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JPH06301210A - ポジ型感光性組成物 - Google Patents

ポジ型感光性組成物

Info

Publication number
JPH06301210A
JPH06301210A JP5111129A JP11112993A JPH06301210A JP H06301210 A JPH06301210 A JP H06301210A JP 5111129 A JP5111129 A JP 5111129A JP 11112993 A JP11112993 A JP 11112993A JP H06301210 A JPH06301210 A JP H06301210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
acid
groups
decomposable
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5111129A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsukasa Yamanaka
司 山中
Toshiaki Aoso
利明 青合
Tadayoshi Kokubo
忠嘉 小久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP5111129A priority Critical patent/JPH06301210A/ja
Priority to DE4405108A priority patent/DE4405108A1/de
Priority to KR1019940002948A priority patent/KR100272878B1/ko
Publication of JPH06301210A publication Critical patent/JPH06301210A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 良好なプロファイルと高解像力を有するポジ
型感光性組成物を提供する。 【構成】 (a)水不溶でアルカリ水溶液に可溶な樹
脂、 (b)活性光線または放射線の照射により酸を発生する
化合物、及び (c)酸により分解し得る基を有し、アルカリ現像液中
での溶解度が酸の作用により増大する、分子量3,00
0以下の低分子酸分解性溶解阻止化合物、を含有するポ
ジ型感光性組成物において、化合物(c)が、(i)酸
で分解し得る基を少なくとも2個有し、該酸分解性基間
の距離が、最も離れた位置において、酸分解性基を除く
結合原子を10個以上経由する化合物、及び、(ii)
酸で分解し得る基を少なくとも3個有し、該酸分解性基
間の距離が最も離れた位置において、酸分解性基を除く
結合原子を9個以上経由する化合物、から選ばれた少な
くとも1種であることを特徴とするポジ型感光性組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平版印刷板やIC等の
半導体製造工程、液晶、サーマルヘッド等の回路基板の
製造、更にその他のフォトファブリケーション工程に使
用されるポジ型感光性組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポジ型フォトレジスト組成物としては、
一般にアルカリ可溶性樹脂と感光物としてのナフトキノ
ンジアジド化合物とを含む組成物が用いられている。例
えば、「ノボラック型フェノール樹脂/ナフトキノンジ
アジド置換化合物」として米国特許第3,666,473号、米
国特許第4,115,128号及び米国特許第4,173,470号等に、
また最も典型的な組成物として「クレゾール−ホルムア
ルデヒドより成るノボラック樹脂/トリヒドロキシベン
ゾフェノン−1,2−ナフトキノンジアジドスルホン酸
エステル」の例がトンプソン「イントロダクション・ト
ゥー・マイクロリソグラフィー」(L.F.Thompson「Intr
oduction to Microlithography」)(ACS出版、N
o.2 19号、p112〜121)に記載されてい
る。このような基本的にノボラック樹脂とキノンジアジ
ド化合物から成るポジ型フォトレジストは、ノボラック
樹脂がプラズマエッチングに対して高い耐性を与え、ナ
フトキノンジアジド化合物は溶解阻止剤として作用す
る。そして、ナフトキノンジアジドは光照射を受けると
カルボン酸を生じることにより溶解阻止能を失い、ノボ
ラック樹脂のアルカリ溶解度を高めるという特性を持
つ。
【0003】これまで、かかる観点からノボラック樹脂
とナフトキノンジアジド系感光物を含有する数多くのポ
ジ型フォトレジストが開発、実用化され、0.8μm〜
2μm程度までの線幅加工に於いては十分な成果をおさ
めてきた。しかし、集積回路はその集積度を益々高めて
おり、超LSIなどの半導体基板の製造に於いてはハー
フミクロン以下の線幅から成る超微細パターンの加工が
必要とされるようになってきた。この必要な解像力を達
成するためにフォトリソグラフィーに用いられる露光装
置の使用波長は益々短波化し、今では、遠紫外光、エキ
シマレーザー光(XeCl、KrF、ArFなど)、X
線等が検討されるまでになってきている。従来のノボラ
ックとナフトキノンジアジド化合物から成るレジストを
遠紫外光やエキシマレーザー光を用いたリソグラフィー
のパターン形成に用いると、ノボラック及びナフトキノ
ンジアジドの遠紫外領域に於ける吸収が強いために光が
レジスト底部まで到達しにくくなり、低感度でテーパー
のついたパターンしか得られない。
【0004】このような問題を解決する手段の一つが、
米国特許第4,491,628号、欧州特許第249,139号等に記載
されている化学増幅系レジスト組成物である。化学増幅
系ポジ型レジスト組成物は、遠紫外光などの放射線の照
射により露光部に酸を生成させ、この酸を触媒とする反
応によって、活性放射線の照射部と非照射部の現像液に
対する溶解性を変化させパターンを基板上に形成させる
パターン形成材料である。
【0005】このような例として、光分解により酸を発
生する化合物と、アセタールまたはO,N−アセタール
化合物との組合せ(特開昭48−89003号)、オル
トエステル又はアミドアセタール化合物との組合せ(特
開昭51−120714号)、主鎖にアセタール又はケ
タール基を有するポリマーとの組合せ(特開昭53−1
33429号)、エノールエーテル化合物との組合せ
(特開昭55−12995号)、N−アシルイミノ炭酸
化合物化合物との組合せ(特開昭55−126236
号)、主鎖にオルトエステル基を有するポリマーとの組
合せ(特開昭56−17345号)、第3級アルキルエ
ステル化合物との組合せ(特開昭60−3625号)、
シリルエステル化合物との組合せ(特開昭60−102
47号)、及びシリルエーテル化合物との組合せ(特開
昭60−37549号、特開昭60−121446号)
等を挙げることができる。これらは原理的に量子収率が
1を越えるため、高い感光性を示す。
【0006】同様に、室温経時下では安定であるが、酸
存在下加熱することにより分解し、アルカリ可溶化する
系として、例えば、特開昭59−45439号、特開昭
60−3625号、特開昭62−229242号、特開
昭63−27829号、特開昭63−36240号、特
開昭63−250642号、Polym.Eng.Sce.,23巻、101
2頁(1983);ACS.Sym.242巻、11頁(1984);Semicond
uctor World 1987年、11月号、91頁;Macromolecules,2
1巻、1475頁(1988);SPIE,920巻、42頁(1988)等に
記載されている露光により酸を発生する化合物と、第3
級又は2級炭素(例えばt-ブチル、2-シクロヘキセニ
ル)のエステル又は炭酸エステル化合物との組合せ系が
挙げられる。これらの系も高感度を有し、且つ、ナフト
キノンジアジド/ノボラツク樹脂系と比べて、Deep-UV
