[go: up one dir, main page]

JPH06326839A - 画像読取り装置 - Google Patents

画像読取り装置

Info

Publication number
JPH06326839A
JPH06326839A JP5135249A JP13524993A JPH06326839A JP H06326839 A JPH06326839 A JP H06326839A JP 5135249 A JP5135249 A JP 5135249A JP 13524993 A JP13524993 A JP 13524993A JP H06326839 A JPH06326839 A JP H06326839A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
original
image
document
reading
read
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5135249A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Ito
善雄 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5135249A priority Critical patent/JPH06326839A/ja
Publication of JPH06326839A publication Critical patent/JPH06326839A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】反射型原稿と透過型原稿とを、簡単な構成で、
画質を低下させることなく読み取る。 【構成】透過型原稿D2 を、画像面Daを上方に向けて
原稿載置台5に載置する。シート材15の反射面15a
を、弾性部材19によって画像面Daに密着させる。原
稿載置台5下方の光源7から照射された光は、原稿載置
台5、原稿Dの基材Dbを透過して画像面Da及びこれ
と同一平面上の反射面15aによって反射され、基材D
b、原稿載置台5を再透過し、反射ミラー9a〜9d、
レンズ10を介して、ラインセンサ11によって読み取
られる。これは鏡像であるため、変換手段によって正像
に変換する。反射型原稿は、画像面Daを下に向けた状
態で載置し、同様に、ラインセンサ11で読み取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、レーザビーム
プリンタ等の画像形成装置に装着して好適な画像読取り
装置に係り、詳しくは、簡単な構成で反射型原稿と透過
型原稿との双方からの画像読取りを可能とした画像読取
り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザビームプリンタ等の画像形
成装置に装着される画像読取り装置は、読取り対象とな
る原稿が、反射型か透過型かによって、それぞれ異なる
装置が使用されている。ここで、反射型原稿とは、紙等
の非透光性の基材の表面に画像が形成された、例えば印
刷物、コピー等の原稿であり、一方、透過型原稿とは、
透明フィルム等の透光性の基材の表面に画像が形成され
た、例えばオーバーヘッドプロジェクタ投影用の原稿
(以下「OHPシート」という。)である。一般に、反
射型原稿用の画像読取り装置では、透過型原稿の画像を
読み取ることができず、反対に透過型原稿用の画像読取
り装置では、反射型原稿の画像を読み取ることができな
い。したがって、印刷物、OHPシートをはじめとする
種々の原稿を1台の画像読取り装置で汎用的に読み取る
ことが求められているにもかかわらず、これは困難であ
った。
【0003】ところが、近年、画像読取り装置の一部の
構成を選択的に変更することによって、反射型原稿と透
過型原稿の双方を読取り可能としたものが実用化されて
いる。この画像読取り装置は、反射型原稿に使用する場
合には、透光性の原稿載置台上に、画像面を下向きにし
て反射型原稿を載置し、その上に開閉カバーをかぶせて
原稿載置台の下方に配置した光源によって画像面を照射
し、このときの画像面からの反射光によって読取りを行
う。これに対し、透過型原稿を読み取る際には、開閉カ
バーを取りはずして、代わりに透過原稿用の光源を配置
し、原稿載置台上に画像面を下向きにしてセットした光
透過型原稿を背面側(上方)から照射し、このときの透
過光によって読取りを行うようにしている。すなわち、
反射型原稿を覆う開閉カバーと透過型原稿用の照射光源
