレーキ圧力制
御装置は、後輪駆動車(FR車)の制動時および駆動時
の過度の車輪スリップを防止するアンチスキッド制御と
トラクション制御との各機能を有するもので、図はいず
れの制御も行っていない状態(以下、OFF状態と言
う)を示している。
【0009】この図1において、1はブレーキペダル、
35はブレーキペダルの踏込みを検出するブレーキスイ
ッチ、2はマスタシリンダである。18はマスタシリン
ダ2に接続され、ブレーキ液を蓄えるリザーバタンク、
11,12はマスタシリンダ2あるいは他の圧力源から
のブレーキ圧力を受けて後輪RR,RLに制動力を与え
るホイールシリンダ、19,20はマスタシリンダ2か
らのブレーキ圧力を受けて前輪FR,FLに制動力を与
えるホイールシリンダである。25はマスタシリンダ2
からホイールシリンダ11,12へのブレーキ圧力を調
節するプロポーショニングバルブである。
【0010】マスタシリンダ2とホイールシリンダ1
1,12,19,20との間、およびホイールシリンダ
11,12,19,20とリザーバタンク18との間に
は、トラクション制御時にホイールシリンダ11,12
のブレーキ圧力を調節する制御ユニット100が配置さ
れており、この制御ユニット100内部にはアンチスキ
ッド制御時にホイールシリンダ11,12,19,20
のブレーキ圧力を調節する制御ユニット50が配置され
ている。
【0011】以下、制御ユニット100および制御ユニ
ット50について説明する。切換弁3,4,5,6,
7,8,9,10,21,22,23,24は2ポート
2位置を取り、その上流側と下流側とを連通する連通モ
ードと、遮断する遮断モードとのいずれかに切換え可能
である。切換弁3(以下、SM弁3と言う)および切換
弁7,8(以下、保持弁7,8と言う)はプロポーショ
ニングバルブ25とホイールシリンダ11,12との間
に配置されており、共に連通モードとすることでマスタ
シリンダ2からホイールシリンダ11,12へのブレー
キ液の供給を可能とし、いずれかを遮断モードとするこ
とでブレーキ液の供給を遮断する。切換弁9,10(以
下、減圧弁9,10と言う)はホイールシリンダ11,
12とリザーバ16との間に配置され、連通モードとす
ることでホイールシリンダ11,12から管30を介し
てリザーバ16へブレーキ液を排出する。
【0012】逆止弁15はリザーバ16とポンプ14と
の間に配置されており、リザーバ16からポンプ14の
吸入側へのブレーキ液の流れのみを許容する。切換弁5
(以下、SRI弁5と言う)はリザーバタンク18と逆
止弁15の下流側との間に配置されており、連通モード
とすることでリザーバタンク18に蓄えられたブレーキ
液をボンプ14の吸入側へ供給可能とする。ポンプ14
はモータ13の駆動により逆止弁25を介してブレーキ
液を吸入し、逆止弁26を介してブレーキ液を吐出す
る。これら逆止弁25,26はポンプ14の吸入,吐出
に対する逆流を防止するものである。
【0013】切換弁4(以下、SPR弁4と言う)およ
び調圧弁17はポンプ4の吐出側とリザーバタンク18
との間に配置され、調圧弁17はSPR弁4が連通モー
ドのとき、ポンプ14の吐出圧が所定値以上に上昇した
際に開弁し、ブレーキ液の一部を管31を介してリザー
バタンク18に逃がしてポンプ14の吐出圧を所定値に
制限する。また、逆止弁26とSPR弁4とを接続する
管28とSM弁3と保持弁7,8とを接続する管29と
の間には逆止弁27が配置されており、管28から管2
9へのブレーキ液の流れのみを許容する。
【0014】さらに、管30と管31との間には、本発
明の特徴とする切換弁6(以下、SRO弁6と言う)が
配置されており、連通モードとすることで管30内のブ
レーキ液をリザーバタンク18へ戻すことができる。な
お、切換弁21,22は保持弁7,8と同様、切換弁2
3,24は減圧弁9,10と同様、逆止弁28,29は
逆止弁25,26と同様、ポンプ32はポンプ14と同
様、およびリザーバ36はリザーバ16と同様であるた
め説明は省略する。ただし、ポンプ32は、リザーバタ
ンク18からブレーキ液を吸入しない(自吸ではな
い)。
【0015】以上説明した制御ユニット100および制
御ユニット50のうち、SM弁3、SPR弁4、SRI
弁5、SRO弁6、および調圧弁17が制御ユニット1
00特有の構成であり、その他の構成要素は共通してい
る。また、図示はしていていないが、本実施例のブレー
キ圧力制御装置は、前輪FR,FL、後輪RR,RLの
各々の車輪速度を検出する車輪速度センサ、ブレーキス