領域での吸収が小さいことから、前記の光源短波長化に
有効な系となり得る。
【0007】上記ポジ型化学増幅レジストは、アルカリ
可溶性樹脂、放射線露光によつて酸を発生する化合物
(光酸発生剤)、及び酸分解性基を有するアルカリ可溶
性樹脂に対する溶解阻止化合物から成る3成分系と、酸
との反応により分解しアルカリ可溶となる基を有する樹
脂と光酸発生剤からなる2成分系に大別できる。2成分
系の場合、樹脂中の酸分解基の含量が多くなるため、露
光後のベークによりレジスト膜が収縮するという問題が
あつた。一方、3成分系では、アルカリ可溶性樹脂に対
する溶解阻止性が不十分であるため、現像時の膜減りが
大きく、レジストプロフアイルを著しく劣化させるとい
う問題があつた。しかし、3成分系は、素材選択の幅が
大きいことから有望な系であり、この系に用いられる溶
解阻止性の優れた酸分解性化合物の開発が望まれてい
た。
【0008】また、2成分系、3成分系共に、特に酸存
在下室温では安定であるが、加熱により分解する基を有
する化合物系では、露光から該加熱処理(Post E
xposure Bake(PEB)処理)迄の放置時間
が長くなると、露光部においてもレジスト表面部の現像
性が低下し、いわゆるT型トップ形状を呈し、結果的に
感度が低下するという問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、露光からベークまでの放置による感度変化、プロフ
ァイル形状変化及び現像時の膜減りが少なく、良好なプ
ロファイルと高解像力を有するポジ型感光性組成物を提
供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記諸特
性に留意し鋭意検討した結果、本発明の目的が、アルカ
リ可溶性樹脂、光酸発生剤、及び酸分解性基を有する溶
解阻止化合物から成るポジ型化学増幅系において、溶解
阻止化合物として以下に示す要件を満たす低分子酸分解
性溶解阻止化合物を用いることで達成されることを見い
だし、本発明に到達した。即ち、本発明は、 (a)水不溶でアルカリ水溶液に可溶な樹脂、 (b)活性光線または放射線の照射により酸を発生する化
合物、及び (c)酸により分解し得る基を有し、アルカリ現像液中で
の溶解度が酸の作用により増大する、分子量3,000
以下の低分子酸分解性溶解阻止化合物、を含有するポジ
型感光性組成物において、該樹脂(a)の1.19%テ
トラメチルアンモニウムヒドロキシド(TMAH)水溶
液に対する23℃での溶解速度が0.02μm/秒以上
であり、かつ、該化合物(c)が、(i)酸で分解し得る基
を少なくとも2個有し、該酸分解性基間の距離が、最も
離れた位置において、酸分解性基を除く結合原子を10
個以上経由する化合物、及び、(ii)酸で分解し得る基
を少なくとも3個有し、該酸分解性基間の距離が最も離
れた位置において、酸分解性基を除く結合原子を9個以
上経由する化合物、から選ばれた少なくとも1種である
ことを特徴とするポジ型感光性組成物を提供するもので
ある。以下、本発明に使用する化合物について詳細に説
明する。
【0011】(A)水不溶でアルカリ水溶液に可溶な樹
脂(本発明(a)の樹脂) 本発明(a)の樹脂は、1.19%TMAH水溶液に対
する23℃での溶解速度が0.02μm/秒以上の樹脂
である。樹脂(a)がある一定以上の溶解速度を有する
ことで、露光からPEB迄の経時による感度低下が抑え
られ、解像力も向上する。この溶解速度の好ましい範囲
は0.02〜1μm/秒であり、より好ましくは0.0
25〜0.2μm/秒である。
【0012】樹脂(a)の具体例としては、ノボラック
樹脂、水素化ノボラツク樹脂、アセトン−ピロガロール
樹脂、ポリヒドロキシスチレン、水素化ポリヒドロキシ
スチレン、ハロゲンもしくはアルキル置換ポリヒドロキ
シスチレン、ヒドロキシスチレン−N−置換マレイミド
共重合体、ポリヒドロキシスチレンの一部O−アルキル
化物もしくはO−アシル化物、スチレン−無水マレイン
酸共重合体、カルボキシル基含有メタクリル系樹脂及び
その誘導体を挙げることができるが、これらに限定され
るものではない。これらの樹脂は、1.19%TMAH
水溶液に対する23℃での溶解速度が0.02μm/秒
以上のなるように、モノマー組成比、分子量が調整され
る。また、2種類以上の樹脂(a)を組み合わせて用い
ることもできる。
【0013】特に好ましいアルカリ可溶性樹脂はノボラ
ック樹脂及びポリヒドロキシスチレンである。該ノボラ
ック樹脂は所定のモノマーを主成分として、酸性触媒の
存在下、アルデヒド類と付加縮合させることにより得ら
れる。
【0014】所定のモノマーとしては、フェノール、m
−クレゾール、p−クレゾール、o−クレゾール等のク
レゾール類、2,5−キシレノール、3,5−キシレノ
ール、3,4−キシレノール、2,3−キシレノール等
のキシレノール類、m−エチルフェノール、p−エチル
フェノール、o−エチルフェノール、p−t−ブチルフ
ェノール、p−オクチルフエノール、2,3,5−トリ
メチルフェノール等のアルキルフェノール類、p−メト
キシフェノール、m−メトキシフェノール、3,5−ジ
メトキシフェノール、2−メトキシ−4−メチルフェノ
ール、m−エトキシフェノール、p−エトキシフェノー
ル、m−プロポキシフェノール、p−プロポキシフェノ
ール、m−ブトキシフェノール、p−ブトキシフェノー
ル等のアルコキシフェノール類、2−メチル−4−イソ
プロピルフェノール等のビスアルキルフェノール類、m
−クロロフェノール、p−クロロフェノール、o−クロ
ロフェノール、ジヒドロキシビフェニル、ビスフェノー
ルA、フェニルフェノール、レゾルシノール、ナフトー
ル等のヒドロキシ芳香化合物を単独もしくは2種類以上
混合して使用することができるが、これらに限定される
ものではない。
【0015】アルデヒド類としては、例えばホルムアル
デヒド、パラホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プ
ロピルアルデヒド、ベンズアルデヒド、フェニルアセト
アルデヒド、α−フェニルプロピルアルデヒド、β−フ
ェニルプロピルアルデヒド、o−ヒドロキシベンズアル
デヒド、m−ヒドロキシベンズアルデヒド、p−ヒドロ
キシベンズアルデヒド、o−クロロベンズアルデヒド、
m−クロロベンズアルデヒド、p−クロロベンズアルデ
ヒド、o−ニトロベンズアルデヒド、m−ニトロベンズ
アルデヒド、p−ニトロベンズアルデヒド、o−メチル
ベンズアルデヒド、m−メチルベンズアルデヒド、p−
メチルベンズアルデヒド、p−エチルベンズアルデヒ
ド、p−n−ブチルベンズアルデヒド、フルフラール、
クロロアセトアルデヒド及びこれらのアセタール体、例
えばクロロアセトアルデヒドジエチルアセタール等を使
用することができるが、これらの中で、ホルムアルデヒ
ドを使用するのが好ましい。これらのアルデヒド類は、
単独でもしくは2種類以上組み合わせて用いられる。酸
性触媒としては塩酸、硫酸、ギ酸、酢酸、シュウ酸等を
使用することができる。
【0016】こうして得られたノボラック樹脂の重量平
均分子量は、1,000〜20,000の範囲であるこ
とが好ましい。1,000未満では未露光部の現像後の
膜減りが大きく、20,000を越えると現像速度が小
さくなってしまう。特に好適なのは2,000〜15,
000の範囲である。
【0017】ポリヒドロキシスチレンの重量平均分子量
としては、1,000〜100,000の範囲が好まし
く、特に2,000〜50,000の範囲が好ましい。
【0018】ここで、重量平均分子量はゲルパーミエー
ションクロマトグラフィーのポリスチレン換算値をもっ
て定義され、アルカリ溶解速度は溶解速度モニター(D
RM:パーキンエルマー社製)による測定値をもって定
義される。
【0019】樹脂(a)には、耐熱性及び光吸収を変化
させる目的で別の樹脂(α)を添加することができる。
但し、添加後においても樹脂の1.19%TMAH水溶
液に対する23℃での溶解速度は0.02μm/秒以上
である。樹脂(α)としては、ガラス転移温度(Tg
の高い樹脂や露光波長における光吸収が小さい樹脂が特