とを原稿の反射型、透過型に応じて適宜取り替えること
によって、両原稿の読取りを可能としている。
【0004】この方式をさらに進めたものとして、上述
の開閉カバーと透過原稿用の照射光源とを一体化したも
のが知られている。この画像読取り装置1は、図6に示
すように、上面に透明なガラス台(原稿載置台)5が嵌
め込まれた装置本体2と、ガラス台5を上方から開閉自
在に覆う開閉カバー3とを備えている。ガラス台5の下
方には、矢印K1方向に移動自在に配置された反射原稿
用の照射光源7、7及び反射ミラー9a、9b、9C、
レンズ10、CCD等のラインセンサ11が配置されて
いる。一方、開閉カバー3の下部には、透明な押えガラ
ス12が配置され、画像読取り対象となる原稿Dを上述
のガラス台5との間に挟み込む。また、開閉カバー3の
内部には、透過型原稿を背面側(上方)から照射する透
過原稿用の照射光源13及びこの照射光源13を反射ミ
ラー9a、9b、9c等と同期させて矢印K1方向に移
動させる駆動機構(不図示)が配置されている。このよ
うな構成により、読取り対象となる原稿Dが反射型原稿
のときは、画像面を下方に向けてガラス台5に載置し、
下方の照射光源7、7を矢印K1方向に移動させなが
ら、これによって画像面を照射し(このとき、上方の照
射光源13は消灯)、画像面からの反射光によって、反
射ミラー9a、9b、9c、レンズ10を介してライン
センサ11によって画像を読み取る。一方、原稿Dが透
過型原稿のときにも、この原稿Dを画像面が下方を向く
ようにしてガラス台5と押えガラス12との間に挟持
し、上方の透過原稿用の照射光源13にて照射しなが
ら、照射光源13を矢印K1方向に移動させ、原稿Dを
上方から下方に透過する透過光を、矢印K1方向に移動
する下方の反射ミラー9a、9b、9c(図6の破線)
を介してラインセンサ11によって読み取る(このとき
は、下方の反射原稿用の照射光源7、7は消灯)。この
ように、反射型原稿と透過型原稿との双方を読取り可能
な機構を備え、例えばモードを切り替えることによっ
て、双方の原稿の読取りを可能としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の技術のように、反射型原稿と透過型原稿とを読取
り可能な機構を備えることは、それぞれ個別の専用の読
取り装置を用意したり、開閉カバーと透過原稿用の照射
光源とを交換したりするものに比べれば、全体構成が簡
略化され、画像形成時間も短縮されはするものの、従来
から次のような種々の問題が指摘されている。上述の画
像読取り装置においては、反射型原稿をガラス台5に画
像面を下向きにして載置して、その背面側に透過原稿用
の押えガラス12を配置している。つまり、ガラス台5
と押えガラス12とによって透過型原稿を挟み込んでい
る。この状態では、透過型原稿が押えガラス12に密着
されるため、部分的に濃度変化や筋状の暗部が生じやす
い。この不具合を解消するには、押えガラス12として
凹凸面等の反射防止手段を施したものを使用し、この凹
凸によって透過光が拡散光の状態となるようにして透過
型原稿に照射する必要があるなど、押えガラス12の構
造を複雑化し、高価なものとしている。また、1台の読
取り装置1で、反射型と光透過型との双方の原稿を読み
取りできるものの、照射光源13、7、7がガラス台5
の下方と上方とに必要であり、照射光源を駆動するため
の機構の2組必要である等、依然として装置全体の構成
を複雑なものとしていた。
【0006】そこで、本発明は、簡単な構成で、反射型
原稿と透過型原稿との双方の読取りを可能とした画像読
取り装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、透光性の原稿載置台の上面
の載置面にセットした原稿を、前記原稿載置台下方に配
置した光源によって照射し、前記原稿からの反射光を介
して前記原稿を読み取る画像読取り装置において、透明
フィルム状の基材の一方の面に画像面を有し、該画像面
を上方に向けた状態で前記原稿載置台の載置面にセット
された透過型原稿に対して、該透過型原稿の画像面に上
方から接触する反射面と該反射面を前記画像面に密着さ
せる押圧部材とを有する原稿押え台と、前記光源から照
射され、前記原稿載置台及び前記透過型原稿の基材を透
過し、該透過型原稿の画像面及び前記原稿押え台の反射
面によって反射され、さらに前記基材及び原稿載置台を
再透過する光を介して前記画像面の画像情報を読み取る
読取り手段と、該読取り手段が読み取った画像情報を記
憶するメモリ手段と、前記原稿載置台上の原稿が透過型
原稿か反射型原稿かを識別する識別手段と、該識別手段