イッチ35の信号と車輪速度センサの信号を入力して各
々の車輪のスリップ状態を検出し、制御ユニット100
および制御ユニット50内の切換弁およびモータ13に
対して制御信号を出力する電子制御装置を備えている。
【0016】次に、上記のように構成されたFR車のブ
レーキ圧力制御装置の作動を、図2,図3のタイムチャ
ートを用いて後輪RR,RLのトラクション制御を中心
に説明する。また、OFF状態に対して、前述した各切
換弁が切換わった状態、およびモータ13が駆動してい
る状態をON状態と呼ぶことにする(以後の実施例も同
様)。
【0017】図2はトラクション制御から通常のブレー
キ制御(ノーマルブレーキ)に移行した場合の作動を示
している。図2において、まず、各切換弁がOFF状態
であるトラクション制御が行われていない状態から、t
=t1 において後輪RR,RLに過度の駆動スリップが
発生するとトラクション制御を開始する。このとき、ま
ずモータ13、SM弁3、SPR弁4、SRI弁5、お
よびSRO弁6を全てON状態にして、マスタシリンダ
2とホイールシリンダ11,12を遮断するとともに、
リザーバタンク18に蓄えられたブレーキ液をSRI弁
5、逆止弁25を介してポンプ14に吸入する。そし
て、ポンプ14から吐出するブレーキ液は逆止弁26を
通った後、2系統に分岐し、一方を通るブレーキ液を逆
止弁27と保持弁7,8を介してホイールシリンダ1
1,12に供給し、他方を通るブレーキ液をSPR弁4
を介して調圧弁17に供給する。すてわち、調圧弁17
にて設定されるブレーキ圧力をホイールシリンダ11,
12に与えて、後輪RR,RLに制動力を発生させる。
その後、後輪RR,RLの駆動スリップ状態に応じて、
保持弁7,8および減圧弁9,10を適宜切換えて、ホ
イールシリンダ11,12に対してブレーキ液を供給あ
るいは排出する。このとき、ホイールシリンダ11,1
2から排出するブレーキ液は、SRO弁6を介して大気
圧であるリザーバタンク18に戻るので、ブレーキ液が
低温状態で粘性が大きくてもリザーバ16に溜まること
はない。
【0018】t=t2 にて、ブレーキペダル1が踏み込
まれると、トラクション制御を終了するが、このとき、
トラクション制御に用いていたブレーキ液を制御ユニッ
ト50から全て排出する必要がある。そこで、モータ1
3、SRI弁5、および保持弁7,8をOFF状態にす
る。これにより、リザーバタンク18からポンプ14へ
の経路を遮断するとともに、ポンプ14の作動が中止に
なるので、ホイールシリンダ11,12へのブレーキ液
の供給が中止となる。さらに、保持弁7,8がOFF状
態、減圧弁9,10がON状態であるので、SM弁3か
らホイールシリンダ11,12間が全てSRO弁6を介
してリザーバタンク18と連通可能となる。すると、調
圧弁17にて設定されたブレーキ圧力を有するブレーキ
液が、圧力のバランスから自身の圧力エネルギーによ
り、大気圧であるリザーバタンク18に一気に戻る。
【0019】そして、t=t2 から所定時間(100〜
200ms)後のt=t3 となると、SM弁3、SPR
弁4、SOR弁6、および減圧弁9,10もOFF状態
にする。このように本実施例では、トラクション制御中
に運転者がブレーキペダル1を踏み込んだとしても、制
御ユニット50内に残った調圧弁17にて設定された高
圧のブレーキ液を全てSRO弁6を介して素早く大気圧
のリザーバタンク18に排出する事できるので、ブレー
キ踏み込み時にトラクション制御を即座に中止しても、
ブレーキの効き遅れを感じぬ短時間内に自然なペダルフ
ィーリングを得ることができる。
【0020】なお、本実施例では、ブレーキペダルが踏
み込まれるとトラクション制御を終了するようにしてい
るが、当然の如くブレーキペダルが踏み込まれる前に駆
動輪のスリップが治まったらトラクション制御を終了す
るようにしてよい。さらに、ブレーキスイッチ35を省
略し、ブレーキペダルの踏込みにより前輪FR,FLに
過大な制動力が発生して、電子制御装置がアンチスキッ
ド制御が必要と判断したときにトラクション制御を終了
するようにしてもよい。
【0021】そこで次に、トラクション制御からアンチ
スキッド制御に移行した場合における作動を図3を用い
て説明する。t4 <t<t5 の間では図2と同様にして
トラクション制御が行われており、この間にブレーキペ
ダル1が踏み込まれ前輪FR,FLに過大な制動力が発
生すると、t=t5 において電子制御装置がアンチスキ