に好ましい。具体的には、水素化ノボラツク樹脂、水素
化ポリヒドロキシスチレンが挙げられる。
【0020】本発明において、樹脂(a)の使用量は、
感光性組成物の全重量(溶媒を除く)を基準として、5
0〜97重量%、好ましくは60〜90重量%である。
【0021】(B)酸分解性溶解阻止化合物(本発明
(c)の化合物) 本発明(c)に使用される酸分解性溶解阻止化合物は、
その構造中に酸で分解し得る基を少なくとも2個有し、
該酸分解性基間の距離が最も離れた位置において、酸分
解性基を除く結合原子を少なくとも10個、好ましくは
少なくとも11個、更に好ましくは少なくとも12個経
由する化合物、又は酸分解性基を少なくとも3個有し、
該酸分解性基間の距離が最も離れた位置において、酸分
解性基を除く結合原子を少なくとも9個、好ましくは少
なくとも10個、更に好ましくは少なくとも11個経由
する化合物である。又、上記結合原子の好ましい上限は
50個、更に好ましくは30個である。本発明におい
て、酸分解性溶解阻止化合物が、酸分解性基を3個以
上、好ましくは4個以上有する場合、又酸分解性基を2
個有するものにおいても、該酸分解性基が互いにある一
定の距離以上離れている場合、アルカリ可溶性樹脂に対
する溶解阻止性が著しく向上する。なお、本発明におけ
る酸分解性基間の距離は、酸分解性基を除く、経由結合
原子数で示される。例えば、以下の化合物(1),
(2)の場合、酸分解性基間の距離は、各々結合原子4
個であり、化合物(3)では結合原子12個である。
【0022】
【化1】
【0023】また、本発明の酸分解性溶解阻止化合物
は、1つのベンゼン環上に複数個の酸分解性基を有して
いても良いが、好ましくは、1つのベンゼン環上に1個
の酸分解性基を有する骨格から構成される化合物であ
る。酸分解性溶解阻止化合物中のアルカリ可溶基(フェ
ノール性水酸基)の数nSと酸分解性基の数nBが、 0≦nS/(nS+nS)<0.5 の関係にある場合が特に好ましい。更に、本発明の酸分
解性溶解阻止化合物の分子量は3,000以下であり、
好ましくは500〜3,000、更に好ましくは1,0
00〜2,500である。
【0024】本発明の好ましい実施態様においては、酸
により分解し得る基−COO−A0,−O−B0基を含む
基としては、−R0−COO−A0、又は−Ar−O−B
0で示される基が挙げられる。ここでA0は、−C
(R01)(R02)(R03)、−Si(R01)(R02
(R03)もしくは−C(R04)(R05)−O−R06基を
示す。B0は、A0又は−CO− O−A0基を示す。
01、R02、R03、R04及びR05は、それぞれ同一でも
相異していても良く、水素原子、アルキル基、シクロア
ルキル基、アルケニル基もしくはアリール基を示し、R
06はアルキル基もしくはアリール基を示す。但し、R01
〜R03の内少なくとも2つは水素原子以外の基であり、
又、R01〜R03、及びR04〜R06の内の2つの基が結合
して環を形成してもよい。R0は置換基を有していても
良い2価以上の脂肪族もしくは芳香族炭化水素基を示
し、−Ar−は単環もしくは多環の置換基を有していて
も良い2価以上の芳香族基を示す。
【0025】ここで、アルキル基としてはメチル基、エ
チル基、プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル
基、t−ブチル基の様な炭素数1〜4個のものが好まし
く、シクロアルキル基としてはシクロプロピル基、シク
ロブチル基、シクロヘキシル基、アダマンチル基の様な
炭素数3〜10個のものが好ましく、アルケニル基とし
てはビニル基、プロペニル基、アリル基、ブテニル基の
様な炭素数2〜4個のものが好ましく、アリール基とし
てはフエニル基、キシリル基、トルイル基、クメニル
基、ナフチル基、アントラセニル基の様な炭素数6〜1
4個のものが好ましい。また、置換基としては水酸基、
ハロゲン原子(フツ素、塩素、臭素、ヨウ素)、ニトロ
基、シアノ基、上記のアルキル基、メトキシ基・エトキ
シ基・ヒドロキシエトキシ基・プロポキシ基・ヒドロキ
シプロポキシ基・n−ブトキシ基・イソブトキシ基・s
ec−ブトキシ基・t−ブトキシ基等のアルコキシ基、
メトキシカルボニル基・エトキシカルボニル基等のアル
コキシカルボニル基、ベンジル基・フエネチル基・クミ
ル基等のアラルキル基、アラルキルオキシ基、ホルミル
基・アセチル基・ブチリル基・ベンゾイル基・シアナミ
ル基・バレリル基等のアシル基、ブチリルオキシ基等の
アシロキシ基、上記のアルケニル基、ビニルオキシ基・
プロペニルオキシ基・アリルオキシ基・ブテニルオキシ
基等のアルケニルオキシ基、上記のアリール基、フエノ
キシ基等のアリールオキシ基、ベンゾイルオキシ基等の
アリールオキシカルボニル基を挙げることができる。
【0026】好ましくは、シリルエーテル基、クミルエ
ステル基、アセタール基、テトラヒドロピラニルエーテ
ル基、エノールエーテル基、エノールエステル基、第3
級のアルキルエーテル基、第3級のアルキルエステル
基、第3級のアルキルカーボネート基等である。更に好
ましくは、第3級アルキルエステル基、第3級アルキル
カーボネート基、クミルエステル基、テトラヒドロピラ
ニルエーテル基である。
【0027】好ましくは、特開平1−289946号、
特開平1−289947号、特開平2−2560号、特
開平3−128959号、特開平3−158855号、
特開平3−179353号、特開平3−191351
号、特開平3−200251号、特開平3−20025
2号、特開平3−200253号、特開平3−2002
54号、特開平3−200255号、特開平3−259
149号、特開平3−279958号、特開平3−27
9959号、特開平4−1650号、特開平4−165
1号、特開平4−11260号、特開平4−12356
号、特開平4−12357号、特願平3−33229
号、特願平3−230790号、特願平3−32043
8号、特願平4−25157号、特願平4−52732
号、特願平4−103215号、特願平4−10454
2号、特願平4−107885号、特願平4−1078
89号、同4−152195号等の明細書に記載された
ポリヒドロキシ化合物のフエノール性OH基の一部もし
くは全部を上に示した基、−R0−COO−A0もしくは
0基で結合し、保護した化合物が含まれる。
【0028】更に好ましくは、特開平1−289946
号、特開平3−128959号、特開平3−15885
5号、特開平3−179353号、特開平3−2002
51号、特開平3−200252号、特開平3−200
255号、特開平3−259149号、特開平3−27
9958号、特開平4−1650号、特開平4−112
60号、特開平4−12356号、特開平4−1235
7号、特願平4−25157号、特願平4−10321
5号、特願平4−104542号、特願平4−1078
85号、特願平4−107889号、同4−15219
5号の明細書に記載されたポリヒドロキシ化合物を用い
たものが挙げられる。
【0029】より具体的には、一般式[I]〜[XV
I]で表される化合物が挙げられる。
【0030】
【化2】
【0031】
【化3】
【0032】
【化4】
【0033】
【化5】
【0034】ここで、 R1,R2,R3,R4:同一でも異なっていても良く、水
素原子、−R0−COO−A0もしくはB0基、 R1:−CO−,−COO−,−NHCONH−,−N
HCOO−,−O−,−S−,−SO−,−SO2−,
−SO3−,もしくは
【0035】
【化6】
【0036】ここで、G=2〜6 但し、G=2の時は
4,R5のうち少なくとも一方はアルキル基、 R4,R5:同一でも異なっていても良く、水素原子,ア
ルキル基,アルコキシ基,−OH,−COOH,−C
N,ハロゲン原子,−R6−COOR7,もしくは−R8
−OH、 R6,R8:アルキレン基、 R7:水素原子,アルキル基,アリール基,もしくはア
ラルキル基、 R2,R3,R9〜R12,R15,R17〜R21,R25
27,R30〜R32,R37〜R42,R46〜R49及びR51
同一でも異なっても良く、水素原子,水酸基,アルキル