からの出力が透過型原稿の場合に、前記メモリ手段の画
像情報に基づいて鏡像を正像に変換する変換手段とを備
える、ことを特徴とする。
【0008】また、前記識別手段は、前記原稿載置台上
に載置する原稿が透過型原稿のときは画像面を上方に向
けて載置し、反射型原稿のときは画像面を下方に向けて
載置するという載置基準に対して、前記原稿載置台上の
読取り対象となる原稿の画像面の上下の向きが前記載置
基準に合うか否かを判別するプリスキャン手段を備える
ようにしてもよい。
【0009】
【作用】以上構成に基づき、反射型原稿は、画像面を下
方に向けて原稿載置台の載置面に載置し、原稿載置台下
方の光源によって照射すると、この照射光は原稿載置台
を下方から透過し、原稿載置面と一致する画像面によっ
て反射され、反射光となって今度は原稿載置台を上方か
ら下方に透過し、読取り手段(例えばラインセンサ)に
よって読み取られる。一方、透過型原稿は、画像面を上
方に向けて原稿載置台に載置する。画像読取り時には、
この原稿面には、押圧部材を介して反射面が密着され
る。反射型原稿のときと同じ光源によって透光型原稿を
照射すると、この照射光は、下方からまず原稿載置台を
透過し、次に光透過型原稿の透明な基材を透過し、ほぼ
同一平面を形成する画像面と反射面とによって反射さ
れ、この反射光は、つづいて基材及び原稿載置台を上方
から下方に向けて再透過する。この再透過された反射光
によって読取り手段は、透過型原稿の画像面の画像情報
を読み取る。
【0010】ところで、上述の透過型原稿は、普通、背
後から照射された光が透過することによって正像が形成
されるようになっており、したがって上述のような上向
きに向けた画像面からの反射光によっては、鏡像が形成
されてしまう。この鏡像は、変換手段によって正像に変
換することができる。
【0011】なお、原稿載置台に載置した原稿が、反射
型か透過型かは、識別手段によって確認する。そして、
透過型の原稿の場合には、上述の変換手段を作動させ、
一方反射型の原稿の場合には、変換手段が作動しないよ
うにする。
【0012】このようにすることによって、簡単な構成
で、反射型原稿と透過型原稿との双方を読み取ることが
できる。
【0013】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
【0014】本発明においては、図1に示す原稿載置台
5の載置面5aに載置する原稿Dは、その原稿Dが反射
型原稿の場合には、画像面を下方に向けて、一方、その
原稿Dが光透過型原稿の場合には、画像面を上方に向け
て載置する。ここで、本発明の具体的な内容の説明に入
る前に、透過型原稿を反射型原稿と同様に、つまりその
画像面が下向きになるように原稿載置台に載置した状態
では、良好な画像読取りを行うことができない理由につ
いて述べる。
【0015】すなわち、図7に示すように、フラットベ
ッドタイプのイメージスキャナによる反射型原稿の読取
り装置によって、原稿載置台5上に原稿Dを載置した状
態で反射型原稿を読み取るときと同様に、読取り対象と
なる画像面Daを載置面5aに接する下向き方向にし
て、載置面5a上に載置して、原稿載置台5の下方に配
置した光源7によって下方から画像面Daへの垂線Hに
対して30〜40度の入射角にて照射し、透明フィルム
状の基材Db上の画像面Daを反射光によって読取り、
光学レンズを介して、ラインセンサ画素上に結像させて
読み取り、光電変換させることが何故不可能であるのか
をまず述べることとする。
【0016】上述した透過型原稿D2 としては、例えば
OHPシート等がよく知られており、一般に、銀塩写真
乳剤や、インクジェット噴射記録、昇華性熱転写インク
記録などで画像が形成される。
【0017】こられらの透過型原稿D2 のほとんどは、
透明フィルム状の基材Dbの一方の表面上に画像膜層と
して画像が形成させている(画像が形成されている面を
以下「画像面Da」という。)。この画像は、正像とし
て目視する場合、目視側の表面に画像面Daを有する場
合が多い。この画像面Daを、図7に示すように反射型
原稿D1 の場合と同様に、下方に向けた状態、つまり原
稿載置台5上面の載置面5aに接触させて、下方の光源
7側に向けた状態で、透過型原稿D2 を載置し、さら
に、背面側(上方)への浮き上がりを防止するシート材
15によって上方から押圧する。このシート材15の下
面、つまり透過型原稿D2 の上面に密着される密着面1
5aによって、透過型原稿D2 の上面を上方から押圧す
るようにして開閉カバーを閉じた後、画像面Daの読取
りを行わせる。図7に示すように、この読取りにおいて