ッド制御の開始と判断する。すると、SRI弁5、保持
弁7,8をOFF状態にする。これにより、リザーバタ
ンク18からポンプ14への経路を遮断して、リザーバ
タンク18のブレーキ液を高圧にしてホイールシリンダ
11,12に供給することを中止するとともに、保持弁
7,8がOFF状態、減圧弁9,10がON状態である
ので、SM弁3からホイールシリンダ11,12間が全
てSRO弁6を介してリザーバタンク18と連通可能と
なる。すると、調圧弁17にて設定されたブレーキ圧力
を有するブレーキ液が、圧力のバランスから自身の圧力
エネルギーにより、大気圧であるリザーバタンク18に
一気に戻る。なお、この間では、前輪FR,FLに対し
てはアンチスキッド制御を行う必要があるため、モータ
13は駆動し続けてポンプ32を作動するとともに、保
持弁21,22および減圧弁23,24を切換えてホイ
ールシリンダ19,20のブレーキ圧力を制御する。
【0022】そして、t=t5 から所定時間(100〜
200ms)後のt=t6 となると、SM弁3、SPR
弁4、SRO弁6、および減圧弁9,10もOFF状態
にする。あるいは、後輪にアンチスキッド制御が必要で
ある場合には、保持弁7,8および減圧弁9,10を適
宜切換える。なお、SPR弁4に関しては、t=t5よ
りも多少早いタンミングにてOFF状態にしてもよい。
【0023】なお、第1実施例においては、ポンプ14
とSPR弁4と調圧弁17とが圧力発生手段に相当し、
保持弁7,8と減圧弁9,10とがブレーキ圧力制御手
段に相当し、SM弁3が切換手段に相当し、SRO弁6
が開放手段に相当する。次に、第2実施例について説明
する。図4の車両用ブレーキ装置は、前輪駆動車(FF
車)のアンチスキッド制御とトラクション制御との各機
能を有するもので、図はOFF状態を示している。な
お、図1と同様の構成については同じ番号を付してあ
る。また本実施例は、FF車に適用したものであるた
め、マスタシリンダから出ている2本のブレーキ液供給
系統のうち、一方がFR輪とRL輪、他方がFL輪とR
R輪に接続されている(いわゆる、X配管)。
【0024】以下、図4について図1と異なる点を説明
する。切換弁33,34(以下、SM弁33,34と言
う)は3ポート2位置を取るものであって、マスタシリ
ンダ2と保持弁21,22の間に配置されている。これ
らSM弁33,34は、同時にON状態あるいはOFF
状態に切換わる。SM弁34は、OFF状態のときマス
タシリンダ2と保持弁22とを連通してマスタシリンダ
2からのブレーキ液を保持弁22に供給可能とし、ON
状態のときマスタシリンダ2と保持弁22とを遮断する
とともにポンプ14から吐出されるブレーキ液をSM弁
33側へ供給可能とする。SM弁33は、OFF状態の
ときマスタシリンダ2と保持弁21とを連通してマスタ
シリンダ2からのブレーキ液を保持弁21に供給可能と
し、ON状態のときマスタシリンダ2と保持弁21とを
遮断するとともにポンプ14からSM弁34を介して吐
出されるブレーキ液を保持弁21側へ供給可能とする。
なお、SM弁33,34がON状態のときにポンプ14
から吐出されるブレーキ液の圧力は調圧弁17にて調圧
設定される。
【0025】なお、調圧弁17の下流側は、SRO弁6
の下流側と接続しているが、これは、SM弁33,34
および調圧弁17を介してブレーキ液が漏れたときに、
ブレーキ液が制御ユニット100から出ないようにする
ためである。ただし、SM33,34および調圧弁17
からブレーキ液が漏れる心配がないときは、調圧弁17
の下流側をSRO弁6の上流側と接続してもよい。
【0026】次に、上記のように構成されたFF車のブ
レーキ圧力制御装置の作動を、図5,図6のタイムチャ
ートを用いて説明する。図5,6において、モータ1
3、SM弁33,34、SRI弁5、およびSRO弁6
は、図2,3に示す第1実施例と同様の作動を行う。ま
た、保持弁21および減圧弁23も第1実施例の保持弁
7,8および減圧弁9,10と同様の作動を行う。
【0027】図5はトラクション制御から通常のブレー
キ制御に移行した場合の作動を示している。図5におい
て、まず、各切換弁がOFF状態であるブレーキ圧力制
御が行われていない状態から、t=t1 において前輪F
R,FLに過度の駆動スリップが発生するとトラクショ
ン制御を開始する。このとき、まずモータ13、SM弁
33,34、SRI弁5、およびSRO弁6を全てON
状態にして、マスタシリンダ2とホイールシリンダ1
9,20を遮断するとともに、リザーバタンク18に蓄