基,アルコキシ基,アシル基,アシロキシ基,アリール
基,アリールオキシ基,アラルキル基,アラルキルオキ
シ基,ハロゲン原子,ニトロ基,カルボキシル基,シア
ノ基,もしくは −N(R13)(R14)(R13,R14:H,アルキル基,もしくは
アリール基)、 R16:単結合,アルキレン基,もしくは
【0037】
【化7】
【0038】R22,R24:同一でも異なっても良く、単
結合,アルキレン基,−O−,−S−,−CO−,もし
くはカルボキシル基、 R23:水素原子,アルキル基,アルコキシ基,アシル
基,アシロキシ基,アリール基,ニトロ基,水酸基,シ
アノ基,もしくはカルボキシル基、但し、水酸基の水素
が−R0−COO−A0基叉は−B0 基で置換されていて
もよい、 R28,R29:同一でも異なっても良く、メチレン基,低
級アルキル置換メチレン基,ハロメチレン基,もしくは
ハロアルキル基、但し本願において低級アルキル基とは
炭素数1〜4のアルキル基を指す、 R33〜R36:同一でも異なっても良く、水素原子,もし
くはアルキル基、 R43〜R45:同一でも異なっても良く、水素原子,アル
キル基,アルコキシ基,アシル基,もしくはアシロキシ
基、 R50:水素原子,−R0−COO−A0基、−B0 基、も
しくは
【0039】
【化8】
【0040】R52,R53:同一でも異なっても良く、水
素原子,低級アルキル基,低級ハロアルキル基,もしく
はアリール基、 R54〜R57:同一でも異なっていても良く、水素原子,
水酸基,ハロゲン原子,ニトロ基,シアノ基,カルボニ
ル基,アルキル基,アルコキシ基,アルコキシカルボニ
ル基,アラルキル基,アラルキルオキシ基,アシル基,
アシロキシ基,アルケニル基,アルケニルオキシ基,ア
リール基,アリールオキシ基,もしくはアリールオキシ
カルボニル基、但し、各4個の同一記号の置換基は同一
の基でなくても良い、 Y:−CO−,もしくは−SO2−、 Z,B:単結合,もしくは−O−、 A:メチレン基,低級アルキル置換メチレン基,ハロメ
チレン基,もしくはハロアルキル基、 E:単結合,もしくはオキシメチレン基、 a〜z,a1〜y1:複数の時、()内の基は同一または異な
っていてもよい、 a〜q、s,t,v,g1〜i1,k1〜m1,o1,q1,s1,u1:0もしくは
1〜5の整数、 r,u,w,x,y,z,a1〜f1,p1,r1,t1,v1〜x1:0もしくは1〜
4の整数、 j1,n1,z1,a2,b2,c2,d2:0もしくは1〜3の整数、 z1,a2,c2,d2のうち少なくとも1つは1以上、 y1:3〜8の整数、 (a+b),(e+f+g),(k+l+m),(q+r+s),(w+x+y),(c1+d1),(g1+
h1+i1+j1),(o1+p1),(s1+t1)≧2、 (j1+n1)≦3、 (r+u),(w+z),(x+a1),(y+b1),(c1+e1),(d1+f1),(p1+r1),
(t1+v1),(x1+w1)≦4、但し一般式[V]の場合は(w+
z),(x+a1)≦5、 (a+c),(b+d),(e+h),(f+i),(g+j),(k+n),(l+o),(m+p),(q
+t),(s+v),(g1+k1),(h1+l1),(i1+m1),(o1+q1),(s1+u1)
≦5、 を表す。
【0041】
【化9】
【0042】
【化10】
【0043】
【化11】
【0044】
【化12】
【0045】好ましい化合物骨格の具体例を以下に示
す。
【0046】
【化13】
【0047】
【化14】
【0048】
【化15】
【0049】
【化16】
【0050】
【化17】
【0051】
【化18】
【0052】
【化19】
【0053】
【化20】
【0054】
【化21】
【0055】
【化22】
【0056】
【化23】
【0057】
【化24】
【0058】
【化25】
【0059】
【化26】
【0060】
【化27】
【0061】
【化28】
【0062】
【化29】
【0063】
【化30】
【0064】
【化31】
【0065】化合物(1)〜(63)中のRは、水素原
子、
【0066】
【化32】
【0067】を表す。但し、少なくとも2個、もしくは
構造により3個は水素原子以外の基であり、各置換基R
は同一の基でなくても良い。
【0068】本発明(c)に用いられる化合物の添加量
は、感光性組成物の全重量(溶媒を除く)を基準として
3〜50重量%であり、好ましくは5〜35重量%の範
囲である。
【0069】(C)活性光線又は放射線の照射により酸
を発生する化合物(本発明(b)の化合物) 本発明で使用される活性光線または放射線の照射により
分解して酸を発生する化合物としては、光カチオン重合
の光開始剤、光ラジカル重合の光開始剤、色素類の光消
色剤、光変色剤、あるいはマイクロレジスト等に使用さ
れている公知の光により酸を発生する化合物およびそれ
らの混合物を適宜に選択して使用することができる。た
とえば S.I.Schlesinger,Photogr.Sci.Eng.,18,387(197
4)、T.S.Bal etal,Polymer,21,423(1980)等に記載のジ
アゾニウム塩、米国特許第4,069,055号、同4,069,056
号、同 Re 27,992号、特願平3-140,140号等に記載のア
ンモニウム塩、D.C.Necker etal,Macromolecules,17,24
68(1984)、C.S.Wen etal,Teh,Proc.Conf.Rad.Curing AS
IA,p478 Tokyo,Oct(1988)、米国特許第4,069,055号、同
4,069,056号等に記載のホスホニウム塩、J.V.Crivello
etal,Macromorecules,10(6),1307(1977)、Chem.&Eng.Ne
ws,Nov.28,p31(1988)、欧州特許第104,143号、米国特許
第339,049号、同第410,201号、特開平2-150,848号、特
開平2-296,514号等に記載のヨードニウム塩、J.V.Crive
llo etal,Polymer J.17,73(1985)、J.V.Crivello eta
l.J.Org.Chem.,43,3055(1978)、W.R.Watt etal,J.Polym
er Sci.,Polymer Chem.Ed.,22,1789(1984)、J.V.Crivel
lo etal,Polymer Bull.,14,279(1985)、J.V.Crivello e
tal,Macromorecules,14(5),1141(1981)、J.V.Crivello
etal,J.PolymerSci.,Polymer Chem.Ed.,17,2877(197
9)、欧州特許第370,693 号、同3,902,114号同233,567
号、同297,443号、同297,442号、米国特許第4,933,377
号、同161,811号、同410,201号、同339,049号、同4,76
0,013号、同4,734,444号、同2,833,827号、獨国特許第
2,904,626号、同3,604,580号、同3,604,581号等に記載
のスルホニウム塩、J.V.Crivello etal,Macromorecule
s,10(6),1307(1977)、J.V.Crivello etal,J.PolymerSc
i.,Polymer Chem.Ed., 17,1047(1979)等に記載のセレノ
ニウム塩、C.S.Wen etal,Teh,Proc.Conf.Rad.Curing AS
IA,p478 Tokyo,Oct(1988)等に記載のアルソニウム塩等
のオニウム塩、米国特許第3,905,815号、特公昭46-4605
号、特開昭48-36281号、特開昭55-32070号、特開昭60-2
39736号、特開昭61-169835号、特開昭61-169837号、特
開昭62-58241号、特開昭62-212401号、特開昭63-70243
号、特開昭63-298339号等に記載の有機ハロゲン化合
物、K.Meier etal,J.Rad.Curing,13(4),26(1986)、T.P.