は、下方から透明な原稿載置台5を透して透過型原稿D
2 の下面側にある画像面Daを光源7によって照射し、
この画像面Daからの反射光Laを反射型原稿読取りと
同様に、ラインセンサ画素上にレンズにて結像させて、
読み取る。しかるに透過型原稿D2 は反射型原稿D1
異なり、基材Dbが透明にできているため、中間濃度を
もつ画像面Da上の画像は、その濃度に応じて表面反射
光Laと透過光の成分に分かれ、画像を透過した光はさ
らに基材Dbをも通過し、上述の画像浮き上り防止用の
シート材15下面の密着面15aに到達する。一般的に
圧接させるシート材15は白色樹脂材が多く、通過像は
シート材15の密着面15a上に影を投影し、さらに下
方に反射して、再び、反射光Lbとなって透過型原稿D
2 の画像を今度は上方から下方に通過する。この状態を
下方から目視したとき、反射光La、Lbがずれること
に基づき、画像がずれた状態になり、ラインセンサ11
の画素列上には、図8に示すように、2つの山をもつ情
報が現われるので2重画像として表われる。
【0018】すなわち、テレビ画像面上などに、しばし
ば表われることのあるゴースト状に似た模様となって表
われ、この画像状態が忠実にラインセンサの画素上に結
像され読み取られる。
【0019】また、カラー画像をもつ透過型原稿D2
おいては、カラー画像面Daへの垂線に対して、30〜
40度の入射角をもつ照射光にて照射した場合、下方に
向いたカラー画像面Daで表面反射したカラー画像と、
その後密着面15aから反射光が透過するカラー画像が
ずれる。すなわちカラー画像を一度通過した透過光が裏
面側のシート材15の密着面15aに影を再投影するこ
とにより、カラー画像が入射角に応じて投影されるとと
もに傾斜角をもって再反射され、カラー画像面Daを先
に述べた点から少しずれた隣接点を反射光が透過し、結
果、2つの反射光が少しずれた2つのカラー像を形成す
るため、読取り前の元のカラー画像とは、著しく異なっ
た色調となる場合が生じ、これがラインセンサの画素に
て読み取られることとなり、元のカラー画像が有する色
情報に忠実な読取りが不可能であった。
【0020】このように上述の方法によると、読取り装
置としては根本的な画像欠陥が生じることから、図6を
参照して従来の技術で述べたように、透過型原稿D2
画像面Daの読取りにおいては、画像を有する画像面D
aとは、反対側の背面側に透過型原稿D2 専用の光源1
3を配置し、良質な画像を読み取るようにしている。
【0021】本発明では、透過型原稿D2 の読取りにお
いては、反射型原稿D1 を読み取るのと同じ面側からの
共通の光源7によって透過型原稿D2 を照射し、図6に
示すような背面からの専用の光源13やその駆動機構を
付加させることなく、ゴースト模様の色の混色などの画
質低下を防止する。すなわち、本発明によると、簡単な
構成で、画質を低下させることなく反射型原稿D1 と透
過型原稿D2 とを読み取りを可能とする。
【0022】以下、図面に沿って、本発明の実施例につ
いて説明する。
【0023】図1及び図2は、それぞれ本発明に画像読
取り装置の概略を示す斜視図及び縦断面図である。ま
た、図3及び図4は、図2の原画載置台5に載置した状
態の反射型原稿D1 及び透過型原稿D2 を原稿載置台5
の下方に配置した光源7側から見たときの読取り走査方
向と復元方向とを示すものである。
【0024】図1に示すように、画像読取り装置1は、
装置本体2と、装置本体2の上面を覆う開閉カバー(原
稿押え台)3とを備えている。装置本体2には、原稿が
反射型原稿D1 か透過型原稿D2 かによって、原稿を読
み取るモードを切り替える操作部16が配置され、開閉
カバー3の先端側には、該開閉カバー3を装置本体2に
固定するためのロック機構17が取り付けられている。
【0025】図2に図示するように、装置本体2の上面
には、透明なガラス板からなる原稿載置台5が配設され
ている。原稿載置台5の下方には、光源7が配置され、
原稿載置台5の上方、つまり閉じた状態の開閉カバー3
の下面には、原稿載置台5の上面の載置面5aに対面す
る白色の反射面15aを有する原稿押圧シート材(シー
ト材)15が配置されている。シート材15の上方(背
面側)には、弾性部材(押圧部材)19が充填されてい
て、この弾性部材19は、原稿載置台5上に原稿Dを載
置し、この原稿Dの上方から開閉カバー3を閉じたとき
に、原稿Dを原稿載置台5の載置面5aに平均的に押し
付ける。つづいて、回動式のロック機構17のフック1
7aにて施錠し、読取り前準備が行われる。載置面5a
に載置する原稿Dとしては、反射型原稿D1 の場合と透