えられたブレーキ液をSRI弁5、逆止弁25を介して
ポンプ14に吸入する。そして、ポンプ14から吐出す
るブレーキ液は逆止弁26を通った後、2系統に分岐
し、一方を通るブレーキ液を保持弁22を介してホイー
ルシリンダ20に供給し、他方を通るブレーキ液はSM
弁34、SM弁33、および保持弁22を介してホイー
ルシリンダ19に供給する。なお、このときホイールシ
リンダ19,20に供給されるブレーキ液の圧力は調圧
弁17にて設定され、この設定された圧力に応じた制動
力が前輪FR,FLに発生する。その後、前輪FR,F
Lの駆動スリップ状態に応じて、保持弁21,22およ
び減圧弁23,24を適宜切換えて、ホイールシリンダ
19,20に対してブレーキ液を供給あるいは排出す
る。このとき、ホイールシリンダ19から排出するブレ
ーキ液はSRO弁6を介して大気圧であるリザーバタン
ク18に戻されるので、ブレーキ液が低温状態で粘性が
大きくてもリザーバ26に溜まることはない。なおホイ
ールシリンダ20から排出されるブレーキ液はリザーバ
16に溜まる。
【0028】t=t2 にて、前輪FR,FLの駆動スリ
ップが治まると、トラクション制御に用いていたブレー
キ液を制御ユニット50から全て排出する必要がある。
そこで、モータ13、SRI弁5、保持弁21,22、
および減圧弁24をOFF状態にし、減圧弁23をON
状態にする。これにより、リザーバタンク18からポン
プ14への経路を遮断するとともに、ポンプ14の作動
が中止になるので、ホイールシリンダ19,20へのブ
レーキ液の供給が中止になる。さらに、保持弁21,2
2および減圧弁24がOFF状態、減圧弁23がON状
態であるので、SM弁33,34からホイールシリンダ
11,12間が全てSRO弁6を介してリザーバタンク
18と連通可能となる。すると、調圧弁17にて設定さ
れたブレーキ圧力を有するブレーキ液が、圧力のバラン
スから自身の圧力エネルギーにより、大気圧であるリザ
ーバタンク18に一気に戻る。
【0029】そして、t=t2 から所定時間(100〜
200ms)後のt=t3 となると、SM弁33,3
4、SRO弁6、および減圧弁23もOFF状態にす
る。このように第2実施でも、トラクション制御中に運
転者がブレーキペダル1を踏み込んだとしても、制御ユ
ニット50内に残った調圧弁17にて設定された高圧の
ブレーキ液を全てSRO弁6を介して素早く大気圧のリ
ザーバタンク18に排出する事できるので、第1実施例
と同様にブレーキ踏み込み時にトラクション制御を即座
に中止しても、ブレーキの効き遅れを感じぬ短時間内に
自然なペダルフィーリングを得ることができる。
【0030】なお、本実施例では、ブレーキペダルが踏
み込まれるとトラクション制御を終了するようにしてい
るが、当然の如くブレーキペダルが踏み込まれる前に駆
動輪のスリップが治まったらトラクション制御を終了す
るようにしてよい。さらに、ブレーキスイッチ35を省
略し、ブレーキペダルの踏込みにより後輪RR,RLに
過大な制動力が発生して、電子制御装置がアンチスキッ
ド制御が必要と判断したときにトラクション制御を終了
するようにしてもよい。
【0031】そこで次に、トラクション制御からアンチ
スキッド制御に移行した場合における作動を図6を用い
て説明する。t4 <t<t5 の間では図2と同様にして
トラクション制御が行われており、この間にブレーキペ
ダル1が踏み込まれ後輪RR,RLに過大な制動力が発
生すると、t=t5 において電子制御装置がアンチスキ
ッド制御の開始と判断する。すると、SRI弁5、保持
弁21,22、および減圧弁24をOFF状態にする。
これにより、リザーバタンク18からポンプ14への経
路を遮断して、リザーバタンク18のブレーキ液を高圧
にしてホイールシリンダ19,20に供給することを中
止するとともに、保持弁21,22、および減圧弁24
がOFF状態、減圧弁23がON状態であるので、ホイ
ールシリンダ20から保持弁22、SM弁34、SM弁
33、保持弁21を介してホイールシリンダ19までの
間が全て減圧弁23とSRO弁6を介してリザーバタン
ク18と連通可能となる。すると、調圧弁17にて設定
されたブレーキ圧力を有するブレーキ液が、圧力のバラ
ンスから自身の圧力エネルギーにより、大気圧であるリ
ザーバタンク18に一気に戻る。なお、この間では、後
輪RR,RLに対してはアンチスキッド制御を行う必要
があるため、モータ13は駆動し続けてポンプ14,3
2を作動するとともに、保持弁7,8および減圧弁9,