Gill etal,Inorg.Chem.,19,3007(1980)、D.Astruc,Ac
c.Chem.Res.,19(12),377(1896)、特開平2-161445号等に
記載の有機金属/有機ハロゲン化物、S.Hayase etal,
J.Polymer Sci.,25,753(1987)、E.Reichmanis etal,J.Ph
olymer Sci.,Polymer Chem.Ed.,23,1(1985)、Q.Q.Zhu et
al,J.Photochem.,36,85,39,317(1987)、B.Amit etal,Tet
rahedron Lett.,(24)2205(1973)、D.H.R.Barton etal,J.
Chem Soc.,3571(1965)、P.M.Collins etal,J.Chem.SoC.,
Perkin I,1695(1975)、M.Rudinstein etal,Tetrahedron
Lett.,(17),1445(1975)、J.W.Walker etalJ.Am.Chem.So
c.,110,7170(1988)、S.C.Busman etal,J.Imaging Techno
l.,11(4),191(1985)、H.M.Houlihan etal,Macormolecule
s,21,2001(1988)、P.M.Collins etal,J.Chem.Soc.,Chem.
Commun.,532(1972)、S.Hayase etal,Macromolecules,18,
1799(1985)、E.Reichmanis etal,J.Electrochem.Soc.,So
lid State Sci.Technol.,130(6)、F.M.Houlihan etal,Ma
cromolcules,21,2001(1988)、 欧州特許第0290,750号、
同046,083号、同156,535号、同271,851号、同0,388,343
号、 米国特許第3,901,710号、同4,181,531号、特開昭60
-198538号、特開昭53-133022号等に記載の0−ニトロベ
ンジル型保護基を有する光酸発生剤、M.TUNOOKA etal,
Polymer Preprints Japan,35(8)、G.Berner etal,J.Rad.
Curing,13(4)、W.J.Mijs etal,Coating Technol.,55(69
7),45(1983),Akzo、H.Adachi etal,Polymer Preprints,
Japan,37(3)、欧州特許第0199,672号、同84515号、同19
9,672号、同044,115号、同0101,122号、米国特許第4,61
8,564号、同4,371,605号、同4,431,774号、特開昭64-18
143 号、特開平2-245756号、特願平3-140109号等に記載
のイミノスルフォネ−ト等に代表される光分解してスル
ホン酸を発生する化合物、特開昭61-166544号等に記 載
のジスルホン化合物を挙げることができる。
【0070】また、これらの光により酸を発生する基、
あるいは化合物をポリマーの主鎖または 側鎖に導入し
た化合物、たとえば、M.E.Woodhouse etal,J.Am.Chem.
Soc.,104,5586(1982)、S.P.Pappas etal,J.Imaging Sc
i.,30(5),218(1986)、S.Kondoetal,Makromol.Chem.,Rap
id Commun.,9,625(1988)、Y.Yamadaetal,Makromol.Che
m.,152,153,163(1972)、J.V.Crivello etal,J.PolymerS
ci.,Polymer Chem.Ed.,17,3845(1979)、米国特許第3,84
9,137号、獨国特許第3914407、特開昭63-26653号、 特
開昭55-164824号、特開昭62-69263号、特開昭63-146038
、特開昭63-163452号、特開昭62-153853号、特開昭63-
146029号等に記載の化合物を用いることができる。
【0071】さらにV.N.R.Pillai,Synthesis,(1),1(198
0)、A.Abad etal,Tetrahedron Lett.,(47)4555(1971)、
D.H.R.Barton etal,J.Chem.Soc.,(C),329(1970)、米国
特許第3,779,778号、欧州特許第126,712号等に記載の光
により酸を発生する化合物も使用することができる。
【0072】上記活性光線または放射線の照射により分
解して酸を発生する化合物の中で、特に有効に用いられ
るものについて以下に説明する。 (1)トリハロメチル基が置換した下記一般式(PAG
1)で表されるオキサゾール誘導体または一般式(PA
G2)で表されるS−トリアジン誘導体。
【0073】
【化33】
【0074】式中、R1は置換もしくは未置換のアリー
ル基、アルケニル基、R2は置換もしくは未置換のアリ
ール基、アルケニル基、アルキル基、−CY3をしめ
す。Y は塩素原子または臭素原子を示す。具体的には
以下の化合物を挙げることができるがこれらに限定され
るものではない。
【0075】
【化34】
【0076】
【化35】
【0077】
【化36】
【0078】(2)下記の一般式(PAG3)で表され
るヨードニウム塩、または一般式(PAG4)で表され
るスルホニウム塩。
【0079】
【化37】
【0080】ここで式Ar1、Ar2は各々独立に置換も
しくは未置換のアリール基を示す。好ましい置換基とし
ては、アルキル基、ハロアルキル基、シクロアルキル
基、アリール基、アルコキシ基、ニトロ基、カルボキシ
ル基、アルコキシカルボニル基、ヒロドキシ基、メルカ
プト基およびハロゲン原子が挙げられる。
【0081】R3,R4,R5は各々独立に、置換もしく
は未置換のアルキル基、アリール基を示す。好ましくは
炭素数6〜14のアリール基、炭素数1〜8のアルキル
基およびそれらの置換誘導体である。好ましい置換基と
しては、アリール基に対しては炭素数1〜8のアルコキ
シ基、炭素数1〜8のアルキル基、ニトロ基、カルボキ
シル基、ヒロドキシ基およびハロゲン原子であり、アル
キル基に対しては炭素数1〜8のアルコキシ基、カルボ
キシル基、アルコシキカルボニル基である。
【0082】Z-は対アニオンを示し、例えばBF4 -
AsF6 -、PF6 -、SbF6 -、SiF6 2-、ClO4 -
CF3SO3 -等のパーフルオロアルカンスルホン酸アニ
オン、ペンタフルオロベンゼンスルホン酸アニオン、ナ
フタレン−1−スルホ ン酸アニオン等の縮合多核芳香
族スルホン酸アニオン、アントラキノンスルホン酸アニ
オン、スルホン酸基含有染料等を挙げることができるが
これらに限定されるものではない。
【0083】またR3,R4,R5のうちの2つおよびA
1、Ar2はそれぞれの単結合または置換基を介して結
合してもよい。
【0084】具体例としては以下に示す化合物が挙げら
れるが、これらに限定されるものではない。
【0085】
【化38】
【0086】
【化39】
【0087】
【化40】
【0088】
【化41】
【0089】
【化42】
【0090】
【化43】
【0091】
【化44】
【0092】
【化45】
【0093】
【化46】
【0094】
【化47】
【0095】
【化48】
【0096】
【化49】
【0097】一般式 (PAG3)、(PAG4)で示
される上記オニウム塩は公知であり、たと え ばJ.W.Kn
apczyk etal,J.Am.Chem.Soc.,91,145(1969)、A.L.Mayco
k etal, J.Org.Chem.,35,2532,(1970)、E.Goethas etal
,Bull.Soc.Chem.Belg.,73,546,(1964) 、H.M.Leiceste
r、J.Ame.Chem.Soc.,51,3587(1929)、J.V.Crivello eta
l,J.Polym.Chem.Ed.,18,2677(1980) 、米国特許第2,80
7,648 号および同4,247,473号、特開 昭53-101,331号等
に記載の方法により合成することができる。
【0098】(3)下記一般式(PAG5)で表される
ジスルホン誘導体または一般式(PAG6)で表される
イミノスルホネート誘導体。
【0099】
【化50】
【0100】式中Ar3、Ar4は各々独立に置換もしく
は未置換のアリール基を示す。R6は置換もしくは未置
換のアルキル基、アリール基を示す。Aは置換もしくは
未置換のアルキレン基、アルケニレン基、アリーレン基