過型原稿D2 の場合とがあるが、本実施例においては、
後者の透過型原稿D2 について詳細な説明を行うものと
する。
【0026】透過型原稿D2 は、透明フィルム状の基材
Dbと、この基材Dbの一方の表面に形成した画像膜面
(画像面)Daとによって構成されている。透過型原稿
2を原稿載置台5上に載置する場合には、載置面5a
に基材Db側を載せ、画像面Daが上方を向くように載
置する。次に、開放されている開閉カバー3を閉じれ
ば、開閉カバー3の下面のシート材15が透過型原稿D
2 上面の画像面Daに接触し、画像面Daは、ついでシ
ート材15の背面の弾性部材19によって、さらに圧接
され、全域にわたって、一様に平均的に面接触される。
弾性部材19は、発泡ゴム材や空気袋(いずれも不図
示)によって構成してもよい。
【0027】このような構成によって、読取りの動作中
の原稿Dは、開閉カバー3の基端側(図2の右側)の加
圧ばね20及び先端側(同図の左側)のロック機構17
等によって安定した状態を維持する。なお、透過原稿D
2 の維持は、強力なマグネットを利用することもでき
る。
【0028】このように透過原稿D2 を載置した原稿載
置台5の下方に、読取り光学系、すなわち光源7、反射
ミラー9a、9b、9c、9d、レンズ10、ラインセ
ンサ11等を配置させることは、基本的には反射型原稿
1 の画像面を読み取るための読取り装置に用いられる
ものと同じであり、光源7としては、フィラメントをも
つ照射光源よりも蛍光灯などの管状光源で管長全域にわ
たって一様な照射光を放出させるレフレクター光源が好
ましく、点灯・照射された照射光は、原稿載置台5、透
過型原稿D2 の基材Dbを下方から上方に向けてこれら
の厚さ方向に透過し、画像面Daをも透過し、さらに、
画像面Daに接する白色のシート材15の反射面15a
にて2次反射され、今度は、下方に向かう反射光となっ
て画像面Da、基材Db及び原稿載置台5を再透過し、
反射ミラー9a、9b、9c、9d、レンズ等を介し
て、ラインセンサ11の画素上に結像される。つまり、
透過型原稿D2 の画像面Daを往復した透過照射光を色
分解し、併設されている複数列のラインセンサ11の画
素列上にカラー画情報を読取り、光電変換させて、カラ
ー画像データを得ることができる。
【0029】上述のように、原稿Dのカラーの画像面D
aとこの画像面を上方から押圧するするシート材15の
反射面15aとを確実に密着させることにより、光源7
によって照射され画像面Daにて反射された反射光と、
この画像面Daを透過して反射面15aにて反射され画
像面15aを再透過した反射光とを、正確に一致させる
ことができるので、ゴーストや混色の全くない高画質の
カラー読取りデータを得ることができる。
【0030】上述の原稿Dの画像面Daとシート材15
の反射面15aとは、お互いに浮き上りが生じない以
上、同一平面内に存在することになり、反射型画像D1
の原稿を読み取る場合と同じく、本来は画像面Daに対
する照射角(入射角)が存在しても上述したように画質
の低下はほとんど生じないはずである。
【0031】このことから、2つの異なる画像面Daと
反射面15aとによる接触状態が不安定になり、例え
ば、両者間に薄い空気層などが生じ、わずかな浮き上り
などが生じることを防止するために、反射面15aの背
面側(上方)からの一様で均一な加圧が必要となる。
【0032】銀塩フィルムなどによる通常ポジフィルム
と呼ばれるもの、あるいは、拡大投影画を得るために用
いられるオーバーヘッドプロジェクター(OHP)フィ
ルム等の透過型原稿D2 は、画像が正像になるように目
視したとき、その画像面Daは目視側の表面にくるのが
一般的であり、一方、画像読取り装置1は、反射型原稿
1 を読取り装置の原稿載置台5の載置面5aに画像面
Da側を載置させて画像を読み取ったとき、光電変換後
に取り出した読取りデータが正像となるように設定して
あるので、透過型原稿D2 を原稿載置台5に載置すると
き、画像面Daを上向きにして載置して読み取らせると
きは、読取りデータは、上述した反射型原稿D1 の場合
と異なり、鏡像になる。しかし、この読取りデータをメ
モリ装置に一時蓄えた後、主走査方向のライン上のデー
タを読取り方向とは逆方向の反対側から取り出すことに
よって、左右逆方向のいわゆる逆像を造ることができ
る。すなわち、正像化させることが可能となる。このよ
うな変換は、読取りデータをデジタル化させることによ
ってのみ、容易に可能となった。上述の、鏡像を正像に
変換する一例を、図3、図4を参照して詳述する。な
お、図3、図4は、それぞれ反射型原稿D1 、透過型原