10を切換えてホイールシリンダ11,12のブレーキ
圧力を制御する。
【0032】そして、t=t5 から所定時間(100〜
200ms)後のt=t6 となると、SM弁33,3
4、SRO弁6、および減圧弁23もOFF状態にす
る。あるいは、前輪FR,RLにアンチスキッド制御が
必要である場合には、保持弁21,22および減圧弁2
3,24を適宜切換える。なお、第2実施例において
は、ポンプ14と調圧弁17とが圧力発生手段に相当
し、保持弁21,22と減圧弁23,24とがブレーキ
圧力制御手段に相当し、SM弁33,34が切換手段に
相当し、SOR弁6が開放手段に相当する。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、駆
動スリップ制御が終了すると、開放手段が切換手段から
ホイールシリンダまでの管路に残っているブレーキ液を
大気圧に開放するので、ブレーキ圧力制御手段あるいは
ホイールシリンダに作用している圧力は、自身の圧力エ
ネルギーにより低下する。従って、駆動スリップ制御終
了後は、ブレーキの効き遅れを感じぬ短時間内に自然な
ペダルフィーリングを得ることができるという優れた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のブレーキ系統を示す図である。
【図2】第1実施例においてトラクション制御から通常
のブレーキ制御に移行したときの作動を説明するための
タイムチャートである。
【図3】第1実施例においてトラクション制御からアン
チスキッド制御に移行したときの作動を説明するための
タイムチャートである。
【図4】第2実施例のブレーキ系統を示す図である。
【図5】第2実施例においてトラクション制御から通常
のブレーキ制御に移行したときの作動を説明するための
タイムチャートである。
【図6】第2実施例においてトラクション制御からアン
チスキッド制御に移行したときの作動を説明するための
タイムチャートである。
【符号の説明】
2 マスタシリンダ 3,33,34 SM弁 4 SPR弁 5 SRI弁 6 SRO弁 7,8,21,22 保持弁 9,10,22,24 減圧弁 14,32 ポンプ 17 調圧弁 18 リザーバタンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 政義 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪に駆動スリップが発生したときに、
    高圧のブレーキ液を吐出する圧力発生手段と、 マスタシリンダとホイールシリンダとを接続する管路に
    設けられ、車輪の駆動スリップ状態に応じて前記圧力発
    生手段が吐出した高圧のブレーキ液を調節し、ホイール
    シリンダのブレーキ圧力を制御するブレーキ圧力制御手
    段と、 前記マスタシリンダと前記ブレーキ圧力制御手段との間
    を連通あるいは遮断する切換手段と、 駆動スリップ制御終了時に、前記切換手段からホイール
    シリンダまでの管路に残っているブレーキ液を大気圧に
    開放する開放手段と、 を備えることを特徴とする車両用ブレーキ圧力制御装
    置。
JP11830193A 1993-05-20 1993-05-20 車両用ブレーキ圧力制御装置 Withdrawn JPH06329007A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001014193A1 (de) * 1999-08-25 2001-03-01 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum betrieb einer eine schlupfregeleinrichtung aufweisenden fahrzeugbremsanlage
US7410223B2 (en) 2003-03-26 2008-08-12 Advics Co., Ltd. Vehicle hydraulic brake device
EP2265479A1 (de) * 2008-03-28 2010-12-29 Robert Bosch GmbH Verfahren zur steuerung einer elektronisch schlupfregelbaren fahrzeugbremsanlage

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