を示す。具体例としては以下に示す化合物が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。
【0101】
【化51】
【0102】
【化52】
【0103】
【化53】
【0104】
【化54】
【0105】
【化55】
【0106】これらの活性光線または放射線の照射によ
り分解して酸を発生する化合物の添加量は、感光性組成
物の全重量(塗布溶媒を除く)を基準として通常0.0
01〜40重量%の範囲で用いられ、好ましくは0.0
1〜20重量%、更に好ましくは0.1〜5重量%の範
囲で使用される。
【0107】本発明の感光性組成物には必要に応じて、
更に染料、顔料、可塑剤、界面活性剤、光増感剤及び現
像液に対する溶解性を促進させるフエノール性OH基を
2個以上有する化合物などを含有させることができる。
好適な染料としては油性染料及び塩基性染料がある。具
体的にはオイルイエロー#101、オイルイエロー#1
03、オイルピンク#312、オイルグリーンBG、オ
イルブルーBOS,オイルブルー#603、オイルブラ
ックBY、オイルブラックBS、オイルブラックT−5
05(以上オリエント化学工業株式会社製)、クリスタ
ルバイオレット(CI42555)、メチルバイオレッ
ト(CI42535)、ローダミンB(CI45170
B)、マラカイトグリーン(CI42000)、メチレ
ンブルー(CI52015)等を挙げることができる。
【0108】さらに、下記に挙げるような分光増感剤を
添加し、使用する光酸発生剤が吸収を持たない遠紫外よ
り長波長領域に増感させることで、本発明の感光性組成
物をiまたはg線に感度を持たせることができる。好適
な分光増感剤としては、具体的にはベンゾフェノン、
p,p’−テトラメチルジアミノベンゾフェノン、p,
p’−テトラエチルエチルアミノベンゾフェノン、2−
クロロチオキサントン、アントロン、9−エトキシアン
トラセン、アントラセン、ピレン、ペリレン、フェノチ
アジン、ベンジル、アクリジンオレンジ、ベンゾフラビ
ン、セトフラビン−T、9,10−ジフェニルアントラ
セン、9−フルオレノン、アセトフェノン、フェナント
レン、2−ニトロフルオレン、5−ニトロアセナフテ
ン、ベンゾキノン、2−クロロ−4−ニトロアニリン、
N−アセチル−p−ニトロアニリン、p−ニトロアニリ
ン、、N−アセチル−4−ニトロ−1−ナフチルアミ
ン、ピクラミド、アントラキノン、2−エチルアントラ
キノン、2−tert−ブチルアントラキノン1,2−ベン
ズアンスラキノン、3−メチル−1,3−ジアザ−1,
9−ベンズアンスロン、ジベンザルアセトン、1,2−
ナフトキノン、3,3’−カルボニル−ビス(5,7−
ジメトキシカルボニルクマリン)及びコロネン等である
がこれらに限定されるものではない。
【0109】現像液に対する溶解性を促進させるフェノ
ール性OH基を2個以上有する好適な化合物としては、
前出の一般式[I]〜[XVI]の化合物(但し、R1
〜R7は水素原子、R60〜R64の内少なくとも1つは水
酸基である)を挙げることができるが、これらに限定さ
れるものではない。
【0110】本発明の感光性組成物は、上記各成分を溶
解する溶媒に溶かして支持体上に塗布する。ここで使用
する溶媒としては、エチレンジクロライド、シクロヘキ
サノン、シクロペンタノン、2−ヘプタノン、γ−ブチ
ロラクトン、メチルエチルケトン、エチレングリコール
モノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエ
ーテル、2−メトキシエチルアセテート、エチレングリ
コールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリ
コールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノ
メチルエーテルアセテート、トルエン、酢酸エチル、乳
酸メチル、乳酸エチル、メトキシプロピオン酸メチル、
エトキシプロピオン酸エチル、ピルビン酸メチル、ピル
ビン酸エチル、ピルビン酸プロピル、N,N−ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロ
リドン、テトラヒドロフラン等が好ましく、これらの溶
媒を単独あるいは混合して使用する。
【0111】上記溶媒に界面活性剤を加えることもでき
る。具体的には、ポリオキシエチレンラウリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキ
シエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンオレイ
ルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルエーテル
類、ポリオキシエチレンオクチルフェノールエーテル、
ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル等のポリ
オキシエチレンアルキルアリルエーテル類、ポリオキシ
エチレン・ポリオキシプロピレンブロックコポリマー
類、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミ
テート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンモノ
オレエート、ソルビタントリオレエート、ソルビタント
リステアレート等のソルビタン脂肪酸エステル類、ポリ
オキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシ
エチレンソルビタンモノパルミテ−ト、ポリオキシエチ
レンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレン
ソルビタントリオレエート、ポリオキシエチレンソルビ
タントリステアレート等のポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル類等のノニオン系界面活性剤、エフト
ップEF301,EF303,EF352(新秋田化成
(株)製)、メガファックF171,F173 (大日
本インキ(株)製)、フロラ−ドFC430,FC43
1(住友スリーエム(株)製)、アサヒガードAG71
0,サーフロンS−382,SC101,SC102,
SC103,SC104,SC105,SC106(旭
硝子(株)製)等のフッ素系界面活性剤、オルガノシロ
キサンポリマーKP341(信越化学工業(株)製)や
アクリル酸系もしくはメタクリル酸系(共)重合ポリフ
ローNo.75,No.95(共栄社油脂化学工業
(株)製)等を挙げることができる。これらの界面活性
剤の配合量は、本発明の組成物中の固形分100重量部
当たり、通常、2重量部以下、好ましくは1重量部以下
である。これらの界面活性剤は単独で添加してもよい
し、また、いくつかの組み合わせで添加することもでき
る。
【0112】上記感光性組成物を精密集積回路素子の製
造に使用されるような基板(例:シリコン/二酸化シリ
コン被覆)上にスピナー、コーター等の適当な塗布方法
により塗布後、所定のマスクを通して露光し、ベークを
行い現像することにより良好なレジストパターンを得る
ことができる。
【0113】本発明の感光性組成物の現像液としては、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、
ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、アンモニア
水等の無機アルカリ類、エチルアミン、n−プロピルア
ミン等の第一アミン類、ジエチルアミン、ジ−n−ブチ
ルアミン等の第二アミン類、トリエチルアミン、メチル
ジエチルアミン等の第三アミン類、ジメチルエタノール
アミン、トリエタノールアミン等のアルコールアミン
類、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラエ
チルアンモニウムヒドロキシド等の第四級アンモニウム
塩、ピロール、ピヘリジン等の環状アミン類等のアルカ
リ性水溶液を使用することができる。アルカリ活性度と
しては、0.001〜1N、好ましくは0.005〜
0.5N、特に好ましくは0.01〜0.2Nである。
更に、上記アルカリ性水溶液にアルコール類、界面活性
剤を適当量添加して使用することもできる。以下、本発
明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明の内容
がこれにより限定されるものではない。
【0114】
【実施例】
[アルカリ可溶性樹脂の合成] 〔合成例−1〕m−クレゾール50g、p−クレゾール
50g、37%ホルマリン水溶液44g、及び蓚酸0.