稿D2 を透明な原稿載置台5(不図示)上に載置し、こ
れらを下方(光源側)から見上げたときの走査方向及び
復元方向を示す図である。
【0033】反射型原稿D1 の画像面Daを読み取る場
合(図3参照)、先に述べた原稿載置台5に画像面Da
側を向けて搭載し、CCD等の一次元のラインセンサ1
1にて原画をX方向の主走査読みをし、次にラインセン
サ11(同図においては不図示)に直交する方向のY方
向に副走査を行う。これは、画像面Daとラインセンサ
11とを相対移動させ、設定してある所定のライン間密
度に基づいて画像面Daを分解読みするものである。上
述の主走査読みを副走査移送とともに繰り返し行い、ラ
インセンサ11の画素による読取り情報を光電変換させ
て、順次、デジタルデータを得ている。図3のように、
X方向が主走査、Y方向が副走査であり、aで示す方向
に基点0から矢印方向にラインセンサ11上の画素によ
って電子走査読みが行われ、Y方向へと分解させて、走
査が行われ、読み取られたデータを、再び記録させるた
めの記録ヘッド部、CRT表示管、あるいは液晶面に読
取り時と同じ手段に従って、画像データを送出させ、表
示させれば、読取り前の画像情報が、これと同じ正の画
像として再現される。透過型原稿D2 を読み取る場合
(図3参照)、画像面Daを上にして透明の基材Db側
を、原稿載置台5に載置して読み取るとき、読取り側か
らみた画像はフィルムベースを透して目視することにな
り、図示のように、左右が逆像となる鏡像として透視さ
れる。この鏡像を読取り装置がX、Y方向に走査するこ
とにより、実線矢示で示すように順次読み取られること
になる。この読取りを光電変換し、同じ手順でデータを
送出させると読取り状態に忠実に左右が逆像となって鏡
像で再現されてしまうため、データをメモリ装置21に
蓄積させ、主走査方向のみ右から左方向へと、逆側から
破線で示すように取り出し、前述と同じく記録または表
示部へ送信させて、画像データによる再生を行わせれ
ば、同図に示すような正像が再現される。
【0034】このように画像面Da上の画像情報を点分
解させて読取り、並び換えを行うことによって、透過型
原稿D2 を、画像に忠実に高画質を維持しながら読み取
ることが可能となった。透過型原稿D2 を読み取るに際
し、光学系のみで正像として画像読みを行うにはさらに
反射ミラーを追加させた光学系が必要となり、複雑な装
置構成となるが、本発明における実施例で述べたよう
に、光電変換後の情報をデジタル化した読取り装置によ
って、鏡像から正像への変換が容易に行われるようにな
った。
【0035】読み取り対象となる原稿が透過型原稿D2
である場合には、読取りに際し、例えば、操作キー等に
て原稿が透過型であることを入力した後に読取りを開始
すればよい。原稿が反射型原稿D1 か透過型原稿D2
の判別は、プリスキャン手段23によって自動的に行う
こともできる。すなわち、図5のブロック図に示すよう
に、例えば、透過型原稿D2 を原稿載置台5に載せた
後、プリスキャンによってラインセンサ11の画素上に
結像された情報の部分読みを行い、透過型原稿D2 であ
り、かつ、ゴースト状態が生じていないことを識別でき
たときは、画像面Daが正しく上方に向けられた状態で
載置されていることが確認されたことになり、正規の読
取り走査を開始し、画像面Da全域にわたって所定の
X、Y走査読みを行わせ、続いて読取りデーターを正像
に変換し、読取り作業の能率向上を図ることができる。
図5は、このブロック図である。
【0036】また、プリスキャンデーターによってゴー
ストが識別されたときは、操作部16、あるいは、CR
T液晶表示部などに表裏方向の誤設定を知らせ、透過型
原稿D2 の正しい再載置を促すことも可能となる。
【0037】これらの識別、制御は、装置本体2に備え
られたラインセンサ11により、従来用いられる公知技
術によって容易に行うことができる。例えば、一例とし
て、次に述べるような方法で認識、識別させることがで
きる。
【0038】先に述べたように、画像面Daを原稿載置
台5の載置面5a側に向けて載置し、透過型原画D2
読み取ったときには、30〜40度の入射角にて画像面
Daを照射すると、図8に示すような2つの山をもつゴ
ースト画像が生ずる。そこで、この波形模様を判定する
ために、装置本体2のメモリ装置21内に認定用の類似
波形を記憶させておき、プリスキャンデーターが、この
波形と類似であることを比較認識できたとき、透過型原
稿D2 を上下逆向きに載置したことを認識することがで
きる。
【0039】この認識に基づき、操作者に対し、表示手
段等によって載置間違いであるという情報を与え、透過