13gを3つ口フラスコに仕込み、攪拌しながら100
℃まで昇温し、15時間反応させた。その後200℃ま
で上げ、徐々に5mmHgまで減圧して、水、未反応の
モノマー、ホルムアルデヒド、蓚酸等を除去した。次い
で、溶融したアルカリ可溶性ノボラック樹脂を室温に戻
して回収した。得られた樹脂(A−1)は重量平均分子
量2600(ポリスチレン換算)であった。
【0115】〔合成例−2〜6〕表1に示す組成比で合
成例−1と同様な反応を行い、ノボラック樹脂(A−2
〜A−6)を合成した。得られた樹脂の重量平均分子量
(ポリスチレン換算)を表1に示した。
【0116】〔合成例−7〕 (i)p−tert−ブトキシスチレン17.6gに触
媒量の2,2’−アゾビスイソブチロニトリルを添加し
て、トルエン溶媒中、窒素雰囲気下、80℃で8時間重
合反応させた。反応液を冷却後、メタノール中に注入
し、晶析させ、析出晶を濾取、メタノール洗浄、減圧乾
燥してポリ(p−tert−ブトキシスチレン)の白色
粉末14.8gを得た。重量平均分子量(ポリスチレン
換算)は14,300であった。
【0117】(ii)このポリ(p−tert−ブトキ
シスチレン)14.0gを、1,4−ジオキサンに溶解
させ、濃塩酸10mlを加え、攪拌還流を8時間行い、
冷却後、反応液を水中に注入、晶析させ、析出晶を濾
取、水洗、減圧乾燥してポリ(p−ヒドロキシスチレ
ン)の白色粉末(樹脂A−7)8.7gを得た。1H-N
MRを用いて、得られた樹脂A−7にp−tert−ブ
トキシスチレン単位が含まれていないことを確認した。
得られた樹脂の重量平均分子量(ポリスチレン換算)は
11,000であった。
【0118】〔合成例−8,9〕合成例−7(i)の重
合時間のみを変化させて同様の反応を行い、分子量の異
なるポリ(p−ヒドロキシスチレン)(A−8,A−
9)を合成した。得られた樹脂の重量平均分子量(ポリ
スチレン換算)を表1に示した。
【0119】
【表1】
【0120】[溶解阻止剤の合成] 〔合成例−10〕α,α',α''-トリス(4-ヒト゛ロキシフェニル)-1,
3,5-トリイソフ゜ロヒ゜ルヘ゛ンセ゛ン 20g をテトラヒト゛ロフラン400ml に溶解
した。この溶液に窒素雰囲気下でtert-フ゛トキシカリウム 14g
を加え、室温にて10分間攪拌後、シ゛-tert-フ゛チルシ゛カーホ゛
ネート 29.2g を加えた。室温下、3時間反応させ、反応液
を氷水に注ぎ、生成物を酢酸エチルで抽出した。酢酸エ
チル層を更に水洗浄し、乾燥させた後溶媒を留去した。
得られた結晶性の固体を再結晶後(ジエチルエーテ
ル)、乾燥させ、化合物例(31:Rは全てt−BOC
基)25.6g を得た。
【0121】〔合成例−11〕α,α',α''-トリス(4-ヒト゛
ロキシフェニル)-1,3,5-トリイソフ゜ロヒ゜ルヘ゛ンセ゛ン 20g をシ゛エチルエーテル400
ml に溶解した。この溶液に窒素雰囲気下で3,4-シ゛ヒト゛ロ-
2H-ヒ゜ラン31.6g、触媒量の塩酸を加え、リフラツクス下2
4時間反応させた。反応終了後、少量の水酸化ナトリウ
ムを加え濾過した。濾液の溶媒を留去し、得られた生成
物をカラムクロマトグラフイーで精製し、乾燥させ、化
合物例(31:Rは総てTHP基)を得た。
【0122】〔合成例−12〕α,α',α"−トリス(4
−ヒドロキシフエニル)−1,3,5−トリイソプロピル
ベンゼン19.2g(0.040モル)のN,N−ジメ
チルアセトアミド120ml溶液に、炭酸カリウム2
1.2g(0.15モル)、更にブロモ酢酸t−ブチル
27.1g(0.14モル)を添加し、120℃にて7
時間撹拌した。その後反応混合物を水1.5lに投入
し、酢酸エチルにて抽出した。硫酸マグネシウムにて乾
燥後、抽出液を濃縮し、カラムクロマトグラフイー(担
体:シリカゲル,展開溶媒:酢酸エチル/n−ヘキサン
=3/7(体積比))にて精製した結果淡黄色粘稠固体
30gを得た。NMRにより、これが化合物例(31:
Rは総て−CH2COOC49 t基)であることを確認し
た。
【0123】〔合成例−13〕1−[α−メチル−α−
(4'−ヒドロキシフェニル)エチル]−4−[α',
α'−ビス(4"−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼ
ン42.4g(0.10モル)をN,N−ジメチルアセ
トアミド300mlに溶解し、これに炭酸カリウム4
9.5g(0.35モル)、及びブロモ酢酸クミルエス
テル84.8g(0.33モル)を添加した。その後、
120℃にて7時間撹拌した。反応混合物をイオン交換
水2lに投入し、酢酸にて中和した後、酢酸エチルにて
抽出した。酢酸エチル抽出液を濃縮し、合成例[3]と
同様に精製し、化合物例(18:Rは総て−CH2CO
OC(CH3265基)70gを得た。
【0124】〔合成例−14〕α,α,α',α',α",α"
−ヘキサキス(4−ヒドロキシフエニル)−1,3,5−
トリエチルベンゼン14.3g(0.020モル)の
N,N−ジメチルアセトアミド120ml溶液に、炭酸
カリウム21.2g(0.15モル)、更にブロモ酢酸
t−ブチル27.1g(0.14モル)を添加し、12
0℃にて7時間撹拌した。その後、反応混合物を水1.
5lに投入し、酢酸エチルにて抽出した。硫酸マグネシ
ウムにて乾燥後、抽出液を濃縮し、カラムクロマトグラ
フイー(担体:シリカゲル、展開溶媒:酢酸エチル/n
−ヘキサン=2/8(体積比))にて精製した結果、淡黄
色粉体24gを得た。NMRにより、これが化合物例
(62:Rは総て−CH2−COO−C49 t基)である
ことを確認した。
【0125】〔合成例−15〕α,α',α"−トリス(4
−ヒドロキシフエニル)−1,3,5−トリイソプロピル
ベンゼン20g(0.042モル)をテトラヒドロフラ
ン(THF)400mlに溶解した。この溶液に窒素雰
囲気下でt−ブトキシカリウム9.3g(0.083モ
ル)を加え、室温にて10分間撹拌後、ジ−t−ブチル
ジカーボネート19.5g(0.087モル)を加え
た。室温下、3時間反応させ、反応液を氷水に注ぎ、生
成物を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル抽出液を濃縮
し、カラムクロマトグラフイー(担体:シリカゲル、展
開溶媒:酢酸エチル/n−ヘキサン=1/5(体積比))
にて分別精製した結果、化合物例(31:2個のRはt
−BOC基、1個のRは水素原子)7gを得た。
【0126】〔合成例−16〕α,α',α"−トリス(4
−ヒドロキシフエニル)−1,3,5−トリイソプロピル
ベンゼン48.1g(0.10モル)をジメチルアセト
アミド300mlに溶解し、これに炭酸カリウム22.
1g(0.16モル)、及びブロモ酢酸t−ブチル4
2.9g(0.22モル)を添加した。その後、120
℃にて5時間撹拌した。反応混合物をイオン交換水2l
に投入し、酢酸にて中和した後、酢酸エチルで抽出し
た。酢酸エチル抽出液を濃縮し、カラムクロマトグラフ
イー(担体:シリカゲル、展開溶媒:酢酸エチル/n−
ヘキサン=1/5(体積比))にて分別精製した結果、化
合物例(31:2個のRは−CH2−COO−C4
9 t基、1個のRは水素原子)10gを得た。
【0127】〔アルカリ可溶性樹脂の溶解速度の測定〕
樹脂(A−1)2gをエチルセロソルブアセテート(E
CA)6gに溶解し、0.2μmのフィルターで濾過し
てノボラック溶液を調製した。この溶液をスピンコータ
ーを用いてシリコンウエハー上に塗布し、100℃、6
0秒間真空吸着型のホットプレートで乾燥して、厚さ
1.0μmのノボラック樹脂の膜を得た。溶解速度モニ
ター(DRM:パーキンエルマー社製)を用い、この膜
の1.19%TMAH水溶液(23℃)に対するアルカ
リ溶解速度を測定したところ、0.025μm/秒であ
った。同様にして、実施例及び比較例で用いた樹脂の溶
解速度を測定し、表2に示した。
【0128】実施例1〜17 上記合成例で示した本発明の化合物を用い、表2に示す
組成比でレジストを調製した。
【0129】比較例1〜3 欧州特許第249,139号明細書に記載されている化合物ジ
−t−ブチルテレフタレート,4−t−ブトキシ−p−
ビフェニル,t−ブチル−2−ナフチルカーボネートを
溶解阻止剤として表2に示す組成比で3成分系ポジ型レ
ジストを調製した。
【0130】比較例4 1.19%TMAH水溶液に対する23℃での溶解速度
が0.001μm/秒であるノボラック樹脂(NO
V)、本発明(c)の化合物60(酸分解性基=TB
E)、光酸発生剤(PAG4−4)を用いて、表2に示
す組成比で3成分系ポジ型レジストを調製した。
【0131】
【表2】
【0132】表2において使用した略号は下記の内容を
表す。
【0133】<ポリマー> NOV ノホ゛ラック樹脂(m/p=6/4, 重量平均分子量=7,800) HNOV 水素化ノホ゛ラック樹脂(水素化率=10モル%,m=100, 重
量平均分子量=6,700) HPVP 水素化p-ヒト゛ロキシスチレンホ゜リマー(水素化率=10モル%,
重量平均分子量=5,200) TBOCS t-フ゛トキシカルホ゛ニルオキシスチレ
ンホ゜リマー(数平均分子量21,600)
【0134】<溶解阻止剤> DTBTP シ゛-t-フ゛チルテレフタレート TBPBP 4-t-フ゛トキシ-p-ヒ゛フェニル TBNC t-フ゛チル-2-ナフチルカーホ゛ネート
【0135】<溶解阻止剤中酸分解性基>
【0136】
【化56】
【0137】[感光性組成物の調製と評価−1]表3に
示す各素材をジグライム6gに溶解し、0.2μmのフ
ィルターで濾過してレジスト溶液を作成した。このレジ
スト溶液を、3000rpmの回転数のスピンコーター
を利用して、シリコンウエハー上に塗布し、110℃6
0秒間真空吸着型のホットプレートで乾燥して、膜厚
1.0μmのレジスト膜を得た。このレジスト膜に、2
48nmKrFエキシマレーザーステツパー(NA=
0.42)を用いて露光を行った。露光後85℃(実施
例7〜9、12、15、17においては100℃)の真
空吸着型ホットプレートで60秒間加熱を行い、ただち
に2.38%(実施例7〜9、12、15、17におい
ては1.19%)テトラメチルアンモニウムハイドロオ
キサイド(TMAH)水溶液で60秒間浸漬し、30秒
間水でリンスして乾燥した。このようにして得られたシ
リコンウエハー上のパターンを走査型電子顕微鏡で観察
し、レジストのプロファイルを評価した。その結果を表
3に示す。
【0138】感度は100μmのマスクパターンを解像
するために必要な最少露光量の逆数をもって定義し、比
較例1の感度の相対値で示した。膜収縮は露光部の露
光,ベーク前後の膜厚の比の百分率で表した。現像によ
る膜減りは未露光部の現像前後の膜厚の比の百分率で表
した。解像力は0.50μmのマスクパターンを再現す
る露光量における限界解像力を表す。
【0139】[評価−2]実施例1で調製したレジスト
液を評価−1と同じ条件でシリコンウエハーへ塗布し、
ベークを行い、評価−1と同じ膜厚のレジスト膜を得
た。この膜に、評価−1と同じ露光を行い、室温下で1
時間放置した後に、評価−1と同じ加熱処理、現像、リ
ンス、及び乾燥を行った。この、露光後1時間放置した
サンプルと評価−1で得た露光後直ちに処理したサンプ
ルとの感度比(露光量比=露光後放置/放置無し)を表
3に示す。
【0140】表3の結果から本発明のレジストは、露光
後のベークによる膜収縮も少なく、良好なプロファイル
と高い解像力を有し、露光後加熱処理まで放置しても感
度低下が少ないことがわかる。
【0141】
【表3】
【0142】
【発明の効果】本発明の化学増幅型のポジ型感光性組成
物は、露光後のベークによる膜収縮及び現像後の膜減り
が少なく、良好なプロファイルと高解像力を有する。ま
た、露光後加熱処理まで経時させても感度低下が少な
い。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)水不溶でアルカリ水溶液に可溶な
    樹脂、 (b)活性光線または放射線の照射により酸を発生する
    化合物、及び (c)酸により分解し得る基を有し、アルカリ現像液中
    での溶解度が酸の作用により増大する、分子量3,00
    0以下の低分子酸分解性溶解阻止化合物、を含有するポ
    ジ型感光性組成物において、該樹脂(a)の1.19%
    テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液に対する
    23℃での溶解速度が0.02μm/秒以上であり、か
    つ、該化合物(c)が、(i)酸で分解し得る基を少な
    くとも2個有し、該酸分解性基間の距離が、最も離れた
    位置において、酸分解性基を除く結合原子を10個以上
    経由する化合物、及び、(ii)酸で分解し得る基を少
    なくとも3個有し、該酸分解性基間の距離が最も離れた
    位置において、酸分解性基を除く結合原子を9個以上経
    由する化合物、から選ばれた少なくとも1種であること
    を特徴とするポジ型感光性組成物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005029189A1 (ja) * 2003-09-18 2005-03-31 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. レジスト用化合物および感放射線性組成物
US7534547B2 (en) 2001-03-29 2009-05-19 Osaka Gas Company Limited Optically active compound and photosensitive resin composition
JP2009109594A (ja) * 2007-10-26 2009-05-21 Fujifilm Corp ポジ型レジスト組成物及びこれを用いたパターン形成方法。
CN108473639A (zh) * 2015-12-25 2018-08-31 三菱瓦斯化学株式会社 化合物、树脂、组合物、抗蚀图案形成方法和电路图案形成方法

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