型原稿D2 の再載置を促す。上述の実施例で述べたよう
に、画像面Daを上にして、この画像面Daとシート材
15の反射面15aとを接触、加圧させて維持し、透過
型原稿D2 の基材Db側から画像面Daを照射して、読
取りを行い、該読取りデータを正しく読み取れたときは
データを鏡像から正像に変換制御させる変換手段22と
を併用させることによって、透過型原稿D2 を、カラー
画質の低下をきたすことなく読み取ることが可能であ
る。従来の、透過型原稿D2 の背面側(上方)からの透
過読取り光源によってその都度、原稿の反射型か透過型
かの違いに応じて、装置を取り換えたり、照射用の光源
の点灯および駆動走査の切換え読取り操作を行わせるよ
うにしていた公知の読取り装置に較べて、何れの原稿に
も適応するように光源7、駆動機構をはじめとする光学
系が兼用でき、しかも読み取った画質が低下を生ずるこ
とのない読取りが可能となった。
【0040】上述の実施例において、透過型原稿D2
画像面Daに密着させる反射面15aを有するシート材
15としては、例えば樹脂系のシート材などがよく、シ
ートの表面は繰り返し使用においても、汚れなどの付着
しにくい材質、あるいは汚れがついても、水性洗剤など
で容易に落とせる平滑性のよい表面を選定し、さらに表
面反射率は反射型原稿D1 として最も頻繁に使用される
紙の平均反射率に近い値を、あらかじめ選定して設定す
るならば、点灯、光源7の露光量の増減調整も不要とな
る。透過型原稿D2 を読み取るときには、反射型原稿D
1 を読み取るときに比べて、基材Db中を往復して2
度、光が透過することにより光量の損失が約20%程度
生じ、ラインセンサ11での出力レベルの低下となる
が、反射型原稿D1 の場合を基準として、演算処理を行
うことにより、デジタルデータの振りわり補正によって
階調度を修正させることができる。この種の補正の仕方
は、反射原稿読みと、ADF(自動原稿給紙装置)原稿
読みとをもつ装置などにおいて、切換え読みを行うとき
などに生ずる読取り標準値の補正を行うときに用いられ
るような公知技術によって容易に補正することができ
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
画像面を上方に向けた状態で原稿載置台に載置した透過
型原稿に対して、画像面に反射面を密着させる押圧部
材、さらに鏡像を正像に変換する変換手段を備えること
によって、反射型原稿を読み取る際に使用する光学系を
使用して、透過型原稿の画像面を正像として読み取るこ
とができるので、画質を低下させることなく、全体構成
を簡略化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像読取り装置の全体を示す斜視
図。
【図2】同じく画像読取り装置の概略を示す縦断面図。
【図3】反射型原稿の読取り、及び再生・復元を示す動
作説明図。
【図4】透過型原稿の読取り、及び再生・復元を示す動
作説明図。
【図5】反射型原稿と透過型原稿との読取りを示すブロ
ック図。
【図6】従来の画像よりとり装置の概略を示す縦断面
図。
【図7】従来の透過型原稿の読取りを示す動作説明図。
【図8】透過型原稿を、その画像面を下向きにして画像
読取りを行った際に発生する二重画像を示す図。 〔図面の簡単な説明〕 1 画像読取り装置 2 装置本体 3 原稿押え台(開閉カバー) 5 原稿載置台 5a 載置面 7 光源 11 読取り手段(ラインセンサ) 15a 反射面 19 押圧部材(弾性部材) 21 メモリ手段(メモリ装置) 22 変換手段 23 識別手段(プリスキャン手段) D 原稿 D1 反射型原稿 D2 透過型原稿 Da 画像面 Db 基材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性の原稿載置台の上面の載置面にセ
    ットした原稿を、前記原稿載置台下方に配置した光源に
    よって照射し、前記原稿からの反射光を介して前記原稿
    を読み取る画像読取り装置において、 透明フィルム状の基材の一方の面に画像面を有し、該画
    像面を上方に向けた状態で前記原稿載置台の載置面にセ
    ットされた透過型原稿に対して、該透過型原稿の画像面
    に上方から接触する反射面と該反射面を前記画像面に密
    着させる押圧部材とを有する原稿押え台と、 前記光源から照射され、前記原稿載置台及び前記透過型
    原稿の基材を透過し、該透過型原稿の画像面及び前記原
    稿押え台の反射面によって反射され、さらに前記基材及
    び原稿載置台を再透過する光を介して前記画像面の画像
    情報を読み取る読取り手段と、 該読取り手段が読み取った画像情報を記憶するメモリ手
    段と、 前記原稿載置台上の原稿が透過型原稿か反射型原稿かを
    識別する識別手段と、 該識別手段からの出力が透過型原稿の場合に、前記メモ
    リ手段の画像情報に基づいて鏡像を正像に変換する変換
    手段とを備える、 ことを特徴とする画像読取り装置。
  2. 【請求項2】 前記識別手段は、前記原稿載置台上に載
    置する原稿が透過型原稿のときは画像面を上方に向けて
    載置し、反射型原稿のときは画像面を下方に向けて載置
    するという載置基準に対して、前記原稿載置台上の読取
    り対象となる原稿の画像面の上下の向きが前記載置基準
    に合うか否かを判別するプリスキャン手段を備える、 ことを特徴とする請求項1記載の画像読取り装置。
JP5135249A 1993-05-13 1993-05-13 画像読取り装置 Pending JPH06326839A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5135249A JPH06326839A (ja) 1993-05-13 1993-05-13 画像読取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5135249A JPH06326839A (ja) 1993-05-13 1993-05-13 画像読取り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06326839A true JPH06326839A (ja) 1994-11-25

Family

ID=15147301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5135249A Pending JPH06326839A (ja) 1993-05-13 1993-05-13 画像読取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06326839A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002077669A (ja) * 2000-08-25 2002-03-15 Canon Electronics Inc 原稿撮像装置および撮像方法及び記憶媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002077669A (ja) * 2000-08-25 2002-03-15 Canon Electronics Inc 原稿撮像装置および撮像方法及び記憶媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04331562A (ja) 文書複写機
US8045240B2 (en) Imaging apparatus having a document planar member that displays scan operation related indicia
CN216437265U (zh) 执行不可见光反射的多模式扫描装置
JP2004007547A (ja) 画像読取装置
JPH06326839A (ja) 画像読取り装置
JP3612892B2 (ja) 透過原稿ユニット及びこれを用いた画像読み取り装置
JPH10327301A (ja) 画像読取装置
JP3200125B2 (ja) イメージスキャナ装置及びイメージスキャニング方法
JP3182912B2 (ja) 画像読取装置
US11283952B2 (en) Image reading apparatus
JP2003337385A (ja) 画像読取装置及び照明装置
JPS61100719A (ja) 読取り装置
JP3634188B2 (ja) 画像読取装置
JP2843207B2 (ja) 原稿読取装置
JPH046299Y2 (ja)
JPH0572641A (ja) 複写装置
JPS5852747Y2 (ja) 往復走査型複写装置
JPH05167784A (ja) 画像読取装置
JPS63177656A (ja) カラ−画像読取装置
JP2003241327A (ja) 画像読み取り装置
JPH04151963A (ja) 画像読取装置
JPH0265457A (ja) 画像読取装置
JPH11266346A (ja) 画像読取装置
JPH11298694A (ja) 複写機
JPS62131245A (ja) 原稿像確認装置